JPH10500041A - ガスの爆燃を抑制する装置および方法 - Google Patents
ガスの爆燃を抑制する装置および方法Info
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Abstract
(57)【要約】
可燃ガスを含む爆燃に特に適用される爆燃抑制システム。このシステムの爆燃抑制剤は通常、約80ミクロンを超えないザウタ平均粒径を有する滴(44c)の流れとして可燃ガス中に分散される水(60)である。システムは可燃物検出器を備えることができる。システムは、液体(60)をキャリヤガス(68)中に噴霧化する液体噴霧装置(52)を備える。液滴の速度を超音速に増大することにより、液滴の粒径が減少する。
Description
【発明の詳細な説明】
ガスの爆燃を抑制する装置および方法
発明の分野
本発明は、可燃物の爆燃を抑制するためのシステムに関し、特に、工業用途に
おける可燃ガスの爆燃を抑制するためのシステムに関する。
発明の背景
可燃ガスは、公益設備、化学・石油化学製造工場、石油精製所、冶金工業、蒸
留所、塗料・ワニス製造、海運、印刷、半導体製造、製薬およびエーロゾル缶充
填処理をはじめとする多くの工業的用途で原料、製品または副産物として扱われ
る。加えて、可燃ガスは、地上または地下のパイプ系からの漏れ、引火性液体の
こぼれまたは土壌もしくはごみ処理埋立地における天然有機物質の分解によって
放出される。
可燃ガスとは、酸素に対して十分な体積濃度で存在するとき、発火源に反応し
て爆燃するおそれのある気体または蒸気である。爆燃は通常、可燃ガスの負の生
成熱によって起こる。可燃ガスは一般に、可燃ガスの爆発下限濃度よりも高く、
爆発上限濃度よりも低い濃度で爆燃する。
爆燃の際、可燃ガスまたは他の可燃物の燃焼が、熱及び/又は遊離基を可燃ガ
スの隣接分子に移すことによって外方へ伝播する化学反応を開始させる。遊離基
とは、不対電子を含む反応性の原子団、例えばOH、HおよびCH3である。熱
および/または遊離基の移行が隣接分子を発火させる。このようにして、爆燃は
、可燃ガスを介して一般に約0.2ft/sec(約0.061m/sec)〜約20ft/se
c(約6.10m/sec)の速度で外方に伝播または拡大する。爆燃によって発生す
る熱は一般に閉鎖区域中に急激な昇圧を引き起こす。
爆燃が起こる危険性を減らすため、規則により、上記の用途の場合にはしばし
ば爆燃抑制システムが要求される。爆燃抑制システムは一般に、爆燃の発生を検
出するためのセンサと、爆燃が発生したときに爆燃抑制剤を可燃ガスに注入する
ための装置とを含む。
最も広く使用される爆燃抑制剤は、飽和タロロフルオロカーボン、例えばハロ
ン1301(ブロモトリフルオロメタン)、ハロン2402(ジブロモテトラフ
ルオロエタン)およびハロン1211(ブロモクロロジフルオロメタン)である
。飽和クロロフルオロカーボンは、蒸気または液体のいずれかの形態にて可燃ガ
スに注入することができる。飽和クロロフルオロカーボンの低い沸点および低い
気化熱(例えば、通常、沸点は約0℃を超えず、蒸発熱は約100cal/gを超え
ない)のため、液体クロロフルオロカーボンは、大部分の用途で、可燃ガスに注
入されるとただちに気化する。
注入されたのち、飽和タロロフルオロカーボン蒸気は、可燃ガスの燃焼に利用
される酸素を希釈するだけでなく、遊離基が爆燃を伝播する能力を損なう。酸素
の希釈は、可燃ガスと反応するのに利用される酸素の濃度を下げ、それにより、
爆燃の伝播速度を落とす。飽和クロロフルオロカーボン蒸気は、燃焼反応におい
て解放された遊離基が爆燃に隣接する可燃ガス分子と反応する前に、そのような
遊離基と反応することにより、遊離基が爆燃を伝播する能力を損なう。
最近、飽和クロロフルオロカーボンの放出に関連する環境上の危険に対処して
、飽和クロロフルオロカーボンの使用が削減されている。具体的には、飽和クロ
ロフルオロカーボンの放出により、大気中のオゾンが多く消耗させられ、地球の
上層大気中のオゾン層の空乏に関与すると考えられている。最近では、いくつか
の国が飽和タロロフルオロカーボンの使用を制限する法令を制定した。さらには
、最近、多くの国が、飽和タロロフルオロカーボンの製造を禁止する国際的合意
への関係国となった。
飽和クロロフルオロカーボンの環境への危険性に加えて、爆燃中の飽和および
不飽和クロロフルオロカーボンと可燃ガス分子との反応の副生成物もまた作業員
にとって危険なものとなる。具体的には、反応副生成物には、いずれも毒性であ
ることが知られている塩酸、フッ化水素酸、ペルフルオロポリマーおよびフッ化
カルボニルがある。
別の爆燃抑制剤は、固形粒子として可燃ガス中に注入される炭酸水素ナトリウ
ムである。粒子を生成し、注入するためには、通常、粒子を含有する固体、例え
ば固体の爆発性組成物を燃焼させる。燃焼により炭酸水素ナトリウムが気化する
と、炭酸水素ナトリウムは周辺雰囲気中で複数の小粒子として凝縮する。これら
の粒子が、熱を吸収し、爆燃によって生成される遊離基を捕らえることにより、
爆燃反応を抑制する。
大部分の用途では、既存の供給システムは一般に、早期段階で爆燃反応を抑制
するのに十分な時間において、粒子を可燃ガスに供給することができないため、
炭酸水素ナトリウムは爆燃抑制剤として広く使用されてはいない。効果を発揮す
るためには、爆燃抑制システムは抑制剤を速やかに可燃ガスに供給すべきである
。粒子を含む固体は、制御された速度では燃焼せず、従って、粒子を速やかに爆
燃に供給することができない。更に、多くの供給システムは、可燃ガスを含む区
域全体にわたって粒子を均一に分散させることができない。爆燃は所与の区域の
多様な場所で起こり、発火地点から急速に伝播するので、爆燃抑制システムは、
その区域全体に粒子を速やか、かつ均一に分散させることができなければならな
い。
発明の概要
本発明の目的は、環境への危険性を低減しながら爆燃を抑制するためのシステ
ムを提供することにある。
更なる目的は、作業員対する危険を減らす爆燃抑制システムを提供することに
ある。
更なる目的は、爆燃を速やかに検出することができるシステムを提供すること
にある。関連した目的は、爆燃を検出した後に、爆燃抑制剤を速やかに爆燃に供
給することができるシステムを提供することにある。
更なる目的は、爆発濃度の可燃物を含む雰囲気における爆燃の危険を減らすシ
ステムを提供することにある。
更なる目的は、可燃物を含む画定区域全体に爆燃抑制剤をほぼ均一に分散させ
ることができるシステムを提供することにある。
本発明の一つの態様において、熱吸収により、より詳細には、急速に気化して
爆燃が伝播するための熱を速やかに奪う微細なミスト液流を利用することにより
、爆燃を効果的に抑制できるということが見いだされた。前述した目的の一つ以
上は、(i)画定区域中に液滴流を分散させるために画定区域内に配置された分
散
手段と、(ii)画定区域内の所定の条件を検出し、それに応答して信号を生成す
るために画定区域内に配置された感知手段と、(iii)感知手段から受信した信
号に応答して分散手段を作動させるために感知手段および分散手段に接続された
作動手段とを含むシステムを提供することによって達成される。熱吸収による爆
燃を効果的に抑制するためには、液滴が約80ミクロン未満のザウタ(Sauter)
平均粒径を有するべきであることが見いだされた。画定区域中に液滴を速やかに
分散させるためには、液滴は、分散手段を出るときの速度が少なくとも約100
ft/sec(約30.48m/sec)であることが好ましい。これに関して、システム
は、所定の状態を検出した後、約100ミリ秒以内に画定区域中に所望の濃度の
液滴を分散できることが好ましい。
システムは、可燃性の気体、固体および液体に関連する爆燃を抑制するのに用
いることができるが、約500〜約2500℃の範囲の燃焼温度を有する可燃ガ
スの爆燃を抑制するのに特に適している。このような可燃ガスには、ベンゼン、
エーテル、メタン、エタン、水素、ブタン、プロパン、一酸化炭素、ヘプタン、
ホルムアルデヒド、アセチレン、エチレン、ヒドラジン、アセトン、二硫化炭素
、酢酸エチル、ヘキサン、メチルアルコール、メチルエチルケトン、オクタン、
ペンタン、トルエン、キシレン、HFC−152aおよびそれらの混合物がある
。
効果的な爆燃抑制剤であるためには、液体は、爆燃によって生成される熱を速
やかに吸収するのに十分な沸点および気化熱を有するべきである。好ましくは、
液体は、約50℃以上の沸点を有するものである。液体の気化熱は、約500ca
l/g以上であるべきである。好ましい液体は水である。
画定区域とは、爆燃抑制システムによって爆燃の影響から保護されるように指
定された区域である。画定区域は通常、可燃物の供給源を含む閉鎖区域であるか
、爆燃の危険性が最も高い閉鎖区域である。画定区域の大きさは用途に応じて異
なる。
本発明の一つの実施態様において、所定の状態とは、画定区域中の可燃物の濃
度である。画定区域中の可燃物の濃度を検出することにより、感知手段は、爆燃
が実際に起こる前に、画定区域中の、爆燃の発生を助長する状態を検出すること
ができる。従って、分散手段は、爆燃が発生する前に画定区域中に液滴流を分散
させ、それにより、画定区域中で爆燃が発生する危険性を減らすことができる。
本発明の別の実施態様において、感知手段は、第一の感知手段および第二の感
知手段のうちの少なくとも一方である。第一の感知手段は、以下のもの、すなわ
ち、静圧検出器、昇圧速度検出器および光学的火炎検出器の少なくとも一つを含
む。第二の感知手段は可燃物検出器である。爆燃を効果的に抑制するためには、
第一および第二の感知手段が、画定区域中に所定の状態が生じてから約100ミ
リ秒以内にその所定の状態を検出できることが好ましい。
本発明の別の態様において、分散手段は、キャリヤガスを液体と接触させて、
キャリヤガス中に分散した液滴流を含む流体を形成するための接触手段を含む。
キャリヤガスと液体との接触は、キャリヤガスと液体とを分ける多孔質界面によ
って実施されることが好ましい。多孔質界面を通過する液体の中にキャリヤガス
を分散させるために、液体を含有する通路が一般に多孔質界面に隣接するところ
に位置している。
キャリヤガスは、好ましくは、窒素、二酸化炭素、空気、ヘリウム、アルゴン
およびそれらの混合物からなる群より選択される。キャリヤガスは、好ましくは
アジ化鉛、アジ化ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択される起
爆剤を燃焼させることによって生成することができる。
分散手段は、好ましくは、接触手段と連通した入口と、画定区域中に液滴流を
分散させるための出口とを有するチャネルを含む。チャネルは、流体の流動方向
に対して垂直な断面積を有し、その断面積は、入口から出口への流体の流動方向
において減少して流体の速度を増加させる。チャネルの断面積は、スロートで最
小になることが好ましい。流体の流動方向に対して垂直な、スロートにおける断
面積は、流体の流動方向に対して垂直な、通路の断面積よりも小さいことが好ま
しい。
キャリアガスの膨張により、流体速度を出口で増加させるため、出口は、流体
の流動方向に対して垂直で、かつスロートから流体の流動方向に向かって好まし
くは増大するような断面積を有する。スロートの下流側にある出口での流体圧力
は、スロートでの液圧の約53%を超えないことが好ましい。好ましくは、出口
でのキャリヤガスの膨張により、出口沿いの第一の位置で流体は超音速に達し、
第一の位置の下流側にある、出口沿いの第二の位置で流体は音速に達する。超音
速から音速への遷移により、滴のサイズを減少させる衝撃波が生じる。上述の分
散手段は、本発明の第一の態様に関して既に述べたような液滴の粒度分布および
液滴速度を生じさせることができる。
本発明の別の態様においては、分散手段は、間に内部空間を形成する2枚の同
軸ディスクを含むことが好ましい。この内部空間は、チャネルおよび出口を含み
、接触手段が同軸ディスクの軸に沿って位置している。同軸ディスクは、同軸デ
ィスクの円周の複数の位置から流体を分散させる。構造によっては、分散手段は
、画定領域全体に液滴をほぼ均一に分散させることができる。
本発明の別の態様は、以下の工程、すなわち(i)約500cal/g以上の気化
熱を有する液体を準備する工程と、(ii)その液体を、約80ミクロン未満のザ
ウタ平均粒径を有する液滴の流れとして画定区域中に分散させる工程と、(iii
)可燃物の爆燃によって生成された熱を液滴に伝達する工程と、(iv)液滴を気
化させる工程と、(v)爆燃に実質的に隣接するところに位置する可燃物の温度
を可燃物の燃焼温度よりも低く維持する工程とを含む、画定区域における可燃物
の爆燃を抑制する方法を提供する。
本発明の別の態様は、以下の工程、すなわち(i)液流を導管に供給する工程
と、(ii)キャリヤガスを準備する工程と、(iii)液流が導管を通過する際、
キャリヤガスを液流中に分散させる工程と、(iv)分散工程の後、液流の速度を
低下させる工程と、(vi)液流を噴霧化して、キャリヤガス中に飛沫同伴された
液滴流を形成する工程と、(vii)液滴の速度を超音速に高める工程と、(viii
)液滴の速度を音速まで低下させる工程と、(ix)液滴の速度が超音速から音速
に低下する際、液滴の平均粒径を減少させる工程とを含む、液滴流を分与する方
法を提供する。通常、音速(例えば音の速度)とは約1100ft/sec(約335
.28m/sec)であり、超音速とは音速を超える速度である。この方法は、上述
した分散手段によって用いることができる。
本発明は、従来の爆燃抑制システムに関する上記の制約に対処するものである
。本発明のいくつかの実施態様においては、水を液体として使用する。他の爆燃
抑制剤と比較して、水は、環境に関する問題を減ずるのみでなく、作業員に伴う
危険をも減らす。
他の実施態様において、本発明は、爆燃を助長する状態を爆燃が発生する前に
検出する。この実施態様において、感知手段は、潜在的に爆発性の濃度である可
燃物を爆燃が起こる前に検出する可燃物検出器である。それに対して、従来の爆
燃抑制システムは、爆燃が発生した後でのみ爆燃の抑制を開始する。
他の実施態様は、画定区域全体に液滴流を速やかに分散させて爆燃を抑制する
システムを提供する。分散手段を出るときの液滴の有意に高い速度が液滴を分散
させ、爆燃を速やかに抑制することができる。それに対して、従来の爆燃システ
ムでは、爆発を防ぐのに十分な時間内に画定区域全体に爆燃抑制剤を分散させる
ことはできない。
本発明の他の実施態様は、画定区域全体に液滴流をほぼ均一に分散させる。ほ
ぼ均一な分散は、分散手段の周囲の多様な位置から液滴を分与することによって
実現される。それに対して、多くの既存の爆燃システムは、画定区域全体に爆燃
抑制剤をほぼ均一に分散させることができず、それが、抑制剤の爆燃を消失させ
る能力を低下させている。
これらおよび他の利点は、以下に詳細に論じる本発明の種々の実施態様によっ
て開示される。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の爆燃抑制システムの実施形態を示す概略図。
図2は、図1に示す爆燃抑制システムを画定区域に適用した実施形態を示す図
。
図3は、図1に示す爆燃抑制システムを画定区域に配置した実施形態を示す図
。
図4は、図1に示す爆燃抑制システムを画定区域に適用した実施形態を示す図
。
図5は、図1に示す爆燃抑制システムを画定区域に適用した実施形態を示す図
。
図6は、液体噴霧装置の実施形態の斜視図。
図7は、図6に示す液体噴霧装置の実施形態の断面図。
図8は、図6に示す液体噴霧装置の実施形態の平面図。
発明の詳細な説明
本発明は、可燃物の爆燃を抑制するためのシステムを提供する。このシステム
は、初期段階の爆燃を消失させるだけでなく、可燃物の爆発下限濃度を超える濃
度の可燃物を有する画定区域中で爆燃が発生する危険性を減らすことができる。
図1を参照すると、本発明の爆燃抑制システムは、画定区域24内に液滴流2
8を分散させるために画定区域24内に配置された分散手段20と、画定区域2
4内の所定の状態を検出し、そのような検出に応答して信号36を生成するため
に画定区域24内に配置された感知手段32と、感知手段32から受信された信
号36に応答して分散手段20を作動させるために感知手段32および分散手段
20に接続される作動手段40とを含む。
所定の状態とは、画定区域24内での高い爆燃発生の危険性または爆燃の実際
の発生を示す状態である。所定の状態は、通常、以下のパラメータ、すなわち、
画定区域24中の所定の静圧、画定区域24中の所定の昇圧速度、画定区域24
中の所定の波長の赤外線もしくは紫外線の存在又は画定区域24中の可燃物の所
定濃度のうちの一つ以上に基づく。
図2を参照すると、分散手段20は通常、画定区域24(図2の包囲された空
間全体であると定義する)全体に液滴44をほぼ均一に分散させるために、その
ような画定区域24中に配置されている。画定区域24内における分散手段20
の数および配置は、画定区域24のサイズおよび形状ならびに分散手段20によ
って生じる液滴流28の広がりに依存する。分散手段は20は、例えばノズルま
たは各種の液体噴霧装置のような画定区域24中に液滴を分散させるのに適した
装置であり得る。
液滴44の粒度分布および表面積が爆燃の抑制には重要な可変要素である。粒
度分布は液滴44が吸収することができる熱量を決定し、表面積は熱が液滴44
によって吸収される速度を決定するため、粒度分布および表面積は、液滴44が
爆燃を抑制する能力を表す指標である。吸収される熱の量は、画定区域24内の
可燃物の予想濃度に依存する。
一般に、液滴44は、熱吸収に応答して速やかに気化し、十分な質量を画定区
域24全体に分散させるのに十分な大きさを有するべきである。液滴44の粒度
分布を表す可変要素は、ザウタ平均粒径である。ザウタ平均粒径とは、液滴44
の全体積をその全表面積で割ったものである。液滴44のザウタ平均粒径は、好
ましくは約80ミクロン未満であり、より好ましくは約50ミクロン未満であり
、最も好ましくは約30ミクロン未満である。
画定区域24中の液滴44の表面積は、液滴44の粒度分布および選択された
時点での画定区域24中の液滴44の濃度の関数である。大部分の用途において
、画定区域24中の液滴44のピーク濃度は、好ましくは約1.5gal/1000ft3
(約0.20リットル/m3)〜約20gal/1000ft3(約2.67リットル/m3
)の範囲であり、より好ましくは約2gal/1000ft3(約0.27リットル/m3)
〜約15gal/1000ft3(約2.01リットル/m3)の範囲であり、最も好ましく
は約4gal/1000ft3(約0.53リットル/m3)〜約10gal/1000ft3(約1.
34リットル/m3)の範囲である。
画定区域24中の液滴粒度分布および液滴濃度に基づくと、画定区域24中ピ
ーク液滴濃度での液滴44の単位体積あたりの全表面積は、好ましくは少なくと
も約75m2/m3であり、より好ましくは少なくとも約100m2/m3であり、最
も好ましくは少なくとも約150m2/m3である。
これに関して理論によって束縛されることを望まないが、分散手段20によっ
て画定区域24中に放出される液滴44が、爆燃による放出される熱を吸収し、
画定区域24中の酸素の濃度を希釈することにより、爆燃を抑制すると考えられ
る。液滴44による熱の吸収が、爆燃の伝播速度を低下させ、可燃物の分子に伝
達される熱の量が分子の温度をその燃焼温度よりも高くするには不十分である場
合、爆燃を消失させる。爆燃の伝播速度は、伝熱速度、可燃物の燃焼温度、画定
区域24中に存在する可燃物の量ならびに画定区域24の温度および圧力によっ
て制御される。液滴44による熱の吸収は、熱が可燃物の分子に伝達される速度
を低下させる。また、熱吸収による液滴44の気化も、生じる蒸気が画定区域2
4中の酸素濃度を希釈することにより、爆燃の伝播速度を低下させる。
さらに、液滴44は、熱を吸収することにより、画定区域24中で爆燃が発生
する危険性を減らすと考えられる。液滴44は、爆燃が起こる前に、例えばスパ
ークのような爆燃を起こしうる発火源、または可燃物の分子の燃焼によって生成
される熱を吸収すると考えられる。
爆燃を抑制するためには、液滴44を画定区域24中に速やかに分散させなけ
ればならない。一般に、所定の状態を検出してから約20〜約150ミリ秒以内
に画定区域24中において液滴44の所望のピーク濃度を達成すべきである。爆
発の危険性を減らすためには、所定の状態を検出してから約50〜約250ミリ
秒以内に爆燃を消失させることが好ましい。
分散手段20を出る液滴44の放出率および放出速度は、爆燃抑制システムが
所定の状態に対して速やかに反応する能力にとって重要な可変要素である。画定
区域24の単位体積あたりの液滴放出速度は、好ましくは少なくとも約1.5リ
ットル/sec/m3であり、より好ましくは少なくとも約3リットル/sec/m3であり、
最も好ましくは少なくとも約5リットル/sec/m3である。大部分の用途では、液
滴放出速度は、約0.5〜約5リットル/secの範囲であることが好ましい。液滴
44が分散手段20を出るときの速度は、好ましくは約100ft/sec(約30.
48m/sec)〜約500ft/sec(約152.4m/sec)の範囲であり、より好まし
くは約150ft/sec(約45.72m/sec)〜300ft/sec(約91.44m/sec
)の範囲である。
液滴44に適した液体は、爆燃によって生成される熱を吸収するのに十分な気
化熱を有するべきである。この液体は、好ましくは少なくとも約500cal/gの
気化熱を有し、より好ましくは少なくとも約800cal/gの気化熱を有するもの
である。
適切な液体は、爆燃からの熱吸収によって気化するまで液相に留まるのに十分
な沸点を有するべきである。液体は、好ましくは約50℃以上の沸点を有し、よ
り好ましくは約80℃以上の沸点を有し、最も好ましくは約90℃以上の沸点を
有するものである。
適切な液体は、液滴44を形成するのに十分な表面張力を有するべきである。
液体の表面張力は約0.006lbs/ft(約0.007kg/m)を超えないことが好
ましい。
前記の要素を基準にすると、爆燃抑制システムに好ましい液体は水である。拝
察されるとおり、水は廉価で広く利用可能で、環境的にも受け入れられ、毒性を
もたない。
液体は、液滴44が爆燃を抑制する能力を高めるための添加物、例えば遊離基
捕捉剤を含むことができる。好ましい遊離基捕捉剤は、炭酸水素カリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムおよびそれらの混合物をはじめ
とするアルカリ金属塩である。遊離基捕捉剤は、液体中、約1%から飽和状態ま
での濃度を有するべきである。
液体は、低温での適用に備えて液体の凝固点を下げるための添加物を含むこと
ができる。拝察されるとおり、水の凝固点は約0℃であり、これは、多くの用途
においてシステム温度よりも高い。液体は、グリセリン、プロピレングリコール
、ジエチレングリコール、エチレングリコール、塩化カルシウムおよびこれらの
混合物のような凝固点降下剤を含むことができる。
液体は、液滴44の表面張力を変化させるための添加物を含むことができる。
例えば、湿潤剤は、液体の表面張力を下げ、ひいては熱吸収に利用できる自由表
面の量を増すため、有効である。適切な湿潤剤としては、界面活性剤が挙げられ
る。
液体は、分散手段20中での摩擦損失を減らすための添加物を含むことができ
る。線状ポリマー(1本の直線状の化学鎖であり、分枝をもたないポリマー)が
、乱流による摩擦損失を減らすのに最も効果的である。ポリエチレンオキシドが
、液体中の乱流による摩擦損失を減らすのに最も効果的なポリマーである。
爆燃の抑制を強化するためには、液滴44は、周囲の雰囲気の温度よりも低い
、分散手段20から退出する時の温度を有するべきである。液滴44が爆燃によ
って生成される熱を吸収する速度は、滴表面と、滴44を包囲する雰囲気との温
度差に正比例する。分散手段20から退出する時の液滴44の温度は、約5〜約
30℃の範囲であるべきである。
感知手段32は、画定区域24中の所定の状態を検出するため、画定区域24
内に配置されている。感知手段32は、約100ミリ秒未満で所定の状態を検出
することができるべきである。
爆燃抑制システムの目的は、爆燃の際できるだけ早期に画定区域24中に爆燃
抑制剤を注入することであるため、可燃物検出器が大部分の用途に好ましい感知
手段32である。可燃物検出器とは、画定区域中の可燃物の存在を検出するか、
あるいは、その濃度を計測する装置をいう。好ましい可燃物検出器には、可燃ガ
スインジケータ、引火性蒸気検出器、可燃ガス分析器、火炎イオン化検出器、赤
外線型分析器およびそれらの組み合わせがある。他の検出器とは異なり、可燃物
検出器は、作動手段40に対して信号36を生成するのに爆燃の発生を要しない
。それどころか、可燃ガス検出器は、画定区域24中の爆発レベルの可燃物を爆
燃の前に検出することができる。
可燃ガス検出器は通常、可燃物の濃度が、可燃物の爆発下限濃度よりも一般に
低い指定のレベルを超えたときに作動手段40に対して信号36を生成する。表
1は、種々の可燃ガスの爆発下限濃度(L.E.L.)を示す。
他に可能な感知手段32には、静圧検出器、昇圧速度検出器、光学式火炎検出
器およびそれらの組み合わせがある。閉鎖区域中では一般に静圧検出器、昇圧速
度検出器および可燃物検出器が用いられる。光学式火炎検出器および可燃物検出
器は一般に開放区域で用いられる。
静圧検出器とは、画定区域24中の静圧が指定のレベルになったときに作動す
る装置である。圧力が指定のレベル、通常0.5〜1.0psi(約351.5〜
703.0kg/m2)を超えると、静圧検出器は、爆燃の発生を示す信号36を生
成する。
昇圧速度検出器とは、画定区域24中の昇圧速度が指定の速度を超えたときに
作動する装置をいう。昇圧速度検出器は、爆燃による画定区域24中の圧力の増
大に基づいて爆燃を検出する。圧力の上昇が指定のレベルを超えると、昇圧速度
検出器は、爆燃の発生を示す信号を生成する。一般に、閉鎖区域では、爆燃の場
合に圧力が急激に増大する。昇圧速度検出器は通常、大気圧を有意に上回るか下
回る作動圧力を有する画定区域24中で使用される。
光学式火炎検出器とは、爆燃による特定波長の赤外線または紫外線を光学的に
検出する装置をいう。光学式火炎検出器には、赤外火炎検出器および紫外火炎検
出器がある。一般に、光学式火炎検出器は、特定の波長範囲にある赤外線または
紫外線のみを光学的に検出する。従って、光学式火炎検出器は、画定区域24中
の可燃物の種類に基づいて選択すべきである。
防火システムに通常に使用される火災検出器は、爆燃抑制システムには一般に
不適当である。防火システムに使用される検出器には、熱検出器(例えば、固定
温度検出器および上昇率検出器)、煙検出器(例えば、イオン化煙検出器および
光電煙検出器)および燃焼副生成物の存在を検出するガス感知性火炎検出器があ
る。上記のように、本発明の重要な側面は、爆燃または爆燃を助長する状態をで
きるだけ早期に検出することである。従来の防火システムは、検出できるとして
も通常は爆燃が終期に近づいてからしか検出できない熱のようなパラメータを検
出する。熱は、伝熱速度に依存する速度で伝達される。それに対し、感知手段3
2は、爆燃が発生してから約100ミリ秒以内に検出可能になるパラメータを検
出する。例えば、閉鎖区域では、圧力は、爆燃が始まってから数10ミリ秒以内
に画定区域24中で検出可能な程度に増大する。圧力変化はガスを介して通常は
音速で伝達される。
上記のように、本発明の爆燃抑制システムは、感知手段32からの信号36に
応答して分散手段20を作動させるための、感知手段32および分散手段20に
動作的に接続された作動手段40を含む。作動手段40は、分散手段20を作動
させることができるいかなる装置であってもよい。通常、作動手段40は、弁3
0を作動させて液体を液体供給源34から分散手段20に流動させ始める、制御
回路のような装置である。液体は通常、弁30が開くと直ちに分散手段20に流
動し始めるよう、弁30において少なくとも約50psi(約35150kg/m2)、
より好ましくは少なくとも約100psi(約70300kg/m2)の圧力下で貯蔵さ
れている。弁30は、分散手段20にほぼ隣接して位置している。
次に、本発明の爆燃抑制システムの動作を説明する。図1〜5を参照すると、
画定区域24中で所定の状態が検出されると、感知手段32が信号36を作動手
段40に送信する。上記のように、所定の状態は、爆燃48を助長するか、爆燃
48そのものであるような画定区域24中の危険な状態を示す。信号36に応答
して作動手段40が弁30を開き、それにより液体供給源34から分散手段20
に液体が供給される。
図2〜5を参照すると、液滴44の流れ28が爆燃48に向かって急速に移動
し、爆燃48を取り囲む。流れの中の液滴44が爆燃48から熱を奪う。液滴4
4は、伝達された熱によってその温度が上昇し、気化する。得られた蒸気が画定
区域24中の酸素濃度を薄める。
爆燃48によって生成された熱が液滴44の加熱および気化によって吸収され
ると、爆燃48に隣接する可燃物の燃焼速度および爆燃48の伝播速度が落ちる
。十分な熱が液滴44によって吸収されると、爆燃48にほぼ隣接して位置する
可燃物の温度は、可燃物の燃焼温度よりも低く維持され、爆燃48は消失する。
本発明は更に、爆燃抑制システムにおける分散手段20として特に有用である
液体噴霧装置を備える。
しかし、この液体噴霧装置52は、爆燃の抑制に限定されない。この装置は、
液体ミストを画定区域内に分散させることが必要な種々の用途で利用することが
できる。例えば、従来の防火システムによって火災を消失させるのに利用するこ
とができる。
図6〜8には、液体噴霧装置52が示されている。液体噴霧装置52は、キャ
リヤガス68を液体60に接触させて流体を形成するための接触手段62と、接
触手段62と連通し、入口80および出口84を有するチャネル76とを備える
。チャネル76は、2枚の同軸ディスク88、92の間の空間に形成されている
。接触手段62は、入口80において2枚の同軸ディスク88、92の共通軸上
に
配置されている。
接触手段62は、液体供給源(図示せず)に接続された第一の導管56と、キ
ャリヤガス供給源(図示せず)に接続された第二の導管64とを備え、第一の導
管56と第二の導管64とが重なり合い、それらの間に環状区域96が形成され
ている。第一の導管56は、第二の導管64よりも大きな直径を有し、第二の導
管64が第一の導管56の内部に配置されている部分に環状区域96が形成され
ている。環状区域96の、流れの方向に対して垂直な断面積は、第一の導管56
の、環状区域96よりも上流側の、流れの方向に対して垂直な断面積よりも小さ
い。
第二の導管64はキャリヤガス68の供給源に接続されて、キャリヤガス68
を液体60に供給して、液滴44の形成および供給を補助する。キャリヤガス供
給源中のキャリヤガス68は、液体60に対して不活性であり、液体60中に実
質的に不混和性のいかなるガスであってもよい。適切なキャリヤガスとしては、
窒素、二酸化炭素、空気、ヘリウム、アルゴンおよびそれらの混合物が挙げられ
る。
キャリヤガス68は通常、キャリヤガス供給源中に加圧下で貯蔵される。好ま
しくは、キャリヤガス68は、液体噴霧装置52に実質的に隣接する弁(図示せ
ず)のところで測定して約200〜約600psi(約140600〜約4218
00kg/m2)の範囲の圧力下で貯蔵される。キャリヤガス供給源は、キャリヤガ
ス68の貯蔵圧に耐えることができるいかなる適切な容器であってもよい。
あるいはまた、キャリヤガス供給源68は、燃焼するとキャリヤガス68を発
生する起爆剤であってもよい。適切な起爆剤には、アジ化鉛、アジ化ナトリウム
およびそれらの混合物がある。
接触手段62は、環状区域96中、第二の導管64の側部に、キャリヤガス6
8を液体60と接触させるための多孔質界面72を含む。この多孔質界面72は
、第二の導管64の先端98までは延びていない。多孔質界面72に適した材料
としては、ガラスフリット、多孔質金属、多孔質セラミックスおよびそれらの組
み合わせがある。
キャリヤガス気泡100の粒径は、環状区域96中の液体60の速度と反比例
し、多孔質界面72の孔径と正比例する。多孔質界面72における液体の速度は
、多孔質界面72からのキャリヤガス気泡100をせん断することができ、その
とき、せん断力は速度の増大とともに増す。好ましくは、環状区域96中の液体
の速度は、少なくとも約50ft/sec(約15.24m/sec)である。好ましくは
、多孔質界面72の平均孔径は約1〜約20ミクロンの範囲である。
多孔質界面72でキャリヤガス68が液体60と組合わされた後の環状区域9
6中の液体60とキャリヤガス68との質量比は、液体60を液体噴霧装置52
に注入する際の所望の注入速度及び液滴44cが出口84を出る際の所望の速度
に依存する。好ましくは、環状区域96中の液体60に対するキャリヤガス68
の質量比は約0.25を超えない。
第二の導管64中のキャリヤガス68と、第一の導管56中の液体60との相
対圧は、環状区域96中で所望の質量比を達成するのに重要である。キャリヤガ
スの圧力は一般に液体の圧力を超える。好ましくは、液体の圧力は、キャリヤガ
スの圧力の約80〜約90%である。多孔質界面72における液体60の圧力は
約50〜約150psi(約35150〜約105450kg/m2)の範囲であり、キ
ャリヤガス68の圧力は約70〜約150psi(約49210〜約105450k
g/m2)であるべきである。
流体は、環状区域96から入口80の下流側にあるマウス部102を通過する
。マウス部102における流動方向に対して垂直なチャネルの断面積は、第一の
導管56の、環状区域96の上流側の断面積および環状区域96そのものの断面
積よりも大きい。理論によって拘束されることを望まないが、環状区域96から
マウス部102への断面積の増大の結果として、マウス部102でキャリヤガス
68は膨張し、液体がキャリヤガス68中に滴44aを形成する。換言するなら
ば、環状区域96では液体60は流体中の連続相であり、キャリヤガス68は流
体中の不連続相であり、マウス部102ではキャリヤガス68は流体中の連続相
であり、液体60は流体中の不連続相であると考えられる。本明細書に使用する
「連続相」とは、流体の少なくとも75容量%を構成する相をいう。環状区域9
6中
の流体は、好ましくは約20〜約70容量%がキャリヤガスであり、チャネル7
6中の流体は、好ましくは約50〜約95容量%がキャリヤガスである。
チャネル76は、流体の速度を増すために、マウス部102から出口84まで
の流動の方向において所定の割合で減少する、流動方向に対して垂直な断面積を
有している。チャネル76は、チャネル76の断面積を減らし、チャネル76中
の流体の速度を増すための所定の形状を有する面を備える。図7に示すように、
この面は、角度θ2で傾斜しており、この角度θ2の大きさは液体噴霧装置52の
直径に依存する。
断面積の所定の減少率は、チャネル76中の流体の所望の最大速度に基づく。
チャネル76において、流体は、好ましくは、約1000ft/sec(約304.8
m/sec)を超えず、かつ約100ft/sec(約30.48m/sec)を下回らない速度
を有する。このような速度を達成するためには、チャネル76の長手方向におけ
るチャネル76の断面積の減少が通常、少なくとも75%である。
チャネル76中の最小断面積は、チャネル76と出口84とを接合するところ
のスロート108で見られる。拝察されるとおり、チャネル76中の流体の最大
速度はスロート108で生じる。スロート108における流体圧は、好ましくは
約20psig〜約60psig(約14060〜約42180kg/m2ケージ圧)の範囲
である。スロート108の断面積は一般に、第一の導管56の、環状区域96の
上流側の前記断面積および環状区域96そのものの断面積よりも小さい。
出口84は、出口84におけるキャリヤガス68の膨張によって流体速度を増
すために、流体がスロート108から出口面104に流動する方向において増大
し、かつ流動方向に対して垂直な断面積を有している。出口84の断面積は、出
口84で達成される所望の最大流体速度に基づく所定の割合で増大する。速度の
増大は、スロート108の圧力と、出口面104の圧力との圧力差によって生じ
る。拝察されるとおり、出口84の長手方向における断面積の増大は、液体噴霧
装置52の構成によってはゼロである角度θ1によって達成することができる。
流体の流動方向における出口84の断面積は、2枚のディスク88、92の間の
距離および同軸ディスク88、92の共通軸からの半径方向距離の両方に依存す
る。
好ましくは、流体は、出口84沿いの第一の位置112で超音速を有し、出口
84に沿いの、第一の位置112の下流側にある第二の位置116で音速を有し
、これが液滴44の粒径を減少させる。出口84で衝撃波120を作り出す、第
一の位置112での超音速から第二の位置116での音速への速度変化は、音速
から超音速への遷移および衝撃波をはさんでの圧力不連続性によって液滴44の
粒径を低減する。換言するならば、液滴44aは、液滴44bよりも大きな平均
粒径を有し、液滴44bは、液滴44cよりも大きな平均粒径を有する。液滴粒
径の減少は、液滴44が、約1.2を超えないウェーバ数を有する結果である。
一般に、出口面104での液滴44cは、液滴44aの平均粒径の約50%を超
えない平均粒径を有すると考えられる。液滴44aは、好ましくは約160ミク
ロンを超えないザウタ平均粒径を有し、液滴44cは、好ましくは約80ミクロ
ンを超えないザウタ平均粒径を有する。液滴44cは、好ましくは出口面104
で少なくとも約200ft/sec(約60.96m/sec)の速度を有する。
スロート108の圧力と出口面104の圧力との間に圧力差を生じさせるため
に、チャネル76の最小断面積は、出口84の最小断面積よりも小さい。出口8
4の最大断面積がチャネル76に比較して大きめである結果、出口面104にお
ける流体の圧力は、スロート108における流体の圧力よりも小さい。好ましく
は、音速および超音速の流体速度を達成するために、出口面104における最大
流体圧力は、スロート108における流体圧力の約53%を超えない。
スロート108から出口面104までの距離は、出口84で衝撃波120を発
生させるのに十分であるべきである。好ましくは、スロート108から出口面1
04までの距離は、スロート108から衝撃波120の形成地点までの距離の少
なくとも2倍である。
図8に示すように、液体噴霧装置52はその周囲に流体を絶えず分散させる。
液体噴霧装置52の外周の複数の位置からの液滴44cの分散は、爆燃の効果的
な抑制にとって重要である。上記のように、画定区域24中で爆燃の位置を予測
することはしばしば困難である。
次に、液体噴霧装置52の動作を説明する。図6〜8を参照すると、液体噴霧
装置52の動作を開始させるには、第一および第二の導管56、64中の弁(図
示せず)を開放して、それぞれ液体およびキャリヤガスを装置52に供給する。
あるいはまた、起爆剤がキャリヤガス供給源の場合、起爆剤を燃焼させてキャリ
ヤガス68を発生させる。
液体60は第一の導管56を通過し、環状区域96に進入するときに加速し、
多孔質界面72でキャリヤガス68と接触する。多孔質界面72で液体によって
キャリヤガス68に加えられるせん断力が、キャリヤガスの気泡100を液体6
0中に分散させて流体を形成する。
環状区域96から、流体は、チャネル76のマウス部102に注入され、それ
がキャリヤガス68を膨張させ、流体速度を減少させ、液体60をキャリヤガス
68中に噴霧化して液滴44aにする。流体がチャネル76を通過するとき、チ
ャネル76の断面積が減少し、スロート108で流体速度が音速まで増大する。
流体がスロート108から出口84を通過するとき、キャリヤガス68が膨張
して、第一の位置112で液滴44aを超音速まで加速させる。音速から超音速
への遷移が液滴44aの粒径を減少させて液滴44bにする。
キャリヤガス68の圧力が外部圧に達すると、液滴44bは超音速から音速に
減少して衝撃波120を生成する。この衝撃波120が液滴44bの粒径を液滴
44cにまで減少させる。液滴44cは、出口84により、装置52を包囲する
雰囲気中に分散されて、液滴流を形成する。
例1
水のミストが爆燃を消失させる能力を測定するためにいくつかの試験を実施し
た。試験は、鋼の壁を備えた容量約6立方メートルの圧力容器の中で実施した。
水のミストを試験容器中に注入することができるよう、スプレーノズル列を設け
た。また、チャンバには、従来のスプリンクラヘッドを備え付け、水の流量をチ
ャンバ容積に適切に合わせた。容器には熱電対および圧力変換器を設けて、爆燃
中の圧履歴および熱状態を監視した。爆燃を起こすために冗長性の電気発火シス
テムをチャンバ中に配置した。
排気後に水素がチャンバに流れ込む際の水素の圧力を水銀柱1ミリメートル未
満の絶対圧まで測定することにより、チャンバ中の水素濃度を制御した。発火時
に均質な混合物が存在するよう、噴霧装置のノズル気流を利用して、チャンバ中
での水素と空気との混合を補助した。これは、発火時の所望のガス圧よりも低い
圧力に水素を注入したのち、チャンバに空気を充填し直すことによって達成した
。そして、噴霧ノズルによって水のミストを注入する間、空気を噴霧することに
より、混合物の圧力を1気圧にするために、更に空気が供給された。
各試験において、発火の前に水のミストを混合物に加えた。チャンバ中に設け
た噴霧装置への水の注入率は、1秒あたり0.06リットルであった。試験中、
ミスト中の液滴の平均サイズは約40〜約60ミクロンの範囲であった。
試験において、約2.5〜12.5リットルの水をチャンバに注入したとき、
爆燃は正常に消失した。試験中の水素ガスの濃度は約6容量%であった。
例2
例1の試験装置を使用し、チャンバ中、1秒あたり1.1リットルの全流量で
作動する標準の火災用スプリンクラノズルを用いて試験を実施し、スプリンクラ
が爆燃を消失させられるかどうかを判定した。試験中の水素ガスの濃度は約6容
量%であった。スプリンクラシステムによって作り出される液滴の平均粒径は、
約400〜約800ミクロンの範囲であった。
スプリンクラシステムは一貫して爆燃を消沈させることはできなかった。水素
混合物は容易に発火し、測定した圧力プロフィールは、爆燃抑制剤の非存在下で
実施したベースライン爆燃から得られたものに非常に類似していた。
前記の試験は、水のミストが爆燃を効果的に消失させるが、標準的なスプリン
クラシステムによって作り出される滴ではそれができないということを立証する
。50ミクロンよりも大きな滴は、効率的に熱を吸収するのに十分な表面積を有
しないと考えられる。大きめの滴は、爆燃の伝播を防ぐのに必要な速度で熱を奪
うのに十分な速さでは蒸発しない。それに対して、約80ミクロンよりも小さい
粒径の滴は、熱の吸収に十分な表面積を有している。小さめの滴は、爆燃の伝播
を防ぐのに必要な速度で熱を奪うのに十分な速さで蒸発することができる。
本発明の種々の実施態様を詳細に説明したが、当業者にとってはこれらの実施
態様の変形および応用が理解されよう。しかし、そのような変形および応用が以
下の請求の範囲に定める本発明の範囲に該当するということを明示的に理解しな
ければならない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M
N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU
,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,
UA,UZ,VN
(72)発明者 バッツ、ジェイムス アール.
アメリカ合衆国 80237 コロラド州 デ
ンバー サウス ウィロー サークル
3700
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.感知装置によって生成される信号に応答して画定区域中の発熱反応を抑制 するためのシステムにおける、画定区域中に液滴流を分散させるための装置にお いて、 ガスを液体と接触させて流体を形成するための手段と、 接触手段と連通し、接触手段から半径方向に外方に延びるチャネルであって、 接触手段からの第一の半径方向距離におけるチャネルの断面積が、接触手段から の第二の半径方向距離におけるチャネルの断面積よりも大きく、第一の半径方向 距離が第二の半径方向距離よりも小さいチャネルと、 チャネルの外周にある出口であって、接触手段からの第三の半径方向距離にお ける断面積が接触手段からの第四の半径方向距離における断面積よりも小さく、 第三の半径方向距離が第四の半径方向距離よりも小さい出口とを備え、 液体が、チャネルおよび出口の少なくとも一方で超音速を有し、出口が複数の 液滴を装置から外方に分散させるの装置。 2.複数の液滴を装置から半径方向外方に分散するために、出口が実質的に外 周の長さにわたって広がっている請求項1に記載の装置。 3.アジ化鉛、アジ化ナトリウムおよびそれらの混合物からなる群より選択さ れる起爆剤を燃焼させることによってガスが生成される請求項1に記載の装置。 4.接触手段が、ガスおよび液体の一方をガスおよび液体の他方に導入するた めの多孔質面を含む請求項1に記載の装置。 5.多孔質面の平均孔径が約1〜約20ミクロンの範囲である請求項4に記載 の装置。 6.多孔質面に隣接する流体における液体に対するガスの質量比が約0.25 を超えない請求項4に記載の装置。 7.接触手段が、ガスを運ぶための第一の導管と、液体を運ぶための第二の導 管とを備え、第一の導管の出力が第二の導管の内側に位置し、その出力が多孔質 面を備え、同多孔質面が、液体が多孔質面を通過するとき液体をガスと接触させ る請求項1に記載の装置。 8.第一の導管が、チャネルを貫通して延び、かつチャネルに対して横断方向 に配置され、 チャネルの上方に位置する液体供給源と、 チャネルの下方に位置するガス供給源とを更に含む請求項7に記載の装置。 9.流体がチャネルに進入した際、液体がガス中に浮遊する複数の滴を形成す るために、チャネルが第一の導管と第二の導管との間の断面積よりも大きな断面 積を有する請求項7に記載の装置。 10.該第一の導管と該第二の導管との間の区域中の流体の約20〜約70容 量%がガスであり、チャネル中の流体の約50〜約95容量%がガスである請求 項7に記載の装置。 11.出口中の流体の最大圧が、チャネル中の流体の最大圧の約53%を超え ない請求項1に記載の装置。 12.流体が、出口沿いの第一の位置で超音速を有し、第一の位置の下流側に ある、出口沿いの第二の位置で音速を有する請求項1に記載の装置。 13.分散手段が、内部空間を間に形成する2枚の同軸ディスクを含み、その 内部空間がチャネルおよび出口を含み、接触手段が同軸ディスクの軸に沿って位 置し、チャネルに対して横断方向に配置され、同軸ディスクが同軸ディスクの周 囲の複数の位置から流体を分散させる請求項1に記載の装置。 14.チャネルが第一の半径方向距離と第二の半径方向距離との間でテーパ状 である請求項1に記載の装置。 15.出口が第三の半径方向距離と第四の半径方向距離との間でテーパ状であ る請求項1に記載の装置。 16.感知装置によって生成される信号に応答して画定区域中の発熱反応を抑 制するためのシステムにおける、画定区域中に液滴流を分散させるための装置に おいて、 ガスを液体と接触させて流体を形成するための手段と、 接触手段と連通するチャネルであって、チャネルの一部における同流体の速度 が音速になるように、流体の流動方向に向かって減少する断面積を有するチャネ ルと、 チャネルからの出口であって、出口の第一の部分における流体の速度が超音速 になり、第二の部分における速度が音速になるよう、流体の流動方向に向かって 増大する断面積を有する出口とを含み、 超音速から音速への流体速度の減少が、出口を出る液滴のザウタ平均粒径を減 少させる装置。 17.画定区域中に液滴流を分散することによって画定区域中の発熱反応を抑 制する方法において、 液流が導管中を通過する際、導管中の液体流にガスを導入して、液流中に複数 の気泡を形成する工程と、 流体を、ガス中に浮遊する液滴流に変換する工程と、 流体の流動方向に対して垂直な導管の断面積を減少させることにより、液滴の 速度を超音速に増大する工程と、 液滴の速度を超音速から音速に減少させ、液滴速度が超音速から音速に減少す る際、液滴の平均サイズを減少させる工程と、 画定区域中に液滴を分散させる工程とを含む方法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US240,271 | 1994-05-10 | ||
| US08/240,271 US5495893A (en) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | Apparatus and method to control deflagration of gases |
| PCT/US1995/005884 WO1995030452A1 (en) | 1994-05-10 | 1995-05-10 | Apparatus and method to control deflagration of gases |
Publications (1)
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