JPH1049227A - 移動体の誘導センサ - Google Patents

移動体の誘導センサ

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JPH1049227A
JPH1049227A JP8220321A JP22032196A JPH1049227A JP H1049227 A JPH1049227 A JP H1049227A JP 8220321 A JP8220321 A JP 8220321A JP 22032196 A JP22032196 A JP 22032196A JP H1049227 A JPH1049227 A JP H1049227A
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JP
Japan
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light
light receiving
receiving element
inner peripheral
peripheral surface
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JP8220321A
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English (en)
Inventor
Hideo Awazu
英雄 粟津
Yasuji Sakai
保治 酒井
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部6に外側から斜め方向に入射する可視
光C,Dを絞りブロック65の各光遮蔽面65cで遮断
して受光素子61が受光するのを防ぐことにより、誘導
ライン3の真上のない受光部6の受光量が増加して判別
が不正確になるようなことのない誘導センサ2を提供す
る。 【解決手段】 受光部6の受光素子61から真下の床面
Aに至る受光光軸B上に集光レンズ62,62を配置す
ると共に、この集光レンズ62,62と受光素子61と
の間に、上方ほど内径が小さくなる4段の円筒内周面6
5a…を備えた集光孔65bを有する絞りブロック65
を配置した。この集光孔65bの各円筒内周面65a,
65aの間や最上段の円筒内周面65aの上方には、受
光光軸Bに直交する面に沿った環状の光遮蔽面65cが
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面上を走行する
無人搬送車等の移動体をこの床面の誘導ラインに沿って
誘導するための移動体の誘導センサにおける受光部の光
学系の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】無人搬送車を床面の誘導ラインの沿って
走行させることにより物資を搬送する搬送システムは、
誘導路の敷設が容易であること等から、工場などの施設
内で広く利用されている。このような搬送システムで用
いられる無人搬送車の一例を図5に示す。この無人搬送
車1は、モータ11,11によって回転駆動される駆動
輪12,12とこれに従動する従動輪13,13とを備
え、モータ11,11を制御して左右の駆動輪12,1
2の回転を調整することにより床面A上を直進したり左
右に旋回しながら走行する。また、この無人搬送車1の
前後の下部にはそれぞれ誘導センサ2,2が装着されて
いる。各誘導センサ2は、例えば16個の受光部を左右
に並べて配置し、これら各受光部が誘導ライン3からの
光を受光したかどうかをそれぞれ判別することにより、
無人搬送車1がこの誘導ライン3からどの方向に程度変
位しているかを検出する。そして、この検出結果に応じ
て駆動輪12,12の回転を制御することにより、無人
搬送車1を誘導ライン3に沿って誘導することができ
る。
【0003】ここで誘導ライン3は、通常は床面Aとは
顕著に異なる色の色素で着色された誘導材が用いられ、
誘導センサ2の各受光部も、この誘導ライン3で反射さ
れた特有の色の光だけを受光できるようにして、これら
の受光部での受光量の大小に応じて、誘導ライン3から
の反射光を受光したかどうかを判別できるようにする。
しかし、このような誘導ライン3は、床面A上で極めて
目立つ色となるため美観を損なうおそれがある。そこ
で、紫外線を照射するとルミネッセンス現象により可視
光を発する透明な誘導材を誘導ライン3に用いることに
より、床面Aの美観を損なうことがないようにした発明
が従来から提案されている(特開平6−149350号
公報)。このように入射光とは波長領域の全く異なる光
を発する誘導材を用いると、誘導ライン3から発せられ
る波長の全く異なる光と、他の床面Aで入射光の波長の
全部又は一部のみを反射した光とを確実に区別して検出
できるので、外光によるノイズや床面Aの汚れ等の影響
を受け難くすることができるという利点も有する。
【0004】上記紫外線の照射により可視光を発する誘
導ライン3に用いる場合、誘導センサ2は、外光を遮蔽
してブラックライト等からの紫外線を床面Aに照射する
と共に、図6に示すように、この床面Aの上方に左右方
向(走行方向に直交する方向)に並べて配置した16個
の受光部6…によって床面Aからの可視光を受光するこ
とになる。即ち、例えば図6に示す場合では、誘導ライ
ン3の真上に位置する中央の3個の受光部6…のみがこ
の誘導ライン3から発せられる可視光を受光し、その両
側の13個の受光部6…は誘導ライン3のない床面Aか
らの可視光を受光する。ただし、これら両側の受光部6
…の下方の床面Aは、外光が遮蔽されて紫外線のみが照
射されるので、この紫外線は反射するが可視光が反射さ
れることはほとんどない。従って、中央の3個の受光部
6…は、誘導ライン3からの可視光を十分に受光するの
で受光量も多くなるが、その両側の13個の受光部6…
は受光量が極めて少なくなり、これらの受光量の差によ
って各受光部6が誘導ライン3からの可視光を受光した
かどうかを判別することができる。
【0005】そして、図7に示すように、無人搬送車1
の双方の誘導センサ2,2で中央の3〜4個の受光部6
…の受光量のみが多いと判別された場合(図では受光量
の多い受光部6…を黒丸で示す)には、無人搬送車1が
誘導ライン3に沿っているので、駆動輪12,12を同
じ回転数で回転させて直進させる。しかし、例えば図8
に示すように、前方の誘導センサ2では左側(図示下
方)に寄った3個の受光部6…の受光量のみが多いと判
別され、後方の誘導センサ2では右側(図示上方)に寄
った3個の受光部6…の受光量のみが多いと判別された
場合には、無人搬送車1が誘導ライン3に対して斜めに
なっているので、右側の駆動輪12をより速く回転させ
て左に旋回するように操舵する。なお、ここでは、無人
搬送車1の前後に2台の誘導センサ2,2を装着した
が、1台の誘導センサ2のみを用いるものもあり、受光
部6…の個数も16個とは限らない。また、無人搬送車
1の駆動方法や操舵方法も、左右の駆動輪12,12に
よるものに限らず種々のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記誘導セ
ンサ2の各受光部6は、誘導ライン3からの可視光を十
分に受光するために、図9に示すように、受光素子61
の下方に開口径の大きい集光レンズ62,62を配置す
る必要があるので、真下からの可視光だけでなくその周
囲からも、この集光レンズ62,62を保持する筒状の
レンズホルダ64内に斜め方向に可視光が入射する。た
だし、このような斜め方向の可視光は、レンズホルダ6
4の筒状の内周面に照射されることが多いので、多くは
この内周面で吸収される。しかし、レンズホルダ64の
内周面を完全な光吸収面とすることは困難であり製造コ
ストの面からもある程度の反射は避け得ないので、照射
された可視光の一部がこの反射によりレンズホルダ64
内の奥に進み受光素子61に達して受光される。従っ
て、例えば図6に示した場合では、中央の3個の受光部
6…に隣接する両側のいくつかの受光部6…にも、誘導
ライン3からの可視光が斜め方向に入射して受光量が増
加することになる。
【0007】このため、従来の誘導センサ2では、誘導
ライン3の真上の受光部6…だけでなく、その両側に隣
接する受光部6…の受光量も増加して判別を誤るおそれ
があるので、無人搬送車1の誘導ライン3に対する位置
検出が曖昧になり正確な誘導ができないようになるとい
う問題があった。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、集光レンズと受光素子との間に内径が徐々に
小さくなる複数の光遮蔽面を設けた絞り部材を配置する
ことにより、受光部に外側から斜め方向に入射する可視
光を遮断して判別が不正確になるのを防止することがで
きる移動体の誘導センサを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、上記課
題を解決するために、紫外線を照射すると可視光を発
する誘導ラインを敷設した床面上を走行する移動体に装
備する誘導センサであって、床面に紫外線を照射すると
共に、この床面からの可視光を複数の受光部で受光し、
誘導ラインからの可視光を受光した受光部と受光しない
受光部とを判別することにより、移動体を誘導ラインに
沿って誘導する移動体の誘導センサにおいて、床面から
受光部の受光素子に至る受光光軸上に集光レンズが配置
されると共に、この受光素子と集光レンズとの間の受光
光軸上の複数箇所に、受光光軸にほぼ直交する面に沿っ
た受光光軸をほぼ中心とする環状の面であって、内径が
受光素子に近付くほど小さくなる光遮蔽面をそれぞれ設
けた絞り部材が配置されたことを特徴とする。
【0010】の手段によれば、受光部に可視光が外側
から斜め方向に入射すると、絞り部材のいずれかの光遮
蔽面に照射されることが多くなる。そして、これらの光
遮蔽面は、受光光軸にほぼ直交する面に沿っているの
で、照射された可視光を十分に吸収できずにその一部を
反射したとしても、この反射光を集光レンズ側に戻すこ
とができ、受光素子で受光されるのを防止できる。従っ
て、各受光部は、受光光軸に沿って入射する可視光のみ
を受光して、この受光光軸上に誘導ラインがある場合に
のみ受光量を増加させるので、判別が不正確になるのを
防止することができる。
【0011】また、前記の絞り部材が、各光遮蔽面
の外径を受光素子から遠い側に隣接する別の光遮蔽面の
内径と等しくし、かつ、これらの光遮蔽面の外径と内径
とに接続される円筒内周面を設けたものであることを特
徴とする。
【0012】の手段によれば、各光遮蔽面が円筒内周
面によって接続されるので、絞り部材を樹脂成形等によ
って容易に一体形成することができるようになる。
【0013】さらに、前記の絞り部材が、受光素
子に最も近い光遮蔽面のさらに受光素子側に、この光遮
蔽面の内径に接続され受光素子に近付くほど径が大きく
なるテーパ内周面を設けたものであることを特徴とす
る。
【0014】の手段によれば、受光素子に最も近い光
遮蔽面の奥が円筒内周面ではなくテーパ内周面となるの
で、斜め方向の可視光がこの光遮蔽面の内径内を通過し
たとしても、その奥で反射されて受光素子に直接照射さ
れるようなおそれがなくなり、不要な受光量をより一層
減少させることができる。
【0015】さらに、前記〜の絞り部材が黒色樹
脂によって形成され、少なくとも光遮蔽面又はこの光遮
蔽面と円筒内周面にシボが設けられたことを特徴とす
る。
【0016】の手段によれば、絞り部材を黒色樹脂に
よって安価に製造することができるようになり、しか
も、光遮蔽面だけでなく円筒内周面やテーパ内周面等の
内側の面にシボが設けられるので、これらの面での可視
光の不要な反射を抑制することができる。
【0017】さらに、前記〜の絞り部材と受光素
子との間に、誘導ラインが紫外線を照射された場合に発
する可視光の波長領域の光のみを通過させるバンドパス
フィルタが配置されたことを特徴とする。
【0018】の手段によれば、バンドパスフィルタ
(帯域通過フィルタ)により、誘導ラインが紫外線を照
射された場合に発する波長領域の可視光のみを選別して
受光素子が受光するので、通常の広帯域の可視光を受光
する受光素子を用いた場合にも、外光等の影響を避けて
確実な判別を行うことができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】図1〜図4は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は誘導センサの構造を示す走行方向に
沿った面で切断した縦断面側面図、図2は受光部の構造
を示す組み立て部分縦断面斜視図、図3は絞りブロック
の構造を示す縦断面側面図、図4は各受光部の受光状態
を示す走行方向に直交する面で切断した縦断面正面図で
ある。なお、図5〜図9に示した従来例と同様の機能を
有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0021】本実施形態は、図5に示したような無人搬
送車1に装着する誘導センサ2について説明する。ただ
し、本発明は、このような無人搬送車1に限らず、床面
A上を走行する任意の移動体に備えた誘導センサに実施
することができる。床面Aに敷設された誘導ライン3に
は、紫外線の照射により可視光を発する透明な誘導材を
塗布したり、その他の方法で敷設すればよい。
【0022】上記誘導センサ2は、図1に示すように、
センサボックス4に取り付けられた紫外線照射部5と受
光部6と検出回路部7とで構成されている。センサボッ
クス4は、アルミニウム製の左右方向(図1の手前側と
奥側)に長い縦断面H字形状の枠体であり、下部側の後
方(図1の右側)に紫外線照射部5が配置されると共
に、その前方(図1の左側)に受光部6が配置され、上
部側に検出回路部7が配置される。本実施形態の誘導セ
ンサ2は、メンテナンス等のためにこのセンサボックス
4内にユニット化され、無人搬送車1にスライド装着さ
れるようになっている。
【0023】紫外線照射部5は、ブラックライト51と
反射板52とで構成されている。ブラックライト51
は、左右方向に長い放電管であり、紫外線を発する光源
となる。反射板52は、内側面にアルミニウムを蒸着し
た縦断面が楕円形の一部を構成する左右方向に長い湾曲
板であり、このブラックライト51の上方と後方を覆う
ように取り付けられている。従って、ブラックライト5
1から発した紫外線は、直接又は反射板52で反射され
て下方の床面Aに照射される。
【0024】受光部6は、受光素子61とこの受光素子
61から真下の床面Aに向かう受光光軸B上に配置され
る2枚の集光レンズ62,62とを備えている。集光レ
ンズ62,62は、向かい合わせに配置した開口径の大
きい2枚の凸レンズであり、床面Aからの光を受光素子
61の受光面に効率良く集光させるようになっている。
これらの集光レンズ62,62は、図2に示すように、
レンズ保持パイプ63を介して向かい合わせに配置さ
れ、レンズホルダ64の受光孔64aの上部に挿入され
る。レンズホルダ64の受光孔64aは、下方ほど内径
が小さくなる3段の円筒状の内周面からなり、最上段の
内周面内にこれらの集光レンズ62,62が挿入されて
受光光軸B上に配置される。
【0025】上記レンズホルダ64の上には絞りブロッ
ク65が配置される。絞りブロック65は、図3に示す
ように、受光光軸Bを中心とする上方ほど内径が小さい
4段の円筒内周面65a…を備えた集光孔65bを有し
ている。また、この集光孔65bの各円筒内周面65
a,65aの間及び最上段の円筒内周面65aの上方に
は、受光光軸Bに直交する面に沿ったこの受光光軸Bを
中心とする環状の光遮蔽面65c…が形成される。従っ
て、これらの光遮蔽面65c…は、外径が下方に隣接す
る円筒内周面65aの内径に等しく、内径が上方に隣接
する円筒内周面65aの内径に等しくなる。また、これ
らの光遮蔽面65c…の内径は、上方ほど内径が小さく
なる。ただし、最上段の光遮蔽面65cの上方には、円
筒内周面65aではなく、上方ほど内径が大きくなるテ
ーパ内周面65dが形成され、このテーパ内周面65d
の上端の上方が絞りブロック65の上面に開口される。
この最上段の光遮蔽面65cの内径は、図1に示すよう
に、受光素子61の受光面よりもわずかに大きい程度に
する。また、集光孔65bの最下段の円筒内周面65a
の開口径を集光レンズ62,62の直径よりもわずかに
小さくすることにより、絞りブロック65をレンズホル
ダ64の上に配置した際に、これらの集光レンズ62,
62の上方への抜け止めを行うことができるようになっ
ている。
【0026】この絞りブロック65は、黒色樹脂の成形
品によって一体形成される。また、集光孔65bの円筒
内周面65a…と光遮蔽面65c…の表面には、微小な
凹凸を有するシボが設けられる。従って、これらの円筒
内周面65a…や光遮蔽面65c…に可視光が照射され
ると、黒色樹脂のシボに大半が吸収されると共に反射光
もある程度散乱させることができる。このような黒色樹
脂の成形品を用いると、絞りブロック65を安価に製造
することができる。また、シボも成形の際に一体的に加
工できる。
【0027】上記絞りブロック65の上には、図2に示
したように、集光孔65bの上端開口部上に載置したバ
ンドパスフィルタ66を介してフィルタキャップ板67
が配置される。バンドパスフィルタ66は、上記誘導ラ
イン3が紫外線照射部5のブラックライト51から紫外
線を照射された場合に発する所定の波長領域の可視光の
みを通過させる帯域通過フィルタである。フィルタキャ
ップ板67は、受光光軸B上に貫通孔が形成され、ここ
に受光素子61を挿入できるようになっている。
【0028】図1に示したように、上記レンズホルダ6
4の上に配置された絞りブロック65は、センサボック
ス4の上下を仕切る板状部に形成された貫通孔に下方か
ら上端部を挿入する。また、上記フィルタキャップ板6
7は、このセンサボックス4の板状部の上方から絞りブ
ロック65上に載置する。そして、このフィルタキャッ
プ板67の上方から止めねじをねじ込むことよってこれ
らフィルタキャップ板67と絞りブロック65とレンズ
ホルダ64とをセンサボックス4に固定するようになっ
ている。従って、床面Aからの光は、上方の受光部6に
おけるレンズホルダ64を通って集光レンズ62,62
で集光され、絞りブロック65を通過しバンドパスフィ
ルタ66で所定の波長領域の可視光のみが透過されて受
光素子61の受光面で受光される。
【0029】上記受光部6は、センサボックス4の左右
方向に等間隔に並べて16個が取り付けられる。検出回
路部7は、このセンサボックス4の上部側に取り付けら
れる基板71上の電気回路72によって構成され、この
電気回路72が受光部6の受光素子61に接続されて受
光量の判別等の処理を行う。なお、センサボックス4の
下端には、紫外線照射部5や受光部6の防塵のために保
護ガラス8が嵌め込まれている。この保護ガラス8は、
可視光の他に紫外線も十分に透過できるようなものを使
用する。また、センサボックス4の前後の下部には、下
方の床面Aまで達する遮光用ゴムカーテン9,9が取り
付けられ、このセンサボックス4の下方の床面Aに至る
空間を外光から遮蔽するようになっている。
【0030】上記構成の誘導センサ2は、図1に示した
ように、紫外線照射部5のブラックライト51からの紫
外線が下方の遮光用ゴムカーテン9,9間の床面Aに照
射される。また、この床面Aからの可視光が上方の受光
部6の受光素子61で受光される。この際、図4に示す
ように、左右に並んだ受光部6…(図4では3個の受光
部6…のみを示す)は、それぞれほぼ真下の床面Aから
の所定の波長領域の可視光のみを受光するので、誘導ラ
イン3の真上の受光部6…(図4では右側の受光部6)
は受光素子61の受光量が多くなり、誘導ライン3がな
い床面Aの真上の受光部6…(図4では中央と左側の受
光部6,6)は受光素子61の受光量が少なくなる。
【0031】また、誘導ライン3の真上から少し外れた
受光部6…(図4では中央と左側の受光部6,6)のレ
ンズホルダ64の受光孔64a内にも、誘導ライン3か
ら発せられた可視光が斜めに入射することがある(例え
ば図4に示す可視光C,D)。しかし、これらの可視光
C,Dは、受光光軸Bに沿ったものではないため、直接
又は受光孔64aの内周面等で一部が反射されて、絞り
ブロック65の光遮蔽面65cに照射されることが多く
なる。そして、このような可視光C,Dは、光遮蔽面6
5cに吸収される他に一部が反射されるが、光遮蔽面6
5cが受光光軸Bに直交する面であるため、ここでの反
射光は、入射方向に戻るように下方に向けて散乱され
る。しかも、このような可視光が絞りブロック65の光
遮蔽面65cに照射されずに円筒内周面65aに照射さ
れた場合にも、その反射光が直ぐ上方の光遮蔽面65c
に照射されることになる場合が多いので、同様に下方に
向けて散乱される。もっとも、最上段の光遮蔽面65c
の上方に円筒内周面65aがあったとすると、この円筒
内周面65aに照射された可視光の反射光は受光素子6
1の受光面に達することになる。しかし、本実施形態の
誘導センサ2では、最上段の光遮蔽面65cの上方にテ
ーパ内周面65dが形成されているので、このテーパ内
周面65dでの反射光は受光素子61の受光面に直接達
することなく、その側方等で反射を繰り返す間に吸収さ
れるようになる。
【0032】従って、誘導ライン3に近い受光部6…
は、この誘導ライン3からの可視光が斜めに入射して
も、そのほとんどを絞りブロック65の光遮蔽面65c
で吸収したり、ここで反射させて下方に戻すので、受光
素子61の受光量が不要に増加するようなことがなくな
る。そして、これにより誘導ライン3の真上に位置しな
い受光部6…が判定を誤る可能性も少なくなる。
【0033】なお、本実施形態では、受光部6の絞りブ
ロック65における最上段の光遮蔽面65cの上方にテ
ーパ内周面65dを形成したが、ここに入射する可視光
を無視できるならば、各光遮蔽面65c,65cの間と
同様の円筒内周面65aを形成してもよい。また、本実
施形態では、このように各光遮蔽面65c,65cの間
を円筒内周面65aで接続したが、ここにもテーパ内周
面65dを形成したり、その他例えば環状の深い溝状と
することもできる。
【0034】さらに、本実施形態では、絞りブロック6
5に黒色樹脂の成形品を用いたが、可視光をある程度吸
収し反射を抑制できる素材であれば、他のものを用いて
もよい。
【0035】また、本実施形態では、受光素子61に所
定の波長領域の可視光のみを受光させるためにバンドパ
スフィルタ66を使用したが、他の光学部品を用いた
り、受光素子61自身がこの所定の波長領域の可視光に
のみ感度を有するものを用いることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の移動体の誘導センサによれば、斜め方向から入射する
不要な可視光を絞り部材の各光遮蔽面で反射して入射方
向に戻すので、誘導ライン上にない受光部の受光素子が
この不要な可視光を受光して判別が不正確になるのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、誘導
センサの構造を示す走行方向に沿った面で切断した縦断
面側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、受光
部の構造を示す組み立て部分縦断面斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、絞り
ブロックの構造を示す縦断面側面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、各受
光部の受光状態を示す走行方向に直交する面で切断した
縦断面正面図である。
【図5】無人搬送車の構造を示す斜視図である。
【図6】誘導センサ内に並べて配置された16個の受光
部の受光状態を示す正面図である。
【図7】無人搬送車が直進する場合における誘導センサ
の各受光部の状態を示す平面図である。
【図8】無人搬送車が右に旋回する場合における誘導セ
ンサの各受光部の状態を示す平面図である。
【図9】従来例を示すものであって、受光部の受光状態
を示す縦断面正面図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 誘導センサ 3 誘導ライン 6 受光部 61 受光素子 62 集光レンズ 65 絞りブロック 65a 円筒内周面 65c 光遮蔽面 65d テーパ内周面 66 バンドパスフィルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を照射すると可視光を発する誘導
    ラインを敷設した床面上を走行する移動体に装備する誘
    導センサであって、床面に紫外線を照射すると共に、こ
    の床面からの可視光を複数の受光部で受光し、誘導ライ
    ンからの可視光を受光した受光部と受光しない受光部と
    を判別することにより、移動体を誘導ラインに沿って誘
    導する移動体の誘導センサにおいて、 床面から受光部の受光素子に至る受光光軸上に集光レン
    ズが配置されると共に、 この受光素子と集光レンズとの間の受光光軸上の複数箇
    所に、受光光軸にほぼ直交する面に沿った受光光軸をほ
    ぼ中心とする環状の面であって、内径が受光素子に近付
    くほど小さくなる光遮蔽面をそれぞれ設けた絞り部材が
    配置されたことを特徴とする移動体の誘導センサ。
  2. 【請求項2】 前記絞り部材が、各光遮蔽面の外径を受
    光素子から遠い側に隣接する別の光遮蔽面の内径と等し
    くし、かつ、これらの光遮蔽面の外径と内径とに接続さ
    れる円筒内周面を設けたものであることを特徴とする請
    求項1に記載の移動体の誘導センサ。
  3. 【請求項3】 前記絞り部材が、受光素子に最も近い光
    遮蔽面のさらに受光素子側に、この光遮蔽面の内径に接
    続され受光素子に近付くほど径が大きくなるテーパ内周
    面を設けたものであることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の移動体の誘導センサ。
  4. 【請求項4】 前記絞り部材が黒色樹脂によって形成さ
    れ、少なくとも光遮蔽面又はこの光遮蔽面と円筒内周面
    にシボが設けられたことを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の移動体の誘導センサ。
  5. 【請求項5】 前記絞り部材と受光素子との間に、誘導
    ラインが紫外線を照射された場合に発する可視光の波長
    領域の光のみを通過させるバンドパスフィルタが配置さ
    れたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の移動体の誘導センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002023846A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Ohbayashi Corp 建設現場の資材自動搬送システム
CN109752090A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 英弘精机株式会社 日射强度计及测光装置
US20190186988A1 (en) * 2017-11-01 2019-06-20 Eko Instruments Co., Ltd. Pyranometer and photometric device

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