JPH1044635A - グラビア細線印刷版と印刷物 - Google Patents
グラビア細線印刷版と印刷物Info
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- JPH1044635A JPH1044635A JP8224614A JP22461496A JPH1044635A JP H1044635 A JPH1044635 A JP H1044635A JP 8224614 A JP8224614 A JP 8224614A JP 22461496 A JP22461496 A JP 22461496A JP H1044635 A JPH1044635 A JP H1044635A
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- B41N1/04—Printing plates or foils; Materials therefor metallic
- B41N1/06—Printing plates or foils; Materials therefor metallic for relief printing or intaglio printing
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- Printing Methods (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
あり、解像力の高いグラビア印刷物とそのグラビア印刷
版を提供する。 【解決手段】グラビア印刷版において、細線状の溝5に
対して、該溝5を横切る土手3を一定ピッチで設けるこ
とにより、前記溝5の両側壁と隣接する前記土手の側壁
によって囲まれて形成されるセル2を溝方向に土手3を
介して配列させる。また前記溝5と土手3の交差角度を
小さい方の角度で45°〜90°の範囲で交差させても
よい。さらに、前記土手3の片側あるいは両側に切欠4
を設けてもよい。
Description
で細線画像を忠実に再現する印刷版と印刷物に関する。
管溝を有する木目柄等をグラビア印刷方式で印刷物上に
再現するには、一般に次の方法が行われている。 細線模様を有する原版フィルムあるいは画像データ
を基に、これをスクリーン掛けしてセル(網点)に量子
化して、グラビア彫刻機でスキャニングして彫刻線画版
をつくり、グラビア印刷する。 細線模様を有する原版フィルムに網伏せ、すなわち
細線パターンの輪郭線に沿ったセルの突出部分をカット
し、細線パターンの周縁部を囲繞する縁取(フレーム)
の形成を行った上で、原版フィルムをレジスト膜に露光
して、ダイレクト、コンベンショナル等の腐食方式によ
って線画版をつくり、グラビア印刷する。(実公平2−
13154号公報) 細線模様の画像データを高解像度のイメージセッタ
ーを使用して、フィルムに網点出力し、ダイレクト、コ
ンベンショナル等の腐食方式によって細線画像版をつく
り、グラビア印刷する。 細線画像をセルに区画せずに模様全体を連通した凹
部とし、これにインキを充填して印刷する。(特開昭5
0−152804号公報)
においては、画像をセルに量子化してある為、画像が細
線化するほど画像周辺のギザツキが目に付き易くなり、
シャープ感、リアル感に乏しい再現画像しか得られない
という問題がある。文字等の細線についても見られる現
象である。これは本来ならば四角形状の形を保つべきセ
ルが、図1に示すようにに画線部の周辺において、3角
形、5角形等の異形状となり、面積が少なくなったり、
またセルの深度が極端に浅くなったりするため、この部
分ではインキの転移が十分に行われないからである。上
記ののグラビア印刷方式の場合には、画線部の輪郭が
ギザツキ、細線の線幅が極度に小さくなると、線として
つながらず、点線状態になるという問題がある。また上
記、のグラビア印刷方式の場合は、よりも幾分改
善されるものの、やはり細線画像周縁部には欠けたセル
が並んでいる点ではと同様であり、この部分では、エ
ッジが尖り、この部分のインキの転移不良から、ギザツ
キがあって、シャープな印刷画像が得られないという問
題がある。上記の印刷方式の場合は画線部にセルが形
成されていないので、細線画像周辺のシャープ感はよく
なるが、印刷時のドクターブレードによるインキのかき
とりの際に、均一かつ充分なインキを印刷版に保持させ
ることできず、濃度のある印刷物が得られないという問
題がある。本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたも
ので、細線画像の輪郭がシャープで、インキ濃度も画線
部全体で安定するグラビア印刷版とそれによる印刷物の
提供を目的とする。
になされた本発明によるグラビア細線印刷版は、細線状
の溝に対して、該溝を横切る土手を一定ピッチで設ける
ことにより、前記溝の両側壁と隣接する前記土手の側壁
によって囲まれて形成されるセルを、溝方向に配列する
っことを要旨とし、また隣接する前記セル同志を、前記
土手の片側あるいは両端に設けられる切欠によって連通
させてもよい。また本発明による印刷物は、被印刷基材
上にインキ層が細線状に形成されてなる印刷物であっ
て、該細線を横切る線状の余白部によって区劃されたセ
ルの集合体から該細線を形成することを要旨とし、また
隣接する該セル同志を前記土手の片側あるいは両側にお
いて各セルの包絡線によって連結させてもよい。
説明する。図1は現状の腐食方式のグラビア印刷におけ
る細線画像の再現状態の説明図である。図1(a)は細
線からなる図柄の印刷画像10である。図1(b)と図
1(c)は、グラビア印刷版における細い細線部分と太
い細線部分に相当する画線部(インキが充填される部
分)の拡大図である。非画線部である版面1とは異なり
画線部には直行する土手3によって区画された凹陥部で
あるセル2、2’が配列している。細線画線部中央のセ
ル2は正規の4角形状であるが、画線部周辺ではその形
状は一定せず、3角形、5角等のカドが鋭角になった変
形したセル2’となり、深度も浅くなっている。このよ
うなグラビア印刷版を用いてグラビア印刷した従来の印
刷画像10においては、画線の周辺部はギザツキが目立
ち極めてシャープ感に乏しく、また画線部周辺での濃度
も低下している。それは図1(b)、(c)に示すセル
2’の平面形状が忠実に印刷物に再現されず、またイン
キの転移量も変形セル2’においては一定せず少なくな
り、極端な場合には全く転移せず欠落するためである。
このギザツキ効果は細線に太さがある場合にはさほど目
立たないが、細線になるほど目立つようになる。また、
図示は略するが、図1(b)、(c)において、土手の
走行方向を細線と平行乃至は直行するように区劃すれ
ば、セル2’のカドが鋭角になることは避けられるもの
の、今度はセル2’の幅が極端に細くなり、その部分の
インキ転移性が極端に低下する。よって、細線周縁部の
転移はやは不安定となる。そこでこのギザツキ効果をな
くして、シャープなグラビア細線印刷物が容易に得られ
るグラビア印刷版について以下説明する。
セルの説明図である。本発明によるグラビア印刷版にお
いては、図2(a)に示すように、細線状の溝5に対し
て、溝5の長手方向と略直行する方向に、溝5を横切る
土手3を一定ピッチで設け、溝5の両側壁と隣接する土
手3の側壁によって囲まれて形成される凹陥部をセル2
とし、変形の少ない略同形のセル2が土手3を介して連
接されている。また、図2(b)に示すように、土手3
が溝5を横切る角度θをより小さい方の角度において4
5°〜90°の範囲で変化させてもよい。但し、この角
度が45°未満であるのは、セル2の隅角度が先鋭とな
りすぎ、インキの転移性が不良となるので好ましくな
い。また、図2(c)、(d)によって示すように、土
手3の端部の片側あるいは両側に切欠4を設けてもよ
い。このように端部を切欠いてセル同志を連通させるこ
とによって、セル2内のインキの一部が隣接するセル間
を移動し各セル内のドクターブレードによるかきとり後
のインキの充填が均一化され、またインキの被印刷物へ
の転移性も改善される。この切欠4の幅は、両端部それ
ぞれにおいて、土手2の全長の15%程度までにとどめ
る必要がある。それは、もし、これ以上の数値になる
と、土手3によるセル2の区画効果が低下し、セル内へ
のインキの充填量が低下するからである。また、此の切
欠4の外縁部は各セルの外周部と連続的に接続するよう
にする。即ち、該切欠4は、セル2の集合体の包絡線と
なるように設計する。なお、溝5を横切る土手3の形状
は直線の他、曲線(円弧等)であってもよい。
印刷物が効果的に適応される細線画像についての説明図
である。本発明によるグラビア細線印刷版と印刷物が適
応される細線画像には、木目の導管溝、各種繊維束模
様、ヘアーライン模様、文字、記号、幾何学模様等を挙
げることができる。本発明によるグラビア細線印刷版と
印刷物が効果を発揮するのは、図3に示すように、細線
幅が10〜100μm、土手幅が5〜100μm、好ま
しくは35〜40μm、また土手3のピッチが15〜6
00μm、好ましくは200〜300μmの範囲の細線
5に対してである。また、特に細線幅と土手3のピッチ
(セルのピッチ)の比が、線幅/ピッチ<3の場合に、
即ち細線幅がセルのピッチに比べて無視出来ない寸法に
なった場合に、本発明によるグラビア細線印刷版と印刷
物は優れた効果を発揮する。
製造方法について、細線が図柄の重要な要素を占める木
目柄の製版を例にして説明する。図4は本発明によるグ
ラビア細線印刷版の製造フローチャートである。図4に
示すように、本発明によるグラビア細線印刷版の製造
は、先ず、天然の木材を原稿とした撮影からスタートす
る。この撮影は細線部以外の木目柄の撮影4−1と導管
溝、繊維部等の細線のみを取り出す撮影4−3に分けて
行われる。前者によって得られた画像情報は、一般に行
われている公知の木目柄製版4−2によって通常の4角
形状セルに区劃した上で木目柄のフィルム原版に記録さ
れる。フィルム原版としては、代表的なものは、銀塩写
真法による陰画または陽画で露光記録されたフィルムで
ある。一方、後者によって得られた導管溝、繊維部のみ
の細線画像情報をステップ4−4〜4−9を経て前記の
如くセルに区劃された細線画像の原版フィルムに記録す
る。この両方の原版フィルムのエンドレスレタッチ4−
10を行って、レタッチ済みの両フィルムを用いて次の
刷版4−11工程によってグラビア細線印刷版が製造さ
れる。
方法は次の公知の方法のいずれを採用してもよい。 木目柄の製版により得た原版フィルムと細線画像の
みの製版で得た原版フィルムとを合成したポジフィルム
画像に修正(レタッチ)、エンドレス化処理(輪転版の
場合)等の処理を行った上、カーボンティッシュ(重ク
ロム酸ゼラチンの感光性レジストを紙に塗布したもの)
にポジフィルム画像を露光し、カーボンティッシュを版
の素材面に転写し、現像によりレジスト膜を形成し、此
の上から塩化第2鉄等の腐食液で腐食することによっ
て、セルを版面に形成し、しかる後にレジストを除去す
る方法。(コンベンショナルグラビア製版法) と同様の修正、処理を行い、フィルム原版を版素
材面に直接感光性レジスト膜を形成しておき原版フィル
ムを感光性レジスト膜に露光し、現像後と同様に腐食
する方法。(ダイレクトエッチング法) フィルム画像あるいは原稿自体をスキャナに画像入
力し、デジタル信号に変換し、デジタル化された画像デ
ータをコンピュータにより数値的にエンドレス化処理、
修正(レタッチ)、階調補正等の処理を行った後、細線
画像については前記の如く細線に直行する土手によりセ
ルに区劃し、又細線画像以外の画像については、通常の
4角形セルに区劃し、次にこの処理済みのデータをDA
変換して彫刻機により版素材にセルを彫刻する方法。
(彫刻グラビア製版法) と同じ処理済みのデ
ジタルデータを、DA変換して、レーザービームを変調
し(ビーム径等を)、予め、版素材上に形成されたレジ
スト膜を露光し、しかる後に、腐食を行い、セルを形成
する方法。 なお、本
発明によるグラビア細線印刷版(刷版)の素材は、銅、
鉄等の金属、セラミックス、樹脂等いずれを使用しても
よく、この上にクロム、セラミックス等をメッキして耐
刷力を高めるようにしてもよい。また、刷版の形状は、
平版でも円筒版(シリンダー)いずれでもよい。
製造法のポイントについて以下図4に従って更に具体的
に説明する。 導管、繊維部等の細線画像情報を得るため、先ず、
原稿となる原木の導管あるいは繊維部に存在する凹陥部
に黒色インキを充填し、それをカメラ撮影4−3してネ
ガフィルムとし、これをリス型フィルムに反転して凹陥
部のみを白と黒に2値化して記録した版下フィルムを作
成した。 この版下フィルムを印刷に使用する刷版シリンダー
の円周に従って、エンドレスレタッチ4−4を行い、エ
ンドレスな細線画像原版フィルムを得た。この時、一方
の木目柄の方との絵柄の同調を図った。 以上の原版フィルムをフラットベットスキャナに入
力できるサイズに絵柄のダブリを付けて分割し4−5、
レイアウトスキャナに入力し4−6、原版フィルム画像
の光学濃度をAD変換し画像2値化デジタルデータとし
た。 以上のデータをコンピュータ上で細らせ、線幅を2
0〜100μmの範囲に整えた。 の画像データに対して細線の長手方向と垂直に交
わる万線を200〜300μmの範囲のピッチで描い
た。万線の幅は、刷版の版深30μmを想定し、腐食終
了後10〜15μm残る程度の35〜40μm幅に設定
した。この万線を細線画像に嵌め込み、図2(a)に相
当する画像データをデジタルデータとして作成した。 の画像データをイメージセッターから感光性フィ
ルムに露光し、光学画像として出力した。その場合の出
力解像度は100ライン/mmであった。 別途進めた木目柄製版4−2で導管溝を除いた木目柄
の原版フィルムと位置合わせをしながら感光性フィルム
に重ね合わせて露光し、フィルム上でエンドレス化処理
及びレタッチ作業4−10を行った。この導管溝を除い
た木目柄の作成は凹陥部にとは異なり木目木肌部と同
じ色のインキを充填してから撮影する方法を採用した。 で得られたフィルムを最終原版とし、予め感光性
レジスト膜を表面に形成した銅シリンダー(内部は鉄
芯)に密着させて露光し、現像後、塩化第2鉄水溶液で
腐食し、しかる後に残るレジスト膜を除去し、ダイレク
ト刷版法による刷版工程4−11を行い本発明によるグ
ラビア細線印刷版を作成した。以上の方法で製作した図
2(a)に示すようなセルを有するグラビア細線印刷版
を用い、濃い目のセピア色のインキを使用してグラビア
印刷を行い、実施例サンプルを作成し、これを、従来の
グラビアスクリーンを用いて製版された、図1に示す通
常のセルを有する細線印刷版を用いて印刷した比較例と
比較すると、実施例サンプルでは細線画像のギザツキは
消失し、シャープ感、リアル感に優れていることが明ら
かであった。さらに、実施例では、比較例では再現不能
であった細線まで再現されていることが目視で確認され
た。また、実施例の印刷物におけるそのシャープネスは
300線/インチのスクリーンを用いたオフセット印刷
に匹敵するものであった。
おいて、溝を横切る土手を一定ピッチで設けることによ
りセルを形成したことによって、セル形状の突出による
細線画線部の輪郭にギザツキがなくなり、またセル形状
が安定化することによりインキの転移不足部分もなくな
り、シャープ感、リアル感のある印刷画像が得られる。
またこれまでのグラビア印刷物では再現することができ
なかった細線を再現できるようになり、細線幅の限界値
を下げることができる。
像の再現状態の説明図
図
果的に適応される細線画像についての説明図
チャート
Claims (4)
- 【請求項1】 細線状の溝に対して、該溝を横切る土手
を一定ピッチで設けることにより、前記溝の両側壁と隣
接する前記土手の側壁によって囲まれて形成されるセル
が、溝方向に配列してなることを特徴とするグラビア細
線印刷版。 - 【請求項2】 隣接する前記セル同志が、前記土手の片
側あるいは両端に設けられる切欠によって連通すること
を特徴とする請求項1記載のグラビア印刷版。 - 【請求項3】 被印刷基材上にインキ層が細線状に形成
されてなる印刷物であって、該細線は、該細線を横切る
線状の余白部によって区劃されたセルの集合体から形成
されてなることを特徴とする印刷物。 - 【請求項4】 被印刷基材上にインキ層が細線状に形成
されてなる印刷物であって、該細線は、該細線を横切る
線状の余白部によって区劃されたセルの集合体からな
り、更に隣接する該セル同志が、前記土手の片側あるい
は両側において各セルの包絡線によって連結されてなる
ことを特徴とする印刷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224614A JP3026164B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | グラビア細線印刷版と印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224614A JP3026164B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | グラビア細線印刷版と印刷物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1044635A true JPH1044635A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3026164B2 JP3026164B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=16816485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8224614A Expired - Lifetime JP3026164B2 (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | グラビア細線印刷版と印刷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026164B2 (ja) |
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Also Published As
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