JPH1037730A - 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの潤滑油供給装置Info
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- JPH1037730A JPH1037730A JP19431996A JP19431996A JPH1037730A JP H1037730 A JPH1037730 A JP H1037730A JP 19431996 A JP19431996 A JP 19431996A JP 19431996 A JP19431996 A JP 19431996A JP H1037730 A JPH1037730 A JP H1037730A
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- Japan
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- lubricating oil
- electromagnetic solenoid
- engine
- supply device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】運転状態に応じて、しかも全回転域で潤滑油の
供給量を制御できる。 【解決手段】オイルタンク14内の潤滑油をオイルポン
プ13の駆動によりエンジンの各部15に供給する2サ
イクルエンジンの潤滑油供給装置10において、オイル
ポンプ13の駆動を電磁ソレノイド12による電気駆動
とし、電磁ソレノイド12のオンオフを運転状態に応じ
て電子制御する制御部11を備えている。
供給量を制御できる。 【解決手段】オイルタンク14内の潤滑油をオイルポン
プ13の駆動によりエンジンの各部15に供給する2サ
イクルエンジンの潤滑油供給装置10において、オイル
ポンプ13の駆動を電磁ソレノイド12による電気駆動
とし、電磁ソレノイド12のオンオフを運転状態に応じ
て電子制御する制御部11を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、船舶の推進機や
自動二輪車等に搭載される2サイクルエンジンの潤滑油
供給装置に関するものである。
自動二輪車等に搭載される2サイクルエンジンの潤滑油
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2サイクルエンジンの潤滑油供給
装置は、例えばエンジンのクランク軸を駆動源とした機
械式のオイルポンプがある。
装置は、例えばエンジンのクランク軸を駆動源とした機
械式のオイルポンプがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この機械式のオイルポ
ンプは高回転でのエンジン焼き付きを防止するために潤
滑油を供給するが、高回転側で必要な潤滑油量を吐出す
るようセッティングされている。このため、低回転側で
は過剰の潤滑油がエンジンに供給されることになり、エ
ンジン自体の性能劣化や燃焼後の排気ガスの白煙の増
大、排気管からの潤滑油だれ、さらに潤滑油消費の増大
が問題となっている。
ンプは高回転でのエンジン焼き付きを防止するために潤
滑油を供給するが、高回転側で必要な潤滑油量を吐出す
るようセッティングされている。このため、低回転側で
は過剰の潤滑油がエンジンに供給されることになり、エ
ンジン自体の性能劣化や燃焼後の排気ガスの白煙の増
大、排気管からの潤滑油だれ、さらに潤滑油消費の増大
が問題となっている。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、運転状態に応じて、しかも全回転域で潤滑油の供
給量を制御できる2サイクルエンジンの潤滑油供給装置
を提供することを目的としている。
ので、運転状態に応じて、しかも全回転域で潤滑油の供
給量を制御できる2サイクルエンジンの潤滑油供給装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、オイル
タンク内の潤滑油をオイルポンプの駆動によりエンジン
の各部に供給する2サイクルエンジンの潤滑油供給装置
において、前記オイルポンプの駆動を電磁ソレノイドに
よる電気駆動とし、前記電磁ソレノイドのオンオフを運
転状態に応じて電子制御する制御部を備えることを特徴
としている。電気駆動によるオイルポンプとすること
で、エンジンの要求に合った潤滑油量を精度良くエンジ
ンに供給することができる。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、オイル
タンク内の潤滑油をオイルポンプの駆動によりエンジン
の各部に供給する2サイクルエンジンの潤滑油供給装置
において、前記オイルポンプの駆動を電磁ソレノイドに
よる電気駆動とし、前記電磁ソレノイドのオンオフを運
転状態に応じて電子制御する制御部を備えることを特徴
としている。電気駆動によるオイルポンプとすること
で、エンジンの要求に合った潤滑油量を精度良くエンジ
ンに供給することができる。
【0006】請求項2記載の発明は、前記制御部が、エ
ンジン回転数を求め、このエンジン回転数に対する潤滑
油要求量を演算し、前記電磁ソレノイドのオンオフの吐
出周期に換算して駆動制御を行うことを特徴としてい
る。エンジンの全回転域で潤滑油の吐出量を制御するこ
とができる。
ンジン回転数を求め、このエンジン回転数に対する潤滑
油要求量を演算し、前記電磁ソレノイドのオンオフの吐
出周期に換算して駆動制御を行うことを特徴としてい
る。エンジンの全回転域で潤滑油の吐出量を制御するこ
とができる。
【0007】請求項3記載の発明は、前記電磁ソレノイ
ドのオン時間を、潤滑油の条件によって設定することを
特徴としている。潤滑油の種類や温度等のオイル条件に
より、電磁ソレノイドのオン時間を設定することができ
るため、精度良く潤滑油をエンジンに供給することがで
きる。
ドのオン時間を、潤滑油の条件によって設定することを
特徴としている。潤滑油の種類や温度等のオイル条件に
より、電磁ソレノイドのオン時間を設定することができ
るため、精度良く潤滑油をエンジンに供給することがで
きる。
【0008】請求項4記載の発明は、前記電磁ソレノイ
ドのオン時間を、潤滑油の温度によるマップから算出す
ることを特徴としている。潤滑油の温度が低いと潤滑油
の粘度は増加することになり、オン時間一定としたと
き、潤滑油の温度が低ければ潤滑油の粘度が高くなり、
オン時間中に潤滑油が吐出しきれず、潤滑油吐出量が減
少する方向となりエンジンの焼き付きにつながる恐れが
あるが、潤滑油の温度の条件によりオン時間を変えるこ
とにより、このようなエンジンの焼き付きを確実に防ぐ
ことができる。
ドのオン時間を、潤滑油の温度によるマップから算出す
ることを特徴としている。潤滑油の温度が低いと潤滑油
の粘度は増加することになり、オン時間一定としたと
き、潤滑油の温度が低ければ潤滑油の粘度が高くなり、
オン時間中に潤滑油が吐出しきれず、潤滑油吐出量が減
少する方向となりエンジンの焼き付きにつながる恐れが
あるが、潤滑油の温度の条件によりオン時間を変えるこ
とにより、このようなエンジンの焼き付きを確実に防ぐ
ことができる。
【0009】請求項5記載の発明は、前記制御部、電磁
ソレノイド、オイルポンプを一体に備え、前記制御部の
基板上または前記オイルポンプに潤滑油の温度を検出す
るための温度検出センサを配置することを特徴としてい
る。構造的に制御部、電磁ソレノイド、オイルポンプを
一体化しているため、基板上の温度と潤滑油温度に相関
があり、基板上に実装した温度検出センサにより潤滑油
温度を検出することができ、配線することなく配置する
ことができコスト面からも有利である。また、オイルポ
ンプに潤滑油の温度を検出するための温度検出センサを
配置することで配線が短縮でき、しかも容易になる。
ソレノイド、オイルポンプを一体に備え、前記制御部の
基板上または前記オイルポンプに潤滑油の温度を検出す
るための温度検出センサを配置することを特徴としてい
る。構造的に制御部、電磁ソレノイド、オイルポンプを
一体化しているため、基板上の温度と潤滑油温度に相関
があり、基板上に実装した温度検出センサにより潤滑油
温度を検出することができ、配線することなく配置する
ことができコスト面からも有利である。また、オイルポ
ンプに潤滑油の温度を検出するための温度検出センサを
配置することで配線が短縮でき、しかも容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の2サイクルエン
ジンの潤滑油供給装置の実施の形態を図面に基づいて説
明する。
ジンの潤滑油供給装置の実施の形態を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は2サイクルエンジンの制御ブロック
図である。2サイクルエンジン1には、フライホイール
マグネト2が備えられ、このフライホイールマグネト2
の発電によりCDIユニット3に駆動電源を与えるとと
もに、レギュレータ4を介して潤滑油供給装置10に駆
動電源を与え、またレギュレータ4を介してバッテリ6
に充電する。フライホィールマグネト2には、パルサコ
イル7が備えられている。パルサコイル7からのパルス
信号に基づきCDIユニット3は、エンジン回転信号を
出力する。点火コイル8はエンジン回転信号に基づき点
火プラグ9をスパークさせる。
図である。2サイクルエンジン1には、フライホイール
マグネト2が備えられ、このフライホイールマグネト2
の発電によりCDIユニット3に駆動電源を与えるとと
もに、レギュレータ4を介して潤滑油供給装置10に駆
動電源を与え、またレギュレータ4を介してバッテリ6
に充電する。フライホィールマグネト2には、パルサコ
イル7が備えられている。パルサコイル7からのパルス
信号に基づきCDIユニット3は、エンジン回転信号を
出力する。点火コイル8はエンジン回転信号に基づき点
火プラグ9をスパークさせる。
【0012】潤滑油供給装置10には、制御部11、電
磁ソレノイド12及びオイルポンプ13が一体に備えら
れ、オイルタンク14内の潤滑油をオイルポンプ13の
駆動によりエンジンの各部15に供給する。オイルポン
プ13の駆動は電磁ソレノイド12による電気駆動とな
っている。
磁ソレノイド12及びオイルポンプ13が一体に備えら
れ、オイルタンク14内の潤滑油をオイルポンプ13の
駆動によりエンジンの各部15に供給する。オイルポン
プ13の駆動は電磁ソレノイド12による電気駆動とな
っている。
【0013】制御部11には、電源回路16、回転信号
検出回路17、温度検出センサ18、CPU19及び出
力回路20が備えられている。電源回路16は、制御部
11に駆動電源を与えている。回転信号検出回路17
は、CDIユニット3からのエンジン回転信号を検出し
てCPU19に送り、CPU19ではパルス周期を計測
してエンジン回転数を検出する。CPU19は、エンジ
ン回転数により潤滑油要求量を算出する。この潤滑油要
求量は、各エンジン回転の必要量を実験等により求め、
それをエンジン回転数の2次元マップにより求めること
ができる。例えば、エンジン回転数(rpm)が、15
00、3000、4000、5000、6000、10
000・・・のときの1回転当たりのそれぞれの潤滑油
要求量(ml)を算出する。
検出回路17、温度検出センサ18、CPU19及び出
力回路20が備えられている。電源回路16は、制御部
11に駆動電源を与えている。回転信号検出回路17
は、CDIユニット3からのエンジン回転信号を検出し
てCPU19に送り、CPU19ではパルス周期を計測
してエンジン回転数を検出する。CPU19は、エンジ
ン回転数により潤滑油要求量を算出する。この潤滑油要
求量は、各エンジン回転の必要量を実験等により求め、
それをエンジン回転数の2次元マップにより求めること
ができる。例えば、エンジン回転数(rpm)が、15
00、3000、4000、5000、6000、10
000・・・のときの1回転当たりのそれぞれの潤滑油
要求量(ml)を算出する。
【0014】また、CPU19は、潤滑油の種類、温度
等の条件により電磁ソレノイド12のオン時間を設定す
る。例えば、潤滑油温度を検出し、温度による2次元マ
ップからオン時間を設定する。オン時間は、潤滑油温度
の2次元マップにより求めることができ、例えば潤滑油
温度(℃)が−40、−20、0、20、40、60・
・・のときのそれぞれのオン時間(ms)を算出する。
等の条件により電磁ソレノイド12のオン時間を設定す
る。例えば、潤滑油温度を検出し、温度による2次元マ
ップからオン時間を設定する。オン時間は、潤滑油温度
の2次元マップにより求めることができ、例えば潤滑油
温度(℃)が−40、−20、0、20、40、60・
・・のときのそれぞれのオン時間(ms)を算出する。
【0015】潤滑油供給装置10は、図2に示すように
構成されている。図2は潤滑油供給装置の断面図であ
る。潤滑油供給装置10のケース内30には、制御部1
1、電磁ソレノイド12、オイルポンプ13が一体に備
えられている。制御部11の基板31はハウジング32
と区画壁体33との間に支持され、潤滑油の温度を検出
するための温度検出センサ18が基板31上に設置され
ている。温度検出センサ18はサーミスタで構成されて
いる。基板31には防水カプラ34が接続され、防水カ
プラ34を介してバッテリ6、レギュレータ4及びCD
Iユニット3に接続されている。
構成されている。図2は潤滑油供給装置の断面図であ
る。潤滑油供給装置10のケース内30には、制御部1
1、電磁ソレノイド12、オイルポンプ13が一体に備
えられている。制御部11の基板31はハウジング32
と区画壁体33との間に支持され、潤滑油の温度を検出
するための温度検出センサ18が基板31上に設置され
ている。温度検出センサ18はサーミスタで構成されて
いる。基板31には防水カプラ34が接続され、防水カ
プラ34を介してバッテリ6、レギュレータ4及びCD
Iユニット3に接続されている。
【0016】電磁ソレノイド12の支持体35には、プ
ランジャ36が移動可能に支持され、プランジャ36の
一端部にはオイルポンプ13のポンプロッド37が連結
され、他端部には移動体38が固定されている。ポンプ
ロッド37は、ポンプ本体39に移動可能に設けられ、
スプリング40によって常に潤滑油通路を開き方向に付
勢され、これにより移動体38が区画壁体33に当接す
るようになっている。移動体38が区画壁体33に当接
している状態では、移動体38と支持体35との間に間
隔Dが確保され、これがプランジャ36の移動量となっ
ている。
ランジャ36が移動可能に支持され、プランジャ36の
一端部にはオイルポンプ13のポンプロッド37が連結
され、他端部には移動体38が固定されている。ポンプ
ロッド37は、ポンプ本体39に移動可能に設けられ、
スプリング40によって常に潤滑油通路を開き方向に付
勢され、これにより移動体38が区画壁体33に当接す
るようになっている。移動体38が区画壁体33に当接
している状態では、移動体38と支持体35との間に間
隔Dが確保され、これがプランジャ36の移動量となっ
ている。
【0017】電磁ソレノイド12の支持体35と移動体
38との周囲には、コイル41が設けられ、このコイル
41はリード線42を介して基板31に接続され、コイ
ル41に通電することで、図2で示す状態からプランジ
ャ36が潤滑油通路を閉じ方向Aに移動し、移動体38
が支持体35に当接するまで移動する。そして、コイル
41の導通を停止すると、スプリング40によって潤滑
油通路を開き方向Bに移動し、図2に示す状態に復帰
し、この繰り返しで潤滑油を吐出する。
38との周囲には、コイル41が設けられ、このコイル
41はリード線42を介して基板31に接続され、コイ
ル41に通電することで、図2で示す状態からプランジ
ャ36が潤滑油通路を閉じ方向Aに移動し、移動体38
が支持体35に当接するまで移動する。そして、コイル
41の導通を停止すると、スプリング40によって潤滑
油通路を開き方向Bに移動し、図2に示す状態に復帰
し、この繰り返しで潤滑油を吐出する。
【0018】オイルポンプ13のポンプ本体39の両側
には、ハウジング60,61が嵌合されている。ポンプ
本体39には潤滑通路39a、吸入通路39b及び吐出
通路39cが形成され、吸入通路39bと吐出通路39
cは連通路39dで連通されている。潤滑通路39a及
び吸入通路39bは、フィルタ62を介してハウジング
60のタンク側通路60aに連通し、吐出通路39cは
ハウジング60のエンジン側通路60bに連通してい
る。潤滑通路39aは、潤滑油をスプリング側に導き、
スプリング40及びポンプロッド37の摺動部を潤滑す
る。吸入通路39bはボール弁63で開閉され、また連
通路39dはボール弁64で開閉される。ボール弁63
は、ポンプロッド37との間に配置されたスプリング6
5で吸入通路39bを閉じ方向Cに付勢されている。
には、ハウジング60,61が嵌合されている。ポンプ
本体39には潤滑通路39a、吸入通路39b及び吐出
通路39cが形成され、吸入通路39bと吐出通路39
cは連通路39dで連通されている。潤滑通路39a及
び吸入通路39bは、フィルタ62を介してハウジング
60のタンク側通路60aに連通し、吐出通路39cは
ハウジング60のエンジン側通路60bに連通してい
る。潤滑通路39aは、潤滑油をスプリング側に導き、
スプリング40及びポンプロッド37の摺動部を潤滑す
る。吸入通路39bはボール弁63で開閉され、また連
通路39dはボール弁64で開閉される。ボール弁63
は、ポンプロッド37との間に配置されたスプリング6
5で吸入通路39bを閉じ方向Cに付勢されている。
【0019】コイル41に通電することでポンプロッド
37が閉じ方向Aに移動し、ボール弁63により吸入通
路39bを閉じ、圧縮された潤滑油により連通路39d
に配置されたボール弁64がスプリング66に抗して開
き方向Fへ移動し、潤滑油が連通路39dから吐出通路
39cに流れてハウジング60のエンジン側通路60b
から吐出してエンジンの各部15に送られる。
37が閉じ方向Aに移動し、ボール弁63により吸入通
路39bを閉じ、圧縮された潤滑油により連通路39d
に配置されたボール弁64がスプリング66に抗して開
き方向Fへ移動し、潤滑油が連通路39dから吐出通路
39cに流れてハウジング60のエンジン側通路60b
から吐出してエンジンの各部15に送られる。
【0020】ボール弁64は止栓67との間に配置され
たスプリング66により常に連通路39dを閉じ方向E
に移動し、圧縮された潤滑油が吐出通路39cに流れる
と自動的に閉じる。
たスプリング66により常に連通路39dを閉じ方向E
に移動し、圧縮された潤滑油が吐出通路39cに流れる
と自動的に閉じる。
【0021】コイル41の通電を停止することでスプリ
ング40によりポンプロッド37が開き方向Bに移動
し、これによりボール弁63が吸入通路39bを開き方
向Dに移動するため吸入通路39bが開いて潤滑油を吸
入する。
ング40によりポンプロッド37が開き方向Bに移動
し、これによりボール弁63が吸入通路39bを開き方
向Dに移動するため吸入通路39bが開いて潤滑油を吸
入する。
【0022】再び、コイル41に通電することでポンプ
ロッド37が閉じ方向Aに移動し、同様に作動し、この
ような繰り返して潤滑油をエンジンに各部15へ供給す
る。
ロッド37が閉じ方向Aに移動し、同様に作動し、この
ような繰り返して潤滑油をエンジンに各部15へ供給す
る。
【0023】このように、制御部11により電磁ソレノ
イド12のオンオフを運転状態に応じて電子制御し、電
気駆動によるオイルポンプ13とすることで、エンジン
の要求に合った潤滑油量を精度良くエンジンに供給する
ことができる。
イド12のオンオフを運転状態に応じて電子制御し、電
気駆動によるオイルポンプ13とすることで、エンジン
の要求に合った潤滑油量を精度良くエンジンに供給する
ことができる。
【0024】また、制御部11は、エンジン回転数を求
め、このエンジン回転数に対する潤滑油要求量を演算
し、電磁ソレノイド12のオンオフの吐出周期に換算し
て駆動制御を行うことで、エンジンの全回転域で潤滑油
の吐出量を制御することができる。
め、このエンジン回転数に対する潤滑油要求量を演算
し、電磁ソレノイド12のオンオフの吐出周期に換算し
て駆動制御を行うことで、エンジンの全回転域で潤滑油
の吐出量を制御することができる。
【0025】電磁ソレノイド12のオン時間は、潤滑油
の条件によって設定し、潤滑油の種類や温度等のオイル
条件により、電磁ソレノイド12のオン時間を設定する
ことができるため、精度良く潤滑油をエンジンの各部1
5に供給することができる。
の条件によって設定し、潤滑油の種類や温度等のオイル
条件により、電磁ソレノイド12のオン時間を設定する
ことができるため、精度良く潤滑油をエンジンの各部1
5に供給することができる。
【0026】また、電磁ソレノイド12のオン時間は、
潤滑油の温度による2次元マップから算出し、潤滑油の
温度が低いと潤滑油の粘度は増加することになり、オン
時間一定としたとき、潤滑油の温度が低ければ潤滑油の
粘度が高くなり、オン時間中に潤滑油が吐出しきれず、
潤滑油吐出量が減少する方向となりエンジンの焼き付き
につながる恐れがあるが、潤滑油の温度の条件によりオ
ン時間を変えることにより、このようなエンジンの焼き
付きを確実に防ぐことができる。
潤滑油の温度による2次元マップから算出し、潤滑油の
温度が低いと潤滑油の粘度は増加することになり、オン
時間一定としたとき、潤滑油の温度が低ければ潤滑油の
粘度が高くなり、オン時間中に潤滑油が吐出しきれず、
潤滑油吐出量が減少する方向となりエンジンの焼き付き
につながる恐れがあるが、潤滑油の温度の条件によりオ
ン時間を変えることにより、このようなエンジンの焼き
付きを確実に防ぐことができる。
【0027】また、潤滑油供給装置10は、制御部1
1、電磁ソレノイド12、オイルポンプ13を一体化し
ているため、基板31上の温度と潤滑油温度に相関があ
り、基板31上に実装した温度検出センサ18により潤
滑油温度を検出することができ、配線することなく配置
することができコスト面からも有利である。
1、電磁ソレノイド12、オイルポンプ13を一体化し
ているため、基板31上の温度と潤滑油温度に相関があ
り、基板31上に実装した温度検出センサ18により潤
滑油温度を検出することができ、配線することなく配置
することができコスト面からも有利である。
【0028】また、図1に示すように、オイルポンプ1
3に潤滑油の温度を検出するための温度検出センサ18
を配置してもよく、オイルポンプ13に温度検出センサ
18を配置することで配線が短縮でき、しかも容易にな
る。
3に潤滑油の温度を検出するための温度検出センサ18
を配置してもよく、オイルポンプ13に温度検出センサ
18を配置することで配線が短縮でき、しかも容易にな
る。
【0029】図3は潤滑油供給装置のメイン処理フロー
チャートである。まず、初期設定を行い(ステップa
1)、エンジン回転数をCDIユニット3からのエンジ
ン回転信号に基づき計算する(ステップb1)。次に、
エンジン回転数により潤滑油の要求量をマップに基づき
計算し(ステップc1)、温度検出センサ18から潤滑
油の温度を検出する(ステップd1)。電磁ソレノイド
12のオン時間を、潤滑油温度を検出し、温度による2
次元マップから設定する(ステップe1)。電磁ソレノ
イド12のオンオフの吐出周期に換算する(ステップf
1)。電磁ソレノイド12のオンオフの駆動制御を行う
(ステップg1)。
チャートである。まず、初期設定を行い(ステップa
1)、エンジン回転数をCDIユニット3からのエンジ
ン回転信号に基づき計算する(ステップb1)。次に、
エンジン回転数により潤滑油の要求量をマップに基づき
計算し(ステップc1)、温度検出センサ18から潤滑
油の温度を検出する(ステップd1)。電磁ソレノイド
12のオン時間を、潤滑油温度を検出し、温度による2
次元マップから設定する(ステップe1)。電磁ソレノ
イド12のオンオフの吐出周期に換算する(ステップf
1)。電磁ソレノイド12のオンオフの駆動制御を行う
(ステップg1)。
【0030】図4は電磁ソレノイドのオンオフの吐出周
期を換算するフローチャートである。プランジャ36の
1回の動作時の吐出量は、機械的に決まっており、定め
られた各エンジン回転時の要求量から次の計算式にて潤
滑油の吐出周期を算出してリターンする。
期を換算するフローチャートである。プランジャ36の
1回の動作時の吐出量は、機械的に決まっており、定め
られた各エンジン回転時の要求量から次の計算式にて潤
滑油の吐出周期を算出してリターンする。
【0031】吐出周期=(1回の吐出量/1エンジン回
転当たりの要求量)×(60/エンジン回転数)(秒) 求められた吐出周期及びオン時間からタイマーを駆動し
て電磁ソレノイド12のオンオフ制御を行う。
転当たりの要求量)×(60/エンジン回転数)(秒) 求められた吐出周期及びオン時間からタイマーを駆動し
て電磁ソレノイド12のオンオフ制御を行う。
【0032】このオンオフ制御のオン時間と吐出周期の
関係を図5に示す。図5に示すように、ある回転数でエ
ンジンが回っているとき、1回の吐出量でエンジンを回
せる回数nは、n=1回の吐出量/1エンジン回転当た
りの要求量で求められる。
関係を図5に示す。図5に示すように、ある回転数でエ
ンジンが回っているとき、1回の吐出量でエンジンを回
せる回数nは、n=1回の吐出量/1エンジン回転当た
りの要求量で求められる。
【0033】その時のエンジンが1回転する時間は、6
0÷エンジン回転数なのでこれにnを掛けると前記計算
式で示したように吐出周期(秒)が求められる。
0÷エンジン回転数なのでこれにnを掛けると前記計算
式で示したように吐出周期(秒)が求められる。
【0034】図6は電磁ソレノイドのオンオフ制御のフ
ローチャートである。現在電磁ソレノイド12がオンか
否かを判断し(ステップa2)、オンの場合には設定の
オン時間経過否かを判断し(ステップb2)、オン時間
経過していない場合にはリターンし、オン時間経過した
場合には電磁ソレノイド12をオフしてリターンする
(ステップc2)。
ローチャートである。現在電磁ソレノイド12がオンか
否かを判断し(ステップa2)、オンの場合には設定の
オン時間経過否かを判断し(ステップb2)、オン時間
経過していない場合にはリターンし、オン時間経過した
場合には電磁ソレノイド12をオフしてリターンする
(ステップc2)。
【0035】ステップa2で現在電磁ソレノイド12が
オフの場合には、吐出周期からオン時間を減算してオフ
時間を算出し(ステップd2)、オフ時間経過か否かを
判断する(ステップe2)。オフ時間が経過していない
場合にはリターンし、オフ時間が経過した場合にはオン
時間から駆動するオンオフ制御用タイマーを解除して
(ステップf2)、電磁ソレノイド12をオンしてリタ
ーンする(ステップg2)。
オフの場合には、吐出周期からオン時間を減算してオフ
時間を算出し(ステップd2)、オフ時間経過か否かを
判断する(ステップe2)。オフ時間が経過していない
場合にはリターンし、オフ時間が経過した場合にはオン
時間から駆動するオンオフ制御用タイマーを解除して
(ステップf2)、電磁ソレノイド12をオンしてリタ
ーンする(ステップg2)。
【0036】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、オイルポンプの駆動を電磁ソレノイドによる電気駆
動とし、電磁ソレノイドのオンオフを運転状態に応じて
電子制御し、電気駆動によるオイルポンプとすること
で、エンジンの要求に合った潤滑油量を精度良くエンジ
ンに供給することができる。
は、オイルポンプの駆動を電磁ソレノイドによる電気駆
動とし、電磁ソレノイドのオンオフを運転状態に応じて
電子制御し、電気駆動によるオイルポンプとすること
で、エンジンの要求に合った潤滑油量を精度良くエンジ
ンに供給することができる。
【0037】請求項2記載の発明では、エンジン回転数
を求め、このエンジン回転数に対する潤滑油要求量を演
算し、電磁ソレノイドのオンオフの吐出周期に換算して
駆動制御を行うから、エンジンの全回転域で潤滑油の吐
出量を制御することができる。
を求め、このエンジン回転数に対する潤滑油要求量を演
算し、電磁ソレノイドのオンオフの吐出周期に換算して
駆動制御を行うから、エンジンの全回転域で潤滑油の吐
出量を制御することができる。
【0038】請求項3記載の発明では、潤滑油の種類や
温度等のオイル条件により、電磁ソレノイドのオン時間
を設定することができるため、精度良く潤滑油をエンジ
ンに供給することができる。
温度等のオイル条件により、電磁ソレノイドのオン時間
を設定することができるため、精度良く潤滑油をエンジ
ンに供給することができる。
【0039】請求項4記載の発明では、電磁ソレノイド
のオン時間を、潤滑油の温度によるマップから算出し、
潤滑油の温度の条件によりオン時間を変えることによ
り、このようなエンジンの焼き付きを確実に防ぐことが
できる。
のオン時間を、潤滑油の温度によるマップから算出し、
潤滑油の温度の条件によりオン時間を変えることによ
り、このようなエンジンの焼き付きを確実に防ぐことが
できる。
【0040】請求項5記載の発明では、構造的に制御
部、電磁ソレノイド、オイルポンプを一体化しているた
め、基板上の温度と潤滑油温度に相関があり、基板上に
実装した温度検出センサにより潤滑油温度を検出するこ
とができ、配線することなく配置することができコスト
面からも有利である。また、オイルポンプに潤滑油の温
度を検出するための温度検出センサを配置することで配
線が短縮でき、しかも容易になる。
部、電磁ソレノイド、オイルポンプを一体化しているた
め、基板上の温度と潤滑油温度に相関があり、基板上に
実装した温度検出センサにより潤滑油温度を検出するこ
とができ、配線することなく配置することができコスト
面からも有利である。また、オイルポンプに潤滑油の温
度を検出するための温度検出センサを配置することで配
線が短縮でき、しかも容易になる。
【図1】2サイクルエンジンの制御ブロック図である。
【図2】潤滑油供給装置の断面図である。
【図3】潤滑油供給装置のメイン処理フローチャートで
ある。
ある。
【図4】電磁ソレノイドのオンオフの吐出周期を換算す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図5】オンオフ制御のオン時間と吐出周期の関係を示
す図である。
す図である。
【図6】電磁ソレノイドのオンオフ制御のフローチャー
トである。
トである。
10 潤滑油供給装置 11 制御部 12 電磁ソレノイド 13 オイルポンプ 14 オイルタンク 15 エンジンの各部
Claims (5)
- 【請求項1】オイルタンク内の潤滑油をオイルポンプの
駆動によりエンジンの各部に供給する2サイクルエンジ
ンの潤滑油供給装置において、前記オイルポンプの駆動
を電磁ソレノイドによる電気駆動とし、前記電磁ソレノ
イドのオンオフを運転状態に応じて電子制御する制御部
を備えることを特徴とする2サイクルエンジンの潤滑油
供給装置。 - 【請求項2】前記制御部は、エンジン回転数を求め、こ
のエンジン回転数に対する潤滑油要求量を演算し、前記
電磁ソレノイドのオンオフの吐出周期に換算して駆動制
御を行うことを特徴とする請求項1記載の2サイクルエ
ンジンの潤滑油供給装置。 - 【請求項3】前記電磁ソレノイドのオン時間は、潤滑油
の条件によって設定することを特徴とする請求項2記載
の2サイクルエンジンの潤滑油供給装置。 - 【請求項4】前記電磁ソレノイドのオン時間は、潤滑油
の温度によるマップから算出することを特徴とする請求
項3記載の2サイクルエンジンの潤滑油供給装置。 - 【請求項5】前記制御部、電磁ソレノイド、オイルポン
プを一体に備え、前記制御部の基板上または前記オイル
ポンプに潤滑油の温度を検出するための温度検出センサ
を配置することを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の2サイクルエンジンの潤滑油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19431996A JPH1037730A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19431996A JPH1037730A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037730A true JPH1037730A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16322629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19431996A Pending JPH1037730A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 2サイクルエンジンの潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1037730A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6161510A (en) * | 1998-07-10 | 2000-12-19 | Kioritz Corporation | Separate lubricating device for an internal combustion engine |
| US6216651B1 (en) | 1998-05-14 | 2001-04-17 | Kioritz Corporation | Separate lubricating device for internal combustion engine |
| US6626141B2 (en) | 2000-12-30 | 2003-09-30 | Hyundai Motor Company | Engine oil circulation system and method |
| US6904879B2 (en) | 2002-07-23 | 2005-06-14 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Lubrication system for two-cycle engine |
| US7150249B2 (en) | 2002-05-20 | 2006-12-19 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Lubrication system for two-cycle engine |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP19431996A patent/JPH1037730A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6216651B1 (en) | 1998-05-14 | 2001-04-17 | Kioritz Corporation | Separate lubricating device for internal combustion engine |
| US6161510A (en) * | 1998-07-10 | 2000-12-19 | Kioritz Corporation | Separate lubricating device for an internal combustion engine |
| US6626141B2 (en) | 2000-12-30 | 2003-09-30 | Hyundai Motor Company | Engine oil circulation system and method |
| US7150249B2 (en) | 2002-05-20 | 2006-12-19 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Lubrication system for two-cycle engine |
| US6904879B2 (en) | 2002-07-23 | 2005-06-14 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Lubrication system for two-cycle engine |
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