JPH1044579A - 印刷機のインキ容器 - Google Patents

印刷機のインキ容器

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JPH1044579A
JPH1044579A JP22312596A JP22312596A JPH1044579A JP H1044579 A JPH1044579 A JP H1044579A JP 22312596 A JP22312596 A JP 22312596A JP 22312596 A JP22312596 A JP 22312596A JP H1044579 A JPH1044579 A JP H1044579A
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JP
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outer box
support
ink
ink container
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JP22312596A
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Morihiro Nakatani
守宏 中谷
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Wako KK
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Wako KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】筒状部が他のものが当たったような場合等にも
外箱内に陥没するおそれがなく、常時インキ容器を印刷
機の容器ホルダーに容易にセットできる印刷機のインキ
容器を提供する。 【解決手段】インキを収納する袋体2と、袋体2を収納
する外箱3とを備えている。外箱3は、厚紙から構成さ
れ、上面側が開口されて袋体出し入れ口36をなしてい
る。袋体2は、下部側が厚さの薄い合成樹脂から構成さ
れ、内部にインキを収納し得るインキ収納部21を有
し、上部側には、断面円形状の筒状部22と、筒状部2
2に固定された板状の支持体4とが備えられている。こ
の支持体4は、板状の支持本体4と、支持本体4から延
設され外箱嵌合係止部43を形成した延設片42…42
とを備えている。そして、支持体4は、板状の係止片5
を介して袋体2に固定されるようになされており、袋体
2の下方側から外箱3を入れていくことにより、外箱3
の左右前後の側面の上部が外箱嵌合係止部43に嵌合し
て係止されるとともに、支持本体41が外箱3の各側面
に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複写機等の印刷
機に使用されるインキ容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の印刷機に使用されるイ
ンキ容器として、図8に示すようなものが知られてい
る。このインキ容器aは、インキを収納する合成樹脂製
の袋体bと、袋体aを収納する紙製の外箱cとから構成
し、この袋体bに、上端から所定長さで上方側に突設さ
れた筒状部dを設け、又、この筒状部dの内部に、袋体
bの内部に連通したインキ取り出し口d1を設ける一
方、筒状部dの外周部に径小の印刷機位置決め用嵌挿部
d2を設けたものとし、外箱cを、上面c1、下面、下
面から延設された蓋体をなす左側面c2、右側面、及び
前後両側面を有する直方体状の箱から構成したものであ
る。そして、外箱cに袋体bを収納するには、左側面c
2を開操作して左方側から袋体bを収納してしていき、
上面c1に設けた逃がし溝c3に筒状部dの突出基端部
を通すようにして収納した後、左側面c2を閉める。こ
れにより、図9に示すように筒状部dの除いて紙製の外
箱cで全体を覆った一つのインキ容器aとするものであ
る。尚、左側面c2の端部に示す溝c4は、上面c1の
逃がし溝c3と同様のもので、左側面c2を閉めた際に
筒状部dに当たらないようにするための逃がし溝c4で
ある。又、このように形成したインキ容器aは、図4に
示すように、印刷機Eに設けた容器ホルダーE1に入れ
ることにより、インキ容器aを印刷機Eにセットし得
る。詳しくは、印刷機Eに設けた容器ホルダーE1は、
図5に示すように上方が開口されているとともに、後側
面(この図5では左側)にU字状の容器嵌挿溝E2が設
けられており、この容器嵌挿溝E2に、インキ容器aの
筒状部dを後方側になるように横向きにして筒状部dの
印刷機接続部d2を容器嵌挿溝E2に嵌挿させるように
して容器ホルダーE1の上方側から容器ホルダーE1内
に入れる。これにより、インキ容器aの筒状部dが印刷
機Eに対して位置決めされ、そして、その状態から、容
器ホルダー内E1を押圧操作することにより、印刷機E
にセットできる。このようにしてインキ容器を構成する
ことにより、インキ容器の交換が容易なものになるとと
もに、使用後のインキ容器の廃棄に際しても、外箱cを
紙製から構成しているため、押し潰すことにより嵩張ら
ないものにでき、取扱い便利なものにできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インキ
容器aの外周全体を紙製の外箱cで覆っているととも
に、筒状部dが外箱cから突設されているため、インキ
容器aの保管時や、運搬等の取り扱い時に筒状部dに他
のものが当たり易く、又、インキ容器aを落としたよう
な場合にも、筒状部dに衝撃力がかかる場合がある。他
のものが筒状部dに当たって力がかかると、図10に示
すように筒状部dを突設させた外箱cの上面c2が、筒
状部dの周部から押し潰されて変形してしまい、筒状部
dの印刷機位置決め用嵌挿部d2が外箱c内に陥没した
状態になってしまう。このような状態になると、インキ
容器aを容器ホルダーE1内に嵌め入れようとしても、
印刷機位置決め用嵌挿部d2が外箱c内に陥没している
ために、印刷機位置決め用嵌挿部d2が容器ホルダーE
1の容器嵌挿溝E2に入らず、インキ容器aを容器ホル
ダーE1内に嵌め入れないという課題がある。
【0004】又、外箱cに袋体bを収納する際には、外
箱cの蓋体をなす左側面c2を開口して左方側から袋体
bを収納してしていき、上面c1に設けた逃がし溝c3
に筒状部dの下部を通すようにして収納した後、左側面
c2を閉めなければならず、収納する作業が面倒であ
り、時間を要してしまっているという課題がある。
【0005】本願発明は、以上の実情に鑑み提案された
もので、筒状部が他のものが当たったような場合等にも
外箱内に陥没するおそれがなく、常時インキ容器を印刷
機の容器ホルダーに容易にセットできる印刷機のインキ
容器を提供することを第1の目的とする。
【0006】本願発明は、インキを収納した袋体を外箱
に収納する作業を容易に行うことができる印刷機のイン
キ容器を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する印刷機のインキ容器を提供することにより上記
課題を解決する。本願第1の発明は、インキを収納する
袋体2と、袋体2を収納する外箱3とを備える。外箱3
は、対向する前後、左右の側面31、32、33、34
を備えることにより、これらの間に袋体2を収納し得る
袋体収納部30が区画形成される。袋体2は、袋体2の
一側面から所定長さで外方向に突設された筒状部22
と、筒状部22の突出基端部に固定された板状の支持本
体41を有する支持体4とを備える。又、この筒状部2
2の内部には、袋体2の内部に連通したインキ取り出し
口24が備えられ、筒状部22の外周部には、印刷機位
置決め用嵌挿部27が備えられ、この印刷機位置決め用
嵌挿部27が、印刷機Eに設けられたインキ容器嵌挿溝
E2に嵌挿されることにより、このインキ容器1が印刷
機Eの所定位置に位置決めされてインキ取り出し口24
から袋体2内のインキを送り出し可能に装着可能とされ
る。支持体4の支持本体41は、外箱3における少なく
とも対向する二つの側面31、32、33、34の間隔
より幅広に形成されたものから構成され、この支持本体
41が、筒状部22の印刷機位置決め用嵌挿部27と、
袋体2を収納した外箱3との間に、外箱(3) における少
なくとも対向する二つの側面31、32、33、34各
々の端部31a、32a、33a、34aに架け渡され
るようにして配位されることにより、筒状部22の印刷
機位置決め用嵌挿部27が外箱3の袋体収納部30に沈
み込まないように支持されたものである。
【0008】本願第2の発明は、本願第1の発明に係る
外箱3が、上面側に、開口された袋体出し入れ口36を
備え、この袋体出し入れ口36により外箱3が袋体収納
部30内に袋体2を下方側から上方側の支持体4の方向
に収納できるようになされる。支持体4は、板状の支持
本体41と、延設片42とを備えたものである。そし
て、支持本体41の縦幅及び横幅は、外箱3の袋体出し
入れ口36の縦幅及び横幅各々より幅広に形成されるこ
とにより、袋体出し入れ口36から外箱3の袋体収納部
30に袋体2を収納するに伴って、支持体4が外箱3の
前後両側面31、32及び左右両側面33、34各々の
上端31a、32a、33a、34aに架け渡されて外
箱3の袋体出し入れ口36を覆えるようになされる。延
設片42は、支持本体41の周部の少なくとも一部から
一体的に下方側の外箱3方向に延設されることにより、
袋体2の側面と延設片42との間に外箱3の前後両側面
31、32及び左右両側面33、34各々の上部を嵌合
して係止し得る外箱嵌合係止部43が形成されものであ
る。
【0009】本願第3の発明は、本願第1又は第2の発
明に係る袋体2における筒状部22の外周に、溝部25
が備えられる。又、この溝部25内には、鍔部26が備
えられることにより、溝部25内が上部側の印刷機位置
決め用嵌挿部27と、下部側の係止片取付け部28とに
区画される。支持体4は、袋体2と別体のものから構成
され、係止片5を介して袋体2に固定されるものであ
る。この支持体4の支持本体41には、筒状部22を通
し得る挿通孔41aが備えられ、この挿通孔41aに筒
状部22が通されることにより、支持本体41が袋体2
における筒状部22を有する上面上に載置される。係止
片5は、所定厚さの板状体から構成される。そして、こ
の係止片5は、筒状部22の係止片取付け部28におけ
る鍔部26と支持本体41との間に押し入れられること
により、支持体4が係止片5と袋体2の上面とで固定さ
れるものである。
【0010】本願第1の発明においては、筒状部22の
突出基端部に固定された板状の支持本体41を有する支
持体4を、外箱3における少なくとも二つの対向する両
側面31、32、33、34の間隔より幅広に形成され
たものから構成し、そして、この支持本体41を、筒状
部22の印刷機位置決め用嵌挿部27と、袋体2を収納
した外箱3との間に、外箱3の両側面31、32、3
3、34各々の端部31a、32a、33a、34aに
架け渡すようにして配位する。こうすることにより、イ
ンキ容器1の保管時や運搬等の取扱い時に他のものが筒
状部22に当たったり、或いはインキ容器1を床面に落
として筒状部22に厚さ方向の衝撃力がかかったような
場合にも、筒状部22が外箱3の各側面31…34の端
部31a…34aから袋体収納部31側に沈み込んでし
まうようなことを防止できる。これにより、嵌挿部27
と容器嵌挿溝E2とを位置合わせして、インキ容器1を
容器ホルダーE1内に入れさえすれば、常時筒状部22
の嵌挿部27を容器嵌挿溝E2に入り込ませることがで
き、装着の操作が容易なものにできる。
【0011】本願第2の発明においては、外箱3の上面
側に袋体出し入れ口36を備えたものとし、支持体4の
支持本体12aの縦幅及び横幅を、外箱3の袋体出し入
れ口36の縦幅及び横幅各々より幅広に形成したものと
することにより、袋体出し入れ口36から外箱3の袋体
収納部30に袋体2を収納すれば、支持体4の支持本体
41を外箱3の前後両側面31、32及び左右両側面3
3、34各々の上端31a、32a、33a、34aに
架け渡し外箱3の袋体出し入れ口36を覆うことができ
る。これにより、支持体4の支持本体41を、外箱3の
蓋としても機能させることができる。従って、外箱3を
袋体2を収納する場合は、外箱3の袋体収納部30に袋
体出し入れ口36から袋体2を入れるという単一の作業
で済ませることができる。又、支持体4に延設片42を
備え、この延設片42によって外箱嵌合係止部43を形
成するため、外箱3を、袋体出し入れ口36から袋体2
を入れていけば外箱3の前後両側面31、32及び左右
両側面33、34各々の上部が自然と外箱嵌合係止部4
3に嵌合し、これにより、容易に外箱3と袋体2とを係
止することができる。
【0012】本願第3の発明においては、支持体4を、
袋体2と別体のものから構成し、所定厚さの板状体から
なる係止片5を、袋体2の上面上に載置した支持体4の
支持本体41と筒状部22の係止片取付け部28におけ
る鍔部26との間に押し入れることにより、支持体4が
係止片5と袋体2の上面とで固定するものとする。こう
することにより、係止片5を押し入れ操作をするだけ
で、支持体4の支持本体41の上面に対する筒状部22
の印刷機位置決め用嵌挿部27の位置を自然と定めるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の印刷機のインキ容器の分解斜視図であり、図2は、
断面図である。
【0014】本願発明の印刷機のインキ容器1は、イン
キを収納する袋体2と、袋体2を収納する外箱3とを備
えている。
【0015】外箱3は、厚紙から構成され、対向する前
後両側面31、32及び左右両側面33、34と、下面
35とを有し、これらによって内部に袋体2を収納し得
る袋体収納部30が区画形成された直方体状の箱体から
なる。又、開口された上面側は、袋体2を出し入れする
ための袋体出し入れ口36をなしている。
【0016】袋体2は、下部側が厚さの薄い合成樹脂か
ら構成され、内部にインキを収納し得るインキ収納部2
1を有し、全体が外箱3の袋体収納部30に収納可能な
大きさのものからなる。袋体2の上部側には、袋体2の
上面から所定長さで上方側に突設された断面円形状の筒
状部22と、筒状部22に固定された板状の支持体4と
が備えられている。尚、この袋体2は、厚さの薄い合成
樹脂から構成されているため、インキ収納部21にイン
キを収納すると、容易に変形して任意な形状を呈する。
【0017】筒状部22の内部には、インキ収納部21
に連通したインキ取り出し口24が備えられており、こ
のインキ取り出し口24からインキ収納部21にインキ
を出し入れし得るようになされている。一方、筒状部2
2の外周には、径小に形成された溝部25が備えられて
いる。又、この溝部25には、所定厚さで筒状部22か
ら一体的に径方向に突設されたされた円板状の鍔部26
が備えられており、この鍔部26によって溝部25が上
部側の印刷機位置決め用嵌挿部27と、下部側の係止片
取付部28とに区画されている。尚、図示しないが、筒
状部22の上端には、蓋体29が螺合されており、印刷
機E(図4、図6に図示)にセットされるまでは、蓋体
29によってインキ取り出し口24を閉めている。
【0018】支持体4は、筒状部22を支持するための
もので、本実施形態では、袋体2と別体のものから構成
されており、支持本体41と、延設片42…42とを備
えている。支持本体41は、所定厚さの合成樹脂から構
成され、縦幅L1及び横幅L2が外箱3の袋体出し入れ
口36の縦幅L3及び横幅L4各々より幅の広い四角形
状に形成されており、厚さ方向の力(図1における上下
方向の力)に対して容易に撓まない抵抗力を有するとと
もに、その抵抗力以上の力を受けて撓んだ場合にはその
力の除去に伴って元の状態に復する復元力を有するもの
に形成されている。具体的には、厚紙に比して強度的に
強く、例えば厚紙が折れ曲がって変形してしまう程度の
力に対してもほとんど変形せず、又、変形した場合でも
受けた力の除去により、力を受ける前の状態を維持し得
るものとされている。
【0019】又、この支持体4の支持本体41には、筒
状部22を通せる程度の大きさの挿通孔41aが穿設さ
れている。
【0020】支持体4の延設片42…42は、支持本体
41の全周縁から下方側に所定長さ(本実施形態では1
0mm程度)で延設されている。
【0021】このように形成された支持体4は、円板状
の係止片5を介して袋体2に固定されている。詳しく
は、図3(A) に示すように、係止片5は、袋体2におけ
る筒状部22の係止片取付部28に係止する係止孔51
と、係止孔51から外部に連通するように開口された開
口部52とを備えている。この係止片5の厚さは、図3
(B) に示すように支持体4の支持本体41の厚さt2と
係止片5の厚さt1とを合わせた合計寸法が筒状部22
における上面から鍔部26までの係止片取付部28の長
さt3よりやや厚くなる程度に設定されている。又、係
止片5の外径は、支持体4の挿通孔41aの内径より径
大に形成されている。一方、係止孔51の内径は、袋体
2における筒状部22の係止片取付部28の外径より大
きく、開口部52の幅は、筒状部22の係止片取付部2
8の外径よりやや小さい程度とされている。そして、ま
ず、支持体4の挿通孔41aに、袋体2の筒状部22を
上方側の先端側から通すことにより、挿通孔41aが袋
体2の上面における筒状部22の突出基端部に形成され
た支持体嵌合部2aに嵌挿され、支持本体41が袋体2
の上面上に載置される。そして、その状態から係止片5
を、支持本体41と鍔部26との間の係止片取付部28
に、開口部52から押し込むようにして差し込む。これ
により、開口部52が開いて係止孔51内に係止片取付
部28を入れることができるとともに、入れた後は、開
口部52が弾性によって元に戻り、係止孔51に係止片
取付部28を係止することができる。又、この係止片5
の押し入れ操作に伴い、支持本体41が下方側に押圧さ
れ、その結果、支持本体41が係止片5と袋体2の上面
とから押圧力を受け、これにより、支持体4が、袋体2
に固定される。従って、この係止片5を押し入れ操作す
るだけで、支持体4の支持本体41の上面に対する筒状
部22の印刷機位置決め用嵌挿部27の位置が自然に定
まる。よって、支持本体41の上面が、印刷機位置決め
用嵌挿部27に対する基準面となり、基準面をなした支
持本体41の上面から印刷機位置決め用嵌挿部27まで
の突出高さhを一定にできる。
【0022】又、この固定状態では、袋体2の全体が支
持本体41によって上方側から覆われ、延設片42…4
2の内周面と袋体2における上部外周との間に外箱3を
嵌合して係止し得る外箱嵌合係止部43が形成される。
【0023】また、この外箱嵌合係止部43に外箱3を
係止するには、外箱3の袋体収納部30に、袋体2を下
方側から入れていき、そのまま、外箱3の上部を外箱嵌
合係止部43に嵌合させる。その際、外箱3の上部と外
箱嵌合係止部43とが嵌合するだけの状態となって両者
の嵌合による係止力は小さいが、袋体2の幅がインキを
収納する際に部分的に外箱3の袋体収納部30の幅以上
に膨らんでいるため、外箱3の袋体収納部30に袋体2
を収納すると袋体2の側面が外箱3の内面を内方側から
押圧した状態になり、その結果、袋体2と外箱3とが係
止し、袋体2を収納した外箱3が外箱3の自重で袋体2
から抜け落ちない状態になる。従って、外箱嵌合係止部
43に嵌合した外箱3には、嵌合による係止力に加え、
袋体2と外箱3との係止力が働き、外箱3の上部と外箱
嵌合係止部43との嵌合状態を維持することができる。
又、この外箱3が、支持体4に嵌合して係止した状態に
おいては、支持体4における支持本体41の裏面と、外
箱3の各側面31…34の上端31a…34aとが当接
状態になり、支持本体41が外箱3の各側面に支持され
た状態になる。従って、外箱3の袋体出し入れ口36か
ら袋体2を入れていくという単一の操作で、袋体2を外
箱3の袋体収納部30に収納でき、収納操作が簡素がで
きる。尚、外箱3の上部と外箱嵌合係止部43との嵌合
を強くする場合は、例えば図7に示すように対向する二
つの前後又は左右の両側の延設片42a、42a各々
を、予め対向する方向に突出した湾曲状にし(図7では
前後の両延設片42a、42a)、その内幅Vを、外箱
3の対向する二つの側面(図7では前後の両延設片42
a、42aに対応する前後両側面31、32)の外幅よ
り小さくなるように成形しておけば良く、こうすること
により、外箱3の側面を外箱嵌合係止部43に嵌め入れ
れば、外箱3の側面が内方側に押圧されることにより、
嵌合を強くすることがでる。又、テープ等の固定手段に
より、外箱3の上部と外箱嵌合係止部43とを固定する
ようにしても良く、適宜変更できる。
【0024】このように形成された本願発明のインキ容
器1は、従来と同様に、次のようにして印刷機Eに装着
される。まず、インキ容器2の蓋体を外し、図4に示す
ように印刷機Eに設けられた容器ホルダーE1内に入れ
る。詳しくは、印刷機Eの容器ホルダーE1には、図5
に示すように、その後面(この図5では左方側)にU字
状の容器嵌挿溝E2が設けられおり、インキ容器1の上
面側を後方側になるように横向きにしてインキ容器1に
おける筒状部22の印刷機位置決め用嵌挿部27と容器
嵌挿溝E2とを位置合わせして容器ホルダーE1内に入
れる。その際、インキ容器1の支持本体41が、抵抗力
及び復元力を有するものから構成しているとともに、全
周縁を外箱3の各側面によって受けられているため、イ
ンキ容器1の保管時や運搬等の取扱い時に他のものが筒
状部22に当たったり、或いはインキ容器1を床面に落
として筒状部22に厚さ方向の衝撃力がかかったような
場合にも、支持本体41の抵抗力によって撓み難く、筒
状部22が外箱3の各側面31…34の上端31a…3
4aから袋体収納部30側に沈み込んでしまうような
く、又、仮に、受けた力が大きいために、筒状部22が
袋体収納部30側に撓んだ場合においても、受けた力が
無くなれば復元力によって元の状態に復することがで
き、常時、筒状部22が各側面31…34の上端31a
…34a、即ち、インキ容器1の支持本体41の上面か
らの突出高さhを常時一定に維持できる。従って、嵌挿
部27と容器嵌挿溝E2とを位置合わせして、常時、イ
ンキ容器1を容器ホルダーE1内に入れさえすれば、筒
状部22の嵌挿部27が容器嵌挿溝E2に入り込ませる
ことができ、装着の操作が容易なものにできる。
【0025】インキ容器1が容器ホルダーE1内に入れ
ば、印刷機Eに設けた接続口(図示せず)に対するイン
キ容器1における筒状部22のインキ取り出し口11の
位置が位置決めされ、図6に示すように容器ホルダーE
1を後方側に押し込む。これにより、印刷機Eの接続口
とインキ容器1のインキ取り出し口11とが連通し、イ
ンキ収納部21内のインキを印刷機Eに送り出し可能に
インキ容器1を印刷機Eに装着できる。
【0026】尚、本実施形態では、支持体4を、袋体2
と別体のものから構成したが、この形態のものにかぎら
ず、支持体4を、袋体2と一体に形成するようにしても
良い。こうすることにより、袋体2に支持体4を取り付
ける作業も省略でき、作業を簡素化できる。
【0027】又、本実施形態では、支持体4の支持本体
41の縦幅L1及び横幅L2を、外箱3の袋体出し入れ
口36の縦幅L3及び横幅L4各々より幅の広いものに
しているが、この形態のものに限らず、例えば支持本体
41の縦幅L1だけを、袋体出し入れ口36の縦幅L3
より広くして、支持本体41の横幅L2を袋体出し入れ
口36の縦幅L3より狭くするようにして、支持本体4
1を、外箱3の左右両側面33、34に架け渡すように
しても良い。又、支持本体41の形状についても、支持
本体41を、少なくとも外箱3の左右両側面33、34
又は前後両側面31、32に架け渡すことができる形状
であれば良く、特に限定されない。更に、支持体4の延
設片42についても、支持本体41の全周に渡って形成
しなくても、例えば前後両側にだけ設けるようにしても
良く、適宜変更し得る。
【0028】
【発明の効果】以上、本願第1の発明は、インキ容器1
の保管時や運搬等の取扱い時に他のものが筒状部22に
当たったり、或いはインキ容器1を床面に落として筒状
部22に厚さ方向の衝撃力がかかったような場合にも、
支持体4によって、筒状部22が外箱3の各側面31…
34の端部31a…34aから袋体収納部31側に沈み
込んでしまうようなことを防止できる。これにより、嵌
挿部27と容器嵌挿溝E2とを位置合わせして、インキ
容器1を容器ホルダーE1内に入れさえすれば、常時筒
状部22の嵌挿部27を容器嵌挿溝E2に入り込ませる
ことができ、印刷機Eへの装着の操作が容易なものにで
きる。
【0029】本願第2の発明は、本願第1の発明の効果
に加え、袋体出し入れ口36から外箱3の袋体収納部3
0に袋体2を収納すれば、支持体4の支持本体41を外
箱3の前後両側面31、32及び左右両側面33、34
各々の上端31a、32a、33a、34aに架け渡し
外箱3の袋体出し入れ口36を覆うことができる。これ
により、支持体4の支持本体41を、外箱3の蓋として
も機能させることができる。従って、外箱3を袋体2を
収納する場合は、外箱3の袋体収納部30に袋体出し入
れ口36から袋体2を入れるという単一の作業で済ませ
ることができ、従来のように外箱の蓋を開閉操作を必要
とせず、外箱3に袋体2を収納する作業を簡素化でき
る。しかも、支持体4の延設片42によって外箱嵌合係
止部43を形成するため、外箱3を、袋体出し入れ口3
6から袋体2を入れていけば外箱3の前後両側面31、
32及び左右両側面33、34各々の上部が自然と外箱
嵌合係止部43に嵌合し、外箱3と袋体2とを係止する
ことができる。
【0030】本願第3の発明は、支持体4を、袋体2と
別体のものから構成し、所定厚さの板状体からなる係止
片5を、袋体2の上面上に載置した支持体4の支持本体
41と筒状部22の係止片取付け部28における鍔部2
6との間に押し入れることにより、支持体4が係止片5
と袋体2の上面とで固定するものとするものとするた
め、係止片5を押し入れ操作をするだけで、支持体4の
支持本体41の上面に対する筒状部22の印刷機位置決
め用嵌挿部27の位置を自然と定めることができる。よ
って、係止片5の押し入れ操作によって、支持本体41
の上面を、印刷機位置決め用嵌挿部27に対する基準面
にでき、基準面をなした支持本体41の上面から印刷機
位置決め用嵌挿部27までの突出高さhを一定にでき
る。そして、上記のように筒状部22に厚さ方向の衝撃
力がかかったような場合にも、この基準面から印刷機位
置決め用嵌挿部27までの突出高さhを維持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の印刷機のインキ容器の一実施形態の
分解斜視図である。
【図2】本願発明の印刷機のインキ容器の縦断面図であ
る。
【図3】(A) は、係止片の平面図、(B) は、係止片を袋
体の筒状部に装着した状態の要部拡大断面図である。
【図4】本願発明のインキ容器を、印刷機に装着する際
の説明図である。
【図5】本願発明のインキ容器を、印刷機の容器ホルダ
ーに入れる際の要部拡大説明図である。
【図6】印刷機の容器ホルダーにインキ容器を入れた状
態を示す説明図である。
【図7】支持体の他の実施形態の断面図である。
【図8】従来例の分解斜視図である。
【図9】従来例の縦断面図である。
【図10】筒状部が外箱内に陥没した状態の断面説明図
である。
【符号の説明】
1 インキ容器 2 袋体 3 外箱 4 支持体 22 筒状部 27 印刷機位置決め用嵌挿部 28 係止片取付部 41 支持本体 42 延設片 E 印刷機 E1 容器ホルダー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インキを収納する袋体(2) と、袋体(2) を
    収納する外箱(3) とを備え、 外箱(3) が、対向する前後、左右の側面(31)(32)(33)(3
    4)を備えることにより、これらの間に袋体(2) を収納し
    得る袋体収納部(30)が区画形成され、 袋体(2) が、袋体(2) の一側面から所定長さで袋体(2)
    の外方に突設された筒状部(22)と、筒状部(22)の突出基
    端部に固定された板状の支持本体(41)を有する支持体
    (4) とを備え、 この筒状部(22)の内部には、袋体(2) の内部に連通した
    インキ取り出し口(24)が備えられ、筒状部(22)の外周部
    には、印刷機位置決め用嵌挿部(27)が備えられ、この印
    刷機位置決め用嵌挿部(27)が、印刷機(E) に設けられた
    インキ容器嵌挿溝(E2)に嵌挿されることにより、このイ
    ンキ容器(1) が印刷機(E) の所定位置に位置決めされて
    インキ取り出し口(24)から袋体(2) 内のインキを送り出
    し可能に装着可能とされ、 支持体(4) の支持本体(41)が、外箱(3) における少なく
    とも対向する二つの側面(31)(32)(33)(34)の間隔より幅
    広に形成されたものから構成され、この支持本体(41)
    が、筒状部(22)の印刷機位置決め用嵌挿部(27)と、袋体
    (2) を収納した外箱(3) との間に、外箱(3) における少
    なくとも対向する二つの側面(31)(32)(33)(34)各々の端
    部(31a)(32a)(33a)(34a)に架け渡されるようにして配位
    されることにより、筒状部(22)の印刷機位置決め用嵌挿
    部(27)が外箱(3) の袋体収納部(30)に沈み込まないよう
    に支持されたものであることを特徴とする印刷機のイン
    キ容器。
  2. 【請求項2】上記外箱(3) が、上面側に、開口された袋
    体出し入れ口(36)を備え、この袋体出し入れ口(36)によ
    り外箱(3) が袋体収納部(30)内に袋体(2) を下方側から
    上方側の支持体(4) の方向に収納できるようになされ、 支持体(4) が、板状の支持本体(41)と、延設片(42)とを
    備えたものであり、 支持本体(41)の縦幅及び横幅が、外箱(3) の袋体出し入
    れ口(36)の縦幅及び横幅各々より幅広に形成されること
    により、袋体出し入れ口(36)から外箱(3) の袋体収納部
    (30)に袋体(2) を収納するに伴って、支持体(4) が外箱
    (3) の前後両側面(31)(32)及び左右両側面(33)(34)各々
    の上端(31a)(32a)(33a)(34a)に架け渡されて外箱(3) の
    袋体出し入れ口(36)を覆えるようになされ、 延設片(42)が、支持本体(41)の周部の少なくとも一部か
    ら一体的に下方側の外箱(3) 方向に延設されることによ
    り、袋体(2) の側面と延設片(42)との間に外箱(3) の前
    後両側面(31)(32)及び左右両側面(33)(34)各々の上部を
    嵌合して係止し得る外箱嵌合係止部(43)が形成されもの
    であることを特徴とする請求項1記載の印刷機のインキ
    容器。
  3. 【請求項3】上記袋体(2) における筒状部(22)の外周
    に、溝部(25)が備えられ、この溝部(25)内に、鍔部(26)
    が備えることにより、溝部(25)内が上部側の印刷機位置
    決め用嵌挿部(27)と、下部側の係止片取付け部(28)とに
    区画され、 支持体(4) が、袋体(2) と別体のものから構成され、係
    止片(5) を介して袋体(2) に固定されるものであり、 この支持体(4) の支持本体(41)には、筒状部(22)を通し
    得る挿通孔(41a) が備えられ、この挿通孔(41a) に筒状
    部(22)が通されることにより、支持本体(41)が袋体(2)
    における筒状部(22)を有する上面上に載置され、 係止片(5) が、所定厚さの板状体から構成され、この係
    止片(5) が、筒状部(22)の係止片取付け部(28)における
    鍔部(26)と支持本体(41)との間に押し入れられることに
    より、係止片(5) が係止片(5) と袋体(2) の上面とで固
    定されるものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の印刷機のインキ容器。
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