JPH1045371A - 乗客コンベア - Google Patents
乗客コンベアInfo
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
きる乗客コンベアを提供する。 【解決手段】 踏面10aを有する踏板10と、前記踏
板10を支持する支持フレーム9と、前記支持フレーム
9を介して前記踏板10を駆動する踏板駆動手段8とを
備えている。前記踏板駆動手段8に供給された潤滑油が
前記踏面10aに伝播することを防止するために、前記
踏板10又は前記支持フレーム9における潤滑油の伝播
経路に油吸収材料で形成された油吸収手段21、22、
23を設ける。
Description
く歩道等の乗客コンベアに係わり、特に、潤滑油による
踏板の汚染を防止することができる乗客コンベアに関す
る。
り、図中符号1はエスカレータ本体を示す。このエスカ
レータ本体1には、前輪ガイドレール2a及び後輪ガイ
ドレール2bからなるガイドレール2が無端状に取り付
けられており、このガイドレール2に沿って複数の踏段
3が連続的に配設されている。踏段3は前輪4及び後輪
5を有しており、これらの前輪4及び後輪5は起動の異
なる位置においてガイドレール2によって案内される。
そして、図7に示したように、前輪4及び後輪5は前輪
軸6及び後輪軸7によってそれぞれ支持されており、踏
段3は前輪軸6を介して無端状に張設された踏段チェー
ン8(踏板駆動手段)に取り付けられている。前輪軸6
及び後輪軸7は支持フレーム9によって支持されてお
り、この支持フレーム9には、踏面10aを有する踏板
10及びライザー11が固設されている。また、踏段チ
ェーン8は駆動輪12に巻装されており、この駆動輪1
2は駆動チェーン13を介して駆動機14によって回転
駆動される。なお、図6及び図7において符号15は欄
干を示している。
記踏段3の前輪4及び後輪5とガイドレール2との間に
機械的な摩擦が生じる。そこで、踏段3の走行を円滑化
すると共に部材の摩耗を低減するために、機械的摩擦が
生じる箇所に潤滑油を付与している。特に、稼働率が高
く、連続的に使用されるエスカレータの場合には、自動
的に注油を行うことができる自動給油手段が設けられて
いる。このような自動給油手段の一例が図6に示した自
動給油装置16であり、この自動給油装置16は、踏段
チェーン給油パイプ17及び駆動チェーン給油パイプ1
8を介して踏段チェーン8及び駆動チェーン13にそれ
ぞれ注油するように構成されている。
いては、駆動機14が駆動チェーン13を介して駆動輪
12を回転駆動し、この駆動輪12の回転によって踏段
チェーン8が駆動される。踏段チェーン8は前輪軸6を
介して踏段3に取り付けられているので、踏段チェーン
8が駆動されることによって踏段3が走行される。踏段
3の走行に際しては、前輪4及び後輪5が前輪ガイドレ
ール2a及び後輪ガイドレール2b上を転動して踏段3
の走行を案内する。なお、帰還側においては、踏段3は
上下が反転して天地逆の姿勢で搬送される。
パイプ17及び駆動チェーンパイプ18を介して踏段チ
ェーン8及び駆動チェーン13に潤滑油を付与する。付
与された潤滑油は、前輪4及び後輪5とガイドレール2
との間に伝播し、これらの間での機械的な摩擦を低減す
る。このように潤滑油を付与することによって、踏段3
の走行が円滑化されて駆動効率が向上すると共に、前輪
4、後輪5、ガイドレール2等の摩耗や錆が防止されて
これらの部材の長寿命化が図られる。
の付与は駆動効率の向上及び部材の長寿命化を図る上で
有効であり、特に稼働率の高いエスカレータにおいては
極めて有効である。しかしながら、潤滑油の付与は踏段
3の清潔さを維持する上で問題を引き起こす。つまり、
踏段チェーン8等に付与された潤滑油は、前輪4、前輪
軸6及び支持フレーム9を経由して踏板10の踏面10
aの左右端部に伝播し、或いは後輪5、後輪軸7及び支
持フレーム9を経由してライザー11の左右端部に伝播
する。踏板10の踏面10a及びライザー11の左右端
部に伝播した潤滑油は、徐々に踏面10a及びライザー
11の中側へと拡がり、図8に示したように、踏面10
a及びライザー11は油の汚れC、C…Cによって広範
囲に汚染される。そして、油の汚れCは、踏段チェーン
8等への潤滑油の供給量の増加と共に増大する。また、
一般的にエスカレータの設置場所には多くの塵埃が存在
するために、踏面10a及びライザー11上に伝播した
潤滑油に塵埃が付着して汚染がますます拡大することに
なる。このように踏面10a及びライザー11が潤滑油
及び塵埃によって汚染されると、エスカレータの美観が
損なわれるばかりでなく、踏面10aが滑りやすくなっ
て乗客が転倒する恐れがあり、さらに、潤滑油及び塵埃
が乗客の衣服に付着して汚損する恐れがある。特に、稼
働率の高いエスカレータにおいては、潤滑油の供給量が
多く、しかも、運転を停止する機会が得られにくいの
で、潤滑油による汚染が短期間に進行してしまう。
み、潤滑油による踏板の汚染を防止することができる乗
客コンベアを提供することを目的とする。
る乗客コンベアは、踏面を有する踏板と、前記踏板を支
持する支持フレームと、前記支持フレームを介して前記
踏板を駆動する踏板駆動手段とを備えた乗客コンベアに
おいて、前記踏板駆動手段に供給された潤滑油が前記踏
面に伝播することを防止するために、前記踏板又は前記
支持フレームにおける潤滑油の伝播経路に油吸収材料で
形成された油吸収手段を設けたことを特徴とする。
は、前記油吸収手段は前記踏板の背面全体に設けられて
いることを特徴とする。
は、前記乗客コンベアはさらに前記支持フレームに設け
られたライザーを備えており、前記油吸収手段は前記ラ
イザーの背面全体に設けられていることを特徴とする。
は、踏面を有する踏板と、前記踏板を支持する支持フレ
ームと、前記支持フレームに設けられた車軸と、前記支
持フレームを介して前記踏板を駆動する踏板駆動手段と
を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏板駆動手段に供
給された潤滑油が前記踏面に伝播することを防止するた
めに、前記踏板又は前記支持フレームに取付部材を介し
て油吸収材料で形成された油吸収手段を設け、前記油吸
収手段と前記車軸とを油伝播手段によって連結して前記
車軸から前記油吸収手段に潤滑油が伝播するようにした
ことを特徴とする。
は、前記油吸収手段は着脱自在に設けられていることを
特徴とする。
ついて図1を参照して説明する。なお、上述した従来の
エスカレータと同一部材には同一符号を付して詳細な説
明は省略する。また、本実施形態及び後述する各実施形
態においてはエスカレータを例にとって説明するが、本
発明の適用はエスカレータに限られることはなく、動く
歩道等の他の乗客コンベアにも適用することができる。
段の背面図であり、踏段3はフレーム19を有する支持
フレーム9を備えている。支持フレーム9には前輪軸6
が設けられており、この前輪軸6の左右端部には踏段チ
ェーン8(踏板駆動手段)が取り付けられ、この踏段チ
ェーン8の外側の前輪軸6の左右端部には前輪4が設け
られている。なお、前輪4は踏段チェーン8内に組み込
むこともできる。また、支持フレーム9の下端部には後
輪軸20を介して後輪5が回転可能に取り付けられてい
る。また、支持フレーム9にはフレーム19を介して踏
板10及びライザー11が設けられており、踏板10は
踏面10aを備えている。
の取付位置近傍の支持フレーム9に油吸収部材21、2
2がねじ止め、挟み治具等によって着脱自在に設けられ
ている。また、後輪軸20の取付位置近傍の支持フレー
ム9にも油吸収部材23がねじ止め、挟み治具等によっ
て着脱自在に設けられている。これらの油吸収部材2
1、22、23は踏段チェーン8等に供給される潤滑油
を吸収しうる材料によって形成されており、具体的に
は、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン、ポリウ
レタン等の合成樹脂で不織布又は織布からなる吸油材に
よって形成されている。
段チェーン8、ガイドレール2等から前輪4に伝播し、
さらに前輪軸6の左右端部に伝播した潤滑油は、油吸収
部材21、22によって吸収される。また、ガイドレー
ル2等から後輪5に伝播し、さらに後輪軸20に伝播し
た潤滑油は、油吸収部材23によって吸収される。この
ように、前輪軸6及び後輪軸20に伝播した潤滑油は、
踏板10の踏面10a及びライザー11に伝播する前に
油吸収部材21、22、23によって吸収されるので、
踏面10a及びライザー11が潤滑油によって汚染され
ることがない。
1、22、23は支持フレーム9に着脱自在に設けられ
ているので、油吸収部材21、22、23の吸収容量の
限界付近まで潤滑油が吸収された場合には、油吸収部材
21、22、23を支持フレーム9から取り外して新し
い油吸収部材と簡単に交換することができる。
ついて図2及び図3を参照して説明する。なお、上述し
た従来のエスカレータ及び第1実施形態と同一部材には
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
ータの踏段3の側面図及び背面図を示している。支持フ
レーム9には、止め具24によって取付板25が着脱自
在に取り付けられており、さらに、取付板25には止め
具26によって油吸収体27が着脱自在に取り付けられ
ている。油吸収体27は踏段チェーン8等に供給される
潤滑油を吸収しうる材料によって形成されており、具体
的には、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン、ポ
リウレタン等の合成樹脂で不織布又は織布からなる吸油
材によって形成されている。
伝播部材28によって連結されており、さらに、油吸収
体27と後輪軸20との間も油伝播部材29によって連
結されている。
輪軸6及び後輪軸20に伝播した潤滑油は油伝播部材2
8、29を経由して油吸収体27に伝播し、この油吸収
体27によって吸収されるので、踏面10a及びライザ
ー11が潤滑油によって汚染されることがない。
は取付板25を介して支持フレーム9に着脱自在に設け
られているので、油吸収体27の吸収容量の限界付近ま
で潤滑油が吸収された場合には、油吸収体27を支持フ
レーム9から取り外して新しい油吸収部材と簡単に交換
することができる。
7は取付板25を介して支持フレーム9に取り付けるよ
うにしたので、油吸収体27の大きさに関する設置上の
制約が小さく、油の吸収容量が比較的大きな油吸収体2
7を使用することが可能である。このため、大容量の油
吸収体27を使用することによって、油吸収体27を交
換することなく長期間にわたって使用することができ
る。
ついて図4及び図5を参照して説明する。なお、上述し
た従来のエスカレータ及び第1実施形態と同一部材には
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
ータの踏段3の側面図及び背面図を示している。本実施
形態においては、踏板10の背面全体及びライザー11
の背面全体に、ねじ止め、挟み治具等によって油吸収部
材30、31が着脱自在に設けられている。油吸収部材
30、31は踏段チェーン8等に供給される潤滑油を吸
収しうる材料によって形成されており、具体的には、ポ
リオレフィン、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
等の合成樹脂で不織布又は織布からなる吸油材によって
形成されている。
輪軸6及び後輪軸20を介して踏板10及びライザー1
1の背面側に伝播した潤滑油は油吸収部材30、31に
よって吸収されるので、踏面10a及びライザー11が
潤滑油によって汚染されることがない。
0、31は着脱自在に設けられているので、油吸収部材
30、31の吸収容量の限界付近まで潤滑油が吸収され
た場合には、油吸収部材30、31を取り外して新しい
油吸収部材と簡単に交換することができる。
30、31は踏板10及びライザー11の背面全体に設
けられているので、油吸収部材30、31の油吸収容量
は比較的大きく、このため、油吸収部材30、31を交
換することなく長期間にわたって使用することができ
る。
0、31は踏板10及びライザー11の背面全体に設け
られているので、踏板10及びライザー11の背面側を
伝播する潤滑油を確実に捕捉して吸収することができ
る。
収部材21、22、23、30、31及び油吸収体27
に、潤滑油と化学反応して固形化し又は別物質に変化さ
せて潤滑油を吸収及び処理に適した形態にすることがで
きる化学剤を内設することができる。
ば、油吸収部材21、22、23、30、31及び油吸
収体27の吸収容量を大きくすることができると共に、
使用後の油吸収部材21、22、23、30、31及び
油吸収体27の処理を容易にすることができる。
駆動手段に供給された潤滑油の踏面への伝播を防止する
ために、踏板又は支持フレームにおける潤滑油の伝播経
路に油吸収材料で形成された油吸収手段を設けたので、
潤滑油による踏面の汚染を確実に防止することができ
る。
段の背面図。
段の背面図。
段の側面図。
段の背面図。
段の側面図。
Claims (5)
- 【請求項1】踏面を有する踏板と、前記踏板を支持する
支持フレームと、前記支持フレームを介して前記踏板を
駆動する踏板駆動手段とを備えた乗客コンベアにおい
て、 前記踏板駆動手段に供給された潤滑油が前記踏面に伝播
することを防止するために、前記踏板又は前記支持フレ
ームにおける潤滑油の伝播経路に油吸収材料で形成され
た油吸収手段を設けたことを特徴とする乗客コンベア。 - 【請求項2】前記油吸収手段は前記踏板の背面全体に設
けられていることを特徴とする請求項1記載の乗客コン
ベア。 - 【請求項3】前記乗客コンベアはさらに前記支持フレー
ムに設けられたライザーを備えており、 前記油吸収手段は前記ライザーの背面全体に設けられて
いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗
客コンベア。 - 【請求項4】踏面を有する踏板と、前記踏板を支持する
支持フレームと、前記支持フレームに設けられた車軸
と、前記支持フレームを介して前記踏板を駆動する踏板
駆動手段とを備えた乗客コンベアにおいて、 前記踏板駆動手段に供給された潤滑油が前記踏面に伝播
することを防止するために、前記踏板又は前記支持フレ
ームに取付部材を介して油吸収材料で形成された油吸収
手段を設け、前記油吸収手段と前記車軸とを油伝播手段
によって連結して前記車軸から前記油吸収手段に潤滑油
が伝播するようにしたことを特徴とする乗客コンベア。 - 【請求項5】前記油吸収手段は着脱自在に設けられてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一
項に記載の乗客コンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20241796A JP3847852B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20241796A JP3847852B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 乗客コンベア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045371A true JPH1045371A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3847852B2 JP3847852B2 (ja) | 2006-11-22 |
Family
ID=16457169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20241796A Expired - Fee Related JP3847852B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 乗客コンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3847852B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020093868A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 東芝エレベータ株式会社 | 踏段の清掃方法 |
| JP2023109506A (ja) * | 2022-01-27 | 2023-08-08 | 東芝エレベータ株式会社 | ステップおよび乗客コンベア |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20241796A patent/JP3847852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020093868A (ja) * | 2018-12-11 | 2020-06-18 | 東芝エレベータ株式会社 | 踏段の清掃方法 |
| JP2023109506A (ja) * | 2022-01-27 | 2023-08-08 | 東芝エレベータ株式会社 | ステップおよび乗客コンベア |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3847852B2 (ja) | 2006-11-22 |
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