JPH104126A - 実装基板、電子部品実装方法及び半導体装置 - Google Patents

実装基板、電子部品実装方法及び半導体装置

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JPH104126A
JPH104126A JP8175646A JP17564696A JPH104126A JP H104126 A JPH104126 A JP H104126A JP 8175646 A JP8175646 A JP 8175646A JP 17564696 A JP17564696 A JP 17564696A JP H104126 A JPH104126 A JP H104126A
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chip
wiring board
anisotropic conductive
electronic components
mounting
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JP8175646A
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Akihiko Okuhora
明彦 奥洞
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズ対策及び高密度実装する点において、各
電子部品の配置間隔を実用上十分に近づけることが困難
な問題があつた。 【解決手段】異方性導電部材(42)を介して各電子部
品(34、36)の各電極(35、36A)をそれぞれ
配線基板(31)の対応するランド(37A)に接合す
ると共に、各電子部品(34、36)と配線基板(3
1)とを一体に保持する。これにより、各電子部品(3
4、36)の間隔は異方性導電部材(42)の切取り精
度及び配線基板(31)に対する位置決め精度に依存し
ないので、各電子部品(34、36)の配置間隔を大幅
に狭めることができる。かくして高密度実装し得る実装
基板(30)、電子部品実装方法及び半導体装置を実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図7及び図8) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1実施例(図1及び図2) (2)第2実施例(図3) (3)他の実施例(図4〜図6) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は実装基板、電子部品
実装方法及び半導体装置に関し、例えば多層配線基板の
一方の面にベアチツプ及びチツプ部品が実装されてなる
実装基板、電子部品実装方法及び半導体装置に適用して
好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、エンジニアリングワークステーシ
ヨン(Engineering Work Station、EWS)やパーソナ
ルコンピユータ等の情報処理装置においては、並列処理
化の促進及びクロツク速度の高速化によつて処理能力が
向上していると同時に、半導体集積化技術及び実装技術
の向上に伴つて、この種の情報処理装置は小型化されて
きている。
【0004】またこの種の情報処理装置においては、取
り扱う情報量が増加し、これに伴つてシステムクロツク
も高速化している。さらにセルラ電話、ISDN(Inte
grated Services Digital Network 、総合デイジタル通
信サービス網)やパーソナルコンピユータ等の情報通信
(ネツトワーク)技術の向上に伴つて、様々な機器に高
周波通信ブロツクや光速シリアルインタフエース等が用
いられている。
【0005】このように特に情報処理分野や情報通信分
野では、情報のデイジタル化及び信号の高速化に伴つて
システムが変化しており、上述のようなパーソナルコン
ピユータ等の機器に用いられる高周波回路ブロツクにお
ける低ノイズ化及び機器の小型化が望まれている。この
ような要望を実現するため、半導体チツプの実装方法と
して、マルチチツプモジユール(Multichip Module、M
CM)やフリツプチツプ実装等のベアチツプ実装が利用
されている。
【0006】通常、ベアチツプを用いたフリツプチツプ
実装においては、当該ベアチツプの回路面に形成された
複数の電極(以下、これをパツドと呼ぶ)上にそれぞれ
はんだ等でなるバンプを形成した後、ベアチツプの回路
面とマザーボードの一方の面とを対向させてベアチツプ
の各バンプをそれぞれマザーボードの一方の面に配設さ
れた対応するランドに接合させることにより、当該マザ
ーボードの一方の面にベアチツプを実装するようになさ
れている。
【0007】なおベアチツプが実装されるマザーボード
としては、通常、ガラスエポキシ又はガラスポリイミド
等の有機基板と所定の配線パターンとが順次積層されて
なる多層配線基板、アルミナ又はムライト等のセラミツ
ク基板と所定の配線パターンとが順次積層形成されてな
る多層配線基板又はシリコン基板の一方の面に銅等でな
る所定の配線パターン層とポリイミド層とが順次積層形
成されてなる多層配線基板等が用いられる。
【0008】このフリツプチツプによる実装としては、
ベアチツプのパツド上に高融点はんだでなるバンプを形
成し、マザーボード上にはんだプリコートを行うことに
より、ベアチツプの各パツドとマザーボードの対応する
各ランドとを接続するはんだフリツプチツプ法や、ベア
チツプの各パツド上にAu(金)ワイヤボンデイング法
を用いてAuバンプを形成し、Ag(銀)ペースト等の
導電性ペーストをバンプ上に適量だけ転写した後、ベア
チツプをマザーボード上に直接マウントする導電性樹脂
フリツプチツプ法などがある。
【0009】ここではんだフリツプチツプ実装によつて
マザーボードの一方の面にベアチツプが実装された実装
基板の一例を図7に示す。図7(A)及び図7(B)に
示すように、この実装基板1においては、ベアチツプ2
の回路面2Aの最外周に沿つて所定ピツチに複数設けら
れたパツド3と、これら各パツド3に対応してマザーボ
ード4の一方の面4Aに設けられたランド5とが例えば
高融点はんだでなるバンプ6を介して接合することによ
り、当該マザーボード4の一方の面4Aにベアチツプ2
が実装されている。またこの実装基板1においては、抵
抗やコンデンサ等のノイズ対策部品であるチツプ部品7
がはんだ8によつてマザーボード4の一方の面4Aの対
応するランド5に実装されている。
【0010】この場合、マザーボード4はセラミツク基
板9と銅等でなる所定の配線パターン層10とが交互に
積層形成されてなり、当該マザーボード4の一方の面4
A及び他方の面4Bの所定の領域にはソルダレジスト1
1が形成されている。またマザーボード4の一方の面4
Aの各ランド5上には例えば共晶はんだでなるはんだプ
リコート層12が形成されている。これにより、この実
装基板1においては、リフロー時、高融点はんだは溶融
せず、かつ共晶はんだが溶融する程度の温度ではんだプ
リコート層12がリフローされ、溶融したはんだプリコ
ート層12が各バンプ6に溶着される。
【0011】またこの実装基板1においては、マザーボ
ードの一方の面4Aにベアチツプ2が実装された後、当
該マザーボード4の一方の面4Aとベアチツプ2の回路
面2Aとの間の間隙に絶縁性樹脂13が充填されてベア
チツプ2が封止される。これにより、マザーボード4と
ベアチツプ2との熱膨張係数の違いに起因して各バンプ
6に応力が集中することにより生ずる各バンプ6の破損
を防止するようになされている。
【0012】ここで図7(B)に示すように、ベアチツ
プ2の周囲には絶縁性樹脂13を封入したときチツプ部
品7が絶縁性樹脂13によつて固着することを防止する
ための部品搭載禁止領域14が形成されている。この場
合、絶縁性樹脂13を封入する側の部品搭載禁止領域1
4Aは、当該絶縁性樹脂13を封入する封入口となるた
め大きく形成されている。
【0013】ところがこのように絶縁性樹脂13によつ
てベアチツプ2を封止する必要があるフリツプチツプ実
装の場合、上述のように部品搭載禁止領域14を設ける
必要があるため、その分ベアチツプ2とチツプ部品7と
の配置間隔が大きくなり、この結果実装密度が低下する
と共にノイズの低減化を損なうおそれがある。特にデイ
ジタル回路の場合にはベアチツプ2にノイズ対策部品で
あるデカツプリングコンデンサや終端抵抗を実装する場
合が多いため、絶縁性樹脂13による封止が必要なフリ
ツプチツプ実装を行つた場合には、実装密度が低下する
と共にノイズの低減化を損なうおそれがある。
【0014】そこでこのような問題を解決するための1
つの方法として、異方性導電フイルム(Annisotropic C
onductive Film、ACF)を用いたフリツプチツプ実装
法が提案されている。ここで異方性導電フイルム(接着
剤)を用いた実装基板の一例を図7との対応部分に同一
符号を付して示す図8に示す。
【0015】この実装基板20においては、各パツド3
上に例えばAuワイヤボンデイング法を用いてAuバン
プ21が形成されたベアチツプ2の回路面2Aを、マザ
ーボード4の一方の面4Aにパツド3に対応して設けら
れた各ランド5を覆うように接着された異方性導電フイ
ルム22に対して、例えば100 〜 240〔℃〕の圧着温
度、50〜40〔秒〕の圧着時間、1バンプ当たり5〜100
〔g〕の圧力で熱圧着することにより、マザーボード4
の一方の面4Aにベアチツプ2が実装されている。
【0016】この場合、ベアチツプ2においては、回路
面2Aに設けられた各パツド3上には、例えばチタン、
白金、金でなる金属被膜層が順次積層形成されてなるB
LM(Ball Limiting Metal )膜層23が形成されてお
り、当該各BLM膜層23上にそれぞれAuバンプ21
が形成されている。このBLM膜層23はAuバンプ2
1のパツド3への拡散を防止するようになされている。
ここでこの実装基板20においては、各バンプ21が異
方性導電フイルム22中に均一に分散された導電性粒子
22Aを介してマザーボード4の各ランド5に接合され
ることにより、ベアチツプ2の各パツド3とマザーボー
ド4の対応するランド5が電気的に接合するようになさ
れている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの異方性導
電フイルムを用いたフリツプチツプ実装法では、マザー
ボード4の一方の面4Aに異方性導電フイルム22を位
置合わせして仮付けを行う際、ノイズ対策チツプ部品7
をできる限りベアチツプ2の近傍に配設すれば、高密度
実装及びノイズの低減化を実現することができると考え
られる。
【0018】ところがかかる方法によつてベアチツプ2
及びチツプ部品7をマザーボード4に実装する場合、異
方性導電フイルムの周縁部の位置がベアチツプ2とチツ
プ部品7との間に配置されるように、異方性導電フイル
ム22を大きな異方性導電フイルムから切り取る必要が
あると共に、切り取つた異方性導電フイルム22をマザ
ーボード4に対して位置決めしなければならない。この
場合、互いに隣り合うベアチツプ2及びチツプ部品7
は、大きな異方性導電フイルムから各ベアチツプ2に対
応した大きさの異方性導電フイルム22を切り取る際に
生ずる寸法誤差と、当該切り取られた異方性導電フイル
ム22をマザーボード4の一方の面4Aに接着する際の
位置決め誤差を考慮して、これら寸法誤差及び位置決め
誤差よりも大きな間隔で配置しなければならず、ノイズ
対策及び高密度実装する点においてベアチツプ2とチツ
プ部品7との配置間隔を実用上十分に近づけることが困
難な問題があつた。
【0019】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、高密度実装し得る実装基板、電子部品実装方法及び
半導体装置を提案しようとするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、異方性導電部材を介して各電子部
品の各電極をそれぞれ配線基板の対応するランドに接合
すると共に、各電子部品と配線基板とを一体に保持す
る。異方性導電部材上に各電子部品が配置されるので、
各電子部品の間隔は異方性導電部材の切取り精度及び配
線基板に対する位置決め精度に依存せず、各電子部品の
配置間隔を大幅に狭めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0022】(1)第1実施例 図1において、30は全体として実装基板を示し、マザ
ーボード31はガラスエポキシ基板32と所定の配線パ
ターン層33とが交互に積層形成されてなる。このマザ
ーボード31の一方の面31Aには、電子部品としての
ベアチツプ34の回路面34Aに設けられた各パツド3
5と、当該ベアチツプ34の周囲に配置された電子部品
としてのチツプ部品36の一方の面に設けられた電極3
6Aとにそれぞれ対応したランド37Aが、例えばCu
(銅)箔をエツチングすることにより形成されている。
またマザーボード31の他方の面31Bにも例えばCu
箔をエツチングすることにより複数のランド37Bが形
成されている。
【0023】また各ランド37A上にはニツケル(N
i)/金(Au)めつき層38が形成されており、これ
によりベアチツプ34の各パツト35上にBLM膜層3
9を介して形成されたAuバンプ40とランド37Aと
の接続抵抗を低下させると共に、Auバンプ40とラン
ド37Aとの導電性を向上させ得るようになされてい
る。またマザーボード34の一方の面34A及び他方の
面34Bの所定の領域にはソルダレジスト41が形成さ
れている。
【0024】ベアチツプ34の回路面34Aには当該回
路面34Aの最外周に沿つて例えばAl、AlSi 又は
AlSi u でなるパツド35が複数設けられており
(図1(B))、当該各パツド35上にはそれぞれBL
M膜層39が形成されている。またBLM膜層39上に
はそれぞれAuバンプ40が形成されており、このBL
M膜層39はAuバンプ40のパツド35への拡散を防
止し得るようになされている。
【0025】ここでマザーボード31の一方の面31A
には、所定の厚みでなる接着フイルム状の異方性導電フ
イルム42が各ランド37Aを覆うように接着されてお
り、この異方性導電フイルム42はマザーボード31、
ベアチツプ34及びチツプ部品36を一体に保持するよ
うになされている。この異方性導電フイルム42中に
は、プラスチツクボールに例えばAu及びNi等がめつ
きされた直径約2〜10〔μm〕の導電性粒子42Aが均
一に分散されており、ベアチツプ34の各バンプ35と
チツプ部品36の電極36Aとはこの導電性粒子42A
を介してマザーボード31の対応するランド37Aに電
気的に接合されている。
【0026】また図1(B)に示すように、異方性導電
フイルム42の大きさは、ベアチツプ34及び当該ベア
チツプ34の周囲に配置されるチツプ部品36を当該異
方性導電フイルム42を介してマザーボード31の一方
の面31Aに実装し得るような大きさに選定されてい
る。
【0027】ここでマザーボード31の一方の面31A
にベアチツプ34及びチツプ部品36を実装する工程を
図2に示す。まずベアチツプ34の回路面34Aに設け
られた各パツド35のBLM膜層39上に、例えばワイ
ヤボンデイングツールを用いてAuバンプ40を形成す
る。続いてマザーボード31を作製した後、当該マザー
ボード31の他方の面31Bを所定の支持装置43によ
つて支持した状態で、マザーボード31の一方の面31
Aに、各ランド37Aを覆うような所定の大きさでなる
異方性導電フイルム42を仮付けする。この場合、異方
性導電フイルム42のガラス転移点温度以下の温度で当
該異方性導電フイルム42をマザーボード31の一方の
面31Aに仮付けする(図2(A))。
【0028】続いてベアチツプ34の回路面34Aに対
向する他方の面34Bを所定の吸着装置44で吸着し、
ベアチツプ34の回路面34Aをマザーボード31の一
方の面31Aに対向させると共に、ベアチツプ34の各
パツド35をマザーボード31の対応する各ランド37
Aに位置決めした後、 100〜 240〔℃〕の圧着温度、5
〜40〔秒〕の圧着時間、1バンプ当たり5〜100 〔g〕
程度の圧力の熱圧着条件でベアチツプ34を異方性導電
フイルム42に対して熱圧着する(図2(B))。
【0029】次にチツプ部品36の電極36Aをマザー
ボード31の対応するランド37Aに位置決めした後、
加熱ヘツドを有するツール(図示せず)を用いて上述の
熱圧着条件でチツプ部品36を異方性導電フイルム42
に対して熱圧着させることにより、当該チツプ部品36
をマザーボード31の一方の面31Aに固定させる(図
2(C))。このときベアチツプ34の各パツド35に
設けられたパンプ39及びチツプ部品36の電極36A
と、マザーボード31の対応するランド37Aとは、異
方性導電フイルム42中に存在する導電性粒子42Aを
介して電気的に接合される。かくしてマザーボード31
の一方の面31Aにベアチツプ34及びチツプ部品36
が機械的及び電気的に実装される。
【0030】以上の構成において、この実装基板30で
は、異方性導電フイルム42上にベアチツプ34及びチ
ツプ部品36を配置したことにより、異方性導電フイル
ム42の周縁部の位置を、チツプ部品36の外側に配置
することができるので、1つの大きな異方性導電フイル
ムから異方性導電フイルム42を切り取る際の切り取り
精度及び当該切り取つた異方性導電フイルム42をマザ
ーボード31に対して接着する際の位置決め精度を従来
の実装基板20に比して大幅に緩和することができる。
従つてベアチツプ34とチツプ部品36との間隔は異方
性導電フイルム42の切取り精度及びマザーボード31
に対する位置決め精度に依存しないので、従来の実装基
板20に比してベアチツプ34とチツプ部品36との間
隔を大幅に狭くすることができる。
【0031】またこの実装基板30では、異方性導電フ
イルム42上にベアチツプ34及びチツプ部品36を配
置したことにより、ベアチツプ34とチツプ部品36と
を同じ方法でマザーボード31に実装し得るので、従来
の実装基板1及び20のようにベアチツプとは別個の方
法でチツプ部品を実装する場合に比して、実装工程を簡
易化し得ると共に実装時間を短縮することができる。
【0032】またこの実装基板30では、ベアチツプ3
4及びチツプ部品36は異方性導電フイルム42中の導
電性粒子42Aを介してマザーボード31の対応するラ
ンド37Aと電気的に接続されるので、ベアチツプ34
及びチツプ部品36をマザーボード31の対応するラン
ド37Aと低抵抗で接続することができる。またこの実
装基板30では、異方性導電フイルム42上にベアチツ
プ34及びチツプ部品36を配置したことにより、はん
だを使用していない分、実装基板30を軽量化し得ると
共に、当該実装基板30を廃棄処分する際にはんだの廃
棄を防止することができる。
【0033】さらにこの実装基板30では、マザーボー
ド31の一方の面31Aに設けられた各ランド37A上
にNi/Auめつき層38が形成されているので、ベア
チツプ34及びチツプ部品36とマザーボード31との
接続抵抗を低下させることができると共に、マザーボー
ド31の各ランド37Aとベアチツプ34の各パツド3
5及びチツプ部品36の電極36Aとの導電性を向上さ
せることができる。
【0034】以上の構成によれば、ベアチツプ34の各
パツド35とチツプ部品36の電極36Aとをそれぞれ
異方性導電フイルム42を介してマザーボード31の対
応するランドに接合すると共に、異方性導電フイルムを
介してベアチツプ34及びチツプ部品36とマザーボー
ド31とを一体に保持したことにより、1つの大きな異
方性導電フイルムから異方性導電フイルム42を切り取
る際の切取り精度及び当該切り取つた異方性導電フイル
ム42をマザーボード31に対して接着する際の位置決
め精度を従来の実装基板20に比して大幅に緩和するこ
とができるので、従来の実装基板20に比してベアチツ
プ34と当該ベアチツプ34の周囲に配置されるチツプ
部品36との間隔を大幅に狭くすることができる。また
ベアチツプ34及びチツプ部品36を同じ方法でマザー
ボード31に対して実装し得るので、実装工程を簡単に
できる。かくして簡易な工程によつて高密度実装し得る
低ノイズの実装基板30及び実装方法を実現することが
できる。
【0035】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、50は全体として半導体装置を示し、ベアチツプ3
1及びチツプ部品36が異方性導電フイルム42を介し
て、ガラスエポキシ基板51及び所定の配線パターン層
52が交互に積層形成されてなる多層配線基板53の一
方の面53Aに実装されたチツプサイズパツケージで構
成されている。
【0036】この半導体装置50は、ベアチツプ34の
各パツド35上に設けられたAuバンプ39とチツプ部
品36の電極36Aとは、異方性導電フイルム42中に
存在する導電性粒子42Aを介して多層配線基板53の
一方の面53Aに設けられた対応するランド54Aに電
気的に接合されていると共に、異方性導電フイルム42
を介してベアチツプ34及びチツプ部品36と多層配線
基板53とが一体に保持されている。またこの半導体装
置50の場合、ベアチツプ34及びチツプ部品36は、
当該ベアチツプ34の回路面34Aと対向する面34B
側及びチツプ部品36の電極36Aが形成される面と対
向する面側がエポキシ樹脂55によつて覆われている。
【0037】またこの半導体装置50は、多層配線基板
53の他方の面53Bに設けられた各ランド54B上
に、 0.3〜 1.0〔mm〕程度のピツチではんだボール56
が形成されたいわゆるBGA(Ball Grid Array )で構
成されており、マザーボードに実装し得るようになされ
ている。この場合、多層配線基板53の他方の面53B
に設けられた各ランド54Bにはんだボール56を形成
せずに、多層配線基板53の他方の面53B側のランド
54Bを剥き出しの状態にしてもよい。
【0038】以上の構成において、この半導体装置50
では、異方性導電フイルム42上にベアチツプ34及び
チツプ部品36を配置したことにより、異方性導電フイ
ルム42の周縁部の位置を、チツプ部品36の外側に配
置することができるので、1つの大きな異方性導電フイ
ルムから異方性導電フイルム42を切り取る際の切り取
り精度及び当該切り取つた異方性導電フイルム42を多
層配線基板53に対して接着する際の位置決め精度を従
来の半導体装置に比して大幅に緩和することができる。
従つてベアチツプ34とチツプ部品36との間隔は異方
性導電フイルム42の切取り精度及び多層配線基板53
に対する位置決め精度に依存しないので、従来の半導体
装置に比してベアチツプ34とチツプ部品36との間隔
を大幅に狭くすることができる。
【0039】またこの半導体装置50では、異方性導電
フイルム42上にベアチツプ34及びチツプ部品36を
配置したことにより、ベアチツプ34とチツプ部品36
とを同じ方法で多層配線基板53に対して実装し得るの
で、従来の実装方法に比して実装工程を簡易化し得ると
共に実装時間を大幅に短縮することができる。またこの
半導体装置50では、ベアチツプ34及びチツプ部品3
6は異方性導電フイルム42中の導電性粒子42Aを介
して多層配線基板53の対応するランド54Aと電気的
に接続されるので、ベアチツプ34及びチツプ部品36
を多層配線基板53の対応するランド54Aと低抵抗で
接続することができる。
【0040】またこの半導体装置50では、異方性導電
フイルム42上にベアチツプ34及びチツプ部品36を
配置したことにより、はんだを使用していない分、半導
体装置50を軽量化し得ると共に、当該半導体装置50
を廃棄処分する際にはんだの廃棄を防止することができ
る。またこの半導体装置50では、多層配線基板53の
一方の面53Aに設けられた各ランド54A上にNi/
Auめつき層38が形成されているので、ベアチツプ3
4及びチツプ部品36と多層配線基板53との接続抵抗
を低下させることができると共に、多層配線基板53の
各ランド54Aとベアチツプ34の各パツド35及びチ
ツプ部品36の電極36Aとの導電性を向上させること
ができる。
【0041】またこの半導体装置50では、半導体装置
50の実装密度を従来の半導体装置に比して高密度にし
得るので、マザーボードに対する半導体装置50の実装
密度を向上させることができる。さらにこの半導体装置
50では、ベアチツプ34及びチツプ部品36がエポキ
シ樹脂55によつて被覆されているので、半導体装置5
0を外部から保護することができる。
【0042】以上の構成によれば、異方性導電フイルム
42上にベアチツプ34及びチツプ部品36を配置した
ことにより、1つの大きな異方性導電フイルムから異方
性導電フイルム42を切り取る際の切り取り精度及び当
該切り取つた異方性導電フイルム42を多層配線基板5
3に対して接着する際の位置決め精度を従来の半導体装
置に比して大幅に緩和することができるので、従来の半
導体装置に比してベアチツプ34と当該ベアチツプ34
の周囲に配置されるチツプ部品36との間隔を大幅に狭
くすることができる。かくして簡易な工程によつて高密
度実装し得る低ノイズの半導体装置50を実現すること
ができる。
【0043】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、異方性導電フイルム42
上にベアチツプ34及びチツプ部品36が配置された実
装基板30について述べたが、本発明はこれに限らず、
図4に示すように、ベアチツプ34の回路面34Aと対
向する面側及びチツプ部品36の電極36Aが形成され
ている面と対向する面側を、例えばエポキシ樹脂61に
よつて被覆するようにしても上述の実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0044】このエポキシ樹脂61を形成する工程は、
図2(C)に示す工程を実行した後、低粘度の液状樹脂
(例えばエポキシ樹脂)を、例えばデイスペンサ等を用
いてベアチツプ34の回路面34Aと対向する面及びチ
ツプ部品36の電極36Aが形成されている面と対向す
る面上に滴下した後、硬化させることにより行われる。
これにより、ベアチツプ34及びチツプ部品36がエポ
キシ樹脂61によつて封止されるので実装基板30を外
部から保護することができる。
【0045】また上述の実施例においては、本発明をチ
ツプサイズパツケージで構成される半導体装置50に適
用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
図3との対応部分に同一符号を付して示す図5に示すよ
うに、マルチチツプモジユール型の半導体装置70に本
発明を適用しても上述の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0046】図5に示すように、半導体装置70はベア
チツプ34の各パツド35及びチツプ部品36の電極3
6Aと、ガラスエポキシ基板71及び所定の配線パター
ン層72が交互に積層形成されてなる多層配線基板73
の一方の面73Aに設けられた対応するランド74Aと
が、異方性導電フイルム42中の導電性粒子42Aを介
して電気的に接合されることにより、多層配線基板73
の一方の面73Aにベアチツプ34及びチツプ部品36
が実装されて構成されている。この場合、上述の半導体
装置50と同様にベアチツプ34及びチツプ部品36を
エポキシ樹脂61によつて封止してもよい。
【0047】またこの半導体装置70の場合、多層配線
基板73の他面73Bに設けられた各ランド74B上に
所定のピツチで例えばCuでなるはんだボール75が形
成されたいわゆるBGAで構成されており、マザーボー
ドに実装し得るようになされている。ここで多層配線基
板73の他面73Bに設けられた各ランド74上にはん
だボール75を形成せずに、多層配線基板73の他方の
面73B側の各ランド74Bを剥き出しの状態にしても
よい。
【0048】さらに図6に示すように、半導体装置70
において、はんだボール75に代えて、多層配線基板7
3の他方の面73Bにピン型コネクタ76を装着しても
よい。この場合、ピン型コネクタ76は多層配線基板7
3の他方の面73Bに設けられた各ランド74Bと電気
的に接続される。従つて半導体装置70をマザーボード
に実装する際、当該半導体装置70を容易に取り扱うこ
とができると共に、当該半導体装置70を容易に交換す
ることができる。このピン型コネクタ76は半導体装置
50にも適用することができ、同様の効果を得ることが
できる。
【0049】また上述の実施例においては、ベアチツプ
34をマザーボード31に実装した後、チツプ部品36
をマザーボード31に実装した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、チツプ部品36をマザーボード
31に実装した後、ベアチツプ34をマザーボード31
に実装するようにしても上述の実施例と同様の効果を得
ることができる。また上述の実施例においては、ベアチ
ツプ34及びチツプ部品36を別個にマザーボード31
に実装した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、ベアチツプ34及びチツプ部品36を一括してマザ
ーボード31に実装してもよい。この場合、ベアチツプ
34及びチツプ部品36を同一工程でマザーボード31
に実装し得るので、実装工程を一段と簡易化することが
できると共に、実装時間を一段と短縮することができ
る。
【0050】また上述の実施例においては、ベアチツプ
34及びチツプ部品36を異方性導電フイルム42のガ
ラス転移点温度以下の温度でマザーボード31に仮付け
した後、ベアチツプ34及びチツプ部品36をマザーボ
ード31に熱圧着して実装した場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ベアチツプ34及びチツプ部品
36を異方性導電フイルム42のガラス転移点温度以下
の温度でマザーボード31に仮付けし、ベアチツプ34
及びチツプ部品36の導通テスト及び動作テストを行つ
た後、これらベアチツプ34及びチツプ部品36を一括
して熱圧着するようにしてもよい。これにより、実装基
板30の不良品の発生を未然に防止することができる。
【0051】また上述の実施例においては、 100〜 240
〔℃〕の圧着温度、5〜40〔秒〕の圧着時間、1バンプ
当たり5〜10〔g〕程度の圧力の熱圧着条件でベアチツ
プ34及びチツプ部品36を異方性導電フイルム42に
対して熱圧着した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、要はベアチツプ34及びチツプ部品36を異
方性導電フイルム42に熱圧着し得れば、この他種々の
熱圧着条件でベアチツプ34及びチツプ部品36を異方
性導電フイルム42に対して熱圧着してもよい。
【0052】また上述の実施例においては、一方の面に
複数の電子部品の各電極に対応したランドが設けられた
配線基板として、マザーボード34、多層配線基板53
及び多層配線基板73を用いた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、一方の面に複数の電子部品の各
電極に対応したランドが設けられた配線基板として、紙
エポキシ基板、アラミド基板、ポリイミド基板及びビス
マレイドトリアジン(BT)−レジン基板等の有機配線
基板、アルミナ、ムライト及びガラスセラミツク等のセ
ラミツク多層配線基板及びシリコン基板上のCu/ポリ
イミド配線基板などの配線基板等、この他種々の配線基
板を適用し得る。
【0053】また上述の実施例においては、各電子部品
の各電極をそれぞれ配線基板の対応するランドに接合す
ると共に、各電子部品と配線基板とを一体に保持する異
方性導電部材として異方性導電フイルム42を用いた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、各電子部
品の各電極をそれぞれ配線基板の対応するランドに接合
すると共に、各電子部品と配線基板とを一体に保持する
異方性導電部材として、例えば熱硬化性エポキシ樹脂や
熱可塑性のゴム系樹脂と導電性粒子と溶剤とが混合され
てなるペースト状の異方性導電フイルムや、例えばAu
及びNi等の金属粒子が分散された異方性導電フイルム
を用いてもよい。ペースト状の異方性導電部材を用いる
場合には、スクリーン印刷法を用いてマザーボード31
の一方の面34Aに形成するか、又はデイスペンサ等を
用いて接合面に直接滴下してもよい。
【0054】また上述の実施例においては、各電子部品
の電極が設けられている面と対向する面側を被覆する絶
縁性樹脂としてエポキシ樹脂55及び61を用いた場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、各電子部品
の電極が設けられている面と対向する面側を被覆する絶
縁性樹脂としてこの他種々の絶縁性樹脂を適用し得る。
さらに上述の実施例においては、ランド上に設けられた
電気的接続手段としてはんだボール56、75及びピン
型コネクタ76を用いた場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、ランド上に設けられた電気的接続手段
としてこの他種々の電気的接続手段を適用し得る。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、異方性導
電部材を介して各電子部品の各電極をそれぞれ配線基板
の対応するランドに接合すると共に、各電子部品と配線
基板とを一体に保持するようにしたことにより、各電子
部品の間隔は異方性導電部材の切取り精度及び配線基板
に対する位置決め精度に依存しないので、各電子部品の
配置間隔を大幅に狭めることができる。かくして高密度
実装し得る実装基板、電子部品実装方法及び半導体装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実装基板の一実施例を示す略線的
断面図(A)及び略線的上面図(B)である。
【図2】本発明による実装基板の製造工程の一実施例を
示す略線的断面図である。
【図3】本発明による半導体装置の一実施例を示す略線
的断面図である。
【図4】他の実施例による実装基板を示す略線的断面図
である。
【図5】他の実施例による半導体装置を示す略線的断面
図である。
【図6】他の実施例による半導体装置を示す略線的断面
図である。
【図7】従来の実装基板を示す略線的断面図(A)及び
略線的上面図(B)である。
【図8】異方性導電フイルムを用いた従来の実装基板を
示す略線的断面図(A)及び略線的上面図(B)であ
る。
【符号の説明】
30……実装基板、31……マザーボード、34……ベ
アチツプ、35……パツド、36……チツプ部品、37
A、37B……ランド、40……バンプ、42……異方
性導電フイルム、50、70……半導体装置、53、7
3……配線基板、55、61……エポキシ樹脂、56、
75……はんだボール、76……ピン型コネクタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子部品と、 一方の面に上記複数の電子部品の各電極に対応したラン
    ドが設けられた配線基板と、 上記各電子部品の上記各電極をそれぞれ配線基板の対応
    する上記ランドに接合すると共に、上記各電子部品と上
    記配線基板とを一体に保持する異方性導電部材とを具え
    ることを特徴とする実装基板。
  2. 【請求項2】上記各電子部品の上記各電極が設けられて
    いる面と対向する面側を被覆する絶縁性樹脂を具えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の実装基板。
  3. 【請求項3】複数の電子部品の各電極に対応させて一方
    の面にランドが設けられた配線基板を作製する第1の工
    程と、 上記複数の電子部品の上記各電極をそれぞれ異方性導電
    部材を介して上記配線基板の対応する上記ランドに接合
    すると共に、上記異方性導電部材を介して上記複数の電
    子部品及び上記配線基板を一体に保持する第2の工程と
    を具えることを特徴とする電子部品実装方法。
  4. 【請求項4】上記各電子部品の上記各電極が設けられて
    いる面と対向する面側から絶縁性樹脂を滴下することに
    より、当該絶縁性樹脂によつて上記複数の電子部品を被
    覆する第3の工程を具えることを特徴とする請求項3に
    記載の電子部品実装方法。
  5. 【請求項5】配線基板の一方の面に実装される半導体装
    置において、 複数の電子部品と、 一方の面に上記複数の電子部品の各電極に対応したラン
    ドが設けられた配線基板と、 上記各電子部品の上記各電極をそれぞれ配線基板の対応
    する上記ランドに接合すると共に、上記各電子部品と上
    記配線基板とを一体に保持する異方性導電部材とを具え
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】上記各電子部品の上記各電極が設けられて
    いる面と対向する面側を被覆する絶縁性樹脂を具えるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】上記配線基板は、 他方の面に設けられたランドと、 上記ランド上に設けられた電気的接続手段とを具えるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
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