JPH1037475A - 鉄骨構造物の歪み矯正システム - Google Patents

鉄骨構造物の歪み矯正システム

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JPH1037475A
JPH1037475A JP19373596A JP19373596A JPH1037475A JP H1037475 A JPH1037475 A JP H1037475A JP 19373596 A JP19373596 A JP 19373596A JP 19373596 A JP19373596 A JP 19373596A JP H1037475 A JPH1037475 A JP H1037475A
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JP
Japan
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column
displacement
columns
steel framed
steel
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Application number
JP19373596A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Sakami
敏孝 酒見
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication of JPH1037475A publication Critical patent/JPH1037475A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の柱の矯正作業は各支柱毎に順次行って
いたために、修正に時間がかかる欠点があった。 【解決手段】 矯正しようとする全ての鉄骨柱1の上下
に対向して配置された変位測定用ターゲット3およびC
CDカメラ2と、各鉄骨柱1の基準配置とCCDカメラ
2による測定データにより、基準位置に対する柱頭部の
ずれ量をイメージチェッカー10を介してノートパソコ
ン11に入力し、ノートパソコン11では前記各鉄骨柱
の基準配置を平面画像データに変換するとともに、前記
ずれ量に応じた各柱頭部の実際の位置を前記標準配置の
平面画像データに重畳し、かつその画像近傍にずれの変
位方向および変位量を数値表示させるグラフィック表示
手段により画像表示する。そして隣合う前記鉄骨柱間の
上下にたすき掛状に張設されたワイヤ8と、各ワイヤ8
に配置された電動ホイスト9を設け、前記パソコン11
に表示されたデータに応じて、前記各電動ホイスト9を
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リアルタイムで
鉄骨柱の矯正作業を行えるようにした鉄骨構造物の歪み
矯正システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に先行する技術として、実開平
6−10523号公報がある。同公報に示す技術は、各
支柱間に調節されたワイヤ6にアクチュエータを設け、
このアクチュエータを遠隔操作によって作動させること
により、支柱の傾斜を補正するものであり、その傾斜度
合を測定する方法としては、支柱の基部から上部に向け
て鉛直に発射した光線を鉄骨柱の上部に設けたターゲッ
トで受け、その反射によって鉛直度のずれを測定し、こ
の測定データを参照しつつワイヤに張力を与えたりゆる
めることによって支柱の傾斜度合や歪みを矯正する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この矯
正作業は各支柱毎に順次行っていたために、修正に時間
がかかる欠点があった。また、各柱はそれぞれ独立して
立設されるものでなく、梁を介して互いに接合されてい
る。従って、一つの支柱を矯正するとそれにつられて他
の柱もその矯正量に応じた変形を受けるため、該当する
柱を矯正したとしても他の柱の矯正作業により、再度歪
みを受けてしまうため、全ての柱を所望の寸法公差範囲
内に収めるには、何度も測定,矯正作業を繰返さなけれ
ばならない欠点があった。
【0004】この発明は、以上の問題を解決するもので
あって、該当する柱の矯正を行いつつ、その周囲および
全体の変動量をリアルタイムで確認でき、これにより短
時間で全ての柱を所望の寸法公差範囲内に収めるように
矯正できるようにした鉄骨構造物の歪み矯正システムを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、矯正しようと
する全ての鉄骨柱の上下に対向して配置された変位測定
用ターゲットおよびターゲットの測定手段と、前記各鉄
骨柱の基準配置を平面画像データに変換して表示させる
とともに、前記測定手段により得られた基準位置に対す
る柱頭部のずれ量に応じた各柱頭部の位置を、前記基準
配置の平面画像データに重畳して表示させ、かつその画
像近傍にずれの変位方向および変位量を数値表示させる
グラフィック表示手段と、隣合う前記鉄骨柱間の上下に
たすき掛状に張設されたワイヤと、各ワイヤに配置され
て各ワイヤの張力を調節する調節手段を備え、前記表示
手段に表示されたデータに応じて、前記各調節手段を調
整することを特徴とする。
【0006】従ってこの請求項1記載の発明では、該当
する鉄骨柱の矯正作業により、その周辺の鉄骨柱の変位
を、表示された画像および数値の変動によって直ちに把
握できることになり、その矯正作業前後の変位方向、変
位量の変動を判断することで、適切な調整作業を行うこ
とができる。
【0007】この発明のうち請求項2記載の発明では、
前記調節手段は遠隔操作により調節可能であることによ
り、作業者が直接表示手段の画面を見ながら矯正作業を
行うことができる。
【0008】この発明のうち請求項3記載の発明では、
前記表示手段に表示された内容を保存する保存手段を備
えたことによって、後に矯正作業結果の報告書や、次に
行う矯正作業の資料として利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1
は、この発明の基礎的な構成を示すもので、鉄骨柱1の
一側面下部にCCDカメラ2をセットするとともに、鉄
骨柱1の上部の前記カメラ2に対向する一直線状となる
位置にターゲット3を固定している。
【0010】CCDカメラ2には望遠レンズ4が取付け
られ、また鉄骨柱1に対する着脱を簡単にするためにそ
の取付け位置の水準台となる側面にマグネット5を装着
し、このマグネット5の磁力によって鉄骨柱1の側面に
固定される。
【0011】ターゲット3は、L字形をなし、その平板
面中央に直径20mm程度の計測用孔3aを開口したも
ので、同じくマグネット5によって鉄骨柱1の側面に固
定される。両者が同一軸線上に配置された場合には、前
記計測用孔3aはCCDカメラ2の中央位置に位置する
はずである。
【0012】しかしながら、鉄骨柱1そのものの歪み、
あるいは、これと直交する梁6との取合いによる歪みに
よって鉄骨柱1の柱頭部は、その下端に対して前後およ
び左右方向に少なからず変位している。それゆえ、この
CCDカメラ2にケーブル7を介して接続されたモニタ
8の表示画面上には、前記測定用孔3aの位置が図中十
字線で示す撮像中心より、X,Y方向にずれ、その画像
およびずれ量が表示される。なお、図においては、測定
用孔3aがX方向に20mm,Y方向に15mmずれて
いる場合を例示している。
【0013】図2は、以上の測定手段を備えた4本の鉄
骨柱の矯正作業形態を示すものである。各柱1の上下に
はそれぞれ、前記ターゲット3、およびCCDカメラ2
が対向配置されている。
【0014】また、隣合う各柱1の間には、その柱頭部
と下部の間に矯正用のワイヤ8がたすき掛状に張設さ
れ、各ワイヤ8には調節手段である電動ホイスト9が設
けられている。この電動ホイスト9は現場で操作してワ
イヤ8の張力を調整する方式の機械であってもよいし、
遠隔制御操作できるものであってもよい。
【0015】前記各CCDカメラ2はそれぞれケーブル
7を介してイメージチェッカー10に入力され、またイ
メージチェッカー10の出力端はノートパソコン11の
入力ポートに接続されている。
【0016】イメージチェッカー10は対応する鉄骨柱
1に割当てられた柱Noとともに、前記各CCDカメラ
2から送られる画像データをデジタル二値データに変換
してノートパソコン11に送る。
【0017】ノートパソコン11には、基本的にGUI
環境を有するOS上で駆動されるグラフィック変換用の
測定プログラムが内蔵され、この測定プログラムは、得
られた数値データをグラフィック変換し、その変換結果
を液晶ディスプレイ上に表示させる。
【0018】従って、オペレータがその測定プログラム
を立ち上げた後、例えば対話型入力方式などにより、柱
本数、柱No、間隔、建方精度、測定高さ(地上何階)
などの初期設定をキーボードあるいはマウスなどの入力
装置を用いて入力した後、前記イメージチェッカーのデ
ータの読込み指示入力を行うと、図3(a)に示すよう
に、初期画面として柱芯を中心線の交点とし、柱の収り
の公差範囲を点線で囲って表す基本画像データ、および
この基本画像データに重畳して前記CCDカメラ2によ
り撮像された柱頭部の画像データを四角形状で異なる色
で表示する。また、この画像データとともに柱No、お
よび割付けられた柱Noにおける基準位置からのX,Y
方向のずれ量が表示される。
【0019】例えばこの例では4つの柱なので、基本画
面の表示形状は四角形となる。縦横比が異なる場合に
は、予め縦横比あるいは実際の数値を入力しておけば、
その縦横比に応じた長方形状の画像が表示される。
【0020】そして、図示のごとく柱頭部が基準となる
柱芯からずれている場合には、そのずれ量に応じた画像
のずれとともに、各柱のずれ量、方向が表示されること
になり、この初期画面では、柱No1はX方向に+、Y
方向に−、柱No2はX,Yとも+方向にずれ、柱No
3はX,Yとも−方向にずれ、柱No4はX方向に−、
Y方向に+となってずれていることが一目瞭然性を持っ
て確認できる。
【0021】また、このことから、柱No1は、X,Y
方向にワイヤテンションを緩め、柱No2はX,Y方向
ともワイヤテンションを高め、柱No3はX,Y方向と
もワイヤテンションを高め、柱No4はX方向にテンシ
ョンを高め、Yにはテンションを緩める操作を行えばよ
いことが直ちに判定される。
【0022】但し、矯正作業準備終了段階では、各ワイ
ヤ8にはテンションはかかっていない状態であるから、
矯正作業を始めた段階では、緩める方向の制御はできな
いが、各柱1は梁6によって連繋しているので、特定柱
に特定のテンションを掛けるとこれに連動して他の柱も
梁6を介して押されることにより変形するので、初期段
階ではテンションを掛ける側だけの制御を行えばよい。
【0023】例えばこの例では、以上の画面を判断する
ことにより柱No2、および柱No3のX,Y方向に張
設されているワイヤ8の電動ホイスト9を一斉に動作さ
せると、図3(b)に矢印で示すように、柱No2,柱
No3とも柱芯側に移動し、これに連動して柱No1,
柱No4もその逆側に移動することが画面上に顕著に表
示される。
【0024】従って、以上の画面状況を見ながら順次ワ
イヤの緊張弛緩操作を行うことによって、最終的には、
各柱とも図3(c)に示すように柱芯位置に一致させ
る、あるいは公差範囲内に収めることができ、この状態
で矯正作業を終了する。
【0025】なお、柱1のスプリングバックやワイヤ8
ののびなどの経時変化により矯正作業後に状態が変化す
る場合もあるので、この状態で所定期間エージング後、
表示変化がないと判断したら最終的に作業を終了させ
る。
【0026】その後は、終了画面を保存することによ
り、後にデータ読込させたり、表示させる、あるいはプ
リンタ出力することができる。
【0027】ただし終了画面のみでなく、例えば一定時
間毎に画面を順次自動保存する設定をしておけば、初期
画面からその途中経過を経て終了に至るまでの過程も保
存できるので、後の同種矯正作業におけるシュミレーシ
ョン用資料などとしても活用できる。
【0028】さらに、電動ホイスト9が遠隔操縦方式で
ない場合には、オペレータと複数の現場作業員同士が無
線などで連絡を取合って操作を行わなければならない
が、遠隔操縦方式の場合には、オペレータが画面の状態
を見ながら直接該当する電動ホイストを操作できるの
で、省人化に好適である。
【0029】なお、実施例ではこの発明を4本の柱の歪
み矯正に用いた場合を説明したが、それ以上多数本の柱
の矯正作業に用いることができることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、この
発明にかかる鉄骨構造物の歪み矯正システムにあって
は、該当する鉄骨柱の矯正作業により、その周辺の鉄骨
柱の変位を表示手段に表示された画像および数値の変動
によって直ちに把握できることになり、その矯正作業前
後の変位方向、変位量の変動を判断することで、適切な
調整作業を行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基礎となる測定方法を示す説明図で
ある。
【図2】この発明の矯正システムを用いた作業形態を示
す説明図である。
【図3】(a)ないし(c)は同作業における表示画面
の変化を示す正面図である。
【符号の説明】
1 鉄骨柱 2 CCDカメラ(測定手段) 3 ターゲット 8 ワイヤ 9 電動ホイスト 10 イメージチェッカー 11 ノートパソコン
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 同作業における表示画面の変化を示す正面図
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矯正しようとする全ての鉄骨柱の上下に
    対向して配置された変位測定用ターゲットおよびターゲ
    ットの測定手段と、前記各鉄骨柱の基準配置を平面画像
    データに変換して表示させるとともに、前記測定手段に
    より得られた基準位置に対する柱頭部のずれ量に応じた
    各柱頭部の位置を、前記基準配置の平面画像データに重
    畳して表示させ、かつその画像近傍にずれの変位方向お
    よび変位量を数値表示させるグラフィック表示手段と、
    隣合う前記鉄骨柱間の上下にたすき掛状に張設されたワ
    イヤと、各ワイヤに配置されて各ワイヤの張力を調節す
    る調節手段を備え、前記表示手段に表示されたデータに
    応じて、前記各調節手段を調整することを特徴とする鉄
    骨構造物の歪み矯正システム。
  2. 【請求項2】 前記調節手段は遠隔操作により調節可能
    であることを特徴とする請求項1に記載の鉄鋼構造物の
    歪み矯正システム。
  3. 【請求項3】 前記表示手段に表示された内容を保存す
    る保存手段を備えたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の鉄骨構造物の歪み矯正システム。
JP19373596A 1996-07-23 1996-07-23 鉄骨構造物の歪み矯正システム Pending JPH1037475A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008651A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 East Japan Railway Co 鉄道車両の出来形寸法の計測方法および計測システム、並びにその計測方法に用いられるターゲット、並びにその計測システムを具えた鉄道車両の出来形寸法検査システム
JP2011021392A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Takenaka Komuten Co Ltd 構真柱の垂直精度管理方法
CN104278843A (zh) * 2014-11-03 2015-01-14 中建七局(上海)有限公司 一种钢结构梁吊装对接的纠偏装置及使用方法

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