JPH1038220A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
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- JPH1038220A JPH1038220A JP21418396A JP21418396A JPH1038220A JP H1038220 A JPH1038220 A JP H1038220A JP 21418396 A JP21418396 A JP 21418396A JP 21418396 A JP21418396 A JP 21418396A JP H1038220 A JPH1038220 A JP H1038220A
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Landscapes
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 余分な電力を消費しないで必要時に瞬時に着
火でき、燃焼量の制御が容易で、消火時の臭いの発生を
防止可能で、かつ、コンパクトで、部品点数が少なくコ
スト削減が可能な液体燃料燃焼装置を提供する。 【解決手段】 装置本体Aの燃料収容部17の底部に超
音波振動子13を設置し、超音波振動によって液体燃料
を超微粒化しつつ燃料液面から噴出させる。そして、液
面上の空間部によりエア供給室18と燃料霧化室19を
形成し、エア案内板22を設けて燃焼用エアを液面に沿
って燃料霧化室19に送り込む。また、燃料噴出位置の
周りに整流板23を設け、エア供給路24は超音波振動
子13および高周波発振回路15を通る配置とする。そ
して、燃焼部Bを断熱材33を介して噴霧出口部21に
連結する。
火でき、燃焼量の制御が容易で、消火時の臭いの発生を
防止可能で、かつ、コンパクトで、部品点数が少なくコ
スト削減が可能な液体燃料燃焼装置を提供する。 【解決手段】 装置本体Aの燃料収容部17の底部に超
音波振動子13を設置し、超音波振動によって液体燃料
を超微粒化しつつ燃料液面から噴出させる。そして、液
面上の空間部によりエア供給室18と燃料霧化室19を
形成し、エア案内板22を設けて燃焼用エアを液面に沿
って燃料霧化室19に送り込む。また、燃料噴出位置の
周りに整流板23を設け、エア供給路24は超音波振動
子13および高周波発振回路15を通る配置とする。そ
して、燃焼部Bを断熱材33を介して噴霧出口部21に
連結する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、石油ファンヒー
タ,クリーンヒータ,ボイラバーナ用等の液体燃料燃焼
装置に関する。
タ,クリーンヒータ,ボイラバーナ用等の液体燃料燃焼
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体燃料燃焼装置としては、電磁ポンプ
等で燃焼量に応じた燃料を汲み上げた後、ヒータで加熱
して気化させ、着火するようにしたものが従来から知ら
れている。また、他に、やはり電磁ポンプ等で燃焼量に
応じた燃料を汲み上げた後、超音波振動子を連結したノ
ズル等で燃料を超微粒化し、着火するようにしたものが
知られている。
等で燃焼量に応じた燃料を汲み上げた後、ヒータで加熱
して気化させ、着火するようにしたものが従来から知ら
れている。また、他に、やはり電磁ポンプ等で燃焼量に
応じた燃料を汲み上げた後、超音波振動子を連結したノ
ズル等で燃料を超微粒化し、着火するようにしたものが
知られている。
【0003】図5は上記従来例の一つであるヒータ加熱
方式の液体燃料燃焼装置の概略図である。この液体燃料
燃焼装置は、気化筒1を有する。そして、気化筒1の上
部には出口スリット2が設けられ、該出口スリット2を
覆うよう燃焼筒3が設置されている。また、気化筒1は
側壁および底壁が二重壁で構成され、その側壁上部の二
重壁の内側にヒータ4が設置されている。そして、気化
筒1の側壁部に開口するよう、燃焼用空気を導入するエ
ア管5が配置され、そのエア管5の開口位置に燃料を供
給するよう燃料パイプ6が配置されている。また、燃料
パイプ6は燃料タンク7に接続され、そのパイプ途中に
は電磁ポンプ8が介設されている。この例では、電磁ポ
ンプ8により汲み上げられた燃料は、予めヒータにより
加熱されて燃料が気化するに十分な温度となった気化筒
1へ導かれ、気化する。そして、気化した燃料はエアパ
イプ5から導入された燃焼用空気と混じり合った状態で
気化筒1の上部の出口スリット2から溢出し、燃焼筒3
で燃焼する。この場合、燃焼量は電磁ポンプ8からの汲
み上げ量によって調整することができる。図において、
9は液体燃料を示し、10は燃焼用空気の流れを示し、
11は気化燃料の流れを示す。また、12は炎を示す。
方式の液体燃料燃焼装置の概略図である。この液体燃料
燃焼装置は、気化筒1を有する。そして、気化筒1の上
部には出口スリット2が設けられ、該出口スリット2を
覆うよう燃焼筒3が設置されている。また、気化筒1は
側壁および底壁が二重壁で構成され、その側壁上部の二
重壁の内側にヒータ4が設置されている。そして、気化
筒1の側壁部に開口するよう、燃焼用空気を導入するエ
ア管5が配置され、そのエア管5の開口位置に燃料を供
給するよう燃料パイプ6が配置されている。また、燃料
パイプ6は燃料タンク7に接続され、そのパイプ途中に
は電磁ポンプ8が介設されている。この例では、電磁ポ
ンプ8により汲み上げられた燃料は、予めヒータにより
加熱されて燃料が気化するに十分な温度となった気化筒
1へ導かれ、気化する。そして、気化した燃料はエアパ
イプ5から導入された燃焼用空気と混じり合った状態で
気化筒1の上部の出口スリット2から溢出し、燃焼筒3
で燃焼する。この場合、燃焼量は電磁ポンプ8からの汲
み上げ量によって調整することができる。図において、
9は液体燃料を示し、10は燃焼用空気の流れを示し、
11は気化燃料の流れを示す。また、12は炎を示す。
【0004】また、図6は他の従来例である超音波振動
を利用した液体燃料燃焼装置の概略図である。この液体
燃料燃焼装置は、ヒータ加熱方式の場合の気化筒1に代
わるコンパクトな混合筒1Aを有する。そして、混合筒
1Aの上部に出口スリット2が設けられ、該出口スリッ
ト2を覆うよう、やはり燃焼筒3が設置されている。そ
して、混合筒1Aの側壁部に開口するよう、燃焼用空気
を導入するエア管5が配置され、そのエア管5の開口位
置に燃料を供給するよう燃料パイプ6が配設されてい
る。そして、燃料パイプ6の先端には超音波振動子13
を連結したノズル14が接続され、超音波振動子13は
高周波発振回路15に接続されている。また、燃料パイ
プ6は燃料タンク7に接続され、そのパイプ途中には電
磁ポンプ8が介設されている。この例では、電磁ポンプ
8により汲み上げられた燃料がノズル14より噴射され
る。そして、噴射と同時に高周波発振回路15からの出
力電圧によって超音波振動子13が振動し、超音波振動
子13に連結したノズル14が共振することによって、
噴射燃料は超微粒化される。そして、その超微粒化され
た燃料はエアパイプ5から導入された燃焼用空気と混じ
り合った後、混合筒1Aの上部の出口スリット2から溢
出し、燃焼筒3で燃焼する。この場合も、燃焼量はやは
り電磁ポンプ8からの汲み上げ量によって調整すること
ができる。図において、9は液体燃料、10は燃焼用空
気の流れ、11Aは超微粒化燃料、12は炎を示す。
を利用した液体燃料燃焼装置の概略図である。この液体
燃料燃焼装置は、ヒータ加熱方式の場合の気化筒1に代
わるコンパクトな混合筒1Aを有する。そして、混合筒
1Aの上部に出口スリット2が設けられ、該出口スリッ
ト2を覆うよう、やはり燃焼筒3が設置されている。そ
して、混合筒1Aの側壁部に開口するよう、燃焼用空気
を導入するエア管5が配置され、そのエア管5の開口位
置に燃料を供給するよう燃料パイプ6が配設されてい
る。そして、燃料パイプ6の先端には超音波振動子13
を連結したノズル14が接続され、超音波振動子13は
高周波発振回路15に接続されている。また、燃料パイ
プ6は燃料タンク7に接続され、そのパイプ途中には電
磁ポンプ8が介設されている。この例では、電磁ポンプ
8により汲み上げられた燃料がノズル14より噴射され
る。そして、噴射と同時に高周波発振回路15からの出
力電圧によって超音波振動子13が振動し、超音波振動
子13に連結したノズル14が共振することによって、
噴射燃料は超微粒化される。そして、その超微粒化され
た燃料はエアパイプ5から導入された燃焼用空気と混じ
り合った後、混合筒1Aの上部の出口スリット2から溢
出し、燃焼筒3で燃焼する。この場合も、燃焼量はやは
り電磁ポンプ8からの汲み上げ量によって調整すること
ができる。図において、9は液体燃料、10は燃焼用空
気の流れ、11Aは超微粒化燃料、12は炎を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液体燃料燃
焼装置のうち、図5に示すヒータ加熱方式のものは、部
品点数が多く、また、ヒータを備えた複雑で大きな気化
筒が必要であるばかりでなく、ユーザが必要な時に瞬時
に着火させるようにするには、前以てヒータを作動させ
ておかなければならず、そのため、消費電力が多くなる
という欠点がある。また、この方式のものは、消火時の
ポンプ停止後に後ダレによる臭いが発生する。そのた
め、ファンで吹き飛ばす方法も採られているが、それで
も後ダレは無くならず、臭いが発生していた。
焼装置のうち、図5に示すヒータ加熱方式のものは、部
品点数が多く、また、ヒータを備えた複雑で大きな気化
筒が必要であるばかりでなく、ユーザが必要な時に瞬時
に着火させるようにするには、前以てヒータを作動させ
ておかなければならず、そのため、消費電力が多くなる
という欠点がある。また、この方式のものは、消火時の
ポンプ停止後に後ダレによる臭いが発生する。そのた
め、ファンで吹き飛ばす方法も採られているが、それで
も後ダレは無くならず、臭いが発生していた。
【0006】また、図4に示す超音波振動方式のもの
は、ヒータ加熱方式とは違って、ヒータを備えた気化筒
は不要であり、また、前以て燃料微粒化のための超音波
振動子を作動させなくても、ユーザが必要な時にスイッ
チオンによって瞬時着火できるため、余分な電力を消費
することがないが、汲み上げと燃料計量のための電磁ポ
ンプ等は不可欠であり、そのため、部品点数の低減およ
びコスト削減という要求に十分答えることができない。
また、この方式のものは、ヒータ加熱方式よりは少ない
ものの、やはり消火時にポンプ停止後の後ダレによる臭
いが発生する。
は、ヒータ加熱方式とは違って、ヒータを備えた気化筒
は不要であり、また、前以て燃料微粒化のための超音波
振動子を作動させなくても、ユーザが必要な時にスイッ
チオンによって瞬時着火できるため、余分な電力を消費
することがないが、汲み上げと燃料計量のための電磁ポ
ンプ等は不可欠であり、そのため、部品点数の低減およ
びコスト削減という要求に十分答えることができない。
また、この方式のものは、ヒータ加熱方式よりは少ない
ものの、やはり消火時にポンプ停止後の後ダレによる臭
いが発生する。
【0007】したがって、余分な電力を消費しないで必
要時に瞬時に着火することができ、燃焼量の制御が容易
で、消火時の臭いの発生を防止可能で、かつ、コンパク
トで、部品点数が少なくコスト削減が可能な液体燃料燃
焼装置を提供することが課題である。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的とする。
要時に瞬時に着火することができ、燃焼量の制御が容易
で、消火時の臭いの発生を防止可能で、かつ、コンパク
トで、部品点数が少なくコスト削減が可能な液体燃料燃
焼装置を提供することが課題である。本発明はこのよう
な課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る液体燃料
供給装置は、液体燃料を収容する燃料収容部の燃料液面
の下方に、燃料液面に対し傾斜した配置で、超音波振動
により液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所定位置か
ら噴出させる超音波振動子を設置して、該超音波振動子
に高周波発振回路を接続し、燃料収容部の燃料液面より
上方に、燃焼用エアを供給するエア供給室と該エア供給
室に連通し超音波振動子の振動により噴出させた燃料を
燃焼用エアと混合することにより霧化させる燃料霧化室
とを構成する空間部を設け、該空間部の燃料霧化室部分
の上面に噴霧出口部を設け、該噴霧出口部の上方に燃焼
筒を配置したものである。この場合、高周波発振回路に
より超音波振動子を振動させることにより、燃料収容部
の液体燃料が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室に噴出する。一方、エア供給
室には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エアはエア供
給室から燃料霧化室に送り込まる。そして、燃料霧化室
において、超微粒化状態の燃料が燃焼用エアと混合して
霧化し、噴霧となって噴霧出口部から上方の燃焼筒に溢
出し、燃焼する。こうして直接超音波振動を与えること
により液体燃料を超微粒化し霧化するため、予めヒータ
加熱する必要がなく、余分な電力を消費せずとも必要時
に瞬時着火可能で、余分な電力を消費することがない。
そして、ヒータを備えた気化筒が不要となるためコンパ
クト化が可能であり、燃焼用エア供給量の調整や超音波
振動子の発振強度の調整等によって容易に燃料噴霧量を
調整して燃焼量を制御でき、逆止め弁等によって消火時
の臭いの発生や逆火を防止することができ、また、ポン
プ等が不要で、部品点数およびコストの削減が可能とな
る。
供給装置は、液体燃料を収容する燃料収容部の燃料液面
の下方に、燃料液面に対し傾斜した配置で、超音波振動
により液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所定位置か
ら噴出させる超音波振動子を設置して、該超音波振動子
に高周波発振回路を接続し、燃料収容部の燃料液面より
上方に、燃焼用エアを供給するエア供給室と該エア供給
室に連通し超音波振動子の振動により噴出させた燃料を
燃焼用エアと混合することにより霧化させる燃料霧化室
とを構成する空間部を設け、該空間部の燃料霧化室部分
の上面に噴霧出口部を設け、該噴霧出口部の上方に燃焼
筒を配置したものである。この場合、高周波発振回路に
より超音波振動子を振動させることにより、燃料収容部
の液体燃料が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室に噴出する。一方、エア供給
室には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エアはエア供
給室から燃料霧化室に送り込まる。そして、燃料霧化室
において、超微粒化状態の燃料が燃焼用エアと混合して
霧化し、噴霧となって噴霧出口部から上方の燃焼筒に溢
出し、燃焼する。こうして直接超音波振動を与えること
により液体燃料を超微粒化し霧化するため、予めヒータ
加熱する必要がなく、余分な電力を消費せずとも必要時
に瞬時着火可能で、余分な電力を消費することがない。
そして、ヒータを備えた気化筒が不要となるためコンパ
クト化が可能であり、燃焼用エア供給量の調整や超音波
振動子の発振強度の調整等によって容易に燃料噴霧量を
調整して燃焼量を制御でき、逆止め弁等によって消火時
の臭いの発生や逆火を防止することができ、また、ポン
プ等が不要で、部品点数およびコストの削減が可能とな
る。
【0009】また、請求項2に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、超音波振動子か
ら燃料液面までを一定距離に保持するようにしたもので
ある。このように超音波振動子から燃料液面までを一定
距離に保持することにより、安定した燃料微粒化が可能
で、燃焼量の制御が容易となる。
は、請求項1に係る上記構成において、超音波振動子か
ら燃料液面までを一定距離に保持するようにしたもので
ある。このように超音波振動子から燃料液面までを一定
距離に保持することにより、安定した燃料微粒化が可能
で、燃焼量の制御が容易となる。
【0010】また、請求項3に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項2に係る上記構成において、超音波振動子上
方の燃料液面位置に、液面の乱れを抑える整流部材を配
置したものである。このような整流部材によって液面の
乱れを抑えることにより、一層安定した燃料微粒化が可
能で、燃焼量の制御が一層容易となる。
は、請求項2に係る上記構成において、超音波振動子上
方の燃料液面位置に、液面の乱れを抑える整流部材を配
置したものである。このような整流部材によって液面の
乱れを抑えることにより、一層安定した燃料微粒化が可
能で、燃焼量の制御が一層容易となる。
【0011】また、請求項4に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項2または3に係る上記構成において、エア供
給口をエア供給室の上面に設けるとともに、該エア供給
口からエア供給室に供給された燃焼用エアを燃料液面に
沿って燃料霧化室に送り込むようエア供給室と燃料霧化
室の間にエア案内板を配置したものである。このように
してエア供給室上面のエア供給口から供給した燃焼用エ
アを、エア案内板で案内して、燃料液面に沿って燃料霧
化室に送り込むことにより、超微粒化状態で液面上に噴
出した燃料が燃焼用エアと効率良く混合し、霧化が促進
される。
は、請求項2または3に係る上記構成において、エア供
給口をエア供給室の上面に設けるとともに、該エア供給
口からエア供給室に供給された燃焼用エアを燃料液面に
沿って燃料霧化室に送り込むようエア供給室と燃料霧化
室の間にエア案内板を配置したものである。このように
してエア供給室上面のエア供給口から供給した燃焼用エ
アを、エア案内板で案内して、燃料液面に沿って燃料霧
化室に送り込むことにより、超微粒化状態で液面上に噴
出した燃料が燃焼用エアと効率良く混合し、霧化が促進
される。
【0012】また、請求項5に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、エア供給口に至
るエア供給路を、燃焼用エアを超音波振動子および高周
波発振回路を通って流す配置としたものである。こうす
ることにより、高周波発振回路上のトランジスタ等の発
熱や超音波振動子の発熱による燃料の温度上昇を抑える
ことができる。
は、請求項1に係る上記構成において、エア供給口に至
るエア供給路を、燃焼用エアを超音波振動子および高周
波発振回路を通って流す配置としたものである。こうす
ることにより、高周波発振回路上のトランジスタ等の発
熱や超音波振動子の発熱による燃料の温度上昇を抑える
ことができる。
【0013】また、請求項6に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、噴霧出口部から
燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火防止用の逆止め
弁を配置したものである。このように逆止め弁を設ける
ことにより、消火時の臭いの発生を防止することがで
き、また、逆火を防止することができる。
は、請求項1に係る上記構成において、噴霧出口部から
燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火防止用の逆止め
弁を配置したものである。このように逆止め弁を設ける
ことにより、消火時の臭いの発生を防止することがで
き、また、逆火を防止することができる。
【0014】また、請求項7に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、噴霧出口部から
燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火防止用の電磁弁
を配置したものである。このように電磁弁を設けること
によって、逆止め弁を設けた場合と同様、消火時の臭い
の発生を防止することができ、また、逆火を防止するこ
とができる。
は、請求項1に係る上記構成において、噴霧出口部から
燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火防止用の電磁弁
を配置したものである。このように電磁弁を設けること
によって、逆止め弁を設けた場合と同様、消火時の臭い
の発生を防止することができ、また、逆火を防止するこ
とができる。
【0015】また、請求項8に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、燃焼用エア供給
量の調整により燃料噴霧量を制御するようにしたもので
ある。このようにして燃焼用エア供給量の調整によって
燃料噴射量を制御することにより、燃焼量を制御でき
る。
は、請求項1に係る上記構成において、燃焼用エア供給
量の調整により燃料噴霧量を制御するようにしたもので
ある。このようにして燃焼用エア供給量の調整によって
燃料噴射量を制御することにより、燃焼量を制御でき
る。
【0016】また、請求項9に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項1に係る上記構成において、超音波振動子の
発振強度の調整により燃料噴霧量を制御するようにした
ものである。このように超音波振動子の発振強度の調整
によって燃料噴射量を制御することもでき、それによっ
て燃焼量を制御できる。
は、請求項1に係る上記構成において、超音波振動子の
発振強度の調整により燃料噴霧量を制御するようにした
ものである。このように超音波振動子の発振強度の調整
によって燃料噴射量を制御することもでき、それによっ
て燃焼量を制御できる。
【0017】また、請求項10に係る液体燃料燃焼装置
は、請求項7に係る上記構成において、電磁弁の比例制
御により燃料噴霧量を制御するようにしたものである。
噴霧出口部から燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火
防止用の電磁弁を配置したものにおいては、その電磁弁
を利用してこのように燃料噴霧量を制御し、燃焼量を制
御することができる。
は、請求項7に係る上記構成において、電磁弁の比例制
御により燃料噴霧量を制御するようにしたものである。
噴霧出口部から燃焼筒までの経路に臭い防止および逆火
防止用の電磁弁を配置したものにおいては、その電磁弁
を利用してこのように燃料噴霧量を制御し、燃焼量を制
御することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0019】例1.図1に本発明による液体燃料燃焼装
置の一例(例1)の概略図を示す。この液体燃料燃焼装
置は、装置本体Aと燃焼部Bからなっている。
置の一例(例1)の概略図を示す。この液体燃料燃焼装
置は、装置本体Aと燃焼部Bからなっている。
【0020】上記装置本体Aの下部は燃料収容部17を
構成している。この燃料収容部17には液体燃料9が収
容される。そして、燃料収容部17の底部には、超音波
振動子13と、この超音波振動子13に接続された高周
波発振回路15とからなる超音波発振部Cが設置されて
いる。超音波振動子13は、高周波発振回路15の出力
により振動し、その超音波振動によって液体燃料を超微
粒化しつつ燃料液面の所定位置から噴出させるものであ
り、燃料液面に対し所定角度(図1のθ゜に相当)だけ
傾斜した配置とされている。
構成している。この燃料収容部17には液体燃料9が収
容される。そして、燃料収容部17の底部には、超音波
振動子13と、この超音波振動子13に接続された高周
波発振回路15とからなる超音波発振部Cが設置されて
いる。超音波振動子13は、高周波発振回路15の出力
により振動し、その超音波振動によって液体燃料を超微
粒化しつつ燃料液面の所定位置から噴出させるものであ
り、燃料液面に対し所定角度(図1のθ゜に相当)だけ
傾斜した配置とされている。
【0021】燃料収容部17に収容した液体燃料9の液
面レベルは、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、サ
イホン現象等により常に一定に保たれる。超音波振動子
13から液面までの距離は18〜22mmが望ましい
(超音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路で、D
C48Vを電源とし、周波数1.68〜1.72MHzを
印加)。
面レベルは、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、サ
イホン現象等により常に一定に保たれる。超音波振動子
13から液面までの距離は18〜22mmが望ましい
(超音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路で、D
C48Vを電源とし、周波数1.68〜1.72MHzを
印加)。
【0022】また、装置本体Aの上部は、燃料収容部1
7の燃料液面より上方が空間部となっている。この空間
部は、燃焼用エアを供給するエア供給室18と、該エア
供給室18に連通し超音波振動子13の振動により噴出
させた燃料を燃焼用エアと混合することにより霧化させ
る燃料霧化室19を構成している。そして、エア供給室
18の部分には上面にエア供給口20が設けられ、燃料
霧化室19の部分には上面に噴霧出口部21が設けられ
ている。また、エア供給室18と燃料霧化室19の境に
は、エア供給口20からエア供給室18に供給された燃
焼用エアを燃料液面に沿って燃料霧化室19に送り込む
よう、空間部の上面から垂れ下がり、燃料液面との間に
所定の隙間を置く位置まで達するエア案内板22が配置
されている。このエア案内板22は、超音波振動子13
の振動によって超微粒化された燃料が噴出する位置より
もエア供給口20側に寄った位置に配置されたものであ
る。そして、このエア案内板22に近接した燃料霧化室
19側の燃料液面位置には、超音波振動により超微粒化
された燃料が噴出する位置を取り囲むよう、液面の乱れ
を抑える整流板23が配置されている。
7の燃料液面より上方が空間部となっている。この空間
部は、燃焼用エアを供給するエア供給室18と、該エア
供給室18に連通し超音波振動子13の振動により噴出
させた燃料を燃焼用エアと混合することにより霧化させ
る燃料霧化室19を構成している。そして、エア供給室
18の部分には上面にエア供給口20が設けられ、燃料
霧化室19の部分には上面に噴霧出口部21が設けられ
ている。また、エア供給室18と燃料霧化室19の境に
は、エア供給口20からエア供給室18に供給された燃
焼用エアを燃料液面に沿って燃料霧化室19に送り込む
よう、空間部の上面から垂れ下がり、燃料液面との間に
所定の隙間を置く位置まで達するエア案内板22が配置
されている。このエア案内板22は、超音波振動子13
の振動によって超微粒化された燃料が噴出する位置より
もエア供給口20側に寄った位置に配置されたものであ
る。そして、このエア案内板22に近接した燃料霧化室
19側の燃料液面位置には、超音波振動により超微粒化
された燃料が噴出する位置を取り囲むよう、液面の乱れ
を抑える整流板23が配置されている。
【0023】上記エア供給口20に至るエア供給路24
は、超音波振動子13および高周波発振回路15の部分
に燃焼用エアを流して高周波発振回路15上のトランジ
スタ等の発熱や超音波振動子13の発熱による燃料の温
度上昇を抑える配置となっている。
は、超音波振動子13および高周波発振回路15の部分
に燃焼用エアを流して高周波発振回路15上のトランジ
スタ等の発熱や超音波振動子13の発熱による燃料の温
度上昇を抑える配置となっている。
【0024】燃焼部Bは、上部に出口スリット2を有す
る拡散筒31と、該拡散筒31の出口スリット2を覆う
よう設置された燃焼筒32から成っている。そして、そ
の拡散筒31の下端入口部が断熱材33を介して上記装
置本体Aの噴霧出口部21に連結されている。
る拡散筒31と、該拡散筒31の出口スリット2を覆う
よう設置された燃焼筒32から成っている。そして、そ
の拡散筒31の下端入口部が断熱材33を介して上記装
置本体Aの噴霧出口部21に連結されている。
【0025】図1において、10は燃焼用空気の流れ、
11Aは超微粒化燃料、12は炎を示す。
11Aは超微粒化燃料、12は炎を示す。
【0026】この例の場合、高周波発振回路15により
超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の液
体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面の
所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア供
給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エアは
エア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そし
て、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが燃
焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部2
1から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。
超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の液
体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面の
所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア供
給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エアは
エア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そし
て、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが燃
焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部2
1から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。
【0027】この場合、燃焼量は燃焼用エアの供給量に
よって制御できる。すなわち、この例では、燃焼用エア
の供給量すなわち供給エア量(単位時間あたりの供給エ
ア量(L/min))を変えた時の燃料噴霧量(単位時
間当たりの平均噴霧量(g/min))の変化は図2に
示すとおりであって、燃焼用エアの供給量を調整するこ
とによって燃料噴霧量を制御でき、したがって、燃焼量
を制御できる。また、超音波振動子13の発振強度の調
整によって燃料噴霧量を制御し、それによって燃焼量を
制御することもできる。
よって制御できる。すなわち、この例では、燃焼用エア
の供給量すなわち供給エア量(単位時間あたりの供給エ
ア量(L/min))を変えた時の燃料噴霧量(単位時
間当たりの平均噴霧量(g/min))の変化は図2に
示すとおりであって、燃焼用エアの供給量を調整するこ
とによって燃料噴霧量を制御でき、したがって、燃焼量
を制御できる。また、超音波振動子13の発振強度の調
整によって燃料噴霧量を制御し、それによって燃焼量を
制御することもできる。
【0028】例2.図3に本発明による液体燃料燃焼装
置の他の例(例2)の概略図を示す。この液体燃料燃焼
装置の構成は基本的には先の例1の装置と同様で、装置
本体Aと燃焼部Bからなっている。そして、装置本体A
の下部は燃料収容部17を構成し、この燃料収容部17
に液体燃料9が収容される。また、燃料収容部17の底
部には、超音波振動子13と、この超音波振動子13に
接続された高周波発振回路15とからなる超音波発振部
Cが設置されている。超音波振動子13は、高周波発振
回路15の出力により振動し、その超音波振動によって
液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所定位置から噴出
させるものであり、やはり、燃料液面に対し所定角度
(θ゜に相当)だけ傾斜した配置とされている。この場
合、燃料収容部17に収容した液体燃料9の液面レベル
は、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、サイホン現
象等により常に一定に保たれる。超音波振動子13から
液面までの距離はやはり18〜22mmが望ましい(超
音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路で、DC4
8Vを電源とし、周波数1.68〜1.72MHzを印
加)。また、装置本体Aの上部は、燃料収容部17の燃
料液面より上方が、燃焼用エアを供給するエア供給室1
8と、該エア供給室18に連通し超音波振動子13の振
動により噴出させた燃料を燃焼用エアと混合することに
より霧化させる燃料霧化室19を構成する空間部となっ
ている。そして、エア供給室18の部分の上面にエア供
給口20が設けられ、燃料霧化室19の部分の上面に噴
霧出口部21が設けられている。また、エア供給室18
と燃料霧化室19の境には、エア供給口20からエア供
給室18に供給された燃焼用エアを燃料液面に沿って燃
料霧化室19に送り込むよう、空間部の上面から垂れ下
がり、燃料液面との間に所定の隙間を置く位置まで達す
るエア案内板22が配置されている。このエア案内板2
2は、超音波振動子13の振動によって超微粒化された
燃料が噴出する位置よりもエア供給口20側に寄った位
置に配置されたものである。そして、このエア案内板2
2に近接した燃料霧化室19側の燃料液面位置には、や
はり、超音波振動により超微粒化された燃料が噴出する
位置を取り囲むよう、液面の乱れを抑える整流板23が
配置されている。また、エア供給口20に至るエア供給
経路24は、超音波振動子13および高周波発振回路1
5の部分に燃焼用エアを流して高周波発振回路15上の
トランジスタ等の発熱や超音波振動子13の発熱による
燃料の温度上昇を抑え配置となっている。そして、燃焼
部Bは、上部に出口スリット2を有する拡散筒31と、
該拡散筒31の出口スリット2を覆うよう設置された燃
焼筒32から成るものであって、その拡散筒31の下端
入口部が断熱材33を介して上記装置本体Aの噴霧出口
部21に連結されている。また、図3において、10は
燃焼用空気の流れ、11Aは超微粒化燃料、12は炎を
示す。
置の他の例(例2)の概略図を示す。この液体燃料燃焼
装置の構成は基本的には先の例1の装置と同様で、装置
本体Aと燃焼部Bからなっている。そして、装置本体A
の下部は燃料収容部17を構成し、この燃料収容部17
に液体燃料9が収容される。また、燃料収容部17の底
部には、超音波振動子13と、この超音波振動子13に
接続された高周波発振回路15とからなる超音波発振部
Cが設置されている。超音波振動子13は、高周波発振
回路15の出力により振動し、その超音波振動によって
液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所定位置から噴出
させるものであり、やはり、燃料液面に対し所定角度
(θ゜に相当)だけ傾斜した配置とされている。この場
合、燃料収容部17に収容した液体燃料9の液面レベル
は、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、サイホン現
象等により常に一定に保たれる。超音波振動子13から
液面までの距離はやはり18〜22mmが望ましい(超
音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路で、DC4
8Vを電源とし、周波数1.68〜1.72MHzを印
加)。また、装置本体Aの上部は、燃料収容部17の燃
料液面より上方が、燃焼用エアを供給するエア供給室1
8と、該エア供給室18に連通し超音波振動子13の振
動により噴出させた燃料を燃焼用エアと混合することに
より霧化させる燃料霧化室19を構成する空間部となっ
ている。そして、エア供給室18の部分の上面にエア供
給口20が設けられ、燃料霧化室19の部分の上面に噴
霧出口部21が設けられている。また、エア供給室18
と燃料霧化室19の境には、エア供給口20からエア供
給室18に供給された燃焼用エアを燃料液面に沿って燃
料霧化室19に送り込むよう、空間部の上面から垂れ下
がり、燃料液面との間に所定の隙間を置く位置まで達す
るエア案内板22が配置されている。このエア案内板2
2は、超音波振動子13の振動によって超微粒化された
燃料が噴出する位置よりもエア供給口20側に寄った位
置に配置されたものである。そして、このエア案内板2
2に近接した燃料霧化室19側の燃料液面位置には、や
はり、超音波振動により超微粒化された燃料が噴出する
位置を取り囲むよう、液面の乱れを抑える整流板23が
配置されている。また、エア供給口20に至るエア供給
経路24は、超音波振動子13および高周波発振回路1
5の部分に燃焼用エアを流して高周波発振回路15上の
トランジスタ等の発熱や超音波振動子13の発熱による
燃料の温度上昇を抑え配置となっている。そして、燃焼
部Bは、上部に出口スリット2を有する拡散筒31と、
該拡散筒31の出口スリット2を覆うよう設置された燃
焼筒32から成るものであって、その拡散筒31の下端
入口部が断熱材33を介して上記装置本体Aの噴霧出口
部21に連結されている。また、図3において、10は
燃焼用空気の流れ、11Aは超微粒化燃料、12は炎を
示す。
【0029】そして、この例では、噴霧出口部21から
燃焼筒32までの経路に消火時の臭い防止および逆火防
止用の逆止め弁41が配置されている。この逆止め弁4
1は、図示のように噴霧出口部21側に配置してもよ
く、また、拡散筒31の入口側に配置してもよいもので
ある。また、エア供給口20にも別途逆止め弁42が配
置されている。
燃焼筒32までの経路に消火時の臭い防止および逆火防
止用の逆止め弁41が配置されている。この逆止め弁4
1は、図示のように噴霧出口部21側に配置してもよ
く、また、拡散筒31の入口側に配置してもよいもので
ある。また、エア供給口20にも別途逆止め弁42が配
置されている。
【0030】この例の場合も、高周波発振回路15によ
り超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の
液体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア
供給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エア
はエア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そ
して、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが
燃焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部
21から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。そして、噴霧出口部21から燃焼筒32までの経路
に逆止め弁41が配置されたことによって消火時の臭い
防止および逆火防止が図れる。
り超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の
液体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア
供給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エア
はエア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そ
して、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが
燃焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部
21から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。そして、噴霧出口部21から燃焼筒32までの経路
に逆止め弁41が配置されたことによって消火時の臭い
防止および逆火防止が図れる。
【0031】この例でも、燃焼量はやはり燃焼用エアの
供給量によって制御でき、また、超音波振動子13の発
振強度の調整によっても制御できる。
供給量によって制御でき、また、超音波振動子13の発
振強度の調整によっても制御できる。
【0032】例3.図4に本発明による液体燃料燃焼装
置のさらに他の例(例3)の概略図を示す。この液体燃
料燃焼装置の構成も基本的には先の例1および例2の装
置と同様である。すなわち、この液体燃料燃焼装置は、
装置本体Aと燃焼筒ユニットBからなっている。そし
て、装置本体Aの下部は燃料収容部17を構成し、この
燃料収容部17に液体燃料9が収容される。また、燃料
収容部17の底部には、超音波振動子13と、この超音
波振動子13に接続された高周波発振回路15とからな
る超音波発振部Cが設置されている。超音波振動子13
は、高周波発振回路15の出力により振動し、その超音
波振動によって液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所
定位置から噴出させるものであり、やはり、燃料液面に
対し所定角度(θ゜に相当)だけ傾斜した配置とされて
いる。そして、燃料収容部17に収容した液体燃料9の
液面レベルは、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、
サイホン現象等により常に一定に保たれる。超音波振動
子13から液面までの距離はやはり18〜22mmが望
ましい(超音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路
で、DC48Vを電源とし、周波数1.68〜1.72M
Hzを印加)。また、装置本体Aの上部は、燃料収容部
17の燃料液面より上方が、燃焼用エアを供給するエア
供給室18と、該エア供給室18に連通し超音波振動子
13の振動により噴出させた燃料を燃焼用エアと混合す
ることにより霧化させる燃料霧化室19を構成する空間
部となっている。そして、エア供給室18の部分の上面
にエア供給口20が設けられ、燃料霧化室19の部分の
上面に噴霧出口部21が設けられている。また、エア供
給室18と燃料霧化室19の境には、エア供給口20か
らエア供給室18に供給された燃焼用エアを燃料液面に
沿って燃料霧化室19に送り込むよう、空間部の上面か
ら垂れ下がり、燃料液面との間に所定の隙間を置く位置
まで達するエア案内板22が配置されている。このエア
案内板22は、やはり超音波振動子13の振動によって
超微粒化された燃料が噴出する位置よりもエア供給口2
0側に寄った位置に配置されたものである。そして、こ
のエア案内板22に近接した燃料霧化室19側の燃料液
面位置には、やはり、超音波振動により超微粒化された
燃料が噴出する位置を取り囲むよう、液面の乱れを抑え
る整流板23が配置されている。また、エア供給口20
に至るエア供給経路24は、超音波振動子13および高
周波発振回路15の部分に燃焼用エアを流して高周波発
振回路15上のトランジスタ等の発熱や超音波振動子1
3の発熱による燃料の温度上昇を抑える配置となってい
る。そして、燃焼部Bは、上部に出口スリット2を有す
る拡散筒31と、該拡散筒31の出口スリット2を覆う
よう設置された燃焼筒32から構成されている。図4に
おいて、10は燃焼用空気の流れ、11Aは超微粒化燃
料、12は炎を示す。
置のさらに他の例(例3)の概略図を示す。この液体燃
料燃焼装置の構成も基本的には先の例1および例2の装
置と同様である。すなわち、この液体燃料燃焼装置は、
装置本体Aと燃焼筒ユニットBからなっている。そし
て、装置本体Aの下部は燃料収容部17を構成し、この
燃料収容部17に液体燃料9が収容される。また、燃料
収容部17の底部には、超音波振動子13と、この超音
波振動子13に接続された高周波発振回路15とからな
る超音波発振部Cが設置されている。超音波振動子13
は、高周波発振回路15の出力により振動し、その超音
波振動によって液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所
定位置から噴出させるものであり、やはり、燃料液面に
対し所定角度(θ゜に相当)だけ傾斜した配置とされて
いる。そして、燃料収容部17に収容した液体燃料9の
液面レベルは、補助燃料タンク(図示せず)を用いて、
サイホン現象等により常に一定に保たれる。超音波振動
子13から液面までの距離はやはり18〜22mmが望
ましい(超音波振動子駆動条件:コルピッツ形発振回路
で、DC48Vを電源とし、周波数1.68〜1.72M
Hzを印加)。また、装置本体Aの上部は、燃料収容部
17の燃料液面より上方が、燃焼用エアを供給するエア
供給室18と、該エア供給室18に連通し超音波振動子
13の振動により噴出させた燃料を燃焼用エアと混合す
ることにより霧化させる燃料霧化室19を構成する空間
部となっている。そして、エア供給室18の部分の上面
にエア供給口20が設けられ、燃料霧化室19の部分の
上面に噴霧出口部21が設けられている。また、エア供
給室18と燃料霧化室19の境には、エア供給口20か
らエア供給室18に供給された燃焼用エアを燃料液面に
沿って燃料霧化室19に送り込むよう、空間部の上面か
ら垂れ下がり、燃料液面との間に所定の隙間を置く位置
まで達するエア案内板22が配置されている。このエア
案内板22は、やはり超音波振動子13の振動によって
超微粒化された燃料が噴出する位置よりもエア供給口2
0側に寄った位置に配置されたものである。そして、こ
のエア案内板22に近接した燃料霧化室19側の燃料液
面位置には、やはり、超音波振動により超微粒化された
燃料が噴出する位置を取り囲むよう、液面の乱れを抑え
る整流板23が配置されている。また、エア供給口20
に至るエア供給経路24は、超音波振動子13および高
周波発振回路15の部分に燃焼用エアを流して高周波発
振回路15上のトランジスタ等の発熱や超音波振動子1
3の発熱による燃料の温度上昇を抑える配置となってい
る。そして、燃焼部Bは、上部に出口スリット2を有す
る拡散筒31と、該拡散筒31の出口スリット2を覆う
よう設置された燃焼筒32から構成されている。図4に
おいて、10は燃焼用空気の流れ、11Aは超微粒化燃
料、12は炎を示す。
【0033】そして、この例では、燃焼部Bは拡散筒3
1の下端入口部が断熱構造の電磁弁51を介して装置本
体Aの噴霧出口部21に連結されている。そして、電磁
弁51には制御回路が接続されている。
1の下端入口部が断熱構造の電磁弁51を介して装置本
体Aの噴霧出口部21に連結されている。そして、電磁
弁51には制御回路が接続されている。
【0034】上記電磁弁51は、消火時の臭い防止およ
び逆火防止用として機能させるものである。また、エア
供給口20には逆止め弁42が配置されている。
び逆火防止用として機能させるものである。また、エア
供給口20には逆止め弁42が配置されている。
【0035】この例の場合も、高周波発振回路15によ
り超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の
液体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア
供給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エア
はエア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そ
して、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが
燃焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部
21から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。そして、電磁弁51によって消火時の臭い防止およ
び逆火防止が図られる。
り超音波振動子13を振動させると、燃料収容部17の
液体燃料9が超音波振動により超微粒化されて燃料液面
の所定位置から燃料霧化室19に噴出する。一方、エア
供給室18には燃焼用エアが供給され、その燃焼用エア
はエア供給室18から燃料霧化室19に送り込まる。そ
して、燃料霧化室19において、超微粒化燃料11Aが
燃焼用エアと混合して霧化し、噴霧となって噴霧出口部
21から拡散筒31を経て燃焼筒32に溢出し、燃焼す
る。そして、電磁弁51によって消火時の臭い防止およ
び逆火防止が図られる。
【0036】そして、燃焼量はやはり燃焼用エアの供給
量によって制御でき、あるいは超音波振動子13の発振
強度の調整によっても制御できる。また、この例の場合
は、電磁弁51の比例制御にて噴霧量を調整することに
より燃焼量を制御することもできる。
量によって制御でき、あるいは超音波振動子13の発振
強度の調整によっても制御できる。また、この例の場合
は、電磁弁51の比例制御にて噴霧量を調整することに
より燃焼量を制御することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明は次のような顕著な効果を奏する
ものである。 燃焼に必要な超微粒化燃料を供給するのに超音波振動
を利用しているため、ヒータ加熱による燃料気化式のよ
うに瞬時着火のために余分な電力を消費することがな
い。 ヒータ付きの気化筒を設ける必要がないため燃焼部を
コンパクトにできる。 燃焼用エア供給量を調整することにより、あるいは超
音波振動子の発振強度を調整することによって容易に燃
焼量を制御できるため、ポンプ等の計量部が不要で、部
品点数を減らしコストを低減することができる。 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に逆止め弁を設ける
ことにより、消火時の臭いの発生を防止するとともに逆
火を防止することができる。 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に電磁弁を設けるこ
とにより、消火時の臭い発生の防止および逆火防止をよ
り確実なものとすることができ、また、電磁弁の制御に
よって燃焼量を精度良く制御できる。 超微粒化燃料と燃焼用エアが予め十分混じり合った状
態で燃焼筒へ供給できるため、煤の出ないクリーンな青
炎燃焼となり、低NOx化が可能である。
ものである。 燃焼に必要な超微粒化燃料を供給するのに超音波振動
を利用しているため、ヒータ加熱による燃料気化式のよ
うに瞬時着火のために余分な電力を消費することがな
い。 ヒータ付きの気化筒を設ける必要がないため燃焼部を
コンパクトにできる。 燃焼用エア供給量を調整することにより、あるいは超
音波振動子の発振強度を調整することによって容易に燃
焼量を制御できるため、ポンプ等の計量部が不要で、部
品点数を減らしコストを低減することができる。 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に逆止め弁を設ける
ことにより、消火時の臭いの発生を防止するとともに逆
火を防止することができる。 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に電磁弁を設けるこ
とにより、消火時の臭い発生の防止および逆火防止をよ
り確実なものとすることができ、また、電磁弁の制御に
よって燃焼量を精度良く制御できる。 超微粒化燃料と燃焼用エアが予め十分混じり合った状
態で燃焼筒へ供給できるため、煤の出ないクリーンな青
炎燃焼となり、低NOx化が可能である。
【図1】本発明の例1を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図2】供給エア量による燃料噴霧量の変化を示すグラ
フである。
フである。
【図3】本発明の例2を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図4】本発明の例3を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図5】従来例の一つであるヒータ加熱方式の液体燃料
燃焼装置の概略図である。
燃焼装置の概略図である。
【図4】他の従来例である超音波を利用した液体燃料燃
焼装置の概略図である。
焼装置の概略図である。
A 装置本体 B 燃焼部 C 超音波発振部 9 液体燃料 11A 超微粒化燃料 13 超音波振動子 15 高周波発振回路 17 燃料収容部 18 エア供給室 19 燃料霧化室 20 エア供給口 21 噴霧出口部 22 エア案内板 23 整流板 24 エア供給路 31 拡散筒 32 燃焼筒 41,42 逆止め弁 51 電磁弁 52 制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例1を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図2】供給エア量による燃料噴霧量の変化を示すグラ
フである。
フである。
【図3】本発明の例2を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図4】本発明の例3を示す液体燃料燃焼装置の概略図
である。
である。
【図5】従来例の一つであるヒータ加熱方式の液体燃料
燃焼装置の概略図である。
燃焼装置の概略図である。
【図6】他の従来例である超音波を利用した液体燃料燃
焼装置の概略図である。
焼装置の概略図である。
【符号の説明】 A 装置本体 B 燃焼部 C 超音波発振部 9 液体燃料 11A 超微粒化燃料 13 超音波振動子 15 高周波発振回路 17 燃料収容部 18 エア供給室 19 燃料霧化室 20 エア供給口 21 噴霧出口部 22 エア案内板 23 整流板 24 エア供給路 31 拡散筒 32 燃焼筒 41,42 逆止め弁 51 電磁弁 52 制御回路
Claims (10)
- 【請求項1】 液体燃料を収容する燃料収容部の燃料液
面の下方に、燃料液面に対し傾斜した配置で、超音波振
動により液体燃料を超微粒化しつつ燃料液面の所定位置
から噴出させる超音波振動子を設置して、該超音波振動
子に高周波発振回路を接続し、前記燃料収容部の燃料液
面より上方に、燃焼用エアを供給するエア供給室と該エ
ア供給室に連通し前記超音波振動子の振動により噴出さ
せた燃料を燃焼用エアと混合することにより霧化させる
燃料霧化室とを構成する空間部を設け、該空間部の燃料
霧化室部分の上面に噴霧出口部を設け、該噴霧出口部の
上方に燃焼筒を配置したことを特徴とする液体燃料燃焼
装置。 - 【請求項2】 超音波振動子から燃料液面までを一定距
離に保持する請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項3】 超音波振動子上方の燃料液面位置に、液
面の乱れを抑える整流部材を配置した請求項2記載の液
体燃料燃焼装置。 - 【請求項4】 エア供給口をエア供給室の上面に設ける
とともに、該エア供給口から前記エア供給室に供給され
た燃焼用エアを燃料液面に沿って燃料霧化室に送り込む
よう前記エア供給室と前記燃料霧化室の間にエア案内板
を配置した請求項2または3記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項5】 エア供給口に至るエア供給路は、燃焼用
エアを超音波振動子および高周波発振回路を通って流す
配置とした請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項6】 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に臭い
防止および逆火防止用の逆止め弁を配置した請求項1記
載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項7】 噴霧出口部から燃焼筒までの経路に臭い
防止および逆火防止用の電磁弁を配置した請求項1記載
の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項8】 燃焼用エア供給量の調整により燃料噴霧
量を制御する請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項9】 超音波振動子の発振強度の調整により燃
料噴霧量を制御する請求項1記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項10】 電磁弁の比例制御により燃料噴霧量を
制御する請求項7記載の液体燃料燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21418396A JPH1038220A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21418396A JPH1038220A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038220A true JPH1038220A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16651619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21418396A Pending JPH1038220A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038220A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009074586A3 (en) * | 2007-12-10 | 2009-09-11 | Etrit Koci | Liquid fuel stove for domestic heating and related combustion method |
| JP2010175193A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Takuma Co Ltd | 低濃度の燃焼性有機物質含有の液体の利用方法および該液体燃料を利用した燃焼システム |
| CN102883993A (zh) * | 2010-08-10 | 2013-01-16 | 鲁奇有限责任公司 | 用于部分氧化液体含碳燃料的燃烧器及方法 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP21418396A patent/JPH1038220A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009074586A3 (en) * | 2007-12-10 | 2009-09-11 | Etrit Koci | Liquid fuel stove for domestic heating and related combustion method |
| JP2010175193A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Takuma Co Ltd | 低濃度の燃焼性有機物質含有の液体の利用方法および該液体燃料を利用した燃焼システム |
| CN102883993A (zh) * | 2010-08-10 | 2013-01-16 | 鲁奇有限责任公司 | 用于部分氧化液体含碳燃料的燃烧器及方法 |
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