JPH1044004A - 研磨機 - Google Patents

研磨機

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JPH1044004A
JPH1044004A JP19903296A JP19903296A JPH1044004A JP H1044004 A JPH1044004 A JP H1044004A JP 19903296 A JP19903296 A JP 19903296A JP 19903296 A JP19903296 A JP 19903296A JP H1044004 A JPH1044004 A JP H1044004A
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JP
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polishing
case
support
polished
polishing machine
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JP19903296A
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Inventor
Kotaro Suzuki
幸太郎 鈴木
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Suzuki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で容易かつ安価に古本の端面を研磨す
ることが可能な研磨機を提供する。 【解決手段】 ケース1内には、駆動モータ15とそれ
によって回転するローラ状の砥石2が収容されており、
この砥石2の一部が、ケース1の上部中央に設けられた
ガイド溝3のガイド底面3bの開口部から露出してい
る。ガイド溝3は、古本を支持してその端面を砥石2に
接触させるために設けられており、可動の押え部材4と
共に、古本の支持手段5を形成している。押え部材4
は、ガイド溝3の固定側ガイド側面3aと対向して古本
の支持空間6を形成する可動側ガイド側面4aを有して
おり、固定側ガイド側面3aに対して接離方向に移動し
て支持空間6の間隔を調整できるように構成される。ケ
ース1の側面には、押え部材4の位置を調節するための
調節ノブ7が取り付けられ、ケース1の上面には、電源
オンオフ用のスイッチ8が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の主表面の間
に形成された端面を有する研磨対象物の前記端面を研磨
する研磨機に係り、特に、古本等の端面を研磨するため
の研磨機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、古書店においては、一読した程度
で古書店に持ち込まれた本を、同じ本が一般の書店にお
いて新品状態で販売されている時点で同時併行的に販売
することが多くなっている。この種の古本は、一般の書
店で入手不可能な希少価値を有する古本とは異なり、そ
の商品価値が外観に大きく左右されるという特性を持っ
ている。特に、この種の古本の主流をなすコミック本
は、文字以上に画像を主体とした情報物であるため、そ
の商品価値は基本的に外観によって決定されている。こ
のような事情から、この種の古本においては、従来、外
観を向上してその商品価値を高めるために、本の端面の
研磨が行われている。このような本の端面の研磨に当た
っては、一般的に、サンドペーパーと呼ばれる研磨布紙
を使用して、一冊ずつ手作業で研磨を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本の端
面は、紙を多数重ねた積層端面であり、高い硬度を有す
るため、このような硬度の高い端面に対して通常の研磨
布紙を使用して研磨を行った場合、十分な仕上がりを得
るまでには、かなりの労力と時間を要することになる。
したがって、大量の本を処理するためには極めて多大な
労力と時間を要することになり、コストも増大してしま
う。
【0004】また、前述したように本の端面の硬度が高
いことから、研磨に使用する研磨布紙の劣化の度合いが
激しいため、大量の本を研磨する場合には、大量の研磨
布紙が必要となり、その結果として大量の使用済み研磨
布紙を処分することになる。したがって、コスト面や環
境面でも不都合である。特に、コミック本等の古本は、
単価が安いため、その処理に多大なコストを要すること
は望ましくない。
【0005】さらに、研磨布紙を使用して研磨を行った
場合、研磨によって生じる削りかすが周囲に飛散し、作
業台や床面上に散乱するだけでなく、研磨作業者の衣類
や周辺の物品等に付着してしまうという問題もある。
【0006】本発明は、以上のような従来の研磨方法の
問題点を解消するために提案されたものであり、その目
的は、短時間で容易かつ安価に古本の端面を研磨するこ
とが可能な研磨機を提供することである。また、別の目
的は、環境面でも好都合な研磨機を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、本発明の研磨機は、駆動手段によって回転する研磨
手段の研磨面に対して研磨対象物の端面を接触させるよ
うに構成したことを特徴としている。このような構成を
有する本発明の研磨機により、古本等の研磨対象物の端
面を自動的に短時間で研磨することができる。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明は、駆動手
段、研磨手段、および支持手段を有することを特徴とし
ている。このうち、研磨手段は、外周に研磨面を有する
ローラ状に形成され、前記駆動手段の駆動力によって回
転する手段である。また、支持手段は、前記研磨手段の
研磨面を挟んで互いに対向するように配置されかつ相対
的に接離方向に可動に設けられた第1と第2の支持部を
有し、これらの支持部の間に研磨対象物を支持する手段
である。
【0009】以上のような構成を有する請求項1記載の
発明によれば、次のようにして、古本等の研磨対象物の
端面を容易に研磨することができる。まず、支持手段の
第1と第2の支持部の間に、研磨対象物をその端面が研
磨手段の研磨面に接触するようにして配置した後、第1
と第2の支持部を相対的に接近させて、これらの間に研
磨対象物を挟み込む形で支持する。このようにして、支
持手段によって研磨対象物を支持した状態で駆動手段に
よって研磨手段を回転させることにより、研磨対象物を
自動的に短時間で研磨することができる。一般的には、
研磨手段の研磨面が研磨対象物の端面の一部に接触する
ことになるが、この場合には、第1と第2の支持部の間
で研磨対象物をスライドさせることにより、その端面全
体を容易に研磨することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、支持手段が、その前記第1と第2の支持部
の間に第3の支持部を有し、この第3の支持部が、前記
研磨手段の前記研磨面を突出させるようにしてこの研磨
面と並べて配置されたことを特徴としている。以上のよ
うな構成を有する請求項2記載の発明によれば、研磨対
象物をスライドさせる際に、研磨対象物の端面のうち、
研磨面と接触する以外の部分を第3の支持部によって支
持できる。そのため、第1と第2の支持部の間で研磨対
象物をスライドさせる際に、研磨対象物の端面と研磨手
段の研磨面との接触圧力を均一にして、研磨対象物の端
面全体を均一に研磨することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、研磨手段を収容するケースが設け
られ、このケースが研磨によって生じる削りかすを回収
する回収口を有することを特徴としている。以上のよう
な構成を有する請求項3記載の発明によれば、研磨によ
って生じる削りかすを周囲に飛散させることなく、ケー
ス内に集積できる。そして、このようにして集積した削
りかすは、このケースの取出口に、家庭用の電気掃除機
等の吸込口を接続して真空吸引することにより、周囲に
飛散させることなく容易に取り出すことができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか一つに記載の発明において、研磨手段の近傍に、
その前記研磨面に付着した削りかすを除去する研磨面清
掃手段が設けられたことを特徴としている。以上のよう
な構成を有する請求項4記載の発明によれば、研磨によ
って研磨手段の研磨面に付着した削りかすを研磨面清掃
手段によって除去することができるため、研磨手段を長
期に亘って連続的に使用することができる。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか一つに記載の発明において、研磨手段が、前記支
持手段の前記第1と第2の支持部の間に形成される研磨
対象物用の支持空間に対して接離方向に可動に設けられ
たことを特徴としている。以上のような構成を有する請
求項5記載の発明によれば、研磨手段の研磨面が研磨に
よって摩耗した場合でも、この研磨手段を研磨対象物用
の支持空間に対して接近方向に移動させることにより、
摩耗した研磨手段をそのまま継続的に使用することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下には、本発明を適用した古本
用の研磨機の一つの実施の形態について、図1〜図7を
参照して具体的に説明する。
【0015】[1.構成] [1−1.外部構成]まず、図1は、本実施の形態によ
る研磨機の正面側の外観を示す斜視図であり、図2は、
正面図である。図1に示すように、板金から形成された
ケース1内には、ローラ状の砥石(研磨手段)2がその
回転軸を水平方向に向けて配置されており、この砥石2
の一部が、ケース1の上部中央に設けられたガイド溝3
の底面(ガイド底面)3bの開口部から露出し、若干突
出している。このガイド溝3は、研磨対象物である古本
を支持して、その端面を砥石2に接触させるために設け
られており、その一方の側面に設けられた可動の押え部
材4と共に、古本の支持手段5を形成している。
【0016】すなわち、図2に示すように、押え部材4
は、ガイド溝3の他方の側面(固定側ガイド側面)3a
と対向して古本の支持空間6を形成する可動側ガイド側
面4aを有しており、固定側カイド面3aに対して接離
方向に移動して支持空間6の間隔を調整できるように構
成されている。言い換えれば、ガイド溝3の固定側ガイ
ド側面3aと押え部材4の可動側ガイド側面4aは、ガ
イド溝3のガイド底面3bから露出する砥石2の研磨面
を挟んで互いに対向するように配置されかつ相対的に接
離方向に可動に設けられており、その意味で、本発明に
おける支持手段5の第1と第2の支持部に相当する。ま
た、ガイド溝3のガイド底面3bは、砥石2の研磨面を
突出させるようにしてこの研磨面と並べて配置されてお
り、その意味で、本発明における支持手段5の第3の支
持部に相当する。さらに、図1に示すように、ガイド溝
3の固定側ガイド側面3aと押え部材4の可動側ガイド
側面4aの正面側の端部には、互いに離れる方向に向か
って傾斜した傾斜部が設けられており、これらの傾斜部
により、支持空間6の端部に向かって広がる古本用の挿
入口6aが形成されている。
【0017】なお、ケース1の側面には、押え部材4の
位置を調節するための調節ノブ7が取り付けられてお
り、また、ケース1の上面のコーナ部には、電源オンオ
フ用のスイッチ8が設けられている。
【0018】次に、図3は、本実施の形態による研磨機
の背面側の外観を示す斜視図である。この図3に示すよ
うに、ケース1の背面の下部には、家庭用の電気掃除機
等の吸込口に接続して、ケース1内に集積した削りかす
を外部に取り出すための、円筒状の取出口9が設けられ
ている。また、図中10は、その先端にプラグ10aを
有する外部電源接続用の接続コードであり、ケース1の
背面のコーナ部に設けられたコード引出部11を利用し
てケース1内部から引き出されている。なお、本実施の
形態において、ケース1は、図1〜図3に示すように、
2つの分割ケースをボルト12によって底板13にそれ
ぞれ締結して組み立てられている。
【0019】[1−2.内部構成]図4〜図7は、本実
施の形態による研磨機の内部構成を示す図である。ここ
で、図4は内部斜視図、図5は内部正面図である。ま
た、図6は砥石の駆動機構を示す内部平面図、図7は押
え部材の調節手段を示す平面図である。
【0020】図4と図5に示すように、ケース1内に
は、ケース1の底板13から上方に立設された支持壁1
4が設けられ、この支持壁14によって、ケース1内部
の空間が、大小2つの収容部1a,1bに分割されてい
る。図5と図6に示すように、第1の収容部1a内に、
駆動モータ(駆動手段)15、回転機構16、およびロ
ーラ状の砥石2が収容されると共に、第2の収容部1b
に、駆動モータ15の駆動力を回転機構16に伝達する
伝達機構17が収容されている。すなわち、駆動モータ
15の駆動力によって伝達機構17を介して回転機構1
6を駆動し、この回転機構16に取り付けられた砥石2
を回転させる一連の駆動機構が、第1と第2の収容部1
a,1bに跨がるようにして構成されている。以下に
は、この駆動機構についてより詳細に説明する。
【0021】まず、駆動モータ15は、図5と図6に示
すように、第1の収容部1a内に、支持壁14と直交方
向に向かって水平配置されている。この駆動モータ15
は、図4に示すように、ボルト、ナット等からなる締結
手段18によって支持壁14に固定されている。次に、
回転機構16は、図5と図6に示すように、駆動モータ
15の斜め上方に、この駆動モータ15と平行に配置さ
れている。この回転機構16は、砥石2を取り付けて回
転させる回転シャフト16aと、ボールベアリング等を
含む軸受部材16b、および回転シャフト16aに対し
て砥石2を固定する固定部材16c等から構成されてい
る。そして、この回転機構16もまた、駆動モータ15
と同様に、図4に示すように、ボルト、ナット等からな
る締結手段19によって支持壁14に固定されている。
【0022】さらに、伝達機構17は、駆動側と従動側
のプーリ17a,17b、およびこのプーリ17a,1
7b間を連結するベルト17c等から構成されている。
これらの駆動側と従動側のプーリ17a,17bは、図
6に示すように、駆動モータ15の出力シャフト15a
と回転機構16の回転シャフト16aにそれぞれ取り付
けられている。すなわち、駆動モータ15の出力シャフ
ト15aと回転機構16の回転シャフト16aは、いず
れも、支持壁14を貫通して第2の収容部1b側に突出
するようにして設けられており、その各突出端部に駆動
側と従動側のプーリ17a,17bがそれぞれ取り付け
られている。
【0023】なお、図4に示すように、支持壁14に
は、配線用の孔14aが設けられており、この孔14a
を利用して、駆動モータ16から引き出された外部電源
接続用とスイッチ接続用の接続コード10,20が配線
されている。このうち、外部電源接続用の接続コード1
0は、前述したように、コード引出部11(図3)から
ケース1外部に引き出されている。また、スイッチ接続
用の接続コード20の他端は、第2の収容部1b内でス
イッチ8(図1、図3)に接続されている。
【0024】一方、図4に示すように、支持壁14の上
部には、この支持壁14を貫通するようにして、調節ロ
ッド21が設けられている。この調節ロッド21は、図
7に示すように、調節ノブ7と、押え部材4内に内蔵さ
れたナット22と共に、押え部材4の位置を調節するた
めの調節手段23を形成している。ここで、調節ロッド
21は、その一端に設けられたねじ部21aによって、
押え部材4に内蔵されたナット22とねじ嵌合されると
共に、その他端に設けられた切欠き部21bによって調
節ノブ7に固定され、調節ノブ7と一体的に回転するよ
うになっている。すなわち、調節ノブ7の回転操作によ
って調節ロッド21が回転すると、この調節ロッド21
と押え部材4のナット22とのねじ嵌合により、押え部
材4が直線移動するようになっている。
【0025】また、支持壁14における調節ロッド21
の両側には、押え部材4の方向を支持壁14に対して維
持しながらその移動を円滑に行わせるためのスライドロ
ッド24がそれぞれ設けられている。これらのスライド
ロッド24は、支持壁14に設けられたスライド孔25
内にスライド移動可能に挿入されており、その一端で押
え部材4に取り付けられている。
【0026】[2.作用]以上のような構成を有する本
実施の形態の研磨機によれば、次のようにして、古本の
端面を容易に研磨することができる。まず、接続コード
10のプラグ10aを外部電源のコンセントに差し込む
と共に、研磨機の支持手段5の初期位置に古本をセット
する。すなわち、ガイド溝3のガイド底面3bに古本の
端面を接触させるようにして、ガイド溝3の固定側ガイ
ド側面3aと押え部材4の可動側ガイド側面4aとの間
に形成される支持空間6の挿入口6aから古本の端部を
挿入し、ガイド溝3に沿って砥石2の露出面の手前まで
挿入する。そして、このように古本の一部をガイド溝3
内に挿入した状態で、調節ノブ7を回転操作することに
より、押え部材4の位置を調節し、古本の厚さに合わせ
て支持空間6の間隔を調節する。その結果、ガイド溝3
の固定側ガイド側面3aと押え部材4の可動側ガイド側
面4aとによって、古本の両側の主表面が支持される。
【0027】次に、このように、ガイド溝3と押え部材
4からなる支持手段5の初期位置に古本をセットした状
態で、スイッチ8をオンとして、駆動モータ15を起動
させることにより、伝達機構17を介して回転機構16
が駆動され、この回転機構16に取り付けられた砥石2
が所定の速度で回転する。このように砥石2を回転させ
た状態で、古本をガイド溝3のガイド底面3bに沿って
スライドさせることにより、古本の端面が、その長手方
向の一端から他端に向かって砥石2に連続的に接触する
ため、回転する砥石2により、その端面全体を自動的に
短時間で研磨することができる。この場合、古本の端面
をガイド溝3のガイド底面3bで支持しながらその一部
を砥石2の研磨面と接触させた状態で古本をスライドさ
せていることから、古本の端面と砥石2の研磨面との接
触圧力は均一であり、しかも砥石2は定速で回転してい
るため、古本の端面全体を均一に研磨することができ
る。
【0028】一方、以上のような古本の研磨によって発
生する削りかすは、砥石2の研磨面に付着するが、この
砥石2からケース1内に集積される。すなわち、回転す
る砥石2の研磨面が、研磨した直後にケース1内に収容
されて横向きになり、さらに下向きになるようにして移
動する一方で、砥石2の回転力がケース1内で横向きあ
るいは下向きになった研磨面から削りかすを分離させる
ように作用するため、研磨面に付着した削りかすの大半
は、ケース1の第1の収容部1a内に集積される。この
ようにケース1の第1の収容部1a内に集積された削り
かすは、このケース1の背面に設けられた取出口9に、
家庭用の電気掃除機等の吸込口を接続して真空吸引する
ことにより、周囲に飛散させることなく容易に取り出す
ことができる。
【0029】[3.効果]以上のように、本実施の形態
によれば、駆動モータ15によって回転する砥石2の研
磨面に対して古本の端面を接触させることにより、古本
の端面を自動的に短時間で研磨することができる。した
がって、研磨布紙によって手作業で研磨していた従来方
法に比べて、大量の古本の研磨を格段に効率よく行うこ
とができる。特に、支持手段5によって、古本の端面と
砥石2の研磨面との接触圧力を均一にできるため、特別
な技術を要することなしに、砥石2に対して古本をスラ
イドさせるという極めて容易な作業だけで、古本の端面
全体を均一に研磨することができる。
【0030】また、本実施の形態においては、砥石2の
研磨面に付着した削りかすの大半を、従来のように周囲
に飛散させることなく、ケース1の第1の収容部1a内
に集積することができるため、削りかすの飛散による問
題を生じることがない。そして、ケース1の第1の収容
部1a内にこのように集積した削りかすは、ケース1に
設けた取出口9により、家庭用の電気掃除機等を利用し
て容易に処理することができるため、削りかすの後処理
の問題もない。
【0031】そしてまた、本実施の形態においては、こ
のように、リング状の砥石2を使用している上、その研
磨面に付着した削りかすを回転力を利用して自動的に除
去することができるため、同じ砥石2を使用して連続的
に大量の古本の研磨を行うことができる。したがって、
従来のように、大量の研磨布紙を使用した後、その大量
の使用済み研磨布紙を処分するといった無駄がないた
め、コスト面や環境面で好都合である。
【0032】さらに、前述したような簡略な構成を有す
る本実施の形態の研磨機は、安価に製造可能であり、電
力消費量も少くて済む。そのため、以上のような作業効
率の向上による労力と時間の削減の効果を考慮すれば、
研磨作業に要するコストを従来方法よりも大幅に削減す
ることができる。
【0033】[4.他の実施の形態]なお、本発明は、
前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範
囲内で他にも多種多様な形態を実施可能である。以下に
は、本発明の研磨機における変形の可能性についてより
詳細に説明する。
【0034】研磨手段 研磨手段としては、各種の材質の砥石を使用可能である
が、砥石に限らず、研磨布紙もまた使用可能である。す
なわち、対象物を研磨できる限り、研磨手段の具体的な
構成は自由に選択可能である。例えば、前記実施の形態
においては、回転軸を水平に配置した研磨手段の上部を
研磨位置として構成したが、研磨手段の側部や下部で研
磨を行うように構成することも可能である。また、研磨
手段の回転軸の向きについても、水平に限定されるもの
ではなく、垂直あるいは斜めに配置すること等も可能で
ある。
【0035】さらに、複数の研磨手段を組み合わせる構
成も可能である。この場合には、典型的には、複数の研
磨手段を同じ向きで一列に並べることが考えられるが、
異なる向きの研磨手段を組み合わせることも可能であ
り、研磨手段の配置は自由に選択可能である。
【0036】一方、請求項4記載の発明を適用して、研
磨手段の研磨面に付着した削りかすを除去する研磨面清
掃手段を設けることも可能である。この場合、研磨面清
掃手段としては、ブラシなどを研磨面に接触させる構
成、研磨面の近傍に真空吸引口を設ける構成、逆に、研
磨面の近傍に空気の吹出口を設ける構成等、既存の各種
の清掃手段を使用することが可能である。いずれの場合
にも、そのような研磨面清掃手段を設けて研磨面の清掃
を常時または随時行うことにより、研磨面に付着した削
りかすをより確実に除去することができるため、研磨手
段を長期に亘って連続的に使用することができる。
【0037】また、請求項5記載の発明を適用して、研
磨手段を研磨対象物用の支持空間6に対して接離方向に
可動に設けることも可能である。具体的には、例えば、
前記実施の形態を変形して、駆動モータ15を含む駆動
機構および砥石2を支持する支持壁14を昇降可能に構
成すること等が考えられる。あるいはまた、支持壁14
に対して回転機構16とそれに取り付けられた砥石2の
みを昇降可能に構成すること等も可能である。いずれの
場合においても、研磨手段である砥石2が摩耗した時点
で、この砥石2を上昇させることにより、砥石2の研磨
面を、研磨対象物用の支持空間6に対して接近方向に移
動させて摩耗前と同様の位置に維持できるため、摩耗し
た研磨手段をそのまま継続的に使用することができる。
したがって、研磨手段の使用期間をより長くすることが
できる。なお、研磨手段の研磨位置の設定に応じて、研
磨対象物用の支持空間の位置が異なり、この支持空間に
対する接離方向も異なってくるため、研磨手段の移動方
向は、その研磨位置の設定に応じて適宜選択される。
【0038】支持手段 前記実施の形態においては、支持手段における第1と第
2の支持部の相対移動、すなわち、支持空間の間隔の調
節を、ねじ嵌合を利用した調節手段によって行うように
構成したが、このような支持空間の間隔の調節は、ばね
等の付勢手段を利用して支持部を研磨対象物との接触側
に付勢するように構成することも可能である。これに関
連して、前記実施の形態においては、支持手段として、
第1と第2の支持部に相当するガイド側面の一方のみを
可動にしたが、第1と第2の支持部の両方を可動に構成
することも可能である。さらに、前記実施の形態におい
ては、ケースの一部に支持手段を設けたが、支持手段は
ケースと別に設けることも可能である。
【0039】ケース 前記実施の形態においては、研磨手段である砥石だけで
なく、駆動手段である駆動モータを含む駆動機構全体を
一つのケース内に収容したが、複数のケース内に収容し
たり、研磨手段のみをケース内に収容する等、ケースの
構成は自由に変更可能である。さらに、研磨手段を必ず
しもケース内に収容する必要はなく、例えば、研磨手段
の下方に削りかすを集積する簡単な集積部を設けるだけ
でも、ある程度の効果は得られる。
【0040】駆動機構 前記実施の形態においては、駆動モータの駆動力を研磨
手段に伝達するための伝達手段として、プーリとベルト
からなる伝達機構を使用したが、本発明において、駆動
力を伝達するための伝達手段は、このようなプーリとベ
ルトからなる伝達機構に限定されるものではなく、他に
も、歯車を使用した伝達機構を使用する等が考えられ
る。すなわち、本発明においては、駆動手段によって研
磨手段を自動的に回転させることができる限り、駆動手
段から研磨手段に至る駆動機構の構成は自由に選択可能
である。
【0041】研磨対象物 前記実施の形態においては、研磨対象物として、古本の
端面の処理について説明したが、前記実施の形態の研磨
機は、古本以外の各種の対象物の端面の処理にも同様に
適用可能である。すなわち、本発明による研磨機は、古
本の端面の処理に限らず、少なくとも一対の主表面の間
に形成された端面を有する各種の対象物の端面を同様に
研磨するために適用可能であり、その場合にも、前述し
た古本の端面の処理と同様の優れた作用効果を得ること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研磨機に
よれば、駆動手段によって回転する研磨手段の研磨面に
対して研磨対象物の端面を接触させるように構成したこ
とにより、従来の手作業による研磨方法に比べて格段に
短時間で容易かつ安価に大量の古本の端面を研磨するこ
とができる。また、研磨手段を収容するケースを設ける
ことにより、研磨によって生じた削りかすを周囲に飛散
させることなくケース内に集積できるため、環境面でも
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による研磨機の一つの実施の形態を示す
図であり、正面側の外観を示す斜視図。
【図2】図1の研磨機の正面図。
【図3】図1に示す研磨機の背面側の外観を示す斜視
図。
【図4】図1の研磨機の内部斜視図。
【図5】図1の研磨機の内部正面図。
【図6】図1の研磨機における砥石の駆動機構を示す内
部平面図。
【図7】図1の研磨機における押え部材の調節手段を示
す平面図。
【符号の説明】
1:ケース 2:砥石 3:ガイド溝 3a:固定側ガイド側面 3b:ガイド底面 4:押え部材 4a:可動側ガイド側面 5:支持手段 6:支持空間 7:調節ノブ 8:スイッチ 9:取出口 10,20:接続コード 11:コード引出部 12:ボルト 13:底板 14:支持壁 15:駆動モータ 16:回転機構 17:伝達機構 18,19:締結手段 21:調節ロッド 22:ナット 23:調節手段 24:スライドロッド 25:スライド孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の主表面の間に形成された端面を有
    する研磨対象物の前記端面を研磨する研磨機において、 駆動手段と、 外周に研磨面を有するローラ状に形成され、前記駆動手
    段の駆動力によって回転する研磨手段と、 前記研磨手段の前記研磨面を挟んで互いに対向するよう
    に配置されかつ相対的に接離方向に可動に設けられた第
    1と第2の支持部を有し、これらの支持部の間に研磨対
    象物を支持する支持手段を備えたことを特徴とする研磨
    機。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、その前記第1と第2の
    支持部の間に第3の支持部を有し、この第3の支持部
    は、前記研磨手段の前記研磨面を突出させるようにして
    この研磨面と並べて配置されたことを特徴とする請求項
    1記載の研磨機。
  3. 【請求項3】 前記研磨手段を収容するケースが設けら
    れ、このケースは研磨によって生じる削りかすを取り出
    す取出口を有することを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の研磨機。
  4. 【請求項4】 前記研磨手段の近傍に、その前記研磨面
    に付着した削りかすを除去する研磨面清掃手段が設けら
    れたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    一つに記載の研磨機。
  5. 【請求項5】 前記研磨手段は、前記支持手段の前記第
    1と第2の支持部の間に形成される研磨対象物用の支持
    空間に対して接離方向に可動に設けられたことを特徴と
    する請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載の
    研磨機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104511812A (zh) * 2014-12-10 2015-04-15 苏州立人听力器材有限公司 盘式平面打磨器
CN104511813A (zh) * 2014-12-10 2015-04-15 苏州立人听力器材有限公司 盘式平面打磨装置

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CN104511812A (zh) * 2014-12-10 2015-04-15 苏州立人听力器材有限公司 盘式平面打磨器
CN104511813A (zh) * 2014-12-10 2015-04-15 苏州立人听力器材有限公司 盘式平面打磨装置

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