JPH10382A - 静電式霧消装置 - Google Patents
静電式霧消装置Info
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- JPH10382A JPH10382A JP15674896A JP15674896A JPH10382A JP H10382 A JPH10382 A JP H10382A JP 15674896 A JP15674896 A JP 15674896A JP 15674896 A JP15674896 A JP 15674896A JP H10382 A JPH10382 A JP H10382A
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- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空港や高速道路において発生する霧を消すた
めの静電式霧消装置に関し、霧の微粒子の滞留を長く
し、霧消効果を向上させる。 【解決手段】 金属ネット2はジグザグ状に配置し、そ
の凹凸状の金属ネットの中央部分には側面のネットと一
定間隔を保つように放電極1が配置される。放電極1は
直径1.0mm程度の細線を等間隔に張って構成し、金属
ネット2と電気的に絶縁される。放電極1には高電圧電
源3より高電圧が印加されると、細線部分から金属ネッ
ト2に向かってコロナ放電が発生する。霧の微粒子が1
0方向から入ると微粒子が帯電し、クーロン力により逆
極性の金属ネット2に引き付けられ、水滴となって捕集
される。ジグザグ状の配置により電場領域が拡大し、霧
消効果が上る。
めの静電式霧消装置に関し、霧の微粒子の滞留を長く
し、霧消効果を向上させる。 【解決手段】 金属ネット2はジグザグ状に配置し、そ
の凹凸状の金属ネットの中央部分には側面のネットと一
定間隔を保つように放電極1が配置される。放電極1は
直径1.0mm程度の細線を等間隔に張って構成し、金属
ネット2と電気的に絶縁される。放電極1には高電圧電
源3より高電圧が印加されると、細線部分から金属ネッ
ト2に向かってコロナ放電が発生する。霧の微粒子が1
0方向から入ると微粒子が帯電し、クーロン力により逆
極性の金属ネット2に引き付けられ、水滴となって捕集
される。ジグザグ状の配置により電場領域が拡大し、霧
消効果が上る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空港や高速道路にお
いて発生した露を消すための静電式霧消装置に関する。
いて発生した露を消すための静電式霧消装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空港や高速道路にとって霧の発生は安全
上大きな問題であり、その対策が各方面において検討さ
れている。霧は、大きく分けて低温時に発生する過冷却
霧と常温で発生する温霧とがある。
上大きな問題であり、その対策が各方面において検討さ
れている。霧は、大きく分けて低温時に発生する過冷却
霧と常温で発生する温霧とがある。
【0003】従来から過冷却霧を霧消する方法として液
体ガス等を過冷却霧に散布して氷晶核を作り周辺の霧と
衝突させることで氷状にし、自然落下させる方法などが
ある。
体ガス等を過冷却霧に散布して氷晶核を作り周辺の霧と
衝突させることで氷状にし、自然落下させる方法などが
ある。
【0004】また、温霧の場合は、暖かい空気を温霧に
吹き付け蒸発させる熱的処理や多量の空気を吹き出し希
釈する低濃度化処理などがあるが、いずれにしても実用
的な方法とは言えない。
吹き付け蒸発させる熱的処理や多量の空気を吹き出し希
釈する低濃度化処理などがあるが、いずれにしても実用
的な方法とは言えない。
【0005】一方、霧を強制的に消すシステムの具体的
な例としては、既に公開されている実開昭64−327
47号「静電式霧消去ネット」があり、図3にこの静電
式霧消去ネットの構造図を示す。図に示すように、静電
式霧消去ネットは、中央に細線を等間隔に張った放電極
22とその両側に設けた金属ネット21から構成され、
放電極22にはプラスの高電圧が印加され、金属ネット
21に向かってコロナ放電を発生させる。
な例としては、既に公開されている実開昭64−327
47号「静電式霧消去ネット」があり、図3にこの静電
式霧消去ネットの構造図を示す。図に示すように、静電
式霧消去ネットは、中央に細線を等間隔に張った放電極
22とその両側に設けた金属ネット21から構成され、
放電極22にはプラスの高電圧が印加され、金属ネット
21に向かってコロナ放電を発生させる。
【0006】そこで静電式霧消去ネット内に浸入してき
た霧の微粒子は、コロナ放電によってプラスに帯電さ
れ、クーロン力によってマイナス極である金属ネット2
1に引き付けられ、吸着し、水滴として液化し捕集され
る。
た霧の微粒子は、コロナ放電によってプラスに帯電さ
れ、クーロン力によってマイナス極である金属ネット2
1に引き付けられ、吸着し、水滴として液化し捕集され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
従来の静電式霧消去ネットの場合に、放電極22と金属
ネット21の間隔が20mm程度と狭く、仮に風速2〜3
m/sec の風が吹くと、霧の微粒子が電場内を通過するの
に要する時間(滞留時間)は、0.02秒から0.03
秒と非常に短くなり、このため、風が比較的強い時は霧
消効果が低下する等の解決すべき課題が残されている。
従来の静電式霧消去ネットの場合に、放電極22と金属
ネット21の間隔が20mm程度と狭く、仮に風速2〜3
m/sec の風が吹くと、霧の微粒子が電場内を通過するの
に要する時間(滞留時間)は、0.02秒から0.03
秒と非常に短くなり、このため、風が比較的強い時は霧
消効果が低下する等の解決すべき課題が残されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、放電電極とその両側に配置した対向
電極との間にコロナ放電を発生させ、その電極間を通過
する霧粒子を帯電させ、その霧粒子と逆極性の前記対向
電極に同霧粒子を捕集して霧消する静電式霧消装置にお
いて、前記放電極は複数枚平行配置し、各放電極の両側
には前記対向電極が多段あるいは連続したジグザグ状の
いずれかの配置により、各放電極が前記対向電極の中央
部に配置されるようにして電場領域を拡大させたことを
特徴とする静電式霧消装置を提供する。
を解決するために、放電電極とその両側に配置した対向
電極との間にコロナ放電を発生させ、その電極間を通過
する霧粒子を帯電させ、その霧粒子と逆極性の前記対向
電極に同霧粒子を捕集して霧消する静電式霧消装置にお
いて、前記放電極は複数枚平行配置し、各放電極の両側
には前記対向電極が多段あるいは連続したジグザグ状の
いずれかの配置により、各放電極が前記対向電極の中央
部に配置されるようにして電場領域を拡大させたことを
特徴とする静電式霧消装置を提供する。
【0009】本発明は上記のように、放電極と対向電
極、即ち金属ネットを多段式とするか、あるいは金属ネ
ットをジグザグに設置しその中央に放電極を設けている
ので、仮に風速が2〜3m/sec と強くなり、一段目での
滞留時間が不足し、霧微粒子への帯電が充分に行なえな
かったとしても、2段目、3段目において再び荷電され
るため、ほぼすべての霧微粒子が帯電され金属ネットに
捕集される。
極、即ち金属ネットを多段式とするか、あるいは金属ネ
ットをジグザグに設置しその中央に放電極を設けている
ので、仮に風速が2〜3m/sec と強くなり、一段目での
滞留時間が不足し、霧微粒子への帯電が充分に行なえな
かったとしても、2段目、3段目において再び荷電され
るため、ほぼすべての霧微粒子が帯電され金属ネットに
捕集される。
【0010】又、金属ネットをジグザグに配置し、その
中央に放電極を設けた場合についても、霧が風に乗って
流れる方向の電場領域が増るため滞留時間が長くなり、
多段式同様の効果が得られる。
中央に放電極を設けた場合についても、霧が風に乗って
流れる方向の電場領域が増るため滞留時間が長くなり、
多段式同様の効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る静電式霧消装置の構成図である。図
1において、1は放電極、2は金属ネット、3は高電圧
電源である。
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る静電式霧消装置の構成図である。図
1において、1は放電極、2は金属ネット、3は高電圧
電源である。
【0012】放電極1は直径1.0mm程度の細線を等間
隔に張ったもので、金属ネット2と一定間隔を保って電
気的に絶縁されて配置されている。金属ネット2は放電
極1を囲み、ジグザグ状に多段(本実施の形態において
は電極1を3枚設ける)に配置し、電極1をそのジグザ
グ状の中央部に配置するようにする。
隔に張ったもので、金属ネット2と一定間隔を保って電
気的に絶縁されて配置されている。金属ネット2は放電
極1を囲み、ジグザグ状に多段(本実施の形態において
は電極1を3枚設ける)に配置し、電極1をそのジグザ
グ状の中央部に配置するようにする。
【0013】ここで、放電極1に高電圧電源3よりプラ
スあるいはマイナスの高電圧が印加されると、放電極1
の細線部分からこれを囲む金属ネット2に向かってコロ
ナ放電が発生する。
スあるいはマイナスの高電圧が印加されると、放電極1
の細線部分からこれを囲む金属ネット2に向かってコロ
ナ放電が発生する。
【0014】この状態で霧の微粒子が風に乗って図示の
ように霧の流れ方向10より放電極1近傍に浸入してく
ると、微粒子がプラスあるいはマイナスに帯電する。帯
電した霧粒子は、クーロン力により逆極性である金属ネ
ット2に引き付けられ水滴となって捕集される。
ように霧の流れ方向10より放電極1近傍に浸入してく
ると、微粒子がプラスあるいはマイナスに帯電する。帯
電した霧粒子は、クーロン力により逆極性である金属ネ
ット2に引き付けられ水滴となって捕集される。
【0015】図2は本発明の実施の第2形態に係る静電
式霧消装置の構成図である。図において11は放電極、
12は金属ネット、3は高電圧電源である。放電極1は
実施の第1形態と同様、直径1.0mm程度の細線を等間
隔に張ったもので、金属ネット12と一定間隔を保って
電気的に絶縁されて金属ネット12と交互に配置されて
いる。
式霧消装置の構成図である。図において11は放電極、
12は金属ネット、3は高電圧電源である。放電極1は
実施の第1形態と同様、直径1.0mm程度の細線を等間
隔に張ったもので、金属ネット12と一定間隔を保って
電気的に絶縁されて金属ネット12と交互に配置されて
いる。
【0016】図2においては放電極11と金属ネット1
2が2段に設置されているが、設置する場所や霧の発生
状況に応じて3段、4段、あるいは必要な数だけ多段に
設置することができる。霧消の原理については、実施の
第1形態と同様であるので説明は省略する。
2が2段に設置されているが、設置する場所や霧の発生
状況に応じて3段、4段、あるいは必要な数だけ多段に
設置することができる。霧消の原理については、実施の
第1形態と同様であるので説明は省略する。
【0017】以上説明の実施の第1,第2形態において
は、金属ネット2をジグザグ状に配置し、それらの中央
に放電極1を設けたので、霧が風に乗って流れる方向の
電場領域が増加するため滞留時間が長くなり、ほぼすべ
ての霧微粒子が帯電され、金属ネット2に捕集される。
又、放電極11と金属ネット12を多段式にすることに
より、仮に風速が2〜3m/sec と強くなり、一段目での
滞留時間が不足し、霧微粒子への帯電が充分に行なえな
かったとしても、2段目、3段目において再び荷電され
るため、ほぼすべての霧微粒子が帯電され金属ネットに
捕集される。
は、金属ネット2をジグザグ状に配置し、それらの中央
に放電極1を設けたので、霧が風に乗って流れる方向の
電場領域が増加するため滞留時間が長くなり、ほぼすべ
ての霧微粒子が帯電され、金属ネット2に捕集される。
又、放電極11と金属ネット12を多段式にすることに
より、仮に風速が2〜3m/sec と強くなり、一段目での
滞留時間が不足し、霧微粒子への帯電が充分に行なえな
かったとしても、2段目、3段目において再び荷電され
るため、ほぼすべての霧微粒子が帯電され金属ネットに
捕集される。
【0018】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、静電式霧消装置において、放電極と金属ネットを多
段あるいは、金属ネットをジグザグ状に設置する構成と
したことによって電場領域を拡大し、霧の微粒子の滞留
時間を長くすることにより、粒子の帯電量を増しクーロ
ン力を強める効果がある。これに伴って霧消効果も向上
する。
は、静電式霧消装置において、放電極と金属ネットを多
段あるいは、金属ネットをジグザグ状に設置する構成と
したことによって電場領域を拡大し、霧の微粒子の滞留
時間を長くすることにより、粒子の帯電量を増しクーロ
ン力を強める効果がある。これに伴って霧消効果も向上
する。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る静電式霧消装置
の構成図である。
の構成図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係る静電式霧消装置
の構成図である。
の構成図である。
【図3】従来の静電式霧消装置の構成図である。
1 放電極 2 金属ネット 3 高電圧電源 10 霧の流れ方向
フロントページの続き (72)発明者 南山 幸一 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 放電電極とその両側に配置した対向電極
との間にコロナ放電を発生させ、その電極間を通過する
霧粒子を帯電させ、その霧粒子と逆極性の前記対向電極
に同霧粒子を捕集して霧消する静電式霧消装置におい
て、前記放電極は複数枚平行配置し、各放電極の両側に
は前記対向電極が多段あるいは連続したジグザグ状のい
ずれかの配置により、各放電極が前記対向電極の中央部
に配置されるようにして電場領域を拡大させたことを特
徴とする静電式霧消装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15674896A JPH10382A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 静電式霧消装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15674896A JPH10382A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 静電式霧消装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10382A true JPH10382A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15634463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15674896A Withdrawn JPH10382A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 静電式霧消装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10382A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102179305A (zh) * | 2010-12-27 | 2011-09-14 | 清华大学 | 一种电除尘装置 |
| WO2017086636A1 (ko) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 삼성전자 주식회사 | 전기집진장치 및 이의 제조방법 |
| CN107282300A (zh) * | 2017-06-15 | 2017-10-24 | 李帅 | 静电除尘器 |
| WO2018164396A1 (en) * | 2017-03-06 | 2018-09-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic dust collecting apparatus and method of manufacturing dust collector |
| EP3356050A4 (en) * | 2015-09-28 | 2019-05-08 | Massachusetts Institute Of Technology | SYSTEMS AND METHOD FOR REMOVING A SPECIES |
| WO2019098526A3 (ko) * | 2017-11-16 | 2019-07-11 | 한온시스템 주식회사 | 전기집진기용 집진부 |
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| CN119657340A (zh) * | 2025-01-22 | 2025-03-21 | 河海大学 | 电磁耦合场控阵列型捕雾系统 |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP15674896A patent/JPH10382A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US12246330B2 (en) | 2019-01-11 | 2025-03-11 | Hanon Systems | Dust collecting apparatus for electric precipitator |
| US20210370318A1 (en) * | 2020-02-27 | 2021-12-02 | Infinite Cooling Inc. | Systems, devices, and methods for collecting species from a gas stream |
| CN114210459A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-22 | 华中科技大学 | 一种基于微纳结构强化放电的静电除雾集水装置和方法 |
| CN114210459B (zh) * | 2021-11-30 | 2022-09-20 | 华中科技大学 | 一种基于微纳结构强化放电的静电除雾集水装置和方法 |
| CN119657340A (zh) * | 2025-01-22 | 2025-03-21 | 河海大学 | 电磁耦合场控阵列型捕雾系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |