JPH1037244A - 建設機械の旋回フレーム - Google Patents
建設機械の旋回フレームInfo
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- JPH1037244A JPH1037244A JP21549296A JP21549296A JPH1037244A JP H1037244 A JPH1037244 A JP H1037244A JP 21549296 A JP21549296 A JP 21549296A JP 21549296 A JP21549296 A JP 21549296A JP H1037244 A JPH1037244 A JP H1037244A
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転室支持用の張出しビームとセンタビーム
の取付ブラケットとの間の溶接部側に高応力が発生する
のを低減できるようにする。 【解決手段】 センタビーム14のブラケット部14A
を挟んで運転室支持用の張出しビーム18と対向する位
置に、補強部材25の傾斜板部25Aをブラケット部1
4Aと底板13との間で一定の傾斜角をもって斜めに配
設する。そして、傾斜板部25Aの下側端部および上側
端部をそれぞれ底板13およびブラケット部14Aに溶
接する。また、傾斜板部25Aの後側端部には底板13
とブラケット部14Aとの間の角隅部を傾斜板部25A
と共に閉塞するように閉塞板部25Bを設け、この閉塞
板部25Bの下側端部および左側端部をそれぞれ底板1
3およびブラケット部14Aに溶接する。
の取付ブラケットとの間の溶接部側に高応力が発生する
のを低減できるようにする。 【解決手段】 センタビーム14のブラケット部14A
を挟んで運転室支持用の張出しビーム18と対向する位
置に、補強部材25の傾斜板部25Aをブラケット部1
4Aと底板13との間で一定の傾斜角をもって斜めに配
設する。そして、傾斜板部25Aの下側端部および上側
端部をそれぞれ底板13およびブラケット部14Aに溶
接する。また、傾斜板部25Aの後側端部には底板13
とブラケット部14Aとの間の角隅部を傾斜板部25A
と共に閉塞するように閉塞板部25Bを設け、この閉塞
板部25Bの下側端部および左側端部をそれぞれ底板1
3およびブラケット部14Aに溶接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル等の建設機械に用いて好適な建設機械の旋回フレーム
に関する。
ル等の建設機械に用いて好適な建設機械の旋回フレーム
に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、油圧ショベル等の上部旋回体を有
する建設機械では、下部走行体上に旋回可能に載置され
た骨組み構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレーム
上に搭載された運転室、機械室およびカウンタウェイト
等とから上部旋回体を構成している。そして、土砂等の
掘削作業時には、該上部旋回体を下部走行体に対し旋回
運動させて、旋回フレームの前側に俯仰動可能に設けら
れた作業装置で土砂等の掘削作業を行うようになってい
る。
する建設機械では、下部走行体上に旋回可能に載置され
た骨組み構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレーム
上に搭載された運転室、機械室およびカウンタウェイト
等とから上部旋回体を構成している。そして、土砂等の
掘削作業時には、該上部旋回体を下部走行体に対し旋回
運動させて、旋回フレームの前側に俯仰動可能に設けら
れた作業装置で土砂等の掘削作業を行うようになってい
る。
【0003】また、前記旋回フレームは、底板および一
対のセンタビームからなるセンタフレームと、基端側が
該センタフレームの各センタビーム側にそれぞれ前,後
方向に離間して設けられ、先端側が底板の幅方向外向き
(左,右外向き)に延設された複数の張出しビームと、
前,後方向に延びて該各張出しビームの先端側に接合さ
れた左,右のサイドビームとから大略構成されている。
対のセンタビームからなるセンタフレームと、基端側が
該センタフレームの各センタビーム側にそれぞれ前,後
方向に離間して設けられ、先端側が底板の幅方向外向き
(左,右外向き)に延設された複数の張出しビームと、
前,後方向に延びて該各張出しビームの先端側に接合さ
れた左,右のサイドビームとから大略構成されている。
【0004】ここで、前記センタフレームの底板は、高
い剛性をもった厚肉の剛板等により形成され、前記下部
走行体の丸胴上に旋回可能に取付けられている。そし
て、該底板上には左,右一対のセンタビームが前後方向
に延びるように立設され、該各センタビームの前端側は
前記作業装置用のブラケット部として形成されている。
い剛性をもった厚肉の剛板等により形成され、前記下部
走行体の丸胴上に旋回可能に取付けられている。そし
て、該底板上には左,右一対のセンタビームが前後方向
に延びるように立設され、該各センタビームの前端側は
前記作業装置用のブラケット部として形成されている。
【0005】一方、前記各張出しビームのうち、センタ
ビームのブラケット部側に設けられる運転室支持用の張
出しビームは、その基端側が前記底板とブラケット部と
に溶接され、該張出しビームのセンタビームに対する取
付強度を高めるようにしている。そして、運転室支持用
の張出しビームは、その先端側でサイドフレームと共に
比較的重量の大きな運転室を下側から支持する構成にな
っている。
ビームのブラケット部側に設けられる運転室支持用の張
出しビームは、その基端側が前記底板とブラケット部と
に溶接され、該張出しビームのセンタビームに対する取
付強度を高めるようにしている。そして、運転室支持用
の張出しビームは、その先端側でサイドフレームと共に
比較的重量の大きな運転室を下側から支持する構成にな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による旋回フレームでは、運転室を下側から安定
して支持するため運転室支持用の張出しビームを基端側
でセンタフレームの底板とセンタビームのブラケット部
とに溶接により固着すると共に、該張出しビームの先端
側をサイドフレームに溶接で固着することにより、前記
底板およびブラケット部に対する張出しビームの取付強
度を高めるようにしている。
来技術による旋回フレームでは、運転室を下側から安定
して支持するため運転室支持用の張出しビームを基端側
でセンタフレームの底板とセンタビームのブラケット部
とに溶接により固着すると共に、該張出しビームの先端
側をサイドフレームに溶接で固着することにより、前記
底板およびブラケット部に対する張出しビームの取付強
度を高めるようにしている。
【0007】しかし、上部旋回体の旋回を停止させた
り、該上部旋回体の旋回時等に作業装置のバケット等に
土砂や岩石等が衝突したりすると、各センタビームのブ
ラケット部には作業装置のからの横方向の荷重が曲げ荷
重となって作用し、該ブラケット部が左,右方向に大き
く弾性変形してしまうことがある(図3参照)。
り、該上部旋回体の旋回時等に作業装置のバケット等に
土砂や岩石等が衝突したりすると、各センタビームのブ
ラケット部には作業装置のからの横方向の荷重が曲げ荷
重となって作用し、該ブラケット部が左,右方向に大き
く弾性変形してしまうことがある(図3参照)。
【0008】このため、従来技術では、センタビームの
ブラケット部に大きな曲げ荷重が作用したときに、運転
室用の張出しビームとブラケット部との間の溶接部に高
応力が発生し、該溶接部の耐久性や寿命を十分に高める
ことが難しいという問題がある。
ブラケット部に大きな曲げ荷重が作用したときに、運転
室用の張出しビームとブラケット部との間の溶接部に高
応力が発生し、該溶接部の耐久性や寿命を十分に高める
ことが難しいという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みて
なされたもので、本発明はセンタフレームのブラケット
部に対して運転室支持用の張出しビームを強固に溶接し
て十分な強度を確保できると共に、この溶接部に高応力
が発生するのを防止でき、溶接部の耐久性や寿命等を向
上できるようにした建設機械の旋回フレームを提供する
ことを目的としている。
なされたもので、本発明はセンタフレームのブラケット
部に対して運転室支持用の張出しビームを強固に溶接し
て十分な強度を確保できると共に、この溶接部に高応力
が発生するのを防止でき、溶接部の耐久性や寿命等を向
上できるようにした建設機械の旋回フレームを提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、底板上に立設された左,右一対のセン
タビームを有し、該各センタビームの前端側が作業装置
用のブラケット部となったセンタフレームと、基端側が
該センタフレームの底板と前記センタビームのブラケッ
ト部とに溶接され、先端側がサイドフレームに接合され
ることにより該サイドフレームと共に運転室を下側から
支持する運転室支持用の張出しビームとを備えてなる建
設機械の旋回フレームに適用される。
ために本発明は、底板上に立設された左,右一対のセン
タビームを有し、該各センタビームの前端側が作業装置
用のブラケット部となったセンタフレームと、基端側が
該センタフレームの底板と前記センタビームのブラケッ
ト部とに溶接され、先端側がサイドフレームに接合され
ることにより該サイドフレームと共に運転室を下側から
支持する運転室支持用の張出しビームとを備えてなる建
設機械の旋回フレームに適用される。
【0011】そして、請求項1に記載の発明が採用する
構成の特徴は、前記センタフレームの底板と前記センタ
ビームのブラケット部との間には、前記ブラケット部を
挟んで前記張出しビームの基端側と対向する位置に補強
部材を溶接により固着し、該補強部材は、前記ブラケッ
ト部に作用する曲げ荷重を前記張出しビームの基端側と
の間で受承する構成としたことにある。
構成の特徴は、前記センタフレームの底板と前記センタ
ビームのブラケット部との間には、前記ブラケット部を
挟んで前記張出しビームの基端側と対向する位置に補強
部材を溶接により固着し、該補強部材は、前記ブラケッ
ト部に作用する曲げ荷重を前記張出しビームの基端側と
の間で受承する構成としたことにある。
【0012】このように構成することにより、張出しビ
ームの基端側と補強部材とをセンタビームのブラケット
部を挟んで互いに対向する位置に配設することができ、
これにより該ブラケット部を張出しビームの基端側と補
強部材とで両側から挟み込むようにして支持できるか
ら、作業装置等からの曲げ荷重が前記ブラケット部に大
きく作用した場合でも、このような曲げ荷重を張出しビ
ームの基端側と補強部材との間で確実に受承させること
ができる。この結果、前記ブラケット部と張出しビーム
との溶接部およびセンタフレームの底板と張出しビーム
との溶接部等に応力集中が発生するのを抑えることがで
き、これらの溶接部を補強部材により確実に補強するこ
とができる。
ームの基端側と補強部材とをセンタビームのブラケット
部を挟んで互いに対向する位置に配設することができ、
これにより該ブラケット部を張出しビームの基端側と補
強部材とで両側から挟み込むようにして支持できるか
ら、作業装置等からの曲げ荷重が前記ブラケット部に大
きく作用した場合でも、このような曲げ荷重を張出しビ
ームの基端側と補強部材との間で確実に受承させること
ができる。この結果、前記ブラケット部と張出しビーム
との溶接部およびセンタフレームの底板と張出しビーム
との溶接部等に応力集中が発生するのを抑えることがで
き、これらの溶接部を補強部材により確実に補強するこ
とができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明では、前記補
強部材は、一端側が前記センタフレームの底板に溶接さ
れると共に、他端側が前記センタビームのブラケット部
下端側に溶接され、前記底板とブラケット部との間に一
定の傾斜角をもって斜めに配設してなる構成としてい
る。
強部材は、一端側が前記センタフレームの底板に溶接さ
れると共に、他端側が前記センタビームのブラケット部
下端側に溶接され、前記底板とブラケット部との間に一
定の傾斜角をもって斜めに配設してなる構成としてい
る。
【0014】この結果、前記補強部材をブラケット部と
底板との間で三角形構造をなす梁部材として機能させる
ことができ、前記ブラケット部からの曲げ荷重に対する
補強部材の機械的強度を高めることができる。
底板との間で三角形構造をなす梁部材として機能させる
ことができ、前記ブラケット部からの曲げ荷重に対する
補強部材の機械的強度を高めることができる。
【0015】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
補強部材を、前記底板とブラケット部との間を斜めに延
びる傾斜板部と、該傾斜板部の前,後に位置し前記底板
とブラケット部との間の角隅部を該傾斜板部と共に閉塞
する閉塞板部とから構成している。
補強部材を、前記底板とブラケット部との間を斜めに延
びる傾斜板部と、該傾斜板部の前,後に位置し前記底板
とブラケット部との間の角隅部を該傾斜板部と共に閉塞
する閉塞板部とから構成している。
【0016】この結果、底板とブラケット部との間の角
隅部側を傾斜板部と閉塞板部との間で閉塞した状態で補
強部材を底板とブラケット部に固着することができ、雨
水等が前記角隅部側に浸入するのを補強部材の閉塞板部
によって遮断することができる。
隅部側を傾斜板部と閉塞板部との間で閉塞した状態で補
強部材を底板とブラケット部に固着することができ、雨
水等が前記角隅部側に浸入するのを補強部材の閉塞板部
によって遮断することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。
図面に基づき説明する。
【0018】ここで、図1ないし図7は本発明の第1の
実施例による旋回フレームを油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げて示している。
実施例による旋回フレームを油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げて示している。
【0019】図1において、1は下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に設けられ
た上部旋回体で、該上部旋回体2は図1に示す如く、骨
組み構造体をなす旋回フレーム4と、該旋回フレーム4
上に搭載された運転室5、機械室6およびカウンタウェ
イト7とから大略構成されている。8は上部旋回体2の
前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、該作業
装置8はブーム9、アーム10およびバケット11から
大略構成されている。
部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に設けられ
た上部旋回体で、該上部旋回体2は図1に示す如く、骨
組み構造体をなす旋回フレーム4と、該旋回フレーム4
上に搭載された運転室5、機械室6およびカウンタウェ
イト7とから大略構成されている。8は上部旋回体2の
前部に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、該作業
装置8はブーム9、アーム10およびバケット11から
大略構成されている。
【0020】次に、前記旋回フレーム4について図2な
いし図6を参照して詳述する。
いし図6を参照して詳述する。
【0021】図中、12は旋回フレーム4のほぼ中央に
設けられたセンタフレームを示し、該センタフレーム1
2は図2ないし図5に示す如く、前,後方向に略長方形
状をなして延びた高剛性の鋼板等から平板状に形成さ
れ、長さ方向中間位置に旋回装置3用の取付穴13Aが
設けられた底板13と、該底板13上に左,右に離間し
て設けられた後述のセンタビーム14,15等から大略
構成されている。
設けられたセンタフレームを示し、該センタフレーム1
2は図2ないし図5に示す如く、前,後方向に略長方形
状をなして延びた高剛性の鋼板等から平板状に形成さ
れ、長さ方向中間位置に旋回装置3用の取付穴13Aが
設けられた底板13と、該底板13上に左,右に離間し
て設けられた後述のセンタビーム14,15等から大略
構成されている。
【0022】ここで、前記底板13の前端側は、センタ
ビーム14の溶接位置から図2中で幅方向左向きに延在
した部位が取付板部13Bとなり、該取付板部13Bは
後述の張出しビーム18,19等に対する取付代を構成
するものである。
ビーム14の溶接位置から図2中で幅方向左向きに延在
した部位が取付板部13Bとなり、該取付板部13Bは
後述の張出しビーム18,19等に対する取付代を構成
するものである。
【0023】14,15は旋回フレーム4上に幅方向に
離間して立設された左,右一対のセンタビームで、該各
センタビーム14,15は、底板13上を長手(前,
後)方向に沿って伸長した細長の鋼板材から形成され、
その下端側は底板13上に溶接により固着されている。
そして、各センタビーム14,15はその前端側部位が
前記ブーム9用の各ブラケット部14A,15Aとな
り、該各ブラケット部14A,15A間にはブーム9の
基端側等がピン結合され、作業装置8が各ブラケット部
14A,15Aに対して俯仰動可能に取付けられる。ま
た、前記ブラケット部14Aは図4および図5に示す如
く、底板13との間が断面略L字状をなす角隅部14B
となっている。
離間して立設された左,右一対のセンタビームで、該各
センタビーム14,15は、底板13上を長手(前,
後)方向に沿って伸長した細長の鋼板材から形成され、
その下端側は底板13上に溶接により固着されている。
そして、各センタビーム14,15はその前端側部位が
前記ブーム9用の各ブラケット部14A,15Aとな
り、該各ブラケット部14A,15A間にはブーム9の
基端側等がピン結合され、作業装置8が各ブラケット部
14A,15Aに対して俯仰動可能に取付けられる。ま
た、前記ブラケット部14Aは図4および図5に示す如
く、底板13との間が断面略L字状をなす角隅部14B
となっている。
【0024】16はセンタフレーム12の前端側に位置
して、センタビーム14,15間に設けられたサポート
を示し、該サポート16は図3および図4に示す如く、
平板状の鋼板を略「く」字状に屈曲させることにより形
成され、その下端側は底板13の前部上面側に溶接によ
り固着されている。また、該サポート16は、その左,
右両端側がセンタビーム14,15のブラケット部14
A,15Aに溶接により固着されている。ここで、サポ
ート16は、その下端側で補強部材25の傾斜板部25
Aにより三角形状に仕切られた部位が、該補強部材25
の一部を構成する前側の閉塞板部16Aとなっている。
して、センタビーム14,15間に設けられたサポート
を示し、該サポート16は図3および図4に示す如く、
平板状の鋼板を略「く」字状に屈曲させることにより形
成され、その下端側は底板13の前部上面側に溶接によ
り固着されている。また、該サポート16は、その左,
右両端側がセンタビーム14,15のブラケット部14
A,15Aに溶接により固着されている。ここで、サポ
ート16は、その下端側で補強部材25の傾斜板部25
Aにより三角形状に仕切られた部位が、該補強部材25
の一部を構成する前側の閉塞板部16Aとなっている。
【0025】17はセンタフレーム12の底板13から
前側に張出した運転室5用の支持枠を示し、該支持枠1
7は図2に示す如く略L字形状をなし、その一端側が底
板13の取付板部13Bに前端側で溶接により固着され
ている。また、支持枠17の他端側は底板13よりも前
方の位置で図2中の左方向に延設され、その先端側は後
述するサイドフレーム23の前端に溶接により固着され
ている。
前側に張出した運転室5用の支持枠を示し、該支持枠1
7は図2に示す如く略L字形状をなし、その一端側が底
板13の取付板部13Bに前端側で溶接により固着され
ている。また、支持枠17の他端側は底板13よりも前
方の位置で図2中の左方向に延設され、その先端側は後
述するサイドフレーム23の前端に溶接により固着され
ている。
【0026】18は支持枠17の後側に位置して該支持
枠17と共に運転室5を下側から支持する運転室支持用
の張出しビームとしての第1の張出しビームで、該張出
しビーム18は図2ないし図5に示す如く、略長方形状
の平板材からなる上板部18Aと、該各上板部18Aと
ほぼ同形状をなした一対の側板部18B,18Bとから
断面略コ字状をなした細長の板体として形成されてい
る。
枠17と共に運転室5を下側から支持する運転室支持用
の張出しビームとしての第1の張出しビームで、該張出
しビーム18は図2ないし図5に示す如く、略長方形状
の平板材からなる上板部18Aと、該各上板部18Aと
ほぼ同形状をなした一対の側板部18B,18Bとから
断面略コ字状をなした細長の板体として形成されてい
る。
【0027】ここで、該張出しビーム18の上板部18
Aおよび各側板部18Bは、その基端側がセンタビーム
14のブラケット部14Aと底板13の取付板部13B
とにそれぞれ溶接により固着され、ブラケット部14A
と上板部18Aとの間には図3、図5に示す如く溶接部
18Cが形成されている。また、張出しビーム18の先
端側は図2に示す如く底板13の取付板部13Bからセ
ンタビーム14の幅方向外向きに一定寸法だけ突出し、
その突出端側がサイドフレーム23に溶接により固着さ
れている。
Aおよび各側板部18Bは、その基端側がセンタビーム
14のブラケット部14Aと底板13の取付板部13B
とにそれぞれ溶接により固着され、ブラケット部14A
と上板部18Aとの間には図3、図5に示す如く溶接部
18Cが形成されている。また、張出しビーム18の先
端側は図2に示す如く底板13の取付板部13Bからセ
ンタビーム14の幅方向外向きに一定寸法だけ突出し、
その突出端側がサイドフレーム23に溶接により固着さ
れている。
【0028】19は張出しビーム18とほぼ同様に形成
された第2の張出しビームで、該張出しビーム19はそ
の基端側が図2に示す如く、センタビーム14の長さ方
向中間部と底板13の取付板部13Bとにそれぞれ溶接
により固着され、先端側は張出しビーム18とほぼ平行
に伸長している。そして、張出しビーム19は前記支持
枠17および張出しビーム18と共に先端側がサイドフ
レーム23に固着され、重量の大きな運転室5等を所謂
「片持ち支持梁構造」をとってセンタフレーム12に対
し下側から支持する構成になっている。
された第2の張出しビームで、該張出しビーム19はそ
の基端側が図2に示す如く、センタビーム14の長さ方
向中間部と底板13の取付板部13Bとにそれぞれ溶接
により固着され、先端側は張出しビーム18とほぼ平行
に伸長している。そして、張出しビーム19は前記支持
枠17および張出しビーム18と共に先端側がサイドフ
レーム23に固着され、重量の大きな運転室5等を所謂
「片持ち支持梁構造」をとってセンタフレーム12に対
し下側から支持する構成になっている。
【0029】20,20はセンタビーム14の後部側で
前,後に離間して設けられた第3の張出しビームを示
し、該各張出しビーム20は張出しビーム19とほぼ同
様に形成されると共に、該各張出しビーム20はその基
端側がセンタビーム14側に溶接等の手段により固着さ
れ、先端側は張出しビーム18,19とほぼ平行に伸長
してサイドフレーム23に接合されている。そして、各
張出しビーム20はサイドフレーム23と共に、機械室
6およびカウンタウェイト7等をセンタフレーム12に
対し下側から支持するものである。
前,後に離間して設けられた第3の張出しビームを示
し、該各張出しビーム20は張出しビーム19とほぼ同
様に形成されると共に、該各張出しビーム20はその基
端側がセンタビーム14側に溶接等の手段により固着さ
れ、先端側は張出しビーム18,19とほぼ平行に伸長
してサイドフレーム23に接合されている。そして、各
張出しビーム20はサイドフレーム23と共に、機械室
6およびカウンタウェイト7等をセンタフレーム12に
対し下側から支持するものである。
【0030】21,21,…はセンタビーム15の前端
側で前,後方向に互いに離間して設けられた第4の張出
しビームを示し、該張出しビーム21は基端側がセンタ
フレーム12側に溶接等の手段により固着され、先端側
はセンタビーム14の幅方向外向きに伸長して後述のサ
イドフレーム24に接合されている。そして、各張出し
ビーム21はサイドフレーム24と共に「片持ち支持梁
構造」をとって、例えば比較的重量の小さな工具箱等を
センタフレーム12に対し下側から支持するものであ
る。
側で前,後方向に互いに離間して設けられた第4の張出
しビームを示し、該張出しビーム21は基端側がセンタ
フレーム12側に溶接等の手段により固着され、先端側
はセンタビーム14の幅方向外向きに伸長して後述のサ
イドフレーム24に接合されている。そして、各張出し
ビーム21はサイドフレーム24と共に「片持ち支持梁
構造」をとって、例えば比較的重量の小さな工具箱等を
センタフレーム12に対し下側から支持するものであ
る。
【0031】このため、センタフレーム12に対する各
張出しビーム21の取付強度を前記張出しビーム18程
大きくする必要がなく、これにより該各張出しビーム2
1の基端側は底板13側にのみ溶接され、センタビーム
15のブラケット部15Aからは僅かに離れた位置に配
設されている。
張出しビーム21の取付強度を前記張出しビーム18程
大きくする必要がなく、これにより該各張出しビーム2
1の基端側は底板13側にのみ溶接され、センタビーム
15のブラケット部15Aからは僅かに離れた位置に配
設されている。
【0032】22,22,…はセンタビーム15の中間
部から後部側に亘って前,後方向に互いに離間して設け
られた第5の張出しビームを示し、該張出しビーム22
は基端側がセンタビーム15側に溶接等の手段により固
着され、先端側はセンタフレーム12の幅方向外向きに
伸長してサイドフレーム24に接合されている。そし
て、これらの各張出しビーム22は前記各張出しビーム
20と同様に、機械室6およびカウンタウェイト7等を
サイドフレーム24と共にセンタフレーム12に対し下
側から支持するものである。
部から後部側に亘って前,後方向に互いに離間して設け
られた第5の張出しビームを示し、該張出しビーム22
は基端側がセンタビーム15側に溶接等の手段により固
着され、先端側はセンタフレーム12の幅方向外向きに
伸長してサイドフレーム24に接合されている。そし
て、これらの各張出しビーム22は前記各張出しビーム
20と同様に、機械室6およびカウンタウェイト7等を
サイドフレーム24と共にセンタフレーム12に対し下
側から支持するものである。
【0033】23は前後方向に延びる左側のサイドフレ
ームを示し、該サイドフレーム23は図2および図3に
示す如く、断面略D字状をなして細長く延びた板材から
なり、前記支持枠17および各張出しビーム18,1
9,20の先端側に固着されている。24はサイドフレ
ーム23と平行となるように前後方向に延びた右側のサ
イドフレームを示し、該サイドフレーム24はサイドフ
レーム23とほぼ同様に形成され、各張出しビーム2
1,22の先端側に固着されている。そして、これらの
サイドフレーム23,24は前記センタフレーム12お
よび各張出しビーム18,19,20,21,22等と
共に骨組み構造体をなした旋回フレーム4を構成してい
る。
ームを示し、該サイドフレーム23は図2および図3に
示す如く、断面略D字状をなして細長く延びた板材から
なり、前記支持枠17および各張出しビーム18,1
9,20の先端側に固着されている。24はサイドフレ
ーム23と平行となるように前後方向に延びた右側のサ
イドフレームを示し、該サイドフレーム24はサイドフ
レーム23とほぼ同様に形成され、各張出しビーム2
1,22の先端側に固着されている。そして、これらの
サイドフレーム23,24は前記センタフレーム12お
よび各張出しビーム18,19,20,21,22等と
共に骨組み構造体をなした旋回フレーム4を構成してい
る。
【0034】25はセンタビーム14のブラケット部1
4Aを挟んで張出しビーム18と対向する位置に配設さ
れた補強部材を示し、該補強部材25は平板材を2つに
折曲げることにより図4ないし図6に示す如く形成さ
れ、前,後方向に沿って一定の板幅を有し、ブラケット
部14Aと底板13との間を左,右方向で一定の傾斜角
をもって斜めに延びた略長方形状の傾斜板部25Aと、
該傾斜板部25Aの後側端から略L字状に屈曲し、サポ
ート16の閉塞板部16Aと前,後方向で対向するよう
に配設された略三角形状の後側の閉塞板部25Bとから
構成されている。そして、該閉塞板部25Bは、前記閉
塞板部16Aおよび傾斜板部25Aと共に底板13とブ
ラケット部14Aとの間の角隅部14Bを液密に閉塞し
ている。
4Aを挟んで張出しビーム18と対向する位置に配設さ
れた補強部材を示し、該補強部材25は平板材を2つに
折曲げることにより図4ないし図6に示す如く形成さ
れ、前,後方向に沿って一定の板幅を有し、ブラケット
部14Aと底板13との間を左,右方向で一定の傾斜角
をもって斜めに延びた略長方形状の傾斜板部25Aと、
該傾斜板部25Aの後側端から略L字状に屈曲し、サポ
ート16の閉塞板部16Aと前,後方向で対向するよう
に配設された略三角形状の後側の閉塞板部25Bとから
構成されている。そして、該閉塞板部25Bは、前記閉
塞板部16Aおよび傾斜板部25Aと共に底板13とブ
ラケット部14Aとの間の角隅部14Bを液密に閉塞し
ている。
【0035】ここで、前記傾斜板部25Aは一端側とな
る下側端部が底板13に溶接により固着され、他端側と
なる上側端部(左側端部)はブラケット部14Aを挟ん
で張出しビーム18と対向する位置に溶接により固着さ
れている。また、これと同様に該傾斜板部25Aの前側
端部についてもサポート16の溶接により固着されてい
る。そして、閉塞板部25Bについても該傾斜板部25
Aと同様に、一端側となる下側端部および他端側となる
左側端部がそれぞれ底板13およびブラケット部14A
に溶接等の手段により固着され、これにより補強部材2
5は前記角隅部14B側への雨水等の浸入を遮断する構
成となっている。
る下側端部が底板13に溶接により固着され、他端側と
なる上側端部(左側端部)はブラケット部14Aを挟ん
で張出しビーム18と対向する位置に溶接により固着さ
れている。また、これと同様に該傾斜板部25Aの前側
端部についてもサポート16の溶接により固着されてい
る。そして、閉塞板部25Bについても該傾斜板部25
Aと同様に、一端側となる下側端部および他端側となる
左側端部がそれぞれ底板13およびブラケット部14A
に溶接等の手段により固着され、これにより補強部材2
5は前記角隅部14B側への雨水等の浸入を遮断する構
成となっている。
【0036】さらに、補強部材25は図5に示す如く、
張出しビーム18との間で前記ブラケット部14Aの基
端側を左,右両側から挟み込むようにして支持し、ブラ
ケット部14Aと底板13との間で三角構造をなす梁部
材を構成するようになっている。この場合、前記傾斜板
部25Aの上側端部は、張出しビーム18の上板部18
Aに対応する高さ位置でブラケット部14Aに取付ける
のが好ましい。そして、補強部材25は、図3中に仮想
線で示す如くブラケット部14Aに曲げ荷重が作用した
ときに、この曲げ荷重を張出しビーム18との間で受承
してブラケット部14Aを補強するものである。
張出しビーム18との間で前記ブラケット部14Aの基
端側を左,右両側から挟み込むようにして支持し、ブラ
ケット部14Aと底板13との間で三角構造をなす梁部
材を構成するようになっている。この場合、前記傾斜板
部25Aの上側端部は、張出しビーム18の上板部18
Aに対応する高さ位置でブラケット部14Aに取付ける
のが好ましい。そして、補強部材25は、図3中に仮想
線で示す如くブラケット部14Aに曲げ荷重が作用した
ときに、この曲げ荷重を張出しビーム18との間で受承
してブラケット部14Aを補強するものである。
【0037】本実施例による油圧ショベルは上述の如き
構成を有するもので、土砂等の掘削作業時には、旋回フ
レーム4、運転室5、機械室6およびカウンタウェイト
7等からなる上部旋回体2を旋回装置3を介して下部走
行体1に対し旋回運動させつつ、センタビーム14,1
5(旋回フレーム4)のブラケット部14A,15Aに
俯仰動可能に設けられた作業装置8で土砂等の掘削作業
を行う。
構成を有するもので、土砂等の掘削作業時には、旋回フ
レーム4、運転室5、機械室6およびカウンタウェイト
7等からなる上部旋回体2を旋回装置3を介して下部走
行体1に対し旋回運動させつつ、センタビーム14,1
5(旋回フレーム4)のブラケット部14A,15Aに
俯仰動可能に設けられた作業装置8で土砂等の掘削作業
を行う。
【0038】ここで、前記各張出しビーム18,19,
20,21,22のうち、各張出しビーム18,19上
には重量の大きな運転室等が搭載される。このため、該
各張出しビーム18,19はその基端側を一定の板幅を
有した底板13の取付板部13B上に溶接すると共に、
その基端側端面をセンタビーム14のブラケット部14
Aに溶接し、これにより各張出しビーム18,19のセ
ンタビーム14に対する取付強度を高めるようにしてい
る。
20,21,22のうち、各張出しビーム18,19上
には重量の大きな運転室等が搭載される。このため、該
各張出しビーム18,19はその基端側を一定の板幅を
有した底板13の取付板部13B上に溶接すると共に、
その基端側端面をセンタビーム14のブラケット部14
Aに溶接し、これにより各張出しビーム18,19のセ
ンタビーム14に対する取付強度を高めるようにしてい
る。
【0039】ところで、上部旋回体2の旋回を停止させ
たり、該上部旋回体2の旋回動作時等に作業装置8に土
砂や岩石等が衝突したりして、例えば作業装置8のバケ
ット11に図7に示す如く矢示F方向の横荷重が作用す
ると、センタビーム14,15のブラケット部14A,
15Aは作業装置8からの曲げ荷重により、例えば図3
中に仮想線で示すように弾性変形してしまうことがあ
り、これによって該ブラケット部14Aと張出しビーム
18との間の溶接部18C等には前記曲げ荷重が高い応
力となって作用する。
たり、該上部旋回体2の旋回動作時等に作業装置8に土
砂や岩石等が衝突したりして、例えば作業装置8のバケ
ット11に図7に示す如く矢示F方向の横荷重が作用す
ると、センタビーム14,15のブラケット部14A,
15Aは作業装置8からの曲げ荷重により、例えば図3
中に仮想線で示すように弾性変形してしまうことがあ
り、これによって該ブラケット部14Aと張出しビーム
18との間の溶接部18C等には前記曲げ荷重が高い応
力となって作用する。
【0040】然るに、本実施例では、センタビーム14
のブラケット部14Aを挟んで運転室支持用の張出しビ
ーム18と対向する位置に、補強部材25の傾斜板部2
5Aをブラケット部14Aと底板13との間で一定の傾
斜角をもって斜めに配設し、該傾斜板部25Aと閉塞板
部25Bとの下側端部、および該傾斜板部25Aと閉塞
板部25Bとの左側端部をそれぞれブラケット部14A
および底板13に溶接により固着して設けたから、下記
のような作用効果を得ることができる。
のブラケット部14Aを挟んで運転室支持用の張出しビ
ーム18と対向する位置に、補強部材25の傾斜板部2
5Aをブラケット部14Aと底板13との間で一定の傾
斜角をもって斜めに配設し、該傾斜板部25Aと閉塞板
部25Bとの下側端部、および該傾斜板部25Aと閉塞
板部25Bとの左側端部をそれぞれブラケット部14A
および底板13に溶接により固着して設けたから、下記
のような作用効果を得ることができる。
【0041】即ち、補強部材25はブラケット部14A
と底板13との間で三角形構造をなす梁部材として機能
するようになり、前述したような曲げ荷重が前記ブラケ
ット部14Aに作用した場合でも、この曲げ荷重を張出
しビーム18と補強部材25との間で底板13等を介し
て確実に受承することができる。そして、ブラケット部
14Aの基端側を張出しビーム18と補強部材25との
間で両側から挟み込むようにして支持でき、張出しビー
ム18の溶接部18C等に高い応力が発生するのを確実
に防止することができる。
と底板13との間で三角形構造をなす梁部材として機能
するようになり、前述したような曲げ荷重が前記ブラケ
ット部14Aに作用した場合でも、この曲げ荷重を張出
しビーム18と補強部材25との間で底板13等を介し
て確実に受承することができる。そして、ブラケット部
14Aの基端側を張出しビーム18と補強部材25との
間で両側から挟み込むようにして支持でき、張出しビー
ム18の溶接部18C等に高い応力が発生するのを確実
に防止することができる。
【0042】従って、本実施例では、作業装置8からの
曲げ荷重が前記ブラケット部14A,15Aに作用した
場合でも、ブラケット部14Aと張出しビーム18との
溶接部18C等に発生する高応力を効果的に低減でき、
溶接部18C等の耐久性や寿命を大幅に向上させること
ができる。
曲げ荷重が前記ブラケット部14A,15Aに作用した
場合でも、ブラケット部14Aと張出しビーム18との
溶接部18C等に発生する高応力を効果的に低減でき、
溶接部18C等の耐久性や寿命を大幅に向上させること
ができる。
【0043】また、底板13とセンタビーム14のブラ
ケット部14Aとの間で奥まった位置にある角隅部14
Bを、サポート16の閉塞板部16Aと補強部材25の
傾斜板部25Aおよび閉塞板部25Bとにより外部から
確実に閉塞するようにしたから、該角隅部14B側に雨
水や泥水等が浸入するのを確実に防止でき、角隅部14
B等に錆等が発生するのを抑えることができると共に、
ブラケット部14A,15A間で底板13の洗浄作業等
を容易に行うことができる。
ケット部14Aとの間で奥まった位置にある角隅部14
Bを、サポート16の閉塞板部16Aと補強部材25の
傾斜板部25Aおよび閉塞板部25Bとにより外部から
確実に閉塞するようにしたから、該角隅部14B側に雨
水や泥水等が浸入するのを確実に防止でき、角隅部14
B等に錆等が発生するのを抑えることができると共に、
ブラケット部14A,15A間で底板13の洗浄作業等
を容易に行うことができる。
【0044】次に、図8は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。し
かし、本実施例の特徴は、1枚の平板材から傾斜板部3
1Aと閉塞板部31B,31Cとを有する補強部材31
を形成し、該閉塞板部31Cにより前記第1の実施例で
述べたサポート16の閉塞板部16Aを兼用させたこと
にある。
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。し
かし、本実施例の特徴は、1枚の平板材から傾斜板部3
1Aと閉塞板部31B,31Cとを有する補強部材31
を形成し、該閉塞板部31Cにより前記第1の実施例で
述べたサポート16の閉塞板部16Aを兼用させたこと
にある。
【0045】ここで、前記補強部材31は前記第1の実
施例で述べた補強部材25とほぼ同様に形成され、傾斜
板部31Aおよび閉塞板部31Bを有しているものの、
該補強部材31は1枚の平板材を略コ字状に折曲げるこ
とにより形成され、傾斜板部31Aの前端側には、閉塞
板部31B(前記サポート16の閉塞板部16A)とほ
ぼ同一形状をなした閉塞板部31Cが一体形成されてい
る。
施例で述べた補強部材25とほぼ同様に形成され、傾斜
板部31Aおよび閉塞板部31Bを有しているものの、
該補強部材31は1枚の平板材を略コ字状に折曲げるこ
とにより形成され、傾斜板部31Aの前端側には、閉塞
板部31B(前記サポート16の閉塞板部16A)とほ
ぼ同一形状をなした閉塞板部31Cが一体形成されてい
る。
【0046】そして、前記傾斜板部31Aおよび閉塞板
部31B,31Cは、その一端側となる下端部が底板1
3上に溶接等の手段により固着されると共に、他端側と
なる左端部がそれぞれ張出しビーム18の上板部18A
および側板部18Bとほぼ対応した位置で、センタビー
ム14のブラケット部14A下端側に溶接等の手段によ
り固着されている。
部31B,31Cは、その一端側となる下端部が底板1
3上に溶接等の手段により固着されると共に、他端側と
なる左端部がそれぞれ張出しビーム18の上板部18A
および側板部18Bとほぼ対応した位置で、センタビー
ム14のブラケット部14A下端側に溶接等の手段によ
り固着されている。
【0047】かくして、このように構成される本実施例
でも、センタビーム14のブラケット部14Aに作用す
る曲げ荷重を張出しビーム18と補強部材31の間で確
実に受承させることができるから、該補強部材31によ
り前記ブラケット部14Aを確実に補強できると共に、
底板13とセンタブーム14との間の角隅部14Bを外
部から確実に閉塞することができ、前記第1の実施例と
ほぼ同様の作用効果を得ることができる。
でも、センタビーム14のブラケット部14Aに作用す
る曲げ荷重を張出しビーム18と補強部材31の間で確
実に受承させることができるから、該補強部材31によ
り前記ブラケット部14Aを確実に補強できると共に、
底板13とセンタブーム14との間の角隅部14Bを外
部から確実に閉塞することができ、前記第1の実施例と
ほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0048】特に本実施例では、補強部材31に傾斜板
部31Aの前端側に位置して閉塞板部31Cを一体に設
けているから、傾斜板部31Aおよび閉塞板部31B,
31Cによりブラケット部14Aからの曲げ荷重を底板
13上でより確実に受承でき、前記曲げ荷重に対する補
強部材31全体の機械的強度等をさらに高めることがで
きると共に、張出しビーム18の溶接部18C等を補強
部材31によりブラケット部14Aをさらに効果的に補
強できる。
部31Aの前端側に位置して閉塞板部31Cを一体に設
けているから、傾斜板部31Aおよび閉塞板部31B,
31Cによりブラケット部14Aからの曲げ荷重を底板
13上でより確実に受承でき、前記曲げ荷重に対する補
強部材31全体の機械的強度等をさらに高めることがで
きると共に、張出しビーム18の溶接部18C等を補強
部材31によりブラケット部14Aをさらに効果的に補
強できる。
【0049】なお、前記各実施例では、前記各補強部材
25(31)を傾斜板部25A(31A)と閉塞板部2
5B(31B,31C)とから形成するものとして述べ
たか、これに替えて、例えば、三角柱状あるいは四角柱
状をなした中実のブロック等から形成してもよいし、三
角形または四角形状をなす中空箱体により形成してもよ
い。
25(31)を傾斜板部25A(31A)と閉塞板部2
5B(31B,31C)とから形成するものとして述べ
たか、これに替えて、例えば、三角柱状あるいは四角柱
状をなした中実のブロック等から形成してもよいし、三
角形または四角形状をなす中空箱体により形成してもよ
い。
【0050】また、各補強部材25(31)から閉塞板
部25B(31B,31C)を省略して傾斜板部25A
(31A)のみを用いてもよいし、傾斜板部25A(3
1A)を省略して閉塞板部25B(31B,31C)の
みを用いてもよく、これらの場合でも本発明の作用効果
を十分に得ることができる。
部25B(31B,31C)を省略して傾斜板部25A
(31A)のみを用いてもよいし、傾斜板部25A(3
1A)を省略して閉塞板部25B(31B,31C)の
みを用いてもよく、これらの場合でも本発明の作用効果
を十分に得ることができる。
【0051】さらに、前記各実施例では、運転室5を左
側に設けるものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、張出しビーム18と同様の張出しビームをセンタビ
ーム15のブラケット部15A側に設けると共に、ブラ
ケット部15Aを挟んで前記張出しビームと対向した位
置に補強部材25(31)と同様の補強部材を設けるよ
うにしてもよい。
側に設けるものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、張出しビーム18と同様の張出しビームをセンタビ
ーム15のブラケット部15A側に設けると共に、ブラ
ケット部15Aを挟んで前記張出しビームと対向した位
置に補強部材25(31)と同様の補強部材を設けるよ
うにしてもよい。
【0052】さらにまた、前記各実施例では、油圧ショ
ベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
例えば油圧クレーン等の種々の作業機にも適用できるも
のである。
ベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、
例えば油圧クレーン等の種々の作業機にも適用できるも
のである。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ブラケット部を挟んで運転室支持用の張出しビー
ムの基端側と対向する位置に補強部材を溶接により固着
し、該補強部材は、前記ブラケット部に作用する曲げ荷
重を前記張出しビームの基端側との間で受承する構成と
したから、ブラケット部に外部から作用する曲げ荷重に
起因してブラケット部と運転室支持用の張出しビームと
の溶接部に高応力が発生するのを効果的に低減でき、溶
接部の耐久性や寿命を大幅に向上できる。
れば、ブラケット部を挟んで運転室支持用の張出しビー
ムの基端側と対向する位置に補強部材を溶接により固着
し、該補強部材は、前記ブラケット部に作用する曲げ荷
重を前記張出しビームの基端側との間で受承する構成と
したから、ブラケット部に外部から作用する曲げ荷重に
起因してブラケット部と運転室支持用の張出しビームと
の溶接部に高応力が発生するのを効果的に低減でき、溶
接部の耐久性や寿命を大幅に向上できる。
【0054】また、請求項2に記載の発明では、前記補
強部材を底板とブラケット部との間に一定の傾斜角をも
って斜めに配設し、該補強部材の一端側および他端側を
それぞれセンタフレームの底板およびブラケット部の下
端側に溶接したから、前記補強部材をブラケット部と底
板との間で三角構造をなす梁部材として機能させること
ができ、これによってブラケット部からの曲げ荷重に対
する補強部材の機械的強度を高めることができ、該補強
部材によりブラケット部と張出しビームとの溶接部をさ
らに効果的に補強することができる。
強部材を底板とブラケット部との間に一定の傾斜角をも
って斜めに配設し、該補強部材の一端側および他端側を
それぞれセンタフレームの底板およびブラケット部の下
端側に溶接したから、前記補強部材をブラケット部と底
板との間で三角構造をなす梁部材として機能させること
ができ、これによってブラケット部からの曲げ荷重に対
する補強部材の機械的強度を高めることができ、該補強
部材によりブラケット部と張出しビームとの溶接部をさ
らに効果的に補強することができる。
【0055】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
補強部材を、底板とブラケット部との間を斜めに延びる
傾斜板部と、該傾斜板部の前,後に位置し前記底板とブ
ラケット部との間の角隅部を該傾斜板部と共に閉塞する
閉塞板部とから構成したから、底板とブラケット部との
間の角隅部側に雨水や泥水等が浸入するのを補強部材の
閉塞板部によって確実に遮断することができ、該角隅部
等に錆等が発生するのを抑えることができると共に、各
ブラケット部間で底板の洗浄作業等を容易に行うことが
できる。
補強部材を、底板とブラケット部との間を斜めに延びる
傾斜板部と、該傾斜板部の前,後に位置し前記底板とブ
ラケット部との間の角隅部を該傾斜板部と共に閉塞する
閉塞板部とから構成したから、底板とブラケット部との
間の角隅部側に雨水や泥水等が浸入するのを補強部材の
閉塞板部によって確実に遮断することができ、該角隅部
等に錆等が発生するのを抑えることができると共に、各
ブラケット部間で底板の洗浄作業等を容易に行うことが
できる。
【図1】本発明の第1の実施例による油圧ショベルを示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】図1中の運転室や機械室等を取付ける前の旋回
フレームを拡大して示す平面図である。
フレームを拡大して示す平面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向拡大断面図であ
る。
る。
【図4】図2中のセンタフレーム、張出しビームおよび
補強部材等を拡大して示す斜視図である。
補強部材等を拡大して示す斜視図である。
【図5】図3中の要部を拡大して示す断面図である。
【図6】図4中の補強部材を拡大して示す斜視図であ
る。
る。
【図7】バケットに横荷重が作用する状態を示した油圧
ショベルの斜視図である。
ショベルの斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施例による旋回フレームに設
ける補強部材を示す図6と同様の斜視図である。
ける補強部材を示す図6と同様の斜視図である。
4 旋回フレーム 5 運転室 8 作業装置 12 センタフレーム 13 底板 14,15 センタビーム 14A,15A ブラケット部 14B 角隅部 16 サポート 16A 閉塞板部 18 張出しビーム 23,24 サイドフレーム 25,31 補強部材 25A,31A 傾斜板部 25B,31B,31C 閉塞板部
Claims (3)
- 【請求項1】 底板上に立設された左,右一対のセンタ
ビームを有し、該各センタビームの前端側が作業装置用
のブラケット部となったセンタフレームと、基端側が該
センタフレームの底板と前記センタビームのブラケット
部とに溶接され、先端側がサイドフレームに接合される
ことにより該サイドフレームと共に運転室を下側から支
持する運転室支持用の張出しビームとを備えてなる建設
機械の旋回フレームにおいて、 前記センタフレームの底板と前記センタビームのブラケ
ット部との間には、該ブラケット部を挟んで前記張出し
ビームの基端側と対向する位置に補強部材を溶接により
固着し、該補強部材は、前記ブラケット部に作用する曲
げ荷重を前記張出しビームの基端側との間で受承する構
成としたことを特徴とする建設機械の旋回フレーム。 - 【請求項2】 前記補強部材は、一端側が前記センタフ
レームの底板に溶接されると共に、他端側が前記センタ
ビームのブラケット部下端側に溶接され、前記底板とブ
ラケット部との間に一定の傾斜角をもって斜めに配設し
てなる請求項1に記載の建設機械の旋回フレーム。 - 【請求項3】 前記補強部材は、前記底板とブラケット
部との間を斜めに延びる傾斜板部と、該傾斜板部の前,
後に位置し前記底板とブラケット部との間の角隅部を該
傾斜板部と共に閉塞する閉塞板部とから構成してなる請
求項2に記載の建設機械の旋回フレーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21549296A JP3236781B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 建設機械の旋回フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21549296A JP3236781B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 建設機械の旋回フレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037244A true JPH1037244A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3236781B2 JP3236781B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=16673288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21549296A Expired - Fee Related JP3236781B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 建設機械の旋回フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3236781B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6703759B2 (en) * | 2002-01-21 | 2004-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Alternator |
| WO2012026233A1 (ja) | 2010-08-26 | 2012-03-01 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| EP2642032A4 (en) * | 2010-11-15 | 2018-03-21 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine swing frame |
| JP2018044370A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 上部旋回体フレーム、およびその製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3103355U (ja) | 2004-02-13 | 2004-08-05 | 有限会社金野縫製 | 靴用中敷 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21549296A patent/JP3236781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6703759B2 (en) * | 2002-01-21 | 2004-03-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Alternator |
| WO2012026233A1 (ja) | 2010-08-26 | 2012-03-01 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
| EP2642032A4 (en) * | 2010-11-15 | 2018-03-21 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine swing frame |
| JP2018044370A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 上部旋回体フレーム、およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3236781B2 (ja) | 2001-12-10 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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