JPH1049042A - 点字ディスプレイユニット - Google Patents
点字ディスプレイユニットInfo
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- JPH1049042A JPH1049042A JP8219297A JP21929796A JPH1049042A JP H1049042 A JPH1049042 A JP H1049042A JP 8219297 A JP8219297 A JP 8219297A JP 21929796 A JP21929796 A JP 21929796A JP H1049042 A JPH1049042 A JP H1049042A
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Abstract
プレイ装置に適用可能であり、部分的な故障にも対処で
きる点字ディスプレイユニットを提供する。 【解決手段】 点字ピン駆動部B2は、ヨーク61、コ
イル63、永久磁石65、アーマチュア67、板ばね6
9、コイルばね71を備える。コイル巻き線63bは給
電制御回路からの励磁電流の極性に応じてアーマチュア
67と鉄心63aとの間に引力が作用する磁界と、斥力
が作用する磁界とが選択的に生じる。永久磁石65は、
上記引力が作用する磁界が生じたとき、鉄心63a、ア
ーマチュア67、ヨーク61を通る磁気回路を形成す
る。この磁気回路によりアーマチュア67と鉄心63a
との当接状態は、コイル63への励磁電流の給電が断た
れた後も自己保持される。この自己保持状態は、アーマ
チュア67と鉄心63aとが離間することで上記磁気回
路が消滅することにより解消される。アーマチュア67
は、その略直角に折り曲げられた部位の近傍においてヨ
ーク61の右端部と時計方向/反時計方向に回動可能に
係合しており、上部に板ばね69の端部が固定される。
Description
上下動させることにより、与えられた点字データに応じ
た点字ピンの凹凸のパターンを表示板上に表現する点字
ディスプレイユニットに関するものである。
わされる。また、点字を用いた文章の表現には、1行の
表現に最大で36文字分、頁NO.や行NO.に夫々2
文字分の合計40文字分の点字を必要とする。即ち、1
文字が6点の場合は240点、8点の場合は320点の
点字を必要とする。従来、1個の表示板に240点、又
は320点の穴を開け、各穴に夫々240本、又は32
0本の点字ピンを植込み、各点字ピンをコイルを備えた
駆動部により個別に上下動させることで、所望の文字情
報を表示する構成の点字ディスプレイ装置が提案されて
いる。
点字ディスプレイ装置においては、1個の表示板に24
0点、又は320点という多量の穴を開けなければなら
ず、しかも、この穴開けを高精度に行なう必要があり、
その上、各穴に1本ずつ点字ピンを植込まなければなら
ないから作業に非常な手間が掛かる。また、このように
穴の数や点字ピンの数が多いために装置の信頼性は低下
せざるを得ず、装置自身の価格も極めて高価なものにな
ってしまい、広く一般に普及させることはできなかっ
た。
る複数の駆動部を、各点字ピンの設置位置の直下に設け
た構成になっていたので、いずれか1個の点字ピン又は
その駆動部に故障等の不具合が生じたとき、該当部分だ
けを他と切離して新しいものと交換することができず装
置全体が無駄になってしまうという問題もあった。
点、又は320点という多量の穴を開けた構成の装置で
は、1行当りの文字数(点字数)を任意に変更すること
ができないから、例えば1行の表現を20文字で行なう
装置には上記表示板を転用することができない。よっ
て、新たに1行20文字分の穴を開けた表示板を製作し
直さなければならず、異なった規格に対して柔軟に対応
できなかった。
が異なる規格の点字ディスプレイ装置にも適用が可能で
あり、また部分的な故障や不具合にも柔軟に対処できる
構成の点字ディスプレイユニットを提供することにあ
る。
う点字ディスプレイユニットは、表示板の複数の貫通孔
に夫々設けられた点字ピンを、個別に上下方向に移動さ
せる複数の駆動部を備えるもので、複数の駆動部は、点
字ピンの移動方向に沿って積層されている。
点字1文字を構成する複数の点字ピンの上側及び下側の
少なくともいずれか一方に配置することができる。
文字数に対応した分だけ横方向に配列することは極めて
容易である。よって、1行20文字分の規格の点字ディ
スプレイ装置にも、1行36文字分の規格の点字ディス
プレイ装置にも柔軟に対処できる。また、1行を構成す
るユニットのいずれかに故障等の不具合が生じても、該
当するユニットだけを交換できる。
る数の貫通孔が形成されている表示板を用いることもで
きる。
イユニットは、表示板の複数の貫通孔に夫々設けられた
点字ピンを、個別に上下方向に移動させる複数の駆動部
を備えるもので、複数の駆動部は、点字1文字を構成す
る複数の点字ピンの上側及び下側の少なくともいずれか
一方に配置されている。
に沿って積層された構成となっている。
奏し得る。
は、表示板の各貫通孔に夫々設けられた点字ピンを個別
に駆動するためのもので、印加された磁界の向きに応じ
て、点字ピンを各貫通孔から突出させる第1の動作と各
貫通孔内へ没入させる第2の動作とを選択的に行なう点
字ピン保持機構と、供給された励磁電流の向きに応じて
夫々異なる向きの磁界を発生させ、これらの磁界により
点字ピン保持機構に対して第1、第2の動作のいずれか
一方の動作を行なわせる保持機構駆動手段とを備える。
た状態で自己保持させるための磁気回路を形成する永久
磁石を備えることもできる。
の励磁電流の供給が断たれても、点字ピンが貫通孔から
突出した状態で保持されるから、貫通孔内に没入してい
る点字ピンと共に、特定の文字を表示する点字ピンによ
る凹凸パターンが保持され、メモリとしての機能も奏し
得る。また、消費電力の大幅な節約にもなる。
押圧されたときその押圧力に応じた反力を生じる弾性部
材を設けることとしても良い。
点字ピンを指先で軽く押すと、弾性部材が有する上下方
向の弾発力により点字ピンは上下動するので、指先の疲
労が軽減される。
り詳細に説明する。
ィスプレイユニットの概要を示す正面図、図2は、本発
明の一実施形態に係る点字ディスプレイユニットの概要
を示す背面図、図3は、本発明の一実施形態に係る点字
ディスプレイユニットを示す平面図である。図1〜図3
に示す点字ディスプレイユニットは、10個の点字ピン
を用いて点字1文字を表現する仕様のもので、点字2文
字分の表現に必要な20個の点字ピンを1ユニットとし
ている。
に、夫々矩形状を呈する天板51及び底板53と、20
個の点字ピン1〜20と、20個の点字ピン駆動部A1
〜E4とを備える。天板51には、図3に示すように、
20個の貫通孔57が所定の間隔を置いてマトリクス状
に配置されている。各々の貫通孔57には、対応する点
字ピン1〜20が後に詳述する保持機構(図10で示
す)により出没自在に保持されて設けられている。各点
字ピン1〜20は、夫々対応する点字ピン駆動部A1〜
E4によって貫通孔57から突出させられる上方への移
動と、逆に貫通孔57内へ引込められる下方への移動と
が選択的に行なわれるよう構成されている。
〜図8に示すように、各点字ピン駆動部A1〜E4は、
最上層に駆動部A1〜A4が、上から2番目の層に駆動
部B1〜B4が、上から3番目の層に駆動部C1〜C4
が、上から4番目の層に駆動部D1〜D4が、最下層に
駆動部E1〜E4が夫々積層状に配置されている。
1、C1、D1、E1の5個で第1スタックS1を、駆
動部A2、B2、C2、D2、E2の5個で第2スタッ
クS2を夫々形成している。また、図2に示すように、
駆動部A3、B3、C3、D3、E3の5個で第3スタ
ックS3を、駆動部A4、B4、C4、D4、E4の5
個で第4スタックS4を夫々形成している。よって、本
実施形態では、各点字ピン駆動部A1〜E4により、天
板51と底板53との間に点字1文字の上側と下側とに
1列ずつ、別の点字1文字の上側と下側とに1列ずつ、
即ち、縦横2列に配置された4個のスタックS1〜S4
を形成していることになる。
1〜20との対応関係を、図4〜図8を参照して説明す
る。
きの上記ユニットの構成の概要を示す。
も第1スタックS1〜第4スタックS4の最上層を構成
するもので、駆動部A1は点字1文字の上側(図3の左
側)に位置する点字ピン1を、駆動部A2は点字1文字
の下側(図3の右側)に位置する点字ピン5を、夫々駆
動するようになっている。また、駆動部A3は別の点字
1文字の上側(図3の左側)に位置する点字ピン11
を、駆動部A4は別の点字1文字の下側(図3の右側)
に位置する点字ピン15を、夫々駆動するようになって
いる。
ときの上記ユニットの構成の概要を示す。
も第1スタックS1〜第4スタックS4の上から2番目
の層を構成するもので、駆動部B1は点字1文字の上側
(図3の左側)に位置する点字ピン6を、駆動部B2は
点字1文字の下側(図3の右側)に位置する点字ピン1
0を、夫々駆動するようになっている。また、駆動部B
3は別の点字1文字の上側(図3の左側)に位置する点
字ピン16を、駆動部B4は別の点字1文字の下側(図
3の右側)に位置する点字ピン20を、夫々駆動するよ
うになっている。
たときの上記ユニットの構成の概要を示す。
も第1スタックS1〜第4スタックS4の上から3番目
の層を構成するもので、駆動部C1は点字1文字の上側
(図3の左側)に位置する点字ピン2を、駆動部C2は
点字1文字の下側(図3の右側)に位置する点字ピン4
を、夫々駆動するようになっている。また、駆動部C3
は別の点字1文字の上側(図3の左側)に位置する点字
ピン12を、駆動部C4は別の点字1文字の下側(図3
の右側)に位置する点字ピン14を、夫々駆動するよう
になっている。
ときの上記ユニットの構成の概要を示す。
も第1スタックS1〜第4スタックS4の上から4番目
の層を構成するもので、駆動部D1は点字1文字の上側
(図3の左側)に位置する点字ピン7を、駆動部D2は
点字1文字の下側(図3の右側)に位置する点字ピン9
を、夫々駆動するようになっている。また、駆動部D3
は別の点字1文字の上側(図3の左側)に位置する点字
ピン17を、駆動部D4は別の点字1文字の下側(図3
の右側)に位置する点字ピン19を、夫々駆動するよう
になっている。
見たときの上記ユニットの構成の概要を示す。
も第1スタックS1〜第4スタックS4の最下層を構成
するもので、駆動部E1は点字1文字の中間(図3参
照)に位置する点字ピン3を、駆動部E2も点字1文字
の中間に位置する点字ピン8を、夫々駆動するようにな
っている。また、駆動部E3は別の点字1文字の中間
(図3参照)に位置する点字ピン13を、駆動部E4も
別の点字1文字の中間に位置する点字ピン18を、夫々
駆動するようになっている。
点字ピン1〜20との対応関係が明らかとなった。
動部B2の構成を詳細に説明する。各駆動部A1〜E4
は構成が同一であるから重複を避けるために、ここでは
駆動部B2を除いた残りの駆動部については説明を省略
する。
する駆動部A2を除去した状態で、上記ユニットを上方
から見たときの駆動部B2の構成を、図10は、図5の
VI―VI´線から駆動部B2を切断したときの断面構造
を、図11は、図10のVII―VII´線から下方を見たと
きの駆動部B2の構成を夫々示す。
と、コイル63と、永久磁石65と、アーマチュア67
と、板ばね69と、コイルばね71とを備える。
板51と底板53との間において天板51及び底板53
に対し垂直に設けられた取付板73に、図示の態様で締
結具により片持状に固定されており、上面には板ばね6
9の一端部を取付固定するための固定部材75が設けら
れている。
線63bと、一対の固定片63cとから成っている。鉄
心63aは、その大部分が角柱状を呈しており、その図
10で示す左端側には永久磁石65を取付けるために平
板状の取付部を有している。コイル巻き線63bを巻回
した鉄心63aを、永久磁石65と共に締結具により取
付板73に垂直に取付固定することによって、コイル6
3は、図10に示す態様でヨーク61の下方においてヨ
ーク61と並行な状態で配置される。
圧に応じて任意の電気抵抗値を持った導線を選択でき
る。
回路(図12に示す)からの励磁電流の極性に応じて、
アーマチュア67と鉄心63aとの間に図10に示すよ
うに引力が作用する磁界と、斥力が作用する磁界とが選
択的に生じるようになっている。
されたコイル巻き線63bを固定するために、コイル巻
き線63bをその両端面から挟むように鉄心63aに嵌
挿される。
10の状態を保持するためのもので、コイル63の励磁
によりアーマチュア67と鉄心63aとの間に引力が作
用する磁界が生じたとき、永久磁石65から鉄心63
a、アーマチュア67、ヨーク61を通じて永久磁石6
5に至る磁気回路を形成する。この磁気回路によって、
アーマチュア67と鉄心63aとの当接状態は、コイル
63に上記磁界を生じさせた励磁電流の給電が断たれた
後も自己保持される。この自己保持状態は、アーマチュ
ア67と鉄心63aとの間に斥力が作用する磁界を生じ
させる励磁電流(即ち、引力が作用する磁界を生じさせ
る励磁電流とは逆向きの励磁電流)がコイル63に供給
され、アーマチュア67と鉄心63aとが離間すること
で上記磁気回路が消滅することにより解消される。な
お、この永久磁石65には、少なくともコイルばね71
の付勢力を上廻る強さの磁界強度を有する永久磁石が使
用されるものとする。
し、その略直角に折り曲げられた部位の近傍においてヨ
ーク61の右端部と時計方向/反時計方向に回動可能に
係合しており、その上部には板ばね69の端部が締結具
により固定されている。
て揺動することによって点字ピン10を上下動させるも
ので、肉厚の薄い材料により図9に示したような形状に
形成されており、面積の広い矩形状を呈する第1の部位
と、細長い第2の部位とから成っている。第1の部位の
端部は、締結具によりヨーク61に固定され、第1の部
位の端部上面には、コイルばね71の他端部を取付固定
するための固定部材77が設けられている。また、第1
の部位には、コイルばね71が没入可能なスリット69
aが形成されており、このスリット69aには、前述し
た固定部材75が臨んでいる。第2の部位は、取付板7
3に形成された貫通穴73aを貫通しており、第2の部
位の端部には、点字ピン10の下端部が嵌挿可能なよう
に円形状の貫通孔69bが形成されている(図9及び図
10を併せて参照)。
3aの上下方向の長さ分だけヨーク61の回動に追従し
て揺動することが分かる。
75を介してヨーク61側に、その他端部が固定部材7
7を介してアーマチュア67及び板ばね69側に夫々取
付けられており、アーマチュア67及び板ばね69を図
10の反時計方向に付勢している。
1スタックS1の駆動部A1、B1、C1、D1、E1
の各コイル、及び第2スタックS2の駆動部A2、B
2、C2、D2、E2の各コイルへの給電を個別に制御
するための給電制御回路を示す。なお、点字ピン11〜
20に対応する第3スタックS3の駆動部A3、B3、
C3、D3、E3の各コイル、及び第4スタックS4の
駆動部A4、B4、C4、D4、E4の各コイルへの給
電を個別に制御するための給電制御回路については、上
記給電制御回路の構成と同じであるので、図示及び説明
を省略する。
ッチ81と、1対のAND回路83a、83bと、駆動
電流切換回路85とを各駆動部A1〜E2毎に備えた構
成となっている。
ち、駆動部A1〜C2のDラッチ81については、イン
バータ回路87からクロック端子CPに印加されるクロ
ックパルス信号−CP1(コントローラ(図示しない)
からのクロックパルス信号CP1を反転した信号)に同
期して駆動される。また、残りの駆動部D2〜E2のD
ラッチ81については、インバータ回路89からクロッ
ク端子CPに印加されるクロックパルス信号−CP2
(コントローラ(図示しない)からのクロックパルス信
号CP2を反転した信号)に同期して駆動される。ま
た、各駆動部A1〜E2のDラッチ81のクリア入力端
子CLには、コントローラ(図示しない)から出力さ
れ、インバータ回路91で反転されたクリア信号CLが
印加され、各Dラッチ81は同期してクリアされる。更
に、各Dラッチ81のD入力端子には、夫々コントロー
ラ(図示しない)から出力される制御データを伝送する
ためのデータバスDB1〜DB10が接続されている。
にクロックパルス信号−CP1を、駆動部D2〜E2の
Dラッチ81にクロックパルス信号−CP2を夫々印加
することとした理由は、上記給電制御回路を、8ビッ
ト、16ビットいずれのコントローラ(図示しない)に
も対応できるようにするためである。例えば、8ビット
のコントローラに対しては、クロックパルス信号−CP
1の位相とクロックパルス信号−CP2の位相とをずら
すことにより対応できるからである。
0を駆動する駆動部2に対応する各部について説明す
る。
てコントローラ(図示しない)からD入力端子に印加さ
れる信号のラッチ/アンラッチ状態を、CP入力端子に
印加されるクロックパルス信号−CP1により制御する
ものである。Dラッチ81は、上記D入力端子及びCP
入力端子に加えて、更に、Dラッチ81をクリアするた
めのクリア信号CLが印加されるCL入力端子と、ラッ
チされた信号がそのまま出力されるQ出力端子と、ラッ
チされた信号の論理レベルが反転されて出力される−Q
出力端子とを備える。
力端子からの出力信号と、コントローラ(図示しない)
からのストローブパルスSTB1(コントローラにセッ
トされた点字データに対応する点字ピンのパターンを、
点字ディスプレイユニットに表現するための信号)との
間で論理積を演算し、駆動電流切換回路85に出力す
る。
出力端子からの出力信号と、上記ストローブパルスST
B1との間で論理積を演算し、駆動電流切換回路85に
出力する。
に基づきコイル63に励磁電流を供給するためのもの
で、励磁電流方向切換指令信号の入力端子としてAND
回路83aの出力に対応する第1の入力端子と、AND
回路83bの出力に対応する第2の入力端子とを有す
る。ここで、第1の入力端子に論理レベル「H」の信号
が印加されたとき、上記引力が作用する磁界を生じさせ
る向きのパルス電流を、励磁電流としてコイル63に供
給するものとする。また、第2の入力端子に論理レベル
「H」の入力信号が印加されたとき、上記斥力が作用す
る磁界を生じさせる向きのパルス電流を、励磁電流とし
てコイル63に供給するものとする。
の信号の論理レベルが「H」であれば、第1の入力端子
に論理レベル「H」の信号が、第2の入力端子に論理レ
ベル「L」の信号が夫々印加されるから、切換回路85
は、上記引力が作用する磁界を生じさせる向きのパルス
電流を励磁電流としてコイル63に供給する。一方、D
ラッチ81の−Q出力端子からの信号の論理レベルが
「H」であれば、第1、第2の入力端子に印加される信
号の論理レベルは上記と逆になるから、切換回路85
は、上記パルス電流の供給に代えて上記斥力が作用する
磁界を生じさせる向きのパルス電流を、励磁電流として
コイル63に供給する。上述したパルス電流の大きさ、
オン時間幅、コイル63に印加される駆動電圧の値は、
任意に設定可能である。
電流(励磁電流)の供給は、例えばDラッチ81のクリ
ア端子CLにクリア信号が印加された時点で打切られ
る。
動部B2の動作を詳細に説明する。各駆動部A1〜E4
は構成が同一であるから、その動作も同じであり、従っ
て重複を避けるために、ここでは駆動部B2を除いた残
りの駆動部の動作については説明を省略する。
貫通孔57に没入した状態で、データバスDB7を通じ
てDラッチ81に伝送された信号によりAND回路83
aから第1の入力端子に論理レベル「H」の信号が印加
されると、切換回路85は、上記引力が作用する磁界を
生じさせる向きのパルス電流をコイル63に供給する。
aに引き付けられることとなるので、アーマチュア67
及び板ばね69は、コイルばね71の付勢力に抗して図
10の時計方向に回動し、この回動に伴って点字ピン1
0を押し上げて貫通孔57から突出させる。このとき、
アーマチュア67の下端部が図10に示すように鉄心6
3aの右端部に当接するために、コイルばね71の付勢
力を上廻る強度を持った永久磁石65の磁力により、永
久磁石65から鉄心63a、アーマチュア67、及びヨ
ーク61を通って永久磁石65に至る磁気回路が形成さ
れる。この磁気回路により、上記パルス電流(励磁電
流)の供給が断たれてもアーマチュア67と鉄心63a
との当接状態は自己保持されることとなる。
の点字ピン10を指先で軽く押すと、板ばね69が有す
る上下方向の弾発力により点字ピン10は上下動するの
で、指先の疲労が軽減される。
態は、アーマチュア67と鉄心63aとの当接状態が強
制的に解消されない限り、永久磁石65の磁力により自
己保持される。このため、点字ピン10を始めとする他
の点字ピン1〜9の凹凸のパターンによって表現される
文字データ(この場合は1文字分のデータ)が保持され
るので、上記ユニットは、単なる点字ディスプレイとし
ての機能に加えて、更に、複数本の点字ピンから成る文
字データのメモリとしての機能をも奏し得る。
81に伝送された信号によりAND回路83bから第2
の入力端子に論理レベル「H」の信号が印加されると、
切換回路85は、上記斥力が作用する磁界を生じさせる
向きのパルス電流をコイル63に供給する。これによ
り、アーマチュア67と鉄心63aとの間に斥力が作用
し、アーマチュア67及び板ばね69は、この斥力とコ
イルばね71の付勢力とにより図10の反時計方向に回
動する。その結果、点字ピン10は貫通孔57内に没入
することとなる。
によれば、点字2文字分に相当する数の点字ピンを有
し、且つ、各点字ピンを上下動させる複数の点字ピン駆
動部A1〜E4が天板51と底板53との間に積層状に
設けられて縦横2列に配置された4個のスタックS1〜
S4を形成した構成となっているので、このユニットを
所望の文字数に対応した分だけ横方向に配列することは
極めて容易である。よって、1行20文字分の規格の点
字ディスプレイ装置にも、1行36文字分の規格の点字
ディスプレイ装置にも柔軟に対処できる。また、1行を
構成するユニットのいずれかに故障等の不具合が生じて
も、該当するユニットだけを交換できるという利点もあ
る。
した状態は、アーマチュア67と鉄心63aとの当接状
態が強制的に解消されない限り、永久磁石65の磁力に
より自己保持される。このため、点字ピン10を始めと
する他の点字ピン1〜9の凹凸のパターンによって表現
される文字データ(この場合は1文字分のデータ)が保
持されることとなるので、上記ユニットは、単なる点字
ディスプレイとしての機能に加えて、複数本の点字ピン
から成る文字データのメモリとしての機能をも奏し得
る。よって、コイルへの通電を継続することによって複
数本の点字ピンから成る文字パターンを保持する装置と
異なり、消費電力を大幅に節約することができる。
用する弾発力を持った板ばね69を介してアーマチュア
67に取付けられているので、貫通孔57から突出した
状態の点字ピン1〜20を指先で軽く押すと、板ばね6
9の弾発力により点字ピン10は上下動する。そのた
め、装置使用者の指先の疲労を軽減することができる。
実施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみ
に限定されることを意味するものでないのは勿論であ
る。
て点字1文字を表現する仕様において、点字2文字分の
表現に必要な20個の点字ピンを1ユニットとした構成
の点字ディスプレイユニットを例にとって説明した。し
かし、点字1文字を6個の点字ピンで表現する仕様にお
いて、点字2文字分の12個の点字ピンを1ユニットと
した構成のものや、点字1文字を8個の点字ピンで表現
する仕様において、点字2文字分の16個の点字ピンを
1ユニットとした構成のものにも本発明は当然に適用可
能である。
A1〜E4を、アーマチュア及び板ばねがコイルの鉄心
に当接したとき点字ピンが貫通孔から突出し、アーマチ
ュア及び板ばねがコイルの鉄心から離間したとき点字ピ
ンが貫通孔内に没入するよう構成した。しかし、板ばね
のアーマチュアに対する取付方向を逆にすれば、点字ピ
ンの動作を上記と逆に設定することもできる。
ユニットとしたが、例えば、点字3文字分を1ユニット
としたものにも本発明が適用可能である。
ットは、点字黒板や、点字読書器や、点字ガイドボック
スや、パソコン端末の点字ディスプレイや、点字預貯金
機や、点字新聞等に応用可能である。
1行当りの点字数が異なる規格の点字ディスプレイ装置
にも適用が可能であり、また部分的な故障や不具合にも
柔軟に対処できる構成の点字ディスプレイユニットを提
供することができる。
ニットの概要を示す正面図。
ニットの概要を示す背面図。
ニットを示す平面図。
ットの構成の概要を示す図。
ニットの構成の概要を示す図。
ユニットの構成の概要を示す図。
ニットの構成の概要を示す図。
ットの構成の概要を示す図。
面図。
ン駆動部の断面図。
点字ピン駆動部の断面図。
制御するための給電制御回路を示す回路図。
Claims (8)
- 【請求項1】 表示板の複数の貫通孔に夫々設けられた
点字ピンを、個別に上下方向に移動させる複数の駆動部
を備える点字ディスプレイユニットにおいて、 前記複数の駆動部は、前記点字ピンの移動方向に沿って
積層されていることを特徴とする点字ディスプレイユニ
ット。 - 【請求項2】 請求項1記載の点字ディスプレイユニッ
トにおいて、 前記積層された複数の駆動部は、点字1文字を構成する
複数の点字ピンの上側及び下側の少なくともいずれか一
方に配置されていることを特徴とする点字ディスプレイ
ユニット。 - 【請求項3】 請求項1記載の点字ディスプレイユニッ
トにおいて、 前記表示板には、点字2文字分に相当する数の貫通孔が
形成されていることを特徴とする点字ディスプレイユニ
ット。 - 【請求項4】 表示板の複数の貫通孔に夫々設けられた
点字ピンを、個別に上下方向に移動させる複数の駆動部
を備える点字ディスプレイユニットにおいて、 前記複数の駆動部は、点字1文字を構成する複数の点字
ピンの上側及び下側の少なくともいずれか一方に配置さ
れていることを特徴とする点字ディスプレイユニット。 - 【請求項5】 請求項4記載の点字ディスプレイユニッ
トにおいて、 前記複数の駆動部は、前記点字ピンの移動方向に沿って
積層されていることを特徴とする点字ディスプレイユニ
ット。 - 【請求項6】 表示板の各貫通孔に夫々設けられた点字
ピンを個別に駆動するための複数の駆動部において、 印加された磁界の向きに応じて、前記点字ピンを前記各
貫通孔から突出させる第1の動作と前記各貫通孔内へ没
入させる第2の動作とを選択的に行なう点字ピン保持機
構と、 供給された励磁電流の向きに応じて夫々異なる向きの磁
界を発生させ、これらの磁界により前記点字ピン保持機
構に対して前記第1、第2の動作のいずれか一方の動作
を行なわせる保持機構駆動手段と、 を備えることを特徴とする点字ピンの駆動部。 - 【請求項7】 請求項6記載の点字ディスプレイユニッ
トにおいて、 前記点字ピン保持機構を、前記第1の動作を行なった状
態で自己保持させるための磁気回路を形成する永久磁石
を備えることを特徴とする点字ディスプレイユニット。 - 【請求項8】 請求項7記載の点字ディスプレイユニッ
トにおいて、 前記点字ピン保持機構に、前記点字ピンが押圧されたと
きその押圧力に応じた反力を生じる弾性部材を設けたこ
とを特徴とする点字ディスプレイユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8219297A JPH1049042A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 点字ディスプレイユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8219297A JPH1049042A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 点字ディスプレイユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1049042A true JPH1049042A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16733297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8219297A Pending JPH1049042A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 点字ディスプレイユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1049042A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105679149A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-15 | 浙江理工大学 | 驱动电磁式盲文显示装置显示盲文字符的集成电路 |
| JP2023171927A (ja) * | 2018-04-24 | 2023-12-05 | ピッツ,ウォレス | 情報の触覚伝達のための磁気的にプログラム可能なアクチュエータ |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP8219297A patent/JPH1049042A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105679149A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-15 | 浙江理工大学 | 驱动电磁式盲文显示装置显示盲文字符的集成电路 |
| JP2023171927A (ja) * | 2018-04-24 | 2023-12-05 | ピッツ,ウォレス | 情報の触覚伝達のための磁気的にプログラム可能なアクチュエータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040216 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040323 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20040326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040416 |