JPH1036503A - 一酸化炭素およびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物のコポリマーの製造法 - Google Patents

一酸化炭素およびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物のコポリマーの製造法

Info

Publication number
JPH1036503A
JPH1036503A JP9099254A JP9925497A JPH1036503A JP H1036503 A JPH1036503 A JP H1036503A JP 9099254 A JP9099254 A JP 9099254A JP 9925497 A JP9925497 A JP 9925497A JP H1036503 A JPH1036503 A JP H1036503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenanthroline
group
catalyst
chel
nitrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9099254A
Other languages
English (en)
Inventor
Sommazzi Anna
アンナ、ソマッツィ
Garbassi Fabio
ファビオ、ガルバッシ
Giovanni Mestroni
ジョバンニ、メストローニ
Milani Barbara
バルバラ、ミラーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enichem SpA
Original Assignee
Enichem SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enichem SpA filed Critical Enichem SpA
Publication of JPH1036503A publication Critical patent/JPH1036503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強酸助触媒を使用せず、かつ高生産性の一酸
化炭素/アルケニル不飽和化合物線状交互コポリマーの
製造法の提供。 【解決手段】 一酸化炭素と、アルケニル不飽和を含有
する少なくとも1種の化合物とを、操作条件下に液体で
ある溶媒中で、一般式(I) [Pd(chel)(chel’)++[A- 2 (I) (式中、chelおよびchel’は、同一であるか、
または異なっていてもよく、窒素含有またはリン含有二
座配位キレート剤を表し、そしてA- は(3,5−(C
3 2 −C6 3 4 - 、テトラ(パーフルオロフ
ェニル)ボレートB(C6 5 4 - およびAl(C6
5 4 - から選択される本質的に配位せず、エステル
化せず、かつ不安定でないアニオンである)を有する、
助触媒を使用しないで活性である、予備形成された触媒
活性の存在下に、反応させることによる一酸化炭素とア
ルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物との
線状交互コポリマーの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、助触媒を使用しないで活性であ
る触媒を使用する、一酸化炭素とアルケニル型の不飽和
を含有する少なくとも1種の化合物との線状交互コポリ
マーを製造する方法に関するものである。
【0002】CO/オレフィンを単位が交互に反復する
線状コポリマーの製造に適当な、一酸化炭素(CO)と
1またはそれより多いオレフィンとの混合物を重合させ
るための、種々の触媒方法がこの分野において知られて
いる。この重合は、気相または重合希釈剤、好ましくは
メタノール、中の液相において、適当な触媒系の存在に
おいて、実施することができる。
【0003】これらの方法において一般に使用される触
媒系は、下記1)〜3)の組み合わせから誘導される。 1)周期律表の第8族に属する金属の塩、 2)二座配位塩基(この二座配位塩基は、一般に2つの
ジアルキルホスフィン基またはジフェニルホスフィン基
によるか、または少なくとも1つの窒素原子を含有する
2つの基により、対称に置換されたアルキルまたはシク
ロアルキル炭化水素からなる)、および 3)酸、好ましくは2より小さいpKaを有する酸、の
アニオン。
【0004】これらの触媒系は、例えば、欧州特許(E
P)第121,956号、欧州特許(EP)第222,
454号、欧州特許(EP)第257,663号および
欧州特許(EP)第305,012号各明細書に記載さ
れている。
【0005】しかしながら、これらの既知技術の方法
は、触媒系が助触媒として強酸(例えば、CF3 COO
H、p−トルエンスルホン酸)の存在を必要とし、これ
らの強酸は、技術的特質の問題、例えば反応器の浸蝕、
を発生させる外に、ポリマーの中に入って、ポリマーの
性質を低下させる傾向があるという欠点を有する。さら
に、それらのアニオン、例えば、CF3 COO- および
p−トルエンスルホン酸のアニオン、は配位するか、ま
たは、例えば、BF4 - のように不安定である。
【0006】前述の欠点を克服するために、最近、パラ
ジウムの予備形成された錯体の使用に基づく、CO/エ
チレンコポリマーの製造法が提案され、このパラジウム
の錯体はパラジウム原子当たり2つの窒素含有またはリ
ン含有二座配位キレート剤と、2つのエステル化できな
いか、ほとんどエステル化できず、配位せず、不安定で
はないアニオンとを含有し、酸助触媒を使用しないで活
性である(米国特許第5,310,871号明細書)。
【0007】しかしながら、上記触媒系は、一般に、生
産性が低く、そして製造されるポリマーのKg/金属の
g/時間として表した重合の生産性を増加させるため
に、キノン、有機酸化体または芳香族ニトロ化合物のグ
ループに属する化合物から選択される第4成分、好まし
くは1,4’−ベンゾキノン、の存在を必要とする。
【0008】しかしながら、1,4’−ベンゾキノンの
還元により生成されるハイドロキノンの存在は、一般
に、低分子量(LVN)のコポリマーの生成を引き起こ
し(Barsacchi、M.et al.、Ange
w.Chem.Int.Ed.Engl.(199
1)、30:、989)、そしてこの触媒を分解してパ
ラジウム金属にするが、このパラジウム金属はコポリマ
ーの中に残留して、コポリマーの性質を低下させる。
【0009】前述の既知の技術の欠点は、助触媒を使用
しないで活性である、予備形成された触媒の錯体の使用
に基づく、本発明の方法により克服できることが見出さ
れた。
【0010】本発明の方法に従い操作すると、一酸化炭
素と、アルケニル型の不飽和を含有する少なくとも1種
の化合物との線状交互コポリマーを、高い収率およびす
ぐれた分子量において、製造することができる。
【0011】これによれば、本発明の第1の特徴は、操
作条件下に液体である溶媒中で、一酸化炭素と、アルケ
ニル型の不飽和を含有する1またはそれより多い化合物
とを、下記一般式(I)を有する、助触媒を使用しない
で活性である、予備形成されたビスキレート化触媒の存
在下に、反応させることを含んでなる、一酸化炭素とア
ルケニル型の不飽和を含有する少なくとも1種の化合物
との線状交互コポリマーを製造する方法に関する。 [Pd(chel)(chel’)++[A- 2 (I) (式中、chelおよびchel’は、同一であるか、
または異なっていてもよく、窒素含有またはリン含有二
座配位キレート剤を表し、そしてA- は(3,5−(C
3 2 −C6 3 4 - 、テトラ(パーフルオロフ
ェニル)ボレートB(C6 5 4 - およびAl(C6
5 4 - から選択されるアニオンを表す)
【0012】窒素含有二座配位キレート剤の例は、下記
一般式(II)を有するものから選択することができ
る。
【化5】 (式中、XおよびYは、同一であるか、または異なって
いてもよく、架橋中に少なくとも3個の原子を有し、そ
れらのうちの少なくとも2個は炭素原子である、架橋有
機基を表す)炭素原子に加えて、XおよびY基が他の原
子を含有するとき、これらは好ましくは酸素または窒素
である。
【0013】本発明による好ましい窒素含有二座配位キ
レート剤は、架橋基XおよびYが同一であり、そして3
〜10個の原子を含有し、それらのうちの少なくとも2
個は炭素原子である。
【0014】窒素含有二座配位キレート剤の例は、2,
2’−ビピリジル(bipy)、4,4’−ジメチル−
2,2’ビピリジル(DM−bipy)、4,4’−ジ
フェニル−2,2’−ビピリジル(DP−bipy)、
5,5’−ジメチル−2,2’−ビピリジル、5−メチ
ル−2,2’−ビピリジル、6,6’−ジメチル−2,
2’−ビピリジル、1,10−フェナントロリン(ph
en)、4−メチル−1,10−フェナントロリン、5
−メチル−1,10−フェナントロリン、4,7−ジメ
チル−1,10−フェナントロリン、3,8−ジメチル
−1,10−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−
1,10−フェナントロリン、4,7−ジクロロ−1,
10−フェナントロリン、3,4,7,8−テトラメチ
ル−1,10−フェナントロリン(TM−phen)、
4,4’−ジメチル−5,5’−ビオキサゾール、2,
2’−ビピリミジンである。
【0015】リン含有二座配位キレート剤は、下記一般
式(III)のものから選択される。
【化6】 (式中、Rは2〜4個の炭素原子を有するアルキル基、
2〜10個の炭素原子を有するシクロアルキリデン基ま
たはオルトフェニレン基を表し、R1 〜R4 は、同一で
あるか、または異なっていてもよく、各々C1 −C10
ルキル、C3 −C10シクロアルキル基またはC6 −C12
芳香族基を表し、前記C6 −C12芳香族基はC1 −C4
アルキルまたはアルコキシル基により置換されていても
よい)
【0016】本発明の目的に適当なリン含有二座配位キ
レート剤の非限定的例は、下記のものから選択される:
1,3−ビス(ジフェニルホスフィン)プロパン(DP
PP)、1,3−ビス(ジ−4−メトキシ−フェニルホ
スフィン)プロパン、1,4−ビス(ジシクロヘキシル
ホスフィン)ブタンおよび1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィン)シクロヘキサン。
【0017】一般式(I)を有する触媒において、A-
はB(C6 5 4 - 、(3,5−(CF3 2 −C6
3 4 - およびAl(C6 5 4 - から選択され
る、本質的に配位せず、エステル化できず、不安定でな
いアニオンである。B(C65 4 - は本発明の目的
に対して好ましい。
【0018】窒素含有キレート化基が同一である一般式
(I)を有する触媒の例は、下記の通りである。 [Pd(bipy)2 ++[B(C6 5 4 - 2
[Pd(phen)2 ++[B(C6 5 4 - 2
[Pd(bipy)2 ++[Al(C
6 5 4 - 2 、[Pd(phen)2 ++[Al
(C6 5 4 - 2
【0019】キレート化基が異なる一般式(I)を有す
るの触媒の例は、下記の通りである。 [Pd(DPPP)(bipy)]++[B(C6 5
4 - 2 、[Pd(phen)(bipy)]++[B
(C6 5 4 - 2 、[Pd(DPPP)(bip
y)]++[Al(C6 5 4 - 2 、および[Pd
(phen)(bipy)]++[Al(C
6 5 4 - 2
【0020】本発明の一般式(I)を有する触媒は、米
国特許第5,310,871号明細書に記載されている
方法により製造することができる。
【0021】本発明の方法の態様に従い、chelおよ
びchel’が同一であり、そして窒素含有キレート化
基を表すとき、触媒(I)は下記のスキームに従う簡単
な経済的方法により製造することができる。 Pd(CH3 COO)2 +2[chel”H+ ][A- ] → [Pd(chel”)2 ][A- ]+2CH3 COOH 式中、chel”はchelおよびchel’と同一の
意味を有し、そしてA-はB(C6 5 4 - 、(3,
5−(CF3 2 −C6 3 4 - およびAl(C6
5 4 - から選択されるアニオンである。
【0022】本発明の目的に適当なアルケニル不飽和を
含有するモノマーは、もっぱら炭素および水素からなる
化合物、および1またはそれより多い異種原子をさらに
含有する化合物、例えば不飽和エステル、を含んでな
る。2〜12個の炭素原子を有する不飽和炭化水素が好
ましい。
【0023】これらの化合物の例は、オレフィン(例え
ばエチレン、プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ドデ
セン)、または環状化合物(例えばシクロペンテン)、
または芳香族(例えばスチレン、p−メチル−スチレ
ン、m−メチル−スチレン、p−エチル−スチレン、m
−イソプロピル−スチレン、ノルボルネン)である。エ
チレン、プロピレン、スチレン、1−ヘキセンまたはそ
れらの混合物が、本発明の目的に対して好ましい。
【0024】本発明の方法において適当な溶媒の例は、
メタノール、エタノールおよび2,2,2−トリフルオ
ロエタノールおよびそれらの混合物である。
【0025】本発明の方法において、一酸化炭素とアル
ケニル不飽和を含有するモノマーとの間のモル比は1:
10〜1:5、好ましくは1:1〜1:2、である。
【0026】本発明の方法において使用する触媒(I)
の量は、広い範囲内で変化させることができる。一般
に、アルケニル不飽和を含有する化合物の1モル当たり
10-6〜10-1グラム原子、好ましくは10-6〜10-3
グラム原子のパラジウム濃度を与えるような量の触媒を
使用する。
【0027】本発明の方法は、必要に応じて、キノン、
脂肪族ニトリル、ニトロ芳香族誘導体から選択される有
機酸化体または空気の存在下において実施することがで
きる。好ましい酸化体は1,4−ベンゾキノンである。
【0028】有機酸化体は、使用するときは、好ましく
はパラジウムの1グラム原子重量当たり10〜400モ
ルの量において使用される。
【0029】重合は、一般に、20〜150℃の温度お
よび1〜200バールの圧力において実施される。操作
は30〜100℃の温度および100バールを越えない
圧力下において実施することが便利である。
【0030】重合の終わりにおいて、通常分離技術を使
用して、0.1〜5dl/g、好ましくは0.2〜4d
l/g、の固有粘度として表した中分子量(LVN)を
有する白色固体の形態でコポリマーが回収される。LV
N(極限粘度数)は、ASTM D2857−70法
(1977)に従い100℃においてm−クレゾール中
で測定する。
【0031】こうして得られたコポリマーは、分析技
術、例えば、NMRおよびFT−IRにより特性決定す
ることができる。これらの分析の結果により、本発明の
方法により得られるコポリマーが線状交互構造を有する
ことが確証される。さらに、これらのコポリマーは高分
子量(LVN)であり、また触媒残留物は低濃度であ
る。
【0032】これらのコポリマーは、専門化された分野
において、特定の構造的応用、例えば、車のパネル、プ
ラスチックフィルムにおいて、および包装の分野におい
て使用することができる。
【0033】下記の諸例により、本発明を例示する。こ
れらの諸例は本発明を限定するものではない。
【0034】例1 [Pd(DPPP)(bipy)][B(C
6 5 4 2 の合成 0.1g(1.33×10-1mmol)の[Pd(DP
PP)(CF3 COO)2 ]および0.03g(1.6
×10-1mmol)のBipy(Pd:bipy=1:
1.2)を、室温において10mlのメタノールが入っ
た100mlのガラスフラスコの中に入れる。0.24
gのN,N−ジメチルアニリニウムテトラ(パーフルオ
ロフェニル)ボレート(Pd:B(C6 5 4 -
1:2.2)をこうして得られた暗黄色溶液に添加し、
室温において撹拌しながら20分間維持する。次いで2
mlの水を滴々添加し、フラスコの底部をガラス棒でこ
することによって生成物の沈澱を促進させる。室温にお
いて20分間撹拌した後、白色固体を真空ポンプを使用
する濾過により分離し、次いでこれを真空下に洗浄し、
乾燥する(収率88%)。 元素分析 計算値:C、50.21%;H、1.69%;N、1.38%。 実測値:C、49.5%;H、1.49%;N、1.35%。
【0035】前述したようにして得られた白色固体の
0.4mmolを引き続いて35mlのメタノール中に
溶解し、溶液を濾紙で濾過し、7mlの水を濾液に添加
する。生ずる溶液を撹拌しながら室温において30分間
維持する。次いで沈澱した生成物を濾過により回収し、
真空下に乾燥する。 元素分析 計算値:C、50.21%;H、1.69%;N、1.38%。 実測値:C、50.2%;H、1.57%;N、1.36%。
【0036】例2 CO/エチレンコポリマーの合成 1.2リットルのメタノール、0.05mmolの[P
d(DPPP)(bipy)][B(C
6 5 4 2 、4mmolの1,4−ベンゾキノンお
よびCO/エチレン(1:1)の混合物を、3リットル
の耐圧反応器の中に56気圧に供給する。80℃におい
て5時間反応させた後、反応器を室温に冷却し、非反応
ガスを排出する。コポリマーを濾過により回収し、メタ
ノールで洗浄し、60℃において真空下に乾燥する。N
MR分析により、1gのパラジウムあたり55kgのコ
ポリマーに相当する、292gの交互線状コポリマーが
得られる。このコポリマーは1.1dl/gのLVNお
よび15ppmに等しいPd含量を有する。
【0037】例3 例2におけるのと同一の手順を実施するが、1,4−ベ
ンゾキノンを使用しない。NMR分析により、1gのP
dあたり41kgのコポリマーに相当する、219gの
交互線状コポリマーが得られる。このコポリマーは1.
05dl/gのLVNおよび16ppmに等しいPd含
量を有する。
【0038】例4 CO/エチレン/プロピレンのターポリマーの合成 例2におけるのと同一の手順を実施するが、反応混合物
の中に50gのプロピレンを導入する。NMR分析によ
り、1gのPdあたり23.9kgのターポリマーに相
当する、127gの交互線状ターポリマーが得られる。
このターポリマーは0.64dl/gのLVNおよび2
7ppmに等しいPd含量を有する。
【0039】例5(比較) 例2におけるのと同一の手順を実施するが、触媒として
0.05mmolの[Pd(DPPP)(bipy)]
[PF6 2 を使用する。1gのPdあたり24.6k
gのコポリマーに相当する、131gの交互コポリマー
が得られる。このコポリマーは1.02dl/gのLV
Nおよび17ppmに等しいPd含量を有する。
【0040】例6(比較) 例5に記載するように反応を実施するが、1,4−ベン
ゾキノンを使用しない。1gのPdあたり19.7kg
のコポリマーに相当する、105gの交互コポリマーが
得られる。このコポリマーは1.00dl/gのLVN
および18ppmに等しいPd含量を有する。
【0041】例7(比較) 例5におけるのと同一の手順を実施するが、触媒として
0.05mmolの助触媒[bipyH+ ][P
6 - ]を使用する。1gのPdあたり47.93Kg
のコポリマーに相当する、255gの交互コポリマーが
得られる。このコポリマーは1.1dl/gのLVNお
よび14ppmに等しいPd含量を有する。これらの結
果が示すように、アニオンとしてB(C6 5 4 -
使用すると、アニオンとしてPF6 - を有する触媒に対
して、活性が2倍より高い触媒が生成する。本発明の触
媒の活性は、酸化体を使用しないでさえ驚くべきほどに
高い(比較例3および6)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バルバラ、ミラーニ イタリー国ゴリツィア、ビア、サント、ミ ケーレ、17

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作条件下に液体である溶媒中で、一酸化
    炭素と、アルケニル型の不飽和を含有する少なくとも1
    種の化合物とを、下記一般式(I)を有する、助触媒を
    使用しないで活性である、触媒の存在において、反応さ
    せることを含んでなる、一酸化炭素とアルケニル型の不
    飽和を含有する少なくとも1種の化合物との線状交互コ
    ポリマーを製造する方法。 [Pd(chel)(chel’)++[A- 2 (I) (式中、chelおよびchel’は、同一であるか、
    または異なっていてもよく、窒素含有またはリン含有二
    座配位キレート剤を表し、そしてA- は(3,5−(C
    3 2 −C6 3 4 - 、B(C6 5 4 - およ
    びAl(C6 54 - から選択される本質的に配位せ
    ず、エステル化せず、かつ不安定ではないアニオンであ
    る)
  2. 【請求項2】窒素含有二座配位キレート剤が、一般式
    (II)を有するものから選択される、請求項1に記載
    の方法。 【化1】 (式中、XおよびYは、同一であるか、または異なって
    いてもよく、各々架橋中に少なくとも3個の原子を有
    し、それらのうちの少なくとも2個は炭素原子である、
    架橋有機基を表す)
  3. 【請求項3】炭素原子に加えて、XおよびY基が他の原
    子を含有し、これらが酸素および窒素から選択される、
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】窒素含有二座配位キレート剤が同一の架橋
    基XおよびYを有し、そして3〜10個の原子を含有
    し、それらのうちの少なくとも2個が炭素原子であるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】窒素含有二座配位キレート剤が、2,2’
    −ビピリジル、4,4’−ジメチル−2,2’−ビピリ
    ジル、4,4’−ジフェニル−2,2’−ビピリジル、
    5,5’−ジメチル−2,2’−ビピリジル、5−メチ
    ル−2,2’−ビピリジル、1,10−フェナントロリ
    ン、4−メチル−1,10−フェナントロリン、5−メ
    チル−1,10−フェナントロリン、4,7−ジメチル
    −1,10−フェナントロリン、3,8−ジメチル−
    1,10−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−
    1,10−フェナントロリン、4,7−ジクロロ−1,
    10−フェナントロリン、3,4,7,8−テトラメチ
    ル−1,10−フェナントロリン、4,4’−ジメチル
    −5,5’−ビオキサゾール、2,2’−ビピリミジン
    から選択される、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】リン含有二座配位キレート剤が、下記一般
    式(III)のものから選択されることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。 【化2】 (式中、Rは2〜4個の炭素原子を有するアルキル基、
    2〜10個の炭素原子を有するシクロアルキリデン基ま
    たはオルトフェニレン基を表し、R1 〜R4 は、同一で
    あるか、または異なっていてもよく、各々C1 −C10
    ルキル、C3 −C10シクロアルキル基またはC6 −C12
    芳香族基を表し、前記C6 −C12芳香族基はC1 −C4
    アルキルまたはアルコキシル基により置換されていても
    よい)
  7. 【請求項7】リン含有二座配位キレート剤が、1,3−
    ビス(ジフェニルホスフィン)プロパン、1,3−ビス
    (ジ−4−メトキシ−フェニルホスフィン)プロパン、
    1,4−ビス(ジシクロヘキシルホスフィン)ブタンお
    よび1,2−ビス(ジフェニルホスフィン)シクロヘキ
    サンから選択されることを特徴とする、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】A- が(B(C6 5 4 - )であること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】キノン、脂肪族ニトリル、ニトロ芳香族誘
    導体および有機ペルオキシドから選択される有機酸化体
    をさらに含有することを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】有機酸化体が1,4−ベンゾキノンであ
    ることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】アルケニル不飽和を含有する化合物が、
    オレフィン(例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテ
    ン、イソブチレン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−
    オクテン、1−ドデセン)、または環状化合物(例え
    ば、シクロペンテン)、または芳香族(例えば、スチレ
    ン、p−メチル−スチレン、m−メチル−スチレン、p
    −エチル−スチレン、m−イソプロピル−スチレン、ノ
    ルボルネン)、またはそれらの混合物から選択されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】溶媒が、メタノール、エタノールおよび
    2,2,2−トリフルオロ−エタノールまたはそれらの
    混合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】アルケニル不飽和を含有する化合物と一
    酸化炭素との間のモル比が1:10〜1:5であること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】モル比が1:1〜1:2であることを特
    徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】触媒(I)の量がアルケニル不飽和を含
    有する化合物の1モル当たり10-6〜10-1グラム原子
    のパラジウム濃度を与えるような量であることを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】有機酸化体の量がパラジウムの1グラム
    原子当たり10〜400モルであることを特徴とする、
    請求項9に記載の方法。
  17. 【請求項17】重合反応を20〜150℃の温度および
    1〜200バールの圧力下において実施することを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】温度が30〜100℃であり、そして圧
    力が100バールを越えないことを特徴とする、請求項
    17に記載の方法。
  19. 【請求項19】下記一般式(I)を有し、一酸化炭素お
    よびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合
    物に基づく交互線状コポリマーの製造法において使用す
    ることができる、助触媒を使用しないで活性である、予
    備形成されたビスキレート化された触媒。 [Pd(chel)(chel’)++[A- 2 (I) (式中、chelおよびchel’は、同一であるか、
    または異なっていてもよく、窒素含有またはリン含有二
    座配位キレート剤を表し、そしてA- は(3,5−(C
    3 2 −C6 3 4 - 、B(C6 5 4 - およ
    びAl(C6 54 - から選択される本質的に配位せ
    ず、非エステル化せず、かつ不安定ではないアニオンで
    ある)
  20. 【請求項20】窒素含有二座配位キレート剤が、下記一
    般式(II)を有するものから選択される、請求項19
    に記載の触媒。 【化3】 (式中、XおよびYは、同一であるか、または異なって
    いてもよく、各々架橋中に少なくとも3個の原子を有
    し、それらのうちの少なくとも2個は炭素原子である、
    架橋有機基を表す)
  21. 【請求項21】炭素原子に加えて、XおよびY基が他の
    原子を含有し、これらが酸素および窒素から選択され
    る、請求項20に記載の触媒。
  22. 【請求項22】窒素含有二座配位キレート剤が同一の架
    橋基XおよびYを有し、そして3〜10個の原子を含有
    し、それらのうちの少なくとも2個が炭素原子であるこ
    とを特徴とする、請求項21に記載の触媒。
  23. 【請求項23】窒素含有二座配位キレート剤が、2,
    2’−ビピリジル、4,4’−ジメチル−2,2’−ビ
    ピリジル、4,4’−ジフェニル−2,2’−ビピリジ
    ル、5,5’−ジメチル−2,2’−ビピリジル、5−
    メチル−2,2’−ビピリジル、1,10−フェナント
    ロリン、4−メチル−1,10−フェナントロリン、5
    −メチル−1,10−フェナントロリン、4,7−ジメ
    チル−1,10−フェナントロリン、3,8−ジメチル
    −1,10−フェナントロリン、4,7−ジフェニル−
    1,10−フェナントロリン、4,7−ジクロロ−1,
    10−フェナントロリン、3,4,7,8−テトラメチ
    ル−1,10−フェナントロリン、4,4’−ジメチル
    −5,5’−ビオキサゾール、2,2’−ビピリミジン
    から選択される、請求項19に記載の触媒。
  24. 【請求項24】リン含有二座配位キレート剤が、下記一
    般式(III)のものから選択されることを特徴とす
    る、請求項19に記載の触媒。 【化4】 (式中、Rは2〜4個の炭素原子を有するアルキル基、
    2〜10個の炭素原子を有するシクロアルキリデン基ま
    たはオルトフェニレン基を表し、R1 〜R4 は、同一で
    あるか、または異なっていてもよく、各々C1 −C10
    ルキル、C3 −C10シクロアルキル基またはC6 −C12
    芳香族基を表し、前記C6 −C12芳香族基はC1 −C4
    アルキルまたはアルコキシル基により置換されていても
    よい)
  25. 【請求項25】リン含有二座配位キレート剤が、1,3
    −ビス(ジフェニルホスフィン)プロパン、1,3−ビ
    ス(ジ−4−メトキシ−フェニルホスフィン)プロパ
    ン、1,4−ビス(ジシクロヘキシルホスフィン)ブタ
    ンおよび1,2−ビス(ジフェニルホスフィン)シクロ
    ヘキサンから選択されることを特徴とする、請求項19
    に記載の触媒。
  26. 【請求項26】A- がB(C6 5 4 - であることを
    特徴とする、請求項19に記載の触媒。
JP9099254A 1996-04-18 1997-04-16 一酸化炭素およびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物のコポリマーの製造法 Pending JPH1036503A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT96A000743 1996-04-18
IT96MI000743A IT1283612B1 (it) 1996-04-18 1996-04-18 Procedimento per la preparazione di copolimeri a base di ossido di carbonio e almeno un composto contenente un'instaurazione alchenilica

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1036503A true JPH1036503A (ja) 1998-02-10

Family

ID=11374012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9099254A Pending JPH1036503A (ja) 1996-04-18 1997-04-16 一酸化炭素およびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物のコポリマーの製造法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5734010A (ja)
EP (1) EP0802213A3 (ja)
JP (1) JPH1036503A (ja)
CA (1) CA2201767C (ja)
IT (1) IT1283612B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6130302A (en) 1996-08-19 2000-10-10 Northwestern University Synthesis and use of (polyfluoroaryl)fluoroanions of aluminum, gallium and indium
US6262200B1 (en) 1996-08-19 2001-07-17 Northwestern University (Polyfluoroaryl)fluoroanions of aluminum, gallium, and indium of enhanced utility, uses thereof, and products based thereon
US5854166A (en) * 1996-08-19 1998-12-29 Northwestern University Synthesis and use of (perfluoroaryl) fluoro-aluminate anion
EP1105398B1 (en) * 1998-08-17 2002-07-17 The Dow Chemical Company Activator composition comprising aluminum compound mixture
WO2004104053A1 (fr) 2003-05-23 2004-12-02 Institut Kataliza Imeni G.K. Boreskova Sibirskogootdeleniya Rosiiskoi Akademii Nauk Procede d'introduction de groupes carbonyles dans des polymeres contenant des liaisons doubles carbone-carbone
CN112011048B (zh) * 2020-08-26 2023-03-28 链行走新材料科技(广州)有限公司 一种窄分布芳香族聚酮及其制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5059678A (en) * 1989-10-26 1991-10-22 Shell Oil Company Polymerization of olefin/carbon monoxide with palladium salt, bidentate ligand and carboxylic acid ester or anhydride
CA2055190A1 (en) * 1990-11-13 1992-05-14 Abe W. De Jong Polymers of carbon monoxide with styrene
ES2109418T3 (es) * 1993-02-06 1998-01-16 Enichem Spa Procedimiento para la preparacion de polimeros a base de monoxido de carbono y olefinas.
DE69422840T2 (de) * 1993-03-12 2000-07-27 Shell Internationale Research Maatschappij B.V., Den Haag/S'gravenhage Verfahren zur Herstellung von Copolymeren aus Kohlenmonoxid und ethylenisch ungesättigten Verbindungen
DE69418088T2 (de) * 1993-04-06 1999-08-12 Bp Chemicals Ltd., London Katalysatorzusammensetzung

Also Published As

Publication number Publication date
EP0802213A2 (en) 1997-10-22
US5734010A (en) 1998-03-31
IT1283612B1 (it) 1998-04-22
ITMI960743A1 (it) 1997-10-18
CA2201767A1 (en) 1997-10-18
ITMI960743A0 (ja) 1996-04-18
CA2201767C (en) 2005-10-18
EP0802213A3 (en) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4859764A (en) Copolymerization of carbon monoxide and olefin with nitrogen containing phosphine ligand catalyst
EP1894959B1 (en) Process for producing polyketone
US5292699A (en) Polymerization process
JPH04225027A (ja) ポリケトンポリマーの製造法
US5091507A (en) Polymerization of carbon monoxide/olefin with polyalkoxyalkane
JPH04227928A (ja) 一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物との重合体の製造方法
JPH1036503A (ja) 一酸化炭素およびアルケニル不飽和を含有する少なくとも1種の化合物のコポリマーの製造法
EP0610601B1 (en) Process for preparing polymers based on carbon monoxide and olefins
KR0178527B1 (ko) 폴리케톤 중합체의 제조
NL8802391A (nl) Bereiding van polymeren.
JPH04366129A (ja) 触媒組成物
US5717060A (en) Process for the preparation of copolymers based on carbon monoxide and at least one compound containing an alkenyl unsaturation
EP0334454B1 (en) Polyketone related polymers
US5162493A (en) Polymerization of co/olefin/functionally substituted olefin with tetra alkyl diphosphine
US4960857A (en) Polyketone polymer from carbon monoxide and bicyclo carboxylic acid compound
EP0728791B1 (en) Process for the preparation of copolymers based on carbon monoxide and at least one compound having an alkenylic unsaturation
US5115094A (en) Polymerization of co/olefin with molar ratio of non hydrohalogenic acid to palladium compound
HUT62921A (en) Catalyst composition and polymerization process by using it
US4940777A (en) Carbon monoxide/1,2-alkadiene copolymer
US5091506A (en) Polymerization of carbon monoxide/norbornene with p bidentate ligand
US5177184A (en) Polymerization of co/norbornene compound with molar ratio of n ligand to anion greater than 4
US5225386A (en) Polymerization of carbon monoxide/olefin with polyalkoxyalkane
US5723572A (en) Process for the preparation of a linear alternating copolymer of carbon monoxide with ethene and another olefinically unsaturated compound
ITMI960741A1 (it) Procedimento migliorato per la preparazione di copolimeri a base di ossido di carbonio e almeno un composto contenente un'insaturazione
ITMI952368A1 (it) Procedimento migliorato per la preparazione di copolimeri a base di ossido di carbonio ed almeno un composto contenente un'insaturazione