JPH1039265A - 電気光学素子 - Google Patents
電気光学素子Info
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- JPH1039265A JPH1039265A JP8215268A JP21526896A JPH1039265A JP H1039265 A JPH1039265 A JP H1039265A JP 8215268 A JP8215268 A JP 8215268A JP 21526896 A JP21526896 A JP 21526896A JP H1039265 A JPH1039265 A JP H1039265A
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Abstract
かつ、光ビームを所望の強度で移行できる電気光学素子
を提供し、その電気光学素子を用いた波長フィルタ、光
強度変調器等を提供すること。 【解決手段】 強誘電性基板1と、この強誘電性基板1
中に所定形状に形成された分極反転ドメイン2とを有
し、この分極反転ドメイン2のドメイン壁2a、2bの
少なくとも一つが前記強誘電性基板1の主面3、4に対
して垂直もしくはほぼ垂直であり、光ビーム51が前記
ドメイン壁を少なくとも二つ通過するように構成され、
かつ、光ビーム51の伝搬方向に沿う、主面3、4とは
異なる強誘電性基板1の側面5、6に電極41、42が
設けられ、これら電極間に電圧を印加して入射光の偏波
方向を変化させる電気光学素子10。
Description
し、特に電気光学効果を利用して光ビームの偏光状態を
制御する電気光学素子に関するものである。
た種々の光ビームの制御が盛んに行われている。電気光
学効果は、その応答速度が高速であるため、その特性を
用いて光ビームの高速な強度変調器や位相変調器などが
作製されている。
は、異方性結晶を用いたλ/2、λ/4等の位相板があ
る。
偏光状態を制御するためには、その位相板自体を回転さ
せ、入射光の偏波面に対してその結晶軸を調整している
が、これは機械的な動作となってしまうため、その制御
速度は遅く、また偏光状態の制御性が不十分となること
がある。
す偏光器として、偏光子と検光子とを組み合わせて構成
した装置がある。偏光子から出射される光ビームは、理
想的には、偏光状態が一定した完全偏光であることが望
ましいが、実際には他の偏光成分を含んでいるため、こ
れをカットする検光子を用いている。
み合わせにおいては、光ビームの強度(パワー)移行率
が十分ではなく、またその強度の制御も容易ではない。
ームの偏光状態を高速で正確に制御でき、かつ、光ビー
ムを所定の強度で所定の偏光状態に移行できる電気光学
素子、例えば波長フィルタ、光強度変調器等を提供する
ことにある。
性基体と、この強誘電性基体中に所定形状に形成された
分極反転ドメインとを有し、この分極反転ドメインのド
メイン壁の少なくとも一つが前記強誘電性基体の主面に
対して垂直もしくはほぼ垂直であり、光ビームが前記ド
メイン壁を少なくとも二つ通過するように構成され、か
つ、前記光ビームの伝搬方向に沿う、前記主面とは異な
る前記強誘電性基体の側面に電極が設けられている電気
光学素子(以下、本発明の電気光学素子又は素子と称す
る。)に係るものである。
電性基体の側面」とは、例えば図1に示すように、光ビ
ームの伝搬方向をx、強誘電性基体の自発分極の方向を
zとしたときの(x,y,z)直交座標系において、強
誘電性基体のy軸方向における面(図1では側面5、
6)を意味する。
電気光学素子の、主面とは異なる強誘電性基体の側面に
設けられた電極に所定の電圧を印加することによって、
光ビームが分極反転ドメイン中で偏光状態が変化せしめ
られて、ドメイン壁を少なくとも二つ通過してドメイン
から出射するので、光ビームの偏光状態を高速で正確に
制御することが可能であり、かつ、光ビームのパワーも
所定の強度で移行させることができる。
垂直もしくはほぼ垂直になるように選ぶことにより、素
子中の光ビームの伝搬方向が常に主面に平行になり、素
子中で光ビームを安定して伝搬することができる。
極反転ドメイン及び電極を有する強誘電性基体のみで構
成される場合に限らず、その前後に設けられた偏光子及
び/又は検光子も含めてよい概念である。
は、伝搬する光ビームが前記ドメイン壁に対し所定の入
射角で入射し、前記ドメイン壁が所定の周期で積層さ
れ、強誘電性基体の対向した両側面に設けられた電極間
に電圧を印加することによって、出射される光ビームの
偏光状態を変化させることが望ましい。
(即ち、積層周期)は、光ビームの波長及び周波数、か
つ、その偏光角によって異なる(詳細は後述する)。
前記強誘電性基体の対向した両側面のほぼ全域に亘って
電極がそれぞれ設けられ、これらの電極間に印加する電
圧に応じて、出射される光ビームの偏向状態を変化させ
るようにすると、光ビームの伝搬方向を基体の側面と平
行に安定に保ち、光ビームの不要な発散を防止できる。
1-X O3 (但し、0≦x≦1)の結晶からなり、ドメイ
ン壁の辺の方向が前記結晶のミラー面と平行であると、
ドメイン壁の平面度を向上させ、偏光を良好に行わせる
ことができる。
O3 (但し、0≦x≦1)の結晶であるニオブ酸リチウ
ム(LiNbO3 )、タンタル酸リチウム(LiTaO
3 )が使用可能であり、或いはKTP(KTiOP
O4 )等の結晶を用いることもできる。
基体の光ビーム入射側に偏光子、光ビーム出射側に検光
子をそれぞれ配置したものが好ましいが、いずれか一方
に配置してもよい場合がある。
成において、前記強誘電性基体の光ビーム出射側に、直
線偏波である入射光の偏波面方向と交差する偏波面を有
する出射光が通過する検光子を設け、かつ印加電圧を所
定の電圧値にすることにより、所定の波長を有する前記
出射光のみを通過させる例えば透過型フィルタを構成で
きる。なお、検光子は直線偏波である入射光の偏波面方
向と直交していてもよいし、それ以外の角度で設けられ
てもよい。
誘電性基体の光ビーム出射側に、直線偏波である入射光
の偏波面方向と交差する偏波面を有する出射光が通過す
る検光子を設け、かつ、印加電圧を変化させることによ
り、前記出射光の強度を変調する例えば光強度変調器を
構成できる。なお、この場合も、検光子は直線偏波であ
る入射光の偏波面方向と直交していてもよいし、それ以
外の角度で設けられてもよい。
例えば、前記強誘電性基体の対向した両主面に電極をそ
れぞれ設け、少なくとも一方の主面には所定形状の電極
が設けられ、前記両主面間に電圧を印加することによっ
てそれぞれの分極反転ドメインが所定形状に形成される
(所望の形状に分極が反転する)。
面に、電子線又は負電荷を有する荷電粒子を照射するこ
とによってそれぞれの分極反転ドメインが所定形状に形
成される(所望の形状に分極が反転する)。
面に、正電荷を有する荷電粒子を照射することによって
それぞれの分極反転ドメインが形成される(所望の形状
に分極が反転する)。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。
て光の偏光状態を制御するときの原理について述べる。
学素子10は、基本的には、強誘電体基板1と、この基
板中に作製されかつ光の伝搬方向に沿って周期的に配置
された直方体状の分極反転ドメイン2と、基板1の主面
3、4に垂直であって光の伝搬方向に対して平行な両側
面5、6の全面に設けられた矩形状の電極41、42
と、これらの電極間に電圧を印加するための電気信号源
21とから構成されている。
示す自発分極の方向)と分極反転ドメイン2の結晶の方
向(図中の下向き矢印で示す自発分極の方向)とは、互
いに180度反転している。そして、ドメイン2のドメ
イン壁2a、2bは強誘電体基板1の主面3、4に対し
てほぼ垂直であり、光ビーム(入射光)51はこれらの
ドメイン壁を2a、2b、2a、2b・・・と繰り返し
通過する。
ら入射し、基板1とドメイン2とを交互に通過しなが
ら、反対側の端面8から出射する。
えばニオブ酸リチウム(LiNbO3 )で形成されてい
る。
るとすると、x軸及びy軸方向の屈折率はno (即ち、
常光線の屈折率)、z軸方向の屈折率はne (即ち、異
常光線の屈折率)となり、異なった屈折率を有する。
向に偏光している光、即ち常光線は、x軸及びy軸方向
の屈折率no を感じ、z軸方向に偏光している光、即ち
異常光線は、z軸方向の屈折率ne を感じることとな
る。即ち、両者は素子中を伝搬する際、伝搬速度が異な
り、両者に位相差が生じることになる。
態の変化を得ることはできないため、両光線の位相を合
わせること(位相整合)が必要となる。
圧が印加されたとき、素子内部にはy軸方向において素
子全体にわたって均一に電界Ey が生じる(Ex =Ez
=0、Ey ≠0)。
ように、電気光学効果により基板1の屈折率楕円体の主
軸方向がy−z面内で回転するようになり、この回転角
θは公知の次式で与えられる。 θ=(1/2)tan-1(2r51Ey/(ne -2−no -2))・・・(1) (但し、r51は、物質の結晶の方向によって異なる電気
光学定数である。)
きの屈折率変化をベクトルを用いて概略的に示したもの
である。
楕円体の主軸が回転することにより、偏波面が直交する
(即ち、y軸方向とz軸方向)二つの光波が結合するよ
うになり、その結合係数κは近似的に以下の式で表され
る。 κ=(π/λ)×n3 ×r51×Ey・・・(2) (ここで、λは伝搬光ビームの波長である。)
波面が直交する両光波は、素子中の伝搬定数が異なるた
め、両者の結合はわずかでしかない。
の結晶軸が反転しているため、図2の電界印加による主
軸の回転方向は互いに反対になり、この回転による主軸
のy軸方向成分は相加的に結合される。
くに交互に繰り返して光ビーム搬送方向に配することに
より、その繰り返し周期をグレーティングとして利用
し、これによって、y軸方向の偏波光とz軸方向の偏波
光との位相を整合させることのできるグレーティングと
し、このグレーティングにより両偏波光は100%の結
合が可能となる。
グ周期Λは以下の式で表される。 Λ=λ/(no −ne )・・・(3)
Λが式(3)を満たしていれば、光ビームが素子中を伝
搬していくと、両偏波光がお互いに強度(パワー)移行
する(即ち、位相整合する)ようになる。ここで、完全
結合長L、常光線の強度(パワー)移行率η、異常光線
の強度(パワー)移行率η0 とすれば、特に、位相整合
が完全に満たされているときは公知の如く、 η=η0 =sin2(|κ|L)・・・(4) の関係が成り立つ。
光が位相整合されたときの強度が最大のとき、最大完全
結合長Lは、 L=π/2|κ|・・・(5) となり、この長さを伝搬すると、或いは、この長さの奇
数倍のとき、完全な強度(パワー)移行(位相整合)が
起こる。
を有する直線偏光であった場合、式(3)を満たしてい
れば、電界Eyがないときには、そのままz軸方向の直
線偏波光が出射されるが、電界Eyが大きくなると、や
がて出射光は両直交偏波光が次第に結合するようにな
り、z軸方向の偏波から直線偏波を保ったままy軸の方
へ回転し始め、電界Eyが式(5)を満たす条件になる
と、出射光はy軸方向の偏波面を有する直線偏光へと変
換され、100%結合(位相整合)する。なお、図1で
は、出射光52として偏波方向が入射光51とは異なっ
た光ビームが得られる状態を示しているが、上記の説明
に従えば、出射光52の偏波方向がy軸方向となるよう
に設定できる。
としてもよく、その場合の出射光はz軸方向偏波の直線
偏波へと変換される。
光の原理は、文献:「光集積回路」(西原浩等、昭和6
0年2月発行)のP67〜P143を参照した。
方法の例について説明する。
2の形成、次に電極41、42の形成、更に端面7、8
の光学研磨と無反射コートの被着であるが、以下に各工
程について詳細に説明する。
によれば、例えば図4にニオブ酸リチウム(LiNbO
3 )基板1への電界印加方向を概念的に示すように、ニ
オブ酸リチウムのz板1の+z面(+c面)上に形成す
るドメインの形状の電極43を導電膜(例えばアルミニ
ウム膜の被着と通常のリソグラフィ技術によるもの)で
形成すると共に、z板1の−z面(−c面)上に平面電
極44を形成し、+z面上の電極43が−z面上の電極
44より高電位になるように、電源61によって例えば
20kV/mm以上の電界を室温中で印加する。
反転された複数のドメイン2を電極43とほぼ同一パタ
ーンに形成し、図1に示した如き素子10を作製する。
この場合、電極43及び44は除去してもよいし、その
まま残してもよい。
電極除去の際のドメインに与えるダメージが全くなく、
また電極除去の手間を省くことになる。
メイン形成方法と類似の方法が、文献(山田正裕等、”
疑似位相整合導波路型SHG素子”、電子情報通信学会
論文誌 C-I 、Vol. J77-C-I、No.5、pp. 206-213(199
4))にも述べられている。但し、この公知の方法はSH
G素子についてのものであるから、ドメイン形成後に分
極反転用の電極も含めてすべての電極を除去しなけれ
ば、電極の領域で光が減衰してしまう。従って、このよ
うなSHG素子に比べ、本実施例の電気光学素子では、
ドメイン形成方法は同様であっても電気光学効果のため
に必ず電極が必要であることが著しく相違している。
によれば、図5にニオブ酸リチウム(LiNbO3 )基
板1への電子線照射による方法を概念的に示すように、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )のz板1の+z面
(+c面)上に平面電極45を例えばアルミニウム膜の
被着により形成し、これを接地した状態で−z面(−c
面)上のドメイン2を形成したい部分に、20kV(加
速電圧)×t(t:基板1の厚さt(mm))以上の電
子線62を室温中で走査して照射する。
た複数のドメイン2(但し、分極方向は図4のものとは
逆)を所定のパターンに形成する。この後は、基板の両
側面に上述した電極41、42を設けるが、上記の平面
電極45はそのまま残して用いてもよい。
イン形成方法と類似の方法が、文献(M.Yamada and K.K
ishima、“Fabrication of periodically reversed dom
einstructure for SHG in LiNbO3 by direct beam lith
ography at room temperature”、Electron. lett. 、V
ol. 27, No.10, pp. 828-829(1991))にも述べられてい
る。但し、この公知の方法もSHG素子を対象としてい
る。
iNbx Ta1-x O3 (但し、0≦x≦1)やKTP
(KTiOPO4 )などの強誘電体材料に対して有効な
方法である。
板1では、その形成工程中に蓄積した歪応力により発生
した電界や、注入された電荷による電界の存在が、基板
1の屈折率を不均一に変化させたり、信号電界をかかり
難くすることがある。これを防ぐために、基板1を次工
程に進める前に、ニオブ酸リチウムでは例えば150℃
以上、700℃以下の温度で、タンタル酸リチウムでは
キュリー点以下の温度で、それぞれ数十分から数時間、
できれば酸素雰囲気中又は空気中でアニール(熱処理)
することが望ましい。
の長さ及び幅に切断し、切断された両側面5、6には、
例えばアルミニウム等の導電性の膜を蒸着法やスパッタ
リング法等で被着することによって、電極41、42を
形成するが、これらの両電極が短絡されないようにする
必要がある。両側面5、6は予め平面研磨することが望
ましい。
施し、最後に両端面7、8に、使用するビームに対して
無反射になるように例えば誘電体多層膜等を蒸着法など
で被着して、素子10を完成する。
速かつ正確に制御でき、しかも光ビームを十分な強度で
パワー移行できる電気光学素子を簡便かつ高精度に作製
できる。
て述べる。
ムを基板1に用いたものであって、長さ8mm、基板厚
0.2mm、幅0.3mm、基板1とドメイン2のグレ
ーティング周期10.8μmである。
あり、その位相整合波長を有しかつz軸方向に偏波面を
有する直線偏波のレーザ光を入射光とした場合、印加電
圧約200Vで、y軸方向に偏波面を有する直線偏波光
へほぼ100%変換(パワー移行)することができる。
このとき、印加電圧0〜200Vでは、直線偏波のま
ま、z軸方向からy軸方向へと偏波面が回転した。ま
た、位相整合波長を有しかつy軸方向に偏波面を有する
直線偏波のレーザ光を入射光とした場合も同様な条件
で、z軸方向の直線偏波光に変換(パワー移行)するこ
とができる。
偏波光を入射光としたときの、入射光波長に対する、z
軸方向偏波からy軸方向偏波への変換効率(パワー移行
率)を図6に示す。このとき、ピーク波長の半値幅は約
1nmと優れた値である。
うに、z軸方向の偏波面を有する光のみを通過する偏光
子71を入射側に設け、入射側の偏光子71を通過する
偏波方向と直交する偏波面を有する光のみを通過させる
検光子72を出射側に設け、印加電圧(パルス電圧)を
両偏波光がほぼ100%変換される電圧値に設定するこ
とにより、光ビームを位相整合し、偏波面がy軸方向の
光ビーム52のみを高速かつ正確に取り出せる透過型波
長フィルタを構成できる。
に垂直もしくはほぼ垂直になるように選んでいるので、
素子中の光ビームの伝搬方向が常に主面に平行になり、
素子中で光ビームを安定して伝搬することができる。
において、入射光51の波長を位相整合波長の近傍の値
として、印加電圧(直流電圧)を変調すれば、出射光5
2の強度を変調でき、高速かつ正確に光強度変調が可能
な光強度変調器を構成できる。
の実施例は本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が
可能である。
三角柱等の形状としたり、電極43の形状を矩形以外の
形状にすることができるし、他方の電極44も同様に変
形してもよい。ドメイン壁の形状や個数も上述したもの
に限定されない。
る荷電粒子を照射したり、或いは、ドメインの自発分極
の正側の面に、正電荷を有する荷電粒子(例えば陽子)
を照射することによってそれぞれのドメインを形成する
ことができる。
ム出射側に検光子を配置したものが好ましいが、いずれ
か一方のみを配置した場合でも、電気光学素子の動作は
可能である。
変調器とを直列に並べることによって、光ビームの位相
整合と強度変調とを同時に行うことができる。
体と、この強誘電性基体中に所定形状に形成された分極
反転ドメインとを有し、この分極反転ドメインのドメイ
ン壁の少なくとも一つが前記強誘電性基体の主面に対し
て垂直もしくはほぼ垂直であり、光ビームが前記ドメイ
ン壁を少なくとも二つ通過するように構成され、かつ、
前記光ビームの伝搬方向に沿う、前記主面とは異なる前
記強誘電性基体の側面に電極が設けられた素子としてい
るので、この電極に所定の電圧を印加することによっ
て、光ビームが分極反転ドメイン中で偏光状態が変化せ
しめられて、ドメイン壁を少なくとも二つ通過してドメ
インから出射し、光ビームの偏光状態を高速で正確に制
御することが可能であり、かつ、光ビームのパワーも所
定の強度で移行させることができる。
垂直もしくはほぼ垂直になるように選ぶことにより、素
子中の光ビームの伝搬方向が常に主面に平行になり、素
子中で光ビームを安定して伝搬することができる。
図である。
図である。
図(拡大図)である。
概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
率を示すグラフである。
斜視図である。
斜視図である。
…ドメイン壁、3、4、7、8…端面、5、6…側面、
10…電気光学素子、21、81…電気信号源、41、
42、43、44、45…電極、51…入射光ビーム、
52…出射光ビーム、61、82…電源、62…電子
線、71…偏光子、72…検光子、θ…結晶主軸回転角
Claims (12)
- 【請求項1】 強誘電性基体と、この強誘電性基体中に
所定形状に形成された分極反転ドメインとを有し、この
分極反転ドメインのドメイン壁の少なくとも一つが前記
強誘電性基体の主面に対して垂直もしくはほぼ垂直であ
り、光ビームが前記ドメイン壁を少なくとも二つ通過す
るように構成され、かつ、前記光ビームの伝搬方向に沿
う、前記主面とは異なる前記強誘電性基体の側面に電極
が設けられている電気光学素子。 - 【請求項2】 伝搬する光ビームがドメイン壁に対し所
定の入射角で入射し、前記ドメイン壁が所定の周期で積
層され、強誘電性基体の対向した両側面にそれぞれ設け
られた電極間に電圧を印加することによって、出射され
る光ビームの偏光状態を変化させる、請求項1に記載し
た電気光学素子。 - 【請求項3】 強誘電性基体の対向した両側面のほぼ全
域に亘って電極がそれぞれ設けられ、これらの電極間に
印加する電圧に応じて、出射される光ビームの偏光状態
を変化させる、請求項1に記載した電気光学素子。 - 【請求項4】 強誘電性基体がLiNbx Ta1-x O3
(但し、0≦x≦1)の結晶からなり、ドメイン壁の辺
の方向が前記結晶のミラー面と平行である、請求項1に
記載した電気光学素子。 - 【請求項5】 強誘電性基体の光ビーム入射側に偏光子
が配置されていることと、光ビーム出射側に検光子が配
置されていることとの少なくとも一方を構成として有す
る、請求項1に記載した電気光学素子。 - 【請求項6】 強誘電性基体の光ビーム出射側に、直線
偏波である入射光の偏波面方向と交差する偏波面を有す
る出射光が通過する検光子を設け、かつ、印加電圧を所
定の電圧値にすることにより、所定の波長を有する前記
出射光のみを通過させるようにした、請求項1に記載し
た電気光学素子。 - 【請求項7】 透過型波長フィルタとして構成された、
請求項6に記載した電気光学素子。 - 【請求項8】 強誘電性基体の光ビーム出射側に、直線
偏波である入射光の偏波面方向と交差する偏波面を有す
る出射光が通過する検光子を設け、かつ、印加電圧を変
化させることにより、前記出射光の強度を変調するよう
にした、請求項1に記載した電気光学素子。 - 【請求項9】 光強度変調器として構成された、請求項
8に記載した電気光学素子。 - 【請求項10】 強誘電性基体の対向した両主面に電極
をそれぞれ設け、少なくとも一方の主面には所定形状の
電極が設けられ、前記両主面間に電圧を印加することに
よってそれぞれの分極反転ドメインが形成される、請求
項1に記載した電気光学素子。 - 【請求項11】 強誘電性基体の自発分極の負側の面
に、電子線又は負電荷を有する荷電粒子を照射すること
によってそれぞれの分極反転ドメインが形成される、請
求項1に記載した電気光学素子。 - 【請求項12】 強誘電性基体の自発分極の正側の面
に、正電荷を有する荷電粒子を照射することによってそ
れぞれの分極反転ドメインが形成される、請求項1に記
載した電気光学素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21526896A JP3883613B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電気光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21526896A JP3883613B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電気光学素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1039265A true JPH1039265A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3883613B2 JP3883613B2 (ja) | 2007-02-21 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21526896A Expired - Fee Related JP3883613B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 電気光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3883613B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8508318B2 (en) | 2007-03-16 | 2013-08-13 | Nec Corporation | Transmission line filter |
| CN119045260A (zh) * | 2024-08-26 | 2024-11-29 | 南京南智先进光电集成技术研究院有限公司 | 一种基于铁电畴电光效应的可调光波导 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21526896A patent/JP3883613B2/ja not_active Expired - Fee Related
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