JPH1048767A - ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法Info
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- JPH1048767A JPH1048767A JP20250696A JP20250696A JPH1048767A JP H1048767 A JPH1048767 A JP H1048767A JP 20250696 A JP20250696 A JP 20250696A JP 20250696 A JP20250696 A JP 20250696A JP H1048767 A JPH1048767 A JP H1048767A
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- silver halide
- emulsion
- mol
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Abstract
(57)【要約】
【課題】迅速処理に適し、かつ感度が高い。
【解決手段】ハロゲン化銀乳剤が塩化銀含有率20〜1
00モル%、全投影面積の50%以上がアスペクト比2
以上の平板状ハロゲン化銀粒子であり、式で表わされる
化合物を含有する。(Ra 、Rb は、水素原子、脂肪族
基、アリール基又は複素環基を表す。但し、Ra とRb
が同時に水素原子であることはない。La、Lb はメチ
レン基、k1、k2は0〜5の整数、L1 、L2 はメチン
基、p1 は0、1、Z1 は5又は6員の含窒素複素環形
成原子群、M1 は電荷均衡対イオン、m1 は分子の電荷
を中和するのに必要な0以上の整数、Qはメチン色素形
成原子群を表す。 【化1】
00モル%、全投影面積の50%以上がアスペクト比2
以上の平板状ハロゲン化銀粒子であり、式で表わされる
化合物を含有する。(Ra 、Rb は、水素原子、脂肪族
基、アリール基又は複素環基を表す。但し、Ra とRb
が同時に水素原子であることはない。La、Lb はメチ
レン基、k1、k2は0〜5の整数、L1 、L2 はメチン
基、p1 は0、1、Z1 は5又は6員の含窒素複素環形
成原子群、M1 は電荷均衡対イオン、m1 は分子の電荷
を中和するのに必要な0以上の整数、Qはメチン色素形
成原子群を表す。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀写真感
光材料及びその処理方法に関するものである。
光材料及びその処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のハロゲン化銀感光材料の処理の増
加に伴なう迅速処理の要求は、多大なものがあり、例え
ば、医療用X線フィルムの分野でも同様の傾向が見受け
られる。即ち、健康診断等の診断回数の増加と診断精度
の向上のための検査項目の増加によりX線写真撮影枚数
が増加する一方、診断結果をより早く受診者に知らせる
必要もあって従来よりも迅速な現像処理が強く望まれる
のである。しかしながら、上記迅速、大量処理を可能に
するためには、処理液の低補充化と、現像・定着・水洗
・乾燥の各工程の時間短縮を行なわなければならない。
この様な系では、Br- 、I- による(1)現像液の疲
労や、(2)色素脱着の阻害による残色、(3)定着不
良等が無視できない問題となる。Br- 、I-による現
像液の疲労や現像抑制効果を低減するためには、補充量
を上げねばならなくなる。又、Br- 、I- により色素
吸着が強まることは、例えば、特開平2−68,540
号に詳しく述べられているが、分光増感色素による残色
を増加させる。これを防ぐためには、定着・水洗時間を
上げなければならない。定着不良についても同様であ
る。
加に伴なう迅速処理の要求は、多大なものがあり、例え
ば、医療用X線フィルムの分野でも同様の傾向が見受け
られる。即ち、健康診断等の診断回数の増加と診断精度
の向上のための検査項目の増加によりX線写真撮影枚数
が増加する一方、診断結果をより早く受診者に知らせる
必要もあって従来よりも迅速な現像処理が強く望まれる
のである。しかしながら、上記迅速、大量処理を可能に
するためには、処理液の低補充化と、現像・定着・水洗
・乾燥の各工程の時間短縮を行なわなければならない。
この様な系では、Br- 、I- による(1)現像液の疲
労や、(2)色素脱着の阻害による残色、(3)定着不
良等が無視できない問題となる。Br- 、I-による現
像液の疲労や現像抑制効果を低減するためには、補充量
を上げねばならなくなる。又、Br- 、I- により色素
吸着が強まることは、例えば、特開平2−68,540
号に詳しく述べられているが、分光増感色素による残色
を増加させる。これを防ぐためには、定着・水洗時間を
上げなければならない。定着不良についても同様であ
る。
【0003】一方、迅速処理性、低補充処理においては
塩化銀含量の高い平板状粒子に関して、種々検討されて
いる。例えば{111}面を主平面に有する平板状粒子
の例としては、特公昭64−8326号、同64−83
25号、同64−8324号、特開平1−250943
号、特公平3−14328号、特公平4−81782
号、特公平5−40298号、同5−39459号、同
5−12696号や特開昭63−213836号、同6
3−218938号、同63−281149号、特開昭
62−218959号が挙げられる。又、{100}面
を主平面に有する平板状粒子としては、特開平5−20
4073号、特開昭51−88017号、特開昭63−
24238号等があげられる。特に特開平6−0593
60号には、塩化銀含有{100}平板に関する記載が
ある。しかしながら、これらの塩化銀平板状粒子では臭
化銀や沃化銀をもちいる場合に比べると高い色増感感度
は、得られなかった。
塩化銀含量の高い平板状粒子に関して、種々検討されて
いる。例えば{111}面を主平面に有する平板状粒子
の例としては、特公昭64−8326号、同64−83
25号、同64−8324号、特開平1−250943
号、特公平3−14328号、特公平4−81782
号、特公平5−40298号、同5−39459号、同
5−12696号や特開昭63−213836号、同6
3−218938号、同63−281149号、特開昭
62−218959号が挙げられる。又、{100}面
を主平面に有する平板状粒子としては、特開平5−20
4073号、特開昭51−88017号、特開昭63−
24238号等があげられる。特に特開平6−0593
60号には、塩化銀含有{100}平板に関する記載が
ある。しかしながら、これらの塩化銀平板状粒子では臭
化銀や沃化銀をもちいる場合に比べると高い色増感感度
は、得られなかった。
【0004】従来用いられてきた増感色素においては、
塩化銀への吸着が強くないことから、感光材料中での増
感色素のハロゲン化銀粒子からの脱着(特に高湿時)を
防止するために増感色素を高温(50℃以上)で吸着さ
せる方法、または高感度化のために化学増感の前に増感
色素を吸着させる手法などが広く知られているが、これ
らの方法では不十分である。また、酸化電位のより卑な
色素を少量添加し、色増感率を向上させる方法は、当業
界では、古くから強色増感技術として知られており、例
えば、T.H.James 著THE THEORY OF THE RHOTOGRAPHIC P
ROCESS 第4版 第10章や特開平2−47647
号、特開平1−158436号に詳しく述べられてお
り、特に還元電位が、用いるハロゲン化銀の伝導帯端よ
りも低い色素では、この方法が有効である。しかしなが
ら、これらの方法も従来用いられた増感色素においては
効果が不十分であった。
塩化銀への吸着が強くないことから、感光材料中での増
感色素のハロゲン化銀粒子からの脱着(特に高湿時)を
防止するために増感色素を高温(50℃以上)で吸着さ
せる方法、または高感度化のために化学増感の前に増感
色素を吸着させる手法などが広く知られているが、これ
らの方法では不十分である。また、酸化電位のより卑な
色素を少量添加し、色増感率を向上させる方法は、当業
界では、古くから強色増感技術として知られており、例
えば、T.H.James 著THE THEORY OF THE RHOTOGRAPHIC P
ROCESS 第4版 第10章や特開平2−47647
号、特開平1−158436号に詳しく述べられてお
り、特に還元電位が、用いるハロゲン化銀の伝導帯端よ
りも低い色素では、この方法が有効である。しかしなが
ら、これらの方法も従来用いられた増感色素においては
効果が不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高感度でか
つ迅速処理適性に優れかつ低補充、低廃液な自動現像機
処理に適したハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
を目的とするものである。
つ迅速処理適性に優れかつ低補充、低廃液な自動現像機
処理に適したハロゲン化銀写真感光材料を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従来技術では、迅速、低
補充処理に適した高塩化銀乳剤を分光増感域で、高感化
することは極めて困難な状況にあった。これに対し、本
発明者らは、高い塩化銀含率のハロゲン化銀乳剤におい
ても高感度で速い現像進行性を得る手段を見い出した。
本発明者らは、上記課題に対し、鋭意検討の結果、下記
の方法が特に有効であることを新たに見いだした。
補充処理に適した高塩化銀乳剤を分光増感域で、高感化
することは極めて困難な状況にあった。これに対し、本
発明者らは、高い塩化銀含率のハロゲン化銀乳剤におい
ても高感度で速い現像進行性を得る手段を見い出した。
本発明者らは、上記課題に対し、鋭意検討の結果、下記
の方法が特に有効であることを新たに見いだした。
【0007】(1)支持体上に少なくとも1層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以
上100モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積
の少なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状
ハロゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一
般式(I)で表わされる化合物を少なくとも一種含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以
上100モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積
の少なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状
ハロゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一
般式(I)で表わされる化合物を少なくとも一種含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
【0008】
【化7】
【0009】式(I)中、Ra 及びRb は、それぞれ水
素原子、脂肪族基、アリール基、または複素環基を表
す。但し、Ra 及びRb が同時に水素原子であることは
ない。L a 及びLb はそれぞれメチレン基を表す。k1
は0〜5の整数、k2は0〜5の整数を表す。L1 及び
L2 はそれぞれメチン基を表す。p1 は0又は1を表
す。Z 1 は5又は6員の含窒素複素環を形成するために
必要な原子群を表す。M1 は電荷均衡対イオンを表し、
m1 は分子の電荷を中和するのに必要な0以上の整数を
表す。Qはメチン色素を形成するのに必要な原子群を表
す。
素原子、脂肪族基、アリール基、または複素環基を表
す。但し、Ra 及びRb が同時に水素原子であることは
ない。L a 及びLb はそれぞれメチレン基を表す。k1
は0〜5の整数、k2は0〜5の整数を表す。L1 及び
L2 はそれぞれメチン基を表す。p1 は0又は1を表
す。Z 1 は5又は6員の含窒素複素環を形成するために
必要な原子群を表す。M1 は電荷均衡対イオンを表し、
m1 は分子の電荷を中和するのに必要な0以上の整数を
表す。Qはメチン色素を形成するのに必要な原子群を表
す。
【0010】(2)(1)記載の一般式(I)で表わさ
れる化合物が、下記一般式(II)、一般式(III )、又
は一般式(IV)で表わされる化合物であることを特徴と
する請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。
れる化合物が、下記一般式(II)、一般式(III )、又
は一般式(IV)で表わされる化合物であることを特徴と
する請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0011】
【化8】
【0012】式(II)中、L3 、L4 、L5 、L6 、L
7 、L8 及びL9 はそれぞれメチン基を表す。p2 、及
びp3 はそれぞれ0又は1を表す。n1 は0、1、2、
又は3を表す。Z2 及びZ3 はそれぞれ5又は6員の含
窒素複素環を形成するために必要な原子群を表す。M2
は電荷均衡対イオンを表し、m2 は分子の電荷を中和す
るのに必要な0以上の整数を表す。R1 及びR2 はそれ
ぞれアルキル基を表す。但し、R1 及びR2 のうち少な
くとも1つは、下記のRzで表されるアルキル基であ
る。
7 、L8 及びL9 はそれぞれメチン基を表す。p2 、及
びp3 はそれぞれ0又は1を表す。n1 は0、1、2、
又は3を表す。Z2 及びZ3 はそれぞれ5又は6員の含
窒素複素環を形成するために必要な原子群を表す。M2
は電荷均衡対イオンを表し、m2 は分子の電荷を中和す
るのに必要な0以上の整数を表す。R1 及びR2 はそれ
ぞれアルキル基を表す。但し、R1 及びR2 のうち少な
くとも1つは、下記のRzで表されるアルキル基であ
る。
【0013】
【化9】
【0014】Rzにおいて、Ra 、Rb 、La 、Lb 、
k1及びk2は一般式(I)におけるそれぞれと同義であ
る。
k1及びk2は一般式(I)におけるそれぞれと同義であ
る。
【0015】
【化10】
【0016】式(III )中、L10、L11、L12、及びL
13はそれぞれメチン基を表す。p4 は0又は1を表す。
n2 は0、1、2又は3を表す。Z4 及びZ5 はそれぞ
れ5又は6員の含窒素複素環を形成するために必要な原
子群を表す。M3 は電荷均衡対イオンを表し、m3 は分
子の電荷を中和するのに必要な0以上の整数を表す。R
4 はアルキル基、アリール基、又は複素環基を表す。R
3 は、前記のRzで表されるアルキル基である。
13はそれぞれメチン基を表す。p4 は0又は1を表す。
n2 は0、1、2又は3を表す。Z4 及びZ5 はそれぞ
れ5又は6員の含窒素複素環を形成するために必要な原
子群を表す。M3 は電荷均衡対イオンを表し、m3 は分
子の電荷を中和するのに必要な0以上の整数を表す。R
4 はアルキル基、アリール基、又は複素環基を表す。R
3 は、前記のRzで表されるアルキル基である。
【0017】
【化11】
【0018】式(IV)中、L14、L15、L16、L17、L
18、L19、L20、L21及びL22はそれぞれメチン基を表
す。p5 、及びp6 はそれぞれ0又は1を表す。n3 及
びn4はそれぞれ0、1、2、又は3を表す。Z6 、Z7
及びZ8 はそれぞれ5又は6員の含窒素複素環を形成
するために必要な原子群を表す。M4 は電荷均衡対イオ
ンを表し、m4 は分子の電荷を中和するのに必要な0以
上の整数を表す。R5 及びR7 はそれぞれアルキル基を
表す。R6 はアルキル基、アリール基または複素環基を
表す。但し、R5 及びR7 のうち少なくとも1つは、前
記のRzで表されるアルキル基である。
18、L19、L20、L21及びL22はそれぞれメチン基を表
す。p5 、及びp6 はそれぞれ0又は1を表す。n3 及
びn4はそれぞれ0、1、2、又は3を表す。Z6 、Z7
及びZ8 はそれぞれ5又は6員の含窒素複素環を形成
するために必要な原子群を表す。M4 は電荷均衡対イオ
ンを表し、m4 は分子の電荷を中和するのに必要な0以
上の整数を表す。R5 及びR7 はそれぞれアルキル基を
表す。R6 はアルキル基、アリール基または複素環基を
表す。但し、R5 及びR7 のうち少なくとも1つは、前
記のRzで表されるアルキル基である。
【0019】(3)一般式(I)で表される化合物が、
(2)記載の一般式(II)で表わされる化合物であるこ
とを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
(2)記載の一般式(II)で表わされる化合物であるこ
とを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
【0020】(4)Ra がアリール基、又は複素環基で
あり、Rb が水素原子であることを特徴とする(1)〜
(3)のいずれか1項記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
あり、Rb が水素原子であることを特徴とする(1)〜
(3)のいずれか1項記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
【0021】(5)支持体上に少なくとも1層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以
上100モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積
の少なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状
ハロゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一
般式(V)で表わされる化合物を少なくとも一種含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以
上100モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積
の少なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状
ハロゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一
般式(V)で表わされる化合物を少なくとも一種含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
【0022】
【化12】
【0023】式(V)中、R8、R9はアルキル基を表わ
す。Z9、Z10は、芳香族環を形成するのに必要な非金
属原子群をあらわす。Q1は炭素数3以上のアルキル基
を表す。Xは電荷のバランスをとるために必要なイオン
を表す。m5は0または1であり、分子内塩を形成する
場合は0である。
す。Z9、Z10は、芳香族環を形成するのに必要な非金
属原子群をあらわす。Q1は炭素数3以上のアルキル基
を表す。Xは電荷のバランスをとるために必要なイオン
を表す。m5は0または1であり、分子内塩を形成する
場合は0である。
【0024】(6)該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤が
{100}面を主平面とする平板状粒子であることを特
徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載のハロゲ
ン化銀写真感光材料。
{100}面を主平面とする平板状粒子であることを特
徴とする(1)〜(5)のいずれか1項に記載のハロゲ
ン化銀写真感光材料。
【0025】(7)一般式(I)から(V)で表わされ
る化合物が、化学増感剤の添加前に該乳剤に添加されて
いることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1項に
記載のハロゲン化銀写真感光材料。
る化合物が、化学増感剤の添加前に該乳剤に添加されて
いることを特徴とする(1)〜(6)のいずれか1項に
記載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0026】(8)該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤が、
セレン化合物により化学増感されていることを特徴とす
る(1)〜(7)のいずれか1項に記載のハロゲン化銀
写真感光材料。
セレン化合物により化学増感されていることを特徴とす
る(1)〜(7)のいずれか1項に記載のハロゲン化銀
写真感光材料。
【0027】(9)該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤の表
面がBr- 、I- 、SCN- の少なくとも1つによりコ
ンバージョンされていることを特徴とする(1)〜
(8)のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
面がBr- 、I- 、SCN- の少なくとも1つによりコ
ンバージョンされていることを特徴とする(1)〜
(8)のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材
料。
【0028】(10)該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤の
表面がI- およびBr- によりコンバージョンされてお
り、その場合の該粒子の全沃化銀含量が、全銀量の0.
6モル%以下であることを特徴とする(1)〜(9)の
いずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
表面がI- およびBr- によりコンバージョンされてお
り、その場合の該粒子の全沃化銀含量が、全銀量の0.
6モル%以下であることを特徴とする(1)〜(9)の
いずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。
【0029】(11)(1)〜(10)のいずれか1項
に記載のハロゲン化銀写真感光材料をアスコルビン酸又
はその誘導体を含む現像液で処理することを特徴とする
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
に記載のハロゲン化銀写真感光材料をアスコルビン酸又
はその誘導体を含む現像液で処理することを特徴とする
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に詳細に本発明について説明
する。本発明における塩化銀含有率が20モル%以上1
00モル%以下の平板状ハロゲン化銀粒子について以下
に記す。
する。本発明における塩化銀含有率が20モル%以上1
00モル%以下の平板状ハロゲン化銀粒子について以下
に記す。
【0031】少なくとも分散媒とハロゲン化銀粒子を含
むハロゲン化銀乳剤において、該ハロゲン化銀粒子の全
投影面積の50%以上100%以下、好ましくは60%
〜100%、より好ましくは70〜100%がアスペク
ト比(直径/厚さ)2以上の平板状ハロゲン化銀乳剤で
ある。またCl- 含率は20モル%以上、100モル%
以下、好ましくは30モル%〜100%、より好ましく
は40〜100モル%、更に好ましくは50〜100モ
ル%である。該平板状粒子の厚さは0.35μm以下で
あり0.05〜0.3μmがより好ましく、0.05〜
0.25μmが更に好ましい。アスペクト比は2以上、
好ましくは2〜25、より好ましくは5〜20である。
ここで直径とは、該平板状粒子の投影面積と等しい面積
を有する円の直径を差し、厚さは2つの主平面間の距離
を指す。
むハロゲン化銀乳剤において、該ハロゲン化銀粒子の全
投影面積の50%以上100%以下、好ましくは60%
〜100%、より好ましくは70〜100%がアスペク
ト比(直径/厚さ)2以上の平板状ハロゲン化銀乳剤で
ある。またCl- 含率は20モル%以上、100モル%
以下、好ましくは30モル%〜100%、より好ましく
は40〜100モル%、更に好ましくは50〜100モ
ル%である。該平板状粒子の厚さは0.35μm以下で
あり0.05〜0.3μmがより好ましく、0.05〜
0.25μmが更に好ましい。アスペクト比は2以上、
好ましくは2〜25、より好ましくは5〜20である。
ここで直径とは、該平板状粒子の投影面積と等しい面積
を有する円の直径を差し、厚さは2つの主平面間の距離
を指す。
【0032】本発明の乳剤のうち{111}面を主平面
とする乳剤の核形成については、特公昭64−8326
号、同64−8325号、同64−8324号、特開平
1−250943号、特公平3−14328号、特公平
4−81782号、特公平5−40298号、同5−3
9459号、同5−12696号や特開昭63−213
836号、同63−218938号、同63−2811
49号、特開昭62−218959号等に詳しく述べら
れており、又、{100}面を主平面に有する平板状粒
子としては、特開平5−204073号、特開昭51−
88017号、特開昭63−24238号に述べられて
いる。本発明においては、これらに記載されている核形
成方法を任意に用いることができる。
とする乳剤の核形成については、特公昭64−8326
号、同64−8325号、同64−8324号、特開平
1−250943号、特公平3−14328号、特公平
4−81782号、特公平5−40298号、同5−3
9459号、同5−12696号や特開昭63−213
836号、同63−218938号、同63−2811
49号、特開昭62−218959号等に詳しく述べら
れており、又、{100}面を主平面に有する平板状粒
子としては、特開平5−204073号、特開昭51−
88017号、特開昭63−24238号に述べられて
いる。本発明においては、これらに記載されている核形
成方法を任意に用いることができる。
【0033】本発明のハロゲン化銀微粒子存在下に物理
熟成(微粒子が溶解し、基板粒子が成長する)により結
晶成長する方法が好ましく用いられる。これを以下に記
述する。微粒子乳剤添加法では0.001μm以上0.
15μm径以下、好ましくは0.001μm以上0.1
μm径以下、より好ましくは0.06〜0.006μm
径のAgX微粒子乳剤を添加し、オストワルド熟成によ
り該平板状粒子を成長させる。該微粒子乳剤は連続的に
添加することもできるし、継続的に添加することもでき
る。該微粒子乳剤は反応容器の近傍に設けた混合器でA
gNO3 溶液とX - 塩溶液を供給して連続的に調製し、
ただちに反応容器に連続的に添加することもできるし、
予め別の容器のバッチ式に調製した後に連続的もしくは
継続的に添加することもできる。該微粒子乳剤は液状で
添加することもできるし、乾燥した粉末として添加する
こともできる。該乾燥粉末を添加直前に水と混合し、液
状化して添加することもできる。添加した微粒子は1秒
から20分以内に消失する態様で添加することが好まし
く、10秒〜10分がより好ましい。消失時間が長くな
ると、微粒子間で熟成が生じ、粒子サイズが大きくなる
為に好ましくない。従って一度に全量を添加しない方が
好ましい。該微粒子は多量双晶粒子を実質的に含まない
ことが好ましい。ここで多重双晶粒子とは、1粒子あた
り、双晶面を2枚以上有する粒子を指す。実質的に含ま
ないとは、多重双晶粒子数比率が0%以上5%以下、好
ましくは0%以上1%以下、より好ましくは0%以上
0.1%以下を指す。更には1重双晶粒子をも実質的に
含まないことが好ましい。更にはらせん転位を実質的に
含まないことが好ましい。ここで実質的に含まないとは
前記規定に従う。
熟成(微粒子が溶解し、基板粒子が成長する)により結
晶成長する方法が好ましく用いられる。これを以下に記
述する。微粒子乳剤添加法では0.001μm以上0.
15μm径以下、好ましくは0.001μm以上0.1
μm径以下、より好ましくは0.06〜0.006μm
径のAgX微粒子乳剤を添加し、オストワルド熟成によ
り該平板状粒子を成長させる。該微粒子乳剤は連続的に
添加することもできるし、継続的に添加することもでき
る。該微粒子乳剤は反応容器の近傍に設けた混合器でA
gNO3 溶液とX - 塩溶液を供給して連続的に調製し、
ただちに反応容器に連続的に添加することもできるし、
予め別の容器のバッチ式に調製した後に連続的もしくは
継続的に添加することもできる。該微粒子乳剤は液状で
添加することもできるし、乾燥した粉末として添加する
こともできる。該乾燥粉末を添加直前に水と混合し、液
状化して添加することもできる。添加した微粒子は1秒
から20分以内に消失する態様で添加することが好まし
く、10秒〜10分がより好ましい。消失時間が長くな
ると、微粒子間で熟成が生じ、粒子サイズが大きくなる
為に好ましくない。従って一度に全量を添加しない方が
好ましい。該微粒子は多量双晶粒子を実質的に含まない
ことが好ましい。ここで多重双晶粒子とは、1粒子あた
り、双晶面を2枚以上有する粒子を指す。実質的に含ま
ないとは、多重双晶粒子数比率が0%以上5%以下、好
ましくは0%以上1%以下、より好ましくは0%以上
0.1%以下を指す。更には1重双晶粒子をも実質的に
含まないことが好ましい。更にはらせん転位を実質的に
含まないことが好ましい。ここで実質的に含まないとは
前記規定に従う。
【0034】該微粒子のハロゲン組成はAgCl、Ag
BrCl、AgBr、AgBrl(I- 含率は0モル%
以上10モル%以下が好ましく、0モル%以上5モル%
以下がより好ましい。)およびそれらの2種以上の混晶
である。この他の詳細は特開平6−59360号の記載
を参考にすることができる。微粒子の添加総量は、全ハ
ロゲン化銀量の20%以上が必要であり、好ましくは、
40%以上98%以下、さらに好ましくは、50%以上
98%以下である。該微粒子のCl含率は、10モル%
以上100%以下が好ましく、より好ましくは50モル
%以上100モル%以下が好ましい。
BrCl、AgBr、AgBrl(I- 含率は0モル%
以上10モル%以下が好ましく、0モル%以上5モル%
以下がより好ましい。)およびそれらの2種以上の混晶
である。この他の詳細は特開平6−59360号の記載
を参考にすることができる。微粒子の添加総量は、全ハ
ロゲン化銀量の20%以上が必要であり、好ましくは、
40%以上98%以下、さらに好ましくは、50%以上
98%以下である。該微粒子のCl含率は、10モル%
以上100%以下が好ましく、より好ましくは50モル
%以上100モル%以下が好ましい。
【0035】核形成時、熟成時および成長時の分散媒と
しては従来公知のAgX乳剤用分散媒を用いることがで
きるが、特にメチオニン含率が好ましくは0〜50μモ
ル/g、より好ましくは0〜30μモル/gのゼラチン
を好ましく用いることができる。該ゼラチンが熟成、成
長時に用いられた場合、直径サイズ分布が揃ったより薄
い平板状粒子が形成され、好ましい。また、特公昭52
−16365号、日本写真学会誌、29巻(1)、1
7、22(1966年)、同30巻(1)、10、19
(1967年)、同30巻(2)、17(1967
年)、同33巻(3)、24(1967年)記載の合成
高分子を分散媒として好ましく用いることができる。微
粒子添加による成長時のpHは、2.0以上が必要であ
るが6以上、10以下が好ましい。さらに好ましくはp
H6以上9以下である。又、pClは1.0以上が必要
であるが、1.6以上が好ましい。さらに好ましくは
2.0以上3.0以下が好ましい。これらの成長条件
は、特に{100}面を主平面とする平板状粒子におい
て特に好ましいものである。ここでpClとは、溶液中
のClイオンの活量〔Cl- 〕に対し pCl=−log〔Cl- 〕 で定義される。T.H.James 著 THE THEORY OF THE RHOTO
GRAPHIC PROCESS 第4版 第1章に詳しく述べられて
いる。
しては従来公知のAgX乳剤用分散媒を用いることがで
きるが、特にメチオニン含率が好ましくは0〜50μモ
ル/g、より好ましくは0〜30μモル/gのゼラチン
を好ましく用いることができる。該ゼラチンが熟成、成
長時に用いられた場合、直径サイズ分布が揃ったより薄
い平板状粒子が形成され、好ましい。また、特公昭52
−16365号、日本写真学会誌、29巻(1)、1
7、22(1966年)、同30巻(1)、10、19
(1967年)、同30巻(2)、17(1967
年)、同33巻(3)、24(1967年)記載の合成
高分子を分散媒として好ましく用いることができる。微
粒子添加による成長時のpHは、2.0以上が必要であ
るが6以上、10以下が好ましい。さらに好ましくはp
H6以上9以下である。又、pClは1.0以上が必要
であるが、1.6以上が好ましい。さらに好ましくは
2.0以上3.0以下が好ましい。これらの成長条件
は、特に{100}面を主平面とする平板状粒子におい
て特に好ましいものである。ここでpClとは、溶液中
のClイオンの活量〔Cl- 〕に対し pCl=−log〔Cl- 〕 で定義される。T.H.James 著 THE THEORY OF THE RHOTO
GRAPHIC PROCESS 第4版 第1章に詳しく述べられて
いる。
【0036】pHが、2.0以下になってしまうと、例
えば{100}面を主平面にもつ平板状粒子の場合、横
方向の成長が抑制され、アスペクト比が下がり、乳剤の
カバーリングパワーは、低くなりがちで、かつ低感化し
てしまう。pH2.0以上であると、横方向の成長速度
が高くなり、高アスペクト比でカバーリングパワーも高
い乳剤が得られるが、カブリが高く低感化しやすい。p
Clが、1.0以下になるとたて方向の成長が促進さ
れ、アスペクト比が低下し、乳剤のカバーリングパワー
が低く、かつ低感化してしまう。pClが1.6以上に
なると高アスペクト比化してカバーリングパワーが増加
するがカブリが高く低感化しやすい。このとき、ハロゲ
ン化銀微粒子により基板粒子を成長させるとpHが6以
上及び又はpClが1.6以上でもカブリが低く、高感
でしかもより高アスペクト比で高カバーリングパワーと
なる。
えば{100}面を主平面にもつ平板状粒子の場合、横
方向の成長が抑制され、アスペクト比が下がり、乳剤の
カバーリングパワーは、低くなりがちで、かつ低感化し
てしまう。pH2.0以上であると、横方向の成長速度
が高くなり、高アスペクト比でカバーリングパワーも高
い乳剤が得られるが、カブリが高く低感化しやすい。p
Clが、1.0以下になるとたて方向の成長が促進さ
れ、アスペクト比が低下し、乳剤のカバーリングパワー
が低く、かつ低感化してしまう。pClが1.6以上に
なると高アスペクト比化してカバーリングパワーが増加
するがカブリが高く低感化しやすい。このとき、ハロゲ
ン化銀微粒子により基板粒子を成長させるとpHが6以
上及び又はpClが1.6以上でもカブリが低く、高感
でしかもより高アスペクト比で高カバーリングパワーと
なる。
【0037】本発明の平板状粒子は、転位線を有するハ
ロゲン化銀粒子を用いる事が好ましい。平板粒子の転位
は、たとえば J. F. Hamilton, Phot. Sci. Eng., 1
1、57、(1967)や T. Shiozawa, J. Soc. Pho
t. Sci. Japan, 35、213、(1972)に記載の低
温での透過型電子顕微鏡を用いた直接的な方法により観
察することができる。すなわち乳剤から粒子に転位が発
生するほどの圧力をかけないよう注意して取り出したハ
ロゲン化銀粒子を電子顕微鏡観察用のメッシュにのせ、
電子線による損傷(プリントアウト等)を防ぐように試
料を冷却した状態で透過法により観察を行う。この時粒
子の厚みが厚い程、電子線が透過しにくくなるので高圧
型(0.25μの厚さの粒子に対し200kV以上)の電
子顕微鏡を用いた方がより鮮明に観察することができ
る。このような方法により得られた粒子の写真より、主
平面に対し垂直方向から見た場合の各粒子についての転
位の位置および数を求めることができる。
ロゲン化銀粒子を用いる事が好ましい。平板粒子の転位
は、たとえば J. F. Hamilton, Phot. Sci. Eng., 1
1、57、(1967)や T. Shiozawa, J. Soc. Pho
t. Sci. Japan, 35、213、(1972)に記載の低
温での透過型電子顕微鏡を用いた直接的な方法により観
察することができる。すなわち乳剤から粒子に転位が発
生するほどの圧力をかけないよう注意して取り出したハ
ロゲン化銀粒子を電子顕微鏡観察用のメッシュにのせ、
電子線による損傷(プリントアウト等)を防ぐように試
料を冷却した状態で透過法により観察を行う。この時粒
子の厚みが厚い程、電子線が透過しにくくなるので高圧
型(0.25μの厚さの粒子に対し200kV以上)の電
子顕微鏡を用いた方がより鮮明に観察することができ
る。このような方法により得られた粒子の写真より、主
平面に対し垂直方向から見た場合の各粒子についての転
位の位置および数を求めることができる。
【0038】本発明のハロゲン化銀粒子は、得られた粒
子をホスト粒子とし、該粒子のエッジおよび/またはコ
ーナーにエピタキシャル粒子を形成して用いても良い。
その他、該粒子をサブストレートとして、サブストレー
トと異なるハロゲン組成のAgX層を積層させ、種々の
既知のあらゆる粒子構造の粒子を作ることもできる。
子をホスト粒子とし、該粒子のエッジおよび/またはコ
ーナーにエピタキシャル粒子を形成して用いても良い。
その他、該粒子をサブストレートとして、サブストレー
トと異なるハロゲン組成のAgX層を積層させ、種々の
既知のあらゆる粒子構造の粒子を作ることもできる。
【0039】本発明の乳剤の単分散性については、単分
散度について特開昭59−745481に記載の方法で
定義した変動係数をもとに考えると、30%以下が好ま
しく、5%以上25%以下が好ましい。特に硬調な感材
に用いる場合には、5%以上15%以下が好ましい。
散度について特開昭59−745481に記載の方法で
定義した変動係数をもとに考えると、30%以下が好ま
しく、5%以上25%以下が好ましい。特に硬調な感材
に用いる場合には、5%以上15%以下が好ましい。
【0040】またハロゲン化銀粒子形成または物理熟成
の過程において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩または
その錯塩、鉄塩またはその錯塩などを共存させてもよ
い。その他、不純物イオンをAgX粒子全体にドープし
た態様、AgX粒子内の特定場所にドープした態様、粒
子表面から0.1μm以内に局在させてドープさせた態
様を挙げることができる。この場合のドープ濃度は10
-8〜10-1モル/モルAgXが好ましく、10-7〜10
-2モル/モルAgXがより好ましい。不純物イオンの具
体的化合物例、AgX相へのドープ方法の詳細に関して
は Research Disclosure、307巻、アイテム3071
05、11月、1989年、米国特許5166045
号、同4933272号、同5164292号、同51
32203号、同4269927号、同4847191
号、同4933272号、同4981781号、同50
24931号、特開平4−305644号、同4−32
1024号、同1−183647号、同2−20853
号、同1−285941号、同3−118536号の記
載を参考にすることができる。
の過程において、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩または
その錯塩、鉄塩またはその錯塩などを共存させてもよ
い。その他、不純物イオンをAgX粒子全体にドープし
た態様、AgX粒子内の特定場所にドープした態様、粒
子表面から0.1μm以内に局在させてドープさせた態
様を挙げることができる。この場合のドープ濃度は10
-8〜10-1モル/モルAgXが好ましく、10-7〜10
-2モル/モルAgXがより好ましい。不純物イオンの具
体的化合物例、AgX相へのドープ方法の詳細に関して
は Research Disclosure、307巻、アイテム3071
05、11月、1989年、米国特許5166045
号、同4933272号、同5164292号、同51
32203号、同4269927号、同4847191
号、同4933272号、同4981781号、同50
24931号、特開平4−305644号、同4−32
1024号、同1−183647号、同2−20853
号、同1−285941号、同3−118536号の記
載を参考にすることができる。
【0041】本発明に用いられる写真乳剤には感光材料
の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止
しあるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の化合
物を含有させることができる。すなわちアゾール類たと
えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロインダゾール類、ニ
トロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール
類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾー
ル類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベン
ズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミ
ノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベン
ズトリアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に1
−フェニル−5−メルカプトテトラゾール)など;メル
カプトピリミジン類;アザインデン類、たとえばトリア
ザインデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロ
キシ置換(1,3,3a,7)テトラアザインデン
類)、ペンタアザインデン類など;ベンゼンチオスルフ
ォン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルフォン酸
アミド等のようなカブリ防止剤または安定剤として知ら
れた多くの化合物を加えることができる。例えば米国特
許3,954,474号、同3,982,947号、特
公昭52−28,660号に記載されたものを用いるこ
とができる。
の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止
しあるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の化合
物を含有させることができる。すなわちアゾール類たと
えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロインダゾール類、ニ
トロベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール
類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾー
ル類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベン
ズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミ
ノトリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ニトロベン
ズトリアゾール類、メルカプトテトラゾール類(特に1
−フェニル−5−メルカプトテトラゾール)など;メル
カプトピリミジン類;アザインデン類、たとえばトリア
ザインデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロ
キシ置換(1,3,3a,7)テトラアザインデン
類)、ペンタアザインデン類など;ベンゼンチオスルフ
ォン酸、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルフォン酸
アミド等のようなカブリ防止剤または安定剤として知ら
れた多くの化合物を加えることができる。例えば米国特
許3,954,474号、同3,982,947号、特
公昭52−28,660号に記載されたものを用いるこ
とができる。
【0042】本発明の乳剤は、Br- 、I- 、SCN-
イオンにより乳剤表面をコンバージョンすることで色素
の吸着を強め好ましく用いることができる。色素吸着を
強めるために、粒子表面をI- イオン等でコンバージョ
ンする技術は、当業界において広く知られた技術であ
る。しかしながら塩化銀平板粒子にヨウ化銀のうすい表
面層を作るために沃化銀の微粒子やヨウドイオン又はそ
の除放剤にてコンバージョンしようとするとそのままで
は、沃化銀と塩化銀の溶解度差が大きく、均一なコンバ
ージョンを行なうことができなかった。従って本発明に
おいて優れた吸着を得たことは、予想外のことであっ
た。
イオンにより乳剤表面をコンバージョンすることで色素
の吸着を強め好ましく用いることができる。色素吸着を
強めるために、粒子表面をI- イオン等でコンバージョ
ンする技術は、当業界において広く知られた技術であ
る。しかしながら塩化銀平板粒子にヨウ化銀のうすい表
面層を作るために沃化銀の微粒子やヨウドイオン又はそ
の除放剤にてコンバージョンしようとするとそのままで
は、沃化銀と塩化銀の溶解度差が大きく、均一なコンバ
ージョンを行なうことができなかった。従って本発明に
おいて優れた吸着を得たことは、予想外のことであっ
た。
【0043】各々のイオンは、単独でも良いし、組合わ
せて用いることができる。各々のイオンによるコンバー
ジョンは、例えばその塩(KBr、KI、KSCN、N
aBr、NaI、NaSCN他)を固体のまま、または
水溶液、またはゼラチン分散物として添加することがで
きる。また基板粒子に対し共存した際に40℃以上で溶
触してコンバージョンが起きる程に微粒子の銀塩(Ag
Br、AgI、AgSCN、AgBrI等)の形で添加
して行なっても良い。微粒子で添加する場合の微粒子の
平均球相当径は0.1μm以下のものが好ましく、0.
05μm以下のものがより好ましい。また該微粒子は、
反応容器の近傍に設けた混合機で硝酸銀水溶液と任意の
組成のハロゲン化アルカリやチオシアン酸アルカリ水溶
液を供給して連続的に調整し、ただちに反応容器に添加
することもできるし、予め別の容器でバッチ式に調整し
た後に添加することもできる。また該微粒子には必要に
よりイリジウム、ロジウム、白金、黄血塩等の重金属の
イオン又は化合物を含ませることも可能である。
せて用いることができる。各々のイオンによるコンバー
ジョンは、例えばその塩(KBr、KI、KSCN、N
aBr、NaI、NaSCN他)を固体のまま、または
水溶液、またはゼラチン分散物として添加することがで
きる。また基板粒子に対し共存した際に40℃以上で溶
触してコンバージョンが起きる程に微粒子の銀塩(Ag
Br、AgI、AgSCN、AgBrI等)の形で添加
して行なっても良い。微粒子で添加する場合の微粒子の
平均球相当径は0.1μm以下のものが好ましく、0.
05μm以下のものがより好ましい。また該微粒子は、
反応容器の近傍に設けた混合機で硝酸銀水溶液と任意の
組成のハロゲン化アルカリやチオシアン酸アルカリ水溶
液を供給して連続的に調整し、ただちに反応容器に添加
することもできるし、予め別の容器でバッチ式に調整し
た後に添加することもできる。また該微粒子には必要に
よりイリジウム、ロジウム、白金、黄血塩等の重金属の
イオン又は化合物を含ませることも可能である。
【0044】コンバージョンに用いるイオンの量は、全
銀量に対し、0.01モル%から3モル%が好ましい。
特にI- イオン によるコンバージョンの場合、0.0
1モル%〜0.6モル%が好ましく思われるが、より好
ましくは、0.01モル%〜0.3モル%が好ましい。
銀量に対し、0.01モル%から3モル%が好ましい。
特にI- イオン によるコンバージョンの場合、0.0
1モル%〜0.6モル%が好ましく思われるが、より好
ましくは、0.01モル%〜0.3モル%が好ましい。
【0045】本発明においては、表面がI- 及びBr-
によりコンバージョンされており、粒子の全沃化銀含量
が、全銀量に対し、0.01モル%〜0.6モル%であ
る粒子が好ましく、より好ましくは、0.01モル%〜
0.3モル%である。
によりコンバージョンされており、粒子の全沃化銀含量
が、全銀量に対し、0.01モル%〜0.6モル%であ
る粒子が好ましく、より好ましくは、0.01モル%〜
0.3モル%である。
【0046】本発明のハロゲン変換する時期としては、
少なくとも分光増感色素の添加前にハロゲン変換するこ
とが好ましい。
少なくとも分光増感色素の添加前にハロゲン変換するこ
とが好ましい。
【0047】以下に本発明に使用する化合物について詳
細に説明する。Qにより、いかなるメチン色素を形成す
ることも可能であるが、好ましくはシアニン色素、メロ
シアニン色素、ロダシアニン色素、3核メロシアニン色
素、アロポーラー色素、ヘミシアニン色素、スチリル色
素などが挙げられる。これらのメチン色素は、エフ・エ
ム・ハーマー (F. M. Harmer) 著「ヘテロサイクリック
・コンパウンズ−シアニンダイズ・アンド・リレィティ
ド・コンパウンズ(Heterocyclic Compounds-Cyanine Dy
es and Related Compounds) 」、ジョン・ウィリー・ア
ンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニューヨーク、
ロンドン、1964年刊に記載されている。一般式
(I)において、Qによりシアニン色素が形成される場
合などは、下記のような共鳴式で表現することも可能で
ある。
細に説明する。Qにより、いかなるメチン色素を形成す
ることも可能であるが、好ましくはシアニン色素、メロ
シアニン色素、ロダシアニン色素、3核メロシアニン色
素、アロポーラー色素、ヘミシアニン色素、スチリル色
素などが挙げられる。これらのメチン色素は、エフ・エ
ム・ハーマー (F. M. Harmer) 著「ヘテロサイクリック
・コンパウンズ−シアニンダイズ・アンド・リレィティ
ド・コンパウンズ(Heterocyclic Compounds-Cyanine Dy
es and Related Compounds) 」、ジョン・ウィリー・ア
ンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニューヨーク、
ロンドン、1964年刊に記載されている。一般式
(I)において、Qによりシアニン色素が形成される場
合などは、下記のような共鳴式で表現することも可能で
ある。
【0048】
【化13】
【0049】一般式(I)、(II)、(III )、(IV)
において、Z1 、Z2 、Z3 、Z4、Z6 、及びZ8 で
表される5又は6員の含窒素複素環としては、チアゾリ
ン核、チアゾール核、ベンゾチアゾール核、オキサゾリ
ン核、オキサゾール核、ベンゾオキサゾール核、セレナ
ゾリン核、セレナゾール核、ベンゾセレナゾール核、
3,3−ジアルキルインドレニン核(例えば3,3−ジ
メチルインドレニン)、イミダゾリン核、イミダゾール
核、ベンゾイミダゾール核、2−ピリジン核、4−ピリ
ジン核、2−キノリン核、4−キノリン核、1−イソキ
ノリン核、3−イソキノリン核、イミダゾ〔4,5−
b〕キノキザリン核、オキサジアゾール核、チアジアゾ
ール核、テトラゾール核、ピリミジン核を挙げることが
できる。好ましくはベンゾオキサゾール核、ベンゾチア
ゾール核、ベンゾイミダゾール核およびキノリン核であ
り、さらに好ましくはベンゾオキサゾール核、ベンゾチ
アゾール核である。一般式(II)における、Z1 、及び
Z2 として特に好ましくはベンゾオキサゾール核であ
る。
において、Z1 、Z2 、Z3 、Z4、Z6 、及びZ8 で
表される5又は6員の含窒素複素環としては、チアゾリ
ン核、チアゾール核、ベンゾチアゾール核、オキサゾリ
ン核、オキサゾール核、ベンゾオキサゾール核、セレナ
ゾリン核、セレナゾール核、ベンゾセレナゾール核、
3,3−ジアルキルインドレニン核(例えば3,3−ジ
メチルインドレニン)、イミダゾリン核、イミダゾール
核、ベンゾイミダゾール核、2−ピリジン核、4−ピリ
ジン核、2−キノリン核、4−キノリン核、1−イソキ
ノリン核、3−イソキノリン核、イミダゾ〔4,5−
b〕キノキザリン核、オキサジアゾール核、チアジアゾ
ール核、テトラゾール核、ピリミジン核を挙げることが
できる。好ましくはベンゾオキサゾール核、ベンゾチア
ゾール核、ベンゾイミダゾール核およびキノリン核であ
り、さらに好ましくはベンゾオキサゾール核、ベンゾチ
アゾール核である。一般式(II)における、Z1 、及び
Z2 として特に好ましくはベンゾオキサゾール核であ
る。
【0050】Z1 、Z2 、Z3 、Z4 、Z6 、及びZ8
上の置換基をVとすると、Vで示される置換基としては
特に制限はないが、例えば、ハロゲン原子(例えば塩
素、臭素、沃素、フッ素)、メルカプト基、シアノ基、
カルボキシル基、リン酸基、スルホ基、ヒドロキシ基、
炭素数1から10、好ましくは炭素数2から8、さらに
好ましくは炭素数2から5のカルバモイル基(例えばメ
チルカルバモイル、エチルカルバモイル、モルホリノカ
ルボニル)、炭素数0から10、好ましくは炭素数2か
ら8、さらに好ましくは炭素数2から5のスルファモイ
ル基(例えばメチルスルファモイル、エチルスルファモ
イル、ピペリジノスルホニル)、ニトロ基、炭素数1か
ら20、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から8のアルコキシ基(例えばメトキシ、エ
トキシ、2−メトキシエトキシ、2−フェニルエトキ
シ)、炭素数6から20、好ましくは炭素数6から1
2、さらに好ましくは炭素数6から10のアリールオキ
シ基(例えばフェノキシ、p−メチルフェノキシ、p−
クロロフェノキシ、ナフトキシ)、炭素数1から20、
好ましくは炭素数2から12、さらに好ましくは炭素数
2から8のアシル基(例えばアセチル、ベンゾイル、ト
リクロロアセチル)、炭素数1から20、好ましくは炭
素数2から12、さらに好ましくは炭素数2から8のア
シルオキシ基(例えばアセチルオキシ、ベンゾイルオキ
シ)、炭素数1から20、好ましくは炭素数2から1
2、さらに好ましくは炭素数2から8のアシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ)、炭素数1から20、好まし
くは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1から
8のスルホニル基(例えばメタンスルホニル、エタンス
ルホニル、ベンゼンスルホニルなど)、炭素数1から2
0、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭
素数1から8のスルフィニル基(例えばメタンスルフィ
ニル、ベンゼンスルフィニル)、炭素数1から20、好
ましくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1
から8のスルホニルアミノ基(例えばメタンスルホニル
アミノ、エタンスルホニルアミノ、ベンゼンスルホニル
アミノなど)、アミノ基、
上の置換基をVとすると、Vで示される置換基としては
特に制限はないが、例えば、ハロゲン原子(例えば塩
素、臭素、沃素、フッ素)、メルカプト基、シアノ基、
カルボキシル基、リン酸基、スルホ基、ヒドロキシ基、
炭素数1から10、好ましくは炭素数2から8、さらに
好ましくは炭素数2から5のカルバモイル基(例えばメ
チルカルバモイル、エチルカルバモイル、モルホリノカ
ルボニル)、炭素数0から10、好ましくは炭素数2か
ら8、さらに好ましくは炭素数2から5のスルファモイ
ル基(例えばメチルスルファモイル、エチルスルファモ
イル、ピペリジノスルホニル)、ニトロ基、炭素数1か
ら20、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から8のアルコキシ基(例えばメトキシ、エ
トキシ、2−メトキシエトキシ、2−フェニルエトキ
シ)、炭素数6から20、好ましくは炭素数6から1
2、さらに好ましくは炭素数6から10のアリールオキ
シ基(例えばフェノキシ、p−メチルフェノキシ、p−
クロロフェノキシ、ナフトキシ)、炭素数1から20、
好ましくは炭素数2から12、さらに好ましくは炭素数
2から8のアシル基(例えばアセチル、ベンゾイル、ト
リクロロアセチル)、炭素数1から20、好ましくは炭
素数2から12、さらに好ましくは炭素数2から8のア
シルオキシ基(例えばアセチルオキシ、ベンゾイルオキ
シ)、炭素数1から20、好ましくは炭素数2から1
2、さらに好ましくは炭素数2から8のアシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ)、炭素数1から20、好まし
くは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1から
8のスルホニル基(例えばメタンスルホニル、エタンス
ルホニル、ベンゼンスルホニルなど)、炭素数1から2
0、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭
素数1から8のスルフィニル基(例えばメタンスルフィ
ニル、ベンゼンスルフィニル)、炭素数1から20、好
ましくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1
から8のスルホニルアミノ基(例えばメタンスルホニル
アミノ、エタンスルホニルアミノ、ベンゼンスルホニル
アミノなど)、アミノ基、
【0051】炭素数1から20、好ましくは炭素数1か
ら12、さらに好ましくは炭素数1から8の置換アミノ
基(例えばメチルアミノ、ジメチルアミノ、ベンジルア
ミノ、アニリノ、ジフェニルアミノ)、炭素数0から1
5、好ましくは炭素数3から10、さらに好ましくは炭
素数3から6のアンモニウム基(例えばトリメチルアン
モニウム基、トリエチルアンモニウム基)、炭素数0か
ら15、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から6のヒドラジノ基(例えばトリメチルヒ
ドラジノ基)、炭素数1から15、好ましくは炭素数1
から10、さらに好ましくは炭素数1から6のウレイド
基(例えばウレイド基、N,N−ジメチルウレイド
基)、炭素数1から15、好ましくは炭素数1から1
0、さらに好ましくは炭素数1から6のイミド基(例え
ばスクシンイミド基)、炭素数1から20、好ましくは
炭素数1から12、さらに好ましくは炭素数1から8の
アルキルまたはアリールチオ基(例えばメチルチオ、エ
チルチオ、カルボキシエチルチオ、スルホブチルチオ、
フェニルチオなど)、炭素2から20、好ましくは炭素
数2から12、さらに好ましくは炭素数2から8のアル
コキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル)、炭素数
6から20、好ましくは炭素数6から12、さらに好ま
しくは炭素数6から8のアリーロキシカルボニル基(例
えばフェノキシカルボニル)、
ら12、さらに好ましくは炭素数1から8の置換アミノ
基(例えばメチルアミノ、ジメチルアミノ、ベンジルア
ミノ、アニリノ、ジフェニルアミノ)、炭素数0から1
5、好ましくは炭素数3から10、さらに好ましくは炭
素数3から6のアンモニウム基(例えばトリメチルアン
モニウム基、トリエチルアンモニウム基)、炭素数0か
ら15、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から6のヒドラジノ基(例えばトリメチルヒ
ドラジノ基)、炭素数1から15、好ましくは炭素数1
から10、さらに好ましくは炭素数1から6のウレイド
基(例えばウレイド基、N,N−ジメチルウレイド
基)、炭素数1から15、好ましくは炭素数1から1
0、さらに好ましくは炭素数1から6のイミド基(例え
ばスクシンイミド基)、炭素数1から20、好ましくは
炭素数1から12、さらに好ましくは炭素数1から8の
アルキルまたはアリールチオ基(例えばメチルチオ、エ
チルチオ、カルボキシエチルチオ、スルホブチルチオ、
フェニルチオなど)、炭素2から20、好ましくは炭素
数2から12、さらに好ましくは炭素数2から8のアル
コキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル)、炭素数
6から20、好ましくは炭素数6から12、さらに好ま
しくは炭素数6から8のアリーロキシカルボニル基(例
えばフェノキシカルボニル)、
【0052】炭素数1から18、好ましくは炭素数1か
ら10、さらに好ましくは炭素数1から5の無置換アル
キル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル)、炭素数1から18、好ましくは炭素数1から1
0、さらに好ましくは炭素数1から5の置換アルキル基
(ヒドロキシメチル、トリフルオロメチル、ベンジル、
カルボキシエチル、エトキシカルボニルメチル、アセチ
ルアミノメチル、またここでは炭素数2から18、好ま
しくは炭素数3から10、さらに好ましくは炭素数3か
ら5の不飽和炭化水素基(例えばビニル基、エチニル
基、1−シクロヘキセニル基、ベンジリジン基、ベンジ
リデン基)も置換アルキル基に含まれることにす
る。)、炭素数6から20、好ましくは炭素数6から1
5、さらに好ましくは炭素数6から10の置換または無
置換のアリール基(例えばフェニル、ナフチル、p−カ
ルボキシフェニル、p−ニトロフェニル、3,5−ジク
ロロフェニル、p−シアノフェニル、m−フルオロフェ
ニル、p−トリル)、炭素数10から20、好ましくは
炭素数2から10、さらに好ましくは炭素数4から6の
置換されても良いヘテロ環基(例えばピリジル、5−メ
チルピリジル、チエニル、フリル、モルホリノ、テトラ
ヒドロフルフリル)が挙げられる。また、ベンゼン環や
ナフタレン環が縮合した構造をとることもできる。さら
に、これらの置換基上にさらにVが置換していても良
い。
ら10、さらに好ましくは炭素数1から5の無置換アル
キル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル)、炭素数1から18、好ましくは炭素数1から1
0、さらに好ましくは炭素数1から5の置換アルキル基
(ヒドロキシメチル、トリフルオロメチル、ベンジル、
カルボキシエチル、エトキシカルボニルメチル、アセチ
ルアミノメチル、またここでは炭素数2から18、好ま
しくは炭素数3から10、さらに好ましくは炭素数3か
ら5の不飽和炭化水素基(例えばビニル基、エチニル
基、1−シクロヘキセニル基、ベンジリジン基、ベンジ
リデン基)も置換アルキル基に含まれることにす
る。)、炭素数6から20、好ましくは炭素数6から1
5、さらに好ましくは炭素数6から10の置換または無
置換のアリール基(例えばフェニル、ナフチル、p−カ
ルボキシフェニル、p−ニトロフェニル、3,5−ジク
ロロフェニル、p−シアノフェニル、m−フルオロフェ
ニル、p−トリル)、炭素数10から20、好ましくは
炭素数2から10、さらに好ましくは炭素数4から6の
置換されても良いヘテロ環基(例えばピリジル、5−メ
チルピリジル、チエニル、フリル、モルホリノ、テトラ
ヒドロフルフリル)が挙げられる。また、ベンゼン環や
ナフタレン環が縮合した構造をとることもできる。さら
に、これらの置換基上にさらにVが置換していても良
い。
【0053】Z1 、Z2 、Z3 、Z4 、Z6 、及びZ8
の置換基として好ましいものは上述のアルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシル基、シア
ノ基、スルホニル基、及びベンゼン環縮合であり、さら
に好ましくはアルキル基、アリール基、ハロゲン原子、
アシル基、スルホニル基、及びベンゼン環縮合であり、
特に好ましくはメチル基、メトキシ基、塩素原子、臭素
原子、沃素原子、及びベンゼン環縮合である。
の置換基として好ましいものは上述のアルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシル基、シア
ノ基、スルホニル基、及びベンゼン環縮合であり、さら
に好ましくはアルキル基、アリール基、ハロゲン原子、
アシル基、スルホニル基、及びベンゼン環縮合であり、
特に好ましくはメチル基、メトキシ基、塩素原子、臭素
原子、沃素原子、及びベンゼン環縮合である。
【0054】一般式(I)中の、Ra 及びRb は、水素
原子、脂肪族基、アリール基、または複素環基を表す。
但し、Ra 及びRb が同時に水素原子であることはな
い。具体的には下記のものが挙げられる。炭素数1以上
の脂肪族基としては、炭素数1から16、好ましくは炭
素数2から8、さらに好ましくは炭素数2から4の無置
換のアルキル基(例えば、エチル、ブチル、ペンチ
ル)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数3から7の置換脂肪族基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した脂肪族基や不飽和脂肪族基が挙げられる。また、具
体的にはアリル基、ビニル基、ベンジル基、ヒドロキシ
エチル基、カルボキシエチル基などが挙げられる。)、
炭素数6から20、好ましくは炭素数6から10、さら
に好ましくは炭素数6から8の無置換アリール基(例え
ばフェニル基、1−ナフチル基)、炭素数6から20、
好ましくは炭素数6から10、さらに好ましくは炭素数
6から8の置換アリール基(例えば前述のZ1 などの置
換基として挙げたVが置換したアリール基が挙げられ
る。具体的にはp−メトキシフェニル基、p−メチルフ
ェニル基、p−クロロフェニル基などが挙げられ
る。)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数4から8の無置換複素環基
(例えば2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリジル
基)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数4から8の置換複素環基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した複素環基が挙げられる。具体的には5−メチル−2
−チエニル基、4−メトキシ−2−ピリジル基などが挙
げられる。)脂肪族基としては、炭素数2以上のものが
好ましい。さらに好ましくはエチル基、アリル基、ビニ
ル基、ベンジル基であり、特に好ましくはアリル基、ビ
ニル基、ベンジル基である。
原子、脂肪族基、アリール基、または複素環基を表す。
但し、Ra 及びRb が同時に水素原子であることはな
い。具体的には下記のものが挙げられる。炭素数1以上
の脂肪族基としては、炭素数1から16、好ましくは炭
素数2から8、さらに好ましくは炭素数2から4の無置
換のアルキル基(例えば、エチル、ブチル、ペンチ
ル)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数3から7の置換脂肪族基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した脂肪族基や不飽和脂肪族基が挙げられる。また、具
体的にはアリル基、ビニル基、ベンジル基、ヒドロキシ
エチル基、カルボキシエチル基などが挙げられる。)、
炭素数6から20、好ましくは炭素数6から10、さら
に好ましくは炭素数6から8の無置換アリール基(例え
ばフェニル基、1−ナフチル基)、炭素数6から20、
好ましくは炭素数6から10、さらに好ましくは炭素数
6から8の置換アリール基(例えば前述のZ1 などの置
換基として挙げたVが置換したアリール基が挙げられ
る。具体的にはp−メトキシフェニル基、p−メチルフ
ェニル基、p−クロロフェニル基などが挙げられ
る。)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数4から8の無置換複素環基
(例えば2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリジル
基)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から1
0、さらに好ましくは炭素数4から8の置換複素環基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した複素環基が挙げられる。具体的には5−メチル−2
−チエニル基、4−メトキシ−2−ピリジル基などが挙
げられる。)脂肪族基としては、炭素数2以上のものが
好ましい。さらに好ましくはエチル基、アリル基、ビニ
ル基、ベンジル基であり、特に好ましくはアリル基、ビ
ニル基、ベンジル基である。
【0055】La 及びLb として、無置換メチレン基、
又は置換メチレン基(例えば前述のZ1 などの置換基と
して挙げたVが置換したメチレン基が挙げられる。具体
的にはメチル基置換メチレン基、エチル基置換メチレン
基、フェニル基置換メチレン基、ヒドロキシ基置換メチ
レン基などが挙げられる。)好ましくは、無置換メチレ
ン基である。
又は置換メチレン基(例えば前述のZ1 などの置換基と
して挙げたVが置換したメチレン基が挙げられる。具体
的にはメチル基置換メチレン基、エチル基置換メチレン
基、フェニル基置換メチレン基、ヒドロキシ基置換メチ
レン基などが挙げられる。)好ましくは、無置換メチレ
ン基である。
【0056】k1 は0〜5の整数、k2 は0〜5の整数
を表す。k1 とk2 の合計は1以上5以下が好ましい。
k1 として好ましくは1、2、3である。さらに好まし
くは2である。k2として好ましくは0、1である。さ
らに好ましくは0である。なお、k1 、k2 が2以上の
時、La 、Lb が繰り返されるが同一である必要はな
い。
を表す。k1 とk2 の合計は1以上5以下が好ましい。
k1 として好ましくは1、2、3である。さらに好まし
くは2である。k2として好ましくは0、1である。さ
らに好ましくは0である。なお、k1 、k2 が2以上の
時、La 、Lb が繰り返されるが同一である必要はな
い。
【0057】一般式(I)のRa 、Rb 、La 、Lb 、
k1 、k2 とRzの例を、下記に示す。なお、Rz1 か
らRz7 の順で好ましい例を示しており、最も好ましく
はRz7 である。
k1 、k2 とRzの例を、下記に示す。なお、Rz1 か
らRz7 の順で好ましい例を示しており、最も好ましく
はRz7 である。
【0058】
【化14】
【0059】一般式(II)、(III )、(IV)中のR
1 、R2 、R3 、R5 およびR7 はそれぞれアルキル基
を表す。R1 およびR2 で表わされるアルキル基として
は、例えば、炭素原子1から18、好ましくは1から
7、特に好ましくは1から4の無置換アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オク
タデシル)、炭素原子数1から18、好ましくは1から
7、特に好ましくは1から4の置換アルキル基(例えば
前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換したアル
キル基が挙げられる。好ましくはアラルキル基(例えば
ベンジル、2−フェニルエチル)、不飽和炭化水素基
(例えばアリル基)、ヒドロキシアルキル基(例えば、
2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル)、カ
ルボキシアルキル基(例えば、2−カルボキシエチル、
3−カルボキシプロピル、4−カルボキシブチル、カル
ボキシメチル)、アルコキシアルキル基(例えば、2−
メトキシエチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチ
ル)、アリーロキシアルキル基(例えば2−フェノキシ
エチル、2−(1−ナフトキシ)エチル)、アルコキシ
カルボニルアルキル基(例えばエトキシカルボニルメチ
ル、2−ベンジルオキシカルボニルエチル)、アリーロ
キシカルボニルアルキル基(例えば3−フェノキシカル
ボニルプロピル)、アシルオキシアルキル基(例えば2
−アセチルオキシエチル)、アシルアルキル基(例えば
2−アセチルエチル)、カルバモイルアルキル基(例え
ば2−モルホリノカルボニルエチル)、スルファモイル
アルキル基(例えばN,N−ジメチルカルバモイルメチ
ル)、スルホアルキル基(例えば、2−スルホエチル、
3−スルホプロピル、3−スルホブチル、4−スルホブ
チル、2−〔3−スルホプロポキシ〕エチル、2−ヒド
ロキシ−3−スルホプロピル、3−スルホプロポキシエ
トキシエチル)、スルファトアルキル基(例えば、3−
フルファトプロピル、4−フルファトブチル)、複素環
置換アルキル基(例えば2−(ピロリジン−2−オン−
1−イル)エチル、テトラヒドロフルフリル)、メタン
スルホニルカルバモイルメチル基など)が挙げられる。
R1 、R2 、R3 、R5 およびR7 のアルキル基として
好ましくは、上述のカルボキシアルキル基、スルホアル
キル基及びRzであり、さらに好ましくは上述のスルホ
アルキル基、及びRzである。
1 、R2 、R3 、R5 およびR7 はそれぞれアルキル基
を表す。R1 およびR2 で表わされるアルキル基として
は、例えば、炭素原子1から18、好ましくは1から
7、特に好ましくは1から4の無置換アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル、オク
タデシル)、炭素原子数1から18、好ましくは1から
7、特に好ましくは1から4の置換アルキル基(例えば
前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換したアル
キル基が挙げられる。好ましくはアラルキル基(例えば
ベンジル、2−フェニルエチル)、不飽和炭化水素基
(例えばアリル基)、ヒドロキシアルキル基(例えば、
2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル)、カ
ルボキシアルキル基(例えば、2−カルボキシエチル、
3−カルボキシプロピル、4−カルボキシブチル、カル
ボキシメチル)、アルコキシアルキル基(例えば、2−
メトキシエチル、2−(2−メトキシエトキシ)エチ
ル)、アリーロキシアルキル基(例えば2−フェノキシ
エチル、2−(1−ナフトキシ)エチル)、アルコキシ
カルボニルアルキル基(例えばエトキシカルボニルメチ
ル、2−ベンジルオキシカルボニルエチル)、アリーロ
キシカルボニルアルキル基(例えば3−フェノキシカル
ボニルプロピル)、アシルオキシアルキル基(例えば2
−アセチルオキシエチル)、アシルアルキル基(例えば
2−アセチルエチル)、カルバモイルアルキル基(例え
ば2−モルホリノカルボニルエチル)、スルファモイル
アルキル基(例えばN,N−ジメチルカルバモイルメチ
ル)、スルホアルキル基(例えば、2−スルホエチル、
3−スルホプロピル、3−スルホブチル、4−スルホブ
チル、2−〔3−スルホプロポキシ〕エチル、2−ヒド
ロキシ−3−スルホプロピル、3−スルホプロポキシエ
トキシエチル)、スルファトアルキル基(例えば、3−
フルファトプロピル、4−フルファトブチル)、複素環
置換アルキル基(例えば2−(ピロリジン−2−オン−
1−イル)エチル、テトラヒドロフルフリル)、メタン
スルホニルカルバモイルメチル基など)が挙げられる。
R1 、R2 、R3 、R5 およびR7 のアルキル基として
好ましくは、上述のカルボキシアルキル基、スルホアル
キル基及びRzであり、さらに好ましくは上述のスルホ
アルキル基、及びRzである。
【0060】Z5 は酸性核を形成するために必要な原子
群を表すが、いかなる一般のメロシアニン色素の酸性核
の形をとることもできる。ここでいう酸性核とは、例え
ばジェイムス(James)編「ザ・セオリー・オブ・ザ・フ
ォトグラフィック・プロセス」(The Theory of the Ph
otographic Process) 第4版、マクミラン出版社、19
77年、198頁により定義される。具体的には、米国
特許第3,567,719号、第3,575,869
号、第3,804,634号、第3,837,862
号、第4,002,480号、第4,925,777
号、特開平3−167546号などに記載されているも
のが挙げられる。
群を表すが、いかなる一般のメロシアニン色素の酸性核
の形をとることもできる。ここでいう酸性核とは、例え
ばジェイムス(James)編「ザ・セオリー・オブ・ザ・フ
ォトグラフィック・プロセス」(The Theory of the Ph
otographic Process) 第4版、マクミラン出版社、19
77年、198頁により定義される。具体的には、米国
特許第3,567,719号、第3,575,869
号、第3,804,634号、第3,837,862
号、第4,002,480号、第4,925,777
号、特開平3−167546号などに記載されているも
のが挙げられる。
【0061】酸性核が、炭素、窒素、及びカルコゲン
(典型的には酸素、硫黄、セレン、及びテルル)原子か
らなる5員又は6員の含窒素複素環を形成するときが好
ましく、具体例としては次の核が挙げられる。2−ピラ
ゾリン−5−オン、ピラゾリジン−3,5−ジオン、イ
ミダゾリン−5−オン、ヒダントイン、2または4−チ
オヒダントイン、2−イミノオキサゾリジン−4−オ
ン、2−オキサゾリン−5−オン、2−チオオキサゾリ
ン−2,4−ジオン、イソオキサゾリン−5−オン、2
−チアゾリン−4−オン、チアゾリジン−4−オン、チ
アゾリジン−2,4−ジオン、ローダニン、チアゾリジ
ン−2,4−ジチオン、イソローダニン、インダン−
1,3−ジオン、チオフェン−3−オン、チオフェン−
3−オン−1,1−ジオキシド、インドリン−2−オ
ン、インドリン−3−オン、2−オキソインダゾリニウ
ム、3−オキソインダゾリニウム、5,7−ジオキソ−
6,7−ジヒドロチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン、
シクロヘキサン−1,3−ジオン、3,4−ジヒドロイ
ソキノリン−4−オン、1,3−ジオキサン−4,6−
ジオン、バルビツール酸、2−チオバルビツール酸、ク
ロマン−2,4−ジオン、インダゾリン−2−オン、ピ
リド〔1,2−a〕ピリミジン−1,3−ジオン、ピラ
ゾロ〔1,5−b〕キナゾロン、ピラゾロ〔1,5−
a〕ベンゾイミダゾール、ピラゾロピリドン、1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン−2,4−ジオン、3−
オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ〔d〕チオフェン−
1,1−ジオキサイド、3−ジシアノメチン−2,3−
ジヒドロベンゾ〔d〕チオフェン−1,1−ジオキサイ
ドの核。
(典型的には酸素、硫黄、セレン、及びテルル)原子か
らなる5員又は6員の含窒素複素環を形成するときが好
ましく、具体例としては次の核が挙げられる。2−ピラ
ゾリン−5−オン、ピラゾリジン−3,5−ジオン、イ
ミダゾリン−5−オン、ヒダントイン、2または4−チ
オヒダントイン、2−イミノオキサゾリジン−4−オ
ン、2−オキサゾリン−5−オン、2−チオオキサゾリ
ン−2,4−ジオン、イソオキサゾリン−5−オン、2
−チアゾリン−4−オン、チアゾリジン−4−オン、チ
アゾリジン−2,4−ジオン、ローダニン、チアゾリジ
ン−2,4−ジチオン、イソローダニン、インダン−
1,3−ジオン、チオフェン−3−オン、チオフェン−
3−オン−1,1−ジオキシド、インドリン−2−オ
ン、インドリン−3−オン、2−オキソインダゾリニウ
ム、3−オキソインダゾリニウム、5,7−ジオキソ−
6,7−ジヒドロチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン、
シクロヘキサン−1,3−ジオン、3,4−ジヒドロイ
ソキノリン−4−オン、1,3−ジオキサン−4,6−
ジオン、バルビツール酸、2−チオバルビツール酸、ク
ロマン−2,4−ジオン、インダゾリン−2−オン、ピ
リド〔1,2−a〕ピリミジン−1,3−ジオン、ピラ
ゾロ〔1,5−b〕キナゾロン、ピラゾロ〔1,5−
a〕ベンゾイミダゾール、ピラゾロピリドン、1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン−2,4−ジオン、3−
オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ〔d〕チオフェン−
1,1−ジオキサイド、3−ジシアノメチン−2,3−
ジヒドロベンゾ〔d〕チオフェン−1,1−ジオキサイ
ドの核。
【0062】Z5 として好ましくはヒダントイン、2ま
たは4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5−オ
ン、2−チオオキサゾリン−2,4−ジオン、チアゾリ
ジン−2,4−ジオン、ローダニン、チアゾリジン−
2,4−ジチオン、バルビツール酸、2−チオバルビツ
ール酸であり、さらに好ましくは、ヒダントイン、2ま
たは4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5−オ
ン、ローダニン、バルビツール酸、2−チオバルビツー
ル酸である。特に好ましくは2または4−チオヒダント
イン、2−オキサゾリン−5−オン、ローダニンであ
る。
たは4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5−オ
ン、2−チオオキサゾリン−2,4−ジオン、チアゾリ
ジン−2,4−ジオン、ローダニン、チアゾリジン−
2,4−ジチオン、バルビツール酸、2−チオバルビツ
ール酸であり、さらに好ましくは、ヒダントイン、2ま
たは4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5−オ
ン、ローダニン、バルビツール酸、2−チオバルビツー
ル酸である。特に好ましくは2または4−チオヒダント
イン、2−オキサゾリン−5−オン、ローダニンであ
る。
【0063】Z7 によって形成される5員又は6員の含
窒素複素環は、Z5 によって表される複素環からオキソ
基、又はチオキソ基を除いたものである。好ましくはヒ
ダントイン、2または4−チオヒダントイン、2−オキ
サゾリン−5−オン、2−チオオキサゾリン−2,4−
ジオン、チアゾリジン−2,4−ジオン、ローダニン、
チアゾリジン−2,4−ジチオン、バルビツール酸、2
−チオバルビツール酸からオキソ基、又はチオキソ基を
除いたものであり、さらに好ましくは、ヒダントイン、
2または4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5
−オン、ローダニン、バルビツール酸、2−チオバルビ
ツール酸からオキソ基、又はチオキソ基を除いたもので
あり、特に好ましくは2または4−チオヒダントイン、
2−オキサゾリン−5−オン、ローダニンからオキソ
基、又はチオキソ基を除いたものである。
窒素複素環は、Z5 によって表される複素環からオキソ
基、又はチオキソ基を除いたものである。好ましくはヒ
ダントイン、2または4−チオヒダントイン、2−オキ
サゾリン−5−オン、2−チオオキサゾリン−2,4−
ジオン、チアゾリジン−2,4−ジオン、ローダニン、
チアゾリジン−2,4−ジチオン、バルビツール酸、2
−チオバルビツール酸からオキソ基、又はチオキソ基を
除いたものであり、さらに好ましくは、ヒダントイン、
2または4−チオヒダントイン、2−オキサゾリン−5
−オン、ローダニン、バルビツール酸、2−チオバルビ
ツール酸からオキソ基、又はチオキソ基を除いたもので
あり、特に好ましくは2または4−チオヒダントイン、
2−オキサゾリン−5−オン、ローダニンからオキソ
基、又はチオキソ基を除いたものである。
【0064】R4 、及びR6 として表されるアルキル基
としては、上述のR1 などの例として挙げた無置換アル
キル基又は置換アルキル基が挙げられ、同様なものが好
ましい。また、炭素数6から20、好ましくは炭素数6
から10、さらに好ましくは炭素数6から8の無置換ア
リール基(例えばフェニル基、1−ナフチル基)、炭素
数6から20、好ましくは炭素数6から10、さらに好
ましくは炭素数6から8の置換アリール基(例えば前述
のZ1 などの置換基として挙げたVが置換したアリール
基が挙げられる。具体的にはp−メトキシフェニル基、
p−メチルフェニル基、p−クロロフェニル基などが挙
げられる。)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3
から10、さらに好ましくは炭素数4から8の無置換複
素環基(例えば2−フリル基、2−チエニル基、2−ピ
リジル基、3−ピラゾリル、3−イソオキサゾリル、3
−イソチアゾリル、2−イミダゾリル、2−オキサゾリ
ル、2−チアゾリル、2−ピリダジル、2−ピリミジ
ル、3−ピラジル、2−(1,3,5−トリアゾリ
ル)、3−(1,2,4−トリアゾリル)、5−テトラ
ゾリル)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から
10、さらに好ましくは炭素数4から8の置換複素環基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した複素環基が挙げられる。具体的には5−メチル−2
−チエニル基、4−メトキシ−2−ピリジル基などが挙
げられる。)が挙げられる。R4 及びR6 として好まし
いものはメチル、エチル、2−スルホエチル、3−スル
ホプロピル、3−スルホブチル、4−スルホブチル、カ
ルボキシメチル、フェニル、2−ピリジル、2−チアゾ
リルであり、さらに好ましくはエチル、2−スルホエチ
ル、カルボキシメチル、フェニル、2−ピリジルであ
る。
としては、上述のR1 などの例として挙げた無置換アル
キル基又は置換アルキル基が挙げられ、同様なものが好
ましい。また、炭素数6から20、好ましくは炭素数6
から10、さらに好ましくは炭素数6から8の無置換ア
リール基(例えばフェニル基、1−ナフチル基)、炭素
数6から20、好ましくは炭素数6から10、さらに好
ましくは炭素数6から8の置換アリール基(例えば前述
のZ1 などの置換基として挙げたVが置換したアリール
基が挙げられる。具体的にはp−メトキシフェニル基、
p−メチルフェニル基、p−クロロフェニル基などが挙
げられる。)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3
から10、さらに好ましくは炭素数4から8の無置換複
素環基(例えば2−フリル基、2−チエニル基、2−ピ
リジル基、3−ピラゾリル、3−イソオキサゾリル、3
−イソチアゾリル、2−イミダゾリル、2−オキサゾリ
ル、2−チアゾリル、2−ピリダジル、2−ピリミジ
ル、3−ピラジル、2−(1,3,5−トリアゾリ
ル)、3−(1,2,4−トリアゾリル)、5−テトラ
ゾリル)、炭素数1から20、好ましくは炭素数3から
10、さらに好ましくは炭素数4から8の置換複素環基
(例えば前述のZ1 などの置換基として挙げたVが置換
した複素環基が挙げられる。具体的には5−メチル−2
−チエニル基、4−メトキシ−2−ピリジル基などが挙
げられる。)が挙げられる。R4 及びR6 として好まし
いものはメチル、エチル、2−スルホエチル、3−スル
ホプロピル、3−スルホブチル、4−スルホブチル、カ
ルボキシメチル、フェニル、2−ピリジル、2−チアゾ
リルであり、さらに好ましくはエチル、2−スルホエチ
ル、カルボキシメチル、フェニル、2−ピリジルであ
る。
【0065】L1 、00653 、L4 、L5 、L6 、L
7 、L8 、L9 、L10、L11、L12、L13、L14、
L15、L16、L17、L18、L19、L20、L21、及びL22
はそれぞれ独立にメチン基を表す。L1 〜L22で表され
るメチン基は置換基を有していてもよく、置換基として
は例えば置換もしくは無置換の炭素数1から15、好ま
しくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1か
ら5のアルキル基(例えばメチル、エチル、2−カルボ
キシエチル)、置換もしくは無置換の炭素数6から2
0、好ましくは炭素数6から15、さらに好ましくは炭
素数6から10のアリール基(例えばフェニル、o−カ
ルボキシフェニル)、置換もしくは無置換の炭素数3か
ら20、好ましくは炭素数4から15、さらに好ましく
は炭素数6から10の複素環基(例えばN,N−ジエチ
ルバルビツール酸基)、ハロゲン原子(例えば塩素、臭
素、フッ素、沃素)、炭素数1から15、好ましくは炭
素数1から10、さらに好ましくは炭素数1から5のア
ルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ)、炭素数1か
ら15、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から5のアルキルチオ基(例えばメチルチ
オ、エチルチオ)、炭素数6から20、好ましくは炭素
数6から15、さらに好ましくは炭素数6から10のア
リールチオ基(例えばフェニルチオ)、炭素数0から1
5、好ましくは炭素数2から10、さらに好ましくは炭
素数4から10のアミノ基(例えば、N,N−ジフェニ
ルアミノ、N−メチル−N−フェニルアミノ、N−メチ
ルピペラジノ)等が挙げられる。また他のメチン基と環
を形成してもよく、あるいは助色団と環を形成すること
もできる。ここで助色団とは例えば、Z1 〜Z8 で表さ
れる複素環等が挙げられる。
7 、L8 、L9 、L10、L11、L12、L13、L14、
L15、L16、L17、L18、L19、L20、L21、及びL22
はそれぞれ独立にメチン基を表す。L1 〜L22で表され
るメチン基は置換基を有していてもよく、置換基として
は例えば置換もしくは無置換の炭素数1から15、好ま
しくは炭素数1から10、さらに好ましくは炭素数1か
ら5のアルキル基(例えばメチル、エチル、2−カルボ
キシエチル)、置換もしくは無置換の炭素数6から2
0、好ましくは炭素数6から15、さらに好ましくは炭
素数6から10のアリール基(例えばフェニル、o−カ
ルボキシフェニル)、置換もしくは無置換の炭素数3か
ら20、好ましくは炭素数4から15、さらに好ましく
は炭素数6から10の複素環基(例えばN,N−ジエチ
ルバルビツール酸基)、ハロゲン原子(例えば塩素、臭
素、フッ素、沃素)、炭素数1から15、好ましくは炭
素数1から10、さらに好ましくは炭素数1から5のア
ルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ)、炭素数1か
ら15、好ましくは炭素数1から10、さらに好ましく
は炭素数1から5のアルキルチオ基(例えばメチルチ
オ、エチルチオ)、炭素数6から20、好ましくは炭素
数6から15、さらに好ましくは炭素数6から10のア
リールチオ基(例えばフェニルチオ)、炭素数0から1
5、好ましくは炭素数2から10、さらに好ましくは炭
素数4から10のアミノ基(例えば、N,N−ジフェニ
ルアミノ、N−メチル−N−フェニルアミノ、N−メチ
ルピペラジノ)等が挙げられる。また他のメチン基と環
を形成してもよく、あるいは助色団と環を形成すること
もできる。ここで助色団とは例えば、Z1 〜Z8 で表さ
れる複素環等が挙げられる。
【0066】n1 、n2 、n3 としては好ましくは0又
は1であり、さらに好ましくは1である。n4 として好
ましくは0、1であり、さらに好ましくは0である。n
1 〜n4 が2以上の時、メチン基が繰り返されるが同一
である必要はない。
は1であり、さらに好ましくは1である。n4 として好
ましくは0、1であり、さらに好ましくは0である。n
1 〜n4 が2以上の時、メチン基が繰り返されるが同一
である必要はない。
【0067】M1 、M2 、M3 、及びM4 は色素のイオ
ン電荷を中性にするために必要であるとき、陽イオン又
は陰イオンの存在を示すために式の中に含められてい
る。典型的な陽イオンとしては水素イオン(H+)、ア
ルカリ金属イオン(例えばナトリウムイオン、カリウム
イオン、リチウムイオン)、アルカリ土類金属イオン
(例えばカルシウムイオン)などの無機陽イオン、アン
モニウムイオン(例えば、アンモニウムイオン、テトラ
アルキルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン、エ
チルピリジニウムイオン)などの有機イオンが挙げられ
る。陰イオンは無機陰イオンあるいは有機陰イオンのい
ずれであってもよく、ハロゲン陰イオン(例えばフッ素
イオン、塩素イオン、ヨウ素イオン)、置換アリールス
ルホン酸イオン(例えばp−トルエンスルホン酸イオ
ン、p−クロルベンゼンスルホン酸イオン)、アリール
ジスルホン酸イオン(例えば1,3−ベンゼンスルホン
酸イオン、1,5−ナフタレンジスルホン酸イオン、
2,6−ナフタレンジスルホン酸イオン)、アルキル硫
酸イオン(例えばメチル硫酸イオン)、硫酸イオン、チ
オシアン酸イオン、過塩素酸イオン、テトラフルオロホ
ウ酸イオン、ピクリン酸イオン、酢酸イオン、トリフル
オロメタンスルホン酸イオンが挙げられる。さらに、イ
オン性ポリマー又は色素と逆電荷を有する他の色素を用
いても良い。m1 、m2 、m3 、及びm4 は電荷を均衡
させるのに必要な数を表わし、分子内で塩を形成する場
合に0である。m1 、m2 、m3 、及びm4 として、好
ましくは0以上6以下、さらに好ましくは0以上〜4以
下、特に好ましくは0以上〜1以下の数である。p1 、
p2 、p3 、p4 、p5 、及びp6 はそれぞれ独立に0
または1を表す。好ましくは0である。
ン電荷を中性にするために必要であるとき、陽イオン又
は陰イオンの存在を示すために式の中に含められてい
る。典型的な陽イオンとしては水素イオン(H+)、ア
ルカリ金属イオン(例えばナトリウムイオン、カリウム
イオン、リチウムイオン)、アルカリ土類金属イオン
(例えばカルシウムイオン)などの無機陽イオン、アン
モニウムイオン(例えば、アンモニウムイオン、テトラ
アルキルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン、エ
チルピリジニウムイオン)などの有機イオンが挙げられ
る。陰イオンは無機陰イオンあるいは有機陰イオンのい
ずれであってもよく、ハロゲン陰イオン(例えばフッ素
イオン、塩素イオン、ヨウ素イオン)、置換アリールス
ルホン酸イオン(例えばp−トルエンスルホン酸イオ
ン、p−クロルベンゼンスルホン酸イオン)、アリール
ジスルホン酸イオン(例えば1,3−ベンゼンスルホン
酸イオン、1,5−ナフタレンジスルホン酸イオン、
2,6−ナフタレンジスルホン酸イオン)、アルキル硫
酸イオン(例えばメチル硫酸イオン)、硫酸イオン、チ
オシアン酸イオン、過塩素酸イオン、テトラフルオロホ
ウ酸イオン、ピクリン酸イオン、酢酸イオン、トリフル
オロメタンスルホン酸イオンが挙げられる。さらに、イ
オン性ポリマー又は色素と逆電荷を有する他の色素を用
いても良い。m1 、m2 、m3 、及びm4 は電荷を均衡
させるのに必要な数を表わし、分子内で塩を形成する場
合に0である。m1 、m2 、m3 、及びm4 として、好
ましくは0以上6以下、さらに好ましくは0以上〜4以
下、特に好ましくは0以上〜1以下の数である。p1 、
p2 、p3 、p4 、p5 、及びp6 はそれぞれ独立に0
または1を表す。好ましくは0である。
【0068】一般式(V)において、R8 およびR9 と
して好ましくは、炭素数18以下の無置換アルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、オクチル、デシル、ドデシル、オクタデシル)、ま
たは置換アルキル基{置換基として例えば、カルボキシ
基、スルホ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ
素、塩素、臭素である。)、ヒドロキシ基、炭素数8以
下のアルコシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、ベン
ジルオキシカルボニル)、炭素数8以下のアルコキシ基
(例えばメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ、フェネ
チルオキシ)、炭素数10以下の単環式のアリールオキ
シ基(例えばフェノキシ、p−トリルオキシ)、炭素数
3以下のアシルオキシ基(例えばアセチルオキシ、プロ
ピオニルオキシ)、炭素数8以下のアシル基(例えばア
セチル、プロピオニル、ベンゾイル、メシル)、カルバ
モイル基(例えばカルバモイル、N,N−ジメチルカル
バモイル、モルホリノカルボニル、ピペリジノカルボニ
ル)、スルファモイル基(例えばスルファモイル、N,
N−ジメチルスルファモイル、モルホリノスルホニル、
ピペリジノスルホニル)、炭素数8以下のアルキルスル
ホニルカルバモイル基(例えばメタンスルホニルカルバ
モイル)、炭素数8以下のアルキルカルボニルスルファ
モイル基(例えばアセチルスルファモイル)、炭素数1
0以下のアリール基(例えばフェニル、4−クロルフェ
ニル、4−メチルフェニル、α−ナフチル)で置換され
た炭素数18以下のアルキル基}が挙げられる。好まし
くは、カルボキシアルキル基(例えば2−カルボキシエ
チル基、カルボキシメチル基)、スルホアルキル基(例
えば、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、4
−スルホブチル基、3−スルホブチル基)、メタンスル
ホニルカルバモイルメチル基である。最も好ましくは、
炭素数2以上4以下のスルホアルキル基(具体的にはス
ルホエチル基、スルホプロピル基、3−スルホブチル
基、4−スルホブチル基)である。Xは電荷のバランス
をとるために必要なイオンを表わし、mは各々0または
1であり、分子内塩を形成する場合は0である。Z9 及
びZ10によって形成される芳香族環と縮合されたオキサ
ゾール環の例としては以下のものが挙げられる。
して好ましくは、炭素数18以下の無置換アルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、オクチル、デシル、ドデシル、オクタデシル)、ま
たは置換アルキル基{置換基として例えば、カルボキシ
基、スルホ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ
素、塩素、臭素である。)、ヒドロキシ基、炭素数8以
下のアルコシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、フェノキシカルボニル、ベン
ジルオキシカルボニル)、炭素数8以下のアルコキシ基
(例えばメトキシ、エトキシ、ベンジルオキシ、フェネ
チルオキシ)、炭素数10以下の単環式のアリールオキ
シ基(例えばフェノキシ、p−トリルオキシ)、炭素数
3以下のアシルオキシ基(例えばアセチルオキシ、プロ
ピオニルオキシ)、炭素数8以下のアシル基(例えばア
セチル、プロピオニル、ベンゾイル、メシル)、カルバ
モイル基(例えばカルバモイル、N,N−ジメチルカル
バモイル、モルホリノカルボニル、ピペリジノカルボニ
ル)、スルファモイル基(例えばスルファモイル、N,
N−ジメチルスルファモイル、モルホリノスルホニル、
ピペリジノスルホニル)、炭素数8以下のアルキルスル
ホニルカルバモイル基(例えばメタンスルホニルカルバ
モイル)、炭素数8以下のアルキルカルボニルスルファ
モイル基(例えばアセチルスルファモイル)、炭素数1
0以下のアリール基(例えばフェニル、4−クロルフェ
ニル、4−メチルフェニル、α−ナフチル)で置換され
た炭素数18以下のアルキル基}が挙げられる。好まし
くは、カルボキシアルキル基(例えば2−カルボキシエ
チル基、カルボキシメチル基)、スルホアルキル基(例
えば、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、4
−スルホブチル基、3−スルホブチル基)、メタンスル
ホニルカルバモイルメチル基である。最も好ましくは、
炭素数2以上4以下のスルホアルキル基(具体的にはス
ルホエチル基、スルホプロピル基、3−スルホブチル
基、4−スルホブチル基)である。Xは電荷のバランス
をとるために必要なイオンを表わし、mは各々0または
1であり、分子内塩を形成する場合は0である。Z9 及
びZ10によって形成される芳香族環と縮合されたオキサ
ゾール環の例としては以下のものが挙げられる。
【0069】ベンゾオキサゾール核(ベンゾオキサゾー
ル、5−クロロベンゾオキサゾール、5−メチルベンゾ
オキサゾール、5−ブロモベンゾオキサゾール、5−フ
ルオロベンゾオキサゾール、5−フェニルベンゾオキサ
ゾール、5−メトキシベンゾオキサゾール、5−ニトロ
ベンゾオキサゾール、5−トリフルオロメチルベンゾオ
キサゾール、5−ヒドロキシベンゾオキサゾール、5−
カルボキシベンゾオキサゾール、6−メチルベンゾオキ
サゾール、6−クロロベンゾオキサゾール、6−ニトロ
ベンゾオキサゾール、6−メトキシベンゾオキサゾー
ル、6−ヒドロキシベンゾオキサゾール、5,6−ジメ
チルベンゾオキサゾール、4,6−ジメチルベンゾオキ
サゾール、5−エトキシベンゾオキサゾール)、ナフト
オキサゾール核(例えば、ナフト〔2,1−d〕オキサ
ゾール、ナフト〔1,2−d〕オキサゾール、ナフト
〔2,3−d〕オキサゾール、5−ニトロナフト〔2,
1−d〕オキサゾール)。本発明は置換もしくは無置換
のベンゾオキサゾール核を有する場合に、特に効果があ
る。
ル、5−クロロベンゾオキサゾール、5−メチルベンゾ
オキサゾール、5−ブロモベンゾオキサゾール、5−フ
ルオロベンゾオキサゾール、5−フェニルベンゾオキサ
ゾール、5−メトキシベンゾオキサゾール、5−ニトロ
ベンゾオキサゾール、5−トリフルオロメチルベンゾオ
キサゾール、5−ヒドロキシベンゾオキサゾール、5−
カルボキシベンゾオキサゾール、6−メチルベンゾオキ
サゾール、6−クロロベンゾオキサゾール、6−ニトロ
ベンゾオキサゾール、6−メトキシベンゾオキサゾー
ル、6−ヒドロキシベンゾオキサゾール、5,6−ジメ
チルベンゾオキサゾール、4,6−ジメチルベンゾオキ
サゾール、5−エトキシベンゾオキサゾール)、ナフト
オキサゾール核(例えば、ナフト〔2,1−d〕オキサ
ゾール、ナフト〔1,2−d〕オキサゾール、ナフト
〔2,3−d〕オキサゾール、5−ニトロナフト〔2,
1−d〕オキサゾール)。本発明は置換もしくは無置換
のベンゾオキサゾール核を有する場合に、特に効果があ
る。
【0070】Q1 で表わされる置換されていてもよいア
ルキル基としては例えば、炭素数3〜18、好ましくは
3〜7、特に好ましくは3〜4、のアルキル基(例え
ば、プロピル基、イソプロピル、ブチル基、イソブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基)、ヒドロキシアルキル基(例えば、2−ヒドロキ
シプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基)、カルボキ
シアルキル基(例えば、3−カルボキシプロピル基、4
−カルボキシブチル基)、アルコキシアルキル基(例え
ば、3−メトキシプロピル基、3−(2−メトキシエト
キシ)プロピル基)、スルホアルキル基(例えば、2−
スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホブ
チル基、4−スルホブチル基、3−〔3−スルホプロポ
キシ〕エチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル
基、スルファトアルキル基(例えば、3−スルファトプ
ロピル基、4−スルファトブチル基)、複素環置換アル
キル基(例えば2−(ピロリジン−2−オン−1−イ
ル)プロピル基、3−モルホリノプロピル基)、3−ア
セトシキプロピル基、カルボメトキシプロピル基、メタ
ンスルホニルアミノプロピル基、アリル基)、ハロゲン
化アルキル基(例えば4−ブロモブチル、3−ブロモプ
ロピル、3−クロロプロピル)、アリールアルキル基
(例えば、フェニルプロピル)、アシルアルキル基(例
えばアセチルプロピル)があり、最も好ましくはプロピ
ル基である。
ルキル基としては例えば、炭素数3〜18、好ましくは
3〜7、特に好ましくは3〜4、のアルキル基(例え
ば、プロピル基、イソプロピル、ブチル基、イソブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基、オクタデシ
ル基)、ヒドロキシアルキル基(例えば、2−ヒドロキ
シプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基)、カルボキ
シアルキル基(例えば、3−カルボキシプロピル基、4
−カルボキシブチル基)、アルコキシアルキル基(例え
ば、3−メトキシプロピル基、3−(2−メトキシエト
キシ)プロピル基)、スルホアルキル基(例えば、2−
スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホブ
チル基、4−スルホブチル基、3−〔3−スルホプロポ
キシ〕エチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル
基、スルファトアルキル基(例えば、3−スルファトプ
ロピル基、4−スルファトブチル基)、複素環置換アル
キル基(例えば2−(ピロリジン−2−オン−1−イ
ル)プロピル基、3−モルホリノプロピル基)、3−ア
セトシキプロピル基、カルボメトキシプロピル基、メタ
ンスルホニルアミノプロピル基、アリル基)、ハロゲン
化アルキル基(例えば4−ブロモブチル、3−ブロモプ
ロピル、3−クロロプロピル)、アリールアルキル基
(例えば、フェニルプロピル)、アシルアルキル基(例
えばアセチルプロピル)があり、最も好ましくはプロピ
ル基である。
【0071】以下に本発明の一般式(I)、(II)、
(III )、(IV)および(V)の化合物の具体例を示す
が、これにより本発明が制限されるわけではない。な
お、一般式(II)、(III )、(IV)は一般式(I)の
下位概念であるので、一般式(I)の具体例としては、
これらの下位概念の化合物を除いた化合物を挙げた。一
般式(II)の化合物の具体例
(III )、(IV)および(V)の化合物の具体例を示す
が、これにより本発明が制限されるわけではない。な
お、一般式(II)、(III )、(IV)は一般式(I)の
下位概念であるので、一般式(I)の具体例としては、
これらの下位概念の化合物を除いた化合物を挙げた。一
般式(II)の化合物の具体例
【0072】
【化15】
【0073】
【化16】
【0074】
【化17】
【0075】
【化18】
【0076】
【化19】
【0077】
【化20】
【0078】
【化21】
【0079】
【化22】
【0080】
【化23】
【0081】
【化24】
【0082】
【化25】
【0083】一般式(III )の化合物の具体例
【0084】
【化26】
【0085】
【化27】
【0086】
【化28】
【0087】一般式(IV)の化合物の具体例
【0088】
【化29】
【0089】
【化30】
【0090】
【化31】
【0091】一般式(I)の化合物の具体例
【0092】
【化32】
【0093】
【化33】
【0094】一般式(V)の化合物の具体例
【0095】
【化34】
【0096】
【化35】
【0097】
【化36】
【0098】
【化37】
【0099】
【化38】
【0100】
【化39】
【0101】本発明の一般式(V)で表される化合物の
最も好ましい実施態様は、5位が置換された(クロロ、
フェニル、メチル、ブロモ、ヨード等)ベンゾオキサゾ
ール環を有し、R8 、R9 は少なくとも一方がスルホア
ルキル基で、かつQ1 がプロピル基、ブチル基であるオ
キサカルボシアニン色素である。
最も好ましい実施態様は、5位が置換された(クロロ、
フェニル、メチル、ブロモ、ヨード等)ベンゾオキサゾ
ール環を有し、R8 、R9 は少なくとも一方がスルホア
ルキル基で、かつQ1 がプロピル基、ブチル基であるオ
キサカルボシアニン色素である。
【0102】本発明の一般式(I)〜(V)で表される
化合物は、エフ・エム・ハーマー(F.M.Harmer)著「ヘテ
ロサイクリック・コンパウンズ−シアニンダイズ・アン
ド・リレィティド・コンパウンズ(Heterocyclic Compou
nds-Cyanine Dyes and Related Compounds) 」、ジョン
・ウィリー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons) 社−
ニューヨーク、ロンドン、1964年刊、デー・エム・
スターマー(D.M.Sturmer) 著「ヘテロサイクリック・コ
ンパウンズ−スペシャル・トピックス・イン、ヘテロサ
イクリック・ケミストリー(Heterocyclic Compounds-Sp
ecial topics in heterocyclic chemistry) 」、第18
章、第14節、第482から515項、ジョン・ウィリ
ー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニューヨ
ーク、ロンドン、1977年刊、「ロッズ・ケミストリ
ー・オブ・カーボン・コンパウンズ(Rodd's Chemistry
of Carbon Compounds) 」2nd.Ed.vol.IV.partB.197
7刊、第15章、第369から422項、エルセビア・
サイエンス・パブリック・カンパニー・インク(Elsevie
r Science Publishing Company Inc.)社刊、ニューヨー
ク、などに記載の方法に基づいて合成することができ
る。
化合物は、エフ・エム・ハーマー(F.M.Harmer)著「ヘテ
ロサイクリック・コンパウンズ−シアニンダイズ・アン
ド・リレィティド・コンパウンズ(Heterocyclic Compou
nds-Cyanine Dyes and Related Compounds) 」、ジョン
・ウィリー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons) 社−
ニューヨーク、ロンドン、1964年刊、デー・エム・
スターマー(D.M.Sturmer) 著「ヘテロサイクリック・コ
ンパウンズ−スペシャル・トピックス・イン、ヘテロサ
イクリック・ケミストリー(Heterocyclic Compounds-Sp
ecial topics in heterocyclic chemistry) 」、第18
章、第14節、第482から515項、ジョン・ウィリ
ー・アンド・サンズ(John Wiley & Sons)社−ニューヨ
ーク、ロンドン、1977年刊、「ロッズ・ケミストリ
ー・オブ・カーボン・コンパウンズ(Rodd's Chemistry
of Carbon Compounds) 」2nd.Ed.vol.IV.partB.197
7刊、第15章、第369から422項、エルセビア・
サイエンス・パブリック・カンパニー・インク(Elsevie
r Science Publishing Company Inc.)社刊、ニューヨー
ク、などに記載の方法に基づいて合成することができ
る。
【0103】合成例(化合物II−1の合成) 化合物II−1は下記スキームに従って合成した。
【0104】
【化40】
【0105】a)1−エチル−1,3−プロパンサルト
ンの合成 エチレングリコール68g(1.09mol)、プロピ
ルスルホニルクロリド343.2g(2.406mo
l)、及びジクロロメタン650mlを攪拌下、ドライ
アイス/アセトンで冷却し、トリエチルアミン335.
4ml(2.406mol)を25分間かけて滴下し
た。内温は−10℃以下を維持した。さらに、室温下4
時間攪拌後、反応液を水11に加え、ジクロロメタン層
を抽出した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して無色液体の(A)を287g得た。収率96
%。(A)を200g(0.729mol)とテトラヒ
ドロフラン21を攪拌下、−78℃に冷却し、ノルマル
ブチルリチウム(1.65mol/l)溶液464ml
(0.765mol)を30分間かけて滴下した。さら
に、−15℃で1時間攪拌した後に、反応液を酢酸エチ
ル31/水1.51に加え、酢酸エチル層を抽出した。
さらに硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した
後に減圧蒸留により、無色液体の1−エチル−1,3−
プロパンサルトン53g(115−122℃/2mmH
g、収率48%)を得た。
ンの合成 エチレングリコール68g(1.09mol)、プロピ
ルスルホニルクロリド343.2g(2.406mo
l)、及びジクロロメタン650mlを攪拌下、ドライ
アイス/アセトンで冷却し、トリエチルアミン335.
4ml(2.406mol)を25分間かけて滴下し
た。内温は−10℃以下を維持した。さらに、室温下4
時間攪拌後、反応液を水11に加え、ジクロロメタン層
を抽出した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去して無色液体の(A)を287g得た。収率96
%。(A)を200g(0.729mol)とテトラヒ
ドロフラン21を攪拌下、−78℃に冷却し、ノルマル
ブチルリチウム(1.65mol/l)溶液464ml
(0.765mol)を30分間かけて滴下した。さら
に、−15℃で1時間攪拌した後に、反応液を酢酸エチ
ル31/水1.51に加え、酢酸エチル層を抽出した。
さらに硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した
後に減圧蒸留により、無色液体の1−エチル−1,3−
プロパンサルトン53g(115−122℃/2mmH
g、収率48%)を得た。
【0106】b)4級塩の合成 5−フェニル−2−メチルベンゾオキサゾール4g
(0.019mol)と1−エチル−1,3−プロパン
サルトン3.4g(0.023mol)とを150℃の
油浴上で2時間加熱攪拌した。反応液を攪拌しながら酢
酸エチル50mlを加え、反応液が室温に達した後に、
得られた結晶を吸収ろ過によりろ別して、乾燥した。
(B)(無色粉末、収量6.75g、収率99%、融点
265〜270℃)
(0.019mol)と1−エチル−1,3−プロパン
サルトン3.4g(0.023mol)とを150℃の
油浴上で2時間加熱攪拌した。反応液を攪拌しながら酢
酸エチル50mlを加え、反応液が室温に達した後に、
得られた結晶を吸収ろ過によりろ別して、乾燥した。
(B)(無色粉末、収量6.75g、収率99%、融点
265〜270℃)
【0107】c)化合物(II−1)の合成 (B)6.75g(0.019mol)、オルソプロピ
オン酸エチルエステル17ml(0.0845mo
l)、酢酸11ml、及びピリジン11mlを140℃
の油浴上で加熱攪拌し、さらにトリエチルアミン7ml
(0.05mol)を加え、2時間加熱攪拌した。反応
液を攪拌しながら酢酸エチル100mlを加え、反応液
が室温に達した後に、得られた結晶を吸引ろ過によりろ
別した。得られた結晶を、メタノール50mlに溶解
し、酢酸カリウム0.9g/メタノール(20ml)溶
液を加え、得られた結晶を吸引ろ過によりろ別した。さ
らに、この結晶をメタノール50mlを加え加熱還流し
て溶解させた後、自然ろ過し、ろ液の溶媒を約20ml
常圧下留去して、室温になるまで放冷した。析出した結
晶を吸引ろ過によりろ別し乾燥した。(II−1)(赤色
粉末、収量0.85g、収率11.4%、λmax=5
02nm、ε=143000(メタノール)融点220
℃以上で分解)
オン酸エチルエステル17ml(0.0845mo
l)、酢酸11ml、及びピリジン11mlを140℃
の油浴上で加熱攪拌し、さらにトリエチルアミン7ml
(0.05mol)を加え、2時間加熱攪拌した。反応
液を攪拌しながら酢酸エチル100mlを加え、反応液
が室温に達した後に、得られた結晶を吸引ろ過によりろ
別した。得られた結晶を、メタノール50mlに溶解
し、酢酸カリウム0.9g/メタノール(20ml)溶
液を加え、得られた結晶を吸引ろ過によりろ別した。さ
らに、この結晶をメタノール50mlを加え加熱還流し
て溶解させた後、自然ろ過し、ろ液の溶媒を約20ml
常圧下留去して、室温になるまで放冷した。析出した結
晶を吸引ろ過によりろ別し乾燥した。(II−1)(赤色
粉末、収量0.85g、収率11.4%、λmax=5
02nm、ε=143000(メタノール)融点220
℃以上で分解)
【0108】合成例2(化合物II−2の合成) 化合物II−2は下記スキームに従って合成した。
【0109】
【化41】
【0110】a)1−フェニル−1,3−プロパンサル
トンの合成 合成例1a)に示した方法で、プロピルスルホニルクロ
リドの代わりにベンジルスルホニルクロリドを使用した
以外は、同様にして合成した。
トンの合成 合成例1a)に示した方法で、プロピルスルホニルクロ
リドの代わりにベンジルスルホニルクロリドを使用した
以外は、同様にして合成した。
【0111】b)4級塩の合成 5−フェニル−2−メチルベンゾオキサゾール2.5g
(0.012mol)と1−フェニル−1,3−プロパ
ンサルトン2.6g(0.013mol)とを150℃
の油浴上で4時間加熱攪拌した。反応液を攪拌しながら
酢酸エチル50mlを加え、反応液が室温に達した後
に、得られた結晶を吸引ろ過によりろ別して、乾燥し
た。(C)(無色粉末、収量4.84g、収率100
%、融点300℃以上) c)化合物(II−2)の合成 (B)の代わりに(C)、酢酸カリウムの代わりに酢酸
ナトリウムを使用した以外は、合成例1のc)と同様な
方法で(II−2)を得た。(赤色粉末、収率7%、λm
ax=505nm、ε=146000(メタノール)、
融点195〜200℃)
(0.012mol)と1−フェニル−1,3−プロパ
ンサルトン2.6g(0.013mol)とを150℃
の油浴上で4時間加熱攪拌した。反応液を攪拌しながら
酢酸エチル50mlを加え、反応液が室温に達した後
に、得られた結晶を吸引ろ過によりろ別して、乾燥し
た。(C)(無色粉末、収量4.84g、収率100
%、融点300℃以上) c)化合物(II−2)の合成 (B)の代わりに(C)、酢酸カリウムの代わりに酢酸
ナトリウムを使用した以外は、合成例1のc)と同様な
方法で(II−2)を得た。(赤色粉末、収率7%、λm
ax=505nm、ε=146000(メタノール)、
融点195〜200℃)
【0112】一般式(I)〜(V)で表わされる化合物
(増感色素)の添加量はハロゲン化銀1モルあたり0.5
×10-6モル〜1.0×10-2モルの範囲が好ましい。更
に好ましくは、1.0×10-5モル〜5.0×10-3モルの
範囲である。一般式(I)〜(V)で表わされる化合物
(増感色素)はハロゲン化銀粒子の形成過程、或いは化
学増感過程において添加してもよく、塗布時に添加して
もよい。特に一般式(I)〜(V)で表わされる化合物
(増感色素)をハロゲン化銀乳剤粒子形成中に添加する
方法としては米国特許4,225,666号、同4,8
28,972号、特開昭61−103,149号を参考
にすることができる。また、増感色素をハロゲン化銀乳
剤の脱塩工程において添加する方法としては欧州特許2
91,339−A号、特開昭64−52,137号を参
考にすることができる。また、増感色素を化学増感工程
において添加する方法は特開昭59−48,756号を
参考にすることができる。本発明においては、セレン増
感剤、硫黄増感剤、金増感剤等の化学増感剤が添加され
る前に本発明の一般式(I)〜(V)で表わされる化合
物(増感色素)を乳剤中に添加することが最も好まし
い。
(増感色素)の添加量はハロゲン化銀1モルあたり0.5
×10-6モル〜1.0×10-2モルの範囲が好ましい。更
に好ましくは、1.0×10-5モル〜5.0×10-3モルの
範囲である。一般式(I)〜(V)で表わされる化合物
(増感色素)はハロゲン化銀粒子の形成過程、或いは化
学増感過程において添加してもよく、塗布時に添加して
もよい。特に一般式(I)〜(V)で表わされる化合物
(増感色素)をハロゲン化銀乳剤粒子形成中に添加する
方法としては米国特許4,225,666号、同4,8
28,972号、特開昭61−103,149号を参考
にすることができる。また、増感色素をハロゲン化銀乳
剤の脱塩工程において添加する方法としては欧州特許2
91,339−A号、特開昭64−52,137号を参
考にすることができる。また、増感色素を化学増感工程
において添加する方法は特開昭59−48,756号を
参考にすることができる。本発明においては、セレン増
感剤、硫黄増感剤、金増感剤等の化学増感剤が添加され
る前に本発明の一般式(I)〜(V)で表わされる化合
物(増感色素)を乳剤中に添加することが最も好まし
い。
【0113】本発明の一般式(I)〜(V)で表わされ
る化合物(増感色素)の添加する形態としては、水やメ
タノール等の溶媒に溶かしてもよいが、好ましくは特公
昭61−45217記載の方法などにより実質的に有機
溶剤および/または界面活性剤が存在しない条件で、水
系中で機械的に1μm以下の微粒子に粉砕し分散させた
増感色素の分散物を用いてもよい。
る化合物(増感色素)の添加する形態としては、水やメ
タノール等の溶媒に溶かしてもよいが、好ましくは特公
昭61−45217記載の方法などにより実質的に有機
溶剤および/または界面活性剤が存在しない条件で、水
系中で機械的に1μm以下の微粒子に粉砕し分散させた
増感色素の分散物を用いてもよい。
【0114】本発明の一般式(I)〜(V)で表わされ
る化合物(増感色素)による分光増感感度を高める方法
として、二種以上の増感色素を組み合わせて使用する方
法が知られている。二種以上の増感色素を組み合わせて
使用すると、分光感度はそれぞれの増感色素を単独で使
用したときの中間の効果になるか、または低下すること
が多いが、ある特別な組み合わせを用いると、それぞれ
の増感色素を単独で使用したときより著しく分光感度が
上昇することがある。通常この現象を増感色素の強色増
感作用と呼んでいる。強色増感作用についてはT.H. Jam
es編「The Theory of the Photogra
phic Process」(第四版、Macmillan 、Ne
w York、1977)の第10章(W. West とP.B. Gilma
n 共著)にまとめられている。このような組み合わせを
用いたとき、分光増感波長はそれぞれの増感色素を単独
で使用したとき得られる分光増感波長の中間、または単
なる結合になることもあるが、単独使用での分光増感特
性からは予測できないような波長への分光増感の移行が
もたらされることもある。このように増感色素を組み合
わせて使用することにより、それぞれの増感色素を単独
で用いたときよりさらに高い分光感度を得て、かつ写真
感光材料の使用目的にあうような増感波長域を持つ増感
色素の組み合わせを見いだすことは、ハロゲン化銀写真
乳剤の分光増感技術において大きな課題となっている。
強色増感を得るために用いられる増感色素の組み合わせ
は、それらの色素の間に互いに著しく選択性が要求さ
れ、一見わずかの化学構造上の差と思われることが強色
増感作用に著しく影響する。すなわち強色増感作用をも
たらす増感色素の組み合わせは、ただ単に化学構造式の
上からだけでは予測し難い。
る化合物(増感色素)による分光増感感度を高める方法
として、二種以上の増感色素を組み合わせて使用する方
法が知られている。二種以上の増感色素を組み合わせて
使用すると、分光感度はそれぞれの増感色素を単独で使
用したときの中間の効果になるか、または低下すること
が多いが、ある特別な組み合わせを用いると、それぞれ
の増感色素を単独で使用したときより著しく分光感度が
上昇することがある。通常この現象を増感色素の強色増
感作用と呼んでいる。強色増感作用についてはT.H. Jam
es編「The Theory of the Photogra
phic Process」(第四版、Macmillan 、Ne
w York、1977)の第10章(W. West とP.B. Gilma
n 共著)にまとめられている。このような組み合わせを
用いたとき、分光増感波長はそれぞれの増感色素を単独
で使用したとき得られる分光増感波長の中間、または単
なる結合になることもあるが、単独使用での分光増感特
性からは予測できないような波長への分光増感の移行が
もたらされることもある。このように増感色素を組み合
わせて使用することにより、それぞれの増感色素を単独
で用いたときよりさらに高い分光感度を得て、かつ写真
感光材料の使用目的にあうような増感波長域を持つ増感
色素の組み合わせを見いだすことは、ハロゲン化銀写真
乳剤の分光増感技術において大きな課題となっている。
強色増感を得るために用いられる増感色素の組み合わせ
は、それらの色素の間に互いに著しく選択性が要求さ
れ、一見わずかの化学構造上の差と思われることが強色
増感作用に著しく影響する。すなわち強色増感作用をも
たらす増感色素の組み合わせは、ただ単に化学構造式の
上からだけでは予測し難い。
【0115】強色増感剤としては、それ自身分光増感作
用をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない
物質を使用することもできる。例えば、含窒素異節環基
で置換されたアノミスチリル化合物(例えば米国特許
2,933,390号、同3,635,721号に記載
のもの)、芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮合物(たと
えば米国特許3,743,510号に記載のもの)、カ
ドミウム塩、アザインデン化合物などを含んでもよい。
米国特許3,615,613号、同3,615,641
号、同3,617,295号、同3,635,721号
に記載の組合せは特に有用である。
用をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない
物質を使用することもできる。例えば、含窒素異節環基
で置換されたアノミスチリル化合物(例えば米国特許
2,933,390号、同3,635,721号に記載
のもの)、芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮合物(たと
えば米国特許3,743,510号に記載のもの)、カ
ドミウム塩、アザインデン化合物などを含んでもよい。
米国特許3,615,613号、同3,615,641
号、同3,617,295号、同3,635,721号
に記載の組合せは特に有用である。
【0116】本発明の乳剤はセレン増感されることが好
ましい。ここでセレン増感とは、従来公知の方法にて実
施される。すなわち、通常、不安定型セレン化合物およ
び/または非不安定型セレン化合物を添加して、高温、
好ましくは40℃以上で乳剤を一定時間攪拌することに
より行なわれる。特公昭44−15748号に記載の不
安定セレン増感剤を用いるセレン増感が好ましく用いら
れる。具体的な不安定セレン増感剤としては、アリルイ
ソセレノシアネートの如き脂肪族イソセレノシアネート
類、セレノ尿素類、セレノケトン類、セレノアミド類、
セレノカルボン酸類およびエステル類、セレノフォスフ
ェート類がある。特に好ましい不安定セレン化合物は以
下に示される。
ましい。ここでセレン増感とは、従来公知の方法にて実
施される。すなわち、通常、不安定型セレン化合物およ
び/または非不安定型セレン化合物を添加して、高温、
好ましくは40℃以上で乳剤を一定時間攪拌することに
より行なわれる。特公昭44−15748号に記載の不
安定セレン増感剤を用いるセレン増感が好ましく用いら
れる。具体的な不安定セレン増感剤としては、アリルイ
ソセレノシアネートの如き脂肪族イソセレノシアネート
類、セレノ尿素類、セレノケトン類、セレノアミド類、
セレノカルボン酸類およびエステル類、セレノフォスフ
ェート類がある。特に好ましい不安定セレン化合物は以
下に示される。
【0117】I.コロイド状金属セレン II.有機セレン化合物(セレン原子が共有結合により有
機化合物の炭素原子に2重結合しているもの) a イソセレノシアネート類 例えば、アリルイソセレノシアネートの如き脂肪族イソ
セレノシアネート b セレノ尿素類(エノール型を含む) 例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、ヘキシル・オクチル、ジオクチル、テトラメチ
ル、N−(β−カルボキシエチル)−N′,N′−ジメ
チル、N,N−ジメチル、ジエチル、ジメチル等の脂肪
族セレノ尿素;フェニル、トリル等の芳香族基を1個又
はそれ以上もつ芳香族セレノ尿素;ピリジル、ベンゾチ
アゾリル等の複素環式基をもつ複素環式セレノ尿素 c セレノケトン類 例えば、セレノアセトン、セレノアセトフェノン、アル
キル基が>C=Seに結合したセレノケトン、セレノベ
ンゾフェノン等 d セレノアミド類 例えば、セレノアセトアミド等 e セレノカルボン酸およびエステル類 例えば、2−セレノプロピオン酸、3−セレノ酪酸、メ
チル−3−セレノブチレート等 III.その他 a セレナイド類 例えば、ジエチルセレナイド、ジエチルジセレナイド、
トリフェニルフォスフィンセレナイド等 b セレノフォスフェート類 例えば、トリ−p−トリルセレノフォスフェート、トリ
−n−ブチルセレノフォスフェート等
機化合物の炭素原子に2重結合しているもの) a イソセレノシアネート類 例えば、アリルイソセレノシアネートの如き脂肪族イソ
セレノシアネート b セレノ尿素類(エノール型を含む) 例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、ヘキシル・オクチル、ジオクチル、テトラメチ
ル、N−(β−カルボキシエチル)−N′,N′−ジメ
チル、N,N−ジメチル、ジエチル、ジメチル等の脂肪
族セレノ尿素;フェニル、トリル等の芳香族基を1個又
はそれ以上もつ芳香族セレノ尿素;ピリジル、ベンゾチ
アゾリル等の複素環式基をもつ複素環式セレノ尿素 c セレノケトン類 例えば、セレノアセトン、セレノアセトフェノン、アル
キル基が>C=Seに結合したセレノケトン、セレノベ
ンゾフェノン等 d セレノアミド類 例えば、セレノアセトアミド等 e セレノカルボン酸およびエステル類 例えば、2−セレノプロピオン酸、3−セレノ酪酸、メ
チル−3−セレノブチレート等 III.その他 a セレナイド類 例えば、ジエチルセレナイド、ジエチルジセレナイド、
トリフェニルフォスフィンセレナイド等 b セレノフォスフェート類 例えば、トリ−p−トリルセレノフォスフェート、トリ
−n−ブチルセレノフォスフェート等
【0118】不安定型セレン化合物の好ましい類型を上
に述べたがこれらは限定的なものではない。当業技術者
には写真乳剤の増感剤としての不安定型セレン化合物と
いえば、セレンが不安定である限りに於て該化合物の構
造はさして重要なものではなく、セレン増感剤分子の有
機部分はセレンを担持し、それを不安定な形で乳剤中に
存在せしめる以外何らかの役割をもたぬことが一般に理
解されている。本発明に於いては、かかる広範な概念の
不安定セレン化合物が有利に用いられる。特公昭46−
4553号、特公昭52−34492号および特公昭5
2−34491号に記載の非不安定型セレン増感剤を用
いるセレン増感も用いられる。非不安定型セレン化合物
には例えば亜セレン酸、セレノシアン化カリ、セレナゾ
ール類、セレナゾール類の4級アンモニウム塩、ジアリ
ールセレニド、ジアリールジセレニド、2−チオセレナ
ゾリジンジオン、2−セレノオキゾリジンチオンおよび
これらの誘導体等が含まれる。特公昭52−38408
号に記載の非不安定型セレン増感剤、チオセレナゾリジ
ンジオン化合物も有効である。
に述べたがこれらは限定的なものではない。当業技術者
には写真乳剤の増感剤としての不安定型セレン化合物と
いえば、セレンが不安定である限りに於て該化合物の構
造はさして重要なものではなく、セレン増感剤分子の有
機部分はセレンを担持し、それを不安定な形で乳剤中に
存在せしめる以外何らかの役割をもたぬことが一般に理
解されている。本発明に於いては、かかる広範な概念の
不安定セレン化合物が有利に用いられる。特公昭46−
4553号、特公昭52−34492号および特公昭5
2−34491号に記載の非不安定型セレン増感剤を用
いるセレン増感も用いられる。非不安定型セレン化合物
には例えば亜セレン酸、セレノシアン化カリ、セレナゾ
ール類、セレナゾール類の4級アンモニウム塩、ジアリ
ールセレニド、ジアリールジセレニド、2−チオセレナ
ゾリジンジオン、2−セレノオキゾリジンチオンおよび
これらの誘導体等が含まれる。特公昭52−38408
号に記載の非不安定型セレン増感剤、チオセレナゾリジ
ンジオン化合物も有効である。
【0119】これらのセレン増感剤は水またはメタノー
ル、エタノールなどの有機溶媒の単独または混合溶媒に
溶解し化学増感時に添加される。好ましくは化学増感開
始前に添加される。使用されるセレン増感剤は1種に限
られず上記セレン増感剤の2種以上を併用して用いるこ
とができる。不安定セレン化合物と非不安定セレン化合
物の併用は好ましい。本発明に使用されるセレン増感剤
の添加量は、用いるセレン増感剤の活性度、ハロゲン化
銀の種類や大きさ、熟成の温度および時間などにより異
なるが、好ましくはハロゲン化銀1モル当り1×10-8
モル以上である。より好ましくは1×10-7モル以上1
×10-5モル以下である。セレン増感剤を用いた場合の
化学熟成の温度は好ましくは45℃以上である。より好
ましは50℃以上、80℃以下である。pAgおよびp
Hは任意である。例えばpHは4から9までの広い範囲
で本発明の効果は得られる。
ル、エタノールなどの有機溶媒の単独または混合溶媒に
溶解し化学増感時に添加される。好ましくは化学増感開
始前に添加される。使用されるセレン増感剤は1種に限
られず上記セレン増感剤の2種以上を併用して用いるこ
とができる。不安定セレン化合物と非不安定セレン化合
物の併用は好ましい。本発明に使用されるセレン増感剤
の添加量は、用いるセレン増感剤の活性度、ハロゲン化
銀の種類や大きさ、熟成の温度および時間などにより異
なるが、好ましくはハロゲン化銀1モル当り1×10-8
モル以上である。より好ましくは1×10-7モル以上1
×10-5モル以下である。セレン増感剤を用いた場合の
化学熟成の温度は好ましくは45℃以上である。より好
ましは50℃以上、80℃以下である。pAgおよびp
Hは任意である。例えばpHは4から9までの広い範囲
で本発明の効果は得られる。
【0120】化学増感は、ハロゲン化銀溶剤の存在下で
行うことにより、より効果的である。本発明で用いるこ
とができるハロゲン化銀溶剤としては、米国特許第3,
271,157号、同第3,531,289号、同第
3,574,628号、特開昭54−1019号、同5
4−158917号等に記載された(a)有機チオエー
テル類、特開昭53−82408号、同55−7773
7号、同55−2982号等に記載された(b)チオ尿
素誘導体、特開昭53−144319号に記載された
(c)酸素または硫黄原子と窒素原子とにはさまれたチ
オカルボニル基を有するハロゲン化銀溶剤、特開昭54
−100717号に記載された(d)イミダゾール類、
(e)亜硫酸塩、(f)チオシアネート等が挙げられ
る。特に好ましい溶剤としては、チオシアネートおよび
テトラメチルチオ尿素がある。また用いられる溶剤の量
は種類によっても異なるが、例えばチオシアネートの場
合、好ましい量はハロゲン化銀1モル当り1×10-4モ
ル以上1×10-2モル以下である。
行うことにより、より効果的である。本発明で用いるこ
とができるハロゲン化銀溶剤としては、米国特許第3,
271,157号、同第3,531,289号、同第
3,574,628号、特開昭54−1019号、同5
4−158917号等に記載された(a)有機チオエー
テル類、特開昭53−82408号、同55−7773
7号、同55−2982号等に記載された(b)チオ尿
素誘導体、特開昭53−144319号に記載された
(c)酸素または硫黄原子と窒素原子とにはさまれたチ
オカルボニル基を有するハロゲン化銀溶剤、特開昭54
−100717号に記載された(d)イミダゾール類、
(e)亜硫酸塩、(f)チオシアネート等が挙げられ
る。特に好ましい溶剤としては、チオシアネートおよび
テトラメチルチオ尿素がある。また用いられる溶剤の量
は種類によっても異なるが、例えばチオシアネートの場
合、好ましい量はハロゲン化銀1モル当り1×10-4モ
ル以上1×10-2モル以下である。
【0121】本発明のハロゲン化銀写真乳剤は、化学増
感において金増感を併用することによりさらに高感度、
低かぶりを達成することができる。必要によりさらにイ
オウ増感を併用することが好ましい。イオウ増感は、通
常、イオウ増感剤を添加して、高温、好ましくは40℃
以上で乳剤を一定時間攪拌することにより行なわれる。
また、金増感は、通常、金増感剤を添加して、高温、好
ましくは40℃以上で乳剤を一定時間攪拌することによ
り行なわれる。上記のイオウ増感には硫黄増感剤として
公知のものを用いることができる。例えばチオ硫酸塩、
アリルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアネ
ート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、ロー
ダニンなどが挙げられる。その他米国特許第1,57
4,944号、同第2,410,689号、同第2,2
78,947号、同第2,728,668号、同第3,
501,313号、同第3,656,955号各明細
書、ドイツ特許1,422,869号、特公昭56−2
4937号、特開昭55−45016号公報等に記載さ
れている硫黄増感剤も用いることができる。硫黄増感剤
の添加量は、乳剤の感度を効果的に増大させるのに十分
な量でよい。この量は、pH、温度、ハロゲン化銀粒子
の大きさなどの種々の条件の下で相当の範囲にわたって
変化するが、ハロゲン化銀1モル当り1×10-7モル以
上、5×10-5モル以下が好ましい。
感において金増感を併用することによりさらに高感度、
低かぶりを達成することができる。必要によりさらにイ
オウ増感を併用することが好ましい。イオウ増感は、通
常、イオウ増感剤を添加して、高温、好ましくは40℃
以上で乳剤を一定時間攪拌することにより行なわれる。
また、金増感は、通常、金増感剤を添加して、高温、好
ましくは40℃以上で乳剤を一定時間攪拌することによ
り行なわれる。上記のイオウ増感には硫黄増感剤として
公知のものを用いることができる。例えばチオ硫酸塩、
アリルチオカルバミドチオ尿素、アリルイソチアシアネ
ート、シスチン、p−トルエンチオスルホン酸塩、ロー
ダニンなどが挙げられる。その他米国特許第1,57
4,944号、同第2,410,689号、同第2,2
78,947号、同第2,728,668号、同第3,
501,313号、同第3,656,955号各明細
書、ドイツ特許1,422,869号、特公昭56−2
4937号、特開昭55−45016号公報等に記載さ
れている硫黄増感剤も用いることができる。硫黄増感剤
の添加量は、乳剤の感度を効果的に増大させるのに十分
な量でよい。この量は、pH、温度、ハロゲン化銀粒子
の大きさなどの種々の条件の下で相当の範囲にわたって
変化するが、ハロゲン化銀1モル当り1×10-7モル以
上、5×10-5モル以下が好ましい。
【0122】上記の金増感の金増感剤としては金の酸化
数が+1価でも+3価でもよく、金増感剤として通常用
いられる金化合物を用いることができる。代表的な例と
しては塩化金酸塩、カリウムクロロオーレート、オーリ
ックトリクロライド、カリウムオーリックチオシアネー
ト、カリウムヨードオーレート、テトラシアノオーリッ
クアシド、アンモニウムオーロチオシアネート、ピリジ
ルトリクロロゴールドなどが挙げられる。金増感剤の添
加量は種々の条件により異なるが、目安としてはハロゲ
ン化銀1モル当り1×10-7モル以上5×10-5モル以
下が好ましい。
数が+1価でも+3価でもよく、金増感剤として通常用
いられる金化合物を用いることができる。代表的な例と
しては塩化金酸塩、カリウムクロロオーレート、オーリ
ックトリクロライド、カリウムオーリックチオシアネー
ト、カリウムヨードオーレート、テトラシアノオーリッ
クアシド、アンモニウムオーロチオシアネート、ピリジ
ルトリクロロゴールドなどが挙げられる。金増感剤の添
加量は種々の条件により異なるが、目安としてはハロゲ
ン化銀1モル当り1×10-7モル以上5×10-5モル以
下が好ましい。
【0123】化学熟成に際して、ハロゲン化銀溶剤およ
びセレン増感剤またはテルル増感剤と併用する金増感剤
等の添加の時期および順位については特に制限を設ける
必要はなく、例えば化学熟成の初期(好ましは)または
化学熟成進行中に上記化合物を同時に、あるいは添加時
点を異にして添加することができる。また添加に際して
は、上記の化合物を水または水と混合し得る有機溶媒、
例えばメタノール、エタノール、アセトン等の単液ある
いは混合液に溶解せしめて添加させればよい。
びセレン増感剤またはテルル増感剤と併用する金増感剤
等の添加の時期および順位については特に制限を設ける
必要はなく、例えば化学熟成の初期(好ましは)または
化学熟成進行中に上記化合物を同時に、あるいは添加時
点を異にして添加することができる。また添加に際して
は、上記の化合物を水または水と混合し得る有機溶媒、
例えばメタノール、エタノール、アセトン等の単液ある
いは混合液に溶解せしめて添加させればよい。
【0124】本発明に用いられる還元増感の方法は、い
わゆる還元増感剤としてアスコルビン酸、2酸化チオ尿
素の他に例えば、塩化第1スズ、アミノイミノメタンス
ルフィン酸、ヒドラジン誘導体、ボラン化合物、シラン
化合物、ポリアミン化合物を用いて還元増感することが
できる。また、乳剤のpHを7以上又はpAgを8.3
以下に保持し、熟成することにより還元増感することが
できる。又、粒子形成中に銀イオンのシングルアディシ
ョン部分を導入することにより還元増感することができ
る。しかしながら、粒子形成・結晶成長への影響を少な
くし、かつ制御された還元増感を行なう上から、アスコ
ルビン酸ならびにその誘導体、又は2酸化チオ尿素を用
いて還元増感することが好ましい。用いる還元増感剤の
量は、還元剤種によって異なるが10-7モルから10-2
モル/モルAg量が好ましく用いられる。還元増感は、
粒子形成中のいかなるところで行なっても良く、粒子形
成後も化学増感前であるならば、いつ行っても良い。
わゆる還元増感剤としてアスコルビン酸、2酸化チオ尿
素の他に例えば、塩化第1スズ、アミノイミノメタンス
ルフィン酸、ヒドラジン誘導体、ボラン化合物、シラン
化合物、ポリアミン化合物を用いて還元増感することが
できる。また、乳剤のpHを7以上又はpAgを8.3
以下に保持し、熟成することにより還元増感することが
できる。又、粒子形成中に銀イオンのシングルアディシ
ョン部分を導入することにより還元増感することができ
る。しかしながら、粒子形成・結晶成長への影響を少な
くし、かつ制御された還元増感を行なう上から、アスコ
ルビン酸ならびにその誘導体、又は2酸化チオ尿素を用
いて還元増感することが好ましい。用いる還元増感剤の
量は、還元剤種によって異なるが10-7モルから10-2
モル/モルAg量が好ましく用いられる。還元増感は、
粒子形成中のいかなるところで行なっても良く、粒子形
成後も化学増感前であるならば、いつ行っても良い。
【0125】本発明では、テルル増感も好ましく用いる
ことができる。テルル増感剤としては、米国特許第1,
623,499号、同3,320,069号、同3,7
72,031号、英国特許第235,211号、同1,
121,496号、同1,295,462号、同1,3
96,696号、カナダ特許第800,958号、ジャ
ーナル・オブ・ケミカル・ソサイアティー・ケミカル・
コミュニケーション(J.Chem.Soc.Chem.Commun.) 635(1
980)、ibid 1102(1979) 、ibid 645(1979)、ジャーナル
・オブ・ケミカル・ソサイアティー・パーキン・トラン
ザクション(J.Chem.Soc.Perkin Trans.)1,2191(198)等
に記載の化合物を用いることが好ましい。
ことができる。テルル増感剤としては、米国特許第1,
623,499号、同3,320,069号、同3,7
72,031号、英国特許第235,211号、同1,
121,496号、同1,295,462号、同1,3
96,696号、カナダ特許第800,958号、ジャ
ーナル・オブ・ケミカル・ソサイアティー・ケミカル・
コミュニケーション(J.Chem.Soc.Chem.Commun.) 635(1
980)、ibid 1102(1979) 、ibid 645(1979)、ジャーナル
・オブ・ケミカル・ソサイアティー・パーキン・トラン
ザクション(J.Chem.Soc.Perkin Trans.)1,2191(198)等
に記載の化合物を用いることが好ましい。
【0126】具体的なテルル増感剤としては、コロイド
状テルル、テルロ尿素類(例えばアリルテルロ尿素、
N,N−ジメチルテルロ尿素、テトラメチルテルロ尿
素、N−カルボキシエチル−N′,N′−ジメチルテル
ロ尿素、N,N′−ジメチルエチレンテルロ尿素、N、
N′−ジフェニルエチレンテルロ尿素)、イソテルロシ
アナート類(例えばアリルイソテルロシアナート)、テ
ルロケトン類(例えばテルロアセトン、テルロアセトフ
ェノン)、テルロアミド類(例えばテルロアセトアミ
ド、N,N−ジメチルテルロベンズアミド)、テルロヒ
ドラジド(例えばN,N′,N′−トリメチルテルロベ
ンズヒドラジド)、テルロエステル(例えばt−ブチル
−t−ヘキシルテルロエステル)、ホスフィンテルリド
類(例えばトリブチルホスフィンテルリド、トリシクロ
ヘキシルホスフィンテルリド、トリイソプロピルホスフ
ィンテルリド、ブチル−ジイソプロピルホスフィンテル
リド、ジブチルフェニルホスフィンテルリド)、他のテ
ルル化合物(例えば英国特許第1,295,462号記
載の負電荷のテルライドイオン含有ゼラチン、ポタシウ
ムテルリド、ポタシウムテルロシアナート、テルロペン
タチオネートナトリウム塩、アリルテルロシアネート)
等があげられる。
状テルル、テルロ尿素類(例えばアリルテルロ尿素、
N,N−ジメチルテルロ尿素、テトラメチルテルロ尿
素、N−カルボキシエチル−N′,N′−ジメチルテル
ロ尿素、N,N′−ジメチルエチレンテルロ尿素、N、
N′−ジフェニルエチレンテルロ尿素)、イソテルロシ
アナート類(例えばアリルイソテルロシアナート)、テ
ルロケトン類(例えばテルロアセトン、テルロアセトフ
ェノン)、テルロアミド類(例えばテルロアセトアミ
ド、N,N−ジメチルテルロベンズアミド)、テルロヒ
ドラジド(例えばN,N′,N′−トリメチルテルロベ
ンズヒドラジド)、テルロエステル(例えばt−ブチル
−t−ヘキシルテルロエステル)、ホスフィンテルリド
類(例えばトリブチルホスフィンテルリド、トリシクロ
ヘキシルホスフィンテルリド、トリイソプロピルホスフ
ィンテルリド、ブチル−ジイソプロピルホスフィンテル
リド、ジブチルフェニルホスフィンテルリド)、他のテ
ルル化合物(例えば英国特許第1,295,462号記
載の負電荷のテルライドイオン含有ゼラチン、ポタシウ
ムテルリド、ポタシウムテルロシアナート、テルロペン
タチオネートナトリウム塩、アリルテルロシアネート)
等があげられる。
【0127】これらの本発明で用いるテルル増感剤の使
用量は、使用するハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等に
より変わるが、一般にハロゲン化銀1モル当り10-8
〜10-2モル、好ましくは10-7 〜5×10-3モル程
度を用いる。
用量は、使用するハロゲン化銀粒子、化学熟成条件等に
より変わるが、一般にハロゲン化銀1モル当り10-8
〜10-2モル、好ましくは10-7 〜5×10-3モル程
度を用いる。
【0128】本発明における化学増感の条件としては、
特に制限はないが、pAgとしては6〜11、好ましく
は7〜10であり、温度としては40〜95℃、好まし
くは45〜85℃である。
特に制限はないが、pAgとしては6〜11、好ましく
は7〜10であり、温度としては40〜95℃、好まし
くは45〜85℃である。
【0129】本発明においては、金、白金、パラジウ
ム、イリジウム等の貴金属増感剤を併用することが好ま
しい。特に、金増感剤を併用することは好ましく、具体
的には、塩化金酸、カリウムクロロオーレート、カリウ
ムオーリチオシアネート、硫化金、金セレナイド等が挙
げられ、ハロゲン化銀1モル当り、10-7 〜10-2モ
ル程度を用いることができる。
ム、イリジウム等の貴金属増感剤を併用することが好ま
しい。特に、金増感剤を併用することは好ましく、具体
的には、塩化金酸、カリウムクロロオーレート、カリウ
ムオーリチオシアネート、硫化金、金セレナイド等が挙
げられ、ハロゲン化銀1モル当り、10-7 〜10-2モ
ル程度を用いることができる。
【0130】本発明において、更に、硫黄増感剤を併用
することも好ましい。具体的には、チオ硫酸塩(例え
ば、ハイポ)、チオ尿素類(例えば、ジフェニルチオ尿
素、トリエチル尿素、アリルチオ尿素)、ローダニン類
等の公知の不安定硫黄化合物が挙げられ、ハロゲン化銀
1モル当り10-7 〜10-2モル程度を用いることがで
きる。
することも好ましい。具体的には、チオ硫酸塩(例え
ば、ハイポ)、チオ尿素類(例えば、ジフェニルチオ尿
素、トリエチル尿素、アリルチオ尿素)、ローダニン類
等の公知の不安定硫黄化合物が挙げられ、ハロゲン化銀
1モル当り10-7 〜10-2モル程度を用いることがで
きる。
【0131】本発明のハロゲン化銀写真感光材料の乳剤
層には、平板状ハロゲン化銀粒子以外に、通常のハロゲ
ン化銀粒子を含有させることができる。この場合のハロ
ゲン化銀としては、臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩
臭化銀、塩化銀などいずれのものでもよい。これらは、
P.Glafkides 著 Chimie et Physique Photographique(
Paul Montel 社刊 1967年)、G.F.Duffin著 Photo
graphic Emulsion Chemistry(The Focal Press刊 19
66年)、V.L.Zelikman et al著 Making andCoating P
hotographic Emulsion(The Focal Press 刊 1964
年)などに記載された方法を用いて調製することができ
る。すなわち、酸性法、中性法、アンモニウム法等のい
ずれでもよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反
応させる形式としては片側混合法、同時混合法、それら
の組合せなどのいずれを用いてもよい。粒子を銀イオン
過剰の下において形成させる方法(いわゆる逆混合法)
を用いることもできる。同時混合法の一つの形式として
ハロゲン化銀の生成される液相中のpAgを一定に保つ
方法、すなわちいわゆるコントロールド・ダブルジェッ
ト法を用いることもできる。本発明の感光材料はその膨
潤率が150%以上であることが好ましい。また、本発
明の感光材料は、片面に乳剤層を有するものでも、両面
に乳剤を有するものでもよいが、両面に乳剤層を有する
感光材料(特にXレイ感材)が好ましい。その場合:両
面に塗布された銀量が1m2当り3.5g以下であること
が好ましい。
層には、平板状ハロゲン化銀粒子以外に、通常のハロゲ
ン化銀粒子を含有させることができる。この場合のハロ
ゲン化銀としては、臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩
臭化銀、塩化銀などいずれのものでもよい。これらは、
P.Glafkides 著 Chimie et Physique Photographique(
Paul Montel 社刊 1967年)、G.F.Duffin著 Photo
graphic Emulsion Chemistry(The Focal Press刊 19
66年)、V.L.Zelikman et al著 Making andCoating P
hotographic Emulsion(The Focal Press 刊 1964
年)などに記載された方法を用いて調製することができ
る。すなわち、酸性法、中性法、アンモニウム法等のい
ずれでもよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反
応させる形式としては片側混合法、同時混合法、それら
の組合せなどのいずれを用いてもよい。粒子を銀イオン
過剰の下において形成させる方法(いわゆる逆混合法)
を用いることもできる。同時混合法の一つの形式として
ハロゲン化銀の生成される液相中のpAgを一定に保つ
方法、すなわちいわゆるコントロールド・ダブルジェッ
ト法を用いることもできる。本発明の感光材料はその膨
潤率が150%以上であることが好ましい。また、本発
明の感光材料は、片面に乳剤層を有するものでも、両面
に乳剤を有するものでもよいが、両面に乳剤層を有する
感光材料(特にXレイ感材)が好ましい。その場合:両
面に塗布された銀量が1m2当り3.5g以下であること
が好ましい。
【0132】本発明において化学増感終了前に核酸また
は、その分解生成物を共存させて化学増感する事も好ま
しい。核酸またはその分解生成物については特開昭62
ー67541号記載のものを用いることができる。本発
明に用いられる核酸としては、デオキシリボ核酸(DN
A)およびリボ核酸(RNA)を包含し、また、核酸分
解物としては分解途中のものやアデニン、グアニン、ウ
ラシル、シトシンおよびチミン等の単体が上げられる。
特にアデニンが好ましい核酸分解生成物としてあげられ
る。これらは単独であるいは組み合わせて用いることが
できる。この場合核酸と核酸分解生成物とを組み合わせ
て用いてもよいことはもちろんである。この核酸または
その分解生成物の添加量は核酸分解生成物の種類により
異なるがハロゲン化銀1モル当たり20mg以上、好ま
しくは100mg〜1gの範囲である。これらの核酸あ
るいは核酸分解生成物は、前述の如く単独でもあるいは
2種類以上組み合わせて用いる場合の添加量の合計は前
述の量で十分である。
は、その分解生成物を共存させて化学増感する事も好ま
しい。核酸またはその分解生成物については特開昭62
ー67541号記載のものを用いることができる。本発
明に用いられる核酸としては、デオキシリボ核酸(DN
A)およびリボ核酸(RNA)を包含し、また、核酸分
解物としては分解途中のものやアデニン、グアニン、ウ
ラシル、シトシンおよびチミン等の単体が上げられる。
特にアデニンが好ましい核酸分解生成物としてあげられ
る。これらは単独であるいは組み合わせて用いることが
できる。この場合核酸と核酸分解生成物とを組み合わせ
て用いてもよいことはもちろんである。この核酸または
その分解生成物の添加量は核酸分解生成物の種類により
異なるがハロゲン化銀1モル当たり20mg以上、好ま
しくは100mg〜1gの範囲である。これらの核酸あ
るいは核酸分解生成物は、前述の如く単独でもあるいは
2種類以上組み合わせて用いる場合の添加量の合計は前
述の量で十分である。
【0133】本発明のハロゲン化銀写真感光材料におい
ては、ポリマーラテックス、コロイダルシリカ、多価ア
ルコールを含有することが好ましい。これらの化合物、
その使用量、使用方法等については特願平8−9688
3号記載のものを用いることができる。
ては、ポリマーラテックス、コロイダルシリカ、多価ア
ルコールを含有することが好ましい。これらの化合物、
その使用量、使用方法等については特願平8−9688
3号記載のものを用いることができる。
【0134】本発明のハロゲン化銀写真感光材料におい
ては、親水性コロイド層にフィルター染料として、ある
いはイラジエーション防止その他種々の目的で水溶性染
料を含有していてもよい。水溶性染料の化合物例、その
使用量、使用方法については特願平8−96883号記
載のものを用いることができる。
ては、親水性コロイド層にフィルター染料として、ある
いはイラジエーション防止その他種々の目的で水溶性染
料を含有していてもよい。水溶性染料の化合物例、その
使用量、使用方法については特願平8−96883号記
載のものを用いることができる。
【0135】本発明においては、感光性ハロゲン化銀乳
剤層および表面保護層以外の親水性コロイド層に、位置
検出用染料として非溶出性の固体微粒子分散状の染料を
含有していてもよい。この染料の化合物例、その使用
量、使用方法等については特願平8−96883号記載
のものを用いることができる。
剤層および表面保護層以外の親水性コロイド層に、位置
検出用染料として非溶出性の固体微粒子分散状の染料を
含有していてもよい。この染料の化合物例、その使用
量、使用方法等については特願平8−96883号記載
のものを用いることができる。
【0136】本発明の感光材料に用いられるその他の各
種添加剤に関しては特に制限はなく、例えば特開平2−
68539号公報の以下の該当個所に記載のものを用い
ることができる。 項 目 該 当 箇 所 1.ハロゲン化銀乳剤 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下から6 その製法 行目から同第10頁右上欄12行目 2.化学増感方法 同第10頁右上欄13行目から同左下欄16行目 3.カブリ防止剤・安定 同第10頁左下欄17行目から同第11頁左上欄7 剤 行目及び同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下欄 。 4.分光増感色素 同第4頁右下欄4行目から同第8頁右下欄。 5.界面活性剤・帯電防 同第11頁左上欄14行目から同第12頁左上欄9 止剤 行目。 6.マット剤・滑り剤・ 同第12頁左上欄10行目から同右上欄10行目。 可塑剤 同第14頁左下欄10行目から同右下欄1行目。 7.親水性コロイド 同第12頁右上欄11行目から同左下欄16行目。 8.硬膜剤 同第12頁左下欄17行目から同第13頁右上欄6 行目。 9.支持体 同第13頁右上欄7行目から20行目。 10. 染料・媒染剤 同第13頁左下欄1行目から同第14頁左下欄9行 目。
種添加剤に関しては特に制限はなく、例えば特開平2−
68539号公報の以下の該当個所に記載のものを用い
ることができる。 項 目 該 当 箇 所 1.ハロゲン化銀乳剤 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下から6 その製法 行目から同第10頁右上欄12行目 2.化学増感方法 同第10頁右上欄13行目から同左下欄16行目 3.カブリ防止剤・安定 同第10頁左下欄17行目から同第11頁左上欄7 剤 行目及び同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下欄 。 4.分光増感色素 同第4頁右下欄4行目から同第8頁右下欄。 5.界面活性剤・帯電防 同第11頁左上欄14行目から同第12頁左上欄9 止剤 行目。 6.マット剤・滑り剤・ 同第12頁左上欄10行目から同右上欄10行目。 可塑剤 同第14頁左下欄10行目から同右下欄1行目。 7.親水性コロイド 同第12頁右上欄11行目から同左下欄16行目。 8.硬膜剤 同第12頁左下欄17行目から同第13頁右上欄6 行目。 9.支持体 同第13頁右上欄7行目から20行目。 10. 染料・媒染剤 同第13頁左下欄1行目から同第14頁左下欄9行 目。
【0137】本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、特
に限定されるものではないが、下記の感光材料に好まし
く用いられる。一般撮影用カラーネガ感材、一般撮影用
白黒ネガ感材、プリント用カラーペーパー感材、プリン
ト用白黒ペーパー感材、医療用直接撮影X−レイ感材、
医療用間接撮影X−レイ感材、レーザー光源用写真材料
や印刷用感材、マイクロフィルム等に好ましく用いるこ
とができる。
に限定されるものではないが、下記の感光材料に好まし
く用いられる。一般撮影用カラーネガ感材、一般撮影用
白黒ネガ感材、プリント用カラーペーパー感材、プリン
ト用白黒ペーパー感材、医療用直接撮影X−レイ感材、
医療用間接撮影X−レイ感材、レーザー光源用写真材料
や印刷用感材、マイクロフィルム等に好ましく用いるこ
とができる。
【0138】本発明の感光材料の好ましい処理方法につ
いて以下に述べる。本発明の感光材料の現像処理にはア
スコルビン酸又はその誘導体を含む現像液での処理が好
ましい。
いて以下に述べる。本発明の感光材料の現像処理にはア
スコルビン酸又はその誘導体を含む現像液での処理が好
ましい。
【0139】現像液の補充量は0.1ml以上10ml/4
切以下であることが好ましいが、さらに好ましくは0.
1ml以上5ml/4切以下であり、その場合本発明の効果
が大きく現れる。本発明の現像液に用いるアスコルビン
酸又はその誘導体としては、特開平5−165161号
公報の一般式(I)で表わされる化合物及びそこに記載
された化合物例I−1〜I−8、II−9〜II−12が特
に好ましい。本発明に使用する現像液に用いられるアス
コルビン酸類は、エンジオール型(Endiol) 、エナミノ
ール型(Enaminol) 、エンジアミン型(Endiamin) 、チ
オールエノール型 (Thiol-Enol) およびエナミン−チオ
ール型 (Enamin-Thiol) が化合物として一般に知られて
いる。これらの化合物の例は米国特許第2,688,5
49号、特開昭62−237443号などに記載されて
いる。これらのアスコルビン酸類の合成法もよく知られ
ており、例えば野村次男と大村浩久共著「レダクトンの
化学」(内田老鶴圃新社1969年)に記載に述べられ
ている。本発明に用いられるアスコルビン酸類はリチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩
の形でも使用できる。これらのアスコルビン酸類は、現
像液1リットル当り1〜100g、好ましくは5〜80
g用いるのが好ましい。
切以下であることが好ましいが、さらに好ましくは0.
1ml以上5ml/4切以下であり、その場合本発明の効果
が大きく現れる。本発明の現像液に用いるアスコルビン
酸又はその誘導体としては、特開平5−165161号
公報の一般式(I)で表わされる化合物及びそこに記載
された化合物例I−1〜I−8、II−9〜II−12が特
に好ましい。本発明に使用する現像液に用いられるアス
コルビン酸類は、エンジオール型(Endiol) 、エナミノ
ール型(Enaminol) 、エンジアミン型(Endiamin) 、チ
オールエノール型 (Thiol-Enol) およびエナミン−チオ
ール型 (Enamin-Thiol) が化合物として一般に知られて
いる。これらの化合物の例は米国特許第2,688,5
49号、特開昭62−237443号などに記載されて
いる。これらのアスコルビン酸類の合成法もよく知られ
ており、例えば野村次男と大村浩久共著「レダクトンの
化学」(内田老鶴圃新社1969年)に記載に述べられ
ている。本発明に用いられるアスコルビン酸類はリチウ
ム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩
の形でも使用できる。これらのアスコルビン酸類は、現
像液1リットル当り1〜100g、好ましくは5〜80
g用いるのが好ましい。
【0140】本発明では、特にアスコルビン酸類と共に
1−フェニル−3−ピラゾリドン類またはp−アミノフ
ェノール類を併用するのが好ましい。本発明に用いる3
−ピラゾリドン系現像主薬としては、1−フェニル−3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,
4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェ
ニル−5−メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノ
フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−
p−トリル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1
−p−トリル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドンなどがある。本発明に用いるp−アミノ
フェノール系現像主薬としては、N−メチル−p−アミ
ノフェノール、p−アミノフェノール、N−(β−ヒド
ロキシエチル)−p−アミノフェノール、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)グリシン、2−メチル−p−アミノ
フェノール、p−ベンジルアミノフェノール等がある
が、なかでもN−メチル−p−アミノフェノールが好ま
しい。3−ピラゾリドン系もしくはp−アミノフェノー
ル系現像主薬は通常0.001モル/リットル〜1.2
モル/リットルの量で用いられるのが好ましい。
1−フェニル−3−ピラゾリドン類またはp−アミノフ
ェノール類を併用するのが好ましい。本発明に用いる3
−ピラゾリドン系現像主薬としては、1−フェニル−3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4,4−ジメチル−3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4,
4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェ
ニル−5−メチル−3−ピラゾリドン、1−p−アミノ
フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1−
p−トリル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン、1
−p−トリル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3
−ピラゾリドンなどがある。本発明に用いるp−アミノ
フェノール系現像主薬としては、N−メチル−p−アミ
ノフェノール、p−アミノフェノール、N−(β−ヒド
ロキシエチル)−p−アミノフェノール、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)グリシン、2−メチル−p−アミノ
フェノール、p−ベンジルアミノフェノール等がある
が、なかでもN−メチル−p−アミノフェノールが好ま
しい。3−ピラゾリドン系もしくはp−アミノフェノー
ル系現像主薬は通常0.001モル/リットル〜1.2
モル/リットルの量で用いられるのが好ましい。
【0141】pHの設定のために用いるアルカリ剤には
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリ
ウムのようなpH調節剤を含む。本発明の現像液に用い
る亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム、重亜
硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウムなどがある。亜
硫酸塩は0.01モル/リットル以上、特に0.02モ
ル/リットル以上が好ましい。また、上限は2.5モル
/リットルまでとするのが好ましい。この他、L.F.A.メ
イソン著「フォトグラフィック・プロセシング・ケミス
トリー」、フォーカル・プレス刊(1966年)の22
6〜229頁、米国特許第2,193,015号、同
2,592,364号、特開昭48−64933号など
に記載のものを用いてもよい。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリ
ウムのようなpH調節剤を含む。本発明の現像液に用い
る亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモニウム、重亜
硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウムなどがある。亜
硫酸塩は0.01モル/リットル以上、特に0.02モ
ル/リットル以上が好ましい。また、上限は2.5モル
/リットルまでとするのが好ましい。この他、L.F.A.メ
イソン著「フォトグラフィック・プロセシング・ケミス
トリー」、フォーカル・プレス刊(1966年)の22
6〜229頁、米国特許第2,193,015号、同
2,592,364号、特開昭48−64933号など
に記載のものを用いてもよい。
【0142】一般に、現像液中には、pH緩衝剤等とし
て、ホウ酸化合物(例えばホウ酸、ホウ砂)を用いる事
が多いが、本発明のアスコルビン酸類含有現像液中に
は、ホウ酸化合物を実質的に含有しない事が好ましい。
アスコルビン酸類含有現像液がホウ酸化合物を含有する
と、本発明の酸素透過率の低い包装材料と組合せても本
発明の効果は得られない。本発明の系におけるホウ酸化
合物の存在の有無と効果の関係は全く予想外の事であっ
た。
て、ホウ酸化合物(例えばホウ酸、ホウ砂)を用いる事
が多いが、本発明のアスコルビン酸類含有現像液中に
は、ホウ酸化合物を実質的に含有しない事が好ましい。
アスコルビン酸類含有現像液がホウ酸化合物を含有する
と、本発明の酸素透過率の低い包装材料と組合せても本
発明の効果は得られない。本発明の系におけるホウ酸化
合物の存在の有無と効果の関係は全く予想外の事であっ
た。
【0143】本発明に用いる処理剤の調液方法としては
特開昭61−177132号、特開平3−134666
号、特開平3−67258号に記載の方法を用いること
ができる。本発明の処理方法としての現像液の補充方法
としては特開平5−216180号に記載の方法を用い
ることができる。Dry to Dryで100秒以下の現像処理
をするときには、迅速処理特有の現像ムラを防止するた
めに特開昭63−151943号明細書に記載されてい
るようなゴム材質のローラを現像タンク出口のローラー
に適用することや、特開昭63−151944号明細書
に記載されているように現像液タンク内の現像液攪拌の
ための吐出流速を10m/分以上にすることやさらに
は、特開昭63−264758号明細書に記載されてい
るように、少なくとも現像処理中は待機中より強い攪拌
をすることがより好ましい。
特開昭61−177132号、特開平3−134666
号、特開平3−67258号に記載の方法を用いること
ができる。本発明の処理方法としての現像液の補充方法
としては特開平5−216180号に記載の方法を用い
ることができる。Dry to Dryで100秒以下の現像処理
をするときには、迅速処理特有の現像ムラを防止するた
めに特開昭63−151943号明細書に記載されてい
るようなゴム材質のローラを現像タンク出口のローラー
に適用することや、特開昭63−151944号明細書
に記載されているように現像液タンク内の現像液攪拌の
ための吐出流速を10m/分以上にすることやさらに
は、特開昭63−264758号明細書に記載されてい
るように、少なくとも現像処理中は待機中より強い攪拌
をすることがより好ましい。
【0144】以下、本発明の感光材料を処理するに好ま
しい態様を示す。 1.現像液が1液濃縮現像液である処理方法。 2.全処理時間(Dry to Dry)が20秒〜100秒であ
ることを特徴とする処理方法。 3.自動現像処理装置の乾燥部の前段に感光材料が接触
するローラー部分の加熱手段が70℃以上であることを
特徴とする処理方法。
しい態様を示す。 1.現像液が1液濃縮現像液である処理方法。 2.全処理時間(Dry to Dry)が20秒〜100秒であ
ることを特徴とする処理方法。 3.自動現像処理装置の乾燥部の前段に感光材料が接触
するローラー部分の加熱手段が70℃以上であることを
特徴とする処理方法。
【0145】4.自動現像処理装置にケミカルミキサー
を内蔵する際、現像液と定着液のカートリッジが同時に
使い終わる機構を有する自動現像処理装置であることを
特徴とする処理方法。 5.自動現像処理装置の現像タンクの開口率が0.04
cm-1 以下であることを特徴とする処理方法。 6.現像濃縮液と定着濃縮液が1パーツから成り各濃縮
液と水とが各タンク内で使用液に希釈されて、補充液と
して供給される(直前混合希釈方式)ことを特徴とする
処理方法。 7.現像濃縮液と定着濃縮液の容器が一体型包剤である
ことを特徴とする処理方法。 8.現像槽と定着槽間および定着槽と水洗槽間にリンス
槽およびリンスローラー(クロスオーバーローラー)を
設置した自動現像機を用いることを特徴とする処理方
法。
を内蔵する際、現像液と定着液のカートリッジが同時に
使い終わる機構を有する自動現像処理装置であることを
特徴とする処理方法。 5.自動現像処理装置の現像タンクの開口率が0.04
cm-1 以下であることを特徴とする処理方法。 6.現像濃縮液と定着濃縮液が1パーツから成り各濃縮
液と水とが各タンク内で使用液に希釈されて、補充液と
して供給される(直前混合希釈方式)ことを特徴とする
処理方法。 7.現像濃縮液と定着濃縮液の容器が一体型包剤である
ことを特徴とする処理方法。 8.現像槽と定着槽間および定着槽と水洗槽間にリンス
槽およびリンスローラー(クロスオーバーローラー)を
設置した自動現像機を用いることを特徴とする処理方
法。
【0146】9.各種水アカ防止剤(防菌剤)が水洗槽
およびリンス槽に供給される水のストック槽が設置され
た自動現像機を用いることを特徴とする処理方法。 10. 水洗槽の排水口に電磁弁が設置された自動現像機を
用いることを特徴とする処理方法。 11. 現像液中の全陽イオンの70モル%以上がカリウム
イオンであることを特徴とする現像剤。 12. 現像液が粉体であることを特徴とする現像剤。 13. 現像液と定着液が使用液型であることを特徴とする
処理方法。 14. 自動現像処理装置の水洗槽が多室槽および多段向流
水洗方式を有することを特徴とする処理方法。
およびリンス槽に供給される水のストック槽が設置され
た自動現像機を用いることを特徴とする処理方法。 10. 水洗槽の排水口に電磁弁が設置された自動現像機を
用いることを特徴とする処理方法。 11. 現像液中の全陽イオンの70モル%以上がカリウム
イオンであることを特徴とする現像剤。 12. 現像液が粉体であることを特徴とする現像剤。 13. 現像液と定着液が使用液型であることを特徴とする
処理方法。 14. 自動現像処理装置の水洗槽が多室槽および多段向流
水洗方式を有することを特徴とする処理方法。
【0147】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 「{100}高塩化銀平板乳剤Aの調製」反応容器にゼ
ラチン水溶液1582ml(ゼラチン−1(メチオニン含
率が約40μモル/gの脱イオン化アルカリ処理骨ゼラ
チン)19.5g、HNO3 1N液7.8mlを含み、p
H4.3)、NaCl−1液(100ml中にNaCl
10gを含む)を13ml入れ、温度を40℃に保ちなが
ら、Ag−1液(100ml中にAgNO3 20gを含
む)とX−1液(100ml中にNaCl 7.05gを
含む)を62.4ml/分で15.6mlずつ同時混合添加
した。3分間攪拌した後、Ag−2液(100ml中にA
gNO3 2gを含む)とX−2液(100ml中にKBr
1.4gを含む)を80.6ml/分で28.2mlずつ
同時混合した。3分間攪拌した後、Ag−1液とX−1
液を62.4ml/分で46.8mlずつ同時混合添加し
た。2分間攪拌した後、ゼラチン水溶液203ml(ゼラ
チン−113g、NaCl 1.3g、pH6.0にす
るためにNaOH1N液を含む)を加え、pClを1.
8とした後、温度を75℃に昇温し、pClを1.8と
した後42分間熟成した。AgCl微粒子乳剤(平均粒
子直径0.1μm)を2.68×10-2モル/分のAg
Clの添加速度で20分添加した。添加後10分間熟成
した後、沈降剤を加え、温度を35℃に下げ、沈降水洗
した。ゼラチン水溶液を加え、60℃でpH6.0に調
節した。該粒子のレプリカの透過型電子顕微鏡写真像
(以下TEMと記す)を観察した。得られた乳剤は、銀
を基準としてAgBrを0.44モル%含む塩臭化銀
{100}平板粒子であった。該粒子の形状特性値は下
記のようであった。 (アスペクト比2以上の平板状粒子の全投影面積/全A
gX粒子の投影面積和)×100=a1 =90% (平板状粒子の平均アスペクト比(平均直径/平均厚
さ))=a2 =9.3 ここでの平均アスペクト比とは全平板状粒子のアスペク
ト比の平均である。 (平板状粒子の平均直径)=a3 =1.67μm (平均厚さ)=a4 =0.18μm
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 「{100}高塩化銀平板乳剤Aの調製」反応容器にゼ
ラチン水溶液1582ml(ゼラチン−1(メチオニン含
率が約40μモル/gの脱イオン化アルカリ処理骨ゼラ
チン)19.5g、HNO3 1N液7.8mlを含み、p
H4.3)、NaCl−1液(100ml中にNaCl
10gを含む)を13ml入れ、温度を40℃に保ちなが
ら、Ag−1液(100ml中にAgNO3 20gを含
む)とX−1液(100ml中にNaCl 7.05gを
含む)を62.4ml/分で15.6mlずつ同時混合添加
した。3分間攪拌した後、Ag−2液(100ml中にA
gNO3 2gを含む)とX−2液(100ml中にKBr
1.4gを含む)を80.6ml/分で28.2mlずつ
同時混合した。3分間攪拌した後、Ag−1液とX−1
液を62.4ml/分で46.8mlずつ同時混合添加し
た。2分間攪拌した後、ゼラチン水溶液203ml(ゼラ
チン−113g、NaCl 1.3g、pH6.0にす
るためにNaOH1N液を含む)を加え、pClを1.
8とした後、温度を75℃に昇温し、pClを1.8と
した後42分間熟成した。AgCl微粒子乳剤(平均粒
子直径0.1μm)を2.68×10-2モル/分のAg
Clの添加速度で20分添加した。添加後10分間熟成
した後、沈降剤を加え、温度を35℃に下げ、沈降水洗
した。ゼラチン水溶液を加え、60℃でpH6.0に調
節した。該粒子のレプリカの透過型電子顕微鏡写真像
(以下TEMと記す)を観察した。得られた乳剤は、銀
を基準としてAgBrを0.44モル%含む塩臭化銀
{100}平板粒子であった。該粒子の形状特性値は下
記のようであった。 (アスペクト比2以上の平板状粒子の全投影面積/全A
gX粒子の投影面積和)×100=a1 =90% (平板状粒子の平均アスペクト比(平均直径/平均厚
さ))=a2 =9.3 ここでの平均アスペクト比とは全平板状粒子のアスペク
ト比の平均である。 (平板状粒子の平均直径)=a3 =1.67μm (平均厚さ)=a4 =0.18μm
【0148】「{100}AgBrCl平板乳剤Bの調
製」反応容器にゼラチン水溶液1560ml(ゼラチン−
1(メチオニン含率が約40μモル/gの脱イオン化ア
ルカリ処理骨ゼラチン)19.5g、H2SO4の1N液
を7.8mlを含み、pH4.3)、NaCl−1液(1
00ml中にNaClの10gを含む)を13ml入れ、温
度を40℃に保ちながら、Ag−1液(100ml中にA
gNO320gを含む)とX−1液(100ml中にNa
Clを3.44gとKBrを7gを含む)を124.8
ml/分で31.2mlずつ同時混合添加した。この時のp
Agは7.13であった。3分間攪拌した後、Ag−2
液(100ml中にAgNO3 2gを含む)とX−2液
(100ml中にKBrの9.84gを含む)を161.
14ml/分で56.4mlずつ同時混合した。この時のp
Agは9.22であった。3分間攪拌した後、Ag−1
液の135.2mlを1分5秒かけて添加し、同時にX−
1液の93.6mlを添加し45秒で添加を終えた。この
時のpAgは6.81であった。2分間攪拌した後、ゼ
ラチン水溶液224ml(酸化処理ゼラチン13g、pH
を5.5に調整するためにNaOH1N液を含む)を加
えた後、温度を75℃に昇温し、pClを1.8とした
後10分間熟成した。その後、ジスルフィド化合物−A
をハロゲン化銀1モルあたり1×10 ー4モル添加した。
さらにAg−3液(100ml中にAgNO3を21.0
2gを含む)とX−3液(100ml中にNaClを4.
34g、KBrを7.36gおよび平均分子量1万5千
の低分子量ゼラチンを5.1gを含む)を17.32ml
/分で866mlずつ同時に反応容器の横に設けた混合機
に添加して微粒子乳剤を作り、ただちに反応容器に微粒
子乳剤を添加した。この時の微粒子の平均サイズは、
0.03μmであった。添加後10分間熟成した後、沈
降剤を加え、温度を35℃に下げ、沈降水洗した。ゼラ
チン水溶液を加え、60℃でpH6.0に調節した。
製」反応容器にゼラチン水溶液1560ml(ゼラチン−
1(メチオニン含率が約40μモル/gの脱イオン化ア
ルカリ処理骨ゼラチン)19.5g、H2SO4の1N液
を7.8mlを含み、pH4.3)、NaCl−1液(1
00ml中にNaClの10gを含む)を13ml入れ、温
度を40℃に保ちながら、Ag−1液(100ml中にA
gNO320gを含む)とX−1液(100ml中にNa
Clを3.44gとKBrを7gを含む)を124.8
ml/分で31.2mlずつ同時混合添加した。この時のp
Agは7.13であった。3分間攪拌した後、Ag−2
液(100ml中にAgNO3 2gを含む)とX−2液
(100ml中にKBrの9.84gを含む)を161.
14ml/分で56.4mlずつ同時混合した。この時のp
Agは9.22であった。3分間攪拌した後、Ag−1
液の135.2mlを1分5秒かけて添加し、同時にX−
1液の93.6mlを添加し45秒で添加を終えた。この
時のpAgは6.81であった。2分間攪拌した後、ゼ
ラチン水溶液224ml(酸化処理ゼラチン13g、pH
を5.5に調整するためにNaOH1N液を含む)を加
えた後、温度を75℃に昇温し、pClを1.8とした
後10分間熟成した。その後、ジスルフィド化合物−A
をハロゲン化銀1モルあたり1×10 ー4モル添加した。
さらにAg−3液(100ml中にAgNO3を21.0
2gを含む)とX−3液(100ml中にNaClを4.
34g、KBrを7.36gおよび平均分子量1万5千
の低分子量ゼラチンを5.1gを含む)を17.32ml
/分で866mlずつ同時に反応容器の横に設けた混合機
に添加して微粒子乳剤を作り、ただちに反応容器に微粒
子乳剤を添加した。この時の微粒子の平均サイズは、
0.03μmであった。添加後10分間熟成した後、沈
降剤を加え、温度を35℃に下げ、沈降水洗した。ゼラ
チン水溶液を加え、60℃でpH6.0に調節した。
【0149】
【化42】
【0150】該粒子のレプリカの透過型電子顕微鏡写真
像(以下TEMと記す)を観察した。得られた乳剤は、
銀を基準としてAgBrを51.5モル%含む塩臭化銀
{100}平板粒子であった。該粒子の形状特性値は下
記のようであった。 a1 =94%、a2 =9.3、a3 =1.67μm、a
4 =0.18μm
像(以下TEMと記す)を観察した。得られた乳剤は、
銀を基準としてAgBrを51.5モル%含む塩臭化銀
{100}平板粒子であった。該粒子の形状特性値は下
記のようであった。 a1 =94%、a2 =9.3、a3 =1.67μm、a
4 =0.18μm
【0151】「{111}塩化銀平板乳剤Cの調製」塩
化銀平板粒子を以下のように調製した。
化銀平板粒子を以下のように調製した。
【0152】
【化43】
【0153】
【0154】35℃に保った溶液(1)に、攪拌しなが
ら溶液(2)と溶液(3)を1分間かけて同時に加え、
溶液の温度を15分間かけて50℃に上昇させた。この
時点で全銀量の約5.7%に相当する粒子が形成され
た。次に、溶液(4)と溶液(5)を24分間かけて同
時に加え、さらに溶液(6)液と溶液(7)を40分間
かけて同時に添加し、塩化銀平板乳剤が得られた。乳剤
を沈降法により水洗・脱塩した後ゼラチン30gとH2
Oを加え、さらにフェノキシエタノール2.0g及び増
粘剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリウム0.8g
を添加し、苛性ソーダでpH6.0になるように再分散
した。こうして得られた乳剤は、a1 =90%、a3 =
1.55μm、a4 =0.18μm、a2 =8.6、円
相当投影面積径の変動係数19%の{111}面を主平
面とした塩化銀平板乳剤である。
ら溶液(2)と溶液(3)を1分間かけて同時に加え、
溶液の温度を15分間かけて50℃に上昇させた。この
時点で全銀量の約5.7%に相当する粒子が形成され
た。次に、溶液(4)と溶液(5)を24分間かけて同
時に加え、さらに溶液(6)液と溶液(7)を40分間
かけて同時に添加し、塩化銀平板乳剤が得られた。乳剤
を沈降法により水洗・脱塩した後ゼラチン30gとH2
Oを加え、さらにフェノキシエタノール2.0g及び増
粘剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリウム0.8g
を添加し、苛性ソーダでpH6.0になるように再分散
した。こうして得られた乳剤は、a1 =90%、a3 =
1.55μm、a4 =0.18μm、a2 =8.6、円
相当投影面積径の変動係数19%の{111}面を主平
面とした塩化銀平板乳剤である。
【0155】「{111}AgBr平板状粒子Dの調
製」水1リットル中に臭化カリウム6.0g、平均分子
量1万5千の低分子量ゼラチン7.0g、を添加し55
℃に保った容器中へ攪拌しながら硝酸銀水溶液37cc
(硝酸銀4.00g)と臭化カリウム5.9gを含む水
溶液38ccをダブルジェット法により37秒間で添加し
た。つぎにゼラチン18.6gを添加した後70℃に昇
温して硝酸銀水溶液89cc(硝酸銀9.80g)を22
分間かけて添加した。ここで25%のアンモニア水溶液
7ccを添加、そのままの温度で10分間物理熟成したの
ち100%酢酸溶液を6.5cc添加した。引き続いて硝
酸銀153gの水溶液と臭化カリウムの水溶液をpAg
8.5に保ちながらコントロールダブルジェット法で3
5分かけて添加した。次に2Nのチオシアン酸カリウム
溶液15ccを添加した。5分間そのままの温度で物理熟
成したのち35℃に温度を下げた。a1 =95%、a2
=8.1、a3 =1.50μm、a4 =0.185μ
m、直径の変動係数18.5%の単分散純臭化銀平板状
粒子を得た。この後、沈降法により可溶性塩類を除去し
た。再び40℃に昇温してゼラチン30gとフェノキシ
エタノール2.35gおよび増粘剤としてポリスチレン
スルホン酸ナトリウム0.8gを添加し、苛性ソーダと
硝酸銀溶液でpH5.90、pAg8.00に調整し
た。
製」水1リットル中に臭化カリウム6.0g、平均分子
量1万5千の低分子量ゼラチン7.0g、を添加し55
℃に保った容器中へ攪拌しながら硝酸銀水溶液37cc
(硝酸銀4.00g)と臭化カリウム5.9gを含む水
溶液38ccをダブルジェット法により37秒間で添加し
た。つぎにゼラチン18.6gを添加した後70℃に昇
温して硝酸銀水溶液89cc(硝酸銀9.80g)を22
分間かけて添加した。ここで25%のアンモニア水溶液
7ccを添加、そのままの温度で10分間物理熟成したの
ち100%酢酸溶液を6.5cc添加した。引き続いて硝
酸銀153gの水溶液と臭化カリウムの水溶液をpAg
8.5に保ちながらコントロールダブルジェット法で3
5分かけて添加した。次に2Nのチオシアン酸カリウム
溶液15ccを添加した。5分間そのままの温度で物理熟
成したのち35℃に温度を下げた。a1 =95%、a2
=8.1、a3 =1.50μm、a4 =0.185μ
m、直径の変動係数18.5%の単分散純臭化銀平板状
粒子を得た。この後、沈降法により可溶性塩類を除去し
た。再び40℃に昇温してゼラチン30gとフェノキシ
エタノール2.35gおよび増粘剤としてポリスチレン
スルホン酸ナトリウム0.8gを添加し、苛性ソーダと
硝酸銀溶液でpH5.90、pAg8.00に調整し
た。
【0156】「{111}塩臭化銀平板状粒子Eの調
製」AgBr平板状粒子Dの調整において、pAg8.
5に保ちながらコントロールダブルジェット法で成長を
行なう際に臭化カリウム溶液を臭化カリウムと塩化カリ
ウムの混合溶液とし、アスペクト比、粒子サイズ等の粒
子形状が平板状粒子Dとほぼ同じになる様にして塩化銀
含率が24%になる{111}面を主平面とする塩臭化
銀平板乳剤Eを作製した。他の条件は、平板状粒子Dの
作製と同一条件にした。
製」AgBr平板状粒子Dの調整において、pAg8.
5に保ちながらコントロールダブルジェット法で成長を
行なう際に臭化カリウム溶液を臭化カリウムと塩化カリ
ウムの混合溶液とし、アスペクト比、粒子サイズ等の粒
子形状が平板状粒子Dとほぼ同じになる様にして塩化銀
含率が24%になる{111}面を主平面とする塩臭化
銀平板乳剤Eを作製した。他の条件は、平板状粒子Dの
作製と同一条件にした。
【0157】「立方体単分散塩臭化銀粒子Fの調製」水
1リットルにゼラチン32gを溶解し、53℃に加温さ
れた容器に臭化カリウム0.3g、塩化ナトリウム5g
および化合物〔I〕
1リットルにゼラチン32gを溶解し、53℃に加温さ
れた容器に臭化カリウム0.3g、塩化ナトリウム5g
および化合物〔I〕
【0158】
【化44】
【0159】46mgを入れた後、80gの硝酸銀を含む
水溶液444mlと臭化カリウム45g及び塩化ナトリウ
ム5.5gを含む水溶液452mlをダブルジェット法に
より約20分間かけて添加し、その後80gの硝酸銀を
含む水溶液400mlと臭化カリウム46.4g、塩化ナ
トリウム5.7g及びヘキサクロロイリジウム(III)酸
カリウム(10-7モル/モル銀)を含む水溶液415ml
とをダブルジェット法により約25分間かけて添加し
て、平均粒子サイズ(投影面積直径)0.34μmの立
方体単分散塩臭化銀粒子(投影面積直径の変動係数10
%)を作製した。
水溶液444mlと臭化カリウム45g及び塩化ナトリウ
ム5.5gを含む水溶液452mlをダブルジェット法に
より約20分間かけて添加し、その後80gの硝酸銀を
含む水溶液400mlと臭化カリウム46.4g、塩化ナ
トリウム5.7g及びヘキサクロロイリジウム(III)酸
カリウム(10-7モル/モル銀)を含む水溶液415ml
とをダブルジェット法により約25分間かけて添加し
て、平均粒子サイズ(投影面積直径)0.34μmの立
方体単分散塩臭化銀粒子(投影面積直径の変動係数10
%)を作製した。
【0160】この乳剤を凝集法により脱塩処理後、ゼラ
チン62g、フェノキシエタノール1.75gを加え、
pH6.5、pAg8.5に合わせた。
チン62g、フェノキシエタノール1.75gを加え、
pH6.5、pAg8.5に合わせた。
【0161】「化学増感」次に乳剤A〜Fを攪拌しなが
ら56℃に保った状態で最適に化学増感を施した。ま
ず、チオスルフォン酸化合物−1をハロゲン化銀1モル
当たり6×10ー5モル相当添加し、つぎに、平均球相等
径0.05μmのAgBr微粒子をハロゲン化銀1モル
あたり1.0モル%相当を添加して約5分間熟成を行
い、さらにハロゲン化銀1モル当たり0.2モル%相当
の1%KI水溶液を添加した。さらに3分後、二酸化チ
オ尿素を1×10ー6モル/モルAg添加し、22分間そ
のまま保持して還元増感を施した。つぎに4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデ
ンをハロゲン化銀1モルあたり1.5×10ー4モル相当
を添加し、増感色素SD−1の分散物を増感色素SD−
1の量としてとハロゲン化銀1モル当たり1×10 ー3、
増感色素SD−2をハロゲン化銀1モル当たり1.2×
10-5モル相当、増感色素SD−3をハロゲン化銀1モ
ル当たり2.4×10-4モル相当を同時に添加した。引
き続きチオ硫酸ナトリウムをハロゲン化銀1モル当たり
5×10-6モル相当とセレン化合物−1をハロゲン化銀
1モル当たり1×10ー6モル相当加えた後、塩化金酸を
ハロゲン化銀1モル当たり2.7×10-6モル相当およ
びチオシアン酸カリウムをハロゲン化銀1モル当たり
1.8×10-3モル相当添加した。さらに核酸(山陽国
策パルプ社製:商品名RNA−F)をハロゲン化銀1モ
ル当たり67mg相当添加した。その後、塩化金酸を添
加してから20分後に亜硫酸ナトリウムをハロゲン化銀
1モル当たり3.2×10-4モル相当加えてさらに熟成
し、塩化金酸を添加してから80分後に水溶性メルカプ
ト化合物−1を添加し35℃に冷却した。こうして乳剤
の調整(化学熟成)を終了した。
ら56℃に保った状態で最適に化学増感を施した。ま
ず、チオスルフォン酸化合物−1をハロゲン化銀1モル
当たり6×10ー5モル相当添加し、つぎに、平均球相等
径0.05μmのAgBr微粒子をハロゲン化銀1モル
あたり1.0モル%相当を添加して約5分間熟成を行
い、さらにハロゲン化銀1モル当たり0.2モル%相当
の1%KI水溶液を添加した。さらに3分後、二酸化チ
オ尿素を1×10ー6モル/モルAg添加し、22分間そ
のまま保持して還元増感を施した。つぎに4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデ
ンをハロゲン化銀1モルあたり1.5×10ー4モル相当
を添加し、増感色素SD−1の分散物を増感色素SD−
1の量としてとハロゲン化銀1モル当たり1×10 ー3、
増感色素SD−2をハロゲン化銀1モル当たり1.2×
10-5モル相当、増感色素SD−3をハロゲン化銀1モ
ル当たり2.4×10-4モル相当を同時に添加した。引
き続きチオ硫酸ナトリウムをハロゲン化銀1モル当たり
5×10-6モル相当とセレン化合物−1をハロゲン化銀
1モル当たり1×10ー6モル相当加えた後、塩化金酸を
ハロゲン化銀1モル当たり2.7×10-6モル相当およ
びチオシアン酸カリウムをハロゲン化銀1モル当たり
1.8×10-3モル相当添加した。さらに核酸(山陽国
策パルプ社製:商品名RNA−F)をハロゲン化銀1モ
ル当たり67mg相当添加した。その後、塩化金酸を添
加してから20分後に亜硫酸ナトリウムをハロゲン化銀
1モル当たり3.2×10-4モル相当加えてさらに熟成
し、塩化金酸を添加してから80分後に水溶性メルカプ
ト化合物−1を添加し35℃に冷却した。こうして乳剤
の調整(化学熟成)を終了した。
【0162】
【化45】
【0163】<増感色素SD−1の分散物の調製>水5
0mlに対し、増感色素SD−1の1gをpH7.0±
0.5、50〜65℃にて、ディゾルバーを用いて20
00〜2500rpmにて機械的に1μm以下の固体微
粒子に分散し、10%ゼラチン50gを加え、混合後冷
却した。
0mlに対し、増感色素SD−1の1gをpH7.0±
0.5、50〜65℃にて、ディゾルバーを用いて20
00〜2500rpmにて機械的に1μm以下の固体微
粒子に分散し、10%ゼラチン50gを加え、混合後冷
却した。
【0164】さらに、増感色素SD−1の分散物のかわ
りに、表1、表2のように増感色素をかえた乳剤の調製
を行った。増感色素量は増感色素SD−1とハロゲン化
銀1モル当たりのモル数が同量になる量を添加した。増
感色素は上記の方法と同様に色素微結晶分散物を作成し
て添加した。
りに、表1、表2のように増感色素をかえた乳剤の調製
を行った。増感色素量は増感色素SD−1とハロゲン化
銀1モル当たりのモル数が同量になる量を添加した。増
感色素は上記の方法と同様に色素微結晶分散物を作成し
て添加した。
【0165】
【表1】
【0166】
【表2】
【0167】「塗布試料の調整」 (乳剤塗布層の調製)化学増感を施した乳剤に対してハ
ロゲン化銀1モル当たり下記の薬品を添加して乳剤塗布
液とした。 ・ゼラチン(乳剤中のゼラチンも含めて) 111 g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 21.5 g ・トリメチロールプロパン 9.0 g ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 5.1 g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.2 g ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 膨潤率が170%の値になるように添加量を調整 ・化合物−I 42.1 mg ・化合物−II 10.3 g ・化合物−III 0.11g ・化合物−IV 8.5 mg ・化合物−V 0.43g ・化合物−VI 4mg ・化合物−VII 57.4mg ・化合物−VIII 20mg ・化合物−IX 30mg ・ポリマーラテックスLx−1 0.4g ・コロイダルシリカ 粒径0.014μm 0.5g NaOHでpH6.1に調整
ロゲン化銀1モル当たり下記の薬品を添加して乳剤塗布
液とした。 ・ゼラチン(乳剤中のゼラチンも含めて) 111 g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 21.5 g ・トリメチロールプロパン 9.0 g ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 5.1 g ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.2 g ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 膨潤率が170%の値になるように添加量を調整 ・化合物−I 42.1 mg ・化合物−II 10.3 g ・化合物−III 0.11g ・化合物−IV 8.5 mg ・化合物−V 0.43g ・化合物−VI 4mg ・化合物−VII 57.4mg ・化合物−VIII 20mg ・化合物−IX 30mg ・ポリマーラテックスLx−1 0.4g ・コロイダルシリカ 粒径0.014μm 0.5g NaOHでpH6.1に調整
【0168】
【化46】
【0169】
【化47】
【0170】上記塗布液に対し、染料−Iが各々片面当
たり10mg/m2となるように染料乳化物Aを添加した。
たり10mg/m2となるように染料乳化物Aを添加した。
【0171】
【化48】
【0172】(染料乳化物Aの調製)上記染料−Iを6
0gおよび下記高沸点有機溶媒−Iを62.8g、−II
を62.8g及び酢酸エチル333gを60℃で溶解し
た。つぎにドデシルスルホン酸ナトリウムの5%水溶液
65ccとゼラチン94g、水581ccを添加し、ディゾ
ルバーにて60℃、30分間乳化分散した。つぎにp−
ヒドロキシ安息香酸メチルを2gおよび水6リットルを
加え、40℃に降温した。つぎに旭化成製限外濾過ラボ
モジュールACP1050を用いて、全量が2kgとなる
まで濃縮し、p−ヒドロキシ安息香酸メチルを1g加え
て染料乳化物Aとした。
0gおよび下記高沸点有機溶媒−Iを62.8g、−II
を62.8g及び酢酸エチル333gを60℃で溶解し
た。つぎにドデシルスルホン酸ナトリウムの5%水溶液
65ccとゼラチン94g、水581ccを添加し、ディゾ
ルバーにて60℃、30分間乳化分散した。つぎにp−
ヒドロキシ安息香酸メチルを2gおよび水6リットルを
加え、40℃に降温した。つぎに旭化成製限外濾過ラボ
モジュールACP1050を用いて、全量が2kgとなる
まで濃縮し、p−ヒドロキシ安息香酸メチルを1g加え
て染料乳化物Aとした。
【0173】
【化49】
【0174】(表面保護層塗布液の調製)表面保護層塗
布液を、各成分が下記の塗布量となるように調製した。 ・ゼラチン 0.780g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 0.035g/m2 ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 0.0012 g/m2 ・メタクリル酸:メチルメタクリレート:スチレン =7:76:17の共重合体(平均粒径4.0μm) 0.074g/m2 ・塗布助剤−I 0.014g/m2 ・塗布助剤−II 0.036g/m2 ・塗布助剤−III 0.0069g/m2 ・塗布助剤−IV 0.0032 g/m2 ・塗布助剤−V 0.0012 g/m2 ・化合物−X 0.0008 g/m2 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデン 0.0057 g/m2 ・化合物−XI 0.0007 g/m2 ・プロキセル 0.0010 g/m2 (NaOHでpH6.8に調整)
布液を、各成分が下記の塗布量となるように調製した。 ・ゼラチン 0.780g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 0.035g/m2 ・ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 0.0012 g/m2 ・メタクリル酸:メチルメタクリレート:スチレン =7:76:17の共重合体(平均粒径4.0μm) 0.074g/m2 ・塗布助剤−I 0.014g/m2 ・塗布助剤−II 0.036g/m2 ・塗布助剤−III 0.0069g/m2 ・塗布助剤−IV 0.0032 g/m2 ・塗布助剤−V 0.0012 g/m2 ・化合物−X 0.0008 g/m2 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデン 0.0057 g/m2 ・化合物−XI 0.0007 g/m2 ・プロキセル 0.0010 g/m2 (NaOHでpH6.8に調整)
【0175】
【化50】
【0176】 (赤外位置検出用染料中間層塗布液の調製) ・ゼラチン 0.50g/m2 ・ベンゾイソチアゾロン 1.4mg/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量4.1万) 17mg/m2 ・赤外染料化合物−Iの分散物(染料固形分として) 20mg/m2
【0177】
【化51】
【0178】(支持体の調製) (1)下塗層用染料分散物Bの調製 下記の染料−IIを特開昭63−197943号に記載の
方法でボールミル処理した。
方法でボールミル処理した。
【0179】
【化52】
【0180】水434mlおよびTriton X200
(登録商標)界面活性剤(TX−200(登録商標))
の6.7%水溶液791mlとを2リットルのボールミル
に入れた。染料20gをこの溶液に添加した。酸化ジル
コニウム(ZrO2)のビーズ400ml(2mm径)を添
加し、内容物を4日間粉砕した。この後、12.5%ゼ
ラチン160gを添加した。脱泡したのち、濾過により
ZrO2ビーズを除去した。得られた染料分散物を観察
したところ、粉砕された染料の粒径は直径0.05〜
1.15μmにかけての広い分野を有していて、平均粒
径は0.37μmであった。さらに、遠心分離操作をお
こなうことで0.9μm以上の大きさの染料粒子を除去
した。こうして染料分散物Bを得た。
(登録商標)界面活性剤(TX−200(登録商標))
の6.7%水溶液791mlとを2リットルのボールミル
に入れた。染料20gをこの溶液に添加した。酸化ジル
コニウム(ZrO2)のビーズ400ml(2mm径)を添
加し、内容物を4日間粉砕した。この後、12.5%ゼ
ラチン160gを添加した。脱泡したのち、濾過により
ZrO2ビーズを除去した。得られた染料分散物を観察
したところ、粉砕された染料の粒径は直径0.05〜
1.15μmにかけての広い分野を有していて、平均粒
径は0.37μmであった。さらに、遠心分離操作をお
こなうことで0.9μm以上の大きさの染料粒子を除去
した。こうして染料分散物Bを得た。
【0181】(2)支持体の調整 二軸延伸された厚さ175μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にコロナ放電を行い、下記の組成より
成る第1下塗液を塗布量が4.9cc/m2と成るようにワ
イヤーコンバーターにより塗布し、185℃にて1分間
乾燥した。つぎに反対面にも同様にして第1下塗層を設
けた。使用したポリエチレンテレフタレートには下記染
料が含有されているものを用いた。 ・染料−III 0.04wt% ・染料−IV 0.02wt% ・染料−V 0.02wt%
レートフィルム上にコロナ放電を行い、下記の組成より
成る第1下塗液を塗布量が4.9cc/m2と成るようにワ
イヤーコンバーターにより塗布し、185℃にて1分間
乾燥した。つぎに反対面にも同様にして第1下塗層を設
けた。使用したポリエチレンテレフタレートには下記染
料が含有されているものを用いた。 ・染料−III 0.04wt% ・染料−IV 0.02wt% ・染料−V 0.02wt%
【0182】
【化53】
【0183】 第1下塗液 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40%ブタジエン/スチレン重量比=31/69) 158 cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナトリウム 塩4%溶液 41 cc ・蒸留水 801 cc ※ラテックス溶液中には、乳化分散剤として下記化合物をラテックス固形分に 対し0.4wt%含有
【0184】
【化54】
【0185】(3)下塗層の塗布 上記の両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第2の
下塗層を塗布量が下記に記載の量となるように片側づ
つ、両面にワイヤー・バーコーダー方式により塗布し、
155℃で乾燥した。 ・ゼラチン 80mg/m2 ・染料分散物B(染料固形分として) 8mg/m2 ・塗布助剤−VI 1.8mg/m2 ・プロキセル 0.27mg/m2 ・マット剤 平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレート 2.5mg/m2
下塗層を塗布量が下記に記載の量となるように片側づ
つ、両面にワイヤー・バーコーダー方式により塗布し、
155℃で乾燥した。 ・ゼラチン 80mg/m2 ・染料分散物B(染料固形分として) 8mg/m2 ・塗布助剤−VI 1.8mg/m2 ・プロキセル 0.27mg/m2 ・マット剤 平均粒径2.5μmのポリメチルメタクリレート 2.5mg/m2
【0186】
【化55】
【0187】(写真材料の調製)前述のごとく準備した
支持体上に先の乳剤層、表面保護層および赤外位置検出
用染料中間層の塗布液を同時押し出し法により両面に塗
布した。赤外位置検出用染料中間層は乳剤層と支持体の
中間に配置した。片面当りの塗布銀量は1.50g/m2
とした。この様にして塗布試料1〜42を作製した。
支持体上に先の乳剤層、表面保護層および赤外位置検出
用染料中間層の塗布液を同時押し出し法により両面に塗
布した。赤外位置検出用染料中間層は乳剤層と支持体の
中間に配置した。片面当りの塗布銀量は1.50g/m2
とした。この様にして塗布試料1〜42を作製した。
【0188】(写真性能の評価)写真材料を富士フイル
ム(株)社製のXレイADシステムスクリーンHGMを
使用して、両側に密着させ、両側から、0.05秒の露
光を与え、X線センシトメトリーをおこなった。露光量
の調整は、X線管球とカセッテとの距離を変化させるこ
とにより行った。露光後、下記現像液と定着液にて自動
現像機処理を行った。
ム(株)社製のXレイADシステムスクリーンHGMを
使用して、両側に密着させ、両側から、0.05秒の露
光を与え、X線センシトメトリーをおこなった。露光量
の調整は、X線管球とカセッテとの距離を変化させるこ
とにより行った。露光後、下記現像液と定着液にて自動
現像機処理を行った。
【0189】(処理) 自動現像機・・・富士フイルム(株)社製CEPROS
−30を用い、Dry toDry 30秒とした。 濃縮液の調製 <現像液> パーツ剤A 水酸化カリウム 330 g 亜硫酸カリウム 630 g 亜硫酸ナトリウム 255 g 炭酸カリウム 90 g ホウ酸 45 g ジエチレングリコール 180 g ジエチレントリアミン五酢酸 30 g 1−(N,N−ジエチルアミン)エチル−5−メルカプト テトラゾール 0.75g ハイドロキノン 450 g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3− ピラゾリドン 60 g 水を加えて 4125 ml
−30を用い、Dry toDry 30秒とした。 濃縮液の調製 <現像液> パーツ剤A 水酸化カリウム 330 g 亜硫酸カリウム 630 g 亜硫酸ナトリウム 255 g 炭酸カリウム 90 g ホウ酸 45 g ジエチレングリコール 180 g ジエチレントリアミン五酢酸 30 g 1−(N,N−ジエチルアミン)エチル−5−メルカプト テトラゾール 0.75g ハイドロキノン 450 g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル−3− ピラゾリドン 60 g 水を加えて 4125 ml
【0190】 パーツ剤B ジエチレングリコール 525 g 3,3′ジチオビスヒドロ桂皮酸 3 g 氷酢酸 102.6g 2−ニトロインダゾール 3.75g 1−フェニル−3−ピラゾリドン 34.5 g 水を加えて 750 ml
【0191】 パーツ剤C グルタールアルデヒド(50wt/wt%) 150 g 臭化カリウム 15 g メタ重亜硫酸カリウム 105 g 水を加えて 750 ml
【0192】 <定着液> チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol %) 3000 ml エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム・二水塩 0.45 g 亜硫酸ナトリウム 225 g ホウ酸 60 g 1−(N,N−ジエチルアミン)−エチル−5−メルカプ トテトラゾール 15 g 酒石酸 48 g 氷酢酸 675 g 水酸化ナトリウム 225 g 硫酸(36N) 58.5 g 硫酸アルミニウム 150 g 水を加えて 6000 ml pH 4.68
【0193】(処理液の調製)上記現像液濃度液を下記
の容器に各パーツ剤毎に充填した。この容器はパーツ剤
A、B、Cの各部分容器が容器自身によって一つに連結
されているものである。また、上記定着液濃度も同種の
容器に充填した。まず、現像槽内にスターターとして、
酢酸54gと臭化カリウム55.5gを含む水溶液30
0mlを添加した。上記処理剤入容器を逆さにして自現機
の側面に装着されている処理液ストックタンクの穿孔刃
にさしこんで、キャップの封止膜を破り、容器内の各処
理剤をストックタンクに充填した。これらの各処理剤を
下記の割合で自現機の現像槽、定着槽に、それぞれ自現
機に設置されているポンプを作動して満たした。また、
感材が処理される毎にも、この割合で、処理剤原液と水
とを混合して自現機の処理槽に補充した。
の容器に各パーツ剤毎に充填した。この容器はパーツ剤
A、B、Cの各部分容器が容器自身によって一つに連結
されているものである。また、上記定着液濃度も同種の
容器に充填した。まず、現像槽内にスターターとして、
酢酸54gと臭化カリウム55.5gを含む水溶液30
0mlを添加した。上記処理剤入容器を逆さにして自現機
の側面に装着されている処理液ストックタンクの穿孔刃
にさしこんで、キャップの封止膜を破り、容器内の各処
理剤をストックタンクに充填した。これらの各処理剤を
下記の割合で自現機の現像槽、定着槽に、それぞれ自現
機に設置されているポンプを作動して満たした。また、
感材が処理される毎にも、この割合で、処理剤原液と水
とを混合して自現機の処理槽に補充した。
【0194】現像液 パーツ液A 51 ml パーツ液B 10 ml パーツ液C 10 ml 水 125 ml pH 10.50 定着液 濃縮液 80 ml 水 120 ml pH 4.62 水洗槽には水道水を満たした。
【0195】また、水あか防止剤として、放線菌を平均
粒径100μm、平均孔径3μmのパーライトに担持さ
せたもの0.4gをポリエチレン製のビン(ビン開口部
を300メッシュのナイロン布で覆い、この布より水お
よび菌の流通が可能)に充填したものを3個用意し、そ
のうちの2個を水洗槽の底部に、1個を水洗水のストッ
クタンク(液量0.2リットル)の底部にそれぞれ沈め
た。
粒径100μm、平均孔径3μmのパーライトに担持さ
せたもの0.4gをポリエチレン製のビン(ビン開口部
を300メッシュのナイロン布で覆い、この布より水お
よび菌の流通が可能)に充填したものを3個用意し、そ
のうちの2個を水洗槽の底部に、1個を水洗水のストッ
クタンク(液量0.2リットル)の底部にそれぞれ沈め
た。
【0196】(定着性の評価)上記の処理液と自現機を
用いて、写真材料1〜42を4ツ切サイズで露光しない
で処理した。定着できたかどうかを、処理後のフィルム
を目視で観察して評価した。
用いて、写真材料1〜42を4ツ切サイズで露光しない
で処理した。定着できたかどうかを、処理後のフィルム
を目視で観察して評価した。
【0197】(残色の評価)写真材料1〜42を30.
5cm×25.4cmに裁断し、水洗水を5℃にして処
理し、感材の残色度合いを目視にて下記の基準で評価し
た。 ◎:ほとんど残色しない。 ○:微かに残色しているが気にならない。 △:残色しているが実用的に許容される。 ×:残色が多く不可。 結果を表3に示した。
5cm×25.4cmに裁断し、水洗水を5℃にして処
理し、感材の残色度合いを目視にて下記の基準で評価し
た。 ◎:ほとんど残色しない。 ○:微かに残色しているが気にならない。 △:残色しているが実用的に許容される。 ×:残色が多く不可。 結果を表3に示した。
【0198】
【表3】
【0199】
【表4】
【0200】感度は、Fog+1.0の濃度を与える露
光量の逆数で表し、感度は写真材料1のものを100と
した。表3、表4に示す様に本発明の乳剤のみが感度、
定着性、残色について同時に優れていることが判る。
光量の逆数で表し、感度は写真材料1のものを100と
した。表3、表4に示す様に本発明の乳剤のみが感度、
定着性、残色について同時に優れていることが判る。
【0201】実施例2 実施例1で作成した写真感光材料を下記の様な現像液で
処理を行なった。 (濃縮現像液の調製)下記処方のエリソルビン酸ナトリ
ウムを現像主薬とする濃縮現像液Aを調整した。 ジエチレントリアミン五酢酸 8.0 g 亜硫酸ナトリウム 20.0 g 炭酸ナトリウム・1水塩 52.0 g 炭酸カリウム 55.0 g エリソルビン酸ナトリウム 60.0 g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル− 3−ピラゾリドン 13.2 g 3,3’−ジフェニル−3,3’−ジチオプロピオン酸 1.44g ジエチレングリコール 50.0 g 現像促進剤−1 1.0 g 現像促進剤−2 1.0 g 水酸化ナトリウムでpH10.4に調整する。
処理を行なった。 (濃縮現像液の調製)下記処方のエリソルビン酸ナトリ
ウムを現像主薬とする濃縮現像液Aを調整した。 ジエチレントリアミン五酢酸 8.0 g 亜硫酸ナトリウム 20.0 g 炭酸ナトリウム・1水塩 52.0 g 炭酸カリウム 55.0 g エリソルビン酸ナトリウム 60.0 g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル− 3−ピラゾリドン 13.2 g 3,3’−ジフェニル−3,3’−ジチオプロピオン酸 1.44g ジエチレングリコール 50.0 g 現像促進剤−1 1.0 g 現像促進剤−2 1.0 g 水酸化ナトリウムでpH10.4に調整する。
【0202】
【化56】
【0203】(現像補充液の調整)上記濃縮現像液を2
倍希釈し、現像補充液として使用した。
倍希釈し、現像補充液として使用した。
【0204】(現像母液の調製)上記濃縮現像液2リッ
トルを水で希釈し4リットルとし、下記組成のスタータ
液を希釈した現像液1リットルあたり60ml添加、pH
9.5の現像液を現像母液とした。 スタータ液 臭化カリウム 11.7 g 酢酸(90%) 12.0 g 水を加えて60mlとする
トルを水で希釈し4リットルとし、下記組成のスタータ
液を希釈した現像液1リットルあたり60ml添加、pH
9.5の現像液を現像母液とした。 スタータ液 臭化カリウム 11.7 g 酢酸(90%) 12.0 g 水を加えて60mlとする
【0205】(濃縮定着液の調製)以下の処方の濃縮定
着液を調製した。 水 0.5リットル エチレンジアミンテトラ酢酸・2水塩 0.05 g チオ硫酸ナトリウム 290.0 g 重亜硫酸ナトリウム 98.0 g 水酸化ナトリウム 2.9 g NaOHでpH5.2に調整し、水を加えて1リットルとする。
着液を調製した。 水 0.5リットル エチレンジアミンテトラ酢酸・2水塩 0.05 g チオ硫酸ナトリウム 290.0 g 重亜硫酸ナトリウム 98.0 g 水酸化ナトリウム 2.9 g NaOHでpH5.2に調整し、水を加えて1リットルとする。
【0206】(定着補充液の調整)上記濃縮定着液を2
倍希釈し、定着補充液として使用した。
倍希釈し、定着補充液として使用した。
【0207】(定着母液の調製)上記濃縮定着液2リッ
トルを水で希釈し4リットルとした。pHは5.4であ
った。
トルを水で希釈し4リットルとした。pHは5.4であ
った。
【0208】(写真材料の処理)写真材料を駆動系およ
び開口率を0.02に改良した富士写真フイルム(株)
社製のセプロス30自動現像機を改造し、上記現像母液
および定着母液を用いて、現像補充液および定着補充液
を感光材料1m2当たり80ml補充しながら、処理した。 工程 温 度 処理時間 挿 入 − 2 秒 現 像 35 ℃ 8 秒 定 着 35 ℃ 8 秒 水 洗 18 ℃ 5 秒 スクイズ 2 秒 乾 燥 55 ℃ 5 秒 合計(Dry to Dry) 30 秒 本発明の感材と処理液がすぐれた写真性能を示すことが
確認された。
び開口率を0.02に改良した富士写真フイルム(株)
社製のセプロス30自動現像機を改造し、上記現像母液
および定着母液を用いて、現像補充液および定着補充液
を感光材料1m2当たり80ml補充しながら、処理した。 工程 温 度 処理時間 挿 入 − 2 秒 現 像 35 ℃ 8 秒 定 着 35 ℃ 8 秒 水 洗 18 ℃ 5 秒 スクイズ 2 秒 乾 燥 55 ℃ 5 秒 合計(Dry to Dry) 30 秒 本発明の感材と処理液がすぐれた写真性能を示すことが
確認された。
【0209】実施例3 <乳剤層塗布液>実施例1で作成した化学増感を施した
各乳剤にハロゲン化銀1モル当り下記の薬品を添加して
塗布液とした。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4− ジエチルアミノ−1,3,5−トリアジン 72.0mg ・デキストラン(平均分子量3.9万) 3.9g ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.7g ・化合物−I 7.0mg ・ハイドロキノンモノスルホン酸ナトリウム 8.2g ・スノーテックスC(日産化学(株)) 10.5g ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 9.7g ・ゼラチン 乳剤層の塗布量が2.6g/m2になるよう調整した。 ・硬膜剤(1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン) 膨潤率が230%になるよう調整した。
各乳剤にハロゲン化銀1モル当り下記の薬品を添加して
塗布液とした。 ・2,6−ビス(ヒドロキシアミノ)−4− ジエチルアミノ−1,3,5−トリアジン 72.0mg ・デキストラン(平均分子量3.9万) 3.9g ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.7g ・化合物−I 7.0mg ・ハイドロキノンモノスルホン酸ナトリウム 8.2g ・スノーテックスC(日産化学(株)) 10.5g ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 9.7g ・ゼラチン 乳剤層の塗布量が2.6g/m2になるよう調整した。 ・硬膜剤(1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン) 膨潤率が230%になるよう調整した。
【0210】<表面保護層塗布液の調製>各成分が下記
の塗布量となるように塗布液b−1を調整した。 ・ゼラチン 650 mg/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 18 mg/m2 ・アクリル酸ブチル/メタクリル酸(4/6) 共重合体ラテックス(平均分子量12万) 120 mg/m2 ・塗布助剤−I 18 mg/m2 ・塗布助剤−II 45 mg/m2 ・塗布助剤−IV 0.9mg/m2 ・塗布助剤−V 0.61mg/m2 ・塗布助剤−VII 26 mg/m2 ・化合物−X 1.3mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径2.5μm) 87 mg/m2 ・プロキセル 0.5mg/m2 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.9mg/m2 (NaOHでpH7.4に調整)
の塗布量となるように塗布液b−1を調整した。 ・ゼラチン 650 mg/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 18 mg/m2 ・アクリル酸ブチル/メタクリル酸(4/6) 共重合体ラテックス(平均分子量12万) 120 mg/m2 ・塗布助剤−I 18 mg/m2 ・塗布助剤−II 45 mg/m2 ・塗布助剤−IV 0.9mg/m2 ・塗布助剤−V 0.61mg/m2 ・塗布助剤−VII 26 mg/m2 ・化合物−X 1.3mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径2.5μm) 87 mg/m2 ・プロキセル 0.5mg/m2 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 0.9mg/m2 (NaOHでpH7.4に調整)
【0211】
【化57】
【0212】(バック面塗布液の調整) <ハレーション防止層> (1)染料分散物Lの調整 染料−Iおよび高沸点有機溶媒−I、II各2.5gを酢
酸エチル50ccに溶解したものをドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム1.5gおよびp-ヒドロキシ安息香酸
メチルを0.18g含む8%ゼラチン水溶液90gと6
0℃で混合し、ホモジナイザーで高速攪拌した。高速攪
拌終了後、エバポレーターを用いて60℃で減圧処理
し、酢酸エチルを92wt%除去した。これにより平均
粒径0.18μmの染料分散物Lを得た。 (2)塗布液の調整 各成分が下記の塗布量となるように塗布液を調整した。 ・ゼラチン 2.0g/m2 ・リン酸 5.2mg/m2 ・スノーテックスC(日産化学(株)) 0.5g/m2 ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 0.5g/m2 ・プロキセル 4.2mg/m2 ・染料分散物L 8.0g/m2 ・染料−VI 75 mg/m2 ・染料−VII 50 mg/m2 ・染料−VIII 50 mg/m2 ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 40 mg/m2
酸エチル50ccに溶解したものをドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム1.5gおよびp-ヒドロキシ安息香酸
メチルを0.18g含む8%ゼラチン水溶液90gと6
0℃で混合し、ホモジナイザーで高速攪拌した。高速攪
拌終了後、エバポレーターを用いて60℃で減圧処理
し、酢酸エチルを92wt%除去した。これにより平均
粒径0.18μmの染料分散物Lを得た。 (2)塗布液の調整 各成分が下記の塗布量となるように塗布液を調整した。 ・ゼラチン 2.0g/m2 ・リン酸 5.2mg/m2 ・スノーテックスC(日産化学(株)) 0.5g/m2 ・アクリル酸エチル/メタクリル酸(97/3) 共重合体ラテックス 0.5g/m2 ・プロキセル 4.2mg/m2 ・染料分散物L 8.0g/m2 ・染料−VI 75 mg/m2 ・染料−VII 50 mg/m2 ・染料−VIII 50 mg/m2 ・硬膜剤 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン 40 mg/m2
【0213】
【化58】
【0214】<表面保護層>各成分が下記の塗布量とな
るように塗布液を調整した。 ・ゼラチン 1000 mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.5μm) 20 mg/m2 (平均粒径0.75μm) 81 mg/m2 ・塗布助剤−I 20 mg/m2 ・塗布助剤−II 40 mg/m2 ・塗布助剤−IV 6 mg/m2 ・塗布助剤−V 9 mg/m2 ・塗布助剤−VIII 1.7mg/m2 ・塗布助剤−IX 13 mg/m2 ・プロキセル 1.3mg/m2 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 2 mg/m2 ・NaOH 2.5mg/m2
るように塗布液を調整した。 ・ゼラチン 1000 mg/m2 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.5μm) 20 mg/m2 (平均粒径0.75μm) 81 mg/m2 ・塗布助剤−I 20 mg/m2 ・塗布助剤−II 40 mg/m2 ・塗布助剤−IV 6 mg/m2 ・塗布助剤−V 9 mg/m2 ・塗布助剤−VIII 1.7mg/m2 ・塗布助剤−IX 13 mg/m2 ・プロキセル 1.3mg/m2 ・ポリスチレンスルホン酸カリウム(平均分子量60万) 2 mg/m2 ・NaOH 2.5mg/m2
【0215】
【化59】
【0216】(支持体の調整)二軸延伸された厚さ18
3μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にコロ
ナ放電を行い、下記の組成より成る第一下塗り液を塗布
量が5.1cc/m2となるようにワイヤーバーコーターに
より塗布し、175℃にて1分間乾燥した。次に反対面
も同様にして第一下塗り層を設けた。使用したポリエチ
レンテレフタレートには染料−III が0.04wt%含
有されているものを用いた。 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40% ブタジエン/スチレン重量比=31/35) 79 cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩4%水溶液 20.5cc ・蒸留水 900.5cc ※ラテックス溶液には下記乳化分散剤をラテックス固形分に対して0.4wt% 用いた。
3μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にコロ
ナ放電を行い、下記の組成より成る第一下塗り液を塗布
量が5.1cc/m2となるようにワイヤーバーコーターに
より塗布し、175℃にて1分間乾燥した。次に反対面
も同様にして第一下塗り層を設けた。使用したポリエチ
レンテレフタレートには染料−III が0.04wt%含
有されているものを用いた。 ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス溶液 (固形分40% ブタジエン/スチレン重量比=31/35) 79 cc ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩4%水溶液 20.5cc ・蒸留水 900.5cc ※ラテックス溶液には下記乳化分散剤をラテックス固形分に対して0.4wt% 用いた。
【0217】(写真材料の調製)前述のごとく準備した
支持体上に先のバック面ハレーション防止層と表面保護
層を塗布したのち、反対側に乳剤層と表面保護層を同時
押し出し法により両面に塗布した。乳剤面の塗布銀量は
2.7g/m2とした。
支持体上に先のバック面ハレーション防止層と表面保護
層を塗布したのち、反対側に乳剤層と表面保護層を同時
押し出し法により両面に塗布した。乳剤面の塗布銀量は
2.7g/m2とした。
【0218】(写真性能の評価)写真材料を医療用マル
チカメラ用CRT(発光体P−45)に濃度傾斜を持つ
ように発光させ乳剤面側から1秒露光したあと、実施例
2の処理を行ったところ、本発明の感材と処理液がすぐ
れた写真性能を示すことが確認された。
チカメラ用CRT(発光体P−45)に濃度傾斜を持つ
ように発光させ乳剤面側から1秒露光したあと、実施例
2の処理を行ったところ、本発明の感材と処理液がすぐ
れた写真性能を示すことが確認された。
【0219】実施例4 実施例1の各乳剤を用い、さらにそれぞれの乳剤の粒子
サイズを調整して感度を適当なものにした乳剤を組み合
わせて、富士写真フイルム(株)社製XレイフイルムS
HRA30、UR−1、UR−2、UR−3と同感度/
同階調の写真感光材料を実施例1と同様な塗布方法でそ
れぞれ調製した。さらに実施例1と同じ方法で写真感光
材料を評価したところ、本発明の写真感光材料は、クロ
スオーバー光の低減による鮮鋭性の向上、粒状性、処理
の安定性などにおいても優れていることが解った。ま
た、特開平1−172828記載の方法でクロスオーバ
ー光を評価したところ、本発明の写真感光材料のクロス
オーバー光は9%以下であった。
サイズを調整して感度を適当なものにした乳剤を組み合
わせて、富士写真フイルム(株)社製XレイフイルムS
HRA30、UR−1、UR−2、UR−3と同感度/
同階調の写真感光材料を実施例1と同様な塗布方法でそ
れぞれ調製した。さらに実施例1と同じ方法で写真感光
材料を評価したところ、本発明の写真感光材料は、クロ
スオーバー光の低減による鮮鋭性の向上、粒状性、処理
の安定性などにおいても優れていることが解った。ま
た、特開平1−172828記載の方法でクロスオーバ
ー光を評価したところ、本発明の写真感光材料のクロス
オーバー光は9%以下であった。
【0220】
【発明の効果】本発明の感光材料は、高感度でかつ迅速
処理適性に優れ、低補充、低廃液な自動現像機処理に適
している。
処理適性に優れ、低補充、低廃液な自動現像機処理に適
している。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 式(I)中、Ra 及びRb は、それぞれ水素原子、脂肪
族基、アリール基、または複素環基を表す。但し、Ra
及びRb が同時に水素原子であることはない。La 及び
Lb はそれぞれメチレン基を表す。k1は0〜5の整
数、k2は0〜5の整数を表す。L1 及びL2 はそれぞ
れメチン基を表す。p1 は0又は1を表す。Z1 は5又
は6員の含窒素複素環を形成するために必要な原子群を
表す。M1 は電荷均衡対イオンを表し、m1 は分子の電
荷を中和するのに必要な0以上の整数を表す。Qはメチ
ン色素を形成するのに必要な原子群を表す。
族基、アリール基、または複素環基を表す。但し、Ra
及びRb が同時に水素原子であることはない。La 及び
Lb はそれぞれメチレン基を表す。k1は0〜5の整
数、k2は0〜5の整数を表す。L1 及びL2 はそれぞ
れメチン基を表す。p1 は0又は1を表す。Z1 は5又
は6員の含窒素複素環を形成するために必要な原子群を
表す。M1 は電荷均衡対イオンを表し、m1 は分子の電
荷を中和するのに必要な0以上の整数を表す。Qはメチ
ン色素を形成するのに必要な原子群を表す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【化7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【化13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 1/06 502 G03C 1/06 502 1/09 1/09 1/18 1/18 1/26 1/26 5/30 5/30
Claims (11)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以上1
00モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積の少
なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状ハロ
ゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一般式
(I)で表わされる化合物を少なくとも一種含有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化1】 式(I)中、Ra 及びRb は、それぞれ水素原子、脂肪
族基、アリール基、または複素環基を表す。但し、Ra
及びRb が同時に水素原子であることはない。La 及び
Lb はそれぞれメチレン基を表す。k1は0〜5の整
数、k2は0〜5の整数を表す。L1 及びL2 はそれぞ
れメチン基を表す。p1 は0又は1を表す。Z1 は5又
は6員の含窒素複素環を形成するために必要な原子群を
表す。M1は電荷均衡対イオンを表し、m1 は分子の電
荷を中和するのに必要な0以上の整数を表す。Qはメチ
ン色素を形成するのに必要な原子群を表す。 - 【請求項2】 請求項1記載の一般式(I)で表わされ
る化合物が、下記一般式(II)、一般式(III )、又は
一般式(IV)で表わされる化合物であることを特徴とす
る請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料。 【化2】 式(II)中、L3 、L4 、L5 、L6 、L7 、L8 及び
L9 はそれぞれメチン基を表す。p2 、及びp3 はそれ
ぞれ0又は1を表す。n1 は0、1、2、又は3を表
す。Z2 及びZ3 はそれぞれ5又は6員の含窒素複素環
を形成するために必要な原子群を表す。M2 は電荷均衡
対イオンを表し、m2 は分子の電荷を中和するのに必要
な0以上の整数を表す。R1 及びR2 はそれぞれアルキ
ル基を表す。但し、R1 及びR2 のうち少なくとも1つ
は、下記のRzで表されるアルキル基である。 【化3】 Rzにおいて、Ra 、Rb 、La 、Lb 、k1及びk2は
一般式(I)におけるそれぞれと同義である。 【化4】 式(III )中、L10、L11、L12、及びL13はそれぞれ
メチン基を表す。p4は0又は1を表す。n2 は0、
1、2又は3を表す。Z4 及びZ5 はそれぞれ5又は6
員の含窒素複素環を形成するために必要な原子群を表
す。M3 は電荷均衡対イオンを表し、m3 は分子の電荷
を中和するのに必要な0以上の整数を表す。R4 はアル
キル基、アリール基、又は複素環基を表す。R3 は、前
記のRzで表されるアルキル基である。 【化5】 式(IV)中、L14、L15、L16、L17、L18、L19、L
20、L21及びL22はそれぞれメチン基を表す。p5 、及
びp6 はそれぞれ0又は1を表す。n3 及びn 4 はそれ
ぞれ0、1、2、又は3を表す。Z6 、Z7 及びZ8 は
それぞれ5又は6員の含窒素複素環を形成するために必
要な原子群を表す。M4 は電荷均衡対イオンを表し、m
4 は分子の電荷を中和するのに必要な0以上の整数を表
す。R5及びR7 はそれぞれアルキル基を表す。R6 は
アルキル基、アリール基または複素環基を表す。但し、
R5 及びR7 のうち少なくとも1つは、前記のRzで表
されるアルキル基である。 - 【請求項3】 一般式(I)で表される化合物が、請求
項2記載の一般式(II)で表わされる化合物であること
を特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材
料。 - 【請求項4】 Ra がアリール基、又は複素環基であ
り、Rb が水素原子であることを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項記載のハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項5】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
該ハロゲン化銀乳剤が、塩化銀含有率20モル%以上1
00モル%以下であって、かつ乳剤中の全投影面積の少
なくとも50%がアスペクト比2以上である平板状ハロ
ゲン化銀粒子で占められており、該乳剤層に下記一般式
(V)で表わされる化合物を少なくとも一種含有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 【化6】 式(V)中、R8 、R9 はアルキル基を表わす。Z9 、
Z10は、芳香族環を形成するのに必要な非金属原子群を
あらわす。Q1 は炭素数3以上のアルキル基を表す。X
は電荷のバランスをとるために必要なイオンを表す。m
5 は0または1であり、分子内塩を形成する場合は0で
ある。 - 【請求項6】 該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤が{10
0}面を主平面とする平板状粒子であることを特徴とす
る請求項1〜5のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写
真感光材料。 - 【請求項7】 一般式(I)から(V)の化合物が、化
学増感剤の添加前に該乳剤に添加されていることを特徴
とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のハロゲン化
銀写真感光材料。 - 【請求項8】 該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤が、セレ
ン化合物により化学増感されていることを特徴とする請
求項1〜7のいずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感
光材料。 - 【請求項9】 該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤の表面が
Br- 、I- 、SCN- の少なくとも1つによりコンバ
ージョンされていることを特徴とする請求項1〜8のい
ずれか1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項10】 該平板状ハロゲン化銀粒子乳剤の表面
がI- およびBr-によりコンバージョンされており、
その場合の該粒子の全沃化銀含量が、全銀量の0.6モ
ル%以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
か1項に記載のハロゲン化銀写真感光材料。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
のハロゲン化銀写真感光材料をアスコルビン酸又はその
誘導体を含む現像液で処理することを特徴とするハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20250696A JPH1048767A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20250696A JPH1048767A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048767A true JPH1048767A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16458619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20250696A Pending JPH1048767A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048767A (ja) |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20250696A patent/JPH1048767A/ja active Pending
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