JPH1035631A - タグの取付方法、タグの取付装置及び条材群の中から特定条材を判別する方法 - Google Patents

タグの取付方法、タグの取付装置及び条材群の中から特定条材を判別する方法

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JPH1035631A
JPH1035631A JP5187697A JP5187697A JPH1035631A JP H1035631 A JPH1035631 A JP H1035631A JP 5187697 A JP5187697 A JP 5187697A JP 5187697 A JP5187697 A JP 5187697A JP H1035631 A JPH1035631 A JP H1035631A
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隆男 竹内
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直行 芦田
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C7/00Affixing tags

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接装置において、鋼棒の端面等、面積の小
さな対称物に対しても正確且つ確実な溶接ができるよう
にする。 【解決手段】 画像処理手段3が有するCCDカメラ4
によって対称物を画像として取り込み、その溶接ポイン
トを座標として確定する。次に、距離検出手段5が有す
るレーザ式変移センサー6によって、この溶接ポイント
に対する距離を計測する。これらの検出データに基づい
て、線送り手段16が溶接線Wrを送り出し、対象物に
正確に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属条材に対する
タグの取付方法、タグの取付装置及び条材群の中から突
出している条材を判別する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図32及び図33に示すように棒鋼や形
鋼等の金属条材Bsを出荷する際には、該金属条材Bs
の所定本数を一まとめにした束Ayごとに、その品種、
ロットナンバー、サイズ等を表示したタグTgを取り付
けるようにしている。このタグTgは、一般に、鋼板製
又はアルミ製等の薄板材に印刷、刻印、シール貼着等が
なされたもので、束Ay中における1本の金属条材Bs
の一端部に、針金材等のタグ付け線材Wrを介して繋ぎ
止めるようになっている。
【0003】従来、このようなタグTgの取付作業は、
全て手作業により行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タグTgの取り付け
は、圧延設備の精整装置から搬出されて直ぐに行うのが
普通であり、この時点において金属条材Bsは未だ高温
の(条鋼の場合で100℃を超える)熱をもっている。
そのため、作業環境としてはかなり過酷なものとなり、
これを改善するには金属条材Bsが冷えるまで放置する
ようなことをするしかなかった。しかし、このようなこ
とは製品の流れを徒に滞らせるだけであり、生産能率的
及びスペース的な悪影響が大きすぎることから採用する
ことはできなかった。
【0005】なお、タグ取付作業を自動化する方法とし
ては、束Ayを構成する結束線に対してタグTgのタグ
付け線材Wrを結び止めるようなことが考えられたが、
この方法では、金属条材Bsを出荷する際のクレーン移
動等によってタグTgが脱落してしまうという問題や、
図34に示すように金属条材Bsの束Ayを積み重ねた
場合等にタグTgが見えなくなってしまう(矢符X参
照)という問題等が予想され、実用に適しないことにな
る。
【0006】更に、束Ayの端部は面一に揃えられた状
態にはなく、各金属条材Bsが軸方向にずれてガタガタ
になっているのが普通である(出入量の最大が50mm
にもなることがある)ので、この中からタグの取り付け
に最適な金属条材Bsを選びだすという作業が必要であ
り、このことが作業を一層面倒化すると共に、自動化を
困難にする一因ともなっていた。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、金属条材に対するタグの取り付けが簡単、迅
速且つ確実強固に行え、しかも金属条材が束とされた場
合であって、且つ束の端面がガタガタになっているとき
にも、束の中の最適な1本の金属条材に対してタグの取
り付けが確実にできるようにしたタグの取付方法及び取
付装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、請求
項1記載の本発明(タグの取付方法)では、金属条材の
端面を画像処理することによって溶接ポイントを検出
し、該溶接ポイントへ向けてタグ付け線材を送り出し、
該タグ付け線材の一端部を溶接ポイントへ溶接すると共
に、該タグ付け線材の他端部にタグを取り付けることを
特徴としている。
【0009】このようにすると、金属条材に対する溶接
ポイント、即ち、金属条材の端面に対する溶接適応位置
(これは端面の中心でも、それ以外でもよい)を確実に
検出することができる。そして、この溶接ポイントに対
してタグ付け線材を送り出す距離を正確に計測すること
も可能になる。すなわち、金属条材に対する溶接ポイン
トを検出した後、予め、この溶接ポイントまでの距離を
検出しておき、この検出距離に基づいてタグ付け線材の
送り出しを行うようにすることが可能である(請求項
2)。
【0010】このようにすると、金属条材に対するタグ
付け線材の供給において、両者を過不足のない正確な突
き合わせ状態にすべく、極めて高精度の位置決めができ
ることになる。また、金属条材とタグ付け線材とを溶接
しているので、金属条材に対するタグの取付強度を強固
なものとすることができ、またその取付作業を簡潔化す
ることが可能である。従って、全作業の自動化も可能に
なる。
【0011】金属条材の材質、断面形状、サイズ等は何
ら限定されるものではない。従って、これに応じてタグ
付け線材の材質や線径等も適宜変更可能である。なお、
タグ付け線材としては溶接線をそのまま用いることが可
能であるが、これとは別に、通常の針金材を用いること
も可能である。このタグ付け線材は、当初から所定長さ
に切断準備されているものでもよいし、溶接手段による
溶接後、又はタグ結合手段によるタグの取付後に切断す
るものでもよい。
【0012】溶接は、電気溶接が好適であるがガス溶接
でもよい。タグは、タグ付け線材に対して当初から(溶
接前から)取り付けておくことも可能であるし、金属条
材へ溶接した後のタグ付け線材に対して取り付けるよう
にしてもよい。この取り付けも、溶接により行うことが
可能であるし、また結び止めにより行ってもよい。
【0013】ところで、前記金属条材が複数本をまとめ
た束にされている場合には、上記請求項1及び請求項2
に記載の基本手順に対して、次の二通りの手順のうち、
いずれか一方を加えるのが好適である。第一の手順は、
溶接ポイントの検出において、束の端部で一部領域又は
全領域に含まれる金属条材について行うようにし、また
距離検出においては、束から所定だけ離れた位置を基準
にして該基準位置と全部の溶接ポイントとの間で個々に
行い、次にこの検出距離の中で最も近い金属条材を選出
するというものである。そして、これらの手順を加えた
後は、選出された金属条材の溶接ポイントを対象とし
て、タグ付け線材の送り出し以降の手順を行うようにす
る(請求項3)。
【0014】また第二の手順は、溶接ポイントの検出に
先立って、束の端部で一部領域又は全領域に含まれる金
属条材の端面を画像処理することで個々の断面積を演算
によって求め、これらの中から断面積の大きな金属条材
を複数本選出すると共に、選出した金属条材について溶
接ポイントを検出し、当該金属条材の溶接ポイントを対
象として、タグ付け線材の送り出し以降の手順を行うよ
うにする(請求項4)。
【0015】このような第一の手順又は第二の手順を加
えると、束の中から最も突出状態にある金属条材を選び
出すことができることになる。すなわち、第一の手順で
は、各溶接ポイントに対する直接的な距離計測を行った
後に、各計測値の比較を行って、最も近い金属条材を選
ぶ方法を採用している。また、第二の手順では、各金属
条材の断面積を計測することで、その大小を比較し、断
面積が大きいものは距離的にも近いものであると判断す
る方法を採用している。
【0016】いずれの手順にしても、束の中から最も突
出状態にある金属条材を1本だけ選んで、これの溶接ポ
イントにタグ付け線材を溶接するようにしているので、
仮に、束の端面がガタガタの状態にあっても、タグ付け
線材の送り出しや溶接を行うための動作又はその機械器
具等が、他の金属条材に衝突干渉することがないという
ことになる。従って、溶接が確実にできる利点を有して
いる。
【0017】一方、請求項5記載の本発明(請求項1乃
至請求項4とは別のタグ取付方法)では、金属条材が複
数本まとめられた束に対して、その端部へ、複数本の接
触子を同様な束状態にして押し付け、最初に退入した接
触子における束中の位置座標に沿ってタグ付け線材を送
り出し、該タグ付け線材の一端部を該当する金属条材へ
溶接すると共に、該タグ付け線材の他端部にタグを取り
付けることを特徴としている。
【0018】この方法は、接触子の束を金属条材の束の
端部へ押し付けることで、最も突出状態にある金属条材
の座標位置を、接触子の座標位置として検出しようとす
るものである。すなわち、この方法では画像処理を行う
必要がなく、従って溶接ポイントの検出も不要となるの
で、制御や演算等に関する処理の容易化等が図れる利点
がある。
【0019】請求項6記載の本発明(タグの取付装置)
では、金属条材の端面を画像として取り込んで演算処理
可能な画像処理手段と、該画像処理手段によって求めら
れた溶接ポイントまでの距離を検出可能な距離検出手段
と、金属条材へタグ付け線材を供給可能な線送り手段
と、上記画像処理手段及び距離検出手段に基づいて線送
り手段を金属条材に対する所定位置へ移動させる支持装
置と、金属条材に対してタグ付け線材が当接された部位
を溶接する溶接手段と、タグ付け線材に対してタグを取
り付けるタグ結合手段とを有していることを特徴として
いる。
【0020】この構成は、請求項1のタグ取付方法を実
施するうえで必要とされるものである。画像処理手段
は、金属条材の端面を照らして強制的に陰影を生じさ
せ、輪郭を明確にするための投光装置を具備した構成と
することができる(請求項7)。このようにすること
で、周囲の明るさ等に影響されることなく画像処理が的
確に行え、溶接ポイントの算出が正確に行えるようにな
る。
【0021】距離検出手段は、レーザ式変移センサによ
る非接触型検出部を有したもの(請求項8)や、タグ付
け線材の送り出しを保持する線材保持部に似せたダミー
体に対し、その外面に触覚センサが設けられた接触型検
出部を有したもの(請求項9)を用いることができる。
なお、距離検出手段の検出部が非接触型のものでは、距
離計測を高精度で行える反面、複数本の金属条材に対し
てはその本数と同じ回数だけ、距離検出を繰り返す必要
があり、このために検出部を上下方向及び左右方向に何
度も動かさなければならないことになる。
【0022】これに対し、検出部を接触型のものとした
場合では、実際に検出部を前後動させてその先端部が金
属条材に当接するか否かで、その距離を確認することに
なり、もし先端部より先に外周面が金属条材に触れたと
きには、検出部を上下方向又は左右方向へ少しだけ(目
分量相当)ずらして、再び同じ動作を繰り返せばよいこ
とになる。従って、検出部を上下方向及び左右方向へ動
かす回数を極めて少なくできるので、それだけ距離検出
が迅速に行える利点がある。
【0023】距離検出手段の更に別のものとして、互い
に平行で且つ各別に進退自在な中央接触子及び側部接触
子と、これら各接触子が進出状態から退入したことを検
出可能な退入検知器とを有し、中心接触子と側部接触子
とが、タグ付け線材の送り出しを保持する線材保持部の
半径と同程度、離されている構成のものを用いることも
できる(請求項10)。
【0024】この距離検出手段は、中央接触子の位置を
タグ付け線材の送り出し位置と仮定して、押し付けの模
擬テストを行うようにしたものである。すなわち、中央
接触子及び側部接触子を同時に金属条材へ接近させてゆ
き、中央接触子の退入検知器よりも先に側部接触子の退
入検知器がその退入を検出したときに、模擬押し付けの
失敗を判断するようになっている。なぜなら、側部接触
子が中央接触子から離れている距離は、タグ付け線材を
保持する線材保持部の半径と同程度とされているので、
実際に線材保持部を中央接触子の座標位置に沿って金属
条材へ接近させた場合、線材保持部をは、溶接対象の金
属条材とは異なる、その周囲の金属条材に衝突干渉する
ということを意味するためである。
【0025】従って、この構成の距離検出手段において
も、中央接触子の退入検知器より先に側部接触子の退入
検知器がその退入を検出したときに、中心接触子及び側
部接触子を上下方向又は左右方向へ少しだけずらして、
再び同じ動作を繰り返せばよいことになる。従って、退
入検知器を上下方向及び左右方向へ動かす回数を極めて
少なくできるので、それだけ距離検出が迅速に行える利
点がある。
【0026】一方、請求項11記載の本発明(請求項6
乃至請求項10とは別のタグ取付装置)では、金属条材
が複数本まとめられた束に対して、その端部へ押し付け
ることで各独立して退入可能となる束状態にされた複数
本の接触子と、これら各接触子が進出状態から退入した
ことを検出可能な退入検知器と、金属条材へタグ付け線
材を供給可能な線送り手段と、最初に退入した接触子の
退入検知器から判別した位置座標に基づいて線送り手段
を金属条材に対する所定位置へ移動させる支持装置と、
金属条材に対してタグ付け線材が当接された部位を溶接
する溶接手段と、タグ付け線材に対してタグを取り付け
るタグ結合手段とを有していることを特徴としている。
【0027】この構成は、請求項5のタグ取付方法を実
施するうえで必要とされるものである。請求項12記載
の発明では、突出した条材(結束品の中の1本の端面位
置を見つける)を自動的に認識する方法において、結束
された条材群の端面に向けて、検出端が同一面内に存在
しかつ同一間隔に配列された多数の検出子群を一体に前
進押圧させ、前進押圧の過程で、ある位置から検出子の
信号を検出するまでの距離から突出している条材を判別
することを特徴としている。
【0028】このようにすると、検出端が同一面内に存
在しかつ同一間隔に配列された多数の検出子群を用い
て、結束された条材群の端面に検出子群を押し付け、そ
の検出子群から得られる信号の入力順と入力パターンを
コンピュータ処理することができる。また、この検出子
群をエアシリンダに装着し、同時に対象の結束された条
材群までの長手方向の距離検出に使用することができ、
CCD画像処理装置,レーザ式変位センサを設けること
なく、より早く突出した条材を決定することができる。
【0029】請求項13記載の発明では、前記判別を前
進押圧の過程で検出子の当たる順序信号と、検出子から
検出する距離の信号とから突出している条材を判別する
ことを特徴としている。このようにすると、CCD画像
処理装置,レーザ式変位センサを設けることなく、突出
した条材をより一層簡単かつ確実に決定することができ
る。
【0030】請求項14記載の発明では、前記請求項1
2又は13記載の判別方法によって、結束された金属条
材の溶接ポイントを検出し、該溶接ポイントへ向けてタ
グ付け線材を送り出し、該タグ付け線材の一端部を溶接
ポイントへ溶接すると共に、該タグ付け線材の他端部に
タグを取り付けることを特徴とし、請求項15記載の発
明では、請求項14記載のタグの取付方法において、金
属条材に対する溶接ポイントを検出した後、予め、この
溶接ポイントまでの距離を検出しておき、この検出距離
に基づいてタグ付け線材の送り出しを行うようにするこ
とを特徴としている。
【0031】このようにすると、CCD画像処理装置,
レーザ式変位センサを設けることなく、金属条材に対す
る溶接ポイント、即ち、金属条材の端面に対する溶接適
応位置(これは端面の中心でも、それ以外でもよい)を
確実かつ簡単に検出することができる。そして、金属条
材に対するタグの取付強度を強固なものとすることがで
き、またその取付作業を簡潔化することが可能である。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図2に示すように本発明に係るタ
グ取付装置1は、金属条材Bsが所定本数をまとめられ
て束Ayとされた状態で、圧延設備の精整装置(図示
略)から搬出される搬送路2の側方に設置される。
【0033】このタグ取付装置1は、図1に一実施形態
を示すように画像処理手段3の撮像部4及び距離検出手
段5の検出部6を具備する観測台7と、この観測台7を
上下動台10、左右動台11、前後動台12によって所
望位置へ移動可能に保持する支持装置15と、この支持
装置15の上下動台10に対して設けられたタグ付け線
材Wrの線送り手段16及び溶接手段17とを有してい
る。
【0034】また更に、上記支持装置15(図2中では
上記溶接手段17の先端部しか示してない)に隣接する
ようなかたちで、タグ結合手段18が設けられている。
このタグ結合手段18は、金属条材Bsに溶接された後
のタグ付け線材Wrを所定長さに切断し、この切断部分
へタグTgを縛り付けや溶接等によって取り付けるよう
になっている。図2中の符号20は、タグTgの供給装
置である。
【0035】なお、本実施形態では、金属条材Bsが直
径10mm〜51mmの丸棒鋼とされ、溶接手段17と
してガスシールドアーク溶接が採用され、この溶接で用
いられる溶接線自体をタグ付け線材Wrとする場合につ
いて説明する。図3乃至図5において、上記画像処理手
段3は、撮像部4がCCDカメラ等より構成されてお
り、金属条材Bsの端面を画像として取り込んで、演算
によってその端面中の所定の一点(例えば図心(中心)
位置等)や断面積等を求められるようになっている。こ
の画像処理手段3で求めた一点を、その金属条材Bsに
おける溶接ポイントとする。
【0036】上記距離検出手段5は、検出部6がレーザ
式変移センサにより構成された非接触型のものとされて
いる。そして、束Ayから所定だけ離れた位置を基準に
して、この基準位置から、上記のように画像処理手段3
によって求められた溶接ポイントまでの距離を検出でき
るようになっている。上記基準位置は、支持装置15の
前後動台12によるリセット位置として設定しておく。
【0037】これら撮像部4及び検出部6を保持する観
測台7は、ロッドレスシリンダ等の進退駆動具23によ
り、束Ayに近接した前進位置と、束Ayから遠ざかっ
た後退位置(退避位置)とに位置換え可能になってい
る。線送り手段16は、繰出し装置25と、この繰出し
装置25からのタグ付け線材Wrを案内するガイド管2
6と、このガイド管26の先端部に設けられてタグ付け
線材Wrの指向方向を保持する線材保持部27と有して
いる。
【0038】線送り手段16のリセット状態(待機状
態)にあって、線材保持部27からタグ付け線材Wrが
突出する長さは、15mmに調節されている。繰出し装
置25へ供給されるタグ付け線材Wrは、コイル状の巻
回状態でストックされたものとしてもよいし、伸線工程
等から直接に送られるものとしてもよい。溶接手段17
は、その詳細構造の図示は省略するが、線送り手段16
の線材保持部27に対して溶接電流を印加できる構成と
なっており、線材保持部27から突出したタグ付け線材
Wrが金属条材Bsに突き当てられたとき、又はその後
の自動又は手動によるスイッチングにより、タグ付け線
材Wrからアークを飛ばし、金属条材Bsへ溶着できる
ようになっている。
【0039】上記支持装置15において、上下動台1
0、左右動台11、前後動台12は、いずれも、リニヤ
ガイド30によって各所定方向の摺動がガイドされつ
つ、ネジ送り機構31によってそれらの摺動が駆動され
る構造になっている。従って、これら各台10,11,
12による各摺動の所定組み合わせによって、画像処理
手段3の撮像部4や距離検出手段5の検出部6、及び線
送り手段16の線材保持部27を、各金属条材Bsごと
の端面に対向させ、近接させたり離反させたりできるも
のである。
【0040】このような構成のタグ取付装置1に基づい
て、本発明に係るタグ取付方法を説明する。当初、支持
装置15(図1参照)の前後動台12はリセット位置で
待機しており、従って束Ayの端部に対して、距離検出
手段5の検出部6は上記した基準位置に位置付けられて
いる。また、この状態にあって、支持装置15の上下動
台10及び左右動材11もリセットされており、これに
よって図6に示すように画像処理手段3の撮像部4が、
束Ayの端部の中心位置に位置付けられるようになって
いる。そして、このときの撮像部4の位置の座標が原点
とされる。
【0041】次に、支持装置15は、束Ayの半径Rを
超えない範囲で上下動台10を所定高さ(例えばH)だ
け上昇させる。そして、画像処理手段3が、撮像部4に
よって各金属条材Bsの端面を画像として取り込み、図
7に示すように束Ayの端部における上寄りの所定領域
Y内に含まれる個々の金属条材Bsについて、それらの
図心(中心)の座標等から成る溶接ポイントを演算によ
って求める。
【0042】次に、上記支持装置15が各台10,1
1,12を所定組み合わせで動かし、距離検出手段5の
検出部6を、所定領域Y内の各金属条材Bsの溶接ポイ
ントに次々に一致させてゆく。そして各溶接ポイントへ
到達するたびに、距離検出手段5は距離検出を行う。な
お、このとき、検出部6と撮像部4との位置関係は数値
として分かっているので、各溶接ポイントに対する検出
部6の位置決めは高精度で行える。
【0043】このようにして対象とする全ての金属条材
Bsに対して距離検出が終わったなら、これらの検出値
を比較することで、最も距離の近いもの、すなわち、束
Ayの中で最も突出している1本の金属条材Bsを選出
する。次に、再び支持装置15が各台10,11,12
を所定組み合わせで動かし、選出された1本の金属条材
Bsの溶接ポイントに対して、今度は、線送り手段16
における線材保持部27の軸心位置、即ち、タグ付け線
材Wrを一致させるようにする。そして、線送り手段1
6によるタグ付け線材Wrの送り出しを行う。
【0044】なお、このときも、線材保持部27と上記
撮像部4との位置関係が数値として分かっているので、
上記溶接ポイントに対する線材保持部27の位置決めは
高精度で行える。そして、線材保持部27と検出部6と
の位置関係もまた、数値として分かっているので、線材
保持部27から上記溶接ポイントへ向けてタグ付け線材
Wrを送り出す正確な距離が算出でき、線送り手段16
の繰出し装置25は、この算出された距離に応じた分だ
け、タグ付け線材Wrを過不足なく送り出すことができ
る。
【0045】従って、タグ付け線材Wrは、正確に、金
属条材Bsの端面に突き当てられた状態とされる。この
ようにした後、溶接手段17によるタグ付け線材Wrと
金属条材Bsとの溶接、タグ結合手段18によるタグ付
け線材Wrの切断及びタグTgの取り付けが行われ、こ
れによって1サイクルが終了する。
【0046】ところで、束Ayの中で最も突出している
金属条材Bsを選出する方法としては、画像処理手段3
が、撮像部4によって各金属条材Bsの端面を画像とし
て取り込んだときに、所定領域Y内に含まれる個々の金
属条材Bsにつき、溶接ポイントを求めるよりも先に、
それらの断面積Aを演算によって求め、これらの断面積
Aを比較する手順を加えるという方法がある。
【0047】すなわち、元来、金属条材Bsの断面積は
同じであるから、取り込まれた画像としての断面積Aが
大きなものは、距離的に近い位置にある、即ち、突出し
ているものであると判断することができる。従って、断
面積Aを比較した結果、所定大きさを超える金属条材B
sを何本か選んで、これらの金属条材Bsについての
み、溶接ポイントの検出を行えばよいので、対象となる
全ての金属条材Bsについて距離検出を行い、その検出
値を比較するという上記の方法に比べて、選出時間の短
縮ができるという利点がある。
【0048】また、このような断面積Aの比較を行え
ば、金属条材Bsの端面が綺麗な切断面になっているも
のだけを確実に選出できることになるので、その後の溶
接が確実に行えるという利点もある。なお、画像処理手
段3における分解能が高い場合であれば、断面積Aの最
も大きな金属条材Bsを1本だけ選出するということも
可能であり、この場合には、言うまでもなく、この1本
の金属条材Bsに対してのみ、溶接ポイントの検出を行
えばよいことになる。
【0049】この他、束Ayの中で最も突出している金
属条材Bsの選出を、より高精度に行う方法として、次
の方法がある。すなわち、束Ayの端部に対し、例えば
その頂上付近から左方向への横連続移動、下方向へのピ
ッチ送り、右方向への横連続移動、下方向へのピッチ送
り、といった具合に、蛇行した走査パターンで距離検出
手段5の検出部6を移動させる。そして、この移動中
に、金属条材Bsの直径に対する1/2メッシュでの距
離検出(即ち、1本の金属条材Bsの端面あたり2か所
での距離検出)をしてゆき、この検出値の中から、最も
距離の近いものを選出するという方法である。
【0050】走査パターンにおいて、下方向へのピッチ
送り寸法は、金属条材Bsの直径に応じた変更調節が可
能なものにしておく。また、左右方向への移動距離も、
束Ayの直径に応じて変更調節可能にしておく。全体の
移動領域としては、束Ayの端面全体としてもよいし、
半分だけとしてもよいし、或いは上記した所定領域Yだ
けとしてもよい。
【0051】このようにすることで、仮令、金属条材B
sの端面が綺麗な切断面になっていなくても、確実な距
離検出が行えることになる。図8は、距離検出手段5と
して、非接触型の検出部6(図3参照)に代えて、接触
型の検出部35が用いられる場合の実施形態を示してい
る。この接触型検出部35は、タグ付け線材Wrの送り
出しを保持する線材保持部27(図4等参照)に似せた
ダミー体36に対し、その先端部及び外周面に触覚セン
サ37,38が設けられたものである。
【0052】従って、この検出部35を前進させたと
き、その先端部の触覚センサ37が金属条材Bsに当接
するか否かで、その距離を確認することになる。そし
て、もし検出部35の先端部の触覚センサ37ではな
く、その外周面の触覚センサ38が先に金属条材Bsに
触れた場合には、検出部35をその触れた側とは反対と
なる上下方向又は左右方向へ少しだけ動かして、再び前
進させるようにする。
【0053】このようにすると、検出部35を上下方向
及び左右方向へ動かす回数が少なくてよいので、それだ
け距離検出が迅速に行える利点がある。図9は、溶接手
段17による溶接を確実化し、且つその確認ができるよ
うにした実施形態を示している。すなわち、線送り手段
16において、線材保持部27には、タグ付け線材Wr
の送り出しを止めたり、摺動自在に解放したりできるブ
レーキ手段(図示略)が設けられたものとする。
【0054】また、この線材保持部27より後側には、
タグ付け線材Wrに対して接触回転可能な被検ローラ4
0と、この被検ローラ40の回転角度を検出可能なエン
コーダ等の角度センサ41とを設けておく。従って、ブ
レーキ手段を解放させたまま、線材保持部27を前進さ
せれば、タグ付け線材Wrを金属条材Bsへ突き合わせ
た後も、更に線材保持部27だけを前進させることがで
きる。
【0055】また溶接後において、ブレーキ手段を作動
させたまま線材保持部27を後退させれば、タグ付け線
材Wrに金属条材Bsからの引き離し力を加えることが
可能であり、ブレーキ手段を解放させたまま線材保持部
27を後退させれば、線材保持部27だけの後退が可能
となる。そして、これらの場合、線材保持部27とタグ
付け線材Wrとの相対的な移動が上記角度センサ41に
よって検出されることになる。
【0056】そこでまず、ブレーキ手段を作動させたま
ま線材保持部27を前進させ、タグ付け線材Wrを金属
条材Bsへ突き合わせ状態にする。次に、ブレーキ手段
を解放させ、線材保持部27を少しだけ前進させる。こ
のとき、突き当て状態が正常であれば、図9(b)に示
すようにタグ付け線材Wrは線材保持部27内へL寸法
だけ退入し、これが角度センサ41によって検出される
ことになる。しかし、角度センサ41が非検出のときに
は、タグ付け線材Wrが未当接であることになるので、
線材保持部27を更に前進させるようにする。このよう
にすることで、溶接の失敗が防止される。
【0057】なお、このような溶接位置の確認は、タグ
付け線材Wrと金属条材Bsとの間で導通テストを行う
ことでも可能である。一方、溶接の終了時には、形成さ
れたビードが冷却凝固する前に、ブレーキ手段を作動さ
せた状態で線材保持部27を更に少しだけ前進させる。
これにより、タグ付け線材Wrはビード中へ十分に食い
込むようになり、その取付強度を強く且つ確実にするこ
とができる。
【0058】溶接が完了した後は、ブレーキ手段を解放
させたまま、線材保持部27を後退させる。このとき線
材保持部27からタグ付け線材Wrが引き出されるのを
角度センサ41が検出すれば、溶接が正常であることの
確認になる。なお、角度センサ41に代えて、タグ付け
線材Wrの張力変動や、タグ付け線材Wrと金属条材B
sとの間の導通の有無等を検出するようにしてもよい。
【0059】図10に示すタグ取付装置1は、図1に示
したものと同様に、画像処理手段3の撮像部4を具備す
る観測台7と、この観測台7を保持する支持装置15
と、この支持装置15の上下動台10に対して設けられ
たタグ付け線材Wrの線送り手段16及び溶接手段17
とを有している。なお、支持装置15において、その全
体(最も基礎となる台)がトラバーサを構成している点
や、上下動台10、左右動台11、前後動台12の移動
保持構造や駆動構造等が若干の違いを有している点等は
あるが、全体としての基本的な動きは図1のものと同じ
である。
【0060】このタグ取付装置1において、上記観測台
7には、撮像部4の上部に投光装置47が設けられてお
り、図11に示すように距離検出手段5は、この観測台
7の隣位置に設けられるようになっている。上記投光装
置47は、束Ayの端部を照らして、各金属条材Bsの
端面は明るく、また金属条材Bs相互間の隙間には、強
制的にはっきりした陰影を生じさせるようになってい
る。従って、各金属条材Bsの輪郭が明確になるので、
画像処理手段3による画像処理を、周囲の明るさ等に影
響されることなく的確に行え、溶接ポイントの算出が正
確に行えるようになる。
【0061】また距離検出手段5は、図12乃至図14
に示すように流体圧シリンダを利用した複数本(図例で
は3本とした)の摺動保持具50と、中央の摺動保持具
50における摺動端部に、支持杆51を介して保持され
た中央接触子52と、両側の摺動保持具50における摺
動端部に、支持杆53を介して保持された側部接触子5
4と、これら中央接触子52や側部接触子54の退入動
作を検出可能な退入検知器(図示略)とを有している。
【0062】なお、退入検知器は、例えば中央接触子5
2や側部接触子54が進出した位置の周部で、これらの
有無を検出すべく反射型センサを設ける等して構成され
る。中央接触子52は丸棒状に形成されており、側部接
触子54は、中央接触子52まわりを囲むような半円弧
状に形成されている。そして、中央接触子52と側部接
触子54とが離される距離R(図14参照)は、線送り
手段16における線材保持部27の半径(図12に示す
Dの1/2)と同程度になされている。すなわち、両側
の側部接触子54によって構成される円形の外径が、略
線材保持部27の直径Dに相当するようになっている。
【0063】図15は直径10mmの金属条材Bsに対
して中央接触子52及び側部接触子54を当接させたと
きの寸法関係を示しており、図16は直径19mmの金
属条材Bsに対して中央接触子52及び側部接触子54
を当接させたときの寸法関係を示している。上記摺動保
持具50には複動シリンダが用いられており、例えばリ
セット時等における制御の都合上、中央接触子52や側
部接触子54を強制的に進出状態又は退入状態にできる
ようになっている。図12の符号57は、このための流
体供給ポート部である。
【0064】勿論、このような流体シリンダ式の摺動保
持具50を有した構造が限定されるものではなく、中央
接触子52や側部接触子54は、単に、バネによって進
出状態を保持されるようにしてもよい。このような構成
のタグ取付装置1では、まず、画像処理手段3が、金属
条材Bsの束Ay(図7参照)に対して、その端部の金
属条材Bs(所定領域Yに含まれるものだけでもよい)
における個々の溶接ポイントを検出するが、この手順及
び方法については、投光装置47による照明を並行して
行う点を除き、図1のタグ取付装置1に関して説明した
場合と略同様である。
【0065】そして、支持装置15は、検出された溶接
ポイントのうちの一つ、例えば、図17に示すように画
像の略中央で、且つ最上部に位置している溶接ポイント
1(金属条材Bs)へ向けて、距離検出手段5の中央
接触子52及び側部接触子54を同時に接近させてゆ
く。これにより、線送り手段16の線材保持部27を押
し付ける場合の模擬テストを行う。
【0066】このとき、もし、中央接触子52の退入検
知器よりも先に、いずれか一方の側部接触子54の退入
検知器がその退入を検出したときは、この中央接触子5
2と同じ座標で線送り手段16の線材保持部27を金属
条材Bsの束Ayへ接近させても、線材保持部27が、
溶接対象の金属条材Bsとは異なる、その周囲の金属条
材Bsに衝突干渉するということを意味することにな
る。即ち、これによって模擬テストの失敗を判断するこ
とができる。
【0067】そこで、支持装置15は、一旦、距離検出
手段5の中央接触子52及び側部接触子54を後退させ
る。そして、上記溶接ポイントP1 の金属条材Bsに対
して隣接関係にある金属条材Bsのうち、いずれか一つ
の溶接ポイントP2 に対向すべく中央接触子52を上下
方向又は左右方向へ少しだけずらし、その後、再び上記
と同じ模擬テストを繰り返す。
【0068】そして、もし、この模擬テストにおいても
失敗が判断された場合には、例えば次のような手順をと
る。金属条材Bsの直径dが、線送り手段16の線材保
持部27の直径Dと同径又は径小である場合には、図1
8に示すように、原点位置から左右方向へ(d+D)×
2、上下方向へ(d+D)だけ、それぞれ中央接触子5
2及び側部接触子54を移動させる。これにより、中央
接触子52が、上記溶接ポイントP2 の金属条材Bsに
対して隣接関係にある金属条材Bs又はその更に外側の
金属条材Bsの溶接ポイントP3 に対して一致するよう
になる。そこで、3度目の模擬テストを繰り返す。
【0069】一方、金属条材Bsの直径dが、線送り手
段16の線材保持部27の直径Dよりも径大である場合
には、図19に示すように最初の溶接ポイントP1 に対
するP2 とは反対隣の溶接ポイントP3 へ対向させるべ
く、中央接触子52及び側部接触子54を移動させ、そ
の後、3度目の模擬テストを繰り返す。このようにする
ことで、側部接触子54の退入検知器より先に、中央接
触子52の退入検知器がその退入を検出する位置(即
ち、実際に、溶接が可能となる溶接ポイント)を、比較
的早い段階で見つけることができる。
【0070】そこで、支持装置15は、この見つけられ
た溶接ポイントに対し、線送り手段16における線材保
持部27の軸心位置、即ち、タグ付け線材Wrを一致さ
せるようにする。以後の手順及び方法については、図1
のタグ取付装置1に関して説明した場合と略同様であ
る。なお、図18又は図19に示した3度目の模擬テス
トにも失敗した場合には、その後、同じ要領で適数回
(3回程度)、模擬テストを繰り返した後、それでも駄
目な場合にテスト異常と判断して、作業者に対する適宜
報知を行うようにするとよい。
【0071】図示は省略するが、図12乃至図14に示
したような接触子52,54等を、金属条材Bsの束A
yと同様な束状態にして、これを束Ayの端部へ押し付
けるような構成とすることも可能である。この場合に
は、各接触子52,54等の中で最初に退入した接触子
の座標位置をもって、最も突出状態にある金属条材Bs
の座標位置を検出することができる。この方法を採用す
れば、画像処理手段3を不要化することができる。すな
わち、画像処理及び溶接ポイントの検出が不要であり、
制御や演算等に関する処理の容易化等が図れる利点があ
る。
【0072】図20〜図31は他の実施形態を示してい
る。この実施形態は、CCD画像処理装置のような高価
な設備を必要とせず、突出した金属条材Bsをより早く
判別する方法を採用するものであり、図20及び図21
に示すタグ取付装置1は、前記実施の形態と同様に、支
持装置15の上下動台10に対して設けられたタグ付け
線材Wrの線送り手段16及び溶接手段17とを有し、
タグ取付装置1の溶接手段17の上方に検出子61群を
取り付けている。
【0073】検出子61群の間隔は、最小母材径(φ1
0)でも3点以上接触可能な配置としており、最小母材
径(φ10)においても、ほぼ中心を溶接位置として決
定することができる。また、検出子61群の配列は、図
22及び図23に示すように格子状に配列しているが、
等間隔であれば、格子状でなくてもよい。この検出子6
1群は、図20及び図21に示すように、摺動保持具5
0のシリンダロット50aの先端に取り付けられ、この
シリンダロット50aを伸長させて検出子61群の先端
部を結束品端面に接触させ、端面までの距離を検出して
いる。
【0074】このような構造の検出子61群に基づい
て、本発明の特定金属条材Bsを判別する方法を説明す
る。まず、検出子61群を取り付けたシリンダ式の摺動
保持具50を結束品端面方向に駆動し、金属条材Bsの
端面に押し付ける。押し付けたときに、検出子61のO
N/OFF信号を、コンピュータに取り込む。このと
き、入力順と、入力時の結束された金属条材Bsの端面
までの距離を取り込む。一つ目の検出子61がONして
から15mm進んだ位置で結束品端面方向への駆動を停
止し、検出をやめる。これは、溶接手段17からの溶接
タグ付け線材Wrの突き出し代が15(mm)となって
おり(溶着の安定性より約15mm程度が適正であるこ
とが実験により確認されている)、これにより、15m
m以上の検出は必要ないためである。
【0075】このようにして採取したデータの例を図2
4,図25に示す。図24は、検出子61がONした順
に番号を付け、記憶した検出順序配置である。ここで、
0は最初に検出した位置から15mm進んでもONしな
かったものである。また、この入力順のデータは使用せ
ず、検出した距離より順序を求めてもよい。
【0076】図25は、検出子61がONした距離を記
憶した検出距離配置である。ここでは、0.0は最初に
ONしたもので、その他はその位置から進んだ距離を記
録しているが、ある位置からの距離を記録してもよい。
また、図26の横線(−)は検出子61がONしなかっ
たものである。まず、図25の検出距離配置より、隣合
う点の距離の差が1.2mm以下であれば、1つの材で
あると判断し、1つのブロックを作る。しかし、隣合う
点で1.2mm以下であるが、1つの材でない場合も考
えられるため、材のサイズ毎にブロックの大きさのMA
X数(図30参照)を決めておき、そのブロックのMA
X数を越えるブロックができた場合にはそのブロックは
対象から外す(例をD10サイズとすると、図26の1
行3,4,5列が対象外となる)。図26は、このよう
にしてできたブロック配置である。
【0077】次に、図26のブロック配置と、図24の
検出順序配置を重ねることによりブロック毎の検出順を
決定する。この順序はブロックの中で最も順位の高いも
のをそのブロックの順位とする。図27はこのようにし
てできたブロック順序配置である。この操作により、距
離的な評価を行う。また、図24を使用せず、図26に
おいてブロック内の最も短い距離のものを抜き出し、ブ
ロック毎で比較を行い、ブロック毎の検出順を決定して
もよい。
【0078】同時に、図26のブロック配置において、
ブロック毎の検出数を数える。この検出数の多いブロッ
クから順位をつける。このとき、同一検出数であった場
合は順序を同じとする。図28は、このようにしてでき
た検出順序配置である。この操作により、検出数の評価
を行う。上記で作成した、図27のブロック順序配置の
評価と、図28の検出数順序配置の評価をたすことによ
り、総合の順位を決定し、これにより、溶接する部分の
優先順位を決定する。総合評価が同じ場合は、検出数の
多い方を優先とする。これは、検出数が多い方が溶接位
置を決定する際に有利であるためである。図29は、こ
のようにしてできた総合順序配置である。
【0079】図29より、1位のものが金属条材Bs群
の中の特定金属条材Bsであると判別できる。従って、
結束した金属条材Bsの端面にタグTgのタグ付け線材
Wrを溶接する場合、前記検出子61群を結束された金
属条材Bs群の端面に前進押圧させ、上記方法により金
属条材Bs群の中から突出した金属条材Bsを判別す
る。その後、突出した金属条材Bsの重心位置を計算
し、突出した金属条材Bsの重心位置に溶接トーチを移
動させ、溶接を実施し、タグTgのタグ付け線材Wrを
結束された金属金属条材Bs端面に取り付けるのであ
る。
【0080】従って、上記金属条材Bs群の中から突出
した金属条材Bsを判別し、その判別した金属条材Bs
端面に、タグTgのタグ付け線材Wrを取り付ける手順
は、図31のフローチャートに示すようになる。以上の
ような特定条材Bsの判別方法及びタグ取付方法によれ
ば、CCD画像処理装置等の高価な装置を設けることな
く、安価な設備で突出した条材Bsを決定することがで
きる。従って、自動タグ付け装置1の設備費用の低減及
び、タグ取付時間の短縮化が可能になる。
【0081】ところで、本発明は上記各実施形態に限定
されるものではない。
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
記載の本発明(タグの取付方法)では、金属条材の端面
を画像処理することによって溶接ポイントを検出し、該
溶接ポイントへ向けてタグ付け線材を送り出し、該タグ
付け線材の一端部を溶接ポイントへ溶接すると共に、該
タグ付け線材の他端部にタグを取り付けるようにするの
で、金属条材に対する溶接ポイント、即ち、金属条材の
端面に対する溶接適応位置を確実に検出することができ
ると共に、この溶接ポイントに対してタグ付け線材を送
り出す距離を正確に計測することが可能になる。
【0083】すなわち、金属条材に対する溶接ポイント
を検出した後、予め、この溶接ポイントまでの距離を検
出しておき、この検出距離に基づいてタグ付け線材の送
り出しを行うようにすることが可能である(請求項2)
ので、金属条材とタグ付け線材とを正確に突き合わせて
溶接できることになる。従って、溶接の確実性を高める
ことができ、また取付強度を高めることができる。
【0084】また、金属条材とタグ付け線材とを溶接す
るので、その後の金属条材の取り扱いにおいてタグが脱
落してしまうということはなくなる。またその取付作業
を簡潔化することが可能であるので、全作業の自動化も
可能になる。しかも、タグは、必ず金属条材の端部から
その延長方向へ突出した状態で取り付けられることにな
るので、金属条材を積み重ねるようにした場合でも、タ
グが見えなくなってしまうということがない。
【0085】金属条材が複数本をまとめた束にされてい
る場合では、上記のような溶接ポイントの検出及び距離
検出を組み合わせることにより、束の中から最も突出状
態にある金属条材を選び出すことができることになる。
例えば、複数の溶接ポイントに対する直接的な距離計測
を行った後に、各計測値の比較を行って最も近い金属条
材を選ぶ方法(請求項3)や、各金属条材の断面積を計
測してその大小を比較し、断面積が大きいものは距離的
にも近いものであると判断して、この中から距離的に最
も近い金属条材を選ぶ方法(請求項4)等がある。
【0086】このような方法を採用すれば、束の中から
最も突出状態にある金属条材の溶接ポイントにタグ付け
線材を溶接することができるようになるので、束の端面
がガタガタの状態にあっても、タグ付け線材の送り出し
や溶接を行うための動作又はその機械器具等が、他の金
属条材に衝突干渉することがないということになる。従
って、溶接が確実にできる利点を有している。
【0087】一方、請求項5記載の本発明(請求項1乃
至請求項4とは別のタグ取付方法)では、金属条材が複
数本まとめられた束に対して、その端部へ、複数本の接
触子を同様な束状態にして押し付け、最初に退入した接
触子における束中の位置座標に沿ってタグ付け線材を送
り出し、該タグ付け線材の一端部を該当する金属条材へ
溶接すると共に、該タグ付け線材の他端部にタグを取り
付けるようにしているので、最も突出状態にある金属条
材の座標位置が、最初に退入した接触子の座標位置とし
て簡単に検出できる。そのため、画像処理及び溶接ポイ
ントの検出が不要であり、制御や演算等に関する処理の
容易化等が図れる利点がある。
【0088】一方、請求項6記載の本発明(タグの取付
装置)では、金属条材の端面を画像として取り込んで演
算処理可能な画像処理手段と、該画像処理手段によって
求められた溶接ポイントまでの距離を検出可能な距離検
出手段と、金属条材へタグ付け線材を供給可能な線送り
手段と、上記画像処理手段及び距離検出手段に基づいて
線送り手段を金属条材に対する所定位置へ移動させる支
持装置と、金属条材に対してタグ付け線材が当接された
部位を溶接する溶接手段と、タグ付け線材に対してタグ
を取り付けるタグ結合手段とを有した構成となってお
り、これにより請求項1のタグ取付方法が実施可能であ
るので、金属条材に対するタグの取付作業の自動化、省
力化及び作業能率の向上等が図れる。
【0089】画像処理手段は、金属条材の端面を照らし
て強制的に陰影を生じさせ、輪郭を明確にするための投
光装置を具備させることで(請求項7)、周囲の明るさ
等に影響されることなく画像処理が的確に行え、溶接ポ
イントの算出が正確に行えるようになる。距離検出手段
は、レーザ式変移センサによる非接触型検出部を有した
もの(請求項8)や、タグ付け線材の送り出しを保持す
る線材保持部に似せたダミー体に対し、その外面に触覚
センサが設けられた接触型検出部を有したもの(請求項
9)を用いることができる。
【0090】なお、距離検出手段の検出部が非接触型の
ものでは、距離計測を高精度で行える反面、複数本の金
属条材に対してはその本数と同じ回数だけ、距離検出を
繰り返す必要があり、このために検出部を上下方向及び
左右方向に何度も動かさなければならないことになる。
これに対し、検出部を接触型のものとした場合では、実
際に検出部を前後動させてその先端部が金属条材に当接
するか否かで、その距離を確認することになり、もし先
端部より先に外周面が金属条材に触れたときには、検出
部を上下方向又は左右方向へ少しだけずらして、再び同
じ動作を繰り返せばよいことになる。従って、検出部を
上下方向及び左右方向へ動かす回数を極めて少なくでき
るので、それだけ距離検出が迅速に行える利点がある。
【0091】距離検出手段において、互いに平行で且つ
各別に進退自在な中央接触子及び側部接触子と、これら
各接触子が進出状態から退入したことを検出可能な退入
検知器とを有し、中心接触子と側部接触子とが、タグ付
け線材の送り出しを保持する線材保持部の半径と同程
度、離されている構成のものを用いることもでき(請求
項10)、この場合も、中央接触子の退入検知器より先
に側部接触子の退入検知器がその退入を検出したとき
に、中心接触子及び側部接触子を上下方向又は左右方向
へ少しだけずらして、再び同じ動作を繰り返せばよいこ
とになる。従って、退入検知器を上下方向及び左右方向
へ動かす回数を極めて少なくできるので、それだけ距離
検出が迅速に行える利点がある。
【0092】一方、請求項11記載の本発明(請求項6
乃至請求項10とは別のタグ取付装置)では、金属条材
が複数本まとめられた束に対して、その端部へ押し付け
ることで各独立して退入可能となる束状態にされた複数
本の接触子と、これら各接触子が進出状態から退入した
ことを検出可能な退入検知器と、金属条材へタグ付け線
材を供給可能な線送り手段と、最初に退入した接触子の
退入検知器から判別した位置座標に基づいて線送り手段
を金属条材に対する所定位置へ移動させる支持装置と、
金属条材に対してタグ付け線材が当接された部位を溶接
する溶接手段と、タグ付け線材に対してタグを取り付け
るタグ結合手段とを有した構成となっており、これによ
り請求項5のタグ取付方法が実施可能であるので、金属
条材に対するタグの取付作業の自動化、省力化及び作業
能率の向上等が図れる。
【0093】請求項12記載の発明では、突出した条材
(結束品の中の1本の端面位置を見つける)を自動的に
認識する方法において、結束された条材群の端面に向け
て、検出端が同一面内に存在しかつ同一間隔に配列され
た多数の検出子群を一体に前進押圧させ、前進押圧の過
程で、ある位置から検出子の信号を検出するまでの距離
から突出している条材を判別するので、CCD画像処理
装置等の高価な装置を設けることなく、安価な設備で突
出した条材を決定することができる。
【0094】請求項13記載の発明では、前記判別を前
進押圧の過程で検出子の当たる順序信号と、検出子から
検出する距離の信号とから突出している条材を判別する
のでCCD画像処理装置,レーザ式変位センサを設ける
ことなく、突出した条材をより一層簡単かつ確実に決定
することができる。請求項14記載の発明では、前記請
求項12又は13記載の判別方法によって結束された金
属条材の溶接ポイントを検出し、該溶接ポイントへ向け
てタグ付け線材を送り出し、該タグ付け線材の一端部を
溶接ポイントへ溶接すると共に、該タグ付け線材の他端
部にタグを取り付けるので、また、請求項15記載の発
明では、請求項14記載のタグの取付方法において、金
属条材に対する溶接ポイントを検出した後、予め、この
溶接ポイントまでの距離を検出しておき、この検出距離
に基づいてタグ付け線材の送り出しを行うようにするの
で、CCD画像処理装置,レーザ式変位センサを設ける
ことなく、金属条材に対する溶接ポイント、即ち、金属
条材の端面に対する溶接適応位置(これは端面の中心で
も、それ以外でもよい)を確実かつ簡単に検出すること
ができ、またその取付作業を簡潔化することが可能であ
る。従って、自動タグ付け装置の設備費用の低減及び、
タグ取付時間の短縮化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタグ取付装置の一実施形態におい
てその主要部を示す側面図である。
【図2】タグ取付装置の設置状況を示す斜視図である。
【図3】図1中における画像処理部の撮像部及び距離検
出手段の検出部を拡大して示す側断面図である。
【図4】図1のE−E線拡大矢視図である。
【図5】図1のF−F線拡大矢視図である。
【図6】金属条材の束の端部を側面視した状態で本発明
に係るタグ取付方法を説明した動作説明図である。
【図7】金属条材の束の端部を正面視した状態で本発明
に係るタグ取付方法を説明する動作説明図である。
【図8】距離検出手段に用いる接触型検出部を示す要部
拡大図である。
【図9】溶接の確実化及び確認を行えるようにした実施
形態を示す動作説明図である。
【図10】図1に示したタグ取付装置の主要部に対応す
る別実施形態を示した側面図である。
【図11】図10のG−G線矢視拡大図である。
【図12】図10の主要部を拡大して示す図である。
【図13】図10のH−H線矢視図である。
【図14】図12のJ−J線矢視拡大図である。
【図15】中央接触子及び側部接触子を有する距離検出
手段を直径10mmの金属条材に適用した例を示す図で
ある。
【図16】中央接触子及び側部接触子を有する距離検出
手段を直径19mmの金属条材に適用した例を示す図で
ある。
【図17】図10に示したタグ取付装置による溶接ポイ
ントの検出手順を説明する図である。
【図18】金属条材の直径が線送り手段の線材保持部の
直径と同径又は径小である場合の図17に続く手順を示
す図である。
【図19】金属条材の直径が線送り手段の線材保持部の
直径より径大である場合の図17に続く手順を示す図で
ある。
【図20】他の実施の形態を示すタグ付け装置の側面図
である。
【図21】同タグ付け装置の平面図である。
【図22】検出端が同一面に存在しかつ同一間隔に配列
された多数の検出子群の正面図である。
【図23】同多数の検出子群の側面図である。
【図24】検出子がONした順に番号を付け、記憶した
検出順序配置図である。
【図25】検出子がONした距離を記憶した検出距離配
置図である。
【図26】図25より、隣合う点の距離差が1.2mm
以下の時に1つのブロックを作っているブロック配置図
である。
【図27】図24と図26を重ねることによりブロック
に順序をつけたブロック順序配置図である。
【図28】図26より、ブロック毎の検出数を数えた検
出数順序配置である。
【図29】図27と図28の評価値をたすことによって
できる総合順序配置図である。
【図30】ブロックを作成するときのサイズ毎の最大ブ
ロック数を表にしたものである。
【図31】タグ付け装置に採用した場合の実施形態を構
成するフローチャート図である。
【図32】従来におけるタグ取付作業を示す斜視図であ
る。
【図33】図20の要部拡大図である。
【図34】金属条材の束を積み重ねた場合に生じる不具
合を説明した斜視図である。
【符号の説明】
1 タグ取付装置 3 画像処理手段 5 距離検出手段 6 非接触型検出部 16 線送り手段 17 溶接手段 18 タグ結合手段 27 線材保持部 35 接触型検出部 36 ダミー体 37 触覚センサ(先端部) 38 触覚センサ(外周面) 47 投光装置 52 中央接触子 54 側部接触子 61 検出子 Wr タグ付け線材 Tg タグ Ay 束y Bs 金属条材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属条材(Bs)の端面を画像処理する
    ことによって溶接ポイントを検出し、該溶接ポイントへ
    向けてタグ付け線材(Wr)を送り出し、該タグ付け線
    材(Wr)の一端部を溶接ポイントへ溶接すると共に、
    該タグ付け線材(Wr)の他端部にタグ(Tg)を取り
    付けることを特徴とするタグの取付方法。
  2. 【請求項2】 金属条材(Bs)に対する溶接ポイント
    を検出した後、予め、この溶接ポイントまでの距離を検
    出しておき、この検出距離に基づいてタグ付け線材(W
    r)の送り出しを行うようにすることを特徴とする請求
    項1記載のタグの取付方法。
  3. 【請求項3】 前記金属条材(Bs)が複数本をまとめ
    た束(Ay)にされている場合に、前記溶接ポイントの
    検出は、束(Ay)の端部で一部領域又は全領域に含ま
    れる金属条材(Bs)について行い、また前記距離検出
    は、束(Ay)から所定だけ離れた位置を基準にして該
    基準位置と全部の溶接ポイントとの間で個々に行い、次
    にこの検出距離の中で最も近い金属条材(Bs)を選出
    し、当該金属条材(Bs)の溶接ポイントを対象とし
    て、タグ付け線材(Wr)の送り出し以降の手順を行う
    ようにすることを特徴とする請求項2記載のタグの取付
    方法。
  4. 【請求項4】 前記金属条材(Bs)が複数本をまとめ
    た束(Ay)にされている場合に、前記溶接ポイントの
    検出に先立って、束(Ay)の端部で一部領域又は全領
    域に含まれる金属条材(Bs)の端面を画像処理するこ
    とで個々の断面積を演算によって求め、これらの中から
    断面積の大きな金属条材(Bs)を複数本選出すると共
    に、選出した金属条材(Bs)について溶接ポイントを
    検出し、当該金属条材(Bs)の溶接ポイントを対象と
    して、タグ付け線材(Wr)の送り出し以降の手順を行
    うようにすることを特徴とする請求項2記載のタグの取
    付方法。
  5. 【請求項5】 金属条材(Bs)が複数本まとめられた
    束(Ay)に対して、その端部へ、複数本の接触子(5
    2,54)を同様な束状態にして押し付け、最初に退入
    した接触子における束中の位置座標に沿ってタグ付け線
    材(Wr)を送り出し、該タグ付け線材(Wr)の一端
    部を該当する金属条材(Bs)へ溶接すると共に、該タ
    グ付け線材(Wr)の他端部にタグ(Tg)を取り付け
    ることを特徴とするタグの取付方法。
  6. 【請求項6】 金属条材(Bs)の端面を画像として取
    り込んで演算処理可能な画像処理手段(3)と、該画像
    処理手段(3)によって求められた溶接ポイントまでの
    距離を検出可能な距離検出手段(5)と、金属条材(B
    s)へタグ付け線材(Wr)を供給可能な線送り手段
    (16)と、上記画像処理手段(3)及び距離検出手段
    (5)に基づいて線送り手段(16)を金属条材(B
    s)に対する所定位置へ移動させる支持装置(15)
    と、金属条材(Bs)に対してタグ付け線材(Wr)が
    当接された部位を溶接する溶接手段(17)と、タグ付
    け線材(Wr)に対してタグ(Tg)を取り付けるタグ
    結合手段(18)とを有していることを特徴とするタグ
    の取付装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段(3)は、金属条材
    (Bs)の端面を照らして強制的に陰影を生じさせ、輪
    郭を明確にするための投光装置(47)を具備している
    ことを特徴とする請求項6記載のタグの取付装置。
  8. 【請求項8】 前記距離検出手段(5)は、レーザ式変
    移センサによる非接触型検出部(6)を有していること
    を特徴とする請求項6又は請求項7記載のタグの取付装
    置。
  9. 【請求項9】 前記距離検出手段(5)は、タグ付け線
    材(Wr)の送り出しを保持する線材保持部(27)に
    似せたダミー体(36)に対し、その外面に触覚センサ
    (37)(38)が設けられた接触型検出部(35)を
    有していることを特徴とする請求項6又は請求項7記載
    のタグの取付装置。
  10. 【請求項10】 前記距離検出手段(5)は、互いに平
    行で且つ各別に進退自在な中央接触子(52)及び側部
    接触子(54)と、これら各接触子(52,54)が進
    出状態から退入したことを検出可能な退入検知器とを有
    し、中心接触子(52)と側部接触子(54)とが、タ
    グ付け線材(Wr)の送り出しを保持する線材保持部
    (27)の半径と同程度、離されていることを特徴とす
    る請求項6又は請求項7記載のタグの取付装置。
  11. 【請求項11】 金属条材(Bs)が複数本まとめられ
    た束(Ay)に対して、その端部へ押し付けることで各
    独立して退入可能となる束状態にされた複数本の接触子
    (52,54)と、これら各接触子(52,54)が進
    出状態から退入したことを検出可能な退入検知器と、金
    属条材(Bs)へタグ付け線材(Wr)を供給可能な線
    送り手段(16)と、最初に退入した接触子(52,5
    4)の退入検知器から判別した位置座標に基づいて線送
    り手段(16)を金属条材(Bs)に対する所定位置へ
    移動させる支持装置(15)と、金属条材(Bs)に対
    してタグ付け線材(Wr)が当接された部位を溶接する
    溶接手段(17)と、タグ付け線材(Wr)に対してタ
    グ(Tg)を取り付けるタグ結合手段(18)とを有し
    ていることを特徴とするタグの取付装置。
  12. 【請求項12】 結束された条材(Bs)群の端面に向
    けて、検出端が同一面内に存在しかつ同一間隔に配列さ
    れた多数の検出子(61)群を一体に前進押圧させ、前
    進押圧の過程で、ある位置から検出子(61)の信号を
    検出するまでの距離から突出している条材(Bs)を判
    別することを特徴とする、条材群の中から特定条材を判
    別する方法。
  13. 【請求項13】 前記判別を前進押圧の過程で検出子
    (61)の当たる順序信号と、検出子(61)から検出
    する距離の信号とから突出している条材(Bs)を判別
    することを特徴とする、請求項12記載の条材群の中か
    ら特定条材を判別する方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項12又は13記載の判別方
    法によって、結束された金属条材(Bs)の溶接ポイン
    トを検出し、該溶接ポイントへ向けてタグ付け線材(W
    r)を送り出し、該タグ付け線材(Wr)の一端部を溶
    接ポイントへ溶接すると共に、該タグ付け線材(Wr)
    の他端部にタグ(Tg)を取り付けることを特徴とする
    タグの取付方法。
  15. 【請求項15】 金属条材(Bs)に対する溶接ポイン
    トを検出した後、予め、この溶接ポイントまでの距離を
    検出しておき、この検出距離に基づいてタグ付け線材
    (Wr)の送り出しを行うようにすることを特徴とする
    請求項14記載のタグの取付方法。
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