JPH103997A - インバータ式x線高電圧装置 - Google Patents

インバータ式x線高電圧装置

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JPH103997A
JPH103997A JP17281196A JP17281196A JPH103997A JP H103997 A JPH103997 A JP H103997A JP 17281196 A JP17281196 A JP 17281196A JP 17281196 A JP17281196 A JP 17281196A JP H103997 A JPH103997 A JP H103997A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直流電源1からの直流をインバータ2を用いて
交流に変換し、それを昇圧した後、整流してX線管5に
供給し、X線を放射させるインバータ式X線高電圧装置
であって、管電圧ディジタルフィードバック制御装置を
備えたものにおいて、ディジタルフィードバック制御処
理全体を高速化し、インバータ周波数を高周波化して、
装置の小型軽量化及びX線線質の向上を図る。 【解決手段】上記管電圧ディジタルフィードバック制御
装置として、管電圧検出信号等のA/D変換器17,6
によるA/D変換動作時に、そのA/D変換以外のX線
制御に必要な処理の一部を並行して行う装置8´を用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源からの直
流をインバータを用いて交流に変換し、それを昇圧した
後、整流してX線管に供給し、X線を放射させるインバ
ータ式X線高電圧装置、特に高速演算を必要とするディ
ジタルフィードバック制御装置を用いたインバータ式X
線高電圧装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ式X線高電圧装置、特
にインバータの位相差や周波数を制御することによりX
線管に印加される管電圧を制御可能なX線高電圧装置
は、図4に示すように構成されていた。すなわち、単相
又は3相の商用電源を整流して直流電圧を得る直流電源
1と、この直流電源1からの直流電圧を受電して交流電
圧に変換すると共に出力電圧(管電圧)を制御するイン
バータ2と、このインバータ2からの交流電圧を昇圧す
る高電圧変圧器3と、この高電圧変圧器3の出力電圧を
直流に変換する高電圧整流回路4と、この高電圧整流回
路4からの直流電圧が印加されてX線を放射するX線管
5と、上記インバータ2の入力側に接続されインバータ
入力電圧を検出するインバータ入力電圧検出器6と、上
記高電圧整流回路4の出力側に接続され上記X線管5の
管電圧を検出する管電圧検出器7と、外部から与えられ
る所望の目標管電圧信号Vr、上記インバータ入力電圧
検出器6からの入力電圧検出信号Vi及び上記管電圧検
出器7からの管電圧検出信号Voが入力され、上記目標
管電圧信号Vrと管電圧検出信号Voとを比較演算し、
上記X線管5の管電圧が所望の電圧になるように上記イ
ンバータ2へ制御信号Sを送出し制御するフィードバッ
ク制御装置8とを備えて構成されていた。そして、上記
フィードバック制御装置8は、上記目標管電圧信号Vr
及び管電圧検出信号Voを入力してその両者の差を演算
する第1の比較手段9と、この演算結果を入力してその
積分値を得る積分調節手段10と、上記管電圧検出信号
Voを入力して定数倍する比例調節手段11と、上記管
電圧検出信号Voを入力して微分する微分調節手段12
と、上記積分調節手段10からの積分値、比例調節手段
11からの定数倍値及び微分調節手段12からの微分値
をそれぞれ入力して上記積分値を差し引きする第2の比
較手段13と、この第2の比較手段13で生成された信
号とインバータ入力電圧検出信号Viとを入力して第2
の比較手段13で生成された信号に対してインバータ入
力電圧の変動による補正を行う入力電圧補正手段14
と、この入力電圧補正手段14の出力を入力し装置の出
力特性に合わせて最終的にインバータ2の制御信号Sを
決定し該インバータ2へ送出する定常特性補正手段15
とからなっていた。
【0003】ここで、上記フィードバック制御装置8内
の各種演算手段は、オペアンプ等によるハードウエア演
算器で構成されるものもあれば、マイクロプロセッサや
シグナルプロセッサ、あるいはマイクロコントローラ等
が用いられプログラムにより演算が実行されるようにな
されているものもあった。例えば上記フィードバック制
御装置8が、図5に示すような内部構成(DSP(Digit
al Signal Processor))を用いた構成)のディジタルフ
ィードバック制御系を用いてなるものがあった。このよ
うなフィードバック制御装置8において、インバータ入
力電圧検出信号Vi,管電圧検出信号VoをA/D変換
器16,17でA/D変換してディジタル化し、DSP
が必要な演算を行ってインバータ2の動作位相差等のイ
ンバータ制御信号Sを算出する場合、従来は図6に示す
ように、A/D変換器16,17によるA/D変換を起
動(A/D変換開始)してからA/D変換が終了するま
での時間(待機時間)において、位相差算出を主なもの
とするA/D変換以外の処理を行うことはなかった。ま
た、このA/D変換には、素子固有の変換時間がある
が、現在のところ高速のものでも最低7〜10μsはか
かる。したがって、図5に示す従来装置では、管電圧検
出信号Voとインバータ入力電圧検出信号Viの2つを
A/D変換しなければならないため、最低でもA/D変
換だけに20μs程度費やしてしまうことになる。なお
図6は、図5に示す従来装置におけるA/D変換開始か
らインバータ制御信号Sを出力するまでの処理(ディジ
タルフィードバック制御処理)の流れを示している。ま
たインバータ式X線高電圧装置では、一方において、管
電圧の立ち上がり時間に関しては1ms以下が、また定
常時においても脈動の小さな管電圧波形がX線線質(診
断画質)向上のためににも強く要望されている。更に、
装置設置面積の縮小や操作性向上のため、小型軽量化へ
の要求が非常に強い。これらの要求を満たすためには、
インバータ周波数の高周波化は不可避の要素となってお
り、現在、インバータ周波数は10kHz以上となって
いる。他方、A/D変換値を取得するサンプリング動作
及びインバータ制御信号Sの出力はインバータ2の動作
の1周期に1度は行うことが要求されるため、A/D変
換を含めたディジタルフィードバック処理に許される時
間は数十μsという極めて短時間なものとなる。その数
十μsという短時間のうち、上記のように1つのA/D
変換に7〜10μsを費やしてしまうことになると、位
相差算出のための演算や他の必要な処理等を行う時間が
なくなってしまい、高周波化が不可能となった。なお図
4,図5において、20は共振用のコンデンサである。
また図5において、図4と同一符号は同一又は相当部分
を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、フィー
ドバック制御装置8が図5に示すような内部構成のディ
ジタルフィードバック制御系を用いてなり、図6に示す
ような制御処理シーケンスを採った従来装置では、その
制御処理の高速化に限界があり、インバータ周波数を高
周波化することが不可能である。このため、装置の小型
軽量化やX線線質の向上が図れないという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は、ディジタルフィードバッ
ク制御処理を高速化でき、したがってインバータ周波数
を高周波化でき、装置の小型軽量化及びX線線質の向上
を図ることのできるインバータ式X線高電圧装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、直流電源
と、この直流電源からの直流を交流に変換するインバー
タと、このインバータからの交流電圧を昇圧する高電圧
変圧器と、この高電圧変圧器の出力電圧を整流する高電
圧整流回路と、この高電圧整流回路からの直流電圧が印
加されてX線を放射するX線管と、上記高電圧整流回路
の出力側に接続され上記X線管の管電圧を検出する管電
圧検出器と、少なくとも所望の目標管電圧信号及び上記
管電圧検出器からの管電圧検出信号が入力され、上記X
線管の管電圧が所望の電圧になるように上記インバータ
を制御する管電圧ディジタルフィードバック制御装置と
を備えてなるインバータ式X線高電圧装置において、上
記管電圧ディジタルフィードバック制御装置が、少なく
とも上記管電圧検出信号をA/D変換するA/D変換器
を備え、そのA/D変換動作時に、X線制御に必要な処
理の一部を並行して行うことにより達成される。管電圧
ディジタルフィードバック制御装置は、少なくとも管電
圧検出信号のA/D変換動作時に、X線制御に必要な処
理の一部、例えば動作中装置に異常が起きていないかチ
ェックを行うと共に異常発生時にはその異常を検出し適
切な処置を施すための異常処理を並行して行う。これに
より、ディジタルフィードバック制御処理全体が高速化
され、インバータ周波数の高周波化が可能となり、装置
が小型軽量化され、X線線質が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明によるインバータ式
X線高電圧装置の一実施形態を示すブロック図である。
このインバータ式X線高電圧装置は、直流電源からの直
流をインバータを用いて交流に変換し、それを昇圧した
後、整流してX線管に供給し、X線を放射させるもの
で、図に示すように、直流電源1と、インバータ2と、
高電圧変圧器3と、高電圧整流回路4と、X線管5と、
インバータ入力電圧検出器6と、管電圧検出器7と、管
電圧ディジタルフィードバック制御装置8´を備えてな
る。
【0008】ここで、直流電源1は直流電力を供給する
装置であり、ここでは50Hz又は60Hzの単相又は
3相の商用電源の交流電力をダイオード等の整流素子で
整流すると共にコンデンサ等の平滑素子で平滑すること
によって直流電圧を出力するように構成されている。ま
たインバータ2は、直流電源1から出力された直流電圧
を受電して交流電圧に変換すると共にX線管5に出力さ
れる電圧(管電圧)を制御するものである。高電圧変圧
器3は、インバータ2からの交流電圧を昇圧するもの
で、その一次巻線がインバータ2の出力側に接続されて
いる。高電圧整流回路4は、高電圧変圧器3の出力電圧
を整流するものである。X線管5は、高電圧整流回路4
からの出力電圧が印加されてX線を放射するもので、高
電圧整流回路4の出力側に接続されている。インバータ
入力電圧検出器6は、直流電源1の出力側にてインバー
タ2の入力側に接続されてインバータ入力電圧を検出
し、管電圧ディジタルフィードバック制御装置8´にイ
ンバータ入力電圧検出信号Viとして送出するものであ
る。更に管電圧検出器7は、X線管5に印加される管電
圧を検出しインバータ2へ管電圧検出信号Voとして送
出するもので、高電圧整流回路4の出力側にてX線管5
の入力側に接続されている。
【0009】管電圧ディジタルフィードバック制御装置
8´は、所望の目標管電圧信号Vr、上記入力電圧検出
器6で検出したインバータ入力電圧検出信号Vi及び上
記管電圧検出器7で検出した管電圧検出信号Voを入力
して所望の目標管電圧信号Vrと管電圧検出信号Voと
を比較演算し、X線管5の管電圧検出信号Voが所望の
電圧(X線管5の管電圧が所望の目標管電圧)になるよ
うにインバータ2へインバータ制御信号Sを送出するも
のである。この管電圧ディジタルフィードバック制御装
置8´は、ここでは管電圧制御のためA/D変換器を内
蔵したマイクロコントローラが用いられてなる。このマ
イクロコントローラが用いられたプログラム制御による
管電圧ディジタルフィードバック制御装置8´には、第
1の比較手段9、積分調節手段10、比例調節手段1
1、微分調節手段12、第2の比較手段13、入力電圧
補正手段14、定常特性補正手段15、第1のA/D変
換器16及び第2のA/D変換器17が備えられてい
る。この場合、第1の比較手段9は、上記目標管電圧信
号Vr及び管電圧検出器7で検出した管電圧検出信号V
oを入力して両者の差を演算するものである。積分調節
手段10は、第1の比較手段9の演算結果を入力してそ
の積分値を得るものである。比例調節手段11は、上記
管電圧検出信号Voを入力して定数倍するものである。
微分調節手段12は、上記管電圧検出信号Voを入力し
て微分するものである。第2の比較手段13は、上記積
分調節手段10からの積分値、比例調節手段11からの
定数倍値及び微分調節手段12からの微分値をそれぞれ
入力して上記積分値を差し引きするものである。入力電
圧補正手段14は、第2の比較手段13で生成された信
号を入力すると共にインバータ入力電圧検出信号Viを
入力してインバータ入力電圧の変動を補正するものであ
る。定常特性補正手段15は、装置の定常出力特性を考
慮した補正処理を施すと共にインバータ制御信号Sを最
終的に決定し該インバータ2へ送出するものである。第
1のA/D変換器16は、インバータ入力電圧検出信号
ViをA/D変換するものである。第2のA/D変換器
17は、管電圧検出信号VoをA/D変換するものであ
る。
【0010】ここで本発明においては、上記管電圧ディ
ジタルフィードバック制御装置8´におけるフィードバ
ック制御処理に必要なプログラムによる演算、その他の
処理は、図3にその一例を示すように、A/D変換起動
後(A/D変換開始)からA/D変換値取得(A/D変
換終了)までの時間(A/D変換動作時)を積極的に活
用、すなわち、フィードバック演算等のA/D変換以外
のX線制御に必要な処理の一部をA/D変換動作と並行
して行うこととなっている。
【0011】次に、このように構成されたインバータ式
X線高電圧装置の一般的な動作について説明する。ま
ず、外部から入力された目標管電圧信号Vrと、管電圧
ディジタルフィードバック制御装置8´内のA/D変換
器17によってA/D変換された管電圧検出器7からの
管電圧検出信号Voとが第1の比較手段9に入力され
る。そして、この第1の比較手段9により両者の差が演
算され、その演算結果は積分調節手段10に入力され
る。積分調節手段10は、上記演算結果を積分して第2
の比較手段13へ送る。上記A/D変換後の管電圧検出
信号Voは、管電圧ディジタルフィードバック制御装置
8´内の比例調節手段11と微分調節手段12とにも、
それぞれ入力される。すると、比例調節手段11はA/
D変換された管電圧検出信号Voを定数倍し、また微分
調節手段12は上記管電圧検出信号Voを微分し、それ
ぞれ第2の比較手段13へ送る。これにより、第2の比
較手段13は、積分調節手段10の出力をそれぞれ差し
引きし、その演算結果を、入力電圧補正手段14へと入
力する。入力電圧補正手段14へは、インバータ入力電
圧検出器6からのインバータ入力電圧検出信号ViもA
/D変換器16でA/D変換された後、入力される。す
ると、入力電圧補正手段14は第2の比較手段13で得
られた結果を、インバータ入力電圧の逆数をかけること
によってインバータ入力電圧の変動を補正するための補
正演算をする。入力電圧補正手段14による補正演算結
果は、更に定常特性補正手段15に入力され、装置の定
常出力特性を考慮した補正処理を施された後、その処理
結果に応じたインバータ制御信号Sを出力することにな
る。このインバータ制御信号Sは、目標管電圧信号Vr
に応じてインバータ2の各スイッチング素子(図示せ
ず)のスイッチングのタイミング(位相)を決定するも
ので、このようなインバータ制御信号Sに応じてインバ
ータ2が動作、すなわち、上記直流電源1が出力する直
流電圧を交流電圧に変換する。この交流電圧が高電圧変
圧器3へ送出され昇圧された後、高電圧整流回路4によ
って直流電圧に整流され、X線管5に高圧直流電圧が印
加されてX線が放射されるものである。
【0012】次に、上述本発明装置における管電圧ディ
ジタルフィードバック制御装置8´の具体的な動作につ
いて図3を併用して説明する。図3は、管電圧ディジタ
ルフィードバック制御装置8´におけるA/D変換開始
からインバータ制御信号Sを出力するまでの処理(ディ
ジタルフィードバック制御処理)の流れを示す図であ
り、ここに示した一連の処理はインバータ2の動作の1
周期毎に行われる。フィードバック制御において必要と
される処理には、管電圧のフィードバック制御を行うた
めの上述したような積分値、比例値及び微分値算出の演
算や、補正のための四則演算等を行うフィードバック処
理の他、インバータ制御信号Sを作成して出力する出力
処理、更に動作中装置に異常が起きていないかチェック
を行うと共に異常発生時にはその異常を検出し適切な処
置を施すための異常処理等がある。図3に示した例で
は、管電圧(管電圧検出信号Vo)のA/D変換開始か
らそのA/D変換終了までの待機時間(A/D変換動作
時)において、上記異常処理、その他の適宜処理を行
い、またインバータ入力電圧(インバータ入力電圧検出
信号Vi)のA/D変換開始からそのA/D変換終了ま
での待機時間(A/D変換動作時)において、フィード
バック制御処理に必要な演算等、ここでは積分算出、比
例算出及び微分算出を行っている。
【0013】このように本発明装置では、管電圧ディジ
タルフィードバック制御処理において、A/D変換開始
からそのA/D変換終了までの待機時間(A/D変換動
作時)を、A/D変換動作以外のX線制御に必要な処理
の一部にも利用、換言すれば、A/D変換動作とその他
の処理を並行して行っている。これにより、ディジタル
フィードバック制御処理全体が高速化され、インバータ
周波数の高周波化が可能となり、装置が小型軽量化さ
れ、X線線質が向上する。
【0014】図2は本発明装置の第2の実施形態を示す
ブロック図である。この図2の実施形態は、A/D変換
機能を内蔵していないタイプのコントローラ、ここでは
DSPを用いた場合を例示している。この場合には、A
/D変換器16,17を設けると共に、そのA/D変換
器16,17とDSPの間にバッファ18,19を設
け、インバータ2の動作に同期してA/D変換値をDS
Pのポートに取り込む回路構成としている。このような
構成によれば、A/D変換動作とその他の処理を並行し
て行うことが可能となり、ディジタルフィードバック制
御処理全体が高速化され、インバータ周波数の高周波化
が可能となり、装置が小型軽量化され、X線線質が向上
する。
【0015】なお、本発明装置におけるディジタルフィ
ードバック制御処理の流れ、特に管電圧(管電圧検出信
号Vo)のA/D変換待機時間(A/D変換動作時)に
おける並行処理対象は図3に例示のものに限定されるこ
とはない。例えば、インバータ入力電圧の変動はインバ
ータ2の周波数と比較すると非常に遅いため、インバー
タ入力電圧(インバータ入力電圧検出信号Vi)のディ
ジタルデータを1回以前のA/D変換で取得したものを
用いることにしても大きな影響はない。このことから、
インバータ入力電圧の補正処理は、図3に示すようにイ
ンバータ入力電圧(インバータ入力電圧検出信号Vi)
のA/D変換動作終了後に行うのではなく、その一部を
管電圧(管電圧検出信号Vo)のA/D変換待機時間
(A/D変換動作時)を利用して行うことも可能であ
る。また上述実施形態では、図3に示した一連の処理
を、インバータ2の動作の1周期に1回行うこととした
が、その必要に応じて1周期に複数回行うようにしても
よい。更に、上述実施形態においては、管電圧ディジタ
ルフィードバック制御装置8´内の調節手段として、積
分調節手段10と比例調節手段11と微分調節手段12
とを組み合わせたものを用いた場合について述べたが、
これらの調節手段10〜12のうちのいずれか2つの調
節手段を組み合わせたものを用いても、あるいは積分調
節手段10又は比例調節手段11のみ用いることとして
もよい。また、上述実施形態においては、A/D変換で
取得する数値はインバータ入力電圧(インバータ入力電
圧検出信号Vi)と管電圧(管電圧検出信号Vo)の2
つであったが、必要に応じて他の検出信号、例えばX線
管に流れる電流(管電流)を検出する管電流検出器を設
け、その管電流検出信号をA/D変換することとし、そ
れをディジタルフィードバック制御に用いるようにして
もよい。また、直流電源1は直流電圧を発生するもので
あればよく、図1,図2に示す構成に限らず、例えばバ
ッテリであってもよい。また、大きな出力電力を得る場
合においても電圧ドロップがなく、しかも、電圧変動や
脈動等が極めて小さい理想的な直流電源を直流電源1と
して使用する場合、あるいは入力電圧の変動が出力電圧
(管電圧)に影響してもよいとする場合等においては、
インバータ入力電圧(インバータ入力電圧検出信号V
i)のA/D変換値取得及びインバータ入力電圧補正手
段14を省略することもできる。また、図1,図2に示
す実施形態においては、インバータ2の出力側に共振用
のコンデンサ20を接続したが、この共振用コンデンサ
20は、高電圧変圧器3の漏れインダクタンスの影響で
高周波の電流が高電圧変圧器3の巻線に十分に流れない
ことを改善する目的で挿入したものであるので、上記改
善の必要のない場合には挿入しなくてもよい。更に上述
実施形態では、インバータ2の位相差によって管電圧を
制御する方式について述べたが、パルス幅変調や周波数
変調等、他の制御方式によって管電圧を制御するもので
あってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、管
電圧検出信号等のA/D変換動作時に、X線制御に必要
な処理の一部を並行して行うようにしたので、ディジタ
ルフィードバック制御処理全体を高速化でき、したがっ
てインバータ周波数を高周波化でき、装置の小型軽量化
及びX線線質の向上を図ることのできるという効果があ
る。なお、管電圧ディジタルフィードバック制御装置
を、A/D変換器内蔵のマイクロコントローラを備えて
構成すれば、装置部品点数が削減され、装置構成の小形
化、低コスト化が図れるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明装置の第2の実施形態を示すブロック図
である。である。
【図3】本発明装置におけるA/D変換開始からインバ
ータ制御信号を出力するまでの処理の流れを示す図であ
る。
【図4】従来装置を示すブロック図である。
【図5】従来のディジタルフィードバック制御方式のイ
ンバータ式X線高電圧装置を示すブロック図である。
【図6】図5に示す従来装置におけるA/D変換開始か
らインバータ制御信号を出力するまでの処理の流れを示
す図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ 3 高電圧変圧器 4 高電圧整流回路 5 X線管 6 インバータ入力電圧検出器 7 管電圧検出器 8 フィードバック制御装置 8´ 管電圧ディジタルフィードバック制御装置 9 第1の比較手段 10 積分調節手段 11 比例調節手段 12 微分調節手段 13 第2の比較手段 14 入力電圧補正手段 15 定常特性補正手段 16 第1のA/D変換器 17 第2のA/D変換器 18 第1のバッファ 19 第2のバッファ 20 共振用コンデンサ Vr 所望の目標管電圧信号 Vi インバータ入力電圧検出信号 Vo 管電圧検出信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、この直流電源からの直流を交
    流に変換するインバータと、このインバータからの交流
    電圧を昇圧する高電圧変圧器と、この高電圧変圧器の出
    力電圧を整流する高電圧整流回路と、この高電圧整流回
    路からの直流電圧が印加されてX線を放射するX線管
    と、上記高電圧整流回路の出力側に接続され上記X線管
    の管電圧を検出する管電圧検出器と、少なくとも所望の
    目標管電圧信号及び上記管電圧検出器からの管電圧検出
    信号が入力され、上記X線管の管電圧が所望の電圧にな
    るように上記インバータを制御する管電圧ディジタルフ
    ィードバック制御装置とを備えてなるインバータ式X線
    高電圧装置において、上記管電圧ディジタルフィードバ
    ック制御装置は、少なくとも上記管電圧検出信号をA/
    D変換するA/D変換器を備え、そのA/D変換動作時
    に、X線制御に必要な処理の一部を並行して行うことを
    特徴とするX線高電圧装置。
  2. 【請求項2】直流電源と、この直流電源からの直流を交
    流に変換するインバータと、このインバータからの交流
    電圧を昇圧する高電圧変圧器と、この高電圧変圧器の出
    力電圧を整流する高電圧整流回路と、この高電圧整流回
    路からの直流電圧が印加されてX線を放射するX線管
    と、上記高電圧整流回路の出力側に接続され上記X線管
    の管電圧を検出する管電圧検出器と、上記インバータの
    入力側に接続されインバータ入力電圧を検出するインバ
    ータ入力電圧検出器と、所望の目標管電圧信号、上記管
    電圧検出器からの管電圧検出信号及び上記インバータ入
    力電圧検出器からのインバータ入力電圧検出信号が入力
    され、上記X線管の管電圧が所望の電圧になるように上
    記インバータを制御する管電圧ディジタルフィードバッ
    ク制御装置とを備えてなるインバータ式X線高電圧装置
    において、上記管電圧ディジタルフィードバック制御装
    置は、上記管電圧検出信号及びインバータ入力電圧検出
    信号をA/D変換するA/D変換器を備え、そのA/D
    変換動作時に、X線制御に必要な処理の一部を並行して
    行うことを特徴とするX線高電圧装置。
  3. 【請求項3】管電圧ディジタルフィードバック制御装置
    は、A/D変換器内蔵のマイクロコントローラを備えて
    なることを特徴とする請求項1又は2に記載のX線高電
    圧装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10504261B2 (en) 2017-07-14 2019-12-10 Synapse Technology Corporation Generating graphical representation of scanned objects
JP2020514987A (ja) * 2017-01-19 2020-05-21 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. X線放射を生成するためのx線源装置

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