JPH1036836A - 緑化吹付け用土壌安定剤 - Google Patents

緑化吹付け用土壌安定剤

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JPH1036836A
JPH1036836A JP19807196A JP19807196A JPH1036836A JP H1036836 A JPH1036836 A JP H1036836A JP 19807196 A JP19807196 A JP 19807196A JP 19807196 A JP19807196 A JP 19807196A JP H1036836 A JPH1036836 A JP H1036836A
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spraying
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Mitsuru Kitahata
満 北畠
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    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水に強く、雨に流亡させられない安定剤を
提供する。 【解決手段】 フライアッシュまたは製紙スラッジの焼
却灰60〜90重量部、早強またはポルトランドセメン
ト10〜30重量部、硫酸アルミニウム1〜10重量
部、硫酸カルシウム1〜10重量部、二酸化ケイ素1〜
10重量部、硫酸ナトリウム1〜10重量部、酸化マグ
ネシウム1〜5重量部を均一に配合混合してなる土壌安
定剤である。この土壌安定剤は、ラス網等の手段を用い
なくとも法面に固着させられ、固着力が強いことをもっ
て、ある程度の厚吹きまでを一気に対応できる。また、
吹付け後の土は、安定であって硬化でない状況を出現せ
しめ、それによって高い発芽率を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や造成地等の
法面保護と環境保全、あるいは、土木工事現場の最終的
な修景を目的として、芝草や木本類をもってなされる緑
化吹付け客土工法に使用される、土壌安定剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の法面等の保護工法には、擁壁の構
築,モルタル吹付け,緑化吹付け等の工法がある。擁壁
の構築は、構造物を伴ったり、地形あるいは土質的に土
砂崩れ等の危険災害が予測される場所に適用される。モ
ルタル吹付けは岩盤等、緑化吹付け工法が不適切と認識
された場所に適用されてきた。緑化吹付け工法には、フ
ァイバーと種子を混ぜて吹き付ける「種子吹き」、土を
使わずにバーク堆肥を吹き付ける「バーク吹き」、土を
混ぜ込んで吹き付ける「客土吹き」が主な緑化吹付け工
法である。
【0003】モルタル吹付けは、岩盤や傾斜の強い法面
に適用されてきたが、経時変化と共に劣化し、破壊が起
こる場合にはかなり広範囲に渡って崩落する危険性があ
ることは否めない。また、法面の奥(山側)に降った雨
等の水は、法面に対して背後から圧力をかけることにな
るため、モルタル吹付けの現場ではところどころに、主
に、塩化ビニール製の水抜きパイプが突出している。パ
イプが突出している法面部には、グリ石層が作られ、水
を抜き易いように設計されているが、経時変化において
パイプ内部に土粒子が詰まり、実際にはその多くが機能
していない。これもまた、法面を全体的に崩壊に導く一
要因である。
【0004】緑化吹付けは、種子吹き,バーク吹き共に
土が全く存在せず、法面への安定剤として高分子樹脂系
安定剤(通称:糊剤)が使用されている。法面吹付け終
了段階では、この糊剤が粘着性を持って機能している
が、数日経過するとこの粘着性が薄れ、雨等によって容
易に流亡してしまう。また、土がないため発芽率も定着
率も最低である。そのため、発芽率が低いことと併せ、
雨等による流亡によって殆ど目的を達せられていない。
【0005】客土吹きは、土がある点において、種子吹
きやバーク吹きよりは発芽率,定着率は良好であるが、
安定剤が高分子樹脂(糊剤)である部分において、多く
の問題を内包している。客土吹きのほぼ共通する一般的
工法は、ハイドロシーダーまたはミニクリートと呼ばれ
る吹付け機材(車載型)のタンクに、水,土,バーク堆
肥,肥料,種子,安定剤等の薬品類を入れ、よく練った
泥状にして、コンプレッサーで法面に吹き付けるもので
ある。糊剤は、安定剤として使用される材料であるが、
どんなに工法が変わったところで糊剤だけは変わるもの
の出現をみないままに利用されてきた。
【0006】現在、広く利用されている糊剤の問題点を
以下に列挙する。 糊剤は、一種の接着剤であり、微細な土壌粒子を接着
させて団粒化を起こすものである。法面に土を活着させ
るものもこの接着剤の作用であるが、吹付け後、接着剤
が乾いて土壌を安定させるまでに、平均して3日間程度
の時間を要する。安定発現までは水に弱く、その間雨等
が降ると吹付け面全体が流亡してしまう。 雨に流亡させられずに安定した土壌は、安定剤が高分
子樹脂故に、その硬化状況は非常に堅い物となり、その
際の大きな膨張係数によって法面全体にクラックが入
る。吹付け時に混合された芝草の種子は、そのクラック
の間からしか発芽できないため、どうしても疎らな発芽
状況にならざるを得ない。 安定を得るまでに3日間程度の時間を要するために、
吹付けた客土を法面に固定させる手段が必要である。そ
のため、ラス網と呼ばれるネットを吹付け面全体を覆う
ように張らなければならない。 岩盤への客土吹付け等の場合、芝草の根が伸長するこ
とを考慮して、要求される吹付け厚は5〜10■の厚さ
で吹付けることとなる。それら厚吹きの場合、安定を得
るまでに時間を要するため、一気に要求される厚さで吹
付けることはできない。土やバーク堆肥等の重量を支え
ることができないからである。故に、2〜3■厚を吹付
け、乾してからその上に吹付ける2度吹き,3度吹きが
必要になる。
【0007】雪国等で、吹付け施工した面が積雪の下
に閉じ込められる場合、糊剤は接着剤の一種であり、土
壌の団粒化,活着はその接着性能によって継続されてい
る。積雪の下にある場合には、その接着成分が凍上劣化
し、春の雪解け時には既に土壌粒子をつなぎ止められ
ず、当初の微細な土壌粒子に戻った表土が雪解けと共に
流亡してしまう。 高分子系樹脂という糊剤の性格から、法面表面に吹付
けられた厚さ数■の表土部分は本物の表土でなく、土が
混ぜ込まれたある種のプラスチック状となる。それは決
して本物の表土を形成しないために、恒久的な緑化とい
う面においてその目的は充分に達せられない。
【0008】以上が現在幅広く使われている糊剤の特徴
である。緑化を目的とする客土吹付け工法の場合、その
全てが高分子系糊剤を使用しているといっても過言では
ない。それは、前述した〜の問題点が、取りも直さ
ず従来工法の問題点であるということができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した諸問題は、す
べて安定剤に起因する問題点である。ここで考えるべき
安定剤は、まず水に強く、雨に流亡させられない安定剤
であり、ラス網等の手段を用いなくとも法面に固着させ
られ、固着力が強いことをもって、ある程度の厚吹きま
でを一気に対応できること。吹付け後の土は、安定であ
って硬化でない状況を出現せしめ、それによって高い発
芽率を達成できる材料であること。また、凍上劣化に際
して簡単に構造組織が壊れず、本来的な恒久緑化が図れ
る材料であることをもって理想的な安定剤とすることが
できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による土壌安定剤
は、フライアッシュまたは製紙スラッジの焼却灰60〜
90重量部、早強またはポルトランドセメント10〜3
0重量部、硫酸アルミニウム1〜10重量部、硫酸カル
シウム1〜10重量部、二酸化ケイ素1〜10重量部、
硫酸ナトリウム1〜10重量部、酸化マグネシウム1〜
5重量部を均一に配合混合してなることを特徴とする緑
化吹付け用土壌安定剤である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による安定剤は、従来の粘
着性に依存してきた糊剤の発想から脱却することによっ
て、従来工法の全てが抱え込んでいた諸問題を一括して
解決しようとするものである。最初に、解決すべき泥状
客土の固着力の強さについては、物理的揺変性(チクソ
トロピー)という手法を用いた。まず、土粒子を初めと
してフライアッシュ類、各種無機薬品類を媒質(水)の
中に分散させた状況をコロイドとして認識する。更に、
これら微粒子が水に分散した系のコロイドをゾルとして
認識する。これらのコロイドは、分散している微粒子の
相と媒質の相を含む意味において不均一系であり、ま
た、系の内部に固相・液相、または、固相・液相の界面
エネルギーを多量に含んでおり、熱力学的には界面を減
少する方向への変化、すなわち、粒子が凝集する傾向を
持っている。
【0012】コロイドとして考える場合、糊剤はコロイ
ド粒子が1個の巨大分子として溶液を作る高分子溶液で
あり、本発明の安定剤は、コロイド粒子が分子量の低い
分子の会合体として溶液を作るミセル溶液である。高分
子溶液もミセル溶液も同様に、熱力学的には平衡状態に
ある均一系である。コロイドの粒子(ゾル,高分子,ミ
セル)が溶媒を包み込んで凝集した場合、その状態をゲ
ルという。
【0013】揺変性(チクソトロピー)と呼ばれる現象
は、このゲルがかき回したり振ったりすることによりゾ
ルとなり、放置すると再びゲルに戻る性質のことであ
る。安定剤としての使用においては、このチクソトロピ
ー的回復をできるだけ早くすることによって、下記のよ
うに定義することができる。
【0014】つまり、運動エネルギーが与えられている
時には流体であり、運動エネルギーが奪われた段階で即
座に固体化する。このことは、タンク内部水や土等と共
に撹拌されたり、またコンプレッサーで吹付けられノズ
ルから放射される段階では、運動エネルギーを得てゾル
であり、法面に固着することで運動エネルギーが奪われ
即座にゲル化する、ということになる。糊剤に見られた
粘着性による固着でなく、この揺変性による固着によっ
て安定化時間を急速に短縮することが可能になった。こ
れによって、ラス網無しの施工を可能にし、ある程度
(10■厚)の厚吹きまで一気に吹付けることを可能に
した。更に、雨による流亡の危険性も排除した。
【0015】上記のメガニズムは、本安定剤に含まれる
アッシュ類の粒子形状や、他の無機薬品類の個別、及び
相乗的効果によるものである。まず、主剤であるアッシ
ュ類の多孔質形状が、他の様々な粒子との間の架橋効果
を引き起こし易い方向に働く。特に、チクソトロピー的
原因を与えているのは、このアッシュ類と相乗的に関知
する硫酸アルミニウムである。硫酸アルミニウムが水和
ゲル化すると強い吸着力を発揮する。これがタンク内で
同時混合された様々な元素を巻き込んで、アッシュ類の
多孔質面を活用して緩い粒子結合を引き起こす。
【0016】また、硫酸アルミニウムがタンク内で混合
される際に、加水分解して水酸化アルミニウムゾルとな
り、そこに硫酸ナトリウムの電解質が添加されて凝固す
る。その他、粘土分散液,ケイ酸ゾル(二酸化ケイ素に
よる)等が、代表的に見られるチクソトロピーの例であ
る。しかも、これらの代表的揺変性物質が、全て同一の
タンク内で混合され、勿論、それ自体が単発でも起こる
チクソトロピーであり、同時に複合効果によってチクソ
トロピー的回復を速める作用が発生する。この急速かつ
驚異的なゲル化が、様々な傾斜角の法面に対する完璧な
活着性を生み、ラス網なしの施工を可能にしているので
ある。同時に、このゲル化した土壌塊は、雨によって活
着後に与えられる水分は吸収しにくいために事後の降雨
や、雨中の施工時においても流亡しにくい性格が与えら
れる。これが従来工法であるところの、雨に対する弱点
を克服する最大の理由である。
【0017】ここで、活着した土壌塊には、肥料,種子
の他、前述した様々な無機薬品類が同時混合されてお
り、活着後にアッシュ成分,カルシウム,アルミニウ
ム,シリカ、それにセメント成分が相互に反応し、更に
硫酸塩とアルカリ成分による刺激が、エトリンガイト,
モノサルフェート水和物,ケイ酸カルシウム水和物等
を、絡み合うように三次元的立体構造をもって急速に生
成して、土壌粒子を巻き込んだ本当の団粒化が発現す
る。接着成分による土壌粒子接着というまやかしの団粒
化でなく、水和物という新たな鉱物質を構成する団粒化
であり、その内部には共に混合された肥料成分が内包さ
れており、それが徐々に浸み出してくることが、本安定
剤によって付加される《保肥性》の良さに反映する。
【0018】また、ここで生成されるエトリンガイド等
の水和生成物は、その質量の許容範囲内の水分を水和物
が飽和に達するまで保持してくれる。これは、植生に欠
かすことのできない《保水性》として反映する。なお、
ここに生成された水和物は、針状結晶構造を持ってお
り、飽和量を越えた水分は、そのミクロの網目から浸透
ないし排水されることになる。つまり、保水性のみなら
ず《透水性》も良い材料であり、同時にこの透水構造
は、降雨時以外では表土全体の《通気性》の良さとなっ
て植生に貢献する。このことは、土壌中の好気性菌群の
活性ともなる。
【0019】また、植物活性においては、窒素,リン
酸,カリという三大栄養素の他にも、各種ミネラル等の
希少無機元素類が重要な働きをすることが知られてい
る。本安定剤の主成分は、フライアッシュまたは製紙焼
却灰である。これらの物質は、その根源まで逆上れば植
物であった歴史をもっている。つまり、植物として生育
していた時代に、植物体の生命に必要な様々な希少元素
類を摂取してきている。しかも、最終的に焼却されたこ
とによって、それらの元素類は約20倍にまで濃縮され
たような状態でアッシュ内部に包含されている。つま
り、緑化する対象土壌がどのようにやせた土壌であって
も、三大栄養素を添加しさえすれば、他の生育に必要と
される元素類は安定剤の成分中に含まれている。また、
主成分であるアッシュ類は、ミネラルの豊富な多孔質体
であり、これは土壌菌等の微生物が活性化する条件の一
つである。土壌菌の活性は、空中窒素の固定に寄与する
ことから、恒久緑化に必要な栄養分の供給につながって
いる。
【0020】
【発明の効果】前述した諸問題は、すべて安定剤に起因
する問題点である。ここで考えるべき安定剤は、まず水
に強く、雨に流亡させられない安定剤であり、ラス網等
の手段を用いなくとも法面に固着させられ、固着力が強
いことをもって、ある程度の厚吹きまでを一気に対応で
きること。吹付け後の土は、安定であって硬化でない状
況を出現せしめ、それによって高い発芽率を達成できる
材料であること。また、凍上劣化に際して簡単に構造組
織が壊れず、本来的な恒久緑化が図れる材料であること
をもって理想的な安定剤とすることができる。
【0021】従来の糊剤による団粒化は、接着成分に起
因する現象を指していたが、高分子樹脂に接着されて形
成される表土は、ある種プラスチックを被覆した「表
土」と断ずることができる。本安定剤は土と共に、それ
らの植物に起因するアッシュ、そしてミネラルと呼ばれ
る無機薬品類によって構成された材料である。一切、工
業的プラントで製造されたものはなく、すべて無機材に
よって作られたものである。これ故に言えることは、様
々な安定剤の中で唯一、本物の表土を形成する安定剤で
ある。この本物の表土こそ恒久的緑化の最大の理由であ
る。なお、本剤は安定剤としての機能の他、団粒化,保
肥,保水,侵食防止諸剤の性能を兼ね備えている。
【0022】また、無機剤による本物の表土形成の他、
前述した様々な効果の積み重ねによって、本剤での緑化
技術では芝草の根の伸長において、他剤でのそれに大き
な差別化を実現した。圧倒的な根の伸長は、岩盤緑化に
も大きな効果を発揮する。つまり、岩盤の凹凸に絡み付
くように根が伸長するため、経時変化での緑化進展に伴
って、まるでラス網を張ったような効果を与えるからで
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】現在、広く利用されている糊剤の問題点を
以下に列挙する。 糊剤は、一種の接着剤であり、微細な土壌粒子を接着
させて団粒化を起こすものである。法面に土を活着させ
るものもこの接着剤の作用であるが、吹付け後、接着剤
が乾いて土壌を安定させるまでに、平均して3日間程度
の時間を要する。安定発現までは水に弱く、その間雨等
が降ると吹付け面全体が流亡してしまう。 雨に流亡させられずに安定した土壌は、安定剤が高分
子樹脂故に、その硬化状況は非常に堅い物となり、その
際の大きな膨張係数によって法面全体にクラックが入
る。吹付け時に混合された芝草の種子は、そのクラック
の間からしか発芽できないため、どうしても疎らな発芽
状況にならざるを得ない。 安定を得るまでに3日間程度の時間を要するために、
吹付けた客土を法面に固定させる手段が必要である。そ
のため、ラス網と呼ばれるネットを吹付け面全体を覆う
ように張らなければならない。 岩盤への客土吹付け等の場合、芝草の根が伸長するこ
とを考慮して、要求される吹付け厚は5〜10cmの厚
さで吹付けることとなる。それら厚吹きの場合、安定を
得るまでに時間を要するため、一気に要求される厚さで
吹付けることはできない。土やバーク堆肥等の重量を支
えることができないからである。故に、2〜3cm厚を
吹付け、乾してからその上に吹付ける2度吹き,3度吹
きが必要になる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】雪国等で、吹付け施工した面が積雪の下
に閉じ込められる場合、糊剤は接着剤の一種であり、土
壌の団粒化,活着はその接着性能によって継続されてい
る。積雪の下にある場合には、その接着成分が凍上劣化
し、春の雪解け時には既に土壌粒子をつなぎ止められ
ず、当初の微細な土壌粒子に戻った表土が雪解けと共に
流亡してしまう。 高分子系樹脂という糊剤の性格から、法面表面に吹付
けられた厚さ数cmの表土部分は本物の表土でなく、土
が混ぜ込まれたある種のプラスチック状となる。それは
決して本物の表土を形成しないために、恒久的な緑化と
いう面においてその目的は充分に達せられない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】つまり、運動エネルギーが与えられている
時には流体であり、運動エネルギーが奪われた段階で即
座に固体化する。このことは、タンク内部水や土等と共
に撹拌されたり、またコンプレッサーで吹付けられノズ
ルから放射される段階では、運動エネルギーを得てゾル
であり、法面に固着することで運動エネルギーが奪われ
即座にゲル化する、ということになる。糊剤に見られた
粘着性による固着でなく、この揺変性による固着によっ
て安定化時間を急速に短縮することが可能になった。こ
れによって、ラス網無しの施工を可能にし、ある程度
(10cm厚)の厚吹きまで一気に吹付けることを可能
にした。更に、雨による流亡の危険性も排除した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C09K 103:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライアッシュまたは製紙スラッジの焼
    却灰60〜90重量部、早強またはポルトランドセメン
    ト10〜30重量部、硫酸アルミニウム1〜10重量
    部、硫酸カルシウム1〜10重量部、二酸化ケイ素1〜
    10重量部、硫酸ナトリウム1〜10重量部、酸化マグ
    ネシウム1〜5重量部を均一に配合混合してなる緑化吹
    付け用土壌安定剤。
JP19807196A 1996-07-26 1996-07-26 緑化吹付け用土壌安定剤 Pending JPH1036836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19807196A JPH1036836A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 緑化吹付け用土壌安定剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP19807196A JPH1036836A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 緑化吹付け用土壌安定剤

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ID=16385046

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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