JPH1037919A - ネジ式クランプおよび締結装置 - Google Patents

ネジ式クランプおよび締結装置

Info

Publication number
JPH1037919A
JPH1037919A JP21409796A JP21409796A JPH1037919A JP H1037919 A JPH1037919 A JP H1037919A JP 21409796 A JP21409796 A JP 21409796A JP 21409796 A JP21409796 A JP 21409796A JP H1037919 A JPH1037919 A JP H1037919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
screw
bolt
pressure nut
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21409796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3651521B2 (ja
Inventor
Hatsuo Tsuyama
初雄 津山
Terumi Nishidome
輝巳 西留
Toshihiro Kawashima
利広 川島
Akihiko Okamoto
昭彦 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Clamp Co Ltd
Original Assignee
Eagle Clamp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Clamp Co Ltd filed Critical Eagle Clamp Co Ltd
Priority to JP21409796A priority Critical patent/JP3651521B2/ja
Publication of JPH1037919A publication Critical patent/JPH1037919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3651521B2 publication Critical patent/JP3651521B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネジ式クランプにおいて吊荷を安全に吊り上
げるに必要且つ十分な締付力が吊荷に働いたことを目視
により確認可能とする。 【構成】 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する
概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に回転自在
に装着される回転顎20と、他方の脚部を貫通する装着
孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装
着されるプレッシャナット23と、プレッシャナットの
雌ネジに螺合されて回転顎と対向する締付ボルト30
と、常態においてはプレッシャナットの先端部を他方の
脚部の内側開口端から突出させるべく付勢する付勢手段
25と、回転顎と締付ボルトの間に吊荷31を挟んだ状
態で締付ボルトを締め付けたときにプレッシャナットが
付勢手段に抗して所定距離後退したことをもって規定の
締付力が吊荷に働いたことを確認するための締付確認手
段26、28を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネジ式クランプおよ
び締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はネジ式クランプの従来構成例を示
す。クランプ本体40の一方の脚部41には回転顎42
が、他方の脚部43には締付ボルト44がそれぞれ支持
されており、これら回転顎42と締付ボルト44の間に
吊荷(図示せず)を挟んだ状態でハンドル45操作によ
り締付ボルト44を回転させることにより吊荷を圧接挟
持し、クレーン(図示せず)等による吊り上げを可能に
する。
【0003】回転顎42は脚部41内に配置されるベア
リング46に支持されており、回転自在であると共に、
脚部41の開口端との間に装着されるコイルスプリング
47のバネ力に抗して図示位置より若干奥方に後退移動
可能である。
【0004】また、脚部42内にはプレッシャナット4
8が装着されており、プレッシャナット48は脚部42
に対して相対回転不能であり、且つプレッシャナット4
8の外周に配置されるコイルスプリング49のバネ力に
抗して図示位置より軸方向奥方に後退移動可能である。
更にプレッシャナット48は締付ボルト44と螺合して
いる。
【0005】コイルスプリング47はコイルスプリング
49よりも小さなバネ力を持つように設計されている。
【0006】以上の構成により、吊荷を回転顎42と締
付ボルト44の間に挟持圧接した状態から更に締付ボル
ト44を締め付けると、まず回転顎42がコイルスプリ
ング47のバネ力に抗して脚部41の内部に埋没する方
向に後退移動し、かくして回転顎42が最奥位置にまで
移動した後に更に締付ボルト44を締め付けると、プレ
ッシャナット48がコイルスプリング49のバネ力に抗
して脚部33の内部に埋没する方向に後退移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】回転顎42と締付ボル
ト44の間に挟持される吊荷を安全に吊り上げるには、
該吊荷に対して所定の締付力(例えば20kgf以上)
を与える必要があり、このためには、回転顎42に装着
されたコイルスプリング47の収縮状態からの反発力に
加えて、プレッシャナット48に装着されたコイルスプ
リング49をも一定以上に収縮させて、これらコイルス
プリング47、49の反発力を吊荷に作用させる必要が
ある。
【0008】ところが、従来のネジ式クランプにおいて
は、後に後退移動を始めるプレッシャナット48の移動
ストロークを確認する、換言すればコイルスプリング4
9が一定以上の収縮状態に至ったことを確認するための
手段が設けられていなかった。このため、特に締付ボル
ト44やプレッシャナット48に錆付きや作動不良があ
った場合、締付ボルト44を十分に締め付けたつもりで
も実際には必要な締付力が吊荷に働かず、吊り上げや運
搬中に吊荷が落下するという重大な事故を招く危険性が
あった。
【0009】また、ネジの締付トルクはネジ山の摩擦等
によって変動するものであるが、ネジ式クランプにおい
て重要なのは、実際に吊荷を締め付けるネジの締付力で
ある。しかしながら、従来は、締付トルクを検出してこ
れを締付力に換算することはあっても、ネジによる締付
力を直接的に測定することは行われておらず、規定の締
付力が吊荷に働いていることを正確に認識することが困
難であった。
【0010】また、ボルトとナットの組み合わせよりな
る締結装置においても、2部品を締結するに十分な締付
力が働いているか否かを簡便に確認する手段を有するも
のは未知である。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記従来
技術の問題点に鑑み、ネジ式クランプにおいて吊荷を安
全に吊り上げるに必要且つ十分な締付力が吊荷に働いた
ことを目視により確認可能とすることを目的とする。
【0012】すなわち、本発明によるネジ式クランプ
は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概して
U字形のクランプ本体と、一方の脚部に回転自在に装着
される回転顎と、他方の脚部に対して装着される締付ボ
ルトと、これら回転顎と締付ボルトの間に吊荷を挟んだ
状態で締付ボルトを締め付けたときに規定の締付力が吊
荷に働いたことを確認するための締付確認手段と、を有
してなることを特徴とする。
【0013】また、本発明によるネジ式クランプは、開
口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形
のクランプ本体と、一方の脚部に回転自在に装着される
回転顎と、他方の脚部を貫通する装着孔に対して相対回
転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシ
ャナットと、プレッシャナットの雌ネジに螺合されて回
転顎と対向する締付ボルトと、常態においてはプレッシ
ャナットの先端部を他方の脚部の内側開口端から突出さ
せるべく付勢する付勢手段と、回転顎と締付ボルトの間
に吊荷を挟んだ状態で締付ボルトを締め付けたときにプ
レッシャナットがスプリングに抗して所定距離後退した
ことをもって規定の締付力が吊荷に働いたことを確認す
るための締付確認手段と、を有してなることを特徴とす
る。
【0014】締付確認手段は、プレッシャナットの先端
所定箇所の外周部に刻設される周回溝に嵌着されるリン
グ部材とすることができる。
【0015】締付確認手段は、プレッシャナットの先端
所定箇所の外周部に刻設される周回溝を所定色に塗装し
たものとすることができる。
【0016】締付確認手段は、プレッシャナットの先端
所定箇所の外周部を所定色で表示したものとすることが
できる。
【0017】締付確認手段をプレッシャナットの後端所
定箇所に設けてもよい。この場合において、プレッシャ
ナットが装着孔から脱落することを防止するためにプレ
ッシャナットの後端所定箇所に装着されるリング部材が
締付確認手段を兼ねるようにすることができる。
【0018】締付確認手段は、前記付勢手段と共にプレ
ッシャナットを付勢する皿バネよりなり、規定の締付力
が吊荷に働いたときに扁平化された状態から瞬間的に反
転してプレッシャリングに対する付勢力を失うものとし
て構成することができる。
【0019】また、締付確認手段は、プレッシャナット
の外周面に所定軸方向長さに亘って形成され深さの異な
る2つの領域を有する縦溝と、他方の脚部を貫通する貫
通孔に摺動可能に収容されるプランジャと、プランジャ
を縦溝に嵌合させるべく付勢する第2の付勢手段と、規
定の締付トルクが吊荷に働いたときにプランジャが縦溝
の深さの異なる一方の領域から他方の領域に移動したこ
とを示す表示手段と、を有してなるものとして構成する
ことができる。
【0020】この場合において、表示手段は、プランジ
ャの移動に伴って他方の脚部の外側面から突出または埋
没するべくプランジャに一体的に設けられるロッドであ
って良い。
【0021】また、プランジャの移動時に電気回路をオ
ンにして所定の表示をなすものとして表示手段を構成し
ても良い。
【0022】縦溝とプランジャとの組み合わせにより、
プレッシャナットの他方の脚部に対する相対回転を規制
する手段を兼ねることができる。
【0023】締付確認手段を締付ボルトの軸の外周に設
けることもできる。
【0024】また、本発明による締結装置は、ボルト
と、ボルトの一端に螺着されるスリーブ型雌ねじ部材
と、スリーブ型雌ねじ部材に対して軸方向に相対移動可
能に嵌装される外嵌部材と、スリーブ型雌ねじ部材と外
嵌部材との間に介装されて外嵌部材をボルトの他端方向
に向けて付勢する付勢手段と、ボルトを締め付けたとき
に外嵌部材が付勢手段に抗して所定距離圧縮後退したこ
とをもって規定の締付力が働いたことを確認するための
締付確認手段と、を有してなることを特徴としている。
【0025】締付確認手段は、ボルトの軸の外周および
スリーブ型雌ねじ部材の外周のいずれか一方または両方
に設けることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好適な一実施例に
よるネジ式クランプ10を示す。このネジ式クランプ1
0は、図7に示される従来技術によるものと概ね同様の
基本構成を有するが、後述するところから理解されるよ
うに若干の異なった構成を有しており、該相違する構成
が本発明の主題と関連している。
【0027】略U字形をなすクランプ本体11は吊荷
(図示せず)を受け入れる開口部12を挟んで対向する
一対の脚部13、14を有する。更に、クランプ本体1
1には直交する2方向に吊り上げ可能とするための2つ
の吊環15、16を有する。
【0028】一方の脚部13にはベアリング17が埋設
固定されている。ベアリング17は概して球面形状の内
壁面17aを有しており、その内部に、該球面形状の内
壁面17aに対応する球面形状の外側面18aを有する
リング部材18を回転自在に収容している。
【0029】リング部材18は軸方向に貫通する円筒状
の貫通孔18bを有しており、回転顎20の円筒状基端
部20aを軸方向に摺動可能に収容している。
【0030】脚部13の開口端と回転顎20の間にはコ
イルスプリング19が懸架されており、回転顎20を開
口部12に向けて突出させる方向に常時付勢している。
【0031】かくして、回転顎20はクランプ本体11
に対して回転自在であり、且つ、コイルスプリング19
のバネ力以上の力が与えられたときには該バネ力に抗し
て図示位置から脚部13の内部に埋没させる方向に後退
移動可能とされている。
【0032】なお、本実施例における回転顎20の組み
込みは、円筒状基端部20aをリング部材18の貫通孔
18b内に挿通させ、その末端付近に刻設される周回溝
20bにリング状のストッパ部材21を嵌着することに
よって行われる。ストッパ部材21はベアリング17の
後端壁に当接して、回転顎20の脱落を防止する。符号
22は底板であり、ストッパ部材21を嵌着した後に開
口部を封止するために用いられる。
【0033】他方の脚部14にはプレッシャナット23
が相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されて
いる。より詳しくは、脚部14にはプレッシャナット2
3を受容するために脚部14を軸方向に貫通する装着孔
24が形成されるが、この装着孔24は、開口部12に
臨んで開口する比較的大径の先端部24aと、該先端部
24aの奥方に隣接して若干小径に形成される中間部2
4bと、該中間部24bの更に奥方に隣接して更に小径
に形成される小径部24cと、該小径部24cの更に奥
方に隣接してより大径に形成されて脚部14の外側にお
いて開口する後端部24dが同軸状に連続してなる。
【0034】一方、プレッシャナット23は、装着孔2
4の先端部24a内に実質的に密接して収容される比較
的大径の先端部23aと、該先端部23aの奥方に隣接
して若干小径に形成されて装着孔24の小径部24c内
に実質的に密接して収容される基端部23bとが同軸状
に連続してなる。
【0035】そして、装着孔24の中間部23bと第2
のプレッシャナット23の基端部23bとの間に形成さ
れるリング状の隙間内にはコイルスプリング25が装着
される。このコイルスプリング25は、前述の回転顎2
0について設けられるコイルスプリング19よりも大き
なバネ力を有している。
【0036】また、プレッシャナット23の後端部近く
に刻設された周回溝23cにはスナップリング26が嵌
着され、該スナップリング26が装着孔24の小径部2
3cと後端部24dとを境界付けている端面と係合する
ことによりプレッシャナット23の脱落を防止してい
る。
【0037】符号27は止ネジであり、脚部14に設け
られる穴(符号なし)を介して装着孔24の小径部24
c内に突出し、プレッシャナット23の基端部23bに
刻設される概して楕円形の案内溝23dと係合してい
る。これによりプレッシャナット23はクランプ本体1
1に対して相対回転不能に支持されると共に、止ネジ2
7の径寸法と案内溝23dの軸方向長さ寸法との関係に
よって定められる所定距離だけ相対的軸方向移動が許容
される。
【0038】プレッシャナット23の先端部23aにお
ける先端面近くの所定箇所の外周面には周回溝23eが
刻設され、該周回溝23eに締付確認リング28が嵌着
される。締付確認リング28はその周辺部材(特にプレ
ッシャナット23及びクランプ本体11ないし脚部1
4)に対して目視で容易に識別可能なように目立つもの
であることが好ましく、例えば、プレッシャナット23
が黒色に、脚部14を含めてクランプ本体が銀色に塗装
されている場合には白色や赤色に塗装された締付確認リ
ング28を用いることが好ましい。
【0039】公知のように、ハンドル29により回転操
作可能な締付ボルト30がプレッシャナット23の雌ネ
ジと螺合している。
【0040】以上のように構成されたネジ式クランプ1
0の作用について更に図2及び図3を参照して説明す
る。図示の状態から締付ボルト30を緩めて後退させ、
吊り上げようとする吊荷31の所定箇所をを回転顎20
と締付ボルト30の間に挟んだ後に締付ボルト30を強
く締め付ける。締付ボルト30の締め付けにつれて、前
述したコイルスプリング19及び25のバネ力の相違に
より、まずコイルスプリング19の収縮により回転顎2
0がリング部材18の貫通孔18b内を摺動して後退す
る。
【0041】回転顎20の奥端部が底板22に当接する
最奥位置に到達した後に更に締付ボルト30が締め付け
られると、今度はコイルスプリング25の収縮によりプ
レッシャナット23が装着孔24内を摺動して後退す
る。
【0042】プレッシャナット23が後退を始めた初期
の段階では、図2に示すように、プレッシャナット23
の先端に装着された締付確認リング28は装着孔24の
内側開口端よりも前方にあって見えており、また、プレ
ッシャナット23の後端に装着されたスナップリング2
6は装着孔24内に埋没していて見えない。
【0043】この段階から更に締め付けが行われてプレ
ッシャナット23が更に後退する結果、ある時点で、締
付確認リング28が装着孔24内に埋没して見えなくな
ると同時に、スナップリング26が装着孔24の外側開
口端から出現して見えるようになる(図3)。これによ
り、使用者は吊荷31に対して所定の締付力が働いたこ
とを確認することができ、クレーン(図示せず)等によ
る吊り上げ、運搬を吊荷31の落下の危険を伴わずに安
全に行うことができる。
【0044】上記実施例においては、吊荷31に所定の
締付力が働いていることを確認するための手段として締
付確認リング28及びスナップリング26を用いたが、
いずれか一方のみを用いても良い。
【0045】また、プレッシャナット23の先端に周回
溝23eを設けてこれに締付確認リング28を嵌着する
ことに代えて、該周回溝23e自体を目立つ色に塗装
し、或いは、単にプレッシャナット23の先端所定箇所
の外周面に締付確認用のラインを目立つ色で表示しても
良い。
【0046】あるいは、規定の締付力が働いたことを示
す位置にプレッシャナット23が移動したときに出現ま
たは没入する締付確認用のラインその他の表示手段を締
付ボルト30の軸外周に設けてもよい。
【0047】図4は本発明の主題をなす締付確認手段に
ついての変形例を示す。即ち、プレッシャナット23と
装着孔24との間に前記コイルスプリング25が配置さ
れると共に、プレッシャナット先端部23aの裏面と装
着孔24の所定箇所との間においてコイルスプリング2
5を囲繞するように皿バネ32が配置されている。
【0048】この構成において、図示状態から締付ボル
ト30を更に締め付けると、プレッシャナット23はコ
イルスプリング25及び皿バネ32のバネ力に抗して図
において上方に後退移動する。このとき皿バネ32は徐
々に圧縮変形して扁平化し、完全に扁平状態となった直
後に瞬間的に反転する。
【0049】皿バネのバネ力は一般にコイルスプリング
よりも大きいため、コイルスプリング25に加えて皿バ
ネ32を用いた場合にはこれらを圧縮させてプレッシャ
ナット23を後退移動させるためにはかなりの力でハン
ドル29を操作することが要求されるが、プレッシャナ
ット23の後退移動が所定の距離に達して皿バネ32が
完全に扁平化された直後に皿バネ32が反転する結果、
それまで働いていた皿バネ32のバネ力が解放され、コ
イルスプリング25のバネ力のみを克服するに足る比較
的小さな力で締付ボルト20を締め付けることができる
ようになる。
【0050】従って、吊荷31に対して必要且つ十分な
締付力が与えられるときのプレッシャーナット23の後
退移動量に応じた高さの皿バネ32を用いることによ
り、締付ボルト20の締め付け操作における締付力の瞬
間的変化をもって、規定の締付力が吊荷31に与えられ
たことを感知することができる。
【0051】なお、図4に示される構成例では単一の皿
バネ32が用いられているが、必要に応じて複数の皿バ
ネを接続して用いても良い。
【0052】また、締付確認手段として、前記締付確認
リング28(図1ないし図3参照)と共に皿バネ32を
併用しても良い。これにより、締付確認リング28の埋
没を目視により確認しにくいような場合であっても、皿
バネ32の扁平化直後の反転による締付力の瞬間的変化
を感知することによって、規定の締付力が吊荷31に働
いたことを確実に確認することができる。
【0053】図5及び図6は更に別の構成による締付確
認手段を示す。プレッシャナット23の基端部23bの
外周面所定箇所に所定の軸方向長さに亘る縦溝33が形
成されている。また、脚部14を貫通して装着孔24に
至る貫通孔34内に摺動可能に収容されるプランジャ3
5は、コイルスプリング36により装着孔24内に突出
するよう付勢されており、縦溝33に嵌合している。縦
溝33は深さの異なる2つの領域を有しており、プレッ
シャナット23の先端部23aに近い領域33aが他方
の領域33bよりも深く形成されている。
【0054】締付ボルト30を締め付けるにつれてプレ
ッシャナット23は図において左方へと後退するが、そ
の初期段階においては、プランジャ35は図5に示され
るように、縦溝33の浅い領域33bに嵌合している。
このとき、プランジャロッド35aは脚部14の外側面
から突出しており、吊荷(図示せず)に対する締付力が
十分に働いていないことを示している。
【0055】更にプレッシャナット23が後退移動する
と、ある時点でプランジャ35はコイルスプリング36
の付勢力を受けて縦溝33の深い領域33aに嵌入す
る。このとき、それまで突出していたプランジャロッド
35aは脚部14の外側面と略面一となるように埋没
し、吊荷に規定の締付力が働いたことを操作者に示す。
【0056】縦溝33及びプランジャ35は、プレッシ
ャナット23が脚部14(従ってクランプ本体11)に
対して相対回転することを防止するための手段を兼ねて
構成することができる。即ち、図1に示される案内溝2
3d及び止ネジ27をそれぞれ改良して図5及び図6に
示される縦溝33及びプランジャ35として構成するこ
とができる。
【0057】縦溝33の深さの異なる領域は、その順序
を反対にして形成しても良い。この場合には、吊荷に働
く締付力が不十分なときには脚部14内に埋没している
プランジャロッド35aが突出したことを見て、規定の
締付力に達したことが確認される。
【0058】また、このようにプランジャロッド35a
の位置変化をもって規定の締付力を確認することに代え
て、或いはこれと併用して、プランジャ35の底部と縦
溝33の所定領域とに電気回路の接点を設けて、規定の
締付力が得られたときにランプ点灯やブザー音等により
その事実を操作者に知らせるようにしても良い。
【0059】なお、図1ないし図4において締付ボルト
30はそれ自体の先端面と対向する回転顎20との間に
吊荷31を挟み込んで締め付けるように図示されている
が、この場合には、長期に亘る使用により締付ボルト3
0の先端が磨耗した場合に、締付確認手段が規定の締付
力を示さなくなることがある。したがって、図7に示す
ように、締付ボルト30の先端に交換可能な押さえ金5
1を取り付けることが好適である。このような構成にお
いては押さえ金51が常に所定範囲の磨耗状態に保持さ
れるため、締付確認手段による規定締付力表示機能を損
なうことがない。
【0060】本発明による締付確認手段は、ボルトとプ
レッシャナットとの組み合わせよりなる締結装置に適用
することが可能である。
【0061】たとえば、図8に示すように、ボルト37
の先端に、図1に示されるプレッシャナット23と同様
の構成を有するスリーブ型雌ねじ部材23aを螺着さ
せ、このスリーブ型雌ねじ部材23aにコイルスプリン
グ38等の付勢手段を介して外嵌部材39を嵌装させて
なる締結装置に適用することができる。この場合の締付
確認手段は、ボルト37の軸先端部の外周およびスリー
ブ型雌ねじ部材23aの外周のいずれかまたは両方に設
けることができ、その具体的態様は前述したものを任意
に採用することができる。
【0062】なお、図8の実施例において、スリーブ型
雌ねじ部材23aと外嵌部材39との相対位置を逆転さ
せて用いることができる。この場合には、雌ねじ部材2
3aのスリーブ23bが締結部品45の側面に当接して
座金として用いられる。
【0063】また、このようなスリーブ型雌ねじ部材と
外嵌部材よりなるプレッシャナットを植込みボルトに螺
着して用いることもできる。
【0064】本発明は上記した実施例に限定されない。
締付確認手段として、上記したもののうちの2またはそ
れ以上を任意に組み合わせて採用しても良い。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、締付確認手段により規
定の締付トルクが吊荷に働いていることを容易に確認す
ることができるため、クレーン等による吊り上げ、運搬
時に吊荷が落下する危険を未然に回避して、作業の安全
性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例によるネジ式クランプ
の構成を示す側面図である。
【図2】図1のネジ式クランプにおいて締付トルクが不
十分である状態を概略的に示す部分説明図である。
【図3】図1のネジ式クランプにおいて締付トルクが十
分に働いている状態を概略的に示す部分説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す部分図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す部分図である。
【図6】図5の実施例において吊荷に規定の締付トルク
が得られた状態を示す部分図である。
【図7】締付ボルトの先端に交換可能な押さえ金を取り
付けた変形例を示す部分断面図である。
【図8】本発明をボルトとプレッシャナットからなる締
結装置に適用した実施例を示す概略図である。
【図9】従来技術によるネジ式クランプの構成例を示す
側面図である。
【符号の説明】
10 ネジ式クランプ 11 クランプ本体 12 開口部 13、14 脚部 20 回転顎 23 プレッシャナット 24 装着孔 25 コイルスプリング 26 スナップリング 28 締付確認リング 30 締付ボルト 31 吊荷 32 皿バネ 33 縦溝 35 プランジャ 36 コイルスプリング 37 ボルト 38 コイルスプリング 39 外嵌部材 51 押さえ金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 昭彦 奈良県奈良市富雄北2丁目3番12号 イー グルクランプ株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有
    する概してU字形のクランプ本体と、前記一方の脚部に
    回転自在に装着される回転顎と、前記他方の脚部に対し
    て装着される締付ボルトと、前記回転顎と前記締付ボル
    トの間に吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付け
    たときに規定の締付力が吊荷に働いたことを確認するた
    めの締付確認手段と、を有してなることを特徴とするネ
    ジ式クランプ。
  2. 【請求項2】 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有
    する概してU字形のクランプ本体と、前記一方の脚部に
    回転自在に装着される回転顎と、前記他方の脚部を貫通
    する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動
    可能に装着されるプレッシャナットと、前記プレッシャ
    ナットの雌ネジに螺合されて前記回転顎と対向する締付
    ボルトと、常態においては前記プレッシャナットの先端
    部を前記他方の脚部の内側開口端から突出させるべく付
    勢する付勢手段と、前記回転顎と前記締付ボルトの間に
    吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付けたときに
    前記プレッシャナットが前記付勢手段に抗して所定距離
    後退したことをもって規定の締付力が吊荷に働いたこと
    を確認するための締付確認手段と、を有してなることを
    特徴とするネジ式クランプ。
  3. 【請求項3】 前記締付確認手段が、前記プレッシャナ
    ットの先端所定箇所の外周部に刻設される周回溝に嵌着
    されるリング部材よりなることを特徴とする請求項2の
    ネジ式クランプ。
  4. 【請求項4】 前記締付確認手段が、前記プレッシャナ
    ットの先端所定箇所の外周部に刻設される周回溝を所定
    色に塗装したものであることを特徴とする請求項2のネ
    ジ式クランプ。
  5. 【請求項5】 前記締付確認手段が、前記プレッシャナ
    ットの先端所定箇所の外周部を所定色で表示したもので
    あることを特徴とする請求項2のネジ式クランプ。
  6. 【請求項6】 前記締付確認手段が前記プレッシャナッ
    トの後端所定箇所に設けられることを特徴とする請求項
    2のネジ式クランプ。
  7. 【請求項7】 前記プレッシャナットが前記装着孔から
    脱落することを防止するためにプレッシャナットの後端
    所定箇所に装着されるリング部材が前記締付確認手段を
    兼ねることを特徴とする請求項2のネジ式クランプ。
  8. 【請求項8】 前記締付確認手段が、前記付勢手段と共
    に前記プレッシャナットを付勢する皿バネよりなり、規
    定の締付力が吊荷に働いたときに扁平化された状態から
    瞬間的に反転して前記プレッシャリングに対する付勢力
    を失うものであることを特徴とする請求項2のネジ式ク
    ランプ。
  9. 【請求項9】 前記締付確認手段が、前記プレッシャナ
    ットの外周面に所定軸方向長さに亘って形成され深さの
    異なる2つの領域を有する縦溝と、前記他方の脚部を貫
    通する貫通孔に摺動可能に収容されるプランジャと、前
    記プランジャを前記縦溝に嵌合させるべく付勢する第2
    の付勢手段と、規定の締付力が吊荷に働いたときに前記
    プランジャが前記縦溝の深さの異なる一方の領域から他
    方の領域に移動したことを示す表示手段と、を有してな
    ることを特徴とする請求項2のネジ式クランプ。
  10. 【請求項10】 前記表示手段が、前記プランジャの移
    動に伴って前記他方の脚部の外側面から突出または埋没
    するべく前記プランジャに一体的に設けられるロッドで
    あることを特徴とする請求項9のネジ式クランプ。
  11. 【請求項11】 前記表示手段が、前記プランジャの移
    動時に電気回路をオンにして所定の表示をなすものであ
    ることを特徴とする請求項9のネジ式クランプ。
  12. 【請求項12】 前記縦溝と前記プランジャとの組み合
    わせが前記プレッシャナットの前記他方の脚部に対する
    相対回転を規制する手段を兼ねることを特徴とする請求
    項9のネジ式クランプ。
  13. 【請求項13】 前記締付確認手段が前記締付ボルトの
    軸の外周に設けられることを特徴とする請求項2のネジ
    式クランプ。
  14. 【請求項14】 前記締付ボルトの先端に押さえ金が交
    換可能に取り付けられることを特徴とする請求項1また
    は2のネジ式クランプ。
  15. 【請求項15】 ボルトと、前記ボルトの一端に螺着さ
    れるスリーブ型雌ねじ部材と、前記スリーブ型雌ねじ部
    材に対して軸方向に相対移動可能に嵌装される外嵌部材
    と、前記スリーブ型雌ねじ部材と前記外嵌部材との間に
    介装されて前記外嵌部材を前記ボルトの他端方向に向け
    て付勢する付勢手段と、前記ボルトを締め付けたときに
    前記外嵌部材が前記付勢手段に抗して所定距離圧縮後退
    したことをもって規定の締付力が働いたことを確認する
    ための締付確認手段と、を有してなることを特徴とする
    締結装置。
  16. 【請求項16】 前記締付確認手段が、前記ボルトの軸
    の外周および前記スリーブ型雌ねじ部材の外周のいずれ
    か一方または両方に設けられることを特徴とする請求項
    15の締結装置。
JP21409796A 1996-07-26 1996-07-26 ネジ式クランプおよび締結装置 Expired - Fee Related JP3651521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21409796A JP3651521B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 ネジ式クランプおよび締結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21409796A JP3651521B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 ネジ式クランプおよび締結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1037919A true JPH1037919A (ja) 1998-02-13
JP3651521B2 JP3651521B2 (ja) 2005-05-25

Family

ID=16650183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21409796A Expired - Fee Related JP3651521B2 (ja) 1996-07-26 1996-07-26 ネジ式クランプおよび締結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3651521B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205279A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2007069313A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2013244538A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2019127985A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 イーグルクランプ株式会社 ビームクランプ
CN115235680A (zh) * 2022-07-25 2022-10-25 浙江太学科技集团有限公司 一种钢结构螺栓紧固试验装置
JP2023183959A (ja) * 2022-06-17 2023-12-28 イーグルクランプ株式会社 ねじ式クランプ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205279A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2007069313A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2013244538A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Eagle Kuranpu Kk ネジ式クランプ
JP2019127985A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 イーグルクランプ株式会社 ビームクランプ
JP2023183959A (ja) * 2022-06-17 2023-12-28 イーグルクランプ株式会社 ねじ式クランプ
CN115235680A (zh) * 2022-07-25 2022-10-25 浙江太学科技集团有限公司 一种钢结构螺栓紧固试验装置
CN115235680B (zh) * 2022-07-25 2024-12-20 浙江太学科技集团有限公司 一种钢结构螺栓紧固试验装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3651521B2 (ja) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5715723A (en) Hose crimping apparatus
US5199223A (en) Device for clamping a disc-shaped tool
US3976168A (en) Mechanical disc brake having an automatic slack adjustor
US5706967A (en) Safety lock, especially for vehicle fuel tanks
JP4793709B2 (ja) ネジ式クランプ
JPH061305Y2 (ja) クランプ装置
EP0526273B1 (fr) Frein à disque verrouillable
EP0968796A3 (en) A power tool
JP3651521B2 (ja) ネジ式クランプおよび締結装置
US6550598B2 (en) Electric park brake
BRPI0919384B1 (pt) dispositivo de ajuste para freio a disco e freio a disco
CN110035933A (zh) 电动助力装置
US4692078A (en) Nut device having automatic positive locking
US3722064A (en) Ferrule setter with indicating means
US2491325A (en) Releasable screw driver
US4949602A (en) Wrench
US6119821A (en) Hydraulic compensation device for compensating a positional deviation of a brake pad
JP3609729B2 (ja) 流体式ジャッキ装置
JP2010094784A (ja) 軸受用油圧ナットおよびそれを用いた転がり軸受ユニット
US5775672A (en) Release valve for lifting devices
GB2130669A (en) Retention device
US4242869A (en) Master cylinder
JP3119157U (ja) ネジ式クランプ
JP3905172B2 (ja) ディスクブレーキ
KR950003555Y1 (ko) 자동차 브레이크 이중 제동장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130304

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees