JPH103676A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH103676A
JPH103676A JP17281796A JP17281796A JPH103676A JP H103676 A JPH103676 A JP H103676A JP 17281796 A JP17281796 A JP 17281796A JP 17281796 A JP17281796 A JP 17281796A JP H103676 A JPH103676 A JP H103676A
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JP
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focusing
tracking
supported
pickup device
optical pickup
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JP17281796A
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English (en)
Inventor
Masanori Ogata
政徳 尾形
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ピックアップ装置の2軸アクチュエータ
において、特に、トラッキング時の対物レンズの位置精
度を高めるとともに、対物レンズの応答性を改善する技
術に関する。 【解決手段】 2軸アクチュエータ3の可動部材を、光
学ディスク6の信号記録面7に垂直な方向に移動自在に
支持されたフォーカシング部材9と、対物レンズ4を支
持するとともに上記フォーカシング部材に対して回動自
在に支持されたトラッキング部材10とに分割するとと
もに、フォーカシング部材に固設した支点部材18の先
端部を尖端状に形成し、トラッキング部材に設けた被支
点部材23の端面に円錐状の凹部24を形成し、上記支
点部材の尖端部を被支点部材の凹部に挿入して点接触さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ピックアップ装
置に関する。詳しくは、光学ピックアップ装置の2軸ア
クチュエータにおいて、特に、トラッキング時における
対物レンズの位置精度を高め、トラッキングの応答性を
改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の光学ピックアップ装置aの
一例を示すものである。
【0003】光学ピックアップ装置aは、対物レンズb
をフォーカシング方向とトラッキング方向に移動させる
ための2軸アクチュエータcを備える。
【0004】2軸アクチュエータcは、ベース基板d
と、該ベース基板dに取着された磁界形成部eと、対物
レンズbを保持するとともに上記ベース基板dに対して
回動自在でかつその回動軸に対して軸方向に摺動自在に
支持された可動部材としてのレンズ保持部材fを有して
いる。
【0005】ベース基板dは光学ディスクgに対してそ
の半径方向に移動される図示しない部材に固定され、ベ
ース基板dの前端部(図5における左方に向かう方向を
前方とし、右方に向かう方向を後方とする。)には上方
に向かって支軸hが固定されている。
【0006】磁界形成部eは、コ字状に折り曲げられ上
方が開口する向きで配置された磁性材料から成るヨーク
iと、該ヨークiの前壁の内側面に貼着された永久磁石
jとから成り、ヨークiの下部がベース基板dの後端部
に適宜手段により固定されている。
【0007】レンズ保持部材fは、その前端部に対物レ
ンズbが保持されているとともに、その中央部にベース
基板dに固定された支軸hが挿通されるための被支持孔
kが形成されている。
【0008】レンズ保持部材fの後端部には対物レンズ
bを光学ディスクgに対して垂直方向(以下、「フォー
カシング方向」という。)に移動させるためのフォーカ
シングコイルlと光学ディスクgの半径方向と平行な方
向(以下、「トラッキング方向」という。)に回動させ
るためのトラッキングコイルmとが取着されている。
【0009】そして、レンズ保持部材fはその被支持孔
kにベース基板dの支軸hが挿通されるとともに、フォ
ーカシングコイルlの一部とトラッキングコイルmとが
上記磁界形成部eの永久磁石jとこれに対向したヨーク
iの後壁との間に位置される。
【0010】このようなレンズ保持部材fは、これとベ
ース基板dとの間にバネ部材nが配設されており、フォ
ーカシングコイルl及びトラッキングコイルmに電流を
流さない状態において、上記対物レンズbがフォーカシ
ング方向及びトラッキング方向におけるそれぞれの所定
の位置(以下、「中立点」という。)に位置されるよう
になっている。
【0011】しかして、上記光学ピックアップ装置aに
あっては、フォーカシングコイルlに電流を流すと、レ
ンズ保持部材fはその被支持孔kがベース基板dに固定
された支軸hに案内されて上下方向に摺動されて対物レ
ンズbがフォーカシング方向に移動される。
【0012】また、トラッキングコイルmに電流を流す
と、レンズ保持部材fはその被支持孔kがベース基板d
に固定された支軸hを回動中心として水平方向に回動さ
れて対物レンズbがトラッキング方向に移動される。
【0013】そして、フォーカシングコイルl及びトラ
ッキングコイルmの電流の供給を停止すると、レンズ保
持部材fは上記バネ部材nの弾発力により、再び、対物
レンズbが上記中立点に戻るようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の光学
ピックアップ装置aにあっては、レンズ保持部材fに設
けた被支持孔kにベース基板dに固定した支軸hを挿通
し、該支軸hをフォーカシング方向の移動の基準としか
つトラッキング方向の回動の中心としており、該支軸h
と被支持孔kとの間には摺動及び回動を許容するための
クリアランスが必要であった。そのため、該クリアラン
スがレンズ保持部材fをその水平方向にガタつかせ、ト
ラッキング方向の回動中心をずらしてしまい、対物レン
ズbのトラッキング方向の移動精度を高くすることがで
きないという問題があった。
【0015】また、可動部材としての1つのレンズ保持
部材fに、対物レンズb、フォーカシングコイルl及び
トラッキングコイルmなどを搭載しているため、対物レ
ンズbを、フォーカシングするにも、トラッキングする
にも、常に、フォーカシングコイルl及びトラッキング
コイルmをレンズ保持部材fと一緒に移動させなければ
ならず、特に、トラッキング時における応答性に欠ける
という問題もあった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明光学ピックアップ
装置は、上記した課題を解決するために、2軸アクチュ
エータの可動部材を、光学ディスクの信号記録面に垂直
な方向に移動自在に支持されたフォーカシング部材と、
対物レンズを支持するとともに上記フォーカシング部材
に対して回動自在に支持されたトラッキング部材とに分
割し、これらフォーカシング部材及びトラッキング部材
をそれぞれ基台又はフォーカシング部材に対して弾性的
に支持するとともに、上記トラッキング部材のフォーカ
シング部材に対する支持を点接触により為すようにした
ものである。
【0017】従って、本発明光学ピックアップ装置によ
れば、可動部材としてのレンズ保持部材をトラッキング
部材とフォーカシング部材とに分割し、フォーカシング
部材に対するトラッキング部材の支持を点接触により為
すようにしたので、該点接触した位置がトラッキング部
材の回動中心となり、その回動中心がブレることがな
く、よって、対物レンズのトラッキング方向における移
動精度を向上させることができる。
【0018】また、フォーカシング部材とトラッキング
部材とに分割したので、トラッキング時には、トラッキ
ング部材だけを回動させれば良く、即ち、フォーカシン
グ部材に設けられるフォーカシングコイルを移動させる
必要がなく、よって、トラックングの応答性を極めて良
くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明光学ピックアップ装
置の実施の形態を図示した実施例に従って説明する。
【0020】図1乃至図4は本発明光学ピックアップ装
置1の実施の一例を示すものである。
【0021】光学ピックアップ装置1は、基台2と、該
基台2の上側に設けられた2軸アクチュエータ3と、該
2軸アクチュエータ3に支持された対物レンズ4と、基
台2の下面側に設けられたピックアップ部5とを有す
る。このような光学ピックアップ装置1は光学ディスク
6の信号記録面7に対向した側(本実施例においては光
学ディスク6の下面側)に配設される。
【0022】基台2は、図示しない送り機構によって移
動自在に支持されていて、上記対物レンズ4が光学ディ
スク6の半径方向に沿って移動するようになっている。
【0023】2軸アクチュエータ3は、基台2の上面に
固定された矩形状をしたベース基板8と、該ベース基板
8の上側に配置され前後方向(図1における左方に向か
う方向を前方とし、右方に向かう方向を後方とする。)
に長くその左右幅が上記ベース基板8の左右幅よりも小
さい板状のフォーカシング部材9と、該フォーカシング
部材9の上側に配置され、上記フォーカシング部材9よ
りも前方に長くフォーカシング部材9よりも幅狭な板状
のトラッキング部材10と、上記ベース基板8の後端に
寄った位置に配置された磁界形成部11と、上記フォー
カシング部材9に取着され上記磁界形成部11と協動し
てフォーカシング部材9を移動させるフォーカシングコ
イル12と、上記トラッキング部材10に取着され上記
磁界形成部11と協動してトラッキング部材9を移動さ
せるトラッキングコイル13と、上記フォーカシング部
材9及びトラッキング部材10をベース基板8に対して
弾発的に支持する弾性部材14などを備える。
【0024】ベース基板8の前端部には支軸15が立設
されており、その先端はトラッキング部材10の上方に
まで達している。
【0025】フォーカシング部材9の前端部であって上
記支軸15に対応する位置には、被支持孔16が形成さ
れており、該被支持孔16の上下両側の開口縁には上方
及び下方に突出したガイド筒17、17がそれぞれ突設
されている。
【0026】そして、フォーカシング部材9の被支持孔
16及びガイド筒17、17に上記ベース基板8の支軸
15が挿入され、これにより、フォーカシング部材9は
ベース基板8に対して上下方向に移動自在に支持される
とともに、フォーカシング部材9のベース基板8に対す
る姿勢が傾かないようになっている。
【0027】フォーカシング部材9の上記ガイド筒1
7、17より後方に寄った位置には、先端が尖った支点
部材18が上方に向かって突設されており、また、該支
点部材18を挟んでその左右両側縁には支持片19、1
9が上方に向かって突設され、これら支持片19、19
の上面には螺穴19a、19aが設けられている。
【0028】フォーカシング部材9の後端部には、上下
方向に貫通する比較的大きな矩形のコイル取着孔20が
形成され、該コイル取着孔20の内周面にこれに沿うよ
うに矩形に巻回された上記フォーカシングコイル12が
貼着されている。
【0029】トラッキング部材10の上記フォーカシン
グ部材9よりも前方へ突出した部分には対物レンズ4を
取着するためのレンズ取着孔21が形成され、該レンズ
取着孔21の稍後方に寄った位置であってフォーカシン
グ部材9のガイド筒17に対応した位置には、該ガイド
筒17の外径よりも大きい開口22が形成されている。
【0030】上記開口22に上側のガイド筒17がやや
余裕を持った状態で挿入され、フォーカシング部材9と
トラッキング部材10とが干渉しないようになってい
る。
【0031】トラッキング部材10の上記開口22より
後方にやや寄った位置であって上記フォーカシング部材
9に突設された支点部材18の上方に対応した位置には
被支点部材23が植設されており、該被支点部材23は
その下端部がトラッキング部材10の下面からやや突出
されている。
【0032】被支点部材23はその下端面に円錐状の凹
部24が形成され、また、上端部は他の部分よりも細径
な部分(以下、「スキュー調整ピン」という。)25が
形成されている。
【0033】そして、被支点部材23の上記凹部24に
は上記支点部材18の上端の尖端が挿入され、該尖端が
凹部24の凹部頂点に点接触して、これにより、トラッ
キング部材10がフォーカシング部材9に対して水平方
向にガタがない状態で支持される。
【0034】また、上述のようにトラッキング部材10
の被支点部材23と上記支点部材18とが点接触した状
態で、上記スキュー調整ピン25の基端部が支持片19
の上端面と上下方向において同じか又はスキュー調整ピ
ン25の基端部がやや高くなるようになっている。
【0035】トラッキング部材10の後端に寄った位置
には、上方から見て凸字型をした開口26がその凸側が
前側に位置した向きで形成されており、該開口26のう
ち後側の部分に上記磁界形成部11の一部が貫通するよ
うに位置されている。
【0036】トラッキング部材10の後端面には後方か
ら見て矩形に巻回された2つのトラッキングコイル1
3、13が左右に並んだ状態で貼着されている。
【0037】尚、上記フォーカシングコイル12及びト
ラッキングコイル13、13は図示しないフレキシブル
プリント基板又はリード線により所定のプリント基板と
の電気的接続が図られている。
【0038】磁界形成部11は、左右方向から見てU字
状をしたヨーク27と、該ヨーク27の前ヨーク片28
の内側面に貼着された永久磁石29と、上記ヨーク27
の前ヨーク片28と後ヨーク片30との上端間に架設さ
れ上方から見て前半部分が稍細い凸字型をしたサブヨー
ク31とから成る。
【0039】ヨーク27は、ベース基板8の後方に寄っ
た位置に固定され、その前ヨーク片28の上端には切欠
28aが形成され、後ヨーク片30の上端には上方に向
かって突出された突部30aが形成されている。
【0040】サブヨーク31の後側縁から一体に垂設さ
れた後端壁32のやや前方であって、上記ヨーク27の
後ヨーク片30の突部30aに対応した位置に嵌合孔3
3が形成されており、また、その前端部には上下方向に
貫通した螺孔34が形成されている。
【0041】上記螺孔34には位置規制ネジ35が上方
から螺合され、該位置規制ネジ35がサブヨーク31を
貫通し、さらにトラッキング部材10の上記開口26を
通してその下端がフォーカシング部材9に近接して位置
されている。
【0042】そして、このような磁界形成部11は、そ
の前ヨーク片28及び永久磁石29が、フォーカシング
部材9に取着されたフォーカシングコイル12内及びト
ラッキング部材10の後端部の開口26内を通してトラ
ッキング部材10より上方に突出されている。
【0043】また、サブヨーク31は、その細幅の前側
部分がヨーク27の前ヨーク片28の切欠28aに嵌合
され、その後端部の嵌合孔33にヨーク27の後ヨーク
片30の突部30aが嵌合され、サブヨーク31の後端
壁32がヨーク27の後ヨーク片30にネジにより固着
されることにより、ヨーク27の上端部に取着されてい
る。
【0044】これにより、永久磁石29−前ヨーク片2
8−後ヨーク片30−後ヨーク片30と永久磁石29と
の間のギャップという磁気回路と、永久磁石29−前ヨ
ーク片28−サブヨーク31−後ヨーク片30−後ヨー
ク片30と永久磁石29との間のギャップという磁気回
路が形成され、上記フォーカシングコイル12の一部及
びトラックングコイル13、13が上記永久磁石29と
後ヨーク片30との間のギャップ内に位置される。
【0045】弾性部材14は、主にフォーカシング部材
9を上下方向に弾性的に支える第1の弾性部36と、主
にトラッキング部材10を左右方向に弾性的に支える第
2の弾性部37とから成る。
【0046】第1の弾性部36は、左右方向に長い板状
の主部38と、該主部38の左右両端から後方に向かっ
て突設され後方に行くに従って下方へ変位された上下弾
性片39、39とから成り、主部38の中央にはベース
基板8の支軸15及びフォーカシング部材9のガイド筒
17が貫通状に位置され挿通孔40が形成されている。
【0047】そして、第1の弾性部36は、その挿通孔
40にフォーカシング部材9の下側のガイド筒17が挿
通された状態で、主部38がフォーカシング部材9の下
面にカシメ等の適宜手段により固定され、また、上下弾
性片39、39の後端部がそれぞれベース基板8の後側
左右端部に適宜な手段により固定される。これにより、
2つの上下弾性片39と39との間に上記磁界形成部1
1が位置され、フォーカシング部材9はベース基板8に
対して上下方向において弾発的に支持される。尚、上下
弾性片39、39は図1、図3、図4に示すようにやや
湾曲されており、フォーカシング部材9のベース基板8
に対する上下方向への移動を許容するようになってい
る。
【0048】第2の弾性部37は、第1の弾性部36の
主部38の前側縁の中央に寄った2箇所から前方に向か
って突設された板状の2つ連結片41、41と、これら
連結片41、41の前端であって外方を向いた側縁部に
前方から見てJ字状又は逆J字状をした左右弾性片4
2、42′とから成り、該左右弾性片42、42′は短
い側の垂直部分の上端が上記連結片41、41と連結さ
れている。
【0049】そして、第2の弾性部37は、左右弾性片
42、42′の長い側の垂直部分42a、42a′の上
端がトラッキング部材10の前端部に左右両側からこれ
を挟持するように固定され、これにより、トラッキング
部材10はその前端部においてフォーカシング部材9に
対して左右方向において弾発的に支持され、また、トラ
ッキング部材10は、左右弾性片42、42′との連結
部と、上記被支点部材23と支点部材18との点接触部
の3点でフォーカシング部材9に支持されていることに
なる。
【0050】尚、上記第1の弾性部36と第2の弾性部
37とは、板状部材を所定の形状に打ち抜き、かつ、折
り曲げることにより一体に形成される。
【0051】上記フォーカシング部材9の支持片19と
19の先端間には板状部材から成るスキュー調整片43
が架設されており、該スキュー調整片43の中央部には
ピン受孔44が、また、その両端部にはネジ挿通孔4
5、45がそれぞれ形成されている。
【0052】ピン受孔44はその内径が上記スキュー調
整ピン25の直径よりやや大きく形成され、また、その
開口縁からは複数のピン受片46、46、・・・が切起
状に上方に向かって形成されている。
【0053】ネジ挿通孔45、45は、上記支持片1
9、19の上端面に形成された螺穴19a、19aに螺
合される小ネジ47、47の軸径より大きく頭部よりや
や小さい大きさに形成されており、後述するように、小
ネジ47、47の中心とネジ挿通孔45、45の中心と
を偏心させることができるようになっている。
【0054】このようなスキュー調整片43は、そのピ
ン受孔44にスキュー調整ピン25が下方から嵌合した
状態で、そのネジ挿通孔45、45に上方から小ネジ4
7、47が挿通され、該小ネジ47、47を上記支持片
19、19の螺穴19a、19aに螺合することにより
フォーカシング部材9に取着されている。
【0055】このとき、スキュー調整片43のピン受孔
44の周縁が、被支点部材23の上部であってスキュー
調整ピン25の基端部との合い間の段部に弾接され、こ
れにより、支点部材18と被支点部材23との点接触部
が弾性的に接触することになる。
【0056】また、スキュー調整ピン25は、その周面
がスキュー調整片43のピン受孔44に形成したピン受
片46、46、・・・によって弾発的に挟持されてい
る。
【0057】そして、小ネジ47、47をやや緩めた状
態でスキュー調整片43を支持片19、19に対して、
前後左右方向に移動させることにより、トラッキング部
材10のフォーカシング部材9に対する姿勢の調整、即
ち、スキュー調整を行うことができる。
【0058】即ち、スキュー調整片43を支持片19、
19に対して移動させると、スキュー調整ピン25、即
ち、被支点部材23のフォーカシング部材9に対する傾
きを変更することができ、これにより、被支点部材23
の軸心と支点部材18の軸心とを一致させることがで
き、スキュー調整を行うことができる。
【0059】また、かかるスキュー調整を行った場合、
スキュー調整片43に対してスキュー調整ピン25が傾
斜することがあるが、上述のように、スキュー調整片4
3のピン受孔44に形成したピン受片46、46、・・
・でスキュー調整ピン25を弾発的に支持しているた
め、その保持を確実に行なうことができる。
【0060】ピックアップ部5は、レーザ光48を発振
する半導体レーザ49と該半導体レーザ49が発しした
レーザ光48を平行光に変換するコリメートレンズ50
と、該コリメートレンズ50の前方に配置されレーザ光
48を上方に向かって反射する反射鏡51などから成
り、上記反射鏡51は基台2のレーザ通過孔52の下方
であって上記対物レンズ4の下方に配置されている。
【0061】そして、半導体レーザ49から照射された
レーザ光48はコリメートレンズ50を透過した後に反
射鏡51によって上方に向かって反射され、トラッキン
グ部材10に保持された対物レンズ4によって光学ディ
スク6の信号記録面7に集光される。
【0062】また、光学ディスク6の信号記録面7によ
り反射されたレーザ光(戻り光)48は対物レンズ4、
レーザ通過孔52及び反射鏡51と通って、図示しない
ビームスプリッタにより分光され、図示しないディテク
タに受光され、電気信号に変換される。
【0063】しかして、本発明光学ピックアップ装置1
にあっては、フォーカシング部材9に取着されたフォー
カシングコイル12に電流を流すことによりフォーカシ
ング部材9を支軸15に沿って上下方向(図3に示した
矢印方向)に移動させ、これによりフォーカシング部材
9が支持したトラッキング部材10と共に対物レンズ4
をフォーカシング方向へ移動させる。尚、磁界形成部1
1のサブヨーク31に取着された位置規制ネジ35の先
端がトラッキング部材10の下面より下方に突出してお
り、フォーカシング部材9の上方への移動範囲を規制し
ているので、上下弾性片39、39が弾性限度以上に撓
まないようになっている。また、位置規制ネジ35の先
端部がフォーカシング部材9に接触するようになってい
るのは、これがトラッキング部材10に接触した場合、
トラッキング部材10がフォーカシング部材9に対して
傾いてしまい、対物レンズ4の光軸がズレてしまうから
である。
【0064】また、トラッキング部材10に取着された
トラッキングコイル13、13に電流を流すと、トラッ
キング部材10はフォーカシング部材9の支点部材18
を回動中心として、水平方向(図2に示した矢印方
向。)に回動することになり、これにより、対物レンズ
4がトラッキング方向へ移動される。また、トラッキン
グ部材10は被支点部材23の凹部24にフォーカシン
グ部材9の支点部材18が点接触しているので、両者1
8と23との間にクリアランスはなく、よって、トラッ
キング部材10の回動中心が偏心することはない。
【0065】従って、本発明光学ピックアップ装置1の
2軸アクチュエータ3にあっては、対物レンズ4をトラ
ッキング方向へ回動するための回動支点18、23とな
る部分を点接触により構成することにより、回動支点1
8、23においてガタつくことがなく、回動精度を向上
させることができる。
【0066】また、可動部材としてのレンズ保持部材を
トラッキング部材10とフォーカシング部材9とに分割
したので、特に、トラッキング部材10にはトラッキン
グに必要なトラッキングコイル13、13のみを搭載
し、従来のようにフォーカシングコイル12など余分な
ものがないため、トラッキング時における可動する部材
の軽量化を図ることができ、トラッキングの応答性を向
上させることができる。
【0067】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップ装置は、2軸アクチュエー
タの可動部材を、光学ディスクの信号記録面に垂直な方
向に移動自在に支持されたフォーカシング部材と、対物
レンズを支持するとともに上記フォーカシング部材に対
して回動自在に支持されたトラッキング部材とに分割
し、これらフォーカシング部材及びトラッキング部材を
それぞれ基台又はフォーカシング部材に対して弾発的に
支持するとともに、上記トラッキング部材のフォーカシ
ング部材に対する支持を点接触により行なうようにした
ので、該点接触した位置がトラッキング部材の回動中心
となり、その回動中心がブレることがなく、よって、対
物レンズのトラッキング方向における移動精度を向上さ
せることができる。
【0068】また、2軸アクチュエータにおける可動部
材をフォーカシング部材とトラッキング部材とに分割し
たので、トラッキング時には、トラッキング部材だけを
回動させれば良く、即ち、フォーカシング部材に設けら
れるフォーカシングコイルを移動させる必要がなく、よ
って、トラックングの応答性を極めて良くすることがで
きる。
【0069】尚、上記実施例において、トラッキング部
材のフォーカシング部材への支持を、フォーカシング部
材に設けた尖端状の支点部材とトラッキング部材に設け
た円錐状の凹部を有した被支点部材との点接触により為
すようにしたが、本発明はこれに限らず、トラッキング
部材側に尖端状の部材を設け、フォーカシング部材に円
錐状の凹部を有した部材を設けるようにしても良い。
【0070】また、上記実施例において示した各部の具
体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明光学ピックアップ装
置の実施の一例を示すものであり、本図は全体の側面図
である。
【図2】2軸アクチュエータの拡大平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】2軸アクチュエータの分解斜視図である。
【図5】従来の光学ピックアップ装置の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1…光学ピックアップ装置、2…基台、3…2軸アクチ
ュエータ、4…対物レンズ、6…光学ディスク、7…信
号記録面、9…フォーカシング部材、10…トラッキン
グ部材、14…弾性部材、18…支点部材、23…被支
点部材、24…凹部、36…第1の弾性部、37…第2
の弾性部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスクの信号記録面に対してその
    半径方向に移動される基台と、該基台に支持される2軸
    アクチュエータと、該2軸アクチュエータにより光学デ
    ィスクの信号記録面に対してフォーカシング方向及びト
    ラッキング方向に移動される対物レンズとを備えた光学
    ピックアップ装置であって、 2軸アクチュエータは、光学ディスクの信号記録面に垂
    直な方向に移動自在に支持されたフォーカシング部材
    と、対物レンズを支持するとともに上記フォーカシング
    部材に対して回動自在に支持されたトラッキング部材と
    を備え、 上記トラッキング部材のフォーカシング部材に対する支
    持が点接触により為されていることを特徴とする光学ピ
    ックアップ装置。
  2. 【請求項2】 フォーカシング部材に固設した支点部材
    の先端部を尖端状に形成し、トラッキング部材に設けた
    被支点部材の端面に円錐状の凹部を形成し、上記支点部
    材の尖端部を被支点部材の凹部に挿入して点接触させた
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記フォーカシング部材を基台側部材に
    第1の弾性部を介して支持し、上記トラッキング部材を
    フォーカシング部材に第2の弾性部を介して支持したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記フォーカシング部材を基台側部材に
    第1の弾性部を介して支持し、上記トラッキング部材を
    フォーカシング部材に第2の弾性部を介して支持したこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光学ピックアップ装
    置。
JP17281796A 1996-06-13 1996-06-13 光学ピックアップ装置 Pending JPH103676A (ja)

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