JPH103752A - データ記録再生装置及び同装置における代替先セクタ決定方法 - Google Patents

データ記録再生装置及び同装置における代替先セクタ決定方法

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JPH103752A
JPH103752A JP15548796A JP15548796A JPH103752A JP H103752 A JPH103752 A JP H103752A JP 15548796 A JP15548796 A JP 15548796A JP 15548796 A JP15548796 A JP 15548796A JP H103752 A JPH103752 A JP H103752A
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JP
Japan
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sector
spare
disk
track
defective
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JP15548796A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Ichikawa
靖彦 市川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】代替処理済みのセクタへのアクセスでの実行時
間が最小になるような代替先セクタを決定する。 【解決手段】ディスク1上の欠陥セクタの代替先を決定
するに際し、CPU10は、当該欠陥セクタが存在する
トラックからディスク1上のスペアトラックへヘッド2
をシークするのに要するシーク時間をディスク1の1回
転時間で割った余りが1/2回転時間未満であるか否か
を判別し、上記余りが1/2回転時間未満であれば、上
記スペアトラックの中から、ディスク1の中心に対して
欠陥セクタの物理的位置と反対側の物理的位置にあるス
ペアセクタを欠陥セクタの代替先セクタとして決定し、
上記余りが1/2回転時間以上であれば、上記スペアト
ラックの中から、ディスク1の中心に対して前記欠陥セ
クタの物理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペアセ
クタを欠陥セクタの代替先セクタとして決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、欠陥セクタの代替
先セクタをスペアトラックの中から選択的に割り当てる
のに好適なデータ記録再生装置及び同装置における代替
先セクタ決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドによりデータの記録差再生を行
う、磁気ディスク装置に代表されるデータ記録再生装置
では、記録媒体(メディア、ディスク)上の欠陥等によ
り正しくリード/ライトしにくいセクタが発生した場合
に、そのセクタを欠陥セクタであるとして使用するのを
止め、予め欠陥セクタの再配置(代替)用に用意してあ
るスペアトラック(代替先トラック)の中から代替先セ
クタを決定して割り当てる代替処理を行うのが一般的で
ある。
【0003】従来、この代替処理における代替先セクタ
の決定方法は、欠陥セクタの物理セクタ番号(ディスク
上の物理的な位置)に拘らず、スペアトラック上の先頭
物理セクタから順番に割り当てるものであった。
【0004】以上のような代替処理が行われたセクタを
含む連続するセクタ群に対するアクセスを行う場合、ス
ペアトラックへシークして代替先セクタをアクセスし、
しかる後に元のトラックにシークする必要があることか
ら、通常セクタをアクセスする場合に比べて、(スペア
トラックへのシーク時間+代替先セクタまでの回転待ち
時間+元のトラックへのシーク時間+次のセクタまでの
回転待ち時間)だけ実行時間が増加する。ここで、代替
先セクタまでの回転待ち時間、及び次のセクタまでの回
転待ち時間は、いずれも最大(ディスクの)1回転時間
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、代替処理
が行われたセクタへのアクセス(リード/ライトアクセ
ス)を行った場合、通常セクタをアクセスする場合に比
べて、(スペアトラックへのシーク時間+代替先セクタ
までの回転待ち時間+元のトラックへのシーク時間+次
のセクタまでの回転待ち時間)だけ実行時間が増加す
る。しかも、上記した従来技術においては、欠陥セクタ
の物理セクタ番号に無関係に代替先セクタを決定してお
り、欠陥セクタの物理位置と代替先セクタの物理位置と
の間の位置関係についての規定がないため、代替先セク
タまでの回転待ち時間、及び次のセクタまでの回転待ち
時間が、いずれも最大(ディスクの)1回転時間とな
り、場合によっては実行時間が大幅に増加するという問
題があった。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、欠陥セクタに対して代替先セクタを割り
当てる代替処理において、欠陥セクタの物理位置と欠陥
セクタが存在するトラックからスペアトラックまでシー
クする際に必要な時間を考慮して、代替処理が行われた
セクタへのアクセスでの実行時間が最小になるような代
替先セクタを決定することで、代替処理によるパフォー
マンスの低下を最小限に抑えることができるデータ記録
再生装置及び同装置における代替先セクタ決定方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、欠陥セクタの
再配置用の複数のスペアセクタからなるスペアトラック
が確保されたディスクを備えたデータ記録再生装置に、
上記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先となる
スペアセクタ(代替先セクタ)を決定する代替先セクタ
決定手段を設け、上記欠陥セクタが存在するトラックか
ら上記スペアトラックへシークするのに要するシーク時
間とディスクの1回転時間とで決まる値、例えばシーク
時間をディスクの1回転時間で割った余りをもとに、デ
ィスクの中心に対して欠陥セクタの物理的位置と反対側
の物理的位置にあるスペアセクタ、またはディスクの中
心に対して欠陥セクタの物理的位置と同じ側の物理的位
置にあるスペアセクタのいずれか一方を欠陥セクタの代
替先セクタとして決定するようにしたことを特徴とす
る。
【0008】ここで、欠陥セクタの代替先セクタを決定
するための上記余りの基準値としてディスクの1回転時
間の1/2を導入し、代替先セクタ決定手段では、上記
余りが1/2回転時間未満であるならばディスクの中心
に対して欠陥セクタの物理的位置と反対側の物理的位置
にあるスペアセクタが、1/2回転時間以上であるなら
ばディスクの中心に対して欠陥セクタの物理的位置と同
じ側の物理的位置にあるスペアセクタが、代替先セクタ
として決定される構成とするとよい。そのため、上記余
りが1/2回転時間未満であるか否かを判定する判定手
段を設けるとよい。なお、上記余り、即ち欠陥セクタが
存在するトラックからスペアトラックへシークするのに
要するシーク時間をディスクの1回転時間で割った余り
が(ディスクの)1/2回転時間未満であるか否かを判
定することは、この割り算値の小数部が1/2未満であ
るか否かを判定すること、更には上記シークの間におけ
るディスク上の所定箇所(例えば欠陥セクタ)の相対的
な変位角度の360度に対する割合が1/2未満である
か否かを判定すること等と等価である。よって、本願発
明において、欠陥セクタが存在するトラックからスペア
トラックへシークするのに要するシーク時間をディスク
の1回転時間で割った余りをもとに代替先セクタを決定
することには、欠陥セクタが存在するトラックからスペ
アトラックへシークするのに要するシーク時間をディス
クの1回転時間で割った値の小数部をもとに代替先セク
タを決定すること、更には欠陥セクタが存在するトラッ
クからスペアトラックへシークする間におけるディスク
上の所定箇所の相対的変位角度の360度に対する割合
をもとに代替先セクタを決定することも含むものとす
る。
【0009】ここで、CDR方式のフォーマットを適用
したディスクの場合、欠陥セクタのセクタ番号をi、当
該欠陥セクタが存在するトラックが属するゾーンをZ
n、そのゾーンZnのデータセクタ数をN、スペアトラ
ックが属するゾーンをZm、そのゾーンZmのデータセ
クタ数をMとすると、ディスクの中心に対して欠陥セク
タの物理的位置と反対側の物理的位置にあるスペアセク
タのセクタ番号fは、 f={(i/N)*M+(M/2)}の整数部 の計算により、ディスクの中心に対して欠陥セクタの物
理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペアセクタのセ
クタ番号fは f={(i/N)*M}の整数部 の計算により、求めるとよい。
【0010】この他、代替先セクタとして決定したスペ
アセクタが既に他の欠陥セクタの代替先セクタとして使
用済みの場合には代替先セクタの再決定を行い、未使用
のスペアセクタのうち代替先セクタとして決定したスペ
アセクタに最も近い位置のスペアセクタを新たに代替先
セクタとして決定するようにするとよい。
【0011】このような構成においては、欠陥セクタの
物理位置と欠陥セクタが存在するトラックからスペアト
ラックまでシークする際に必要な時間(シーク時間)を
考慮して欠陥セクタの代替先セクタが決定されることか
ら、代替処理済みのセクタへのアクセスでの実行時間が
極力少なくできるような代替先セクタを決定することが
できる。
【0012】特に、上記のシーク時間をディスクの1回
転時間で割った余りが1/2回転時間未満のときに、デ
ィスクの中心に対して欠陥セクタの物理的位置と反対側
の物理的位置にあるスペアセクタを欠陥セクタの代替先
セクタとして代替処理し、上記余りが1/2回転時間以
上のときに、ディスクの中心に対して欠陥セクタの物理
的位置と同じ側の物理的位置にあるスペアセクタを欠陥
セクタの代替先セクタとして代替処理するならば、この
代替処理済みのセクタを含む連続するセクタ群へのアク
セスが発生した場合の実行時間の増加を以下に述べるよ
うに最小限に抑えることが可能となる。
【0013】まず、代替処理済みセクタを含むセクタ群
へのアクセスの場合、代替処理済みセクタ(欠陥セク
タ)の1つ前のセクタをアクセスすると、この代替処理
済みセクタ(欠陥セクタ)の代替先セクタをアクセスす
るために、そこからスペアトラックへのシークが行われ
る。ここでのシーク時間が、ディスクの1回転時間の例
えば1/2倍未満となるような場合(このとき、上記余
りは1/2回転時間未満となる)には、ディスクの中心
に対して欠陥セクタの物理的位置と反対側の(スペアト
ラック上の)物理的位置にあるスペアセクタに代替先が
割り当てられていることから、代替先セクタがヘッドを
通過する前にシークが完了し、代替先セクタのアクセス
をディスクの回転待ちなしで行うことができる。
【0014】また、代替先セクタをアクセスすると、次
のセクタ、即ち代替処理済みセクタ(欠陥セクタ)の1
つ後のセクタをアクセスするために、そこから元の代替
処理済みセクタ(欠陥セクタ)のあるトラックへのシー
クが行われる。ここでのシーク時間は、ディスクの1回
転時間の1/2倍未満であるため、代替処理済みセクタ
の次のセクタがヘッド2を通過する前にシークが完了
し、当該次のセクタを回転待ちなしでアクセスできる。
【0015】以上により、代替処理済みセクタ(欠陥セ
クタ)のあるトラックとスペアトラックとの間のシーク
に要する時間がディスクの1回転時間の1/2倍未満の
場合には、代替処理済みセクタ(欠陥セクタ)のないセ
クタ群へのアクセスの場合と比較して、ディスクの1回
転時間の実行時間の増加のみで済む。
【0016】次に、代替処理済みセクタ(欠陥セクタ)
のあるトラックとスペアトラックとの間のシークに要す
る時間がディスクの1回転時間の例えば1/2倍以上1
倍未満の場合(このとき、上記余りは1/2回転時間以
上となる)には、ディスクの中心に対して欠陥セクタの
物理的位置と同じ側の(スペアトラック上の)物理的位
置にあるスペアセクタに代替先が割り当てられているこ
とから、代替処理済みセクタ(欠陥セクタ)の1つ前の
セクタをアクセスした後に、代替先セクタをアクセスす
るためにスペアトラックにシークすると、代替先セクタ
がヘッドを通過する前にシークが完了し、代替先セクタ
のアクセスをディスクの回転待ちなしで行うことができ
る。また、代替先セクタをアクセスした後に、次のセク
タをアクセスするために元のトラックにシークすると、
当該次のセクタがヘッドを通過する前にシークが完了
し、当該次のセクタのアクセスをディスクの回転待ちな
しで行うことができる。
【0017】以上により、代替処理済みセクタ(欠陥セ
クタ)のあるトラックとスペアトラックとの間のシーク
に要する時間がディスクの1回転時間の1/2倍以上1
倍未満の場合には、代替処理済みセクタ(欠陥セクタ)
のないセクタ群へのアクセスの場合と比較してディスク
の2回転時間の実行時間の増加のみで済む。
【0018】このことから、ディスク上に1つまたは複
数のスペアトラックを配置するのに、ディスク上の全ト
ラック(データエリア内のトラック)から、そのトラッ
クに最も近いスペアトラックにディスクの1/2回転時
間内でシークできるようにすることを考慮するならば、
代替処理済みセクタ(を含む連続するセクタ群)のアク
セスを最も効率良く行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気ディスク装置
に適用した実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の構
成を示すブロック図である。
【0020】図1において、1はデータが記録される媒
体であるディスク(磁気ディスク)、2はディスク1へ
のデータ書き込み(データ記録)及びディスク1からの
データ読み出し(データ再生)に用いられるヘッド(磁
気ヘッド)である。このヘッド2は、ディスク1の各デ
ータ面に対応してそれぞれ設けられる。
【0021】ディスク1の両面には図2に示したように
同心円状の多数のトラックが形成され、各トラックは複
数のセクタ(サーボセクタ)101に分割されている。
各サーボセクタ101は、位置決め制御等に用いられる
(シリンダ番号を示すシリンダデータ及びシリンダデー
タの示すシリンダ内の位置誤差を波形の振幅で示すため
のバーストデータを含む)サーボデータが記録されたサ
ーボ領域102と、データ(ユーザデータ)が記録され
るユーザ領域103からなる。各サーボ領域102は、
ディスク1上では中心から各トラックを渡って放射状に
配置されている。各ユーザ領域103には、複数のデー
タセクタが設定される。
【0022】本実施形態におけるディスク1は、CDR
(Constant Density Recording)方式(のフォーマッ
ト)を適用している。CDR方式では、図2の概略図に
示すように、ディスク1上が半径方向に複数のゾーン
(ここではZ0〜Z2の3つのゾーン)に分割され、各
ゾーンには数十から数百のトラック(シリンダ)が含ま
れている。このCDR方式では、シリンダの物理的な周
の長さを想定し、その周に対する記録密度をほぼ一定に
するようなデータセクタ構成、即ち各ゾーンによりデー
タセクタの数が異なる構成となっている。
【0023】ディスク1の各面の所定シリンダ位置のト
ラック、例えば最内周トラックは欠陥セクタの代替用の
スペアトラック104として割り当てられている。また
ディスク1の各面のデータエリアとは別の領域、例えば
スペアトラック104より内側の領域には、システムエ
リア(図示せず)が割り当てられている。このシステム
エリアには、図3に示すスペアトラック使用状況テーブ
ル111及び図4に示す代替先割り当て状況テーブル1
12が保存されるようになっている。
【0024】スペアトラック使用状況テーブル111
は、ディスク1の各面のスペアトラック104毎に、そ
のトラック104内の各セクタ(スペアセクタ)が、欠
陥セクタの代替先セクタとして割り当てられているか否
かを示す。一方、代替先割り当て状況テーブル112
は、欠陥セクタの位置情報(ヘッド番号、シリンダ番号
及びセクタ番号)と、当該欠陥セクタの代替先として割
り当てられているスペアトラック104内のスペアセク
タの位置情報(ヘッド番号、シリンダ番号及びセクタ番
号)とを示す。リード/ライトアクセス時には、この代
替先割り当て状況テーブル112を参照することで、対
象となるセクタが欠陥セクタであるために代替先セクタ
(が存在するスペアトラック104にシークして当該代
替先セクタ)をアクセスする必要があるか否かを判断す
ることができる。
【0025】なお、本実施形態では、テーブル111,
112を、バックアップのためにディスク1の各面のシ
ステムエリアに保存するようにしているが、特定の面の
システムエリアのみに保存するようにしても構わない。
但し、信頼性の観点からは、テーブル111,112の
バックアップがとれる構成とすることが好ましい。
【0026】再び図1を参照すると、ディスク1はスピ
ンドルモータ(SPM)3により高速に回転する。ヘッ
ド2はキャリッジ4と称するヘッド移動機構に取り付け
られて、このキャリッジ4の移動によりディスク1の半
径方向に移動する。キャリッジ4は、ボイスコイルモー
タ(VCM)5により駆動される。
【0027】スピンドルモータ(SPM)3及びボイス
コイルモータ(VCM)5は、モータドライバ6に接続
されている。モータドライバ6は、スピンドルモータ3
に制御電流を流して当該モータ3を駆動する他、ボイス
コイルモータ5に制御電流を流して当該モータ5を駆動
する。この制御電流の値(制御量)は、CPU(マイク
ロプロセッサ)10の計算処理で決定され、例えばディ
ジタル値で与えられる。
【0028】各ヘッド2は例えばフレキシブルプリント
配線板(FPC)に実装されたヘッドIC7と接続され
ている。ヘッドIC7は、ヘッド2の切り替え、ヘッド
2との間のリード/ライト信号の入出力等を司るもの
で、ヘッド2で読み取られたアナログ出力を増幅するヘ
ッドアンプ71を有する。
【0029】ヘッドIC7はリード/ライトIC(リー
ド/ライト回路)8と接続されている。リード/ライト
IC8は、大別して、ユーザデータを処理するためのエ
ンコード/デコード機能と、サーボデータを処理するた
めの信号処理機能とを有する。
【0030】リード/ライトIC8は、ヘッド2により
ディスク1から読み出されてヘッドIC7内のヘッドア
ンプ71で増幅されたアナログ出力(ヘッド2のリード
信号)を入力し、データ再生動作に必要な信号処理、例
えばアナログ出力からNRZのデータに変換してディス
クコントローラ(HDC)14に転送する信号処理をデ
コード機能により行う。また、リード/ライトIC8
は、データ記録動作に必要な信号処理、例えばHDC1
4から送られてきたNRZデータ(ライトデータ)を変
調してディスク1に書き込むデータ(例えば2−7、1
−7変調データ)に変換してヘッドIC7に送る信号処
理をエンコード機能により行う。
【0031】リード/ライトIC8はまた、上記した通
常のユーザデータの記録再生処理の他に、ヘッド位置決
め制御等のサーボ処理に必要なサーボデータの再生処理
を信号処理機能により実行する。即ちリード/ライトI
C8は、ヘッド2により読み出されたサーボ領域102
のサーボデータを処理してシリンダデータを含むデータ
パルスをサーボ処理回路9に出力する。またリード/ラ
イトIC8は、(サーボデータ中の)バーストデータの
ピーク値をサンプルホールドし、サーボ処理回路9に出
力する。
【0032】サーボ処理回路9は、リード/ライトIC
8からのデータパルス及びバーストデータを受けてサー
ボ処理に必要な信号処理を実行する。即ちサーボ処理回
路9は、リード/ライトIC8からのデータパルスから
シリンダデータ(シリンダ番号)等を抽出・復号するデ
コード機能、及びライトゲート等のタイミング生成機能
を有する。またサーボ処理回路9は、リード/ライトI
C8からのバーストデータのピーク値のサンプルホール
ド結果をA/D(アナログ/ディジタル)変換してCP
U10に出力するA/D変換機能も有する。サーボ処理
回路9は、例えばゲートアレイ(GA)を用いて構成さ
れている。
【0033】CPU10は、例えばワンチップのマイク
ロプロセッサである。このCPU10は、ROM11に
格納されている制御用プログラム(ファームウェア)に
従って磁気ディスク装置内の各部を制御する。
【0034】CPU10は、サーボ処理回路9と共にヘ
ッド位置決め制御を実行するサーボ処理システム(ヘッ
ド位置決め制御機構)を構成しており、サーボ処理回路
9で抽出されたシリンダデータ及び当該サーボ処理回路
9で変換されたバーストデータのピーク値のサンプルホ
ールド結果に対するA/D変換値を当該サーボ処理回路
9から読み取り、その読み取ったデータに従って(モー
タドライバ6を介してボイスコイルモータ5を駆動制御
することで)ヘッド2を目標シリンダに移動させて、そ
の目標シリンダの中心(トラック中心)に位置決めする
ヘッド位置決め制御を司る。
【0035】CPU10はまた、欠陥セクタに対して代
替先セクタを割り当てる代替処理を行う。CPU10
は、この代替処理において、欠陥セクタの物理位置と欠
陥セクタが存在するトラックからスペアトラック104
までシークする際に必要な時間を考慮して、代替処理が
行われたセクタへのアクセスでの実行時間が最小になる
ような代替先セクタを決定するようになっている。
【0036】この他にCPU10は、HDC14を制御
することによるリード/ライトデータの転送制御も行
う。CPU10には、磁気ディスク装置内の各部を制御
するための制御用プログラム(ファームウェア)が格納
されている不揮発性メモリとしてのROM(Read Only
Memory)11、CPU11のワーク領域等を提供する書
き替え可能な揮発性メモリとしてのRAM(Random Acc
ess Memory)12、及び書き替え可能な不揮発性メモリ
としてのEEPROM(Electrically Erasable and Pr
ogrammable Read Only Memory )13が接続されてい
る。
【0037】RAM12には、図1の装置の起動時に、
図3に示したスペアトラック使用状況テーブル111及
び図4に示した代替先割り当て状況テーブル112(を
含むシステムエリアの情報)が読み込まれるようになっ
ている。EEPROM13は、磁気ディスク装置の制御
用のパラメータ類、例えばディスク1の各ゾーン毎のデ
ータセクタ数、各サーボセクタ101毎のデータセクタ
数、該当サーボセクタ101内のサーボ領域102と先
頭データセクタとのオフセット、データセクタ間隔等の
パラメータのテーブルの保存等に用いられる。図5に、
このEEPROM13に保存されるテーブル類のうち、
本発明に関係する各ゾーン毎のデータセクタ数を示すテ
ーブル(ゾーン毎セクタ数テーブル)131のデータ構
造例を示す。図5において、Zmはディスク1の最内周
側のゾーン(図2の例ではゾーンZ2)を示し、そのゾ
ーンZmのシリンダ範囲がSm-1 〜Sm であり、データ
セクタ数がMであることを示す。
【0038】CPU10にはまた、ディスクコントロー
ラ(HDC)14が接続されている。HDC14は、ホ
スト装置との間のコマンド、データの通信を制御すると
共に、リード/ライトIC8(を介してディスク1)と
の間のデータの通信を制御する。このHDC14には、
リード/ライトデータがキャッシュ方式で格納される、
例えばRAM等で構成されるバッファメモリ(バッファ
RAM)15と、ホストインタフェース16とが接続さ
れている。ホストインタフェース16は、HDC14と
ホスト装置とのインタフェースをなしており、HDC1
4は当該ホストインタフェース16を介してホスト装置
との間のコマンド、データの通信を行う。
【0039】次に、図1の構成における欠陥セクタに対
する代替処理について説明する。今、図1の磁気ディス
ク装置において、図6に示すディスク1上のトラック6
01のセクタ(データセクタ)602が正常にリード/
ライトアクセスできなかったために、リード/ライトア
クセスのリトライを行い、所定回数のリトライを実行し
てもアクセスに成功しなかった結果、当該セクタ602
が欠陥セクタであると判断されたものとする。
【0040】このような場合、CPU10は、欠陥セク
タ602をスペアトラック104中のいずれかのセクタ
に割り当てる代替処理を、図7のフローチャートに従っ
て次のように行う。
【0041】まずCPU10は、欠陥セクタ602が存
在するトラック601からスペアトラック104までに
ヘッド2をシークさせるのに要する時間(シーク時間)
Tsを、トラック601のシリンダ番号とスペアトラッ
ク104のシリンダ番号とから算出する(ステップ70
1)。このシーク時間(予定シーク時間)Tsは、シリ
ンダ番号の差分とシーク時間との対応テーブルを予め用
意しておき、欠陥セクタ602が存在するトラック60
1のシリンダ番号とスペアトラック104のシリンダ番
号との差分により当該テーブルを参照することで、計算
を行うことなく求めることが可能となる。なお、このテ
ーブルも、スペアトラック使用状況テーブル111等と
同様にシステムエリアに保存しておき、起動時にRAM
12に読み込むようにすることで、高速なテーブル参照
を実現できる。
【0042】次にCPU10は、算出したシーク時間T
sをディスク1の1回転に要する時間(1回転時間)T
cで割って、その余りTmを算出する(ステップ70
2)。次にCPU10は、算出した余りTmが(ディス
ク1の)1/2回転時間未満であるか否か(1/2回転
時間以上であるか)をチェックする(ステップ70
3)。このことは、シーク時間Tsをディスク1の1回
転時間Tcで割った値(Ts/Tc)の小数部が1/2
未満であるかをチェックすることと等価である。
【0043】なお、このステップ703の判定のため
に、必ずしも上記ステップ701,702を行う必要は
ない。但し、そのためには、ディスク1上の各トラック
のシリンダ番号とスペアトラック104のシリンダ番号
との差分(スペアトラックにシークするのに想定される
各シリンダ数)について、その両トラック間のシーク時
間をディスク1の1回転時間Tcで割った値の余りTm
が1/2回転時間未満になる範囲と、1/2回転時間以
上となる範囲とに予め分類して、図8に示すような対応
テーブル(余り判定テーブル)801を作成し、それを
ディスク1のシステムエリア、或いはEEPROM13
内に用意しておく必要がある。
【0044】この図8のテーブルの場合、スペアトラッ
ク104のシリンダ番号と欠陥セクタ602が存在する
トラック601のシリンダ番号の差分(即ち、シークす
べきシリンダ数)Δが0以上N1未満の範囲内ならば、
上記Tmが1/2回転時間未満となり、N1以上N2未
満の範囲内ならば、上記Tmが1/2回転時間以上とな
り、N2以上N3未満の範囲内ならば、上記Tmが1/
2回転時間未満となるといったことが示されている。
【0045】したがって、スペアトラック104のシリ
ンダ番号と欠陥セクタ602が存在するトラック601
のシリンダ番号の差分Δを求め、その差分Δが図8のテ
ーブルのどの差分範囲に含まれているかを調べるだけ
で、上記Tm、即ち欠陥セクタ602が存在するトラッ
ク601からスペアトラック104へのシーク時間Ts
をディスク1の1回転時間Tcで割った値の余りTmが
1/2回転時間未満であるか否か(1/2回転時間以上
であるか)を判定することができる。
【0046】さて、上記ステップ703での判定の結
果、余りTmが1/2回転時間未満であるならば、CP
U10は、スペアトラック104の中から、(ディスク
1の中心に対して)欠陥セクタ602の物理的位置とは
反対側の物理的位置にあるセクタ(スペアセクタ)60
3a を代替先セクタの第1の候補として選択し、そのセ
クタ番号(データセクタ番号)を代替先セクタサーチの
ためののベースセクタ番号fとする(ステップ70
4)。これに対し、余りTmが1/2回転時間未満でな
いならば(1/2回転時間以上であるならば)、スペア
トラック104の中から、(ディスク1の中心に対し
て)欠陥セクタ602の物理的位置と同じ側の物理的位
置にあるセクタ(スペアセクタ)603b を代替先セク
タの第1の候補として選択し、そのセクタ番号(データ
セクタ番号)を代替先セクタサーチのためのベースセク
タ番号fとする(ステップ705)。
【0047】ここで、ベースセクタ番号fは、欠陥セク
タ602のセクタ番号をi、当該欠陥セクタ602が存
在するトラック601が属するゾーンをZn、そのゾー
ンZnのデータセクタ数をN、スペアトラック104が
属するゾーンをZm、そのゾーンZmのデータセクタ数
をMとすると、余りTmが1/2回転時間未満の場合に
は、 f={(i/N)*M+(M/2)}の整数部 …(1) の計算により求められる。なお、ディスク1がCDR方
式を適用しない場合には、N=Mである。
【0048】また、余りTmが1/2回転時間以上の場
合には、ベースセクタ番号fは、 f=(i/N)*Mの整数部 …(2) の計算により求められる。
【0049】CPU10は、代替先セクタサーチのため
のベースセクタ番号fを求めると、代替先セクタサーチ
のためのオフセット値gを初期値0にセットする(ステ
ップ706)。
【0050】次にCPU10は、ベースセクタ番号fに
その時点のオフセット値gを加算し、(スペアトラック
104内のスペアセクタのうち)その加算値f+gで示
されるセクタ番号のスペアセクタが代替先セクタとして
使用されているか否かを、スペアトラック使用状況テー
ブル111を参照することで判断する(ステップ70
7)。
【0051】もし、セクタ番号f+gのスペアセクタが
使用されていないならば、CPU10は当該スペアセク
タを欠陥セクタ602の代替セクタとして決定し、(R
AM12に読み込まれている)スペアトラック使用状況
テーブル111中の当該スペアセクタの状態を“使用状
態”に設定すると共に、(RAM12に読み込まれてい
る)代替先割り当て状況テーブル112に、欠陥セクタ
602の位置情報(ヘッド番号、シリンダ番号及びセク
タ番号)と当該欠陥セクタの代替先として決定したスペ
アトラック104内のスペアセクタの位置情報とを登録
する代替処理を実行する(ステップ708)。
【0052】これに対し、セクタ番号f+gのスペアセ
クタが既に使用されているならば、CPU10は、当該
スペアセクタに隣接するスペアセクタのセクタ番号を算
出するために、現在のオフセット値gを+1する(ステ
ップ709)。そしてCPU10は、この+1後のオフ
セット値gを、ベースセクタ番号fから減算し、(スペ
アトラック104内のスペアセクタのうち)その減算値
f−gで示されるセクタ番号のスペアセクタ、即ち最初
に使用されていると判断されたスペアセクタよりg(=
1)セクタ分手前のスペアセクタが代替先セクタとして
使用されているか否かを、スペアトラック使用状況テー
ブル111を参照することで判断する(ステップ71
0)。
【0053】もし、セクタ番号f−gのスペアセクタが
使用されていないならば、CPU10は当該スペアセク
タを欠陥セクタ602の代替セクタとして決定し、前記
したセクタ番号f+gのスペアセクタを欠陥セクタ60
2の代替セクタとして決定した場合と同様の代替処理を
実行する(ステップ708)。
【0054】これに対し、セクタ番号f−gのスペアセ
クタが既に使用されているならば、ステップ707に進
んで、f+gで示されるセクタ番号のスペアセクタ、即
ち最初に使用されていると判断されたスペアセクタより
g(=1)セクタ分後のスペアセクタが代替先セクタと
して使用されているか否かを判断する。
【0055】もし、セクタ番号f+gのスペアセクタが
使用されていないならば、CPU10は当該スペアセク
タを欠陥セクタ602の代替セクタとして決定して代替
処理を実行する(ステップ708)。これに対してセク
タ番号f+gのスペアセクタが既に使用されているなら
ば、CPU10は再びステップ709に戻り、その時点
のオフセット値gを+1する。
【0056】以上により、欠陥セクタ602が存在する
トラック601からスペアトラック104までのシーク
時間(予定シーク時間)Tsが、ディスク1の1回転時
間Tcの1/2倍未満、或いは1倍以上3/2倍未満の
ように、シーク時間Tsをディスク1の1回転時間Tc
で割った値の余りTmが1/2回転時間未満の場合に
は、欠陥セクタ602の物理的位置とは反対側の物理的
位置にあるスペアセクタ603a が代替先セクタの第1
の候補として選択される(ステップ704)。
【0057】そして、当該スペアセクタ603a が未だ
(代替先セクタとして)使用されていない場合には(ス
テップ706,707)、当該スペアセクタ603a が
欠陥セクタ602の代替先セクタに代替処理される(ス
テップ708)。これに対し、スペアセクタ603a が
以前の代替処理で既に(代替先セクタとして)使用済み
であった場合には(ステップ707)、スペアセクタ6
03a の1つ手前のスペアセクタ603a-1 、スペアセ
クタ603a の1つ後のスペアセクタ603a+1 、スペ
アセクタ603a の2つ手前のスペアセクタ603a-2
、スペアセクタ603a の2つ後のスペアセクタ60
3a+2 …のように、スペアセクタ603aから最も近い
スペアセクタの順で未使用のスペアセクタがサーチされ
(709,710,707)、該当するスペアセクタが
欠陥セクタ602の代替先セクタに代替処理される(ス
テップ708)。
【0058】一方、欠陥セクタ602が存在するトラッ
ク601からスペアトラック104までのシーク時間
(予定シーク時間)Tsが、ディスク1の1回転時間T
cの1/2倍以上1倍未満、或いは3/2倍以上2倍未
満のように、シーク時間Tsをディスク1の1回転時間
Tcで割った値の余りTmが1/2回転時間未満でない
場合(1/2回転時間以上の場合)には、欠陥セクタ6
02の物理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペアセ
クタ603b が代替先セクタの第1の候補として選択さ
れる(ステップ705)。
【0059】そして、当該スペアセクタ603b が未だ
(代替先セクタとして)使用されていない場合には(ス
テップ706,707)、当該スペアセクタ603b が
欠陥セクタ602の代替先セクタに代替処理される(ス
テップ708)。これに対し、スペアセクタ603b が
以前の代替処理で既に(代替先セクタとして)使用済み
であった場合には(ステップ707)、スペアセクタ6
03b の1つ手前のスペアセクタ603b-1 、スペアセ
クタ603b の1つ後のスペアセクタ603b+1 、スペ
アセクタ603b の2つ手前のスペアセクタ603b-2
、スペアセクタ603b の2つ後のスペアセクタ60
3b+2 …のように、スペアセクタ603bから最も近い
スペアセクタの順で未使用のスペアセクタがサーチされ
(709,710,707)、該当するスペアセクタが
欠陥セクタ602の代替先セクタに代替処理される(ス
テップ708)。
【0060】以上のような代替処理をすることで、代替
処理後に、その代替処理されたセクタを含んだ連続する
セクタ群に対するリード/ライトを行った場合の実行時
間の増加は、図6に示した欠陥セクタ602のあるトラ
ック601からスペアトラック104へのシーク時間
(Ts)が、ディスク1の1回転時間(Tc)の1/2
倍未満であり、したがって欠陥セクタ602の代替先と
してスペアセクタ603a が割り当てられている場合の
リードアクセスを例にとると、次のようになる。
【0061】まずCPU10は、代替処理したセクタ
(欠陥セクタ)602の1つ前のセクタをリードした
後、代替先割り当て状況テーブル112に従って、ヘッ
ド2をスペアトラック104にシークする。この際のシ
ーク時間はディスク1の1回転時間の1/2倍未満であ
るため、代替先セクタ(スペアセクタ)603a がヘッ
ド2を通過する前にシークが完了し、代替先セクタ(ス
ペアセクタ)603a のリードをディスク1の回転待ち
なしで行うことができる。
【0062】CPU10は、代替先セクタ(スペアセク
タ)603a をリードすると、次のセクタ、即ち代替処
理したセクタ(欠陥セクタ)602の1つ後のセクタを
リードするために、スペアトラック104から代替処理
したセクタ(欠陥セクタ)602のある元のトラック6
01にヘッド2をシークする。このトラック104,6
01間のシーク時間は、ディスク1の1回転時間の1/
2倍未満であるため、セクタ602の次のセクタがヘッ
ド2を通過する前にシークが完了し、当該セクタ602
の次のセクタを回転待ちなしでリードできる。
【0063】これにより、代替処理されたセクタを含む
セクタ群をリードする場合でも、代替処理されたセクタ
を含まないセクタ群をリードする場合と比較して、ディ
スク1の1回転時間の実行時間の増加のみで代替先をリ
ードでき、従来の(スペアトラックへのシーク時間+代
替先セクタまでの回転待ち時間+元のトラックへのシー
ク時間+次のセクタまでの回転待ち時間)の実行時間に
比べて、実行時間の増加を最小にすることができる。
【0064】同様に、代替処理されたセクタを含むセク
タ群をリードする場合、例えば、トラック601,10
4間のシーク時間が、ディスク1の1回転時間の1/2
倍以上1倍未満であるならば、実行時間の増加を2回転
時間のみとし、ディスク1の1回転時間の1倍以上3/
2倍未満であるならば、実行時間の増加を3回転時間の
みとし、ディスク1の1回転時間の3/2倍以上2倍未
満であるならば、実行時間の増加を4回転時間のみと
し、実行時間の増加を最小にすることができる。
【0065】なお、以上の実施形態では、スペアトラッ
ク104はディスク1の(データエリアの)最内周に用
意されているものとして説明したが、これに限るもので
はない。例えば、ディスク1の(データエリアの)最内
周トラックからも最外周トラックからも同一時間でシー
クできるトラック(ディスク1の中間周のトラック)に
スペアトラック104を用意するようにしても構わな
い。この場合、代替処理済みのセクタがディスク1の外
周側に存在しても、その代替処理済みセクタのアクセス
時の実行時間の増加をより一層少なくできる。
【0066】また、以上の実施形態では、スペアトラッ
ク104はディスク1の各面に1つだけ用意されている
ものとして説明したが、複数のスペアトラックを用意す
るようにしても構わない。この場合、ディスク1上の全
てのトラック(データエリア内のトラック)から、その
トラックに最も近いスペアトラックにディスク1の1/
2回転時間内でシークできる位置に、複数のスペアトラ
ックを分散配置すると、代替処理済みセクタ(を含む連
続するセクタ群)のアクセスを最も効率良く行うことが
できる。
【0067】また、以上の実施形態では、磁気ディスク
装置について説明したが、本発明は、記録媒体(ディス
ク)上に欠陥セクタの再配置用のスペアトラックが確保
され、欠陥セクタ検出時には、その欠陥セクタの代替先
セクタをスペアトラックの中から選択的に割り当てるも
のであれば、光磁気ディスク装置など、磁気ディスク装
置以外のデータ記録再生装置一般に適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、欠
陥セクタに対して代替先セクタを割り当てる代替処理に
おいて、欠陥セクタの物理位置と欠陥セクタが存在する
トラックからスペアトラックまでシークする際に必要な
時間を考慮し、このシーク時間をディスクの1回転時間
で割った余りをもとに、スペアトラックの中から、ディ
スクの中心に対して欠陥セクタの物理的位置と反対側の
物理的位置にあるスペアセクタ、またはディスクの中心
に対して欠陥セクタの物理的位置と同じ側の物理的位置
にあるスペアセクタのいずれか一方を欠陥セクタの代替
先セクタとして決定する構成としたので、代替処理済み
のセクタへのアクセスでの実行時間が最小になるような
代替先セクタを決定することができ、代替処理によるパ
フォーマンスの低下を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態で適用されるディスク1の代表的な
フォーマット例を示す概念図。
【図3】同実施形態で適用されるスペアトラック使用状
況テーブル111のデータ構造例を示す概念図。
【図4】同実施形態で適用される代替先割り当て状況テ
ーブル112のデータ構造例を示す概念図。
【図5】同実施形態で適用されるゾーン毎セクタ数テー
ブル131のデータ構造例を示す概念図。
【図6】同実施形態における欠陥セクタに対する代替処
理を説明するために、欠陥セクタと代替先セクタの候補
となるスペアセクタの位置関係を示す図。
【図7】同実施形態における欠陥セクタに対する代替処
理を説明するためのフローチャート。
【図8】代替処理における代替先セクタの決定時に必要
な、欠陥セクタが存在するトラックからスペアトラック
へのシーク時間をディスク1の1回転時間で割った余り
が1/2回転時間未満であるか否かの判定に利用可能な
余り判定テーブル801のデータ構造例を示す概念図。
【符号の説明】
1…ディスク、 2…ヘッド、 10…CPU(代替先セクタ決定手段、判別手段) 11…ROM、 12…RAM、 13…EEPROM、 104…スペアトラック、 111…スペアトラック使用状況テーブル、 112…代替先割り当て状況テーブル、 131…ゾーン毎セクタ数テーブル。 601…トラック(欠陥セクタ602のあるトラッ
ク)、 602…欠陥セクタ、 603a-2 ,603a-1 ,603a ,603a+1 ,60
3a+2 ,603b-2 ,603b-1 ,603b ,603b+
1 ,603b+2 …スペアセクタ。 801…余り判定テーブル(判定テーブル手段)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠陥セクタの再配置用の複数のスペアセ
    クタからなるスペアトラックが確保されたディスクを備
    え、前記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先セ
    クタを決定して割り当てる代替処理を実行するデータ記
    録再生装置において、 欠陥セクタの代替先を決定する代替先セクタ決定手段で
    あって、前記欠陥セクタが存在するトラックから前記ス
    ペアトラックへシークするのに要するシーク時間と前記
    ディスクの1回転時間とで決まる値をもとに、前記スペ
    アトラックの中から、前記ディスクの中心に対して前記
    欠陥セクタの物理的位置と反対側の物理的位置にあるス
    ペアセクタ、または前記ディスクの中心に対して前記欠
    陥セクタの物理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペ
    アセクタのいずれか一方を前記欠陥セクタの代替先セク
    タとして決定する代替先セクタ決定手段を備えたことを
    特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 欠陥セクタの再配置用の複数のスペアセ
    クタからなるスペアトラックが確保されたディスクを備
    え、前記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先セ
    クタを決定して割り当てる代替処理を実行するデータ記
    録再生装置において、 欠陥セクタの代替先を決定する代替先セクタ決定手段で
    あって、前記欠陥セクタが存在するトラックから前記ス
    ペアトラックへシークするのに要するシーク時間を前記
    ディスクの1回転時間で割った余りをもとに、前記スペ
    アトラックの中から、前記ディスクの中心に対して前記
    欠陥セクタの物理的位置と反対側の物理的位置にあるス
    ペアセクタ、または前記ディスクの中心に対して前記欠
    陥セクタの物理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペ
    アセクタのいずれか一方を前記欠陥セクタの代替先セク
    タとして決定する代替先セクタ決定手段を備えたことを
    特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 欠陥セクタの再配置用の複数のスペアセ
    クタからなるスペアトラックが確保されたディスクを備
    え、前記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先セ
    クタを決定して割り当てる代替処理を実行するデータ記
    録再生装置において、 欠陥セクタの代替先を決定するに際し、当該欠陥セクタ
    が存在するトラックから前記スペアトラックへシークす
    るのに要するシーク時間を前記ディスクの1回転時間で
    割った余りが1/2回転時間未満であるか否かを判別す
    る判別手段と、 この判別手段による判別の結果、前記余りが1/2回転
    時間未満であれば、前記スペアトラックの中から、前記
    ディスクの中心に対して前記欠陥セクタの物理的位置と
    反対側の物理的位置にあるスペアセクタを前記欠陥セク
    タの代替先セクタとして決定し、前記余りが1/2回転
    時間以上であれば、前記スペアトラックの中から、前記
    ディスクの中心に対して前記欠陥セクタの物理的位置と
    同じ側の物理的位置にあるスペアセクタを前記欠陥セク
    タの代替先セクタとして決定する代替先セクタ決定手段
    とを具備することを特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記代替先セクタ決定手段は、前記代替
    先セクタとして決定したスペアセクタが既に他の欠陥セ
    クタの代替先セクタとして使用済みの場合には代替先セ
    クタの再決定を行い、未使用のスペアセクタのうち前記
    代替先セクタとして決定したスペアセクタに最も近い位
    置のスペアセクタを新たに代替先セクタとして決定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスクが半径方向に複数のゾーン
    に分割されたCDR(Constant Density Recording)方
    式のフォーマットを適用しており、前記代替先セクタ決
    定手段は、前記欠陥セクタのセクタ番号をi、当該欠陥
    セクタが存在するトラックが属するゾーンをZn、その
    ゾーンZnのデータセクタ数をN、前記スペアトラック
    が属するゾーンをZm、そのゾーンZmのデータセクタ
    数をMとすると、代替先セクタのセクタ番号を、前記余
    りが1/2回転時間未満の場合には、 f={(i/N)*M+(M/2)}の整数部 の計算により、前記余りが1/2回転時間以上の場合に
    は、 f={(i/N)*M}の整数部 の計算により求めることを特徴とする請求項3記載のデ
    ータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク上の各トラックが前記欠陥
    トラックであると仮定して当該各トラックのシリンダ番
    号と前記スペアトラックのシリンダ番号との差につい
    て、前記余りが1/2回転時間未満となる範囲と1/2
    回転時間以上の範囲とがそれぞれ登録された判定テーブ
    ル手段を更に具備し、 前記判定手段は、前記欠陥セクタが存在するトラックの
    シリンダ番号と前記スペアトラックのシリンダ番号との
    差により前記判定テーブルを参照することで、前記余り
    が1/2回転時間未満であるか否かを判定することを特
    徴とする請求項3記載のデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 欠陥セクタの再配置用の複数のスペアセ
    クタからなるスペアトラックが確保されたディスクを備
    え、前記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先セ
    クタを決定して割り当てる代替処理を実行するデータ記
    録再生装置における代替先セクタ決定方法であって、 欠陥セクタが存在するトラックから前記スペアトラック
    へシークするのに要するシーク時間と前記ディスクの1
    回転時間とで決まる値をもとに、前記スペアトラックの
    中から、前記ディスクの中心に対して前記欠陥セクタの
    物理的位置と反対側の物理的位置にあるスペアセクタ、
    または前記ディスクの中心に対して前記欠陥セクタの物
    理的位置と同じ側の物理的位置にあるスペアセクタのい
    ずれか一方を前記欠陥セクタの代替先セクタとして決定
    することを特徴とする代替先セクタ決定方法。
  8. 【請求項8】 前記シーク時間と前記ディスクの1回転
    時間とで決まる値が、前記シーク時間を前記ディスクの
    1回転時間で割った余りであることを特徴とする請求項
    7記載の代替先セクタ決定方法。
  9. 【請求項9】 欠陥セクタの再配置用の複数のスペアセ
    クタからなるスペアトラックが確保されたディスクを備
    え、前記スペアトラックの中から欠陥セクタの代替先セ
    クタを決定して割り当てる代替処理を実行するデータ記
    録再生装置における代替先セクタ決定方法であって、 欠陥セクタの代替先を決定するに際し、当該欠陥セクタ
    が存在するトラックから前記スペアトラックへシークす
    るのに要するシーク時間を前記ディスクの1回転時間で
    割った余りが1/2回転時間未満であるか否かを判別
    し、 この判別の結果、前記余りが1/2回転時間未満であれ
    ば、前記スペアトラックの中から、前記ディスクの中心
    に対して前記欠陥セクタの物理的位置と反対側の物理的
    位置にあるスペアセクタを前記欠陥セクタの代替先セク
    タとして決定し、前記余りが1/2回転時間以上であれ
    ば、前記スペアトラックの中から、前記ディスクの中心
    に対して前記欠陥セクタの物理的位置と同じ側の物理的
    位置にあるスペアセクタを前記欠陥セクタの代替先セク
    タとして決定することを特徴とする代替先セクタ決定方
    法。
  10. 【請求項10】 前記代替先セクタとして決定したスペ
    アセクタが既に他の欠陥セクタの代替先セクタとして使
    用済みの場合には代替先セクタの再決定を行い、未使用
    のスペアセクタのうち前記代替先セクタとして決定した
    スペアセクタに最も近い位置のスペアセクタを新たに代
    替先セクタとして決定することを特徴とする請求項7乃
    至請求項9のいずれかに記載の代替先セクタ決定方法。
JP15548796A 1996-06-17 1996-06-17 データ記録再生装置及び同装置における代替先セクタ決定方法 Pending JPH103752A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG93881A1 (en) * 1999-08-27 2003-01-21 Seagate Technology Llc Disk drive with fake defect entries

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG93881A1 (en) * 1999-08-27 2003-01-21 Seagate Technology Llc Disk drive with fake defect entries

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