JPH1037821A - 内燃機関の吸気通路装置 - Google Patents
内燃機関の吸気通路装置Info
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- JPH1037821A JPH1037821A JP8198017A JP19801796A JPH1037821A JP H1037821 A JPH1037821 A JP H1037821A JP 8198017 A JP8198017 A JP 8198017A JP 19801796 A JP19801796 A JP 19801796A JP H1037821 A JPH1037821 A JP H1037821A
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は吸気温低減を図った内燃機関の吸気通
路装置に関し、低コスト化を図り、かつ吸気温の低減効
率を向上することを課題とする。 【解決手段】車体フレームを構成するメンバの内、車体
前後方向に延在するよう設けられた閉断面を有するフロ
ントサイドメンバ3の内部に、エンジン2に空気を供給
する吸気通路となるエアクリーナホース42を配設す
る。また、フロントサイドメンバ3内に走行風44が導
入される構成とし、この走行風44によりエアクリーナ
ホース42内を流れる空気及びエンジン2を冷却する。
路装置に関し、低コスト化を図り、かつ吸気温の低減効
率を向上することを課題とする。 【解決手段】車体フレームを構成するメンバの内、車体
前後方向に延在するよう設けられた閉断面を有するフロ
ントサイドメンバ3の内部に、エンジン2に空気を供給
する吸気通路となるエアクリーナホース42を配設す
る。また、フロントサイドメンバ3内に走行風44が導
入される構成とし、この走行風44によりエアクリーナ
ホース42内を流れる空気及びエンジン2を冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の吸気通路
装置に係り、特に吸気温低減を図った内燃機関の吸気通
路装置に関する。
装置に係り、特に吸気温低減を図った内燃機関の吸気通
路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−24003
0号公報に開示されているように、触媒コンバータを冷
却する構造として、触媒コンバータの外周に遮熱カバー
を配設ると共にこの遮熱カバーの更に外周にコンバータ
ケースを配設し、遮熱カバーとコンバータケースとの間
に冷却風通路形成した構成の、いわゆる二重管構造の排
気通路構造が開示されている。また、同公報に開示され
た排気通路構造では、触媒の雰囲気温度に応じて冷却風
(外気)を導入する開閉弁を開閉することにより、冷却
風通路に導入する冷却風量を制御する構成とされてい
る。
0号公報に開示されているように、触媒コンバータを冷
却する構造として、触媒コンバータの外周に遮熱カバー
を配設ると共にこの遮熱カバーの更に外周にコンバータ
ケースを配設し、遮熱カバーとコンバータケースとの間
に冷却風通路形成した構成の、いわゆる二重管構造の排
気通路構造が開示されている。また、同公報に開示され
た排気通路構造では、触媒の雰囲気温度に応じて冷却風
(外気)を導入する開閉弁を開閉することにより、冷却
風通路に導入する冷却風量を制御する構成とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸気通路に
おいても吸気温度を低減するために吸入空気の冷却を行
なうことが望まれている。これは、一般にコンピュータ
により電子制御される内燃機関では、吸気温センサから
出力される吸気温度の変化に対応させて燃料噴射量を制
御することが行なわれているが、吸気温度が高い状態が
長く続くと吸気密度が少なくなり、常に燃料噴射量が増
量されている状態が続き燃費の面からもまたエミッショ
ンの面からも望ましくない。このため、吸気通路におい
ても吸気温度を低減するために吸入空気を冷却を行なう
ことが望まれている。
おいても吸気温度を低減するために吸入空気の冷却を行
なうことが望まれている。これは、一般にコンピュータ
により電子制御される内燃機関では、吸気温センサから
出力される吸気温度の変化に対応させて燃料噴射量を制
御することが行なわれているが、吸気温度が高い状態が
長く続くと吸気密度が少なくなり、常に燃料噴射量が増
量されている状態が続き燃費の面からもまたエミッショ
ンの面からも望ましくない。このため、吸気通路におい
ても吸気温度を低減するために吸入空気を冷却を行なう
ことが望まれている。
【0004】そこで吸入空気を冷却する手段として、先
に示した公報に開示された排気通路構造と同様に、吸気
配管を吸入空気が流れる配管の外周に冷却風を導入しう
る冷却通路を形成した二重管構造とすることが考えられ
る。しかるに、吸気通路を二重管構造とした場合、吸気
通路構造が複雑となりコストが上昇すると共に重量が増
大するおそれがある。また、重量低減を図る面から冷却
通路の径寸法を可能な限り小さくすると、一般に吸気通
路はラジエータ近傍に配設される構成とされているた
め、吸気通路がラジエータを通過した熱風を受けること
により、この熱が容易に吸気通路に熱伝達され、結果と
して吸気温の低減効率が低下してしまうこととなる。
に示した公報に開示された排気通路構造と同様に、吸気
配管を吸入空気が流れる配管の外周に冷却風を導入しう
る冷却通路を形成した二重管構造とすることが考えられ
る。しかるに、吸気通路を二重管構造とした場合、吸気
通路構造が複雑となりコストが上昇すると共に重量が増
大するおそれがある。また、重量低減を図る面から冷却
通路の径寸法を可能な限り小さくすると、一般に吸気通
路はラジエータ近傍に配設される構成とされているた
め、吸気通路がラジエータを通過した熱風を受けること
により、この熱が容易に吸気通路に熱伝達され、結果と
して吸気温の低減効率が低下してしまうこととなる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、車体フレームを構成するメンバの内部に吸気通路
を配設することにより、低コストでかつ吸気温の低減効
率を向上しうる内燃機関の吸気通路装置を提供すること
を目的とする。
あり、車体フレームを構成するメンバの内部に吸気通路
を配設することにより、低コストでかつ吸気温の低減効
率を向上しうる内燃機関の吸気通路装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次に述べる手段を講じたことを特徴とす
るものである。請求項1記載の発明では、内燃機関に対
し空気を供給する内燃機関の吸気通路装置において、車
体フレームを構成するメンバの内、車体前後方向に延在
するよう設けられたほぼ閉断面を有するメンバの内部
に、吸気通路を配設したことを特徴とするものである。
に本発明では、次に述べる手段を講じたことを特徴とす
るものである。請求項1記載の発明では、内燃機関に対
し空気を供給する内燃機関の吸気通路装置において、車
体フレームを構成するメンバの内、車体前後方向に延在
するよう設けられたほぼ閉断面を有するメンバの内部
に、吸気通路を配設したことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の内燃機関の吸気通路装置において、前記メン
バとして、車両に搭載される熱源となる機構から離間し
た位置に配設されたメンバを選定したことを特徴とする
ものである。
項1記載の内燃機関の吸気通路装置において、前記メン
バとして、車両に搭載される熱源となる機構から離間し
た位置に配設されたメンバを選定したことを特徴とする
ものである。
【0008】更に、請求項3記載の発明では、前記請求
項1または2記載の吸気通路装置において、前記メンバ
は、その内部に走行風が導入される構成であることを特
徴とするものである。
項1または2記載の吸気通路装置において、前記メンバ
は、その内部に走行風が導入される構成であることを特
徴とするものである。
【0009】上記した各手段は、次のように作用する。
請求項1記載の発明によれば、車体フレームを構成する
メンバの内部に吸気通路を配設したことにより、メンバ
はほぼ閉断面を有しているため通路として機能し、よっ
てメンバと吸気通路は協働して二重管構造を形成する。
また、メンバは車体前後方向に延在するよう設けられて
おり、この延出方向は吸気通路の配設方向と同一方向で
あるため、吸気通路をメンバ内に配設しても吸気通路の
経路が長くなるようなことはない。
請求項1記載の発明によれば、車体フレームを構成する
メンバの内部に吸気通路を配設したことにより、メンバ
はほぼ閉断面を有しているため通路として機能し、よっ
てメンバと吸気通路は協働して二重管構造を形成する。
また、メンバは車体前後方向に延在するよう設けられて
おり、この延出方向は吸気通路の配設方向と同一方向で
あるため、吸気通路をメンバ内に配設しても吸気通路の
経路が長くなるようなことはない。
【0010】また、メンバは車体フレームを構成するも
のであるため、機械的強度を向上させる点よりその肉厚
は通常吸気通路として用いられる配管の肉厚よりも厚く
なっている。よって、熱的に見るとメンバの熱容量は大
きいため、ラジエータ風等の熱がメンバに印加されて
も、この熱がその内部に配設された吸気通路に熱伝導す
ることを防止でき、これにより吸気温の低減効率を向上
させることができる。
のであるため、機械的強度を向上させる点よりその肉厚
は通常吸気通路として用いられる配管の肉厚よりも厚く
なっている。よって、熱的に見るとメンバの熱容量は大
きいため、ラジエータ風等の熱がメンバに印加されて
も、この熱がその内部に配設された吸気通路に熱伝導す
ることを防止でき、これにより吸気温の低減効率を向上
させることができる。
【0011】更に、メンバは車体フレームに既設されて
いるものであり、よって吸気通路を二重管構造とするた
めに新たに配管等を設ける必要はなくなり、吸気通路の
構造が簡単化すると共にコストの低減を図ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、車両に搭載さ
れる熱源となる機構から離間した位置に吸気通路が内設
されたメンバが配設されるため、熱源からの熱がメンバ
に熱伝導されることを防止でき、よって吸気温の低減効
率を向上させることができる。
いるものであり、よって吸気通路を二重管構造とするた
めに新たに配管等を設ける必要はなくなり、吸気通路の
構造が簡単化すると共にコストの低減を図ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、車両に搭載さ
れる熱源となる機構から離間した位置に吸気通路が内設
されたメンバが配設されるため、熱源からの熱がメンバ
に熱伝導されることを防止でき、よって吸気温の低減効
率を向上させることができる。
【0012】更に、請求項3記載の発明によれば、メン
バの内部に走行風が導入される構成としたことにより、
吸気通路を流れる空気はメンバの内部を流れる走行風に
より冷却されるため、これによっても吸気温の低減効率
を向上させることができる。
バの内部に走行風が導入される構成としたことにより、
吸気通路を流れる空気はメンバの内部を流れる走行風に
より冷却されるため、これによっても吸気温の低減効率
を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施
例である内燃機関の吸気通路装置を示している。図1は
第1実施例である吸気通路装置を適用した車両1の底面
図であり、また図2は第1実施例である吸気通路装置を
拡大して示す斜視図である。
図面と共に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施
例である内燃機関の吸気通路装置を示している。図1は
第1実施例である吸気通路装置を適用した車両1の底面
図であり、また図2は第1実施例である吸気通路装置を
拡大して示す斜視図である。
【0014】先ず、図1を用いて吸気通路装置が配設さ
れている位置について説明する。本実施例で例に挙げた
車両1は、その中央位置にエンジン2が配設された構成
とされており、このエンジン2はフレームに支持されて
いる。フレームは、フロントサイドメンバ3,4、メイ
ンフロアサイドメンバ5,6、リアサイドメンバ7,
8、クロスメンバ9〜14等により構成されている。
れている位置について説明する。本実施例で例に挙げた
車両1は、その中央位置にエンジン2が配設された構成
とされており、このエンジン2はフレームに支持されて
いる。フレームは、フロントサイドメンバ3,4、メイ
ンフロアサイドメンバ5,6、リアサイドメンバ7,
8、クロスメンバ9〜14等により構成されている。
【0015】また、エンジン2からは後方に延出するプ
ロペラシャフト15及び排気通路16が延出しており、
プロペラシャフト15はディファレンシャル17を介し
てエンジン2の駆動力を後輪18,19に伝達する。ま
た、排気通路16は、その途中位置に三元触媒が内装さ
れた触媒コンバータ20が配設されると共に、その後端
部にはマフラー21が配設されている。
ロペラシャフト15及び排気通路16が延出しており、
プロペラシャフト15はディファレンシャル17を介し
てエンジン2の駆動力を後輪18,19に伝達する。ま
た、排気通路16は、その途中位置に三元触媒が内装さ
れた触媒コンバータ20が配設されると共に、その後端
部にはマフラー21が配設されている。
【0016】また、エンジン2の前方にはクランクシャ
フトと接続されたシャフト22が延出しており、このシ
ャフト22の前方先端部にはファン23が配設されてい
る。このファン23の前方位置には、ファン23と対向
するようラジエータ24が配設されており、ラジエータ
24を冷却する構成とされている。従って、外気はラジ
エータ24で加熱された状態で車両1内に進入する。図
1において符号25で示す矢印は、ラジエータ24を通
過することにより加熱された風(以下、ラジエータ風と
いう)の流れを示している。
フトと接続されたシャフト22が延出しており、このシ
ャフト22の前方先端部にはファン23が配設されてい
る。このファン23の前方位置には、ファン23と対向
するようラジエータ24が配設されており、ラジエータ
24を冷却する構成とされている。従って、外気はラジ
エータ24で加熱された状態で車両1内に進入する。図
1において符号25で示す矢印は、ラジエータ24を通
過することにより加熱された風(以下、ラジエータ風と
いう)の流れを示している。
【0017】一方、フレームを構成するフロントサイド
メンバ3,4には、フロントサスペンション26,27
を介して前輪28,29が配設されている。尚、図中3
0は車両1のボデーを示している。上記構成とされた車
両1において、本発明の第1実施例である吸気通路装置
40は、車両1の側方下部位置に設けられている。以
下、吸気通路装置40について図1に加え図2を用いて
詳述する。
メンバ3,4には、フロントサスペンション26,27
を介して前輪28,29が配設されている。尚、図中3
0は車両1のボデーを示している。上記構成とされた車
両1において、本発明の第1実施例である吸気通路装置
40は、車両1の側方下部位置に設けられている。以
下、吸気通路装置40について図1に加え図2を用いて
詳述する。
【0018】吸気通路装置40は、大略するとエアクリ
ーナ冷却ボックス41,吸気通路となるエアクリーナホ
ース42,そして前記したフレームを構成するフロント
サイドメンバ3等により構成されている。エアクリーナ
冷却ボックス41は、図1に示されるように、車両1の
前端部近傍で、かつラジエータ24が配設された位置の
側部に配設されている。このエアクリーナ冷却ボックス
41は略矩形状を有した箱状体であり、その車両前方位
置には走行風44(車両1が走行することにより発生す
る風。図中、矢印で示す)を取り入れる取入口43が設
けられている。従って、走行風44は取入口43よりエ
アクリーナ冷却ボックス41の内部に進入する。
ーナ冷却ボックス41,吸気通路となるエアクリーナホ
ース42,そして前記したフレームを構成するフロント
サイドメンバ3等により構成されている。エアクリーナ
冷却ボックス41は、図1に示されるように、車両1の
前端部近傍で、かつラジエータ24が配設された位置の
側部に配設されている。このエアクリーナ冷却ボックス
41は略矩形状を有した箱状体であり、その車両前方位
置には走行風44(車両1が走行することにより発生す
る風。図中、矢印で示す)を取り入れる取入口43が設
けられている。従って、走行風44は取入口43よりエ
アクリーナ冷却ボックス41の内部に進入する。
【0019】この際、前記したようにエアクリーナ冷却
ボックス41は、ラジエータ24が配設された位置の側
部に配設されているため、取り入れられる走行風44は
ラジエータ24を通過しておらずその温度は低く保たれ
ている。一方、エアクリーナ冷却ボックス41内には、
エアクリーナ45,バッテリー46,及びエアクリーナ
ホース42の一部が収納されている。エアクリーナ45
はエアクリーナホース42が接続されると共に、エアク
リーナ冷却ボックス41内に流入した走行風44の一部
が流入する構成とされている。このエアクリーナ45は
内部にエアフィルタが配設されており、従ってエアクリ
ーナホース42に塵埃が進入しないよう構成されてい
る。
ボックス41は、ラジエータ24が配設された位置の側
部に配設されているため、取り入れられる走行風44は
ラジエータ24を通過しておらずその温度は低く保たれ
ている。一方、エアクリーナ冷却ボックス41内には、
エアクリーナ45,バッテリー46,及びエアクリーナ
ホース42の一部が収納されている。エアクリーナ45
はエアクリーナホース42が接続されると共に、エアク
リーナ冷却ボックス41内に流入した走行風44の一部
が流入する構成とされている。このエアクリーナ45は
内部にエアフィルタが配設されており、従ってエアクリ
ーナホース42に塵埃が進入しないよう構成されてい
る。
【0020】更に、このエアクリーナ冷却ボックス41
は、前記したフロントサイドメンバ3に取り付けられて
いる。ここで、フロントサイドメンバ3の構造について
説明する。フロントサイドメンバ3は前記したようにフ
レームを構成するものであり、その断面は閉断面を有し
た構造とされている。即ち、フロントサイドメンバ3
は、管部材としても機能するものである。
は、前記したフロントサイドメンバ3に取り付けられて
いる。ここで、フロントサイドメンバ3の構造について
説明する。フロントサイドメンバ3は前記したようにフ
レームを構成するものであり、その断面は閉断面を有し
た構造とされている。即ち、フロントサイドメンバ3
は、管部材としても機能するものである。
【0021】また、フロントサイドメンバ3は、フロン
トサスペンション26及び車輪28等の重量物を支える
ものであるため、剛性を高める面よりその肉厚は厚くさ
れている。更に、フロントサイドメンバ3の配設位置は
車両1の側部であり、また車両の前後方向に延在するよ
う配設されている。
トサスペンション26及び車輪28等の重量物を支える
ものであるため、剛性を高める面よりその肉厚は厚くさ
れている。更に、フロントサイドメンバ3の配設位置は
車両1の側部であり、また車両の前後方向に延在するよ
う配設されている。
【0022】本実施例では、上記構成とされたフロント
サイドメンバ3の内部にエアクリーナホース42を配設
したことを特徴とするものである。このため、エアクリ
ーナ冷却ボックス41とフロントサイドメンバ3との接
合位置には、エアクリーナ冷却ボックス41の内部とフ
ロントサイドメンバ3の内部とを連通する連通口47が
形成されており、この連通口47を介してエアクリーナ
ホース42はエアクリーナ冷却ボックス41からフロン
トサイドメンバ3の内部に挿入された構成とされてい
る。
サイドメンバ3の内部にエアクリーナホース42を配設
したことを特徴とするものである。このため、エアクリ
ーナ冷却ボックス41とフロントサイドメンバ3との接
合位置には、エアクリーナ冷却ボックス41の内部とフ
ロントサイドメンバ3の内部とを連通する連通口47が
形成されており、この連通口47を介してエアクリーナ
ホース42はエアクリーナ冷却ボックス41からフロン
トサイドメンバ3の内部に挿入された構成とされてい
る。
【0023】前記したように、フロントサイドメンバ3
は車両1の側部下方位置において車両1の前後方向に延
在しているため、このフロントサイドメンバ3の内部に
配設されたエアクリーナホース42は、エアクリーナ冷
却ボックス41の配設位置から車両後方に向けて延出し
た状態となる。そして、図1に示されるように、エアク
リーナホース42の後端部は、フロントサイドメンバ3
の後端に形成された開口部48(図1に示す)から引き
出され、エンジン2に接続されている。これにより、走
行風44はエアクリーナ冷却ボックス41の取入口4
3,エアクリーナー45,エアクリーナホース42を介
してエンジン2に供給される。
は車両1の側部下方位置において車両1の前後方向に延
在しているため、このフロントサイドメンバ3の内部に
配設されたエアクリーナホース42は、エアクリーナ冷
却ボックス41の配設位置から車両後方に向けて延出し
た状態となる。そして、図1に示されるように、エアク
リーナホース42の後端部は、フロントサイドメンバ3
の後端に形成された開口部48(図1に示す)から引き
出され、エンジン2に接続されている。これにより、走
行風44はエアクリーナ冷却ボックス41の取入口4
3,エアクリーナー45,エアクリーナホース42を介
してエンジン2に供給される。
【0024】また、取入口43よりエアクリーナ冷却ボ
ックス41の内部に導入された走行風44の内、エアク
リーナー45に流入しなかった走行風44は、連通口4
7を介してエアクリーナホース42内に進行し、前記し
た開口部48からエンジン2に向け吐出される(吐出さ
れた走行風44を図1に矢印で示す)。開口部48から
吐出された走行風44は、エンジン2を冷却する冷却風
として機能する。
ックス41の内部に導入された走行風44の内、エアク
リーナー45に流入しなかった走行風44は、連通口4
7を介してエアクリーナホース42内に進行し、前記し
た開口部48からエンジン2に向け吐出される(吐出さ
れた走行風44を図1に矢印で示す)。開口部48から
吐出された走行風44は、エンジン2を冷却する冷却風
として機能する。
【0025】ここで、フロントサイドメンバ3とエアク
リーナホース42との関係に注目し以下説明する。前記
したように、は閉断面を有した管状構造とされているた
め通路として機能させることができる。よって、フロン
トサイドメンバ3の内部にエアクリーナホース42を配
設することにより、フロントサイドメンバ3とエアクリ
ーナホース42は協働して二重管構造を形成する(尚、
以下の説明において、二重管構造とされたフロントサイ
ドメンバ3とエアクリーナホース42とを合わせていう
場合には二重管通路50という)。
リーナホース42との関係に注目し以下説明する。前記
したように、は閉断面を有した管状構造とされているた
め通路として機能させることができる。よって、フロン
トサイドメンバ3の内部にエアクリーナホース42を配
設することにより、フロントサイドメンバ3とエアクリ
ーナホース42は協働して二重管構造を形成する(尚、
以下の説明において、二重管構造とされたフロントサイ
ドメンバ3とエアクリーナホース42とを合わせていう
場合には二重管通路50という)。
【0026】この二重管通路50の配設位置は車両1の
側方下部であり、ラジエータ24(車両に搭載される熱
源)から離間した位置となっている。このため、ラジエ
ータ風25が二重管通路50に強く吹き付けられ、これ
に伴い熱が二重管通路50(フロントサイドメンバ3)
に熱伝導されることを防止できる。これにより、フロン
トサイドメンバ3を介してエアクリーナホース42に熱
が熱伝導することを低減でき、よって吸気温の低減効率
を向上させることができる。
側方下部であり、ラジエータ24(車両に搭載される熱
源)から離間した位置となっている。このため、ラジエ
ータ風25が二重管通路50に強く吹き付けられ、これ
に伴い熱が二重管通路50(フロントサイドメンバ3)
に熱伝導されることを防止できる。これにより、フロン
トサイドメンバ3を介してエアクリーナホース42に熱
が熱伝導することを低減でき、よって吸気温の低減効率
を向上させることができる。
【0027】また、フロントサイドメンバ3は重量物を
支持するものであるため、機械的強度を向上させる点よ
りその肉厚は通常吸気通路として用いられる配管の肉厚
よりも厚くなっている。このため、熱的に見るとフロン
トサイドメンバ3の熱容量は大きくなっており、従って
上記したラジエータ風25或いはエンジン2で発生する
熱がフロントサイドメンバ3に印加されても、この熱が
その内部に配設されたエアクリーナホース42に熱伝導
することを防止でき、これによっても吸気温の低減効率
を向上させることができる。
支持するものであるため、機械的強度を向上させる点よ
りその肉厚は通常吸気通路として用いられる配管の肉厚
よりも厚くなっている。このため、熱的に見るとフロン
トサイドメンバ3の熱容量は大きくなっており、従って
上記したラジエータ風25或いはエンジン2で発生する
熱がフロントサイドメンバ3に印加されても、この熱が
その内部に配設されたエアクリーナホース42に熱伝導
することを防止でき、これによっても吸気温の低減効率
を向上させることができる。
【0028】一方、夏期の高温環境下において長時間走
行を行なったような場合には、二重管通路50に吹き付
けられるラジエータ風25が上昇し、フロントサイドメ
ンバ3の温度が上昇するとが考えられる。しかるに前記
したように、取入口43よりエアクリーナ冷却ボックス
41の内部に導入された走行風44の内、エアクリーナ
ー45に流入しなかった走行風44は、連通口47を介
してエアクリーナホース42を流れる。また、走行風4
4はラジエータ24を通過していない風であるためその
温度は低くなっている。
行を行なったような場合には、二重管通路50に吹き付
けられるラジエータ風25が上昇し、フロントサイドメ
ンバ3の温度が上昇するとが考えられる。しかるに前記
したように、取入口43よりエアクリーナ冷却ボックス
41の内部に導入された走行風44の内、エアクリーナ
ー45に流入しなかった走行風44は、連通口47を介
してエアクリーナホース42を流れる。また、走行風4
4はラジエータ24を通過していない風であるためその
温度は低くなっている。
【0029】よって、フロントサイドメンバ3内を流れ
る走行風44によりエアクリーナホース42は冷却され
るため、上記のようにフロントサイドメンバ3の温度が
上昇し易い環境下においても、エアクリーナホース42
内を流れる空気の温度上昇を抑制でき、これによっても
吸気温の低減効率を向上させることができる。
る走行風44によりエアクリーナホース42は冷却され
るため、上記のようにフロントサイドメンバ3の温度が
上昇し易い環境下においても、エアクリーナホース42
内を流れる空気の温度上昇を抑制でき、これによっても
吸気温の低減効率を向上させることができる。
【0030】また、吸気通路装置40を構成するフロン
トサイドメンバ3は、車体フレームとして既設されてい
るものであり、本実施例ではこの既存のフロントサイド
メンバ3を利用して二重管通路50を実現している。こ
のため、新たに配管等を設ける必要はなく、従って吸気
通路装置40の構造の簡単化を図れると共に製品コスト
の低減を図ることができる。
トサイドメンバ3は、車体フレームとして既設されてい
るものであり、本実施例ではこの既存のフロントサイド
メンバ3を利用して二重管通路50を実現している。こ
のため、新たに配管等を設ける必要はなく、従って吸気
通路装置40の構造の簡単化を図れると共に製品コスト
の低減を図ることができる。
【0031】更に、フロントサイドメンバ3は車体前後
方向に延在するよう設けられており、この延出方向はエ
アクリーナホース42の配設方向と同一方向である。こ
のため、エアクリーナホース42をフロントサイドメン
バ3内に配設してもエアクリーナホース42の経路が長
くなるようなことはなく、これによっても構造の簡単化
及び製品コストの低減を図ることができる。
方向に延在するよう設けられており、この延出方向はエ
アクリーナホース42の配設方向と同一方向である。こ
のため、エアクリーナホース42をフロントサイドメン
バ3内に配設してもエアクリーナホース42の経路が長
くなるようなことはなく、これによっても構造の簡単化
及び製品コストの低減を図ることができる。
【0032】尚、上記した実施例において、エアクリー
ナ冷却ボックス41の内部にバッテリー46を配設した
のは、バッテリー46は高温環境下においては、その性
能が劣化することが知られており、よって温度が低い走
行風44が導入されるエアクリーナ冷却ボックス41内
にバッテリー46を配設しておくことにより冷却され、
温度上昇に伴う性能劣化を防止できるからである。
ナ冷却ボックス41の内部にバッテリー46を配設した
のは、バッテリー46は高温環境下においては、その性
能が劣化することが知られており、よって温度が低い走
行風44が導入されるエアクリーナ冷却ボックス41内
にバッテリー46を配設しておくことにより冷却され、
温度上昇に伴う性能劣化を防止できるからである。
【0033】ここで、図3を用いて本実施例に係る吸気
通路装置40の特性について説明する。同図は、本実施
例に係る吸気通路装置40の特性を従来の吸気通路装置
と比較して示すものである。同図において、従来例1は
エアクリーナホースのみ(二重管構造とされていない)
により吸気通路装置を構成した場合の特性であり、入来
例2はエアクリーナホースを二重管構造(フロントサイ
ドメンバは用いていない)とした吸気通路装置の特性を
示している。そして、上記の従来例1,従来例2,及び
本実施例に係る各吸気通路装置を装着した車両を市街地
で同一のパターン走行させ、その時における吸気温度を
測定した。
通路装置40の特性について説明する。同図は、本実施
例に係る吸気通路装置40の特性を従来の吸気通路装置
と比較して示すものである。同図において、従来例1は
エアクリーナホースのみ(二重管構造とされていない)
により吸気通路装置を構成した場合の特性であり、入来
例2はエアクリーナホースを二重管構造(フロントサイ
ドメンバは用いていない)とした吸気通路装置の特性を
示している。そして、上記の従来例1,従来例2,及び
本実施例に係る各吸気通路装置を装着した車両を市街地
で同一のパターン走行させ、その時における吸気温度を
測定した。
【0034】同図に示されるように、二重管構造とされ
ていないエアクリーナホースのみの従来例1は、最も吸
気温度が上昇している。また、二重管構造とされたエア
クリーナホースを用いた従来技術2は、二重管の内部に
冷却風が導入されるため、従来例1に比べて吸気温度の
上昇は低くなっているが、まだ十分な吸気温度の低減は
図れていない。
ていないエアクリーナホースのみの従来例1は、最も吸
気温度が上昇している。また、二重管構造とされたエア
クリーナホースを用いた従来技術2は、二重管の内部に
冷却風が導入されるため、従来例1に比べて吸気温度の
上昇は低くなっているが、まだ十分な吸気温度の低減は
図れていない。
【0035】これに対し本実施例では、従来例1,従来
例2に比べて吸気温度の低減が図れている。このよう
に、従来例1,従来例2に比べて(特に、二重管構造と
された従来例2と比べて)吸気温度の低減が図れるの
は、前記したようにフロントサイドメンバ3の熱容量が
大きいために外部からの熱がエアクリーナホース42ま
で熱伝導しない点と、フロントサイドメンバ3は従来例
2に用いられる外管に比べて大なる断面積を有している
ため多量の走行風44を流すことができる点に起因す
る。
例2に比べて吸気温度の低減が図れている。このよう
に、従来例1,従来例2に比べて(特に、二重管構造と
された従来例2と比べて)吸気温度の低減が図れるの
は、前記したようにフロントサイドメンバ3の熱容量が
大きいために外部からの熱がエアクリーナホース42ま
で熱伝導しない点と、フロントサイドメンバ3は従来例
2に用いられる外管に比べて大なる断面積を有している
ため多量の走行風44を流すことができる点に起因す
る。
【0036】従って、本実施例に係る吸気通路装置40
を用いることにより、簡単な構成で吸気温の低減効率を
向上させることができ、エンジン2に供給する吸入空気
の温度を安定化(一定化)することができる。続いて、
本発明の第2実施例について説明する。
を用いることにより、簡単な構成で吸気温の低減効率を
向上させることができ、エンジン2に供給する吸入空気
の温度を安定化(一定化)することができる。続いて、
本発明の第2実施例について説明する。
【0037】図4は本発明の第2実施例である吸気通路
装置40Aを示している。尚、図4において、図1及び
図2に示した第1実施例に係る吸気通路装置40と同一
構成については、同一符号を附してその説明を省略す
る。上記した第1実施例に係る吸気通路装置40によれ
ば、吸気温の低減効率を向上させることができ、エンジ
ン2に対し安定した温度の吸入空気を供給することが可
能となる。しかるに、第1実施例に係る吸気通路装置4
0では、常に走行風44がエアクリーナ冷却ボックス4
1に流入し、よってエアクリーナホース42が常に走行
風44により冷却される構成であるため、エンジン始動
時に暖気対策と、寒冷地におけるエンジン2への雪だま
り(アイシング)が懸念される。
装置40Aを示している。尚、図4において、図1及び
図2に示した第1実施例に係る吸気通路装置40と同一
構成については、同一符号を附してその説明を省略す
る。上記した第1実施例に係る吸気通路装置40によれ
ば、吸気温の低減効率を向上させることができ、エンジ
ン2に対し安定した温度の吸入空気を供給することが可
能となる。しかるに、第1実施例に係る吸気通路装置4
0では、常に走行風44がエアクリーナ冷却ボックス4
1に流入し、よってエアクリーナホース42が常に走行
風44により冷却される構成であるため、エンジン始動
時に暖気対策と、寒冷地におけるエンジン2への雪だま
り(アイシング)が懸念される。
【0038】そこで本実施例では、車両1の外部温度
(雰囲気温度)に応じてフロントサイドメンバ3に流入
する走行風44の流量を制御できるよう構成したことを
特徴とするものである。このため、本実施例に係る吸気
通路装置40Aは、第1実施例に係る吸気通路装置40
の構成要素に加え、制御装置51,温度センサ52,絞
り弁53,アクチュエータ54等を配設した構成として
いる。
(雰囲気温度)に応じてフロントサイドメンバ3に流入
する走行風44の流量を制御できるよう構成したことを
特徴とするものである。このため、本実施例に係る吸気
通路装置40Aは、第1実施例に係る吸気通路装置40
の構成要素に加え、制御装置51,温度センサ52,絞
り弁53,アクチュエータ54等を配設した構成として
いる。
【0039】温度センサ52は、エアクリーナ冷却ボッ
クス41の内部に配設されており、このエアクリーナ冷
却ボックス41に流入した走行風44の温度を測定す
る。温度センサ52で検出された走行風44の温度は、
制御装置51に出力される。制御装置51は、温度セン
サ52から供給される温度信号に基づき、エアクリーナ
冷却ボックス41に流入した走行風44の温度が所定の
基準温度以下であるかどうかを判定する。
クス41の内部に配設されており、このエアクリーナ冷
却ボックス41に流入した走行風44の温度を測定す
る。温度センサ52で検出された走行風44の温度は、
制御装置51に出力される。制御装置51は、温度セン
サ52から供給される温度信号に基づき、エアクリーナ
冷却ボックス41に流入した走行風44の温度が所定の
基準温度以下であるかどうかを判定する。
【0040】そして、走行風44の温度が基準温度より
低い場合には、制御装置51はアクチュエータ54に駆
動信号を出力する。アクチュエータ54は絞り弁53の
駆動原となるものであり、またアクチュエータ54は制
御装置51によりその駆動が制御される構成とされてい
る。
低い場合には、制御装置51はアクチュエータ54に駆
動信号を出力する。アクチュエータ54は絞り弁53の
駆動原となるものであり、またアクチュエータ54は制
御装置51によりその駆動が制御される構成とされてい
る。
【0041】また、絞り弁53は連通口47にエアクリ
ーナホース42を囲繞するよう配設されており、アクチ
ュエータ54に駆動されることにより連通口47の開口
面積を可変する機能を奏する。具体的には、エアクリー
ナ冷却ボックス41とフロントサイドメンバ3とを接続
する連通口47には可撓性を有する弁壁55が配設され
ており、この弁壁55の外周部に絞り弁53が配設され
ている。
ーナホース42を囲繞するよう配設されており、アクチ
ュエータ54に駆動されることにより連通口47の開口
面積を可変する機能を奏する。具体的には、エアクリー
ナ冷却ボックス41とフロントサイドメンバ3とを接続
する連通口47には可撓性を有する弁壁55が配設され
ており、この弁壁55の外周部に絞り弁53が配設され
ている。
【0042】そして、アクチュエータ54に駆動される
ことにより、絞り弁53が閉弁側に駆動された場合には
絞り弁53は弁壁55を内側に向け押圧して連通口47
の開口面積を狭め、逆に絞り弁53が開弁側に駆動され
た場合には絞り弁53は弁壁55から離間し、弁壁55
は弾性復元することにより連通口47の開口面積を広め
る構成とされている。
ことにより、絞り弁53が閉弁側に駆動された場合には
絞り弁53は弁壁55を内側に向け押圧して連通口47
の開口面積を狭め、逆に絞り弁53が開弁側に駆動され
た場合には絞り弁53は弁壁55から離間し、弁壁55
は弾性復元することにより連通口47の開口面積を広め
る構成とされている。
【0043】続いて、上記構成とされた吸気通路装置4
0Aの動作について説明する。車両1の外部温度が低下
し、エアクリーナ冷却ボックス41に流入する走行風4
4の温度が低下すると、制御装置51は温度センサ52
を介して走行風44の温度が基準温度以下となったかど
うかを検出し、基準温度以下となった場合には、検出温
度に対応した絞り弁53の弁駆動量を演算する。そし
て、アクチュエータ54に対しこの弁駆動量に対応した
駆動信号を出力し、これにより絞り弁53は走行風44
の温度に対応した量だけ閉弁駆動される。
0Aの動作について説明する。車両1の外部温度が低下
し、エアクリーナ冷却ボックス41に流入する走行風4
4の温度が低下すると、制御装置51は温度センサ52
を介して走行風44の温度が基準温度以下となったかど
うかを検出し、基準温度以下となった場合には、検出温
度に対応した絞り弁53の弁駆動量を演算する。そし
て、アクチュエータ54に対しこの弁駆動量に対応した
駆動信号を出力し、これにより絞り弁53は走行風44
の温度に対応した量だけ閉弁駆動される。
【0044】従って、連通口47の面積は常温時に比べ
て絞られた状態となり、走行風44のフロントサイドメ
ンバ3内への流入量が制限される。これにより、必要以
上の走行風44がフロントサイドメンバ3を介してエン
ジン2に流れることを防止でき、よってエンジン始動時
の暖気特性を向上させることができる。また、連通口4
7が絞られることにより、エアクリーナ冷却ボックス4
1に流入する走行風44に混じって流れ込む雪がエンジ
ン2及びエンジンルームに流れ込むことも防止できるた
め、アイシングの発生を防止することができる。
て絞られた状態となり、走行風44のフロントサイドメ
ンバ3内への流入量が制限される。これにより、必要以
上の走行風44がフロントサイドメンバ3を介してエン
ジン2に流れることを防止でき、よってエンジン始動時
の暖気特性を向上させることができる。また、連通口4
7が絞られることにより、エアクリーナ冷却ボックス4
1に流入する走行風44に混じって流れ込む雪がエンジ
ン2及びエンジンルームに流れ込むことも防止できるた
め、アイシングの発生を防止することができる。
【0045】尚、上記した実施例では、連通口47の面
積を可変するために絞り弁53を用いると共に、この絞
り弁53を制御装置51,温度センサ52,アクチュエ
ータ54等で駆動制御する構成としたが、絞り弁53を
所定温度で収縮する形状記憶合金で形成することによ
り、制御装置51,温度センサ52,アクチュエータ5
4等を不要とすることができ、吸気通路装置40Aの低
コスト化及び軽量化を図ることができる。
積を可変するために絞り弁53を用いると共に、この絞
り弁53を制御装置51,温度センサ52,アクチュエ
ータ54等で駆動制御する構成としたが、絞り弁53を
所定温度で収縮する形状記憶合金で形成することによ
り、制御装置51,温度センサ52,アクチュエータ5
4等を不要とすることができ、吸気通路装置40Aの低
コスト化及び軽量化を図ることができる。
【0046】続いて、本発明の第3実施例について説明
する。図5及び図6は本発明の第3実施例である吸気通
路装置40Bを示している。尚、図5及び図6におい
て、図1及び図2に示した第1実施例に係る吸気通路装
置40と同一構成については、同一符号を附してその説
明を省略する。
する。図5及び図6は本発明の第3実施例である吸気通
路装置40Bを示している。尚、図5及び図6におい
て、図1及び図2に示した第1実施例に係る吸気通路装
置40と同一構成については、同一符号を附してその説
明を省略する。
【0047】本実施例に係る吸気通路装置40Bも、第
2実施例と同様にエンジン始動時に暖気対策と寒冷地に
おけるエンジン2への雪だまり(アイシング)の防止を
図ったものである。このため本実施例では、エアクリー
ナ冷却ボックス41Aの走行風44の取入口43Aに蓋
体56を設けると共に、この蓋体56がバイメタル57
により開閉するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
2実施例と同様にエンジン始動時に暖気対策と寒冷地に
おけるエンジン2への雪だまり(アイシング)の防止を
図ったものである。このため本実施例では、エアクリー
ナ冷却ボックス41Aの走行風44の取入口43Aに蓋
体56を設けると共に、この蓋体56がバイメタル57
により開閉するよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0048】蓋体56は取入口43Aの内側に配設され
ており、開閉動作することにより取入口43Aの取り入
れ面積を可変する構成とされている。即ち、蓋体56が
閉蓋側に動作することによりエアクリーナ冷却ボックス
41A内への走行風44の流入量は減少し、逆に蓋体5
6が開蓋側に動作することによりエアクリーナ冷却ボッ
クス41A内への走行風44の流入量は増大する。
ており、開閉動作することにより取入口43Aの取り入
れ面積を可変する構成とされている。即ち、蓋体56が
閉蓋側に動作することによりエアクリーナ冷却ボックス
41A内への走行風44の流入量は減少し、逆に蓋体5
6が開蓋側に動作することによりエアクリーナ冷却ボッ
クス41A内への走行風44の流入量は増大する。
【0049】また、バイメタル57はエアクリーナ冷却
ボックス41Aに蓋体56が取り付けられるヒンジ部分
に配設されており、温度に対応して蓋体56を開閉する
構成とされている。具体的には、温度が下がると蓋体5
6を閉蓋側に変位させ(全閉状態を図6に符号56Aで
示す)、逆に温度が上昇すると蓋体56を開蓋側に変位
させる(全開状態を図6に符号56Bで示す)。このバ
イメタル57の配設位置は走行風44の流入位置である
ため、よってバイメタル57は走行風44の温度に応じ
て蓋体56を開閉動作させる。
ボックス41Aに蓋体56が取り付けられるヒンジ部分
に配設されており、温度に対応して蓋体56を開閉する
構成とされている。具体的には、温度が下がると蓋体5
6を閉蓋側に変位させ(全閉状態を図6に符号56Aで
示す)、逆に温度が上昇すると蓋体56を開蓋側に変位
させる(全開状態を図6に符号56Bで示す)。このバ
イメタル57の配設位置は走行風44の流入位置である
ため、よってバイメタル57は走行風44の温度に応じ
て蓋体56を開閉動作させる。
【0050】従って、車両1の外部温度が低下し、取入
口43Aに流入する走行風44の温度が低下すると、バ
イメタル57は蓋体56を閉蓋側に変位させ、取入口4
3Aの取り入れ面積は常温時に比べて狭い状態となり、
よって走行風44のエアクリーナ冷却ボックス41A内
への流入量が制限される。
口43Aに流入する走行風44の温度が低下すると、バ
イメタル57は蓋体56を閉蓋側に変位させ、取入口4
3Aの取り入れ面積は常温時に比べて狭い状態となり、
よって走行風44のエアクリーナ冷却ボックス41A内
への流入量が制限される。
【0051】これにより、必要以上の走行風44がフロ
ントサイドメンバ3を介してエンジン2に流れることを
防止でき、よってエンジン始動時の暖気特性を向上させ
ることができる。また、取入口43Aが絞られることに
より、走行風44に混じって流れ込む雪がエンジン2及
びエンジンルームに流れ込むことも防止できるため、ア
イシングの発生を防止することができる。
ントサイドメンバ3を介してエンジン2に流れることを
防止でき、よってエンジン始動時の暖気特性を向上させ
ることができる。また、取入口43Aが絞られることに
より、走行風44に混じって流れ込む雪がエンジン2及
びエンジンルームに流れ込むことも防止できるため、ア
イシングの発生を防止することができる。
【0052】また、第1実施例に係る吸気通路装置40
に対し、蓋体56とバイメタル57とを付加するのみで
エンジン始動時の暖気特性の向上及びアイシングの発生
を防止できるため、吸気通路装置40Bの構造の簡単化
及び低コスト化を図ることができる。更に、エアクリー
ナ冷却ボックス41A内にバッテリー46を配設してお
くことにより、バッテリー46の寒冷時の特性劣化を防
止することができる。
に対し、蓋体56とバイメタル57とを付加するのみで
エンジン始動時の暖気特性の向上及びアイシングの発生
を防止できるため、吸気通路装置40Bの構造の簡単化
及び低コスト化を図ることができる。更に、エアクリー
ナ冷却ボックス41A内にバッテリー46を配設してお
くことにより、バッテリー46の寒冷時の特性劣化を防
止することができる。
【0053】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、熱容量が大きいメンバ内に吸気通路が内設
されるため、熱源からの熱がメンバに印加されても、こ
の熱がその内部に配設された吸気通路に熱伝導すること
を防止でき、よって吸気温の低減効率を向上させること
ができる。また、メンバは車体フレームに既設されてい
るため、吸気通路を二重管構造とするために新たに配管
等を設ける必要はなくなり、吸気通路の構造が簡単化す
ると共にコストの低減を図ることができる。
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、熱容量が大きいメンバ内に吸気通路が内設
されるため、熱源からの熱がメンバに印加されても、こ
の熱がその内部に配設された吸気通路に熱伝導すること
を防止でき、よって吸気温の低減効率を向上させること
ができる。また、メンバは車体フレームに既設されてい
るため、吸気通路を二重管構造とするために新たに配管
等を設ける必要はなくなり、吸気通路の構造が簡単化す
ると共にコストの低減を図ることができる。
【0054】また、請求項2記載の発明によれば、熱源
からの熱がメンバに熱伝導されることを防止でき、よっ
て吸気温の低減効率を向上させることができる。更に、
請求項3記載の発明によれば、吸気通路を流れる空気は
メンバの内部を流れる走行風により冷却されるため、吸
気温の低減効率を向上させることができる。
からの熱がメンバに熱伝導されることを防止でき、よっ
て吸気温の低減効率を向上させることができる。更に、
請求項3記載の発明によれば、吸気通路を流れる空気は
メンバの内部を流れる走行風により冷却されるため、吸
気温の低減効率を向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例である内燃機関の吸気通路
装置を搭載した車両の底面を示す概略構成図である。
装置を搭載した車両の底面を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例である内燃機関の吸気通路
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例である内燃機関の吸気通路
装置の作用を従来と比較しつつ示す図である。
装置の作用を従来と比較しつつ示す図である。
【図4】本発明の第2実施例である内燃機関の吸気通路
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例である内燃機関の吸気通路
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例である内燃機関の吸気通路
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
1 車両 2 エンジン 3,4 フロントサイドメンバ 5,6 メインフロアサイドメンバ 7,8 リアサイドメンバ 16 排気通路 18,19 後輪 24 ラジエータ 25 ラジエータ風 28,29 前輪 30 ボデー 40,40A,40B 吸気通路装置 41,41A エアクリーナ冷却ボックス 42 エアクリーナホース 43 取入口 44 走行風 45 エアクリーナ 46 バッテリー 47 連通口 48 開口部 50 二重管通路 51 制御装置 52 温度センサ 53 絞り弁 54 アクチュエータ 55 弁壁 56,56A,56B 蓋体 57 バイメタル
Claims (3)
- 【請求項1】 内燃機関に対し空気を供給する内燃機関
の吸気通路装置において、 車体フレームを構成するメンバの内、車体前後方向に延
在するよう設けられたほぼ閉断面を有するメンバの内部
に、吸気通路を配設したことを特徴とする内燃機関の吸
気通路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の吸気通路装置
において、 前記メンバとして、車両に搭載される熱源となる機構か
ら離間した位置に配設されたメンバを選定したことを特
徴とする内燃機関の吸気通路装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の吸気通路装置に
おいて、 前記メンバは、その内部に走行風が導入される構成であ
ることを特徴とする内燃機関の吸気通路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19801796A JP3430808B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 内燃機関の吸気通路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19801796A JP3430808B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 内燃機関の吸気通路装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1037821A true JPH1037821A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3430808B2 JP3430808B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=16384138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19801796A Expired - Fee Related JP3430808B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 内燃機関の吸気通路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3430808B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006044572A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Toyota Motor Corp | 吸気系冷却構造 |
| JP2006160142A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-06-22 | Denso Corp | 内燃機関用吸気装置 |
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| JP2015075027A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 株式会社デンソー | 吸気装置 |
| JP2015075028A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 株式会社デンソー | 吸気装置 |
| JP2021038726A (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | 株式会社デンソー | 吸気装置及び吸気システム |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP19801796A patent/JP3430808B2/ja not_active Expired - Fee Related
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