JPH1041503A - Mosトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
Mosトランジスタおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH1041503A JPH1041503A JP8192607A JP19260796A JPH1041503A JP H1041503 A JPH1041503 A JP H1041503A JP 8192607 A JP8192607 A JP 8192607A JP 19260796 A JP19260796 A JP 19260796A JP H1041503 A JPH1041503 A JP H1041503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- conductivity type
- source
- drain
- mos transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外部からのサージ電圧等に対する耐性が高い、
信頼性の高いMOSトランジスタとする。 【解決手段】MOSトランジスタのソース領域、ドレイ
ン領域内にソース領域、ドレイン領域と同じ導電型で、
ソース電極、ドレイン電極との接触部を包含し、ソース
領域、ドレイン領域より接合深さの深い補助領域を設け
る。オフセット領域のあるものではそのオフセット領域
より接合深さの深い補助領域を設ける。補助領域をソー
ス領域、ドレイン領域の形成前に形成しても、ソース領
域、ドレイン領域の形成後に高い加速電圧でイオン注入
しアニールしてもよい。
信頼性の高いMOSトランジスタとする。 【解決手段】MOSトランジスタのソース領域、ドレイ
ン領域内にソース領域、ドレイン領域と同じ導電型で、
ソース電極、ドレイン電極との接触部を包含し、ソース
領域、ドレイン領域より接合深さの深い補助領域を設け
る。オフセット領域のあるものではそのオフセット領域
より接合深さの深い補助領域を設ける。補助領域をソー
ス領域、ドレイン領域の形成前に形成しても、ソース領
域、ドレイン領域の形成後に高い加速電圧でイオン注入
しアニールしてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS型電界効果
トランジスタ(以下MOSトランジスタと記す)、特に
半導体集積回路に入出力段トランジスタとして集積され
たMOSトランジスタおよびその製造方法に関する。
トランジスタ(以下MOSトランジスタと記す)、特に
半導体集積回路に入出力段トランジスタとして集積され
たMOSトランジスタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のトランジスタ等の半導体素子を集
積した半導体集積回路(以下ICと記す)、特に金属−
酸化膜−半導体構造のMOSトランジスタを集積したM
OS型集積回路(以下MOSICと記す)の高集積化、
微細化の進展には目ざましいものがある。
積した半導体集積回路(以下ICと記す)、特に金属−
酸化膜−半導体構造のMOSトランジスタを集積したM
OS型集積回路(以下MOSICと記す)の高集積化、
微細化の進展には目ざましいものがある。
【0003】図6(a)〜(c)は一般的なMOSIC
の製造方法を示す工程順のMOSトランジスタ部分の断
面図である。p型シリコン基板1の表面に難酸化性の皮
膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2を形成す
る。次に、難酸化性の皮膜のパターンを除去したp型シ
リコン基板1の表面に薄いゲート酸化膜3を形成し、そ
のゲート酸化膜3の上に多結晶シリコンを堆積し、パタ
ーンを形成してゲート電極層4とする[図6(a)]。
の製造方法を示す工程順のMOSトランジスタ部分の断
面図である。p型シリコン基板1の表面に難酸化性の皮
膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2を形成す
る。次に、難酸化性の皮膜のパターンを除去したp型シ
リコン基板1の表面に薄いゲート酸化膜3を形成し、そ
のゲート酸化膜3の上に多結晶シリコンを堆積し、パタ
ーンを形成してゲート電極層4とする[図6(a)]。
【0004】選択酸化膜2およびゲート電極層4をマス
クとして、砒素およびホウ素をイオン注入し、熱処理し
てnソース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定領
域7を形成し、続いてCVD法により層間絶縁膜8を堆
積する[同図(b)]。フォトエツチングにより層間絶
縁膜8にコンタクト孔を設けた後、アルミニウム合金を
スパッタ蒸着し、パターン形成してnソース領域5、n
ドレイン領域6、p+ 固定領域7およびゲート電極層4
にそれぞれ接触するソース電極9、ドレイン電極10、
基板固定電極11およびゲート電極12を設け、最後に
保護膜13を堆積する[同図(b)]。
クとして、砒素およびホウ素をイオン注入し、熱処理し
てnソース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定領
域7を形成し、続いてCVD法により層間絶縁膜8を堆
積する[同図(b)]。フォトエツチングにより層間絶
縁膜8にコンタクト孔を設けた後、アルミニウム合金を
スパッタ蒸着し、パターン形成してnソース領域5、n
ドレイン領域6、p+ 固定領域7およびゲート電極層4
にそれぞれ接触するソース電極9、ドレイン電極10、
基板固定電極11およびゲート電極12を設け、最後に
保護膜13を堆積する[同図(b)]。
【0005】図6(a)〜(c)はnチャネル型MOS
トランジスタの製造方法を示したが、pチャネル型MO
Sトランジスタも導入する不純物の導電型を変えれば、
同様にして形成できる。
トランジスタの製造方法を示したが、pチャネル型MO
Sトランジスタも導入する不純物の導電型を変えれば、
同様にして形成できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】IC、MOSICにお
いては、入力信号線や出力信号線に乗って外部からIC
に侵入する静電気等の高電圧のノイズあるいはサージ電
圧によって、入出力段トランジスタとして集積されたM
OSトランジスタが破壊されるのを防止するために、通
常入出力パッドと入出力段トランジスタとの間に抵抗や
ダイオードなどの保護素子が設けられる。
いては、入力信号線や出力信号線に乗って外部からIC
に侵入する静電気等の高電圧のノイズあるいはサージ電
圧によって、入出力段トランジスタとして集積されたM
OSトランジスタが破壊されるのを防止するために、通
常入出力パッドと入出力段トランジスタとの間に抵抗や
ダイオードなどの保護素子が設けられる。
【0007】しかし、近年、MOSICの高集積化、微
細化の進展に伴い、ソース・ドレイン領域の接合深さが
従来より浅くなってきており、前記のような保護素子を
設けていても、外部から侵入する静電気等の高電圧ノイ
ズ等が原因と思われる破壊が起きることがあった。図7
(a)はMOSIC内の破壊したMOSトランジスタの
シリコン基板表面における平面図、図7(b)はその断
面図である。
細化の進展に伴い、ソース・ドレイン領域の接合深さが
従来より浅くなってきており、前記のような保護素子を
設けていても、外部から侵入する静電気等の高電圧ノイ
ズ等が原因と思われる破壊が起きることがあった。図7
(a)はMOSIC内の破壊したMOSトランジスタの
シリコン基板表面における平面図、図7(b)はその断
面図である。
【0008】図のMOSトランジスタはp型基板1の表
面層にnソース領域5、nドレイン領域6が形成され、
図の右方にはp型シリコン基板1の電位固定のためのp
+ 固定領域7が形成されている。細線はそれぞれの領域
上に設けられた電極の接触部を表している。図7(b)
の断面図に見られるように、nソース領域5とnドレイ
ン領域6との間のシリコン基板表面上にゲート酸化膜3
を介してゲート電極層4が設けられたnチャネル型MO
Sトランジスタである。
面層にnソース領域5、nドレイン領域6が形成され、
図の右方にはp型シリコン基板1の電位固定のためのp
+ 固定領域7が形成されている。細線はそれぞれの領域
上に設けられた電極の接触部を表している。図7(b)
の断面図に見られるように、nソース領域5とnドレイ
ン領域6との間のシリコン基板表面上にゲート酸化膜3
を介してゲート電極層4が設けられたnチャネル型MO
Sトランジスタである。
【0009】破壊はドレイン電極10の直下で起きてお
り、溶融部14を生じて、nドレイン領域6とp型基板
1との間のpn接合が短絡されている。nソース領域5
とp型基板1との間のpn接合が短絡されている場合も
ある。このような破壊は、外部から印加される静電気等
の高電圧ノイズによって、MOSトランジスタのソース
電極4またはドレイン電極5のコンタクト部が瞬間的に
高温に加熱され、電極−接合間が溶融して、接合が短絡
したものと考えられる。
り、溶融部14を生じて、nドレイン領域6とp型基板
1との間のpn接合が短絡されている。nソース領域5
とp型基板1との間のpn接合が短絡されている場合も
ある。このような破壊は、外部から印加される静電気等
の高電圧ノイズによって、MOSトランジスタのソース
電極4またはドレイン電極5のコンタクト部が瞬間的に
高温に加熱され、電極−接合間が溶融して、接合が短絡
したものと考えられる。
【0010】以上の問題に鑑みて本発明の目的は、外部
からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある半導体装置お
よびその製造方法を提供することにある。
からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある半導体装置お
よびその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため本発
明は、第一導電型半導体層の表面側に形成された第二導
電型のソース領域およびドレイン領域を有するMOSト
ランジスタにおいて、ソース領域およびドレイン領域に
接触して設けられたソース電極、ドレイン電極との接触
部を包含してソース領域、ドレイン領域内に形成され
た、ソース領域、ドレイン領域より接合深さの深い第二
導電型補助領域を有するものとする。
明は、第一導電型半導体層の表面側に形成された第二導
電型のソース領域およびドレイン領域を有するMOSト
ランジスタにおいて、ソース領域およびドレイン領域に
接触して設けられたソース電極、ドレイン電極との接触
部を包含してソース領域、ドレイン領域内に形成され
た、ソース領域、ドレイン領域より接合深さの深い第二
導電型補助領域を有するものとする。
【0012】また、ソース領域、ドレイン領域の少なく
とも一方を包含して形成された、ソース領域、ドレイン
領域より接合深さの深い第二導電型オフセット領域を有
するMOSトランジスタにおいては、第二導電型オフセ
ット領域より接合深さの深い第二導電型補助領域を有す
るものとする。そのようにすれば、接合深さの深い第二
導電型補助領域があるため、 サージ電圧により溶融部
が発生しても、接合が短絡される可能性が殆どなくな
り、静電破壊耐量が向上する。
とも一方を包含して形成された、ソース領域、ドレイン
領域より接合深さの深い第二導電型オフセット領域を有
するMOSトランジスタにおいては、第二導電型オフセ
ット領域より接合深さの深い第二導電型補助領域を有す
るものとする。そのようにすれば、接合深さの深い第二
導電型補助領域があるため、 サージ電圧により溶融部
が発生しても、接合が短絡される可能性が殆どなくな
り、静電破壊耐量が向上する。
【0013】上記のようなMOSトランジスタの製造方
法としては、第二導電型ソース領域、ドレイン領域の形
成に先立って第二導電型補助領域を形成することものと
する。接合深さの深い拡散領域を先に形成すれば、後の
熱処理時間も利用できるので都合がよい。逆に接合深さ
の浅い拡散領域を先に形成すれば、後の熱処理時間によ
り必要以上に接合深さが深くなることがある。
法としては、第二導電型ソース領域、ドレイン領域の形
成に先立って第二導電型補助領域を形成することものと
する。接合深さの深い拡散領域を先に形成すれば、後の
熱処理時間も利用できるので都合がよい。逆に接合深さ
の浅い拡散領域を先に形成すれば、後の熱処理時間によ
り必要以上に接合深さが深くなることがある。
【0014】特に、第二導電型ガードリングを有し、そ
の第二導電型ガードリングと同時に第二導電型補助領域
を形成するものとする。そのようにすれば、特に第二導
電型補助領域を形成するための工程は不要である。ま
た、第二導電型ソース領域、ドレイン領域の形成後、半
導体基板上の絶縁膜に電極接続用のコンタクト孔を設
け、そのコンタクト孔を通じて第二導電型不純物を1M
eV以上の加速電圧でイオン注入し、第二導電型補助領
域を形成してもよい。
の第二導電型ガードリングと同時に第二導電型補助領域
を形成するものとする。そのようにすれば、特に第二導
電型補助領域を形成するための工程は不要である。ま
た、第二導電型ソース領域、ドレイン領域の形成後、半
導体基板上の絶縁膜に電極接続用のコンタクト孔を設
け、そのコンタクト孔を通じて第二導電型不純物を1M
eV以上の加速電圧でイオン注入し、第二導電型補助領
域を形成してもよい。
【0015】そのようにすれば、接合深さの深い第二導
電型補助領域を形成するための熱処理が不要であり、工
程が短縮できる。
電型補助領域を形成するための熱処理が不要であり、工
程が短縮できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、実施例を基に本発明の実施
の形態を説明する。 [実施例1]図1(a)は本発明第一の実施例のMOS
ICの一つのMOSトランジスタ部のシリコン基板表面
における平面図、同図(b)はそのA−A’線に沿った
断面図である。なお、このMOSICはnチャネル型M
OSトランジスタとpチャネル型MOSトランジスタと
を含むCMOSICであってもよい。
の形態を説明する。 [実施例1]図1(a)は本発明第一の実施例のMOS
ICの一つのMOSトランジスタ部のシリコン基板表面
における平面図、同図(b)はそのA−A’線に沿った
断面図である。なお、このMOSICはnチャネル型M
OSトランジスタとpチャネル型MOSトランジスタと
を含むCMOSICであってもよい。
【0017】図1(a)において、5、6はそれぞれn
ソース領域、nドレイン領域である。図の右方には、p
型基板1の電位固定のためのp+ 拡散領域7が設けられ
ている。点線で示されているのはゲート電極層4、nソ
ース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定領域7中
に細線で示されているのはソース電極、ドレイン電極お
よび固定電極の接触部を表している。nソース領域5お
よびnドレイン領域6中のソース電極、ドレイン電極の
接触部には、接触部より大きいn補助領域15が形成さ
れている。
ソース領域、nドレイン領域である。図の右方には、p
型基板1の電位固定のためのp+ 拡散領域7が設けられ
ている。点線で示されているのはゲート電極層4、nソ
ース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定領域7中
に細線で示されているのはソース電極、ドレイン電極お
よび固定電極の接触部を表している。nソース領域5お
よびnドレイン領域6中のソース電極、ドレイン電極の
接触部には、接触部より大きいn補助領域15が形成さ
れている。
【0018】図1(b)に示した断面は、従来の一般的
なMOSトランジスタとほぼ同じで、p型基板1の表面
層にnソース領域5、nドレイン領域6が形成され、そ
の間の基板1の表面上にはゲート酸化膜3を介して多結
晶シリコンのゲート電極層4が設けられている。9、1
0、11、12はそれぞれソース電極、ドレイン電極、
固定電極、ゲート電極である。図7(b)の従来のMO
Sトランジスタと異なっている点は、ソース電極9、ド
レイン電極10の直下の基板表面層にn補助領域15が
形成されている点である。n補助領域15は、nソース
領域5、nドレイン領域6と同じ導電型で、その接合深
さは1μmと、nソース領域5、nドレイン領域6の
0.3μmより深く形成されている。
なMOSトランジスタとほぼ同じで、p型基板1の表面
層にnソース領域5、nドレイン領域6が形成され、そ
の間の基板1の表面上にはゲート酸化膜3を介して多結
晶シリコンのゲート電極層4が設けられている。9、1
0、11、12はそれぞれソース電極、ドレイン電極、
固定電極、ゲート電極である。図7(b)の従来のMO
Sトランジスタと異なっている点は、ソース電極9、ド
レイン電極10の直下の基板表面層にn補助領域15が
形成されている点である。n補助領域15は、nソース
領域5、nドレイン領域6と同じ導電型で、その接合深
さは1μmと、nソース領域5、nドレイン領域6の
0.3μmより深く形成されている。
【0019】図1(c)は、本発明第一の実施例のMO
SICに高電圧ノイズを印加した後のMOSトランジス
タ部の断面図である。外部から印加される静電気等の高
電圧ノイズによって、MOSトランジスタのソース電極
9の接触部が瞬間的に高温に加熱され、電極−接合間が
溶融した溶融部14が見られるが、溶融部14は、n補
助領域15の中に留まっているため、nドレイン領域1
0とp型シリコン基板1との間の接合が短絡されてはい
ない。
SICに高電圧ノイズを印加した後のMOSトランジス
タ部の断面図である。外部から印加される静電気等の高
電圧ノイズによって、MOSトランジスタのソース電極
9の接触部が瞬間的に高温に加熱され、電極−接合間が
溶融した溶融部14が見られるが、溶融部14は、n補
助領域15の中に留まっているため、nドレイン領域1
0とp型シリコン基板1との間の接合が短絡されてはい
ない。
【0020】実施例1のMOSトランジスタを、C=2
00[μF]、R=0[Ω]の静電破壊耐性試験におい
て、従来は破壊耐性が300[V]程度であったもの
が、500[V]程度にまで破壊耐性が向上した。この
ように、ソース電極9、ドレイン電極10の直下に、n
ソース領域5、nドレイン領域6と同じ導電型で、それ
らより接合深さの深いn補助領域15を形成することに
よって、外部からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある
高信頼性の半導体装置とすることができる。
00[μF]、R=0[Ω]の静電破壊耐性試験におい
て、従来は破壊耐性が300[V]程度であったもの
が、500[V]程度にまで破壊耐性が向上した。この
ように、ソース電極9、ドレイン電極10の直下に、n
ソース領域5、nドレイン領域6と同じ導電型で、それ
らより接合深さの深いn補助領域15を形成することに
よって、外部からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある
高信頼性の半導体装置とすることができる。
【0021】図2(a)〜(d)は本発明の実施例のM
OSICの製造方法を示すMOSトランジスタ部分の工
程順の断面図である。p型シリコン基板1の表面に難酸
化性の皮膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2
を形成する。次に、難酸化性の皮膜のパターンを除去し
たp型シリコン基板1の表面に、厚さ約25nmのゲー
ト酸化膜3を形成し、そのゲート酸化膜3の上に多結晶
シリコンを堆積し、パターンを形成してゲート電極層4
とする[図2(a)]。
OSICの製造方法を示すMOSトランジスタ部分の工
程順の断面図である。p型シリコン基板1の表面に難酸
化性の皮膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2
を形成する。次に、難酸化性の皮膜のパターンを除去し
たp型シリコン基板1の表面に、厚さ約25nmのゲー
ト酸化膜3を形成し、そのゲート酸化膜3の上に多結晶
シリコンを堆積し、パターンを形成してゲート電極層4
とする[図2(a)]。
【0022】次に、nチャネル型MOSトランジスタの
ソース電極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場
所に、フォトレジストをマスクとして選択的に燐をイオ
ン注入し(注入条件;加速電圧150keV、ドーズ量
5×1014原子/cm2 )、続いて熱処理して(熱処理
条件;温度1000℃、40分間)、接合深さ約1μm
のn補助領域15を形成する[同図(b)]。図示され
ない断面では、pチャネル型MOSトランジスタのソー
ス電極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場所
に、ホウ素のイオン注入および熱処理により、p補助領
域が形成される。
ソース電極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場
所に、フォトレジストをマスクとして選択的に燐をイオ
ン注入し(注入条件;加速電圧150keV、ドーズ量
5×1014原子/cm2 )、続いて熱処理して(熱処理
条件;温度1000℃、40分間)、接合深さ約1μm
のn補助領域15を形成する[同図(b)]。図示され
ない断面では、pチャネル型MOSトランジスタのソー
ス電極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場所
に、ホウ素のイオン注入および熱処理により、p補助領
域が形成される。
【0023】選択酸化膜2およびゲート電極層4をマス
クとして、砒素(注入条件;加速電圧90keV、ドー
ズ量4×1015原子/cm2 )およびホウ素をイオン注
入し、熱処理(熱処理条件;温度900℃、25分間)
してnソース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定
領域7を形成する。同様にして、pチャネル型MOSト
ランジスタのpソース領域、pドレイン領域等を形成
し、続いてCVD法によりPSG(燐シリケートガラ
ス)を堆積し、リフロー処理(熱処理条件;温度950
℃、15分間)をして層間絶縁膜8とする[同図
(c)]。この後では、nソース領域5、nドレイン領
域6の接合深さは、約0.3μmとなつている。
クとして、砒素(注入条件;加速電圧90keV、ドー
ズ量4×1015原子/cm2 )およびホウ素をイオン注
入し、熱処理(熱処理条件;温度900℃、25分間)
してnソース領域5、nドレイン領域6およびp+ 固定
領域7を形成する。同様にして、pチャネル型MOSト
ランジスタのpソース領域、pドレイン領域等を形成
し、続いてCVD法によりPSG(燐シリケートガラ
ス)を堆積し、リフロー処理(熱処理条件;温度950
℃、15分間)をして層間絶縁膜8とする[同図
(c)]。この後では、nソース領域5、nドレイン領
域6の接合深さは、約0.3μmとなつている。
【0024】フォトエツチングにより層間絶縁膜8にコ
ンタクト孔を設けた後、アルミニウム合金をスパッタ蒸
着し、パターン形成してnソース領域5、nドレイン領
域6、p+ 固定領域7およびゲート電極層4にそれぞれ
接触するソース電極9、ドレイン電極10、基板固定電
極11およびゲート電極12を設け、最後にプラズマC
VD法により窒化シリコンの保護膜13を堆積する[同
図(d)]。
ンタクト孔を設けた後、アルミニウム合金をスパッタ蒸
着し、パターン形成してnソース領域5、nドレイン領
域6、p+ 固定領域7およびゲート電極層4にそれぞれ
接触するソース電極9、ドレイン電極10、基板固定電
極11およびゲート電極12を設け、最後にプラズマC
VD法により窒化シリコンの保護膜13を堆積する[同
図(d)]。
【0025】このようにして、nソース領域5、nドレ
イン領域6より接合深さの深いn補助領域15を有する
MOSトランジスタが実現できる。 [実施例2]図3(a)は本発明第二の実施例のMOS
ICの一つのMOSトランジスタ部のシリコン基板表面
における平面図、同図(b)はそのB−B’線に沿った
断面図である。なお、このMOSICはnチャネル型M
OSトランジスタとpチャネル型MOSトランジスタと
を含むCMOSICであってもよい。
イン領域6より接合深さの深いn補助領域15を有する
MOSトランジスタが実現できる。 [実施例2]図3(a)は本発明第二の実施例のMOS
ICの一つのMOSトランジスタ部のシリコン基板表面
における平面図、同図(b)はそのB−B’線に沿った
断面図である。なお、このMOSICはnチャネル型M
OSトランジスタとpチャネル型MOSトランジスタと
を含むCMOSICであってもよい。
【0026】この例では、シリコン基板がn型基板であ
り、その上に積層されたpウェルの表面層にnチャネル
型MOSトランジスタが形成されている。また、nチャ
ネル型MOSトランジスタに、低耐圧MOSトランジス
タと高耐圧MOSトランジスタがあり、図に示したのは
高耐圧MOSトランジスタの方である。図3(a)にお
いて、pウェル17の表面層にnソース領域5、nドレ
イン領域6が形成され、その間の基板表面上にはゲート
酸化膜を介して多結晶シリコンのゲート電極層4が設け
られている。高耐圧化のためnソース領域5、nドレイ
ン領域6の外側に同じ導電型のnオフセット領域18が
形成されている。また、nチャネル型MOSトランジス
タとp+ 固定領域7との間にnガードリング領域19が
形成されている。
り、その上に積層されたpウェルの表面層にnチャネル
型MOSトランジスタが形成されている。また、nチャ
ネル型MOSトランジスタに、低耐圧MOSトランジス
タと高耐圧MOSトランジスタがあり、図に示したのは
高耐圧MOSトランジスタの方である。図3(a)にお
いて、pウェル17の表面層にnソース領域5、nドレ
イン領域6が形成され、その間の基板表面上にはゲート
酸化膜を介して多結晶シリコンのゲート電極層4が設け
られている。高耐圧化のためnソース領域5、nドレイ
ン領域6の外側に同じ導電型のnオフセット領域18が
形成されている。また、nチャネル型MOSトランジス
タとp+ 固定領域7との間にnガードリング領域19が
形成されている。
【0027】図3(b)は、実施例2のMOSトランジ
スタ部の断面図である。n型基板17の上に積層された
pウェル17の表面層にnオフセット領域18が形成さ
れている。nオフセット領域18内にnソース領域5、
nドレイン領域6が形成されている。9、10、11、
12はソース電極、ドレイン電極、固定電極およびゲー
ト電極である。ソース電極9、ドレイン電極10の直下
の基板表面層に、電極の接触部を含み、nソース領域
5、nドレイン領域6、nオフセット領域18より接合
深さの深いn補助領域15が形成されている。n補助領
域15の接合深さは3μmで、nソース領域の0.3μ
m、nオフセット領域の2μmより深い。
スタ部の断面図である。n型基板17の上に積層された
pウェル17の表面層にnオフセット領域18が形成さ
れている。nオフセット領域18内にnソース領域5、
nドレイン領域6が形成されている。9、10、11、
12はソース電極、ドレイン電極、固定電極およびゲー
ト電極である。ソース電極9、ドレイン電極10の直下
の基板表面層に、電極の接触部を含み、nソース領域
5、nドレイン領域6、nオフセット領域18より接合
深さの深いn補助領域15が形成されている。n補助領
域15の接合深さは3μmで、nソース領域の0.3μ
m、nオフセット領域の2μmより深い。
【0028】図3(c)は、実施例2のMOSICに高
電圧ノイズを印加した後のMOSトランジスタ部の断面
図である。外部から印加される静電気等の高電圧ノイズ
によって、MOSトランジスタのソース電極9またはド
レイン電極10の接触部が瞬間的に高温に加熱され、電
極−接合間が溶融した溶融部14が見られるが、溶融部
14は、n補助領域15の中に留まっているため、接合
が短絡されてはいない。
電圧ノイズを印加した後のMOSトランジスタ部の断面
図である。外部から印加される静電気等の高電圧ノイズ
によって、MOSトランジスタのソース電極9またはド
レイン電極10の接触部が瞬間的に高温に加熱され、電
極−接合間が溶融した溶融部14が見られるが、溶融部
14は、n補助領域15の中に留まっているため、接合
が短絡されてはいない。
【0029】このように、ソース電極9、ドレイン電極
10の直下に、nソース領域5、nドレイン領域6、n
オフセット領域18と同じ導電型で、それらより接合深
さの深いn補助領域15を形成することによって、外部
からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある半導体装置と
することができる。図4(a)〜(d)は本発明の実施
例のMOSICの製造方法を示すMOSトランジスタ部
分の工程順の断面図である。なお、このMOSICはn
チャネル型MOSトランジスタとpチャネル型MOSト
ランジスタとを含むCMOSICである。
10の直下に、nソース領域5、nドレイン領域6、n
オフセット領域18と同じ導電型で、それらより接合深
さの深いn補助領域15を形成することによって、外部
からの高電圧ノイズ等に対して耐性のある半導体装置と
することができる。図4(a)〜(d)は本発明の実施
例のMOSICの製造方法を示すMOSトランジスタ部
分の工程順の断面図である。なお、このMOSICはn
チャネル型MOSトランジスタとpチャネル型MOSト
ランジスタとを含むCMOSICである。
【0030】まず、n型基板16の表面層にホウ素をイ
オン注入し(注入条件;ドーズ量1012原子/c
m2 )、でpウェル17を形成する。同様に燐をイオン
注入し、pチャネル型MOSトランジスタのためのnウ
ェルを形成する。次にpウェル17内に、フォトレジス
トをマスクとして選択的にnオフセット領域18形成の
ため燐をイオン注入(注入条件;加速電圧150ke
V、ドーズ量 1013原子/cm2 )する。続いて、燐
をイオン注入し選択酸化膜の下となる部分にnガードリ
ングのため燐をイオン注入(注入条件;加速電圧150
keV、ドーズ量5×1014原子/cm2 )する。この
ときに、同時にnチャネル型MOSFETのソース電
極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場所に、燐
をイオン注入する。続くオフセット熱処理(熱処理条件
1150℃、120分間)によって、接合深さが約2μ
mのnオフセツト領域18、接合深さが3μmのnガー
ドリング19が形成される。同時にnオフセツト領域1
8内に接合深さが3μmのn補助領域15が形成される
[図4(a)]。図示されない断面では、pチャネル型
MOSFETのソース電極、ドレイン電極のコンタクト
孔形成予定の場所に、ホウ素のイオン注入および熱処理
により、p保護領域が形成される。
オン注入し(注入条件;ドーズ量1012原子/c
m2 )、でpウェル17を形成する。同様に燐をイオン
注入し、pチャネル型MOSトランジスタのためのnウ
ェルを形成する。次にpウェル17内に、フォトレジス
トをマスクとして選択的にnオフセット領域18形成の
ため燐をイオン注入(注入条件;加速電圧150ke
V、ドーズ量 1013原子/cm2 )する。続いて、燐
をイオン注入し選択酸化膜の下となる部分にnガードリ
ングのため燐をイオン注入(注入条件;加速電圧150
keV、ドーズ量5×1014原子/cm2 )する。この
ときに、同時にnチャネル型MOSFETのソース電
極、ドレイン電極のコンタクト孔形成予定の場所に、燐
をイオン注入する。続くオフセット熱処理(熱処理条件
1150℃、120分間)によって、接合深さが約2μ
mのnオフセツト領域18、接合深さが3μmのnガー
ドリング19が形成される。同時にnオフセツト領域1
8内に接合深さが3μmのn補助領域15が形成される
[図4(a)]。図示されない断面では、pチャネル型
MOSFETのソース電極、ドレイン電極のコンタクト
孔形成予定の場所に、ホウ素のイオン注入および熱処理
により、p保護領域が形成される。
【0031】pウェル17の表面に難酸化性の皮膜のパ
ターンを形成後酸化して選択酸化膜2を形成し、素子形
成領域を分離する。次に、難酸化性の皮膜のパターンを
除去したpウェル17の表面に、厚さ約130nmのゲ
ート酸化膜3を形成し、そのゲート酸化膜3の上に厚さ
約320nmの多結晶シリコンを堆積し、パターニン
グ、エッチングをおこなって、ゲート電極層4とする
[同図(b)]。多結晶シリコンは堆積する際に、燐を
導入することにより、導体として使用できるようにして
ある。
ターンを形成後酸化して選択酸化膜2を形成し、素子形
成領域を分離する。次に、難酸化性の皮膜のパターンを
除去したpウェル17の表面に、厚さ約130nmのゲ
ート酸化膜3を形成し、そのゲート酸化膜3の上に厚さ
約320nmの多結晶シリコンを堆積し、パターニン
グ、エッチングをおこなって、ゲート電極層4とする
[同図(b)]。多結晶シリコンは堆積する際に、燐を
導入することにより、導体として使用できるようにして
ある。
【0032】選択酸化膜2およびゲート電極層4をマス
クとして、前記のオフセット拡散内に砒素(注入条件;
加速電圧90keV、ドーズ量4×1015原子/c
m2 )をイオン注入し、熱処理(熱処理条件;温度90
0℃、25分間)してnソース領域5、nドレイン領域
6を形成する。同様にホウ素のイオン注入により、p+
固定領域7を形成する。このとき、pチャネル型MOS
トランジスタのpソース領域、pドレイン領域等を形成
してもよい。続いてCVD法によりPSG(燐シリケー
トガラス)を堆積し、リフロー処理(熱処理条件;温度
950℃、15分間)をして層間絶縁膜8とする[同図
(c)]。この後では、nソース領域5、nドレイン領
域6の接合深さは、約0.3μmとなつている。
クとして、前記のオフセット拡散内に砒素(注入条件;
加速電圧90keV、ドーズ量4×1015原子/c
m2 )をイオン注入し、熱処理(熱処理条件;温度90
0℃、25分間)してnソース領域5、nドレイン領域
6を形成する。同様にホウ素のイオン注入により、p+
固定領域7を形成する。このとき、pチャネル型MOS
トランジスタのpソース領域、pドレイン領域等を形成
してもよい。続いてCVD法によりPSG(燐シリケー
トガラス)を堆積し、リフロー処理(熱処理条件;温度
950℃、15分間)をして層間絶縁膜8とする[同図
(c)]。この後では、nソース領域5、nドレイン領
域6の接合深さは、約0.3μmとなつている。
【0033】フォトエツチングにより層間絶縁膜8にパ
ターニング、エッチングをおこない、コンタクト孔を設
けた後、アルミニウム合金をスパッタ蒸着し、パターン
形成してnソース領域5、nドレイン領域6、p+ 固定
領域7およびゲート電極層4にそれぞれ接触するソース
電極9、ドレイン電極10、基板固定電極11およびゲ
ート電極12を設け、最後にプラズマCVD法により窒
化シリコンの保護膜13を堆積する[同図(d)]。
ターニング、エッチングをおこない、コンタクト孔を設
けた後、アルミニウム合金をスパッタ蒸着し、パターン
形成してnソース領域5、nドレイン領域6、p+ 固定
領域7およびゲート電極層4にそれぞれ接触するソース
電極9、ドレイン電極10、基板固定電極11およびゲ
ート電極12を設け、最後にプラズマCVD法により窒
化シリコンの保護膜13を堆積する[同図(d)]。
【0034】このようにnガードリング19形成のため
の燐イオン注入を利用してn補助領域15を形成すれ
ば、プロセスを新たに追加する必要が無く、現状のプロ
セスをそのまま利用できる。 [実施例3]図5(a)〜(d)は本発明の実施例2の
MOSトランジスタを含むMOSICの別の製造方法を
示す工程順のMOSトランジスタ部の断面図である。な
お、このMOSICはnチャネル型MOSFETとpチ
ャネル型MOSトランジスタとを含むCMOSICであ
る。
の燐イオン注入を利用してn補助領域15を形成すれ
ば、プロセスを新たに追加する必要が無く、現状のプロ
セスをそのまま利用できる。 [実施例3]図5(a)〜(d)は本発明の実施例2の
MOSトランジスタを含むMOSICの別の製造方法を
示す工程順のMOSトランジスタ部の断面図である。な
お、このMOSICはnチャネル型MOSFETとpチ
ャネル型MOSトランジスタとを含むCMOSICであ
る。
【0035】まず、n型基板16の表面層にpウェル1
7形成のため、ホウ素をイオン注入する。(注入条件;
ドーズ量1012原子/cm2 )必要によりnウェルを形
成するための、燐のイオン注入をおこなう。次にpウェ
ル17の表面層に、フォトレジストをマスクとして選択
的にnオフセット領域18形成のため燐をイオン注入
(注入条件;ドーズ量1013原子/cm2 )する。続い
て、選択酸化膜の下となる部分に部分にnガードリング
19形成のための燐をイオン注入(注入条件;加速電圧
150keV、ドーズ量5×1014原子/cm2 )す
る。続くオフセット熱処理(熱処理条件1150℃、1
20分間)によって、接合深さが約2μmのnオフセツ
ト領域18、接合深さが3μmのnガードリング19が
形成される[図5(a)]。
7形成のため、ホウ素をイオン注入する。(注入条件;
ドーズ量1012原子/cm2 )必要によりnウェルを形
成するための、燐のイオン注入をおこなう。次にpウェ
ル17の表面層に、フォトレジストをマスクとして選択
的にnオフセット領域18形成のため燐をイオン注入
(注入条件;ドーズ量1013原子/cm2 )する。続い
て、選択酸化膜の下となる部分に部分にnガードリング
19形成のための燐をイオン注入(注入条件;加速電圧
150keV、ドーズ量5×1014原子/cm2 )す
る。続くオフセット熱処理(熱処理条件1150℃、1
20分間)によって、接合深さが約2μmのnオフセツ
ト領域18、接合深さが3μmのnガードリング19が
形成される[図5(a)]。
【0036】次に、pウェル17の表面に難酸化性の皮
膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2を形成
し、素子形成領域を分離する。その後、難酸化性の皮膜
のパターンを除去したp型シリコン基板1の表面に、厚
さ約130nmのゲート酸化膜3を形成し、そのゲート
酸化膜3の上に減圧CVD法により厚さ約320nmの
多結晶シリコンを堆積し、パターニング、エッチングを
おこなって、ゲート電極層4とする。多結晶シリコン
は、堆積する際に燐を導入することにより、導体として
使用できるようにしてある。
膜のパターンを形成し、酸化して選択酸化膜2を形成
し、素子形成領域を分離する。その後、難酸化性の皮膜
のパターンを除去したp型シリコン基板1の表面に、厚
さ約130nmのゲート酸化膜3を形成し、そのゲート
酸化膜3の上に減圧CVD法により厚さ約320nmの
多結晶シリコンを堆積し、パターニング、エッチングを
おこなって、ゲート電極層4とする。多結晶シリコン
は、堆積する際に燐を導入することにより、導体として
使用できるようにしてある。
【0037】前記のnオフセット領域18内に選択酸化
膜2およびゲート電極層4をマスクとして、砒素をイオ
ン注入(注入条件;加速電圧90keV、ドーズ量4×
10 15原子/cm2 )し、熱処理(熱処理条件;温度9
00℃、25分間)してnソース領域5、nドレイン領
域6を形成する。同様にホウ素をイオン注入し熱処理し
てp+ 固定領域7や、pチャネル型MOSトランジスタ
のpソース領域、pドレイン領域等を形成し、続いてC
VD法によりPSG(燐シリケートガラス)を堆積し、
リフロー処理(熱処理条件;温度950℃、15分間)
をして層間絶縁膜8とする[同図(b)]。
膜2およびゲート電極層4をマスクとして、砒素をイオ
ン注入(注入条件;加速電圧90keV、ドーズ量4×
10 15原子/cm2 )し、熱処理(熱処理条件;温度9
00℃、25分間)してnソース領域5、nドレイン領
域6を形成する。同様にホウ素をイオン注入し熱処理し
てp+ 固定領域7や、pチャネル型MOSトランジスタ
のpソース領域、pドレイン領域等を形成し、続いてC
VD法によりPSG(燐シリケートガラス)を堆積し、
リフロー処理(熱処理条件;温度950℃、15分間)
をして層間絶縁膜8とする[同図(b)]。
【0038】フォトエツチングにより、層間絶縁膜8の
ソース電極、ドレイン電極コンタクト用のコンタクト孔
を開口した後、燐をイオン注入(注入条件;加速電圧
3MeV、ドーズ量 5×1014原子/cm2 )し、低
温アニール(熱処理条件800℃、25分間)によっ
て、コンタクト形成部下にのみnオフセット領域18よ
り接合深さの深いn補助領域15を形成する[同図
(c)]。コンタクト形成部下の拡散層の接合深さは、
約3μmになる。図示されない断面では、pチャネル型
MOSFETのソース電極、ドレイン電極のコンタクト
孔形成予定の場所に、ホウ素のイオン注入および熱処理
により、p補助領域が形成される。
ソース電極、ドレイン電極コンタクト用のコンタクト孔
を開口した後、燐をイオン注入(注入条件;加速電圧
3MeV、ドーズ量 5×1014原子/cm2 )し、低
温アニール(熱処理条件800℃、25分間)によっ
て、コンタクト形成部下にのみnオフセット領域18よ
り接合深さの深いn補助領域15を形成する[同図
(c)]。コンタクト形成部下の拡散層の接合深さは、
約3μmになる。図示されない断面では、pチャネル型
MOSFETのソース電極、ドレイン電極のコンタクト
孔形成予定の場所に、ホウ素のイオン注入および熱処理
により、p補助領域が形成される。
【0039】アルミニウム合金をスパッタ蒸着し、パタ
ーン形成してnソース領域5、nドレイン領域6、p+
固定領域7およびゲート電極層4にそれぞれ接触するソ
ース電極9、ドレイン電極10、基板固定電極11およ
びゲート電極12を設け、最後にプラズマCVD法によ
り窒化シリコンの保護膜13を堆積し、MOSICを完
成する[同図(d)]。
ーン形成してnソース領域5、nドレイン領域6、p+
固定領域7およびゲート電極層4にそれぞれ接触するソ
ース電極9、ドレイン電極10、基板固定電極11およ
びゲート電極12を設け、最後にプラズマCVD法によ
り窒化シリコンの保護膜13を堆積し、MOSICを完
成する[同図(d)]。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、M
OSトランジスタのソース領域、ドレイン領域内にソー
ス電極、ドレイン電極との接触部を包含し、ソース領
域、ドレイン領域あるいはオフセット領域のあるもので
はそのオフセット領域より接合深さの深い補助領域を設
けることによって、サージ電圧により溶融部が発生して
も、接合が短絡されず、外部から印加される高電圧のノ
イズ等に対する耐性が高い、MOSトランジスタとな
る。
OSトランジスタのソース領域、ドレイン領域内にソー
ス電極、ドレイン電極との接触部を包含し、ソース領
域、ドレイン領域あるいはオフセット領域のあるもので
はそのオフセット領域より接合深さの深い補助領域を設
けることによって、サージ電圧により溶融部が発生して
も、接合が短絡されず、外部から印加される高電圧のノ
イズ等に対する耐性が高い、MOSトランジスタとな
る。
【0041】例えば、実施例において説明したように、
C=200[μF]、R=0[Ω]の静電破壊耐性試験
において、従来は破壊耐圧が300[V]であったもの
が、500[V]にまで向上した。
C=200[μF]、R=0[Ω]の静電破壊耐性試験
において、従来は破壊耐圧が300[V]であったもの
が、500[V]にまで向上した。
【図1】(a)は本発明第一の実施例のMOSトランジ
スタのシリコン表面における平面図、(b)はA−A’
線における部分断面図、(c)はサージ電圧印加後の部
分断面図
スタのシリコン表面における平面図、(b)はA−A’
線における部分断面図、(c)はサージ電圧印加後の部
分断面図
【図2】(a)〜(d)は本発明第一の実施例のMOS
トランジスタの製造工程順の部分断面図
トランジスタの製造工程順の部分断面図
【図3】(a)は本発明第二の実施例のMOSトランジ
スタのシリコン表面における平面図、(b)はB−B’
線における部分断面図、(c)はサージ電圧印加後の部
分断面図
スタのシリコン表面における平面図、(b)はB−B’
線における部分断面図、(c)はサージ電圧印加後の部
分断面図
【図4】(a)〜(d)は本発明第二の実施例のMOS
トランジスタの製造工程順の部分断面図
トランジスタの製造工程順の部分断面図
【図5】(a)〜(d)は本発明第二の実施例のMOS
トランジスタの別の製造工程順の部分断面図
トランジスタの別の製造工程順の部分断面図
【図6】(a)〜(c)は従来のMOSトランジスタの
別の製造工程順の部分断面図
別の製造工程順の部分断面図
【図7】従来のMOSトランジスタのシリコン表面にお
ける平面図、(b)ははサージ電圧印加後の部分断面図
ける平面図、(b)ははサージ電圧印加後の部分断面図
1 p型基板 2 選択酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極層 5 nソース領域 6 nドレイン領域 7 p+ 固定領域 8 層間絶縁膜 9 ソース電極 10 ドレイン電極 11 固定電極 12 ゲート電極 13 保護膜 14 溶融部 15 n補助領域 16 n型基板 17 pウェル 18 nオフセット領域 19 nガードリング
Claims (5)
- 【請求項1】第一導電型半導体層の表面側に形成された
第二導電型のソース領域およびドレイン領域を有するM
OSトランジスタにおいて、ソース領域およびドレイン
領域に接触して設けられたソース電極、ドレイン電極と
の接触部を包含してソース領域、ドレイン領域内に形成
された、ソース領域、ドレイン領域より接合深さの深い
第二導電型補助領域を有することを特徴とするMOSト
ランジスタ。 - 【請求項2】ソース領域、ドレイン領域の少なくとも一
方を包含して形成された、ソース領域、ドレイン領域よ
り接合深さの深い第二導電型オフセット領域を有するM
OSトランジスタにおいて、第二導電型オフセット領域
より接合深さの深い第二導電型補助領域を有することを
特徴とする請求項1記載のMOSトランジスタ。 - 【請求項3】第一導電型半導体層の表面側に形成された
第二導電型のソース領域およびドレイン領域と、第二導
電型ソース領域とドレイン領域とに挟まれた第一導電型
半導体層の表面上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲ
ート電極層と、第二導電型ソース領域、ドレイン領域、
ゲート電極層にそれぞれ接触して設けられたソース電
極、ドレイン電極、ゲート電極と、ソース電極、ドレイ
ン電極との接触部を包含してソース領域、ドレイン領域
内に形成された、ソース領域、ドレイン領域より接合深
さの深い第二導電型補助領域とを有するMOSトランジ
スタの製造方法において、第二導電型ソース領域、ドレ
イン領域の形成に先立って第二導電型補助領域を形成す
ることを特徴とするMOSトランジスタの製造方法。 - 【請求項4】第二導電型ガードリングを有し、その第二
導電型ガードリングと同時に第二導電型補助領域を形成
することを特徴とする請求項3記載のMOSトランジス
タの製造方法。 - 【請求項5】第一導電型半導体層の表面側に形成された
第二導電型のソース領域およびドレイン領域と、第二導
電型ソース領域とドレイン領域とに挟まれた第一導電型
半導体層の表面上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲ
ート電極層と、第二導電型ソース領域、ドレイン領域、
ゲート電極層にそれぞれ接触して設けられたソース電
極、ドレイン電極、ゲート電極と、ソース電極、ドレイ
ン電極との接触部を包含してソース領域、ドレイン領域
内に形成された、ソース領域、ドレイン領域より接合深
さの深い第二導電型補助領域とを有するMOSトランジ
スタの製造方法において、第二導電型ソース領域、ドレ
イン領域の形成後、半導体基板上の絶縁膜に電極接続用
のコンタクト孔を設け、そのコンタクト孔を通じて第二
導電型不純物を1MeV以上の加速電圧でイオン注入
し、第二導電型補助領域を形成することを特徴とするM
OSトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8192607A JPH1041503A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8192607A JPH1041503A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1041503A true JPH1041503A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16294082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8192607A Pending JPH1041503A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | Mosトランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1041503A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002134743A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2004282022A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Hynix Semiconductor Inc | 高電圧素子のウェル構造 |
| JP2011222971A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-11-04 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置およびその製造方法 |
| KR101110538B1 (ko) | 2008-02-29 | 2012-01-31 | 가부시끼가이샤 도시바 | 불휘발성 반도체 메모리 장치 및 공핍형 mos 트랜지스터 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP8192607A patent/JPH1041503A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002134743A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2004282022A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Hynix Semiconductor Inc | 高電圧素子のウェル構造 |
| KR101110538B1 (ko) | 2008-02-29 | 2012-01-31 | 가부시끼가이샤 도시바 | 불휘발성 반도체 메모리 장치 및 공핍형 mos 트랜지스터 |
| JP2011222971A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-11-04 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置およびその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20030038319A1 (en) | High voltage MOS transistor with gate extension | |
| US20030141552A1 (en) | Semiconductor devices and methods of manufacturing the same | |
| KR100550173B1 (ko) | Esd 방지 디바이스 및 그 제조 방법 | |
| KR0178551B1 (ko) | 반도체 집적 회로 제조 방법 | |
| US6348382B1 (en) | Integration process to increase high voltage breakdown performance | |
| US4517731A (en) | Double polysilicon process for fabricating CMOS integrated circuits | |
| JPS60100469A (ja) | 半導体装置 | |
| JP4131647B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPS60123055A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| CN100483737C (zh) | 绝缘膜半导体装置及方法 | |
| JP2003060194A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
| JPH1041503A (ja) | Mosトランジスタおよびその製造方法 | |
| JP3425043B2 (ja) | Mis型半導体装置の製造方法 | |
| JP2002222867A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
| JPH08288379A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JP3138263B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP2975083B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP2509173B2 (ja) | 相補型misfetを有する半導体集積回路装置の製造方法 | |
| JP3419143B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
| JP2826024B2 (ja) | Mos型トランジスタの製造方法 | |
| JP2002222869A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
| JP2001028424A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
| JP2002246407A (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
| JP3279827B2 (ja) | Mos型半導体装置の製造方法 | |
| JP2002057226A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 |