JPH1046355A - 金属管の表面処理法 - Google Patents

金属管の表面処理法

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JPH1046355A
JPH1046355A JP21944396A JP21944396A JPH1046355A JP H1046355 A JPH1046355 A JP H1046355A JP 21944396 A JP21944396 A JP 21944396A JP 21944396 A JP21944396 A JP 21944396A JP H1046355 A JPH1046355 A JP H1046355A
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JP
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metal tube
metal
durable
tube
coil
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JP21944396A
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English (en)
Inventor
Teruo Yoshimasa
輝男 吉政
Hitoshi Hokari
等 穂苅
Kinichi Ito
欣一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuden Co Ltd Hyogo
Original Assignee
Tokushu Denkyoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苛酷な摩耗環境や腐蝕環境にさらされる金属
管の内外の表面に耐摩耗層や耐腐蝕層等の耐久性金属層
を溶着形成する際に、肉盛層厚を所望の厚さに設定でき
且つ稀釈率が極めて小さい冶金的接合がなされた所定成
分の耐久性金属層を容易確実に形成できる金属管の表面
処理法を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る金属管の表面処理法は、金
属管の1の表面に冶金的接合よりなる耐久性金属層4(1
4)を形成する際に、該金属管1を縦向きに配置し、その
表面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性金属材料2(22)
を塗布し、該金属管1の回りに交流電源につながれたコ
イル3を囲設配置して該コイル3に通電すると共に、金
属管1とコイル3の少なくとも一方を金属管1の軸線方
向に移動させることにより、金属管1乃至粉粒状の耐久
性金属材料2を誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐久
性金属材料2(22)を溶融し、この溶融した耐久性金属材
料2(22)を加熱された金属管1の表面に溶着して耐久性
金属層4(14)を形成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管の表面処理
法に関し、さらに詳しくは、各種産業において摩耗環境
や腐蝕環境にさらされる金属管の内外の表面に優れた耐
久性を付与するための表面処理法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼、セメント等の製造業における原材
料や製品材料等を移送するために、所謂パイプライン設
備を利用して金属管内を通して輸送したり、圧送したり
する場合は、該材料との接蝕部は、どのような形状のも
のであっても、摩耗環境にさらされる。また、化学,石
油化学あるいは水処理、発電などの産業分野において
は、化学反応や多岐にわたる弱酸性雰囲気などによる腐
蝕環境及び高温加熱環境が存在し、金属管の内外面に腐
蝕摩耗、微細割れ、熱損などが発生する危険性が常につ
きまとう。
【0003】ところで、かゝる摩耗対策あるいは腐蝕対
策としては、一般にクラッディングと言われる対策目的
に応じた特殊な材料を金属管の内面又は外面に機械的、
冶金的に密着あるいは溶着させている。而して、冶金的
接合による溶着手段として従来より最もひろく採用され
ているのが肉盛溶接法であり、耐摩耗層を形成する場
合、溶加材として溶接棒、溶接ワイヤーを使用したアー
ク溶接法が用いられるのが一般的であり、さらに、耐腐
蝕層形成の場合においても、アーク溶接法やガス溶接法
さらにはプラズマ粉体肉盛法により所定の耐腐蝕材料を
溶融、溶着させることが多く、また、一部ステンレスス
チール材料やチタン材料などの市場需要の多いクラッデ
ィングには、爆発接着や圧延圧着法を採用することもあ
るが、クラッディング材料の種類が限られている。
【0004】また、耐摩耗層の形成にアーク溶接法を用
いると、必然的に溶接入熱により、母材である金属管側
に溶込みを生じて、耐摩耗材料は希釈されることにな
り、各溶接条件による各希釈率によって、化学成分低下
を発生させる問題があり、さらに、耐摩耗肉盛溶接材料
は、一般的に溶接割れ感受性が高く、一パスないし一層
で所定の厚さに肉盛溶接されるべきであり、熱管理上さ
らには施工法上、多層盛は煩雑な作業を必要とし、好ま
しくない。
【0005】しかしながら、一パス、一層溶接では、そ
の原理上から肉厚が3〜5mmの範囲限定されることが多
く、希釈率の存在および変動により、目標とする耐摩耗
性を安定させることが困難であるのみでなく、必要とさ
れる耐摩耗層も母材である金属管の内外の表面近傍でい
ちじるしく希釈され、加えて3〜5mmの厚さ範囲に限定
されて、より薄い層厚や厚い層厚が必要な場合には極め
て困難であり、煩雑な手段を余儀なくされる。
【0006】一方、耐腐蝕層の形成に際しては、耐摩耗
層とは異なり、静的腐蝕摩耗や割れ対策のために耐摩耗
層のような層厚は設計上も要求されず、部品によっては
1mmの層厚で満足な場合もある。しかしながら耐腐蝕層
は目標成分の変動誤差範囲が小さく、稀釈層は耐腐蝕層
として加味されず、加えて層の厚み方向にも成分値が変
動する従来肉盛溶接法では設計要求成分層が1〜2mmで
あるにもかかわらず、2〜3層の肉盛溶接によって、5
〜7mmの肉盛層を形成せざるをえず、高価な特殊合金材
料を必要以上に多量に肉盛溶接せねばならず、施工コス
トも大きくならざるをえないといった種々の問題があ
る。
【0007】また、母材が金属管の場合は、図19及び
図20に示すように、金属管(イ)を一対の受支ローラ
(ロ)上に横向きに配置し、モータに接続された回転駆
動部材(ハ)により金属管(イ)を回転させながら、金
属管(イ)の内外の表面をトーチ(ニ)を用いてプラズ
マ粉体肉盛溶接法、自動TIG溶接法、MIG溶接法な
どにより、所定の材料成分の粉末またはフィラーロッド
若しくはワイヤーを送給しながら肉盛溶接を行っている
が、1m程度以上の長さの金属管の場合は、ノズルが振
れて正しく溶接し難い問題があると共に、金属の内面に
施工する場合は内径に下限があり、プラズマ溶接の場合
で約80mm以上、MIG溶接の場合で約150mm以上の
径長が必要であって、それ以下では施工できない問題が
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術にみられる種々の問題を解決することを課題として
研究開発されたもので、苛酷な摩耗環境や腐蝕環境にさ
らされる金属管の内外の表面に耐摩耗層や耐腐蝕層等の
耐久性金属層を溶着形成する際に、肉盛層厚を所望の厚
さに設定でき且つ稀釈率が極めて小さい冶金的接合がな
された所定成分の耐久性金属層を容易確実に形成できる
金属管の表面処理法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成するために、本発明は、金属管の内面に冶
金的接合よりなる耐久性金属層を形成する際に、該金属
管を縦向きに配置し、その内面に固着剤と混合した粉粒
状の耐久性金属材料を塗布し、該金属管の回りに交流電
源につながれたコイルを囲設配置して該コイルに通電す
ると共に、金属管とコイルの少なくとも一方を金属管の
軸線方向に移動させることにより、金属管乃至粉粒状の
耐久性金属材料を誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐
久性金属材料を溶融し、この溶融した耐久性金属材料を
加熱された金属管の内面に溶着して耐久性金属層を形成
することを特徴とする金属管の表面処理法を提供するも
のである。
【0010】また、上記の課題を解決し、その目的を達
成するために、本発明は、金属管の内面に冶金的接合よ
りなる耐久性金属層を形成する際に、該金属管を縦向き
に配置し、その内面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性
金属材料を塗布した後、該金属管内に、外面に離型材料
を塗布した中子管を挿入し、該金属管の回りに交流電源
につながれたコイルを囲設配置して該コイルに通電する
と共に、金属管とコイルの少なくとも一方を金属管の軸
線方向に移動させることにより、金属管乃至粉粒状の耐
久性金属材料を誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐久
性金属材料を溶融し、この溶融した耐久性金属材料を加
熱された金属管の内面に溶着して耐久性金属層を形成す
ることを特徴とする金属管の表面処理法を提供するもの
である。
【0011】さらに、上記の課題を解決し、その目的を
達成するために、本発明は、金属管の外面に冶金的接合
よりなる耐久性金属層を形成する際に、該金属管を縦向
きに配置し、その外面に固着剤と混合した粉粒状の耐久
性金属材料を塗布し、該金属管の回りに交流電源につな
がれたコイルを囲設配置して該コイルに通電すると共
に、金属管とコイルの少なくとも一方を金属管の軸線方
向に移動させることにより、金属管乃至粉粒状の耐久性
金属材料を誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐久性金
属材料を溶融し、この溶融した耐久性金属材料を加熱さ
れた金属管の外面に溶着して耐久性金属層を形成するこ
とを特徴とする金属管の表面処理法を提供するものであ
る。
【0012】さらにまた、上記の課題を解決し、その目
的を達成するために、本発明は、金属管の外面に冶金的
接合よりなる耐久性金属層を形成する際に、該金属管を
縦向きに配置し、その外面に固着剤と混合した粉粒状の
耐久性金属材料を塗布すると共に、該金属管の回りに、
上記塗布材料の落流を防止し且つ滑らかな塗布層を形成
するための短管状の金型を嵌装し、更に該金型の外側に
交流電源につながれたコイルを囲設配置して該コイルに
通電すると共に、金属管と、コイルを囲設配置した金型
の少なくとも一方を金属管の軸線方向に移動させつつ、
該金属管をその軸心を中心として回転させることによ
り、金属管乃至粉粒状の耐久性金属材料を誘導加熱によ
り加熱して該粉粒状の耐久性金属材料を溶融し、この溶
融した耐久性金属材料を加熱された金属管の外面に溶着
して耐久性金属層を形成することを特徴とする金属管の
表面処理法を提供するものである。なお、本発明で言う
「粉粒状」とは、「粉体単独のもの」及び「粒体単独の
もの」並びに「粉体と粒体を混合したもの」を指称する
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態のい
くつかを添付図面を参照にして説明すれば、図1は本発
明の第1の実施の形態を示しており、摩耗環境にさらさ
れる金属管1を施工現場において昇降自在に縦向きに配
置し、該金属管1の内面にガラス系固着剤と混合した耐
摩耗材料の粉末材料2を所定の厚さに塗布した後、金属
管1の回りの所定の位置に、交流電源につながれたコイ
ル3を囲繞配置して該コイル3に通電すると共に、金属
管1を軸線方向に下降移動させることにより金属管1を
誘導加熱し、該金属管1の熱エネルギーにより上記塗布
粉末材料2を溶融して金属管1の内面に溶着させた後、
金属管1の下降とコイル3への通電をストップすると、
溶着金属は凝固して金属管1の内面に耐摩耗層4が形成
されるものである。なお、円滑に溶着させるために、微
量の造滓剤(スラグ成分)を添加してもよい。
【0014】上記の耐摩耗層4の形成は、原理的には誘
導加熱された金属管1の内面の熱エネルギーの作用によ
って、通電容量と時間との関係により粉末材料2が溶融
し、金属管1の内面に溶着凝固して行われるものであ
る。
【0015】次に、上記本発明の第1の実施の形態に対
応する実施例について説明する。 (実施例)例えば、鉄鋼、セメント業における諸材料の
移送、圧送用金属管1の内面に耐摩耗層4を、耐摩耗材
料として粉末材料2を使用して溶着形成した場合につい
て、図1に示すような囲繞型のコイル3に、周波数400
KHZ・30KWの高周波電源をつないで通電処理した実
施例を以下に示す。 金属管;SGP−100A,外径φ114.3mm,肉厚4.5,長さ
1000mm,下降速度50mm/min 粉末材料; 鉄系粉体50%+タングステンカーバイド
(W2C)50%(粒度−250〜+60ミクロン) 塗布厚; 4mm 高周波発振器条件; コイル負荷電圧:360V,コイル負荷
電流170A,コイル内径φ130mm 上記の条件により溶着層厚2mmの耐摩耗層4を内面に均
一に備えた、移送、圧送用の耐摩耗金属管が得られた。 移送、圧送用の耐摩耗金属管の性能; 従来のSGPの
素管に比して約20倍以上、焼入管に比して約15倍以
上の耐用命数を有していた。
【0016】図2は本発明の第2の実施の形態を示して
おり、上記第1の実施の形態と相違しているのは、金属
管1は移動させることなく、コイル3を第1の実施の形
態における金属管1の移動速度と同一速度で、矢印方向
に上昇移動させた点のみであって、その他の実施条件は
第1の実施の形態と同一であり、実施例及び処理後の金
属管の性能も上記実施例1と同一である。したがって、
同一手段には同一符号が付してある。
【0017】図3は本発明の第3の実施の形態を示して
おり、上記第1、第2の実施の形態と相違しているの
は、金属管1及びコイル3の両方を同時に反対方向に同
一速度で移動させた点であって、この実施の形態では、
金属管1を矢印方向に下降移動させると共に、コイル3
を矢印方向に上昇移動させた点で相違しており、したが
って、次の点でのみ第1の実施の形態における実施例と
相違している。したがって、同一手段には同一符号が付
してある。
【0018】(実施例)上記第3の実施の形態に対応す
る実施例については、金属管1、粉末材料2、粉末材料
の塗布厚、コイル3の高周波発振器条件、耐摩耗層4の
溶着層厚等は、第1の実施の形態における実施例と同一
であるから、同一手段には同一符号が付してあるが、こ
の実施の形態では、金属管1とコイル3の両方を反対方
向に同時に移動する手段を採用したので、処理時間を約
半分に短縮できる。
【0019】図4は本発明の第4の実施の形態を示して
おり、この実施の形態では、金属管1の内面に、ガラス
系固着剤と混合した耐摩耗材料としての、直径0.5〜3mm
程度の粉粒混合材料12を塗布すると共に、金属管1を
回転させながら下降させる手段を採用したものであっ
て、この点において上記各実施の形態と相違している
が、その他の実施条件即ち、金属管1、粉粒混合材料1
2の塗布厚、コイル3の高周波発振器条件、耐摩耗層4
の溶着層厚等は、第1の実施の形態における実施例と同
一であるから、同一手段には同一符号が付してある。
【0020】この第4の実施の形態において、金属管1
を回転させる手段を採用したのは、金属管1の内面に塗
布する耐摩耗材料が粉末体と粒状体の粉粒混合材料12
であって、前記の粉末材料2に較べて、その成分によっ
ては流動性が大きく、溶融時に下方に流れ落ちる場合が
あるからであって、金属管1の回転に伴う遠心力によっ
て溶融金属の流れ落ちの防止を計ったものである。
【0021】(実施例)上記第4の実施の形態に対応す
る実施例において、既述した各実施の形態における実施
例と相違するのは下記の点であって、その他の点は同一
である。 金属管の回転速度; 100〜350回/分 粉粒混合材料; 鉄系粉体(−250〜+60ミクロン)30%
+タングステンカーバイド(0.5〜3mm)70%
【0022】図5は本発明の第5の実施の形態を示して
おり、この実施の形態では、金属管1の回転はさせるが
下降移動させることなく、金属管1の下降移動に代え
て、該金属管1の回りに囲繞配置したコイル3を、上記
第1、第3、第4の実施の形態における金属管1の下降
速度と同一速度で上昇移動させる手段を採用した点にお
いてのみ上記第4の実施の形態と相違しているものであ
るから、同一手段には同一符号が付してあり、また、こ
の第5の実施の形態における実施例も、上記第4の実施
の形態における実施例と同一である。
【0023】図6は本発明の第6の実施の形態を示して
おり、上記第4、第5の実施の形態と相違しているの
は、金属管1を回転させながら下降移動させると共に、
コイル3を金属管1の下降速度と同一速度で上昇移動さ
せる手段を採用した点のみであるから、同一手段には同
一符号が付してあり、この第6の実施の形態における実
施例も、上記第4の実施の形態における実施例と同一で
あるが、この実施の形態では、金属管1とコイル3の両
方を反対方向に同時に移動する手段を採用したので、処
理時間を約半分に短縮できる。
【0024】図7は本発明の第7の実施の形態を示して
おり、この実施の形態では、金属管1の内面に、固着剤
を混合していない耐摩耗材料としての、直径1〜9mm程
度粉末体と粒状体の粉粒混合材料12を塗布して耐摩耗
層4を溶着形成する際に、第4の実施の形態ように、金
属管1の回転遠心力により、塗布した粉粒混合材料12
の流れ落ちを防止する手段を採用することなく、金属管
1の内面に上記粉粒混合材料12を塗布した後、該金属
管1内に、外面に離型材料を塗布した中子管5を挿入
し、第1の実施の形態の場合と同様に、金属管1の回り
の所定の位置に、交流電源につながれたコイル3を囲繞
配置して該コイル3に通電すると共に、金属管1を軸線
方向に下降移動させることにより金属管1を誘導加熱
し、該金属管1の熱エネルギーにより上記の塗布した粉
粒混合材料12を溶融して金属管1の内面に溶着させた
後、金属管1の下降とコイル3への通電をストップする
と、溶着金属は凝固して金属管1の内面に耐摩耗層4が
形成されるものである。
【0025】上記第7の実施の形態にしたがえば、金属
管1内に挿入した中子管5の存在により、金属管1に回
転遠心力を付与しなくても、処理中に金属管1の内面に
塗布した粉粒混合材料が流れる落ちるのを効果的に防止
できるものであり、且つ中子管5の外面には離型材料が
塗布してあるので、反復繰返して使用できる利点があ
る。
【0026】次に、上記第7の実施の形態に対応する実
施例について説明すれば、例えば、鉄鋼、セメント業に
おける諸材料の移送、圧送用金属管1の内面に耐摩耗層
4を、耐摩耗材料として粉粒混合材料12を使用して溶
着形成した場合について、図7に示すような囲繞型のコ
イル3に、周波数400KHZ・30KWの高周波電源をつ
ないで通電処理した実施例を以下に示す。 金属管;STPG−90A,スケジュール80,外径φ101.6mm,肉厚8.1mm, 長さ600mm,下降速度30mm/min 粉粒混合材料; 粉末材料; Co(コバルト)系耐熱高合金(ステライトNo.6) (粒度80〜300メッシュ) 粒状材料;タングステンカーバイド20%(0.5〜2) 塗布厚; 4mm 中子管;外径φ75mm,肉厚5mm 高周波発振器条件;コイル負荷電圧:360V,コイル負荷電流170A, コイル内径φ120mm 上記の条件により、溶着層厚4mm厚の耐摩耗層4を内面
に均一に備えた、移送、圧送用の耐摩耗金属管が得られ
た。 移送、圧送用の耐摩耗金属管の性能;石炭灰の輸送管に
使用したところ、従来の高クロム鋳鉄管の5倍以上の耐
摩耗、耐用命数が得られ、3年間メンテナンスが不要で
あった。
【0027】図8は本発明の第8の実施の形態を示して
おり、上記第7の実施の形態と相違しているのは、金属
管1は移動させることなく、コイル3を第7の実施の形
態における金属管1の移動速度と同一速度で、矢印方向
に上昇移動させた点みであって、その他の実施条件は第
7の実施の形態と同一であり、実施例及び処理後の金属
管の性能も上記実施例7と同一である。したがって、同
一手段には同一符号が付してある。
【0028】図9は本発明の第9の実施の形態を示して
おり、上記第7、第8の実施の形態と相違しているの
は、金属管1及びコイル3の両方を同時に反対方向に同
一速度で移動させた点であって、この実施の形態では、
金属管1を矢印方向に下降移動させると共に、コイル3
を矢印方向に上昇移動させた点で相違しており、したが
って、次の点でのみ第1の実施の形態における実施例と
相違している。したがって、同一手段には同一符号が付
してある。
【0029】(実施例)上記第9の実施の形態に対応す
る実施例については、金属管1、粉粒混合材料12、粉
粒混合材料の塗布厚、コイル3の高周波発振器条件、耐
摩耗層4の溶着層厚等は、第7の実施の形態における実
施例と同一であるから、同一手段には同一符号が付して
あるが、この実施の形態では、金属管1とコイル3の両
方を反対方向に同時に移動する手段を採用したので、処
理時間を約半分に短縮できる。
【0030】図10は本発明の第10の実施の形態を示
しており、腐蝕環境、高加熱環境にさらされる金属管1
を施工現場において昇降自在に縦向きに配置し、該金属
管1の外面にガラス系固着剤と混合した耐腐蝕、耐熱材
料の粉末材料22を所定の厚さに塗布した後、金属管1
の回りの所定の位置に、交流電源につながれたコイル3
を囲繞配置して該コイル3に通電すると共に、金属管1
を軸線方向に下降移動させることにより金属管1を誘導
加熱し、該金属管1の熱エネルギーにより上記塗布粉末
材料22を溶融して金属管1の外面に溶着させた後、金
属管1の下降とコイル3への通電をストップすると、溶
着金属は凝固して金属管1の外面に耐腐蝕、耐熱層14
が形成されるものである。なお、円滑に溶着させるため
に、微量の造滓剤(スラグ成分)を添加してもよい。
【0031】次に、上記本発明の第10の実施の形態に
対応する実施例について説明する。 (実施例)例えば、化学プラント、発電施設などに使用
されるボイラーチューブ等の金属管1の外面に耐腐蝕、
耐熱層14を、耐腐蝕、耐熱材料の粉末材料22を使用
して溶着形成した場合について、図10に示すような囲
繞型のコイル3に、周波数400KHZ・30KWの高周波
電源をつないで通電処理した実施例を以下に示す。 金属管; STB−340 外径φ42.7mm,肉厚3mm,長さ15
00mm,下降速度50mm/min 粉末材料; Ni-Cr-B-Si-WC-の合金粉末 塗布厚; 2mm 高周波発振器条件; コイル負荷電圧:360V,コイル負荷
電流170A,コイル内径φ70mm 上記の条件により溶着層厚1.5mmの耐腐蝕、耐熱層14
を外面に均一に備えた、耐腐蝕、耐熱金属管が得られ
た。 該金属管の性能; パイプ外面の酸化及び高温SOx等
による腐蝕並びに飛散高温粉塵による摩耗を著しく減少
できた。
【0032】図11は本発明の第11の実施の形態を示
しており、上記第10の実施の形態と相違しているの
は、金属管1は移動させることなく、コイル3を第10
の実施の形態における金属管1の移動速度と同一速度
で、矢印方向に上昇移動させた点みであって、その他の
実施条件は第10の実施の形態と同一であり、実施例及
び処理後の金属管の性能も上記実施例10と同一であ
る。したがって、同一手段には同一符号が付してある。
【0033】図12は本発明の第12の実施の形態を示
しており、上記第10、第11の実施の形態と相違して
いるのは、金属管1及びコイル3の両方を同時に反対方
向に同一速度で移動させた点であって、この実施の形態
では、金属管1を矢印方向に下降移動させると共に、コ
イル3を矢印方向に上昇移動させた点で相違しており、
したがって、次の点でのみ第10の実施の形態における
実施例と相違している。したがって、同一手段には同一
符号が付してある。
【0034】(実施例)上記第12の実施の形態に対応
する実施例については、金属管1、粉末材料22、粉末
材料の塗布厚、コイル3の高周波発振器条件、耐腐蝕、
耐熱層14の溶着層厚等は、第10の実施の形態におけ
る実施例と同一であるから、同一手段には同一符号が付
してあるが、この実施の形態では、金属管1とコイル3
の両方を反対方向に同時に移動する手段を採用したの
で、処理時間を約半分に短縮できる。
【0035】図13は本発明の第13の実施の形態を示
しており、腐蝕環境、高加熱環境にさらされる金属管1
を施工現場において昇降自在に縦向きに配置し、該金属
管1の外面に、固着剤と混合した耐腐蝕、耐熱材料とし
ての直径0.5〜3mm程度の粉末体の粉粒混合材料32を塗
布して耐腐蝕、耐熱層14を溶着形成する際に、塗布し
た粉粒混合材料32が流動性が大きい関係から、溶融時
に下方に流れ落ちるのを防止すると共に、滑らかな塗布
層を形成するために、金属管1の回りに短管状の金型6
を上下動可能に嵌装し、更に該金型6の外側に交流電源
につながれたコイル3を囲繞配置して該コイル3に通電
すると共に、金属管1を軸線方向に下降移動させつつ、
該金属管1をその軸心を中心として回転させることによ
り、金属管1を誘導加熱し、該金属管1の熱エネルギー
により上記塗布粉粒混合材料32を溶融して金属管1の
外面に溶着させた後、金属管1の下降と回転及びコイル
3への通電をストップすると、溶着金属は凝固して金属
管1の外面に耐腐蝕、耐熱層14が形成されるものであ
る。
【0036】次に、上記本発明の第13の実施の形態に
対応する実施例について説明する。 (実施例)例えば、化学プラント、発電施設などに使用
されるボイラーチューブ等の金属管1の外面に耐腐蝕、
耐熱層14を、耐腐蝕、耐熱材料として粉末体と粒状体
を混合した粉粒混合材料32を使用して溶着形成した場
合について、図13に示すような囲繞型コイル3に、周
波数400KHZ・30KWの高周波電源をつないで通電処
理した実施例を以下に示す。 金属管; STB−340,外径φ42.7mm,肉厚3mm,長さ1
000mm,下降速度30mm/min 粉粒混合材料;Co-Cr-Wの粉末(80〜280メッシュ)
+10%WC(0.5〜1mm) 塗布厚;4mm〜5mm 金型;アルミナセラミックス製 高周波発振器条件;コイル負荷電圧360V,コイル負荷電
流170A,コイル内径φ90mm 上記の条件により溶着層厚2mmの耐腐蝕、耐熱層14を
外面に均一に備えた、耐腐蝕、耐熱金属管が得られた。 該金属管の性能; このコーティング金属管は、特に熱
衝撃によるヒートクラックの発生防止及び亀裂発生の防
止に有効であって、ボイラーチューブの冷却水の水洩れ
防止手段として利用できる。
【0037】図14は本発明の第14の実施の形態を示
しており、上記第13の実施の形態と相違しているの
は、金属管1は回転させるが下降移動させることなく、
金型6とコイル3を第13の実施の形態における金属管
1の下降速度と同一速度で、矢印方向に上昇移動させた
点のみであって、その他の実施条件は第13の実施の形
態と同一であり、実施例及び処理後の金属管の性能も上
記実施例13と同一である。したがって、同一手段には
同一符号が付してある。
【0038】図15は本発明の第15の実施の形態を示
しており、上記第13、第14の実施の形態と相違して
いるのは、金属管1を回転させながら金属管1と金型
6、コイル3の両方を同時に反対方向に同一速度で移動
させた点であって、この実施の形態では、金属管1を回
転させながら矢印方向に下降移動させると共に、金型6
とコイル3を矢印方向に上昇移動させた点で相違してお
り、したがって、次の点のみ第13の実施の形態におけ
る実施例と相違している。したがって、同一手段には同
一符号が付してある。
【0039】(実施例)上記第15の実施の形態に対応
する実施例については、金属管1、粉粒混合材料32、
粉粒混合材料の塗布厚、コイル3の高周波発振器条件、
金型6、耐腐蝕、熱層14の溶着層厚等は、第13の実
施の形態における実施例と同一であるから、同一手段に
は同一符号が付してあるが、この実施の形態では、金属
管1と金型6、コイル3の両方を反対方向に同時に移動
する手段を採用したので、処理時間を約半分に短縮でき
る。
【0040】図16は本発明の第16の実施の形態を示
しており、この実施の形態では、金型6の内面と粉粒混
合材料32からなる耐腐蝕、耐熱層14との間の間隙
に、金型6の上部から、例えばMgO−SiO2−CoF2
−MnO系のフラックス7を連続的若しくは不連続的に
添加する手段を採用付加した点でのみ上記第13の実施
の形態と相違しており、その他の点は全く同一である。
したがって、同一手段には同一符号が付してある。の実
施の形態にしたがえば、粉粒混合材料32からなる耐腐
蝕、耐熱層14の表面に沿って均一に溶融・凝固後のス
ラグ層8を形成できるので、均一で円滑な表面処理層が
得られる。
【0041】図17及び図18は夫々本発明の第17及
び第18の実施の形態を示しており、前記第14及び第
15の実施の形態に、上記第16の実施の形態と同様に
フラックスを添加する手段を採用付加した点でのみ第1
4及び第15の実施の形態と相違しており、その他の点
は全く同一である。したがって、同一手段には同一記号
が付してある。
【0042】なお、上記各実施の形態乃至実施例におい
て、金属管の内外の表面に形成する耐久性金属層(耐摩
耗,耐腐蝕層)の層厚は、0.1〜5mmの範囲が好ましく、
その理由は下記に基づく。層厚が0.1mmよりも薄い場合
は、ロー付け、溶射という従来技術でも対応できるし、
経済的にも能率的にも本発明と変らないので余り意味が
なく、また、0.1mmよりも薄い層厚で粉粒金属材料を塗
布管理することは事実上困難である。また、層厚が5mm
よりも厚い場合は、粉粒金属材料を均一に溶解、溶着さ
せるために、大きな誘導加熱エネルギーが必要であっ
て、加熱の増大により金属管自体が過熱され、材質劣化
をもたらす危険性がある。
【0043】以上、本発明の主要な実施の形態及び実施
例について説明したが、本発明は、これらのものに限定
されるものではなく、発明の目的を達成でき且つ発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能であ
り、これらのものも総て本発明に包含されるべきもので
ある。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上記の処理方法にしたがって
金属管の内外の表面に耐久性金属層を形成するものであ
るから、次のような優れた効果を奏する。
【0045】(1) 苛酷な摩耗環境や腐蝕環境にさら
される金属管の内外の表面に耐摩耗層や耐腐蝕層等の耐
久性金属層を溶着形成するに際に、肉盛層厚を所望の厚
さに設定でき且つ稀釈率が極めて小さい冶金的接合がな
された所定成分の耐久性金属層を容易確実に形成でき
る。
【0046】(2) 金属管を縦向きに配置し、該金属
管及び若しくは該金属管の回りに囲繞配設したコイルを
上下方向に移動させつつ、且つ又は金属管を回転させつ
つ表面処理する手段を採用したので、金属管を横向きに
配置して表面処理を行なっていた既述の従来技術に較べ
てスペース的に優利であると共に、格段に長尺の金属管
の表面処理に適用でき、表面処理の能率及び精度を著し
く向上できる。
【0047】(3) 既述したの従来技術のように金属
管の内径の下限が著しく制限されることなく、格段に小
径の金属管の内面処理にも容易確実に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図6】本発明の第6の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図7】本発明の第7の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図8】本発明の第8の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図9】本発明の第9の実施の形態の簡略説明図であ
る。
【図10】本発明の第10の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図11】本発明の第11の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図12】本発明の第12の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図13】本発明の第13の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図14】本発明の第14の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図15】本発明の第15の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図16】本発明の第16の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図17】本発明の第17の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図18】本発明の第18の実施の形態の簡略説明図で
ある。
【図19】従来の金属管の内面肉盛処理法の1例を示す
簡略説明図である。
【図20】従来の金属管の外面肉盛処理法の1例を示す
簡略説明図である。
【符号の説明】
1 金属管 2 粉末材料 3 コイル 4 耐摩耗層 5 中子管 6 金型 7 フラックス 8 スラグ層 12 粉粒混合材料 14 耐腐蝕、耐熱層 22 粉末材料 32 粉粒混合材料

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の内面に冶金的接合よりなる耐久
    性金属層を形成する際に、該金属管を縦向きに配置し、
    その内面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性金属材料を
    塗布し、該金属管の回りに交流電源につながれたコイル
    を囲設配置して該コイルに通電すると共に、金属管とコ
    イルの少なくとも一方を金属管の軸線方向に移動させる
    ことにより、金属管乃至粉粒状の耐久性金属材料を誘導
    加熱により加熱して該粉粒状の耐久性金属材料を溶融
    し、この溶融した耐久性金属材料を加熱された金属管の
    内面に溶着して耐久性金属層を形成することを特徴とす
    る金属管の表面処理法。
  2. 【請求項2】 金属管及びコイルの双方を反対方向に移
    動させる請求項1に記載の金属管の表面処理法。
  3. 【請求項3】 金属管を回転させる請求項1又は2に記
    載の金属管の表面処理法。
  4. 【請求項4】 粉粒状の耐久性金属材料に耐摩耗材料を
    用いて、金属管の内面に耐摩耗層を形成することを特徴
    とする請求項1、2、3のいづれか一に記載の金属管の
    表面処理法。
  5. 【請求項5】 粉粒状の耐久性金属材料に耐腐蝕材料を
    用いて、金属管の内面に耐腐蝕層を形成することを特徴
    とする請求項1、2、3のいづれか一に記載の金属管の
    表面処理法。
  6. 【請求項6】 金属管の内面に冶金的接合よりなる耐久
    性金属層を形成する際に、該金属管を縦向きに配置し、
    その内面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性金属材料を
    塗布した後、該金属管内に、外面に離型材料を塗布した
    中子管を挿入し、該金属管の回りに交流電源につながれ
    たコイルを囲設配置して該コイルに通電すると共に、金
    属管とコイルの少なくとも一方を金属管の軸線方向に移
    動させることにより、金属管乃至粉粒状の耐久性金属材
    料を誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐久性金属材料
    を溶融し、この溶融した耐久性金属材料を加熱された金
    属管の内面に溶着して耐久性金属層を形成することを特
    徴とする金属管の表面処理法。
  7. 【請求項7】 金属管及びコイルの双方を反対方向に移
    動させる請求項6に記載の金属管の表面処理法。
  8. 【請求項8】 粉粒状の耐久性金属材料に耐摩耗材料を
    用いて、金属管の内面に耐摩耗層を形成することを特徴
    とする請求項6又は7に記載の金属管の表面処理法。
  9. 【請求項9】 粉粒状の耐久性金属材料に耐腐蝕材料を
    用いて、金属管の内面に耐腐蝕層を形成することを特徴
    とする請求項6又は7に記載の金属管の表面処理法。
  10. 【請求項10】 金属管の外面に冶金的接合よりなる耐
    久性金属層を形成する際に、該金属管を縦向きに配置
    し、その外面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性金属材
    料を塗布し、該金属管の回りに交流電源につながれたコ
    イルを囲設配置して該コイルに通電すると共に、金属管
    とコイルの少なくとも一方を金属管の軸線方向に移動さ
    せることにより、金属管乃至粉粒状の耐久性金属材料を
    誘導加熱により加熱して該粉粒状の耐久性金属材料を溶
    融し、この溶融した耐久性金属材料を加熱された金属管
    の外面に溶着して耐久性金属層を形成することを特徴と
    する金属管の表面処理法。
  11. 【請求項11】 金属管及びコイルの双方を反対方向に
    移動させる請求項10に記載の金属管の表面処理法。
  12. 【請求項12】 粉粒状の耐久性金属材料に耐摩耗材料
    を用いて、金属管の外面に耐摩耗層を形成することを特
    徴とする請求項10又は11に記載の金属管の表面処理
    法。
  13. 【請求項13】 粉粒状の耐久性金属材料に耐腐蝕材料
    を用いて、金属管の外面に耐腐蝕層を形成することを特
    徴とする請求項10又は11に記載の金属管の表面処理
    法。
  14. 【請求項14】 金属管の外面に冶金的接合よりなる耐
    久性金属層を形成する際に、該金属管を縦向きに配置
    し、その外面に固着剤と混合した粉粒状の耐久性金属材
    料を塗布すると共に、該金属管の回りに、上記塗布材料
    の落流を防止し且つ滑らかな塗布層を形成するための短
    管状の金型を嵌装し、更に該金型の外側に交流電源につ
    ながれたコイルを囲設配置して該コイルに通電すると共
    に、金属管と、コイルを囲設配置した金型の少なくとも
    一方を金属管の軸線方向に移動させつつ、該金属管をそ
    の軸心を中心として回転させることにより、金属管乃至
    粉粒状の耐久性金属材料を誘導加熱により加熱して該粉
    粒状の耐久性金属材料を溶融し、この溶融した耐久性金
    属材料を加熱された金属管の外面に溶着して耐久性金属
    層を形成することを特徴とする金属管の表面処理法。
  15. 【請求項15】 耐久性金属材料の塗布層と金型内面の
    間隙に、金型の上部からフラックスを適宜に添加させつ
    つ、金属管と、コイルを囲設配置した金型の少なくとも
    一方の軸線方向への移動と金属管の回転を行う請求項1
    4に記載の金属管の表面処理法。
  16. 【請求項16】 金属管及びコイルを囲設した金型の双
    方を反対方向に移動させる請求項14又は15に記載の
    金属管の表面処理法。
  17. 【請求項17】 粉粒状の耐久性金属材料に耐摩耗材料
    を用いて、金属管の外面に耐摩耗層を形成することを特
    徴とする請求項14、15、16のいづれか一に記載の
    金属管の表面処理法。
  18. 【請求項18】 粉粒状の耐久性金属材料に耐腐蝕材料
    を用いて、金属管の外面に耐腐蝕層を形成することを特
    徴とする請求項14、15、16のいづれか一に記載の
    金属管の表面処理法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000534A1 (de) * 1997-06-27 1999-01-07 Firma Hermann Heye Verfahren zum erzeugen einer hartschicht auf werkzeugen, vorrichtung zum induktiven sintern oder einschmelzen von hartschichten auf pressstempeln oder pegeln sowie pressstempel und pegel zur herstellung von hohlglas
EP1798207A4 (en) * 2004-07-01 2007-09-26 Nihon Yamamura Glass Co Ltd METHOD FOR MANUFACTURING A MOLD HAVING AN AGENT LAYER RELEASING A COATED LUBRICANT
DE102016116886A1 (de) * 2016-09-08 2018-03-08 Fachhochschule Münster Verfahren zum Herstellen eines mit einer Schutzschicht versehenen metallischen Grundkörpers
CN113529073A (zh) * 2021-07-26 2021-10-22 中北大学 一种铝合金表面高性能熔覆涂层的制备方法

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