JPH1041164A - ブロックフィルタ - Google Patents

ブロックフィルタ

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JPH1041164A
JPH1041164A JP20896796A JP20896796A JPH1041164A JP H1041164 A JPH1041164 A JP H1041164A JP 20896796 A JP20896796 A JP 20896796A JP 20896796 A JP20896796 A JP 20896796A JP H1041164 A JPH1041164 A JP H1041164A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaped
coil
block filter
shaped coil
core
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Application number
JP20896796A
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English (en)
Inventor
Kimiki Harada
公樹 原田
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電流においても直流重畳特性が劣化せず、
減衰量が高く結合損失が低いブロックフィルタを提供す
ること。 【解決手段】 通信の障害となる各種のノイズを抑制
し、且つ隣家へ伝送信号が電力線を通して漏れるのを防
ぐために設置されるブロックフィルタにおいて、並列共
振用パワーコイルはU字形コアの磁脚に巻線を施した3
個のU字形コイルA,B,Cで構成され、且つU字形コ
イルAは、開口端11がU字形コイルBの背部10との
間に所定の間隔を保持して略平行となるように配置し、
U字形コイルBは、開口端13がU字形コイルCの背部
12との間に所定の間隔を保持して略平行となるように
配置されるブロックフィルタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大電流を使用する
電力線搬送型通信方式に用いられる、通信の各種のノイ
ズを抑制し、且つ伝送信号が電力線を通して隣家等の外
部へ信号が漏れるのを防ぐために設置されるブロックフ
ィルタの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ホームオートメーションの多様化
に伴い、ホームオートメーション機器に使用される電流
容量は、従来の30Aより大きい50A程度のものが要
求されている。
【0003】従来のブロックフィルタの並列共振用パワ
ーコイルのコアには、リング状のダストコアやギャップ
付きのフェライトコア等が用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁性コアは、
いずれにしても直流重畳特性においては、電流通電によ
ってインダクタンス値が低下する。従って、並列共振回
路の共振周波数の変化が大きいと、目的の周波数特性が
得られなくなる場合がある。そうなると、フィルタ性能
が著しく低下してしまう。従来のブロックフィルタにお
いては、コアは、磁脚を突き合わせる対の配列した状態
で、前記ギャップ付きフェライトコアとしてU字形コア
を用いていた。従来のブロックフィルタにおいては、前
記インダクタンス値を低下することを防止するために、
U字形コアの寸法を格段に大きくしているが、実用的に
は、スペースや小形化や価格の点で問題があった。又、
従来のギャップ付きフェライトコアを用いたブロックフ
ィルタにおいても、より減衰量が高く、より結合損失が
低いものが求められている。
【0005】本発明は、上述したような問題を解決し、
使用最大電流においても直流重畳特性が劣化せず、減衰
量が高く、結合損失が低いブロックフィルタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、大電流を使用
する電力線搬送型通信方式に用いられ、通信の各種のノ
イズを抑制し、且つ外部へ伝送信号が電力線を通して漏
れるのを防ぐために設置される三相型ブロックフィルタ
において、該ブロックフィルタの並列共振用パワーコイ
ルはU字形コアの磁脚に巻線を施した3個のU字形コイ
ルA,B,Cで構成され、且つU字形コイルAは、U字
形コイルAの開口端がU字形コイルBの背部との間に所
定間隔を保持して略平行となるように配置し、U字形コ
イルBは、U字形コイルBの開口端がU字形コイルCの
背部との間に所定間隔を保持して略平行となるように配
置されることを特徴としたブロックフィルタである。
【0007】また、本発明は、大電流を使用する電力線
搬送型通信方式に用いられ、通信の各種のノイズを抑制
し、且つ外部へ伝送信号が電力線を通して漏れるのを防
ぐために設置される単相型ブロックフィルタにおいて、
該ブロックフィルタの並列共振用パワーコイルはU字形
コアの磁脚に巻線を施した2個のU字形コイルA,Bで
構成され、且つU字形コイルAは、U字形コイルAの開
口端がU字形コイルBの背部との間に所定間隔を保持し
て略平行となるように配置されることを特徴としたブロ
ックフィルタである。
【0008】従来のコイルの例を図6に示す。コイルの
インダクタンス値が9μHとした場合、単体のリング状
ダストコア(□印)、磁脚を対向させた1対のU字形コ
アからなるギャップ付きフェライトコア(△印)、単体
のU字形コア(○印)に巻線を施したコイルの直流重畳
特性を調べたところ、リング状ダストコアやギャップ付
きフェライトコアは、ブロックフィルタの最大電流に達
する前に、直流重畳特性が劣化する欠点がある。U字形
コア(単体)で用いたものが、ブロックフィルタの最大
電流(定格電流)においても、直流重畳特性が劣化しな
いことに注目される。従って、ブロックフィルタにおい
て、単体のU字形コアの形でコイルを本発明のように配
置することで、フィルタ特性の高いものが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施例のブロックフィル
タの並列共振用パワーコイルに使用するU字形コイル
A,B,Cの配置を示す説明図である。
【0011】なお、図1では、U字形コイルA,B,C
を構成するコアホルダー・巻線・コアキャップは省略し
た。図2に、並列共振用パワーコイルを示す。図3に、
ブロックフィルタ内での並列共振用パワーコイルの配置
状態を示す。図4に、本実施例のブロックフィルタを示
す。
【0012】図3の並列共振用パワーコイルは、図2に
示す3個のU字形コイルA,B,Cによって構成され
る。
【0013】U字形コイルA,B,Cは、図2、図3に
示すように、U字形コア1に、磁脚部分を覆うことが可
能な絶縁性のコアキャップ2を被せ、コアホルダー4で
前記U字形コア1とコアキャプ2を固定し、前記コアキ
ャップ2の上に眼鏡型の巻線3を施して完成する。
【0014】U字形コイルA,B,Cをボルト8を用い
て、振動などの外力によってU字形コイルの位置が変化
しないようにケース9に固定する。
【0015】この時、U字形コイルAは、図1、図2の
ように、U字形コイルAの開口端11がU字形コイルB
の背部10との間に所定の間隔Lを保持して略平行とな
るように配置する。
【0016】一方、U字形コイルBは、開口端13がU
字形コイルCの背部12との間に所定の間隔Lを保持し
て略平行となるように配置する。
【0017】図3、図4において、ショートバー17
は、電力線14と信号線15を接続する圧着端子18
と、U字形コイルA,B,Cの巻線3の右側の端部16
を接続する圧着端子19と、プリント基板20のコネク
タ21より出ているリード線22を接続する圧着端子2
3を持つ。
【0018】また、ショートバー34は、電力線14を
接続する圧着端子39と、U字形コイルA,B,Cの巻
線3の左側の端部25を接続する圧着端子26と、プリ
ント基板20のコネクタ27より出ているリード線28
を接続する圧着端子29を持つ。
【0019】ショートバー17,34は、ボルト30に
よってケース9に固定する。
【0020】前記プリント基板20は、裏面にプリント
配線(図示せず)が施してあり、発振コイル31と、C
sコンデンサ32と、Cpコンデンサ33と、コネクタ
21,27が半田付けされている。
【0021】プリント基板20をボルト36でケース9
に固定し、コネクタ21より出ているリード線22をシ
ョートバー17の圧着端子23に圧着し、コネクタ27
より出ているリード線28をショートバー34の圧着端
子29に圧着し、U字形コイルA,B,Cの巻線3の右
側の端部16をショートバー17の圧着端子19に圧着
し、U字形コイルA,B,Cの巻線3の左側の端部25
をショートバー34の圧着端子26に圧着し、電力線1
4と信号線15をショートバー17の圧着端子18に圧
着し、ショートバー34の圧着端子39に電力線14を
圧着し、電力線14を電力線引き出し口37より引き出
し、信号線15を信号線引き出し口38より引き出し、
蓋35をケース9に被せ、本実施例のブロックフィルタ
が組み立てられて完成する。
【0022】図5に、本実施例のブロックフィルタの等
価回路を示す。ここで、Lp1はU字形コイルAに、L
p2はU字形コイルBに、Lp3はU字形コイルCに相
当する。
【0023】表1に、は本発明のブロックフィルタの
U字形コイルA,B間の間隔をLとした場合、は比較
用としてU字形コイルA,Bの開口端同士を略平行状態
にして、その間隔をLとした場合、はU字形コイル
A,Bの背部どうしを略平行状態にして、その間隔をL
とした場合の結合損失を示している。
【0024】
【表1】
【0025】図7は、上記結合損失の測定方法を示して
いる。図7で、5のL・Mはレベルメータ、6のS・G
は発振器、7の→印は75Ω平衡ケーブルである。測定
周波数は125kHzで行った。
【0026】表1から、の場合の本発明のブロックフ
ィルタのU字形コイルA,B間の結合損失と、の場合
のU字形コイルA,B間の結合損失が間隔Lが0mmの
状態から十分小さいことがわかる。
【0027】の場合のU字形コイルA,B間の結合損
失では、他の2種の配置方法と比較して明らかに結合損
失が高く、他の2種と同等の結合損失の特性を得るため
には、少なくとも間隔Lの値を10mm以上はなさなけ
ればならず、ブロックフィルタの小型化に不利であるこ
とがわかる。
【0028】表2は、は本実施例のブロックフィルタ
に用いられる並列共振用パワーコイルの3個のU字形コ
イルA,B,Cの間隔Lをそれぞれ3mmずつ離した場
合のインダクタンス、は前記の並列共振用パワーコイ
ルのU字形コイルCを取り除いた時のU字形コイルA,
Bのインダクタンス、は比較用としてU字形コイル
A,Bの背部どうしを略平行状態にし間隔Lを3mmず
つ離した場合のインダクタンス、はU字形コイルA,
B,C単体でのインダクタンスの測定結果である。
【0029】
【表2】
【0030】この表2より、の場合の本実施例のブロ
ックフィルタに用いられる並列共振用パワーコイルの3
個の内のU字形コイルA,Bとの場合の並列共振用パ
ワーコイルのU字形コイルCを取り除いた時のU字形コ
イルAが、つまり、開口端が他のU字形コイルの背部と
の間に所定の間隔を保持して略平行となるように配置さ
れているコイルが、それ以外のコイルよりもインダクタ
ンスが高くなっていることがわかる。
【0031】従って、開口端が他のU字形コイルの背部
との間に所定の間隔を保持して略平行となるように配置
されているコイルのインダクタンスが高くなることによ
り、並列共振用パワーコイルの全体のインダクタンスが
高くなるので、本発明により減衰量が高いブロックフィ
ルタの製造が可能となる。
【0032】また、の場合は、U字形コイルAのイン
ダクタンスも高いことから、ブロックフィルタは、単相
型にすることができる。このような単相型でも、本発明
のノイズフィルタは、減衰量が高いブロックフィルタの
製造が可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明のブロックフィルタは、50A等
の大電流においても使用が可能である。また、開口端が
他のU字形コイルの背部との間に所定間隔を保持して略
平行となるように配置されているコイルのインダクタン
スが高くなるので、コアの形状を大きくしたり、巻線の
巻数を増やすことなしに減衰量が高いブロックフィルタ
の製造が可能である。また、コイルのコア同士の結合損
失を小さくすることが可能である。従って、本発明のブ
ロックフィルタは、大電流で使用可能で、小型で、高減
衰量で、低結合損失のブロックフィルタの製造が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロックフィルタの並列共振用パワ
ーコイルに使用するU字形コイルの配置の説明図。
【図2】本実施例に用いられる並列共振用パワーコイル
の拡大図。
【図3】本実施例のブロックフィルタ内での並列共振用
パワーコイルを配置した説明図。図3(a)は正面図。
図3(b)はX−X断面図。図3(c)はY−Y断面
図。
【図4】本実施例のブロックフィルタの説明図。図4
(a)は正面図。図4(b)はX−X断面図。図4
(c)はY−Y断面図。
【図5】本実施例のブロックフィルタの等価回路図。
【図6】U字型フェライトコア、ギャップ付きフェライ
トコア、リング状ダストコアの直流重畳特性を示す図。
【図7】結合損失の測定方法を示す図。
【符号の説明】
1 U字型コア 2 コアキャップ 3 巻線 4 コアホルダー 5 レベルメータ 6 発振器 7 75Ω平衡ケーブル 8,30,36 ボルト 9 ケース 10,12 背部 11,13 開口端 14 電力線 15 信号線 16,25 端部 17,34 ショートバー 18,19,23,24,26,29,39 圧着端
子 20 プリント基板 21,27 コネクタ 22,28 リード線 31 発振コイル 32 Csコンデンサ 33 Cpコンデンサ 35 蓋 37 電力線引き出し口 38 信号線引き出し口 A,B,C U字形コイル L 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 17/04 H01F 15/14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信の各種のノイズを抑制し、且つ外部
    へ伝送信号が電力線を通して漏れるのを防ぐために設置
    されるブロックフィルタにおいて、並列共振用パワーコ
    イルはU字形コアの磁脚に巻線を施した3個のU字形コ
    イルA,B,Cで構成され、且つU字形コイルAは、U
    字形コイルAの開口端がU字形コイルBの背部との間に
    所定の間隔を保持して略平行となるように配置し、U字
    形コイルBは、U字形コイルBの開口端がU字形コイル
    Cの背部との間に所定の間隔を保持して略平行となるよ
    うに配置されることを特徴としたブロックフィルタ。
  2. 【請求項2】 通信の各種のノイズを抑制し、且つ外部
    へ伝送信号が電力線を通して漏れるのを防ぐために設置
    されるブロックフィルタにおいて、並列共振用パワーコ
    イルはU字形コアの磁脚に巻線を施した2個のU字形コ
    イルA,Bで構成され、且つU字形コイルAは、U字形
    コイルAの開口端がU字形コイルBの背部との間に所定
    の間隔を保持して略平行となるように配置されることを
    特徴としたブロックフィルタ。
JP20896796A 1996-07-19 1996-07-19 ブロックフィルタ Pending JPH1041164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118658A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Naeil Community Co Ltd 広帯域ブロッキングフィルター
JP2015521384A (ja) * 2012-05-18 2015-07-27 エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー 一体型インダクタ装置

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