JPH1037427A - 戸建用外装パネル - Google Patents
戸建用外装パネルInfo
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- JPH1037427A JPH1037427A JP19333696A JP19333696A JPH1037427A JP H1037427 A JPH1037427 A JP H1037427A JP 19333696 A JP19333696 A JP 19333696A JP 19333696 A JP19333696 A JP 19333696A JP H1037427 A JPH1037427 A JP H1037427A
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- Japan
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- sealer
- exterior panel
- fiber
- reinforced cement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】繊維補強セメント板の吸湿、吸水を防止すると
ともに、接着剤との相性が良く、耐水性および耐熱性に
優れたシ−ラ−により、長期接着性のよいタイル貼り戸
建用外壁パネルを提供する。 【解決手段】基板に非水系シ−ラ−を塗布した繊維補強
セメント基板に、接着剤によってタイルを貼合わせて戸
建用外装パネルとする。
ともに、接着剤との相性が良く、耐水性および耐熱性に
優れたシ−ラ−により、長期接着性のよいタイル貼り戸
建用外壁パネルを提供する。 【解決手段】基板に非水系シ−ラ−を塗布した繊維補強
セメント基板に、接着剤によってタイルを貼合わせて戸
建用外装パネルとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維補強セメント
板の表面にタイルを貼合わせた外装パネルに関するもの
である。
板の表面にタイルを貼合わせた外装パネルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、戸建用外壁パネルとして、一
般にサイジング材と呼ばれている繊維補強セメント板が
広く使用されている。サイジング材表面に塗装や吹き付
け加工したり、サイジング材表面をレンガ調、タイル
調、石積調などに成形して、サイジング材の意匠性を向
上させ、高級外壁材として使用することがおこなわれて
いる。しかしそれらはあくまでもサイジング材であり、
本物のタイルを外壁として使用する要望が高まって来
た。
般にサイジング材と呼ばれている繊維補強セメント板が
広く使用されている。サイジング材表面に塗装や吹き付
け加工したり、サイジング材表面をレンガ調、タイル
調、石積調などに成形して、サイジング材の意匠性を向
上させ、高級外壁材として使用することがおこなわれて
いる。しかしそれらはあくまでもサイジング材であり、
本物のタイルを外壁として使用する要望が高まって来
た。
【0003】一方、本物指向性からモルタルでタイルを
貼ったものを外壁として使用することが試みられてい
る。しかし、この場合、モルタルの乾燥収縮によるひび
割れやタイルの剥がれが発生し、タイルの裏足の改良や
目地詰めなどにより、ひび割れやタイルの剥がれを解決
することができなかった。さらに、モルタルでタイルを
貼ったものは、外壁に凹凸がなく、立体感がないので、
意匠的に劣るものであった。
貼ったものを外壁として使用することが試みられてい
る。しかし、この場合、モルタルの乾燥収縮によるひび
割れやタイルの剥がれが発生し、タイルの裏足の改良や
目地詰めなどにより、ひび割れやタイルの剥がれを解決
することができなかった。さらに、モルタルでタイルを
貼ったものは、外壁に凹凸がなく、立体感がないので、
意匠的に劣るものであった。
【0004】最近、繊維補強セメント板に有機系接着剤
でタイルを接着した戸建用外壁パネルが開発された。戸
建用外壁パネルでは、タイルの接着性を向上させるため
有機系接着剤を使用し、また意匠性の高い深目地が試み
られている。ところが、繊維補強セメント板は雨水なと
を吸水し易く、冬季など凍結・融解を繰り返すと破壊す
る恐れがあり、吸水を防止する対策が必要であった。ま
た、繊維補強セメント板は、表面に凹凸があるので、塗
布した接着剤の一部が繊維補強セメント板に吸収され、
接着剤をむらなく均一に塗布することが困難であった。
接着剤が均一に塗布できないと、タイルと繊維補強セメ
ント板の有効接着面積が低下し、接着力が低下する。
でタイルを接着した戸建用外壁パネルが開発された。戸
建用外壁パネルでは、タイルの接着性を向上させるため
有機系接着剤を使用し、また意匠性の高い深目地が試み
られている。ところが、繊維補強セメント板は雨水なと
を吸水し易く、冬季など凍結・融解を繰り返すと破壊す
る恐れがあり、吸水を防止する対策が必要であった。ま
た、繊維補強セメント板は、表面に凹凸があるので、塗
布した接着剤の一部が繊維補強セメント板に吸収され、
接着剤をむらなく均一に塗布することが困難であった。
接着剤が均一に塗布できないと、タイルと繊維補強セメ
ント板の有効接着面積が低下し、接着力が低下する。
【0005】繊維補強セメント板の吸水を防止し、接着
剤をむらなく均一に塗布するため、繊維補強セメント板
の表面には、シーラーが塗布される。従来用いられてい
る水系シ−ラ−は、雨水および太陽光、太陽熱により劣
化しやすく、タイルと繊維補強セメント板との間の長期
接着性悪化の原因のひとつとなっていた。
剤をむらなく均一に塗布するため、繊維補強セメント板
の表面には、シーラーが塗布される。従来用いられてい
る水系シ−ラ−は、雨水および太陽光、太陽熱により劣
化しやすく、タイルと繊維補強セメント板との間の長期
接着性悪化の原因のひとつとなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長期
間劣化せず、繊維補強セメント板の吸湿、吸水を防止す
るとともに、タイルと繊維補強セメント板との間の長期
接着性を改良するシ−ラ−を用いた戸建用外装パネルを
提供することにある。
間劣化せず、繊維補強セメント板の吸湿、吸水を防止す
るとともに、タイルと繊維補強セメント板との間の長期
接着性を改良するシ−ラ−を用いた戸建用外装パネルを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者らは、長期間劣化
せず、繊維補強セメント板の吸湿、吸水を防止するとと
もに、接着剤との相性が良く、耐水性および耐熱性に優
れ、タイルと繊維補強セメント板との間の長期接着性を
改良するシ−ラ−を鋭意検討し、本発明に至った。
せず、繊維補強セメント板の吸湿、吸水を防止するとと
もに、接着剤との相性が良く、耐水性および耐熱性に優
れ、タイルと繊維補強セメント板との間の長期接着性を
改良するシ−ラ−を鋭意検討し、本発明に至った。
【0008】すなわち、本発明は、接着剤によって繊維
補強セメント基板にタイルを貼合わせた戸建用外装パネ
ルにおいて、基板に非水系シ−ラ−が塗布されている戸
建用外装パネルに関する。
補強セメント基板にタイルを貼合わせた戸建用外装パネ
ルにおいて、基板に非水系シ−ラ−が塗布されている戸
建用外装パネルに関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明におけるシ−ラ−は、非水
系シ−ラ−であることを特徴とする。すなわち、希釈剤
が水以外の液体であり、好ましくは、いわゆるシンナー
が用いられる。本発明におけるシ−ラ−は、非水系シ−
ラ−であるので、基材であるセメント板への浸透性に優
れるのみならず、速乾性で、耐薬品性がよく、接着剤と
の密着性にも優れている。希釈剤が水である水系シ−ラ
−は、希釈剤の蒸発速度が遅く、乾きにくいだけでな
く、湿潤時に加熱されると膨潤し、シ−ラ−の凝集力か
低下し、タイル剥離の原因となる。したがって、シ−ラ
−としては、水と熱とに強い非水系のシ−ラ−が最適で
ある。
系シ−ラ−であることを特徴とする。すなわち、希釈剤
が水以外の液体であり、好ましくは、いわゆるシンナー
が用いられる。本発明におけるシ−ラ−は、非水系シ−
ラ−であるので、基材であるセメント板への浸透性に優
れるのみならず、速乾性で、耐薬品性がよく、接着剤と
の密着性にも優れている。希釈剤が水である水系シ−ラ
−は、希釈剤の蒸発速度が遅く、乾きにくいだけでな
く、湿潤時に加熱されると膨潤し、シ−ラ−の凝集力か
低下し、タイル剥離の原因となる。したがって、シ−ラ
−としては、水と熱とに強い非水系のシ−ラ−が最適で
ある。
【0010】本発明で使用される非水系シ−ラ−は、水
により容易に膨潤せず、耐水性がよい。また、1年以上
の長期にわたり、連続的あるいは断続的に繰り返し加熱
されても性能の低下がない。本発明では、長期使用耐熱
温度とは、1年間、連続的あるいは断続的に繰り返し加
熱されてもシーラーとしての性能の低下がない温度をい
う。本発明で使用される非水系シ−ラ−は、好ましく
は、長期使用耐熱温度は、70℃以上である。夏季に太
陽がタイルに直接当たるとシ−ラ−は50〜60℃にな
る可能性があり、長期使用耐熱温度が70℃以上でない
とシ−ラ−の長期耐久性が問題になる可能性がたかい。
従来の水系シ−ラ−は、水が共存しており、水の存在下
での温度上昇はシ−ラ−の凝集破壊につながるので、長
期使用耐熱温度は70℃未満である。
により容易に膨潤せず、耐水性がよい。また、1年以上
の長期にわたり、連続的あるいは断続的に繰り返し加熱
されても性能の低下がない。本発明では、長期使用耐熱
温度とは、1年間、連続的あるいは断続的に繰り返し加
熱されてもシーラーとしての性能の低下がない温度をい
う。本発明で使用される非水系シ−ラ−は、好ましく
は、長期使用耐熱温度は、70℃以上である。夏季に太
陽がタイルに直接当たるとシ−ラ−は50〜60℃にな
る可能性があり、長期使用耐熱温度が70℃以上でない
とシ−ラ−の長期耐久性が問題になる可能性がたかい。
従来の水系シ−ラ−は、水が共存しており、水の存在下
での温度上昇はシ−ラ−の凝集破壊につながるので、長
期使用耐熱温度は70℃未満である。
【0011】本発明に使用される非水系シ−ラ−は、好
ましくは、反応硬化型シ−ラ−であり、シリコ−ン系、
変成シリコ−ン系、ポリサルファイド系、アクリルウレ
タン系、ポリウレタン系、塩化ビニル系あるいはエポキ
シ系のいずれかから選ばれることが好ましく、なかでも
変成シリコ−ン系が好ましい。これらのシ−ラ−の長期
使用耐熱温度は、いずれも70℃以上である。さらに、
水および熱に耐える接着剤で、シ−ラ−を兼ねることも
できる。
ましくは、反応硬化型シ−ラ−であり、シリコ−ン系、
変成シリコ−ン系、ポリサルファイド系、アクリルウレ
タン系、ポリウレタン系、塩化ビニル系あるいはエポキ
シ系のいずれかから選ばれることが好ましく、なかでも
変成シリコ−ン系が好ましい。これらのシ−ラ−の長期
使用耐熱温度は、いずれも70℃以上である。さらに、
水および熱に耐える接着剤で、シ−ラ−を兼ねることも
できる。
【0012】また、非水系シ−ラ−として、一液湿気硬
化型ウレタンを使用する場合は、溶剤としてエステル系
芳香族炭化水素系混合物を用い、フローコーター、ロー
ルコーターなどで基材に含浸させて使用するのが好まし
い。さらに、非水系シ−ラ−として、塩化ビニル系シ−
ラ−を使用する場合は、溶剤として、トルエン、キシレ
ンなどの溶剤シンナーを用いるのが好ましい。塩化ビニ
ル系シ−ラ−は、浸透性、速乾性、基板に耐する付着性
や補強効果に優れている。
化型ウレタンを使用する場合は、溶剤としてエステル系
芳香族炭化水素系混合物を用い、フローコーター、ロー
ルコーターなどで基材に含浸させて使用するのが好まし
い。さらに、非水系シ−ラ−として、塩化ビニル系シ−
ラ−を使用する場合は、溶剤として、トルエン、キシレ
ンなどの溶剤シンナーを用いるのが好ましい。塩化ビニ
ル系シ−ラ−は、浸透性、速乾性、基板に耐する付着性
や補強効果に優れている。
【0013】本発明に使用される非水系シ−ラ−は、繊
維補強セメント板の吸湿、吸水防止効果に優れている。
繊維補強セメント板は、吸湿、吸水後、急激に乾燥する
と、基板の表裏の構造の差によって乾燥収縮速度などに
差が生じ、基板に反りが生じる。そこで、シ−ラ−によ
り、繊維補強セメント板の吸湿、吸水、及び乾燥速度を
緩やかにして、基板の反りを防止する。このように、シ
−ラ−は、基板の吸湿や吸水を防止することを目的とす
るため、基板内部に含浸させることが好ましい。シ−ラ
−を基板表面に厚く塗布すると、タイル貼付後、シ−ラ
−部分が凝集破壊することがあるので好ましくない。
維補強セメント板の吸湿、吸水防止効果に優れている。
繊維補強セメント板は、吸湿、吸水後、急激に乾燥する
と、基板の表裏の構造の差によって乾燥収縮速度などに
差が生じ、基板に反りが生じる。そこで、シ−ラ−によ
り、繊維補強セメント板の吸湿、吸水、及び乾燥速度を
緩やかにして、基板の反りを防止する。このように、シ
−ラ−は、基板の吸湿や吸水を防止することを目的とす
るため、基板内部に含浸させることが好ましい。シ−ラ
−を基板表面に厚く塗布すると、タイル貼付後、シ−ラ
−部分が凝集破壊することがあるので好ましくない。
【0014】本発明の外装パネルでは、繊維補強セメン
ト基板の相決りの形状によって表面(おもてめん)が決
まり、表面(おもてめん)にタイルを貼合わせる。ま
た、相決りがない場合は、タイルを貼合わせる面を表面
(おもてめん)という。
ト基板の相決りの形状によって表面(おもてめん)が決
まり、表面(おもてめん)にタイルを貼合わせる。ま
た、相決りがない場合は、タイルを貼合わせる面を表面
(おもてめん)という。
【0015】本発明の外装パネルでは、非水系シ−ラ−
は、相決りの有無にかかわらず、繊維補強セメント基板
の表面(おもてめん)、すなわち、タイルを貼合わせる
面の一部また全部に塗布することが好ましい。さらに、
表面(おもてめん)のみならず、繊維補強セメント基板
の裏面の一部または全部にシ−ラ−を塗布することも好
ましい。また、繊維補強セメント基板の相決り部を含む
すべての面に非水系シ−ラ−が塗布されることも好まし
い。
は、相決りの有無にかかわらず、繊維補強セメント基板
の表面(おもてめん)、すなわち、タイルを貼合わせる
面の一部また全部に塗布することが好ましい。さらに、
表面(おもてめん)のみならず、繊維補強セメント基板
の裏面の一部または全部にシ−ラ−を塗布することも好
ましい。また、繊維補強セメント基板の相決り部を含む
すべての面に非水系シ−ラ−が塗布されることも好まし
い。
【0016】本発明の外装パネルでは、タイルを貼合わ
せる接着剤は、有機系接着剤であることが好ましく、基
板のシ−ラ−と同系であることがより好ましい。有機系
接着剤は、接着性のみならず破断伸びが優れている。さ
らに、接着剤がシ−ラ−と同系であれば、接着剤とシ−
ラ−との接着性に優れ、界面剥離が生じにくい。
せる接着剤は、有機系接着剤であることが好ましく、基
板のシ−ラ−と同系であることがより好ましい。有機系
接着剤は、接着性のみならず破断伸びが優れている。さ
らに、接着剤がシ−ラ−と同系であれば、接着剤とシ−
ラ−との接着性に優れ、界面剥離が生じにくい。
【0017】本発明に好ましく用いられる有機系接着剤
は、例えば、エポキシ系、アクリル系、シリコーン系、
エポキシ/シリコーン系、シリコーン変成ポリエーテル
系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ウレタ
ン系、SBR系、ブチルゴム系、酢酸ビニル系が挙げら
れ、耐候性などの点から、変成シリコ−ンポリエーテル
系ポリマーを主成分とする接着剤あるいはシリコ−ン系
ポリマーを主成分とする接着剤がより好ましい。シリコ
−ン系接着剤は温度による伸びの変化が少なく、−40
〜120℃で長期使用が可能で、耐候性および耐疲労性
に優れており、変成シリコ−ン系接着剤も耐候性および
耐疲労性に優れている。
は、例えば、エポキシ系、アクリル系、シリコーン系、
エポキシ/シリコーン系、シリコーン変成ポリエーテル
系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ウレタ
ン系、SBR系、ブチルゴム系、酢酸ビニル系が挙げら
れ、耐候性などの点から、変成シリコ−ンポリエーテル
系ポリマーを主成分とする接着剤あるいはシリコ−ン系
ポリマーを主成分とする接着剤がより好ましい。シリコ
−ン系接着剤は温度による伸びの変化が少なく、−40
〜120℃で長期使用が可能で、耐候性および耐疲労性
に優れており、変成シリコ−ン系接着剤も耐候性および
耐疲労性に優れている。
【0018】また、それらの接着剤には、無機材料を混
合することが好ましい。無機材料の粒径は1〜300ミ
クロンが好ましく、粒径が1ミクロン未満の場合は、接
着材の破断伸びが小さくなる傾向にあり、300ミクロ
ン以上の場合は、基板への塗布が困難になったり、基板
とタイルとの接着性が低下する恐れがある。
合することが好ましい。無機材料の粒径は1〜300ミ
クロンが好ましく、粒径が1ミクロン未満の場合は、接
着材の破断伸びが小さくなる傾向にあり、300ミクロ
ン以上の場合は、基板への塗布が困難になったり、基板
とタイルとの接着性が低下する恐れがある。
【0019】本発明では、接着剤中に、無機材料を10
〜90重量パ−セント、好ましくは、30〜80重量パ
−セント混合することが好ましい。無機材料の混合量
が、10重量パ−セント未満であれば、特に一液型接着
剤の場合は、硬化時間が大幅に遅くなり、目地部に光沢
が出る恐れがある。また、90重量パ−セントを越える
と、破断伸びが小さくなると共に、接着耐久性が低下す
る傾向がある。
〜90重量パ−セント、好ましくは、30〜80重量パ
−セント混合することが好ましい。無機材料の混合量
が、10重量パ−セント未満であれば、特に一液型接着
剤の場合は、硬化時間が大幅に遅くなり、目地部に光沢
が出る恐れがある。また、90重量パ−セントを越える
と、破断伸びが小さくなると共に、接着耐久性が低下す
る傾向がある。
【0020】接着剤と無機材料を混合して使用する場合
は、均一に混合でき、塗工時に接着剤と無機材料の分離
が起こらない粘度である70〜500ポイズにすること
が好ましい。混合する無機材料は、接着剤が露出した場
合でも耐候性に悪影響が少なくなるので、黒色が好まし
い。
は、均一に混合でき、塗工時に接着剤と無機材料の分離
が起こらない粘度である70〜500ポイズにすること
が好ましい。混合する無機材料は、接着剤が露出した場
合でも耐候性に悪影響が少なくなるので、黒色が好まし
い。
【0021】また、接着剤中に混合する無機材料は、火
山灰、フライアッシュ、汚泥焼却灰スラグ、天然石、ガ
イシ、陶磁器、瓦、タイル、ガラス、およびそれらの破
砕物などが挙げられ、酸性ではなく、硫黄分および鉄分
が少ないものが好ましく、特に天然石およびその破砕物
が好ましい。
山灰、フライアッシュ、汚泥焼却灰スラグ、天然石、ガ
イシ、陶磁器、瓦、タイル、ガラス、およびそれらの破
砕物などが挙げられ、酸性ではなく、硫黄分および鉄分
が少ないものが好ましく、特に天然石およびその破砕物
が好ましい。
【0022】本発明で用いられる繊維補強セメント板
は、押し出し成型品および抄造法成型品、オ−トクレ−
ブ養生品など、特に限定されない。また、繊維補強セメ
ント板は四辺を相決り加工しているものが好ましい。繊
維補強セメント板の厚さは限定されないが、12mm、
16mm、20mmおよび24mmなどのものが使用で
きる。また、繊維補強セメント板は、軽くするため発泡
させてもよい。
は、押し出し成型品および抄造法成型品、オ−トクレ−
ブ養生品など、特に限定されない。また、繊維補強セメ
ント板は四辺を相決り加工しているものが好ましい。繊
維補強セメント板の厚さは限定されないが、12mm、
16mm、20mmおよび24mmなどのものが使用で
きる。また、繊維補強セメント板は、軽くするため発泡
させてもよい。
【0023】本発明の戸建用外装パネルでは、意匠性を
良くするため、目地づめしていないことが好ましく、さ
らに、太陽の直射光が当たるのが少なくして耐久性を向
上させめため、目地深さをタイル端部と目地の中央部深
さとの距離で表したとき、タイルが形成する目地の深さ
を3mm以上とすることがより好ましく、3.5mm以
上とするのがさらに好ましい。
良くするため、目地づめしていないことが好ましく、さ
らに、太陽の直射光が当たるのが少なくして耐久性を向
上させめため、目地深さをタイル端部と目地の中央部深
さとの距離で表したとき、タイルが形成する目地の深さ
を3mm以上とすることがより好ましく、3.5mm以
上とするのがさらに好ましい。
【0024】さらに、本発明では、タイルは、レンガ、
天然石、人工石等のいずれかからなるものであってもよ
いが、凍害に強く、彩色、形状および大きさを自由に選
択、製造することができる陶磁器質タイルであることが
好ましい。
天然石、人工石等のいずれかからなるものであってもよ
いが、凍害に強く、彩色、形状および大きさを自由に選
択、製造することができる陶磁器質タイルであることが
好ましい。
【0025】また、本発明の外壁材では、裏足のないタ
イルを使用するか、あるいは、裏足が0.1〜0.6m
mのタイルを使用することが好ましい。裏足深さが0.
6mmを超えると、接着剤として粘度が高いものを使用
することから、タイルの裏側に気泡ができやすくなり、
接着性の良好な有機系接着剤を使用した場合でも、接着
力が低下する原因となることがある。
イルを使用するか、あるいは、裏足が0.1〜0.6m
mのタイルを使用することが好ましい。裏足深さが0.
6mmを超えると、接着剤として粘度が高いものを使用
することから、タイルの裏側に気泡ができやすくなり、
接着性の良好な有機系接着剤を使用した場合でも、接着
力が低下する原因となることがある。
【0026】本発明の外壁材では、タイルの裏足形状は
タイル中央部程浅いテ−パ−になっていても良く、また
足が島状に独立していても良い。裏足形状はタイル中央
部程浅いテ−パ−の場合は、タイルを軟圧貼合わせした
時、接着剤がタイルの外周部に押しやられて、タイルの
裏に空洞ができにくくなり、接着力が実質的に大きくな
る。
タイル中央部程浅いテ−パ−になっていても良く、また
足が島状に独立していても良い。裏足形状はタイル中央
部程浅いテ−パ−の場合は、タイルを軟圧貼合わせした
時、接着剤がタイルの外周部に押しやられて、タイルの
裏に空洞ができにくくなり、接着力が実質的に大きくな
る。
【0027】本発明の戸建用外装パネルは、施工性がよ
く、見栄えが美しく仕上がりがよく、さらに、鉄骨製外
装パネルあるいはコンクリ−ト製外装パネルに比較して
地震などの歪みにも強い。さらに、本発明の外装パネル
は、特に、木造住宅に好適である。
く、見栄えが美しく仕上がりがよく、さらに、鉄骨製外
装パネルあるいはコンクリ−ト製外装パネルに比較して
地震などの歪みにも強い。さらに、本発明の外装パネル
は、特に、木造住宅に好適である。
【0028】
【実施例】以下、実施例で本発明を説明するが、本発明
はこれに限定されない。
はこれに限定されない。
【0029】実施例1 厚さが12mmである四辺相決り加工した繊維補強セメ
ント板の周囲の全表面に、1液形湿気硬化の変成シリコ
−ン系ポリエ−テルシ−ラ−をWET量で60g/m2
となるように噴霧法によって塗布した。シ−ラ−が硬化
した後、粘度が195ポイズである変成シリコ−ン系ポ
リエ−テル接着剤を、繊維補強セメント板の表面に、W
ET塗布量1250g/m2 となるように塗布し、引き
続き、配列した裏足深さが平均0.25mmである磁器
質タイルを乗せ、軟圧を加え貼合わせて、20℃で21
日間硬化させ、戸建用外装パネルを製造した。この時の
タイルの剥離接着強度は、8.5kg/cm2 であっ
た。
ント板の周囲の全表面に、1液形湿気硬化の変成シリコ
−ン系ポリエ−テルシ−ラ−をWET量で60g/m2
となるように噴霧法によって塗布した。シ−ラ−が硬化
した後、粘度が195ポイズである変成シリコ−ン系ポ
リエ−テル接着剤を、繊維補強セメント板の表面に、W
ET塗布量1250g/m2 となるように塗布し、引き
続き、配列した裏足深さが平均0.25mmである磁器
質タイルを乗せ、軟圧を加え貼合わせて、20℃で21
日間硬化させ、戸建用外装パネルを製造した。この時の
タイルの剥離接着強度は、8.5kg/cm2 であっ
た。
【0030】次ぎに、加熱(80℃・6時間)後20℃
の水中に18時間浸漬させたものを1サイクルとして、
30サイクル乾燥加熱と水中浸漬を繰り返した。50℃
で24時間乾燥させた後、タイルの剥離接着強度を測定
したところ、8.3kg/cm2 であり、乾燥加熱・水
中浸漬サイクル試験前のものに比較して、接着強度の低
下はほとんどなかった。
の水中に18時間浸漬させたものを1サイクルとして、
30サイクル乾燥加熱と水中浸漬を繰り返した。50℃
で24時間乾燥させた後、タイルの剥離接着強度を測定
したところ、8.3kg/cm2 であり、乾燥加熱・水
中浸漬サイクル試験前のものに比較して、接着強度の低
下はほとんどなかった。
【0031】また、−20℃の氷中に3時間冷却した
後、35℃の温水中で3時間浸漬すること1サイクルと
して、200サイクル処理したサンプルのタイルの剥離
接着強度は、8.7kg/cm2 であり、200サイク
ル処理前のものと比較して剥離接着強度の低下はなかっ
た。
後、35℃の温水中で3時間浸漬すること1サイクルと
して、200サイクル処理したサンプルのタイルの剥離
接着強度は、8.7kg/cm2 であり、200サイク
ル処理前のものと比較して剥離接着強度の低下はなかっ
た。
【0032】比較例1 実施例1と同様の繊維補強セメント板の表面に、実施例
1と同様にして、水系シーラーである1液形乾燥硬化の
アクリル系エマルジョンを、WET塗布量115g/m
2 となるように塗布し、30℃で乾燥硬化後、実施例1
と同様にして、戸建用外装パネルを製造した。
1と同様にして、水系シーラーである1液形乾燥硬化の
アクリル系エマルジョンを、WET塗布量115g/m
2 となるように塗布し、30℃で乾燥硬化後、実施例1
と同様にして、戸建用外装パネルを製造した。
【0033】実施例1と同一の条件で、加熱(80℃・
6時間)後水中浸漬を30サイクル繰り返した後、50
℃で24時間乾燥させた。タイルの剥離接着強度を測定
したところ、0.5kg/cm2 であり、シ−ラ−の凝
集破壊であった。熱および水分の影響で接着強度が低下
したと推定される。
6時間)後水中浸漬を30サイクル繰り返した後、50
℃で24時間乾燥させた。タイルの剥離接着強度を測定
したところ、0.5kg/cm2 であり、シ−ラ−の凝
集破壊であった。熱および水分の影響で接着強度が低下
したと推定される。
【0034】また、実施例1と同一の条件で、−20℃
の氷中/35℃の温水中浸漬を200サイクル繰り返し
た後、タイルの剥離接着強度を測定したところ、2.1
kg/cm2 であり、シ−ラ−の凝集破壊であった。
の氷中/35℃の温水中浸漬を200サイクル繰り返し
た後、タイルの剥離接着強度を測定したところ、2.1
kg/cm2 であり、シ−ラ−の凝集破壊であった。
【0035】
【発明の効果】本発明の戸建用外装パネルは、繊維補強
セメント基板に非水系シ−ラ−を塗布することにより、
乾燥加熱/水中サイクルおよび凍結/融解サイクルに耐
える耐水性および耐熱性に優れた、戸建用外装パネルと
なる。このように、本発明の外装パネルは、長年の自然
環境による劣化は少ない、長期にわたって十分な接着耐
久性を持つ。
セメント基板に非水系シ−ラ−を塗布することにより、
乾燥加熱/水中サイクルおよび凍結/融解サイクルに耐
える耐水性および耐熱性に優れた、戸建用外装パネルと
なる。このように、本発明の外装パネルは、長年の自然
環境による劣化は少ない、長期にわたって十分な接着耐
久性を持つ。
Claims (14)
- 【請求項1】 接着剤によって繊維補強セメント基板に
タイルを貼合わせた戸建用外装パネルにおいて、基板に
非水系シ−ラ−が塗布されていることを特徴とする戸建
用外装パネル。 - 【請求項2】 非水系シ−ラ−が、繊維補強セメント基
板の表面(おもてめん)の一部また全部に塗布されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外装パネ
ル。 - 【請求項3】 非水系シ−ラ−が、繊維補強セメント基
板の裏面の一部また全部に塗布されていることを特徴と
する請求項1に記載の戸建用外装パネル。 - 【請求項4】 非水系シ−ラ−が、繊維補強セメント基
板のすべての面に塗布されていることを特徴とする請求
項1に記載の戸建用外装パネル。 - 【請求項5】 非水系シ−ラ−が、反応硬化型シ−ラ−
であることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外装パ
ネル。 - 【請求項6】 非水系シ−ラ−が、シリコ−ン系、変成
シリコ−ン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン
系、ポリウレタン系、塩化ビニル系、あるいは、エポキ
シ系のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載
の戸建用外装パネル。 - 【請求項7】 非水系シ−ラ−が、変成シリコ−ン系で
あることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外装パネ
ル。 - 【請求項8】 非水系シ−ラ−の希釈剤として、シンナ
ーを用いることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外
装パネル。 - 【請求項9】 接着剤が、有機系接着剤であることを特
徴とする請求項1に記載の戸建用外装パネル。 - 【請求項10】 接着剤と同系の非水系シ−ラ−を用い
ることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外装パネ
ル。 - 【請求項11】 接着剤が、変成シリコ−ン系あるいは
シリコ−ン系であることを特徴とする請求項1に記載の
戸建用外装パネル。 - 【請求項12】 タイルが形成する目地の深さを3mm
以上とすることを特徴とする請求項1に記載の戸建用外
装パネル。 - 【請求項13】 タイルが陶磁器質タイルであることを
特徴とする請求項1に記載の戸建用外装パネル。 - 【請求項14】 木造住宅用の外装パネルであることを
特徴とする請求項1記載の戸建用外装パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19333696A JPH1037427A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 戸建用外装パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19333696A JPH1037427A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 戸建用外装パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037427A true JPH1037427A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16306208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19333696A Pending JPH1037427A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 戸建用外装パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037427A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001355328A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Shimizu Corp | 防水兼用化粧材接着仕上げ工法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19333696A patent/JPH1037427A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001355328A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Shimizu Corp | 防水兼用化粧材接着仕上げ工法 |
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