JPH1044435A - インクジェットプリンタのノズル検査方法 - Google Patents

インクジェットプリンタのノズル検査方法

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JPH1044435A
JPH1044435A JP9106645A JP10664597A JPH1044435A JP H1044435 A JPH1044435 A JP H1044435A JP 9106645 A JP9106645 A JP 9106645A JP 10664597 A JP10664597 A JP 10664597A JP H1044435 A JPH1044435 A JP H1044435A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16579Detection means therefor, e.g. for nozzle clogging

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  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタにおいて,順次ノズ
ルを駆動させ,各ノズルの欠陥の有無を検査してその結
果を表示手段に表示することにより,ユーザが直接テス
トパターンを用紙に印刷して確認しなくてもノズルの欠
陥を早期に発見して適切に処置することができるように
する。 【解決手段】 プリントヘッドの全てのノズルに順次ノ
ズル駆動信号を入力させて駆動し,各ノズルが駆動され
る時ごとそれに対応してヘッド装着感知回路から出力さ
れる電圧の論理レベルを検査してノズルの欠陥の有無を
判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタのノズル検査方法に係り,特に,プリントヘッドの
全てのノズルを順次駆動させ,各ノズルの欠陥の有無を
検査するインクジェットプリンタのノズル検査方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは,用紙などの
媒体にインクを噴射してデータを記録する装置として,
インクを噴射するための複数のノズルが形成されたプリ
ントヘッドを備えている。一般的に,プリントヘッド
は,インクが格納されるインクカートリッジに装着され
ている。
【0003】図4は,従来のインクジェットプリンタの
プリントヘッドのノズルを駆動させるための回路を示す
もので,n個のノズルを駆動することができるノズル駆
動回路が図示されている。
【0004】図4に示すように,プリントヘッドの各々
のノズル内には,インクを加熱するための発熱抵抗が設
置されている。即ち,発熱抵抗RH1〜RHnはノズル
駆動トランジスタQ1〜Qnと各々直列に接続され,発
熱抵抗RH1〜RHnは全て抵抗R1を通して約24V
の電源電圧を持つノズル駆動用電源VHに接続されてい
る。
【0005】このようなノズル駆動トランジスタは,そ
のべース端子に中央処理部(図示せず)から発生される
ノズル駆動信号が入力されてターンオンされ,これに接
続された発熱抵抗RH1〜RHnに電流が流れ,発熱す
るようになっている。例えば,n個のノズル駆動トラン
ジスタQ1〜Qnの中で任意のi番目のノズル駆動トラ
ンジスタQiにノズル駆動信号が入力されてターンオン
されると,これに接続されたi番目のノズルの発熱抵抗
RH1にはノズル駆動用電源VHから抵抗R1を通して
電流が流れて発熱するようになる。
【0006】このようにノズル内の発熱抵抗が発熱して
インクが加熱されると,気泡が発生し気泡が膨脹するこ
とによってインクがノズルを通じて外部に噴出され,用
紙上にドットを描く。インクジェットプリンタはプリン
トヘッドが装着されたインクカートリッジを移動させな
がら,このような方式によってノズルを通して用紙に複
数のドットを描き,任意の文字やグラフィックを形成す
る。
【0007】また,インクジェットプリンタは,インク
カートリッジに格納されたインクが全て消耗されるとイ
ンクカートリッジを交換するようになっている。したが
って,図5に示すように,インクカートリッジ(プリン
トヘッド)の装着の有無を感知するための回路(以下,
“ヘッド装着感知回路”と称する。)をさらに含んでい
る。
【0008】このようなヘッド装着感知回路は,図4に
図示されたノズル駆動回路におけるノードAの電位の変
化を感知して,これを論理レベルを持つ信号電圧で定形
化して,感知信号を中央処理部に出力する。中央処理部
は,ヘッド装着感知回路から出力される信号電圧の論理
レベルを通じて,プリントヘッドの装着の有無を判別す
るようになっている。
【0009】かかるヘッド装着感知回路の動作につい
て,図4及び図5を参照して,より詳細に説明する。
【0010】ヘッド装着感知回路は,カソード端子が抵
抗R2を介してノズル駆動用電源VHに接続されたツェ
ナダイオードZDと,べース端子が前記ツェナダイオー
ドZDのアノード端子に接続されたNPN形のトランジ
スタQDと,クロック端子CLKとトランジスタQDの
コレクタ端子とが接続され,データ入力端子Dが抵抗R
5を介して約5Vの電源電圧を持つ論理回路用電源Vc
cに接続されたデータフリップフロップ(以下“D−フ
リップフロップ”と称する。)とを含んで構成される。
また,D−フリップフロップの出力端子Qとクリア端子
CLRとは中央処理部に接続されており,出力端子Qで
は中央処理部に感知信号を出力し,クリア端子CLRに
は中央処理部から出力されるクリア信号が入力される。
【0011】トランジスタQDのべース端子とエミッタ
端子との間に抵抗R4が接続されており,抵抗R4の両
端に印加される電圧によりスイッチングが行われる。コ
レクタ端子は抵抗R3を介して論理回路用電源Vccに
接続されているので,トランジスタQDがスイッチング
されることによりコレクタ端子の電位が変化する。
【0012】またツェナダイオードZDのカソード端子
はダイオードDのアノード端子と接続されており,ダイ
オードDのカソード端子はノズル駆動回路のノードAに
接続されている。
【0013】このように構成されたヘッド装着感知回路
においては,抵抗R2とツェナダイオードZDと抵抗R
4にノズル駆動用電源VHの電圧が印加されると,ツェ
ナダイオードZDの素子の特性によってその両端に逆方
向にツェナ電圧以上が印加されて導通する。これにより
トランジスタQDのべース端子とエミッタ端子との間に
抵抗R4の電圧降下による電位差が発生し,トランジス
タQDがターンオンされ,コレクタ端子の電位が低くな
る。
【0014】この状態で,中央処理部からノズル駆動信
号が出力され,任意のノズル駆動トランジスタQiをタ
ーンオンさせると,ノズル駆動用電源VHの電圧が抵抗
R1とノズルの発熱抵抗に分配されて印加されるので,
ノードAの電位は相対的にノードB点の電位より低くな
り,この電位差によりダイオードDが導通される。ダイ
オードDが導通されると,ノードBの電位はノードAの
電位と同一になり,ツェナダイオードZDはその両端に
逆方向にツェナ電圧が印加されなくなって,電流を遮断
する。
【0015】これにより,トランジスタQDはそのべー
ス端子とエミッタ端子との間の電位差が“0”になって
ターンオフされ,よってトランジスタQDのコレクタ端
子の電位は論理回路用電源Vccの電圧まで高くなる。
【0016】次に,中央処理部から発生するノズル駆動
信号が遮断されると,ノズル駆動トランジスタQiがタ
ーンオフされ,ノードAの電位がノードBの電位より高
くなり,それによってダイオードDが遮断されるととも
にノードBの電位も高くなって,ツェナダイオードZD
の両端の電位差がツェナ電圧より高くなって導通され
る。また,トランジスタQDは抵抗R4の電圧降下によ
りべース端子とエミッタ端子との間に電位差が発生して
夕ーンオンされるので,コレクタ端子の電位は低くなっ
て元に戻る。
【0017】この図4および図5に示した各素子は,以
上のような動作を行なうことができるような抵抗値,ツ
ェナ電圧,しきい値等を有して構成されている。
【0018】このように,図5に示したヘッド装着感知
回路においては,1つのノズルが駆動されることによ
り,トランジスタQDのコレクタ端子ではその電位が低
い状態から高い状態に,また高い状態から低い状態に転
換されパルス電圧が発生するようになっている。
【0019】したがって,トランジスタQDのコレクタ
端子から発生するクロックパルスはD−フリップフロッ
プのクロック入力端子CLKに入力されて,D−フリッ
プフロップがクロッキングされ,データ入力端子Dに入
力される信号電圧の論理レベルが出力端子Qから出力さ
れる。この時,データ入力端子Dには論理回路用電源V
ccから抵抗R5を通して高論理レベル(High:
“1”)の電圧が印加されているから,クロック入力端
子CLKにクロックパルスが入力されることにより出力
端子Qに高論理レベルの信号電圧が出力される。
【0020】中央処理部は,D−フリップフロップから
出力される信号電圧を感知信号として入力を受け取り,
プリントヘッドの装着の有無を判別した後,D−フリッ
プフロップのクリア端子CLRにクリア信号を発生させ
D−フリップフロップを再設定する。
【0021】中央処理部は,一定の周期ごとにノズル駆
動信号を出力することにより,D−フリップフロップの
出力端子Qから出力される信号電圧を利用してノズルの
駆動の有無を判別すると共に,プリントヘッドの装着の
有無を判別することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし,前記のような
インクジェットプリンタのヘッド装着感知回路は,周期
的にプリントヘッドの装着の有無だけを判別するにとど
まり,もしも電気的に敏感なプリントヘッドのノズルが
回路的に損傷され,欠陥が発生したとしても,これを感
知できるものではなく,したがってノズルの欠陥有無を
検査するためには全てのノズルを駆動させテストパター
ンを用紙に印刷してユーザが直接に確認しなければなら
ないという不具合があった。
【0023】本発明はこのような従来の課題を解決する
ため案出されたものであり,その目的は,インクジェッ
トプリンタで順次ノズルを駆動させることにより各ノズ
ルの欠陥の有無を検査して,その結果を表示手段に表示
することによって,ユーザが直接テストパターンを用紙
に印刷して確認しなくてもノズルの欠陥を早期に発見し
て適切に処置できるようにすることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本発明のインクジェットプリンタのノズル検査方法
は,プリントヘッドの全てのノズルに順次ノズル駆動信
号を入力させて1つづつ駆動させ,ノズル駆動信号の入
力に対応してヘッド装着感知回路から出力される信号電
圧の論理レベル値をバッファに格納する第1段階と,第
1段階においてバッファに格納されたデータビット値を
検査してノズルの欠陥の有無を判別する第2段階とを含
むことを特徴とする。
【0025】上述のように,ヘッド装着感知回路はノズ
ル駆動信号がノズルに入力されていない状態から,ノズ
ルにノズル駆動信号が入力されると,中央処理部に感知
信号を出力するようになっている。従って,プリントヘ
ッドの全てのノズルに順次ノズル駆動信号を入力させて
1つづつ駆動させると,プリントヘッドが装着されてお
り,かつノズルが正常ならば,全てのノズルについて
「プリントヘッド装着あり」の方を表わす論理レベル値
の信号電圧が出力される。この信号電圧をバッファに一
旦格納し,このバッファに格納されたデータビット値を
検査することにより,ノズルの欠陥があるかどうかを判
別することができる。
【0026】このような方法によれば,ユーザがテスト
パターンを用紙に印刷する等の操作を行わなくとも自動
的にノズルの欠陥を早期発見することができる。また,
従来のインクジェットプリンタに備えられているヘッド
装着感知回路を利用しているので,大きな設計変更や改
造を要することなくノズルの検査を行なう機能を付加す
ることができる。もっとも簡単には,中央処理部のソフ
トウェアの一部の書き換えで足りる。
【0027】バッファは,RAM上に割り当てることが
でき,その場合総ノズル数と同一なビット数を持つよう
にRAM上に割当てられる。
【0028】また第1段階は,ノズルをカウントするた
めの変数Nを設定して初期化する段階と,変数Nを総ノ
ズル数まで1つづつ増加させながら変数Nのカウント値
が指示する1つのノズルにノズル駆動信号を入力させる
段階と,ノズルが順次駆動されることによってヘッド装
着感知回路から出力される信号電圧の論理レベル値を読
み込んで,バッファの該当ビットに格納する段階とで構
成することができる。これにより,総ノズル数と同じ数
の論理レベル値をバッファに格納することができる。
【0029】さらに第1段階は,ヘッド装着感知回路か
ら出力される信号電圧の論理レベル値をバッファに格納
した後,ヘッド装着感知回路を再設定させる段階を含む
ことができ,RAM上にノズルにノズル駆動信号を発生
させるためテストパターンを記録するための所定の領域
を割当てる段階をさらに含むこともできる。このときR
AM上に割当てられた領域は,総ノズル数と同一なビッ
ト数を持つことになる。またノズル駆動信号を入力させ
る段階は,RAM上に割当てられた領域の全てのビット
の中で変数Nのカウント値が指示するビットだけを
“1”で設定してテストパターンを作って,テストパタ
ーンをノズル駆動回路に出力するようにすれば,容易に
構成することができる。
【0030】また第2段階は,第1段階においてバッフ
ァに格納されたデータビット値が全て“1”であるかを
検査して,その結果によってノズルの欠陥の有無を表示
手段に表示するようにすれば,単純な構成で判別を行う
ことができる。バッファのデータビット値を検査した結
果,全てのデータビット値が“1”ではなかったとき,
ノズルに欠陥が発生したと判断して表示手段にエラーメ
ッセージを表示するように構成してもよい。エラーメッ
セージは,LCDパネルに表示され,あるいはLEDを
所定の方式で点滅させる方式などがある。
【0031】このノズル検査はインクジェットプリンタ
に電源を入れた時,あるいはインクジェットプリンタの
プリントヘッドを交換した時に行なわれるようにすれ
ば,定期的な検査を自動的に行なうことができ,またユ
ーザがノズルに欠陥のあるインクジェットプリンタを使
用して損害を被ったりすることを未然に防止することが
できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下,添附図面を参照しつつ本発
明に係るインクジェットプリンタのノズル検査方法の実
施の形態について詳細に説明する。
【0033】図1は本発明に係るインクジェットプリン
タのノズル検査方法の1つの実施の形態における処理過
程を示すフローチャートである。
【0034】図1において,インクジェットプリンタの
ノズル検査方法は,プリントヘッドの全てのノズルに順
次ノズル駆動信号を入力させて1つづつ駆動させ,それ
に対応してヘッド装着感知回路から出力される信号電圧
の論理レベル値をバッファに格納する第1段階と,第1
段階においてバッファに格納されたデータビット値を検
査してノズルの欠陥の有無を判別する第2段階とで構成
される。
【0035】第1段階は,ノズルをカウントするための
変数Nを設定して初期化する段階(ステップS11)
と,変数Nを0から総ノズル数まで増加させ(ステップ
S12),変数Nのカウント値が指示する1つのノズル
にノズル駆動信号を出力する段階(ステップS13)
と,ノズルが順次駆動されることによってヘッド装着感
知回路のD−フリップフロッブから出力される信号電圧
の論理レベル値を読み込んでバッファの該当ビットに格
納する段階(ステップS14)とで構成される。ステッ
プ12〜14は変数Nが総ノズル数に達するまで繰り返
される(ステップS15)。D−フリップフロップから
出力される信号電圧の論理レベル値をバッファに格納し
た後,D−フリップフロップは再設定される。
【0036】以上のような処理は,少なくともCPU,
RAM,ROMを含み,図4のトランジスタQ1〜nの
ベース端子及び図5のD−フリップフロップの出力端子
Q及びクリア端子CLKに接続された中央処理部により
行なわれる。
【0037】ノズル駆動信号を入力させる段階は,RA
M上に割当てられた領域に記録されたテストパターンを
読み込んでノズル駆動回路に出力することにより,ノズ
ルにノズル駆動信号を出力するようにしている。
【0038】例えば56個のノズルを持つインクジェッ
トプリンタであれば,RAM上に割当てられた56ビッ
トの領域の中で,駆動させようとするノズルに対応する
ビットを“1”に設定してノズル駆動回路に出力するこ
とによりノズルを駆動することができる。全てのノズル
を駆動させるためには,図2(A)に図示されるよう
に,RAM上に割当てられた領域の全てのビットを
“1”で設定してノズル駆動回路に出力する必要があ
る。また,図2(B)に図示されるように,全てのノズ
ルを順次駆動させるためには,変数Nを増加カウントし
ながら,RAM上に割当てられた領域の56個のビット
の中で変数Nのカウント値が指示するビットだけを
“1”で設定した分割された56個のテストパターンを
作成し,これを読み込んでノズル駆動回路に順次出力さ
せるようにすればよい。
【0039】また,第2段階では,第1段階を通してバ
ッファに格納されたデータビット値が全て“1”である
かを検査して,その結果を通してノズルの欠陥の有無を
判断して表示手段に表示する(ステップS21)。この
時,バッファのデータビット値が全て“1”ではない
と,ノズルに欠陥が発生したと判断して表示手段にエラ
ーメッセージを表示する(ステップS22)。
【0040】ここで,バッファは全てのノズルを駆動さ
せた結果ヘッド装着感知回路から出力される信号電圧の
論理レベル値を格納するために,総ノズル数と同一なビ
ット数を持つバッファ,例えば,56個のノズルを持つ
インクジェットプリンタの場合56個のビットを持つバ
ッファが必要である。
【0041】以下,本実施の形態のノズル検査方法の過
程をより詳細に説明する。
【0042】まず,インクジェットプリンタに電源がオ
ンされると,図4及び図5に図示されたノズル駆動回路
とヘッド装着感知回路に電源が供給されて,ヘッド装着
感知回路のツェナダイオードZDは逆方向にツェナ電圧
が印加されて導通し,トランジスタQDがターンオンさ
れ,そのコレクタ端子の電位は低レベルの電圧を示す。
また,D−フリップフロップの出力端子には低論理レベ
ルの信号電圧が現われる。
【0043】このような状態で,中央処理部はノズル検
査方法の第1段階を実行してプリントヘッドの総ノズル
数と一致するビット数を持つテストパターンの領域とヘ
ッド装着感知回路の出力結果を臨時格納するバッファと
をRAM上に割当てて,変数Nを設定してその値を
“0”に初期化する。
【0044】次に,変数Nを1増加カウントして,変数
Nが指示するカウント値によってRAM上に割当された
領域の一番目のビットを“1”で設定して一番目のノズ
ルを駆動させるためのテストパターンを記録し,これを
読み込んでノズル駆動回路に出力すると,ノズル駆動回
路のノズル駆動トランジスタQ1〜Qnの中で一番目の
ノズル駆動トランジスタQ1がターンオンされ,発熱抵
抗RH1ではノズル駆動用電源VHの電圧が印加されて
発熱する。なお,この時プリントヘッドはノズルのイン
クがかれることを防止するためインクジェットプリンタ
の内部のパ−キング領域に位置されているので,ノズル
の駆動時に噴出されるインクはこのパーキング領域で処
理される。
【0045】ノズルの駆動により,ノードAの電位が相
対的にノードBの電位より低くなってダイオードDが導
通されると,ツェナダイオードZDは遮断され,トラン
ジスタQDもターンオフされる。これにより,トランジ
スタQDのコレクタ端子の電位は低い状態から高い状態
に変化する。
【0046】中央処理部からノズル駆動回路に出力され
ていたノズル駆動信号が遮断されると,ターンオンした
ノズル駆動トランジスタQ1はターンオフし,ノードA
の電位がノードBの電位より高くなってダイオードDが
遮断され,ツェナダイオードZDは再度導通する。これ
によってトランジスタQDはターンオフされ,そのコレ
クタ端子の電位は高い状態からさらに低い状態に変化す
る。
【0047】このように,一つのノズルが駆動されるこ
とによりトランジスタQDのコレクタ端子では電位が変
化して一つのパルス電圧を発生させる。このパルス電圧
はD−フリップフロップのクロック入力端子CLKに印
加される。これによってデータ入力端子Dが論理回路用
電源Vccに接続されたD−フリップフロップは出力端
子Qに高論理レベルの電圧を出力し,中央処理部はこれ
の入力を受けバッファの一番目のビットに“1”を記録
し,D−フリップフロップのクリア端子CLRにクリア
信号を発生させD−フリップフロップを再設定する。ま
た,変数Nのカウント値が総ノズル数より大きいか同一
であるかを比較判断して,条件が満足されないとさらに
変数Nを“1”増加カウントする段階を実行する。ま
た,変数Nが指示するカウント値と一致するようにRA
M上に割当てられた領域の二番目のビットだけを“1”
で設定して一番目のノズルを駆動させるためのテストパ
ターンを記録して,このテストパターンを読み込んでノ
ズル駆動回路に出力することにより二番目のノズルを駆
動させる。
【0048】このような過程を反復し,順次増加される
変数Nのカウント値によってRAM上に割当てられた領
域の該当ビットだけを“1”で設定して各々のノズルを
駆動させるためのテストパターンを作り,これをノズル
駆動回路に出力して全てのノズルを順次駆動させ,ヘッ
ド装着感知回路から出力される電圧の論理レベルの入力
を受け取ってバッファの該当ビットに記録する。
【0049】このように第1段階を実行して全てのノズ
ルを駆動させてその結果値が全てのバッファに記録され
ると,中央処理部は第2段階を実行してバッファに記録
されたデータビット値が全て“1”であるかを検査して
ノズルの欠陥の有無を判別する。この時,56個のノズ
ルを持つインクジェットプリンタである場合,全てのノ
ズルが正常であるとバッファの全てのデータビットは図
3に図示されるように“1”で記録される。
【0050】もしも,任意のi番目のノズルに回路的な
欠陥が発生していた場合には,ノズル駆動トランジスタ
Qiにノズル駆動信号を出力してもノードAの電位が変
化しないから,結果的にD−フリップフロップのクロッ
ク入力端子CLKにクロックパルス電圧が印加されな
い。したがって,D−フリップフロップの出力端子Qは
変化なく低論理レベルの信号電圧を出力して,中央処理
部はこれを読み込んでバッファの該当ビットに記録す
る。
【0051】中央処理部が第2段階を実行してバッファ
の全てのデータビット値を検査する時,これを検出して
ノズルに欠陥が発生したことを判別し,エラーメッセー
ジを表示手段に表示する。この時,エラーメッセージは
LCDパネルに表示することが好ましいが,LEDのよ
うな表示燈を所定の方式で点滅してエラーメッセージを
表示することもできる。
【0052】この方法においては,インクジェットプリ
ンタは電源がオンされると自動的にノズルの欠陥の有無
を検査し,その結果を表示手段に表示してユーザに知ら
せることができる。また,インクジェットプリンタの電
源をオンした時だけではなくインクカートリッジ(プリ
ントヘッド)を交換した時にも,同様にノズルの欠陥の
有無を検査することが好ましい。
【0053】以上,添付図面を参照しながら本発明に基
づいて構成されるインクジェットプリンタのノズル検査
方法の好適な実施形態について説明したが,本発明はか
かる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範
囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更
例または修正例に想到しうることは明らかであり,それ
らについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0054】
【発明の効果】以上のように,本発明に係るインクジェ
ットプリンタのノズル検査方法によると,各ノズルの欠
陥の有無を検査することにより,ユーザが直接テストパ
ターンを用紙に印刷してノズルの欠陥の有無を確認する
必要がなく,ノズルの欠陥を早期に発見して適切に処置
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェットプリンタのノズル
検査方法の過程を示すフローチャートである。
【図2】ノズルを駆動させるためRAM上に割当てられ
る領域に記録されるテストパターンの一例を示す画面
で,図2(A)は56個のノズルを駆動させるため56
個の全てのビットを“1”で設定したテストパターンを
示し,図2(B(は56個のノズルを各々順次駆動させ
るため56個のビットの中で駆動させようとするノズル
に該当するビットだけを“1”で設定したテストパター
ンを各々分割して示している。
【図3】ノズルが順次駆動されることによりそれに対応
してヘッド装着感知回路のD−フリップフロップから出
力される電圧の論理レベル値を各々該当ビットに格納す
るための56個のビットバッファを示す図面である。
【図4】一般的なインクジェットプリンタでのプリント
ヘッドのノズルを駆動させるための回路を示す回路図で
ある。
【図5】一般的なインクジェットプリンタでのプリント
ヘッドの装着の有無を感知するためのヘッド装着感知回
路を示す回路図である。
【符号の説明】 10:D−フリップフロップ 11:ノズル Q1:トランジスタ D1:ダイオード ZD:ツェナダイオード R1,R2,R3,R4:抵抗

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドのノズルの欠陥の発生を
    検査するためのインクジェットプリンタのノズル検査方
    法において:プリントヘッドの全てのノズルに順次ノズ
    ル駆動信号を入力させて1つづつ駆動させ,ノズル駆動
    信号の入力に対応してヘッド装着感知回路から出力され
    る信号電圧の論理レベル値をバッファに格納する第1段
    階と;前記第1段階においてバッファに格納されたデー
    タビット値を検査してノズルの欠陥の有無を判別する第
    2段階と;を含むことを特徴とする,インクジェットプ
    リンタのノズル検査方法。
  2. 【請求項2】 前記バッファは,総ノズル数と同一ビッ
    ト数を持つようにRAM上に割当てられることを特徴と
    する,請求項1に記載のインクジェットプリンタのノズ
    ル検査方法。
  3. 【請求項3】 前記第1段階は,ノズルをカウントする
    ための変数Nを設定して初期化する段階と;前記変数N
    を総ノズル数まで1つづつ増加させながら変数Nのカウ
    ント値が指示する1つのノズルにノズル駆動信号を入力
    させる段階と;前記ノズルが順次駆動されることによっ
    て前記ヘッド装着感知回路から出力される信号電圧の論
    理レベル値を読み込んで,前記バッファの該当ビットに
    格納する段階とで構成されることを特徴とする,請求項
    1または請求項2記載のインクジェットプリンタのノズ
    ル検査方法。
  4. 【請求項4】 前記第1段階は,前記ヘッド装着感知回
    路から出力される信号電圧の論理レベル値を前記バッフ
    ァに格納した後,前記ヘッド装着感知回路を再設定させ
    る段階をさらに含むことを特徴とする,請求項3記載の
    インクジェットプリンタのノズル検査方法。
  5. 【請求項5】 前記第1段階は,前記RAM上に前記ノ
    ズルにノズル駆動信号を発生させるためテストパターン
    を記録するための所定の領域を割当てる段階をさらに含
    むことを特徴とする,請求項3記載のインクジェットプ
    リンタのノズル検査方法。
  6. 【請求項6】 前記RAM上に割当てられた領域は,総
    ノズル数と同一ビット数を持つことを特徴とする,請求
    項5記載のインクジェットプリンタのノズル検査方法。
  7. 【請求項7】 前記ノズル駆動信号を入力させる段階
    は,前記RAM上に割当てられた領域の全てのビットの
    中で前記変数Nのカウント値が指示するビットだけを
    “1”で設定してテストパターンを作って,前記テスト
    パターンを前記ノズル駆動回路に出力することを特徴と
    する,請求項5または請求項6記載のインクジェットプ
    リンタのノズル検査方法。
  8. 【請求項8】 前記第2段階は,前記第1段階において
    前記バッファに格納されたデータビット値が全て“1”
    であるかを検査して,その結果によってノズルの欠陥の
    有無を表示手段に表示することを特徴とする,請求項1
    または請求項2記載のインクジェットプリンタのノズル
    検査方法。
  9. 【請求項9】 前記第2段階は,前記バッファのデータ
    ビット値を検査した結果,全てのデータビット値が
    “1”ではなかったとき,ノズルに欠陥が発生したと判
    断して表示手段にエラーメッセージを表示することを特
    徴とする,請求項8記載のインクジェットプリンタのノ
    ズル検査方法。
  10. 【請求項10】 前記第2段階は,LCDパネルに前記
    エラーメッセ−ジを表示することを特徴とする,請求項
    9記載のインクジェットプリンタのノズル検査方法。
  11. 【請求項11】 前記第2段階は,LEDを所定の方式
    で点滅して前記エラーメッセージを表示することを特徴
    とする,請求項9記載のインクジェットプリンタのノズ
    ル検査方法。
  12. 【請求項12】 インクジェットプリンタに電源を入れ
    た時,ノズルの欠陥の有無を検査する検査段階をさらに
    含むことを特徴とする,請求項1記載のインクジェット
    プリンタのノズル検査方法。
  13. 【請求項13】 インクジェットプリンタのプリントヘ
    ッドを交換した時,ノズルの欠陥の有無を検査する検査
    段階をさらに含むことを特徴とする,請求項1記載のイ
    ンクジェットプリンタのノズル検査方法。
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