JPH1038395A - 冷媒循環式熱移動装置 - Google Patents

冷媒循環式熱移動装置

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JPH1038395A
JPH1038395A JP19228896A JP19228896A JPH1038395A JP H1038395 A JPH1038395 A JP H1038395A JP 19228896 A JP19228896 A JP 19228896A JP 19228896 A JP19228896 A JP 19228896A JP H1038395 A JPH1038395 A JP H1038395A
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JP
Japan
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refrigerant
pressure side
pressure
temperature
low
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Application number
JP19228896A
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English (en)
Inventor
Hajime Kyogoku
肇 京極
Akira Kitai
明 北井
Yasunari Kawai
康成 河合
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非共沸冷媒を用いた冷媒循環式熱移動装置に
おいて、サブクール制御を効果的に行うことができるよ
うにしつつ、その制御に必要な循環冷媒の組成比及び飽
和液温度を正しく求めることができるようにする。 【解決手段】 蒸発器より下流の低圧側冷媒回路にアキ
ュムレータ21を設けるとともに、低圧側圧力センサ3
9、低圧側飽和蒸気温度センサ41、高圧側圧力センサ
40、膨張弁上流側冷媒温度センサ42,43及び放熱
能力可変装置を設ける。そして、低圧側圧力センサ39
の検知圧力及び低圧側飽和蒸気温度センサ41の検知温
度から組成比データに基づいて循環冷媒の組成比を算出
し、この組成比と高圧側圧力センサ40の検知圧力とか
ら高圧側飽和液温度を算出し、この高圧側飽和液温度よ
り上記膨張弁上流側冷媒温度センサ42の検知温度の方
が低くなるように放熱能力可変装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷房専用空調装置
を含む冷凍装置、冷暖両方の空調装置を含む熱ポンプ装
置等として使用される冷媒循環式熱移動装置に関し、と
くに作動冷媒に非共沸混合冷媒を用いた装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】冷媒を循環させる回路に圧縮機、凝縮
器、膨張弁及び蒸発器を備え、圧縮機で圧縮された冷媒
が凝縮器で放熱しつつ凝縮、液化し、次いで膨張弁で膨
張されてから、蒸発器で吸熱しつつ蒸発した後、圧縮機
に戻されるようにした冷媒循環式熱移動装置は冷凍装置
または熱ポンプ装置として一般に知られている。
【0003】また、このような冷媒循環式熱移動装置は
空調装置として広く用いられており、この空調装置は、
冷媒回路に圧縮機、室内熱交換器、膨張弁及び室外熱交
換器を配設するとともに、冷媒循環経路を切替える四方
弁を設けている。そして、冷房時は、冷媒が圧縮機、四
方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器、四方弁、
圧縮機の順に循環することにより、室外熱交換器が凝縮
器、室内熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換器での
吸熱による冷房が行われ、一方、暖房時は、冷媒が圧縮
機、四方弁、室内熱交換器、膨張弁、室外熱交換器、四
方弁、圧縮機の順に循環することにより、室内熱交換器
が凝縮器、室外熱交換器が蒸発器となって、室内熱交換
器での放熱による暖房が行われるように冷媒回路を構成
している。
【0004】このような空調装置等として用いられる冷
媒循環式熱移動装置では、冷媒回路中の高圧側の圧力や
低圧側の圧力を圧力センサにより検知するとともに、飽
和温度マップからその圧力における飽和温度を算出し、
そのデータを各種制御に利用している。
【0005】ところで、最近、作動冷媒として沸点温度
の異なる複数種の冷媒を混合させた非共沸混合冷媒が開
発されているが、この非共沸混合冷媒を使用する場合、
上記飽和温度は冷媒の組成比によっても変化する。そし
て、予め使用する冷媒の組成比(低沸点成分と高沸点成
分との初期割合)を定めておいても、アキュムレータ等
に高沸点成分を多く含む液冷媒が滞留してその滞留量が
運転状態によって変化すること等により、循環冷媒の組
成比が運転中に種々変動する。
【0006】従って、非共沸混合冷媒を用いる場合に上
記飽和温度を正しく算出するには、運転中に上記循環冷
媒の組成比を調べる必要がある。
【0007】このため、例えば特公平5−66503号
公報に示されるように、冷凍サイクルにおいて、冷媒回
路中の凝縮器と減圧装置(膨張弁)との間に受液器(レ
シーバ)を設けるとともに、上記受液器内の飽和圧力及
び飽和温度を検知する検知器を設け、これらの検知器で
検知された飽和圧力及び飽和温度に基づいて非共沸混合
冷媒の組成比を算出するようにしたものが考えられてい
る。そして、この公報に示された冷凍装置では、上記の
ように非共沸混合冷媒の組成比を算出するとともに、蒸
発器出口の圧力及び温度を検知し、これらのデータに基
づき、圧縮機に吸入される冷媒の温度と上記飽和温度と
の差を加熱度として算出し、その加熱度が所定の大きさ
となるように上記減圧装置の開閉度を制御して、所謂ス
ーパーヒート制御を行うようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に示された装
置は、冷凍サイクルにおいて後記COPの向上等を図る
手法として、専らスーパーヒート制御のみを行ってい
る。しかし、例えば空調装置においてスーパーヒート制
御を行うようにした場合、暖房時で外気温度が低いとき
に、室外熱交換器で充分吸熱して出口部の冷媒温度を飽
和温度以上に加熱するということができないため、暖房
能力が低下するとともにCOPも低下する等の問題があ
る。
【0009】ところで、この種の冷媒循環式熱移動装置
においてCOPの向上等を図る手法として、上記スーパ
ーヒート制御のほかに、所謂サブクール制御があり、こ
の制御は、凝縮器の放熱能力の調節により過冷却を行う
ものであり、暖房時で外気温度が低い場合等にも有効に
COP向上を達成することができる。
【0010】ただし、上記非共沸混合冷媒を使用しつつ
サブクール制御を行う場合、組成比の演算等を上記公報
に示されるような方法で行うことができない。すなわ
ち、このサブクール制御は、後にも詳述するように、凝
縮器と膨張弁との間の温度を高圧側の飽和液温度よりも
所定量低くするように制御するものであって、この制御
では上記公報に示される凝縮器と減圧装置(膨張弁)と
の間の受液器(レシーバ)は必要とせず、また凝縮器と
減圧装置(膨張弁)との間の部分の温度は飽和温度とな
らない。従って、上記受液器に設けられた温度センサに
よる検知温度から組成比や飽和液温度を求めるようにす
ることができず、サブクール制御に適用することができ
なかった。
【0011】本発明は、上記の事情に鑑み、非共沸冷媒
を用いる場合において、サブクール制御を効果的に行う
ことができるようにしつつ、その制御に必要な循環冷媒
の組成比及び飽和液温度を正しく求めることができる冷
媒循環式熱移動装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機から吐
出した非共沸混合冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を経て
圧縮機に戻すように循環させる冷凍装置あるいは熱ポン
プ装置として使用される冷媒循環式熱移動装置におい
て、蒸発器出口から圧縮機の吸込み口までの低圧側冷媒
回路の途中で液冷媒を貯留するアキュムレータと、上記
低圧側冷媒回路の圧力を検知する低圧側圧力センサと、
上記低圧側冷媒回路の飽和蒸気温度を検知する低圧側飽
和蒸気温度センサと、圧縮機の吐出口から膨張弁までの
高圧側冷媒回路の圧力を検知する高圧側圧力センサと、
圧力及び温度の2つの要素に対応した飽和蒸気及び飽和
液の組成比データを記憶する記憶手段と、上記低圧側圧
力センサの検知圧力及び上記低圧側飽和蒸気温度センサ
の検知温度から上記組成比データに基づいて循環冷媒の
組成比を算出し、この組成比と上記高圧側圧力センサの
検知圧力とから上記組成比データに基づいて高圧側飽和
液温度を算出する演算手段と、凝縮器の放熱能力を変更
可能とする放熱能力可変装置と、上記高圧側冷媒回路の
うちで凝縮器出口から膨張弁までの部分の冷媒温度を検
知する膨張弁上流側冷媒温度センサと、上記演算手段に
より算出された高圧側飽和液温度より上記膨張弁上流側
冷媒温度センサの検知温度の方が低くなるように放熱能
力可変装置を制御する制御手段とを備えたものである。
【0013】この装置によると、上記演算手段で算出さ
れた高圧側飽和液温度と上記膨張弁上流側冷媒温度セン
サの検知温度との差に応じ、放熱能力可変装置が制御さ
れることにより、COP向上等に有利なサブクール制御
が行われる。この場合に、非共沸混合冷媒が使用されて
いるので、運転中に循環冷媒の組成比が変動するのに伴
って高圧側飽和液温度が変動し、この組成比や高圧側飽
和液温度を直接的に検知することは困難であるが、低圧
側飽和蒸気温度センサによる検知温度と低圧側圧力セン
サの検知圧力、高圧側圧力センサの検知圧力から、上記
組成比及び高圧側飽和液温度が正しく算出される。
【0014】この装置は、冷媒回路の途中に四方弁を配
置し、冷房時には非共沸冷媒が圧縮機から四方弁、凝縮
器として機能する室外熱交換器、膨張弁、蒸発器として
機能する室内熱交換器、四方弁を順に通って圧縮機に戻
るように循環し、暖房時には非共沸冷媒が圧縮機から四
方弁、凝縮器として機能する室内熱交換器、膨張弁、蒸
発器として機能する室外熱交換器、四方弁を順に通って
圧縮機に戻るように循環する構成とした空調装置に適用
する場合においては、圧縮機吸込み口と四方弁との間の
常時低圧側冷媒回路の途中で液冷媒を貯留するアキュム
レータと、蒸発器出口から圧縮機吸込み口までの低圧側
冷媒回路の圧力を検知する低圧側圧力センサと、上記常
時低圧側冷媒回路の飽和蒸気温度を検知する低圧側飽和
蒸気温度センサと、圧縮機の吐出口から膨張弁までの高
圧側冷媒回路の圧力を検知する高圧側圧力センサと、圧
力及び温度の2つの要素に対応した飽和蒸気及び飽和液
の組成比データを記憶する記憶手段と、上記低圧側圧力
センサの検知圧力及び上記低圧側飽和蒸気温度センサの
検知温度から上記組成比データに基づいて循環冷媒の組
成比を算出し、この組成比と上記高圧側圧力センサの検
知圧力とから上記組成比データに基づいて高圧側飽和液
温度を算出する演算手段と、凝縮器の放熱能力を変更可
能とする放熱能力可変装置と、上記高圧側冷媒回路のう
ちで凝縮器出口から膨張弁までの部分の冷媒温度を検知
する膨張弁上流側冷媒温度センサと、上記演算手段によ
り算出された高圧側飽和液温度より上記膨張弁上流側冷
媒温度センサの検知温度の方が低くなるように放熱能力
可変装置を制御する制御手段とを備える。
【0015】このようにすると、空調装置において、非
共沸冷媒の組成比及び高圧側飽和液温度の算出とそれに
基づくサブクール制御が精度よく行われる。
【0016】本発明の装置において、上記放熱能力可変
装置は、例えば凝縮器に対する送風用のファンと、この
ファンを回転数変更可能に駆動するファン駆動手段とで
構成し、あるいは、膨張弁を開度変更可能として、この
膨張弁とその開度を調節する手段とで構成すればよい。
【0017】また、本発明の装置において、アキュムレ
ータ内の所定低位液面レベルを検知する低位液面レベル
検知手段と所定高位液面レベルを検知する高位液面レベ
ル検知手段とを設け、アキュムレータ内の液面レベルが
上記所定低位液面レベルと上記所定高位液面レベルとの
間にあるときに、上記低圧側飽和蒸気温度センサによる
温度検知を行うようにすることが好ましい。
【0018】このようにすると、アキュムレータが設け
られている低圧側冷媒回路内の冷媒が飽和状態に保たれ
て、温度センサによる低圧側飽和蒸気温度の検知が適正
に行われる。
【0019】この場合、アキュムレータ内に冷媒加熱手
段を配置し、少なくともアキュムレータ内の液面レベル
が上記所定高位液面レベルを越えるときに上記冷媒加熱
手段を作動させる一方、少なくともアキュムレータ内の
液面レベルが上記所定低位液面レベルを下回るときに上
記冷媒加熱手段の作動を停止させるようにしておけば、
アキュムレータ内の液面レベルが上記所定低位液面レベ
ルと上記所定高位液面レベルとの間となるように調節さ
れる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0021】図1は、本発明の冷媒循環式熱移動装置の
一例としての空調装置を示す回路図である。この図に示
すように、空調装置1には、水冷式ガスエンジン2(以
下、エンジン2と略す)と、このエンジン2の出力軸3
にクラッチ4を介して連結された圧縮機5と、冷媒を循
環させる冷媒回路10と、上記エンジン2を冷却するた
めの冷却水回路50とが設けられている。冷媒として
は、沸点温度が異なる複数種の冷媒を混合した非共沸混
合冷媒が用いられており、例えば比較的低沸点の冷媒で
あるR32及びR125と比較的高沸点の冷媒であるR
134aを混合した冷媒が用いられている。
【0022】上記圧縮機5は、一般に知られているよう
に、上記エンジン2により駆動されて回転することによ
り、吸込み口から吸入した低圧の気相冷媒を圧縮し、高
圧にして吐出口から吐出するものであり、図示の例では
2個の単位圧縮機5a,5bを有するマルチ型圧縮機か
らなっている。
【0023】上記冷媒回路10は、圧縮機5から吐出さ
れる冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を通して圧縮機5に
戻すように循環させるための閉回路を構成している。当
実施形態では、冷房と暖房とに切換可能で、複数室の冷
暖房が可能な空調装置を構成すべく、冷媒循環経路を切
替えるための四方弁11と、複数台の室内熱交換器12
A〜12Nと、これらにそれぞれ具備される膨張弁13
A〜13Nと、2台の室外熱交換器14A,14B等が
冷媒回路10に組み込まれている。
【0024】すなわち、上記圧縮機5と四方弁11との
間には吐出側ライン15及び吸入側ライン16が配設さ
れており、上記吐出側ライン15は上流端側が圧縮機5
の吐出口に接続されるとともに下流端側が四方弁11の
第1ポート11aに接続され、上記吸入側ライン16は
上流端側が四方弁11の第3ポート11cに接続される
とともに下流端側が圧縮機5の吸込み口に接続されてい
る。
【0025】上記四方弁11の第2ポート11bからは
ライン17が導出され、このライン17が分岐して各室
内熱交換器12A〜12Nに達しており、この各室内熱
交換器12A〜1Nにそれぞれライン18を介して各膨
張弁13A〜13Nが接続されている。また、上記四方
弁11の第4ポート11dからはライン19が導出さ
れ、このライン19が分岐して各室外熱交換器14A,
14Bに達している。さらに、上記各室外熱交換器14
A,14Bに連なるラインが集合されるとともに上記膨
張弁13A〜13Nに連なるラインが集合され、これら
部分がライン20を介して接続されている。
【0026】そして、暖房時には、四方弁11が第1ポ
ート11aと第2ポート11bを連通するとともに第3
ポート11cと第4ポート11dを連通する状態とされ
ることにより、冷媒が圧縮機5から四方弁11、室内熱
交換器12A〜12N、膨張弁13A〜13N、室外熱
交換器14A,14B、四方弁11を順に通って圧縮機
5に戻されるように循環し、室内熱交換器12A〜12
Nが凝縮器、室外熱交換器14A,14Bが蒸発器とな
る。一方、冷房時には、四方弁11が第1ポート11a
と第4ポート11dを連通するとともに第3ポート11
cと第2ポート11bを連通する状態とされることによ
り、冷媒が圧縮機5から四方弁11、室外熱交換器14
A,14B、膨張弁13A〜13N、室内熱交換器12
A〜12Nをこの順に通って圧縮機5に戻されるように
循環し、室内熱交換器12A〜12Nが蒸発器、室外熱
交換器14A,14Bが凝縮器となるように構成されて
いる。
【0027】従ってこの冷媒回路10では、暖房時は圧
縮機5の吐出口から室内熱交換器12A〜12Nを経て
膨張弁13A〜13Nに至るまでが高圧側冷媒回路、膨
張弁13A〜13Nを過ぎてから室外熱交換器14A,
14Bを経て圧縮機5の吸込み口に至るまでが低圧側冷
媒回路となり、一方、冷房時は圧縮機5の吐出口から室
外熱交換器14A,14Bを経て膨張弁13A〜13N
に至るまでが高圧側冷媒回路、膨張弁13A〜13Nを
過ぎてから室内熱交換器12A〜12Nを経て圧縮機5
の吸込み口に至るまでが低圧側冷媒回路となる。また、
圧縮機5の吐出口と四方弁11との間の吐出側ライン1
5が常時高圧側冷媒回路を構成し、圧縮機5の吸込み口
と四方弁11との間の吸入側ライン16が常時低圧側冷
媒回路を構成する。
【0028】蒸発器よりも下流の低圧側冷媒回路にはア
キュムレータが設けられ、当実施形態では、上記吸入側
ライン16の途中にメインアキュムレータ21が介設さ
れるとともに、その下流にサブアキュムレータ34が介
設されている。
【0029】上記メインアキュムレータ21内には、冷
媒加熱手段としての熱交換器22が設けられている。ま
た、アキュムレータ21の所定高レベル位置と所定低レ
ベル位置とが、ストレーナ23及び毛細管24を有する
通路25とストレーナ26及び毛細管27を有する通路
28とによってそれぞれ下流側のラインに接続されると
ともに、これらの通路25,28に対して温度センサ2
9,30が設けられており、メインアキュムレータ21
内の液面レベルの上昇に応じて液相冷媒が通路25,2
8に導出されると、それに伴う温度変化が上記温度セン
サ29,30で検出される。こうして、アキュムレータ
内の所定高位液面レベルを検知する高位液面レベル検知
手段及び所定低位液面レベルを検知する低位液面レベル
検知手段が構成されている。
【0030】上記メインアキュムレータ21の底部に
は、ストレーナ32及び開閉弁33を有する通路31が
接続され、運転停止時等にメインアキュムレータ21内
の液冷媒を導出可能し得るようになっている。
【0031】上記サブアキュムレータ34には、液面レ
ベルの検出のため、ストレーナ35及び毛細管36を有
する通路37が所定レベル位置に接続されるとともに、
この通路37中の冷媒の温度を検出する温度センサ38
が設けられている。
【0032】さらに冷媒回路10には、低圧側圧力セン
サ39と、高圧側圧力センサ40と、低圧側飽和蒸気温
度センサ41と、膨張弁上流側冷媒温度センサ42,4
3が配設されている。上記低圧側圧力センサ39は、低
圧側冷媒回路の圧力を検知するものであって、例えば吸
入側ライン16の途中に設けられている。上記高圧側圧
力センサ40は、高圧側冷媒回路の圧力を検知するもの
であり、例えば吐出側ライン15の途中に設けられてい
る。
【0033】上記低圧側飽和蒸気温度センサ41は、低
圧側冷媒回路の飽和蒸気温度を検知するものであり、例
えば吸入側ライン16におけるメインアキュムレータ2
1より上流部に配置されている。また、膨張弁上流側冷
媒温度センサは、凝縮器出口から膨張弁までの部分の冷
媒温度を検知するものであり、具体的には、各室内熱交
換器12A〜12Nと各膨張弁13A〜13Nとの間の
ライン18に暖房時用の膨張弁上流側冷媒温度センサ4
2が設けられるとともに、室外熱交換器14A,14B
と膨張弁13A〜13Nとの間のライン20に冷房時用
の膨張弁上流側冷媒温度センサ43が設けられている。
【0034】45は室内温度センサ、46は室外熱交換
器14及び後記ラジエータ57に対して送風を行う室外
機側ファン、47は外気温センサ、48は圧縮機5に設
けられた圧縮機温度センサである。なお、上記吐出側ラ
イン15の途中には、冷媒中に混入するオイルを分離す
るためのオイルセパレータ80が介設されている。ま
た、室外熱交換器14A,14Bの冷媒の流量の調整等
のため、上記ライン20と吸入側ライン16との間に
は、制御弁82及びストレーナ83を有するライン81
が設けられている。さらに、圧力が異常に上昇した場合
などに吐出側ライン15から吸入側ライン16に冷媒を
バイパスさせるため、これらのライン15,16の間
に、ストレーナ85及び開閉弁86を有するライン84
が設けられている。
【0035】また、上記冷却水回路50は、ポンプ52
の吐出側から冷却水ライン51aが導出され、この冷却
水ライン51aがエンジン側ポンプ53を介してエンジ
ン2のウォータジャケット54の冷却水導入口に接続さ
れるとともに、このウォータジャケット54の冷却水導
出口からサーモスタット55を介して冷却水ライン51
bが導出され、これがリニア三方弁56に接続されてい
る。
【0036】上記リニア三方弁56からは冷却水ライン
51c,51eがそれぞれ導出されている。上記冷却水
ライン51cはラジエータ57に接続されており、ラジ
エータ57から導出された冷却水ライン51dは上記ポ
ンプ52の吸入側に接続されている。一方、上記冷却水
ライン51eは、上記アキュムレータ21に設けられた
熱交換器22に至り、この熱交換器22を経て上記冷却
水ライン51dに接続されている。
【0037】上記リニア三方弁56は、冷却水ライン5
1c,51eの冷却水量の割合をリニアに変えることが
できるようになっている。そして、冷却水回路10にお
いて、エンジン2から熱を受け取った冷却水が上記リニ
ア三方弁56に導かれ、さらにこのリニア三方弁56の
作動位置に応じた量だけ冷却水ライン51eを介して上
記熱交換器22に導かれることにより、この熱交換器2
2でアキュムレータ21内の冷媒に熱が供給され、その
供給熱量が上記リニア三方弁56によって調節されるよ
うになっている。
【0038】なお、上記エンジン2には吸気管90を介
してエアクリーナ91及びミキサー92が接続され、こ
のミキサー92には、流量制御弁93、ガバナ94等を
有する燃料供給管95が接続されている。エンジン2の
排気管96には排気ガス熱交換器97、排気サイレンサ
98及びミストセパレータ99が介設されている。
【0039】次に、上記空調装置1の制御系について図
3のブロック図を用いて説明する。なお、この図では主
に冷媒回路10に関する制御系の構成を示している。
【0040】同図に示すように、空調装置1の制御系
は、上記各室内熱交換器12A〜12N及び膨張弁13
A〜13N等が設けられている室内機60A〜60Nを
制御する室内機制御装置61A〜61Nと、上記圧縮機
5、室外熱交換器14A,14B、四方弁11、アキュ
ムレータ21,22等が設けられている室外機ユニット
を制御する室外機制御装置62とを備え、室内機制御装
置61A〜61Nと室外機制御装置62とが互いに関連
して制御を行なうことができるように電気的に接続され
ている。
【0041】上記各室内機制御装置61A〜61Nに
は、膨張弁13A〜13N、暖房時用の膨張弁上流側冷
媒温度センサ42及び室内温度センサ45が接続され、
さらに、室内熱交換器に対する送風用のファン64と、
オンオフスイッチや温度設定キーを備えた操作部63が
接続されている。そして、例えば上記操作部63を介し
て希望温度が入力されると、室内機制御装置61によ
り、室内温度センサ45で室内温度が求められるととも
に、この温度と上記希望温度との差が求められ、この温
度差を減少させるべく上記ファン64の出力が制御され
るようになっている。
【0042】一方、上記室外機制御装置62には、エン
ジン2、四方弁11、リニア三方弁56、室外機側ファ
ン46等の制御対象要素が接続されるとともに、低圧側
飽和蒸気温度センサ41、冷房時用の膨張弁上流側冷媒
温度センサ43、メインアキュムレータ21の液面レベ
ルを検知するための温度センサ29,30、高圧側圧力
センサ40、低圧側圧力センサ39、外気温センサ4
7、圧縮機温度センサ48等の制御入力要素が接続され
ている。さらに、非共沸混合冷媒の圧力及び温度に対応
した飽和蒸気及び飽和液の組成比データを記憶するとと
もに、制御のための各種データ及びプログラム等を記憶
する記憶手段65が室外機制御装置62に接続されてい
る。
【0043】上記室外機制御装置62は、各室内機60
の冷暖切換えに応じて前述のように冷媒回路10での冷
媒の循環方向を切換えるべく四方弁11を切替制御す
る。さらに室外機制御装置62は、低圧側圧力センサ3
9の検知圧力及び低圧側飽和蒸気温度センサ41の検知
温度から上記組成比データに基づいて組成比を算出する
演算手段としての機能を有している。
【0044】また、上記各制御装置61A〜61N,6
2は、運転性能向上等のため、後に詳述するようなサブ
クール制御として、高圧側飽和液温度より膨張弁上流側
冷媒温度センサ42または43の検知温度の方が低くな
るように、凝縮器の放熱能力を変更可能とする放熱能力
可変装置を制御する。
【0045】なお、上記放熱能力可変装置は、例えば上
記膨張弁13とその開度を調節する手段とで構成され
る。あるいは、凝縮器対する送風用のファン(暖房時に
は室内機側のファン64、冷房時には室外機側のファン
46)と、このファン64または46を回転数変更可能
に駆動するファン駆動手段とで放熱能力可変装置を構成
してもよい。
【0046】さらに上記制御装置62は、液面レベル検
知のための温度センサ29,30の出力に応じてメイン
アキュムレータ21内の熱交換器22の作動(熱交換器
22への冷却水の供給)をコントロールする。すなわ
ち、少なくとも、メインアキュムレータ21内の液面レ
ベルが所定高位液面レベルとなったことを温度センサ2
9により検知したときには、上記熱交換器22を作動状
態(冷却水供給状態)とするようにリニア三方弁56を
制御し、少なくとも、メインアキュムレータ21内の液
面レベルが所定低位液面レベルとなったことを温度セン
サ29により検知したときには、上記熱交換器22を作
動停止状態(冷却水を供給しない状態)とするようにリ
ニア三方弁56を制御する。そして、上記液面レベルが
所定低位液面レベルと所定高位液面レベルとの間にある
状態において、上記低圧側飽和蒸気温度センサ41によ
る温度検知が行われるようになっている。
【0047】図4は、上記組成比検出とそれに基づく制
御を、フローチャートで示している。このフローチャー
トの処理がスタートすると、先ず低圧側飽和蒸気温度セ
ンサ41により低圧側飽和蒸気温度TP2が検知される
(ステップS1)とともに、低圧側圧力センサ39によ
り低圧側圧力P2 が検知され、これらの温度TP2及び圧
力P2 から、組成比データとしての第4図に示すような
気液平衡線図に基づき、循環冷媒の組成比ηが算出され
る(ステップS3)。さらに、高圧側圧力センサ40に
より高圧側圧力P1 が検知され(ステップS4)、この
高圧側圧力P1 と上記の算出された組成比ηとから、気
液平衡線図に基づき、高圧側飽和液温度TP1が算出され
る(ステップS5)。
【0048】組成比η及び高圧側圧力P1 の算出の仕方
を具体的に説明する。図4の気液平衡線図は、横軸を組
成比(ここでは非共沸混合冷媒中の高沸点成分の割合を
いう)、縦軸を冷媒温度とし、冷媒圧力Pが一定の高圧
側圧力P1 の場合の飽和蒸気線G1 及び飽和液線L1
と、冷媒圧力Pが一定の低圧側圧力P2 の場合の飽和蒸
気線G2 及び飽和液線L2 とを示している。そして、低
圧側冷媒回路のアキュムレータ21の上流部に設けられ
ている温度センサ43により検知される温度は低圧側圧
力P2 での飽和蒸気温度となるので、飽和蒸気線G2
でこの温度TP2に対応する点の横軸の値を求めれば、こ
れが循環冷媒の組成比ηとなる。
【0049】さらに、高圧側圧力P1 での飽和液線L1
上で上記組成比ηに対応する点の縦軸の値を求めれば、
これが高圧側飽和液温度TP1となる。
【0050】なお、上述のように組成比η及び高圧側飽
和液温度TP1は図4中に示す気液平衡線図に基づいて求
めることができるが、現実的な演算の手法としては、図
5に示すように組成比(η0…ηj…ηn)及び圧力(P0
…Pi…Pm)に対応させて飽和蒸気温度(TG00……T
Gmn)及び飽和液温度(TL00……TLmn)を示す気液平
衡線図マップを予め作成して記憶手段65に記憶させて
おき、このマップから、低圧側圧力P2 と低圧側飽和蒸
気温度TP2とに応じた組成比ηの算出、及び組成比ηと
高圧側圧力P1 とに応じた高圧側飽和液温度TP1の算出
を行うようにすればよい。
【0051】図3中のステップS5での上記高圧側飽和
液温度TP1の算出に続いては、冷房運転か暖房運転かの
判別が行なわれ(ステップS6)、暖房時には、冷媒温
度センサ42により、室内熱交換器12A〜12Nと膨
張弁13A〜13Nとの間の冷媒温度が膨張弁上流側冷
媒温度T1 として検知され(ステップS7)、一方、冷
房時には、冷媒温度センサ43により、室外熱交換器1
4A,14Bと膨張弁13A〜13Nとの間の冷媒温度
が膨張弁上流側冷媒温度T1 として検知される(ステッ
プS8)。
【0052】次に、上記高圧側飽和液温度TP1と膨張弁
上流側冷媒温度T1 との差が過冷却度SCとして求めら
れ(ステップS9)、この過冷却度SCが予め設定され
た目標値となるように放熱能力可変装置が制御される
(ステップS10)。すなわち、例えば膨張弁13A〜
13Nとその開度を調節する手段とで放熱能力可変装置
が構成される場合は上記過冷却度SCと目標値との比較
に基づいて膨張弁開度が補正され、あるいは凝縮器に対
するファン及びファン駆動手段により放熱能力可変装置
が構成される場合は上記過冷却度SCと目標値との比較
に基づいてファン回転数が補正されることにより、上記
高圧側飽和液温度TP1よりも膨張弁上流側冷媒温度T1
の方が所定量だけ低くなるように凝縮器の放熱能力が調
節される。
【0053】以上のような当実施形態の空調装置の作用
を、次に説明する。
【0054】空調装置1が暖房運転される場合には、前
述のように室内熱交換器12A〜12Nが凝縮器、室外
熱交換器14A,14Bが蒸発器として働くように冷媒
が循環されて、室内熱交換器12での冷媒の凝縮に伴う
放熱で暖房が行われ、一方、空調装置1が冷房運転され
る場合には、前述のように室外熱交換器14A,14B
が凝縮器、室内熱交換器12A〜12Nが蒸発器として
働くように冷媒が循環されて、室内熱交換器12A〜1
2Nでの冷媒の蒸発に伴う吸熱で冷房が行われる。
【0055】上記暖房時、冷房時のいずれにおいても、
図3のフローチャートに示す処理によりサブクール(過
冷却)制御が行なわれる。
【0056】ここで、サブクール制御とは、高圧側の膨
張弁近傍の冷媒温度を飽和液温度よりも低くなるように
冷却すべく、凝縮器の放熱能力を制御することをいう。
具体的には、例えば膨張弁開度の調節により上記放熱能
力を制御する場合、膨張弁上流側冷媒温度の検出値に応
じ、この温度を飽和液温度以下の所定値にまで低下させ
るように膨張弁開度を絞る方向に補正することをいう。
【0057】このサブクール制御によると、冷凍サイク
ルのP−h線図が図6のようになる。すなわち、気相冷
媒が圧縮機5で圧縮されて圧力P及びエンタルピhが上
昇(a→b)した後、凝縮器(暖房時は室内熱交換器1
2A〜12N、冷房時は室外熱交換器14A,14B)
で凝縮、放熱されてエンタルピhが低下するに伴い冷媒
が気相から液相へと変化し(b→c)、この際に飽和液
温度を大きく下回るように冷媒が過冷却され、サブクー
ル制御が行なわれる。次いで液相冷媒が膨張弁13A〜
13Nで膨張されて低圧となり(c→d)、さらに蒸発
器(暖房時は室外熱交換器14A,14B、冷房時は室
内熱交換器12A〜12N)で凝縮、放熱されてエンタ
ルピhが上昇する(d→a)。なお、SCiは過冷却に
よるエンタルピ変化分である。
【0058】このサブクール制御より、COP(成績係
数)が高められ、空調装置の性能が高められる。
【0059】すなわち、上記COPは、冷凍サイクルの
能率を表すものであって、圧縮機5での圧縮によるエン
タルピ上昇量をA、蒸発器での蒸発によるエンタルピ上
昇量をBとすると(図6参照)、暖房時と冷房時におい
てそれぞれ次のようになる。
【0060】 (暖房時) COP=(A+B)/A … (冷房時) COP=B/A … そして、サブクール制御が行われると、過冷却によるエ
ンタルピ変化分SCiだけ上記,式中のBの値が大
きくなるため、暖房時、冷房時のいずれにおいてもCO
Pが向上されることとなる。
【0061】また、非共沸冷媒が用いられている空調装
置において上記サブクール制御が行われると、アキュム
レータ21内に液冷媒が滞留し、この滞留した液冷媒中
には非共沸冷媒のうちで液化し易い高沸点成分(例えば
R134a)の割合が多くなることにより、圧縮機5に
吸入される気相冷媒中の低沸点成分(例えばR32、R
125)の割合が初期充填割合よりも増大するというよ
うに、循環冷媒の組成比は運転中に変動する。そして、
組成比ηが変動するとそれに伴って飽和液温度TP1が変
動するため、上記サブクール制御を適正に行うには、飽
和液温度TP1と冷媒温度センサ42による検知温度T1
との偏差を所定値に保つべく膨張弁開度等の調整を行う
ことが要求される。
【0062】このような要求を満足するため、温度及び
圧力の検知に基づいて上記組成比η及び飽和液温度TP1
が算出される。
【0063】この場合に、蒸発器出口より下流側の低圧
冷媒回路に設けられているアキュムレータ21にある程
度の液冷媒が貯留している状態では、蒸発器出口より下
流側の低圧冷媒回路中の冷媒の状態は図6中に示す飽和
蒸気線上のa点の状態となり、つまり飽和蒸気となって
いるので、蒸発器出口とメインアキュムレータ21との
間の低圧冷媒回路に設けられた温度センサ41による検
知温度TP2は低圧側飽和蒸気温度となる。とくに熱交換
器22への冷却水供給の制御によりメインアキュムレー
タ21内の液面レベルが所定低位液面レベルと所定高位
液面レベルとの間に保たれるようにしておけば、低圧側
飽和蒸気温度が精度良く検知される。
【0064】そして、この低圧側飽和蒸気温度に相当す
る検知温度TP2と低圧側圧力センサ39による検知圧力
2 とから循環冷媒の組成比ηが正しく算出され、さら
にこの組成比ηと高圧側圧力センサ40による検知圧力
1 とから高圧側飽和液温度TP1が正しく算出される。
従って、上記サブクール制御が精度良く行われることと
なる。
【0065】なお、上記実施形態では暖房時、冷房時と
もサブクール制御を行うようにしているが、上記サブク
ール制御と、低圧側飽和蒸気温度よりも圧縮機吸込み口
温度が高くなるように膨張弁開度等を制御する所謂スー
パーヒート制御とを運転状態に応じて使い分け、例え
ば、図1に示すような構造に加えて、冷房時に凝縮器と
なる室外熱交換器と膨張弁との間にレシーバタンクを設
けるとともに、このレシーバタンクにも温度センサを配
置しておいて、暖房時にサブクール制御を行う一方、冷
房時にスーパーヒート制御を行うようにしてもよい。
【0066】また、本発明は上記実施形態に示す空調装
置に限らず、冷凍装置あるいは各種熱ポンプ装置に適用
することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明は、圧縮機から吐出した非共沸混
合冷媒を凝縮器、膨張弁、蒸発器を経て圧縮機に戻すよ
うに循環させる冷媒循環式熱移動装置において、蒸発器
より下流の低圧側冷媒回路にアキュムレータを設けると
ともに、低圧側圧力センサ、低圧側飽和蒸気温度セン
サ、高圧側圧力センサ、膨張弁上流側冷媒温度センサ及
び放熱能力可変装置を設け、低圧側圧力センサの検知圧
力及び低圧側飽和蒸気温度センサの検知温度から組成比
データに基づいて循環冷媒の組成比を算出し、この組成
比と高圧側圧力センサの検知圧力とから高圧側飽和液温
度を算出し、この高圧側飽和液温度より上記膨張弁上流
側冷媒温度センサの検知温度の方が低くなるように放熱
能力可変装置を制御するようにしているため、非共沸混
合冷媒を使用しつつCOP向上等に有利なサブクール制
御を効果的に行うことができる。とくに、上記低圧側飽
和蒸気温度、低圧側圧力及び高圧側圧力の検知に基づ
き、非共沸混合冷媒を使用した場合に運転中に変動する
組成比及び高圧側飽和液温度を適正に算出し、サブクー
ル制御を精度よく行うことができる。
【0068】この装置において、アキュムレータ内の液
面レベルが上記所定低位液面レベルと上記所定高位液面
レベルとの間にあるときに低圧側飽和蒸気温度センサに
よる温度検知を行うようにすれば、低圧側飽和蒸気温度
を精度よく検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調装置に適用した本発明の一実施形態を示す
全体回路図である。
【図2】空調装置の制御系統を示すブロック図である。
【図3】組成比検出及びそれに基づく制御の一例を示す
フローチャートである。
【図4】気液平衡線図である。
【図5】気液平衡線図マップを示す図である。
【図6】サブクール制御時のモリエール線図である。
【符号の説明】
5 圧縮機 10 冷媒回路 11 四方弁 12A〜12N 室内熱交換器 13A〜13N 膨張弁 14A,14B 室外熱交換器 21,34 アキュムレータ 22 熱交換器 39 低圧側圧力センサ 40 高圧側圧力センサ 41 低圧側飽和蒸気温度センサ 42,43 膨張弁上流側冷媒温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 13/00 F25B 13/00 K N

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から吐出した非共沸混合冷媒を凝
    縮器、膨張弁、蒸発器を経て圧縮機に戻すように循環さ
    せる冷凍装置あるいは熱ポンプ装置として使用される冷
    媒循環式熱移動装置において、 蒸発器出口から圧縮機の吸込み口までの低圧側冷媒回路
    の途中で液冷媒を貯留するアキュムレータと、 上記低圧側冷媒回路の圧力を検知する低圧側圧力センサ
    と、 上記低圧側冷媒回路の飽和蒸気温度を検知する低圧側飽
    和蒸気温度センサと、 圧縮機の吐出口から膨張弁までの高圧側冷媒回路の圧力
    を検知する高圧側圧力センサと、 圧力及び温度の2つの要素に対応した飽和蒸気及び飽和
    液の組成比データを記憶する記憶手段と、 上記低圧側圧力センサの検知圧力及び上記低圧側飽和蒸
    気温度センサの検知温度から上記組成比データに基づい
    て循環冷媒の組成比を算出し、この組成比と上記高圧側
    圧力センサの検知圧力とから上記組成比データに基づい
    て高圧側飽和液温度を算出する演算手段と、 凝縮器の放熱能力を変更可能とする放熱能力可変装置
    と、 上記高圧側冷媒回路のうちで凝縮器出口から膨張弁まで
    の部分の冷媒温度を検知する膨張弁上流側冷媒温度セン
    サと、 上記演算手段により算出された高圧側飽和液温度より上
    記膨張弁上流側冷媒温度センサの検知温度の方が低くな
    るように放熱能力可変装置を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする冷媒循環式熱移動装置。
  2. 【請求項2】 冷媒回路の途中に四方弁を配置し、冷房
    時には非共沸冷媒が圧縮機から四方弁、凝縮器として機
    能する室外熱交換器、膨張弁、蒸発器として機能する室
    内熱交換器、四方弁を順に通って圧縮機に戻るように循
    環し、暖房時には非共沸冷媒が圧縮機から四方弁、凝縮
    器として機能する室内熱交換器、膨張弁、蒸発器として
    機能する室外熱交換器、四方弁を順に通って圧縮機に戻
    るように循環する構成とした、空調装置として使用され
    る冷媒循環式熱移動装置において、 圧縮機吸込み口と四方弁との間の常時低圧側冷媒回路の
    途中で液冷媒を貯留するアキュムレータと、 蒸発器出口から圧縮機吸込み口までの低圧側冷媒回路の
    圧力を検知する低圧側圧力センサと、 上記常時低圧側冷媒回路の飽和蒸気温度を検知する低圧
    側飽和蒸気温度センサと、 圧縮機の吐出口から膨張弁までの高圧側冷媒回路の圧力
    を検知する高圧側圧力センサと、 圧力及び温度の2つの要素に対応した飽和蒸気及び飽和
    液の組成比データを記憶する記憶手段と、 上記低圧側圧力センサの検知圧力及び上記低圧側飽和蒸
    気温度センサの検知温度から上記組成比データに基づい
    て循環冷媒の組成比を算出し、この組成比と上記高圧側
    圧力センサの検知圧力とから上記組成比データに基づい
    て高圧側飽和液温度を算出する演算手段と、 凝縮器の放熱能力を変更可能とする放熱能力可変装置
    と、 上記高圧側冷媒回路のうちで凝縮器出口から膨張弁まで
    の部分の冷媒温度を検知する膨張弁上流側冷媒温度セン
    サと、 上記演算手段により算出された高圧側飽和液温度より上
    記膨張弁上流側冷媒温度センサの検知温度の方が低くな
    るように放熱能力可変装置を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする冷媒循環式熱移動装置。
  3. 【請求項3】 凝縮器に対する送風用のファンと、この
    ファンを回転数変更可能に駆動するファン駆動手段とで
    放熱能力可変装置を構成したことを特徴とする請求項1
    または2記載の冷媒循環式熱移動装置。
  4. 【請求項4】 膨張弁を開度変更可能とし、この膨張弁
    とその開度を調節する手段とで放熱能力可変装置を構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の冷媒循環
    式熱移動装置。
  5. 【請求項5】 アキュムレータ内の所定低位液面レベル
    を検知する低位液面レベル検知手段と所定高位液面レベ
    ルを検知する高位液面レベル検知手段とを設け、アキュ
    ムレータ内の液面レベルが上記所定低位液面レベルと上
    記所定高位液面レベルとの間にあるときに、上記低圧側
    飽和蒸気温度センサによる温度検知を行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷媒
    循環式熱移動装置。
  6. 【請求項6】 アキュムレータ内に冷媒加熱手段を配置
    し、少なくともアキュムレータ内の液面レベルが上記所
    定高位液面レベルを越えるときに上記冷媒加熱手段を作
    動させる一方、少なくともアキュムレータ内の液面レベ
    ルが上記所定低位液面レベルを下回るときに上記冷媒加
    熱手段の作動を停止させるようにしたことを特徴とする
    請求項5記載の冷媒循環式熱移動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002097343A1 (en) * 2001-05-31 2002-12-05 Geoung-Su Yoo Cooling system having no cooling tower and being capable of purifying cooling water by oxidation/reduction method
JP2016027296A (ja) * 2014-07-02 2016-02-18 旭硝子株式会社 熱サイクルシステム

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