JPH1048302A - 磁気力顕微鏡 - Google Patents
磁気力顕微鏡Info
- Publication number
- JPH1048302A JPH1048302A JP20086396A JP20086396A JPH1048302A JP H1048302 A JPH1048302 A JP H1048302A JP 20086396 A JP20086396 A JP 20086396A JP 20086396 A JP20086396 A JP 20086396A JP H1048302 A JPH1048302 A JP H1048302A
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- Japan
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- displacement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁性材料の磁区状態を観察する場合等に使用さ
れる磁気力顕微鏡に関し、磁性材料の動的状態における
磁区状態を正確に観察できるようにする。 【解決手段】試料台1に試料2を置かない状態で磁界印
加用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9で検
出されるカンチレバー5の自由端部6の変位値をメモリ
10に記憶した後、試料台1に試料2を置いた状態で磁
界印加用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9
で検出されるカンチレバー5の自由端部6の変位値から
メモリ10に記憶されているカンチレバー5の変位値を
キャンセルさせるための演算を演算処理装置11で行
い、試料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカン
チレバー5の自由端部6の変位値を得るようにする。
れる磁気力顕微鏡に関し、磁性材料の動的状態における
磁区状態を正確に観察できるようにする。 【解決手段】試料台1に試料2を置かない状態で磁界印
加用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9で検
出されるカンチレバー5の自由端部6の変位値をメモリ
10に記憶した後、試料台1に試料2を置いた状態で磁
界印加用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9
で検出されるカンチレバー5の自由端部6の変位値から
メモリ10に記憶されているカンチレバー5の変位値を
キャンセルさせるための演算を演算処理装置11で行
い、試料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカン
チレバー5の自由端部6の変位値を得るようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性材料の磁区状
態を観察する場合等に使用される磁気力顕微鏡に関す
る。
態を観察する場合等に使用される磁気力顕微鏡に関す
る。
【0002】たとえば、磁気ディスク装置に使用される
磁気ヘッドや磁気ディスク等の磁性材料は、磁区と呼ば
れる磁気スピンの方向がそろった部分を有しているが、
この磁区状態を観察することにより、ある程度、それら
の材料の良否を評価することができる。
磁気ヘッドや磁気ディスク等の磁性材料は、磁区と呼ば
れる磁気スピンの方向がそろった部分を有しているが、
この磁区状態を観察することにより、ある程度、それら
の材料の良否を評価することができる。
【0003】
【従来の技術】図5は従来の磁気力顕微鏡の一例の要部
構成図であり、図5中、1は試料を置くための試料台、
2は磁性材料である試料、3は試料2に磁界を印加する
磁界印加手段をなす磁界印加用コイルである。
構成図であり、図5中、1は試料を置くための試料台、
2は磁性材料である試料、3は試料2に磁界を印加する
磁界印加手段をなす磁界印加用コイルである。
【0004】また、4は試料2が発生する磁界による磁
気力を受ける強磁性体からなる探針、5は探針4が固定
された弾力性部材である片持ばね、いわゆるカンチレバ
ー、6はカンチレバー5の自由端部、7はカンチレバー
5の固定端部である。
気力を受ける強磁性体からなる探針、5は探針4が固定
された弾力性部材である片持ばね、いわゆるカンチレバ
ー、6はカンチレバー5の自由端部、7はカンチレバー
5の固定端部である。
【0005】また、8はカンチレバー5の固定端部7を
固定し、カンチレバー5を上下方向に振動させるための
加振手段をなす圧電素子、9はカンチレバー5の自由端
部6の変位を検出する変位検出手段をなす変位検出器で
ある。
固定し、カンチレバー5を上下方向に振動させるための
加振手段をなす圧電素子、9はカンチレバー5の自由端
部6の変位を検出する変位検出手段をなす変位検出器で
ある。
【0006】ここに、試料2の磁区状態は、試料2に磁
界を印加しない状態(静的状態)と、試料2に磁界を印
加した状態(動的状態)との2種類に分類されるが、た
とえば、試料2が磁気ヘッドとして使用される時には、
コイルにより励磁されたり、磁気記録媒体からの磁界を
受けたりするので、動的状態がより現実に近い状態とい
える。
界を印加しない状態(静的状態)と、試料2に磁界を印
加した状態(動的状態)との2種類に分類されるが、た
とえば、試料2が磁気ヘッドとして使用される時には、
コイルにより励磁されたり、磁気記録媒体からの磁界を
受けたりするので、動的状態がより現実に近い状態とい
える。
【0007】そこで、この磁気力顕微鏡は、磁界印加用
コイル3により試料2に磁界を印加し、圧電素子8によ
りカンチレバー5を上下に振動させ、探針4が試料2か
ら発生される磁界により磁気力の影響を受けるように試
料2の上方を走査し、変位検出器9でカンチレバー5の
自由端部6の変位を検出することにより、試料2の動的
状態における磁区状態を観察できるようにしている。
コイル3により試料2に磁界を印加し、圧電素子8によ
りカンチレバー5を上下に振動させ、探針4が試料2か
ら発生される磁界により磁気力の影響を受けるように試
料2の上方を走査し、変位検出器9でカンチレバー5の
自由端部6の変位を検出することにより、試料2の動的
状態における磁区状態を観察できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この磁気力顕
微鏡においては、探針4が磁界印加用コイル3の磁界に
よる磁気力を受けてしまい、試料2が発生する磁界の強
度を正確に反映したカンチレバー5の自由端部6の変位
値を得ることができず、試料2の動的状態における正確
な磁区状態を観察することができないという問題点があ
った。
微鏡においては、探針4が磁界印加用コイル3の磁界に
よる磁気力を受けてしまい、試料2が発生する磁界の強
度を正確に反映したカンチレバー5の自由端部6の変位
値を得ることができず、試料2の動的状態における正確
な磁区状態を観察することができないという問題点があ
った。
【0009】本発明は、かかる点に鑑み、磁性材料から
なる試料の動的状態における磁区状態を正確に観察する
ことができるようにした磁気力顕微鏡を提供することを
目的とする。
なる試料の動的状態における磁区状態を正確に観察する
ことができるようにした磁気力顕微鏡を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明中、第1の発明
(請求項1記載の磁気力顕微鏡)は、試料に磁界を印加
する磁界印加手段と、自由端部に、試料が発生する磁界
による磁気力を受ける探針を備え、固定端部を、振動を
加えられる加振手段に固定された弾力性部材と、弾力性
部材の自由端部の変位を検出する変位検出手段とを備え
る磁気力顕微鏡において、磁界印加手段の磁界による弾
力性部材の自由端部の変位をキャンセルするキャンセル
手段を備えるというものである。
(請求項1記載の磁気力顕微鏡)は、試料に磁界を印加
する磁界印加手段と、自由端部に、試料が発生する磁界
による磁気力を受ける探針を備え、固定端部を、振動を
加えられる加振手段に固定された弾力性部材と、弾力性
部材の自由端部の変位を検出する変位検出手段とを備え
る磁気力顕微鏡において、磁界印加手段の磁界による弾
力性部材の自由端部の変位をキャンセルするキャンセル
手段を備えるというものである。
【0011】この第1の発明においては、磁界印加手段
の磁界による弾力性部材の自由端部の変位をキャンセル
するキャンセル手段を備えるとしているので、試料が発
生する磁界のみによる影響を受けた弾力性部材の自由端
部の変位を検出することができる。
の磁界による弾力性部材の自由端部の変位をキャンセル
するキャンセル手段を備えるとしているので、試料が発
生する磁界のみによる影響を受けた弾力性部材の自由端
部の変位を検出することができる。
【0012】また、第2の発明(請求項2記載の磁気力
顕微鏡)は、第1の発明において、キャンセル手段は、
試料を観察位置に置かない場合に変位検出手段により得
られる弾力性部材の自由端部の変位値を記憶させるため
の記憶手段と、試料を観察位置に置いた場合に変位検出
手段により得られる弾力性部材の自由端部の変位値から
記憶手段が記憶する残力性部材の自由端部の変位値をキ
ャンセルするための演算処理を行う演算処理手段とを備
えて構成するというものである。
顕微鏡)は、第1の発明において、キャンセル手段は、
試料を観察位置に置かない場合に変位検出手段により得
られる弾力性部材の自由端部の変位値を記憶させるため
の記憶手段と、試料を観察位置に置いた場合に変位検出
手段により得られる弾力性部材の自由端部の変位値から
記憶手段が記憶する残力性部材の自由端部の変位値をキ
ャンセルするための演算処理を行う演算処理手段とを備
えて構成するというものである。
【0013】また、第3の発明(請求項3記載の磁気力
顕微鏡)は、第1の発明において、キャンセル手段は、
試料を観察位置に置かない場合に変位検出手段により得
られる弾力性部材の自由端部の変位値を入力し、加振手
段を介して弾力性部材の自由端部の変位をフィードバッ
ク制御することにより、弾力性部材の自由端部の変位に
磁界印加手段の磁界による変位が含まれないようにする
弾力性部材変位制御手段を備えて構成するというもので
ある。
顕微鏡)は、第1の発明において、キャンセル手段は、
試料を観察位置に置かない場合に変位検出手段により得
られる弾力性部材の自由端部の変位値を入力し、加振手
段を介して弾力性部材の自由端部の変位をフィードバッ
ク制御することにより、弾力性部材の自由端部の変位に
磁界印加手段の磁界による変位が含まれないようにする
弾力性部材変位制御手段を備えて構成するというもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明の実施の第1形態及び第2形態について説明する。
なお、図1及び図3において、図5に対応する部分には
同一符号を付し、その重複説明は省略する。
発明の実施の第1形態及び第2形態について説明する。
なお、図1及び図3において、図5に対応する部分には
同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0015】第1形態・・図1、図2 図1は本発明の実施の第1形態の要部構成図であり、本
発明の実施の第1形態は、メモリ10と、演算処理装置
11とを設け、その他については、図5に示す従来の磁
気力顕微鏡と同様に構成したものである。
発明の実施の第1形態は、メモリ10と、演算処理装置
11とを設け、その他については、図5に示す従来の磁
気力顕微鏡と同様に構成したものである。
【0016】ここに、メモリ10は、試料台1上に試料
2を置かない状態で磁界印加用コイル3による磁界を発
生させた場合に、変位検出器9で検出される圧電素子8
により振動させられているカンチレバー5の自由端部6
の変位値を記憶させるものである。
2を置かない状態で磁界印加用コイル3による磁界を発
生させた場合に、変位検出器9で検出される圧電素子8
により振動させられているカンチレバー5の自由端部6
の変位値を記憶させるものである。
【0017】また、演算処理装置11は、試料台1に試
料2を置いた状態で磁界印加用コイル3による磁界を発
生させた場合に、変位検出器9で検出される圧電素子8
により振動させられているカンチレバー5の自由端部6
の変位値からメモリ10に記憶されているカンチレバー
5の自由端部6の変位値をキャンセルさせるための演算
を行うものである。
料2を置いた状態で磁界印加用コイル3による磁界を発
生させた場合に、変位検出器9で検出される圧電素子8
により振動させられているカンチレバー5の自由端部6
の変位値からメモリ10に記憶されているカンチレバー
5の自由端部6の変位値をキャンセルさせるための演算
を行うものである。
【0018】図2は本発明の実施の第1形態で実行され
るカンチレバー5の自由端部6の変位検出手順を示すフ
ローチャートである。
るカンチレバー5の自由端部6の変位検出手順を示すフ
ローチャートである。
【0019】即ち、本発明の実施の第1形態において
は、まず、試料台1に試料2を置かない状態で磁界印加
用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9で検出
される圧電素子8により振動させられているカンチレバ
ー5の自由端部6の変位値をメモリ10に記憶させる
(ステップS1)。
は、まず、試料台1に試料2を置かない状態で磁界印加
用コイル3による磁界を発生させ、変位検出器9で検出
される圧電素子8により振動させられているカンチレバ
ー5の自由端部6の変位値をメモリ10に記憶させる
(ステップS1)。
【0020】次に、試料台1に試料2を置いた状態で磁
界印加用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8に
より振動させられているカンチレバー5の自由端部6の
変位を変位検出器9により検出する(ステップS2)。
界印加用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8に
より振動させられているカンチレバー5の自由端部6の
変位を変位検出器9により検出する(ステップS2)。
【0021】次に、ステップS2において変位検出器9
で検出されたカンチレバー5の自由端部6の変位値から
メモリ10に記憶されているカンチレバー5の自由端部
6の変位値をキャンセルするための演算処理を演算処理
装置11で行う(ステップS3)。
で検出されたカンチレバー5の自由端部6の変位値から
メモリ10に記憶されているカンチレバー5の自由端部
6の変位値をキャンセルするための演算処理を演算処理
装置11で行う(ステップS3)。
【0022】この結果、演算処理装置11の出力とし
て、試料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカン
チレバー5の自由端部6の変位値を得ることができる。
て、試料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカン
チレバー5の自由端部6の変位値を得ることができる。
【0023】このように、本発明の実施の第1形態によ
れば、演算処理装置11の出力として、試料2が発生す
る磁界のみによる影響を受けたカンチレバー5の自由端
部6の変位値を得ることができるので、試料2の動的状
態における磁区状態を正確に観察することができる。
れば、演算処理装置11の出力として、試料2が発生す
る磁界のみによる影響を受けたカンチレバー5の自由端
部6の変位値を得ることができるので、試料2の動的状
態における磁区状態を正確に観察することができる。
【0024】第2形態・・図3、図4 図3は本発明の実施の第2形態の要部構成図であり、本
発明の実施の第2形態は、カンチレバー変位制御装置1
2を設け、その他については、図5に示す従来の磁気力
顕微鏡と同様に構成したものである。
発明の実施の第2形態は、カンチレバー変位制御装置1
2を設け、その他については、図5に示す従来の磁気力
顕微鏡と同様に構成したものである。
【0025】このカンチレバー変位制御装置12は、試
料台1に試料2を置かない場合に変位検出器9により得
られるカンチレバー5の自由端部6の変位値を入力し、
圧電素子8を介してカンチレバー5の変位をフィードバ
ック制御することにより、カンチレバー5の自由端部6
の変位に磁界印加用コイル3の磁界による変位が含まれ
ないようにするものである。
料台1に試料2を置かない場合に変位検出器9により得
られるカンチレバー5の自由端部6の変位値を入力し、
圧電素子8を介してカンチレバー5の変位をフィードバ
ック制御することにより、カンチレバー5の自由端部6
の変位に磁界印加用コイル3の磁界による変位が含まれ
ないようにするものである。
【0026】図4は本発明の実施の第2形態で実行され
るカンチレバー5の自由端部6の変位検出手順を示すフ
ローチャートである。
るカンチレバー5の自由端部6の変位検出手順を示すフ
ローチャートである。
【0027】即ち、本発明の実施の第2形態において
は、まず、試料台1に試料2を置かない状態で磁界印加
用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8により振
動させられているカンチレバー5の自由端部6の変位を
変位検出器9により検出し、変位検出器9の出力をカン
チレバー変位制御装置12に入力する(ステップP
1)。
は、まず、試料台1に試料2を置かない状態で磁界印加
用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8により振
動させられているカンチレバー5の自由端部6の変位を
変位検出器9により検出し、変位検出器9の出力をカン
チレバー変位制御装置12に入力する(ステップP
1)。
【0028】そして、変位検出器9、カンチレバー変位
制御装置12、圧電素子8及びカンチレバー5からなる
フィードバック回路により、磁界印加用コイル3の磁界
によるカンチレバー5の自由端部6の変位分を戻すよう
にし、変位検出器9の出力をカンチレバー変位制御装置
12に入力させないようにした場合においても、この状
態を維持させるようにする(ステップP2)。
制御装置12、圧電素子8及びカンチレバー5からなる
フィードバック回路により、磁界印加用コイル3の磁界
によるカンチレバー5の自由端部6の変位分を戻すよう
にし、変位検出器9の出力をカンチレバー変位制御装置
12に入力させないようにした場合においても、この状
態を維持させるようにする(ステップP2)。
【0029】次に、試料台1に試料2を置いた状態で磁
界印加用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8に
より振動させられているカンチレバー5の自由端部6の
変位を変位検出器9により検出する(ステップP3)。
なお、この場合には、変位検出器9の出力は、カンチレ
バー変位制御装置12には入力させないようにする。
界印加用コイル3による磁界を発生させ、圧電素子8に
より振動させられているカンチレバー5の自由端部6の
変位を変位検出器9により検出する(ステップP3)。
なお、この場合には、変位検出器9の出力は、カンチレ
バー変位制御装置12には入力させないようにする。
【0030】この結果、変位検出器9の出力として、試
料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカンチレバ
ー5の自由端部6の変位値を得ることができる。
料2が発生する磁界のみによる影響を受けたカンチレバ
ー5の自由端部6の変位値を得ることができる。
【0031】このように、本発明の実施の第2形態によ
れば、変位検出器9の出力として、試料2が発生する磁
界のみによる影響を受けたカンチレバー5の自由端部6
の変位値を得ることができるので、試料2の動的状態に
おける磁区状態を正確に観察することができる。
れば、変位検出器9の出力として、試料2が発生する磁
界のみによる影響を受けたカンチレバー5の自由端部6
の変位値を得ることができるので、試料2の動的状態に
おける磁区状態を正確に観察することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁界印
加手段の磁界による弾力性部材の自由端部の変位をキャ
ンセルするキャンセル手段を備えるとしたことにより、
試料が発生する磁界のみによる影響を受けた弾力性部材
の自由端部の変位を検出することができるので、試料の
動的状態における磁区状態を正確に観察することができ
る。
加手段の磁界による弾力性部材の自由端部の変位をキャ
ンセルするキャンセル手段を備えるとしたことにより、
試料が発生する磁界のみによる影響を受けた弾力性部材
の自由端部の変位を検出することができるので、試料の
動的状態における磁区状態を正確に観察することができ
る。
【図1】本発明の実施の第1形態の要部構成図である。
【図2】本発明の実施の第1形態で実行されるカンチレ
バーの自由端部の変位検出手順を示すフローチャートで
ある。
バーの自由端部の変位検出手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】本発明の実施の第2形態の要部構成図である。
【図4】本発明の実施の第2形態で実行されるカンチレ
バーの自由端部の変位検出手順を示すフローチャートで
ある。
バーの自由端部の変位検出手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】従来の磁気力顕微鏡の一例の要部構成図であ
る。
る。
1 試料台 2 試料 3 磁界印加用コイル 4 強磁性体からなる探針 5 カンチレバー 6 カンチレバーの自由端部 7 カンチレバーの固定端部 8 圧電素子 9 変位検出器 10 メモリ 11 演算処理装置 12 カンチレバー変位制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】試料に磁界を印加する磁界印加手段と、自
由端部に、前記試料が発生する磁界による磁気力を受け
る探針を備え、固定端部を、振動を加えられる加振手段
に固定された弾力性部材と、前記弾力性部材の自由端部
の変位を検出する変位検出手段とを備える磁気力顕微鏡
において、 前記磁界印加手段の磁界による前記弾力性部材の自由端
部の変位をキャンセルするキャンセル手段を備えている
ことを特徴とする磁気力顕微鏡。 - 【請求項2】前記キャンセル手段は、前記試料を観察位
置に置かない場合に前記変位検出手段により得られる前
記弾力性部材の自由端部の変位値を記憶させるための記
憶手段と、前記試料を観察位置に置いた場合に前記変位
検出手段により得られる前記弾力性部材の自由端部の変
位値から前記記憶手段が記憶する前記弾力性部材の自由
端部の変位値をキャンセルするための演算処理を行う演
算処理手段とを備えて構成されていることを特徴とする
請求項1記載の磁気力顕微鏡。 - 【請求項3】前記キャンセル手段は、前記試料を観察位
置に置かない場合に前記変位検出手段により得られる前
記弾力性部材の自由端部の変位値を入力し、前記加振手
段を介して前記弾力性部材の自由端部の変位をフィード
バック制御することにより、前記弾力性部材の自由端部
の変位に前記磁界印加手段の磁界による変位が含まれな
いようにする弾力性部材変位制御手段を備えて構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の磁気力顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20086396A JPH1048302A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 磁気力顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20086396A JPH1048302A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 磁気力顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048302A true JPH1048302A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16431485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20086396A Withdrawn JPH1048302A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 磁気力顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048302A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003114186A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Seiko Instruments Inc | 走査型プローブ顕微鏡 |
| JP2003161687A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Seiko Instruments Inc | 走査型プローブ顕微鏡 |
| JP2008292373A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | National Institute For Materials Science | 走査型プローブ顕微鏡における走査方法及び強磁場走査型プローブ顕微鏡装置 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20086396A patent/JPH1048302A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003114186A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Seiko Instruments Inc | 走査型プローブ顕微鏡 |
| JP2003161687A (ja) * | 2001-11-27 | 2003-06-06 | Seiko Instruments Inc | 走査型プローブ顕微鏡 |
| JP2008292373A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | National Institute For Materials Science | 走査型プローブ顕微鏡における走査方法及び強磁場走査型プローブ顕微鏡装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |