JPH1047323A - 締結リベット - Google Patents

締結リベット

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JPH1047323A
JPH1047323A JP20746696A JP20746696A JPH1047323A JP H1047323 A JPH1047323 A JP H1047323A JP 20746696 A JP20746696 A JP 20746696A JP 20746696 A JP20746696 A JP 20746696A JP H1047323 A JPH1047323 A JP H1047323A
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caulking
fastening
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Hiroshi Shimada
博 嶋田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合部材間の相対位置調節を可能とする締結
を容易に行うことができると共に、分離して廃棄ないし
は再利用可能な締結リベットを提供する。 【解決手段】 一端部に取付頭部12を備え他端部に第
1のフランジ14を設けたビス部材16からなり、前記
ビス部材16の中位部に第2のフランジ18を設けた構
成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の板状部材を
相互にスライド可能に締結することができる締結リベッ
トに係り、特に板状部材への取付けを簡便に行うことが
できると共に、分離して廃棄ないしは再利用可能に構成
した締結リベットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、日常的に使用する書類整理用フ
ァイル等においては、台紙と綴金具とを一体的に結合す
るために、締結リベットが広く適用されていることは周
知である。
【0003】しかるに、この種の締結リベットは、通常
単一構成のビス部材からなり、台紙と綴金具とに穿設さ
れたリベット穴に対して、台紙の外側から前記ビス部材
を挿通した後、このビス部材の挿通先端部をかしめるこ
とにより、台紙と綴金具との結合が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の締
結リベットにより結合される複数の部材間において、い
ずれか一方の部材についてスライドを許容する調節性の
要求が提起されている。また、経年変化に伴う一部の部
材の老朽化に伴い、一部の部材を廃棄し、他の部材は再
利用することが要求され、この要求に対しては、複数の
部材を結合している締結リベットが容易に分離可能であ
り、またその再利用も可能であることが要望されてい
る。
【0005】すなわち、従来の締結リベットは、その部
材間の結合を、全て固定した構成からなるものである。
しかるに、この「固定的な結合」は、例えば、前記書類
整理用ファイルにおいては、まず第1には、綴金具の台
紙に対する取付位置の変更調節を不可能とし、また、特
に近来においては、資源のリサイクルに際して、廃棄物
(台紙)と回収品(綴金具等)との分別を非常に困難な
いしは実質的に不可能としていた。
【0006】従って、前記従来の締結リベットにおいて
は、その使用分野によって、その結合部材間の調節性あ
るいは再分離性に関して、改善が要望されていた。
【0007】そこで、本発明の目的は、結合部材間の相
対位置調節を可能とする締結を容易に行うことができる
と共に、分離して廃棄ないしは再利用可能な締結リベッ
トを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る締結リベットは、一端部に取付頭部を
備え他端部に第1のフランジを設けたビス部材からな
り、前記ビス部材の中位部に第2のフランジを設けたこ
とを特徴とする。
【0009】この場合、前記ビス部材は、その他端部側
に対し2段に径変化する軸部を形成し、この軸部の前記
段部における大径側にはその外周を水平にかしめて第2
のフランジを形成する所要深さの円周溝を形成すると共
に、小径側先端部にはその外周を水平にかしめて第1の
フランジを形成する所要深さの円筒孔を形成して構成す
ることができる。
【0010】また、前記ビス部材における第2のフラン
ジと第1のフランジとを、第1の板状部材に設けた係止
穴部に対して嵌合係止させ、取付頭部と第2のフランジ
とを、第2の板状部材の案内溝に対して摺動可能に嵌合
して、前記第1の板状部材を前記第2の板状部材に対し
その案内溝に沿って相対的に移動可能に構成することが
できる。
【0011】代案として、前記第2のフランジと第3の
フランジを形成するビス部を、両端部にフランジを設け
たリング部材で構成し、このリング部材と係合する係止
段部を備えると共に、その先端部を前記リング部材に挿
通してその突出端部をかしめて一体的に結合する第1の
フランジを備えたカシメビス部材により構成することも
できる。
【0012】この場合、前記リング部材は、第1の板状
部材に設けた係止穴部に対して嵌合係止させ、カシメビ
ス部材を、第2の板状部材の案内溝に対して摺動可能に
嵌合して、前記第1の板状部材を前記第2の板状部材に
対しその案内溝に沿って相対的に移動可能に構成するこ
とができる。
【0013】また、前記第1の板状部材の係止穴部の一
部に変位部を設け、この変位部を利用してリング部材を
一時的に固定保持させ、このリング部材に対して第2の
板状部材の穴部からカシメビス部材を挿通すると共に、
このカシメビス部材の突出端部をかしめてリング部材と
カシメビス部材とを一体的に結合させる構成とすること
ができる。
【0014】なお、前記第1の板状部材の係止穴部に隣
接して、締結リベットの最外径より大径の第1の開放穴
部を設けると共に、前記第2の板状部材の案内溝の一端
部に、前記第1の開放穴部に対応して締結リベットの最
外径より大径の第2の開放穴部を設け、締結リベットを
前記各開放穴部を挿通させて、第1の板状部材と第2の
板状部材とを結合させる構成とすることができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明に係る締結リベットの実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0016】図1および図2は、本発明に係る締結リベ
ットの一実施例を示すものである。すなわち、図1の
(a)および(b)において、本実施例における締結リ
ベット10は、一端部に取付頭部12を備え、他端部に
第1のフランジ14を設けたビス部材16からなり、前
記ビス部材16の中位部に第2のフランジ18を設けた
ことを特徴とする。
【0017】しかるに、このような構成からなる本実施
例の締結リベット10は、図2の(a)および(b)に
示すように、一端部に取付頭部12を備えたビス部材1
6において、その他端部側に対し2段に径変化する軸部
16a、16bを形成し、この軸部の前記段部17にお
ける大径側軸部16aには、その外周を水平にかしめて
第2のフランジ(18)を形成するための所要深さの円
周溝20を形成する。また、小径側軸部16bの先端部
には、その外周を水平にかしめて第1のフランジ(1
4)を形成するための所要深さの円筒孔22を形成し
て、構成することができる。
【0018】このように構成した本実施例の締結リベッ
ト10は、図2の(b)に示すように、ビス部材16に
おける第2のフランジ18と第1のフランジ14とを、
第1の板状部材30に設けた係止穴部30aに対して嵌
合係止させ、また取付頭部12と第2のフランジ18と
を、第2の板状部材22の案内溝22aに対して摺動可
能に嵌合することができる。
【0019】そして、この場合、後述するように、前記
第1の板状部材20を、前記第2の板状部材22に対し
その案内溝22aに沿って相対的に移動可能に構成する
ことができる。
【0020】図3および図4は、本発明に係る締結リベ
ットの別の実施例を示すものである。すなわち、本実施
例における締結リベット30は、リング部材32と、こ
のリング部材32に挿通してその突出端部を前記リング
部材32の一側面においてかしめて相互に結合するカシ
メビス部材34とから構成されている。なお、本実施例
の締結リベット10において、前記リング部材12は、
その両側面にそれぞれフランジ部32a、32bが設け
られている。また、前記カシメビス部材34は、一端部
を取付頭部34aとし、他端部をカシメ部34bとする
と共に、中位部の所定位置に前記リング部材32を係止
させるための係止段部34cが設けられている。従っ
て、このように構成される締結リベット30は、図4に
示す結合状態において、カシメビス部材34のカシメ部
34bをかしめることにより、図3に示すように構成す
ることができる。
【0021】このように構成した本実施例の締結リベッ
ト30は、前記実施例の締結リベット10と同様にし
て、図4に示すように、リング部材32を、第1の板状
部材20に設けた係止穴部20aに対して嵌合係止さ
せ、またカシメビス部材34を、第2の板状部材22の
案内溝22aに対して摺動可能に嵌合することができ
る。そして、この場合も、後述するように、前記第1の
板状部材20を、前記第2の板状部材22に対しその案
内溝22aに沿って相対的に移動可能に構成することが
できる。
【0022】次に、前記構成からなる締結リベット1
0、30の取付け方法について説明する。図5は、本発
明に係る締結リベット10、30を取付けるための2つ
の板状部材の一実施例を示すものである。すなわち、図
5において、参照符号20は第1の板状部材、22は第
2の板状部材を示し、第1の板状部材20には係止穴部
20aを設けると共に、第2の板状部材22には案内溝
22aを設ける。
【0023】しかるに、前記第1の板状部材20の係止
穴部20aには、これと隣接して締結リベット10、3
0の最外径より大径の第1の開放穴部20bを穿設する
と共に、前記第2の板状部材22の案内溝22aの一端
部に、前記第1の開放穴部20bに対応して、締結リベ
ット10、30の最外径より大径の第2の開放穴部22
bを穿設する。
【0024】従って、本発明においては、図1に示すよ
うに構成された締結リベット10は、図6に示すよう
に、第1の板状部材20と第2の板状部材22のそれぞ
れ開放穴部20b、22bを挿通し、前記各板状部材2
0、22の係止穴部20aおよび案内溝22aにそれぞ
れ対応させて、それぞれ第1のフランジ14および第2
のフランジ18を備えた締結リベット10のビス部材1
6を嵌合させることができる。
【0025】同様に、図3に示すように構成された締結
リベット30においても、第1の板状部材20と第2の
板状部材22のそれぞれ開放穴部20b、22bを挿通
し、前記各板状部材20、22の係止穴部20aおよび
案内溝22aにそれぞれ対応させて、締結リベット30
のリング部材32およびカシメビス部材34を嵌合させ
ることができる。
【0026】また、本発明においては、前記第1の板状
部材20の係止穴部20aの一部に、これに嵌合する締
結リベット10のリング部材12が一時的に係合する変
位部21、21を設けることができる。
【0027】この場合、締結リベット30においては、
図6に示すように、当初分離されている締結リベット3
0のリング部材32を、第1の板状部材20の開放穴部
20bを経て係止穴部20aへ嵌合装着し、前記変位部
21に仮固定させることができる。そこで、前記締結リ
ベット30のカシメビス部材34を、前記仮固定されて
いるリング部材32に対向位置させて、第2の板状部材
22の案内溝22aへ装着し、前記リング部材32に挿
通して、先端のカシメ部34bをかしめることにより、
締結リベット30の結合と同時に、第1の板状部材20
と第2の板状部材20との結合を行うことができる。
【0028】前述したように結合した締結リベット1
0、30は、その一部を第1の板状部材20の係止穴部
20aの係止する位置まで移動させて第1の板状部材2
0に固定することができると共に、第2の板状部材22
に対しては、その案内溝に沿って移動させることができ
る。
【0029】このようにして、本発明によれば、2つの
板状部材を結合する締結リベットとして、その装着を容
易にすると共に、板状部材の結合と締結リベットの結合
とを同時に行うことができ、この種の結合作業を簡便か
つ迅速に行うことができる。また、一度結合した締結リ
ベットは、前記2つの板状部材に設けた開放穴部に移動
させることにより、板状部材から独立して分離させるこ
とができ、板状部材のの分離廃棄処理ないしはリサイク
ル利用が可能になると共に、締結リベットの再利用も可
能となり、省資源、省エネルギに寄与する効果は極めて
大きい。
【0030】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る締結
リベットは、一端部に取付頭部を備え他端部に第1のフ
ランジを設けたビス部材からなり、前記ビス部材の中位
部に第2のフランジを設けた構成とすることにより、結
合部材間の相対位置調節を可能とする締結を容易に行う
ことができると共に、分離して再利用も可能とし、省資
源、省エネルギに寄与することができる。
【0032】特に、板状部材の結合と締結リベットの結
合とを同時に行うことができ、この種の結合作業を簡便
かつ迅速に行うことができる利点を有する。そして、一
度結合した締結リベットは、結合部材からの離脱も容易
に行うことができ、各部材の分離廃棄処理ないしはリサ
イクル利用をより簡便に達成することができる等、多く
の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る締結リベットの一実施例を示すも
のであって、(a)は正面図であり、(b)はその縦断
面図である。
【図2】図1に示す締結リベットの成形工程とその取付
け使用状態を示すものであって、(a)は締結リベット
の成形前の状態を示す断面図あり、(b)は成形する状
態と使用状態とを示す断面図である。
【図3】本発明に係る締結リベットの別の実施例を示す
正面図である。
【図4】図3に示す締結リベットの構成とその取付け使
用状態を示す断面図ある。
【図5】本発明に係る締結リベットを取付ける板状部材
の構成配置の一実施例を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示す板状部材において本発明に係る締結
リベットを結合する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 締結リベット 12 取付頭部 14 第1のフランジ 16 ビス部材 16a 大径側軸部 16b 小径側軸部 17 段部 18 第2のフランジ 20 第1の板状部材 20a 係止穴部 20b 開放穴部 21 変位部 22 第2の板状部材 22a 案内溝 22b 開放穴部 30 締結リベット 32 リング部材 32a、32b フランジ部 34 カシメビス部材 34a 取付頭部 34b カシメ部 34c 係止段部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に取付頭部を備え他端部に第1の
    フランジを設けたビス部材からなり、前記ビス部材の中
    位部に第2のフランジを設けたことを特徴とする締結リ
    ベット。
  2. 【請求項2】 ビス部材は、その他端部側に対し2段に
    径変化する軸部を形成し、この軸部の前記段部における
    大径側にはその外周を水平にかしめて第2のフランジを
    形成する所要深さの円周溝を形成すると共に、小径側先
    端部にはその外周を水平にかしめて第1のフランジを形
    成する所要深さの円筒孔を形成してなる請求項1記載の
    締結リベット。
  3. 【請求項3】 ビス部材における第2のフランジと第1
    のフランジとを、第1の板状部材に設けた係止穴部に対
    して嵌合係止させ、取付頭部と第2のフランジとを、第
    2の板状部材の案内溝に対して摺動可能に嵌合して、前
    記第1の板状部材を前記第2の板状部材に対しその案内
    溝に沿って相対的に移動可能に構成してなる請求項1記
    載の締結リベット。
  4. 【請求項4】 第1のフランジと第2のフランジを形成
    するビス部を、両端部にフランジを設けたリング部材で
    構成し、このリング部材と係合する係止段部を備えると
    共に、その先端部を前記リング部材に挿通してその突出
    端部をかしめて一体的に結合する取付頭部を備えたカシ
    メビス部材により構成してなる請求項1記載の締結リベ
    ット。
  5. 【請求項5】 リング部材は、第1の板状部材に設けた
    係止穴部に嵌合係止させ、カシメビス部材を、第2の板
    状部材の案内溝に摺動可能に嵌合して、前記第1の板状
    部材と第2の板状部材を、前記第2の板状部材に対しそ
    の案内溝に沿って相対的に移動可能に構成してなる請求
    項4記載の締結リベット。
  6. 【請求項6】 第1の板状部材の係止穴部の一部に変位
    部を設け、この変位部を利用してリング部材を一時的に
    固定保持させ、このリング部材に対して第2の板状部材
    の穴部からカシメビス部材を挿通すると共に、このカシ
    メビス部材の突出端部をかしめてリング部材とカシメビ
    ス部材とを一体的に結合してなる請求項5記載の締結リ
    ベット。
  7. 【請求項7】 第1の板状部材の係止穴部に隣接して、
    締結リベットの最外径より大径の第1の開放穴部を設け
    ると共に、この第1の開放穴部に対応して第2の板状部
    材の案内溝の一端部に、締結リベットの最外径より大径
    の第2の開放穴部を設け、締結リベットを前記各開放穴
    部を挿通させて、第1の板状部材と第2の板状部材とを
    結合させてなる請求項3または5記載の締結リベット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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