JPH1041721A - 携帯通信端末用のアンテナと、それを使用する携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末用のアンテナと、それを使用する携帯通信端末

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JPH1041721A
JPH1041721A JP8193613A JP19361396A JPH1041721A JP H1041721 A JPH1041721 A JP H1041721A JP 8193613 A JP8193613 A JP 8193613A JP 19361396 A JP19361396 A JP 19361396A JP H1041721 A JPH1041721 A JP H1041721A
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Shiro Sugimura
詩朗 杉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部に突出させることなく、携帯通信端末の
表面に装着する。 【解決手段】 固定材11を介してケース本体の表面に
装着する基板12と、基板12上に搭載する第1の導体
13と、第2の導体14とからアンテナAを構成する。
アンテナAは、ケース本体の表面に装着することによ
り、ケース本体と一体に構成することができ、ケース本
体の表面から外部に突出することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話、簡易
携帯電話、ポケットベル、携帯用情報処理端末等の携帯
通信端末に好適な携帯通信端末用のアンテナと、それを
使用する携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯通信端末には、電波を送受信するた
めのアンテナが組み込まれている。
【0003】従来の携帯通信端末用のアンテナは、携帯
通信端末を構成するケース本体に出没自在に組み込むロ
ッド形式のアンテナが主流であり、このものは、電波を
送受信する際にケース本体から外部に引き出して長く突
出させることにより、所定の性能を発揮することができ
る。また、ロッド形式のアンテナに代えて、ケース本体
から常時短く突出しているヘリカル形式のアンテナも知
られており、さらに、ケース本体内に組み込む内蔵形の
アンテナもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、ロッド形式、ヘリカル形式のアンテナは、ケー
ス本体から外部に突出させる必要があるから、使用時、
収納時、携帯時等において不便であり、目を突いたりす
る危険がある上、僅かの外力により簡単に破損してしま
うという問題があった。また、ケース本体からアンテナ
が突出しているため、全体体裁がよくないという問題も
あった。
【0005】さらに、内蔵形のアンテナは、内部部品か
ら電気的な影響を受け易く、所定の性能を発揮すること
が難しいという問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、固定材を介してケース本体の表面に装
着することによって、外部に突出していることによる不
都合を一掃し、所定の性能を容易に発揮することができ
る携帯通信端末用のアンテナと、それを使用する携帯通
信端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、固定材を介して
ケース本体の表面に装着する基板と、基板上に搭載する
第1の導体と、第1の導体と電気的にペアになる第2の
導体とを備えることをその要旨とする。
【0008】なお、固定材は、中空状に形成することが
できる。
【0009】また、第2の導体は、基板に対して直角に
設けることができ、舌片状または筒状に形成することが
できる。
【0010】さらに、第2の導体は、基板上において第
1の導体とともにループを形成してもよく、第1、第2
の導体は、折返しループを形成してもよい。
【0011】第2発明の構成は、第1発明に係るアンテ
ナをケース本体の送話器側に設けることをその要旨とす
る。
【0012】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、基板上の
第1の導体は、固定材を介してケース本体の表面に装着
するから、全体は、ケース本体の表面と一体に構成する
ことができ、ケース本体に対し、何ら格別な突出部分を
形成することがない。ただし、第1の導体とペアになる
第2の導体は、ケース本体内に収納し、または、基板上
に搭載するものとする。なお、このときの固定材は、電
波の透過率が良好な絶緑性の合成樹脂材料を使用する。
【0013】固定材を中空状に形成すれば、固定材中の
基板は、空洞内に支持することができ、基板上の第1の
導体を最良の絶緑状態に保つことができる。
【0014】基板に対して第2の導体を直角に設けると
きは、全体形状がL字状であるから、ケース本体の隅角
部に装着することが極めて容易である。
【0015】舌片状の第2の導体は、第1の導体に接続
するケーブルと平行に配設することができ、筒状の第2
の導体は、内部にケーブルを挿通させることができ、い
ずれも、ケース本体内における所要スペースを最少に抑
えることができる。
【0016】第2の導体が第1の導体とともにループを
形成するときは、第1、第2の導体は、全体としてルー
プアンテナを形成し、高い利得を実現することができ
る。なお、ループの形状は、基板上において、円形、正
方形、長方形等の任意の形状に形成することができる。
【0017】第1、第2の導体が折返しループを形成す
れば、第1、第2の導体を搭載する基板の全体長さをさ
らに小さく抑えることができる。
【0018】第2発明の構成によるときは、送話時のア
ンテナの位置を利用者の頭部から遠ざけることができる
から、マイクロ波による電界が脳に対して悪影響を与え
るとの懸念を最少にすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0020】携帯通信端末用のアンテナAは、基板12
と、基板12に搭載する第1の導体13と、第1の導体
13と電気的にペアになる第2の導体14とを備えてな
る(図1、図2)。
【0021】基板12は、テフロン等の高周波特性の良
好な高絶緑性の板材からなり、基板12の一端部には、
接続用のスルホール12aが形成されている。基板12
には、スルホール12aの位置において、コネクタ16
を介してケーブル15が付設されている。ケーブル15
は、同軸ケーブルであり、中心導体15aの先端は、コ
ネクタ16の中心電極16aに接続されている。また、
ケーブル15の外部導体15bは、コネクタ16のねじ
付きの外筒部に接続されている。
【0022】第1の導体13は、スルホール12aを一
端として基板12上に搭載されている。第1の導体13
の長さd1 は、使用する電波の波長λに対し、電気的に
d1=λ/4相当に設定されている。一方、第2の導体
14は、舌片状に形成されており、一端には、リング状
のタグ14aが直角に屈曲して形成されている。また、
第2の導体14の長さd2 も、第1の導体13と同様
に、電気的にd2 =λ/4相当に設定されている。
【0023】ケーブル15は、コネクタ16を基板12
の裏面側に垂設するようにして基板12に装着されてい
る。また、コネクタ16の中心電極16aは、スルーホ
ール12aを介し、第1の導体13の一端に接続されて
いる。第2の導体14は、タグ14aにコネクタ16の
外筒部を挿通し、座金16b、ナット16cを介してコ
ネクタ16に固定するとともに、コネクタ16の外筒部
を介し、電気的にケーブル15の外部導体15bに接続
されている。なお、第2の導体14は、基板12に対し
て直角に配設され、ケーブル15と平行に配設されてい
る。
【0024】基板12の周囲は、固定材11によって囲
繞されている(図1、図3)。固定材11は、電波の透
過率が良好な合成樹脂材料からなり、所定の外形形状に
成形されている。固定材11は、基板12を内部に固定
するとともに、コネクタ16を外部に突出させている。
ただし、固定材11は、中実状に形成してもよく(図3
(A))、内部に空洞11aを有する中空状に形成して
もよい(同図(B))。
【0025】かかる携帯通信端末用のアンテナAは、携
帯電話のケース本体Cの一部に埋設して装着することが
できる(図4、図5)。ケース本体Cは、本体部C1
と、先端部内面側に送話器を内蔵するカバーC2 とから
構成されており、カバーC2 は、本体部C1 に対して開
閉可能に取り付けられている。アンテナAは、固定材1
1を介し、全体をカバーC2 の先端部に嵌め込むように
して装着されている。なお、固定材11は、少なくとも
長手方向の一面がカバーC2 の表面に露出しているもの
とする。コネクタ16は、カバーC2 の取付孔C2aに差
し込み、ナット16cを介してカバーC2 に固定されて
いる。また、ケーブル15は、カバーC2の内部を通
り、ケース本体C1 に内蔵する図示しない通信部に導か
れている。
【0026】そこで、かかる携帯電話は、カバーC2 を
開いて送話するとき、受話器を内蔵する本体部C1 の上
部を耳に当て、送話器を内蔵するカバーC2 の先端部を
口元に位置させるから、アンテナAの位置を利用者の頭
部から十分に離すことができる。また、アンテナAは、
固定材11を介してカバーC2 と一体に構成され、カバ
ーC2 の表面に格別な突出部分を形成することがない。
【0027】以上の説明において、第1の導体13は、
基板12上において、ジグザグ状に形成してもよい(図
6(A))。また、第1の導体13は、波形に形成して
もよく(同図(B))、先端をフック状に折り返しても
よい(同図(C))。第1の導体13上に分布するイン
ダクタンス分を増大させ、全体のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0028】第2の導体14は、筒状に形成してもよい
(図7)。第2の導体14の一端には、コネクタ16の
外筒部のねじに適合するねじ孔14bが形成されてい
る。そこで、第2の導体14は、ケーブル15を内部に
挿通させ、ねじ孔14bを介してコネクタ16に連結す
ることができる。
【0029】なお、携帯電話のケース本体CがカバーC
2 を有しない一体形に形成されているとき(図8)、ア
ンテナAは、ケース本体Cの送話器が内蔵されている側
の下端部に装着すればよい。ただし、ケース本体Cの上
部には、受話器が組み込まれている。
【0030】
【他の実施の形態】第2の導体14は、基板12上にお
いて、第1の導体13とともにループを形成してもよい
(図9)。第1、第2の導体13、14は、基板12上
に長方形のループを形成し、第1の導体13の一端は、
ケーブル15の中心導体15aに接続されており、第2
の導体14の一端は、ケーブル15の外部導体15bに
接続されている。なお、第1、第2の導体13、14の
長さd3 は、波長λに対し、電気的にd3 =λ/2相当
に設定されている。すなわち、第1、第2の導体13、
14は、基板12上においてループアンテナを形成する
ことができる。なお、第1、第2の導体13、14は、
正方形または円形のループを形成してもよい。
【0031】第1、第2の導体13、14は、基板12
上において、折返しループを形成してもよい(図1
0)。ただし、第1、第2の導体13、14の各一端
は、端子12b1 、12b2 を介し、ケーブル15の中
心導体15a、外部導体15bに接続されている。第
1、第2の導体13、14の折返し長さd4 は、波長λ
に対し、電気的にd4 =λ/4相当に設定されている。
【0032】図10のアンテナAは、テフロン製の基板
12上において、第1、第2の導体13、14の折返し
長さd4 =28mm、間隔d5 =3mm、導体幅0.11mm
として1.9GHz帯用に設計するとき、図11に示す電
圧定在比特性が得られた。すなわち、このアンテナA
は、最小周波数f1 =1.7364GHz、最大周波数f
2 =1.9218GHzの範囲において、電圧定在波比
1.5以下であり、帯域幅185.4MHzを得ることが
できた。
【0033】一方、図10のアンテナAの水平指向特性
は、図12のとおりである。ただし、図12(A)は、
テスト電波Sに対してアンテナAを水平設置する場合を
示し、同図(B)は、アンテナAを垂直設置する場合を
示す。すなわち、アンテナAは、水平設置すると、ほぼ
無指向性であるが、垂直設置すると、ブロードな8字特
性を示す。また、このときのアンテナAの利得は、標準
半波長ダイポールアンテナに比し、最大約13.7dBで
あった。
【0034】以上の説明において、アンテナAは、携帯
電話に限らず、簡易携帯電話、ポケットベル、携帯用情
報処理端末等の任意の携帯通信端末に対し、好適に使用
することができる。また、図10のアンテナAは、図1
2(B)の水平指向特性を利用することにより、使用時
において人体に向けて放射される電界が最小となるよう
にケース本体Cに組み込むことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、固定材を介してケース本体の表面に装着する基板
と、基板上の第1の導体と、第2の導体とを設けること
によって、全体は、ケース本体の表面に突出することな
く、ケース本体の表面と一体に構成することができるか
ら、使用時などにおいて、思わぬ危険を生じたり、破損
したりするおそれが全くなく、良好な体裁を実現するこ
とができ、しかも所定の性能を容易に発揮することがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視説明図
【図2】 全体分解斜視説明図
【図3】 図2のX−X線矢視相当拡大断面図
【図4】 使用状態斜視図
【図5】 図4のY−Y線矢視相当拡大断面図
【図6】 他の実施の形態を示す図1相当図(1)
【図7】 他の実施の形態を示す要部斜視図
【図8】 他の実施の形態を示す図4相当図
【図9】 他の実施の形態を示す図1相当図(2)
【図10】 他の実施の形態を示す図1相当図(3)
【図11】 電圧定在波比特性線図
【図12】 水平指向特性線図
【符号の説明】
C…ケース本体 11…固定材 12…基板 13…第1の導体 14…第2の導体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定材を介してケース本体の表面に装着
    する基板と、該基板上に搭載する第1の導体と、該第1
    の導体と電気的にペアになる第2の導体とを備えてなる
    携帯通信端末用のアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記固定材は、中空状に形成することを
    特徴とする請求項1記載の携帯通信端末用のアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記第2の導体は、前記基板に対して直
    角に設けることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の携帯通信端末用のアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記第2の導体は、舌片状に形成するこ
    とを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末用のアンテ
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記第2の導体は、筒状に形成すること
    を特徴とする請求項3記載の携帯通信端末用のアンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】 前記第2の導体は、前記基板上において
    前記第1の導体とともにループを形成することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の携帯通信端末用のア
    ンテナ。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2の導体は、折返しループ
    を形成することを特徴とする請求項6記載の携帯通信端
    末用のアンテナ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか記載
    のアンテナをケース本体の送話器側に設けてなる携帯通
    信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019465A1 (en) * 2000-08-31 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Built-in antenna for radio communication terminal
JP2008022250A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Murata Mfg Co Ltd 通信装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019465A1 (en) * 2000-08-31 2002-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Built-in antenna for radio communication terminal
US6987485B2 (en) 2000-08-31 2006-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Built-in antenna for radio communication terminal
JP2008022250A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Murata Mfg Co Ltd 通信装置

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