JPH10500914A - 移動する材料シートの搬送装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置 - Google Patents

移動する材料シートの搬送装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置

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JPH10500914A JP8528057A JP52805796A JPH10500914A JP H10500914 A JPH10500914 A JP H10500914A JP 8528057 A JP8528057 A JP 8528057A JP 52805796 A JP52805796 A JP 52805796A JP H10500914 A JPH10500914 A JP H10500914A
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Abstract

(57)【要約】 移動する材料シートの改良された搬送装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置が、材料シート(11)の両側でガイドレールシステム(3)に沿って移動可能であるクリップ本体(1)を含む。移動する材料シート(11)の両側には、好ましくは、それぞれ少なくとも移動する材料シート(11)の上部及び下部に、一つのリニアモータ(5’,5'')及び一つのガイドレール(3’,3'')が備えられる。上方にあるリニアモータ(5’)に関連する上方のガイドレール(5’)の列は、下方にあるリアにモータ(5'')及び下方にあるガイドレール(3'')に対して、移動する材料シート(11)に関して逆向きである。別の構成の好適な実施形態では、クリップ軸受ができるだけ僅かな荷重となるように選定される、材料シート(11)の張架点での交点(S)の間の最大垂直間隔及び最大水平間隔(a,b)が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】 移動する材料シートの搬送装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置 本発明は、材料シートの搬送装置、特に請求の範囲1,3又は4の前文による プラスチックフィルムシートの伸長装置に関するものである。 特にプラスチックフィルム製造において、移動する材料シートを伸長する装置 が設けられる。 プラスチックフィルム製造の場合、横方向伸長装置,縦方向伸長装置も、また 材料シート即ちプラスチックフィルムシートが縦方向及び横方向の伸長を同時に 受ける同時伸長装置が知られている。 このために、ガイド装置、一般的にはガイドレールに沿って移動する所謂クリ ップ又はクリップキャリッジが使用される。 移動する材料シート特にプラスチックシートを同時に双方向に伸長する装置は 、例えばドイツ特許第3741582号明細書から公知である。この場合、処理 すべき材料シートの両側で、ガイドレールに沿って、チェーンレバーにより互い に連結された多数のクリップ又はクリップキャリッジが循環する。その際、チェ ーンレバーの特殊な分離ガイドにより、伸長ゾーンに達するまでに、長手方向及 び横方向の伸長比を調整するように個々のクリップキャリッジの間隔が拡大され る。処理すべき材料シートの縁部が把持され、移動される公知の張力装置がクリ ップキャリッジの上に備えられる。 フィルムシートの幅伸長及び固定の装置は、例えばドイツ特許第400644 0号明細書から公知であり、この場合、個々のチェーン又はクリップキャリッジ が、循環する搬送チェーンにより移動され、個々のクリップキャリッジの間隔が 実質的に変わらずに保持される。 ドイツ特許出願公開第3333938号明細書からも、クリップ本体を、例え ば三つの互いにずれて固定されたスライドガイドを介して支持することが知られ ているが、実際には、多数のガイドレールの長手方向にてクリップキャリッジ上 に間隔をおいて固定されクリップキャリッジを垂直方向及び水平方向に支持する ローラを介してガイドされるクリップキャリッジを備えた搬送装置が広く普及し ている。 生産能力の向上のために、シート速度も常に増加している。300m/分以上 のシート速度は珍しくない。特に個々のクリップキャリッジの無視できない質量 に関しても、当然に、ローラ及び軸受及びガイドレールの荷重が増大する。 例えば、米国特許第5072493号明細書等による同時伸長装置に関して、 シート速度を高めかつ故障の可能性を最小化するために、走行ローラによりガイ ドレールに沿って移動可能なクリップキャリッジを運転するリニアモータが提案 されている。これは、基本的にクリップキャリッジが個々に制御されかつ加速さ れると共に、例えばドイツ特許第3741582号明細書による同時伸長装置と は異なり、個々のクリップキャリッジを連結するチェーンレバーが省略できる可 能性を開示している。 しかしながら、搬送及びシート速度が増大するにつれて、移動されるシート及 びクリップキャリッジは、クリップキャリッジに作用する力を増大させるので、 発生する負荷及び特に軸受負荷に基づいて、搬送システム全体の寿命が制限され 、しばしば故障により、修理が必要となる。 従って、本発明の目的は、あまり故障しにくくかつより長い運転時間が可能な 材料シートの改良された搬送装置、特にプラスチックフィルムシートを伸長する 伸長装置を提供することにある。 本発明は、請求の範囲1,3又は4に特徴付けられた技術的思想により上記課 題を解決する。本発明の有利な実施態様をその他の請求の範囲に示す。 比較的簡単な方法により、従来技術に対する明らかな改良の可能性が重大な意 外性を有する発明を意味することが指摘される。 即ち、本発明による装置によって、従来の解決法に対して、ガイドレールに対 するクリップ本体への軸受力が明らかに最小化される。 更に、それに作用する力によるクリップキャリッジの傾斜が、軸受の自己抑止 のおそれと結び付く倒れに至るクリップキャリッジの傾斜を低減するだけでなく 回避できるように、最小化することができる。 この改良された特徴に基づいて、従来の装置に対して、明らかにより高い運搬 速度を備えた装置が実現される。これは、原則として、縦伸長装置や横伸長装置 にも、特に高速同時伸長装置にも有効である。 所謂二重レール、即ち二つの一般に互いに重なり合ってかつ材料シートに対し て横向きに配設されたガイドレールの使用のもとで、これと上方及び下方のリニ アモータ駆動装置を含むリニアモータが配設され、上方のガイドレール及び上方 リニアモータ駆動装置の位置が、上方に位置するリニアモータ及び下方のガイド レールに対して、材料シートの方向に連続して逆方向に配設されると、本発明に よる利点がその原理から付加的に実現される。即ち、二つのリニアモータ駆動装 置と二つのガイドレールの間の中間領域で交差し、ここでクリップ本体と特にク リップ台上の張架位置がこれへの交点又は中心付近に対応して位置するように、 力の作用点を結ぶ作用線が配置されるクリップ構造が既に可能である。 作用線において、共通の一点で交差する、ガイドレールの長手方向及び平行な 方向に作用する力の作用点の連結線が重要である。 その際、クリップキャリッジ上に作用する倒れ力及びそれによる軸受力又は摩 擦力は、極力小さく保持すべきである。また、クリップキャリッジ上に作用する 軸受力は、この力が固定張架点即ち、材料シートをクリップキャリッジに張架し て保持する張架点又は揺動点に対して対称に作用する場合に、できるだけ小さく なる。換言すれば、その形状は、原則として、クリップキャリッジ上に作用する 力(モータ駆動力:ガイドレールシステムにより発生する特に摩擦力等の力)に より、できるだけ小さなモーメント発生になり、それによってより小さなクリッ プ軸受の荷重に寄与するように、選定される。 従って、本発明によれば、張架点は、好ましくは作用する力の中心に、即ち力 の個々の作用点(作用ベクトル)を結ぶ作用線の交点に又は少なくともこの交点 にできるだけ近く位置するように材料シートをクリップキャリッジに張架して保 持する。 好ましくは、二重レールシステム(二重レール)は、クリップ本体が残る間隙 内に位置するように、少なくとも一つの構成要素と対向して配設される支持部材 になる。これにより、張架点は、作用線の交点にも位置する。しかしながら、一 本レール、即ち好ましくは上方及び下方のリニアモータ駆動装置の間の唯一つの ガイドレールの使用も可能であり、この場合、張架位置の所定の間隔が考慮され なければならない。 最後に、ガイドレールの両側にリニアモータ運転装置を備えるように運転装置 を構成してもよい。これは、原則として、ガイドレールをリニアモータ内に一体 化することにより実現される。 本発明によるクリップ形状では、クリップキャリッジ上に作用する力は十分に 平衡され、その作用上極力対称的に相殺されるので、(プラスチックフィルム製 造では、特に縦伸長又は同時伸長において発生する)材料シートの力の導入を、 最小化できる。 これにより、全体として生ずる軸受力は、明らかに最小化され、特に前記軸受 の自己抑止のおそれのある倒れに至るクリップキャリッジの傾斜を回避又は完全 に排除できる。 これにより、付加的な処置なしで、特に同時伸長装置にも、従来の解決法に対 して明らかにより高いシート速度が可能になる。 本発明の範囲内において、クリップ本体の対向する側にあってかつクリップ本 体に係合する駆動装置、特に上述のリニアモータ駆動装置の形態の駆動装置だけ でなく、側方で好ましくは張架された材料シート縁部に対して対向する側で、ガ イドレール又はガイドレールの形態の唯一つの駆動装置のみの実施形態も可能で ある。 本発明の他の利点、詳細及び特徴は、以下に、図面について説明する実施例か ら、明らかになろう。 図1は、ガイドレールに沿って移動可能なクリップ本体の長手方向に垂直な概 略横断面図を示す。 図2は、二つの互いに隣接しかつガイドレールに沿って移動されるクリップ本 体の概略側面図を示す。 図3は、発生する力の状態とクリップキャリッジの形状及び駆動システム及び ガイドレールシステムを説明する図1による実施形態と同様の概略図を示す。 図4は、図1とは異なる方向の横断面図を示す。 図5は、図1に対し変形した実施形態のガイドレールの長手方向に横向きの横 断面図を示す。 図6は、図1の変形実施形態の断面図を示す。 図7は、図3の変形実施形態の概略図を示す。 図1は、ガイドレールシステム3に沿って(即ち図面に対して垂直に)リニア モータ駆動装置5により移動できるクリップ本体1を示す概略正面図である。 クリップ本体1は、揺動軸7の周りに揺動可能な張架レバー又はクリップレバ ー9を含む。 材料シート、プラスチックフィルム製造の場合に、点線で示す材料シート面1 1に沿って伸長すべきプラスチックフィルムシートの縁部は、材料シートの移動 中特に伸長工程の間、クリップレバー9の下方の張架位置9’と所謂クリップ台 13との間に張架して保持される。これにより、材料シートを介して、クリップ 本体1に引張り力が加えられる。 図示の実施例では、ガイドレールシステム3は、材料シート面11に対して垂 直に、即ち材料シート引張り力ZKに対して垂直に向いた共通のガイドレール面 内で、重なり合う上方のガイドレール3’と、下方のガイドレール3''から構成 される。 これに対して、クリップ本体1は、適当な方法によりクリップ本体1に保持さ れ、固定されるU字形断面のスライド部材17を備えている。(例えば形状的な 連結、即ち互いに係合しかつスライド部材及び/又はクリップ本体1のガイド凹 陥部19の隣接した部分に互いに係合させてスライド部材17が固定される。し かしながら、例えば接着又は加硫技術の使用により、他の構成により又は補完的 にスライド部材17の力学的な固定も可能である。) スライド部材17は、一般に、ガイドレール3に対して平行に延びるクリップ 本体1の全長に関して、より短く寸法が選定されるので、それぞれ上方のガイド レール部分3’及び下方のガイドレール部分3''に例えば少なくとも二つの隣接 するスライド部材17が設けられる(同様に、対向している角形のスライド部材 部分も、クリップ本体1の関連する溝状のガイド凹陥部19内で、これと共に移 動可能に構成される)。図2は、上方のレール3’と下方のレール3''の間で移 動可能に二つの隣接して配設されたクリップ本体1を備えた概略側面図を示す。 材料シート11の側からの側面図は、下方のガイドレール3''の部分の前にある リニアモータ5''を表す。上方のリニアモータ5’は、上方のガイドレール3’ の後方に位置する。その場合、上方及び下方のスライド部材17を図式的に示し 、クリップキャリッジは、ガイドレール3’及び3''に滑動可能に支持される。 二つのガイドレール3’及び3''は、断面がC字形のガイドレール支持部材2 1の一部であり、巻線ヘッド23を構成するため、多数のワイヤ巻線が通された リニア駆動装置5’が上方のガイドレール支持部材部分21’に設けられ、また 対応して構成された第二のリニアモータ5''が下方のガイドレール支持部材部分 21''に備えられる。 僅かな寸法の空隙27を構成して、クリップ本体1の隣接する部分には、それ ぞれリニアモータ駆動装置に必要な磁石、即ち永久磁石29が備えられる。 図1の断面図から明らかなように、上方のリニアモータ5’は、上方のガイド レール3’の材料シートに対向する面上に配設され、下方のリニアモータ5''は 、下方のガイドレール部分3''の材料シートと反対側の面上に配設される。 ガイドレール支持部材21のこの形状では、リニアモータ5’,5''の形態の 駆動装置を含め、材料シートの縁部がクリップレバー9の下方の張架位置9’と クリップ台13との間でできるだけ点線Sに近づく、張架位置35が、作用線又 は発生する力の作用点の連結線により構成されるように、クリップ構造が選定さ れる。この場合、作用線又はモータ力即ち特にリニアモータ駆動装置によって発 生しかつ引き起こされる推進力又は制動力により、及び摩擦力により形成される 作用点又は作用線MKにより構成される連結線MKが重要である。その際、作用 線MKの作用点は、リニアモータ駆動装置のほぼ中心にて、第一の部分を示すリ ニアモータ5’,5''のと隣接する永久磁石29との間にあるように選定される 。ガイドシステム3の作用点は、互いに対向するガイドレール3’及び3''の長 手方向端面41と重なる。 前述のように、作用線は、クリップキャリッジに作用する力の各作用点の間の 連結線を示す。実際には、これは、二重の観点において、確実な簡素化を示す。 − 重要なことは、「作用点」ではなくて、クリップの送り運動に対して平行に 、即ちリニアモータ又はガイドレールに平行に延びる作用ベクトル、即ちクリッ プ本体への対応する倒れモーメント及び回転モーメントを付与しかつこれにより 軸受モーメント及び摩擦モーメントの向上に寄与する方向付けられた大きさであ る。 − 更に、リニアモータによる送り及び駆動力は、図示の紙面に対し垂直に立つ 力ベクトルに沿うだけでなく、リニアモータ及びこれに対向しかつクリップ本体 1上に備えられた永久磁石29の全幅に亘って加えられる。これにより、異なる 観察方法において、リニアモータ及び永久磁石の間の領域でずれた作用点にて発 し、対応する作用点にて対向するリニアモータにて終わり、これらすべての作用 線が共通の交点Sを通って延び、そこで力が「平衡」される多数の作用線が示さ れる。図1に示す「作用点」AMKは、簡単な形態に限っては、紙面に垂直である 「結果として生ずる作用ベクトル」を表す。個々の場合に、これは、リニアモー タの中心に(又は永久磁石の中心に)強制的に位置する必要はなく、少なくとも 僅かに中心から外側にずれて位置する。結果として生ずる力作用ベクトルAMKの 実際の位置は、全体の総合観察によって明らかになる。 同様の観察方法は、原則的にガイドレールシステム、即ち簡単な合成で、結果 として生じかつ紙面に対して垂直である作用ベクトルARKとして図1に示す摩擦 力に対しても適用される。 即ち、図1に示す作用線MK及びRKは、簡単な形状で示す結果として生ずる 平均作用ベクトルの作用線を示し、これは、図1の紙面に垂直に、先ずリニアモ ータに、及びクリップ本体1のガイドレールシステムに作用する。 従って、完全には対称でない観察方法の場合には、交点Sが作用線の長さの中 間点に正確には位置しないこともある。 機能及び作用方法は、以下に図3による概略図に関連して説明し、この概略図 は、図1による実施例に十分に対応し、かつ図3による概略的に表す実施例では 、二つのガイドレール3’及び3''が同様に互いに側方にずれる点でのみ異なる 。 その際、形状は、材料シート面に対して水平及び垂直に測定された間隔aが、 ガイドレール部分3’及び3''の間で材料シートに対して垂直に形成された間隙 により形成された高さHの0.6倍より小さいか等しいように、張架点35が配 設される。更に、張架点35は、水平間隔bが、クリップキャリッジのガイド間 隔Fの0.6倍より小さいか等しいように配設される。その際、図2は、クリッ プキャリッジのガイド間隔を示す。それは、必要であればクリップ本体1の長さ と符号し又は少なくとも付加的に一致する実質的に一つ又はそれ以上のスライド 部材17の最大間隔に一致する。 純粋なスライド軸受だけでなく、スライド軸受及びローラ軸受から成る混成軸 受も使用する場合には、ローラ軸受に関して、ガイド間隔の大きさは、クリップ 本体1がそれにより案内される前後の走行ローラの間の軸間隔から生ずる。その 際、軸間隔は、長手方向にずれた走行ローラの線接触の間隔に一致する。 別の構成では、または水平間隔bの前述した計算を補完するように、水平に及 び材料シート面に対して平行に固定された間隔bが、縦伸長又は同時伸長の前に フィルムを把持する前のプラスチックフィルムシートの場合に、クリップキャリ ッジの部分Tより小さいか等しい、即ち二つのクリップ台13の間の材料シート の把持の際の最小間隔より小さいか等しいとき、有利でかつ最適な力関係も達成 される。上記部分Tを図2に示す。 図1又は図3の実施例から、全体の配置が180度の対称性を有する、即ち上 方のガイドレール3’及び上方のリニアモータ5’が、下方のガイドレール3'' 及び下方のリニアモータ5''に対して、交点Sに関して180度の対称性を有す ることも明らかである。換言すれば、交点Sが、隔置されたガイドレール3’及 び3''の間の中心に及びリニアモータ駆動装置5’,5''の間の中心にある。 しかしながら、必要であれば、交点が作用線MK,RKの中心に完璧には位置 せず、例えば作用線MK又はRKのそれぞれの全長の50%以下、好ましくは4 0%,30%,20%以下、特に10%以下だけずれる場合に、180度の回転 対称性により変形された形状も選定される。 図4は、実質的に図3による概略図に一致した配置を示し、この場合、上方の ガイドレール3’及び下方のガイドレール3''が材料シートに対して異なる間隔 で接近する。この場合、作用線MK及び作用線RKが、その交点Sがクリップ台 13への張架点35に正確に位置するように交差して配置される。 図5は、上方及び下方のガイドレール3’及び3''が実質的にリニアモータ5 ’,5''内に中心で一体化される実施例を示す。上方リニアモータ5’及び下方 のリニアモータ5''は、各リアモータに対するユニットと考えられるので、作用 力の作用線MKは、ガイドシステムの作用線RKと協働して、即ち材料シート面 11に対して垂直に位置する。しかしながら、上方及び下方のリニアモータは、 それぞれ交互に、二つのモータ特性曲線MK’及びMK''を形成するように、二 重のリニアモータ駆動装置と考えてもよく、上記特性曲線は、この実施例では再 び全体として材料シート11似たしいて垂直に延びる面内にあるガイドレール3 ’及び3''と、即ちガイドレールシステム3の作用線RKと、(材料シート面1 1の高さで)交点Sで交差する。交点Sと張架点35の間の水平間隔b又は垂直 間隔aは、上述のように選定される。 図6は、材料シート11の面に対して対称に配設された垂直の調整における一 つのリニアモータ5のみを備えた変形実施例を示す。この場合、クリップ本体1 は、垂直に向いた永久磁石29を有する。他方、ガイドレール3’及び3''は、 材料シート11の面に対して重なり合うように共通の平面内に配設される。 ここで、リニアモータ5及び永久磁石29の間の中心にモータ力の力作用点を 示し、図6では符号AMKで示す。図6に示すクリップ本体を駆動する第二のリニ アモータがないので、この場合、ガイドレールシステムRKの作用線の中間点か ら張架点35までの垂直間隔aが、高さH(即ち、ガイドレールの間の垂直間隔 )の0.6倍より小さいか等しく、かつクリップ台の張架点35と力作用点AMK 及びガイドレールシステム作用線RKとの間の水平間隔bが、ガイド間隔Fの0 .6倍、又は(伸長前のフィルムの把持の際に)二つのクリップ台の間の部分T の0.4倍より小さいか等しくなる最適な形状を選定すべきである。 最後に、完全性のために注意すべきは、二つの作用線RK及びMKが交差しな い又は少なくともガイドレールの間又はリニアモータの間の領域で交差しないよ うに、二つのガイドレール及び必要であれば二つのリニアモータが、材料シート に対して横向きに連続して配設される点である。この場合、張架点と作用線RK との間の間隔が、張架点と作用線RKの間隔と同様に、ガイド間隔Fの0.6倍 より小さいか等しく又は二つのクリップ台の間の部分Tの少なくとも0.4倍で ある 場合に、望ましい利点を少なくとも実現できる。更に、張架点35は、作用線R K又はMKの中間点から、高さH(即ちガイドレールの垂直間隔)の0.6倍よ り最大でも離れてはならない。 最後に、図7は、図3に対して僅かに変形した原理図を示す。 図7の実施例は、上方及び下方のリニアモータが、その作用面で、材料シート 11の面に対して平行ではなく、それに対して傾斜する点でのみ図3の例と異な る。同様に、クリップキャリッジも、クリップキャリッジ上にそれぞれ備えられ た永久磁石29が同じ角度に向いて、対応して方向付けられた永久磁石及び関連 するリニアモータ5’又は5''の下方の作用面41との間の通常の空隙のみが在 るように適合される。 関連する作用線MKがリニアモータの作用面41に垂直で、かつクリップ本体 に取り付けられた永久磁石29の平坦な延長部に対して垂直に延びるように、リ ニアモータ及び図7に示さない永久磁石が方向付けられる。これにより、他の実 施例と(及び図3とも)異なり、高い磁石力の場合に運転状態と同様にリニアモ ータの電流のない状態にて永久磁石を介して、このクリップ本体への作用線MK のみに(又はこれに平行に)引張り力が確実に加えられる。即ち、図3による実 施例では点Sの時計周りの傾斜モーメント及び回転モーメントが生ずる。また、 図7の傾斜した構成でも付加的な利点が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 移動する材料シート(11)の両側に備えられた少なくともそれぞれ二つ のリニアモータ(5’,5'')と、移動する材料シート(11)を張架しかつ支 持するクリップ本体(1)がそれに沿って移動可能であり、それぞれ一つのそれ に対して平行なガイドレールシステム(3)とを備えた移動する材料シートの搬 送装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置において、 以下の特徴、即ち −移動する材料シート(11)の両側で、少なくとも二つのリニアモータ(5 ’,5'')と並んで、それぞれ二つのガイドレール(3’,3'')が備えられ、 −それぞれ一つのリニアモータ(5’)とガイドレール(3’)が、移動する 材料シート(11)の平面の上方に配設され、それぞれ一つのリニアモータ(5 '')とガイドレール(3'')が、移動する材料シート(11)の平面の下方に配 設され、 −上方のガイドレール(3’)及び上方にあるリニアモータ(5’)の列が、 材料C人(11)に対して横方向にて下方にあるガイドレール(3'')及び下方 にあるリニアモータ(5'')の列に対し逆向きであり、 −クリップ本体(1)が少なくとも部分的に、スライド軸受により軸支される ことを特徴とする伸長装置。 2. 二つのガイドレール(3’,3'')と二つのリニアモータ(5’,5'') から成る構成は、ガイドレールシステムに対して横方向の断面にて互いに180 度回転対称に配設される請求項1に記載の伸長装置。 3. クリップ本体(1)は、少なくとも部分的にスライド軸受により軸支され 、材料シート(11)を保持し固定する張架点(35)は、材料シート(11) の送り方向に対して横向きの断面にて、交点(S)が第一の作用線(MK)の第 二の作用線(RK)との交差により構成され、第一の作用線(MK)はクリップ 本体(1)に作用するモータ力により決定され、第二の作用線(RK)はクリッ プ 本体(1)に作用するガイドレールシステム(3)の力により決定され、更に、 高さ(H)が二つのガイドレール(3’,3'')の間の垂直間隔、ガイド間隔( F)がクリップ本体(1)のガイドレールシステム(3)に対する支持の長さ、 部分(T)が特に伸長を行なう前の二つのクリップ台(13)の間隔であって、 垂直間隔(a)に関して 0≦a≦0.6×H となり、水平間隔(b)に関して 0≦b≦0.6×F 又は 0≦b≦0.4×T の関係で交点(S)から最大垂直及び水平間隔を有する請求項1の前文又は請求 項1又は2に記載の伸長装置。 4. 移動する材料シート(11)の両側に備えられた少なくともそれぞれ一つ のリニアモータ(5)と、移動する材料シート(11)を張架しかつ支持するク リップ本体(1)がそれに沿って移動可能である、それぞれ一つのそれに対して 平行に延びるガイドレールシステム(3)とを備えた移動する材料シートの搬送 装置、特にプラスチックフィルムシートの伸長装置において、 以下の特徴、即ち −移動する材料シート(11)の両側で少なくともそれぞれ一つのリニアモー タ(5)又はリニアモータシステムと並んでそれぞれ二つのガイドレール(3’ ,3'')が備えられ、 −それぞれ二つのガイドレールの一方(3’)は、移動する材料シート(11 )の平面の上方に配設され、それぞれ他方のガイドレール(3'')が、移動する 材料シート(11)の平面の下方に配設され、 −少なくとも一つのリニアモータ(5)又はリニアモータシステムが、実質的 に垂直方向に方向付けられ、それにより実質的に材料シート(11)の平面に対 して横向きに位置し、 −リニアモータ(5)又はリニアモータシステム及びクリップ本体(1)に備 えられた永久磁石(29)は、少なくとも二つのガイドレール(3’,3'')に より決まる作用線(RK)の領域又はその付近に位置することを特徴とする伸長 装置。 5. 更に高さ(H)が二つのガイドレール(3’,3'')の間の垂直間隔、ガ イド間隔(F)がクリップ本体(1)のガイドレールシステム(3)に対する支 持の長さ、部分(T)が特に伸長を行う前の二つのクリップ台(13)の間隔で あり、張架点(35)のガイドレールシステム(3)により決まる作用線(RK )及びリニアモータ(5)の力作用点(AMK)に対する垂直間隔(a)は、高さ (H)の0.6倍より小さいか等しく、張架点(35)の作用線(RK)の中心 及びリニアモータ(5)の力作用点(AMK)に対する水平間隔(b)はガイド間 隔(F)の0.6倍より小さいか等しい又は部分(T)の0.4倍より小さいか等 しい請求項4に記載の伸長装置。 6. 垂直間隔(a)は、高さ(H)の0.5倍より小さいか等しく、好ましく は0.4倍,0.3倍,0.2倍より小さいか等しい請求項1〜請求項5の何れか 1項に記載の伸長装置。 7. 水平間隔(b)は、ガイド間隔(F)の0.5倍、好ましくは0.4倍,0 .3倍,0.2倍、特に0.1倍より小さいか等しい請求項1〜請求項6の何れか 1項に記載の伸長装置。 8. 水平間隔(b)は、二つの隣接するクリップ本体(1)の二つの隣接する 張架点(35)の部分(T)の0.3倍、好ましくは0.2倍、特に0.1倍より 小さいか等しい請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の伸長装置。 9. 張架点(35)は、作用線(MK,RK)の交点に在る請求項1〜請求項 8の何れか1項に記載の伸長装置。 10. 交点(S)は、関連する作用線(MK,RK)の中心点から当該作用線 (MK,RK)の全長の50%、好ましくは40%,30%,20%、特に10 %以下だけ離れた領域に位置する請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の伸長 装置。 11. 二つの作用線(MK,RK)の交点(S)は、関連して結果として生ず る作用線の中心に位置する請求項10に記載の伸長装置。 12. ガイドレール(3’,3'')は、関連するリニアモータ(5’,5'') 内に一体化される請求項1〜請求項3又は請求項6〜請求項9の何れか1項に記 載の伸長装置。 13. クリップ本体(1)は、スライド軸受のみにより、ガイドレール又はガ イドレールシステム(3,3’,3'')に対して軸支される請求項1〜請求項1 2の何れか1項に記載の伸長装置。 14. リニアモータ(5’,5'')及びこれと協働しかつクリップ本体(1) に取り付けられた永久磁石(29)は、リニアモータ(5’,5'')を介して関 連するクリップ本体(1)上に引張り力のみが加えられるように調整される請求 項1〜請求項13の何れか1項に記載の伸長装置。 15. リニアモータ(5’,5'')及びクリップ本体(1)に取り付けられた 永久磁石(29)は、移動する材料シート(11)の平面に対して、作用線(R K)に沿って実質的に引張り力のみがクリップ本体(1)に作用するように傾斜 して配設される請求項14に記載の伸長装置。
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