JPH1045594A - 活性酸素消去剤 - Google Patents
活性酸素消去剤Info
- Publication number
- JPH1045594A JPH1045594A JP20047596A JP20047596A JPH1045594A JP H1045594 A JPH1045594 A JP H1045594A JP 20047596 A JP20047596 A JP 20047596A JP 20047596 A JP20047596 A JP 20047596A JP H1045594 A JPH1045594 A JP H1045594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- ipq
- value
- compound
- pqq
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 活性酸素に起因する各種の疾患に対する予防
及び治療薬を提供する。 【解決手段】 下記式(I) [式中、Rは水素、カルバモイル基、フェニル基、4−
メチルフェニル基、炭素数1乃至4のアルキル基または
水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルメル
カプト基、フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、メ
ルカプト基、イミダゾリル基、アミノ基、グアニジノ
基、メトキシ基もしくはリン酸基で置換された炭素数1
乃至4のアルキル基、R1、R2、R3は水素,アルキ
ル基、アリル基、プロパギル基、ベンジル基、フェニル
基およびアルコキシカルボニルメチル基を示す]で示さ
れるイミダゾピロロキノリン化合物を有効成分として含
有する活性酸素消去剤。
及び治療薬を提供する。 【解決手段】 下記式(I) [式中、Rは水素、カルバモイル基、フェニル基、4−
メチルフェニル基、炭素数1乃至4のアルキル基または
水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルメル
カプト基、フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、メ
ルカプト基、イミダゾリル基、アミノ基、グアニジノ
基、メトキシ基もしくはリン酸基で置換された炭素数1
乃至4のアルキル基、R1、R2、R3は水素,アルキ
ル基、アリル基、プロパギル基、ベンジル基、フェニル
基およびアルコキシカルボニルメチル基を示す]で示さ
れるイミダゾピロロキノリン化合物を有効成分として含
有する活性酸素消去剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イミダゾピロロキ
ノリン化合物を有効成分とする活性酸素消去剤に関する
ものである。
ノリン化合物を有効成分とする活性酸素消去剤に関する
ものである。
【0002】
【従来技術、発明が解決しようとする課題】ヒトをはじ
め、好気性生物は、酸素を吸い込んで生体物質の酸化や
ATP合成に利用している。それらの過程で、酸素の一部
は活性化され、いわゆる「活性酸素」を生じる。活性酸
素には、O2-(スーパーオキシド)、H2O2(過酸化水
素)、・OH(ヒドロキシラジカル)、1O2(一重項酸
素)、脂質ペルオキシラジカル(ROOH、H2O2の誘
導体)、脂質アルコキシラジカル(RO・、・OHの誘
導体)などがある。これらの活性酸素は、生体中で脂質
を過酸化し、生成した過酸化脂質は、いろいろな障害を
生体に及ぼすことが明らかとなっている。その障害とし
ては、発癌、動脈硬化、糖尿病、虚血再潅流障害、パー
キンソン病、ショック、播種性血管内凝固症候群、口腔
疾患、肺疾患、消化器疾患、肝障害、腎臓疾患、白内障
およびビピリジル系除草剤、ハロゲン化炭化水素、ベン
ジン、クロロホルムなどの薬物中毒、老化、成人病およ
び代謝性疾患の多岐にわたっている。また、抗ガン剤で
あるアロキサン、ストレプトゾトシン、アドリアマイシ
ン、ダウノマイシン、血圧降下剤であるメチルドーパ、
ヒドラジン、抗マラリア剤であるプリマキン、パマキ
ン、鎮痛剤であるパラセタモール、フェナセチンおよび
抗炎症剤・抗アレルギー剤であるハイドロコーチゾンな
どは、副作用として糖尿病、肝代謝障害、溶血、腎障害
あるいは白内障を引き起こすことが知られているが、こ
れらは薬剤投与により生じる活性酸素による障害と考え
られている。
め、好気性生物は、酸素を吸い込んで生体物質の酸化や
ATP合成に利用している。それらの過程で、酸素の一部
は活性化され、いわゆる「活性酸素」を生じる。活性酸
素には、O2-(スーパーオキシド)、H2O2(過酸化水
素)、・OH(ヒドロキシラジカル)、1O2(一重項酸
素)、脂質ペルオキシラジカル(ROOH、H2O2の誘
導体)、脂質アルコキシラジカル(RO・、・OHの誘
導体)などがある。これらの活性酸素は、生体中で脂質
を過酸化し、生成した過酸化脂質は、いろいろな障害を
生体に及ぼすことが明らかとなっている。その障害とし
ては、発癌、動脈硬化、糖尿病、虚血再潅流障害、パー
キンソン病、ショック、播種性血管内凝固症候群、口腔
疾患、肺疾患、消化器疾患、肝障害、腎臓疾患、白内障
およびビピリジル系除草剤、ハロゲン化炭化水素、ベン
ジン、クロロホルムなどの薬物中毒、老化、成人病およ
び代謝性疾患の多岐にわたっている。また、抗ガン剤で
あるアロキサン、ストレプトゾトシン、アドリアマイシ
ン、ダウノマイシン、血圧降下剤であるメチルドーパ、
ヒドラジン、抗マラリア剤であるプリマキン、パマキ
ン、鎮痛剤であるパラセタモール、フェナセチンおよび
抗炎症剤・抗アレルギー剤であるハイドロコーチゾンな
どは、副作用として糖尿病、肝代謝障害、溶血、腎障害
あるいは白内障を引き起こすことが知られているが、こ
れらは薬剤投与により生じる活性酸素による障害と考え
られている。
【0003】一方、生体は有害な活性酵素に対する防御
機構を有しており、グルタチオンペルオキシダーゼ、カ
タラーゼ、スーパーオキシドジムスターゼ等の抗酸化酵
素群およびビタミンE、アスコルビン酸、グルタチオン
等の非酵素小分子の抗酸化物質群が存在し、これらが相
互に複雑に関係して機能しているものと考えられてい
る。
機構を有しており、グルタチオンペルオキシダーゼ、カ
タラーゼ、スーパーオキシドジムスターゼ等の抗酸化酵
素群およびビタミンE、アスコルビン酸、グルタチオン
等の非酵素小分子の抗酸化物質群が存在し、これらが相
互に複雑に関係して機能しているものと考えられてい
る。
【0004】また、近年、酸化還元酵素の新しい補酵素
として見い出されたピロロキノリンキノン(PQQ)が
強い活性酸素消去作用を有することが明かにされ(日本
薬学会109年大会、講演要旨集V、第42頁(198
9))、さらに、活性酸素による障害と考えられる四塩
化炭素誘発の肝障害、エンドトキシンショック、および
ヒドロコーチゾン誘発の白内障などを抑制することが報
告されている。(Watanabeら、Current Therapeutic Re
search、第44巻、896頁〜901頁、1988年、
Matsumotoら、"Jongejan、Duine編、PQQ and Quinoprot
ein"、162頁〜164頁、1989年(Kluwer Acade
mic Publushers)、Nishigori ら、Life Science、第4
5巻、593頁〜598頁、1989年)、近年、生体
中におけるPQQの生理作用の解明が精力的に行われて
いる。
として見い出されたピロロキノリンキノン(PQQ)が
強い活性酸素消去作用を有することが明かにされ(日本
薬学会109年大会、講演要旨集V、第42頁(198
9))、さらに、活性酸素による障害と考えられる四塩
化炭素誘発の肝障害、エンドトキシンショック、および
ヒドロコーチゾン誘発の白内障などを抑制することが報
告されている。(Watanabeら、Current Therapeutic Re
search、第44巻、896頁〜901頁、1988年、
Matsumotoら、"Jongejan、Duine編、PQQ and Quinoprot
ein"、162頁〜164頁、1989年(Kluwer Acade
mic Publushers)、Nishigori ら、Life Science、第4
5巻、593頁〜598頁、1989年)、近年、生体
中におけるPQQの生理作用の解明が精力的に行われて
いる。
【0005】このPQQは、強い活性酸素消去作用を示
すことから、前期した活性酸素障害として考えられる各
種の疾患の治療薬として期待されているが、PQQは腎
毒性を有することが明らかにされている(渡辺ら、Hiro
shima J.Med.Sci.、第38巻、第1号、第49〜51頁
(1987年))。そこで、毒性および腎毒性が低く、
かつ活性酸素消去作用を有する薬剤を見いだすことが出
来れば、活性酸素による障害である各種の老化、成人病
および代謝性疾患に対する予防および治療薬として開発
できるものと期待される。
すことから、前期した活性酸素障害として考えられる各
種の疾患の治療薬として期待されているが、PQQは腎
毒性を有することが明らかにされている(渡辺ら、Hiro
shima J.Med.Sci.、第38巻、第1号、第49〜51頁
(1987年))。そこで、毒性および腎毒性が低く、
かつ活性酸素消去作用を有する薬剤を見いだすことが出
来れば、活性酸素による障害である各種の老化、成人病
および代謝性疾患に対する予防および治療薬として開発
できるものと期待される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
理由により、毒性が低く、かつ活性酸素消去作用を有す
る薬剤について鋭意研究を進めたところ、イミダゾピロ
ロキノリン類または、そのエステル体が毒性が低く、強
い活性酸素消去効果があり、かつ活性酸素障害である各
種疾患に対する予防および治療効果があることを見いだ
した。イミダゾピロロキノリン(以下IPQと記す)と
は、7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]−ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸であり、本発明で用いられる5
位置換のIPQ類およびそのエステルは次の一般式
(I)で示される。
理由により、毒性が低く、かつ活性酸素消去作用を有す
る薬剤について鋭意研究を進めたところ、イミダゾピロ
ロキノリン類または、そのエステル体が毒性が低く、強
い活性酸素消去効果があり、かつ活性酸素障害である各
種疾患に対する予防および治療効果があることを見いだ
した。イミダゾピロロキノリン(以下IPQと記す)と
は、7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]−ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸であり、本発明で用いられる5
位置換のIPQ類およびそのエステルは次の一般式
(I)で示される。
【0007】
【化2】 [ただし、Rは水素、カルバモイル基、フェニル基、4
−メチルフェニル基、炭素数1乃至4のアルキル基また
は水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルメ
ルカプト基、フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、
メルカプト基、イミダゾリル基、アミノ基、グアニジノ
基、メトキシ基もしくはリン酸基で置換された炭素数1
乃至4のアルキル基を示す。ただし、R1、R2、R3は
水素,アルキル基、アリル基、プロパギル基、ベンジル
基、フェニル基およびアルコキシカルボニルメチル基を
示す]
−メチルフェニル基、炭素数1乃至4のアルキル基また
は水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルメ
ルカプト基、フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、
メルカプト基、イミダゾリル基、アミノ基、グアニジノ
基、メトキシ基もしくはリン酸基で置換された炭素数1
乃至4のアルキル基を示す。ただし、R1、R2、R3は
水素,アルキル基、アリル基、プロパギル基、ベンジル
基、フェニル基およびアルコキシカルボニルメチル基を
示す]
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において使用されるIPQ
類およびIPQエステル化合物は下記に示す方法により
製造することが出来る。IPQ類としては、PQQ類ま
たはその塩(以下PQQ類と記す)と各種のα−アミノ
酸、メチルアミンなどとを酸素の存在下で反応させるこ
とにより製造することが出来る。またある種のIPQ類
は、式(II)
類およびIPQエステル化合物は下記に示す方法により
製造することが出来る。IPQ類としては、PQQ類ま
たはその塩(以下PQQ類と記す)と各種のα−アミノ
酸、メチルアミンなどとを酸素の存在下で反応させるこ
とにより製造することが出来る。またある種のIPQ類
は、式(II)
【0009】
【化3】 で示されるピロロキノリン(M.Mure, Tetrahedron Let
t., 30 , 6875−6878, 1989)と各種のアルデヒド(R
−CHO)との反応で得ることが出来る。
t., 30 , 6875−6878, 1989)と各種のアルデヒド(R
−CHO)との反応で得ることが出来る。
【0010】RがHのIPQ化合物は、7,10−ジヒ
ドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン
酸(以下IPQと記す)であり、PQQとグリシン、ト
リプトファン、プロリン、スレオニン、チロシン、セリ
ンおよびモノメチルアミンのうち少なくとも一種とか
ら、またPQQとアンモニア、ホルムアルデヒドから合
成される。RがCH3のIPQ化合物は、7,10−ジ
ヒドロ−5−メチル−−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下メチルIPQと記す)で
ありPQQとアラニンより合成される。RがCH2OH
のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−ヒドロキ
シメチル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下ヒドロキシメチルIPQと記す)でありP
QQとセリンより合成される。RがCH(CH3)2のI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(1−メチル
エチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下メチルエチルIPQと記す)でありPQQ
とバリンより合成される。
ドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン
酸(以下IPQと記す)であり、PQQとグリシン、ト
リプトファン、プロリン、スレオニン、チロシン、セリ
ンおよびモノメチルアミンのうち少なくとも一種とか
ら、またPQQとアンモニア、ホルムアルデヒドから合
成される。RがCH3のIPQ化合物は、7,10−ジ
ヒドロ−5−メチル−−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下メチルIPQと記す)で
ありPQQとアラニンより合成される。RがCH2OH
のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−ヒドロキ
シメチル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下ヒドロキシメチルIPQと記す)でありP
QQとセリンより合成される。RがCH(CH3)2のI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(1−メチル
エチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下メチルエチルIPQと記す)でありPQQ
とバリンより合成される。
【0011】RがCH2CH(CH3)2のIPQ化合物
は、7,10−ジヒドロ−5−(2−メチルプロピル)
−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下2−メチルプロピルIPQと記す)でありPQQ
とロイシンより合成される。RがCH(CH3)CH2C
H3のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(1
−メチルプロピル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下1−メチルプロピルIPQと記
す)でありPQQとイソロイシンより合成される。Rが
CH2CH2CO2HのIPQ化合物は、5−(2−カル
ボキシエチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イ
ミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノ
リン−1,3,9−トリカルボン酸(以下2−カルボキ
シエチルIPQと記す)でありPQQとグルタミン酸よ
り合成される。RがCH2CH2CONH2のIPQ化合
物は、5−(2−カルバモイルエチル)−7,10−ジ
ヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピ
ロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボ
ン酸(以下2−カルバモイルエチルIPQと記す)であ
りPQQとグルタミンより合成される。
は、7,10−ジヒドロ−5−(2−メチルプロピル)
−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下2−メチルプロピルIPQと記す)でありPQQ
とロイシンより合成される。RがCH(CH3)CH2C
H3のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(1
−メチルプロピル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下1−メチルプロピルIPQと記
す)でありPQQとイソロイシンより合成される。Rが
CH2CH2CO2HのIPQ化合物は、5−(2−カル
ボキシエチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イ
ミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノ
リン−1,3,9−トリカルボン酸(以下2−カルボキ
シエチルIPQと記す)でありPQQとグルタミン酸よ
り合成される。RがCH2CH2CONH2のIPQ化合
物は、5−(2−カルバモイルエチル)−7,10−ジ
ヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピ
ロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボ
ン酸(以下2−カルバモイルエチルIPQと記す)であ
りPQQとグルタミンより合成される。
【0012】RがCH2CH2SCH3のIPQ化合物
は、7,10−ジヒドロ−5−(2−メチルチオエチ
ル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン
酸(以下2−メチルチオエチルIPQと記す)でありP
QQとメチオニンより合成される。RがCH2−C6H5
のIPQ化合物は、5−ベンジル−7,10−ジヒドロ
−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下ベンジルIPQと記す)でありPQQとフェニル
アラニンり合成される。RがCH2−C6H4 −OHのI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(4−ヒドロ
キシフェニルメチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下4−ヒドロキシフェニル
メチルIPQと記す)でありPQQとチロシンより合成
される。RがCH2SHのIPQ化合物は、7,10−
ジヒドロ−5−メルカプトメチル−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下メチルカプトメチ
ルIPQと記す)でありPQQとシスティンより合成さ
れる。RがCH2CO2HのIPQ化合物は、5−カルボ
キシメチル−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下カルボキシメチル
IPQと記す)でありPQQとアスパラギン酸より合成
される。Rが
は、7,10−ジヒドロ−5−(2−メチルチオエチ
ル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン
酸(以下2−メチルチオエチルIPQと記す)でありP
QQとメチオニンより合成される。RがCH2−C6H5
のIPQ化合物は、5−ベンジル−7,10−ジヒドロ
−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下ベンジルIPQと記す)でありPQQとフェニル
アラニンり合成される。RがCH2−C6H4 −OHのI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(4−ヒドロ
キシフェニルメチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下4−ヒドロキシフェニル
メチルIPQと記す)でありPQQとチロシンより合成
される。RがCH2SHのIPQ化合物は、7,10−
ジヒドロ−5−メルカプトメチル−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下メチルカプトメチ
ルIPQと記す)でありPQQとシスティンより合成さ
れる。RがCH2CO2HのIPQ化合物は、5−カルボ
キシメチル−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下カルボキシメチル
IPQと記す)でありPQQとアスパラギン酸より合成
される。Rが
【0013】
【化4】 のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(4−イ
ミダゾリルメチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下4−イミダゾリルメチルIPQ
と記す)でありPQQとヒスチジンより合成される。R
が(CH2)4NH2のIPQ化合物は、5−(4−アミ
ノブチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下4−アミノブチル
IPQと記す)でありPQQとリジンより合成される。
Rが
ミダゾリルメチル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下4−イミダゾリルメチルIPQ
と記す)でありPQQとヒスチジンより合成される。R
が(CH2)4NH2のIPQ化合物は、5−(4−アミ
ノブチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下4−アミノブチル
IPQと記す)でありPQQとリジンより合成される。
Rが
【0014】
【化5】 のIPQ化合物は、5−(3−グアニジノプロピル)−
7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下3−グアニジノプロピルIPQ
と記す)でありPQQとアルギニンより合成される。R
がCH2CONH2のIPQ化合物は、5−(カルバモイ
ルメチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下カルバモイルメチ
ルIPQと記す)でありPQQとアスパラギンより合成
される。RがCH2OCH3のIPQ化合物は、7,10
−ジヒドロ−5−メトキシメチル−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下メトキシメチルI
PQと記す)でありPQQとO−メチルセリンより合成
される。RがCH2OPO3H2のIPQ化合物は、7,
10−ジヒドロ−7−オキソ−5−ホスホリロキシメチ
ル−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−
f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸(以下ホス
ホリロキシメチルIPQと記す)でありPQQとO−ホ
スホリルセリンより合成される。RがCONH2のIP
Q化合物は、5−カルバモイル−7,10−ジヒドロ−
7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下カルバモイルIPQと記す)でありPQQとセリ
ンアミドから合成される。
7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9
−トリカルボン酸(以下3−グアニジノプロピルIPQ
と記す)でありPQQとアルギニンより合成される。R
がCH2CONH2のIPQ化合物は、5−(カルバモイ
ルメチル)−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下カルバモイルメチ
ルIPQと記す)でありPQQとアスパラギンより合成
される。RがCH2OCH3のIPQ化合物は、7,10
−ジヒドロ−5−メトキシメチル−7−オキソ−イミダ
ゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン
−1,3,9−トリカルボン酸(以下メトキシメチルI
PQと記す)でありPQQとO−メチルセリンより合成
される。RがCH2OPO3H2のIPQ化合物は、7,
10−ジヒドロ−7−オキソ−5−ホスホリロキシメチ
ル−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−
f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸(以下ホス
ホリロキシメチルIPQと記す)でありPQQとO−ホ
スホリルセリンより合成される。RがCONH2のIP
Q化合物は、5−カルバモイル−7,10−ジヒドロ−
7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ
[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカルボン酸
(以下カルバモイルIPQと記す)でありPQQとセリ
ンアミドから合成される。
【0015】RがCH2CH3のIPQ化合物は、5−エ
チル−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ
[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−
1,3,9−トリカルボン酸(以下エチルIPQと記
す)であり、式(II)で示されるピロロキノリン化合物
とプロピオンアルデヒドより合成される。RがCH2C
H2CH3のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−7−
オキソ−5−プロピル−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下プロピルIPQと記す)であり式(II)で
示されるピロロキノリン化合物とブチルアルデヒドより
合成される。RがC6H5のIPQ化合物は、7,10−
ジヒドロ−7−オキソ−5−フェニル−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下フェニルIPQと記す)
であり式(II)で示されるピロロキノリン化合物とベン
ズアルデヒドより合成される。RがC6H4−CH3のI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(4−メチル
フェニル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−i
j]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリ
カルボン酸(以下4−メチルフェニルと記す)であり式
(II)で示されるピロロキノリン化合物とP−トルアル
デヒドより合成される。なお、これらのIPQ化合物の
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩もしくは水素また
はアルキル置換アンモニウム塩も本発明にふくまれる
(これらの化合物を総称して以下IPQ類と記すことも
ある)。本発明のIPQ化合物の塩の代表例としては、
ナトリウム塩あるいはカリウム塩などのアルカリ金属
塩、マグネシウム塩あるいはカルシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩およびアンモニウム塩、トリメチルアンモ
ニウム塩、トリエチルアンモニウム塩、あるいはトリエ
タノールアンモニウム塩などのアンモニウム塩またはア
ルキル置換アンモニウム塩がある。
チル−7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ
[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−
1,3,9−トリカルボン酸(以下エチルIPQと記
す)であり、式(II)で示されるピロロキノリン化合物
とプロピオンアルデヒドより合成される。RがCH2C
H2CH3のIPQ化合物は、7,10−ジヒドロ−7−
オキソ−5−プロピル−イミダゾ[4,5,1−ij]
ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリカル
ボン酸(以下プロピルIPQと記す)であり式(II)で
示されるピロロキノリン化合物とブチルアルデヒドより
合成される。RがC6H5のIPQ化合物は、7,10−
ジヒドロ−7−オキソ−5−フェニル−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,
3,9−トリカルボン酸(以下フェニルIPQと記す)
であり式(II)で示されるピロロキノリン化合物とベン
ズアルデヒドより合成される。RがC6H4−CH3のI
PQ化合物は、7,10−ジヒドロ−5−(4−メチル
フェニル)−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−i
j]ピロロ[2,3−f]キノリン−1,3,9−トリ
カルボン酸(以下4−メチルフェニルと記す)であり式
(II)で示されるピロロキノリン化合物とP−トルアル
デヒドより合成される。なお、これらのIPQ化合物の
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩もしくは水素また
はアルキル置換アンモニウム塩も本発明にふくまれる
(これらの化合物を総称して以下IPQ類と記すことも
ある)。本発明のIPQ化合物の塩の代表例としては、
ナトリウム塩あるいはカリウム塩などのアルカリ金属
塩、マグネシウム塩あるいはカルシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩およびアンモニウム塩、トリメチルアンモ
ニウム塩、トリエチルアンモニウム塩、あるいはトリエ
タノールアンモニウム塩などのアンモニウム塩またはア
ルキル置換アンモニウム塩がある。
【0016】メチルIPQの物性 1)元素分析値:C16H9N3O7 H2O (MW 373.28) 理論値(%):C51.48 H2.97 N11.26 実測値(%):C51.20 H3.24 N11.03 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2725br,s, 2480br,s, 1590s , 1515s ,1170vs, 1095
sh,s , 965 m , 750 m , 710 m 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 2.73(s,3H, CH3 ),7.18(d,1H, ピロール環C−
H,J=1.8Hz),7.92(s,1H, ピリジン環C−H),12.82
( brs,1H, ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255,272,418
sh,s , 965 m , 750 m , 710 m 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 2.73(s,3H, CH3 ),7.18(d,1H, ピロール環C−
H,J=1.8Hz),7.92(s,1H, ピリジン環C−H),12.82
( brs,1H, ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255,272,418
【0017】ヒドロキシメチルIPQの物性 1)元素分析値:C16H9N3O8 (MW 371.25) 理論値(%):C51.76 H2.44 N11.32 実測値(%):C50.58 H2.63 N11.08 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2500br,s, 1680sh,s, 1575sh,s, 1510s , 1150vs,1095
sh,s, 700 m , 650 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 4.98(s,2H, CH2 −OH), 7.27(d,1H, ピロール環
C−H,J=1.98Hz),8.07(s,1H,ピリジン環C−H),14.
60(d,1H, ピロール環N−H,J=0.44Hz) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 254, 269sh, 416
sh,s, 700 m , 650 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 4.98(s,2H, CH2 −OH), 7.27(d,1H, ピロール環
C−H,J=1.98Hz),8.07(s,1H,ピリジン環C−H),14.
60(d,1H, ピロール環N−H,J=0.44Hz) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 254, 269sh, 416
【0018】1−メチルエチルIPQの物性 1)元素分析値:C18H13N3O7 H2O (MW 401.33) 理論値(%):C53.87 H3.77 N10.47 実測値(%):C53.61 H3.96 N10.22 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2850br,s, 2530sh,s, 1575s , 1515sh,m,1175vs, 1100
sh,m , 1015sh,m, 815 sh,w,755 m , 730 m , 660
sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 1.36(d,6H,CH−(CH3 )2, J=6.4Hz),3.74(hep,1H,
CH−(CH3 )2, J=6.7Hz),7.29(d,1H,ピロール環C
−H, J=1.8Hz),8.00(s,1H,ピリジン環C−H),13.01(b
rs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272 sh , 418
sh,m , 1015sh,m, 815 sh,w,755 m , 730 m , 660
sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 1.36(d,6H,CH−(CH3 )2, J=6.4Hz),3.74(hep,1H,
CH−(CH3 )2, J=6.7Hz),7.29(d,1H,ピロール環C
−H, J=1.8Hz),8.00(s,1H,ピリジン環C−H),13.01(b
rs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272 sh , 418
【0019】2−メチルプロピルIPQの物性 1)元素分析値:C19H15N3O7 H2O (MW 415.36) 理論値(%):C54.94 H4.13 N10.12 実測値(%):C54.70 H4.27 N 9.85 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2880br,s,2520 sh,s, 2330 sh,m , 1585 s ,1520sh,m,
1180 vs , 760 sh,m, 735 m , 670 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 0.93(d,6H,CH2 −CH−(CH3 )2, J=6.6Hz),2.16
(m,1H,CH2 −CH−(CH3 )2),3.08(d,2H,CH2
−CH−(CH3 )2, J=7.0Hz),7.28(d,1H,ピロール環
C−H, J=2.2Hz),7.99(s,1H,ピリジン環C−H),12.60
(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272sh , 419
1180 vs , 760 sh,m, 735 m , 670 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 0.93(d,6H,CH2 −CH−(CH3 )2, J=6.6Hz),2.16
(m,1H,CH2 −CH−(CH3 )2),3.08(d,2H,CH2
−CH−(CH3 )2, J=7.0Hz),7.28(d,1H,ピロール環
C−H, J=2.2Hz),7.99(s,1H,ピリジン環C−H),12.60
(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272sh , 419
【0020】1−メチルプロピルIPQの物性 1)元素分析値:C19H15N3O7 H2O (MW 415.36) 理論値(%):C54.94 H4.13 N10.12 実測値(%):C54.68 H4.20 N 9.88 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2900br,s, 2530sh,s, 1605s , 1520sh,m,1180vs, 1145
sh,m, 1100sh,m, 850 w ,760 m , 725 sh,m, 670 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 0.83(t,3H,CH(CH3 )−CH2 −CH3 , J=7.3H
z),1.38(d,3H,CH(CH3 )−CH2 −CH3 , J=6.8
Hz),1.71(m,2H,CH(CH3 )−CH2 −CH3),3.54
(hex,1H,CH(CH3 )−CH2 −CH3, J=6.5Hz),7.
31(d,1H,ピロール環C−H, J=2.4Hz),7.98(s,1H,ピリ
ジン環C−H),13.07(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 272sh, 418
sh,m, 1100sh,m, 850 w ,760 m , 725 sh,m, 670 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):(DMSO-d6、内部
標準:TMS) 0.83(t,3H,CH(CH3 )−CH2 −CH3 , J=7.3H
z),1.38(d,3H,CH(CH3 )−CH2 −CH3 , J=6.8
Hz),1.71(m,2H,CH(CH3 )−CH2 −CH3),3.54
(hex,1H,CH(CH3 )−CH2 −CH3, J=6.5Hz),7.
31(d,1H,ピロール環C−H, J=2.4Hz),7.98(s,1H,ピリ
ジン環C−H),13.07(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 272sh, 418
【0021】2−カルボキシエチルIPQの物性 1)元素分析値:C18H11N3O9 H2O (MW 431.31) 理論値(%):C50.12 H3.04 N 9.74 実測値(%):C49.85 H3.33 N 9.62 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2840br,s, 2500m , 2340sh,m, 1570s ,1515s , 1175vs,
1100sh,m, 755 w , 730 w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 2.85(t,2H,CH2 −CH2 −CO2 H, J=6.2Hz),3.30
(t,2H,CH2 −CH2 −CO2 H, J=5.9Hz),7.23(brs,
1H,ピロール環C−H),7.98(s,1H,ピリジン環C−H),1
3.67(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 275sh, 419
1100sh,m, 755 w , 730 w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 2.85(t,2H,CH2 −CH2 −CO2 H, J=6.2Hz),3.30
(t,2H,CH2 −CH2 −CO2 H, J=5.9Hz),7.23(brs,
1H,ピロール環C−H),7.98(s,1H,ピリジン環C−H),1
3.67(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 275sh, 419
【0022】2−カルバモイルエチルIPQの物性 1)元素分析値:C18H12N4O8 H2O (MW 430.33) 理論値(%):C50.24 H3.28 N13.02 実測値(%):C50.01 H3.50 N12.87 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2735br,m, 2500br,m, 2300sh,m,1555br,s, 1390s , 118
0vs,1100sh,s, 990 m , 765 m , 745 m , 560 w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 2.76(t,2H,CH2 −CH2 −CO−NH2, J=6.7Hz),3.
31(t,2H,CH2 −CH2 −CO−NH2, J=6.9Hz),6.79
(brs,1H,CH2 −CH2 −CO−NH2 ),7.25(d,1H,
ピロール環C−H, J=2.0Hz),7.38(brs,1H,CH2 −C
H2 −CO−NH2 ),7.97(s,1H,ピリジン環C−H),1
2.91(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272sh, 418
0vs,1100sh,s, 990 m , 765 m , 745 m , 560 w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、内
部標準:TMS) 2.76(t,2H,CH2 −CH2 −CO−NH2, J=6.7Hz),3.
31(t,2H,CH2 −CH2 −CO−NH2, J=6.9Hz),6.79
(brs,1H,CH2 −CH2 −CO−NH2 ),7.25(d,1H,
ピロール環C−H, J=2.0Hz),7.38(brs,1H,CH2 −C
H2 −CO−NH2 ),7.97(s,1H,ピリジン環C−H),1
2.91(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 255, 272sh, 418
【0023】2−メチルチオエチルIPQの物性 1)元素分析値:C18H13N3O7S・H2O (MW 433.3
9) 理論値(%):C49.88 H3.49 N 9.70 実測値(%):C49.63 H3.77 N 9.49 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2775br,s, 2500br,m, 1575s , 1510sh,s,1175vs, 970
w , 850 w , 750 m , 720 m 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 2.13(s,3H,CH2 −CH2 −S−CH3 ),2.98(t,2H,
CH2 −CH2 −S−CH3 ,J=7.7Hz),3.45(t,2H,C
H2 −CH2 −S−CH3 ,J=7.9Hz),7.23(d,1H,ピロ
ール環C-H,J=2.0Hz),7.99(s,1H,ピリジン環C−H),13.
14(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 273sh, 418
9) 理論値(%):C49.88 H3.49 N 9.70 実測値(%):C49.63 H3.77 N 9.49 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2775br,s, 2500br,m, 1575s , 1510sh,s,1175vs, 970
w , 850 w , 750 m , 720 m 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 2.13(s,3H,CH2 −CH2 −S−CH3 ),2.98(t,2H,
CH2 −CH2 −S−CH3 ,J=7.7Hz),3.45(t,2H,C
H2 −CH2 −S−CH3 ,J=7.9Hz),7.23(d,1H,ピロ
ール環C-H,J=2.0Hz),7.99(s,1H,ピリジン環C−H),13.
14(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 273sh, 418
【0024】ベンジルIPQの物性 1)元素分析値:C22H13N3O7 H2O (MW 449.37) 理論値(%):C58.80 H3.36 N 9.35 実測値(%):C58.52 H3.61 N 9.14 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2710br,s, 2490br,s, 1575br,s, 1490sh,s,1170vs, 980
w , 710 m , 690 m , 660 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 4.67(s,2H,CH2 −C6 H5 ),7.02〜7.90(m,6H,ピロ
ール環C−H, CH2 −C6 H5 ),7.96(s,1H,ピリジ
ン環C−H),12.95 (brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 273sh, 419
w , 710 m , 690 m , 660 sh,w 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 4.67(s,2H,CH2 −C6 H5 ),7.02〜7.90(m,6H,ピロ
ール環C−H, CH2 −C6 H5 ),7.96(s,1H,ピリジ
ン環C−H),12.95 (brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 273sh, 419
【0025】4−ヒドロキシフェニルメチルIPQの物
性 1)元素分析値:C22H13N3O8 H2O (MW 465.37) 理論値(%):C56.78 H3.25 N 9.03 実測値(%):C56.51 H3.52 N 8.87 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2810s , 2520s,sh, 1590s , 1500s ,1415 m , 1180vs,9
90 w,sh, 820 w,sh, 760 m , 730 m , 670 w,sh 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 4.54(s,2H,CH2 −C6 H4 OH),6.64(d,2H,J=8.6Hz,
CH2側ベンゼン環C−H) 6.81(d,2H,J=8.1Hz,OH側ベンゼン環C−H) 7.31(d,1H,ピロール環C−H, J=2.0Hz),7.94(s,1H,ピ
リジン環C−H),13.01(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 270sh, 420
性 1)元素分析値:C22H13N3O8 H2O (MW 465.37) 理論値(%):C56.78 H3.25 N 9.03 実測値(%):C56.51 H3.52 N 8.87 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 2810s , 2520s,sh, 1590s , 1500s ,1415 m , 1180vs,9
90 w,sh, 820 w,sh, 760 m , 730 m , 670 w,sh 3) 1H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内
部標準:TMS) 4.54(s,2H,CH2 −C6 H4 OH),6.64(d,2H,J=8.6Hz,
CH2側ベンゼン環C−H) 6.81(d,2H,J=8.1Hz,OH側ベンゼン環C−H) 7.31(d,1H,ピロール環C−H, J=2.0Hz),7.94(s,1H,ピ
リジン環C−H),13.01(brs,1H,ピロール環N−H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(10mM リン
酸カリウム緩衝液 pH 7.0) 256, 270sh, 420
【0026】メトキシメチルIPQの物性 1 H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内部標
準:TMS) 3.49(s, 3H), 4.93(s, 2H), 7.29(s, 1H), 8.09(s, 1
H).ホスホリロキシメチルIPQの物性 1 H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内部標
準:TMS) 5.47(d, J=9.2Hz, 2H), 7.27(s, 1H), 8.17(s, 1H).カルバモイルIPQの物性 1 H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内部標
準:TMS) 7.27(s, 3H), 7.84(s, 2H), 8.15(s, 1H), 8.55(s, 1
H).
準:TMS) 3.49(s, 3H), 4.93(s, 2H), 7.29(s, 1H), 8.09(s, 1
H).ホスホリロキシメチルIPQの物性 1 H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内部標
準:TMS) 5.47(d, J=9.2Hz, 2H), 7.27(s, 1H), 8.17(s, 1H).カルバモイルIPQの物性 1 H−NMRスペクトル (δ値,ppm):(DMSO-d6、 内部標
準:TMS) 7.27(s, 3H), 7.84(s, 2H), 8.15(s, 1H), 8.55(s, 1
H).
【0027】また、IPQ類のエステルとは、前記の一
般式(I)においてR1 、R2 、R 3 が、同一でも異な
ってもよく、水素原子、アルキル基、アルケニル基ある
いはベンジル基であり、モノエステル、ジエステル、あ
るいはトリエステルがある。これらのIPQ類のエステ
ル体は、IPQ類またはその塩とアルコール類を常法に
より反応させることにより容易に製造することが可能で
あり、アルキル基としてはメチル基およびエチル基など
が、また、アルケニル基としてはアリル基などがある。
なお、PQQまたはPQQ塩とアルコール類とを常法に
より反応させ、PQQ類のエステル体を得、その後に各
種のアミノ酸あるいはメチルアミンと反応させることに
より、目的とするIPQ類のエステル体を得る事も可能
である。また、IPQ類のエステルとは、前記の一般式
(I)においてR1 、R2 、R3が水素、アルキル、ア
リル、プロパギル、ベンジル、フェニルおよびアルコキ
シカルボニルメチル基を示し、そのすべてが水素の場合
を除けばよく、IPQ類−1,3,9−トリエステル、
IPQ類−1,3−ジエステル(R3 =H)、IPQ類
−1,9−ジエステル(R2 =H)、IPQ類−3,9
−ジエステル(R1=H)、IPQ類−1−エステル
(R2 =R3 =H)、IPQ類−3−エステル(R1=
R3=H)、IPQ類−9−エステル(R1=R2=H)
があるが、そのエステルの種類は、互いに同じでも異な
っていても良い。本発明に係わるIPQ類のエステル化
合物として以下の化合物を挙げることが出来る。
般式(I)においてR1 、R2 、R 3 が、同一でも異な
ってもよく、水素原子、アルキル基、アルケニル基ある
いはベンジル基であり、モノエステル、ジエステル、あ
るいはトリエステルがある。これらのIPQ類のエステ
ル体は、IPQ類またはその塩とアルコール類を常法に
より反応させることにより容易に製造することが可能で
あり、アルキル基としてはメチル基およびエチル基など
が、また、アルケニル基としてはアリル基などがある。
なお、PQQまたはPQQ塩とアルコール類とを常法に
より反応させ、PQQ類のエステル体を得、その後に各
種のアミノ酸あるいはメチルアミンと反応させることに
より、目的とするIPQ類のエステル体を得る事も可能
である。また、IPQ類のエステルとは、前記の一般式
(I)においてR1 、R2 、R3が水素、アルキル、ア
リル、プロパギル、ベンジル、フェニルおよびアルコキ
シカルボニルメチル基を示し、そのすべてが水素の場合
を除けばよく、IPQ類−1,3,9−トリエステル、
IPQ類−1,3−ジエステル(R3 =H)、IPQ類
−1,9−ジエステル(R2 =H)、IPQ類−3,9
−ジエステル(R1=H)、IPQ類−1−エステル
(R2 =R3 =H)、IPQ類−3−エステル(R1=
R3=H)、IPQ類−9−エステル(R1=R2=H)
があるが、そのエステルの種類は、互いに同じでも異な
っていても良い。本発明に係わるIPQ類のエステル化
合物として以下の化合物を挙げることが出来る。
【0028】化合物1:IPQ−1,3,9−トリメチ
ルエステル(IPQ−TME) 7,10−ジヒドロ−1,3,9−トリメトキシカルボ
ニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン 化合物2:IPQ−3,9−ジメチルエステル(IPQ
−3,9−DME) 1−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−3,9−ジメト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物3:IPQ−1,9−ジメチルエステル(IPQ
−1,9−DME) 3−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−1,9−ジメト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物4:IPQ−9−メチルエステル(IPQ−9−
ME) 1,3−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−9−メト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物5:IPQ−3−メチルエステル(IPQ−3−
ME) 1,9−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−3−メト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物6:IPQ−1,3,9−トリアリルエステル
(IPQ−TAE) 1,3,9−トリアリロキシカルボニル−7,10−ジ
ヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピ
ロロ[2,3−f]キノリン 化合物7:IPQ−9−アリルエステル(IPQ−9−
AE) 9−アリロキシカルボニル−1,3−ジカルボキシ−
7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物8:IPQ−1,3,9−トリステアリルエステ
ル(IPQ−TSE) 7,10−ジヒドロ−1,3,9−トリオクタデシロキ
シカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−i
j]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物9:IPQ−9−ステアリルエステル(IPQ−
9−SE) 1,3−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−9−オク
タデシロキシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物10:IPQ−1,3−ジイソプロピルエステル
(IPQ−DIPE) 9−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−1,3−ビス
(1−メチルエチロキシカルボニル)−7−オキソ−イ
ミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノ
リン
ルエステル(IPQ−TME) 7,10−ジヒドロ−1,3,9−トリメトキシカルボ
ニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピロ
ロ[2,3−f]キノリン 化合物2:IPQ−3,9−ジメチルエステル(IPQ
−3,9−DME) 1−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−3,9−ジメト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物3:IPQ−1,9−ジメチルエステル(IPQ
−1,9−DME) 3−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−1,9−ジメト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物4:IPQ−9−メチルエステル(IPQ−9−
ME) 1,3−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−9−メト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物5:IPQ−3−メチルエステル(IPQ−3−
ME) 1,9−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−3−メト
キシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−
ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物6:IPQ−1,3,9−トリアリルエステル
(IPQ−TAE) 1,3,9−トリアリロキシカルボニル−7,10−ジ
ヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−ij]ピ
ロロ[2,3−f]キノリン 化合物7:IPQ−9−アリルエステル(IPQ−9−
AE) 9−アリロキシカルボニル−1,3−ジカルボキシ−
7,10−ジヒドロ−7−オキソ−イミダゾ[4,5,
1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物8:IPQ−1,3,9−トリステアリルエステ
ル(IPQ−TSE) 7,10−ジヒドロ−1,3,9−トリオクタデシロキ
シカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,5,1−i
j]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物9:IPQ−9−ステアリルエステル(IPQ−
9−SE) 1,3−ジカルボキシ−7,10−ジヒドロ−9−オク
タデシロキシカルボニル−7−オキソ−イミダゾ[4,
5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノリン 化合物10:IPQ−1,3−ジイソプロピルエステル
(IPQ−DIPE) 9−カルボキシ−7,10−ジヒドロ−1,3−ビス
(1−メチルエチロキシカルボニル)−7−オキソ−イ
ミダゾ[4,5,1−ij]ピロロ[2,3−f]キノ
リン
【0029】上記化合物の製造法について以下に詳しく
述べる。化合物1〜9のIPQエステルは、対応するP
QQのエステル化合物をグリシンあるいはホルマリン/
塩化アンモニウムで処理することにより合成することが
できる。それらPQQエステルの合成は、PQQまたは
PQQのトリエステルから選択的なエステル化または加
水分解、さらにはそれらの適宜な組み合わせによって得
ることが出来る。上記のエステル化には、アルコールを
用いた酸触媒による反応、アルキルハライドと塩基を用
いる反応、更にアルコールまたはアルコキシドと2−ハ
ロビリジニューム塩、ジカルボニルイミダゾール、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド等の反応助剤を用いる反応
などによって行うことが出来る。また加水分解反応に
は、塩基または酸性条件下の反応以外に、ヨウ化トリメ
チルシリル、ヨウ化リチウム、ハロゲン化アルミニウム
/アルキルチオール、臭化ほう素、青酸カリウム等の反
応試薬を用いることが出来る。また、化合物1、6、8
などのIPQトリエステルは、PQQトリエステルと同
様な方法でIPQより得ることが出来、化合物4、7、
9などのIPQエステルは、IPQトリエステルからそ
の選択的な加水分解によって合成することが出来る。化
合物10は化合物4から導かれるIPQモノメチルジイ
ソプロピルエステルを選択的に加水分解して合成するこ
とが出来る。IPQ類エステル化合物の精製は、適宜抽
出、再結晶、シリカゲルクロマトグラフィー、逆相クロ
マトグラフィー、ゲル濾過、濃縮、遠心、乾燥等の操作
を行うことによってこれを行うことが可能である。IP
Q類エステル化合物の同定は元素分析、核磁気共鳴スペ
クトル、赤外吸収スペクトルおよび紫外・可視吸収スペ
クトルなどの手段が用いられる。またIPQ類エステル
化合物の定量は、高速液体クロマトグラフィーにより行
なうことが出来る。IPQエステル化合物の物性を以下
に示す。
述べる。化合物1〜9のIPQエステルは、対応するP
QQのエステル化合物をグリシンあるいはホルマリン/
塩化アンモニウムで処理することにより合成することが
できる。それらPQQエステルの合成は、PQQまたは
PQQのトリエステルから選択的なエステル化または加
水分解、さらにはそれらの適宜な組み合わせによって得
ることが出来る。上記のエステル化には、アルコールを
用いた酸触媒による反応、アルキルハライドと塩基を用
いる反応、更にアルコールまたはアルコキシドと2−ハ
ロビリジニューム塩、ジカルボニルイミダゾール、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド等の反応助剤を用いる反応
などによって行うことが出来る。また加水分解反応に
は、塩基または酸性条件下の反応以外に、ヨウ化トリメ
チルシリル、ヨウ化リチウム、ハロゲン化アルミニウム
/アルキルチオール、臭化ほう素、青酸カリウム等の反
応試薬を用いることが出来る。また、化合物1、6、8
などのIPQトリエステルは、PQQトリエステルと同
様な方法でIPQより得ることが出来、化合物4、7、
9などのIPQエステルは、IPQトリエステルからそ
の選択的な加水分解によって合成することが出来る。化
合物10は化合物4から導かれるIPQモノメチルジイ
ソプロピルエステルを選択的に加水分解して合成するこ
とが出来る。IPQ類エステル化合物の精製は、適宜抽
出、再結晶、シリカゲルクロマトグラフィー、逆相クロ
マトグラフィー、ゲル濾過、濃縮、遠心、乾燥等の操作
を行うことによってこれを行うことが可能である。IP
Q類エステル化合物の同定は元素分析、核磁気共鳴スペ
クトル、赤外吸収スペクトルおよび紫外・可視吸収スペ
クトルなどの手段が用いられる。またIPQ類エステル
化合物の定量は、高速液体クロマトグラフィーにより行
なうことが出来る。IPQエステル化合物の物性を以下
に示す。
【0030】IPQ−TMEの物性 1)融点:250℃以上(分解) 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3450br,m, 3178w , 2960 w , 1731 s , 1662 vs , 1512
m, 1259 vs ,1234s , 991 m 3) 1H−NMRスペクトル( δ値,ppm):3.99(s,3H),
4.14(s,3H),4.17(s,3H),7.64(d,J=2.2Hz,1H),8.49
(s,1H),9.37(s,1H),12.50(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 258,275,413 sh,430(ε=15,900)
m, 1259 vs ,1234s , 991 m 3) 1H−NMRスペクトル( δ値,ppm):3.99(s,3H),
4.14(s,3H),4.17(s,3H),7.64(d,J=2.2Hz,1H),8.49
(s,1H),9.37(s,1H),12.50(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 258,275,413 sh,430(ε=15,900)
【0031】IPQ−3,9−DMEの物性 1)融点:250℃以上(分解) 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3234br,w,1722s ,1662s ,1444m ,1257vs,931 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):3.95(s,3H),
4.14(s,3H), 7.41(d,J=2Hz,1H),8.62(s,1H),9.29(s,1
H),12.75(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(アセトニ
トリル中) 254, 278, 416
4.14(s,3H), 7.41(d,J=2Hz,1H),8.62(s,1H),9.29(s,1
H),12.75(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(アセトニ
トリル中) 254, 278, 416
【0032】IPQ−1,9−DMEの物性 1)融点:300℃以上(分解) 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3431br,m,3271br,w,2980w ,1714s ,1645vs,125
1vs,995 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):3.99(s,3H),
4.20(s,3H),7.43(d,J=2Hz,1H),8.41(s,1H),9.57(s,1
H),13.53(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(アセトニ
トリル中) 255,276,417
1vs,995 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):3.99(s,3H),
4.20(s,3H),7.43(d,J=2Hz,1H),8.41(s,1H),9.57(s,1
H),13.53(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(アセトニ
トリル中) 255,276,417
【0033】IPQ−9−MEの物性 1)融点:300℃以上(分解) 2)IRスペクトル(νmax 値,cm -1):(KBr) 3380br,m,3172w ,2985m , 1705s ,1639vs,1497m ,
1255vs,998 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):3.91(s,3H),
7.37(d,J=2Hz,1H),8.62(s,1H),9.68(s,1H),13.89(b
r,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 257,278,417
1255vs,998 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):3.91(s,3H),
7.37(d,J=2Hz,1H),8.62(s,1H),9.68(s,1H),13.89(b
r,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 257,278,417
【0034】IPQ−3−MEの物性 1)融点:280℃以上(分解) 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3420br,m,3155w ,1722s ,1626s ,1591s ,1444s ,
1232vs,939 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.06(s,3H),
7.28(d,J=2Hz,1H),8.33(s,1H),9.23(s,1H),13.19(b
r,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 255,277,421
1232vs,939 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.06(s,3H),
7.28(d,J=2Hz,1H),8.33(s,1H),9.23(s,1H),13.19(b
r,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 255,277,421
【0035】IPQ−TAEの物性 1)融点:177〜179℃以上 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3160 m ,2920s ,1700s ,1650s ,1410m ,1360m ,1
300m ,1210vs,1085 m ,970 m ,920 m ,850 w ,75
0 w ,640 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.8-6.3(m,15
H),7.31(d,J=1.5Hz,1H),8.39(s,1H),9.25(s,1H),1
2.50(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 258(ε=20,300),277(16,400),414 sh(10,700) ,432
(ε=12,900)
300m ,1210vs,1085 m ,970 m ,920 m ,850 w ,75
0 w ,640 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.8-6.3(m,15
H),7.31(d,J=1.5Hz,1H),8.39(s,1H),9.25(s,1H),1
2.50(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 258(ε=20,300),277(16,400),414 sh(10,700) ,432
(ε=12,900)
【0036】IPQ−9−AEの物性 1)融点:250℃以上 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3140w ,1705s ,1620m ,1590m ,1230vs,1180m ,99
0 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.86(m,2H),
5.3-5.6(m,2H),5.9-6.3(m,1H),7.25(s,1H),8.25(s,1
H),9.24(s,1H),13.17(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(エタノー
ル中) 253,277,406
0 m 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):4.86(m,2H),
5.3-5.6(m,2H),5.9-6.3(m,1H),7.25(s,1H),8.25(s,1
H),9.24(s,1H),13.17(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax 値,nm):(エタノー
ル中) 253,277,406
【0037】IPQ−TSEの物性 1)融点:105−110℃ 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1): (KBr) 2920vs,2850s ,1714s ,1657s ,1254s 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):0.83(t-like,9
H),1.24(m,90H),1.88(m,6H),4.52(m,6H),7.57(s,1
H),8.42(s,1H),12.73(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(エタノー
ル中) 258,278,415 sh,434
H),1.24(m,90H),1.88(m,6H),4.52(m,6H),7.57(s,1
H),8.42(s,1H),12.73(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(エタノー
ル中) 258,278,415 sh,434
【0038】IPQ−9−SEの物性 1)融点:250℃ 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3150w ,2920s ,2850s ,1705s ,1620m ,1590s ,12
40vs,990 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):0.87(t-like,3
H),1.26(m,32H),4.41(m,2H),7.36(s,1H),8.55(s,1
H),9.42(s,1H),13.20(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(エタノー
ル中) 253,277,412
40vs,990 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):0.87(t-like,3
H),1.26(m,32H),4.41(m,2H),7.36(s,1H),8.55(s,1
H),9.42(s,1H),13.20(br,1H) 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(エタノー
ル中) 253,277,412
【0039】IPQ−1,3−DIPEの物性 1)融点:300℃(分解) 2)IRスペクトル(νmax値,cm -1):(KBr) 3500br,m,3263w ,2985m ,1705s ,1653s ,1308m ,
1255s ,1230vs,1101s ,831 w ,764 w ,648 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):1.46(d,J=6Hz,
6H),1.47(d,J=6Hz,6H),5.36(m,2H),6.79(s,1H),8.2
9(s,1H),9.18(s,1H), 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 251,274 sh,428
1255s ,1230vs,1101s ,831 w ,764 w ,648 w 3) 1H−NMRスペクトル(δ値,ppm):1.46(d,J=6Hz,
6H),1.47(d,J=6Hz,6H),5.36(m,2H),6.79(s,1H),8.2
9(s,1H),9.18(s,1H), 4)可視・紫外部スペクトル(λmax値,nm):(アセトニ
トリル中) 251,274 sh,428
【0040】本発明のIPQ類およびそのエステル類
は、経口または非経口のいずれの投与形態も可能であ
る。経口投与の場合は、カプセル剤、錠剤、粉剤などの
通常の剤型で投与することができる。また、非経口投与
の場合には、注射剤、輸液剤などで投与される。さらに
徐放剤も効果的である。本発明の有効成分を製剤化する
には、界面活性剤、賦形剤、着色料、保存料、コーティ
ング助剤などの添加剤が適宜使用される。また、他の薬
剤との併用も可能である。また、投与量、投与回数は、
症状、年齢、体重、投与形態などによって異なるが、経
口投与する場合には、通常は成人に対し1日あたり1〜
500mg、非経口投与する場合には0.1〜100m
gを1回または数回に分けて投与することが出来る。
は、経口または非経口のいずれの投与形態も可能であ
る。経口投与の場合は、カプセル剤、錠剤、粉剤などの
通常の剤型で投与することができる。また、非経口投与
の場合には、注射剤、輸液剤などで投与される。さらに
徐放剤も効果的である。本発明の有効成分を製剤化する
には、界面活性剤、賦形剤、着色料、保存料、コーティ
ング助剤などの添加剤が適宜使用される。また、他の薬
剤との併用も可能である。また、投与量、投与回数は、
症状、年齢、体重、投与形態などによって異なるが、経
口投与する場合には、通常は成人に対し1日あたり1〜
500mg、非経口投与する場合には0.1〜100m
gを1回または数回に分けて投与することが出来る。
【0041】[PQQおよびIPQ類の急性毒性および
腎毒性試験] (1)急性毒性試験 1)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、PQQ・Na2およびIPQ
類をマウス1kg当り20、40、80、160および
200mgのそれぞれを腹腔投与し、14日間、25℃
で飼育した。IPQ類としては、IPQ、1−メチルプ
ロピルIPQ、2−メチルチオエチルIPQおよびベン
ジルIPQを用いた。なお、一群は8匹とした。その結
果、PQQ・Na220mg/kg投与および40mg
/kg投与ではマウスは死亡しなかったが、80mg投
与で5匹、160mg投与および200mg投与で8匹
全部死亡した。PQQ・Na2のLD50は 約70mg/
kgマウスであった。一方、IPQ類では全てのマウス
が死亡しなかった。 2)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、IPQをマウス1kg当り
0.1g、0.2g、0.4g、0.8g、あるいは
1.2gのそれぞれを腹腔投与し、14日間、25℃で
飼育した。なお、一群は8匹とした。IPQ0.1〜
0.4g投与ではすべてのマウスが死亡せず、0.8g
では2匹、1.0gでは3匹、1.2gでは6匹が死亡
した。LD50は約1.0g/kgマウスであった。 3)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、IPQをマウス1kg当り
1.0g、1.5gあるいは2.0gをそれぞれ経口投
与し、14日間、25℃で飼育した。一群は8匹とし
た。すべてのマウスは死亡しなかった。1)〜3)の結
果より、IPQ類はPQQに比べて毒性が著しく低下し
ていた。
腎毒性試験] (1)急性毒性試験 1)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、PQQ・Na2およびIPQ
類をマウス1kg当り20、40、80、160および
200mgのそれぞれを腹腔投与し、14日間、25℃
で飼育した。IPQ類としては、IPQ、1−メチルプ
ロピルIPQ、2−メチルチオエチルIPQおよびベン
ジルIPQを用いた。なお、一群は8匹とした。その結
果、PQQ・Na220mg/kg投与および40mg
/kg投与ではマウスは死亡しなかったが、80mg投
与で5匹、160mg投与および200mg投与で8匹
全部死亡した。PQQ・Na2のLD50は 約70mg/
kgマウスであった。一方、IPQ類では全てのマウス
が死亡しなかった。 2)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、IPQをマウス1kg当り
0.1g、0.2g、0.4g、0.8g、あるいは
1.2gのそれぞれを腹腔投与し、14日間、25℃で
飼育した。なお、一群は8匹とした。IPQ0.1〜
0.4g投与ではすべてのマウスが死亡せず、0.8g
では2匹、1.0gでは3匹、1.2gでは6匹が死亡
した。LD50は約1.0g/kgマウスであった。 3)SPF−ICRマウス 雄、5週齢(日本チャール
ズリバー株式会社製)に、IPQをマウス1kg当り
1.0g、1.5gあるいは2.0gをそれぞれ経口投
与し、14日間、25℃で飼育した。一群は8匹とし
た。すべてのマウスは死亡しなかった。1)〜3)の結
果より、IPQ類はPQQに比べて毒性が著しく低下し
ていた。
【0042】(2)腎毒性 1)尿検査による腎毒性 急性毒性試験と同様にして、PQQ・Na2およびIP
Q類を腹腔投与し、マウスを飼育した。毎日、マウスの
尿を採取し、臨床検査試薬(商品名 ウリステックスI
I、マイルス・三共株式会社製)を用いてグルコ−ス濃
度を調べた。表1に示すように、PQQ・Na2 を投与
したマウスの尿からは糖が検出されたが、IPQ類を投
与したマウスの尿からは糖が検出されなかった。すなわ
ち、PQQは腎毒性が認められたが、IPQ類では腎毒
性が認められなかった。
Q類を腹腔投与し、マウスを飼育した。毎日、マウスの
尿を採取し、臨床検査試薬(商品名 ウリステックスI
I、マイルス・三共株式会社製)を用いてグルコ−ス濃
度を調べた。表1に示すように、PQQ・Na2 を投与
したマウスの尿からは糖が検出されたが、IPQ類を投
与したマウスの尿からは糖が検出されなかった。すなわ
ち、PQQは腎毒性が認められたが、IPQ類では腎毒
性が認められなかった。
【0043】
【表1】
【0044】2)血液検査による腎毒性 (イ)急性毒性試験と同様にして、PQQ・Na2およ
びIPQ類を腹腔投与し、マウスを飼育した。投与1日
後に絶食(水は与える)し、さらに18時間後に採血し
て血清を得た。血清中のグルコ−ス、尿素態窒素および
クレアチニン(Creatinine)を臨床検査試薬(商品名
富士ドライケムスライド、富士写真フィルム株式会社
製)を用いて調べた。なお、各々の値は8匹の平均値で
示した。結果を表2に示す。PQQ・Na2投与では、
グルコ−スの大幅な減少、尿素態窒素およびクレアチニ
ンの大幅な増加がみられ、腎毒性が認められた。これに
対してIPQ類投与では、グルコ−ス、尿素態窒素およ
びクレアチニンのそれぞれの含有量は「無投与」の場合
と大差なかった。
びIPQ類を腹腔投与し、マウスを飼育した。投与1日
後に絶食(水は与える)し、さらに18時間後に採血し
て血清を得た。血清中のグルコ−ス、尿素態窒素および
クレアチニン(Creatinine)を臨床検査試薬(商品名
富士ドライケムスライド、富士写真フィルム株式会社
製)を用いて調べた。なお、各々の値は8匹の平均値で
示した。結果を表2に示す。PQQ・Na2投与では、
グルコ−スの大幅な減少、尿素態窒素およびクレアチニ
ンの大幅な増加がみられ、腎毒性が認められた。これに
対してIPQ類投与では、グルコ−ス、尿素態窒素およ
びクレアチニンのそれぞれの含有量は「無投与」の場合
と大差なかった。
【0045】
【表2】
【0046】(ロ)急性毒性試験と同様にして、IPQ
を150mg、 300mg、400mgあるいは60
0mg/kg腹腔投与し、マウスを1日飼育した。その
後、絶食(水は与える)し、さらに18時間後に採血し
て血清を得た。血清中のグルコ−ス、尿素態窒素および
クレアチニン(Creatinine)を臨床検査試薬(商品名
富士ドライケムスライド、富士写真フィルム製)を用い
て調べた。なお、各々の値は8匹の平均値で示した。結
果を表3に示す。IPQのいずれの投与量でも、グルコ
−ス、尿素態窒素およびクレアチニンのそれぞれの含有
量は「無投与」の場合と大差はなかった。
を150mg、 300mg、400mgあるいは60
0mg/kg腹腔投与し、マウスを1日飼育した。その
後、絶食(水は与える)し、さらに18時間後に採血し
て血清を得た。血清中のグルコ−ス、尿素態窒素および
クレアチニン(Creatinine)を臨床検査試薬(商品名
富士ドライケムスライド、富士写真フィルム製)を用い
て調べた。なお、各々の値は8匹の平均値で示した。結
果を表3に示す。IPQのいずれの投与量でも、グルコ
−ス、尿素態窒素およびクレアチニンのそれぞれの含有
量は「無投与」の場合と大差はなかった。
【0047】
【表3】 (イ)(ロ)の結果より、PQQは腎毒性が認められた
が、IPQ類は腎毒性が認められなかった。
が、IPQ類は腎毒性が認められなかった。
【0048】
【実施例】以下に、本発明に係わるIPQ類およびその
エステル体の活性酸素消去作用および活性酸素による各
種の障害に対する予防・治療作用を示す実施例を示す
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1IPQ類のスーパーオキシドの消去活性 ヒポキサンチン−キサンチン酸化酵素の系で産生させた
O2 - に対するIPQ類の消去活性を電子スピン共鳴
(以下ESRと略す)を用いたスピントラップ法(スピ
ントラップ剤として5,5-dimetyl-1-pyrroline-N-oxide
(以下DMPOと略す)を使用)で検討した。 下記の試薬を順次試験管に入れ 7) のヒポキサンチンを
添加撹拌し、反応を開始し、ESR測定用石英セルに移
した。反応開始1分後にESRを測定し、産生するO2
- を1/2に減少する薬剤濃度(IC50値)を比較し
た。なお、薬剤として、IPQ類および対照としてアス
コルビン酸を用い、各々、5種類の濃度でO2 - の消去
活性を調べIC50値を算出した。
エステル体の活性酸素消去作用および活性酸素による各
種の障害に対する予防・治療作用を示す実施例を示す
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。 実施例1IPQ類のスーパーオキシドの消去活性 ヒポキサンチン−キサンチン酸化酵素の系で産生させた
O2 - に対するIPQ類の消去活性を電子スピン共鳴
(以下ESRと略す)を用いたスピントラップ法(スピ
ントラップ剤として5,5-dimetyl-1-pyrroline-N-oxide
(以下DMPOと略す)を使用)で検討した。 下記の試薬を順次試験管に入れ 7) のヒポキサンチンを
添加撹拌し、反応を開始し、ESR測定用石英セルに移
した。反応開始1分後にESRを測定し、産生するO2
- を1/2に減少する薬剤濃度(IC50値)を比較し
た。なお、薬剤として、IPQ類および対照としてアス
コルビン酸を用い、各々、5種類の濃度でO2 - の消去
活性を調べIC50値を算出した。
【0049】 反応液 1)50mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.3) 50μl 2)10mM ジエチレントリアミン5酢酸(以下DTPAと略す) 10μl 3)キサンチン酸化酵素(2u/ml) 20μl 4)蒸留水 50μl 5)薬剤 50μl 6)900mM DMPO 10μl 7)7.3mM ヒポキサンチン 10μlESRの測定条件 磁場 236.1 ± 5mT 出力 10mW 変調 100kHz、0.079mT 応答時間 0.3秒 掃引時間 2分(10mTの間隔) 増幅比 500 結果を表4に示す。
【0050】
【表4】 IPQ類のIC50値は、アスコルビン酸のIC50値に比
べて1/5〜1/20であった。IPQ類のO2-の消去
活性はアスコルビン酸の5〜20倍と強いO2-消去活性
を有していた。
べて1/5〜1/20であった。IPQ類のO2-の消去
活性はアスコルビン酸の5〜20倍と強いO2-消去活性
を有していた。
【0051】実施例2IPQ類のヒドロキシラジカルの消去活性 H2O2───(Fe2+−DTPA)の系で産生させた・OHに対
するIPQ類の消去活性を実施例1と同様な方法で検討
した。 H2O2 +Fe2+−DTPAcomplex → ・OH + OH -+ Fe3+
−DTPAcomplex 下記の試薬を順次試験管に入れ6)のH2O2を添加撹拌
し、反応を開始し、ESR測定用石英セルに移した。反
応開始1分後にESRを測定し、産生する・OHを1/
2濃度にする薬剤濃度(IC50値)を比較した。なお、
薬剤として、IPQ類および対照としてアスコルビン酸
を用い、各々、5種類の濃度で・OHの消去活性を調べ
IC50値を算出した。 反応液 1)50mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.3) 50μl 2)1mM DTPA-Fe2+ 錯体 10μl 3)蒸留水 70μl 4)薬剤 50μl 5)900mM DMPO 10μl 6)10 mM H2O2 10μlESRの測定条件 磁場 336±5mT 出力 10mW 変調 100kHz、0.1mT 応答時間 0.1秒 掃引時間 1分(10mTの間隔) 増幅比 125 結果を表5に示す。
するIPQ類の消去活性を実施例1と同様な方法で検討
した。 H2O2 +Fe2+−DTPAcomplex → ・OH + OH -+ Fe3+
−DTPAcomplex 下記の試薬を順次試験管に入れ6)のH2O2を添加撹拌
し、反応を開始し、ESR測定用石英セルに移した。反
応開始1分後にESRを測定し、産生する・OHを1/
2濃度にする薬剤濃度(IC50値)を比較した。なお、
薬剤として、IPQ類および対照としてアスコルビン酸
を用い、各々、5種類の濃度で・OHの消去活性を調べ
IC50値を算出した。 反応液 1)50mM リン酸ナトリウム緩衝液(pH7.3) 50μl 2)1mM DTPA-Fe2+ 錯体 10μl 3)蒸留水 70μl 4)薬剤 50μl 5)900mM DMPO 10μl 6)10 mM H2O2 10μlESRの測定条件 磁場 336±5mT 出力 10mW 変調 100kHz、0.1mT 応答時間 0.1秒 掃引時間 1分(10mTの間隔) 増幅比 125 結果を表5に示す。
【0052】
【表5】 IPQ類のIC50値は、アスコルビン酸のIC50値とほ
ぼ同程度であった。IPQ類はアスコルビン酸と同様強
い・OHの消去活性を有していた。
ぼ同程度であった。IPQ類はアスコルビン酸と同様強
い・OHの消去活性を有していた。
【0053】実施例3 ウィスターラット(雄、7週齢、体重約220g、日本
チャールズリバー株式会社より購入)から、コラゲナー
ゼ還流法(Seglen P.O.、Methods Cell Biol.,13, 29-8
3 (1976))により肝細胞を得た。その細胞を1.4×1
06コ/mlになるように、Krebs-Ringer溶液中に浮遊
しこの細胞液100μl、DMSOに溶液した200mM
のCCl4 溶液を50μl、10μMのlucigenin(Ald
rich、U.S.A)を100μl、薬剤液50μlおよびKre
bs-Ringer液700μlを加え、全体量を1 として3
7℃で20分間反応させ、化学発光を行わせ、発光量を
luminometer(Laboratorium Berthold、Model LB 950
5、Germany)を用いて測定し、反応20分間の化学発光
量を測定した。なお、薬剤液としては、IPQあるいは
2−メチルチオエチルIPQをDMSOに500μg/
mlになるように溶解したものを用い、対照はDMSO
を用いた。IPQあるいは2−メチルチオエチルIPQ
を添加することにより無添加に比べて、発光量はそれぞ
れ、56.3±0.6%、57.9±2.1%に低下し
た。なお、実験は3回行った。IPQおよび2−メチル
チオエチルIPQは、CCl4に由来するラジカルを強
力に消去した。Krebs-Ringer溶液 120mM NaCl、4.8mM KCl、11mM
グルコース、0.54mM CaCl2・4H2 Oお
よび1.2mM MgSO4・7H2Oを含有する15.
6mMリン酸緩衝液。
チャールズリバー株式会社より購入)から、コラゲナー
ゼ還流法(Seglen P.O.、Methods Cell Biol.,13, 29-8
3 (1976))により肝細胞を得た。その細胞を1.4×1
06コ/mlになるように、Krebs-Ringer溶液中に浮遊
しこの細胞液100μl、DMSOに溶液した200mM
のCCl4 溶液を50μl、10μMのlucigenin(Ald
rich、U.S.A)を100μl、薬剤液50μlおよびKre
bs-Ringer液700μlを加え、全体量を1 として3
7℃で20分間反応させ、化学発光を行わせ、発光量を
luminometer(Laboratorium Berthold、Model LB 950
5、Germany)を用いて測定し、反応20分間の化学発光
量を測定した。なお、薬剤液としては、IPQあるいは
2−メチルチオエチルIPQをDMSOに500μg/
mlになるように溶解したものを用い、対照はDMSO
を用いた。IPQあるいは2−メチルチオエチルIPQ
を添加することにより無添加に比べて、発光量はそれぞ
れ、56.3±0.6%、57.9±2.1%に低下し
た。なお、実験は3回行った。IPQおよび2−メチル
チオエチルIPQは、CCl4に由来するラジカルを強
力に消去した。Krebs-Ringer溶液 120mM NaCl、4.8mM KCl、11mM
グルコース、0.54mM CaCl2・4H2 Oお
よび1.2mM MgSO4・7H2Oを含有する15.
6mMリン酸緩衝液。
【0054】実施例4 ICRマウス(日本チャールズリバー株式会社より購
入)雄、6週齢を70匹用意し、10匹づつ7群(A〜
G)に分けた。すべてのマウスを16時間絶食させ、C
群には、生理食塩水に溶解した1.75mg/ のPQ
Q・Na2、D群にはオリーブ油に溶解した1.75m
g/mlの補酵素Q10、E群にはオリーブ油に溶解した
1.75 mg/mlのαートコフェロール、F群には
生理食塩水に溶解した1.75mg/mlのIPQ、G
群にはオリーブ油に溶解した1.75mg/mlのIP
Q−9−MEをそれぞれ0.2mlづつ腹腔内へ投与し
た。投与量は、それぞれ10mg/kgマウスである。
投与45分後に、生理食塩水に3.5mg/mlになる
ように溶解したLipopolysaccharide W(E. coli 0111:
B4、Sigma社製)をB〜G群の全マウスに0.2mlづ
つ腹腔内へ投与した。投与量はLPSとして、20mg
/kgマウス(リピッドAとして2.1mg/kgマウ
ス)である。その後、すべてのマウスに市販固形飼料を
与え3日間25℃で飼育した。表6に、マウスの死亡経
過および生存率を示した。IPQ類は、PQQ・N
a2、補酵素Q10、αートコフェロールに比して著しく
エンドトキシンショックに対して予防効果があることが
わかる。
入)雄、6週齢を70匹用意し、10匹づつ7群(A〜
G)に分けた。すべてのマウスを16時間絶食させ、C
群には、生理食塩水に溶解した1.75mg/ のPQ
Q・Na2、D群にはオリーブ油に溶解した1.75m
g/mlの補酵素Q10、E群にはオリーブ油に溶解した
1.75 mg/mlのαートコフェロール、F群には
生理食塩水に溶解した1.75mg/mlのIPQ、G
群にはオリーブ油に溶解した1.75mg/mlのIP
Q−9−MEをそれぞれ0.2mlづつ腹腔内へ投与し
た。投与量は、それぞれ10mg/kgマウスである。
投与45分後に、生理食塩水に3.5mg/mlになる
ように溶解したLipopolysaccharide W(E. coli 0111:
B4、Sigma社製)をB〜G群の全マウスに0.2mlづ
つ腹腔内へ投与した。投与量はLPSとして、20mg
/kgマウス(リピッドAとして2.1mg/kgマウ
ス)である。その後、すべてのマウスに市販固形飼料を
与え3日間25℃で飼育した。表6に、マウスの死亡経
過および生存率を示した。IPQ類は、PQQ・N
a2、補酵素Q10、αートコフェロールに比して著しく
エンドトキシンショックに対して予防効果があることが
わかる。
【0055】
【表6】
【0056】実施例5四塩化炭素(CCl4)誘発肝障害に対するIPQ類の
薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャー
ルズリバー(株)より購入)を35匹用意し、5匹づつ
7群(A〜G)に分けた。全てのラットを16時間絶食
させ、C群にPQQ・Na2、D群にIPQ、E群に1
−メチルプロピルIPQ、F群に2−メチルチオエチル
IPQ、G群にベンジルIPQをそれぞれ5mg/kg
ラット(1.0mg/ml溶液を1.2mlづつ投与)
になるように腹腔内に投与し、さらに40分後にそれぞ
れ同量の供試化合物を投与した。なお、A、B群には生
理食塩水1.1mlを供試化合物の代わりに腹腔内に投
与した。さらに、20分後にB〜G群のラットに10%
CCl4液(オリーブ油に溶解)を胃内へ2.4mlづ
つ(CCl4として1ml/kgラット)投与した。A
群のラットは、供試化合物およびCCl4を投与しなか
った。CCl4を投与してから24時間後に、全てのラ
ットについて腹大動脈から採血を行い、遠心分離により
血清を得た。血清中のGPT、GOTおよび総ビリルビ
ン量を富士ドライケムスライドを用いて測定した。その
結果を表7に示す。なお、それぞれの値は5匹のラット
の平均値である。CCl4投与により増加したGPT、
GOTおよび総ビリルビン量はIPQ化合物の投与によ
りPQQ投与と同様にいずれも大幅に減少しており、I
PQ化合物は肝障害抑制効果があることがわかる。
薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャー
ルズリバー(株)より購入)を35匹用意し、5匹づつ
7群(A〜G)に分けた。全てのラットを16時間絶食
させ、C群にPQQ・Na2、D群にIPQ、E群に1
−メチルプロピルIPQ、F群に2−メチルチオエチル
IPQ、G群にベンジルIPQをそれぞれ5mg/kg
ラット(1.0mg/ml溶液を1.2mlづつ投与)
になるように腹腔内に投与し、さらに40分後にそれぞ
れ同量の供試化合物を投与した。なお、A、B群には生
理食塩水1.1mlを供試化合物の代わりに腹腔内に投
与した。さらに、20分後にB〜G群のラットに10%
CCl4液(オリーブ油に溶解)を胃内へ2.4mlづ
つ(CCl4として1ml/kgラット)投与した。A
群のラットは、供試化合物およびCCl4を投与しなか
った。CCl4を投与してから24時間後に、全てのラ
ットについて腹大動脈から採血を行い、遠心分離により
血清を得た。血清中のGPT、GOTおよび総ビリルビ
ン量を富士ドライケムスライドを用いて測定した。その
結果を表7に示す。なお、それぞれの値は5匹のラット
の平均値である。CCl4投与により増加したGPT、
GOTおよび総ビリルビン量はIPQ化合物の投与によ
りPQQ投与と同様にいずれも大幅に減少しており、I
PQ化合物は肝障害抑制効果があることがわかる。
【0057】
【表7】
【0058】実施例6D−ガラクトサミン誘発肝障害に対するIPQ化合物の
薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャー
ルズリバー(株)より購入)を35匹用意し、5匹づつ
7群(A〜G)に分けた。全てのラットを16時間絶食
させ、C群にPQQ・Na2、D群にIPQ、E群に1
−メチルプロピルIPQ、F群に2−メチルチオエチル
IPQ、G群にベンジルIPQをそれぞれ5mg/kg
ラット(1.0mg/ml溶液を1.2mlづつ投与)
になるように腹腔内に投与し、さらに40分後にそれぞ
れ同量の供試化合物を投与した。なお、A、B群には生
理食塩水1.1mlを供試化合物の代わりに腹腔内に投
与した。さらに、20分後にB〜G群のラットにD−ガ
ラクトサミンを0.2ml含む液を1.2mlづつ(D
−ガラクトサミンとして1g/kgラット)を皮下投与
した。A群のラットには、IPQ化合物およびD−ガラ
クトサミンを投与しなかった。D−ガラクトサミンを投
与してから24時間後に、全てのラットについて腹大動
脈から採血を行い、遠心分離により血清を得た。血清中
のGPT、GOTおよび総ビリルビン量を富士ドライケ
ムスライドを用いて測定した。その結果を表8に示す。
なお、それぞれの値は5匹のラットの平均値である。D
−ガラクトサミンの投与により増加したGPT,GOT
はIPQ化合物の投与によりPQQ投与と同様に減少し
ており、IPQ化合物は肝障害抑制効果があることがわ
かる。
薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャー
ルズリバー(株)より購入)を35匹用意し、5匹づつ
7群(A〜G)に分けた。全てのラットを16時間絶食
させ、C群にPQQ・Na2、D群にIPQ、E群に1
−メチルプロピルIPQ、F群に2−メチルチオエチル
IPQ、G群にベンジルIPQをそれぞれ5mg/kg
ラット(1.0mg/ml溶液を1.2mlづつ投与)
になるように腹腔内に投与し、さらに40分後にそれぞ
れ同量の供試化合物を投与した。なお、A、B群には生
理食塩水1.1mlを供試化合物の代わりに腹腔内に投
与した。さらに、20分後にB〜G群のラットにD−ガ
ラクトサミンを0.2ml含む液を1.2mlづつ(D
−ガラクトサミンとして1g/kgラット)を皮下投与
した。A群のラットには、IPQ化合物およびD−ガラ
クトサミンを投与しなかった。D−ガラクトサミンを投
与してから24時間後に、全てのラットについて腹大動
脈から採血を行い、遠心分離により血清を得た。血清中
のGPT、GOTおよび総ビリルビン量を富士ドライケ
ムスライドを用いて測定した。その結果を表8に示す。
なお、それぞれの値は5匹のラットの平均値である。D
−ガラクトサミンの投与により増加したGPT,GOT
はIPQ化合物の投与によりPQQ投与と同様に減少し
ており、IPQ化合物は肝障害抑制効果があることがわ
かる。
【0059】
【表8】
【0060】実施例7四塩化炭素(CCl4)誘発肝障害に対するIPQ−9−M
E類の薬理効果(1) SDラット(雄、7週齢、体重約220g、日本チャ−
ルズリバ−(株)より購入)を25匹用意し、5匹づつ
5群(A〜E)に分けた。全てのラットを16時間絶
食させ、C群にIPQ−9−MEを0.4mg/ml含
む液を1.1ml、D群にIPQ−9−MEを1.0m
g/ml含む液を1.1mlおよびE群にIPQ−9−
MEを2.0mg/ml含む液を1.1ml、それぞれ
のラットの経口内へ投与し、さらに40分後にそれぞれ
同量のIPQ−9−MEを経口内へ投与した。なお、B
群には生理食塩水を1.1ml、IPQ−9−ME液の
代わりに腹内投与した。さらに20分後に、B〜E群の
ラットに10%CCl4 液を腹腔内へ 2.2mlづつ
投与した。A群のラットは、IPQ−9−MEおよび
CCl4 を投与しなかった。IPQ−9−MEおよびC
Cl4はオリーブ油に溶解して用いた。CCl4 を投与
してから24時間後に、全てのラットについて腹大動脈
から採血を行い、遠心分離により血清を得た。血清中の
GPT、GOTおよび総ビリルビン量を富士ドライケム
スライドを用いて測定した。その結果を表9に示す。な
お、それぞれの値は5匹のラットの平均値である。CC
l4投与により、増加したGPT、GOTおよび総ビリ
ルビン量がIPQ−9−ME投与によりいずれも大幅に
減少しており、IPQ−9−MEは肝障害抑制効果があ
ることがわかる。
E類の薬理効果(1) SDラット(雄、7週齢、体重約220g、日本チャ−
ルズリバ−(株)より購入)を25匹用意し、5匹づつ
5群(A〜E)に分けた。全てのラットを16時間絶
食させ、C群にIPQ−9−MEを0.4mg/ml含
む液を1.1ml、D群にIPQ−9−MEを1.0m
g/ml含む液を1.1mlおよびE群にIPQ−9−
MEを2.0mg/ml含む液を1.1ml、それぞれ
のラットの経口内へ投与し、さらに40分後にそれぞれ
同量のIPQ−9−MEを経口内へ投与した。なお、B
群には生理食塩水を1.1ml、IPQ−9−ME液の
代わりに腹内投与した。さらに20分後に、B〜E群の
ラットに10%CCl4 液を腹腔内へ 2.2mlづつ
投与した。A群のラットは、IPQ−9−MEおよび
CCl4 を投与しなかった。IPQ−9−MEおよびC
Cl4はオリーブ油に溶解して用いた。CCl4 を投与
してから24時間後に、全てのラットについて腹大動脈
から採血を行い、遠心分離により血清を得た。血清中の
GPT、GOTおよび総ビリルビン量を富士ドライケム
スライドを用いて測定した。その結果を表9に示す。な
お、それぞれの値は5匹のラットの平均値である。CC
l4投与により、増加したGPT、GOTおよび総ビリ
ルビン量がIPQ−9−ME投与によりいずれも大幅に
減少しており、IPQ−9−MEは肝障害抑制効果があ
ることがわかる。
【0061】
【表9】
【0062】実施例8 D−ガラクトサミン誘発肝障害に対するIPQ−9−M
E類の薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャ−
ルズリバ−(株)より購入)を30匹用意し、5匹づつ
6群(A〜F)に分けた。全てのラットを18時間絶食
させ、C群にIPQ−9−MEを0.4mg/ml含む
液を1.2ml、D群にIPQ−9−MEを1.0mg
/ml含む液を1.2ml、E群にIPQ−9−MEを
2.0mg/ml含む液を1.2mlおよびF群にIP
Q−9−MEを3.0mg/ml含む液を1.2ml、
それぞれのラットの腹腔内へ投与し、さらに40分後に
それぞれ同量のIPQ−9−MEを腹腔内へ投与した。
なお、B群には生理食塩水1.2mlをIPQ−9−M
E液の代わりに経口投与した。さらに20分後に、B〜
F群のラットにD−ガラクトサミンを0.2mg/ml
含む液を1.2mlづつ皮下投与した。A群のラット
は、IPQ−9−MEおよびD−ガラクトサミンを投与
しなかった。D−ガラクトサミンを投与してから24時
間後に全てのラットについて、腹大動脈から採血を行
い、遠心分離により血清を得た。血清中のGPT、GO
Tおよび総ビリルビン量を富士ドライケムスライドを用
いて測定した。その結果を表10に示す。なお、それぞ
れの値は5匹のラットの平均値である。D−ガラクトサ
ミンの投与により増加したGPTおよびGOTがいずれ
もIPQ−9−ME投与により減少しており、IPQ−
9−MEは肝障害抑制効果があることがわかる。
E類の薬理効果 SDラット(雄、7週齢、体重約240g、日本チャ−
ルズリバ−(株)より購入)を30匹用意し、5匹づつ
6群(A〜F)に分けた。全てのラットを18時間絶食
させ、C群にIPQ−9−MEを0.4mg/ml含む
液を1.2ml、D群にIPQ−9−MEを1.0mg
/ml含む液を1.2ml、E群にIPQ−9−MEを
2.0mg/ml含む液を1.2mlおよびF群にIP
Q−9−MEを3.0mg/ml含む液を1.2ml、
それぞれのラットの腹腔内へ投与し、さらに40分後に
それぞれ同量のIPQ−9−MEを腹腔内へ投与した。
なお、B群には生理食塩水1.2mlをIPQ−9−M
E液の代わりに経口投与した。さらに20分後に、B〜
F群のラットにD−ガラクトサミンを0.2mg/ml
含む液を1.2mlづつ皮下投与した。A群のラット
は、IPQ−9−MEおよびD−ガラクトサミンを投与
しなかった。D−ガラクトサミンを投与してから24時
間後に全てのラットについて、腹大動脈から採血を行
い、遠心分離により血清を得た。血清中のGPT、GO
Tおよび総ビリルビン量を富士ドライケムスライドを用
いて測定した。その結果を表10に示す。なお、それぞ
れの値は5匹のラットの平均値である。D−ガラクトサ
ミンの投与により増加したGPTおよびGOTがいずれ
もIPQ−9−ME投与により減少しており、IPQ−
9−MEは肝障害抑制効果があることがわかる。
【0063】
【表10】
【0064】実施例9ヒドロコーチゾン誘発鶏卵白内障に対するIPQ類の薬
理効果 白色レグホン種の受精鶏卵を温度37℃、湿度70%の
ふ卵器中でふ卵した。ふ卵開始日を1日齢とし、15日
齢の鶏卵を25個用意し、5個づつ5群(A〜E)に分
けた。B〜E群には、鶏卵の気質上部卵殻に小穴を開
け、気室内にコハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムを
0.25μmol/0.2ml投与し、その後セロハン
テープにて封入した。C〜E群には、コハク酸ヒドロコ
ルチゾンナトリウム投与後3、10および20時間後に
それぞれ下記の薬剤を1μmol/0.2ml投与し
た。C群には、PQQ−Na2を蒸留水に溶解したもの
を、D群には、IPQを10mM NaHCO3溶液に
溶解したものを、また、E群には、メチルIPQを10
mM NaHCO3溶液に溶解したものをそれぞれ投与
した。コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムを投与後4
8時間後に、水晶体を取り出し、西郡らの方法( Nishi
gori ら、 Inbestigative Ophthalmology & Visual Sci
ence 、第25巻、1051頁、1984年)による判定基準で白
内障の判定を行った。 判定基準 I :水晶体に濁りなし II:かすかな不透明のリングがある。 III :明白な白濁リングがある。 IV:ピンホーサイズの白濁が核にある。 V :核全体が白濁している。 結果を表11に示す。
理効果 白色レグホン種の受精鶏卵を温度37℃、湿度70%の
ふ卵器中でふ卵した。ふ卵開始日を1日齢とし、15日
齢の鶏卵を25個用意し、5個づつ5群(A〜E)に分
けた。B〜E群には、鶏卵の気質上部卵殻に小穴を開
け、気室内にコハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムを
0.25μmol/0.2ml投与し、その後セロハン
テープにて封入した。C〜E群には、コハク酸ヒドロコ
ルチゾンナトリウム投与後3、10および20時間後に
それぞれ下記の薬剤を1μmol/0.2ml投与し
た。C群には、PQQ−Na2を蒸留水に溶解したもの
を、D群には、IPQを10mM NaHCO3溶液に
溶解したものを、また、E群には、メチルIPQを10
mM NaHCO3溶液に溶解したものをそれぞれ投与
した。コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムを投与後4
8時間後に、水晶体を取り出し、西郡らの方法( Nishi
gori ら、 Inbestigative Ophthalmology & Visual Sci
ence 、第25巻、1051頁、1984年)による判定基準で白
内障の判定を行った。 判定基準 I :水晶体に濁りなし II:かすかな不透明のリングがある。 III :明白な白濁リングがある。 IV:ピンホーサイズの白濁が核にある。 V :核全体が白濁している。 結果を表11に示す。
【0065】
【表11】 IPQ類は、PQQと同様明らかに白内障の改善作用を
示した。IPQ類は、ヒドロコルチゾンに由来する活性
酸素を消去しているものと考えられる。
示した。IPQ類は、ヒドロコルチゾンに由来する活性
酸素を消去しているものと考えられる。
【0066】
【発明の効果】IPQ及びそのエステル化合物は、強い
活性酸素消去作用を有することから、活性酸素に起因す
る各種の疾患に対する予防及び治療薬として利用され
る。
活性酸素消去作用を有することから、活性酸素に起因す
る各種の疾患に対する予防及び治療薬として利用され
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [ただし、Rは水素、カルバモイル基、フェニル基、4
−メチルフェニル基、炭素数1乃至4のアルキル基また
は水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メチルメ
ルカプト基、フェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、
メルカプト基、イミダゾリル基、アミノ基、グアニジノ
基、メトキシ基もしくはリン酸基で置換された炭素数1
乃至4のアルキル基を示す。ただし、R1、R2、R3は
水素,アルキル基、アリル基、プロパギル基、ベンジル
基、フェニル基およびアルコキシカルボニルメチル基を
示す]で示されるイミダゾピロロキノリン化合物を有効
成分として含有する活性酸素消去剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20047596A JPH1045594A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 活性酸素消去剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20047596A JPH1045594A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 活性酸素消去剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045594A true JPH1045594A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16424943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20047596A Pending JPH1045594A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 活性酸素消去剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1045594A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002512190A (ja) * | 1998-04-22 | 2002-04-23 | クリンゲ・ファルマ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | ビタミンpp化合物の使用 |
| WO2005089740A1 (ja) * | 2004-03-23 | 2005-09-29 | Kaneka Corporation | 血中持続性補酵素q組成物 |
| JP2007269769A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-10-18 | Ultizyme International Ltd | 神経変性疾患関連蛋白質凝集線維化抑制剤 |
| US7708990B2 (en) | 2004-03-23 | 2010-05-04 | Kaneka Corporation | Coenzyme Q compositions persisting in blood |
| JP2015189711A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 三菱瓦斯化学株式会社 | イミダゾピロロキノリン塩 |
| WO2022224776A1 (ja) * | 2021-04-22 | 2022-10-27 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 脂質減少促進剤 |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP20047596A patent/JPH1045594A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002512190A (ja) * | 1998-04-22 | 2002-04-23 | クリンゲ・ファルマ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | ビタミンpp化合物の使用 |
| WO2005089740A1 (ja) * | 2004-03-23 | 2005-09-29 | Kaneka Corporation | 血中持続性補酵素q組成物 |
| US7708990B2 (en) | 2004-03-23 | 2010-05-04 | Kaneka Corporation | Coenzyme Q compositions persisting in blood |
| JP2007269769A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-10-18 | Ultizyme International Ltd | 神経変性疾患関連蛋白質凝集線維化抑制剤 |
| JP2015189711A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 三菱瓦斯化学株式会社 | イミダゾピロロキノリン塩 |
| WO2022224776A1 (ja) * | 2021-04-22 | 2022-10-27 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 脂質減少促進剤 |
| JPWO2022224776A1 (ja) * | 2021-04-22 | 2022-10-27 | ||
| CN117177750A (zh) * | 2021-04-22 | 2023-12-05 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 脂质减少促进剂 |
| US20240207250A1 (en) * | 2021-04-22 | 2024-06-27 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Agent for promoting lipid reduction |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3631755B2 (ja) | ポリオキシエチレン含有脂質二本鎖誘導体 | |
| EP3176169A1 (en) | Positively charged water-soluble prodrugs of 1h-imidazo[4,5-c]quinolin-4-amines and related compounds with very high skin penetration rates | |
| JPH0794392B2 (ja) | 新規なテトラピロ−ルポリアミノモノカルボン酸医薬用組成物 | |
| KR20120087878A (ko) | 1,3-프로판디설포닉 애시드의 수송을 위한 방법, 화합물 및 조성물 | |
| US9365593B2 (en) | Photolabile caged transition metal complexes and methods of using the same | |
| ITMI980443A1 (it) | Composizioni farmaceutiche per l'ulcera | |
| CA2435484A1 (fr) | Association medicamenteuse d'une biguanine et d'un transporteur, par exemple de metformine et d'arginine | |
| JPH1045594A (ja) | 活性酸素消去剤 | |
| US5369112A (en) | Method of treating cataracts caused by active oxygen | |
| JPH02502543A (ja) | 新規6置換マイトマイシン類似体 | |
| US12569470B2 (en) | Vasodilator and use thereof | |
| JPH08503204A (ja) | 利尿剤としてのキサンチン誘導体 | |
| US20120329731A1 (en) | Therapeutic methods, compositions, and compounds | |
| US5061711A (en) | Method of curing liver diseases by using pyrrolo quinoline quinone triesters and novel pyrrolo quinoline quinone triesters | |
| US20040022734A1 (en) | Dihydroporphyrin derivatives and their uses | |
| JPH0578247A (ja) | 活性酸素消去剤 | |
| BRPI0620530A2 (pt) | sais e misturas de 9-oxioacridona-10-ácido acético e 1-alquilamina-1-deoxipolióis, composições farmacêuticas e métodos para tratamento | |
| CN116041349B (zh) | 一种黄嘌呤类化合物及其制备方法和在制备新冠病毒3cl蛋白酶抑制剂中的应用 | |
| KR900006132B1 (ko) | 젬-디할로-1,8-디아미노-4-아자-옥탄 및 이의 제조방법 | |
| US20080279776A1 (en) | Photosensitizers and MRI Enhancers | |
| JP2001512425A (ja) | 薬物ターゲティング | |
| JPH0578248A (ja) | 活性酸素消去剤 | |
| EP1655301B1 (en) | Cyclic bioisosters of purine system derivatives and a pharmaceutical composition based thereon | |
| FR3037955A1 (fr) | Ligands polydentates et complexes metalliques | |
| WO2002040507A2 (fr) | Nouveaux composes pour des applications a la radioimmunoscintigraphie et/ou a la radioimmunotherapie des cancers |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070829 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071226 |