JPH1048223A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents
走査型プローブ顕微鏡Info
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- JPH1048223A JPH1048223A JP8208389A JP20838996A JPH1048223A JP H1048223 A JPH1048223 A JP H1048223A JP 8208389 A JP8208389 A JP 8208389A JP 20838996 A JP20838996 A JP 20838996A JP H1048223 A JPH1048223 A JP H1048223A
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- scanning probe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】探針および試料表面を痛めることなく、しか
も、静電容量の情報の信号を十分な強度で得ることが可
能な走査型プローブ顕微鏡を提供する。 【解決手段】試料5を搭載する試料ホルダーと、探針3
1と、探針31を試料5上で相対的に走査させるための
走査手段と、探針31と試料5との間に電圧を印加し、
探針31と試料5との間の静電容量を検出する静電容量
検出手段と、探針31の先端に液体の膜33を形成する
ための手段とを有する。膜33は誘電率が大きいため、
領域Iに加えて、液体により探針31と試料5との間が
満たされた領域IIにおいても静電容量が計測される。
これにより、静電容量検出手段の出力が大きくなる。
も、静電容量の情報の信号を十分な強度で得ることが可
能な走査型プローブ顕微鏡を提供する。 【解決手段】試料5を搭載する試料ホルダーと、探針3
1と、探針31を試料5上で相対的に走査させるための
走査手段と、探針31と試料5との間に電圧を印加し、
探針31と試料5との間の静電容量を検出する静電容量
検出手段と、探針31の先端に液体の膜33を形成する
ための手段とを有する。膜33は誘電率が大きいため、
領域Iに加えて、液体により探針31と試料5との間が
満たされた領域IIにおいても静電容量が計測される。
これにより、静電容量検出手段の出力が大きくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査型プローブ顕
微鏡に関するものである。
微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先端の鋭い探針により試料表面を走査す
ることで、試料表面の情報を原子レベルの高空間分解能
で調べる技術として、様々なタイプの走査型プローブ顕
微鏡が提案されている。
ることで、試料表面の情報を原子レベルの高空間分解能
で調べる技術として、様々なタイプの走査型プローブ顕
微鏡が提案されている。
【0003】走査型プローブ顕微鏡の代表的なものとし
ては、探針と試料との間のトンネル電流を利用する走査
型トンネル顕微鏡(STM)や、探針と試料との間に働
く微小な力を利用する原子間力顕微鏡(AFM)や、探
針と試料との間の静電容量を計測する走査型容量顕微鏡
等がある。
ては、探針と試料との間のトンネル電流を利用する走査
型トンネル顕微鏡(STM)や、探針と試料との間に働
く微小な力を利用する原子間力顕微鏡(AFM)や、探
針と試料との間の静電容量を計測する走査型容量顕微鏡
等がある。
【0004】走査型静電容量顕微鏡は、主として原子間
力顕微鏡(AFM)をベースにしており、AFMにより
探針を試料表面で走査させながら同時に静電容量の情報
を取得する。走査型静電容量顕微鏡は、主に半導体試料
に対して用いられ、半導体中の空乏層の増減に伴う探針
試料間の静電容量変化を検出する。静電容量変化の検出
には、キャパシタンス変化をLC共振器の共振周波数変
化として検出するキャパシタンスセンサーが用いられて
いる。
力顕微鏡(AFM)をベースにしており、AFMにより
探針を試料表面で走査させながら同時に静電容量の情報
を取得する。走査型静電容量顕微鏡は、主に半導体試料
に対して用いられ、半導体中の空乏層の増減に伴う探針
試料間の静電容量変化を検出する。静電容量変化の検出
には、キャパシタンス変化をLC共振器の共振周波数変
化として検出するキャパシタンスセンサーが用いられて
いる。
【0005】走査型プローブ顕微鏡の大多数は、大気中
で動作させるタイプのものであるが、超高真空中での走
査型プローブ顕微鏡や、水中観察用の走査型プローブ顕
微鏡も開発されている。また、大気中で動作させるタイ
プのものでも、グローブボックスを備えることにより制
御された雰囲気中で測定を行えるタイプの走査型プロー
ブ顕微鏡が開発されている。
で動作させるタイプのものであるが、超高真空中での走
査型プローブ顕微鏡や、水中観察用の走査型プローブ顕
微鏡も開発されている。また、大気中で動作させるタイ
プのものでも、グローブボックスを備えることにより制
御された雰囲気中で測定を行えるタイプの走査型プロー
ブ顕微鏡が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原子間力顕微鏡は、測
定条件によっては原子像が得られるほどの高い空間分解
能を有しており、探針と試料の接触面積は通常1nm2
よりも小さいと考えられる。このような小さな接触面積
では、探針と試料と間の静電容量もしくはその変化量が
小さく、従来、静電容量の情報を得ることが困難であっ
た。そのため、静電容量の情報を精度良く得るために
は、探針と試料との接触面積が、100nm2程度であ
ることが望まれる。接触面積を大きくするためには、例
えば、導電性の探針として先端の曲率半径の大きなもの
を用い、これを試料表面に押しつけて接触させることに
より接触面積を大きくさせることが考えられる。しかし
ながら、この場合にはAFMにより得られる試料の表面
形状像の分解能が劣化してしまうことや、強い接触圧に
よって探針先端や試料表面を痛めてしまうことが予想さ
れる。
定条件によっては原子像が得られるほどの高い空間分解
能を有しており、探針と試料の接触面積は通常1nm2
よりも小さいと考えられる。このような小さな接触面積
では、探針と試料と間の静電容量もしくはその変化量が
小さく、従来、静電容量の情報を得ることが困難であっ
た。そのため、静電容量の情報を精度良く得るために
は、探針と試料との接触面積が、100nm2程度であ
ることが望まれる。接触面積を大きくするためには、例
えば、導電性の探針として先端の曲率半径の大きなもの
を用い、これを試料表面に押しつけて接触させることに
より接触面積を大きくさせることが考えられる。しかし
ながら、この場合にはAFMにより得られる試料の表面
形状像の分解能が劣化してしまうことや、強い接触圧に
よって探針先端や試料表面を痛めてしまうことが予想さ
れる。
【0007】本発明は以上の点を考慮し、探針および試
料表面を痛めることなく、静電容量の情報の信号を十分
な強度で得ることが可能な走査型プローブ顕微鏡を提供
することを目的とする。
料表面を痛めることなく、静電容量の情報の信号を十分
な強度で得ることが可能な走査型プローブ顕微鏡を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、試料を搭載する試料ホルダーと、
探針と、前記探針を前記試料上で相対的に走査させるた
めの走査手段と、前記探針と試料との間に電圧を印加
し、前記探針と試料との間の静電容量を検出する静電容
量検出手段と、前記探針の先端に液体の膜を形成するた
めの手段とを有する走査型プローブ顕微鏡が提供され
る。
に、本発明によれば、試料を搭載する試料ホルダーと、
探針と、前記探針を前記試料上で相対的に走査させるた
めの走査手段と、前記探針と試料との間に電圧を印加
し、前記探針と試料との間の静電容量を検出する静電容
量検出手段と、前記探針の先端に液体の膜を形成するた
めの手段とを有する走査型プローブ顕微鏡が提供され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【0010】まず、図1を用いて、本実施の形態の走査
型プローブ顕微鏡の構成について説明する。
型プローブ顕微鏡の構成について説明する。
【0011】図1の走査型静電容量顕微鏡においては、
試料5は、アルミニウム製の試料ホルダー6に搭載され
る。試料ホルダー6には、試料5をXYZ方向に移動さ
せるためにチューブ型ピエゾ素子7に搭載されている。
また、チューブ型ピエゾ素子7は、粗動機構8に搭載さ
れている。また、試料5上には、探針31を備えたカン
チレバー1がカンチレバーホルダー2によって支持され
る。カンチレバー1の上部の空間には、カンチレバー1
の撓みを検出するために、半導体レーザ9と2分割光検
出器10とが配置されている。これらは、すべてチャン
バー19の内部に配置されている。
試料5は、アルミニウム製の試料ホルダー6に搭載され
る。試料ホルダー6には、試料5をXYZ方向に移動さ
せるためにチューブ型ピエゾ素子7に搭載されている。
また、チューブ型ピエゾ素子7は、粗動機構8に搭載さ
れている。また、試料5上には、探針31を備えたカン
チレバー1がカンチレバーホルダー2によって支持され
る。カンチレバー1の上部の空間には、カンチレバー1
の撓みを検出するために、半導体レーザ9と2分割光検
出器10とが配置されている。これらは、すべてチャン
バー19の内部に配置されている。
【0012】試料ホルダー6には、試料5に電圧を印加
するための発振器11が接続される。また、チューブ型
ピエゾ素子7には、電圧印加装置13が接続されてい
る。カンチレバー1は、キャパシタンスセンサー4と電
気的に接続されている。キャパシタンスセンサー4の出
力は、ロックインアンプ12に入力される。また、ロッ
クインアンプ12には、発振器11から参照信号が入力
される。ロックインアンプ12の出力および2分割光検
出器10の出力は、制御装置25に入力される。電圧印
加装置13には、制御装置25から制御信号が入力され
る。キャパシタンスセンサー4、ロックインアンプ1
2、発振器11、電圧印加装置13、および、制御装置
25は、チャンバー19の外部に配置されている。
するための発振器11が接続される。また、チューブ型
ピエゾ素子7には、電圧印加装置13が接続されてい
る。カンチレバー1は、キャパシタンスセンサー4と電
気的に接続されている。キャパシタンスセンサー4の出
力は、ロックインアンプ12に入力される。また、ロッ
クインアンプ12には、発振器11から参照信号が入力
される。ロックインアンプ12の出力および2分割光検
出器10の出力は、制御装置25に入力される。電圧印
加装置13には、制御装置25から制御信号が入力され
る。キャパシタンスセンサー4、ロックインアンプ1
2、発振器11、電圧印加装置13、および、制御装置
25は、チャンバー19の外部に配置されている。
【0013】また、チャンバー19内部には、内径1m
mのガラス製のチューブ14と、これを保持するホルダ
ー15と、チューブ14の先端を移動させるための駆動
機構16とが配置されている。チューブ14の先端は、
試料5に向けられている。試料5の近傍には、温湿度計
23も配置されている。
mのガラス製のチューブ14と、これを保持するホルダ
ー15と、チューブ14の先端を移動させるための駆動
機構16とが配置されている。チューブ14の先端は、
試料5に向けられている。試料5の近傍には、温湿度計
23も配置されている。
【0014】チューブ14のもう一方の端部は、チャン
バー19の外部に引き出され、水蒸気供給装置18に接
続されている。また、チャンバー19の内部に乾燥空気
を供給するための乾燥空気供給装置21がコネクタ20
を介してチャンバー19に接続されている。また、内部
の圧力を測定するための圧力計24がチャンバー19内
に配置されている。また、チャンバー19は、排気装置
22を有している。
バー19の外部に引き出され、水蒸気供給装置18に接
続されている。また、チャンバー19の内部に乾燥空気
を供給するための乾燥空気供給装置21がコネクタ20
を介してチャンバー19に接続されている。また、内部
の圧力を測定するための圧力計24がチャンバー19内
に配置されている。また、チャンバー19は、排気装置
22を有している。
【0015】駆動機構16、水蒸気供給装置18、乾燥
空気供給装置21および排気装置22には、制御装置2
5から制御信号が入力される。温湿度計23および圧力
計24の出力は、制御装置25に入力される。
空気供給装置21および排気装置22には、制御装置2
5から制御信号が入力される。温湿度計23および圧力
計24の出力は、制御装置25に入力される。
【0016】なお、本実施の形態では、カンチレバー1
として、窒化シリコン製の探針31およびレバー部をニ
ッケルクロム膜および金膜によってコートしたカンチレ
バーを用いている。カンチレバー1とキャパシタンスセ
ンサー4との電気的な接続には、導線3を用いている。
カンチレバーホルダー2は、浮遊容量の低減のため絶縁
物であるデルリンからなる。
として、窒化シリコン製の探針31およびレバー部をニ
ッケルクロム膜および金膜によってコートしたカンチレ
バーを用いている。カンチレバー1とキャパシタンスセ
ンサー4との電気的な接続には、導線3を用いている。
カンチレバーホルダー2は、浮遊容量の低減のため絶縁
物であるデルリンからなる。
【0017】また、試料5は、不純物のドープ濃度に2
次元分布を有するシリコン基板を用いている。試料5の
表面は、酸化膜で覆われており、裏面にはアルミニウム
の電極が形成されている。試料5は、導電性ペーストに
よりアルミニウム製の試料ホルダー6に取り付けられ
る。
次元分布を有するシリコン基板を用いている。試料5の
表面は、酸化膜で覆われており、裏面にはアルミニウム
の電極が形成されている。試料5は、導電性ペーストに
よりアルミニウム製の試料ホルダー6に取り付けられ
る。
【0018】つぎに、図1の走査型プローブ顕微鏡を用
いて、試料5の静電容量の計測、および、試料表面の形
状を計測する場合の各部の動作について説明する。
いて、試料5の静電容量の計測、および、試料表面の形
状を計測する場合の各部の動作について説明する。
【0019】まず、粗動機構8により試料5をXYZ方
向に粗動させ、試料5の表面に、カンチレバー1の探針
31の先端を接触させる。カンチレバー1の撓みを、半
導体レーザー9および2分割光検出器10を用いて光て
こ法により検出する。2分割光検出器10の出力を用い
て、制御装置25は、撓みを所定の値に保持するため
に、試料5をZ方向に変位させるフィードバック信号を
形成し、電圧印加装置13に出力する。電圧印加装置1
3は、このフィードバック信号にもとづいてチューブ型
ピエゾ素子7に電圧を印加することにより、試料5をZ
方向に変位させ、カンチレバー1の撓みを一定に保つ。
また、制御装置25は、探針31を試料5上の所定の領
域で相対的に走査させるために、試料5をXY方向に走
査させる電圧信号を形成し、電圧印加装置13に出力す
る。電圧印加装置13は、チューブ型ピエゾ素子7に電
圧を印加することにより、試料5をXY方向に走査させ
る。これにより、コンタクトモードで、探針31と試料
5との間の力を一定に保持しながら、探針31を試料5
上で相対的に走査させることができる。制御装置25
は、試料5のZ方向の変位量と、XY方向の走査量とを
対応させることにより、試料5の表面の凹凸形状を表す
2次元画像情報を形成し、不図示の表示装置に表示させ
る。
向に粗動させ、試料5の表面に、カンチレバー1の探針
31の先端を接触させる。カンチレバー1の撓みを、半
導体レーザー9および2分割光検出器10を用いて光て
こ法により検出する。2分割光検出器10の出力を用い
て、制御装置25は、撓みを所定の値に保持するため
に、試料5をZ方向に変位させるフィードバック信号を
形成し、電圧印加装置13に出力する。電圧印加装置1
3は、このフィードバック信号にもとづいてチューブ型
ピエゾ素子7に電圧を印加することにより、試料5をZ
方向に変位させ、カンチレバー1の撓みを一定に保つ。
また、制御装置25は、探針31を試料5上の所定の領
域で相対的に走査させるために、試料5をXY方向に走
査させる電圧信号を形成し、電圧印加装置13に出力す
る。電圧印加装置13は、チューブ型ピエゾ素子7に電
圧を印加することにより、試料5をXY方向に走査させ
る。これにより、コンタクトモードで、探針31と試料
5との間の力を一定に保持しながら、探針31を試料5
上で相対的に走査させることができる。制御装置25
は、試料5のZ方向の変位量と、XY方向の走査量とを
対応させることにより、試料5の表面の凹凸形状を表す
2次元画像情報を形成し、不図示の表示装置に表示させ
る。
【0020】また、制御装置25は、探針31を試料5
上で走査させながら、発振器11から直流バイアス電
圧、および、10〜100kHzの間の予め定めた周波
数のサイン波を試料ホルダー6を介して試料5の裏面の
電極膜に印加させる。同時に、制御装置25は、駆動機
構16を動作させて、チューブ14の先端を試料5付近
に移動させ、水蒸気供給装置18に水蒸気の供給を指示
する。これにより、水蒸気供給装置18が供給した水蒸
気が、チューブ14の先端から試料5の表面に吹き付け
られる。
上で走査させながら、発振器11から直流バイアス電
圧、および、10〜100kHzの間の予め定めた周波
数のサイン波を試料ホルダー6を介して試料5の裏面の
電極膜に印加させる。同時に、制御装置25は、駆動機
構16を動作させて、チューブ14の先端を試料5付近
に移動させ、水蒸気供給装置18に水蒸気の供給を指示
する。これにより、水蒸気供給装置18が供給した水蒸
気が、チューブ14の先端から試料5の表面に吹き付け
られる。
【0021】キャパシタンスセンサー4は、探針31と
試料5との間の静電容量変化を検出する。ロックインア
ンプ12は、発振器11からの参照信号を用いて、キャ
パシタンスセンサー4の出力信号のうち、試料5に印加
したサイン波と同じ周波数の信号の振幅を検出する。こ
れにより、探針31と電極膜との間の電圧によって試料
5に形成された空乏層の厚みの変化による試料5と探針
31との間の静電容量変化が検出される。
試料5との間の静電容量変化を検出する。ロックインア
ンプ12は、発振器11からの参照信号を用いて、キャ
パシタンスセンサー4の出力信号のうち、試料5に印加
したサイン波と同じ周波数の信号の振幅を検出する。こ
れにより、探針31と電極膜との間の電圧によって試料
5に形成された空乏層の厚みの変化による試料5と探針
31との間の静電容量変化が検出される。
【0022】このとき、チューブ14の先端から試料5
の表面に吹き付けられた水蒸気によって、探針31の先
端と試料5の表面に、図2のように水のカラム33が形
成される。このように水のカラム33を形成させること
により、探針31と試料5との接触面積を大きくなるた
め、ロックインアンプ12の検出する信号の振幅を大き
くすることができる。これを以下さらに説明する。
の表面に吹き付けられた水蒸気によって、探針31の先
端と試料5の表面に、図2のように水のカラム33が形
成される。このように水のカラム33を形成させること
により、探針31と試料5との接触面積を大きくなるた
め、ロックインアンプ12の検出する信号の振幅を大き
くすることができる。これを以下さらに説明する。
【0023】大気が乾燥した状態では、図2の水のカラ
ム33は形成されず、探針31と試料5との間の静電容
量は領域Iにおいてのみ計測される。領域Iは、探針3
1と試料5とが機械的に接触している領域である。一
方、チューブ14から水蒸気を供給し、湿度が高くなる
と探針31と試料5との接触点付近に、湿度に依存した
大きさの水のカラム33が形成される。水は誘電率が大
きいため領域Iに加えて、水により探針31と試料5と
の間が満たされた領域IIにおいても静電容量が計測さ
れる。なお、領域IIIは、空気の層を介しており静電
容量情報に寄与しない。よって、チューブ14から水蒸
気を供給し、水のカラム33を形成することにより、キ
ャパシタンスセンサーで検出される静電容量変化は大き
くなる。これにより、ロックインアンプ12の出力も大
きくなる。
ム33は形成されず、探針31と試料5との間の静電容
量は領域Iにおいてのみ計測される。領域Iは、探針3
1と試料5とが機械的に接触している領域である。一
方、チューブ14から水蒸気を供給し、湿度が高くなる
と探針31と試料5との接触点付近に、湿度に依存した
大きさの水のカラム33が形成される。水は誘電率が大
きいため領域Iに加えて、水により探針31と試料5と
の間が満たされた領域IIにおいても静電容量が計測さ
れる。なお、領域IIIは、空気の層を介しており静電
容量情報に寄与しない。よって、チューブ14から水蒸
気を供給し、水のカラム33を形成することにより、キ
ャパシタンスセンサーで検出される静電容量変化は大き
くなる。これにより、ロックインアンプ12の出力も大
きくなる。
【0024】制御装置25は、ロックインアンプ12の
出力した静電容量変化と、試料5のXY方向の走査量と
を対応させることにより、試料5の静電容量変化の2次
元分布を表す画像を作成し、不図示の表示装置に表示さ
せる。
出力した静電容量変化と、試料5のXY方向の走査量と
を対応させることにより、試料5の静電容量変化の2次
元分布を表す画像を作成し、不図示の表示装置に表示さ
せる。
【0025】このとき、本実施の形態では、水蒸気を供
給して図2に示される水のカラム33を形成しているた
め、ロックインアンプ12の出力レベルが大きく、高い
感度で静電容量変化を検出することができる。静電容量
変化は、試料のドーピング濃度に対応しているため、本
実施の形態の走査型プローブ顕微鏡を用いることによ
り、試料のドーピング密度の2次元分布を高分解能に表
示することができる。
給して図2に示される水のカラム33を形成しているた
め、ロックインアンプ12の出力レベルが大きく、高い
感度で静電容量変化を検出することができる。静電容量
変化は、試料のドーピング濃度に対応しているため、本
実施の形態の走査型プローブ顕微鏡を用いることによ
り、試料のドーピング密度の2次元分布を高分解能に表
示することができる。
【0026】なお、水のカラム33は、探針31と試料
5を接触させたり離したりする場合には探針31に大き
な力を及ぼすが、本実施の形態のように一定の力で探針
31を試料5に接触させ、この状態で走査させるコンタ
クモードでは、水のカラム33は探針31にほとんど力
を及ぼさない。したがって、検出される試料表面の凹凸
画像の空間分解能は、領域Iで検出した場合と同じであ
り、高い空間分解能が得られる。
5を接触させたり離したりする場合には探針31に大き
な力を及ぼすが、本実施の形態のように一定の力で探針
31を試料5に接触させ、この状態で走査させるコンタ
クモードでは、水のカラム33は探針31にほとんど力
を及ぼさない。したがって、検出される試料表面の凹凸
画像の空間分解能は、領域Iで検出した場合と同じであ
り、高い空間分解能が得られる。
【0027】さらに、本実施の形態では、探針31と試
料5との接触面積を大きくするために、水のカラム33
を用いており、探針31と試料5との間の力を従来のA
FMと同じく弱い力に設定することができるため、試料
5に探針31が押しつけられることにより、探針31や
試料5が傷つくのを防ぐことが出来る。
料5との接触面積を大きくするために、水のカラム33
を用いており、探針31と試料5との間の力を従来のA
FMと同じく弱い力に設定することができるため、試料
5に探針31が押しつけられることにより、探針31や
試料5が傷つくのを防ぐことが出来る。
【0028】なお、本実施の形態では、水のカラム33
の大きさ、すなわち領域IIの面積は、ロックインアン
プ12の出力信号の強度レベルに応じて制御する。すな
わち、試料5上の同位置において、ロックインアンプ1
2の出力レベルが、大きければ水のカラム33が大き
く、出力レベルが小さければ水のカラム33は小さいと
判定する。制御装置25は、ロックインアンプ12の出
力レベルが小さすぎる場合には、水蒸気供給装置18が
供給する水蒸気量を増加させることにより、水のカラム
33を大きくさせ、ロックインアンプ12の出力レベル
が大きすぎる場合には、水蒸気供給装置18が供給する
水蒸気量を低減させ、乾燥空気供給装置21から乾燥空
気を供給させるよう制御し、水のカラム33を小さくさ
せる。また、制御装置25は、圧力計24の出力によ
り、チャンバー19内の圧力が、水蒸気の供給や乾燥空
気の供給により予め定めた圧力よりも高くなったことを
検出した場合には、排気装置22に排気を指示する。
の大きさ、すなわち領域IIの面積は、ロックインアン
プ12の出力信号の強度レベルに応じて制御する。すな
わち、試料5上の同位置において、ロックインアンプ1
2の出力レベルが、大きければ水のカラム33が大き
く、出力レベルが小さければ水のカラム33は小さいと
判定する。制御装置25は、ロックインアンプ12の出
力レベルが小さすぎる場合には、水蒸気供給装置18が
供給する水蒸気量を増加させることにより、水のカラム
33を大きくさせ、ロックインアンプ12の出力レベル
が大きすぎる場合には、水蒸気供給装置18が供給する
水蒸気量を低減させ、乾燥空気供給装置21から乾燥空
気を供給させるよう制御し、水のカラム33を小さくさ
せる。また、制御装置25は、圧力計24の出力によ
り、チャンバー19内の圧力が、水蒸気の供給や乾燥空
気の供給により予め定めた圧力よりも高くなったことを
検出した場合には、排気装置22に排気を指示する。
【0029】なお、水のカラム33の大きさは、温湿度
計23の検出する湿度にほぼ対応しているため、ロック
インアンプ12の出力の代わりに、温湿度計23の検出
する湿度に応じて、水蒸気供給装置18および乾燥空気
供給装置21および排気装置22を制御装置25が制御
する構成にすることもできる。
計23の検出する湿度にほぼ対応しているため、ロック
インアンプ12の出力の代わりに、温湿度計23の検出
する湿度に応じて、水蒸気供給装置18および乾燥空気
供給装置21および排気装置22を制御装置25が制御
する構成にすることもできる。
【0030】本実施の形態では、チューブ14により試
料5に対して水蒸気を吹き付け、乾燥空気供給装置21
や排気装置22で周囲の空間を乾燥させる機能を有する
ので、半導体レーザ9や光検出器10等のチャンバー内
の他の機器に結露等の悪影響が生じるのを防止すること
ができる。
料5に対して水蒸気を吹き付け、乾燥空気供給装置21
や排気装置22で周囲の空間を乾燥させる機能を有する
ので、半導体レーザ9や光検出器10等のチャンバー内
の他の機器に結露等の悪影響が生じるのを防止すること
ができる。
【0031】また、チューブ14の先端を鋭く加工する
ことによって、試料5上のごく局所的な領域のみに水蒸
気を供給することも可能である。
ことによって、試料5上のごく局所的な領域のみに水蒸
気を供給することも可能である。
【0032】なお、本実施の形態は、カンチレバー1に
レーザー光を照射し、光てこ法によってカンチレバー1
のたわみを測定し、試料5をフィードバック制御してい
るが、試料によっては、レーザ光の漏れ光が照射される
ことによって電荷が生じる等の悪影響が生じ場合もあ
る。この場合には、半導体レーザー9を消灯させ、高さ
一定モードで静電容量のみの計測を行うことも可能であ
る。
レーザー光を照射し、光てこ法によってカンチレバー1
のたわみを測定し、試料5をフィードバック制御してい
るが、試料によっては、レーザ光の漏れ光が照射される
ことによって電荷が生じる等の悪影響が生じ場合もあ
る。この場合には、半導体レーザー9を消灯させ、高さ
一定モードで静電容量のみの計測を行うことも可能であ
る。
【0033】また、本実施の形態では、カンチレバーホ
ルダー2は、浮遊容量の低減のため絶縁物であるデルリ
ンから形成しているが、セラミック等の他の絶縁物で作
ることもできる。
ルダー2は、浮遊容量の低減のため絶縁物であるデルリ
ンから形成しているが、セラミック等の他の絶縁物で作
ることもできる。
【0034】また、本実施の形態では、探針の回りに水
のカラムを形成しているが、誘電率の大きな液体であれ
ば水以外の他の液体や溶液を用いることももちろん可能
である。また、イオンを含む液体を用いて、液体のカラ
ム自体を電極として働かせることも可能である。
のカラムを形成しているが、誘電率の大きな液体であれ
ば水以外の他の液体や溶液を用いることももちろん可能
である。また、イオンを含む液体を用いて、液体のカラ
ム自体を電極として働かせることも可能である。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施の形態の走査
型プローブ顕微鏡について、図3を用いて説明する。
型プローブ顕微鏡について、図3を用いて説明する。
【0036】図3の走査型プローブ顕微鏡において、試
料5をカンチレバー1に対して走査させるための機構、
静電容量の情報を計測する機構、および、カンチレバー
1の撓みを検出する機構は、第1の実施の形態の図1の
構成と同様であるので説明を省略する。
料5をカンチレバー1に対して走査させるための機構、
静電容量の情報を計測する機構、および、カンチレバー
1の撓みを検出する機構は、第1の実施の形態の図1の
構成と同様であるので説明を省略する。
【0037】図3の構成では、カンチレバー1の探針3
1の回りに水のカラム33を形成させるための構成が図
1とは異なっている。具体的には、図3では、試料ホル
ダー106として、厚さ0.5ミリのセラミックス板の
両面に銅板を張り付けたものを用いている。2枚の銅板
は電気的に絶縁されているが、試料5側の銅板は、発振
器11に接続されている。チューブ型ピエゾ素子7側の
銅板は、金属棒121により冷却装置122に接続され
ている。冷却装置122は、水槽と、水槽の中の水を冷
却するための冷却機構からなる。金属棒121は、冷却
装置122の水槽の温度を、試料ホルダー106の下側
の銅板に伝導し、これがセラミックス板および上側の銅
板を介して試料5に伝わる。これにより、試料5が冷却
される。一方、チャンバー19には、チューブ115と
コネクタ114によって高湿度気体供給装置116が接
続されており、水蒸気を含む不活性ガス等の高湿度気体
をチャンバー19内部に供給する。また、チャンバー1
9内には、温湿度計119と圧力計120も配置されて
いる。
1の回りに水のカラム33を形成させるための構成が図
1とは異なっている。具体的には、図3では、試料ホル
ダー106として、厚さ0.5ミリのセラミックス板の
両面に銅板を張り付けたものを用いている。2枚の銅板
は電気的に絶縁されているが、試料5側の銅板は、発振
器11に接続されている。チューブ型ピエゾ素子7側の
銅板は、金属棒121により冷却装置122に接続され
ている。冷却装置122は、水槽と、水槽の中の水を冷
却するための冷却機構からなる。金属棒121は、冷却
装置122の水槽の温度を、試料ホルダー106の下側
の銅板に伝導し、これがセラミックス板および上側の銅
板を介して試料5に伝わる。これにより、試料5が冷却
される。一方、チャンバー19には、チューブ115と
コネクタ114によって高湿度気体供給装置116が接
続されており、水蒸気を含む不活性ガス等の高湿度気体
をチャンバー19内部に供給する。また、チャンバー1
9内には、温湿度計119と圧力計120も配置されて
いる。
【0038】このように、図3の走査型プローブ顕微鏡
では、チャンバー19内に高湿度気体を供給し、試料5
を冷却することにより、試料5の表面に水を効率的に凝
結させ、図2の水のカラム33を形成する。制御装置2
5は、ロックインアンプ12の出力レベルが小さい場合
には、高湿度気体供給装置116の供給量を増加させ、
湿度を高める。水のカラム33は露点において急激に大
きくなるため、制御装置25は、試料5の温度を露点の
少し上に保つように、冷却装置122を制御する。ま
た、制御装置25は、圧力計120の出力を用いて、チ
ャンバー19内の圧力を所定に保つように排気装置22
を制御する。制御装置25は、水のカラム33の制御の
ために、ロックインアンプ12の出力の代わりに、温湿
度計119の湿度の出力を用い、湿度を一定に保つよう
に高湿度気体供給装置116を制御することもできる。
では、チャンバー19内に高湿度気体を供給し、試料5
を冷却することにより、試料5の表面に水を効率的に凝
結させ、図2の水のカラム33を形成する。制御装置2
5は、ロックインアンプ12の出力レベルが小さい場合
には、高湿度気体供給装置116の供給量を増加させ、
湿度を高める。水のカラム33は露点において急激に大
きくなるため、制御装置25は、試料5の温度を露点の
少し上に保つように、冷却装置122を制御する。ま
た、制御装置25は、圧力計120の出力を用いて、チ
ャンバー19内の圧力を所定に保つように排気装置22
を制御する。制御装置25は、水のカラム33の制御の
ために、ロックインアンプ12の出力の代わりに、温湿
度計119の湿度の出力を用い、湿度を一定に保つよう
に高湿度気体供給装置116を制御することもできる。
【0039】また、冷却装置122としては、液体窒素
等を用いることにより試料5を急速にもしくは低温まで
冷却する装置を用いることも可能である。
等を用いることにより試料5を急速にもしくは低温まで
冷却する装置を用いることも可能である。
【0040】図3の走査型プローブ顕微鏡においては、
水のカラム33を介して探針と試料とを接触させること
ができるため、図1の構成と同様に、高感度に静電容量
を検出することができる。また、図3の構成は、試料5
を冷却することにより水のカラム33を形成しているた
め、試料5と試料ホルダー106以外の装置に結露が生
じにくく、結露による悪影響を与えにくいという利点が
ある。
水のカラム33を介して探針と試料とを接触させること
ができるため、図1の構成と同様に、高感度に静電容量
を検出することができる。また、図3の構成は、試料5
を冷却することにより水のカラム33を形成しているた
め、試料5と試料ホルダー106以外の装置に結露が生
じにくく、結露による悪影響を与えにくいという利点が
ある。
【0041】なお、上述の第一および第二の実施の形態
では、試料および探針の周辺の湿度を上げ、結露させる
ことにより水のカラム33を形成したが、本発明はこの
方法に限定されるものではない。探針の先端の回りに水
の膜が形成されれば他の方法を用いることもできる。例
えば、探針の先端に直接液体を供給する方法を用いるこ
ともできる。
では、試料および探針の周辺の湿度を上げ、結露させる
ことにより水のカラム33を形成したが、本発明はこの
方法に限定されるものではない。探針の先端の回りに水
の膜が形成されれば他の方法を用いることもできる。例
えば、探針の先端に直接液体を供給する方法を用いるこ
ともできる。
【0042】また、本実施の形態では、探針の回りの水
のカラムを静電容量の計測のためにのみ用いているが、
水の代わりに試料5と反応する液体を用いることによ
り、探針の回りの液体によって試料を加工することも可
能である。
のカラムを静電容量の計測のためにのみ用いているが、
水の代わりに試料5と反応する液体を用いることによ
り、探針の回りの液体によって試料を加工することも可
能である。
【0043】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
探針および試料表面を痛めることなく、静電容量の情報
の信号を十分な強度で得ることができる走査型プローブ
顕微鏡を提供することができる。
探針および試料表面を痛めることなく、静電容量の情報
の信号を十分な強度で得ることができる走査型プローブ
顕微鏡を提供することができる。
【図1】本発明の第一の実施の形態の走査型プローブ顕
微鏡の構成を示すブロック図。
微鏡の構成を示すブロック図。
【図2】図1の走査型プローブ顕微鏡において探針31
の回りに形成される水のカラム33を示す断面図。
の回りに形成される水のカラム33を示す断面図。
【図3】本発明の第二の実施の形態の走査型プローブ顕
微鏡の構成を示すブロック図。
微鏡の構成を示すブロック図。
1・・・カンチレバー、2・・・カンチレバーホルダ
ー、3・・・導線、4・・・キャパシタンスセンサー、
5・・・試料、6、106・・・試料ホルダー、7・・
・チューブ型ピエゾ素子、8・・・粗動機構、9・・・
半導体レーザー、10・・2分割光検出器、11・・発
振器、12・・ロックインアンプ、13・・電圧印加装
置、14、115・・・ガラス製チューブ、15・・・
ホルダー、16・・・駆動機構、17、20、114・
・コネクター、18・・・水蒸気供給装置、19・・チ
ャンバー、21・・・乾燥空気供給装置、22・・排気
装置、23、119・・温度湿度計、24、120・・
圧力計、25・・制御装置、31・・・探針、33・・
・水のカラム、121・・金属棒、122・・冷却装
置。
ー、3・・・導線、4・・・キャパシタンスセンサー、
5・・・試料、6、106・・・試料ホルダー、7・・
・チューブ型ピエゾ素子、8・・・粗動機構、9・・・
半導体レーザー、10・・2分割光検出器、11・・発
振器、12・・ロックインアンプ、13・・電圧印加装
置、14、115・・・ガラス製チューブ、15・・・
ホルダー、16・・・駆動機構、17、20、114・
・コネクター、18・・・水蒸気供給装置、19・・チ
ャンバー、21・・・乾燥空気供給装置、22・・排気
装置、23、119・・温度湿度計、24、120・・
圧力計、25・・制御装置、31・・・探針、33・・
・水のカラム、121・・金属棒、122・・冷却装
置。
Claims (8)
- 【請求項1】試料を搭載する試料ホルダーと、探針と、
前記探針を前記試料上で相対的に走査させるための走査
手段と、前記探針と試料との間に電圧を印加し、前記探
針と試料との間の静電容量を検出する静電容量検出手段
と、前記探針の先端に液体の膜を形成するための手段と
を有することを特徴とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項2】請求項1において、前記液体の膜を形成す
るための手段は、前記探針の周囲の空間に水蒸気を含む
気体を供給する加湿手段であることを特徴とする走査型
プローブ顕微鏡。 - 【請求項3】請求項2において、前記試料を冷却する手
段をさらに有することを特徴とする走査型プローブ顕微
鏡。 - 【請求項4】請求項2において、前記加湿手段は、前記
探針の周囲の空間まで水蒸気を含む気体を導く手段を有
することを特徴とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項5】請求項2において、前記加湿手段の供給す
る水蒸気量を制御するための制御手段をさらに有し、前
記制御手段は、前記静電容量検出手段の出力する信号レ
ベルに対応して前記水蒸気量を増減させることを特徴と
する走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項6】請求項1において、前記探針と試料との間
の力を検出する検出手段と、前記検出手段の検出する力
を一定に保つために、前記試料を前記探針に対して相対
的に上下動させる移動手段とをさらに有することを特徴
とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項7】請求項1において、前記試料と探針とを内
部に配置するためのチャンバーをさらに有することを特
徴とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項8】請求項1において、前記液体が、イオンを
含む液体であることを特徴とする走査型プローブ顕微
鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208389A JPH1048223A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8208389A JPH1048223A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048223A true JPH1048223A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16555460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8208389A Pending JPH1048223A (ja) | 1996-08-07 | 1996-08-07 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048223A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232983A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Jeol Ltd | Spm及びspm測定方法 |
-
1996
- 1996-08-07 JP JP8208389A patent/JPH1048223A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008232983A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-02 | Jeol Ltd | Spm及びspm測定方法 |
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