JPH1040545A - データ消去方法、データ消去装置 - Google Patents
データ消去方法、データ消去装置Info
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- JPH1040545A JPH1040545A JP20938996A JP20938996A JPH1040545A JP H1040545 A JPH1040545 A JP H1040545A JP 20938996 A JP20938996 A JP 20938996A JP 20938996 A JP20938996 A JP 20938996A JP H1040545 A JPH1040545 A JP H1040545A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低密度型記録再生装置と高密度型記録再生装
置の間での記録媒体の互換性の実現。 【解決手段】 低密度で記録が行なわれたデータトラッ
クに対して高密度型のレーザスポットを用いてデータ消
去を行なう場合に、消去を実行するデータトラックに対
して、それぞれトラッキング方向の走査位置を変更させ
た複数回の消去走査を行なうことで、消し残りの殆どな
い十分なデータ消去を実現する。
置の間での記録媒体の互換性の実現。 【解決手段】 低密度で記録が行なわれたデータトラッ
クに対して高密度型のレーザスポットを用いてデータ消
去を行なう場合に、消去を実行するデータトラックに対
して、それぞれトラッキング方向の走査位置を変更させ
た複数回の消去走査を行なうことで、消し残りの殆どな
い十分なデータ消去を実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対する
データ消去方法及びデータ消去装置に関するものであ
る。
データ消去方法及びデータ消去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】可搬性メディアとしての光ディスク、光
磁気ディスクなどのディスク状記録媒体が普及してい
る。特にデータ書換可能な光磁気ディスク(MOディス
ク)などはコンピュータユースのメディアとしても好適
とされている。
磁気ディスクなどのディスク状記録媒体が普及してい
る。特にデータ書換可能な光磁気ディスク(MOディス
ク)などはコンピュータユースのメディアとしても好適
とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年光磁気
ディスクシステムでは従来の4倍密度、8倍密度などの
高密度記録化が進み、これに伴ってトラックピッチはよ
り狭く、またレーザスポットはより小さくなる傾向にあ
る。このときに、従来の低密度型の記録再生装置で記録
したデータを、レーザスポットが小さくなった高密度型
の記録再生装置で消去しようとしても、データを完全に
消去できないといったことが発生し、これによって高密
度型の上位機種と、低密度型の下位機種との間でのディ
スクの互換性が制限されるといったことがおこってしま
う。
ディスクシステムでは従来の4倍密度、8倍密度などの
高密度記録化が進み、これに伴ってトラックピッチはよ
り狭く、またレーザスポットはより小さくなる傾向にあ
る。このときに、従来の低密度型の記録再生装置で記録
したデータを、レーザスポットが小さくなった高密度型
の記録再生装置で消去しようとしても、データを完全に
消去できないといったことが発生し、これによって高密
度型の上位機種と、低密度型の下位機種との間でのディ
スクの互換性が制限されるといったことがおこってしま
う。
【0004】図13(a)(b)は低密度型(これを1
倍密度とする)の記録再生装置で記録したデータトラッ
クTKL と、高密度型(4倍密度の例)の記録再生装置
で記録したデータトラックTKH を示している。図13
(a)に示す低密度型記録再生装置のレーザスポットS
PL と図13(b)に示す高密度型記録再生装置のレー
ザスポットSPH とのスポットサイズの違いにより、低
密度トラックTKL と高密度トラックTKH は図示する
ようにトラック幅やピット(磁界ピット)のサイズも異
なる。例えば低密度トラックTKL のトラック幅は 1.6
μm、高密度トラックTKH のトラック幅は1.15μmと
なる。
倍密度とする)の記録再生装置で記録したデータトラッ
クTKL と、高密度型(4倍密度の例)の記録再生装置
で記録したデータトラックTKH を示している。図13
(a)に示す低密度型記録再生装置のレーザスポットS
PL と図13(b)に示す高密度型記録再生装置のレー
ザスポットSPH とのスポットサイズの違いにより、低
密度トラックTKL と高密度トラックTKH は図示する
ようにトラック幅やピット(磁界ピット)のサイズも異
なる。例えば低密度トラックTKL のトラック幅は 1.6
μm、高密度トラックTKH のトラック幅は1.15μmと
なる。
【0005】図14は低密度型記録再生装置で記録され
た低密度トラックTKL としてのデータを高密度型記録
再生装置で消去する場合の動作イメージを示している。
図14(a)は図13(a)に示したような、低密度型
記録再生装置で記録された低密度トラックTKL であ
り、この低密度トラックTKL に対して高密度型記録再
生装置のスポットサイズの小さいレーザスポットSPH
の走査によって消去を行なったとすると、そのピットデ
ータは図14(b)のような状態となる。つまり、レー
ザスポットSPH の径がピットPL の径より小さいため
ピッチPLを消去しきれず、消し残り部分Nが残されて
しまう。
た低密度トラックTKL としてのデータを高密度型記録
再生装置で消去する場合の動作イメージを示している。
図14(a)は図13(a)に示したような、低密度型
記録再生装置で記録された低密度トラックTKL であ
り、この低密度トラックTKL に対して高密度型記録再
生装置のスポットサイズの小さいレーザスポットSPH
の走査によって消去を行なったとすると、そのピットデ
ータは図14(b)のような状態となる。つまり、レー
ザスポットSPH の径がピットPL の径より小さいため
ピッチPLを消去しきれず、消し残り部分Nが残されて
しまう。
【0006】さらに消去した部位に高密度型記録再生装
置でデータ記録を行ない、図14(c)のようにピット
PH を形成していったとする。このようなデータを低密
度型記録再生装置で再生した場合はの様子は図14
(d)のようになり、つまりレーザスポットSPL のサ
イズが大きいため、レーザスポットSPL がピットPH
だけでなく消し残り部分Nに対しても照射され、これに
よってクロストークが発生し、データ再生のエラーレー
トに悪影響を与えることになる。
置でデータ記録を行ない、図14(c)のようにピット
PH を形成していったとする。このようなデータを低密
度型記録再生装置で再生した場合はの様子は図14
(d)のようになり、つまりレーザスポットSPL のサ
イズが大きいため、レーザスポットSPL がピットPH
だけでなく消し残り部分Nに対しても照射され、これに
よってクロストークが発生し、データ再生のエラーレー
トに悪影響を与えることになる。
【0007】このような事情から、高密度型記録再生装
置で低密度記録されたデータの消去を良好に行なうこと
ができず、適切な互換性を実現できなかった。
置で低密度記録されたデータの消去を良好に行なうこと
ができず、適切な互換性を実現できなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
に鑑みてなされたもので高密度型記録再生装置で低密度
記録されたデータの消去を良好に行なうことができるよ
うにすることを目的とする。
に鑑みてなされたもので高密度型記録再生装置で低密度
記録されたデータの消去を良好に行なうことができるよ
うにすることを目的とする。
【0009】このために高密度型のレーザスポットを用
いるデータ消去方法としては、消去を実行するデータト
ラックに対して、それぞれトラッキング方向の走査位置
を変更させた複数回の消去走査により、低密度で記録が
行なわれたデータトラックのデータ消去を行なうように
する。
いるデータ消去方法としては、消去を実行するデータト
ラックに対して、それぞれトラッキング方向の走査位置
を変更させた複数回の消去走査により、低密度で記録が
行なわれたデータトラックのデータ消去を行なうように
する。
【0010】データ消去装置としては、高密度データに
対応するレーザスポットによる消去走査を行なうことが
できる消去ヘッド手段と、装填された記録媒体のデータ
トラックが高密度記録によるものか低密度記録によるも
のかを判別する判別手段と、レーザスポットによる消去
走査におけるトラック幅方向の走査位置に対応するバイ
アス値を可変設定することができるトラックバイアス可
変手段と、装填された記録媒体が低密度記録によるもの
と判別された場合は、消去を実行するデータトラックに
対して、それぞれトラックバイアス可変手段によるバイ
アス値を異なる値とした複数回の走査を消去ヘッド手段
に実行させる制御手段とを設ける。
対応するレーザスポットによる消去走査を行なうことが
できる消去ヘッド手段と、装填された記録媒体のデータ
トラックが高密度記録によるものか低密度記録によるも
のかを判別する判別手段と、レーザスポットによる消去
走査におけるトラック幅方向の走査位置に対応するバイ
アス値を可変設定することができるトラックバイアス可
変手段と、装填された記録媒体が低密度記録によるもの
と判別された場合は、消去を実行するデータトラックに
対して、それぞれトラックバイアス可変手段によるバイ
アス値を異なる値とした複数回の走査を消去ヘッド手段
に実行させる制御手段とを設ける。
【0011】即ちレーザスポット径に対して大径なピッ
ト(トラック幅)に対して、レーザ走査位置をずらしな
がら複数回の消去走査を行なうことで、低密度記録デー
タの良好な消去を実現できるようにする。
ト(トラック幅)に対して、レーザ走査位置をずらしな
がら複数回の消去走査を行なうことで、低密度記録デー
タの良好な消去を実現できるようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態とし
て、光磁気ディスクを記録媒体として用いる記録再生装
置を例にあげて説明する。図1は記録再生装置のブロッ
ク図である。
て、光磁気ディスクを記録媒体として用いる記録再生装
置を例にあげて説明する。図1は記録再生装置のブロッ
ク図である。
【0013】挿入された光磁気ディスク90は図示しな
いローディング機構によって、スピンドルモータ1に対
してチャッキングされる。そしてディスク90はデータ
の記録/再生時にスピンドルモータ1により回転駆動さ
れる。
いローディング機構によって、スピンドルモータ1に対
してチャッキングされる。そしてディスク90はデータ
の記録/再生時にスピンドルモータ1により回転駆動さ
れる。
【0014】光学ヘッド2はディスク90に対して記録
/再生時にレーザ光を照射するとともに、ディスク90
からの反射光情報を読み取る部位とされる。このため光
学ヘッド2にはレーザ出力手段としてのレーザダイオー
ド5、偏光ビームスプリッタなどの光学系6、レーザー
出射部位となる対物レンズ3、反射光を検出するための
フォトディテクタ7などが搭載されている。さらにフォ
トディテクタ7からの情報に対して各種の演算処理を行
なって必要な信号を得るRFマトリクスアンプ8も搭載
されている。
/再生時にレーザ光を照射するとともに、ディスク90
からの反射光情報を読み取る部位とされる。このため光
学ヘッド2にはレーザ出力手段としてのレーザダイオー
ド5、偏光ビームスプリッタなどの光学系6、レーザー
出射部位となる対物レンズ3、反射光を検出するための
フォトディテクタ7などが搭載されている。さらにフォ
トディテクタ7からの情報に対して各種の演算処理を行
なって必要な信号を得るRFマトリクスアンプ8も搭載
されている。
【0015】対物レンズ3は2軸機構4によってディス
ク90の半径方向及びディスク90に接離する方向に変
位可能に保持されており、また、光学ヘッド2全体はス
ライド機構9によりディスク90の半径方向に移動可能
とされている。レーザダイオード5によるレーザ出力の
パワー及び発光タイミングはレーザーパワーコントロー
ラ10により制御される。
ク90の半径方向及びディスク90に接離する方向に変
位可能に保持されており、また、光学ヘッド2全体はス
ライド機構9によりディスク90の半径方向に移動可能
とされている。レーザダイオード5によるレーザ出力の
パワー及び発光タイミングはレーザーパワーコントロー
ラ10により制御される。
【0016】ディスク90を挟んで光学ヘッド2と対向
する位置には、バイアスマグネット11が配置される。
このバイアスマグネット11は、データの記録時/消去
時にディスク90に対してバイアス磁界を印加する動作
を行なう。
する位置には、バイアスマグネット11が配置される。
このバイアスマグネット11は、データの記録時/消去
時にディスク90に対してバイアス磁界を印加する動作
を行なう。
【0017】ここで光学ヘッド2及びバイアスマグネッ
ト11による記録、消去、再生動作の原理について説明
しておく。この記録再生装置はいわゆる光変調型の光磁
気記録方式が採用されるものである。
ト11による記録、消去、再生動作の原理について説明
しておく。この記録再生装置はいわゆる光変調型の光磁
気記録方式が採用されるものである。
【0018】まずデータの消去原理を図2に示す。消去
時にはバイアスマグネット11により消去用の外部磁界
を発生させる。この場合、図面中上方がS極、下方がN
極となるようにする。そして、光学ヘッド2について
は、スライド機構9及び2軸機構4によるトラッキング
動作によって、レーザー照射位置(対物レンズ3の位
置)をデータ消去すべき所定の位置へ移動させた後、消
去用の出力レベルとして連続的なレーザー照射を行な
う。これにより、その消去すべき領域では、ディスク9
0の記録膜は消去用の外部磁界に応じて一定方向に全面
着磁されていき、つまり磁極方向により形成されていた
ピット情報が消去されることになる。
時にはバイアスマグネット11により消去用の外部磁界
を発生させる。この場合、図面中上方がS極、下方がN
極となるようにする。そして、光学ヘッド2について
は、スライド機構9及び2軸機構4によるトラッキング
動作によって、レーザー照射位置(対物レンズ3の位
置)をデータ消去すべき所定の位置へ移動させた後、消
去用の出力レベルとして連続的なレーザー照射を行な
う。これにより、その消去すべき領域では、ディスク9
0の記録膜は消去用の外部磁界に応じて一定方向に全面
着磁されていき、つまり磁極方向により形成されていた
ピット情報が消去されることになる。
【0019】このように消去が行なわれた後の記録動作
の原理は図3に示される。このとき、バイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界を発生させる。この場
合、図面中上方がN極、下方がS極となり、つまり消去
時と逆方向の磁界極性となる。この状態で、光学ヘッド
2からは、ピットを形成すべきタイミングのみで記録レ
ベルのレーザー照射を行なう。つまり、記録すべきデー
タの『1』『0』に応じてレーザーのオン/オフを行な
う。この場合、レーザー照射が行なわれた部分のみがバ
イアスマグネット11による外部磁界に応じた極性の着
磁が行なわれることになり、即ち記録膜としてはその部
分のみが他の部分と逆極性となって、これが磁界方向に
よるピット情報として形成される。
の原理は図3に示される。このとき、バイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界を発生させる。この場
合、図面中上方がN極、下方がS極となり、つまり消去
時と逆方向の磁界極性となる。この状態で、光学ヘッド
2からは、ピットを形成すべきタイミングのみで記録レ
ベルのレーザー照射を行なう。つまり、記録すべきデー
タの『1』『0』に応じてレーザーのオン/オフを行な
う。この場合、レーザー照射が行なわれた部分のみがバ
イアスマグネット11による外部磁界に応じた極性の着
磁が行なわれることになり、即ち記録膜としてはその部
分のみが他の部分と逆極性となって、これが磁界方向に
よるピット情報として形成される。
【0020】磁界方向によるピット情報を再生する際の
原理は図4に示される。再生はカー効果(Kerr Effect
)を利用するものとなる。カー効果とは、垂直磁化膜
に直線偏光を入射すると、膜の磁化方向によって反射光
の偏光方向が+又は−方向に回転することである。図4
(a)はデータに応じて磁化されたディスク90の記録
膜に対して直線偏光となるレーザー光を入射しているイ
メージを示しており、その反射光は+θkもしくは−θ
kだけ回転する。
原理は図4に示される。再生はカー効果(Kerr Effect
)を利用するものとなる。カー効果とは、垂直磁化膜
に直線偏光を入射すると、膜の磁化方向によって反射光
の偏光方向が+又は−方向に回転することである。図4
(a)はデータに応じて磁化されたディスク90の記録
膜に対して直線偏光となるレーザー光を入射しているイ
メージを示しており、その反射光は+θkもしくは−θ
kだけ回転する。
【0021】このような反射光を、光学系6内に設けら
れている検光子により偏光方向に応じた光の強弱に変換
する。検光子の前後における反射光の光強度は図4
(b)(c)のようになり、つまり検光子によってデー
タに応じた光強度となる反射光が得られることになり、
これがフォトディテクタ7で電気信号に変換されること
でディスク90からの『1』『0』のデータ読取が可能
となる。
れている検光子により偏光方向に応じた光の強弱に変換
する。検光子の前後における反射光の光強度は図4
(b)(c)のようになり、つまり検光子によってデー
タに応じた光強度となる反射光が得られることになり、
これがフォトディテクタ7で電気信号に変換されること
でディスク90からの『1』『0』のデータ読取が可能
となる。
【0022】このような原理でフォトディテクタ7から
読み出された反射光情報から、RFマトリクスアンプ8
で必要な信号が抽出される。即ち実際の再生データとな
るべき再生RF信号やサーボ動作などの各種動作制御に
用いられる情報が抽出される。再生RF信号はRF処理
部14で、増幅、イコライジング処理、2値化処理等が
行なわれ、記録ピットに応じた『1』『0』のデジタル
データ形態とされる。そしてこの読出データDTR はシ
ステムコントローラ15に供給される。
読み出された反射光情報から、RFマトリクスアンプ8
で必要な信号が抽出される。即ち実際の再生データとな
るべき再生RF信号やサーボ動作などの各種動作制御に
用いられる情報が抽出される。再生RF信号はRF処理
部14で、増幅、イコライジング処理、2値化処理等が
行なわれ、記録ピットに応じた『1』『0』のデジタル
データ形態とされる。そしてこの読出データDTR はシ
ステムコントローラ15に供給される。
【0023】システムコントローラ15はマイクロコン
ピュータで形成され、記録再生装置全体の動作制御を行
なうとともに、インターフェース部16を介してホスト
コンピュータ側とで記録/再生データの送受信を行なう
部位とされる。RF処理部14からの読出データDTR
は、システムコントローラ15におけるデコーダ15a
としての機能ブロックにおいてデコード処理され、デー
タが再生されることになる。再生されたデータはインタ
ーフェース部16を介してホストコンピュータに送られ
る。
ピュータで形成され、記録再生装置全体の動作制御を行
なうとともに、インターフェース部16を介してホスト
コンピュータ側とで記録/再生データの送受信を行なう
部位とされる。RF処理部14からの読出データDTR
は、システムコントローラ15におけるデコーダ15a
としての機能ブロックにおいてデコード処理され、デー
タが再生されることになる。再生されたデータはインタ
ーフェース部16を介してホストコンピュータに送られ
る。
【0024】ホストコンピュータからインターフェース
部16を介して送られてきたデータをディスク90に記
録する場合には、システムコントローラ15はまずその
データをエンコーダ15bとしての機能ブロックにおい
てエンコード処理を行ない、ディスク90の記録フォー
マットに応じたデータを生成する。そしてその記録デー
タDTW をレーザーパワーコントローラ10に供給す
る。
部16を介して送られてきたデータをディスク90に記
録する場合には、システムコントローラ15はまずその
データをエンコーダ15bとしての機能ブロックにおい
てエンコード処理を行ない、ディスク90の記録フォー
マットに応じたデータを生成する。そしてその記録デー
タDTW をレーザーパワーコントローラ10に供給す
る。
【0025】上述のように記録時にはバイアスマグネッ
ト11により記録用の外部磁界が発生されるが、光学ヘ
ッド2によるレーザー照射は記録すべきデータの『1』
『0』に応じてオン/オフされる。つまり、レーザーパ
ワーコントローラ10は記録データDTW としてのパル
スに応じてレーザダイオード5の発光動作をオン/オフ
制御することで、記録データDTW に基づいた磁界ピッ
ト記録が行なわれることになる。
ト11により記録用の外部磁界が発生されるが、光学ヘ
ッド2によるレーザー照射は記録すべきデータの『1』
『0』に応じてオン/オフされる。つまり、レーザーパ
ワーコントローラ10は記録データDTW としてのパル
スに応じてレーザダイオード5の発光動作をオン/オフ
制御することで、記録データDTW に基づいた磁界ピッ
ト記録が行なわれることになる。
【0026】ところで、このような記録/再生動作が実
行される場合には、レーザ照射位置やスポット径、レー
ザーパワーに関する制御、スピンドルモータ1の回転速
度等が適正に行なわれなければならず、このために各種
サーボ系が構成される。
行される場合には、レーザ照射位置やスポット径、レー
ザーパワーに関する制御、スピンドルモータ1の回転速
度等が適正に行なわれなければならず、このために各種
サーボ系が構成される。
【0027】サーボ系の動作に用いる信号として、RF
マトリクスアンプ8ではフォトディテクタ7の出力から
トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号F
E、スライドエラー信号SLE、光量信号(和信号)I
SUM等を抽出する。これらの信号はサーボプロセッサ
18に供給される。
マトリクスアンプ8ではフォトディテクタ7の出力から
トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号F
E、スライドエラー信号SLE、光量信号(和信号)I
SUM等を抽出する。これらの信号はサーボプロセッサ
18に供給される。
【0028】サーボプロセッサ18はこれらの信号や、
システムコントローラ15からのトラックジャンプ指
令、アクセス指令、スピンドルモータ2の起動/停止指
令等により各種サーボ駆動信号(フォーカス駆動信号、
トラッキング駆動信号、スライド駆動信号、スピンドル
駆動信号)を発生させ、フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボ、スライドサーボ、スピンドルサーボを実行す
る。
システムコントローラ15からのトラックジャンプ指
令、アクセス指令、スピンドルモータ2の起動/停止指
令等により各種サーボ駆動信号(フォーカス駆動信号、
トラッキング駆動信号、スライド駆動信号、スピンドル
駆動信号)を発生させ、フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボ、スライドサーボ、スピンドルサーボを実行す
る。
【0029】フォーカスサーボは、光学ヘッド2から出
力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回転
されているディスク90の記録面に焦点を結ぶように制
御する動作である。フォーカスエラー信号FEを得るた
めに、フォトディテクタ7においては4分割ディテクタ
が用意され、いわゆる非点収差方式で焦点誤差情報を抽
出するようにしている。即ち、4分割ディテクタの各領
域をA,B,C,Dとし、対角線方向に対になるディテ
クタをA,DとB,Cとしたときに、RFマトリクスア
ンプ8で(A+D)−(B+C)の演算を行ない、その
結果をフォーカスエラー信号FEとしている。なお、R
Fマトリクスアンプ8ではA+B+C+Dの演算も行な
われ、これが光量に応じた情報である和信号ISUMと
なる。
力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回転
されているディスク90の記録面に焦点を結ぶように制
御する動作である。フォーカスエラー信号FEを得るた
めに、フォトディテクタ7においては4分割ディテクタ
が用意され、いわゆる非点収差方式で焦点誤差情報を抽
出するようにしている。即ち、4分割ディテクタの各領
域をA,B,C,Dとし、対角線方向に対になるディテ
クタをA,DとB,Cとしたときに、RFマトリクスア
ンプ8で(A+D)−(B+C)の演算を行ない、その
結果をフォーカスエラー信号FEとしている。なお、R
Fマトリクスアンプ8ではA+B+C+Dの演算も行な
われ、これが光量に応じた情報である和信号ISUMと
なる。
【0030】サーボプロセッサ18は、フォーカスエラ
ー信号FEに対する位相補償処理等を行なってフォーカ
ス駆動信号を生成し、フォーカスドライバ20に供給す
る。フォーカスドライバ20はフォーカス駆動信号に応
じて2軸機構3のフォーカスコイルに電力印加を行なう
ことになり、これによって対物レンズ3がディスク90
に接離する方向に駆動される。この対物レンズ3の移動
は、常にフォーカスエラー信号FEがゼロとなる方向に
行なわれるように制御されることになり、これによって
レーザー光の合焦点状態が保たれるようにしている。
ー信号FEに対する位相補償処理等を行なってフォーカ
ス駆動信号を生成し、フォーカスドライバ20に供給す
る。フォーカスドライバ20はフォーカス駆動信号に応
じて2軸機構3のフォーカスコイルに電力印加を行なう
ことになり、これによって対物レンズ3がディスク90
に接離する方向に駆動される。この対物レンズ3の移動
は、常にフォーカスエラー信号FEがゼロとなる方向に
行なわれるように制御されることになり、これによって
レーザー光の合焦点状態が保たれるようにしている。
【0031】なお、理想的にはフォーカスエラー信号が
ゼロとなるポイントと、ディスク90から最も効率よく
情報再生を行なうことができるポイント(つまり再生R
F信号の振幅が最大となるポイント)は同一であるはず
であるが、実際には、これらのポイントはずれたものと
なる。このずれ分をフォーカスバイアスとよび、そのフ
ォーカスバイアス分に相当するバイアス電圧をフォーカ
スエラー信号FEに加算するようにサーボ系を構成する
ことで、フォーカス状態が再生RF信号の振幅が最大と
なるポイントに収束されるように制御している。
ゼロとなるポイントと、ディスク90から最も効率よく
情報再生を行なうことができるポイント(つまり再生R
F信号の振幅が最大となるポイント)は同一であるはず
であるが、実際には、これらのポイントはずれたものと
なる。このずれ分をフォーカスバイアスとよび、そのフ
ォーカスバイアス分に相当するバイアス電圧をフォーカ
スエラー信号FEに加算するようにサーボ系を構成する
ことで、フォーカス状態が再生RF信号の振幅が最大と
なるポイントに収束されるように制御している。
【0032】また、このようなフォーカス制御を実現す
るには、対物レンズ3がフォーカス引込範囲内の位置に
なければならない。既に知られているようにフォーカス
引込範囲とはフォーカスエラー信号FEがリニアに変化
する範囲であり、この範囲になければフォーカスエラー
信号FEのゼロクロスポイントを適正なフォーカス位置
であるとして正しく制御することができない。このた
め、記録/再生動作の実行のための立ち上げ時には、フ
ォーカスサーチ動作が行なわれる。このフォーカスサー
チ動作では対物レンズを可動範囲内で強制的に移動させ
るようにフォーカスコイルに対する電力印加を行なう。
そして、例えば上記した和信号ISUMなどによりフォ
ーカス引込範囲内であることを検出したら、フォーカス
サーボをオンとするようにしている。
るには、対物レンズ3がフォーカス引込範囲内の位置に
なければならない。既に知られているようにフォーカス
引込範囲とはフォーカスエラー信号FEがリニアに変化
する範囲であり、この範囲になければフォーカスエラー
信号FEのゼロクロスポイントを適正なフォーカス位置
であるとして正しく制御することができない。このた
め、記録/再生動作の実行のための立ち上げ時には、フ
ォーカスサーチ動作が行なわれる。このフォーカスサー
チ動作では対物レンズを可動範囲内で強制的に移動させ
るようにフォーカスコイルに対する電力印加を行なう。
そして、例えば上記した和信号ISUMなどによりフォ
ーカス引込範囲内であることを検出したら、フォーカス
サーボをオンとするようにしている。
【0033】トラッキングサーボは、光学ヘッド2から
出力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回
転されているディスク90のトラック(溝)に沿ってい
くように制御する動作である。トラッキングエラー信号
TEを得るために、レーザー照射が3スポット方式のも
のである場合は、フォトディテクタ7においてサイドス
ポット用のディテクタ(E,F)が用意され、RFマト
リクスアンプ8でE−Fの演算を行ない、その結果をト
ラッキングエラー信号TEとしている。
出力されるレーザ光を、スピンドルモータ1によって回
転されているディスク90のトラック(溝)に沿ってい
くように制御する動作である。トラッキングエラー信号
TEを得るために、レーザー照射が3スポット方式のも
のである場合は、フォトディテクタ7においてサイドス
ポット用のディテクタ(E,F)が用意され、RFマト
リクスアンプ8でE−Fの演算を行ない、その結果をト
ラッキングエラー信号TEとしている。
【0034】サーボプロセッサ18は、トラッキングエ
ラー信号TEに対する位相補償処理等を行なってトラッ
キング駆動信号を生成し、トラッキングドライバ21に
供給する。トラッキングドライバ21はトラッキング駆
動信号に応じて2軸機構3のトラッキングコイルに電力
印加を行なうことになり、これによって対物レンズ3が
ディスク90の半径方向に駆動される。この対物レンズ
3の移動は、常にトラッキングエラー信号TEがゼロと
なる方向に行なわれるように制御されることになり、こ
れによってレーザー光のトラッキング状態が保たれるよ
うにしている。
ラー信号TEに対する位相補償処理等を行なってトラッ
キング駆動信号を生成し、トラッキングドライバ21に
供給する。トラッキングドライバ21はトラッキング駆
動信号に応じて2軸機構3のトラッキングコイルに電力
印加を行なうことになり、これによって対物レンズ3が
ディスク90の半径方向に駆動される。この対物レンズ
3の移動は、常にトラッキングエラー信号TEがゼロと
なる方向に行なわれるように制御されることになり、こ
れによってレーザー光のトラッキング状態が保たれるよ
うにしている。
【0035】なお、トラッキングについてもフォーカス
と同様に、トラッキングエラー信号TEがゼロとなるポ
イントと、ディスク90から最も効率よく情報再生を行
なうことができるポイントはずれたものとなっており、
このずれ分をトラッキングバイアスと呼んでいる。そし
てその最適なトラッキングバイアス分に相当するバイア
ス電圧をトラッキングエラー信号TEに加算するように
サーボ系を構成することで、トラッキング状態が再生R
F信号の振幅が最大となるポイントに収束されるように
制御している。
と同様に、トラッキングエラー信号TEがゼロとなるポ
イントと、ディスク90から最も効率よく情報再生を行
なうことができるポイントはずれたものとなっており、
このずれ分をトラッキングバイアスと呼んでいる。そし
てその最適なトラッキングバイアス分に相当するバイア
ス電圧をトラッキングエラー信号TEに加算するように
サーボ系を構成することで、トラッキング状態が再生R
F信号の振幅が最大となるポイントに収束されるように
制御している。
【0036】図5にこのようなトラッキングサーボ系の
一部を示す。図示するようにサーボプロセッサ18内に
はトラッキングバイアス発生部30及び加算器31が設
けられている。そしてシステムコントローラ15はトラ
ッキングバイアス発生部30に対して最適なトラッキン
グバイアス分に相当するバイアス電圧TOF(D) を発生さ
せ、加算器31に供給させる。加算器31ではバイアス
電圧TOF(D) とトラッキングエラー信号TEが加算さ
れ、これが最適な再生効率を得るためのトラッキングエ
ラー信号としてトラッキングドライバ21に供給され
る。
一部を示す。図示するようにサーボプロセッサ18内に
はトラッキングバイアス発生部30及び加算器31が設
けられている。そしてシステムコントローラ15はトラ
ッキングバイアス発生部30に対して最適なトラッキン
グバイアス分に相当するバイアス電圧TOF(D) を発生さ
せ、加算器31に供給させる。加算器31ではバイアス
電圧TOF(D) とトラッキングエラー信号TEが加算さ
れ、これが最適な再生効率を得るためのトラッキングエ
ラー信号としてトラッキングドライバ21に供給され
る。
【0037】また本例の場合、後述する消去動作におい
てトラック上で+方向及び−方向にデトラックさせた走
査を行なうために、トラッキングバイアス発生部30は
+方向デトラックを実現するためのオフセットバイアス
電圧TOF(+)と−方向デトラックを実現するためのオ
フセットバイアス電圧TOF(−)を発生させることがで
き、システムコントローラ15の制御によりオフセット
バイアス電圧TOF(+),TOF(−)を出力する。
てトラック上で+方向及び−方向にデトラックさせた走
査を行なうために、トラッキングバイアス発生部30は
+方向デトラックを実現するためのオフセットバイアス
電圧TOF(+)と−方向デトラックを実現するためのオ
フセットバイアス電圧TOF(−)を発生させることがで
き、システムコントローラ15の制御によりオフセット
バイアス電圧TOF(+),TOF(−)を出力する。
【0038】次に、スライドサーボは、トラッキングサ
ーボと同様にディスク半径方向の制御であるが、トラッ
キングサーボでは追従できない範囲で、光学ヘッド2全
体を移動させることで、光学ヘッド2から出力されるレ
ーザ光を、ディスク90の所定位置に照射させる動作で
ある。
ーボと同様にディスク半径方向の制御であるが、トラッ
キングサーボでは追従できない範囲で、光学ヘッド2全
体を移動させることで、光学ヘッド2から出力されるレ
ーザ光を、ディスク90の所定位置に照射させる動作で
ある。
【0039】スライドエラー信号SLEは、光学ヘッド
2内の中点センサによって検出される対物レンズ3のト
ラック方向のセンター位置からのずれに応じた信号とさ
れ、サーボプロセッサ18はこのようなスライドエラー
信号SLEがゼロとなる方向のスライド駆動信号をスラ
イドドライバ19に供給する。スライドドライバ19は
そのようなスライド駆動信号に応じて、スライド機構9
を駆動し、光学ヘッド2全体を移動させる。もちろんア
クセス動作時などのトラックジャンプ動作では、システ
ムコントローラ21からの指示に応じてサーボプロセッ
サ18からスライド駆動信号が発生され、スライド機構
9が駆動されることになる。
2内の中点センサによって検出される対物レンズ3のト
ラック方向のセンター位置からのずれに応じた信号とさ
れ、サーボプロセッサ18はこのようなスライドエラー
信号SLEがゼロとなる方向のスライド駆動信号をスラ
イドドライバ19に供給する。スライドドライバ19は
そのようなスライド駆動信号に応じて、スライド機構9
を駆動し、光学ヘッド2全体を移動させる。もちろんア
クセス動作時などのトラックジャンプ動作では、システ
ムコントローラ21からの指示に応じてサーボプロセッ
サ18からスライド駆動信号が発生され、スライド機構
9が駆動されることになる。
【0040】サーボプロセッサ18はスピンドルモータ
1の回転制御も行なうことになる。スピンドルモータ1
はスピンドルドライバ12によって駆動される。サーボ
プロセッサ18はシステムコントローラ15からのスピ
ンドル起動指令に応じて、スピンドルドライバ12に対
してスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出力
する。
1の回転制御も行なうことになる。スピンドルモータ1
はスピンドルドライバ12によって駆動される。サーボ
プロセッサ18はシステムコントローラ15からのスピ
ンドル起動指令に応じて、スピンドルドライバ12に対
してスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出力
する。
【0041】スピンドルドライバ12はスピンドルスタ
ート/ストップ信号SPSBに応じてスピンドルモータ
1の回転駆動を開始させ、スピンドルモータ1が所定の
回転数に達したら、スピンドルロック信号SPLKをサ
ーボプロセッサ18に出力する。スピンドルロック信号
SPLKにより、サーボプロセッサ18及びシステムコ
ントローラ15は、スピンドル起動指令後において実際
にスピンドルモータ1が所定の回転数に達したことを検
知できる。
ート/ストップ信号SPSBに応じてスピンドルモータ
1の回転駆動を開始させ、スピンドルモータ1が所定の
回転数に達したら、スピンドルロック信号SPLKをサ
ーボプロセッサ18に出力する。スピンドルロック信号
SPLKにより、サーボプロセッサ18及びシステムコ
ントローラ15は、スピンドル起動指令後において実際
にスピンドルモータ1が所定の回転数に達したことを検
知できる。
【0042】システムコントローラ15からスピンドル
停止指令を受けた際は、サーボプロセッサ18は、スピ
ンドルドライバ12に対して、スタート時とは極性反転
させたスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出
力する。スピンドルドライバ12は極性の異なるスピン
ドルスタート/ストップ信号SPSBに応じてスピンド
ルモータ1のブレーキ電力を発生させ、スピンドルモー
タ1を停止させる。
停止指令を受けた際は、サーボプロセッサ18は、スピ
ンドルドライバ12に対して、スタート時とは極性反転
させたスピンドルスタート/ストップ信号SPSBを出
力する。スピンドルドライバ12は極性の異なるスピン
ドルスタート/ストップ信号SPSBに応じてスピンド
ルモータ1のブレーキ電力を発生させ、スピンドルモー
タ1を停止させる。
【0043】なお、スピンドルドライバ12にはFG
(周波数発生器)13が設けられ、例えばスピンドルモ
ータ1の1回転について4波の矩形波としてスピンドル
FG信号SPFGを発生させるようにしている。スピン
ドルFG信号SPFGはサーボプロセッサ18に供給さ
れるため、サーボプロセッサ18はスピンドルFG信号
SPFGからスピンドルモータ1のおおよその回転数を
知ることができるとともに、スピンドルFG信号SPF
Gとしてのパルス間隔が所定のしきい値を越えること
で、スピンドル回転停止の判断も行なうことができる。
(周波数発生器)13が設けられ、例えばスピンドルモ
ータ1の1回転について4波の矩形波としてスピンドル
FG信号SPFGを発生させるようにしている。スピン
ドルFG信号SPFGはサーボプロセッサ18に供給さ
れるため、サーボプロセッサ18はスピンドルFG信号
SPFGからスピンドルモータ1のおおよその回転数を
知ることができるとともに、スピンドルFG信号SPF
Gとしてのパルス間隔が所定のしきい値を越えること
で、スピンドル回転停止の判断も行なうことができる。
【0044】さらにサーボプロセッサ18の動作として
は、レーザーパワーコントローラ10に対してレーザー
出力レベルを一定レベルに制御するとともに、システム
コントローラ21からの指示(記録時/再生時)に基い
てレーザー出力レベルの高レベル/低レベルの切換を行
なう。またサーボプロセッサ18はバイアスマグネット
ドライバ22に対する駆動信号を出力し、記録時/消去
時においてバイアスマグネット11に上述したような消
去用のバイアス磁界や記録用のバイアス磁界を発生させ
る。
は、レーザーパワーコントローラ10に対してレーザー
出力レベルを一定レベルに制御するとともに、システム
コントローラ21からの指示(記録時/再生時)に基い
てレーザー出力レベルの高レベル/低レベルの切換を行
なう。またサーボプロセッサ18はバイアスマグネット
ドライバ22に対する駆動信号を出力し、記録時/消去
時においてバイアスマグネット11に上述したような消
去用のバイアス磁界や記録用のバイアス磁界を発生させ
る。
【0045】以上のようなサーボプロセッサ18の動作
が行なわれることで、上述した消去/記録/再生の各動
作が適正に実現されることになる。このようなサーボプ
ロセッサ18は、実際にはDSP(デジタルシグナルプ
ロセッサ)として形成される。
が行なわれることで、上述した消去/記録/再生の各動
作が適正に実現されることになる。このようなサーボプ
ロセッサ18は、実際にはDSP(デジタルシグナルプ
ロセッサ)として形成される。
【0046】以上のように構成される本例の記録再生装
置は、いわゆる高密度型の記録再生装置(例えば4倍密
度型)とされており、レーザスポットSPH による図1
3(b)のような記録を実行する。また、ディスク90
が図13(a)のような低密度記録のものであっても、
レーザスポットSPH による再生動作には特に問題なく
実現できる。そしてさらに本例では、図13(a)のよ
うな低密度記録トラックに対しても、スポットサイズの
小さいレーザスポットSPH による適切な消去動作を実
現している。以下、低密度記録トラックに対する消去動
作について述べていく。
置は、いわゆる高密度型の記録再生装置(例えば4倍密
度型)とされており、レーザスポットSPH による図1
3(b)のような記録を実行する。また、ディスク90
が図13(a)のような低密度記録のものであっても、
レーザスポットSPH による再生動作には特に問題なく
実現できる。そしてさらに本例では、図13(a)のよ
うな低密度記録トラックに対しても、スポットサイズの
小さいレーザスポットSPH による適切な消去動作を実
現している。以下、低密度記録トラックに対する消去動
作について述べていく。
【0047】図14で前述したように、高密度型の記録
再生装置におけるレーザスポットSPH を用いて低密度
記録トラックに対する消去を行なうと、消し残り部分N
が多く発生する。これを避けるための消去動作としては
次の3つの消去方式が考えられる。 [1]レーザパワーアップ方式 [2]フォーカスバイアスシフト方式 [3]トラッキングバイアスシフト方式 それぞれの概略的な動作は次のようになる。
再生装置におけるレーザスポットSPH を用いて低密度
記録トラックに対する消去を行なうと、消し残り部分N
が多く発生する。これを避けるための消去動作としては
次の3つの消去方式が考えられる。 [1]レーザパワーアップ方式 [2]フォーカスバイアスシフト方式 [3]トラッキングバイアスシフト方式 それぞれの概略的な動作は次のようになる。
【0048】[1]レーザパワーアップ方式 消去時のレーザパワーを上げて発生熱量を増やすことに
より、レーザスポットSPH のスポット外となるピット
部分までも消去が及ぶようにするものであり、この場合
の様子を図6に示す。図6(a)は低密度記録トラック
TKL を示しており、このピットPL に対して小径とな
る、高密度型記録再生装置におけるレーザスポットSP
H により、図6(b)に走査LSとして示す消去走査を
行なう。このとき、レーザスポットSPH としてのレー
ザパワーがかなり上げられていることにより、レーザス
ポットSPH が直接照射される範囲外までも消去が及
び、これによって従来の図14(b)の場合と比べて消
し残り部分Nは少なくなる。
より、レーザスポットSPH のスポット外となるピット
部分までも消去が及ぶようにするものであり、この場合
の様子を図6に示す。図6(a)は低密度記録トラック
TKL を示しており、このピットPL に対して小径とな
る、高密度型記録再生装置におけるレーザスポットSP
H により、図6(b)に走査LSとして示す消去走査を
行なう。このとき、レーザスポットSPH としてのレー
ザパワーがかなり上げられていることにより、レーザス
ポットSPH が直接照射される範囲外までも消去が及
び、これによって従来の図14(b)の場合と比べて消
し残り部分Nは少なくなる。
【0049】ところが、この方式ではレーザパワーレベ
ルの限度により制限があり、或る程度以上に消去特性を
向上させることは難しい。また半導体レーザダイオード
の寿命を縮めてしまうということもある。しかしなが
ら、この方式では1回の走査で消去が完了するため消去
動作効率で考えれば好適な方式となる。
ルの限度により制限があり、或る程度以上に消去特性を
向上させることは難しい。また半導体レーザダイオード
の寿命を縮めてしまうということもある。しかしなが
ら、この方式では1回の走査で消去が完了するため消去
動作効率で考えれば好適な方式となる。
【0050】[2]フォーカスバイアスシフト方式 フォーカスバイアスシフト方式は、フォーカスバイアス
をオフセットさせ、レーザスポットSPH をあえて非合
焦状態とさせることで、レーザスポットSPHの径その
ものを大きくし、本来のレーザスポットSPH よりも大
径なピットPLを消去できるようにする方式である。
をオフセットさせ、レーザスポットSPH をあえて非合
焦状態とさせることで、レーザスポットSPHの径その
ものを大きくし、本来のレーザスポットSPH よりも大
径なピットPLを消去できるようにする方式である。
【0051】この場合の様子を図7に示す。図7(a)
は低密度記録トラックTKL を示しており、このピット
PL に対して図7(b)に示すようにフォーカスバイア
スオフセットにより大径となったレーザスポットSPH
により、消去走査LSを行なう。レーザスポットSPH
の本来の合焦状態でのサイズは破線で示すサイズであ
る。この場合レーザスポットSPH 自体が大径化されて
いるため、本来のサイズのレーザスポットSPH では照
射できない範囲までも消去が及び、これによって図示す
るように消し残り部分Nを全く問題のない程度まで少な
くできる。
は低密度記録トラックTKL を示しており、このピット
PL に対して図7(b)に示すようにフォーカスバイア
スオフセットにより大径となったレーザスポットSPH
により、消去走査LSを行なう。レーザスポットSPH
の本来の合焦状態でのサイズは破線で示すサイズであ
る。この場合レーザスポットSPH 自体が大径化されて
いるため、本来のサイズのレーザスポットSPH では照
射できない範囲までも消去が及び、これによって図示す
るように消し残り部分Nを全く問題のない程度まで少な
くできる。
【0052】ところが、この方式ではフォーカスバイア
スをオフセットさせることで、ディスクから読み取られ
るRF信号のレベルが低下してしまい、従って消去動作
時にアドレスが読み取りにくくなる。さらにトラッキン
グエラー信号のレベルも低下するためゲイン不足となり
サーボ動作が不安定になる。しかしながら、この方式で
も1回の走査で消去が完了するため消去動作効率で考え
れば好適な方式となる。
スをオフセットさせることで、ディスクから読み取られ
るRF信号のレベルが低下してしまい、従って消去動作
時にアドレスが読み取りにくくなる。さらにトラッキン
グエラー信号のレベルも低下するためゲイン不足となり
サーボ動作が不安定になる。しかしながら、この方式で
も1回の走査で消去が完了するため消去動作効率で考え
れば好適な方式となる。
【0053】[3]トラッキングバイアスシフト方式 トラッキングバイアスシフト方式はトラッキングバイア
スをオフセットさせながら、複数回の走査を行なうこと
でレーザスポットSPH よりも大径なピットPL の消去
を完了させるものである。
スをオフセットさせながら、複数回の走査を行なうこと
でレーザスポットSPH よりも大径なピットPL の消去
を完了させるものである。
【0054】この場合の様子を図8に示す。図8(a)
は低密度記録トラックTKL を示しており、このピット
PL に対して図8(b)に示すように、まず第1回目の
消去走査LS1を行なう。ただしこのとき、トラッキン
グ位置として通常のトラックセンタTCよりも+方向に
オフセットを与える。つまり上記したトラッキングバイ
アス発生部30からオフセットバイアス電圧TOF(+)
を発生させ、これをトラッキングエラー信号TEに加算
させることで、トラッキングセンタが本来のトラックセ
ンタTCよりも図面上、上方へずらされた状態で消去走
査LS1が実行されるようにする。これによって図示す
るようにピットPL の概略半分が消去される。
は低密度記録トラックTKL を示しており、このピット
PL に対して図8(b)に示すように、まず第1回目の
消去走査LS1を行なう。ただしこのとき、トラッキン
グ位置として通常のトラックセンタTCよりも+方向に
オフセットを与える。つまり上記したトラッキングバイ
アス発生部30からオフセットバイアス電圧TOF(+)
を発生させ、これをトラッキングエラー信号TEに加算
させることで、トラッキングセンタが本来のトラックセ
ンタTCよりも図面上、上方へずらされた状態で消去走
査LS1が実行されるようにする。これによって図示す
るようにピットPL の概略半分が消去される。
【0055】次に図8(c)に示すように、第2回目の
消去走査LS2を行なう。このとき、トラッキング位置
として通常のトラックセンタTCよりも−方向にオフセ
ットを与える。つまり上記したトラッキングバイアス発
生部30からオフセットバイアス電圧TOF(−)を発生
させ、これをトラッキングエラー信号TEに加算させる
ことで、トラッキングセンタが本来のトラックセンタT
Cよりも図面上、下方へずらされた状態で消去走査LS
2が実行されるようにする。これによって図示するよう
にピットPL の残りの半分が消去される。
消去走査LS2を行なう。このとき、トラッキング位置
として通常のトラックセンタTCよりも−方向にオフセ
ットを与える。つまり上記したトラッキングバイアス発
生部30からオフセットバイアス電圧TOF(−)を発生
させ、これをトラッキングエラー信号TEに加算させる
ことで、トラッキングセンタが本来のトラックセンタT
Cよりも図面上、下方へずらされた状態で消去走査LS
2が実行されるようにする。これによって図示するよう
にピットPL の残りの半分が消去される。
【0056】このように2回の消去走査LS1,LS2
により、レーザスポットSPH より大径のピットPL の
消去を良好に実現できる。もちろん消し残り部分Nは全
く問題のない程度まで少なくできる。さらにこの方式で
は、レーザパワーアップ方式のような消去特性改善の制
限やレーザ寿命の問題はなく、またフォーカスバイアス
シフト方式のようなアドレス検出の不都合やサーボ系の
不安定といったことも発生しない。ただし、この場合は
1回の消去のために2回の走査が必要になるため、消去
動作効率は低下してしまう。
により、レーザスポットSPH より大径のピットPL の
消去を良好に実現できる。もちろん消し残り部分Nは全
く問題のない程度まで少なくできる。さらにこの方式で
は、レーザパワーアップ方式のような消去特性改善の制
限やレーザ寿命の問題はなく、またフォーカスバイアス
シフト方式のようなアドレス検出の不都合やサーボ系の
不安定といったことも発生しない。ただし、この場合は
1回の消去のために2回の走査が必要になるため、消去
動作効率は低下してしまう。
【0057】以上のように3つの方式が考えられるが、
どれを採用するかはその装置の特性や機種、さらに各方
式の利点/欠点を勘案して決めればよい。本例では消去
動作効率よりも消去動作の安定性を重視し、トラッキン
グバイアスシフト方式を採用するものとする。
どれを採用するかはその装置の特性や機種、さらに各方
式の利点/欠点を勘案して決めればよい。本例では消去
動作効率よりも消去動作の安定性を重視し、トラッキン
グバイアスシフト方式を採用するものとする。
【0058】図8のようなトラッキングバイアスシフト
方式の消去を実行するためのシステムコントローラ15
の処理を図9に示す。消去の実行の際には、まずステッ
プF101としてサーボプロセッサ18に対してバイアスマ
グネット11から消去用の磁界発生動作を実行させるモ
ードとすべく指示する。次に、ステップF102としてサー
ボプロセッサ18に指示を出し、光学ヘッド2による走
査位置が消去すべきデータトラック範囲の開始位置とな
るようにアクセス動作を実行させる。
方式の消去を実行するためのシステムコントローラ15
の処理を図9に示す。消去の実行の際には、まずステッ
プF101としてサーボプロセッサ18に対してバイアスマ
グネット11から消去用の磁界発生動作を実行させるモ
ードとすべく指示する。次に、ステップF102としてサー
ボプロセッサ18に指示を出し、光学ヘッド2による走
査位置が消去すべきデータトラック範囲の開始位置とな
るようにアクセス動作を実行させる。
【0059】ステップF103では消去を実行しようとする
ディスク90が低密度記録ディスクであるか高密度記録
ディスクであるかを判別する。この判別はシステムコン
トローラ15はディスク90が装填された時点で可能で
ある。例えば記録密度によってアドレスが読み込めるタ
イミング幅は異なるものであるため、アドレス取込タイ
ミング間の時間を計測すれば、そのディスクの記録密度
を判別できる。また、ディスクに記録された管理情報に
おいて記録密度が記載されるシステムであれば、それを
読み込めばよい。
ディスク90が低密度記録ディスクであるか高密度記録
ディスクであるかを判別する。この判別はシステムコン
トローラ15はディスク90が装填された時点で可能で
ある。例えば記録密度によってアドレスが読み込めるタ
イミング幅は異なるものであるため、アドレス取込タイ
ミング間の時間を計測すれば、そのディスクの記録密度
を判別できる。また、ディスクに記録された管理情報に
おいて記録密度が記載されるシステムであれば、それを
読み込めばよい。
【0060】消去を実行するディスク90が高密度ディ
スクであれば、ステップF111に進んで、消去処理を実行
する。つまりサーボプロセッサ18からバイアスマグネ
ットドライバ22に対して消去用のバイアス磁界をバイ
アスマグネット11から発生させる駆動を実行させるよ
うにし、さらにレーザーパワーコントローラ10に対し
ては消去用のレベルのレーザーパワーの連続出力を指示
する。そしてアクセスしておいた消去開始位置から消去
走査を実行させる。
スクであれば、ステップF111に進んで、消去処理を実行
する。つまりサーボプロセッサ18からバイアスマグネ
ットドライバ22に対して消去用のバイアス磁界をバイ
アスマグネット11から発生させる駆動を実行させるよ
うにし、さらにレーザーパワーコントローラ10に対し
ては消去用のレベルのレーザーパワーの連続出力を指示
する。そしてアクセスしておいた消去開始位置から消去
走査を実行させる。
【0061】高密度ディスクであった場合は、ピットP
H のサイズとレーザスポットSPHのサイズは同等であ
るため、1回の消去動作で完全な消去を実現できる。従
って、消去すべきデータトラック範囲での走査を終了し
たら、そのまま一連の処理を終了する。
H のサイズとレーザスポットSPHのサイズは同等であ
るため、1回の消去動作で完全な消去を実現できる。従
って、消去すべきデータトラック範囲での走査を終了し
たら、そのまま一連の処理を終了する。
【0062】一方、消去を実行するディスク90が低密
度ディスクであったら、ステップF104に進んで、まず+
方向のトラッキングバイアス設定を行なう。即ちシステ
ムコントローラ15はサーボプロセッサ18内のトラッ
キングバイアス発生部30からオフセットバイアス電圧
TOF(+)を発生させ、これを加算器31でトラッキン
グエラー信号TEに加算させるようにする。そしてステ
ップF105で、第1回目の消去処理を行なう。つまり消去
用のバイアス磁界をバイアスマグネット11から発生さ
せるとともに、消去用のレベルのレーザーパワーの連続
出力を実行させる。そしてアクセスしておいた消去開始
位置から消去走査を実行させる。そしてオフセットバイ
アス電圧TOF(+)が与えられることで、この消去走査
は図8(b)に示したような消去走査LS1となる。
度ディスクであったら、ステップF104に進んで、まず+
方向のトラッキングバイアス設定を行なう。即ちシステ
ムコントローラ15はサーボプロセッサ18内のトラッ
キングバイアス発生部30からオフセットバイアス電圧
TOF(+)を発生させ、これを加算器31でトラッキン
グエラー信号TEに加算させるようにする。そしてステ
ップF105で、第1回目の消去処理を行なう。つまり消去
用のバイアス磁界をバイアスマグネット11から発生さ
せるとともに、消去用のレベルのレーザーパワーの連続
出力を実行させる。そしてアクセスしておいた消去開始
位置から消去走査を実行させる。そしてオフセットバイ
アス電圧TOF(+)が与えられることで、この消去走査
は図8(b)に示したような消去走査LS1となる。
【0063】消去すべきデータトラック範囲での消去処
理を終了したら、ステップF106においてトラッキングバ
イアスをデフォルト状態に戻す。即ちシステムコントロ
ーラ15はトラッキングバイアス発生部30からバイア
ス電圧TOF(D) を発生させ、これを加算器31でトラッ
キングエラー信号TEに加算させることで、通常のトラ
ッキング状態で再生走査が行なわれるようにする。
理を終了したら、ステップF106においてトラッキングバ
イアスをデフォルト状態に戻す。即ちシステムコントロ
ーラ15はトラッキングバイアス発生部30からバイア
ス電圧TOF(D) を発生させ、これを加算器31でトラッ
キングエラー信号TEに加算させることで、通常のトラ
ッキング状態で再生走査が行なわれるようにする。
【0064】そしてステップF107で、光学ヘッド2の消
去すべきデータトラック範囲の開始位置へのアクセスを
実行させる。これは次の第2回目の消去処理のために走
査位置を戻すアクセスであり、つまりステップF102での
アクセス動作と同じ位置へのアクセスとなる。
去すべきデータトラック範囲の開始位置へのアクセスを
実行させる。これは次の第2回目の消去処理のために走
査位置を戻すアクセスであり、つまりステップF102での
アクセス動作と同じ位置へのアクセスとなる。
【0065】アクセスが完了したらステップF108で−方
向のトラッキングバイアス設定を行なう。即ちシステム
コントローラ15はトラッキングバイアス発生部30か
らオフセットバイアス電圧TOF(−)を発生させ、これ
を加算器31でトラッキングエラー信号TEに加算させ
るようにする。そしてステップF109で第2回目の消去処
理を行なう。つまり消去用のバイアス磁界をバイアスマ
グネット11から発生させるとともに、消去用のレベル
のレーザーパワーの連続出力を実行させる。そしてアク
セスしておいた消去開始位置から消去走査を実行させ
る。そしてオフセットバイアス電圧TOF(−)が与えら
れることで、この消去走査は図8(c)に示したような
消去走査LS2となる。
向のトラッキングバイアス設定を行なう。即ちシステム
コントローラ15はトラッキングバイアス発生部30か
らオフセットバイアス電圧TOF(−)を発生させ、これ
を加算器31でトラッキングエラー信号TEに加算させ
るようにする。そしてステップF109で第2回目の消去処
理を行なう。つまり消去用のバイアス磁界をバイアスマ
グネット11から発生させるとともに、消去用のレベル
のレーザーパワーの連続出力を実行させる。そしてアク
セスしておいた消去開始位置から消去走査を実行させ
る。そしてオフセットバイアス電圧TOF(−)が与えら
れることで、この消去走査は図8(c)に示したような
消去走査LS2となる。
【0066】消去すべきデータトラック範囲での第2回
目の消去処理を終了したら、図8で説明したようにその
時点で適切な消去は完了していることになる。そこでス
テップF110においてトラッキングバイアスをデフォルト
状態(バイアス電圧TOF( D) )に戻したうえで、一連
の処理を終了する。
目の消去処理を終了したら、図8で説明したようにその
時点で適切な消去は完了していることになる。そこでス
テップF110においてトラッキングバイアスをデフォルト
状態(バイアス電圧TOF( D) )に戻したうえで、一連
の処理を終了する。
【0067】以上のような処理で図8の消去動作が実現
され、これによって低密度型記録再生装置でデータ記録
が行なわれたディスクに対して、本例の高密度型の記録
再生装置により、適切な消去を実現することができ、こ
れによって消去領域に新たにデータ記録を行なっても、
クロストークやそれによるエラーエートの悪化といった
問題は生じない。従って、低密度型記録再生装置と高密
度型記録再生装置の間でのディスク互換性も問題なく実
現できる。
され、これによって低密度型記録再生装置でデータ記録
が行なわれたディスクに対して、本例の高密度型の記録
再生装置により、適切な消去を実現することができ、こ
れによって消去領域に新たにデータ記録を行なっても、
クロストークやそれによるエラーエートの悪化といった
問題は生じない。従って、低密度型記録再生装置と高密
度型記録再生装置の間でのディスク互換性も問題なく実
現できる。
【0068】図10はトラッキングバイアスシフト方式
による消去特性を示している。横軸はレーザパワー、縦
軸はデルタレベルであり、低密度記録が行なわれたディ
スクに対して図8のような方式で消去を行ない、さらに
低密度型の記録再生装置で再生を行なったとき再生レベ
ル、即ち消し残りレベルを測定したものである。通常の
消去時のレーザパワーは少なくとも9mW以上とされる
ものであるが、このレベル範囲においては、ほぼ完全な
消去が実現されていることが示されている。
による消去特性を示している。横軸はレーザパワー、縦
軸はデルタレベルであり、低密度記録が行なわれたディ
スクに対して図8のような方式で消去を行ない、さらに
低密度型の記録再生装置で再生を行なったとき再生レベ
ル、即ち消し残りレベルを測定したものである。通常の
消去時のレーザパワーは少なくとも9mW以上とされる
ものであるが、このレベル範囲においては、ほぼ完全な
消去が実現されていることが示されている。
【0069】ところで、このようなトラッキングバイア
スシフト方式の消去を実行する場合は、電気的な量であ
るトラッキングエラーのオフセットレベルと実際のレー
ザースポットのデトラック量との相関をとらえておく必
要がある。
スシフト方式の消去を実行する場合は、電気的な量であ
るトラッキングエラーのオフセットレベルと実際のレー
ザースポットのデトラック量との相関をとらえておく必
要がある。
【0070】図11はディスク記録面上にフォーカスが
かかった状態でのトラッキングエラー信号の一般的な形
態を示している。トラッキングエラー信号は、ディスク
の偏心の影響でレーザスポットが周期的にトラックを横
切ることから、図示するような波形となる。このトラッ
キングエラー信号波形をサイン波形として近似すると、
図10のように波形=トラックピッチが成立することに
なる。図中、tはトラックピッチ、δはデトラック量、
Δはトラッキングエラー信号のオフセットレベル、Aは
トラッキングエラー信号の振幅である。
かかった状態でのトラッキングエラー信号の一般的な形
態を示している。トラッキングエラー信号は、ディスク
の偏心の影響でレーザスポットが周期的にトラックを横
切ることから、図示するような波形となる。このトラッ
キングエラー信号波形をサイン波形として近似すると、
図10のように波形=トラックピッチが成立することに
なる。図中、tはトラックピッチ、δはデトラック量、
Δはトラッキングエラー信号のオフセットレベル、Aは
トラッキングエラー信号の振幅である。
【0071】そしてトラッキングエラー信号のオフセッ
トレベルΔから実際のデトラック量δは、 δ=t/2π・sin-1 (2Δ/A) として求めることができる。
トレベルΔから実際のデトラック量δは、 δ=t/2π・sin-1 (2Δ/A) として求めることができる。
【0072】このような関係から、適切なオフセットバ
イアス電圧TOF(+),TOF(−)の値を設定すること
で、トラッキングバイアスシフト方式による消去を効率
よくかつ十分な特性で実現できる。
イアス電圧TOF(+),TOF(−)の値を設定すること
で、トラッキングバイアスシフト方式による消去を効率
よくかつ十分な特性で実現できる。
【0073】なお、本例のトラッキングバイアスシフト
方式では2回の走査で消去が完了するようにしたが、場
合によっては3回以上に走査で消去を完了するようにす
ることも考えられる。例えば1倍密度のデータトラック
を、8倍密度に対応する記録再生装置などの更なる小径
のレーザスポットで消去しようとする場合は、完全消去
には3回以上の走査が必要になる場合に考えられる。
方式では2回の走査で消去が完了するようにしたが、場
合によっては3回以上に走査で消去を完了するようにす
ることも考えられる。例えば1倍密度のデータトラック
を、8倍密度に対応する記録再生装置などの更なる小径
のレーザスポットで消去しようとする場合は、完全消去
には3回以上の走査が必要になる場合に考えられる。
【0074】ただし、消去動作効率の点からいえば、走
査回数は少ないほど好ましいため、可能な限りは2回と
することが好適である。また、レーザスポットのサイズ
とピットサイズの差が大きく、2回の走査では消去しき
れないような場合に、例えばフォーカスバイアスシフト
方式やレーザーパワアップ方式と併用することも考えら
れる。即ち、上述したフォーカスバイアスシフト方式に
よる問題が大きくあらわれない程度に、フォーカスバイ
アスをわずかにシフトさせてレーザスポット径を多少大
きくすることで、2回の走査で消去が完了するようにす
るものである。レーザーパワアップ方式を併用する場合
も同様であり、レーザーパワーアップによる弊害が表れ
ない程度までパワーを上げ、1回の走査での消去可能範
囲を広くして、なるべく2回の走査で消去を完了できる
ようにする。
査回数は少ないほど好ましいため、可能な限りは2回と
することが好適である。また、レーザスポットのサイズ
とピットサイズの差が大きく、2回の走査では消去しき
れないような場合に、例えばフォーカスバイアスシフト
方式やレーザーパワアップ方式と併用することも考えら
れる。即ち、上述したフォーカスバイアスシフト方式に
よる問題が大きくあらわれない程度に、フォーカスバイ
アスをわずかにシフトさせてレーザスポット径を多少大
きくすることで、2回の走査で消去が完了するようにす
るものである。レーザーパワアップ方式を併用する場合
も同様であり、レーザーパワーアップによる弊害が表れ
ない程度までパワーを上げ、1回の走査での消去可能範
囲を広くして、なるべく2回の走査で消去を完了できる
ようにする。
【0075】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明は上記例に限らず、他の光磁気ディスク、光
ディスク、磁気ディスクなどに対応する各種のディスク
記録再生装置及びそれらに採用される消去方法として適
用できる。
が、本発明は上記例に限らず、他の光磁気ディスク、光
ディスク、磁気ディスクなどに対応する各種のディスク
記録再生装置及びそれらに採用される消去方法として適
用できる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、低密度
で記録が行なわれたデータトラックに対して高密度型の
レーザスポットを用いてデータ消去を行なう場合に、消
去を実行するデータトラックに対して、それぞれトラッ
キング方向の走査位置を変更させた複数回の消去走査を
行なうようにしている。これによって消し残りの殆どな
い十分なデータ消去を実現することができ、また消去領
域に新たにデータを記録した場合に、その再生時にクロ
ストークによるエラーレートの悪化という影響もなくな
る。これによって低密度型記録再生装置と高密度型記録
再生装置の間での記録媒体の互換性も問題なく実現でき
るという効果がある。
で記録が行なわれたデータトラックに対して高密度型の
レーザスポットを用いてデータ消去を行なう場合に、消
去を実行するデータトラックに対して、それぞれトラッ
キング方向の走査位置を変更させた複数回の消去走査を
行なうようにしている。これによって消し残りの殆どな
い十分なデータ消去を実現することができ、また消去領
域に新たにデータを記録した場合に、その再生時にクロ
ストークによるエラーレートの悪化という影響もなくな
る。これによって低密度型記録再生装置と高密度型記録
再生装置の間での記録媒体の互換性も問題なく実現でき
るという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック
図である。
図である。
【図2】記録再生装置の消去原理の説明図である。
【図3】記録再生装置の記録原理の説明図である。
【図4】記録再生装置の再生原理の説明図である。
【図5】実施の形態の記録再生装置のトラッキングサー
ボ系の説明図である。
ボ系の説明図である。
【図6】実施の形態のレーザパワーアップ方式の消去動
作の説明図である。
作の説明図である。
【図7】実施の形態のフォーカスバイアスシフト方式の
消去動作の説明図である。
消去動作の説明図である。
【図8】実施の形態のトラッキングバイアスシフト方式
の消去動作の説明図である。
の消去動作の説明図である。
【図9】実施の形態のトラッキングバイアスシフト方式
の消去処理のフローチャートである。
の消去処理のフローチャートである。
【図10】実施の形態のトラッキングバイアスシフト方
式の消去特性の説明図である。
式の消去特性の説明図である。
【図11】トラッキングエラー信号の説明図である。
【図12】トラッキングエラー信号のサイン波による近
似の説明図である。
似の説明図である。
【図13】1倍密度記録トラックと4倍密度記録トラッ
クの説明図である。
クの説明図である。
【図14】従来の消去動作の説明図である。
1 スピンドルモータ、2 光学ヘッド、3 対物レン
ズ、4 2軸機構、5レーザダイオード、7 フォトデ
ィテクタ、8 RFマトリクスアンプ、9スライド機
構、10 レーザパワーコントローラ、11 バイアス
マグネット、12 スピンドルドライバ、13 FG、
14 RF処理部、15 システムコントローラ、18
サーボプロセッサ、19 スライドドライバ、20
フォーカスドライバ、21 トラッキングドライバ、2
2 バイアスマグネットドライバ、30 トラッキング
バイアス発生部、31 加算器
ズ、4 2軸機構、5レーザダイオード、7 フォトデ
ィテクタ、8 RFマトリクスアンプ、9スライド機
構、10 レーザパワーコントローラ、11 バイアス
マグネット、12 スピンドルドライバ、13 FG、
14 RF処理部、15 システムコントローラ、18
サーボプロセッサ、19 スライドドライバ、20
フォーカスドライバ、21 トラッキングドライバ、2
2 バイアスマグネットドライバ、30 トラッキング
バイアス発生部、31 加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 低密度で記録が行なわれたデータトラッ
クに対して、高密度データに対応するレーザスポットに
よる消去走査により消去を行なうデータ消去方法とし
て、 消去を実行するデータトラックに対して、それぞれトラ
ッキング方向の走査位置を変更させた複数回の消去走査
により、低密度で記録が行なわれたデータトラックのデ
ータ消去を行なうことを特徴とするデータ消去方法。 - 【請求項2】 高密度データに対応するレーザスポット
による消去走査を行なうことができる消去ヘッド手段
と、 装填された記録媒体のデータトラックが高密度記録によ
るものか低密度記録によるものかを判別する判別手段
と、 レーザスポットによる消去走査におけるトラック幅方向
の走査位置に対応するバイアス値を可変設定することが
できるトラックバイアス可変手段と、 前記判別手段によって、装填された記録媒体が低密度記
録によるものと判別された場合は、消去を実行するデー
タトラックに対して、それぞれ前記トラックバイアス可
変手段によるバイアス値を異なる値とした複数回の走査
を前記消去ヘッド手段に実行させる制御手段と、 を有していることを特徴とするデータ消去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20938996A JPH1040545A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | データ消去方法、データ消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20938996A JPH1040545A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | データ消去方法、データ消去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040545A true JPH1040545A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16572101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20938996A Withdrawn JPH1040545A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | データ消去方法、データ消去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1040545A (ja) |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP20938996A patent/JPH1040545A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |