JPH1046266A - 二次電池廃品からのコバルト回収方法 - Google Patents
二次電池廃品からのコバルト回収方法Info
- Publication number
- JPH1046266A JPH1046266A JP20256096A JP20256096A JPH1046266A JP H1046266 A JPH1046266 A JP H1046266A JP 20256096 A JP20256096 A JP 20256096A JP 20256096 A JP20256096 A JP 20256096A JP H1046266 A JPH1046266 A JP H1046266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cobalt
- acid
- battery
- roasted
- magnetic separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/84—Recycling of batteries or fuel cells
Landscapes
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二次電池の電池廃品から希少金属のコバルト
を、可及的少量の酸を用いて効率良く回収することがで
きる二次電池廃品からのコバルト回収方法を提供する。 【解決手段】 電極材中にコバルトを含む二次電池の電
池廃品を600℃以上の温度で焙焼する焙焼工程と、こ
の焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断する裁断工程と、
この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物を篩分けて金
属スクラップと焙焼アッシュとに分離する篩分け工程
と、この篩分け工程で得られた焙焼アッシュ中から磁石
を用いてコバルト含有物を磁気分離する磁選工程と、こ
の磁選工程で選別されたコバルト含有物を酸に溶解する
酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物から
コバルトを回収する回収工程とを含む二次電池廃品から
のコバルト回収方法である。
を、可及的少量の酸を用いて効率良く回収することがで
きる二次電池廃品からのコバルト回収方法を提供する。 【解決手段】 電極材中にコバルトを含む二次電池の電
池廃品を600℃以上の温度で焙焼する焙焼工程と、こ
の焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断する裁断工程と、
この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物を篩分けて金
属スクラップと焙焼アッシュとに分離する篩分け工程
と、この篩分け工程で得られた焙焼アッシュ中から磁石
を用いてコバルト含有物を磁気分離する磁選工程と、こ
の磁選工程で選別されたコバルト含有物を酸に溶解する
酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物から
コバルトを回収する回収工程とを含む二次電池廃品から
のコバルト回収方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、二次電池の製造
工程で発生する不良品や使用済み二次電池の回収品等の
電池廃品からその電極材中に含まれる希少金属のコバル
トを効率的に回収することができる二次電池廃品からの
コバルト回収方法に関する。
工程で発生する不良品や使用済み二次電池の回収品等の
電池廃品からその電極材中に含まれる希少金属のコバル
トを効率的に回収することができる二次電池廃品からの
コバルト回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、リチウムイオン二次電池にはそ
の正極材としてリチウム酸コバルト(LiCoO2 )が
用いられており、また、ニッケル水素電池にはその正極
材の活物質である水素化ニッケル中に容量利用率向上を
目的として酸化コバルトが添加されており、更に、ニカ
ド電池にはその正極材(ニッケル)中に耐腐蝕性向上や
高容量化を目的として硝酸コバルトが添加されている。
の正極材としてリチウム酸コバルト(LiCoO2 )が
用いられており、また、ニッケル水素電池にはその正極
材の活物質である水素化ニッケル中に容量利用率向上を
目的として酸化コバルトが添加されており、更に、ニカ
ド電池にはその正極材(ニッケル)中に耐腐蝕性向上や
高容量化を目的として硝酸コバルトが添加されている。
【0003】そして、このような正極材は、例えばリチ
ウムイオン二次電池の場合には、炭酸リチウムと酸化コ
バルトとを混合し、焼成してリチウム酸コバルトとし、
次いでこのリチウム酸コバルトとアセチレンブラックや
カーボン等の導電剤及びフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結
着剤とを配合し、これを有機溶剤によりスラリー状に混
練し、この混練物をアルミニウム箔(以下、単に「アル
ミ箔」という)等の金属箔上に均一に塗布し、乾燥して
溶剤を除去し、金属箔に導電剤2〜10重量%及び結着
剤2〜10重量%が塗着され、これを所定の形状に裁断
することにより形成されている。
ウムイオン二次電池の場合には、炭酸リチウムと酸化コ
バルトとを混合し、焼成してリチウム酸コバルトとし、
次いでこのリチウム酸コバルトとアセチレンブラックや
カーボン等の導電剤及びフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結
着剤とを配合し、これを有機溶剤によりスラリー状に混
練し、この混練物をアルミニウム箔(以下、単に「アル
ミ箔」という)等の金属箔上に均一に塗布し、乾燥して
溶剤を除去し、金属箔に導電剤2〜10重量%及び結着
剤2〜10重量%が塗着され、これを所定の形状に裁断
することにより形成されている。
【0004】ところで、このような二次電池は、ノート
型パソコン、携帯電話、簡易携帯電話(PHS)、電気
シェーバー、ヘッドホンステレオ、VTR等のポータブ
ル電気機器の普及に伴って需要が急速に高まり、その生
産量が増加するにつれ、この二次電池の製造時に発生す
る不良品や使用済み二次電池の回収品等の電池廃品の量
が飛躍的に増加し、これら電池廃品の処理が問題になっ
てきている。
型パソコン、携帯電話、簡易携帯電話(PHS)、電気
シェーバー、ヘッドホンステレオ、VTR等のポータブ
ル電気機器の普及に伴って需要が急速に高まり、その生
産量が増加するにつれ、この二次電池の製造時に発生す
る不良品や使用済み二次電池の回収品等の電池廃品の量
が飛躍的に増加し、これら電池廃品の処理が問題になっ
てきている。
【0005】その一方で、コバルトは資源に乏しく、我
が国ではそのほとんどを外国に依存しているにもかかわ
らず、その用途は二次電池の電極材、顔料、窯業、フェ
ライト、触媒、超硬合金等の日用品からハイテク製品に
至るまで極めて広範に亘っており、特にリチウムイオン
二次電池にはその1個当たり酸化コバルトとして約7g
も使用されている。このため、コバルトは元々高価であ
ると共にその需要が増大して益々高価になりつつある。
が国ではそのほとんどを外国に依存しているにもかかわ
らず、その用途は二次電池の電極材、顔料、窯業、フェ
ライト、触媒、超硬合金等の日用品からハイテク製品に
至るまで極めて広範に亘っており、特にリチウムイオン
二次電池にはその1個当たり酸化コバルトとして約7g
も使用されている。このため、コバルトは元々高価であ
ると共にその需要が増大して益々高価になりつつある。
【0006】このため、従来においても、例えば超硬合
金や触媒の廃棄物を酸溶解処理し、得られたコバルト及
びニッケルを含む酸溶解液からアルキル燐酸を含む抽出
剤でこの抽出剤中にコバルトイオンを選択的に抽出し、
更に得られた抽出液をシュウ酸水溶液と接触させてシュ
ウ酸コバルトを析出させて回収することにより、コバル
ト及びニッケルを含む溶液から高純度でコバルトを回収
する方法が提案されている(特公平5−14013号公
報)。
金や触媒の廃棄物を酸溶解処理し、得られたコバルト及
びニッケルを含む酸溶解液からアルキル燐酸を含む抽出
剤でこの抽出剤中にコバルトイオンを選択的に抽出し、
更に得られた抽出液をシュウ酸水溶液と接触させてシュ
ウ酸コバルトを析出させて回収することにより、コバル
ト及びニッケルを含む溶液から高純度でコバルトを回収
する方法が提案されている(特公平5−14013号公
報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述した電池
廃品についても、これを粉砕して塩酸や硝酸等の鉱酸で
溶解し、不溶性のアセチレンブラックやカーボン等の導
電剤やフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結着剤等を分離除去
し、コバルトを始めとするリチウム、アルミニウム等の
金属を含む酸溶解液を回収し、この酸溶解液からアルキ
ル燐酸を含む抽出剤でコバルトを選択的に回収すること
が検討されている。
廃品についても、これを粉砕して塩酸や硝酸等の鉱酸で
溶解し、不溶性のアセチレンブラックやカーボン等の導
電剤やフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結着剤等を分離除去
し、コバルトを始めとするリチウム、アルミニウム等の
金属を含む酸溶解液を回収し、この酸溶解液からアルキ
ル燐酸を含む抽出剤でコバルトを選択的に回収すること
が検討されている。
【0008】しかしながら、この方法においては、酸溶
解液中には単に電池廃品中のコバルトやリチウム等の金
属化合物が溶解するだけでなく、金属箔のアルミニウム
等も含めて溶解するので、電池廃品の量が増加するに連
れてこの酸溶解処理に要する酸、例えば塩酸や硝酸等の
使用量が大幅に増加し、この酸溶解液から抽出剤でコバ
ルトイオンを抽出した後の酸廃液が大量に生じ、この大
量の酸廃液の処理に水酸化ナトリウム等の大量のアルカ
リが必要になってかえって廃液処理に多大な問題が発生
するほか、酸として塩酸を使用すると酸溶解処理時に塩
素ガスが大量に発生し、また、硝酸を使用すると酸溶解
処理時に亜硝酸ガスが大量に発生し、これらの酸性排ガ
スの処理にも多大な費用を要するという問題もある。
解液中には単に電池廃品中のコバルトやリチウム等の金
属化合物が溶解するだけでなく、金属箔のアルミニウム
等も含めて溶解するので、電池廃品の量が増加するに連
れてこの酸溶解処理に要する酸、例えば塩酸や硝酸等の
使用量が大幅に増加し、この酸溶解液から抽出剤でコバ
ルトイオンを抽出した後の酸廃液が大量に生じ、この大
量の酸廃液の処理に水酸化ナトリウム等の大量のアルカ
リが必要になってかえって廃液処理に多大な問題が発生
するほか、酸として塩酸を使用すると酸溶解処理時に塩
素ガスが大量に発生し、また、硝酸を使用すると酸溶解
処理時に亜硝酸ガスが大量に発生し、これらの酸性排ガ
スの処理にも多大な費用を要するという問題もある。
【0009】また、先ず始めに電池廃品中のアルミ箔等
の金属箔や一部のリチウム化合物等を水酸化ナトリウム
等のアルカリに溶解して除去し、次に残された正極材中
のコバルト化合物等の他の金属化合物、導電剤、結着剤
等を塩酸等の鉱酸で酸溶解処理し、可溶性の正極材と導
電剤や結着剤とを分離し、コバルトやリチウム等の金属
を含む酸溶解液を得てアルキル燐酸を含む抽出剤でコバ
ルトを選択的に回収する方法も考えられる。
の金属箔や一部のリチウム化合物等を水酸化ナトリウム
等のアルカリに溶解して除去し、次に残された正極材中
のコバルト化合物等の他の金属化合物、導電剤、結着剤
等を塩酸等の鉱酸で酸溶解処理し、可溶性の正極材と導
電剤や結着剤とを分離し、コバルトやリチウム等の金属
を含む酸溶解液を得てアルキル燐酸を含む抽出剤でコバ
ルトを選択的に回収する方法も考えられる。
【0010】しかしながら、この方法においては、酸浸
出処理とは別にアルカリによる金属箔を分離除去するた
めのアルカリ前処理が必要になって工程が複雑化し、更
にはこれらアルカリ前処理や酸浸出処理で用いたアルカ
リ廃液や酸廃液が大量に発生し、上記と同様に、廃液処
理に多大な問題が発生するほか、酸浸出処理時における
酸性排ガス問題も残る。
出処理とは別にアルカリによる金属箔を分離除去するた
めのアルカリ前処理が必要になって工程が複雑化し、更
にはこれらアルカリ前処理や酸浸出処理で用いたアルカ
リ廃液や酸廃液が大量に発生し、上記と同様に、廃液処
理に多大な問題が発生するほか、酸浸出処理時における
酸性排ガス問題も残る。
【0011】更に、特開平3−10032号公報には、
アルキル燐酸を含む有機溶液を水の存在下で用いること
により、コバルト及びニッケル酸化物からコバルトを選
択的に直接溶液抽出する方法が開示されている。
アルキル燐酸を含む有機溶液を水の存在下で用いること
により、コバルト及びニッケル酸化物からコバルトを選
択的に直接溶液抽出する方法が開示されている。
【0012】しかしながら、この方法においても、正極
材中でコバルト化合物等の金属化合物が導電剤や結着剤
で被覆されており、この導電剤や結着剤の存在が障害に
なって、アルキル燐酸を含む有機溶液−水系の抽出剤が
コバルト化合物と効率的に接触できず、この抽出剤によ
る抽出効率が高くても30〜40重量%程度と低く、到
底工業的に実施できる値ではない。
材中でコバルト化合物等の金属化合物が導電剤や結着剤
で被覆されており、この導電剤や結着剤の存在が障害に
なって、アルキル燐酸を含む有機溶液−水系の抽出剤が
コバルト化合物と効率的に接触できず、この抽出剤によ
る抽出効率が高くても30〜40重量%程度と低く、到
底工業的に実施できる値ではない。
【0013】そこで、本発明者らは、電池廃品から希少
金属のコバルトを如何に分離して回収するかについて鋭
意研究を重ねた結果、電池廃品を600℃以上で焙焼処
理し、次いで裁断し、篩分けして得られた焙焼アッシュ
を磁石を用いて金属コバルト及びコバルト酸化物を主成
分とするコバルト含有物を磁選し、得られたコバルト含
有物を酸溶解処理して溶剤抽出処理することにより、電
池廃品中のコバルトを大量の酸を使用することなく、し
かも、効率良くコバルトを回収できることを見出し、本
発明を完成した。
金属のコバルトを如何に分離して回収するかについて鋭
意研究を重ねた結果、電池廃品を600℃以上で焙焼処
理し、次いで裁断し、篩分けして得られた焙焼アッシュ
を磁石を用いて金属コバルト及びコバルト酸化物を主成
分とするコバルト含有物を磁選し、得られたコバルト含
有物を酸溶解処理して溶剤抽出処理することにより、電
池廃品中のコバルトを大量の酸を使用することなく、し
かも、効率良くコバルトを回収できることを見出し、本
発明を完成した。
【0014】従って、本発明の目的は、二次電池の電池
廃品から希少金属のコバルトを、可及的少量の酸を用い
て効率良く回収することができる二次電池廃品からのコ
バルト回収方法を提供することにある。
廃品から希少金属のコバルトを、可及的少量の酸を用い
て効率良く回収することができる二次電池廃品からのコ
バルト回収方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、電
極材中にコバルトを含む二次電池の電池廃品を600℃
以上の温度で焙焼する焙焼工程と、この焙焼工程で得ら
れた焙焼電池を裁断する裁断工程と、この裁断工程で得
られた焙焼電池の裁断物を篩分けて金属スクラップとコ
バルト含有物を含む焙焼アッシュとに分離する篩分け工
程と、この篩分け工程で得られた焙焼アッシュ中から磁
石を用いてコバルト含有物を磁気分離する磁選工程と、
この磁選工程で選別されたコバルト含有物を酸に溶解す
る酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物か
らコバルトを回収する回収工程とを含む二次電池廃品か
らのコバルト回収方法である。
極材中にコバルトを含む二次電池の電池廃品を600℃
以上の温度で焙焼する焙焼工程と、この焙焼工程で得ら
れた焙焼電池を裁断する裁断工程と、この裁断工程で得
られた焙焼電池の裁断物を篩分けて金属スクラップとコ
バルト含有物を含む焙焼アッシュとに分離する篩分け工
程と、この篩分け工程で得られた焙焼アッシュ中から磁
石を用いてコバルト含有物を磁気分離する磁選工程と、
この磁選工程で選別されたコバルト含有物を酸に溶解す
る酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物か
らコバルトを回収する回収工程とを含む二次電池廃品か
らのコバルト回収方法である。
【0016】また、本発明は、電極材中にコバルトを含
む二次電池の電池廃品を600℃以上の温度で焙焼する
焙焼工程と、この焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断す
る裁断工程と、この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断
物を磁石により磁性体と非磁性体とに磁気分離する磁選
工程と、この磁選工程で得られた磁性体を篩分けて磁性
金属スクラップとコバルト含有物とに分離する篩分け工
程と、この篩分け工程で得られたコバルト含有物を酸に
溶解する酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶
解物からコバルトを回収する回収工程とを含む二次電池
廃品からのコバルト回収方法である。
む二次電池の電池廃品を600℃以上の温度で焙焼する
焙焼工程と、この焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断す
る裁断工程と、この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断
物を磁石により磁性体と非磁性体とに磁気分離する磁選
工程と、この磁選工程で得られた磁性体を篩分けて磁性
金属スクラップとコバルト含有物とに分離する篩分け工
程と、この篩分け工程で得られたコバルト含有物を酸に
溶解する酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶
解物からコバルトを回収する回収工程とを含む二次電池
廃品からのコバルト回収方法である。
【0017】本発明方法において、コバルト回収の対象
となる二次電池廃品は、二次電池の製造時に発生する不
良品や使用済み二次電池の回収品等であり、電極材中に
コバルトを含むものである。この電極材中にコバルトを
含む二次電池としては、代表的には例えば、その正極材
中に酸化コバルトや硝酸コバルト等のコバルト化合物等
を含むリチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニ
カド電池等を挙げることができる。
となる二次電池廃品は、二次電池の製造時に発生する不
良品や使用済み二次電池の回収品等であり、電極材中に
コバルトを含むものである。この電極材中にコバルトを
含む二次電池としては、代表的には例えば、その正極材
中に酸化コバルトや硝酸コバルト等のコバルト化合物等
を含むリチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニ
カド電池等を挙げることができる。
【0018】本発明方法においては、先ずこのように電
極材中にコバルトを含む二次電池の電池廃品を600℃
以上、好ましくは700〜900℃の温度で通常1〜3
時間程度焙焼する。この電池廃品の焙焼工程での焙焼処
理は、好ましくは密閉容器中あるいは還元雰囲気中で行
われ、磁選工程で金属コバルト及びコバルト酸化物を主
成分とするコバルト含有物を効率良く磁気分離するため
に少なくとも電極材中のコバルト化合物の一部が還元さ
れて金属コバルトとなる必要がある。ここで、焙焼温度
が600℃より低いと、得られる焙焼アッシュ中のコバ
ルト含有物中における金属コバルトの量が少なくなり、
磁選工程で効率良くコバルト含有物を磁気分離するのが
困難になる。また、焙焼温度が900℃を超えても、磁
選工程でのコバルト含有物の選別には特に問題はない
が、焙焼工程でのエネルギーコストが嵩み、工業的に実
施するのに好ましくない。
極材中にコバルトを含む二次電池の電池廃品を600℃
以上、好ましくは700〜900℃の温度で通常1〜3
時間程度焙焼する。この電池廃品の焙焼工程での焙焼処
理は、好ましくは密閉容器中あるいは還元雰囲気中で行
われ、磁選工程で金属コバルト及びコバルト酸化物を主
成分とするコバルト含有物を効率良く磁気分離するため
に少なくとも電極材中のコバルト化合物の一部が還元さ
れて金属コバルトとなる必要がある。ここで、焙焼温度
が600℃より低いと、得られる焙焼アッシュ中のコバ
ルト含有物中における金属コバルトの量が少なくなり、
磁選工程で効率良くコバルト含有物を磁気分離するのが
困難になる。また、焙焼温度が900℃を超えても、磁
選工程でのコバルト含有物の選別には特に問題はない
が、焙焼工程でのエネルギーコストが嵩み、工業的に実
施するのに好ましくない。
【0019】この焙焼工程では、例えば電池廃品の正極
材中のコバルト酸化物(例えば、Co2 O3 )がこの電
池廃品中のアルミニウム(Al)やカーボン(C)等を
還元剤として還元され、その一部が完全に還元されて磁
性体の金属コバルト(Co)に変換すると共に、部分的
に還元されて生成した酸化コバルト(Co3 O4 )はこ
の金属コバルトと共に存在すると考えられる。
材中のコバルト酸化物(例えば、Co2 O3 )がこの電
池廃品中のアルミニウム(Al)やカーボン(C)等を
還元剤として還元され、その一部が完全に還元されて磁
性体の金属コバルト(Co)に変換すると共に、部分的
に還元されて生成した酸化コバルト(Co3 O4 )はこ
の金属コバルトと共に存在すると考えられる。
【0020】上記焙焼工程で得られた焙焼電池は次に裁
断機で裁断されて裁断物となり、この焙焼電池の裁断物
中には、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属で形成
された電池の外側容器や、アルミ箔、銅箔等の金属箔で
形成された集電体等に由来する比較的大きな裁断片の金
属スクラップと、集電体に塗着されていたコバルト化合
物等の金属化合物、アセチレンブラックやカーボン等の
導電剤及びフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結着剤等の正極
材や負極材、ポリエチレン多孔膜等で形成されたセパレ
ータ等の有機物質等に由来する金属コバルトやコバルト
酸化物その他の金属やその酸化物、カーボン等からなる
比較的小さな粉末状あるいは顆粒状の焙焼アッシュとが
存在する。
断機で裁断されて裁断物となり、この焙焼電池の裁断物
中には、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属で形成
された電池の外側容器や、アルミ箔、銅箔等の金属箔で
形成された集電体等に由来する比較的大きな裁断片の金
属スクラップと、集電体に塗着されていたコバルト化合
物等の金属化合物、アセチレンブラックやカーボン等の
導電剤及びフッ素樹脂、フッ素ゴム等の結着剤等の正極
材や負極材、ポリエチレン多孔膜等で形成されたセパレ
ータ等の有機物質等に由来する金属コバルトやコバルト
酸化物その他の金属やその酸化物、カーボン等からなる
比較的小さな粉末状あるいは顆粒状の焙焼アッシュとが
存在する。
【0021】そして、上記裁断工程で得られた焙焼電池
の裁断物は、先に篩分け工程で比較的大きな裁断片の金
属スクラップと比較的小さな粉末状あるいは顆粒状の焙
焼アッシュとに篩分けられて分離され、次いで磁選工程
で磁性体のコバルト含有物が選別されるか、あるいは、
先に磁選工程で磁石により磁性体と非磁性体とに選別さ
れ、次いで篩分け工程で磁性体を篩分けて磁性金属スク
ラップとコバルト含有物とに分離されるが、磁選工程で
の処理量を低減すると共に金属スクラップと焙焼アッシ
ュとをより完全に分離するために、好ましくは前者の先
に篩分けを行ってから磁選する方法である。
の裁断物は、先に篩分け工程で比較的大きな裁断片の金
属スクラップと比較的小さな粉末状あるいは顆粒状の焙
焼アッシュとに篩分けられて分離され、次いで磁選工程
で磁性体のコバルト含有物が選別されるか、あるいは、
先に磁選工程で磁石により磁性体と非磁性体とに選別さ
れ、次いで篩分け工程で磁性体を篩分けて磁性金属スク
ラップとコバルト含有物とに分離されるが、磁選工程で
の処理量を低減すると共に金属スクラップと焙焼アッシ
ュとをより完全に分離するために、好ましくは前者の先
に篩分けを行ってから磁選する方法である。
【0022】上記篩分け工程では、好ましくは振動篩が
用いられ、金属スクラップに付着した焙焼アッシュが可
及的に除去され、回収された金属スクラップ、例えば
鉄、ステンレス、アルミニウム、銅は再資源化して有効
利用される。また、上記磁選工程では、特に制限される
ものではないが、例えばドラム型湿式分離機やベルト型
湿式分離機、更には種々のタイプの乾式分離機等の装置
を用い、磁性物質と非磁性物質との付着時間の差を利用
して磁気分離が行われる。
用いられ、金属スクラップに付着した焙焼アッシュが可
及的に除去され、回収された金属スクラップ、例えば
鉄、ステンレス、アルミニウム、銅は再資源化して有効
利用される。また、上記磁選工程では、特に制限される
ものではないが、例えばドラム型湿式分離機やベルト型
湿式分離機、更には種々のタイプの乾式分離機等の装置
を用い、磁性物質と非磁性物質との付着時間の差を利用
して磁気分離が行われる。
【0023】ここで、篩分け工程で得られた焙焼アッシ
ュについては、これを磁選工程に移送する前に、必要に
よりボールミル等の粉砕機で粉砕処理し、この焙焼アッ
シュの粒度を平均粒度2mm以下、好ましくは1.65
1mm(12メッシュ)以下、より好ましくは1.16
8mm(16メッシュ)以下に粉砕するのがよい。この
ように焙焼アッシュを平均粒度2mm以下に粉砕するこ
とにより、金属コバルト及びコバルト酸化物を比較的高
濃度に含む粉体とコバルト以外の金属及びその酸化物を
比較的高濃度に含む粉体とに分かれ、磁選工程で比較的
高濃度に金属コバルト及びコバルト酸化物を含むコバル
ト含有物が得られる。
ュについては、これを磁選工程に移送する前に、必要に
よりボールミル等の粉砕機で粉砕処理し、この焙焼アッ
シュの粒度を平均粒度2mm以下、好ましくは1.65
1mm(12メッシュ)以下、より好ましくは1.16
8mm(16メッシュ)以下に粉砕するのがよい。この
ように焙焼アッシュを平均粒度2mm以下に粉砕するこ
とにより、金属コバルト及びコバルト酸化物を比較的高
濃度に含む粉体とコバルト以外の金属及びその酸化物を
比較的高濃度に含む粉体とに分かれ、磁選工程で比較的
高濃度に金属コバルト及びコバルト酸化物を含むコバル
ト含有物が得られる。
【0024】篩分け工程から磁選工程を経て、あるい
は、磁選工程から篩分け工程を経て得られたコバルト含
有物は、焙焼電池を裁断して生じた磁選前の焙焼アッシ
ュに対して、その重量が少しでも減少していれば、後の
酸溶解処理で必要とする酸の使用量がそれだけ減少する
ことになり、酸溶解工程で使用する酸の量を減少せしめ
る効果が得られるが、この酸溶解工程で使用する酸の量
は可及的に減少せしめるのがよく、また、工業的に実施
する上で、好ましくは磁選前の焙焼アッシュに対して重
量比0.6以下、より好ましくは0.5以下にするのが
よい。
は、磁選工程から篩分け工程を経て得られたコバルト含
有物は、焙焼電池を裁断して生じた磁選前の焙焼アッシ
ュに対して、その重量が少しでも減少していれば、後の
酸溶解処理で必要とする酸の使用量がそれだけ減少する
ことになり、酸溶解工程で使用する酸の量を減少せしめ
る効果が得られるが、この酸溶解工程で使用する酸の量
は可及的に減少せしめるのがよく、また、工業的に実施
する上で、好ましくは磁選前の焙焼アッシュに対して重
量比0.6以下、より好ましくは0.5以下にするのが
よい。
【0025】この磁選工程で得られたコバルト含有物
は、金属コバルト及びコバルト酸化物を主成分とするも
のであるが、これら以外に、例えば金属コバルトと焼結
した銅やアルミニウム等の金属やその酸化物を相当の割
合で含有する。このコバルト含有物中における金属コバ
ルト及びコバルト酸化物の合計の含有割合(以下、これ
を単に「コバルト含有率」という)は、通常20重量%
以上、好ましくは40重量%以上であるのがよい。この
コバルト含有率は、高ければ高いほど、単位コバルト量
に対して必要とされる酸の量が減少し、酸溶解工程での
酸の使用量が減少する。
は、金属コバルト及びコバルト酸化物を主成分とするも
のであるが、これら以外に、例えば金属コバルトと焼結
した銅やアルミニウム等の金属やその酸化物を相当の割
合で含有する。このコバルト含有物中における金属コバ
ルト及びコバルト酸化物の合計の含有割合(以下、これ
を単に「コバルト含有率」という)は、通常20重量%
以上、好ましくは40重量%以上であるのがよい。この
コバルト含有率は、高ければ高いほど、単位コバルト量
に対して必要とされる酸の量が減少し、酸溶解工程での
酸の使用量が減少する。
【0026】本発明において、磁選工程で得られたコバ
ルト含有物は、次に塩酸、硫酸、硝酸等の適当な酸を用
いて溶解し、酸溶解物とされる(酸溶解工程)。この酸
溶解工程で用いられる酸としては、典型的には塩酸や硫
酸等の鉱酸が挙げられ、その使用量は通常コバルト含有
物1モルに対して1〜3モルの範囲である。
ルト含有物は、次に塩酸、硫酸、硝酸等の適当な酸を用
いて溶解し、酸溶解物とされる(酸溶解工程)。この酸
溶解工程で用いられる酸としては、典型的には塩酸や硫
酸等の鉱酸が挙げられ、その使用量は通常コバルト含有
物1モルに対して1〜3モルの範囲である。
【0027】酸溶解工程で得られた酸溶解物は、次にコ
バルトを回収するための回収工程に移送される。この回
収工程については、それが酸溶解物からコバルトを選択
的に回収できる工程であればよく、例えば、pH調整に
よりコバルト化合物以外の金属化合物を可及的に分離除
去した後、pH10に調整して水酸化コバルトを析出さ
せ、この水酸化コバルトを還元雰囲気中で還元して金属
コバルトとして回収する方法や、アルキル燐酸を含む有
機溶剤で有機相中にコバルト化合物を選択的に液液抽出
する方法(特公昭56−11371号公報、特公平5−
14013号公報)や、アルキル燐酸を含む有機溶剤−
水−過酸化水素(水溶性還元剤)系のエマルジョン抽出
剤で加熱攪拌下にコバルト化合物を選択的に固液抽出す
る方法(特願平7−268881号公報)等が挙げら
れ、好ましくは溶剤抽出によりコバルトを回収する溶剤
抽出方法である。
バルトを回収するための回収工程に移送される。この回
収工程については、それが酸溶解物からコバルトを選択
的に回収できる工程であればよく、例えば、pH調整に
よりコバルト化合物以外の金属化合物を可及的に分離除
去した後、pH10に調整して水酸化コバルトを析出さ
せ、この水酸化コバルトを還元雰囲気中で還元して金属
コバルトとして回収する方法や、アルキル燐酸を含む有
機溶剤で有機相中にコバルト化合物を選択的に液液抽出
する方法(特公昭56−11371号公報、特公平5−
14013号公報)や、アルキル燐酸を含む有機溶剤−
水−過酸化水素(水溶性還元剤)系のエマルジョン抽出
剤で加熱攪拌下にコバルト化合物を選択的に固液抽出す
る方法(特願平7−268881号公報)等が挙げら
れ、好ましくは溶剤抽出によりコバルトを回収する溶剤
抽出方法である。
【0028】この溶剤抽出方法でコバルト化合物を抽出
するのに用いられるアルキル燐酸としては、例えば、2
−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル
エステル(M2EHPA)等のアルキルホスホン酸モノ
アルキルエステル、及び、燐酸ビス−2−エチルヘキシ
ル(D2EHPA)、燐酸ビス−2−ドデシル等のジア
ルキル燐酸であって、アルキル基の炭素数が6以上のも
のが挙げられる。
するのに用いられるアルキル燐酸としては、例えば、2
−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル
エステル(M2EHPA)等のアルキルホスホン酸モノ
アルキルエステル、及び、燐酸ビス−2−エチルヘキシ
ル(D2EHPA)、燐酸ビス−2−ドデシル等のジア
ルキル燐酸であって、アルキル基の炭素数が6以上のも
のが挙げられる。
【0029】なお、本発明の磁選によりコバルト含有物
を選別した残りの焙焼アッシュについては、それが銅等
の金属を豊富に含むものであるから、必要により、例え
ば電解精錬等の方法でこれらの金属を回収してもよい。
を選別した残りの焙焼アッシュについては、それが銅等
の金属を豊富に含むものであるから、必要により、例え
ば電解精錬等の方法でこれらの金属を回収してもよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示すフローチャ
ートに従って、本発明の二次電池廃品からのコバルト回
収方法についての好適な実施の形態を説明する。
ートに従って、本発明の二次電池廃品からのコバルト回
収方法についての好適な実施の形態を説明する。
【0031】先ず、電気炉やガス炉等の装置を用い、電
池廃品を600℃以上の温度、好ましくは700〜90
0℃で1〜3時間焙焼する。この焙焼処理により、電池
廃品中のコバルト化合物はその一部が金属コバルトに還
元され、その際に他のコバルト化合物はコバルト酸化物
としてこの金属コバルトに付着あるいは吸着されたよう
な状態で存在すると考えられる。
池廃品を600℃以上の温度、好ましくは700〜90
0℃で1〜3時間焙焼する。この焙焼処理により、電池
廃品中のコバルト化合物はその一部が金属コバルトに還
元され、その際に他のコバルト化合物はコバルト酸化物
としてこの金属コバルトに付着あるいは吸着されたよう
な状態で存在すると考えられる。
【0032】次に、焙焼工程で得られた焙焼電池を放置
冷却あるいは強制冷却して室温まで冷却し、シュレッダ
ー等の裁断機で例えば3〜10mmの大きさに裁断す
る。そして、裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物は、
次に振動篩等を用いて好ましくは20メッシュを篩別で
きる条件で金属スクラップと焙焼アッシュとに篩分けら
れる。
冷却あるいは強制冷却して室温まで冷却し、シュレッダ
ー等の裁断機で例えば3〜10mmの大きさに裁断す
る。そして、裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物は、
次に振動篩等を用いて好ましくは20メッシュを篩別で
きる条件で金属スクラップと焙焼アッシュとに篩分けら
れる。
【0033】この篩分け工程で得られた焙焼アッシュに
ついては、電磁石等を用いて金属コバルト及びコバルト
酸化物を主成分とするコバルト含有物とそれ以外の金属
及びその酸化物を主とする残留アッシュとに磁気分離す
る。ここで、コバルト含有物として磁気分離する割合
は、好ましくは磁選前の焙焼アッシュに対して重量比
0.6以下、より好ましくは0.5以下であるのがよ
く、結果として焙焼アッシュ中の金属コバルト及びコバ
ルト酸化物は1.6〜2倍以上の濃度に濃縮される。
ついては、電磁石等を用いて金属コバルト及びコバルト
酸化物を主成分とするコバルト含有物とそれ以外の金属
及びその酸化物を主とする残留アッシュとに磁気分離す
る。ここで、コバルト含有物として磁気分離する割合
は、好ましくは磁選前の焙焼アッシュに対して重量比
0.6以下、より好ましくは0.5以下であるのがよ
く、結果として焙焼アッシュ中の金属コバルト及びコバ
ルト酸化物は1.6〜2倍以上の濃度に濃縮される。
【0034】磁選工程で選別されたコバルト含有物は、
次に塩酸や硫酸等の鉱酸に溶解され(酸溶解工程)、次
いで酸溶解液中のコバルト化合物はアルキル燐酸を含む
有機溶剤で有機相中に選択的に液液抽出され、回収され
る。
次に塩酸や硫酸等の鉱酸に溶解され(酸溶解工程)、次
いで酸溶解液中のコバルト化合物はアルキル燐酸を含む
有機溶剤で有機相中に選択的に液液抽出され、回収され
る。
【0035】本発明においては、二次電池廃品を焙焼処
理し、次いで裁断処理したのち金属スクラップと焙焼ア
ッシュとを篩分けし、得られた焙焼アッシュを磁選工程
で磁石により選別して金属コバルト及びコバルト酸化物
を高濃度に含むコバルト含有物とし、次いでこのコバル
ト含有物に酸溶解処理と溶剤抽出処理を施してコバルト
の回収を行うので、酸溶解処理で必要とする酸の使用量
を可及的に低減することができるほか、コバルトの回収
効率を向上せしめることができる。
理し、次いで裁断処理したのち金属スクラップと焙焼ア
ッシュとを篩分けし、得られた焙焼アッシュを磁選工程
で磁石により選別して金属コバルト及びコバルト酸化物
を高濃度に含むコバルト含有物とし、次いでこのコバル
ト含有物に酸溶解処理と溶剤抽出処理を施してコバルト
の回収を行うので、酸溶解処理で必要とする酸の使用量
を可及的に低減することができるほか、コバルトの回収
効率を向上せしめることができる。
【0036】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて、本発明
方法を具体的に説明する。
方法を具体的に説明する。
【0037】実施例1 外形寸法18mmφ×65mmで重量35.93gの円
筒型のリチウムイオン二次電池の廃品1個を用い、これ
を環状の電気炉の中心部に入れて800℃で2時間焙焼
した。
筒型のリチウムイオン二次電池の廃品1個を用い、これ
を環状の電気炉の中心部に入れて800℃で2時間焙焼
した。
【0038】このように焙焼処理して得られた焙焼電池
を、裁断機を用いて約10mmの大きさに裁断し、得ら
れた裁断物を16メッシュの振動篩を用いて篩分けし
た。この篩分けにより、電池容器由来の鉄片や負極材由
来の銅箔片、正極材由来のアルミ箔片等の裁断片を主体
とする篩上の金属スクラップ14.38gと篩下の焙焼
アッシュ16.81gとに分別した。
を、裁断機を用いて約10mmの大きさに裁断し、得ら
れた裁断物を16メッシュの振動篩を用いて篩分けし
た。この篩分けにより、電池容器由来の鉄片や負極材由
来の銅箔片、正極材由来のアルミ箔片等の裁断片を主体
とする篩上の金属スクラップ14.38gと篩下の焙焼
アッシュ16.81gとに分別した。
【0039】上記篩分け処理により得られた焙焼アッシ
ュ16.81gについて、電磁石を用い、この電磁石に
吸着するコバルト含有物14.57gとこの電磁石には
吸着しないそれ以外の残留アッシュ2.24gとに磁気
分離し、コバルト含有物を回収した。この磁選処理で回
収されたコバルト含有物は、磁選前の焙焼アッシュに対
して重量比0.87であり、焙焼アッシュ中の金属コバ
ルト及びコバルト酸化物は1.15倍に濃縮された。
ュ16.81gについて、電磁石を用い、この電磁石に
吸着するコバルト含有物14.57gとこの電磁石には
吸着しないそれ以外の残留アッシュ2.24gとに磁気
分離し、コバルト含有物を回収した。この磁選処理で回
収されたコバルト含有物は、磁選前の焙焼アッシュに対
して重量比0.87であり、焙焼アッシュ中の金属コバ
ルト及びコバルト酸化物は1.15倍に濃縮された。
【0040】次に、このようにして得られたコバルト含
有物14.57gを、濃度10重量%の塩酸と濃度10
重量%の硝酸の重量比2:1の混酸186mlを用いて
溶解し、濾過して不溶物4.61gを分離除去し、酸溶
解物を得た。
有物14.57gを、濃度10重量%の塩酸と濃度10
重量%の硝酸の重量比2:1の混酸186mlを用いて
溶解し、濾過して不溶物4.61gを分離除去し、酸溶
解物を得た。
【0041】得られた酸溶解物を10重量%水酸化ナト
リウム水溶液を用いてpH6に調整し、不純物として混
入している鉄、アルミニウム、銅のイオンを水酸化物と
して沈殿させ、濾過して除去したのち、得られた濾液を
pH10に調整して水酸化コバルトを沈殿させ、この水
酸化コバルトの沈殿物を濾過して回収し、乾燥させて水
酸化コバルト10.78gを得た。この水酸化コバルト
10.78gを水素気流中500℃で1時間加熱し、還
元して金属コバルト6.84gを得た。得られた金属コ
バルトの純度は99.3%であり、電池廃品中に含まれ
ていた全コバルトに対するコバルト回収率は87.8%
であった。
リウム水溶液を用いてpH6に調整し、不純物として混
入している鉄、アルミニウム、銅のイオンを水酸化物と
して沈殿させ、濾過して除去したのち、得られた濾液を
pH10に調整して水酸化コバルトを沈殿させ、この水
酸化コバルトの沈殿物を濾過して回収し、乾燥させて水
酸化コバルト10.78gを得た。この水酸化コバルト
10.78gを水素気流中500℃で1時間加熱し、還
元して金属コバルト6.84gを得た。得られた金属コ
バルトの純度は99.3%であり、電池廃品中に含まれ
ていた全コバルトに対するコバルト回収率は87.8%
であった。
【0042】比較例1 上記実施例1で得られた焙焼アッシュ16.81gを磁
選工程で磁気分離することなくそのまま実施例1で用い
た混酸(濃度10重量%の塩酸と濃度10重量%の硝酸
の重量比2:1)に溶解させたところ、混酸221ml
を必要とし、また、濾過して不溶物4.90gが分離回
収された。得られた酸溶解物を上記実施例1と同様にし
て処理して金属コバルトの回収を行った。得られた金属
コバルトの純度は85.9%であり、電池廃品中に含ま
れていた全コバルトに対するコバルト回収率は87.1
%であった。
選工程で磁気分離することなくそのまま実施例1で用い
た混酸(濃度10重量%の塩酸と濃度10重量%の硝酸
の重量比2:1)に溶解させたところ、混酸221ml
を必要とし、また、濾過して不溶物4.90gが分離回
収された。得られた酸溶解物を上記実施例1と同様にし
て処理して金属コバルトの回収を行った。得られた金属
コバルトの純度は85.9%であり、電池廃品中に含ま
れていた全コバルトに対するコバルト回収率は87.1
%であった。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、可及的少量の酸を用い
て、二次電池の電池廃品から希少金属のコバルトを効率
良く回収することができ、工業的価値の高いものであ
る。
て、二次電池の電池廃品から希少金属のコバルトを効率
良く回収することができ、工業的価値の高いものであ
る。
【図1】 図1は、本発明の好適な実施形態に係る二次
電池廃品からのコバルト回収方法を示すフローチャート
である。
電池廃品からのコバルト回収方法を示すフローチャート
である。
フロントページの続き (72)発明者 清水 駿平 神奈川県川崎市川崎区駅前本町12番1、多 摩化学工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 電極材中にコバルトを含む二次電池の電
池廃品を600℃以上の温度で焙焼する焙焼工程と、こ
の焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断する裁断工程と、
この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物を篩分けて金
属スクラップと焙焼アッシュとに分離する篩分け工程
と、この篩分け工程で得られた焙焼アッシュ中から磁石
を用いてコバルト含有物を磁気分離する磁選工程と、こ
の磁選工程で選別されたコバルト含有物を酸に溶解する
酸溶解工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物から
コバルトを回収する回収工程とを含むことを特徴とする
二次電池廃品からのコバルト回収方法。 - 【請求項2】 回収工程が、溶剤抽出によりコバルトを
回収する溶剤抽出工程である請求項1に記載の二次電池
廃品からのコバルト回収方法。 - 【請求項3】 焙焼工程での電池廃品の焙焼は、密閉容
器中又は還元雰囲気中で700〜900℃の温度で行う
請求項1又は2に記載の二次電池からのコバルト回収方
法。 - 【請求項4】 篩分け工程で得られた焙焼アッシュは、
磁選工程で磁選される前に所定の粒度に粉砕される請求
項1〜3の何れかに記載の二次電池廃品からのコバルト
回収方法。 - 【請求項5】 焙焼アッシュは、平均粒度2mm以下に
粉砕されている請求項1〜4の何れかに記載の二次電池
廃品からのコバルト回収方法。 - 【請求項6】 磁選工程での焙焼アッシュの磁選は、湿
式磁気分離により行う請求項1〜5の何れかに記載の二
次電池廃品からのコバルト回収方法。 - 【請求項7】 磁選工程で選別されたコバルト含有物
は、磁選前の焙焼アッシュに対して重量比0.6以下で
ある請求項1〜6の何れかに記載の二次電池廃品からの
コバルト回収方法。 - 【請求項8】 電極材中にコバルトを含む二次電池の電
池廃品を600℃以上の温度で焙焼する焙焼工程と、こ
の焙焼工程で得られた焙焼電池を裁断する裁断工程と、
この裁断工程で得られた焙焼電池の裁断物を磁石により
磁性体と非磁性体とに磁気分離する磁選工程と、この磁
選工程で得られた磁性体を篩分けて磁性金属スクラップ
とコバルト含有物とに分離する篩分け工程と、この篩分
け工程で得られたコバルト含有物を酸に溶解する酸溶解
工程と、この酸溶解工程で得られた酸溶解物からコバル
トを回収する回収工程とを含むことを特徴とする二次電
池廃品からのコバルト回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20256096A JPH1046266A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池廃品からのコバルト回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20256096A JPH1046266A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池廃品からのコバルト回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046266A true JPH1046266A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16459525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20256096A Pending JPH1046266A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 二次電池廃品からのコバルト回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046266A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000348782A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Tama Kagaku Kogyo Kk | 二次電池廃材からの正極材回収方法及びこれを用いた非水電解液二次電池 |
| JP2003027151A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Tmc Kk | 電池用電極材料の回収方法 |
| JP2003031229A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-31 | Tmc Kk | 有価金属の回収方法 |
| US7820317B2 (en) | 2004-04-06 | 2010-10-26 | Recupyl | Method for the mixed recycling of lithium-based anode batteries and cells |
| KR101300652B1 (ko) * | 2013-01-28 | 2013-08-28 | 주식회사 연화인텍 | 폐 이차전지 분리막을 파라핀오일과 폴리에틸렌으로 분해하는 방법 |
| US8696785B2 (en) | 2008-06-19 | 2014-04-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for recycling battery pack |
| WO2016012943A1 (fr) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | PROCEDE DE RECYCLAGE DE L'ELECTROLYTE D'UNE BATTERIE DE TYPE Li-ION ET PROCEDE DE RECYCLAGE DE BATTERIES DE TYPE Li-ION |
| WO2016012941A1 (fr) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | PROCEDE DE RECYCLAGE DE L'ELECTROLYTE D'UNE BATTERIE DE TYPE Li-ION ET PROCEDE DE RECYCLAGE DES BATTERIES DE TYPE Li-ION |
| WO2016167359A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | Jx金属株式会社 | リチウムイオン電池の処理方法 |
| KR101883100B1 (ko) * | 2017-04-04 | 2018-07-27 | 연세대학교 산학협력단 | 폐전지로부터 유가금속을 회수하는 방법 및 유가금속 회수 시스템 |
| JP2021521327A (ja) * | 2018-04-11 | 2021-08-26 | ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se | 熱を用いたリチウム及び遷移金属を回収する方法 |
| CN113881858A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-01-04 | 荆门市格林美新材料有限公司 | 一种含钴废料回收再利用的方法 |
| CN114231745A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-25 | 广东邦普循环科技有限公司 | 一种锂电池正极片中有价金属的回收方法 |
| CN115432699A (zh) * | 2022-10-21 | 2022-12-06 | 湖南宸宇富基新能源科技有限公司 | 废旧负极基再生石墨材料及其制备和应用 |
| JP2023122409A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 日本重化学工業株式会社 | 非水電解液二次電池の正極の処理方法、および成形体 |
| US20240039067A1 (en) * | 2020-08-24 | 2024-02-01 | Japan Metals & Chemicals Co., Ltd. | Treatment method for positive electrode of non-aqueous electrolyte secondary battery |
| WO2025135678A1 (ko) * | 2023-12-18 | 2025-06-26 | 포스코홀딩스 주식회사 | 유가 금속 회수 합금 및 유가 금속 회수 방법 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20256096A patent/JPH1046266A/ja active Pending
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000348782A (ja) * | 1999-06-01 | 2000-12-15 | Tama Kagaku Kogyo Kk | 二次電池廃材からの正極材回収方法及びこれを用いた非水電解液二次電池 |
| JP2003031229A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-31 | Tmc Kk | 有価金属の回収方法 |
| JP2003027151A (ja) * | 2001-07-18 | 2003-01-29 | Tmc Kk | 電池用電極材料の回収方法 |
| US7820317B2 (en) | 2004-04-06 | 2010-10-26 | Recupyl | Method for the mixed recycling of lithium-based anode batteries and cells |
| US8696785B2 (en) | 2008-06-19 | 2014-04-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for recycling battery pack |
| KR101300652B1 (ko) * | 2013-01-28 | 2013-08-28 | 주식회사 연화인텍 | 폐 이차전지 분리막을 파라핀오일과 폴리에틸렌으로 분해하는 방법 |
| WO2016012943A1 (fr) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | PROCEDE DE RECYCLAGE DE L'ELECTROLYTE D'UNE BATTERIE DE TYPE Li-ION ET PROCEDE DE RECYCLAGE DE BATTERIES DE TYPE Li-ION |
| WO2016012941A1 (fr) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | PROCEDE DE RECYCLAGE DE L'ELECTROLYTE D'UNE BATTERIE DE TYPE Li-ION ET PROCEDE DE RECYCLAGE DES BATTERIES DE TYPE Li-ION |
| EP3284834A4 (en) * | 2015-04-17 | 2018-10-31 | JX Nippon Mining & Metals Corporation | Method for processing lithium ion cell |
| US11145915B2 (en) | 2015-04-17 | 2021-10-12 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Method for treating lithium ion battery |
| CN107532231A (zh) * | 2015-04-17 | 2018-01-02 | 捷客斯金属株式会社 | 锂离子电池的处理方法 |
| KR20170137856A (ko) * | 2015-04-17 | 2017-12-13 | 제이엑스금속주식회사 | 리튬 이온 전지의 처리 방법 |
| WO2016167359A1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-10-20 | Jx金属株式会社 | リチウムイオン電池の処理方法 |
| US10727546B2 (en) | 2015-04-17 | 2020-07-28 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Method for treating lithium ion battery |
| KR101883100B1 (ko) * | 2017-04-04 | 2018-07-27 | 연세대학교 산학협력단 | 폐전지로부터 유가금속을 회수하는 방법 및 유가금속 회수 시스템 |
| JP2021521327A (ja) * | 2018-04-11 | 2021-08-26 | ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se | 熱を用いたリチウム及び遷移金属を回収する方法 |
| US20240039067A1 (en) * | 2020-08-24 | 2024-02-01 | Japan Metals & Chemicals Co., Ltd. | Treatment method for positive electrode of non-aqueous electrolyte secondary battery |
| CN113881858A (zh) * | 2021-09-08 | 2022-01-04 | 荆门市格林美新材料有限公司 | 一种含钴废料回收再利用的方法 |
| CN114231745A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-25 | 广东邦普循环科技有限公司 | 一种锂电池正极片中有价金属的回收方法 |
| WO2023093182A1 (zh) * | 2021-11-26 | 2023-06-01 | 广东邦普循环科技有限公司 | 一种锂电池正极片中有价金属的回收方法 |
| JP2023122409A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 日本重化学工業株式会社 | 非水電解液二次電池の正極の処理方法、および成形体 |
| CN115432699A (zh) * | 2022-10-21 | 2022-12-06 | 湖南宸宇富基新能源科技有限公司 | 废旧负极基再生石墨材料及其制备和应用 |
| CN115432699B (zh) * | 2022-10-21 | 2023-07-11 | 湖南宸宇富基新能源科技有限公司 | 废旧负极基再生石墨材料及其制备和应用 |
| WO2025135678A1 (ko) * | 2023-12-18 | 2025-06-26 | 포스코홀딩스 주식회사 | 유가 금속 회수 합금 및 유가 금속 회수 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4144820B2 (ja) | リチウムイオン2次電池からの正極活物質の再生方法 | |
| JPH1046266A (ja) | 二次電池廃品からのコバルト回収方法 | |
| JP2021512215A (ja) | リチウム電池をリサイクルする方法 | |
| JP3918041B2 (ja) | 使用済みニッケル−金属水素化物蓄電池からの金属の回収方法 | |
| JP5651462B2 (ja) | リチウムイオン二次電池からの有価物の回収方法、及び有価物を含有する回収物 | |
| JP7691993B2 (ja) | リチウムの回収方法及び炭酸リチウムの製造方法 | |
| KR20220038416A (ko) | 리튬 배터리를 재활용하는 방법 | |
| JP7268382B2 (ja) | 使用済みリチウムイオン電池の処理方法 | |
| JP2017115179A (ja) | 有価物の回収方法 | |
| JP7621709B2 (ja) | 廃電極からアルミニウムを選択的に除去する方法およびこれを用いて廃電極から金属成分を回収する方法 | |
| JP2008231522A (ja) | Co,Ni,Mn含有電池滓からの貴金属回収方法 | |
| JP7271833B2 (ja) | リチウムの回収方法 | |
| JP2019130474A (ja) | チタン酸リチウムを含む廃リチウムイオン電池から回収した再生負極活物質およびその回収方法 | |
| JPH116020A (ja) | リチウムイオン電池廃材からの高純度コバルト化合物の回収法 | |
| JPH036208B2 (ja) | ||
| KR100358528B1 (ko) | 폐리튬이차전지의 재활용방법 | |
| JP4099057B2 (ja) | リチウムイオン電池内のコバルト回収方法およびコバルト回収システム | |
| JP3777226B2 (ja) | 再利用可能な希土類含有化合物の回収方法 | |
| CA3219839A1 (en) | Process for recycling battery materials by way of hydrometallurgical treatment | |
| JP7286085B2 (ja) | リチウムイオン電池からのリチウムの回収方法 | |
| JP3434318B2 (ja) | 使用済みリチウム二次電池からの有価金属の分別回収方法 | |
| CA3260420A1 (en) | USED BATTERY TREATMENT PROCESS | |
| CN113979483A (zh) | 一种废旧锂电池中钴酸锂的回收方法 | |
| WO2024097221A1 (en) | Lithium recovery | |
| CN111180821A (zh) | 一种废旧锂离子电池无害化回收分选方法 |