JPH1047446A - ベルト片寄り防止装置 - Google Patents
ベルト片寄り防止装置Info
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- JPH1047446A JPH1047446A JP20986496A JP20986496A JPH1047446A JP H1047446 A JPH1047446 A JP H1047446A JP 20986496 A JP20986496 A JP 20986496A JP 20986496 A JP20986496 A JP 20986496A JP H1047446 A JPH1047446 A JP H1047446A
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- JP
- Japan
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- pulley
- belt
- axial direction
- contact
- conical
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
- F16H2007/185—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains the guiding surface in contact with the belt, rope or chain having particular shapes, structures or materials
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的幅広であるエンドレス状のベルトが用
いられるベルト駆動システムにおいて、プーリ上で片寄
ったベルトを補助部材に接触させてプーリのアライメン
トを自動的に調整させるようにする際に、接触時の騒音
やベルトの摩耗を少なくでき、しかも構造を簡単化でき
るようにする。 【解決手段】 巻き付けられた平ベルト5の走行に伴っ
て該ベルト5を軸方向の一端側に片寄らせる状態に配置
された第2プーリ4と、平ベルト5を軸方向の他端側に
片寄らせる状態に第2プーリ4が変化する下方向とは逆
の上方向に向かって該プーリ4の一端側部分を常に付勢
する引張コイルばね6と、軸方向の一端側に片寄った平
ベルト5に接触して該ベルト5に第2プーリ4の一端側
部分をばね6の付勢力に抗して下方向に押し込ませる円
錐プーリ8とを備える。
いられるベルト駆動システムにおいて、プーリ上で片寄
ったベルトを補助部材に接触させてプーリのアライメン
トを自動的に調整させるようにする際に、接触時の騒音
やベルトの摩耗を少なくでき、しかも構造を簡単化でき
るようにする。 【解決手段】 巻き付けられた平ベルト5の走行に伴っ
て該ベルト5を軸方向の一端側に片寄らせる状態に配置
された第2プーリ4と、平ベルト5を軸方向の他端側に
片寄らせる状態に第2プーリ4が変化する下方向とは逆
の上方向に向かって該プーリ4の一端側部分を常に付勢
する引張コイルばね6と、軸方向の一端側に片寄った平
ベルト5に接触して該ベルト5に第2プーリ4の一端側
部分をばね6の付勢力に抗して下方向に押し込ませる円
錐プーリ8とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト片寄り防止
装置に関し、詳しくは、比較的幅広であるエンドレス状
のベルトが該ベルトの走行に伴ってプーリ上で軸方向に
片寄るのを防止する対策に関する。
装置に関し、詳しくは、比較的幅広であるエンドレス状
のベルトが該ベルトの走行に伴ってプーリ上で軸方向に
片寄るのを防止する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば平ベルトや歯付ベルトのように、
それらベルトの巻き付けられるプーリの軸方向(ベルト
幅方向)に対して移動の自由度の大きいベルト駆動シス
テムでは、プーリ間のミスアライメントやベルト自身の
持っている片寄り力により軸方向のどちらか一方にベル
トが片寄っていく片寄り現象が発生し、何も対策しなけ
ればベルトがプーリから逸脱してしまうことは知られて
いる。特に、ベルト周長に対し比較的幅広のベルトを使
用する場合には、非常に強い片寄り力が発生して種々の
不具合が起こる。
それらベルトの巻き付けられるプーリの軸方向(ベルト
幅方向)に対して移動の自由度の大きいベルト駆動シス
テムでは、プーリ間のミスアライメントやベルト自身の
持っている片寄り力により軸方向のどちらか一方にベル
トが片寄っていく片寄り現象が発生し、何も対策しなけ
ればベルトがプーリから逸脱してしまうことは知られて
いる。特に、ベルト周長に対し比較的幅広のベルトを使
用する場合には、非常に強い片寄り力が発生して種々の
不具合が起こる。
【0003】上記対策としては、 プーリの一端又は両端にフランジを回転一体に設け
ておき、ベルトが片寄ったときにそのベルト端面を上記
フランジに接触させることで、それ以上は片寄らないよ
うにする、 平ベルトに対しては、プーリを凸状のクラウン形状
にすることでベルトをプーリの中央に抑制させる、 等のことが一般に行われているが、の場合には、ベル
ト端面とフランジとが接触することに起因して、接触音
が発生したりベルト端面が摩耗し易いという不具合があ
る。また、この場合に、上記フランジの径は、プーリに
巻き付けられたベルトの背面までを含んだ巻付径よりも
大きくすることが普通であり、したがって、フランジの
分のスペースを考慮して設計する必要がある。一方、
の場合には、片寄り防止効果はクラウンが大きいほど高
くなるが、幅広のベルトに対してクラウンが大きいと、
特に伸びの少ないフィルムを材質にした平ベルトの場合
には、クラウンの中央部と端の部分とで顕著な張力差が
生じることになり、伝動能力が著しく低下する。
ておき、ベルトが片寄ったときにそのベルト端面を上記
フランジに接触させることで、それ以上は片寄らないよ
うにする、 平ベルトに対しては、プーリを凸状のクラウン形状
にすることでベルトをプーリの中央に抑制させる、 等のことが一般に行われているが、の場合には、ベル
ト端面とフランジとが接触することに起因して、接触音
が発生したりベルト端面が摩耗し易いという不具合があ
る。また、この場合に、上記フランジの径は、プーリに
巻き付けられたベルトの背面までを含んだ巻付径よりも
大きくすることが普通であり、したがって、フランジの
分のスペースを考慮して設計する必要がある。一方、
の場合には、片寄り防止効果はクラウンが大きいほど高
くなるが、幅広のベルトに対してクラウンが大きいと、
特に伸びの少ないフィルムを材質にした平ベルトの場合
には、クラウンの中央部と端の部分とで顕著な張力差が
生じることになり、伝動能力が著しく低下する。
【0004】そこで、上記のような不具合を伴わない有
効な対策として、従来では、プーリの回転軸の一端側
に、該プーリと別体回転可能なフランジ部材を補助部材
として配置しておき、ベルトが片寄ってその端面が上記
フランジ部材に接触したときにその接触によりフランジ
部材を回転させ、フランジ部材に取り付けられたコード
により上記回転軸を引っ張り込ませて軸のアライメント
を調整させるようにすることが知られている。
効な対策として、従来では、プーリの回転軸の一端側
に、該プーリと別体回転可能なフランジ部材を補助部材
として配置しておき、ベルトが片寄ってその端面が上記
フランジ部材に接触したときにその接触によりフランジ
部材を回転させ、フランジ部材に取り付けられたコード
により上記回転軸を引っ張り込ませて軸のアライメント
を調整させるようにすることが知られている。
【0005】この対策によれば、上記の場合のような
フランジを必要としないために、そのようなフランジの
存在に起因するベルトの接触音やベルトの摩耗が少な
い。また、プーリにフランジを設けるスペースを必要と
せず、かつそのようなフランジを設けるためのプーリの
加工が不要で経済的である。さらに、の場合のような
プーリをクラウン形状とすることが不要であるので、ベ
ルトの張力バランスが均一に近く、よって、そのような
張力のアンバランスに起因する伝動能力の低下は少な
い。また、クラウン形状でない分だけプーリの加工が容
易であり、経済的である。
フランジを必要としないために、そのようなフランジの
存在に起因するベルトの接触音やベルトの摩耗が少な
い。また、プーリにフランジを設けるスペースを必要と
せず、かつそのようなフランジを設けるためのプーリの
加工が不要で経済的である。さらに、の場合のような
プーリをクラウン形状とすることが不要であるので、ベ
ルトの張力バランスが均一に近く、よって、そのような
張力のアンバランスに起因する伝動能力の低下は少な
い。また、クラウン形状でない分だけプーリの加工が容
易であり、経済的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の対策では、負荷の加わっているフランジ部材に走行
中のベルトが接触して該フランジ部材を回転駆動させる
ことになるために、上記接触時の接触音やベルト摩耗に
ついては、逆に大きくなるという問題がある。
来の対策では、負荷の加わっているフランジ部材に走行
中のベルトが接触して該フランジ部材を回転駆動させる
ことになるために、上記接触時の接触音やベルト摩耗に
ついては、逆に大きくなるという問題がある。
【0007】また、上記フランジ部材に取り付けられた
コードを介して回転軸の姿勢を変化させる仕組みである
ために、フランジ部材の構造等が複雑であるという問題
もある。
コードを介して回転軸の姿勢を変化させる仕組みである
ために、フランジ部材の構造等が複雑であるという問題
もある。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、比較的幅広であるエンドレス
状のベルトが用いられるベルト駆動システムにおいて、
プーリ上で片寄ったベルトを補助部材に接触させてプー
リのアライメントを自動的に調整させるようにする際
に、アライメントの調整機構に改良を加えることで、接
触時の騒音やベルトの摩耗を少なくでき、しかも構造を
簡単化できるようにすることにある。
であり、その主な目的は、比較的幅広であるエンドレス
状のベルトが用いられるベルト駆動システムにおいて、
プーリ上で片寄ったベルトを補助部材に接触させてプー
リのアライメントを自動的に調整させるようにする際
に、アライメントの調整機構に改良を加えることで、接
触時の騒音やベルトの摩耗を少なくでき、しかも構造を
簡単化できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、ベルトが片寄って補助部材(補助プ
ーリ)に接触したとき、プーリ軸のアライメントを、補
助部材にではなく、ベルト自体に調整させるようにし
た。
めに、本発明では、ベルトが片寄って補助部材(補助プ
ーリ)に接触したとき、プーリ軸のアライメントを、補
助部材にではなく、ベルト自体に調整させるようにし
た。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、巻き付
けられたベルトの走行に伴って該ベルトを軸方向の一端
側に片寄らせる状態に配置されていて、上記ベルトを軸
方向の他端側に片寄らせる状態に変化する方向に軸心の
一端側が移動可能なプーリと、このプーリの一端側に配
置されていて、ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状
態にプーリが変化する方向とは逆の方向に向かって該プ
ーリの一端側部分を常に付勢することでベルトを軸方向
の一端側に片寄らせる状態にプーリを保持する付勢手段
と、上記プーリの一端側に該プーリの軸心と略平行な軸
心回りに回転可能に配置されていて、軸方向の一端側に
片寄ったベルトに接触して該ベルトにプーリの一端側部
分を上記付勢手段の付勢力に抗して押し込ませる補助部
材としての補助プーリとを備えるようにする。つまり、
初期に、プーリ上においてベルトが軸方向の一端側に片
寄るように設定しておき、ベルトが片寄ったときに、そ
のベルト自体によりプーリのアライメントを変化させる
ことでベルトに軸方向の他端側への片寄りを与え、この
作用を繰り返すことで、プーリ上の一定の位置でベルト
を走行させるようにした。
けられたベルトの走行に伴って該ベルトを軸方向の一端
側に片寄らせる状態に配置されていて、上記ベルトを軸
方向の他端側に片寄らせる状態に変化する方向に軸心の
一端側が移動可能なプーリと、このプーリの一端側に配
置されていて、ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状
態にプーリが変化する方向とは逆の方向に向かって該プ
ーリの一端側部分を常に付勢することでベルトを軸方向
の一端側に片寄らせる状態にプーリを保持する付勢手段
と、上記プーリの一端側に該プーリの軸心と略平行な軸
心回りに回転可能に配置されていて、軸方向の一端側に
片寄ったベルトに接触して該ベルトにプーリの一端側部
分を上記付勢手段の付勢力に抗して押し込ませる補助部
材としての補助プーリとを備えるようにする。つまり、
初期に、プーリ上においてベルトが軸方向の一端側に片
寄るように設定しておき、ベルトが片寄ったときに、そ
のベルト自体によりプーリのアライメントを変化させる
ことでベルトに軸方向の他端側への片寄りを与え、この
作用を繰り返すことで、プーリ上の一定の位置でベルト
を走行させるようにした。
【0011】上記の構成において、ベルトの走行開始
時、プーリに巻き付けられたベルトをその走行に伴って
軸方向の一端側に片寄らせる状態に該プーリが配置され
ていることで、上記ベルトは張力の高くなる軸方向の一
端側に寄っていく。そして、一端側に寄っていくと、ベ
ルトは補助プーリとプーリの一端側部分との間に入り込
む。このとき、上記ベルトは、両プーリ間に入り込んで
いくのに応じて、プーリの一端側部分を付勢手段の付勢
力に抗して押し込み、このことで該ベルトを軸方向の他
端側に片寄らせる状態にプーリを変化させる。これによ
り、プーリの軸心のアライメントが逆側に移動するため
に、ベルトは軸方向の一端側とは逆の側である他端側に
片寄ろうとする。つまり、両プーリ間に入り込んでいた
ベルトは、その両プーリ間から抜け出ることになる。す
ると、プーリの一端側部分に対するベルトの押し込み作
用が徐々に弱くなるので、それに応じて、プーリの一端
側部分は、付勢手段の付勢力により、再びベルトを軸方
向の一端側に片寄らせる状態に該プーリが変化する方向
に移動する。この作用を繰り返すことで、プーリ上の軸
方向の一定位置でベルトは走行することになる。その際
に、上記補助プーリは無負荷であるので、該補助プーリ
が停止状態で上記ベルトに接触する場合でも、負荷の加
わっている補助部材(フランジ部材)にベルトを接触さ
せるようにする従来の場合よりも接触時の衝撃は小さ
く、したがって、接触時の騒音やベルト摩耗も少ない。
時、プーリに巻き付けられたベルトをその走行に伴って
軸方向の一端側に片寄らせる状態に該プーリが配置され
ていることで、上記ベルトは張力の高くなる軸方向の一
端側に寄っていく。そして、一端側に寄っていくと、ベ
ルトは補助プーリとプーリの一端側部分との間に入り込
む。このとき、上記ベルトは、両プーリ間に入り込んで
いくのに応じて、プーリの一端側部分を付勢手段の付勢
力に抗して押し込み、このことで該ベルトを軸方向の他
端側に片寄らせる状態にプーリを変化させる。これによ
り、プーリの軸心のアライメントが逆側に移動するため
に、ベルトは軸方向の一端側とは逆の側である他端側に
片寄ろうとする。つまり、両プーリ間に入り込んでいた
ベルトは、その両プーリ間から抜け出ることになる。す
ると、プーリの一端側部分に対するベルトの押し込み作
用が徐々に弱くなるので、それに応じて、プーリの一端
側部分は、付勢手段の付勢力により、再びベルトを軸方
向の一端側に片寄らせる状態に該プーリが変化する方向
に移動する。この作用を繰り返すことで、プーリ上の軸
方向の一定位置でベルトは走行することになる。その際
に、上記補助プーリは無負荷であるので、該補助プーリ
が停止状態で上記ベルトに接触する場合でも、負荷の加
わっている補助部材(フランジ部材)にベルトを接触さ
せるようにする従来の場合よりも接触時の衝撃は小さ
く、したがって、接触時の騒音やベルト摩耗も少ない。
【0012】請求項2の発明では、巻き付けられたベル
トの走行に伴って該ベルトを軸方向の他端側に片寄らせ
る状態に変化する方向に軸心の一端側が移動可能である
とともに、上記ベルトを軸方向の一端側に片寄らせる状
態に変化する方向に軸心の他端側が移動可能なプーリ
と、このプーリの一端側に配置されていて、ベルトを軸
方向の他端側に片寄らせる状態にプーリが変化する方向
とは逆の方向に向かって該プーリの一端側部分を常に付
勢する一端側付勢手段と、上記プーリの一端側に該プー
リの軸心と略平行な軸心回りに回転可能に配置されてい
て、軸方向の一端側に片寄ったベルトに接触して該ベル
トにプーリの一端側部分を上記一端側付勢手段の付勢力
に抗して押し込ませる補助部材としての一端側補助プー
リとを備える一方、上記プーリの他端側に配置されてい
て、ベルトを軸方向の一端側に片寄らせる状態にプーリ
が変化する方向とは逆の方向に向かって該プーリの他端
側部分を常に付勢する他端側付勢手段と、上記プーリの
他端側に該プーリの軸心と略平行な軸心回りに回転可能
に配置されていて、軸方向の他端側に片寄ったベルトに
接触して該ベルトにプーリの他端側部分を上記他端側付
勢手段の付勢力に抗して押し込ませる補助部材としての
他端側補助プーリとを備えるようにする。つまり、初期
にはミスアライメントのないように設定したプーリにベ
ルトは巻き付けられるが、ベルトは、ベルト自身の片寄
り力や張力の微妙なバランスによりプーリ上のどちらか
の端に寄っていくことがある。そして、ベルトが片寄っ
たとき、そのベルト自体によりプーリの軸心のアライメ
ントを変化させるようにすることで逆側への片寄り力を
与え、一方、そのまま逆の端に片寄ったときには、同様
の作用で再び元の端へ片寄らせることで、プーリ上の軸
方向の一定位置でベルトを走行させるようにした。
トの走行に伴って該ベルトを軸方向の他端側に片寄らせ
る状態に変化する方向に軸心の一端側が移動可能である
とともに、上記ベルトを軸方向の一端側に片寄らせる状
態に変化する方向に軸心の他端側が移動可能なプーリ
と、このプーリの一端側に配置されていて、ベルトを軸
方向の他端側に片寄らせる状態にプーリが変化する方向
とは逆の方向に向かって該プーリの一端側部分を常に付
勢する一端側付勢手段と、上記プーリの一端側に該プー
リの軸心と略平行な軸心回りに回転可能に配置されてい
て、軸方向の一端側に片寄ったベルトに接触して該ベル
トにプーリの一端側部分を上記一端側付勢手段の付勢力
に抗して押し込ませる補助部材としての一端側補助プー
リとを備える一方、上記プーリの他端側に配置されてい
て、ベルトを軸方向の一端側に片寄らせる状態にプーリ
が変化する方向とは逆の方向に向かって該プーリの他端
側部分を常に付勢する他端側付勢手段と、上記プーリの
他端側に該プーリの軸心と略平行な軸心回りに回転可能
に配置されていて、軸方向の他端側に片寄ったベルトに
接触して該ベルトにプーリの他端側部分を上記他端側付
勢手段の付勢力に抗して押し込ませる補助部材としての
他端側補助プーリとを備えるようにする。つまり、初期
にはミスアライメントのないように設定したプーリにベ
ルトは巻き付けられるが、ベルトは、ベルト自身の片寄
り力や張力の微妙なバランスによりプーリ上のどちらか
の端に寄っていくことがある。そして、ベルトが片寄っ
たとき、そのベルト自体によりプーリの軸心のアライメ
ントを変化させるようにすることで逆側への片寄り力を
与え、一方、そのまま逆の端に片寄ったときには、同様
の作用で再び元の端へ片寄らせることで、プーリ上の軸
方向の一定位置でベルトを走行させるようにした。
【0013】上記の構成において、プーリの軸心はミス
アライメントのないようにセットされていても、ベルト
自身の片寄り力や張力の微妙なバランス等によりベルト
の片寄りが発生することもある。そして、例えばプーリ
上のベルトが軸方向の一端側に片寄っていくとすると、
ベルトは、一端側補助プーリとプーリの一端側部分との
間に入り込む。このとき、上記ベルトは、両プーリ間に
入り込んでいくのに応じて、プーリの一端側部分を一端
側付勢手段の付勢力に抗して押し込み、このことで、該
ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状態にプーリを変
化させる。これにより、プーリの軸心のアライメントが
逆側に移動するために、ベルトは軸方向の一端側とは逆
の側である他端側に片寄ろうとする。そして、そのまま
他端までベルトが片寄ると、同様の作用により元の一端
側に戻ってくる。この現象を繰り返すことで、プーリ上
の軸方向の一定位置でベルトは走行するようになる。
アライメントのないようにセットされていても、ベルト
自身の片寄り力や張力の微妙なバランス等によりベルト
の片寄りが発生することもある。そして、例えばプーリ
上のベルトが軸方向の一端側に片寄っていくとすると、
ベルトは、一端側補助プーリとプーリの一端側部分との
間に入り込む。このとき、上記ベルトは、両プーリ間に
入り込んでいくのに応じて、プーリの一端側部分を一端
側付勢手段の付勢力に抗して押し込み、このことで、該
ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状態にプーリを変
化させる。これにより、プーリの軸心のアライメントが
逆側に移動するために、ベルトは軸方向の一端側とは逆
の側である他端側に片寄ろうとする。そして、そのまま
他端までベルトが片寄ると、同様の作用により元の一端
側に戻ってくる。この現象を繰り返すことで、プーリ上
の軸方向の一定位置でベルトは走行するようになる。
【0014】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の発明において、補助プーリを、プーリの中央に向かっ
てプーリ径が小径となる断面テーパ状をなす円錐プーリ
とする。
の発明において、補助プーリを、プーリの中央に向かっ
てプーリ径が小径となる断面テーパ状をなす円錐プーリ
とする。
【0015】上記の構成において、プーリ上のベルトが
補助プーリの側に片寄って該補助プーリに接触すると
き、この補助プーリは、上記プーリの中央に向かってプ
ーリ径が小径となる断面テーパ状の円錐プーリであるの
で、上記ベルトは補助プーリ及びプーリ間に円滑に入り
込んでいき、それに応じてプーリを付勢手段の付勢力に
抗して押し込んでいく。よって、上記請求項1又は2の
発明でのベルトによるプーリの押込み作用は円滑に行わ
れる。
補助プーリの側に片寄って該補助プーリに接触すると
き、この補助プーリは、上記プーリの中央に向かってプ
ーリ径が小径となる断面テーパ状の円錐プーリであるの
で、上記ベルトは補助プーリ及びプーリ間に円滑に入り
込んでいき、それに応じてプーリを付勢手段の付勢力に
抗して押し込んでいく。よって、上記請求項1又は2の
発明でのベルトによるプーリの押込み作用は円滑に行わ
れる。
【0016】請求項4の発明では、上記請求項3の発明
において、円錐プーリは、プーリに巻き付けられて走行
するベルトの周速と略等速で回転するように構成されて
いるものとする。
において、円錐プーリは、プーリに巻き付けられて走行
するベルトの周速と略等速で回転するように構成されて
いるものとする。
【0017】上記の構成において、ベルトが円錐プーリ
の側に片寄って該円錐プーリに接触したとき、上記円錐
プーリはベルトの周速と略等速で回転しているので、円
錐プーリが接触開始時に回転を停止している場合や、ベ
ルトの周速とは異なった速度で回転している場合に比
べ、両者は大きな摺動抵抗や摺動音を生じることなく円
滑に接触する。よって、ベルトが円錐プーリに接触する
ことに起因する接触音の発生や摩耗は抑えられる。
の側に片寄って該円錐プーリに接触したとき、上記円錐
プーリはベルトの周速と略等速で回転しているので、円
錐プーリが接触開始時に回転を停止している場合や、ベ
ルトの周速とは異なった速度で回転している場合に比
べ、両者は大きな摺動抵抗や摺動音を生じることなく円
滑に接触する。よって、ベルトが円錐プーリに接触する
ことに起因する接触音の発生や摩耗は抑えられる。
【0018】請求項5の発明では、上記請求項4の発明
において、円錐プーリは、プーリの回転力により回転駆
動されるように該プーリに接触する状態に配置されてい
るものとする。
において、円錐プーリは、プーリの回転力により回転駆
動されるように該プーリに接触する状態に配置されてい
るものとする。
【0019】上記の構成において、円錐プーリは、プー
リに接触していることで該プーリの回転力により回転駆
動される。このとき、円錐プーリの周速はプーリの周速
に略一致しており、またベルトの周速もプーリの周速に
略一致している。これらにより、補助プーリは、ベルト
の周速と略等速で回転することになり、よって、上記請
求項4の発明での作用は適正にかつ簡単な構造において
営まれる。
リに接触していることで該プーリの回転力により回転駆
動される。このとき、円錐プーリの周速はプーリの周速
に略一致しており、またベルトの周速もプーリの周速に
略一致している。これらにより、補助プーリは、ベルト
の周速と略等速で回転することになり、よって、上記請
求項4の発明での作用は適正にかつ簡単な構造において
営まれる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0021】(実施形態1)図1〜図3は、本発明の実
施形態1に係るベルト片寄り防止装置の全体構成を示
し、この防止装置は、比較的幅広であるエンドレス状の
平ベルトを用いたベルト駆動システムに使用される。
施形態1に係るベルト片寄り防止装置の全体構成を示
し、この防止装置は、比較的幅広であるエンドレス状の
平ベルトを用いたベルト駆動システムに使用される。
【0022】上記ベルト駆動システムは、互いに略平行
な水平軸心回りに回転可能に設けられた第1及び第2の
2本の回転軸1,2と、それら回転軸1,2の各々に回
転可能に支持された平プーリからなる第1及び第2の2
つのプーリ3,4と、これら両プーリ3,4間に走行可
能に巻き掛けられた平ベルト5とを備えている。
な水平軸心回りに回転可能に設けられた第1及び第2の
2本の回転軸1,2と、それら回転軸1,2の各々に回
転可能に支持された平プーリからなる第1及び第2の2
つのプーリ3,4と、これら両プーリ3,4間に走行可
能に巻き掛けられた平ベルト5とを備えている。
【0023】上記2本の回転軸1,2のうち、図2及び
図3の各右方に位置する第1の回転軸1は、両端部がラ
ジアル方向及びスラスト方向に移動不能な状態で保持さ
れている。一方、同各図の左方に位置する第2の回転軸
2は、第2プーリ4に巻き付けられた平ベルト5の走行
に伴って該ベルト5を軸方向の一端側(図1の左端側、
図3の下端側)に片寄らせる状態に配置されている。
図3の各右方に位置する第1の回転軸1は、両端部がラ
ジアル方向及びスラスト方向に移動不能な状態で保持さ
れている。一方、同各図の左方に位置する第2の回転軸
2は、第2プーリ4に巻き付けられた平ベルト5の走行
に伴って該ベルト5を軸方向の一端側(図1の左端側、
図3の下端側)に片寄らせる状態に配置されている。
【0024】そして、上記第2回転軸2の一端部2a
(図1の左端部、図3の下端部)は、上記平ベルト5を
軸方向の他端側(図1の右端側、図3の上端側)に片寄
らせる状態に第2プーリ4が変化する方向としての下方
向に移動可能に設けられている。一方、第2回転軸2の
他端部2b(図1の右端部、図3の上端部)は、上記一
端部2aの動きを妨げないようにかつ軸方向にスライド
しないように固定体7に枢支固定されている。
(図1の左端部、図3の下端部)は、上記平ベルト5を
軸方向の他端側(図1の右端側、図3の上端側)に片寄
らせる状態に第2プーリ4が変化する方向としての下方
向に移動可能に設けられている。一方、第2回転軸2の
他端部2b(図1の右端部、図3の上端部)は、上記一
端部2aの動きを妨げないようにかつ軸方向にスライド
しないように固定体7に枢支固定されている。
【0025】また、上記第2プーリ4の一端側には、第
2回転軸2の一端部2aを上記下方向とは逆の方向とし
ての上方向に向かって常に付勢する付勢手段としての引
張コイルばね6が配置されている。さらに、第2プーリ
4の一端側には、軸方向の一端側に片寄った平ベルト5
に接触して該ベルト5に第2プーリ4の一端側部分を上
記引張コイルばね6の付勢力に抗して押し込ませる補助
プーリとしての円錐プーリ8が配置されている。
2回転軸2の一端部2aを上記下方向とは逆の方向とし
ての上方向に向かって常に付勢する付勢手段としての引
張コイルばね6が配置されている。さらに、第2プーリ
4の一端側には、軸方向の一端側に片寄った平ベルト5
に接触して該ベルト5に第2プーリ4の一端側部分を上
記引張コイルばね6の付勢力に抗して押し込ませる補助
プーリとしての円錐プーリ8が配置されている。
【0026】上記円錐プーリ8は、第2プーリ4の軸心
と略平行な水平軸心の回りに回転可能に配置されている
とともに、引張コイルばね6により第2回転軸2の一端
部2aが引っ張られる側である第2プーリ4の上方位置
でかつ該プーリ4の一端から少し中央寄りに配置されて
おり、第2プーリ4の中央に向かってプーリ径が小さく
なる断面テーパ状をなしている。また、この実施形態で
は、上記円錐プーリ8は、そのプーリ面の大径側におい
て第2プーリ4のプーリ面に接触している。尚、円錐プ
ーリ8は、第2プーリ4に接触しない状態に配置するよ
うにしてもよいが、平ベルト5の厚みが薄い場合等のよ
うに平ベルト5の端面が円錐プーリ8との接触時に摩耗
することを少しでも防ぎたい場合には、円錐プーリ8は
第2プーリ4に接触した状態で配置される方が好まし
い。
と略平行な水平軸心の回りに回転可能に配置されている
とともに、引張コイルばね6により第2回転軸2の一端
部2aが引っ張られる側である第2プーリ4の上方位置
でかつ該プーリ4の一端から少し中央寄りに配置されて
おり、第2プーリ4の中央に向かってプーリ径が小さく
なる断面テーパ状をなしている。また、この実施形態で
は、上記円錐プーリ8は、そのプーリ面の大径側におい
て第2プーリ4のプーリ面に接触している。尚、円錐プ
ーリ8は、第2プーリ4に接触しない状態に配置するよ
うにしてもよいが、平ベルト5の厚みが薄い場合等のよ
うに平ベルト5の端面が円錐プーリ8との接触時に摩耗
することを少しでも防ぎたい場合には、円錐プーリ8は
第2プーリ4に接触した状態で配置される方が好まし
い。
【0027】ここで、上記のように構成されたベルト片
寄り防止装置の作動について、図4及び図5を参照しな
がら説明する。上記ベルト駆動システムにおいて平ベル
ト5が走行駆動されると、第2プーリ4のミスアライメ
ントの影響で、第2プーリ4上の平ベルト5は軸方向の
一端側(つまり円錐プーリ8の側)に片寄っていき、図
4に拡大して示すように、ベルト5の端面が円錐プーリ
8のプーリ面に接触するようになる。このとき、円錐プ
ーリ8が第2プーリ4に接触していることで、円錐プー
リ8及び平ベルト5は略等速となるので、平ベルト5の
端面が円錐プーリ8の表面に接触する際の接触音は小さ
く、またベルト5の端面の摩耗も少なくて済む。尚、平
ベルト5の厚さが厚くて該平ベルト5の上面側における
周速が第2プーリ4の周速よりも速い等の場合には、円
錐プーリ8は第2プーリ4から浮かせておく方がよく、
その場合でも、円錐プーリ8が無負荷で軽く回転するも
のであることから、平ベルト5が円錐プーリ8に接触し
たときの接触音は小さく、また摩耗もし難い。
寄り防止装置の作動について、図4及び図5を参照しな
がら説明する。上記ベルト駆動システムにおいて平ベル
ト5が走行駆動されると、第2プーリ4のミスアライメ
ントの影響で、第2プーリ4上の平ベルト5は軸方向の
一端側(つまり円錐プーリ8の側)に片寄っていき、図
4に拡大して示すように、ベルト5の端面が円錐プーリ
8のプーリ面に接触するようになる。このとき、円錐プ
ーリ8が第2プーリ4に接触していることで、円錐プー
リ8及び平ベルト5は略等速となるので、平ベルト5の
端面が円錐プーリ8の表面に接触する際の接触音は小さ
く、またベルト5の端面の摩耗も少なくて済む。尚、平
ベルト5の厚さが厚くて該平ベルト5の上面側における
周速が第2プーリ4の周速よりも速い等の場合には、円
錐プーリ8は第2プーリ4から浮かせておく方がよく、
その場合でも、円錐プーリ8が無負荷で軽く回転するも
のであることから、平ベルト5が円錐プーリ8に接触し
たときの接触音は小さく、また摩耗もし難い。
【0028】上記平ベルト5が円錐プーリ8と接触した
後、さらに同じ方向に片寄ろうとすると、平ベルト5
は、第2プーリ4と円錐プーリ8との間に入り込んでい
き、このことで、図5に同じく拡大して示すように、引
張コイルばね6で引き上げられている第2プーリ4の一
端側部分を該引張コイルばね6の付勢力に抗して下方に
押し下げる。そして、第2プーリ4の一端側部分が下方
に押し下げられると、ミスアライメントが初期と逆転す
るために、平ベルト5は、今までとは逆の側である軸方
向の他端側(図4及び図5の右端側)に片寄ろうとし始
める。この現象を繰り返すことで、平ベルト5は第2プ
ーリ4上の軸方向の一定位置で走行するようになり、よ
って、片寄りは防止される。
後、さらに同じ方向に片寄ろうとすると、平ベルト5
は、第2プーリ4と円錐プーリ8との間に入り込んでい
き、このことで、図5に同じく拡大して示すように、引
張コイルばね6で引き上げられている第2プーリ4の一
端側部分を該引張コイルばね6の付勢力に抗して下方に
押し下げる。そして、第2プーリ4の一端側部分が下方
に押し下げられると、ミスアライメントが初期と逆転す
るために、平ベルト5は、今までとは逆の側である軸方
向の他端側(図4及び図5の右端側)に片寄ろうとし始
める。この現象を繰り返すことで、平ベルト5は第2プ
ーリ4上の軸方向の一定位置で走行するようになり、よ
って、片寄りは防止される。
【0029】したがって、本実施形態によれば、第2プ
ーリ4を、平ベルト5を軸方向の一端側に片寄らせる状
態に配置し、かつその第2回転軸2の一端部2aを、上
記平ベルト5を軸方向の他端側に片寄らせる状態に第2
プーリ4が変化する方向に移動可能とした上で、上記一
端部2aを、平ベルト5を軸方向の他端側に片寄らせる
状態に第2プーリ4が変化する下方向とは逆の上方向に
向かって常に付勢する一方、軸方向の一端側に片寄った
平ベルト5に接触してその平ベルト5に第2プーリ4の
一端側部分を下方向に押し込ませ、このことで第2プー
リ4のアライメントを調整させるようにしたので、平ベ
ルトに接触するフランジ部材によりプーリのアライメン
トを調整させるようにする従来の場合に比べると、簡単
な構造でありながら、平ベルト5の片寄りを防止するこ
とができ、かつ接触音の発生や接触によるベルト摩耗を
抑えることができる。
ーリ4を、平ベルト5を軸方向の一端側に片寄らせる状
態に配置し、かつその第2回転軸2の一端部2aを、上
記平ベルト5を軸方向の他端側に片寄らせる状態に第2
プーリ4が変化する方向に移動可能とした上で、上記一
端部2aを、平ベルト5を軸方向の他端側に片寄らせる
状態に第2プーリ4が変化する下方向とは逆の上方向に
向かって常に付勢する一方、軸方向の一端側に片寄った
平ベルト5に接触してその平ベルト5に第2プーリ4の
一端側部分を下方向に押し込ませ、このことで第2プー
リ4のアライメントを調整させるようにしたので、平ベ
ルトに接触するフランジ部材によりプーリのアライメン
トを調整させるようにする従来の場合に比べると、簡単
な構造でありながら、平ベルト5の片寄りを防止するこ
とができ、かつ接触音の発生や接触によるベルト摩耗を
抑えることができる。
【0030】尚、上記実施形態1では、付勢手段として
引張コイルばね6を用いているが、付勢することができ
るものであれば、例えばゴム等を用いてもよい。
引張コイルばね6を用いているが、付勢することができ
るものであれば、例えばゴム等を用いてもよい。
【0031】また、上記実施形態1では、付勢手段によ
り第2回転軸2の一端部2aを上方に向かって付勢する
ようにしているが、平ベルト5を一端側に片寄らせるこ
とができる方向であれば、上方以外の方向に向かって付
勢するようにしてもよい。
り第2回転軸2の一端部2aを上方に向かって付勢する
ようにしているが、平ベルト5を一端側に片寄らせるこ
とができる方向であれば、上方以外の方向に向かって付
勢するようにしてもよい。
【0032】さらに、上記実施形態1では、円錐プーリ
8により第2プーリ4の一端側部分を下方に向かって押
し込むようにしているが、付勢手段の付勢力に抗して平
ベルト5を他端側に片寄らせることのできる方向であれ
ば、下方以外の方向に向かって押し込むようにしてもよ
い。
8により第2プーリ4の一端側部分を下方に向かって押
し込むようにしているが、付勢手段の付勢力に抗して平
ベルト5を他端側に片寄らせることのできる方向であれ
ば、下方以外の方向に向かって押し込むようにしてもよ
い。
【0033】(実施形態2)図6は、本発明の実施形態
2に係るベルト片寄り防止装置の全体構成を示してい
る。尚、上記実施形態1の場合と同じ部分には同じ符号
を付して示し、その説明は省略する。
2に係るベルト片寄り防止装置の全体構成を示してい
る。尚、上記実施形態1の場合と同じ部分には同じ符号
を付して示し、その説明は省略する。
【0034】本実施形態では、第2プーリ4は、第1プ
ーリ3に対し基本的にミスアライメントのないように配
置されており、その第2回転軸2の両端部2a,2bが
ラジアル方向に移動可能に設けられている。
ーリ3に対し基本的にミスアライメントのないように配
置されており、その第2回転軸2の両端部2a,2bが
ラジアル方向に移動可能に設けられている。
【0035】具体的には、上記第2回転軸2の一端部2
aは、平ベルト5を軸方向の他端側(図6の右端側)に
片寄らせる状態に第2プーリ4が変化する方向としての
下方向に移動可能であり、また他端部2bは、平ベルト
5を軸方向の一端側(同図の左端側)に片寄らせる状態
に第2プーリ4が変化する方向としての下方向に移動可
能である。そして、上記第2プーリ4の一端側に配置さ
れた一端側付勢手段としての一端側引張コイルばね6及
び一端側補助プーリとしての一端側円錐プーリ8に加
え、その第2プーリ4の他端側には、該第2プーリ4の
他端側部分を上記下方向とは逆の方向としての上方向に
向かって常に付勢する他端側付勢手段としての他端側引
張コイルばね6と、軸方向の他端側に片寄った平ベルト
5に接触して該平ベルト5に第2プーリ4の他端側部分
を上記他端側引張コイルばね6の付勢力に抗して押し込
ませる他端側補助プーリとしての他端側円錐プーリ8と
を備えている。尚、その他の構成は上記実施形態1の場
合と同じであるので、説明は省略する。
aは、平ベルト5を軸方向の他端側(図6の右端側)に
片寄らせる状態に第2プーリ4が変化する方向としての
下方向に移動可能であり、また他端部2bは、平ベルト
5を軸方向の一端側(同図の左端側)に片寄らせる状態
に第2プーリ4が変化する方向としての下方向に移動可
能である。そして、上記第2プーリ4の一端側に配置さ
れた一端側付勢手段としての一端側引張コイルばね6及
び一端側補助プーリとしての一端側円錐プーリ8に加
え、その第2プーリ4の他端側には、該第2プーリ4の
他端側部分を上記下方向とは逆の方向としての上方向に
向かって常に付勢する他端側付勢手段としての他端側引
張コイルばね6と、軸方向の他端側に片寄った平ベルト
5に接触して該平ベルト5に第2プーリ4の他端側部分
を上記他端側引張コイルばね6の付勢力に抗して押し込
ませる他端側補助プーリとしての他端側円錐プーリ8と
を備えている。尚、その他の構成は上記実施形態1の場
合と同じであるので、説明は省略する。
【0036】次に、上記のように構成されたベルト片寄
り防止装置の作動について説明する。
り防止装置の作動について説明する。
【0037】第2プーリ4は第1プーリ3に対してミス
アライメントのないようにセットされているが、平ベル
ト5自身の片寄り力や張力の微妙なバランスにより、平
ベルト5が第2プーリ4上において、例えば軸方向の一
端側に片寄っていくと、一端側の円錐プーリ8と第2プ
ーリ4の一端側部分との間に入り込む。このとき、上記
平ベルト5は、両プーリ8,4間に入り込んでいくのに
応じて、第2プーリ4の一端側部分を一端側引張コイル
ばね6の付勢力に抗して押し込み、このことで、平ベル
ト5を軸方向の他端側に片寄らせる状態に第2プーリ4
を変化させる。これにより、軸のアライメントが逆側に
移動するために、今度は、平ベルト5は軸方向の一端側
とは逆の側である他端側に片寄るようになる。そして、
そのまま他端まで平ベルト5が片寄ると、同様の作用に
よって、元の一端側に戻ってくる。この現象を繰り返す
ことで、第2プーリ4上の軸方向の一定位置で平ベルト
5は走行するようになる。
アライメントのないようにセットされているが、平ベル
ト5自身の片寄り力や張力の微妙なバランスにより、平
ベルト5が第2プーリ4上において、例えば軸方向の一
端側に片寄っていくと、一端側の円錐プーリ8と第2プ
ーリ4の一端側部分との間に入り込む。このとき、上記
平ベルト5は、両プーリ8,4間に入り込んでいくのに
応じて、第2プーリ4の一端側部分を一端側引張コイル
ばね6の付勢力に抗して押し込み、このことで、平ベル
ト5を軸方向の他端側に片寄らせる状態に第2プーリ4
を変化させる。これにより、軸のアライメントが逆側に
移動するために、今度は、平ベルト5は軸方向の一端側
とは逆の側である他端側に片寄るようになる。そして、
そのまま他端まで平ベルト5が片寄ると、同様の作用に
よって、元の一端側に戻ってくる。この現象を繰り返す
ことで、第2プーリ4上の軸方向の一定位置で平ベルト
5は走行するようになる。
【0038】したがって、本実施形態では、引張コイル
ばね6及び円錐プーリ8が共に2つずつ要る分だけ実施
形態1の場合よりも構造は複雑化するものの、その他の
点では、上記実施形態1の場合と同じ効果を奏すること
ができる。
ばね6及び円錐プーリ8が共に2つずつ要る分だけ実施
形態1の場合よりも構造は複雑化するものの、その他の
点では、上記実施形態1の場合と同じ効果を奏すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
発明によれば、補助プーリはベルトに接触するのみであ
って、アライメントの調整はベルト自体により行われる
ので、ベルトにより補助部材を回転駆動してアライメン
トの調整を行なうようにする従来の場合に比べて接触時
の衝撃が小さく、よって、接触音の発生や接触によるベ
ルト摩耗を小さく抑えることができる。また、基本的に
ばねやゴム等の付勢手段と円錐プーリ等の補助プーリだ
けで済むので、従来の片寄り防止装置と比較して構造を
簡単化することができる。
発明によれば、補助プーリはベルトに接触するのみであ
って、アライメントの調整はベルト自体により行われる
ので、ベルトにより補助部材を回転駆動してアライメン
トの調整を行なうようにする従来の場合に比べて接触時
の衝撃が小さく、よって、接触音の発生や接触によるベ
ルト摩耗を小さく抑えることができる。また、基本的に
ばねやゴム等の付勢手段と円錐プーリ等の補助プーリだ
けで済むので、従来の片寄り防止装置と比較して構造を
簡単化することができる。
【0040】請求項3の発明では、上記補助プーリを、
プーリの中央に向かってプーリ径が小径となる断面テー
パ状をなす円錐プーリとするようにしたので、この補助
プーリに接触したベルトを円滑に補助プーリ及びプーリ
間に入り込ませることができ、よって、上記請求項1及
び2の発明による効果を適正にかつ効率よく得ることが
できる。
プーリの中央に向かってプーリ径が小径となる断面テー
パ状をなす円錐プーリとするようにしたので、この補助
プーリに接触したベルトを円滑に補助プーリ及びプーリ
間に入り込ませることができ、よって、上記請求項1及
び2の発明による効果を適正にかつ効率よく得ることが
できる。
【0041】請求項4の発明によれば、上記円錐プーリ
をベルトの周速と略等速で回転させるようにしたので、
該円錐プーリにベルトが接触する際に生じる接触音やベ
ルトの摩耗を効率よく抑えることができ、よって、上記
請求項1及び2の発明による効果を適正に得ることがで
きる。
をベルトの周速と略等速で回転させるようにしたので、
該円錐プーリにベルトが接触する際に生じる接触音やベ
ルトの摩耗を効率よく抑えることができ、よって、上記
請求項1及び2の発明による効果を適正に得ることがで
きる。
【0042】請求項5の発明では、上記円錐プーリをプ
ーリに接触させることでベルトの周速と等速で回転させ
るようにしたので、上記請求項4の発明による効果を簡
単な構造で得ることができる。
ーリに接触させることでベルトの周速と等速で回転させ
るようにしたので、上記請求項4の発明による効果を簡
単な構造で得ることができる。
【図1】図2のI−I線断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るベルト片寄り防止装
置の全体構成を示す正面図である。
置の全体構成を示す正面図である。
【図3】ベルト片寄り装置の全体構成を示す平面図であ
る。
る。
【図4】平ベルトが軸方向の一端側に片寄って円錐プー
リに接触したときの状態を拡大して示す部分断面図であ
る。
リに接触したときの状態を拡大して示す部分断面図であ
る。
【図5】円錐プーリ及び第2プーリ間に入り込んだ平ベ
ルトにより第2プーリが押し込まれていく状態を拡大し
て示す部分断面図である。
ルトにより第2プーリが押し込まれていく状態を拡大し
て示す部分断面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係るベルト片寄り防止装
置の全体構成を示す図1相当図である。
置の全体構成を示す図1相当図である。
4 平プーリ(プーリ) 5 平ベルト(ベルト) 6 引張コイルばね(付勢手段) 8 円錐プーリ(補助プーリ)
Claims (5)
- 【請求項1】 巻き付けられたベルトの走行に伴って該
ベルトを軸方向の一端側に片寄らせる状態に配置され、
上記ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状態に変化す
る方向に軸心の一端側が移動可能なプーリと、 上記プーリの一端側に配置され、ベルトを軸方向の他端
側に片寄らせる状態にプーリが変化する方向とは逆の方
向に向かって該プーリの一端側部分を常に付勢する付勢
手段と、 上記プーリの一端側に該プーリの軸心と略平行な軸心回
りに回転可能に配置され、軸方向の一端側に片寄ったベ
ルトに接触して該ベルトにプーリの一端側部分を上記付
勢手段の付勢力に抗して押し込ませる補助プーリとを備
えていることを特徴とするベルト片寄り防止装置。 - 【請求項2】 巻き付けられたベルトの走行に伴って該
ベルトを軸方向の他端側に片寄らせる状態に変化する方
向に軸心の一端側が移動可能であるとともに、上記ベル
トを軸方向の一端側に片寄らせる状態に変化する方向に
軸心の他端側が移動可能なプーリと、 上記プーリの一端側に配置され、ベルトを軸方向の他端
側に片寄らせる状態にプーリが変化する方向とは逆の方
向に向かって該プーリの一端側部分を常に付勢する一端
側付勢手段と、 上記プーリの一端側に該プーリの軸心と略平行な軸心回
りに回転可能に配置され、軸方向の一端側に片寄ったベ
ルトに接触して該ベルトにプーリの一端側部分を上記一
端側付勢手段の付勢力に抗して押し込ませる一端側補助
プーリと、 上記プーリの他端側に配置され、ベルトを軸方向の一端
側に片寄らせる状態にプーリが変化する方向とは逆の方
向に向かって該プーリの他端側部分を常に付勢する他端
側付勢手段と、 上記プーリの他端側に該プーリの軸心と略平行な軸心回
りに回転可能に配置され、軸方向の他端側に片寄ったベ
ルトに接触して該ベルトにプーリの他端側部分を上記他
端側付勢手段の付勢力に抗して押し込ませる他端側補助
プーリとを備えていることを特徴とするベルト片寄り防
止装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のベルト片寄り防止
装置において、 補助プーリは、プーリの中央に向かってプーリ径が小径
となる断面テーパ状をなす円錐プーリであることを特徴
とするベルト片寄り防止装置。 - 【請求項4】 請求項3記載のベルト片寄り防止装置に
おいて、 円錐プーリは、プーリに巻き付けられて走行するベルト
の周速と略等速で回転するように構成されていることを
特徴とするベルト片寄り防止装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のベルト片寄り防止装置に
おいて、 円錐プーリは、プーリの回転力により回転駆動されるよ
うに該プーリに接触する状態に配置されていることを特
徴とするベルト片寄り防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20986496A JPH1047446A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ベルト片寄り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20986496A JPH1047446A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ベルト片寄り防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047446A true JPH1047446A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16579899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20986496A Withdrawn JPH1047446A (ja) | 1996-08-08 | 1996-08-08 | ベルト片寄り防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1047446A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1180729A1 (en) * | 2000-08-11 | 2002-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Belt driving device and image forming apparatus using the same |
| JP2006212759A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Mitsuboshi Belting Ltd | ベルトスリーブの走行線制御方法、及びベルトスリーブの走行線制御装置 |
| CN110884855A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-03-17 | 安徽神力运输机械有限公司 | 一种带式输送机胶带跑偏检测装置 |
| CN118220764A (zh) * | 2024-03-27 | 2024-06-21 | 宁顺集团有限公司 | 一种煤矿用高灵敏光纤声音异常诊断装置及其方法 |
-
1996
- 1996-08-08 JP JP20986496A patent/JPH1047446A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1180729A1 (en) * | 2000-08-11 | 2002-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Belt driving device and image forming apparatus using the same |
| JP2006212759A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Mitsuboshi Belting Ltd | ベルトスリーブの走行線制御方法、及びベルトスリーブの走行線制御装置 |
| CN110884855A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-03-17 | 安徽神力运输机械有限公司 | 一种带式输送机胶带跑偏检测装置 |
| CN110884855B (zh) * | 2019-10-30 | 2021-07-20 | 安徽神力运输机械有限公司 | 一种带式输送机胶带跑偏检测装置 |
| CN118220764A (zh) * | 2024-03-27 | 2024-06-21 | 宁顺集团有限公司 | 一种煤矿用高灵敏光纤声音异常诊断装置及其方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |