JPH1040155A - データベース管理システム - Google Patents

データベース管理システム

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JPH1040155A
JPH1040155A JP8195038A JP19503896A JPH1040155A JP H1040155 A JPH1040155 A JP H1040155A JP 8195038 A JP8195038 A JP 8195038A JP 19503896 A JP19503896 A JP 19503896A JP H1040155 A JPH1040155 A JP H1040155A
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Masashi Uyama
政志 宇山
Ichiji Ishigaki
一司 石垣
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】利用者が帰属するグループに関する検索条件を
利用者に応じて動的に生成できるようにする。 【解決手段】グループとその構成員である利用者のリス
トとを定義したグループ定義体と、利用者を特定する個
人識別情報と上記グループ定義体に基づいて、当該利用
者が帰属しているグループの集合を表す利用者帰属情報
を作成する利用者帰属情報作成機能と、該利用者帰属情
報に基づいて該利用者が指定可能なグループのメニュー
を利用者に提供するグループメニュー作成機能と、該グ
ループメニューから利用者がグループを選択したとき
に、検索結果として得られたコンテンツ集合のうちその
選択されたグループに対応した公開範囲のコンテンツを
利用者に提供すべきコンテンツとして抽出する機能とを
有したデータベース管理システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書等の形式で表
現されるコンテンツ(情報資源)を蓄積したデータベー
スの管理システムに係り、詳しくは、各コンテンツに対
してアクセスできる利用者の集合を予め定め、各利用者
の帰属するグループに応じてコンテンツへのアクセスを
制限するようにしたデータベース管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータベース管理システ
ムでは、データベースに蓄積されたコンテンツに対して
アクセスできる利用者の集合を限定するために、グルー
プとその構成員である利用者のリストとを定義したグル
ープ定義体を用いている。コンテンツ提供者は、コンテ
ンツの公開範囲として、グループ定義体で定義されたグ
ループ(会社全体、部、課、ワーキンググループ、個人
的な知己のグループ等)を指定することで、コンテンツ
へのアクセスを制限することができる。
【0003】通常、個々の利用者は複数のグループに帰
属するが、ある利用者から検索条件(検索式)での検索
要求がデータベースになされた場合、コンテンツが利用
者の検索条件を満足していたとしても、そのコンテンツ
の公開範囲として指定されたグループに、その利用者が
属していない場合には、そのコンテンツを得ることがで
きない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
ベース管理システムでは、利用者が属する複数のグルー
プのうち一つが、コンテンツの公開範囲を充たしていれ
ば、そのコンテンツは検索結果として得られる。例え
ば、利用者が「経理部」と「釣り同好会」に属している
場合、「経理部」に対して公開されたコンテンツと、
「釣り同好会」に対して公開されたコンテンツとが同時
に検索結果として得られる。
【0005】しかし、企業組織内の一つの部署に対して
公開されたコンテンツと、趣味の同好会に対して公開さ
れたコンテンツとでは、自ずからその内容と記述の形式
に差がある。また、同じ企業組織でも「部」に対して公
開されたコンテンツと「課」に対して公開されたコンテ
ンツとでは、内容の精度や省略の多さ、感情表現等に差
が生じる。
【0006】このように、コンテンツ作成者によって異
なる「公開範囲」が指定された複数のコンテンツを、同
列にデータベースの検索者に対して提示することは、検
索者が個々のコンテンツの持つ意味を把握する上で阻害
要因となり得る。特にコンテンツ間相互に、質問−応
答、意見−補足等の相互関係がある場合、検索者の誤解
を生む要因となる。このため、利用者が指定した検索式
での検索結果から、特定のグループを公開範囲とするコ
ンテンツだけを更に抽出するための二次検索が必要とな
る。
【0007】また、ある種のデータベース管理システ
ム、例えば、LOTUS 社の LOTUS NOTES(商標)では、
「ビュー」という機能により、上記のような全ての公開
範囲について得られた検索結果から、更に、特定の公開
範囲を検索条件として指定することが可能である。この
ような機能によれば、上述したような、あるグループに
おいてのみ公開されるコンテンツだけを二次検索の結果
として得ることは可能である。
【0008】しかし、このような機能(「ビュー」)を
有する従来のシステムにおいては、特定の公開範囲に関
する検索条件は、利用者の帰属に関係なく固定的に定め
られたいくつかの条件から選択するものである。従っ
て、多くの利用者に対して柔軟に対応できるものではな
い。例えば、利用者が新たなグループに参加する場合、
あるいは、利用者の異動等により帰属するグループが変
更された場合等、その都度、データベースの設計者が二
次検索に用いられるべき検索条件の集合(「ビュー」の
集合)を変更しなければならない。
【0009】そこで、本発明の課題は、各コンテンツに
対してアクセスできる利用者の集合を予め定め、各利用
者の帰属するグループに応じてコンテンツへのアクセス
を制限するようにしたデータベース管理システムにおい
て、利用者が帰属するグループに関する検索条件を利用
者に応じて動的に生成できるようにしたデータベース管
理システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、コンテン
ツと、コンテンツに対してアクセスできる利用者の集合
として定義される公開範囲とを共に登録されたデータベ
ースを管理するデータベース管理システムにおいて、グ
ループとその構成員である利用者のリストとを定義した
グループ定義体と、当該システムの利用者が特定された
とき、該利用者を特定する個人識別情報と上記グループ
定義体に基づいて、当該利用者が帰属しているグループ
の集合を表す利用者帰属情報を作成する利用者帰属情報
作成手段と、該利用者帰属情報のグループ集合のいづれ
かがコンテンツの公開範囲内で該利用者から提供される
検索条件を満足するコンテンツ集合をデータベースから
検索する検索手段と、該利用者帰属情報に基づいて該利
用者が指定可能なグループのメニューを利用者に提供す
るグループメニュー作成手段と、該グループメニューか
ら利用者がグループを選択したときに、上記検索手段で
の検索結果として得られたコンテンツ集合のうちその選
択されたグループに対応した公開範囲のコンテンツを利
用者に提供すべきコンテンツとして抽出するグループ別
コンテンツ抽出手段とを有したものである。
【0011】上記のようなデータベース管理システムで
は、当該システムの利用者が特定される毎に、その利用
者が属するグループを表す利用者帰属情報が作成され
る。そして、この利用者帰属情報に基づいて該利用者が
指定可能なグループのメニューが作成され、そのメニュ
ーからグループが指定されると、利用者の検索式を満足
するコンテンツ集合から当該グループに対応した公開範
囲のコンテンツが抽出される。
【0012】この抽出されたコンテンツが利用者に提供
され、該利用者は、自らが指定したグループ内で公開さ
れた他のコンテンツ群の前後関係を踏まえたうえでの該
コンテンツの内容評価等を行なうことができる。なお、
上記グループ定義体は、階層的に定められた利用者の公
的なグループ、単独で存在するワーキンググループ、ま
た、趣味等にてまとめられる私的なグループのいずれも
含み得る。
【0013】上記コンテンツを公開すべき利用者の範囲
として定義される公開範囲と、利用者がコンテンツ検索
の際に、グループのメニューで指定するグループとを矛
盾なく対応させるという観点から、本発明は、請求項2
に記載されるように、上記データベース管理システムに
おいて、利用者がコンテンツをデータベースに登録する
際、当該利用者について作成された利用者帰属情報に基
づいて当該コンテンツの公開範囲を定める公開範囲指定
手段を有するようにした。
【0014】このようなシステムでは、利用者が属する
グループを表した利用者帰属情報に基づいてコンテンツ
の公開範囲が定められる。従って、利用者帰属情報にて
表されるグループと公開範囲とを一対一に対応するよう
に決めることが可能となる。その結果、利用者が参加す
るグループと公開範囲とを矛盾なく対応させることがで
きる。
【0015】抽出されたコンテンツ以外のコンテンツに
ついて大まかな内容を得ることができるという観点か
ら、本発明は、請求項3に記載されるように、上記各シ
ステムにおいて、上記グループ別コンテンツ抽出手段に
より抽出されたコンテンツ以外のコンテンツから所定の
ルールに従って定められたコンテンツの要約を利用者に
提供するコンテンツ要約提供手段を備えるようにした。
【0016】このようなシステムでは、抽出されたコン
テンツ以外のコンテンツのうち所定のルールに従って定
められたコンテンツについてその要約が利用者に提供さ
れる。利用者は、その要約を見て、抽出されたコンテン
ツ以外で選択されたコンテンツの大まかな内容を把握す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は、 本発明にデータベー
ス管理システムが適用されるクライアント・サーバ形式
のシステムを示すブロック図である。
【0018】図1において、このシステムは、クライア
ント端末100(1)、100(2)、100
(3)、...、100(n)とデータベースサーバ2
00及び他のサーバ210がLANにて接続されてい
る。データベースサーバ200には、例えば、文書形式
で記述された各種のコンテンツが蓄積されると共に、そ
のコンテンツを管理するシステム(データベース管理シ
ステム)が構築されている。。各クライアント端末10
0(1)、100(2)、100(3)、...、10
0(n)では、ユーザがデータベースサーバ200に蓄
積管理されるコンテンツを利用(参照、編集等)できる
ようになっている。
【0019】なお、他のサーバ210は、当該システム
内で、他の処理(他のシステム、ネットワークとの通
信、プリント処理等)を行なうものである。上記のよう
に、クライアント・サーバ形式で構成されたシステムに
おけるデータベースサーバ200に、本発明に係るデー
タベース管理システムが構築される。そのシステムの機
能的な構成は、例えば、図2に示すようになっている。
【0020】図2において、アクセス権限管理ユニット
10は、利用者がデータベースに蓄積された文書(コン
テンツ)をアクセスする権限(参照権限、更新権限、登
録権限)を管理しており、グループ定義体及び個人用グ
ループ定義体を有している。グループ定義体は、グルー
プとその構成メンバーを定義したもので、「グループ
名」と「成員リスト」からなるエントリの集合で構成さ
れている。「成員リスト」は、利用者を一意に特定する
個人識別情報、または、他のグループ名のリストであ
る。このグループ定義体は、例えば、図11の「グルー
プ定義の一部」に示されるように、グループ間の階層
(PC研究部が研究所に含まれる等)を定義するととも
に、利用者の帰属(山田さんがFA研究部に所属する
等)を定義している。
【0021】個人用グループ定義体は、上記グループ定
義体と同様に、「グループ名」と「成員リスト」からな
るエントリの集合である。これは、上記グループ定義体
と異なり、各利用者毎に設定され、他の利用者からは参
照されない。この個人用グループ定義体は、例えば、図
11の「PC研)田中さんの個人用グループ定義」に示
されるように、利用者(田中さん)個人について設定さ
れた私的なグループを定義する。
【0022】上記アクセス権限管理ユニット10は、こ
のグループ定義体、個人用グループ定義体、及び当該利
用者を特定する個人識別情報を参照して、利用者が文書
に対するアクセス権限を有するか否かを判定している。
このアクセス権限には、データベース内の文書を参照で
きる権限である参照権限、データベース内の文書を更新
できる権限である更新権限、データベースに文書を登録
することができる権限である登録権限の三種類が含まれ
る。
【0023】このアクセス権限管理ユニット10は、更
に、当該利用者を特定する個人識別情報、グループ定義
体、個人用グループ定義体に基づいて該利用者が帰属す
るグループの集合を記述した利用者帰属情報20を作成
する。例えば、図11に示す例の場合、利用者(田中さ
ん)について、グループ定義体(社内のグループを定
義)、田中さんの個人用グループ定義体及び提供された
個人識別情報に基づいて、PC研)の田中さんが帰属する
グループ(「全社」、「研究所」、「PC研究部」、「私
個人」、「特許ワーキンググループ」、「情報検索ワー
キンググループ」、「同期入社メンバ」、「テニス同好
会」、「名刺交換者」)を記述した利用者帰属情報20
が作成される。
【0024】アクセス権限管理ユニット10にて文書の
登録権限を有すると判定された利用者に登録処理の許可
がなされる。そして、その利用者によるクライアント端
末での所定の文書登録操作により登録更新ユニット12
が有効となる。そして、登録更新ユニット12は、公開
範囲指定ユニット13を起動する。公開範囲指定ユニッ
ト13は、登録すべき文書の公開範囲(公開グループ範
囲)を当該利用者の利用者帰属情報20から利用者が選
択可能なグループのメニューを作成する。そして、該利
用者がメニューから該登録文書の公開範囲を選択できる
ようにしている。登録更新ユニット12は、選択された
公開範囲、登録すべき文書および登録者(利用者)の個
人識別情報を文書データベース30に提供する。
【0025】このように文書データベース30に提供さ
れた文書がその公開範囲および作成者の情報とともに当
該データベース30に登録される。データベース30に
登録された情報は、例えば、図12に示すように、蓄積
される。即ち、各文書(話題、作成者、タイトルその
他)にその公開範囲(参照権限を有する利用者範囲)が
付加されている。公開範囲は、グループ定義体及び個人
用グループ定義体で定義されるグループ名、または、個
人識別情報のリストである。
【0026】文書データベース30内の文書を参照する
場合、文書参照ユニット15が有効にされる。文書参照
ユニット15は、利用者の個人識別情報、文書を参照で
きる資格の範囲(公開範囲に対応した記述形式)を表わ
す参加資格、及び検索条件を参照要求とともに文書デー
タベース30に送信する。文書参照ユニット15によっ
て起動される参加資格指定ユニット16は、利用者帰属
情報20から利用者が選択可能なグループを一覧するメ
ニューを作成し、該利用者がメニューから参加資格を指
定できるようにしている。
【0027】アクセス権限管理ユニット10は、更に、
文書要約ユニット17に結合している。文書要約ユニッ
ト17は、要約ルールベースを有している。要約ルール
ベースは、「グループ名」と「ルール」とからなるエン
トリの集合である。各ルールは、参照権限が該エントリ
のグループに限定されている文書について参照権限を満
たさない利用者から参照要求があった場合、その文書を
要約して返送する方法を記述したルールである。文書要
約ユニット17は、アクセス権限管理ユニット10から
参照要求が拒否された文書に関して、要約ルールベース
を参照し、文書データベース30に要約のためのルール
を応答する。文書データベース30は、提供される要約
ルールに従って該当する文書を要約した情報を作成し、
その情報を文書参照ユニット15に返送する。
【0028】次に、利用者がある話題の文書をデータベ
ースから検索する場合を例に、当該システムの動作を具
体的に説明する。この場合の処理は、例えば、図3に示
す手順に従って実行される。図3において、利用者のク
ライアント端末での参照要求操作に基づいて、参照要求
ユニット15は、文書データベース30に参照要求を出
力する(S1)。このとき、図4に示すように、参照要
求ユニット15は、検索条件(例えば、話題Aの文書)
と該利用者の個人識別情報を参照要求とともに文書デー
タベース30に供する。この検索条件を説明の便宜上第
一検索式という。
【0029】参照要求ユニット15から参照要求ととも
に第一検索式を受け取った文書データベース30は、こ
の第一検索式を実行する(S2)。即ち、図5に示すよ
うに、文書データベース30は、データベースに蓄積さ
れた文書の中から第一検索式にマッチする文書集合を検
索し、結果集合を生成する。
【0030】ついで、文書データベース30からの問い
合わせに応答してアクセス権限管理ユニット10がアク
セス権のチェックを行う(S3)。この場合、図6に示
すように、文書データベース30は、結果集合中の各文
書ごとに、「公開範囲」項目(図12参照)を取り出
し、利用者の個人識別情報とともにアクセス権限管理ユ
ニット10に当該文書に対して利用者が参照権限を有す
るかどうか問い合わせを行う。この問い合わせを受けた
アクセス権限管理ユニット10は、公開範囲に指定され
た個人識別情報またはグループ名のリストに当該利用者
が帰属しているかどうかを、グループ定義体及び個人用
グループ定義体を参照して判定する。帰属していると判
定した場合に、その文書に対する参照許可を文書データ
ベース30に返送する。
【0031】上記のようにアクセス権のチェックが終了
すると、アクセス権限管理ユニット10は、要約可能性
のチェックを行う(S4)。即ち、アクセス権限管理ユ
ニット10は、利用者がその文書に対する参照権限を有
しない場合、更に、図7に示すように、文書を要約して
表示可能かどうか、文書要約ユニット17の要約データ
ベースを用いて判定する。要約可能な場合、要約ルール
が文書データベース30に返送される。
【0032】上記のようにして各文書について参照許可
あるいは要約ルールを受け取った文書データベース30
は、検索結果を文書参照ユニット15に返送する(S
5)。即ち、図8に示すように、文書データベース30
は、アクセス権限管理ユニット10より要約ルールを受
け取った文書の要約を抽出し、参照許可をうけた文書と
当該要約を検索結果集合として文書参照ユニット15に
返送する。
【0033】上記のようにして検索結果集合が文書参照
ユニット15に提供されると、文書参照ユニット15
は、検索結果集合中の文書を更に限定するための参加資
格メニューを生成するために参加資格指定ユニット16
を起動する(S6)。この場合、図9に示すように、起
動された参加資格指定ユニット16は、利用者帰属情報
20を参照し、該利用者の属するグループ(例えば、全
社、研究所、PC研究部、私個人、特許ワーキンググルー
プ、情報検索ワーキンググループ...)を一覧する参
加資格メニューを例えば、図13(a)に示すように、
生成する。この生成された参加資格メニューは、利用者
のクライアント端末に転送され、そのクライアント端末
の表示画面に、図13(a)に示す参加資格指定メニュ
ーが表示される。
【0034】この参加資格メニューは、利用者個人ごと
に異なったものとなり、第一検索式の内容や文書データ
ベース30の種類、構造などに依存しない。利用者のク
ライアント端末の表示画面に表示された参加資格指定メ
ニューから利用者がある参加資格(グループ)の指定操
作を行うと、指定された参加資格がデータベースサーバ
内のシステムに提供される。システム内において、参加
資格指定ユニット16は、文書参照ユニット15に対し
て利用者から提供された参加資格を用いた検索を依頼す
る(S7)。即ち、図10に示すように、文書参照ユニ
ット15は、新たに「文書の公開範囲=利用者が指定し
た参加資格」という検索条件と上記第一検索条件の検索
条件を合成した第二検索式を生成する。そして、文書参
照ユニット15は、この第二検索式を利用者の個人識別
情報とともに文書データベース30に送信する。
【0035】文書データベース30は、提供される第二
検索式にマッチする文書集合をデータベース中から抽出
した結果集合を生成する。そして、この結果集合が、当
該システムが構築されたデータベースサーバ200から
利用者のクライアント端末に転送される。そして、その
検索結果が、当該クライアント端末の表示画面に表示さ
れる。
【0036】例えば、図13(a)に示すように、参加
資格指定メニューから「PC研究部」という参加資格を
選択すると、図13(b)を示すように、公開範囲とし
てPC研究部を含む範囲(公開範囲がPC研究部である
場合、及び公開範囲がPC研究部である場合だけでな
く、PC研究部の「佐藤さん」が上位組織である「研究
所」を公開範囲とした場合も含む)で、話題Aについて
の文書が検索される。そして、その検索結果がクライア
ント端末の表示画面に表示される。また、例えば、図1
4(a)に示すように、参加資格指定メニューから「研
究所」という参加資格を選択すると、図14(b)に示
すように、「研究所」という参加資格の範囲(公開範
囲)で、話題Aについての文書が検索され、その検索結
果がクライアント端末の表示画面に表示される。そし
て、要約ルールに従って、指定した参照権限(「研究
所」)に含まれない参加資格「PC研究部」の文書の要
約(図面で破線で示す)が、図14(b)に示すよう
に、表示される。
【0037】上記の例では、利用者が参照権限を有する
全ての文書から所定の話題(キーワード)の文書が検索
され、更に、利用者毎に独立的に作成される利用者帰属
情報に基づいて指定される参加資格(公開範囲)に該当
する文書が抽出される。従って、利用者が帰属するグル
ープに関する検索条件を利用者に応じて動的に生成でき
るようになる。また、例えば、利用者が新たなグループ
に参加する場合、あるいは、利用者の異動等によりグル
ープが変更された場合等、利用者帰属情報20を変更す
るだけで、特に、文書データベース30の構造等を変更
しなくても上記システムはそのまま機能する。
【0038】なお、図14(b)に示すように話題Aの
文書を利用者(田中さん)が参照している際に、登録更
新ユニット12を起動して新たなコメントを作成するこ
とができる。このコメント文書を公開する際には、公開
範囲指定ユニット13が起動されて図15(a)に示す
ような公開範囲メニューが利用者に提示される。参加資
格が「研究所」の時点(図14(b)参照)で起動され
たので、デフォルトの公開範囲が「研究所」になってい
る。
【0039】なお、図15(a)における公開範囲メニ
ューにおいて、最下段の「直接個人名指定」は、グルー
プ名ではなく、個人名を公開範囲指定してアクセス制限
をかけるときに用いられる。上記のように、利用者(田
中さん)が話題A、B、Cについての文書を作成して、
公開範囲メニューにより公開範囲に研究所を指定して公
開したとする。その結果、文書データベース30にその
文書が追加される。例えば、図15(b)に示すよう
に、FA研究所の山田さんの話題B、Cに関する検索結
果には、田中さんが公開した話題A、B、Cの文書が追
加される。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載される発明によれば、その利用者が属するグループを
表す利用者帰属情報が作成される。そして、この利用者
帰属情報に基づいて該利用者が指定可能なグループのメ
ニューが作成され、そのメニューからグループが指定さ
れると、一次的に検索された該利用者帰属情報に対応し
た公開範囲でのコンテンツから更に指定されたグループ
に対応した公開範囲のコンテンツが抽出される。従っ
て、利用者が帰属するグループに関する検索条件を利用
者に応じて動的に生成できるようにしたデータベース管
理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータベース管理システムが適用
されるクライアント/サーバシステムを示すブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係るデータベース管理シ
ステムの機能的な構成を示すブロック図である。
【図3】データベース管理システムでの検索処理の手順
を示すフローチャートである。
【図4】図3に示す手順におけるステップS1での処理
の流れを示す図である。
【図5】図3に示す手順におけるステップS2での処理
の流れを示す図である。
【図6】図3に示す手順におけるステップS3での処理
の流れを示す図である。
【図7】図3に示す手順におけるステップS4での処理
の流れを示す図である。
【図8】図3に示す手順におけるステップS5での処理
の流れを示す図である。
【図9】図3に示す手順におけるステップS6での処理
の流れを示す図である。
【図10】図3に示す手順におけるステップS7での処
理の流れを示す図である。
【図11】利用者帰属情報の作成の状況を示す図であ
る。
【図12】データベースに蓄積される文書の一覧を示す
図である。
【図13】参加資格指定メニューとそのメニューから選
択された参加資格に対応する検索結果の例を示す図(そ
の1)である。
【図14】参加資格指定メニューとそのメニューから選
択された参加資格に対応する検索結果の例を示す図(そ
の2)である。
【図15】文書登録ときの公開範囲メニューと、そのメ
ニューから選択された文書が登録された場合の検索結果
の例を示す図である。
【符号の説明】
10 アクセス権限管理ユニット 12 登録更新ユニット 13 公開範囲指定ユニット 15 文書参照ユニット 16 参加資格指定ユニット 17 文書要約ユニット 20 利用者帰属情報 30 文書データベース 100(1)...100(n) クライアント端末 200 データベースサーバ 210 他のサーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツと、コンテンツに対してアクセ
    スできる利用者の集合として定義される公開範囲とを共
    に登録されたデータベースを管理するデータベース管理
    システムにおいて、 グループとその構成員である利用者のリストとを定義し
    たグループ定義体と、 当該システムの利用者が特定されたとき、該利用者を特
    定する個人識別情報と上記グループ定義体に基づいて、
    当該利用者が帰属しているグループの集合を表す利用者
    帰属情報を作成する利用者帰属情報作成手段と、 該利用者帰属情報のグループ集合のいづれかがコンテン
    ツの公開範囲内で、該利用者から提供される検索条件を
    満足するコンテンツ集合をデータベースから検索する検
    索手段と、 該利用者帰属情報に基づいて該利用者が指定可能なグル
    ープのメニューを利用者に提供するグループメニュー作
    成手段と、 該グループメニューから利用者がグループを選択したと
    きに、上記検索手段での検索結果として得られたコンテ
    ンツ集合のうちその選択されたグループに対応した公開
    範囲のコンテンツを利用者に提供すべきコンテンツとし
    て抽出するグループ別コンテンツ抽出手段とを有したデ
    ータベース管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータベース管理システム
    において、 利用者がコンテンツをデータベースに登録する際、当該
    利用者について作成された利用者帰属情報に基づいて当
    該コンテンツの公開範囲を定める公開範囲指定手段を有
    するデータベース管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータベース管理
    システムにおいて、 上記グループ別コンテンツ抽出手段により抽出されたコ
    ンテンツ以外のコンテンツから所定のルールに従って定
    められたコンテンツの要約を利用者に提供するコンテン
    ツ要約提供手段を備えたデータベース管理システム。
JP19503896A 1996-07-24 1996-07-24 データベース管理システム Expired - Fee Related JP3917686B2 (ja)

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