JPH1047161A - エアターボラムジェットエンジン - Google Patents
エアターボラムジェットエンジンInfo
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- JPH1047161A JPH1047161A JP20046496A JP20046496A JPH1047161A JP H1047161 A JPH1047161 A JP H1047161A JP 20046496 A JP20046496 A JP 20046496A JP 20046496 A JP20046496 A JP 20046496A JP H1047161 A JPH1047161 A JP H1047161A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアターボラムジェットエンジンにおける推
力と燃料消費率の向上のために、空燃比とタービンの要
素効率の向上を図る。 【解決手段】 ガス発生器10からの可燃ガス流9で回
転する空気流量調整用タービン21と、空気流量調整用
タービン21で駆動されて補助空気流24を発生させる
空気流量調整用圧縮機17と、補助空気流24と可燃ガ
ス流9とを混合させる空気流量調整用ミキサ22と、可
燃ガス流9と補助空気流24とが混合した一次混合流2
5により回転するタービン6と、タービン6によって駆
動されて空気流12を発生させる圧縮機2と、空気流1
2と一次混合流25とを混合させるミキサ7とを備え、
一次混合流25に含まれる補助空気流24によってター
ビン6に対する作動流体の流通量を増加させ、ミキサ7
の下流の燃焼器31における空燃比を向上させる。
力と燃料消費率の向上のために、空燃比とタービンの要
素効率の向上を図る。 【解決手段】 ガス発生器10からの可燃ガス流9で回
転する空気流量調整用タービン21と、空気流量調整用
タービン21で駆動されて補助空気流24を発生させる
空気流量調整用圧縮機17と、補助空気流24と可燃ガ
ス流9とを混合させる空気流量調整用ミキサ22と、可
燃ガス流9と補助空気流24とが混合した一次混合流2
5により回転するタービン6と、タービン6によって駆
動されて空気流12を発生させる圧縮機2と、空気流1
2と一次混合流25とを混合させるミキサ7とを備え、
一次混合流25に含まれる補助空気流24によってター
ビン6に対する作動流体の流通量を増加させ、ミキサ7
の下流の燃焼器31における空燃比を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアターボラムジェ
ットエンジンに関するものである。
ットエンジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、超音速航空機の推進装置として、
エアターボラムジェットの研究開発が行われている。
エアターボラムジェットの研究開発が行われている。
【0003】図3はエアターボラムジェットエンジンの
一例を示すもので、このエアターボラムジェットエンジ
ンは、エンジン外筒1の内部に配置された圧縮機2と、
エンジン外筒1の内部に圧縮機2と同軸に配置された流
路形成筒3と、前記の圧縮機2と同軸に流路形成筒3の
内部に配置されたマニホールド4と、該マニホールド4
の後方に位置するように流路形成筒3の内部に配置され
且つ回転力伝達軸5を介して前記の圧縮機2に連結され
たタービン6と、前記の流路形成筒3の後端に設けられ
たミキサ7と、前記のエンジン外筒1の外部または内部
に設けられ且つ燃料ガス流路8を介してマニホールド4
へ高温高圧の可燃ガス流9を供給するガス発生器10
と、タービン6が圧縮機2を駆動することによりバイパ
ス流路11を流通する空気流12と可燃ガス流9との混
合ガス流を前記のミキサ7の下流において燃焼させる燃
焼器31と、該燃焼器31において発生する高温の燃焼
ガス流13をエンジン後方へ噴出させて推力を発生させ
るノズル32とを備えている。
一例を示すもので、このエアターボラムジェットエンジ
ンは、エンジン外筒1の内部に配置された圧縮機2と、
エンジン外筒1の内部に圧縮機2と同軸に配置された流
路形成筒3と、前記の圧縮機2と同軸に流路形成筒3の
内部に配置されたマニホールド4と、該マニホールド4
の後方に位置するように流路形成筒3の内部に配置され
且つ回転力伝達軸5を介して前記の圧縮機2に連結され
たタービン6と、前記の流路形成筒3の後端に設けられ
たミキサ7と、前記のエンジン外筒1の外部または内部
に設けられ且つ燃料ガス流路8を介してマニホールド4
へ高温高圧の可燃ガス流9を供給するガス発生器10
と、タービン6が圧縮機2を駆動することによりバイパ
ス流路11を流通する空気流12と可燃ガス流9との混
合ガス流を前記のミキサ7の下流において燃焼させる燃
焼器31と、該燃焼器31において発生する高温の燃焼
ガス流13をエンジン後方へ噴出させて推力を発生させ
るノズル32とを備えている。
【0004】ガス発生器10には、ヒドラジン等と触媒
とにより水素等を主体とした可燃ガス流9を発生させる
一液方式のもの、モノメチルヒドラジンと四酸化二窒素
等により水素等を主体とした可燃ガス流9を発生させる
二液方式のもの、低酸化剤型コンポジット推進薬やグリ
シジルアジドポリマ(GAP)等により炭素と水素等を
主体とした可燃ガス流9を発生させる固体方式のもの等
が適用される。
とにより水素等を主体とした可燃ガス流9を発生させる
一液方式のもの、モノメチルヒドラジンと四酸化二窒素
等により水素等を主体とした可燃ガス流9を発生させる
二液方式のもの、低酸化剤型コンポジット推進薬やグリ
シジルアジドポリマ(GAP)等により炭素と水素等を
主体とした可燃ガス流9を発生させる固体方式のもの等
が適用される。
【0005】図3に示すエアターボラムジェットエンジ
ンにおいては、低速領域(離陸及び着陸時)では、ガス
発生器10から燃料ガス流路8を経てマニホールド4へ
供給される可燃ガス流9によりタービン6を回転させて
圧縮機2を駆動し、エンジン前方の空気aを圧縮機2が
吸引圧縮することによりバイパス流路11を流通する空
気流12とタービン6を回転させた可燃ガス流9とを、
ミキサ7により混合して燃焼器31の内部で燃焼させ、
この燃焼による燃焼ガス流13をノズル32からエンジ
ン後方へ噴出して推力を発生させる。
ンにおいては、低速領域(離陸及び着陸時)では、ガス
発生器10から燃料ガス流路8を経てマニホールド4へ
供給される可燃ガス流9によりタービン6を回転させて
圧縮機2を駆動し、エンジン前方の空気aを圧縮機2が
吸引圧縮することによりバイパス流路11を流通する空
気流12とタービン6を回転させた可燃ガス流9とを、
ミキサ7により混合して燃焼器31の内部で燃焼させ、
この燃焼による燃焼ガス流13をノズル32からエンジ
ン後方へ噴出して推力を発生させる。
【0006】また、高速領域(巡航飛行時)では、高速
飛行時のラム圧(前方からエンジン内部へ流入する空気
の圧力)よりエンジン外筒1に流入する空気aの圧力が
上昇するため、圧縮機2の圧縮比を低下させた状態でエ
ンジンを作動させることが可能になり、ラムジェットエ
ンジンに近い作動状態になる。
飛行時のラム圧(前方からエンジン内部へ流入する空気
の圧力)よりエンジン外筒1に流入する空気aの圧力が
上昇するため、圧縮機2の圧縮比を低下させた状態でエ
ンジンを作動させることが可能になり、ラムジェットエ
ンジンに近い作動状態になる。
【0007】一方、図4に一例を示すように、空燃比
(可燃ガスに対する空気の重量比)とエンジン効率の指
標としてのIsp(燃料消費率の逆数=推力/燃料流
量)との関係は、空燃比が例えば15程度であるときに
Ispが最も高い値(図4に示す点X)を呈する。
(可燃ガスに対する空気の重量比)とエンジン効率の指
標としてのIsp(燃料消費率の逆数=推力/燃料流
量)との関係は、空燃比が例えば15程度であるときに
Ispが最も高い値(図4に示す点X)を呈する。
【0008】この最適な空燃比の値は、燃料の種類や圧
縮機の圧縮比等の条件によって異なるが、概ね高い値を
呈する。
縮機の圧縮比等の条件によって異なるが、概ね高い値を
呈する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3に示す
エアターボラムジェットエンジンにおいては、タービン
6が圧縮機2を駆動することにより得られる空気流12
の流量は、タービン6を回転させる可燃ガス流9の流量
の多くても1〜5倍程度でしかなく、空気流12に対し
て可燃ガス流9が過多な状態(空燃比が低い状態)でエ
アターボラムジェットエンジンが作動することになり、
燃料の有効利用が図られていない。
エアターボラムジェットエンジンにおいては、タービン
6が圧縮機2を駆動することにより得られる空気流12
の流量は、タービン6を回転させる可燃ガス流9の流量
の多くても1〜5倍程度でしかなく、空気流12に対し
て可燃ガス流9が過多な状態(空燃比が低い状態)でエ
アターボラムジェットエンジンが作動することになり、
燃料の有効利用が図られていない。
【0010】また、タービン6や圧縮機2の仕事量は、
これらの回転数及び直径から決定される周速に関係する
ため、圧縮機2を充分に駆動するだけの仕事量を得るの
には、タービン6の直径をある程度以上にすることによ
ってタービン翼の周速を確保しなければならない。
これらの回転数及び直径から決定される周速に関係する
ため、圧縮機2を充分に駆動するだけの仕事量を得るの
には、タービン6の直径をある程度以上にすることによ
ってタービン翼の周速を確保しなければならない。
【0011】また、タービン6の作動流体流量は、ター
ビン6の直径とタービン翼の高さから決定されるが、タ
ービン翼の高さを極端に小さくすると、境界層の影響が
相対的に大きくなり、タービン6が正常に作動しなくな
るため、タービン翼の高さをある程度以上にしなければ
ならない。
ビン6の直径とタービン翼の高さから決定されるが、タ
ービン翼の高さを極端に小さくすると、境界層の影響が
相対的に大きくなり、タービン6が正常に作動しなくな
るため、タービン翼の高さをある程度以上にしなければ
ならない。
【0012】これらの理由から、図3に示すエアターボ
ラムジェットエンジンにおいて、必要とする空気流12
が得られる圧縮機2に適合するタービン6を単に用いた
とすると、可燃ガス流9に対するタービン6の流路面積
が過大になり、充分な仕事量が得られない。
ラムジェットエンジンにおいて、必要とする空気流12
が得られる圧縮機2に適合するタービン6を単に用いた
とすると、可燃ガス流9に対するタービン6の流路面積
が過大になり、充分な仕事量が得られない。
【0013】そこで、現在検討されているエアターボラ
ムジェットエンジンでは、タービン6にステータの作動
流体流路の一部分を閉止したパーシャルアドミッション
タービン(部分噴射タービン)を適用して、可燃ガス流
9の流量とタービン6の作動流体の流路面積との釣り合
いをとるようにしているため、タービン6の要素効率が
低下するという問題がある。
ムジェットエンジンでは、タービン6にステータの作動
流体流路の一部分を閉止したパーシャルアドミッション
タービン(部分噴射タービン)を適用して、可燃ガス流
9の流量とタービン6の作動流体の流路面積との釣り合
いをとるようにしているため、タービン6の要素効率が
低下するという問題がある。
【0014】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、空燃比及びタービンの要素効率の向上を図ることが
可能なエアターボラムジェットエンジンを提供すること
を目的としてなしたものである。
で、空燃比及びタービンの要素効率の向上を図ることが
可能なエアターボラムジェットエンジンを提供すること
を目的としてなしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のエアターボラムジェットエンジンでは、ガ
ス発生器からの可燃ガス流により回転する空気流量調整
用タービンと、該空気流量調整用タービンにより駆動さ
れ且つ空気を圧縮して補助空気流を発生させる空気流量
調整用圧縮機と、該空気流量調整用圧縮機からの補助空
気流と前記の空気流量調整用タービンからの可燃ガス流
とを混合させる空気流量調整用ミキサと、可燃ガス流と
補助空気流とが混合した一次混合流により回転するター
ビンと、該タービンによって駆動され且つ空気を圧縮し
て空気流を発生させる圧縮機と、該圧縮機からの空気流
とタービンからの一次混合流とを混合させるミキサとを
備えている。
め、本発明のエアターボラムジェットエンジンでは、ガ
ス発生器からの可燃ガス流により回転する空気流量調整
用タービンと、該空気流量調整用タービンにより駆動さ
れ且つ空気を圧縮して補助空気流を発生させる空気流量
調整用圧縮機と、該空気流量調整用圧縮機からの補助空
気流と前記の空気流量調整用タービンからの可燃ガス流
とを混合させる空気流量調整用ミキサと、可燃ガス流と
補助空気流とが混合した一次混合流により回転するター
ビンと、該タービンによって駆動され且つ空気を圧縮し
て空気流を発生させる圧縮機と、該圧縮機からの空気流
とタービンからの一次混合流とを混合させるミキサとを
備えている。
【0016】本発明のエアターボラムジェットエンジン
においては、空気流量調整用圧縮機が吸引圧縮した補助
空気流と空気流量調整用タービンを駆動した可燃性ガス
流との一次混合流をタービンへ供給して、該タービンに
対する作動流体の流通量を増加させ、ミキサの下流にお
ける空燃比の向上を図る。
においては、空気流量調整用圧縮機が吸引圧縮した補助
空気流と空気流量調整用タービンを駆動した可燃性ガス
流との一次混合流をタービンへ供給して、該タービンに
対する作動流体の流通量を増加させ、ミキサの下流にお
ける空燃比の向上を図る。
【0017】また、ガス発生器に、安定作動圧が高い固
体方式のものを適用する場合には、空気流量調整用ター
ビンでの膨張により、ガス発生器からタービンへ供給さ
れるべき可燃ガス流の圧力が低下する。
体方式のものを適用する場合には、空気流量調整用ター
ビンでの膨張により、ガス発生器からタービンへ供給さ
れるべき可燃ガス流の圧力が低下する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する形態を図
示例とともに説明する。
示例とともに説明する。
【0019】図1は本発明のエアターボラムジェットエ
ンジンの実施の形態の一例を示すもので、図中、図3と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
ンジンの実施の形態の一例を示すもので、図中、図3と
同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0020】図1に示すエアターボラムジェットエンジ
ンは、圧縮機2、マニホールド4、タービン6、ミキサ
7等によって構成されるエンジン本体14と、該エンジ
ン本体14に付随する空気流量調整機構15とを備えて
いる。
ンは、圧縮機2、マニホールド4、タービン6、ミキサ
7等によって構成されるエンジン本体14と、該エンジ
ン本体14に付随する空気流量調整機構15とを備えて
いる。
【0021】空気流量調整機構15は、空気流量調整用
外筒16の内部前端に配置された空気流量調整用圧縮機
17と、空気流量調整用外筒16の内部に同軸に配置さ
れた流路形成筒18と、前記の空気流量調整用圧縮機1
7と同軸に位置するように流路形成筒18の内部に配置
されたマニホールド19と、該マニホールド19の後方
に位置するように流路形成筒18の内部に配置され且つ
回転力伝達軸20を介して前記の空気流量調整用圧縮機
17に連結された空気流量調整用タービン21と、前記
の流路形成筒18の後端に設けられた空気流量調整用ミ
キサ22とによって構成されている。
外筒16の内部前端に配置された空気流量調整用圧縮機
17と、空気流量調整用外筒16の内部に同軸に配置さ
れた流路形成筒18と、前記の空気流量調整用圧縮機1
7と同軸に位置するように流路形成筒18の内部に配置
されたマニホールド19と、該マニホールド19の後方
に位置するように流路形成筒18の内部に配置され且つ
回転力伝達軸20を介して前記の空気流量調整用圧縮機
17に連結された空気流量調整用タービン21と、前記
の流路形成筒18の後端に設けられた空気流量調整用ミ
キサ22とによって構成されている。
【0022】この空気流量調整機構15のマニホールド
19には、前記の空気流量調整用外筒16の外部または
内部に設けられたガス発生器10が燃料ガス流路23を
介して接続されており、該ガス発生器10によって発生
する高温高圧の可燃ガス流9が、マニホールド19へ供
給されるようになっている。
19には、前記の空気流量調整用外筒16の外部または
内部に設けられたガス発生器10が燃料ガス流路23を
介して接続されており、該ガス発生器10によって発生
する高温高圧の可燃ガス流9が、マニホールド19へ供
給されるようになっている。
【0023】また、空気流量調整用ミキサ22によって
可燃ガス流9と補助空気流24とが混合した一次混合流
25は、空気流量調整流路26を経てエンジン本体14
のマニホールド4へ流入するようになっている。
可燃ガス流9と補助空気流24とが混合した一次混合流
25は、空気流量調整流路26を経てエンジン本体14
のマニホールド4へ流入するようになっている。
【0024】以下、図1に示す本形態例のエアターボラ
ムジェットエンジンの作動について説明する。
ムジェットエンジンの作動について説明する。
【0025】ガス発生器10から燃料ガス流路23を経
て空気流量調整機構15のマニホールド19へ供給され
る可燃ガス流9により空気流量調整用タービン21を回
転させ、回転力伝達軸20を介して空気流量調整用圧縮
機17を駆動し、該空気流量調整用圧縮機17が空気流
量調整機構15の前方の空気bを吸引圧縮することによ
りバイパス流路27を流通する補助空気流24を発生さ
せ、該補助空気流24と空気流量調整用タービン21を
回転させた可燃ガス流9とを空気流量調整用ミキサ22
によって混合して一次混合流25を発生させ、該一次混
合流25を空気流量調整流路26を経てエンジン本体1
4のマニホールド4へ供給する。
て空気流量調整機構15のマニホールド19へ供給され
る可燃ガス流9により空気流量調整用タービン21を回
転させ、回転力伝達軸20を介して空気流量調整用圧縮
機17を駆動し、該空気流量調整用圧縮機17が空気流
量調整機構15の前方の空気bを吸引圧縮することによ
りバイパス流路27を流通する補助空気流24を発生さ
せ、該補助空気流24と空気流量調整用タービン21を
回転させた可燃ガス流9とを空気流量調整用ミキサ22
によって混合して一次混合流25を発生させ、該一次混
合流25を空気流量調整流路26を経てエンジン本体1
4のマニホールド4へ供給する。
【0026】空気流量調整機構15から空気流量調整流
路26を経てエンジン本体14のマニホールド4へ供給
された一次混合流25によりタービン6を回転させ、回
転力伝達軸5を介して圧縮機2を駆動し、エンジン前方
の空気aを圧縮機2が吸引圧縮することによりバイパス
流路11を流通する空気流12を発生させ、該空気流1
2とタービン6を回転させた一次混合流25とをミキサ
7により混合して燃焼器31の内部で燃焼させ、この燃
焼による燃焼ガス流28をノズル32からエンジン後方
へ噴出して推力を発生させる。
路26を経てエンジン本体14のマニホールド4へ供給
された一次混合流25によりタービン6を回転させ、回
転力伝達軸5を介して圧縮機2を駆動し、エンジン前方
の空気aを圧縮機2が吸引圧縮することによりバイパス
流路11を流通する空気流12を発生させ、該空気流1
2とタービン6を回転させた一次混合流25とをミキサ
7により混合して燃焼器31の内部で燃焼させ、この燃
焼による燃焼ガス流28をノズル32からエンジン後方
へ噴出して推力を発生させる。
【0027】このように、図1に示すエアターボラムジ
ェットエンジンでは、空気流量調整機構15が吸引した
補助空気流24を含んだ一次混合流25をエンジン本体
14のタービン6へ供給することにより、該タービン6
に対する作動流体の流通量が、図3に示す従来提案され
ているエアターボラムジェットエンジンに比べて増加す
るので、タービン6にステータの作動体流路の一部分を
閉止したパーシャルアドミッションタービン(部分噴射
タービン)を適用する必然性がなくなり、タービン6に
ステータを閉止しないフルアドミッションタービンを適
用することが可能になる。
ェットエンジンでは、空気流量調整機構15が吸引した
補助空気流24を含んだ一次混合流25をエンジン本体
14のタービン6へ供給することにより、該タービン6
に対する作動流体の流通量が、図3に示す従来提案され
ているエアターボラムジェットエンジンに比べて増加す
るので、タービン6にステータの作動体流路の一部分を
閉止したパーシャルアドミッションタービン(部分噴射
タービン)を適用する必然性がなくなり、タービン6に
ステータを閉止しないフルアドミッションタービンを適
用することが可能になる。
【0028】よって、タービン6の要素効率の向上が図
られ、また、エンジン本体14の燃焼器31における空
燃比が高くなるとともに、エアターボラムジェットエン
ジンの全体流量が増大して推力が増すため、図2に示す
ように、本発明のエアターボラムジェットエンジンのI
sp(図2に示す実線A)が、従来提案されているエア
ターボラムジェットエンジン(図3参照)のIsp(図
2に示す実線B)に比べて向上する。
られ、また、エンジン本体14の燃焼器31における空
燃比が高くなるとともに、エアターボラムジェットエン
ジンの全体流量が増大して推力が増すため、図2に示す
ように、本発明のエアターボラムジェットエンジンのI
sp(図2に示す実線A)が、従来提案されているエア
ターボラムジェットエンジン(図3参照)のIsp(図
2に示す実線B)に比べて向上する。
【0029】また、ガス発生器10に、安定作動圧力が
40〜80atmと高い固体方式のものを適用する場合
には、空気流量調整機構15の空気流量調整用タービン
21での膨張により、ガス発生器10からエンジン本体
14のタービン6へ供給されるべき可燃ガス流9の圧力
が低下し、エンジン本体14のマニホールド4やタービ
ン6等に大きな応力が作用しなくなるため、マニホール
ド4やタービン6等の強度を軽減することができ、これ
らの部材の軽量化を図ることが可能になる。
40〜80atmと高い固体方式のものを適用する場合
には、空気流量調整機構15の空気流量調整用タービン
21での膨張により、ガス発生器10からエンジン本体
14のタービン6へ供給されるべき可燃ガス流9の圧力
が低下し、エンジン本体14のマニホールド4やタービ
ン6等に大きな応力が作用しなくなるため、マニホール
ド4やタービン6等の強度を軽減することができ、これ
らの部材の軽量化を図ることが可能になる。
【0030】なお、本発明のエアターボラムジェットエ
ンジンは上述した実施の形態のみに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
ンジンは上述した実施の形態のみに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエアターボ
ラムジェットエンジンによれば、下記のような種々の優
れた効果を奏し得る。
ラムジェットエンジンによれば、下記のような種々の優
れた効果を奏し得る。
【0032】(1)空気流量調整用圧縮機が吸引圧縮し
た空気流と空気流量調整用タービンを駆動した燃焼ガス
流との一次混合流をタービンへ供給することによりター
ビンに対する作動流体の流通量の増加を図るので、ター
ビンの要素効率及びミキサの下流における空燃比が向上
するとともに、全体流量の増大によってエンジン推力と
燃料消費率の向上が図られる。
た空気流と空気流量調整用タービンを駆動した燃焼ガス
流との一次混合流をタービンへ供給することによりター
ビンに対する作動流体の流通量の増加を図るので、ター
ビンの要素効率及びミキサの下流における空燃比が向上
するとともに、全体流量の増大によってエンジン推力と
燃料消費率の向上が図られる。
【0033】(2)また、ガス発生器に、安定作動圧力
が高い固体方式のものを適用する場合には、空気流量調
整用タービンでの膨張によってガス発生器からタービン
へ供給されるべき可燃ガス流の圧力が低下し、エンジン
本体のマニホールドやタービンに大きな応力が作用しな
くなるため、マニホールドやタービンの強度を軽減する
ことができ、部材の軽量化を図ることが可能になる。
が高い固体方式のものを適用する場合には、空気流量調
整用タービンでの膨張によってガス発生器からタービン
へ供給されるべき可燃ガス流の圧力が低下し、エンジン
本体のマニホールドやタービンに大きな応力が作用しな
くなるため、マニホールドやタービンの強度を軽減する
ことができ、部材の軽量化を図ることが可能になる。
【図1】本発明のエアターボラムジェットエンジンの実
施の形態の一例を示す断面図である。
施の形態の一例を示す断面図である。
【図2】エアターボラムジェットエンジンの飛行マッハ
数に対するIsp値を表す曲線図である。
数に対するIsp値を表す曲線図である。
【図3】従来のエアターボラムジェットエンジンの一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】エアターボラムジェットエンジンの空燃比に対
するIsp値を表す曲線図である。
するIsp値を表す曲線図である。
2 圧縮機 6 タービン 7 ミキサ 9 可燃ガス流 10 ガス発生器 12 空気流 17 空気流量調整用圧縮機 21 空気流量調整用タービン 22 空気流量調整用ミキサ 24 補助空気流 25 一次混合流
Claims (1)
- 【請求項1】 ガス発生器からの可燃ガス流により回転
する空気流量調整用タービンと、該空気流量調整用ター
ビンにより駆動され且つ空気を圧縮して補助空気流を発
生させる空気流量調整用圧縮機と、該空気流量調整用圧
縮機からの補助空気流と前記の空気流量調整用タービン
からの可燃ガス流とを混合させる空気流量調整用ミキサ
と、可燃ガス流と補助空気流とが混合した一次混合流に
より回転するタービンと、該タービンによって駆動され
且つ空気を圧縮して空気流を発生させる圧縮機と、該圧
縮機からの空気流とタービンからの一次混合流とを混合
させるミキサとを備えてなることを特徴とするエアター
ボラムジェットエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20046496A JPH1047161A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | エアターボラムジェットエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20046496A JPH1047161A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | エアターボラムジェットエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047161A true JPH1047161A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16424756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20046496A Pending JPH1047161A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | エアターボラムジェットエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047161A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100858964B1 (ko) | 2007-10-23 | 2008-09-17 | 부산대학교 산학협력단 | 토치를 응용한 소형 제트엔진 후기 연소기 |
| WO2012165742A1 (ko) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 전북대학교산학협력단 | 램제트엔진용 회전형 연료분사장치 및 이를 구비한 램제트엔진 |
| AU2013325122B2 (en) * | 2012-09-28 | 2015-10-08 | Lunair Pty Limited | Thrust propulsion system |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP20046496A patent/JPH1047161A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100858964B1 (ko) | 2007-10-23 | 2008-09-17 | 부산대학교 산학협력단 | 토치를 응용한 소형 제트엔진 후기 연소기 |
| WO2012165742A1 (ko) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 전북대학교산학협력단 | 램제트엔진용 회전형 연료분사장치 및 이를 구비한 램제트엔진 |
| AU2013325122B2 (en) * | 2012-09-28 | 2015-10-08 | Lunair Pty Limited | Thrust propulsion system |
| WO2014047694A3 (en) * | 2012-09-28 | 2016-07-07 | Lunothrust Pty. Ltd. | Thrust propulsion system |
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