JPH1043936A - 帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置 - Google Patents
帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置Info
- Publication number
- JPH1043936A JPH1043936A JP19804696A JP19804696A JPH1043936A JP H1043936 A JPH1043936 A JP H1043936A JP 19804696 A JP19804696 A JP 19804696A JP 19804696 A JP19804696 A JP 19804696A JP H1043936 A JPH1043936 A JP H1043936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw blade
- operating current
- current pattern
- stenosis
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 79
- 208000031481 Pathologic Constriction Diseases 0.000 claims description 87
- 208000037804 stenosis Diseases 0.000 claims description 87
- 230000036262 stenosis Effects 0.000 claims description 86
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sawing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭窄検知精度を向上して的確に鋸刃の狭窄を
防止し、効率よく切断作業をする。 【解決手段】 鋸刃位置検出装置33によりワークWに
対する鋸刃位置を検出すると共に電流検出装置77によ
り各鋸刃位置における鋸刃モータ65の作動電流値を検
出する。前記各鋸刃位置における作動電流値により、ワ
ークの切断位置に対する設定作動電流パターンを予め設
定して記憶装置85に記憶する。比較判断装置89で実
際の作動電流パターンと設定作動電流パターンとを比較
する。実際の作動電流値が設定作動電流パターンの許容
範囲内に留まらずに急に増加している場合は、この作動
電流値の変化が狭窄によるものであることを比較判断装
置89が的確に判断し、狭窄回避動作を指令して、帯鋸
刃Tの切込みを一時的に後退させた後、再度帯鋸刃Tの
切込みを前進せしめワークを切断する。
防止し、効率よく切断作業をする。 【解決手段】 鋸刃位置検出装置33によりワークWに
対する鋸刃位置を検出すると共に電流検出装置77によ
り各鋸刃位置における鋸刃モータ65の作動電流値を検
出する。前記各鋸刃位置における作動電流値により、ワ
ークの切断位置に対する設定作動電流パターンを予め設
定して記憶装置85に記憶する。比較判断装置89で実
際の作動電流パターンと設定作動電流パターンとを比較
する。実際の作動電流値が設定作動電流パターンの許容
範囲内に留まらずに急に増加している場合は、この作動
電流値の変化が狭窄によるものであることを比較判断装
置89が的確に判断し、狭窄回避動作を指令して、帯鋸
刃Tの切込みを一時的に後退させた後、再度帯鋸刃Tの
切込みを前進せしめワークを切断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯鋸盤の狭窄防止
方法および装置に関し、特に鋸刃がワークを切断中に狭
窄を起こして鋸刃モータの電流値が急激に増加したとき
に、狭窄を回避するための帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法お
よび装置に関する。
方法および装置に関し、特に鋸刃がワークを切断中に狭
窄を起こして鋸刃モータの電流値が急激に増加したとき
に、狭窄を回避するための帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止装
置においては、例えば、実開平4−60653号公報に
開示されたように、鋸刃を制御した切込速度でワークに
切削加工を行っている間に、電流検出装置により検出さ
れた鋸刃モータの作動電流値が、記憶装置に予め記憶さ
れた設定電流値より大きくなったことを比較判断装置で
比較して、鋸刃がワークに狭窄されそうになったことを
検知すると、比較判断装置から、まず駆動装置に鋸刃を
短時間である一定時間だけ上昇するように指令する。次
いで、比較判断装置から切込速度を低速に、即ち狭窄乗
切速度で狭窄部を乗り切るに必要な時間だけ加工させる
指令を出すか、又は、鋸刃の回転を標準回転速度より増
加又は減少させて、前記必要な時間だけ運転させる指令
を出すというものである。
置においては、例えば、実開平4−60653号公報に
開示されたように、鋸刃を制御した切込速度でワークに
切削加工を行っている間に、電流検出装置により検出さ
れた鋸刃モータの作動電流値が、記憶装置に予め記憶さ
れた設定電流値より大きくなったことを比較判断装置で
比較して、鋸刃がワークに狭窄されそうになったことを
検知すると、比較判断装置から、まず駆動装置に鋸刃を
短時間である一定時間だけ上昇するように指令する。次
いで、比較判断装置から切込速度を低速に、即ち狭窄乗
切速度で狭窄部を乗り切るに必要な時間だけ加工させる
指令を出すか、又は、鋸刃の回転を標準回転速度より増
加又は減少させて、前記必要な時間だけ運転させる指令
を出すというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の帯鋸
盤の鋸刃狭窄防止装置においては、記憶装置に予め記憶
されたある一定の設定電流値に対して実際の作動電流値
が大きくなることだけで鋸刃狭窄であるかどうかの判断
基準にする場合、以下の理由で、本当に鋸刃狭窄が発生
しているかを判断することは大変困難である。そのため
に、しばしば狭窄によって鋸刃がワークに挟まれたり、
また、実際には狭窄ではないのに作動電流値が設定電流
値より大きくなることがあり、そのために比較判断装置
により狭窄回避の指令を受けて鋸刃の上昇および下降を
繰り返すために、著しく作業能率を低下させてしまうこ
とが多いという問題点があった。
盤の鋸刃狭窄防止装置においては、記憶装置に予め記憶
されたある一定の設定電流値に対して実際の作動電流値
が大きくなることだけで鋸刃狭窄であるかどうかの判断
基準にする場合、以下の理由で、本当に鋸刃狭窄が発生
しているかを判断することは大変困難である。そのため
に、しばしば狭窄によって鋸刃がワークに挟まれたり、
また、実際には狭窄ではないのに作動電流値が設定電流
値より大きくなることがあり、そのために比較判断装置
により狭窄回避の指令を受けて鋸刃の上昇および下降を
繰り返すために、著しく作業能率を低下させてしまうこ
とが多いという問題点があった。
【0004】鋸刃モータの作動電流値が変化する理由と
しては、 (1)入力電圧の上下に伴い作動電流値が変化する。
しては、 (1)入力電圧の上下に伴い作動電流値が変化する。
【0005】(2)ワークの切断する箇所によって作動
電流値が変化する。例えば、H形鋼のようにフランジ部
やウェブ部の肉厚が異なるワークであって、しかもフラ
ンジ部のみを切断するときと、フランジ部とウェブ部の
両方を同時に切断するときとでは作動電流値は変化す
る。
電流値が変化する。例えば、H形鋼のようにフランジ部
やウェブ部の肉厚が異なるワークであって、しかもフラ
ンジ部のみを切断するときと、フランジ部とウェブ部の
両方を同時に切断するときとでは作動電流値は変化す
る。
【0006】(3)鋸速、切込速度に伴って鋸刃モータ
の作動電流値が変化する。
の作動電流値が変化する。
【0007】(4)鋸刃が切れなくなると作動電流値は
大きくなる。
大きくなる。
【0008】(5)鋸刃の切込速度を変化させるとワー
クの切削位置によっては作動電流値が変化する。
クの切削位置によっては作動電流値が変化する。
【0009】(6)ワークの材質によって作動電流値が
変化する。
変化する。
【0010】(7)ワークの断面形状および寸法によっ
て作動電流値が変化する。
て作動電流値が変化する。
【0011】一般に、ワークがH形鋼の場合、ワークの
端面を整えるため先端切り(耳落とし)を行うが、この
先端切りはワークの一端から10〜100mm程度の短
い位置で切断するので狭窄の発生は殆どない。通常、H
形鋼の切断時の狭窄はワークの一端から1m以上長い位
置で切断するときで、しかもワークの内部応力(圧縮残
留応力)が大きい場合に生じ易いものである。
端面を整えるため先端切り(耳落とし)を行うが、この
先端切りはワークの一端から10〜100mm程度の短
い位置で切断するので狭窄の発生は殆どない。通常、H
形鋼の切断時の狭窄はワークの一端から1m以上長い位
置で切断するときで、しかもワークの内部応力(圧縮残
留応力)が大きい場合に生じ易いものである。
【0012】実際、鋸刃が狭窄されると、鋸刃モータが
停止し、鋸刃モータの電流値が増大し、サーマルトリッ
プする。鋸刃がワークに狭窄されてしまうと、鋸刃には
数トンから数十トンの狭窄力が加わるために自力回復は
困難であるので、鋸刃を切断したり、くさびを打ち込ん
で対応する等の処置が必要になってくる。あるいは、時
には切断中のワークをスクラップ処理しなければならな
いという問題点もあった。
停止し、鋸刃モータの電流値が増大し、サーマルトリッ
プする。鋸刃がワークに狭窄されてしまうと、鋸刃には
数トンから数十トンの狭窄力が加わるために自力回復は
困難であるので、鋸刃を切断したり、くさびを打ち込ん
で対応する等の処置が必要になってくる。あるいは、時
には切断中のワークをスクラップ処理しなければならな
いという問題点もあった。
【0013】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、狭窄検知精度を向上して的確
に鋸刃の狭窄を防止することと、この鋸刃狭窄防止によ
り無駄な狭窄回避動作を避けて効率よく切断作業をする
ようにした帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置を提供す
ることにある。
れたもので、その目的は、狭窄検知精度を向上して的確
に鋸刃の狭窄を防止することと、この鋸刃狭窄防止によ
り無駄な狭窄回避動作を避けて効率よく切断作業をする
ようにした帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法
は、鋸刃モータに連動連結された駆動ホイールと、従動
ホイールとに巻回された鋸刃を回転自在に支承した鋸刃
ハウジングを、ワークに対して駆動装置により接近離反
自在に設けてなる帯鋸盤において、ワークに対する鋸刃
位置を検出すると共に各鋸刃位置における鋸刃モータの
作動電流値を検出し、前記各鋸刃位置における作動電流
値によりワークの切断位置に対する設定作動電流パター
ンを予め設定して記憶し、実際の作動電流パターンと前
記記憶された設定作動電流パターンとを比較し、実際の
作動電流パターンが設定作動電流パターンの許容範囲内
に留まらず急に増加したときに比較判断装置から狭窄回
避動作を指令して、鋸刃の切込みを一時的に後退させた
後、再度鋸刃の切込みを前進せしめてなること特徴とす
るものである。
に請求項1によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法
は、鋸刃モータに連動連結された駆動ホイールと、従動
ホイールとに巻回された鋸刃を回転自在に支承した鋸刃
ハウジングを、ワークに対して駆動装置により接近離反
自在に設けてなる帯鋸盤において、ワークに対する鋸刃
位置を検出すると共に各鋸刃位置における鋸刃モータの
作動電流値を検出し、前記各鋸刃位置における作動電流
値によりワークの切断位置に対する設定作動電流パター
ンを予め設定して記憶し、実際の作動電流パターンと前
記記憶された設定作動電流パターンとを比較し、実際の
作動電流パターンが設定作動電流パターンの許容範囲内
に留まらず急に増加したときに比較判断装置から狭窄回
避動作を指令して、鋸刃の切込みを一時的に後退させた
後、再度鋸刃の切込みを前進せしめてなること特徴とす
るものである。
【0015】したがって、狭窄以外の理由で鋸刃モータ
の作動電流値が変動するときは、実際の作動電流パター
ンと予め設定して記憶された設定作動電流パターンとを
比較すると、大抵の場合、実際の作動電流パターンは前
記設定作動電流パターンの許容範囲内で変化するもので
ある。この場合には比較判断装置により狭窄ではないと
判断し、切断加工を続行する。しかし、狭窄が発生した
場合には実際の作動電流値が急に増加して前記設定作動
電流パターンの許容範囲内に留まらないので比較判断装
置からは狭窄回避動作の指令が発せられる。したがっ
て、比較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によるもの
であるか、そうでないかを的確に判断するので、誤動作
がなくなるため切断作業効率の低下を防ぐことになり、
また、狭窄という事態が確実に防止される。
の作動電流値が変動するときは、実際の作動電流パター
ンと予め設定して記憶された設定作動電流パターンとを
比較すると、大抵の場合、実際の作動電流パターンは前
記設定作動電流パターンの許容範囲内で変化するもので
ある。この場合には比較判断装置により狭窄ではないと
判断し、切断加工を続行する。しかし、狭窄が発生した
場合には実際の作動電流値が急に増加して前記設定作動
電流パターンの許容範囲内に留まらないので比較判断装
置からは狭窄回避動作の指令が発せられる。したがっ
て、比較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によるもの
であるか、そうでないかを的確に判断するので、誤動作
がなくなるため切断作業効率の低下を防ぐことになり、
また、狭窄という事態が確実に防止される。
【0016】請求項2によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭
窄防止方法は、前記ワークの断面形状の寸法を記憶装置
に入力し、このワークの寸法に基づいてワークにおける
鋸刃狭窄を発生する可能性の高い狭窄発生領域の設定作
動電流パターンを演算装置で演算し、この狭窄発生領域
での設定作動電流パターンの許容範囲より実際の作動電
流パターンが急に変化したときに比較判断装置から狭窄
回避動作を指令してなることを特徴とするものである。
窄防止方法は、前記ワークの断面形状の寸法を記憶装置
に入力し、このワークの寸法に基づいてワークにおける
鋸刃狭窄を発生する可能性の高い狭窄発生領域の設定作
動電流パターンを演算装置で演算し、この狭窄発生領域
での設定作動電流パターンの許容範囲より実際の作動電
流パターンが急に変化したときに比較判断装置から狭窄
回避動作を指令してなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、狭窄発生領域の設定作動パタ
ーン以外での作動電流値の変化に対しては、比較判断装
置から狭窄回避動作の指令が発せられないので、狭窄発
生領域以外の部分を切断するときは鋸速を大きくするこ
とで作業効率を向上させることになる。
ーン以外での作動電流値の変化に対しては、比較判断装
置から狭窄回避動作の指令が発せられないので、狭窄発
生領域以外の部分を切断するときは鋸速を大きくするこ
とで作業効率を向上させることになる。
【0018】請求項3によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭
窄防止方法は、切断加工時に、各鋸刃位置における作動
電流値によりワークの切断位置に対する実際の作動電流
パターンを設定作動電流パターンとして記憶し、この記
憶された前回又は前々回の切断加工時の設定作動電流パ
ターンと新たな実際の作動電流パターンとを比較し、新
たな実際の作動電流値が前回又は前々回の設定作動電流
パターンに基づく許容範囲内に留まらず急に増加したと
きに比較判断装置から狭窄回避動作を指令してなること
特徴とするものである。
窄防止方法は、切断加工時に、各鋸刃位置における作動
電流値によりワークの切断位置に対する実際の作動電流
パターンを設定作動電流パターンとして記憶し、この記
憶された前回又は前々回の切断加工時の設定作動電流パ
ターンと新たな実際の作動電流パターンとを比較し、新
たな実際の作動電流値が前回又は前々回の設定作動電流
パターンに基づく許容範囲内に留まらず急に増加したと
きに比較判断装置から狭窄回避動作を指令してなること
特徴とするものである。
【0019】したがって、狭窄以外の理由で鋸刃モータ
の作動電流値が変動しても、大抵の場合、新たな実際の
作動電流パターンは前回又は前々回の切断加工時に記憶
された設定作動電流パターンの許容範囲内で変化するも
のであり、この場合には比較判断装置では狭窄ではない
と判断し、切断加工を続行する。しかし、狭窄が発生し
た場合には実際の作動電流値が急に増加して前記設定作
動電流パターンの許容範囲内に留まらないので比較判断
装置からは狭窄回避動作の指令が発せられる。
の作動電流値が変動しても、大抵の場合、新たな実際の
作動電流パターンは前回又は前々回の切断加工時に記憶
された設定作動電流パターンの許容範囲内で変化するも
のであり、この場合には比較判断装置では狭窄ではない
と判断し、切断加工を続行する。しかし、狭窄が発生し
た場合には実際の作動電流値が急に増加して前記設定作
動電流パターンの許容範囲内に留まらないので比較判断
装置からは狭窄回避動作の指令が発せられる。
【0020】請求項4によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭
窄防止装置は、鋸刃モータに連動連結された駆動ホイー
ルと、従動ホイールとに巻き回された鋸刃を回転自在に
支承した鋸刃ハウジングを、ワークに対して駆動装置に
より接近離反自在に設けてなる帯鋸盤において、前記鋸
刃モータの作動電流値を検出する電流検出装置と、ワー
クに対する鋸刃位置を検出する鋸刃位置検出装置と、前
記鋸刃位置検出装置で検出された鋸刃位置と前記電流検
出装置で検出された作動電流値とからワークの切断位置
に対する予め設定された設定作動電流パターンを記憶す
る記憶装置と、この記憶装置に記憶されている設定作動
電流パターンと実際の作動電流パターンとを比較し、実
際の作動電流値が設定作動電流パターンの許容範囲内に
留まらず急に増加したときに、鋸刃の切込みを一時的に
後退させた後、再度鋸刃の切込みを前進させる狭窄回避
動作の指令を発する比較判断装置と、を備えてなること
を特徴とするものである。
窄防止装置は、鋸刃モータに連動連結された駆動ホイー
ルと、従動ホイールとに巻き回された鋸刃を回転自在に
支承した鋸刃ハウジングを、ワークに対して駆動装置に
より接近離反自在に設けてなる帯鋸盤において、前記鋸
刃モータの作動電流値を検出する電流検出装置と、ワー
クに対する鋸刃位置を検出する鋸刃位置検出装置と、前
記鋸刃位置検出装置で検出された鋸刃位置と前記電流検
出装置で検出された作動電流値とからワークの切断位置
に対する予め設定された設定作動電流パターンを記憶す
る記憶装置と、この記憶装置に記憶されている設定作動
電流パターンと実際の作動電流パターンとを比較し、実
際の作動電流値が設定作動電流パターンの許容範囲内に
留まらず急に増加したときに、鋸刃の切込みを一時的に
後退させた後、再度鋸刃の切込みを前進させる狭窄回避
動作の指令を発する比較判断装置と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0021】したがって、請求項1の場合と同様に、比
較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によるものである
か、そうでないかを的確に判断するので、切断作業効率
の低下を防ぐことになり、また、狭窄という事態が確実
に防止される。
較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によるものである
か、そうでないかを的確に判断するので、切断作業効率
の低下を防ぐことになり、また、狭窄という事態が確実
に防止される。
【0022】請求項5によるこの発明の帯鋸盤の鋸刃狭
窄防止装置は、ワークの切断加工時に、前記鋸刃位置検
出装置で検出された鋸刃位置と前記電流検出装置で検出
された作動電流値とから得られたワークの切断位置に対
する実際の作動電流パターンを、予め設定された設定作
動電流パターンとして記憶する記憶装置と、この記憶装
置に記憶されている前回又は前々回の切断加工時の設定
作動電流パターンと新たな実際の作動電流パターンとを
比較し、新たな実際の作動電流パターンが前回又は前々
回の設定作動電流パターンに基づく許容範囲内に留まら
ず急に増加したときに狭窄回避動作の指令を発する比較
判断装置とを備えてなることを特徴とするものである。
窄防止装置は、ワークの切断加工時に、前記鋸刃位置検
出装置で検出された鋸刃位置と前記電流検出装置で検出
された作動電流値とから得られたワークの切断位置に対
する実際の作動電流パターンを、予め設定された設定作
動電流パターンとして記憶する記憶装置と、この記憶装
置に記憶されている前回又は前々回の切断加工時の設定
作動電流パターンと新たな実際の作動電流パターンとを
比較し、新たな実際の作動電流パターンが前回又は前々
回の設定作動電流パターンに基づく許容範囲内に留まら
ず急に増加したときに狭窄回避動作の指令を発する比較
判断装置とを備えてなることを特徴とするものである。
【0023】したがって、記憶装置にはワークの切断加
工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動電流
パターンとして記憶されるので、この新たな設定作動パ
ターンに基づく許容範囲は以前の許容範囲に付加される
ので、狭窄以外での作動電流の変化に対しては比較判断
装置から狭窄回避動作の指令が発せられるという事態を
避けられる。
工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動電流
パターンとして記憶されるので、この新たな設定作動パ
ターンに基づく許容範囲は以前の許容範囲に付加される
ので、狭窄以外での作動電流の変化に対しては比較判断
装置から狭窄回避動作の指令が発せられるという事態を
避けられる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の帯鋸盤の鋸刃切込
速度の調整方法と装置の実施の形態について、一般的な
横型帯鋸盤を例にとって図面を参照して説明する。
速度の調整方法と装置の実施の形態について、一般的な
横型帯鋸盤を例にとって図面を参照して説明する。
【0025】図5、図6を参照するに、本実施例に係わ
る帯鋸盤としての例えば横型帯鋸盤1は、ベース3を備
えており、このベース3上には旋回台5が水平に旋回自
在に載置されている。より詳細には、前記ベース3には
中心軸7が垂直に立設されていると共に、この中心軸7
を中心とした円弧状の複数のガイドレール9がベース3
上に設けられている。そして、前記旋回台5は、前記中
心軸7を旋回中心として水平に旋回するもので、前記ガ
イドレール9に移動自在に支持されている。
る帯鋸盤としての例えば横型帯鋸盤1は、ベース3を備
えており、このベース3上には旋回台5が水平に旋回自
在に載置されている。より詳細には、前記ベース3には
中心軸7が垂直に立設されていると共に、この中心軸7
を中心とした円弧状の複数のガイドレール9がベース3
上に設けられている。そして、前記旋回台5は、前記中
心軸7を旋回中心として水平に旋回するもので、前記ガ
イドレール9に移動自在に支持されている。
【0026】前記旋回台5を旋回するために旋回用シリ
ンダ(図示省略)が水平に設けられている。この旋回用
シリンダの一端部は旋回台5の適宜位置に枢支連結され
ており、ピストンロッドの先端部はベース3の適宜位置
に枢支連結されている。
ンダ(図示省略)が水平に設けられている。この旋回用
シリンダの一端部は旋回台5の適宜位置に枢支連結され
ており、ピストンロッドの先端部はベース3の適宜位置
に枢支連結されている。
【0027】前記旋回台5は箱状をなすものであって、
この旋回台5の一側にはガイドポスト11が立設されて
いる。そして、このガイドポスト11には、切断工具と
しての帯鋸刃Tを内装した鋸刃ハウジング13が上下動
可能に案内されている。なお、上記鋸刃ハウジング13
の上下動は、旋回台5上に設けた昇降用油圧シリンダ1
5(駆動装置)の作動によって行われる。この昇降用油
圧シリンダ15の作用によってワークWに対する帯鋸刃
Tの切り込みや上昇離反を制御し得るものである。
この旋回台5の一側にはガイドポスト11が立設されて
いる。そして、このガイドポスト11には、切断工具と
しての帯鋸刃Tを内装した鋸刃ハウジング13が上下動
可能に案内されている。なお、上記鋸刃ハウジング13
の上下動は、旋回台5上に設けた昇降用油圧シリンダ1
5(駆動装置)の作動によって行われる。この昇降用油
圧シリンダ15の作用によってワークWに対する帯鋸刃
Tの切り込みや上昇離反を制御し得るものである。
【0028】昇降用油圧シリンダ15は、図1に示すよ
うに上部シリンダ室17と下部シリンダ室19が電磁切
換弁21を介してオイルタンク23に配管25により連
通されている。なお、前記電磁切換弁21とオイルタン
ク23との間の配管25にはポンプモータ27により駆
動されるポンプ29と、このポンプ29で供給される圧
油の流量を制御する流量制御弁31が介設されている。
うに上部シリンダ室17と下部シリンダ室19が電磁切
換弁21を介してオイルタンク23に配管25により連
通されている。なお、前記電磁切換弁21とオイルタン
ク23との間の配管25にはポンプモータ27により駆
動されるポンプ29と、このポンプ29で供給される圧
油の流量を制御する流量制御弁31が介設されている。
【0029】したがって、ポンプモータ27の駆動によ
り回転されるポンプ29からの圧油は、前記電磁切換弁
21のソレノイドSOLを励磁して電磁切換弁21の作
用で昇降用油圧シリンダ15の下部シリンダ室19に送
られ鋸刃ハウジング13が上昇する。また、前記電磁切
換弁21のソレノイドSOLを励磁して電磁切換弁21
の作用で、ポンプ29からの圧油が昇降用油圧シリンダ
15の上部シリンダ室17に送られることにより鋸刃ハ
ウジング13が下降する。このときの鋸刃ハウジング1
3の下降速度は、昇降用油圧シリンダ15の上部シリン
ダ室17から流れる圧油の流量が前記流量制御弁31で
制御されることにより調整される。
り回転されるポンプ29からの圧油は、前記電磁切換弁
21のソレノイドSOLを励磁して電磁切換弁21の作
用で昇降用油圧シリンダ15の下部シリンダ室19に送
られ鋸刃ハウジング13が上昇する。また、前記電磁切
換弁21のソレノイドSOLを励磁して電磁切換弁21
の作用で、ポンプ29からの圧油が昇降用油圧シリンダ
15の上部シリンダ室17に送られることにより鋸刃ハ
ウジング13が下降する。このときの鋸刃ハウジング1
3の下降速度は、昇降用油圧シリンダ15の上部シリン
ダ室17から流れる圧油の流量が前記流量制御弁31で
制御されることにより調整される。
【0030】また、帯鋸盤1には、鋸刃ハウジング13
の帯鋸刃Tの位置を検出する鋸刃位置検出装置33が設
けられており、この鋸刃位置検出装置33はガイドポス
ト11に沿って平行にラック35が設けられ、このラッ
ク35に噛合するピニオン37を装着するエンコーダ3
9が鋸刃ハウジング13に設けられており、前記エンコ
ーダ39は制御装置41に電気的に接続されている。
の帯鋸刃Tの位置を検出する鋸刃位置検出装置33が設
けられており、この鋸刃位置検出装置33はガイドポス
ト11に沿って平行にラック35が設けられ、このラッ
ク35に噛合するピニオン37を装着するエンコーダ3
9が鋸刃ハウジング13に設けられており、前記エンコ
ーダ39は制御装置41に電気的に接続されている。
【0031】また、再度、図5および図6を参照する
に、前記旋回台5は、旋回用シリンダを適宜に作動する
ことにより、中心軸7を中心として水平に旋回されるも
のである。また、鋸刃ハウジング13内の帯鋸刃Tは平
面で中心軸7の上に位置しているので、帯鋸刃Tのワー
ク切断位置は中心軸7を中心として水平に旋回され、ワ
ークの搬送方向に対して直交する切断位置から搬送方向
後方側へ旋回角θをなすように変向可能に構成されてい
る。
に、前記旋回台5は、旋回用シリンダを適宜に作動する
ことにより、中心軸7を中心として水平に旋回されるも
のである。また、鋸刃ハウジング13内の帯鋸刃Tは平
面で中心軸7の上に位置しているので、帯鋸刃Tのワー
ク切断位置は中心軸7を中心として水平に旋回され、ワ
ークの搬送方向に対して直交する切断位置から搬送方向
後方側へ旋回角θをなすように変向可能に構成されてい
る。
【0032】前記ベース3の上部にはワークWを載置す
るワークテーブル43が設けられており、このワークテ
ーブル43にはワークWを挟持固定自在の固定バイスジ
ョー45fと可動バイスジョー45mとを備えてなるバ
イス装置47が設けられている。
るワークテーブル43が設けられており、このワークテ
ーブル43にはワークWを挟持固定自在の固定バイスジ
ョー45fと可動バイスジョー45mとを備えてなるバ
イス装置47が設けられている。
【0033】前記鋸刃ハウジング13は両側に離隔して
ハウジング部49,51を備えており、各ハウジング部
49,51は上部コントロールボックス53を備えたビ
ーム部材55によって連結されている。
ハウジング部49,51を備えており、各ハウジング部
49,51は上部コントロールボックス53を備えたビ
ーム部材55によって連結されている。
【0034】鋸刃ハウジング13のハウジング部49,
51には駆動ホイール57、従動ホイール59がそれぞ
れ軸61、63を介して内装されており、駆動ホイール
57と従動ホイール59にはエンドレス状の帯鋸刃Tが
掛回されている。前記駆動ホイール57の軸61には図
1に示されているように、鋸刃モータ65が連動連結さ
れている。この鋸刃モータ65を駆動させると、軸61
を介して駆動ホイール57が回転されるから、駆動ホイ
ール57と従動ホイール59に掛回された帯鋸刃Tがワ
ークWを切削すべく走行駆動される。
51には駆動ホイール57、従動ホイール59がそれぞ
れ軸61、63を介して内装されており、駆動ホイール
57と従動ホイール59にはエンドレス状の帯鋸刃Tが
掛回されている。前記駆動ホイール57の軸61には図
1に示されているように、鋸刃モータ65が連動連結さ
れている。この鋸刃モータ65を駆動させると、軸61
を介して駆動ホイール57が回転されるから、駆動ホイ
ール57と従動ホイール59に掛回された帯鋸刃Tがワ
ークWを切削すべく走行駆動される。
【0035】前記ビーム部材55に固定された案内部材
67には固定ガイド部材69、固定ガイド部材69が装
着されており、この固定ガイド部材69と可動ガイド部
材71とにより、帯鋸刃TがワークWを切削する切削領
域において、帯鋸刃Tの刃先部が垂直下方を向くように
帯鋸刃Tが案内支持されている。また、前記固定ガイド
部材69は案内部材67に固定的に取り付けられてお
り、可動ガイド部材71はワークWの大きさに対応すべ
く位置調節自在に取り付けられている。
67には固定ガイド部材69、固定ガイド部材69が装
着されており、この固定ガイド部材69と可動ガイド部
材71とにより、帯鋸刃TがワークWを切削する切削領
域において、帯鋸刃Tの刃先部が垂直下方を向くように
帯鋸刃Tが案内支持されている。また、前記固定ガイド
部材69は案内部材67に固定的に取り付けられてお
り、可動ガイド部材71はワークWの大きさに対応すべ
く位置調節自在に取り付けられている。
【0036】図1に示されているように、電源73と鋸
刃モータ65とを接続する動力配線75の途中には電流
検出装置77が設けられており、この電流検出装置77
により鋸刃モータ65を回す作動電流値を逐次、A/D
変換装置を介して制御装置41の中央処理装置79に送
るようになっている。
刃モータ65とを接続する動力配線75の途中には電流
検出装置77が設けられており、この電流検出装置77
により鋸刃モータ65を回す作動電流値を逐次、A/D
変換装置を介して制御装置41の中央処理装置79に送
るようになっている。
【0037】前記制御装置41の中央処理装置79に
は、入力装置81と表示装置83と記憶装置85と演算
装置87がそれぞれ電気的に接続されている。
は、入力装置81と表示装置83と記憶装置85と演算
装置87がそれぞれ電気的に接続されている。
【0038】前記記憶装置85には、帯鋸刃Tによりワ
ークを切断したときの作動電流値を前記鋸刃位置検出装
置33により検出したワークの各切断位置に対する設定
作動電流パターンが予め設定し、この設定作動電流パタ
ーンが前記入力装置81および表示装置83を用いて入
力され記憶されている。また、前記記憶装置85には設
定作動電流パターンの許容範囲も予め設定されており、
設定電流パターンにおける各切断位置の許容範囲は演算
装置87で演算され記憶されている。
ークを切断したときの作動電流値を前記鋸刃位置検出装
置33により検出したワークの各切断位置に対する設定
作動電流パターンが予め設定し、この設定作動電流パタ
ーンが前記入力装置81および表示装置83を用いて入
力され記憶されている。また、前記記憶装置85には設
定作動電流パターンの許容範囲も予め設定されており、
設定電流パターンにおける各切断位置の許容範囲は演算
装置87で演算され記憶されている。
【0039】なお、より詳しくは、例えばワークの断面
形状がH形鋼では、ワークの各切断位置に対応して図2
(B)に示すような設定作動電流パターンの形状にな
る。したがって、この場合は図3に示すように設定作動
電流パターン(実線)と、この設定作動電流パターンの
許容範囲(二点鎖線)になる。
形状がH形鋼では、ワークの各切断位置に対応して図2
(B)に示すような設定作動電流パターンの形状にな
る。したがって、この場合は図3に示すように設定作動
電流パターン(実線)と、この設定作動電流パターンの
許容範囲(二点鎖線)になる。
【0040】さらに、入力装置81および表示装置83
により、ワークの断面形状の寸法が記憶装置85に入力
されており、この記憶装置85に入力されたワークの断
面形状の寸法に基づいてワークにおける鋸刃狭窄を発生
する可能性の高い範囲、換言すると狭窄発生領域が演算
装置87で演算される。
により、ワークの断面形状の寸法が記憶装置85に入力
されており、この記憶装置85に入力されたワークの断
面形状の寸法に基づいてワークにおける鋸刃狭窄を発生
する可能性の高い範囲、換言すると狭窄発生領域が演算
装置87で演算される。
【0041】より詳しくは、例えばワークの断面形状が
図2に示すようにH形鋼では、幅寸法A、高さB,フラ
ンジ部の厚さC,ウェブ部の厚さDを測定してこれらの
寸法が記憶装置85に入力される。 H形鋼の上部から
帯鋸刃Tで切断すると、一般的には図2(A)のハッチ
ングで示したようにフランジとウェブの両方を同時に切
断する範囲が鋸刃狭窄を発生する可能性の高い範囲、つ
まり狭窄発生領域となる。
図2に示すようにH形鋼では、幅寸法A、高さB,フラ
ンジ部の厚さC,ウェブ部の厚さDを測定してこれらの
寸法が記憶装置85に入力される。 H形鋼の上部から
帯鋸刃Tで切断すると、一般的には図2(A)のハッチ
ングで示したようにフランジとウェブの両方を同時に切
断する範囲が鋸刃狭窄を発生する可能性の高い範囲、つ
まり狭窄発生領域となる。
【0042】さらに、前記制御装置41の中央処理装置
79には比較判断装置89が電気的に接続されており、
この比較判断装置89は記憶装置85に記憶されている
設定作動電流パターンと実際の作動電流パターンとを比
較し、実際の作動電流パターンが設定作動電流パターン
の許容範囲内に留まらず急に増加したときに、前記昇降
用油圧シリンダ15の進退を制御する電磁切換弁21
に、帯鋸刃Tの切込方向と反対方向へ後退させる(この
動作を以下「狭窄回避動作」という)作動指令を発する
ものである。
79には比較判断装置89が電気的に接続されており、
この比較判断装置89は記憶装置85に記憶されている
設定作動電流パターンと実際の作動電流パターンとを比
較し、実際の作動電流パターンが設定作動電流パターン
の許容範囲内に留まらず急に増加したときに、前記昇降
用油圧シリンダ15の進退を制御する電磁切換弁21
に、帯鋸刃Tの切込方向と反対方向へ後退させる(この
動作を以下「狭窄回避動作」という)作動指令を発する
ものである。
【0043】また、前記制御装置41の中央処理装置7
9には比較判断装置89が狭窄回避動作の作動指令を出
したときから狭窄回避動作の作動時間T秒を規制するタ
イマ91が接続されている。さらに、この中央処理装置
79は、前記狭窄回避動作の作動指令を出すために電気
信号伝達路により前記電磁切換弁21に接続されてい
る。
9には比較判断装置89が狭窄回避動作の作動指令を出
したときから狭窄回避動作の作動時間T秒を規制するタ
イマ91が接続されている。さらに、この中央処理装置
79は、前記狭窄回避動作の作動指令を出すために電気
信号伝達路により前記電磁切換弁21に接続されてい
る。
【0044】前記比較判断装置89は、実際のワーク切
断加工時の作動電流パターンが設定作動電流パターン
(図3の実線)の許容範囲(図3の二点鎖線)内にある
場合は、狭窄回避動作の作動指令を出さないが、図3の
点線で示すように、設定作動電流パターンの許容範囲
(図3の二点鎖線)内に留まらずに急激に増加したとき
に狭窄回避動作を指令するものである。
断加工時の作動電流パターンが設定作動電流パターン
(図3の実線)の許容範囲(図3の二点鎖線)内にある
場合は、狭窄回避動作の作動指令を出さないが、図3の
点線で示すように、設定作動電流パターンの許容範囲
(図3の二点鎖線)内に留まらずに急激に増加したとき
に狭窄回避動作を指令するものである。
【0045】したがって、帯鋸刃Tが切れなくなると作
動電流値は増加するとしても、徐々に増加してくるの
で、この場合の実際の作動電流パターンが設定作動電流
パターンの許容範囲内にあるために比較判断装置89は
狭窄回避動作の作動指令を出さない。しかし、実際に狭
窄が生じると急激な作動電流値の増加となるので比較判
断装置89は狭窄回避動作の作動指令を出すことにな
る。
動電流値は増加するとしても、徐々に増加してくるの
で、この場合の実際の作動電流パターンが設定作動電流
パターンの許容範囲内にあるために比較判断装置89は
狭窄回避動作の作動指令を出さない。しかし、実際に狭
窄が生じると急激な作動電流値の増加となるので比較判
断装置89は狭窄回避動作の作動指令を出すことにな
る。
【0046】また、図2(B)において、切断位置P1
〜P3 で作動電流値が低いことは、実際には作動電流値
を上昇して帯鋸刃Tの切断速度を高速化しても狭窄され
ないことを示しているので、実際の切断能力に比して大
幅に時間がかかっていることになる。したがって、ワー
ク切断のスピードアップを図るために、切断位置P1〜
P3 およびP4 〜P6 の位置での作動電流値をできるだ
け切断位置P3 〜P4の作動電流値に近い状態に増加さ
せることが望ましい。この切断加工のスピードアップ化
を可能にするために以下のようにすることが有効であ
る。
〜P3 で作動電流値が低いことは、実際には作動電流値
を上昇して帯鋸刃Tの切断速度を高速化しても狭窄され
ないことを示しているので、実際の切断能力に比して大
幅に時間がかかっていることになる。したがって、ワー
ク切断のスピードアップを図るために、切断位置P1〜
P3 およびP4 〜P6 の位置での作動電流値をできるだ
け切断位置P3 〜P4の作動電流値に近い状態に増加さ
せることが望ましい。この切断加工のスピードアップ化
を可能にするために以下のようにすることが有効であ
る。
【0047】すなわち、比較判断装置89は、実際のワ
ーク切断加工時の作動電流パターンが、狭窄発生領域以
外のワークの切断位置で設定作動電流パターンの許容範
囲より大きくなっても狭窄回避動作の作動指令を出さな
いようにする。つまり比較判断装置89は狭窄発生領域
(切断位置P3 〜P4 )で実際の作動電流値の急激な変
化したときに狭窄回避動作の指令を出すようにする。こ
れは狭窄発生領域以外での切断加工のスピードアップ化
を図る上で有効である。
ーク切断加工時の作動電流パターンが、狭窄発生領域以
外のワークの切断位置で設定作動電流パターンの許容範
囲より大きくなっても狭窄回避動作の作動指令を出さな
いようにする。つまり比較判断装置89は狭窄発生領域
(切断位置P3 〜P4 )で実際の作動電流値の急激な変
化したときに狭窄回避動作の指令を出すようにする。こ
れは狭窄発生領域以外での切断加工のスピードアップ化
を図る上で有効である。
【0048】なお、上記の実施の形態の例に加えて、前
述した記憶装置85においては、ワークの切断加工時
に、鋸刃位置検出装置で検出された鋸刃位置と電流検出
装置で検出された作動電流値とから得られたワークの切
断位置に対する実際の作動電流パターンを、予め設定さ
れた設定作動電流パターンとして記憶することができ
る。
述した記憶装置85においては、ワークの切断加工時
に、鋸刃位置検出装置で検出された鋸刃位置と電流検出
装置で検出された作動電流値とから得られたワークの切
断位置に対する実際の作動電流パターンを、予め設定さ
れた設定作動電流パターンとして記憶することができ
る。
【0049】この場合、記憶装置85にはワークの切断
加工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動電
流パターンとして記憶されるので、この新たな設定作動
パターンに基づく許容範囲は演算装置87により演算さ
れ、この演算された選定作動パターンの許容範囲は記憶
装置85内の以前の許容範囲に付加されて記憶装置85
に記憶される。
加工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動電
流パターンとして記憶されるので、この新たな設定作動
パターンに基づく許容範囲は演算装置87により演算さ
れ、この演算された選定作動パターンの許容範囲は記憶
装置85内の以前の許容範囲に付加されて記憶装置85
に記憶される。
【0050】さらに、前述した比較判断装置89におい
ては、前記記憶装置85に既に記憶されている前回又は
前々回の切断加工時の設定作動電流パターンと、新たな
実際の作動電流パターンとを比較し、新たな実際の作動
電流パターンが前回又は前々回の設定作動電流パターン
に基づく許容範囲内に留まらず急に増加したときに狭窄
回避動作の指令を発するようにできる。
ては、前記記憶装置85に既に記憶されている前回又は
前々回の切断加工時の設定作動電流パターンと、新たな
実際の作動電流パターンとを比較し、新たな実際の作動
電流パターンが前回又は前々回の設定作動電流パターン
に基づく許容範囲内に留まらず急に増加したときに狭窄
回避動作の指令を発するようにできる。
【0051】したがって、記憶装置85にはワークの切
断加工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動
電流パターンとして記憶され、この新たな設定作動パタ
ーンに基づく許容範囲が既に記憶されている設定作動パ
ターンの許容範囲に付加されるので、鋸速、切込速度の
変化や帯鋸刃Tの切断性能の低下等の狭窄以外での作動
電流の変化に対する順応性が良くなる。例えば切断加工
が行われるにつれて鋸刃が切れなくなるために作動電流
値が変化しても、比較判断装置89から狭窄回避動作の
指令が発せられることがなくなる。
断加工毎に実際の作動電流パターンが、新たな設定作動
電流パターンとして記憶され、この新たな設定作動パタ
ーンに基づく許容範囲が既に記憶されている設定作動パ
ターンの許容範囲に付加されるので、鋸速、切込速度の
変化や帯鋸刃Tの切断性能の低下等の狭窄以外での作動
電流の変化に対する順応性が良くなる。例えば切断加工
が行われるにつれて鋸刃が切れなくなるために作動電流
値が変化しても、比較判断装置89から狭窄回避動作の
指令が発せられることがなくなる。
【0052】図4を参照するに、ワークの切断作業を開
始する前に、入力装置81で設定作動電流パターンを入
力され記憶装置85に記憶される。また、入力装置81
でワークの断面の寸法を記憶装置85に入力し、この寸
法に基づいて演算装置87により狭窄発生領域が演算さ
れる(ステップS1〜S3)。
始する前に、入力装置81で設定作動電流パターンを入
力され記憶装置85に記憶される。また、入力装置81
でワークの断面の寸法を記憶装置85に入力し、この寸
法に基づいて演算装置87により狭窄発生領域が演算さ
れる(ステップS1〜S3)。
【0053】ワークを帯鋸盤1のワークテーブル43上
に載置してバイス装置47によりクランプし、鋸刃ハウ
ジング13つまり帯鋸刃Tが下降しワークの切断作業が
開始される(ステップS4)。
に載置してバイス装置47によりクランプし、鋸刃ハウ
ジング13つまり帯鋸刃Tが下降しワークの切断作業が
開始される(ステップS4)。
【0054】鋸刃位置検出装置33によりワークに対す
る鋸刃位置が検出され、このデータが逐次、制御装置4
1の中央処理装置79に入力される(ステップS5)。
これと同時に、電流検出装置77により鋸刃モータ65
の作動電流値が逐次、A/D変換装置を介して制御装置
41の中央処理装置79に入力される(ステップS
6)。
る鋸刃位置が検出され、このデータが逐次、制御装置4
1の中央処理装置79に入力される(ステップS5)。
これと同時に、電流検出装置77により鋸刃モータ65
の作動電流値が逐次、A/D変換装置を介して制御装置
41の中央処理装置79に入力される(ステップS
6)。
【0055】比較判断装置89では、上記の鋸刃位置と
作動電流値のデータに基づいて得られる実際のワーク切
断時の作動電流パターンと、記憶装置85に記憶されて
いる設定作動電流パターンとを比較して、鋸刃狭窄発生
であるか、そうでないかを判断する(ステップS7)。
作動電流値のデータに基づいて得られる実際のワーク切
断時の作動電流パターンと、記憶装置85に記憶されて
いる設定作動電流パターンとを比較して、鋸刃狭窄発生
であるか、そうでないかを判断する(ステップS7)。
【0056】比較判断装置89で鋸刃狭窄発生であると
判断した場合は狭窄回避動作の作動指令が出され、電磁
切換弁21のソレノイドSOLが作動しオイルタンク2
3からの圧油が昇降用油圧シリンダ15の下部シリンダ
室19へ供給され且つ上部シリンダ室17の圧油がオイ
ルタンク23へ排出されて鋸刃ハウジング13が上昇
し、つまり帯鋸刃Tが上昇する(ステップS8〜S
9)。
判断した場合は狭窄回避動作の作動指令が出され、電磁
切換弁21のソレノイドSOLが作動しオイルタンク2
3からの圧油が昇降用油圧シリンダ15の下部シリンダ
室19へ供給され且つ上部シリンダ室17の圧油がオイ
ルタンク23へ排出されて鋸刃ハウジング13が上昇
し、つまり帯鋸刃Tが上昇する(ステップS8〜S
9)。
【0057】タイマ91には予め設定時間T秒が入力さ
れており、比較判断装置89で狭窄回避動作の作動指令
が出された時からタイマ91の設定時間T秒経過後、例
えばワークがH形鋼の場合は約50mm程度上昇した
後、電磁切換弁21のソレノイドSOLが作動しオイル
タンク23からの圧油が昇降用油圧シリンダ15の上部
シリンダ室17へ供給され且つ下部シリンダ室19の圧
油がオイルタンク23へ排出されて鋸刃ハウジング13
が下降する。つまり帯鋸刃Tが下降してワークの切断作
業が再開される。
れており、比較判断装置89で狭窄回避動作の作動指令
が出された時からタイマ91の設定時間T秒経過後、例
えばワークがH形鋼の場合は約50mm程度上昇した
後、電磁切換弁21のソレノイドSOLが作動しオイル
タンク23からの圧油が昇降用油圧シリンダ15の上部
シリンダ室17へ供給され且つ下部シリンダ室19の圧
油がオイルタンク23へ排出されて鋸刃ハウジング13
が下降する。つまり帯鋸刃Tが下降してワークの切断作
業が再開される。
【0058】したがって、狭窄が始まって切削幅が狭く
なったとしても、この狭くなったところを再び帯鋸刃T
で切削するため狭窄が回避される。ワークの材料が良く
ない場合、比較判断装置89から上記の狭窄回避動作の
指令が出されて帯鋸刃Tが上昇し、再度下降して切削を
開始しても、また狭窄が生じる場合もあるが、再び比較
判断装置89から狭窄回避動作の指令が出されて、自動
的に狭窄が防止される(ステップS10〜S13)。
なったとしても、この狭くなったところを再び帯鋸刃T
で切削するため狭窄が回避される。ワークの材料が良く
ない場合、比較判断装置89から上記の狭窄回避動作の
指令が出されて帯鋸刃Tが上昇し、再度下降して切削を
開始しても、また狭窄が生じる場合もあるが、再び比較
判断装置89から狭窄回避動作の指令が出されて、自動
的に狭窄が防止される(ステップS10〜S13)。
【0059】ステップS7において、比較判断装置89
で鋸刃狭窄発生と判断されない場合は狭窄回避動作の作
動指令が出されないので、帯鋸盤1によるワーク切断作
業が継続される。鋸刃位置検出装置33により帯鋸刃T
が鋸刃下限位置に到達したことが検出されてワーク切断
作業が終了する(ステップS14〜S15)。
で鋸刃狭窄発生と判断されない場合は狭窄回避動作の作
動指令が出されないので、帯鋸盤1によるワーク切断作
業が継続される。鋸刃位置検出装置33により帯鋸刃T
が鋸刃下限位置に到達したことが検出されてワーク切断
作業が終了する(ステップS14〜S15)。
【0060】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例
では帯鋸盤として横型帯鋸盤を例にとって説明したが竪
型帯鋸盤やその他の帯鋸盤であっても構わない。
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例
では帯鋸盤として横型帯鋸盤を例にとって説明したが竪
型帯鋸盤やその他の帯鋸盤であっても構わない。
【0061】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、狭窄以外の理由
で鋸刃モータの作動電流値が変動するときは、実際の作
動電流パターンと予め設定して記憶された設定作動電流
パターンとを比較すると、大抵の場合、実際の作動電流
パターンは前記設定作動電流パターンの許容範囲内で変
化するものである。この場合には比較判断装置89によ
り狭窄ではないと判断し、切断加工を続行する。しか
し、狭窄が発生した場合には実際の作動電流値が急に増
加して前記設定作動電流パターンの許容範囲内に留まら
ないので比較判断装置89からは狭窄回避動作の指令が
発せられる。したがって、比較判断装置89は作動電流
値の変化が狭窄によるものであるか、そうでないかを的
確に判断できるので、誤動作がなくなるため切断作業効
率の低下を防ぐことができ、また、狭窄という事態を確
実に防止できる。
れるように、請求項1の発明によれば、狭窄以外の理由
で鋸刃モータの作動電流値が変動するときは、実際の作
動電流パターンと予め設定して記憶された設定作動電流
パターンとを比較すると、大抵の場合、実際の作動電流
パターンは前記設定作動電流パターンの許容範囲内で変
化するものである。この場合には比較判断装置89によ
り狭窄ではないと判断し、切断加工を続行する。しか
し、狭窄が発生した場合には実際の作動電流値が急に増
加して前記設定作動電流パターンの許容範囲内に留まら
ないので比較判断装置89からは狭窄回避動作の指令が
発せられる。したがって、比較判断装置89は作動電流
値の変化が狭窄によるものであるか、そうでないかを的
確に判断できるので、誤動作がなくなるため切断作業効
率の低下を防ぐことができ、また、狭窄という事態を確
実に防止できる。
【0062】請求項2の発明によれば、狭窄発生領域の
設定作動パターン以外での作動電流値の変化に対して
は、比較判断装置から狭窄回避動作の指令が発せられな
いので、狭窄発生領域以外の部分を切断するときは鋸速
を大きくすることで作業効率の向上を図ることができ
る。
設定作動パターン以外での作動電流値の変化に対して
は、比較判断装置から狭窄回避動作の指令が発せられな
いので、狭窄発生領域以外の部分を切断するときは鋸速
を大きくすることで作業効率の向上を図ることができ
る。
【0063】請求項3の発明によれば、狭窄以外の理由
で鋸刃モータの作動電流値が変動しても、大抵の場合、
新たな実際の作動電流パターンは前回又は前々回の切断
加工時に記憶された設定作動電流パターンの許容範囲内
で変化するものであり、この場合には比較判断装置では
狭窄ではないと的確に判断し、効率よく切断加工を続行
できる。しかも、狭窄が発生した場合には実際の作動電
流値が急に増加して前記設定作動電流パターンの許容範
囲内に留まらないので比較判断装置からは狭窄回避動作
の指令が発せられ、的確に狭窄によるトラブルを回避で
きる。
で鋸刃モータの作動電流値が変動しても、大抵の場合、
新たな実際の作動電流パターンは前回又は前々回の切断
加工時に記憶された設定作動電流パターンの許容範囲内
で変化するものであり、この場合には比較判断装置では
狭窄ではないと的確に判断し、効率よく切断加工を続行
できる。しかも、狭窄が発生した場合には実際の作動電
流値が急に増加して前記設定作動電流パターンの許容範
囲内に留まらないので比較判断装置からは狭窄回避動作
の指令が発せられ、的確に狭窄によるトラブルを回避で
きる。
【0064】請求項4の発明によれば、請求項1の場合
と同様に、比較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によ
るものであるか、そうでないかを的確に判断することが
できるので、切断作業効率の低下を防ぐことができ、ま
た、狭窄という事態を確実に防止できる。
と同様に、比較判断装置は作動電流値の変化が狭窄によ
るものであるか、そうでないかを的確に判断することが
できるので、切断作業効率の低下を防ぐことができ、ま
た、狭窄という事態を確実に防止できる。
【0065】請求項5の発明によれば、記憶装置85に
はワークの切断加工毎に実際の作動電流パターンが、新
たな設定作動電流パターンとして記憶されるので、この
新たな設定作動パターンに基づく許容範囲は以前の許容
範囲に付加されるので、狭窄以外での作動電流の変化に
対しては比較判断装置から狭窄回避動作の指令が発せら
れるという事態を避けることができる。
はワークの切断加工毎に実際の作動電流パターンが、新
たな設定作動電流パターンとして記憶されるので、この
新たな設定作動パターンに基づく許容範囲は以前の許容
範囲に付加されるので、狭窄以外での作動電流の変化に
対しては比較判断装置から狭窄回避動作の指令が発せら
れるという事態を避けることができる。
【図1】本発明の実施の形態の例の装置全体の概略図を
示すものである。
示すものである。
【図2】(A)は、H形鋼の切断箇所および狭窄発生領
域を示す状態説明図で、(B)は、H形鋼の各切断位置
における作動電流値で構成したワーク全体の作動電流パ
ターンを示す状態説明図である。
域を示す状態説明図で、(B)は、H形鋼の各切断位置
における作動電流値で構成したワーク全体の作動電流パ
ターンを示す状態説明図である。
【図3】H形鋼のワーク全体の作動電流パターンの変化
と、狭窄が発生したときの作動電流値の変化を示す状態
説明図である。
と、狭窄が発生したときの作動電流値の変化を示す状態
説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の例のフローチャートであ
る。
る。
【図5】本発明の実施の形態の例の横型帯鋸盤の正面図
である。
である。
【図6】図5における平面図である。
1 帯鋸盤 11 ガイドポスト 13 鋸刃ハウジング 15 昇降用油圧シリンダ 17 上部シリンダ室 19 下部シリンダ室 21 電磁切換弁 33 鋸刃位置検出装置 47 バイス装置 57 駆動ホイール 59 従動ホイール 65 鋸刃モータ 77 電流検出装置 85 記憶装置 87 演算装置 89 比較判断装置 91 タイマ
Claims (5)
- 【請求項1】 鋸刃モータに連動連結された駆動ホイー
ルと、従動ホイールとに巻回された鋸刃を回転自在に支
承した鋸刃ハウジングを、ワークに対して駆動装置によ
り接近離反自在に設けてなる帯鋸盤において、 ワークに対する鋸刃位置を検出すると共に各鋸刃位置に
おける鋸刃モータの作動電流値を検出し、前記各鋸刃位
置における作動電流値によりワークの切断位置に対する
設定作動電流パターンを予め設定して記憶し、実際の作
動電流パターンと前記記憶された設定作動電流パターン
とを比較し、実際の作動電流パターンが設定作動電流パ
ターンの許容範囲内に留まらず急に増加したときに比較
判断装置から狭窄回避動作を指令して、鋸刃の切込みを
一時的に後退させた後、再度鋸刃の切込みを前進せしめ
てなること特徴とする帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法。 - 【請求項2】 前記ワークの断面形状の寸法を記憶装置
に入力し、このワークの寸法に基づいてワークにおける
鋸刃狭窄を発生する可能性の高い狭窄発生領域の設定作
動電流パターンを演算装置で演算し、この狭窄発生領域
での設定作動電流パターンの許容範囲より実際の作動電
流パターンが急に変化したときに比較判断装置から狭窄
回避動作を指令してなることを特徴とする請求項1記載
の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法。 - 【請求項3】 切断加工時に、各鋸刃位置における作動
電流値によりワークの切断位置に対する実際の作動電流
パターンを設定作動電流パターンとして記憶し、この記
憶された前回又は前々回の切断加工時の設定作動電流パ
ターンと新たな実際の作動電流パターンとを比較し、新
たな実際の作動電流値が前回又は前々回の設定作動電流
パターンに基づく許容範囲内に留まらず急に増加したと
きに比較判断装置から狭窄回避動作を指令してなること
特徴とする請求項1又は2記載の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止
方法。 - 【請求項4】 鋸刃モータに連動連結された駆動ホイー
ルと、従動ホイールとに巻回された鋸刃を回転自在に支
承した鋸刃ハウジングを、ワークに対して駆動装置によ
り接近離反自在に設けてなる帯鋸盤において、 前記鋸刃モータの作動電流値を検出する電流検出装置
と、 ワークに対する鋸刃位置を検出する鋸刃位置検出装置
と、 前記鋸刃位置検出装置で検出された鋸刃位置と前記電流
検出装置で検出された作動電流値とからワークの切断位
置に対する予め設定された設定作動電流パターンを記憶
する記憶装置と、 この記憶装置に記憶されている設定作動電流パターンと
実際の作動電流パターンとを比較し、実際の作動電流値
が設定作動電流パターンの許容範囲内に留まらず急に増
加したときに、鋸刃の切込みを一時的に後退させた後、
再度鋸刃の切込みを前進させる狭窄回避動作の指令を発
する比較判断装置と、を備えてなることを特徴とする帯
鋸盤の鋸刃狭窄防止装置。 - 【請求項5】 ワークの切断加工時に、前記鋸刃位置検
出装置で検出された鋸刃位置と前記電流検出装置で検出
された作動電流値とから得られたワークの切断位置に対
する実際の作動電流パターンを、予め設定された設定作
動電流パターンとして記憶する記憶装置と、 この記憶装置に記憶されている前回又は前々回の切断加
工時の設定作動電流パターンと新たな実際の作動電流パ
ターンとを比較し、新たな実際の作動電流パターンが前
回又は前々回の設定作動電流パターンに基づく許容範囲
内に留まらず急に増加したときに狭窄回避動作の指令を
発する比較判断装置とを備えてなることを特徴とする請
求項4記載の帯鋸盤の鋸刃狭窄防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19804696A JPH1043936A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19804696A JPH1043936A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1043936A true JPH1043936A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16384640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19804696A Pending JPH1043936A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1043936A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013187297A1 (en) | 2012-06-11 | 2013-12-19 | Daito Seiki Co., Ltd. | Method of severing h-beams by horizontal band saw machine, control unit, and horizontal band saw machine |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP19804696A patent/JPH1043936A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013187297A1 (en) | 2012-06-11 | 2013-12-19 | Daito Seiki Co., Ltd. | Method of severing h-beams by horizontal band saw machine, control unit, and horizontal band saw machine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5948295A (en) | Automatic machine for transversal connection of metallic bands | |
| CN115351556A (zh) | 焊接设备 | |
| CN117601178B (zh) | 具有自定位功能的电路板连续裁边方法 | |
| JPH1043936A (ja) | 帯鋸盤の鋸刃狭窄防止方法及び装置 | |
| KR920008590B1 (ko) | 띠톱반의 띠톱날 공급 제어장치 및 방법 | |
| CN222971627U (zh) | 一种用于数控切割机床的下料装置 | |
| CN119195136A (zh) | 一种建筑桩基高效施工装置及其操作方法 | |
| JP4499475B2 (ja) | 帯鋸盤 | |
| JPH10109215A (ja) | 板材の剪断方法および剪断機 | |
| JP3829258B2 (ja) | 丸鋸切削装置 | |
| JP2000158231A (ja) | 帯鋸盤及びその切込速度制御装置 | |
| JPH0550328A (ja) | 鋸刃挟み込み防止装置 | |
| CN120861787B (zh) | 一种球墨铸铁的自动化切断装置 | |
| CN218983627U (zh) | 一种激光切割机自动测量机构 | |
| JPH0255167B2 (ja) | ||
| JP2002254239A (ja) | 切断加工装置及びその方法 | |
| JPS5820728B2 (ja) | 鋸盤の切込制御方法及び制御装置 | |
| CN223129868U (zh) | 一种自动焊接机用工装 | |
| US20050098236A1 (en) | Method and apparatus for cutting steel to reduce slag adherence | |
| JP2859873B2 (ja) | 帯鋸盤 | |
| CA1269872A (en) | Welding apparatus assembled together with grinding device | |
| KR20250146481A (ko) | 횡단 할석기를 이용한 석판재 가공 시스템 및 이에 의한 석판재 가공 방법 | |
| JPH08243652A (ja) | パンチ動作制御装置 | |
| JPH09174285A (ja) | パイプ切断装置 | |
| JPH04146021A (ja) | 帯鋸盤 |