JPH1045903A - フェノール縮合物の製造方法 - Google Patents
フェノール縮合物の製造方法Info
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- JPH1045903A JPH1045903A JP20744496A JP20744496A JPH1045903A JP H1045903 A JPH1045903 A JP H1045903A JP 20744496 A JP20744496 A JP 20744496A JP 20744496 A JP20744496 A JP 20744496A JP H1045903 A JPH1045903 A JP H1045903A
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Abstract
するフェノール縮合物の製造方法において、着色の少な
いフェノール縮合物の製造方法を提供する。 【解決手段】配位原子が窒素原子、リン原子、酸素原子
または硫黄原子である五座以上の配位子1個あたりの第
4〜11族遷移金属原子が、2個以上かつ該配位子の配
座数の1/6個より多い遷移金属多核錯体触媒を用い
て、フェノールを酸化剤存在下で酸化カップリングする
フェノール縮合物の製造方法。
Description
製造方法に関する。
プリングについては、既に銅、マンガン、コバルトなど
の遷移金属錯体を触媒として用いる方法が広く知られて
いる。さらに、2,6−ジメチルフェノールの酸化カッ
プリングで得られる縮合物の製造方法については、特開
平1−304119号公報等に記載されているような着
色改良を目的とした触媒も提案されている。
ングによる縮合物の製造に関しては、遷移金属錯体を触
媒として用いる方法として、特公昭36−18692号
公報、工業化学雑誌, 72巻, 10号, 106 (1969)、特公昭
48−17395号公報、さらには本発明者らが出願し
た特開平8−53545号公報がある。しかし、得られ
る縮合物は褐色を帯びており、実用時に問題となる色調
に関しては不十分であった。
ノールの酸化重合に酵素を触媒として用いる方法が提案
されている。しかし、得られた縮合物は淡黄白色との記
載があり、また、活性を発現させるために溶媒の種類や
反応温度が制限されるという欠点をあわせ持っていた。
換のフェノールを酸化剤存在下で酸化カップリングする
フェノール縮合物の製造方法において、着色の少ないフ
ェノール縮合物の製造方法を提供することにある。
て、本研究者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を行っ
た結果、特定の遷移金属多核錯体を触媒として、フェノ
ールを酸化カップリングすることにより、着色の少ない
フェノール縮合物を製造できることを見出し、本発明を
完成するに至った。
原子、酸素原子または硫黄原子である五座以上の配位子
1個あたりの第4〜11族遷移金属原子が、2個以上か
つ該配位子の配座数の1/6個より多い遷移金属多核錯
体触媒を用いて、フェノールを酸化剤存在下で酸化カッ
プリングするフェノール縮合物の製造方法に係るもので
ある。
原子または硫黄原子である五座以上の配位子1個あたり
の第4〜11族遷移金属原子が、2個以上かつ該配位子
の配座数の1/6個より多い遷移金属多核錯体触媒であ
る。本発明においては、必ずしも明確ではないが、かか
る多核錯体触媒を用いることによって、触媒1分子に対
してフェノール2分子以上が配位した活性錯体が形成さ
れ、フェノール同士の酸化カップリング反応が、着色の
原因となるフェノール分子と酸化剤等の副反応よりも有
利となると考えられる。
移金属原子は、元素の周期律表(IUPAC無機化学命
名法改訂版1989)の第4〜11族の遷移金属原子で
ある。好ましくは、第一遷移元素系列の遷移金属原子で
あり、さらに好ましくはバナジウム、マンガン、鉄、コ
バルト、ニッケル、銅である。特に好ましくは銅であ
る。該遷移金属の価数は、自然界に通常存するものを適
宜選択して使用することができ、例えばバナジウムの場
合は3〜5価を、マンガン、鉄、コバルトの場合は2ま
たは3価を、ニッケルの場合は2価を、銅の場合は1ま
たは2価等を用いることができる。該遷移金属多核錯体
のすべての遷移金属原子は同一であっても異なっていて
もよい。
座以上の配位子は、配位原子が窒素原子、リン原子、酸
素原子または硫黄原子である五座以上の配位子である。
本発明において配位子とは、化学大辞典(第1版、東京
化学同人、1989年)に記載の通り、ある原子に配位
結合で結合している分子またはイオンを指す。結合に直
接かかわっている原子を配位原子という。五座以上の配
位子は配位原子数が5個以上の配位子である。本発明の
遷移金属多核錯体触媒においては、このような多座の配
位子により、触媒1分子とフェノール2分子以上からな
る活性錯体の形成確率が高まり、またフェノールの酸化
カップリングに適した遷移金属原子まわりの環境が得ら
れる。
は、該配位子1個あたりの該遷移金属原子数が2個以上
かつ該配位子の配座数の1/6個より多くなければなら
ず、例えば5〜11座配位子の場合の遷移金属原子数は
2個以上であり、12〜17座配位子の場合は3個以上
である。好ましくは該配位子1個あたりの該遷移金属原
子数は、2個以上かつ該配位子の配座数の1/6個より
多く、該配位子の配座数個以下であり、さらに好ましく
は2個以上かつ該配位子の配座数の1/6個より多く、
該配位子の配座数の1/3個以下である。該配位子1個
あたりの該遷移金属原子数が該配位子の配座数の1/6
個以下の場合は、該遷移金属原子上に想定される反応活
性点が該配位子により塞がれ、触媒活性を失う場合があ
り好ましくない。
あってもイオンであってもよい。好ましく用いられる五
座以上の配位子は、中性分子または1価以上、配座数と
等価以下の陰イオンである。
窒素原子、リン原子、酸素原子または硫黄原子である五
座以上の配位子であり、多核錯体を形成可能であれば、
特に限定はない。かかる五座配位子の具体例としては、
1 ,3−ビス(サリシリデンアミノ)−2−プロパノー
ル、1 ,5−ビス(サリシリデンアミノ)−3−ペンタ
ノール、2,6−ビス[N−(2−ヒドロキシエチル)
イミノメチル]−4−ヘプタノン、2,6−ビス[N−
(2−ヒドロキシエチル)イミノメチル]−4−メチル
フェノール、2,6−ビス[N−(3−ヒドロキシプロ
ピル)イミノメチル]−4−メチルフェノール、2,6
−ビス[N−(2−ピリジルメチル)イミノメチル]−
4−メチルフェノール、2,6−ビス[N−(2−ジメ
チルアミノエチル)イミノメチル]−4−メチルフェノ
ール、2,6−ビス[N−(2−ピリジルメチル)アミ
ノメチル]−4−メチルフェノール等、あるいは、それ
らからプロトンを一つまたはそれ以上取り去って得られ
る陰イオン等を挙げることができる。
N,N’,N’−テトラキス(2−ヒドロキシエチル)
エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス
(2−ヒドロキシエチル)プロパンジアミン、N,N,
N’,N’−テトラキス(2−アミノエチル)エチレン
ジアミン、N,N,N’,N’−テトラキス(3−アミ
ノプロピル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−
テトラキス(3−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミ
ン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ジメチルア
ミノエチル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−
テトラキス(2−メルカプトエチル)エチレンジアミ
ン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−ピリジルメ
チル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラ
キス(2−ピリジルエチル)エチレンジアミン、N,
N,N’,N’−テトラキス(2−イミダゾリルメチ
ル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラキ
ス(2−ベンズイミダゾリルメチル)エチレンジアミ
ン、N,N,N’,N’−テトラキス(2−オキサゾリ
ルメチル)エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テ
トラキス(2−チアゾリルメチル)エチレンジアミン、
1,2−ビス[ビス(2−ヒドロキシエチル)ホスフィ
ノ]エタン、1,2−ビス[6’−ジ(ピリジ−2”−
イル)メチルピリジ−2’−イル]エタン、ペンタエチ
レンヘキサアミン、1,4,7,10,13,16−ヘ
キサメチル−1,4,7,10,13,16−ヘキサア
ザシクロオクタデカン、N,N''' −(ジフェニルホス
フィノエチル)−トリエチレンテトラミン、N,N’-
ビス[2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチル]マ
ロン酸アミド、N,N’−ビス[2−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)エチル]シュウ酸アミド、2,3−ビス
[2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルイミノ]
ブタン、2,4−ビス[2−(2−ヒドロキシエチルア
ミノ)エチルイミノ]ペンタン、N,N’−ビス[2−
(2−アミノエチルアミノ)エチル]マロン酸アミド、
N,N’−ビス(5−アミノ−3−ヒドロキシペンチ
ル)マロン酸アミド、1,3−ビス(3−ホルミル−5
−メチルサリチリデンアミノ)プロパン、11,13−
ジメチル−3,7,15,19−テトラアザトリシクロ
[19,3,1,19,13]ヘキサコサ−2,7,9,1
1,13(26),14,19,21(25),22,
24−デカエン−25,26−ジオール、N,N’−エ
チレンビス(3−カルボキシサリシリデンアミン)、
5、5’−(1,2−エタンジイルジニトリロ)ビス
(1−フェニル−1,3−ヘキサンジオン)等、あるい
は、それらからプロトンを一つまたはそれ以上取り去っ
て得られる陰イオン等を挙げることができる。
ス[ビス(2−ピリジルメチル)アミノメチル]−4−
メチルフェノール、2,6−ビス[ビス(2−ピリジル
エチル)アミノメチル]−4−メチルフェノール、2,
6−ビス[ビス(2−ジメチルアミノエチル)アミノメ
チル]−4−メチルフェノール、2,6−ビス[ビス
(2−イミダゾリルメチル)アミノメチル]−4−メチ
ルフェノール、2,6−ビス[ビス(2−ベンズイミダ
ゾリルメチル)アミノメチル]−4−メチルフェノー
ル、2,6−ビス[ビス(2−オキサゾリルメチル)ア
ミノメチル]−4−メチルフェノール、2,6−ビス
[ビス(2−チアゾリルメチル)アミノメチル]−4−
メチルフェノール、1 ,3−ビス[ビス(2−ピリジル
メチル)アミノ]−2− プロパノール、N,N''''−
ビス(2−ヒドロキシエチル)−テトラエチレンペンタ
アミン、N,N''''−ビス(3−ヒドロキシプロピル)
−テトラエチレンペンタアミン、N,N''''−ビス(サ
リシリデン)−テトラエチレンペンタアミン、2,6−
ビス[2−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルイミ
ノメチル]−4−メチルフェノール、2,6−ビス[2
−(2−ヒドロキシエチルアミノ)エチルアミノメチ
ル]−4−メチルフェノール、2,6−ビス[2−(2
−アミノエチルアミノ)エチルイミノメチル]−4−メ
チルフェノール、2,6−ビス[2−(2−ピリジルメ
チルアミノ)エチルイミノメチル]−4−メチルフェノ
ール等、あるいは、それらからプロトンを一つまたはそ
れ以上取り去って得られる陰イオン等を挙げることがで
きる。
N''''' −ビス(2−ヒドロキシエチル)−テトラエチ
レンヘキサアミン、N,N''''' −ビス(3−ヒドロキ
シプロピル)−テトラエチレンヘキサアミン、N,
N''''' −ビス(サリシリデン)−テトラエチレンヘキ
サアミン、N,N’−ビス[2−{2−(2−ヒドロキ
シエチルアミノ)エチルアミノ}エチルアミノ]マロン
アミド、N,N’−ビス[2−{2−(3−ヒドロキシ
プロピルアミノ)エチルアミノ}エチルアミノ]マロン
アミド、N,N’−ビス[2−{2−(2−アミノエチ
ルアミノ)エチルアミノ}エチルアミノ]マロンアミ
ド、N,N’−ビス[2−{2−(2−ピリジルメチル
アミノ)エチルアミノ}エチルアミノ]マロンアミド
等、あるいは、それらからプロトンを一つまたはそれ以
上取り去って得られる陰イオン等を挙げることができ
る。
の整数)の具体例としては、 H2 N−(CH2 CH2 NH)n-1 −H 等の中性分子、あるいは、それらからプロトンを一つま
たはそれ以上取り去って得られる陰イオン等を挙げるこ
とができる。
原子または酸素原子であることが好ましい。
0であることが好ましく、配座数は6〜8であることが
さらに好ましく、配座数は6であることが特に好まし
い。
外の構造は、触媒能を失活させないならば特に限定され
るものではない。本発明の遷移金属多核錯体には、電気
的中性を保たせるようなカウンターイオンが必要な場合
がある。カウンターアニオンとしては、通常ブレンステ
ッド酸の共役塩基が使用され、具体例としては、フッ化
物イオン、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオ
ン、硫酸イオン、硝酸イオン、炭酸イオン、過塩素酸イ
オン、テトラフルオロボーレートイオン、ヘキサフルオ
ロホスフェイトイオン、メタンスルホン酸イオン、トリ
フルオロメタンスルホン酸イオン、トルエンスルホン酸
イオン、酢酸イオン、トリフルオロ酢酸イオン、プロピ
オン酸イオン、安息香酸イオン、水酸化物イオン、酸化
物イオン、メトキサイドイオン、エトキサイドイオン等
が挙げられる。またカウンターカチオンとしては、アル
カリ金属やアルカリ土類金属等のカチオンを適宜用いる
ことができる。また本発明の遷移金属錯体触媒には、錯
体の原料、合成過程および/または酸化カップリング反
応過程で、溶媒などが配位していても良い。
は、下記一般式(I)で表される遷移金属錯体である。 (式中、Mは第4〜11族遷移金属原子を含む残基を表
し、R1 〜R8 はそれぞれ独立に水素原子、炭化水素
基、置換炭化水素基、炭化水素オキシ基、置換炭化水素
オキシ基、二置換アミノ基、ニトロ基またはハロゲン原
子を表し、R9 は水素原子、炭化水素基、置換炭化水素
基を表し、R10は双方の環のR5 〜R8 のいずれかと置
換される、二官能性の炭化水素基または置換炭化水素基
を表す。Yはカウンターアニオンであり、yはYの個数
であって、Mの価数により決定される。)
1族遷移金属原子を含む残基であり、第4〜11族遷移
金属原子、または =O のごとき基の結合した遷移金
属原子等である。好ましくは、第一遷移元素系列の遷移
金属原子であり、具体例としては、バナジル、マンガ
ン、鉄、コバルト、ニッケル、銅などが挙げられ、特に
好ましくは銅である。
ては、炭素原子数1〜20のアルキル基、アラルキル基
及びアリール基が好ましく、具体的にはメチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチ
ル基、iso−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、
シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オ
クチル基、デシル基、ベンジル基、フェニル基、ナフチ
ル基等が挙げられる。
は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基、二置換ア
ミノ基等で置換された炭化水素基であり、具体例として
は、トリフルオロメチル基、2−t−ブチルオキシエチ
ル基、3−ジフェニルアミノプロピル基等が挙げられ
る。
基としては、炭素原子数1〜20のアルコキシ基及びア
リールオキシ基が好ましく、具体的にはメトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ヘキシルオキシ
基、オクチルオキシ基、フェノキシ基、ナフトキシ基等
が挙げられる。
キシ基は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アミノ基等で
置換された炭化水素オキシ基であり、具体例としては、
トリフルオロメトキシ基、2−t−ブチルオキシエトキ
シ基、3−ジフェニルアミノプロポキシ基等が挙げられ
る。
としては、炭素原子数1〜20の二置換アミノ基が好ま
しく、具体的には、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ
基、ジプロピルアミノ基、ジブチルアミノ基、メチルエ
チルアミノ基、メチルプロピルアミノ基、メチルブチル
アミノ基、ジフェニルアミノ基、ジナフチルアミノ基等
が挙げられる。
して好ましくは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であ
り、さらに好ましくは塩素原子、臭素原子である。
環のR5 〜R8 のいずれかと置換される、二官能性の炭
化水素基または置換炭化水素基を表す。二官能性の炭化
水素基または置換炭化水素基としては、メチレン基、
1,2−エチレン基、1,2−プロピレン基、1,3−
プロピレン基、1,4−ブチレン基等のアルキレン基、
1,2−シクロペンチレン基、1,2−シクロヘキシレ
ン基等のシクロアルキレン基、フェニレン基、ナフチレ
ン基等のアリーレン基等を挙げることができる。
ンであり、yはYの個数であって、Mの価数により決定
される。かかるカウンターアニオンとしては特に限定は
ないが、通常ブレンステッド酸の共役塩基が使用され、
具体例としては、フッ化物イオン、塩化物イオン、臭化
物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、
炭酸イオン、過塩素酸イオン、テトラフルオロボーレー
トイオン、ヘキサフルオロホスフェイトイオン、メタン
スルホン酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオ
ン、トルエンスルホン酸イオン、酢酸イオン、トリフル
オロ酢酸イオン、プロピオン酸イオン、安息香酸イオ
ン、水酸化物イオン、酸化物イオン、メトキサイドイオ
ン、エトキサイドイオン等が挙げられる。
は、好ましくは、R1 〜R8 がそれぞれ独立に水素原
子、炭化水素基、炭化水素オキシ基、ニトロ基またはハ
ロゲン原子であり、R9 が水素原子または炭化水素基で
あり、R10が双方の環のR5 またはR6 を置換した、二
官能性の炭化水素基である。より好ましくは、R1 〜R
8 がそれぞれ独立に水素原子、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、iso−プロピル基、t−ブチル基、フ
ェニル基、メトキシ基、ニトロ基、塩素原子であり、R
9 が水素原子、メチル基であり、R10が双方の環のR5
を置換した、1,2−エチレン基、1,3−プロピレン
基、1,2−フェニレン基等である。
ば、配位子化合物を遷移金属化合物と適当な溶媒中で混
合する方法等を挙げることができる。遷移金属化合物と
しては、遷移金属のブレンステッド酸塩などが挙げられ
る。また配位子化合物は、「第4版実験化学講座17
無機キレート錯体、481〜508頁、丸善社」に記載
の方法等により得ることができるが、例えば、配位原子
となりうる原子を有する化合物のリチウム塩とハロゲン
化物との求核置換反応を繰り返す方法や、そのようにし
て得られた化合物のリチウム塩とハロゲン化物との2分
子カップリング等の方法によっても得ることができる。
該遷移金属錯体は、あらかじめ合成された錯体を用いる
ことができるが、反応系中で錯体を形成させてもよい。
混合して使用することができる。本発明においては、該
触媒は任意の量で用いることができるが、一般的にはフ
ェノールに対する遷移金属化合物の量として0.01〜
50モル%が好ましく、0.02〜10モル%がより好
ましい。
好ましくは酸素またはパーオキサイドが使用できる。酸
素は不活性ガスとの混合物であってもよく、空気でもよ
い。またパーオキサイドの例としては、過酸化水素、t
−ブチルハイドロパーオキサイド、ジ−t−ブチルパー
オキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジクミル
パーオキサイド、過酢酸、過安息香酸等を示すことがで
きる。酸化剤としてさらに好ましくは酸素である。
定はなく、酸素を用いる場合は、フェノールに対して通
常、当量以上大過剰に使用する。パーオキサイドを用い
る場合は、フェノールに対して通常、当量以上3当量以
下を使用するが、当量以上2当量以下を使用するのが好
ましい。
施することは可能であるが、一般には溶媒を用いること
が望ましい。溶媒はフェノール性出発原料に対し不活性
でかつ反応温度において液体であれば、特に限定される
ものではない。好ましい溶媒の例を示すならば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;ヘプタ
ン、シクロヘキサン等の鎖状及び環状の脂肪族炭化水
素;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタ
ン等のハロゲン化炭化水素;アセトニトリル、ベンゾニ
トリル等のニトリル類;メタノール、エタノール、n−
プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール等の
アルコール類;ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチ
レングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;N,
N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン等の
アミド類;ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化
合物類;水等が挙げられる。これらは単独あるいは混合
物として使用される。さらに好ましくは、芳香族炭化水
素とニトリル類の混合溶媒である。
が好ましくは0.5〜50重量%、より好ましくは1〜
30重量%になるような割合で使用される。
て、フェノールよりも強い酸の共役塩基を有する場合に
は、該遷移金属錯体触媒を不活性化しない塩基を、カウ
ンターイオンと当量以上、反応時に共存させることが好
ましい。かかる塩基の例としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、酸化カルシウム、ナトリウムメトキサ
イド、ナトリウムエトキサイド等のアルカリ金属または
アルカリ土類金属の水酸化物、酸化物、アルコキサイド
類;メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブ
チルアミン、ジブチルアミン、トリエチルアミン等のア
ミン類;ピリジン、2−メチルピリジン、2,6−ジメ
チルピリジン、2,6−ジフェニルピリジン等のピリジ
ン類が挙げられる。通常よく使用されるのはアミン類、
ピリジン類である。
液状を保つ範囲であれば特に制限はない。溶媒を用いな
い場合はフェノールの融点以上の温度が必要である。好
ましい温度範囲は0℃〜180℃であり、より好ましく
は0℃〜150℃である。
説明するが、本発明はこれらの実施例によりその範囲を
限定されるものではない。
物質としてジフェニルエーテルを含む反応混合物15m
gをサンプリングし、濃塩酸を若干量加えて酸性とし、
メタノール2gを加え、測定サンプルとした。このサン
プルを、高速液体クロマトグラフィー(ポンプ:ウォー
ターズ社製600Eシステム、検出器:ウォーターズ社
製UV/VIS−486、検出波長:278nm、カラ
ム:YMC社製ODS−AM、展開溶媒:メタノール/
水=50:50よりスタートして25分後に100/0
となるよう変化させ、その後45分まで保持)により分
析し、ジフェニルエーテルを内部標準物質として定量し
た。
子量(Mw):ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(ポンプ:ウォーターズ社製600Eシステム、検出
器:ウォーターズ社製UV/VIS−484、検出波
長:254nm、カラム:ウォーターズ社製Ultrastyra
gel Linear=2本+1000A=1本+100A=1
本、展開溶媒:クロロホルム)により分析し、標準ポリ
スチレン換算値として重量平均分子量(Mw)と数平均
分子量(Mn)を測定した。
N,N-ジメチルホルムアミドに濃度1mg/g で溶解し、光路
長1mm の石英セルを用いて日立社製分光光度計UV3500に
て400nm の吸光度を測定し、これを着色量の目安にし
た。
e) [tripy ]の合成:500mL 三口フラスコに還流冷却
管を取付け、アルゴンガスで置換した。乾燥テトラヒド
ロフラン(THF)200mL、2,6-ジメチルピリジン21.4g (0.2
mol) を加えた。-78 ℃まで冷却し、1.6M n-BuLi をシ
リンジで375mL (0.6mol) 加えた。室温までゆっくりと
温度を戻し、さらに35℃まで加熱して3時間かき混ぜ
た。再び -78℃まで冷却し、乾燥した塩化亜鉛90g (0.6
6mol) を乾燥THF100mLに溶かして加え、温度を室温まで
戻した後、さらに60℃に加熱して3時間かき混ぜた。い
ったん室温に戻し、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム (0) 500mg (0.43mmol) および2−ブロ
モピリジン100g (0.63mol) を加え、70℃に加熱して一
晩還流させた。30mLの水を加えて反応を停止させた後、
3M水酸化ナトリウム水溶液を200mL 加えて30分間かき
混ぜた。続いて硫化ナトリウム52g (0.66mol)を水150mL
に溶かして加え、硫化亜鉛を沈殿させた。これをセラ
イトろ過により除き、ろ液をクロロホルムで抽出した
(300mL ×3)。有機層を硫酸ナトリウム(無水)で乾燥
後、溶媒を減圧留去すると黒色の液体が得られた。これ
を減圧蒸留し、残留分をカラムクロマトグラフィー(充
填剤;シリカゲル、展開溶媒;クロロホルム〜酢酸エチ
ル〜メタノール)により分離し、ヘキサンより再結晶し
た。(収量 10.1g 、収率 20% )
hylpyrid-2'-yl] ethane) [hxpy]の合成:200mLの三
口フラスコに、乾燥THF をシリンジで100mL 加え、アル
ゴン雰囲気下で tripy 1.0g (3.9mmol) を加えた。これ
を-78 ℃まで冷却し、1.57M tert -BuLi をシリンジで
8.7mL(13.6mmol) 加えた。0℃までゆっくりと温度を戻
し、そのまま3時間かき混ぜた。これに1,2-ジブロモエ
タン1.8g (9.7mmol) を加え、室温で一晩かき混ぜ続け
た。この処理により、tripy のメチル基からプロトンを
引き抜いてリチオ化し、さらに臭素化し、リチオ体と臭
素化体との2分子カップリングによりtripy の2量体、
即ちhxpyを合成した。10mLの水を加えて反応を停止させ
た後、溶媒を減圧留去した。残留分に水50mLを加え、ク
ロロホルムで抽出し (50mL×3) 、得られた有機層を硫
酸ナトリウム(無水)で乾燥後、濃縮すると赤茶色の油
状の液体が得られた。これを減圧乾燥すると結晶化し、
エチルエーテルで洗浄すると肌色の粉末結晶が得られ
た。(収量 1.1g、収率 98% )
ルに酢酸銅(II)・6水和物272mg (1.5mmol) を溶かし
た。そこへHexpy 260mg (0.5mmol) をメタノール5mL に
溶かして加えると、溶液は青色から深緑色に変化した。
そのまま1時間かき混ぜた後、対アニオンとしてトリフ
ルオロメタンスルホン酸ナトリウム 516mg (3mmol) を
加えると青色の沈殿が析出した。これをろ過して集め下
記構造式の錯体(以降、CuCu(hxpy)と略すことがあ
る。)を得た。(収量 300mg 、収率 30% )
6-picoline54.0g(0.50 mol) を入れ、48%HBr (d=1.49
0) 247 mLを加え、均一に溶かした。この溶液を3℃以
下に保ち激しくかき混ぜながら、Br2 (d=3.102)75 mL
を30分程度で滴下した。次に温度を5℃以下に保ちなが
ら、NaNO2 85g(1.23 mol) を最小量の水で溶かした溶液
を同様に滴下した。さらに、NaNO2 5gを適量の水に溶か
した溶液を少量加えて、気泡が発生しなくなった時を反
応終了とした。この溶液を15℃以下に保ちながら、Na
OH 190g (4.75 mol) を最小量の水に溶かした溶液を少
量ずつ加えた。pH8 程度になったのを確認した後、水13
0mL を加え、ジエチルエーテル75mLで3回抽出し、エー
テル層を無水NaSO4 で乾燥した。この溶液をエバポレー
ターで濃縮し、減圧蒸留をした。減圧度0.12Torr (16.0
Pa) 40〜55℃の留分を採取して無色の液体70.3g ( 収率
83%)を得た。
合成:500mL 二口反応容器の一方にジムロートを取付
け、アルゴン雰囲気とした。乾燥Tetrahydrofurane (TH
F) 100mL、2,6-Lutidine (2,6-Dimethylpyridine) 10.7
2g(0.10 mol)を加えて -78℃まで冷却し、n-C4H9Li (1.
69M) 130.20mL (0.22mol) をシリンジで注入して放置し
た。3時間後、乾燥したZnCl2 15.0g (0.11mol)を乾燥T
HF100mLに溶かした溶液を加えた。一度室温に戻して、
1時間後に再び-78 ℃まで冷却しながら、触媒Pd (1,1'
-bis(diphenylphosphino)ferrocene)Cl2( J. Am. Che
m. Soc., 1984, 106, 158-163. 参照)0.732g (0.001mo
l) を加え、すぐに2-Bromo-6-picoline18.9g (0.11mol)
を加え、徐々に室温に戻してから加熱し、70℃程度で
一晩加熱還流した。THF をエバポレーターで除去し、Na
OH4.4g (0.11mol) を溶かした飽和NaOH水溶液を加え、
CHCl3 200mL 、蒸留水100mLを加えてかき混ぜた。Na2S
・9H2O 26.4g (0.11mol) を溶かした水溶液を加えて1
時間かき混ぜ、生じた白色沈殿をろ過し、CHCl3 200mL
で洗浄した。ろ液に蒸留水150mL を加えて、CHCl3 80mL
で5回抽出して、無水Na2SO4で乾燥した。この溶液を濃
縮して、減圧蒸留を行なった。減圧度9.3Pa (0.07Torr)
において75〜125 ℃の留分を採取し、白色の結晶11.3
g ( 収率57%)を得た。
の合成:300mL 二口反応容器の一方にジムロートを取付
け、アルゴン雰囲気とした。乾燥THF100mL、bis ( 6-m
ethyl-2-pyridyl ) methane 9.91g (0.05mol) を加
え、-78 ℃まで冷却しながら、n-C4H9 Li (1.64M) 33.
5mL (0.055mol) をシリンジで注入して3時間放置し
た。触媒 Pd (triphenylphosphine )4 0.578g (0.0005m
ol) を加え、すぐに 2-Bromo-6-picoline 9.46g (0.055
mol) を加え、徐々に室温に戻してから加熱し、70℃程
度で一晩加熱還流した。THF をエバポレーターで除去
し、CHCl3 200mL 、蒸留水100mL を加えてかき混ぜた。
蒸留水50mLを加えて、CHCl3 150mL で4回抽出して、無
水NaSO4 で乾燥した。濃縮後に、ジエチルエーテルを適
量加え、白色の沈殿をろ過した。ろ液の濃縮物を直径5c
m 、長さ15cm程度のシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより単離、精製するこにより白色の結晶6.8g (収率
47%)を得た。
ane の合成:500mL 二口反応容器をアルゴン雰囲気と
し、乾燥 THF20mL、tris (6-methyl-2-pyridyl) methan
e1.45g (0.005mol) を加え、-78 ℃まで冷却しながら、
n-C4H9Li (1.64M) 40.6mL (0.0065mol) をシリンジで
注入し、室温に戻して3時間放置した。再度-78 ℃まで
冷却しながら、CH3I (d=2.280) 0.40mL (6.5mol) をシ
リンジで注入し、徐々に室温に戻して一晩放置した。TH
F をエバポレーターで除去し、CHCl3 50mL、蒸留水50mL
を加えてかき混ぜた。蒸留水50mLを加え、CHCl330mL で
5回抽出し、無水NaSO4 で乾燥した。濃縮物を直径5cm
、長さ8cm 程度のシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにより単離、精製し、淡黄色粉末 1.27g(収率84%)を
得た。
酸銅 (II) ・3 水和物24.2mg (0.1mmol) を溶かし、こ
の溶液に1,1,1-Tris (6-methylpyrid-2-yl) ethane 30.
3mg (0.1mmol) を加えた。メタノールをエバポレーター
で除いた後、残物をメタノール/塩化メチレン/2ープ
ロパノールから再結晶することにより、下記構造式の錯
体(以降、Cu(tmpe)と略すことがある。)の青色の単結
晶46mg( 収率94%)が得られた。
素を充填したゴム風船を取付け、フラスコ内を酸素に置
換した。これに、CuCu(hxpy)0.015mmolを入
れ、フェノール(PhOH)1.2mmolおよび2,6−
ジフェニルピリジン(Ph2Py )0.3mmolをトルエ
ン(PhMe)1.2g、アセトニトリル(MeCN)0.4g
に溶解したものを加えた。内容物を攪拌しながら、フラ
スコを50℃のウォーターバスで25時間保温した。反応
終了後、濃塩酸数滴を加えて酸性にした後、メタノール
20mlを加え、沈殿した重合体を濾取した。Cu錯体
を濃塩酸で洗浄した後、イオン交換水10mlで3回、
メタノール10mlで3回洗浄し、100℃で5時間減
圧乾燥した後、微かに褐色がかった白色の重合体を得
た。この重合体の分析結果を表1に示す。
素を充填したゴム風船を取付け、フラスコ内を酸素に置
換した。これに、Cu(tmpe)0.030mmolを入れ、
フェノール(PhOH)1.2mmolおよび2,6−ジフ
ェニルピリジン(Ph2Py )0.3mmolをトルエン
(PhMe)1.2gに溶解したものを加えた。内容物を攪
拌しながら、フラスコを40℃のウォーターバスで47
時間保温した。反応終了後、濃塩酸数滴を加えて酸性に
した後、メタノール20mlを加え、沈殿した重合体を
濾取した。メタノール10mlで3 回洗浄し、100℃
で5時間減圧乾燥した後、褐色の重合体を得た。この重
合体の分析結果を表1に示す。本比較例1は、その単核
錯体触媒が実施例1の複核錯体触媒の単核ユニット部の
モデルとなっており、実施例1の着色低減効果が複核化
によるものであることを示している。
素を充填したゴム風船を取付け、フラスコ内を酸素に置
換した。これに、CuCl0.030mmolを入れ、フェ
ノール(PhOH)1.2mmolおよび2,6−ジメチル
ピリジン(Me2Py )0.030mmolをトルエン(Ph
Me)1.2gに溶解したものを加えた。内容物を攪拌し
ながら、フラスコを40℃のウォーターバスで33時間
保温した。反応終了後、濃塩酸数滴を加えて酸性にした
後、メタノール20mlを加え、沈殿した重合体を濾取
した。メタノール10mlで3回洗浄し、100℃で5
時間減圧乾燥した後、褐色を帯びた重合体を得た。この
重合体の分析結果を表1に示す。
素を充填したゴム風船を取付け、フラスコ内を酸素に置
換した。これに、CuCl0.030mmolを入れ、フェ
ノール(PhOH)0.6mmolおよび2,6−ジメチル
ピリジン(Me2Py )0.030mmolをニトロベンゼ
ン(PhNO2 )1.2gに溶解したものを加えた。内容物
を攪拌しながら、フラスコを60℃のウォーターバスで
8時間保温した。反応終了後、濃塩酸数滴を加えて酸性
にした後、メタノール20mlを加え、沈殿した重合体
を濾取した。メタノール10mlで3回洗浄し、100
℃で5時間減圧乾燥した後、褐色を帯びた重合体を得
た。この重合体の分析結果を表1に示す。なお、実施例
1で行ったように、メタノールウエットの重合体を濃塩
酸で洗浄した後、イオン交換水10mlで3回、メタノ
ール10mlで3回洗浄し、100℃で5時間減圧乾燥
したが、Abs.400nm の値は小さくならなかった。
カップリング反応において、本発明の遷移金属多核錯体
を触媒を用いることによって、着色の少ないフェノール
重合体を経済的に製造できる。
Claims (7)
- 【請求項1】配位原子が窒素原子、リン原子、酸素原子
または硫黄原子である五座以上の配位子1個あたりの第
4〜11族遷移金属原子が、2個以上かつ該配位子の配
座数の1/6個より多い遷移金属多核錯体触媒を用い
て、フェノールを酸化剤存在下で酸化カップリングする
ことを特徴とするフェノール縮合物の製造方法。 - 【請求項2】酸化剤が、酸素またはパーオキサイドであ
ることを特徴とする請求項1記載のフェノール縮合物の
製造方法。 - 【請求項3】遷移金属原子が、第一遷移金属系列の遷移
金属原子であることを特徴とする請求項1または2のい
ずれかに記載のフェノール縮合物の製造方法。 - 【請求項4】該配位子一個あたりの遷移金属原子数が、
2個以上かつ該配位子の配座数の1/6個より多く、該
配位子の配座数個以下であることを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載のフェノール縮合物の製造方法。 - 【請求項5】該配位子の配位原子が窒素原子または酸素
原子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載のフェノール縮合物の製造方法。 - 【請求項6】該配位子の配座数が、5〜10であること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフェノー
ル縮合物の製造方法。 - 【請求項7】遷移金属錯体が、下記一般式(I)で表さ
れることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
フェノール縮合物の製造方法。 (式中、Mは第4〜11族遷移金属原子を含む残基を表
し、R1 〜R8 はそれぞれ独立に水素原子、炭化水素
基、置換炭化水素基、炭化水素オキシ基、置換炭化水素
オキシ基、二置換アミノ基、ニトロ基またはハロゲン原
子を表し、R9 は水素原子、炭化水素基、置換炭化水素
基を表し、R10は双方の環のR5 〜R8 のいずれかと置
換される、二官能性の炭化水素基または置換炭化水素基
を表す。Yはカウンターアニオンであり、yはYの個数
であって、Mの価数により決定される。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744496A JP3826447B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | フェノール縮合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20744496A JP3826447B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | フェノール縮合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045903A true JPH1045903A (ja) | 1998-02-17 |
| JP3826447B2 JP3826447B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=16539878
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20744496A Expired - Fee Related JP3826447B2 (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | フェノール縮合物の製造方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3826447B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194076A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
| KR100371909B1 (ko) * | 1999-12-20 | 2003-02-11 | 삼성종합화학주식회사 | 다핵으로 구속된 배열을 갖는 메탈로센 촉매 및 이를이용한 에틸렌/방향족 비닐화합물의 공중합체 |
| KR100376053B1 (ko) * | 2000-06-02 | 2003-03-15 | 삼성종합화학주식회사 | 다핵으로 구속된 배열을 갖는 메탈로센 촉매 및 이를이용한 중합체 제조방법 |
| JP2008515794A (ja) * | 2004-10-04 | 2008-05-15 | ジーイー・ヘルスケア・リミテッド | 新規テクネチウム及びレニウム錯体 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20744496A patent/JP3826447B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| KR100376053B1 (ko) * | 2000-06-02 | 2003-03-15 | 삼성종합화학주식회사 | 다핵으로 구속된 배열을 갖는 메탈로센 촉매 및 이를이용한 중합체 제조방법 |
| JP2002194076A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
| JP2008515794A (ja) * | 2004-10-04 | 2008-05-15 | ジーイー・ヘルスケア・リミテッド | 新規テクネチウム及びレニウム錯体 |
| US8022211B2 (en) | 2004-10-04 | 2011-09-20 | Ge Healthcare Limited | Technetium and rhenium complexes |
| US8278448B2 (en) | 2004-10-04 | 2012-10-02 | Ge Healthcare Limited | Technetium and rhenium complexes |
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