JPH1047261A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH1047261A JPH1047261A JP20000196A JP20000196A JPH1047261A JP H1047261 A JPH1047261 A JP H1047261A JP 20000196 A JP20000196 A JP 20000196A JP 20000196 A JP20000196 A JP 20000196A JP H1047261 A JPH1047261 A JP H1047261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- vane
- vanes
- rotor
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 33
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 33
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 30
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 3
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 abstract description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/24—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
- F04C28/26—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
- F01C21/0854—Vane tracking; control therefor by fluid means
- F01C21/0863—Vane tracking; control therefor by fluid means the fluid being the working fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/30—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C2/34—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C2/344—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member
- F04C2/3446—Rotary-piston machines or pumps having the characteristics covered by two or more groups F04C2/02, F04C2/08, F04C2/22, F04C2/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in groups F04C2/08 or F04C2/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along more than one line or surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプ室の圧縮行程における急激な圧力変化
に伴うオーバーシュートを緩和する。 【解決手段】 圧縮行程において、ベーン21の一端2
1aと連通溝35の間に隙間Oが形成されるようにし
た。
に伴うオーバーシュートを緩和する。 【解決手段】 圧縮行程において、ベーン21の一端2
1aと連通溝35の間に隙間Oが形成されるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の動力舵取
装置に作動流体を供給するベーンポンプに関するもので
ある。
装置に作動流体を供給するベーンポンプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のベーンポンプは、中心軸線から
の距離が位相角に応じて周期的に変化するカム面を内周
に形成したカムリングをハウジングに設け、このカムリ
ング内に同軸的に回転可能に収納したロータに放射方向
へ摺動可能に案内したベーンの先端をカムリングのカム
面に摺動可能に当接した状態で回転に応じて容積が変化
する複数のポンプ室を形成し、膨張行程を行う各ポンプ
室と圧縮行程を行う各ポンプ室に対応してハウジングに
吸入ポートと吐出ポートを設け、吸入ポートからポンプ
室内に作動流体を吸入して吐出ポートから吐出するよう
にしている。通常、カム面のカム曲線の周期は180度
であり、吸入ポートと吐出ポートはそれぞれ各一対が直
径方向に対向して設けられている。この種の圧力平衡形
ベーンポンプでは、ロータの外周面に作用する圧力は、
通常、直径方向にバランスされているが、加工誤差や組
付誤差などにより直径方向で対向する両ポンプ室の間に
一時的な圧力差が生じ、これによるアンバランスにより
振動が励起されて騒音が生じるという問題があった。
の距離が位相角に応じて周期的に変化するカム面を内周
に形成したカムリングをハウジングに設け、このカムリ
ング内に同軸的に回転可能に収納したロータに放射方向
へ摺動可能に案内したベーンの先端をカムリングのカム
面に摺動可能に当接した状態で回転に応じて容積が変化
する複数のポンプ室を形成し、膨張行程を行う各ポンプ
室と圧縮行程を行う各ポンプ室に対応してハウジングに
吸入ポートと吐出ポートを設け、吸入ポートからポンプ
室内に作動流体を吸入して吐出ポートから吐出するよう
にしている。通常、カム面のカム曲線の周期は180度
であり、吸入ポートと吐出ポートはそれぞれ各一対が直
径方向に対向して設けられている。この種の圧力平衡形
ベーンポンプでは、ロータの外周面に作用する圧力は、
通常、直径方向にバランスされているが、加工誤差や組
付誤差などにより直径方向で対向する両ポンプ室の間に
一時的な圧力差が生じ、これによるアンバランスにより
振動が励起されて騒音が生じるという問題があった。
【0003】このような問題を解決するために、実開昭
57−30396号に開示されるように、ロータの側面
と当接するポンプハウジングの摺接面に、ロータの回転
により予圧縮工程(膨張工程と圧縮工程の間)に移行す
る両ポンプ室に開口する一対のノッチとこの両ノッチを
連通する連通溝を形成し、これにより両ポンプ室を連通
して、このようなタイミングの不一致による一時的な両
ポンプ室の間の圧力差を緩和している。
57−30396号に開示されるように、ロータの側面
と当接するポンプハウジングの摺接面に、ロータの回転
により予圧縮工程(膨張工程と圧縮工程の間)に移行す
る両ポンプ室に開口する一対のノッチとこの両ノッチを
連通する連通溝を形成し、これにより両ポンプ室を連通
して、このようなタイミングの不一致による一時的な両
ポンプ室の間の圧力差を緩和している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、両ポンプ
室を一対のノッチと連通溝を介して連通させる方法は、
ポンプが低回転の場合には圧力変化に伴う変動成分(以
下、オーバーシュートという)が比較的小さいことか
ら、このオーバーシュートを連通溝により一方のポンプ
室から他方のポンプ室に逃して両ポンプ室の間の圧力差
を緩和することができるが、高速走行等ポンプが高回転
の場合には予圧縮行程で発生するオーバーシュートも急
激に増大し、この急激なオーバーシュートを一度に連通
溝により他のポンプ室に逃がすことができず連通効果が
低下し、オーバーシュートを緩和しきれなくなってしま
う。このようにオーバシュートが緩和できなくなると、
脈動が発生してポンプの振動,騒音を解消することがで
きない。
室を一対のノッチと連通溝を介して連通させる方法は、
ポンプが低回転の場合には圧力変化に伴う変動成分(以
下、オーバーシュートという)が比較的小さいことか
ら、このオーバーシュートを連通溝により一方のポンプ
室から他方のポンプ室に逃して両ポンプ室の間の圧力差
を緩和することができるが、高速走行等ポンプが高回転
の場合には予圧縮行程で発生するオーバーシュートも急
激に増大し、この急激なオーバーシュートを一度に連通
溝により他のポンプ室に逃がすことができず連通効果が
低下し、オーバーシュートを緩和しきれなくなってしま
う。このようにオーバシュートが緩和できなくなると、
脈動が発生してポンプの振動,騒音を解消することがで
きない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のものにおいては、ポンプハウジングに嵌
装されたカムリングと、カムリングに回転可能に収納さ
れたロータと、このロータの放射方向に複数設けたスリ
ットおよび各スリットに摺動可能に案内された複数のベ
ーンと、この複数のベーンにより複数区画されたポンプ
室と、膨張行程を行うポンプ室に対応する吸入ポートと
圧縮行程を行うポンプ室に対応する吐出ポートを直径方
向にそれぞれ対向して設け、この圧縮行程を行うポンプ
室間を互いに連通する連通溝と、スリットに保持された
ベーンの一端に吐出ポートの吐出圧を導くベーン背圧溝
を備えたベーンポンプであって、前記膨張行程から前記
圧縮行程に移行する間の予圧縮行程において、前記ベー
ンの一端と前記連通溝の間に隙間が形成されることを特
徴するものである。
に、請求項1のものにおいては、ポンプハウジングに嵌
装されたカムリングと、カムリングに回転可能に収納さ
れたロータと、このロータの放射方向に複数設けたスリ
ットおよび各スリットに摺動可能に案内された複数のベ
ーンと、この複数のベーンにより複数区画されたポンプ
室と、膨張行程を行うポンプ室に対応する吸入ポートと
圧縮行程を行うポンプ室に対応する吐出ポートを直径方
向にそれぞれ対向して設け、この圧縮行程を行うポンプ
室間を互いに連通する連通溝と、スリットに保持された
ベーンの一端に吐出ポートの吐出圧を導くベーン背圧溝
を備えたベーンポンプであって、前記膨張行程から前記
圧縮行程に移行する間の予圧縮行程において、前記ベー
ンの一端と前記連通溝の間に隙間が形成されることを特
徴するものである。
【0006】請求項2のものにおいては、前記ポンプ室
を構成する一対のベーンのうち、吸入ポート側のベーン
のスリットを介して、前記連通溝の圧力を前記ベーン背
圧溝に逃すことを特徴するものである。請求項3のもの
において、前記連通溝と前記背圧溝は前記ポンプハウジ
ングと前記ロータの摺接面のいずれか一方にロータと同
軸的に形成され、前記連通溝は前記背圧溝よりも外側に
設けられたことを特徴するものである。 (作用)請求項1のものにおいて、予圧縮行程におい
て、連通溝により緩和しきれない両ポンプ室のオーバー
シュートが、ベーンの一端と連通溝の間に形成された隙
間を通り、スリットを介して背圧溝に逃れるので、両ポ
ンプ室のオーバーシュートによる圧力変動を緩和する。
を構成する一対のベーンのうち、吸入ポート側のベーン
のスリットを介して、前記連通溝の圧力を前記ベーン背
圧溝に逃すことを特徴するものである。請求項3のもの
において、前記連通溝と前記背圧溝は前記ポンプハウジ
ングと前記ロータの摺接面のいずれか一方にロータと同
軸的に形成され、前記連通溝は前記背圧溝よりも外側に
設けられたことを特徴するものである。 (作用)請求項1のものにおいて、予圧縮行程におい
て、連通溝により緩和しきれない両ポンプ室のオーバー
シュートが、ベーンの一端と連通溝の間に形成された隙
間を通り、スリットを介して背圧溝に逃れるので、両ポ
ンプ室のオーバーシュートによる圧力変動を緩和する。
【0007】請求項2のものにおいて、吸入ポート側の
ベーンが吸入ポートを閉じ切った後に、吸入ポート側の
ベーンを摺動可能に案内するスリットを介して、ポンプ
室のオーバーシュートが背圧溝に逃れてオーバーシュー
トを緩和する。請求項3のものにおいて、連通溝と背圧
溝はポンプハウジングまたはロータの摺接面にロータと
同軸的に形成され、連通溝を背圧溝よりも外側のポンプ
ハウジングまたはロータの摺接面に形成することによ
り、ベーンがカムリングの方向に最も飛び出した状態
で、連通溝とスリットを連通できる。これによりオーバ
ーシュートがスリットを介して背圧溝に逃れる。
ベーンが吸入ポートを閉じ切った後に、吸入ポート側の
ベーンを摺動可能に案内するスリットを介して、ポンプ
室のオーバーシュートが背圧溝に逃れてオーバーシュー
トを緩和する。請求項3のものにおいて、連通溝と背圧
溝はポンプハウジングまたはロータの摺接面にロータと
同軸的に形成され、連通溝を背圧溝よりも外側のポンプ
ハウジングまたはロータの摺接面に形成することによ
り、ベーンがカムリングの方向に最も飛び出した状態
で、連通溝とスリットを連通できる。これによりオーバ
ーシュートがスリットを介して背圧溝に逃れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。この実施の形態のベーンポンプ
は、図1および図2において、10はポンプハウジング
で、このポンプハウジング10には中空室11とこの中
空室11に連通する貫通穴12が形成され、この中空室
11はポンプハウジング10の一端に開口し、貫通穴1
2はポンプハウジング10の他端に開口している。この
中空室11の開口部を閉塞するリヤハウジング13には
凹部14が穿設され、この凹部14に回転軸15が挿通
され、軸受16a,16bにて回転可能に軸承されてい
る。
に基づいて説明する。この実施の形態のベーンポンプ
は、図1および図2において、10はポンプハウジング
で、このポンプハウジング10には中空室11とこの中
空室11に連通する貫通穴12が形成され、この中空室
11はポンプハウジング10の一端に開口し、貫通穴1
2はポンプハウジング10の他端に開口している。この
中空室11の開口部を閉塞するリヤハウジング13には
凹部14が穿設され、この凹部14に回転軸15が挿通
され、軸受16a,16bにて回転可能に軸承されてい
る。
【0009】前記中空室11にはリヤハウジング13の
一端面に対接するカムリング17と、このカムリング1
7の他側面に対接するサイドプレート18が収納されて
いる。前記カムリング17の内周には、カム曲線の周期
が180度のカム面17aが形成され、このカム面17
aに外方端部が摺接する複数のベーン21を放射方向に
摺動可能に案内するロータ22がカムリング17内に収
納されている。このロータ22の図中右側面及びベーン
21の右端面はリヤハウジング13の端面と摺接し、ロ
ータ22の左側面及びベーン21の左端面はサイドプレ
ート18の側面に摺接し、各摺接面にて密封作用がなさ
れる。これによってカムリング17のカム面17aとロ
ータ22との間にベーン21によって複数個に区画され
たポンプ室P1,P2が形成され、各ポンプ室P1,P
2はロータ22の回転により容積変化を生ずる。
一端面に対接するカムリング17と、このカムリング1
7の他側面に対接するサイドプレート18が収納されて
いる。前記カムリング17の内周には、カム曲線の周期
が180度のカム面17aが形成され、このカム面17
aに外方端部が摺接する複数のベーン21を放射方向に
摺動可能に案内するロータ22がカムリング17内に収
納されている。このロータ22の図中右側面及びベーン
21の右端面はリヤハウジング13の端面と摺接し、ロ
ータ22の左側面及びベーン21の左端面はサイドプレ
ート18の側面に摺接し、各摺接面にて密封作用がなさ
れる。これによってカムリング17のカム面17aとロ
ータ22との間にベーン21によって複数個に区画され
たポンプ室P1,P2が形成され、各ポンプ室P1,P
2はロータ22の回転により容積変化を生ずる。
【0010】前記サイドプレート18には、膨張行程を
なすポンプ室に対応して一対の吸入ポート25a,25
bが直径方向に対向して形成され、また、圧縮行程をな
すポンプ室に対応して一対の吐出ポート27a,27b
が直径方向に対向して形成されている。前記ロータ22
の左側面に対接するサイドプレート18の一側面には、
ベーン背圧室31に通じる背圧溝32がロータ22と同
軸的に形成され、この背圧溝32は図略の連通路を介し
て吐出ポート27a,27bに連通されている。また、
サイドプレート18の一側面には、前記吸入ポート25
aと吐出ポート27aとの間及び吸入ポート25bと吐
出ポート27bとの間に一対のノッチ33,34が直径
方向に形成され、これらノッチ33,34はサイドプレ
ート18の一側面にロータ22と同軸的に形成された環
状の連通溝35にそれぞれ連通されている。この一対の
ノッチ33,34は膨張行程から圧縮行程に移行する区
間に対応する両ポンプ室P1,P2に開口され、これら
ポンプ室P1,P2を前記ノッチ33,34及び連通溝
35を介して互いに連通している。
なすポンプ室に対応して一対の吸入ポート25a,25
bが直径方向に対向して形成され、また、圧縮行程をな
すポンプ室に対応して一対の吐出ポート27a,27b
が直径方向に対向して形成されている。前記ロータ22
の左側面に対接するサイドプレート18の一側面には、
ベーン背圧室31に通じる背圧溝32がロータ22と同
軸的に形成され、この背圧溝32は図略の連通路を介し
て吐出ポート27a,27bに連通されている。また、
サイドプレート18の一側面には、前記吸入ポート25
aと吐出ポート27aとの間及び吸入ポート25bと吐
出ポート27bとの間に一対のノッチ33,34が直径
方向に形成され、これらノッチ33,34はサイドプレ
ート18の一側面にロータ22と同軸的に形成された環
状の連通溝35にそれぞれ連通されている。この一対の
ノッチ33,34は膨張行程から圧縮行程に移行する区
間に対応する両ポンプ室P1,P2に開口され、これら
ポンプ室P1,P2を前記ノッチ33,34及び連通溝
35を介して互いに連通している。
【0011】各吸入ポート25a,25bはポンプハウ
ジング10内に形成された流体流通空間41及びバイパ
ス通路28を介して図略のリザーバに連結される吸入口
44に連通され、サイドプレート18の一側面に形成さ
れた各吐出ポート27a,27bはポンプハウジング1
0内に形成した圧力室20を介して作動流体の図略の送
出口に連通されている。バイパス通路28と圧力室20
との間には、送出口から吐出される作動流体の量を一定
にするため、余剰の作動流体をバイパス通路28に戻す
図略の流量調整用スプール弁を収納する弁収納穴45が
設けられている。
ジング10内に形成された流体流通空間41及びバイパ
ス通路28を介して図略のリザーバに連結される吸入口
44に連通され、サイドプレート18の一側面に形成さ
れた各吐出ポート27a,27bはポンプハウジング1
0内に形成した圧力室20を介して作動流体の図略の送
出口に連通されている。バイパス通路28と圧力室20
との間には、送出口から吐出される作動流体の量を一定
にするため、余剰の作動流体をバイパス通路28に戻す
図略の流量調整用スプール弁を収納する弁収納穴45が
設けられている。
【0012】前記ベーン21は、図3に示すように、ロ
ータ22に放射方向に形成されたスリットSにより摺動
可能に案内されており、膨張曲線(イ),圧縮曲線
(ハ),この両曲線を結ぶ予圧縮曲線(ロ)が形成され
たカムリング17内周のカム面17aにベーン21の外
方端部が摺接するようになっている。特に、ベーン21
が吸入ポート25aを閉じ切りポンプ室P1が吐出ポー
ト27a側に開口していない状態の予圧縮行程で、ベー
ン21が角度位置Aから所定角度位置Bに達するまでの
間(ポンプ室P1にオーバーシュートが発生する位置に
対応)、ベーン21の背圧溝32側の端部21と連通溝
35の間に隙間Oが生じるように予圧縮曲線(ロ)が形
成され、ベーン21の長さLが設定されている。
ータ22に放射方向に形成されたスリットSにより摺動
可能に案内されており、膨張曲線(イ),圧縮曲線
(ハ),この両曲線を結ぶ予圧縮曲線(ロ)が形成され
たカムリング17内周のカム面17aにベーン21の外
方端部が摺接するようになっている。特に、ベーン21
が吸入ポート25aを閉じ切りポンプ室P1が吐出ポー
ト27a側に開口していない状態の予圧縮行程で、ベー
ン21が角度位置Aから所定角度位置Bに達するまでの
間(ポンプ室P1にオーバーシュートが発生する位置に
対応)、ベーン21の背圧溝32側の端部21と連通溝
35の間に隙間Oが生じるように予圧縮曲線(ロ)が形
成され、ベーン21の長さLが設定されている。
【0013】次に上記したベーンポンプの作動について
説明する。原動機によって回転軸15と共にロータ22
が回転駆動されると、図略のリザーバ内の作動流体は吸
入口44、バイパス通路28、流体流通空間41を介し
て吸入ポート25a,25bよりポンプ室P1に吸入さ
れ、作動流体がサイドプレート18の吐出ポート27
a,27bを介して圧力室20に吐出される。
説明する。原動機によって回転軸15と共にロータ22
が回転駆動されると、図略のリザーバ内の作動流体は吸
入口44、バイパス通路28、流体流通空間41を介し
て吸入ポート25a,25bよりポンプ室P1に吸入さ
れ、作動流体がサイドプレート18の吐出ポート27
a,27bを介して圧力室20に吐出される。
【0014】この際、膨張行程から圧縮行程に移行する
予圧縮行程においては、図3に示すように2組のベーン
21,21によって区画されたポンプ室P1(ここでは
一方のポンプ室P1のみを示すが、他方のポンプ室P2
においても同様である)が、吸入ポート25a側に開口
した状態の膨張行程からベーン21により吸入ポート2
5aを閉じ切った状態の予圧縮行程に移行した時、両ポ
ンプ室P1内の圧力が急激に上昇するオーバーシュート
が生じる。この時、ノッチ33,34およびこれらノッ
チ33,34に連通する連通溝35により、両ポンプ室
P1,P2を連通させてオーバーシュートが緩和され
る。しかしながら、高速走行等においてはポンプが高回
転となりポンプ室P1,P2で発生するオーバーシュー
トも急激に増大してしまい、連通溝35のみではオーバ
ーシュートを緩和しきれなくなってしまう。
予圧縮行程においては、図3に示すように2組のベーン
21,21によって区画されたポンプ室P1(ここでは
一方のポンプ室P1のみを示すが、他方のポンプ室P2
においても同様である)が、吸入ポート25a側に開口
した状態の膨張行程からベーン21により吸入ポート2
5aを閉じ切った状態の予圧縮行程に移行した時、両ポ
ンプ室P1内の圧力が急激に上昇するオーバーシュート
が生じる。この時、ノッチ33,34およびこれらノッ
チ33,34に連通する連通溝35により、両ポンプ室
P1,P2を連通させてオーバーシュートが緩和され
る。しかしながら、高速走行等においてはポンプが高回
転となりポンプ室P1,P2で発生するオーバーシュー
トも急激に増大してしまい、連通溝35のみではオーバ
ーシュートを緩和しきれなくなってしまう。
【0015】この場合には、ポンプ室P1にオーバーシ
ュートが生じる位置(ポンプ室P1が吸入ポート25a
側に開口していた状態からベーン21により吸入ポート
25aを閉じ切った状態)すなわち図3中のベーンの角
度位置Aから所定角度位置Bの領域において、ベーン2
1の端部21aと連通溝35の間で隙間Oが形成される
ので、ノッチ33を介して連通溝33に導入されるポン
プ室P1のオーバーシュートを、この隙間Oからスリッ
トSを介して背圧溝32に逃すことによりオーバーシュ
ートを緩和するようになっている。また、ポンプ室P1
内に生じた高圧のオーバーシュートがほぼ同圧の高圧部
である背圧溝32側に逃すので、ポンプ室P1の容積を
急激に変化させることがない。
ュートが生じる位置(ポンプ室P1が吸入ポート25a
側に開口していた状態からベーン21により吸入ポート
25aを閉じ切った状態)すなわち図3中のベーンの角
度位置Aから所定角度位置Bの領域において、ベーン2
1の端部21aと連通溝35の間で隙間Oが形成される
ので、ノッチ33を介して連通溝33に導入されるポン
プ室P1のオーバーシュートを、この隙間Oからスリッ
トSを介して背圧溝32に逃すことによりオーバーシュ
ートを緩和するようになっている。また、ポンプ室P1
内に生じた高圧のオーバーシュートがほぼ同圧の高圧部
である背圧溝32側に逃すので、ポンプ室P1の容積を
急激に変化させることがない。
【0016】例えば、膨張行程→予圧縮行程→圧縮行程
におけるポンプ室P1内の圧力変化は図4のグラフに示
すようになり、この本発明の実施の形態のベーンポンプ
は従来に比べてオーバーシュートを緩和できることが分
かる。なお、このグラフ中時間t1は膨張行程の状態
を、時間t2は予圧縮行程の状態を、圧縮行程の状態を
示している。
におけるポンプ室P1内の圧力変化は図4のグラフに示
すようになり、この本発明の実施の形態のベーンポンプ
は従来に比べてオーバーシュートを緩和できることが分
かる。なお、このグラフ中時間t1は膨張行程の状態
を、時間t2は予圧縮行程の状態を、圧縮行程の状態を
示している。
【0017】また、このオーバーシュートの緩和によ
り、脈動も大きく低減することができる。
り、脈動も大きく低減することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、膨張
行程から圧縮行程に移行する間の予圧縮行程において、
ベーンの一端と連通溝の間に隙間が形成されるようにし
たので、特に、高速走行等ポンプが高回転の場合、ポン
プ室に急激に発生するオーバーシュートを連通溝からス
リットを介して背圧溝側に逃すことができ、従来の連通
溝のみによりオーバーシュートを緩和する場合に比べて
オーバーシュートを大きく緩和することができる。この
際、オーバーシュートをほぼ同圧の高圧部である背圧溝
側に逃すので、ポンプ室の容積を急激に変化させること
がない。また、オーバーシュートの緩和により、脈動も
大きく低減できる。
行程から圧縮行程に移行する間の予圧縮行程において、
ベーンの一端と連通溝の間に隙間が形成されるようにし
たので、特に、高速走行等ポンプが高回転の場合、ポン
プ室に急激に発生するオーバーシュートを連通溝からス
リットを介して背圧溝側に逃すことができ、従来の連通
溝のみによりオーバーシュートを緩和する場合に比べて
オーバーシュートを大きく緩和することができる。この
際、オーバーシュートをほぼ同圧の高圧部である背圧溝
側に逃すので、ポンプ室の容積を急激に変化させること
がない。また、オーバーシュートの緩和により、脈動も
大きく低減できる。
【図1】本発明の実施の形態におけるベーンポンプの横
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるベーンポンプの作
動を説明するための図である。
動を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるベーンポンプのポ
ンプ室の圧力変化を示す図である。
ンプ室の圧力変化を示す図である。
10 ポンプハンジング 13 リヤハウジング 15 回転軸 17 カムリング 21 ベーン 21a 端部 25a,25b 吸入ポート 27a,27b 吐出ポート 32 背圧溝 33,34 ノッチ 35 連通溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ポンプハウジングに嵌装されたカムリン
グと、カムリングに回転可能に収納されたロータと、こ
のロータの放射方向に複数設けたスリットおよび各スリ
ットに摺動可能に案内された複数のベーンと、この複数
のベーンにより複数区画されたポンプ室と、膨張行程を
行うポンプ室に対応する吸入ポートと圧縮行程を行うポ
ンプ室に対応する吐出ポートを直径方向にそれぞれ対向
して設け、この圧縮行程を行うポンプ室間を互いに連通
する連通溝と、スリットに保持されたベーンの一端に吐
出ポートの吐出圧を導くベーン背圧溝を備えたベーンポ
ンプであって、前記膨張行程から前記圧縮行程に移行す
る間の予圧縮行程において、前記ベーンの一端と前記連
通溝の間に隙間が形成されることを特徴するベーンポン
プ。 - 【請求項2】 前記ポンプ室を構成する一対のベーンの
うち、吸入ポート側のベーンのスリットを介して、前記
連通溝の圧力を前記ベーン背圧溝に逃すことを特徴する
請求項1に記載のベーンポンプ。 - 【請求項3】 前記連通溝と前記背圧溝は前記ポンプハ
ウジングと前記ロータの摺接面のいずれか一方にロータ
と同軸的に形成され、前記連通溝は前記背圧溝よりも外
側に設けられたことを特徴する請求項1または請求項2
に記載のベーンポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20000196A JPH1047261A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ベーンポンプ |
| GB9716010A GB2315815A (en) | 1996-07-30 | 1997-07-29 | Vane Pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20000196A JPH1047261A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ベーンポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047261A true JPH1047261A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16417152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20000196A Pending JPH1047261A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | ベーンポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047261A (ja) |
| GB (1) | GB2315815A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004112224A1 (en) * | 2003-06-06 | 2004-12-23 | Bei Sensors And Systems Company, Inc. | Ironcore linear brushless dc motor with reduced detent force |
| JP2008057361A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | ベーンポンプ |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3610797B2 (ja) * | 1998-12-11 | 2005-01-19 | 豊田工機株式会社 | ベーンポンプ |
| EP1320681B1 (en) * | 2000-09-28 | 2004-11-24 | Goodrich Pump & Engine Control Systems, Inc. | Vane pump |
| US7207785B2 (en) | 2000-09-28 | 2007-04-24 | Goodrich Pump & Engine Control Systems, Inc. | Vane pump wear sensor for predicted failure mode |
| US6663357B2 (en) | 2000-09-28 | 2003-12-16 | Goodrich Pump And Engine Control Systems, Inc. | Vane pump wear sensor for predicted failure mode |
| WO2002027188A2 (en) | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Goodrich Pump & Engine Control Systems, Inc. | Vane pump |
| US6481990B2 (en) * | 2001-03-21 | 2002-11-19 | Delphi Technologies, Inc. | Hydraulically balanced multi-vane hydraulic motor |
| US10018197B2 (en) | 2015-01-16 | 2018-07-10 | Hamilton Sundstrand Corporation | Low-pulse vane pumps |
| JP6707340B2 (ja) * | 2015-12-17 | 2020-06-10 | 株式会社ショーワ | ベーンポンプ装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB801069A (en) * | 1955-07-23 | 1958-09-10 | Heinz Teves | Improved rotary pump of the sliding vane type |
| US3447477A (en) * | 1967-06-22 | 1969-06-03 | Sperry Rand Corp | Power transmission |
| JPS5669491A (en) * | 1979-11-13 | 1981-06-10 | Kayaba Ind Co Ltd | Vane pump |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP20000196A patent/JPH1047261A/ja active Pending
-
1997
- 1997-07-29 GB GB9716010A patent/GB2315815A/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004112224A1 (en) * | 2003-06-06 | 2004-12-23 | Bei Sensors And Systems Company, Inc. | Ironcore linear brushless dc motor with reduced detent force |
| JP2008057361A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Hitachi Ltd | ベーンポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2315815A (en) | 1998-02-11 |
| GB9716010D0 (en) | 1997-10-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4146312B2 (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JPH1089266A (ja) | ベーンポンプ | |
| CN101566151B (zh) | 可变容量式叶片泵 | |
| JPH09273487A (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JP6182821B2 (ja) | 可変容量形ベーンポンプ | |
| CN111094749B (zh) | 泵装置 | |
| JP5371795B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| GB2315815A (en) | Vane Pump | |
| JP2870602B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP4929471B2 (ja) | 可変容量ベーンポンプ | |
| JP6256643B2 (ja) | 揺動ピストン式圧縮機 | |
| JP4067348B2 (ja) | 可変容量ポンプ | |
| JP2003184759A (ja) | ベーンポンプ | |
| JPH07119648A (ja) | 可変容量形ベーンポンプ | |
| JP3631264B2 (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JP4009455B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP3796073B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JPH09242679A (ja) | ベーンポンプ | |
| JP2884529B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JPH06241176A (ja) | 可変容量形ポンプ | |
| JP2863590B2 (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JPH03275994A (ja) | 可変容量型ベーンポンプ | |
| JP2001065470A (ja) | 可変容量型ポンプ | |
| JPH08277784A (ja) | ベーンポンプ | |
| JP2006161696A (ja) | ベーンロータリ型真空ポンプ |