JPH1048975A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1048975A JPH1048975A JP20387396A JP20387396A JPH1048975A JP H1048975 A JPH1048975 A JP H1048975A JP 20387396 A JP20387396 A JP 20387396A JP 20387396 A JP20387396 A JP 20387396A JP H1048975 A JPH1048975 A JP H1048975A
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- Japan
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- fixing
- transfer
- transfer material
- paper
- optical sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写材の種類を確実に識別してそれぞれの種
類に応じて定着条件を変更し、良好な画像を得るように
する。 【解決手段】 透過型光学センサ9によって転写材4が
光透過性シートであるか否かを識別し、また反射型光学
センサ8によって転写材4が光沢紙であるか否かを識別
する。そして、転写材4が光透過性シートである場合、
および転写材4が光沢紙である場合は、それぞれに対応
して定着装置3の定着条件が最適となるようにコンピュ
ータ11によって制御する。すなわち、転写材4が光透
過性シートである場合、転写材4の搬送速度を、光沢紙
の定着時の搬送速度より遅くするようにコンピュータ1
1によって調整する。また、転写材4が光沢紙である場
合、転写材4の搬送速度を、普通紙の定着時の搬送速度
より遅くするようにコンピュータ11によって調整す
る。
類に応じて定着条件を変更し、良好な画像を得るように
する。 【解決手段】 透過型光学センサ9によって転写材4が
光透過性シートであるか否かを識別し、また反射型光学
センサ8によって転写材4が光沢紙であるか否かを識別
する。そして、転写材4が光透過性シートである場合、
および転写材4が光沢紙である場合は、それぞれに対応
して定着装置3の定着条件が最適となるようにコンピュ
ータ11によって制御する。すなわち、転写材4が光透
過性シートである場合、転写材4の搬送速度を、光沢紙
の定着時の搬送速度より遅くするようにコンピュータ1
1によって調整する。また、転写材4が光沢紙である場
合、転写材4の搬送速度を、普通紙の定着時の搬送速度
より遅くするようにコンピュータ11によって調整す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、詳しくは転写材の種類に応じて定着条件を設定する
ようにした画像形成装置に関するものである。
り、詳しくは転写材の種類に応じて定着条件を設定する
ようにした画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数色のトナー画像を重ね合わせること
により転写材上にカラー画像を形成するカラー画像形成
装置としては、感光体上に静電潜像を形成し、これを逐
次トナー剤により現像してその都度転写材上に転写し、
転写材上で複数色のカラートナー画像を重ね合わせる方
法や、感光体あるいは中間転写体上に複数のトナー画像
を重ね合わせ、これらを一括して転写材上に転写する方
法がある。
により転写材上にカラー画像を形成するカラー画像形成
装置としては、感光体上に静電潜像を形成し、これを逐
次トナー剤により現像してその都度転写材上に転写し、
転写材上で複数色のカラートナー画像を重ね合わせる方
法や、感光体あるいは中間転写体上に複数のトナー画像
を重ね合わせ、これらを一括して転写材上に転写する方
法がある。
【0003】このうち、前者の方式は、ドイツDE26
07727号公報、特開昭50−50935号公報など
に記載された構成であり、実用に供されている。一方、
後者の方式は現像時の混色や再転写時の画質劣化という
問題点はあるが、構造の簡易なことなどの利点が有り、
現在注目されている技術である。
07727号公報、特開昭50−50935号公報など
に記載された構成であり、実用に供されている。一方、
後者の方式は現像時の混色や再転写時の画質劣化という
問題点はあるが、構造の簡易なことなどの利点が有り、
現在注目されている技術である。
【0004】いずれの方式においても、最終的には、図
8に示すように、転写材4上に形成された複数色のトナ
ー画像Tを定着手段において加熱定着させることで、各
色のトナー画像が混合し、フルカラー画像を得ることが
できるものである。
8に示すように、転写材4上に形成された複数色のトナ
ー画像Tを定着手段において加熱定着させることで、各
色のトナー画像が混合し、フルカラー画像を得ることが
できるものである。
【0005】図8を参照して熱ローラ方式による定着装
置の一例を説明する。
置の一例を説明する。
【0006】同図において、1は転写材4上のトナーT
を加熱、加圧により溶融定着させるための定着ローラで
あり、2は加圧のための加圧ローラである。通常、定着
ローラ1は内面よりハロゲンランプなどのヒータ26を
用いて加熱する構成が多い。したがって、定着ローラ1
の表面温度をサーミスタなどの温度検知素子25により
モニタし、ヒータ26をオン・オフ制御することにより
温度調節を行うのが一般的である。また、カラートナー
画像Tには、一般にイエロー、シアン、マゼンタおよび
ブラックの4色のトナーが用いられる。
を加熱、加圧により溶融定着させるための定着ローラで
あり、2は加圧のための加圧ローラである。通常、定着
ローラ1は内面よりハロゲンランプなどのヒータ26を
用いて加熱する構成が多い。したがって、定着ローラ1
の表面温度をサーミスタなどの温度検知素子25により
モニタし、ヒータ26をオン・オフ制御することにより
温度調節を行うのが一般的である。また、カラートナー
画像Tには、一般にイエロー、シアン、マゼンタおよび
ブラックの4色のトナーが用いられる。
【0007】ところで、カラートナー画像Tを定着させ
る場合、通常の白黒のプリントの場合とは異なり、定着
性のみならず、各色の溶融混色性が、適正な色再現の重
要な要素となる。したがって、カラートナー画像Tは、
有彩色のみならずブラックトナーにおいても、一般に用
いられる白黒複写機のブラックトナーに比し、融点が若
干低くなるようにバインダーの処方などが工夫されてい
る。例えば、バインダー樹脂として用いられるスチレン
−アクリル系の樹脂やポリエステルなどの材料の分子量
を低分子側にシフトさせるといった方法や、離型剤とし
て低融点のワックスを配合するなどの方法が一般に用い
られる。
る場合、通常の白黒のプリントの場合とは異なり、定着
性のみならず、各色の溶融混色性が、適正な色再現の重
要な要素となる。したがって、カラートナー画像Tは、
有彩色のみならずブラックトナーにおいても、一般に用
いられる白黒複写機のブラックトナーに比し、融点が若
干低くなるようにバインダーの処方などが工夫されてい
る。例えば、バインダー樹脂として用いられるスチレン
−アクリル系の樹脂やポリエステルなどの材料の分子量
を低分子側にシフトさせるといった方法や、離型剤とし
て低融点のワックスを配合するなどの方法が一般に用い
られる。
【0008】したがって、定着ローラ1に対しては、通
常の白黒複写機やプリンタなどに用いられるようなブラ
ックトナーで定着を行う場合よりも遥かにオフセットし
易い状況となる。オフセット防止のための一つの方法と
しては、図8に示すように供給ローラ24および塗布ロ
ーラ23を有するオイル塗布装置22、および塗布/清
掃ウェブ21などを用いて、シリコーンオイルなどの離
型剤オイル27を定着ローラ1の表面に塗布する方法が
ある。
常の白黒複写機やプリンタなどに用いられるようなブラ
ックトナーで定着を行う場合よりも遥かにオフセットし
易い状況となる。オフセット防止のための一つの方法と
しては、図8に示すように供給ローラ24および塗布ロ
ーラ23を有するオイル塗布装置22、および塗布/清
掃ウェブ21などを用いて、シリコーンオイルなどの離
型剤オイル27を定着ローラ1の表面に塗布する方法が
ある。
【0009】このとき、上述の混色性向上のため、各色
のトナーが十分に溶融して混ざり合うように、低融点ト
ナーを定着可能温度よりも若干高めの定着温度で溶融定
着させるとともに、定着ローラ1の表面も、図9に示す
ようにアルミニウムなどの芯金28の表面を弾力性や強
度に優れたシリコーンゴム29(HTVやLTVなど)
で被覆し、さらにその表面を離型性に優れた低硬度のシ
リコーンゴム30(LTVなど)で被覆することで、ト
ナーを包み込むようにして熱伝達効率を向上させるとい
った工夫がなされることが多い。
のトナーが十分に溶融して混ざり合うように、低融点ト
ナーを定着可能温度よりも若干高めの定着温度で溶融定
着させるとともに、定着ローラ1の表面も、図9に示す
ようにアルミニウムなどの芯金28の表面を弾力性や強
度に優れたシリコーンゴム29(HTVやLTVなど)
で被覆し、さらにその表面を離型性に優れた低硬度のシ
リコーンゴム30(LTVなど)で被覆することで、ト
ナーを包み込むようにして熱伝達効率を向上させるとい
った工夫がなされることが多い。
【0010】また、加圧ローラ2も、アルミニウムなど
の芯金31の表面を適度な硬度のシリコーンゴム32
(HTVやLTVなど)で被覆し、その表面を薄層のフ
ッ素樹脂33でコートしたり、あるいは前記の定着ロー
ラ1と同様に低硬度のLTVで被覆するなどの構成がと
られる。
の芯金31の表面を適度な硬度のシリコーンゴム32
(HTVやLTVなど)で被覆し、その表面を薄層のフ
ッ素樹脂33でコートしたり、あるいは前記の定着ロー
ラ1と同様に低硬度のLTVで被覆するなどの構成がと
られる。
【0011】もちろん、上記離型剤オイル27の種類に
よって、構成は変化する場合がある。例えば、離型剤オ
イル27としてメチルフェニル系シリコーンオイルを使
用する場合は、上記構成が使用可能であるが、ジメチル
シリコーンオイルを使用する場合、定着ローラ1のシリ
コーンゴム29と30との間に、さらに潤滑防止のため
のブロッキング層を設けたりすることもある。
よって、構成は変化する場合がある。例えば、離型剤オ
イル27としてメチルフェニル系シリコーンオイルを使
用する場合は、上記構成が使用可能であるが、ジメチル
シリコーンオイルを使用する場合、定着ローラ1のシリ
コーンゴム29と30との間に、さらに潤滑防止のため
のブロッキング層を設けたりすることもある。
【0012】オフセットを防止するための他の方法とし
ては、定着ローラ1の代りにベルト状定着手段を用い
て、転写材を加熱定着後、冷却してから分離する方法
や、あるいはトナーTを重合法により形成し、成分中に
ワックスやオイル成分を封じ込めておくことで、定着ロ
ーラ1へのオイル塗布を不要とする方法がある。
ては、定着ローラ1の代りにベルト状定着手段を用い
て、転写材を加熱定着後、冷却してから分離する方法
や、あるいはトナーTを重合法により形成し、成分中に
ワックスやオイル成分を封じ込めておくことで、定着ロ
ーラ1へのオイル塗布を不要とする方法がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来のカ
ラー画像形成装置においては、モノクロ装置に比べてト
ナーの量が多い(4色重ねるため)こと、トナー同士が
十分溶融しないと正しい発色が得られないことから、定
着装置で十分な熱を加えてトナーを溶融させるため、画
像形成されたプリントサンプルは光沢(以下「グロス」
という)の高い画像となることが多い。しかしながら、
一方でカラーのビジネス用途書類を作るような場合、ユ
ーザがこのような高グロスを好まない場合もあり、近年
では、溶融性を若干低下させてグロスの低い画像を出力
することも行われている。
ラー画像形成装置においては、モノクロ装置に比べてト
ナーの量が多い(4色重ねるため)こと、トナー同士が
十分溶融しないと正しい発色が得られないことから、定
着装置で十分な熱を加えてトナーを溶融させるため、画
像形成されたプリントサンプルは光沢(以下「グロス」
という)の高い画像となることが多い。しかしながら、
一方でカラーのビジネス用途書類を作るような場合、ユ
ーザがこのような高グロスを好まない場合もあり、近年
では、溶融性を若干低下させてグロスの低い画像を出力
することも行われている。
【0014】カラー画像を定着する際に困難な技術の1
つは、光透過性シートであるオーバーヘッドプロジェク
ター用紙(以下「OHT」という)上に画像を形成する
場合であり、このような場合には、普通紙以上にトナー
を十分に溶融させないと、一見発色しているように見え
ても光で投影すると、真っ黒な画像となってしまう。そ
こで、OHT定着時に定着装置のスピードを低下させた
り、OHTのシート表面に特殊な樹脂層を設けるなどの
工夫がなされている。
つは、光透過性シートであるオーバーヘッドプロジェク
ター用紙(以下「OHT」という)上に画像を形成する
場合であり、このような場合には、普通紙以上にトナー
を十分に溶融させないと、一見発色しているように見え
ても光で投影すると、真っ黒な画像となってしまう。そ
こで、OHT定着時に定着装置のスピードを低下させた
り、OHTのシート表面に特殊な樹脂層を設けるなどの
工夫がなされている。
【0015】一方、前述の低グロス化指向と反対に、写
真画像のような画質を指向するユーザにとっては、十分
に溶融させた高グロスな画像が好ましい場合がある。こ
のような場合にも、OHTの時と同様、定着装置のスピ
ードを低下させたり、あるいは定着温度を上昇させた
り、特殊な光沢を有するコート紙またはプラスチック製
の特殊紙を用いるなどの工夫がなされている。
真画像のような画質を指向するユーザにとっては、十分
に溶融させた高グロスな画像が好ましい場合がある。こ
のような場合にも、OHTの時と同様、定着装置のスピ
ードを低下させたり、あるいは定着温度を上昇させた
り、特殊な光沢を有するコート紙またはプラスチック製
の特殊紙を用いるなどの工夫がなされている。
【0016】しかしながら、通常のプリントでは低光沢
な画像とする一方で、OHTを十分透過させたり、高グ
ロス用紙(高光沢紙)の画像を真に高グロスとするため
には、定着装置側の定着条件を各々で大幅に変更しなけ
ればならない。一例として、定着速度をダウンさせれ
ば、それに比例して定着熱量を増加させることができる
が、この場合、通常の低グロス状態に比べて、OHTで
は、例えばほぼ1/3以下、高グロス用紙でもほぼ1/
2以下にまで速度を低下させなければならないというよ
うな場合もある。このように、大幅に定着速度を下げて
定着熱量を上げると、過って普通紙が通紙されたような
場合、著しいホットオフセットを生じ、定着ローラ1や
これに当接している温度検出素子25がトナーに汚染さ
れたり、転写紙自体が定着ローラ1に巻き付くなど、不
都合を生じる。
な画像とする一方で、OHTを十分透過させたり、高グ
ロス用紙(高光沢紙)の画像を真に高グロスとするため
には、定着装置側の定着条件を各々で大幅に変更しなけ
ればならない。一例として、定着速度をダウンさせれ
ば、それに比例して定着熱量を増加させることができる
が、この場合、通常の低グロス状態に比べて、OHTで
は、例えばほぼ1/3以下、高グロス用紙でもほぼ1/
2以下にまで速度を低下させなければならないというよ
うな場合もある。このように、大幅に定着速度を下げて
定着熱量を上げると、過って普通紙が通紙されたような
場合、著しいホットオフセットを生じ、定着ローラ1や
これに当接している温度検出素子25がトナーに汚染さ
れたり、転写紙自体が定着ローラ1に巻き付くなど、不
都合を生じる。
【0017】一方、これらを回避するためには、普通
紙、OHT、高グロス用紙など転写材の種類をプリンタ
側で自動的に検知するのが理想的であるが、現在用いら
れている反射型、あるいは透過型の光学センサでは、こ
の転写材の種類を正確に判別することができない。すな
わち、反射型光学センサは、正反射型と乱反射型とに大
別されるが、前者の正反射型センサはOHTと高グロス
紙との識別が困難であり、後者の乱反射型センサは高グ
ロス紙と普通紙との識別が困難である。しかも、どちら
も被測定物(転写材)の位置精度が悪いと、十分な検出
精度が得られないという難点がある。また、透過型光学
センサは、被測定物の位置によらず、安定してOHTと
紙との識別が可能となるが、普通紙と高グロス用紙との
識別が不可能である。
紙、OHT、高グロス用紙など転写材の種類をプリンタ
側で自動的に検知するのが理想的であるが、現在用いら
れている反射型、あるいは透過型の光学センサでは、こ
の転写材の種類を正確に判別することができない。すな
わち、反射型光学センサは、正反射型と乱反射型とに大
別されるが、前者の正反射型センサはOHTと高グロス
紙との識別が困難であり、後者の乱反射型センサは高グ
ロス紙と普通紙との識別が困難である。しかも、どちら
も被測定物(転写材)の位置精度が悪いと、十分な検出
精度が得られないという難点がある。また、透過型光学
センサは、被測定物の位置によらず、安定してOHTと
紙との識別が可能となるが、普通紙と高グロス用紙との
識別が不可能である。
【0018】さらにまた、前述のように、特にOHTを
検知した場合、定着速度を大幅にダウンさせる必要があ
るが、OHTの検知タイミングが遅いと、スピード低下
のための時間が十分取れないという問題もある。例えば
転写と定着との間隔が最大用紙サイズより短い、小型の
機械においては、定着と転写とを同時にスピードダウン
させる必要があるが、このためには、転写位置に転写材
が進入する前にスピード低下を実行する必要があるな
ど、設計上における難しさがあり、検出が不安定な反射
型光学センサはこの点でも不利であった。
検知した場合、定着速度を大幅にダウンさせる必要があ
るが、OHTの検知タイミングが遅いと、スピード低下
のための時間が十分取れないという問題もある。例えば
転写と定着との間隔が最大用紙サイズより短い、小型の
機械においては、定着と転写とを同時にスピードダウン
させる必要があるが、このためには、転写位置に転写材
が進入する前にスピード低下を実行する必要があるな
ど、設計上における難しさがあり、検出が不安定な反射
型光学センサはこの点でも不利であった。
【0019】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、転写材の種類を確実に識別して
それぞれの種類に応じて定着条件を変更し、良好な画像
を得るようにした画像形成装置を提供することを目的と
する。
ためになされたもので、転写材の種類を確実に識別して
それぞれの種類に応じて定着条件を変更し、良好な画像
を得るようにした画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、転写材
上に転写されたトナー画像を定着する定着手段を有する
ものであって、前記転写材に対するトナー画像の転写位
置よりも転写材の搬送路上流側の所定位置に配置され、
転写材が光透過性シートであるか否かを識別する透過型
光学センサと、該透過型光学センサより転写材の搬送路
下流側で、かつ前記転写位置よりも上流側に配置され、
転写材が光沢紙であるか否かを識別する反射型光学セン
サと、前記転写材が光透過性シートでない場合には、前
記反射型光学センサによって転写材が光沢紙であるか否
かを識別するとともに、これらの識別結果に基づいて前
記転写材上のトナー画像を定着する前記定着手段の定着
条件を設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
に、請求項1記載の発明に係る画像形成装置は、転写材
上に転写されたトナー画像を定着する定着手段を有する
ものであって、前記転写材に対するトナー画像の転写位
置よりも転写材の搬送路上流側の所定位置に配置され、
転写材が光透過性シートであるか否かを識別する透過型
光学センサと、該透過型光学センサより転写材の搬送路
下流側で、かつ前記転写位置よりも上流側に配置され、
転写材が光沢紙であるか否かを識別する反射型光学セン
サと、前記転写材が光透過性シートでない場合には、前
記反射型光学センサによって転写材が光沢紙であるか否
かを識別するとともに、これらの識別結果に基づいて前
記転写材上のトナー画像を定着する前記定着手段の定着
条件を設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項2記載の発明によれば、前記反射型
光学センサは、前記透過型光学センサより転写材の搬送
路下流側で、かつ前記転写位置よりも上流側のレジスト
ローラ対近傍に配置されている。
光学センサは、前記透過型光学センサより転写材の搬送
路下流側で、かつ前記転写位置よりも上流側のレジスト
ローラ対近傍に配置されている。
【0022】請求項3記載の発明によれば、前記反射型
光学センサは、正反射型の光学センサである。
光学センサは、正反射型の光学センサである。
【0023】請求項4記載の発明によれば、前記制御手
段は、定着条件として転写材の搬送速度を設定する。
段は、定着条件として転写材の搬送速度を設定する。
【0024】請求項5記載の発明によれば、前記制御手
段は、定着条件として前記定着手段の定着温度を設定す
る。
段は、定着条件として前記定着手段の定着温度を設定す
る。
【0025】[作用]以上の構成に基づいて、本発明に
よれば、透過型光学センサによって転写材が光透過性シ
ートであるか否かを識別し、また反射型光学センサによ
って転写材が光沢紙であるか否かを識別する。そして、
転写材が光透過性シートである場合、および転写材が光
沢紙である場合は、それぞれに対応して定着手段の定着
条件が最適となるように制御手段によって制御する。す
なわち、転写材が光透過性シートである場合、定着条
件、例えば前記転写材の搬送速度を、光沢紙の定着時の
搬送速度より遅くするように調整する。また、転写材が
光沢紙である場合、定着条件、例えば転写材の搬送速度
を、普通紙の定着時の搬送速度より遅くするように調整
する。
よれば、透過型光学センサによって転写材が光透過性シ
ートであるか否かを識別し、また反射型光学センサによ
って転写材が光沢紙であるか否かを識別する。そして、
転写材が光透過性シートである場合、および転写材が光
沢紙である場合は、それぞれに対応して定着手段の定着
条件が最適となるように制御手段によって制御する。す
なわち、転写材が光透過性シートである場合、定着条
件、例えば前記転写材の搬送速度を、光沢紙の定着時の
搬送速度より遅くするように調整する。また、転写材が
光沢紙である場合、定着条件、例えば転写材の搬送速度
を、普通紙の定着時の搬送速度より遅くするように調整
する。
【0026】また、他の発明によれば、反射型光学セン
サをレジストローラ対近傍に配置することにより光沢紙
と普通紙との検出精度を向上させるようにした。
サをレジストローラ対近傍に配置することにより光沢紙
と普通紙との検出精度を向上させるようにした。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1の実施の形態
を示す概略構成図である。同図において、3は定着ロー
ラ1と加圧ローラ2とを備えた定着装置である。画像担
持体は、一例として中間転写体としての中間転写ベルト
5を用いている。トナー画像Tは、中間転写ベルト5上
にマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブ
ラック(K)の順に積層(最外層がブラック)されてお
り、転写位置(転写部位)において転写ローラ6、およ
び対向ローラ7により転写材としての転写紙4上に一括
転写される(この時紙上でトナーがブラックが最下層、
マゼンタが最上層に反転する)。ここで中間転写ベルト
5は、周知のポリエチレンテレフタレート、ポリふっ化
ビニリデン、ウレタン、その他の樹脂ベルト、あるいは
エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、ウレタン、ク
ロロプレンゴム、その他のゴムベルトなどを用いること
ができる。また、トナーはポリエステル系、スチレン−
アクリル系、その他のバインダーによる周知のカラート
ナーを用いることが可能である。本実施の形態におい
て、トナーとしては、スチレン−アクリル系樹脂を母体
とし、懸濁重合法によりワックスを内包させることで定
着時におけるオフセット防止のためのオイル塗布を不要
とした、非磁性一成分カラートナーを用いた。
に基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1の実施の形態
を示す概略構成図である。同図において、3は定着ロー
ラ1と加圧ローラ2とを備えた定着装置である。画像担
持体は、一例として中間転写体としての中間転写ベルト
5を用いている。トナー画像Tは、中間転写ベルト5上
にマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブ
ラック(K)の順に積層(最外層がブラック)されてお
り、転写位置(転写部位)において転写ローラ6、およ
び対向ローラ7により転写材としての転写紙4上に一括
転写される(この時紙上でトナーがブラックが最下層、
マゼンタが最上層に反転する)。ここで中間転写ベルト
5は、周知のポリエチレンテレフタレート、ポリふっ化
ビニリデン、ウレタン、その他の樹脂ベルト、あるいは
エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム、ウレタン、ク
ロロプレンゴム、その他のゴムベルトなどを用いること
ができる。また、トナーはポリエステル系、スチレン−
アクリル系、その他のバインダーによる周知のカラート
ナーを用いることが可能である。本実施の形態におい
て、トナーとしては、スチレン−アクリル系樹脂を母体
とし、懸濁重合法によりワックスを内包させることで定
着時におけるオフセット防止のためのオイル塗布を不要
とした、非磁性一成分カラートナーを用いた。
【0028】トナー画像Tを転写した転写材4は、定着
ローラ1、加圧ローラ2とを備えた熱定着ユニット3に
より加熱定着され、このときM、C、Y、Kの各色トナ
ーは熱溶融により所定の色味となり、フルカラー画像が
形成される。ここで、定着ローラ1および加圧ローラ2
は、一例として、シリコーンゴム表面にテトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FE
P)の離型層を設けたものを用いた。
ローラ1、加圧ローラ2とを備えた熱定着ユニット3に
より加熱定着され、このときM、C、Y、Kの各色トナ
ーは熱溶融により所定の色味となり、フルカラー画像が
形成される。ここで、定着ローラ1および加圧ローラ2
は、一例として、シリコーンゴム表面にテトラフルオロ
エチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FE
P)の離型層を設けたものを用いた。
【0029】ここで、定着のための条件を詳述すると、
転写材4として75g/m2 の普通紙を用い、搬送速度
はほぼ120mm/sec 、定着ローラ1、加圧ローラ2と
も外径寸法を40mm、ゴム硬度はローラ上で69°(J
IS−A)、定着ローラ1のゴム厚1.5mm、加圧ロー
ラ2のゴム厚2mm、FEP厚さは定着ローラ1、加圧ロ
ーラ2ともほぼ40mmとし、総圧ほぼ50kgで当接させ
ることにより、ほぼ7mmのニップを形成させることがで
きた。また、このとき、定着ローラ1の表面は不図示の
温度検知手段により、ほぼ180℃に温度調節を行なっ
た。
転写材4として75g/m2 の普通紙を用い、搬送速度
はほぼ120mm/sec 、定着ローラ1、加圧ローラ2と
も外径寸法を40mm、ゴム硬度はローラ上で69°(J
IS−A)、定着ローラ1のゴム厚1.5mm、加圧ロー
ラ2のゴム厚2mm、FEP厚さは定着ローラ1、加圧ロ
ーラ2ともほぼ40mmとし、総圧ほぼ50kgで当接させ
ることにより、ほぼ7mmのニップを形成させることがで
きた。また、このとき、定着ローラ1の表面は不図示の
温度検知手段により、ほぼ180℃に温度調節を行なっ
た。
【0030】上述の定着条件にて、前述の普通紙(ゼロ
ックス社製4024−75g紙)の定着を行なったとこ
ろ、定着後のマゼンタのベタ画像部分における光沢度
(グロス)はほぼ15°であった(測定は日本電色社製
の75°方向グロスメータを使用した)。
ックス社製4024−75g紙)の定着を行なったとこ
ろ、定着後のマゼンタのベタ画像部分における光沢度
(グロス)はほぼ15°であった(測定は日本電色社製
の75°方向グロスメータを使用した)。
【0031】次に、普通紙の代りに転写材として白黒プ
リンタ用のOHTと高光沢のためのコート紙(Darc
y Paper社製のLaser Cast 95)を
用いて各々画出しを行なった。このとき、各々の紙で、
熱容量や求められる画質の関係から、前述の普通紙にお
ける定着条件では与える熱量が不足してしまうというこ
とが判っており、前述の搬送速度120mm/sec に対
し、1/2倍速、1/3倍速の場合についても定着を行
なってみたところ、下記に示す表1のような結果が得ら
れた。
リンタ用のOHTと高光沢のためのコート紙(Darc
y Paper社製のLaser Cast 95)を
用いて各々画出しを行なった。このとき、各々の紙で、
熱容量や求められる画質の関係から、前述の普通紙にお
ける定着条件では与える熱量が不足してしまうというこ
とが判っており、前述の搬送速度120mm/sec に対
し、1/2倍速、1/3倍速の場合についても定着を行
なってみたところ、下記に示す表1のような結果が得ら
れた。
【0032】
【表1】 上記白黒用OHTにおいて、1/3倍速で十分な透過性
が得られるので、今回使用したワックス内包トナーの効
果によるものである。
が得られるので、今回使用したワックス内包トナーの効
果によるものである。
【0033】上記結果から明らかなように、それぞれの
転写材に適した定着速度が存在し、これが合わないと、
OHTが透過しない場合や、光沢紙であるにもかかわら
ず、普通紙と同程度のグロスしか出ない、などの不具合
が生じ、さらに場合によっては、熱の供給過多による高
温オフセットが生じることもある。特に、高温オフセッ
トが生じると、定着ローラ1やこれに当接する温度検出
素子などがトナーで汚染したり、転写材が定着ローラ1
に巻き付いたりして定着装置3にダメージを与えること
もある。
転写材に適した定着速度が存在し、これが合わないと、
OHTが透過しない場合や、光沢紙であるにもかかわら
ず、普通紙と同程度のグロスしか出ない、などの不具合
が生じ、さらに場合によっては、熱の供給過多による高
温オフセットが生じることもある。特に、高温オフセッ
トが生じると、定着ローラ1やこれに当接する温度検出
素子などがトナーで汚染したり、転写材が定着ローラ1
に巻き付いたりして定着装置3にダメージを与えること
もある。
【0034】次に、上述のような種々の不具合を生じさ
せないための、転写材の識別手段について説明する。
せないための、転写材の識別手段について説明する。
【0035】図1において、8は反射型光学センサ(以
下「反射センサ」という)、9は透過型光学センサ(以
下「透過センサ」という)、10はレジストローラ対、
11は反射センサ8および透過センサ9が識別した転写
材の種類に応じた情報に基づいて定着条件を制御する制
御手段としてのコンピュータである。
下「反射センサ」という)、9は透過型光学センサ(以
下「透過センサ」という)、10はレジストローラ対、
11は反射センサ8および透過センサ9が識別した転写
材の種類に応じた情報に基づいて定着条件を制御する制
御手段としてのコンピュータである。
【0036】まず、図2に示す透過センサ9の一例を説
明する。同図において、透過センサ9は、LEDなどの
発光素子12と、フォトダイオードなどの受光素子13
と、反射ミラー(一例としてプリズム)14,15とを
主要構成とするものである。この透過センサ9は、転写
紙4が光路を遮ることにより紙検出を行うので、検出感
度が高く、転写紙4の有無を高速、かつ確実に検出する
ものである。
明する。同図において、透過センサ9は、LEDなどの
発光素子12と、フォトダイオードなどの受光素子13
と、反射ミラー(一例としてプリズム)14,15とを
主要構成とするものである。この透過センサ9は、転写
紙4が光路を遮ることにより紙検出を行うので、検出感
度が高く、転写紙4の有無を高速、かつ確実に検出する
ものである。
【0037】このとき、転写紙4がOHTである場合
は、光を透過し、紙なしと同状態となる。したがって、
透過センサ9の上流側に、例えば紙によりレバーが動く
ような機械的検知部材などのセンサ(不図示)を予め設
けることで、このセンサにより紙を検知したにもかかわ
らず透過センサ9で光が透過する場合はOHTであると
判断できる。
は、光を透過し、紙なしと同状態となる。したがって、
透過センサ9の上流側に、例えば紙によりレバーが動く
ような機械的検知部材などのセンサ(不図示)を予め設
けることで、このセンサにより紙を検知したにもかかわ
らず透過センサ9で光が透過する場合はOHTであると
判断できる。
【0038】次に、図3に示す反射センサの一例を説明
する。反射センサ8は、LEDなどの光源16の光を反
射面である転写紙4に照射し、その反射光をフォトダイ
オードなどの受光素子17で受光するものであり、入射
角θ1 =反射角θ2 のものを正反射型センサ、θ1 ≠θ
2 のものを乱反射型センサと呼ぶ。ここで、正反射型セ
ンサではOHTや高グロス紙のような平滑な面に対して
の反射光の受光光量が多く、普通紙のようなある程度、
粗面のある転写紙4に対しては反射光の受光光量が減少
する。
する。反射センサ8は、LEDなどの光源16の光を反
射面である転写紙4に照射し、その反射光をフォトダイ
オードなどの受光素子17で受光するものであり、入射
角θ1 =反射角θ2 のものを正反射型センサ、θ1 ≠θ
2 のものを乱反射型センサと呼ぶ。ここで、正反射型セ
ンサではOHTや高グロス紙のような平滑な面に対して
の反射光の受光光量が多く、普通紙のようなある程度、
粗面のある転写紙4に対しては反射光の受光光量が減少
する。
【0039】逆に、乱反射型センサでは、OHTに照射
した光の反射光はほとんど受光できず、一方高グロス用
紙や普通紙からの反射光量は同程度となる。
した光の反射光はほとんど受光できず、一方高グロス用
紙や普通紙からの反射光量は同程度となる。
【0040】以上のことをまとめると、下記に示す表2
のようになる。
のようになる。
【0041】
【表2】 次に、上記反射センサ8と透過センサ9とは、図1に示
すように転写ローラ6から転写紙4の搬送路の上流側
で、レジストローラ対10の近傍に反射センサ8を、遠
い位置に透過センサ9を配置するとともに、反射センサ
8には表2の正反射型センサを用いる。そして、透過セ
ンサ9により転写紙4を識別し、この結果、転写紙4が
OHTである場合は、コンピュータ11の指示により、
直ちに搬送速度を1/3倍速に減速する。実際に実験を
行なったところ、この減速に要する時間は約0.5秒程
度であった。つまり、転写紙4の搬送速度から転写ロー
ラ6と透過センサ9との距離としては60mm程度を確保
しておけばよい。
すように転写ローラ6から転写紙4の搬送路の上流側
で、レジストローラ対10の近傍に反射センサ8を、遠
い位置に透過センサ9を配置するとともに、反射センサ
8には表2の正反射型センサを用いる。そして、透過セ
ンサ9により転写紙4を識別し、この結果、転写紙4が
OHTである場合は、コンピュータ11の指示により、
直ちに搬送速度を1/3倍速に減速する。実際に実験を
行なったところ、この減速に要する時間は約0.5秒程
度であった。つまり、転写紙4の搬送速度から転写ロー
ラ6と透過センサ9との距離としては60mm程度を確保
しておけばよい。
【0042】一方、透過センサ9の検知結果がOHTで
ない場合、引き続き、反射センサ8にて普通紙である
か、高グロス用紙であるかの識別を行なう。そして、識
別結果が高グロス用紙である場合、直ちに搬送速度を1
/2倍速に減速する。この減速には、約0.3秒を要し
た。一般に高グロス用紙は、OHTほど低速度とする必
要がないので、反射センサ8は透過センサ9よりも下流
側に配置することができる。本実施の形態では、転写紙
4の搬送速度から転写ローラ6と透過センサ9との距離
は30〜40mm程度あればよい。
ない場合、引き続き、反射センサ8にて普通紙である
か、高グロス用紙であるかの識別を行なう。そして、識
別結果が高グロス用紙である場合、直ちに搬送速度を1
/2倍速に減速する。この減速には、約0.3秒を要し
た。一般に高グロス用紙は、OHTほど低速度とする必
要がないので、反射センサ8は透過センサ9よりも下流
側に配置することができる。本実施の形態では、転写紙
4の搬送速度から転写ローラ6と透過センサ9との距離
は30〜40mm程度あればよい。
【0043】以上のような構成とすることで、次のメリ
ットがある。 (1)転写材の搬送路上流側のレジストローラ対10よ
りも遠い側に透過センサ9を用い、まずOHTであるか
否かのみの判断を行うので、普通紙とOHTとの誤検出
がなく、普通紙での高温オフセット状態を確実に回避す
るこができる。 (2)透過センサ9を相対的に転写ローラ6より転写紙
4の搬送路上流側で、反射センサ8よりも遠方に配置す
ることで減速時間を確保することができる。 (3)反射センサ8では普通紙と高グロス用紙の識別能
力が最も高い正反射型センサを用い、透過センサ9でO
HTであるか否かの識別を行なった後に、普通紙と高グ
ロス用紙との識別を行うようにすることで、最終的にO
HT、普通紙、高グロス用紙の判別をきわめて正確に行
なうことができる。
ットがある。 (1)転写材の搬送路上流側のレジストローラ対10よ
りも遠い側に透過センサ9を用い、まずOHTであるか
否かのみの判断を行うので、普通紙とOHTとの誤検出
がなく、普通紙での高温オフセット状態を確実に回避す
るこができる。 (2)透過センサ9を相対的に転写ローラ6より転写紙
4の搬送路上流側で、反射センサ8よりも遠方に配置す
ることで減速時間を確保することができる。 (3)反射センサ8では普通紙と高グロス用紙の識別能
力が最も高い正反射型センサを用い、透過センサ9でO
HTであるか否かの識別を行なった後に、普通紙と高グ
ロス用紙との識別を行うようにすることで、最終的にO
HT、普通紙、高グロス用紙の判別をきわめて正確に行
なうことができる。
【0044】特に(1)、(3)は透過センサと正反射
型センサとを組合せて使用することにより、互いの弱点
をカバーし合うことができるとともに、その長所を最大
限に生かす設定が可能となる。 〈第2の実施の形態〉次に、本発明の第2の実施の形態
について説明する。
型センサとを組合せて使用することにより、互いの弱点
をカバーし合うことができるとともに、その長所を最大
限に生かす設定が可能となる。 〈第2の実施の形態〉次に、本発明の第2の実施の形態
について説明する。
【0045】第1実施の形態において、転写紙4が搬送
途中で振動したり波打ったりした場合、正反射型センサ
8は高グロス用紙と普通紙との判定が困難となる。これ
は、平行シフトでは光量がばらつき、傾きでは実質上、
乱反射型センサに近づくためである。つまり、転写紙4
が振動、波打つことにより反射センサ8の光源16から
の光を反射する転写紙4の反射位置が図3の位置よりも
反射センサ8に近づくと、受光光量が変動し、また転写
紙4の反射位置が図3の位置よりも反射センサ8に対し
て傾いて位置すると、受光光は実質上、乱反射型センサ
に近づくことになる。
途中で振動したり波打ったりした場合、正反射型センサ
8は高グロス用紙と普通紙との判定が困難となる。これ
は、平行シフトでは光量がばらつき、傾きでは実質上、
乱反射型センサに近づくためである。つまり、転写紙4
が振動、波打つことにより反射センサ8の光源16から
の光を反射する転写紙4の反射位置が図3の位置よりも
反射センサ8に近づくと、受光光量が変動し、また転写
紙4の反射位置が図3の位置よりも反射センサ8に対し
て傾いて位置すると、受光光は実質上、乱反射型センサ
に近づくことになる。
【0046】本実施の形態はこの点を解決するためのも
のである。図4〜図7を用いて具体的に説明を行なう。
のである。図4〜図7を用いて具体的に説明を行なう。
【0047】図4では、転写紙4がレジストローラ対1
0に拘束された状態、すなわち、レジストローラ対10
の形成するニップに転写紙4が挟持された状態で、レジ
ストローラ対10の近傍(数mm以内)の上流側にて反射
センサ8により転写紙4の識別を行なう場合の例を示し
ている。この状態はレジストローラ対10に転写紙4が
突入して波打った状態では、光源16からの光を受光す
る受光素子17の検出レベルは不安定となるが、レジス
トローラ対10が回転して転写紙4を引張っている状態
においてはきわめて安定した検出レベルが得られる。
0に拘束された状態、すなわち、レジストローラ対10
の形成するニップに転写紙4が挟持された状態で、レジ
ストローラ対10の近傍(数mm以内)の上流側にて反射
センサ8により転写紙4の識別を行なう場合の例を示し
ている。この状態はレジストローラ対10に転写紙4が
突入して波打った状態では、光源16からの光を受光す
る受光素子17の検出レベルは不安定となるが、レジス
トローラ対10が回転して転写紙4を引張っている状態
においてはきわめて安定した検出レベルが得られる。
【0048】一方、図5では、転写紙4がレジストロー
ラ対10により拘束された状態で、レジストローラ対1
0近傍の下流側にて光源16および受光素子17を有す
る反射センサ8により転写紙4の識別を行なう場合の例
を示している。この状態は、特にレジストローラ対10
が紙先端を数mm挟持した状態で一旦停止するような紙先
端タイミング制御を行なう系に最適である。なぜなら、
この状態においては、転写紙4の先端検知部分はこしが
あり、さらに波打つことがないため、きわめて安定して
検知できるからである。
ラ対10により拘束された状態で、レジストローラ対1
0近傍の下流側にて光源16および受光素子17を有す
る反射センサ8により転写紙4の識別を行なう場合の例
を示している。この状態は、特にレジストローラ対10
が紙先端を数mm挟持した状態で一旦停止するような紙先
端タイミング制御を行なう系に最適である。なぜなら、
この状態においては、転写紙4の先端検知部分はこしが
あり、さらに波打つことがないため、きわめて安定して
検知できるからである。
【0049】また図6は、転写紙4がレジストローラ対
10により拘束された状態で、レジストローラ対10上
から転写紙4の判断を行なう場合の例を示している。こ
れは実際には図7に示すように、レジスト上ローラ18
として、長手方向に分割したゴムなどのローラを配した
ものを用いる場合において、ゴムローラの間の空隙を狙
って検知を行なう方法である。空隙が小さくなるため設
計自由度は狭いが転写紙の拘束力においては最も優れて
いる。もちろん、これらの配置においては、レジストロ
ーラ対10と転写ローラ6との間の距離は一層限定され
ており、OHT識別時の減速時間から図1のOHT検知
センサである透過センサ9は、これより上流側に配置す
るのがよい。
10により拘束された状態で、レジストローラ対10上
から転写紙4の判断を行なう場合の例を示している。こ
れは実際には図7に示すように、レジスト上ローラ18
として、長手方向に分割したゴムなどのローラを配した
ものを用いる場合において、ゴムローラの間の空隙を狙
って検知を行なう方法である。空隙が小さくなるため設
計自由度は狭いが転写紙の拘束力においては最も優れて
いる。もちろん、これらの配置においては、レジストロ
ーラ対10と転写ローラ6との間の距離は一層限定され
ており、OHT識別時の減速時間から図1のOHT検知
センサである透過センサ9は、これより上流側に配置す
るのがよい。
【0050】なお、上記実施の形態は、いずれも中間転
写ベルト5を用いた装置で説明を行なったが、この他の
転写方式でも何ら問題なく同様に実施可能であるのはも
ちろんである。
写ベルト5を用いた装置で説明を行なったが、この他の
転写方式でも何ら問題なく同様に実施可能であるのはも
ちろんである。
【0051】また、上記実施の形態では、定着装置3の
定着条件の設定を、搬送速度を可変させて行うように説
明したが、定着温度を可変させて行うようにしてもよ
い。
定着条件の設定を、搬送速度を可変させて行うように説
明したが、定着温度を可変させて行うようにしてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写材が光透過性シートであるか否かの識別を透過型光
学センサにより行い、光沢紙であるか否かの識別を反射
型光学センサにより行うようにするとともに、透過型光
学センサを反射型光学センサよりも転写材の搬送路上流
側に設けることで、光透過性シートを識別した時の切替
をスムーズに行うことができ、転写材の識別を高精度に
可能とすることができる。
転写材が光透過性シートであるか否かの識別を透過型光
学センサにより行い、光沢紙であるか否かの識別を反射
型光学センサにより行うようにするとともに、透過型光
学センサを反射型光学センサよりも転写材の搬送路上流
側に設けることで、光透過性シートを識別した時の切替
をスムーズに行うことができ、転写材の識別を高精度に
可能とすることができる。
【0053】また、他の発明によれば、反射型光学セン
サをレジストローラ対の近傍に設けることで、光沢紙と
普通紙の判別をより高精度に行なえるようになった。
サをレジストローラ対の近傍に設けることで、光沢紙と
普通紙の判別をより高精度に行なえるようになった。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の要部を示す概略構成図である。
の要部を示す概略構成図である。
【図2】同上の透過型光学センサを示す概略構成図であ
る。
る。
【図3】図1の反射型光学センサを示す概略構成図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明する反射型光
学センサを示す概略構成図である。
学センサを示す概略構成図である。
【図5】同じく第2の実施の形態を説明する概略断面図
である。
である。
【図6】同じく第2の実施の形態を説明する概略断面図
である。
である。
【図7】同じく第2の実施の形態を説明する概略斜視図
である。
である。
【図8】従来の定着装置を示す概略断面図である。
【図9】図8の定着装置の要部を抽出して示す拡大断面
図である。
図である。
3 定着手段(定着装置) 4 転写材 8 反射型光学センサ 9 透過型光学センサ 10 レジストローラ対 11 制御手段(コンピュータ) 16 LED 17 フォトダイオード
Claims (5)
- 【請求項1】 転写材上に転写されたトナー画像を定着
する定着手段を有する画像形成装置において、 前記転写材に対するトナー画像の転写位置よりも転写材
の搬送路上流側の所定位置に配置され、転写材が光透過
性シートであるか否かを識別する透過型光学センサと、 該透過型光学センサより転写材の搬送路下流側で、かつ
前記転写位置よりも上流側に配置され、転写材が光沢紙
であるか否かを識別する反射型光学センサと、 前記転写材が光透過性シートでない場合には、前記反射
型光学センサによって転写材が光沢紙であるか否かを識
別するとともに、これらの識別結果に基づいて前記転写
材上のトナー画像を定着する前記定着手段の定着条件を
設定する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記反射型光学センサは、前記転写位置
よりも上流側のレジストローラ対近傍に配置されてい
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記反射型光学センサは、正反射型の光
学センサである、 ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記定着条件として転
写材の搬送速度を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記定着条件として前
記定着手段の定着温度を設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20387396A JPH1048975A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20387396A JPH1048975A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048975A true JPH1048975A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16481135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20387396A Pending JPH1048975A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048975A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100428545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 용지종류 감별기능을 갖는 화상형성장치 및 그 구동제어방법 |
| KR100443222B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2004-08-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 및 검출 기구 |
| JP2014062002A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-04-10 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| US20140270822A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ryota YAMASHINA | Image forming apparatus and method of arranging sheet detector |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP20387396A patent/JPH1048975A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443222B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2004-08-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 및 검출 기구 |
| KR100428545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 용지종류 감별기능을 갖는 화상형성장치 및 그 구동제어방법 |
| US20140270822A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ryota YAMASHINA | Image forming apparatus and method of arranging sheet detector |
| US9176438B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and method of arranging sheet detector |
| JP2014062002A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-04-10 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
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