JPH104782A - 園芸作物の栽培方法 - Google Patents

園芸作物の栽培方法

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JPH104782A
JPH104782A JP8177321A JP17732196A JPH104782A JP H104782 A JPH104782 A JP H104782A JP 8177321 A JP8177321 A JP 8177321A JP 17732196 A JP17732196 A JP 17732196A JP H104782 A JPH104782 A JP H104782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Ca、Mg欠乏を防止し、健全育苗する園芸
作物の栽培方法の提供。 【解決手段】 育苗容器に培土と被服粒状加里肥料の混
合物を充填し、育苗中の加里肥料分の溶出が培土100
ml当り10mg〜1mgとした園芸作物の栽培方法。 【効果】 作物の健全な栽培が可能。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は園芸作物の栽培方法
に関する。更に詳しくは育苗容器において所定の被覆粒
状肥料を使用して播種育苗し、得られた苗を本圃に移植
する園芸作物の栽培方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】植物の生育にとって必要な
栄養素は窒素、燐酸、加里をはじめとする多量必須元素
9種類と、鉄、マンガン、銅などの微量必須元素7種類
が現在までに知られている。これら元素は土壌にイオン
の状態で吸着・保持されており、そこで吸着されている
様々な養分を根から吸収して生育する。数種の陰陽両イ
オンを含む溶液から養分吸収が行われる場合には、互い
に吸収を抑制し合う拮抗作用が起こるケースが見られ
る。この代表としては加里とカルシウムまたは/及びマ
グネシウム、鉄とマンガン、塩素と臭素等が挙げられ
る。作物においてはイオン価が小さい物ほど吸収されや
すい傾向があり、同時に存在する場合、特に吸収しやす
いイオン価の小さいもの(加里、アンモニウム等の1価
のイオン)が多く存在する場合には、イオン価の小さい
イオンが優先的に吸収され、イオン価の大きいイオンは
吸収が抑制される。園芸作物の栽培において、この拮抗
作用により本来吸収されるべき量のカルシウムやマグネ
シウムが吸収されず欠乏症を起こし商品果収量が低下し
たり、施肥したカルシウムやマグネシウムの利用がほと
んどされず、無駄な施肥になってしまうケースが多発し
ている。特に農業における経済性追求により多肥多収型
農業が営まれる日本や北米、ヨーロッパをはじめとする
今日の農業先進国においては、加里肥料、窒素肥料共に
施肥量が多く、上記問題が顕著に発生し更なる生産性向
上の妨げとなっている。カルシウム、マグネシウムの吸
収効率から考えれば加里肥料や窒素肥料の施肥量を抑え
ればよいが、作物の収穫効率を維持するためには現行の
施肥量が必要でありその方法は採用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作物は主として根から
養分を吸収する。根は土壌中に深く伸びて地上部を支持
し、また周囲の土壌から養分や水分を吸収して地上部へ
送っている。養分吸収における拮抗作用は地中の根の部
分で発生している。養分の吸収は根以外に葉面からも養
分を吸収されており、施肥の方法としては欠乏元素の葉
面散布も拮抗作用を回避する方法として考えられるが、
しかしながら葉面からの吸収量は非常に少量であり、か
つ元素によっては吸収されても葉面から作物全体に移動
しにくいものもあり、やはり養分吸収は根からの吸収に
頼らざるを得ないのが実状である。本発明者らはかかる
作物栽培上の問題点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、作物
の根の部分を加里肥料や窒素肥料を旺盛に吸収する部分
とそれ以外の部分に区分し、それぞれの部分に養分吸収
機能を分担させることにより上記問題点が解決されるこ
とを発見した。更にこの知見を実際の栽培の場で発現で
きる新しい栽培方法について日夜鋭意研究を重ねたとこ
ろ、播種から収穫までの栽培期間中に必要な量の肥料分
と育苗培土の混合物を育苗容器に充填し、この育苗容器
で播種・育苗して得られた苗を本圃に移植する園芸作物
の栽培において、播種から本圃への移植に至るまでの育
苗期間の加里肥料の溶出が、育苗培土100mlあたり
20mg以下1mg以上になるように被覆粒状加里肥料
を育苗培土と混合して栽培することを特徴とする園芸作
物の栽培方法が、極めて優れた効果を有することを認め
た。そして更に驚くべきことに本発明の栽培方法で育苗
し栽培した作物は老化しにくく、更に病虫害に犯されに
くいため、通常の栽培期間を越える長期の栽培も可能で
あることを発見して本発明を完成した。以上の記述から
も明らかなように本発明の目的は、収穫効率を良好に維
持するのに必要な量の加里及び窒素肥料を施しつつ、カ
ルシウム及びマグネシウムの吸収を妨げない健全な園芸
作物の栽培方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以下に記載の構
成を有する。
【0005】(1)播種から収穫までの栽培期間中に必
要な量の肥効成分として少なくとも加里を含有する肥料
と育苗培土の混合物を育苗容器に充填し、この育苗容器
で播種・育苗して得られた苗を本圃に移植する園芸作物
の栽培方法であって、前記肥料につき播種から本圃への
移植に至るまでの育苗期間中の加里肥料成分の溶出が、
育苗培土100mlあたり20mg以下1mg以上にな
るように調整された被覆粒状加里肥料を育苗培土と混合
して栽培することを特徴とする園芸作物の栽培方法。
【0006】(2)播種から収穫までの栽培期間中に必
要な量の肥効成分として少なくとも加里を含有する肥料
と育苗培土の混合物を育苗容器に充填し、この育苗容器
で播種・育苗して得られた苗を本圃に移植する園芸作物
の栽培方法であって、前記肥料につき播種から本圃への
移植に至るまでの育苗期間中の加里肥料及び窒素肥料の
溶出が、育苗培土100mlあたりそれぞれ20mg以
下1mg以上になるように、調整された被覆粒状加里肥
料及び時限溶出型被覆粒状窒素肥料を育苗培土と混合し
て栽培することを特徴とする園芸作物の栽培方法。
【0007】(3)播種から本圃への移植に至るまでの
育苗期間中の被覆粒状加里肥料の溶出が、育苗培土10
0mlあたり10mg以下1mg以上である前記(1)
に記載の園芸作物の栽培方法。
【0008】(4)播種から本圃への移植に至るまでの
育苗期間中の被覆粒状加里肥料及び被覆粒状窒素肥料の
溶出が、育苗培土100mlあたりそれぞれ10mg以
下1mg以上である前記(2)に記載の園芸作物の栽培
方法。
【0009】(5)被覆粒状加里肥料として、育苗期間
以上の長さである初期溶出抑制期間とそれ以後の溶出期
間とを有する時限溶出型の溶出パターンを示す被覆粒状
肥料を使用する前記(1)から(4)に記載の園芸作物
の栽培方法。
【0010】(6)被覆粒状窒素肥料として、育苗期間
以上の長さである初期溶出抑制期間とそれ以後の溶出期
間とを有する時限溶出型の溶出パターンを示す被覆粒状
肥料を使用する前記(2)及び(4)に記載の園芸作物
の栽培方法。
【0011】(7)被覆粒状加里肥料が、時限溶出型被
覆粒状加里肥料であり、被覆粒状窒素肥料が、時限溶出
型被覆粒状窒素肥料である前記(1)、(2)、
(3)、(5)若しくは(6)のいづれかに記載の栽培
方法。
【0012】本発明の構成と効果につき以下に詳述す
る。本発明は、播種から収穫までの栽培期間中に必要な
量の加里肥料を育苗培土と混合し、この混合物を育苗容
器に充填して栽培することにより、作物の根を加里肥料
や窒素肥料に接触・担持し旺盛に吸収する部分と、本圃
の土壌中に深く伸長して地上部を支持する部分とに分
け、前者に養分吸収機能を分担させることを可能とした
栽培方法である。本発明において播種から収穫までの栽
培期間中に必要な量の肥料分とは、生育及び収穫に必要
十分な量であることが望ましいが、必ずしもその通りで
無くとも本発明の目的は達成される。つまり、厳密に生
育及び収穫に必要十分な量を指すものではなく、育苗期
間に必要な量以外に本圃においても用いられる肥料分を
含むと云う意味である。例えば育苗培土と混合する被覆
粒状加里肥料の加里成分は収穫直前までの成長に必要な
量にしておき、収穫時に必要な分は移植時に時限溶出型
の被覆粒状加里肥料の形態で基肥として、窒素、燐酸と
共に本圃に施用しても良い。または収穫時に必要な分を
追肥として施用しても良い。また、育苗培土に収穫まで
の溶出期間を有する被覆粒状加里肥料と被覆粒状窒素肥
料を入れ、移植後の定着性促進のため移植時に速効性の
加里及び窒素肥料を少量施用するなどしても構わない。
この様に本発明においては作物の種類や品種、地域、栽
培方法の違いなどによって基肥や追肥を行っても構わな
いが、当然のことながらその際の施肥は本発明の効果を
損なうものであってはならない。
【0013】本発明に係る育苗培土は特に限定されるも
のではなく、土壌や一般に用いられている保水性資材を
用いて構わない。保水性資材としてはバーミキュライ
ト、パーライト等の無機多孔質物質、ピートモス、バー
ク堆肥、水苔等の天然有機物、種々の合成有機ポリマー
などが挙げられるが、これらに限定するものではない。
本発明において播種から収穫までに必要な量の肥料と育
苗培土を混合するとは、単なる混合を意味するだけでは
なく、育苗培土層の上に時限溶出型被覆粒状肥料(以
下、時限式肥料ということがある)をのせ時限式肥料層
とし、その上に再度育苗培土をかけても良い。また、最
下層に該時限式肥料を入れ、その上に育苗培土を入れ育
苗培土層を作っても良い。但し、その際種子と該時限式
肥料は接触している方が望ましく、種子と該時限式肥料
が混合してあるか、若しくは加里を有効成分とする時限
式肥料層の上に種子を置くか、若しくは該時限式肥料層
の下に種子を置けばよい。
【0014】本発明の栽培方法においては作物の根と肥
料とが極めて接近した状態であり、実際にはかなり高い
確率で根と肥料とが接触した状態になっていると考えら
れる。この様な状態においては通常肥焼けや徒長等の、
肥料による濃度障害が極めて容易に発生する可能性が高
いので、育苗容器内における肥料の溶出許容量と、この
溶出許容量以内の溶出制御が可能な肥料形態の選択が、
本発明にとって重要なポイントである。先ず本発明にお
ける育苗期間中の加里肥料の溶出許容量は、育苗培土と
混合する播種から収穫までに必要な量の肥料が加里肥料
のみの場合には、育苗培土100mlあたり20mg以
下1mg以上が好ましい。この範囲以下であれば育苗期
間中に加里欠乏となり充分な生育が得られず、この範囲
以上であれば肥焼けや徒長等の濃度障害が発生する。園
芸作物の栽培における施肥量は品種や地域、栽培法など
の違いによって様々であり、通常の場合前述の範囲で問
題はないが、一般的な施肥量よりも多めに施肥する場合
には育苗培土100mlあたり10mg以下1mg以上
の範囲である方が安全である。また、育苗培土と混合す
る播種から収穫までに必要な量の肥料が加里肥料のみの
場合の溶出許容量は上述の通りであるが、加里肥料と共
に窒素肥料も用いる場合にも、加里肥料及び窒素肥料は
それぞれ育苗培土100mlあたり20mg以下1mg
以上の範囲にすべきである。更に好ましくは育苗培土1
00mlあたり10mg以下1mg以上であり、この際
加里単独よりもかなり多く施肥されることになるため、
肥料の溶出精度の正確なものを用いる必要がある。但
し、培土に本圃の土壌や、市販の育苗培土の中には加里
肥料や窒素肥料を予め含んでいるものもある。この様な
培土を用いる場合には、本発明における肥料の溶出量
は、上記許容量から予め培土が含有している肥料量を引
いた量にすべきである。
【0015】本発明においては被覆粒状肥料を用いる。
栽培期間中に必要な量の肥料を育苗培土と混合した場
合、通常の化成肥料では溶解速度が速すぎ濃度障害を起
こす。濃度障害を回避する為には前述の溶出許容範囲以
内になるように施肥すればよいが、これでは本圃で必要
な肥料分を育苗容器内に入れることは不可能である。一
方、窒素肥料の中にはアセトアルデヒド縮合尿素やイソ
ブチルアルデヒド縮合尿素等の有機合成の緩効性肥料も
あるが、これらの肥料は合成法や造粒法によって溶出が
抑えるれるが、その溶出はこれら肥料の分解条件、例え
ばpHや微生物活性の影響が大きく、安定して施用出来
ない。また、バーク堆肥や麦わら堆肥等の天然有機肥料
も同様に分解速度が土壌条件によって大きく異なるた
め、本発明に使用することは出来ない。この様に様々な
肥料の形態について研究・探索を行った結果、粒状肥料
の表面を肥料の溶出を制御する目的で、様々な被覆材で
被覆したいわゆる被覆粒状肥料が本発明にとって最適な
肥料形態である。
【0016】被覆材は栽培期間中に必要な量を育苗容器
に施用しても、育苗期間中の溶出が上記範囲のものであ
れば、何れの被膜材によるものであっても使用すること
が出来る。被膜材や膜構造は特に限定するものではな
く、硫黄等の無機物を有効成分とするもの、フェノール
樹脂やアルキド樹脂等の熱硬化性樹脂を有効成分とする
もの、ポリオレフィンやポリ塩化ビニリデン等の熱可塑
性樹脂を有効成分とするものの何れであっても本発明に
用いることが出来る、単層構造のもの、2層のもの、そ
れ以上の複数層のものであっても本発明に使用すること
が出来る。これら被覆粒状肥料は有機合成や天然有機の
緩効性肥料とは違い、その溶出速度は被膜の水蒸気透過
性によって決定され、水蒸気透過性は温度による影響以
外はほとんど受けない。よって使用する場所の温度の推
移が判れば、若しくは温度を一定に管理できれば極めて
安定した溶出が得られる肥料形態である。本発明におい
ては播種から収穫までに必要な量の加里肥料、若しくは
加里肥料と窒素肥料を一度に育苗容器内に施肥し、且つ
育苗期間中の肥料の溶出を育苗培土100mlあたり2
0mg以下1mg以上の溶出量にするため、被覆粒状肥
料の育苗期間の溶出を極度に抑えることが可能な被膜材
料を用いることが望ましく、この面からポリオレフィン
やポリ塩化ビニリデン等の熱可塑性樹脂を有効成分とす
る被膜が好ましい。熱可塑性樹脂としてはポリオレフィ
ン及びその共重合体及びポリ塩化ビニリデン及びその共
重合体が挙げられ、ポリオレフィン及びその共重合体と
してはポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロ
ピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチ
レン・一酸化炭素共重合体、エチレン・酢酸ビニル・一
酸化炭素共重合体、エチレン・アクリレート共重合体、
エチレン・メタクリル酸共重合体、ゴム系樹脂、ポリス
チレン、ポリメチルメタアクリレート等が挙げられる。
更にポリ塩化ビニリデン及びその共重合体としては、ポ
リ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン・塩化ビニル共重合
体等が挙げられる。
【0017】作物1個体から複数回収穫する果菜類にお
いては、本圃において長期にわたって肥料分を必要とす
る。この間に必要な肥料分は、葉菜類のように作物1個
体あたり収穫が1回の作物よりも多量の肥料分を必要と
する。この多量の肥料分を前述の溶出許容量の範囲を維
持しつつ施肥する場合には、施用後一定期間溶出しない
期間(誘導期間)と、一定期間経過後速やかな溶出をす
る期間(溶出期間)を有する、いわゆる時限溶出型の被
覆粒状肥料が好ましい。
【0018】この時限溶出型の被覆粒状肥料は何れの被
膜組成のものであっても本発明に用いることができる。
例えば特開平2−275792号、特開平4−2020
78号、特開平4−202079号、特開平5−201
787号、特開平6−87684号、特開平6−191
980号、特開平6−191981号に示される時限溶
出型被覆粒状肥料を用いることが出来る。しかし、実際
の栽培の場面においては様々な溶出速度、パターンのも
のが要求されるので、初期溶出抑制期間と溶出期間の長
さを任意に且つ独立に制御できる組成のものが好まし
く、その点で特開平6−87684号、特開平4−20
2078号、特開平4−202079号は推奨される被
膜である。特に特開平6−87684号に開示された方
法は、初期溶出抑制期間及び溶出期間の溶出制御が厳
密、且つ容易に出来るため最も推奨される時限溶出型被
覆粒状肥料である。
【0019】本発明に使用される被覆粒状加里肥料は、
重炭酸加里、塩化加里、硫酸加里、硝酸加里、硫酸加里
ソーダ、硫酸加里苦土、燐酸1加里、燐酸2加里等の無
機態加里の何れの粒状物を使用してもよく、栽培作物、
栽培条件、栽培方法、被膜組成、及び要求される溶出速
度、溶出パターンによって決定されるべきものである。
本発明に使用される被覆粒状窒素肥料は、硫酸アンモニ
ア、硫酸苦土アンモニア、塩化アンモニア、硝酸アンモ
ニア、硝酸ナトリウム、尿素等の何れの粒状物も使用で
きる。使用の際には栽培作物、栽培条件、栽培方法、被
膜組成、及び要求される溶出速度、溶出パターンによっ
て決定されるべきものであるが、これらのうち尿素は最
も窒素成分量が高くまた安価であり、更に溶出した直後
は有機態であることから、本発明においては最も推奨さ
れる窒素肥料である。
【0020】カルシウムやマグネシウムは、肥料の3要
素である窒素や加里に比べ施肥量も少量で良く、当然作
物による吸収量も少ない。通常であれば前作の残査や、
酸性土壌改良材として施用される分で必要な量が賄われ
ており、本発明の栽培方法を用いた場合には敢えてカル
シウム、マグネシウムの施肥はしなくても良い場合がほ
とんどであるが、作物の種類や品種によって更に吸収を
促進したい場合には、移植時に基肥としてカルシウムや
マグネシウムを施用し、作土中におけるカルシウム、マ
グネシウム濃度を上げておけばよい。
【0021】本発明は育苗容器にて播種育苗し、得られ
た苗を本圃に移植する栽培法をとる園芸作物であれば、
如何なる作物に対しても有効である。イチゴ、メロン、
トマト等の果菜類、ハクサイ、キャベツ等の葉菜類の何
れであっても本発明の優れた効果を得ることが出来る。
【0022】本発明は、播種から収穫までの栽培期間中
に必要な量の加里肥料を育苗培土と混合し、この混合物
を育苗容器に充填して栽培することにより、作物の根を
加里肥料や窒素肥料に接触・担持し旺盛に吸収する部分
と、本圃の土壌中に深く伸長してゆく部分とに分け、養
分吸収機能を分担させることを可能とした栽培方法であ
る。加里肥料や窒素肥料は育苗時に生育した根によって
接触・担持していることにより、溶出した肥料分は直ち
に吸収されることから、本発明の栽培方法においては溶
出した肥料分の利用率が高く、施肥量の減量、省力施肥
が可能となる。更に、カルシウムやマグネシウムは一般
に根の成長点からの吸収効率が高いことから、機能分担
した一方の根(本圃の土壌深く伸長した根)から効率よ
く吸収される。これによって本発明の目的であるカリウ
ムとカルシウム及びマグネシウムとの吸収における拮抗
作用が回避できる。また、窒素を併用する場合において
も同様に拮抗作用による欠乏症を起こすことなく栽培す
ることが可能である。
【0023】更に、本発明の栽培方法によって栽培され
た作物は老化しにくく、また病虫害に犯されにくく、通
常の栽培期間を越えて長期にわたる栽培を行うことが可
能である。老化しにくい原因は現在のところ不明である
が、本発明者らは以下のように推測している。先ず第1
の要因は細胞壁の主要な構成要素であるカルシウムの吸
収が促進されたことによって細胞壁が強化され、この細
胞壁の強化により病原菌及び害虫の侵入が妨げられた事
によると思われる。更にカリウム、カルシウム、マグネ
シウム等のカチオンが多量に吸収されたことにより、ア
ニオンであるリン酸の吸収量も増えたと考えられる。リ
ンはエネルギー転換を司るATPなどの構成元素であ
り、また、光合成、呼吸における炭素代謝では随所でリ
ン酸化(糖リン酸エステルの形成)に大きく寄与してい
る。一方、マグネシウムは光合成における活性化因子で
あり、この様にマグネシウムとリン酸の吸収が旺盛に行
われることにより、炭素の同化と代謝も更に活発になっ
ている事が第2の要因として考えられる。以下に実施例
をもって本発明の効果を説明するが、本発明は以下の実
施例に記載の内容に制限されるものではない。
【0024】
【実施例】
実施例1:被覆粒状肥料の製造 本発明に使用した該時限式加里及び該時限式窒素は、特
開平6−87684号に示される方法で製造した。具体
的な製造法を以下に示す。図1は製造例において用いた
噴流カプセル化装置を示す。1は噴流塔で塔径250m
m、高さ2000mm、窒素ガス噴出口径50mm、円
錐角50度で肥料投入口2、排ガス出口3を有する。噴
流用窒素ガスはブロアー10から送られ、オリフィス流
量計9、熱交換器8を経て噴流塔に至るが、流量は流量
計、温度は熱交換器で管理され、排気は排ガス出口3か
ら塔外に導き出される。カプセル化処理に使用される粒
状肥料は肥料投入口2から所定の熱風を(N2 ガス)を
通し乍ら投入し噴流を形成させる。熱風温度はT1 、カ
プセル化中の粒子温度はT2 、排気温度はT3 の温度計
により検出される。T2 が所定の温度になったら、被覆
液を一流体ノズル4を通して噴霧状で粉粒に向かって吹
き付ける。被覆液は液タンク11で攪拌しておき、粉体
使用の場合は粉体が被覆液中に均一に分散されているよ
うに攪拌しておく。所定の被覆率に達したらブロアーを
止め、被覆された肥料を抜き出し口7より排出する。
【0025】本製造例では下記の基本条件を維持しつ
つ、被覆率が12%になるまで被覆を行なった。 一流体ノズル:開口0.8mmフルコン型 熱風量:4m3 /min 熱風温度:100±2℃ 肥料の種類:6〜7meshの粒状硫酸加里、若しくは
粒状尿素 肥料投入量:10kg 供試溶剤:トルエン 被覆液濃度:固形分2.5重量% 被覆液供給量:0.5kg/min *被覆液はポンプ6より送られてノズルに至るが、10
0℃以下に温度が低下しないように配管を二重管にして
蒸気を流しておく。 以下に記載の栽培例で使用した被覆粒状肥料の肥料と被
膜組成を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2:本発明の栽培試験に用いた被覆
粒状肥料の栽培期間中の溶出測定 栽培試験で使用された被覆粒状肥料を、実施例3と同じ
条件で育苗培土に混合若しくは圃場に施用した。栽培開
始後10日毎に土壌中からサンプリングし、被膜内に残
留している尿素、加里を測定し溶出率を算出した。尿素
はPDAB法で測定し、加里は炎光法で測定した。溶出
率の累計と日数の関係をグラフ化して溶出速度曲線を作
成し、80%溶出率に至る日数を知ることが出来る。測
定結果を図2および図3に示す。更に、実施例3におい
て育苗培土に混合して使用したサンプルについては、育
苗期間中の溶出量を表2に示した。
【0028】
【表2】
【0029】実施例3:栽培試験−1 水俣市袋の第三紀土壌を原土とし、これに燻炭トピート
モスを5:3:2の割合で混合したものを育苗培土とし
た。この育苗培土に予め育苗用の肥料として窒素:燐
酸:加里を表2に示した量だけ混合し、更に各区毎に表
2に示した圃場用肥料分を混合した後、4号黒ポリ鉢、
容積800ccに入れ、6月1日ランナーを挿芽し育苗
を開始した。9月15日育苗終了日とし、本圃に定植前
に生育及び生理障害(カルシウム、マグネシウム欠乏)
発生の調査を行った。調査結果を表4に示す。この様に
して得られた苗を、9月15日に畦幅120cm、条間
40cm2条、株間23cm、7000株/10aの栽
植密度で、水俣市袋の圃場(第三紀土壌)に移植した。
移植の際にも表3に示した肥料分を基肥として作土に施
用した。更に、追肥は表3に示した肥料分を施用した。
追肥は以後30日おきに硫酸アンモニア、重焼燐、硫酸
加里をそれぞれ水に溶解、若しくは分散させたもので行
った。
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】比較例2のみ、カルシウムの欠乏症が認め
られた場合には、0.3%の塩化カルシウム溶液を、マ
グネシウムの欠乏症が認められた場合には1%の硫酸マ
グネシウム溶液の葉面散布を7日毎に行った。生育調査
は定植30日後、及び4月30日に生育及び生理障害
(カルシウム、マグネシウム欠乏)発生の調査を行っ
た。生育調査の結果を表4に示した。また、収穫は12
月1日から翌年4月30日まで行った。収量はその都度
記録し表5に示した。定植前の生育調査の結果から、本
発明の実施例においては、慣行の施肥法である比較例
1、2と同等の生育結果が得られた。一方、育苗期間中
に本発明で示した溶出許容範囲を超えて肥料が溶出した
比較例3、4、5では、枯死、若しくは加里及び窒素肥
料の過剰溶出による生育障害が認められた。更に比較例
4及び5ではカルシウム、マグネシウムの欠乏症も認め
られた。比較例4及び5では育苗期間中に受けた生育障
害の影響が大きく、生育期間全般、更に収穫期にまで影
響し商品果の収量を著しく低下させている。また、比較
例1及び5においても生育は問題ないものの、カルシウ
ム及びマグネシウムの欠乏症の発生により、商品果の収
量を下げている。比較例2は慣行の欠乏症対策を施した
ことにより、欠乏症の発生を最小限に抑えることが出
来、収量への影響も最小限に止めることが出来た。
【0033】
【表5】
【0034】これに対し本発明の栽培法である実施例の
各区においては、カルシウム及びマグネシウムの欠乏症
はもちろのこと、その他肥料の過剰による生育障害も無
く、慣行の施肥法である比較例1及び2の総収量、商品
果量共に上回る良好な結果が得られた。
【0035】一方、月別の1果重を見てゆくと、比較例
1〜6の各区においては4月の重量が極端に減少してい
る。これは苺の株本体が老化してきたためと考えられ
る。これに対し本発明の実施例1〜4の各区において
は、4月に入って果重は低下しているものの、低下率は
僅かであり依然として高い代謝活性を維持していると思
われる。更に比較例1、3、4、5においては2月中旬
頃から線虫の害が認められ、2月以降の収量を著しく低
下させている。また、比較例2においても3月初旬から
線虫害が認められ、3、4月の収量を低下させている。
これに対し本発明の実施例である1から4の各区におい
ては、収穫終了まで線虫害は全く認められず、収穫終了
まで高い収穫効率が維持できた。
【0036】
【発明の効果】本発明は、播種から収穫までの栽培期間
中に必要な量の加里肥料を育苗培土と混合し、この混合
物を育苗容器に充填して栽培することにより、作物の根
を加里肥料や窒素肥料に接触・担持し旺盛に吸収する部
分と、本圃の土壌中に深く伸長してゆく部分とに分け、
養分吸収機能を分担させることを可能とした栽培方法で
ある。加里肥料や窒素肥料は育苗時に生育した根によっ
て接触・担持していることにより、溶出した肥料分は直
ちに吸収されることから、本発明の栽培方法によって、
収穫効率を維持するのに必要な量の加里及び窒素肥料を
施しても、カルシウム及びマグネシウムの欠乏症を起こ
さず、健全な栽培が可能となった。更に本発明の栽培方
法で栽培した作物は老化しにくく、更に病虫害に犯され
にくいため、通常の栽培期間を越える長期の栽培も可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する被覆粒状肥料製造のフローシ
ートである。
【図2】実施例2の説明図である。
【図3】実施例2の説明図である。
【符号の説明】
1:噴流塔 2:肥料投入口 3:排ガス出口 4:一流体ノズル 5:ブロアー 6:ポンプ 7:抜き出し口 8:熱交換器 9:オリフィス流量計 10:ブロアー 11:液タンク 12:ブロアー 13:液タンク T1 :温度計 T2 :温度計 T3 :温度計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05D 1:00)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 播種から収穫までの栽培期間中に必要な
    量の肥効成分として少なくとも加里を含有する肥料と育
    苗培土の混合物を育苗容器に充填し、この育苗容器で播
    種・育苗して得られた苗を本圃に移植する園芸作物の栽
    培方法であって、前記肥料につき播種から本圃への移植
    に至るまでの育苗期間中の加里肥料成分の溶出が、育苗
    培土100mlあたり20mg以下1mg以上になるよ
    うに調整された被覆粒状加里肥料を育苗培土と混合して
    栽培することを特徴とする園芸作物の栽培方法。
  2. 【請求項2】 播種から収穫までの栽培期間中に必要な
    量の肥効成分として少なくとも加里を含有する肥料と育
    苗培土の混合物を育苗容器に充填し、この育苗容器で播
    種・育苗して得られた苗を本圃に移植する園芸作物の栽
    培方法であって、前記肥料につき播種から本圃への移植
    に至るまでの育苗期間中の加里肥料及び窒素肥料の溶出
    が、育苗培土100mlあたりそれぞれ20mg以下1
    mg以上になるように、調整された被覆粒状加里肥料及
    び被覆粒状窒素肥料を育苗培土と混合して栽培すること
    を特徴とする園芸作物の栽培方法。
  3. 【請求項3】 播種から本圃への移植に至るまでの育苗
    期間中の被覆粒状加里肥料の溶出が、育苗培土100m
    lあたり10mg以下1mg以上である請求項第1項に
    記載の園芸作物の栽培方法。
  4. 【請求項4】 播種から本圃への移植に至るまでの育苗
    期間中の被覆粒状加里肥料及び被覆粒状窒素肥料の溶出
    が、育苗培土100mlあたりそれぞれ10mg以下1
    mg以上である請求項第2項に記載の園芸作物の栽培方
    法。
  5. 【請求項5】 被覆粒状加里肥料として、育苗期間以上
    の長さである初期溶出抑制期間とそれ以後の溶出期間と
    を有する時限溶出型の溶出パターンを示す被覆粒状肥料
    を使用する請求項第1項から第4項に記載の園芸作物の
    栽培方法。
  6. 【請求項6】 被覆粒状窒素肥料として、育苗期間以上
    の長さである初期溶出抑制期間とそれ以後の溶出期間と
    を有する時限溶出型の溶出パターンを示す被覆粒状肥料
    を使用する請求項第2項及び第4項に記載の園芸作物の
    栽培方法。
  7. 【請求項7】 被覆粒状加里肥料が、時限溶出型被覆粒
    状加里肥料であり、被覆粒状窒素肥料が、時限溶出型被
    覆粒状窒素肥料である請求項第1、2、3、5若しくは
    第6項のいづれかに記載の栽培方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002527325A (ja) * 1998-10-14 2002-08-27 オーエムエス・インベストメンツ・インク 放出制御された肥料組成物及びそれの調製プロセス
JP2009100691A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Zenkoku Nogyo Kyodo Kumiai Rengokai 畦畔の緑化方法
JP2012139154A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 National Agriculture & Food Research Organization イチゴの花芽分化促進方法
CN103011989A (zh) * 2013-01-17 2013-04-03 徐城 一种营养种植土以及生产方法
CN113455266A (zh) * 2021-07-12 2021-10-01 枣阳市香木瓜技术开发服务中心 一种特大苹果型香木瓜育苗方法

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