JPH1049695A - 文書編集装置 - Google Patents

文書編集装置

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JPH1049695A
JPH1049695A JP8219131A JP21913196A JPH1049695A JP H1049695 A JPH1049695 A JP H1049695A JP 8219131 A JP8219131 A JP 8219131A JP 21913196 A JP21913196 A JP 21913196A JP H1049695 A JPH1049695 A JP H1049695A
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JP8219131A
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English (en)
Inventor
Keiko Shiraishi
圭子 白石
Takashi Sonoda
隆志 園田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書を構成する要素の構造が視覚的に判りや
すく、かつ、文書を構成する構造の要素を視覚的にみて
表示画面上の操作で容易に選択して編集操作が行える文
書編集装置を提供する。 【解決手段】 図形を含む要素から構成される文書を編
集画面上のイメージ表示による操作で編集する文書編集
装置において、文書のイメージ表示から要素の構造情報
を生成する構造情報生成手段と、生成された構造情報を
記憶する構造情報記憶手段と、構造情報による構造表示
を編集画面上にイメージ表示と同時に表示する表示手段
と、イメージ表示上の要素と生成された構造情報の要素
の対応関係を保持する対応関係保持手段と、構造表示の
編集画面上において要素を選択する選択手段と、構造表
示の編集画面上において構造を組換える組換手段と、編
集画面上の構造表示における構造の組換えをイメージ表
示の階層構造に反映させる反映処理手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書編集装置に関
し、特に、図形を含む複数の構成要素から構成される文
書に対して編集を行う場合に、構造化された文書の各構
成要素をユーザの編集意図に合うように階層表示して、
各構成要素を選択し編集することのできる文書編集装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図形を含む文書のための文書編集
システムにおいては、図形編集を容易にするため、図形
やテキストなどを構成する複数の文書の構成要素(以
下、単に要素と称する)をまとめてグループとして1つ
に扱うグループ化機能と、そのグループ化を解除するグ
ループ化解除機能が設けられている。このグループ化機
能/グループ化解除機能を用いて文書編集を行う場合
は、例えば、図形を構成する要素を順次生成し、その過
程で、図形を構成する複数の要素を段階的にグループ化
する。ここではグループ化の後に、その後の図形の部分
的な修正のために、グループ化を解除する場合、その解
除のされ方としては、従来から、グループ化解除のため
に選択されているグループ全体が個々の構成要素に分割
される第1の方法と、グループ化の各段階を保持してお
き、順次に一つ前の段階のグループ化の状態にもどす第
2の方法が用いられている。
【0003】このような従来の文書編集システムにおい
ては、前記の第1の方法または第2の方法のグループ化
機能およびグループ化解除機能を用いる場合にも、グル
ープ化された図形を構成する複数の要素の中から、任意
の要素を個別に選択することは簡単ではない。
【0004】したがって、これに対して、グループ化の
階層構造情報を保持しているグループ化機能およびグル
ープ化解除機能を持つ文書編集システムにおいて、図形
などを構成する任意の要素,または、グループ化したグ
ループのまとまりを選択するために、これまで様々な方
法が提案されている。
【0005】例えば、特開平5−242209号公報に
記載の「図形選択方式」で提案されている方法は、グル
ープ化された複数の図形群の個々の図形を選択したい場
合、階層的にグループ化された場合でも、グループ化を
解除することなく、グループ化構造の情報を利用して、
図形編集を行う編集画面上での選択指示のクリックの回
数またはクリック時間により選択する対象を変える方法
の提案である。
【0006】また、特開平5−324740号公報に記
載の「図面作成編集装置」で提案されている方法は、画
面上に階層を表す要素を表示し、それをクリックするこ
とにより選択された階層の下位の階層に属する要素を選
択する方法の提案である。また、特開平4−90065
号公報に記載の「階層化構造を持たせた図形データの処
理方法およびその装置」では、メニューなどから選択機
能を選ぶ時には、選択する対象をクリックした構成要素
のみとするか、構成要素の属するグループ全体かを指定
することにより、選択する対象の選択方法を選択する方
法が提案されている。
【0007】現在、アドビ社から市販されている商品名
「Adobe Illustrator」のソフトウェ
ア製品のアプリケーションプログラムによる図形処理シ
ステムでは、その図形処理機能の中に、選択対象をクリ
ックした要素のみとする機能と、要素をグループ化した
グループ全体とする機能が設けられており、メニューな
どから選択機能を指定して、要素の選択を行うようにし
ている。ここでは、更に、要素のみを選択する機能を使
用した場合に、クリックの回数により、グループの階層
構造の任意の階層をクリックの回数によって選択するこ
とができるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、グループ化している場合のグルー
プの階層構造が視覚的に把握し難く、このため、グルー
プの階層構造に組み込まれていない要素のまとまりを選
択することは容易ではない。したがって、要素の選択操
作を効率よく行うことができないという問題点がある。
【0009】すなわち、グループの階層構造にない要素
のまとまりを選択する場合は、グループ化をやり直す
か、選択したい構成要素を個別にそれぞれ選択していく
必要がある。具体的に、例えば、グループ化をやり直す
方法を用いると、前のグループ化した時の階層構造は失
われ、前の階層構造に戻したい場合には、再度、グルー
プ化をやり直す必要がある。
【0010】また、要素を個別に選択する方法を用いる
場合には、選択する要素が多くなるほど、その個別の要
素の選択操作が煩雑となる。例えば、小さな要素や一部
重なっている要素などは、それを特定する選択操作が難
しく、編集画面において拡大表示して操作を行うか、ま
たは、各々の要素の重なりの上下関係の変更などを行っ
て、各々の要素の選択操作を行わなければない。また、
煩雑な選択操作を行って選択しても、選択状態とした要
素群は一度別の選択操作を行うと、その選択状態が解除
されてしまうため、次に、同じ要素群に処理をしたい場
合には、再び最初から、その対応の要素を選択し直さな
ければならず、多くの手間がかかるという問題点があ
る。
【0011】本発明は上記のような各問題点を解決する
ためになされたものであり、本発明の目的は、文書を構
成する要素の構造が視覚的に判りやすく、かつ、文書を
構成する構造の要素を視覚的にみて表示画面上の操作で
容易に選択して編集操作が行える文書編集装置を提供す
ることある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するため、本発明の文書編集装置は、第1の特徴とし
て、図形を含む要素から構成される文書を編集画面上の
イメージ表示による操作で編集する文書編集装置におい
て、文書のイメージ表示から要素の構造情報を生成する
構造情報生成手段(21)と、生成された構造情報を記
憶する構造情報記憶手段(22)と、構造情報による構
造表示を編集画面上にイメージ表示と同時に表示する表
示手段(14)と、イメージ表示上の要素と生成された
構造情報の要素の対応関係を保持する対応関係保持手段
(23)と、構造表示の編集画面上において要素を選択
する選択手段(24)と、構造表示の編集画面上におい
て構造を組換える組換手段(25)と、編集画面上の構
造表示における構造の組換えをイメージ表示の階層構造
に反映させる反映処理手段(26)とを備えることを特
徴とする。
【0013】本発明の文書編集装置は、第2の特徴とし
て、更に、編集画面上に構造を表示するための構造情報
を保存する保存手段(31)と、保存手段に保存する構
造表示の構造情報を登録する登録手段(33)と、構造
情報の保存の後に行われた編集処理で変更された構造を
保存された構造情報に反映する反映処理手段(35)
と、保存された構造情報を選択する選択手段(32)
と、選択時に表示されている構造情報を削除して、選択
された構造情報による構造に表示する構造を切り替える
切替手段(34)とを備えることを特徴とする。
【0014】このような特徴を有する本発明の文書編集
装置においては、図形を含む文書の構成要素を画面上で
のイメージ表示による操作を行い編集する場合、構造情
報生成手段が、文書のイメージ表示から構造情報を生成
すると、構造記憶手段が、生成された構造情報を記憶す
る。表示手段により、構造情報を画面上にイメージ表示
と同時に表示し、対応関係保持手段が、イメージ表示上
の構成要素と生成された構造情報の要素の対応関係を保
持する。そして、選択手段により、構造表示において要
素を選択すると、組換え手段により、構造表示において
構造を組換え、反映処理手段により、構造表示における
構造の組換えをイメージ表示の階層構造に反映させる。
【0015】また、本発明の文書編集装置においては、
更に、保存手段により、画面上に構造表示するための構
造情報を保存するが、その場合、登録手段により、構造
表示の構造情報をユーザが登録し、また、保存されてい
る構造表示の構造情報をユーザの指示により削除する。
反映処理手段は、構造情報の保存の後に行われた編集処
理で変更された構造を保存された構造情報に反映する。
選択手段が、保存された構造情報を選択すると、切替手
段が、選択時に表示されている構造情報を削除して、選
択された構造情報による構造を表示する。
【0016】このようにして、本発明の文書編集装置に
よれば、文書編集のためにイメージ表示に対応する構造
情報を生成し、イメージ表示と共にその構造情報による
構造を利用した文書編集を行う。また、編集操作を行っ
た複数の構造情報を保存しておくことにより、編集用途
にあった構造を容易に選択でき、これらの情報を再利用
できる。これにより、編集操作が能率よく行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1
は、本発明の一実施例にかかる文書編集装置の全体の構
成を示すブロック図である。図1において、11は文書
編集サブシステム、12は構造組換えサブシステム、1
3は構造保存サブシステム、14は表示装置、15は入
力装置である。
【0018】本実施例の文書編集装置は、文書編集サブ
システム11,構造組換えサブシステム12,および構
造保存サブシステム13の処理モジュールを中心に構成
される。文書編集サブシステム11は、イメージ表示上
で図形を含む文書を編集する処理モジュールであり、構
造組換えサブシステム12は、イメージ表示されている
文書の構造を組み換える処理モジュールである。また、
構造保存サブシステム13は、構造情報を利用した文書
編集のための複数の構造を保存する処理モジュールであ
る。これらのサブシステムに対する入出力を行うための
入出力デバイスとして、表示装置14および入力装置1
5が設けられている。表示装置14は、文書編集操作の
ためのイメージと構造を表示するCRTまたは液晶など
のモニタ装置で構成され、また、入力装置15は、文書
編集操作のための編集対象を指示するコマンドを入力す
るマウスやキーボードなどで構成される。
【0019】図2は、構造組換えサブシステム12の構
成を示すブロック図である。構造組換えサブシステム1
2は、図2に示すように、構造生成処理部21,構造情
報記憶部22,対応関係保持部23,要素選択処理部2
4,構造組換え処理部25,および構造反映処理部26
から構成されている。構造生成処理部21は、編集対象
の文書要素のイメージ表示に対応してその構造を表示し
て編集操作を行うための構造情報を生成する処理を行
う。構造記憶部22は、構造生成処理部21により生成
された構造情報を記憶する。対応関係保持部23は、文
書編集サブシステム11で保持している編集対象の文書
の要素とその構造情報による構造とのそれぞれの対応関
係を保持する。
【0020】ここでは、構造を表示する構造情報を利用
した文書編集を行うので、要素選択処理部24が、構造
情報による編集対象の文書の要素の構造が表示された表
示画面での各要素を個別にまたはまとまりで選択する処
理を行うと、構造組換え処理部25は、ユーザの指示に
より、選択された要素についての編集指示により、構造
情報の構造を組み換える処理を行い、構造反映処理部2
6が、組み換えた構造をイメージ表示上での文書編集に
反映させる処理を行う。
【0021】また、図3は、構造保存サブシステム13
の構成を示すブロック図である。構造保存サブシステム
13は、文書編集で利用した構造情報を再利用のために
保存する。このため、構造保存サブシステム13は、図
3に示すように、構造保存部31,構造選択処理部3
2,構造登録処理部33,構造切換処理部34,および
編集操作反映処理部35から構成されている。
【0022】構造保存部31は、文書編集で再利用する
ための複数の構造情報を保存する。構造選択処理部32
は、編集操作で利用する構造を選択するため、保存され
ている構造を選択する。構造登録処理部33は、表示さ
れている上の構造を保存し、または構造選択処理部32
で選択された構造を保存または削除する。構造切換処理
部34は、選択された構造を構造情報記憶部22に記憶
されている構造と置き換える。編集操作反映処理部35
は、文書編集で変更された内容を、ここに保存されてい
る構造に反映させて、構造情報を更新する。
【0023】次に、具体例により、本実施例の文書編集
装置による文書編集操作について説明する。ここでは、
編集文書の例として、円グラフを作成する場合について
説明する。図4は、文書編集の図形編集ウィンドウの画
面の一例を示す図である。図4に示すように、図形編集
ウィンドウ40は、イメージ表示サブウィンドウ41
と、構造表示サブウィンドウ42とが並べられて表示さ
れる。イメージ表示サブウィンドウ41には、作成中の
円グラフの図形のイメージが表示され、これに対応する
円グラフの図形の要素の構造の表示が、構造表示サブウ
ィンドウ42に表示される。つまり、イメージ表示サブ
ウィンドウ41には、要素(図形要素、文字列要素)の
組み合わせで構成される円グラフの図形のイメージ表示
がそのまま表示され、これに対応して、構造表示サブウ
ィンドウ42には、前述の構造生成処理部21により、
例えば、各要素の作成順または組み合わされた順にした
がって、自動的に生成された構造情報に基づいて要素の
組み合わせの構造がツリー構造表示により表示される。
【0024】本実施例では、表示構造としてツリー構造
を用いる。したがって、ツリーのリーフが個々の図形を
構成する要素、リーフ以外のノードはオブジェクトであ
る。図4に示すように、ツリーの最上位のノードは“T
op”という文書の全体を表すオブジェクトのノードと
する。オブジェクトのノードは、要素の結合関係を示す
だけなので、名前がなくても良いが、ここでは、構造の
階層レベルと作成順の数値により重複しないように、オ
ブジェクトの各ノードに名前を与えている。このオブジ
ェクトのノードの名前をユーザが任意に付け替える事は
可能である。
【0025】ここでの文書編集の操作例としては、この
文書全体のバランスを保ったまま拡大/縮小するため
に、図形要素を一律に拡大/縮小し、また、テキストデ
ータのフォントを変更する場合の操作例を例として示
す。
【0026】この場合、図形編集の操作としては、図5
の上部側に示すように、まず、構造表示サブウィンドウ
51において、テキストオブジェクトを構成するための
ノード52を追加する。ノード52の名前は構造の階層
レベルと作成順から「SG1−4」とする。このテキス
トオブジェクトのノード52に対して、テキスト要素の
要素T1、要素T2、要素T3を付け替える。そして、
図5の下部側に示すように、構造表示サブウィンドウ5
4において、新たなテキストオブジェクトをノード名を
「SG1−4」として、このノード52をtopノード
に付け、更に、図形要素群を1つのグループとするた
め、図形オブジェクトのノード53をノード名「SG3
−1」として新たに追加する。この追加したノード53
に対して、Topノードからのノード「SG2−1」、
ノード「SG1−2」、ノード「SG1−3」を付け替
える。更に、図形オブジェクトのノード「SG3−1」
をTopノードに付ける。
【0027】この結果、このような編集操作が行われた
結果の構造は、図5の下部側に示すようになる。更に続
いて、このような構造に対して、下位ノードが1つしか
ないオブジェクトのノードを削除すると、図6の上部側
に示すようになる。そして、オブジェクトの各ノードの
名前を、構造の階層レベルと作成順の数値により重複し
ないように、オブジェクトの各ノードに新たに与える
と、図6の下部側に示すようになる。つまり、ここで
は、ノード52の名前はノード「SG1−4」からノー
ド「SG1−3」となり、また、ノード53の名前はノ
ード「SG3−1」からノード「SG2−1」となる。
なお、構造を変化させた時に、階層レベルが深くなるこ
とを避けるため、ここでの構造編集処理においては、常
に冗長ノードを削除するルールを自動的に適用する処理
を行うようにしておいてもよい。
【0028】このような構造の編集操作を行うと、つま
り、図6の下部側に示すような構造情報に編集操作を行
うと、これにより、テキストの要素T1、要素T2、お
よび要素T3を選択するには、テキストオブジェクトの
ノード「SG1−3」を選択することにより行える。ま
た、構造表示サブウィンドウ56において、リーフノー
ドの3つの各テキスト要素を直接に選択してもよい。構
造の枝は、下位ノードと一対一に対応しているので、枝
を選択することにより行うようにしてもよい。
【0029】また、図6の下部側に示す構造表示サブウ
ィンドウ56においては、図形を構成する要素と、テキ
ストの要素が、それぞれ別のオブジェクトノードに結合
されているので、一回の選択操作で、図形の要素とテキ
ストの要素をそれぞれ別に選択できるようになる。この
ため、例えば、図形を拡大/縮小し、続いて、その図形
の中のテキストのフォントを変更して操作を行う場合、
その編集操作を行い、その全体の図形とテキストのバラ
ンスを見て、更に、図形の拡大/縮小と、フォントの変
更の編集操作を行うことが、バランスよく行えて、その
微調整が効率的に行える。
【0030】そして、この場合、構造表示サブウィンド
ウ56において行った図形の構成の編集操作の結果は、
構造反映処理部26の処理によって、イメージ表示サブ
ウィンドウの表示に反映される。つまり、構造表示での
構造の変化をイメージ表示に反映するために、イメージ
表示ウィンドウの表示内容を、そのグループ化の階層構
造の構造表示に一致するように変更する。
【0031】この実施例では、構造の修正処理を構造を
組み換える度に、逐次的にイメージ表示に反映させるよ
うにしているが、編集操作の途中では、編集の結果を反
映させず、特別に、プルダウンメニューなどの指示によ
り、修正を反映させるコマンドを実行する時にだけ、編
集の結果による修正を反映させるようにしてもよい。こ
れにより、編集操作中の処理の応答速度が遅くなること
はない。
【0032】このように、ここでの図形編集ウィンドウ
に40(図40)においては、イメージ表示サブウィン
ドウ41の表示内容と、構造表示サブウィンドウ42の
表示内容とは、一対一の対応関係があり、更に、構造反
映処理部26の処理により常に構造表示での構造の変化
は、イメージ表示に反映されるようにしているので、イ
メージ表示サブウィンドウ41においても、編集の対象
とする要素を選択する指示が行える。つまり、図6の下
部側に示す構造表示サブウィンドウ56に表示されてい
るオブジェクトノード「SG1−2」に対応する図形領
域の選択や、オブジェクトノード「SG1−3」に対応
するテキスト領域の選択の指示が、イメージ表示サブウ
ィドウ41においても行える。
【0033】また、構造表示が複雑になることを避ける
ため、構造表示ウィンドウ42における構造表示では、
その表示内容を各々のオブジェクトノード単位で下位階
層を表示するか表示しないか選択し、その選択にしたが
って、そのオブジェクトノード単位でその下位階層を表
示しないようにもできる。このような簡易表示により、
複雑な図形に対する特定部分の選択指示を行いやすくで
きる。
【0034】図7は、簡易表示による構造の表示例を説
明する図である。図7に示す構造表示サブウィンドウ7
0では、図6の下部側に示す構造表示サブウィンドウ5
6において、表示されている図形オブジェクトのノード
「SG2−1」の下位階層を表示させなくし、また、テ
キストオブジェクトのノード「SG1−3」の下位階層
を表示させなくしている。前述したような拡大/縮小の
操作を、このような簡易構造の表示で、操作対象のオブ
ジェクトを選択し、編集操作を実行することにより、操
作対象とする要素の選択指示を能率よく行うことができ
る。
【0035】また、構造表示が複雑になることを避ける
方法の更に別の方法の一例として、イメージ表示サブウ
ィンドウで選択した選択領域内の構造のみを表示するよ
うにも構成できる。図8は、イメージ表示サブウィンド
ウによる選択領域内の構造のみを表示した場合の表示例
を示す図である。図8に示すように、イメージ表示サブ
ウィンドウに81において、例えば、テキスト「Typ
e−B」の文字列領域を選択指示するため、ポインタカ
ーソル83により、テキスト「Type−B」の文字列
を囲む領域84を選択指示すると、このとき、こ領域の
選択指示に対応して、構造表示サブウィンドウ82で
は、テキスト「Type−B」の文字列要素に関係する
要素の構造のみを表示する。つまり、この場合の構造表
示サブウィンドウ82においては、テキスト「Type
−B」の文字列の要素に関係しないテキスト「Type
−A」の文字列要素とテキスト「Type−C」の文字
列要素にかかる構造(図では破線で示す)は表示されな
い。
【0036】また、ここでの文書編集においては、図形
の構造を編集する前に、構造保存サブシステムに、編集
で用いる構造情報を記憶させる。保存のためのデータ構
造はリスト構造とする。図9は編集する図形を構成する
要素に対して生成した構造情報のデータ構造を説明する
図である。図9に示すように、構造情報のデータ構造
は、図形を構成する各要素の情報と、各オブジェクトノ
ードによる構造情報とがリスト構造により結合されたリ
ンクを有している。
【0037】このようなデータ構造によると、図形を構
成する要素のデータは、要素名91とその要素の実体デ
ータの属性データ92から構成されており、要素データ
に対して、各オブジェクトのノードにより構成される構
造情報がポインタにより、リンクされている。各オブジ
ェクトは、Topノードからポインタをたどることによ
り、下位の階層構造と、その個々の要素が判定できる。
このようなデータ構造によると、図形を構成する1つの
要素群のデータに対して、各オブジェクトノードによる
複数の構造情報が格納できる。このため、図形の編集の
操作に対応して、複数の種類の構造情報を格納して保存
しておき、その内の1つを再利用して編集操作を効率よ
く実行できる。
【0038】図10は図形を構成する要素に対して複数
の構造情報を格納しておく場合のデータ構造を説明する
図である。図10に示すように、構造情報保存部に保存
されるデータ構造は、図形を構成する各要素からなる1
つの図形要素群のデータに対して、複数の構造情報の各
オブジェクトノードによる構造情報がリスト構造により
リンクされているデータ構造となっている。
【0039】このようにして、複数の構造を登録するた
め、その構造情報を保存する場合においても、図形を構
成するデータとしては、同じ要素のデータを使用し、重
複させないことにより記憶するデータ量を減少させる。
その場合、図10に示すように、保存時には、複数の各
々のTopノードに対して、自動的に保存順にナンバリ
ングするか、ユーザがそれぞれに独自の名前をつけるこ
とで、保存した任意の構造を区別する。一度保存した構
造情報を編集操作で再利用し、それに変更が加えられて
いる場合には、システム側のダイアログメッセージによ
り、その構造を保存する場合は「上書きするか」または
「別名で保存するか」を選ぶ。
【0040】編集のため以前に保存した構造の選択に
は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース処理による
プルダウンメニューを利用して、保存順の番号またはユ
ーザが付けた構造の名前を一覧表で列挙し、その中から
選択するようにする。ユーザに指示により、1つの構造
が選択されると、構造表示サブウィンドウにおける現在
の表示中の構造のデータ(構造情報)を削除し、選択さ
れた構造情報のオブジェクトノードを、そのTopノー
ドからたどることにより、ツリー構造を生成し、その生
成したツリー構造を、構造表示サブウィンドウに表示す
る。
【0041】図4に示す構造表示サブウィンドウ42に
表示されている構造を選択した場合には、図10に示す
複数の構造情報のデータ構造では、「Top:1」のト
ップノードから、各オブジェクトのノードのリンク先
(破線)をたどり、ツリー構造を生成し表示する。ま
た、図6の下部側に示すように編集された構造を表示す
る場合には、「Top:2」のトップノードから、各オ
ブジェクトのノードのリンク先(実線)をたどり、ツリ
ー構造を生成し表示する。このようにして、構造表示を
切り替えた場合には、これに対応して、構造反映処理部
26により、イメージ表示に選択された構造を反映させ
る。
【0042】図形に対する編集処理が行われると、保存
された構造情報からその編集処理が適用された図形を構
成する要素を探索し、変更された要素の属性の値を修正
する。保存された構造情報に結合されていない要素が付
加された場合は、保存された構造に矛盾のない場合は、
現在編集中の構造をそのまま反映するように追加し、矛
盾がある場合は追加構成要素のみの構造を保存した構造
に付加する。
【0043】図11は図形要素を追加した場合の構造情
報の更新によるデータ構造の変更の処理例を説明する図
である。例えば、図6の下部側に示すような構造表示ウ
ィンドウ56において、図形の構造を編集中に、図11
(a)に示すように、図形の構成の中に新たな要素11
1を付加し、保存された構造情報に反映させると、図1
1(b)のようになる。つまり、構成要素のリストに、
追加した要素111に対応する新たな要素データ112
を付け加え、そして、構造情報に反映させる。
【0044】この場合、要素111は楕円の図形要素
(E5)と円の図形要素(E9)と交差しているため、
この2つの要素と同一オブジェクトと見なされる。実線
の構造では、2つの要素E5とE9は同一オブジェクト
ノード「SG2−1」に属しているので、要素111
は、オブジェクトノード「SG2−1」からリンク11
3を張る構造となる。しかし、破線の構造では、2つの
要素E5とE9はそれぞれ別のオブジェクトノード「S
G1−2」と「Top:1」に属している構造となって
いるので、ここでは追加した要素111のみで構造に付
加することになり、「Top:1」ノードからリンク1
14が張られた構造となる。
【0045】このように、本実施例では、図形編集の各
々の処理毎に構造上を生成して、この構造情報を利用し
た編集を行い、この編集で用いた構造情報を再利用する
ために保存しておくので、構造情報を利用した図形編集
を行った場合、例えば、図形要素の追加または削除を行
った場合、保存されている構造情報にその編集内容を反
映させる処理を行う。つまり、編集操作の内容を保存さ
れた構造情報に処理を反映する様になっている。これ
は、また、構造情報を保存した時、構造情報の選択を行
う時、図形編集処理を終了する時などにおいて、一括し
て、処理を反映させるようにしてもよい。
【0046】図12は、本発明の文書編集装置をコンピ
ュータシステムに適用する場合のシステム構成を示すブ
ロック図である。このシステム構成では、モニタ装置1
21と、マウス/キーボードの入力装置122と、シス
テム装置本体部123と、記憶装置124と、外部記憶
装置125から構成されるコンピュータシステムに、本
発明の各々のシステム要素を適用する。つまり、マウス
/キーボードの入力装置122に入力処理を行う入力装
置15を対応させ、モニタ装置121にイメージ表示と
構造表示の表示処理を行う表示装置14を対応させる。
システム装置本体部(CPU)123には、文書編集サ
ブシステム11,構造組換えサブシステム12,構造保
存サブシステム13を組み込む。また、記憶装置124
には、このシステムで利用する作業用記憶領域を確保す
る。このため、対応関係保持用メモリ領域126と、構
造記憶用メモリ127とを設ける。また、外部記憶装置
125は、再利用する構造情報の保存用のディスク領域
を設ける。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の文書編
集装置によれば、文書作成の編集過程において、構造情
報を利用して編集操作を行うので、オブジェクトの構造
が視覚的に判りやすくなる。また、この構造は、編集可
能であるため、自動的に生成した構造の構造化では十分
に表せないユーザの編集意図に適した階層構造を、構造
を変更して容易に作成できる。また、ここで作成した構
造情報による構造表示の上で選択操作を行うことによ
り、編集対象の要素の選択の間違いを減らすことができ
る。編集で利用した構造情報は、保存しておくことによ
り編集過程においてユーザの意図する編集作業に適した
構造を再利用できる。この場合においても、グラフィカ
ル・ユーザ・インターフェイスの利用により、即座に選
択することができ、編集作業の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる文書編集装
置の全体の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は構造組換えサブシステム12の構成を
示すブロック図、
【図3】 図3は構造保存サブシステム13の構成を示
すブロック図、
【図4】 図4は文書編集の図形編集ウィンドウの画面
の一例を示す図、
【図5】 図5は構造の変更の操作を説明する第1の説
明図、
【図6】 図5は構造の変更の操作を説明する第2の説
明図、
【図7】 図7は簡易表示による構造の表示例を説明す
る図、
【図8】 図8はイメージ表示サブウィンドウによる選
択領域内の構造のみを表示した場合の表示例を示す図、
【図9】 図9は編集する図形を構成する要素に対して
生成した構造情報のデータ構造を説明する図、
【図10】 図10は図形を構成する要素に対して複数
の構造情報を格納しておく場合のデータ構造を説明する
図、
【図11】 図11は図形要素を追加した場合の構造情
報の更新によるデータ構造の変更の処理例を説明する
図、
【図12】 図12は本発明の文書編集装置をコンピュ
ータシステムに適用する場合のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
11…文書編集サブシステム、12…構造組換えサブシ
ステム、13…構造保存サブシステム、14…表示装
置、15…入力装置、21…構造生成処理部、22…構
造情報記憶部、23…対応関係保持部、24…要素選択
処理部、25…構造組換え処理部、26…構造反映処理
部、31…構造保存部、32…構造選択処理部、33…
構造登録処理部、34…構造切換処理部、35…編集操
作反映処理部、40…図形編集ウィンドウ、41,81
…イメージ表示サブウィンドウ、42,51,54,5
5,56,70,82…構造表示サブウィンドウ、5
2,53…オブジェクトのノード、83…ポインタカー
ソル、91…要素名、92…属性データ、111…追加
された要素、112…要素データ、121…モニタ装
置、122…入力装置、123…システム装置本体部、
124…記憶装置、125…外部記憶装置、126…対
応関係保持用メモリ領域、127…構造記憶用メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形を含む要素から構成される文書を編
    集画面上のイメージ表示による操作で編集する文書編集
    装置において、 文書のイメージ表示から要素の構造情報を生成する構造
    情報生成手段と、 生成された構造情報を記憶する構造情報記憶手段と、 構造情報による構造表示を編集画面上にイメージ表示と
    同時に表示する表示手段と、 イメージ表示上の要素と生成された構造情報の要素の対
    応関係を保持する対応関係保持手段と、 構造表示の編集画面上において要素を選択する選択手段
    と、 構造表示の編集画面上において構造を組換える組換手段
    と、 編集画面上の構造表示における構造の組換えをイメージ
    表示の階層構造に反映させる反映処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする文書編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書編集装置におい
    て、更に、 編集画面上に構造を表示するための構造情報を保存する
    保存手段と、 保存手段に保存する構造表示の構造情報を登録する登録
    手段と、 構造情報の保存の後に行われた編集処理で変更された構
    造を保存された構造情報に反映する反映処理手段と、 保存された構造情報を選択する選択手段と、 選択時に表示されている構造情報を削除して、選択され
    た構造情報による構造に表示する構造を切り替える切替
    手段とを備えることを特徴とする文書編集装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502466A (ja) * 2003-08-12 2007-02-08 オラクル・インターナショナル・コーポレイション 次元分割による、オンライン分析処理(olap)および多次元計画アプリケーションにおける相互属性分析および操作のためのシステムならびに方法
WO2007132984A1 (en) * 2006-05-11 2007-11-22 Sun-Kwon Kim Document editing program of tree-structure and method thereof
JPWO2021186906A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23

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