JPH10501788A - スパンデックス供給パッケージ - Google Patents

スパンデックス供給パッケージ

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JPH10501788A JP8531041A JP53104196A JPH10501788A JP H10501788 A JPH10501788 A JP H10501788A JP 8531041 A JP8531041 A JP 8531041A JP 53104196 A JP53104196 A JP 53104196A JP H10501788 A JPH10501788 A JP H10501788A
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  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 改善されたスパンデックス供給パッケージおよびその方法を提供する。パッケージは円筒状コアを有しており、その上に、その表面上に潤滑仕上げ剤を有するスパンデックスが巻かれている。巻き上げられたスパンデックスの最後の数100メートルは、パッケージ内の巻き上げられたスパンデックスの総長さの約0.1〜0.5%を構成しており、パッケージ内の巻き上げられたスパンデックスの残りが有する表面上の仕上げ剤の量の半分より少ない量を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 スパンデックス供給パッケージ 発明の背景 発明の技術分野 本発明は、潤滑仕上げ剤を有し、円筒状コアに巻かれたスパンデックスを含む スパンデックス供給パッケージに関する。特に、本発明は、スパンデックスの外 側のワインディング上の潤滑仕上げ剤の量が、残りの巻き上げられたスパンデッ クス上の潤滑仕上げ剤の量よりかなり少ないことを特徴とする供給パッケージに 関するものである。外側のワインディング表面上の滑剤の量を減らすことによっ て、特に運送および取り扱いの間のパッケージショルダーからの糸の崩れが非常 に減少し、パッケージの安定性が増す。従来技術の説明 スパンデックスは、少なくとも85重量%のポリウレタンセグメントから構成 される合成長鎖重合体を繊維形成物質とする人造繊維である。ほとんどのスパン デックスは、乾式紡糸方法によって製造され、本質的に極めて粘着性がある。供 給パッケージに巻き上げられるときそれ自身に対するスパンデックスの粘着を避 けるため、同様に引き続きのスパンデックスの使用での他の問題を避けるために 、シリコンオイルのような潤滑仕上げ剤が、巻き上げの前にスパンデックスの表 面に塗布される。典型的に、スパンデックス上の仕上げ剤の重量は、スパンデッ クスの重量の2〜10%の範囲内にある。 ボビン、ケーク、チーズ、よこ管等のようなスパンデックス供給パッケージを 形成するために、スパンデックスは、円筒状コアに巻き上げられる。この目的の ための設備はよく知られている。例えば、米国特許第4,398,676号(Ko ppenら)、第3,701,490号(Wray)、および第3,409,238号(Ca mpbellら)、またはその他のものの中に、スパンデックス供給パッケージを 形成するためにチューブ状コア上にスパンデックス糸線を高速で巻く装置が開示 されている。しかし、かかる供給パッケージの運送および取り扱いの間に困難な 事にしばしば遭遇する。例えば、スパンデックスが、時々巻き上げられたパッケ ージのショルダー(すなわち平坦な環状面の近くのスパンデックス)から滑り落 ちる。また、パッケージが運送の間に水平に保たれるなら、スパンデックスは、 時々パッケージ表面からほぐれ(または「だれる(piddle)」)、運送容器の底に 落ちる。同様に、スパンデックスは、パッケージが運送容器から取り除かれると きに、時々床にだれる。供給パッケージのショルダーからのスパンデックスの崩 れが、時間を浪費する困難さおよびむだを作りだす。特に、ビーミング、整経、 編成、製織、スパンデックスの機械的カバーリング、他の糸と絡ませるエアージ ェットなどのような将来の繊維処理においてそうである。 スパンデックスに対する潤滑仕上げ剤および仕上げ剤をスパンデックスに塗布 する装置は、よく知られている。例えば、米国特許第3,296,063号(Cha ndler)は、スパンデックスの適切な仕上げ剤としてあるポリシロキサンを開示し ている。日本特許公開公報第63−66073号(Maruyamaら)は、チーズの形 でのポリウレタン弾性糸供給パッケージを開示しており、そこでは糸に塗布され る仕上げ剤の量は、チーズ内での糸の見掛け伸びに依存している。仕上げ剤の量 は、糸パッケージの中央付近の糸上の方が、パッケージの外側付近の糸上より一 般に少ない。供給パッケージに巻き上げられる直前に、移動しているスパンデッ クス糸線の表面に潤滑仕上げ剤を塗布するために用いられる多くの慣用技術の中 には、浸漬、パジング、霧吹き等がある。スパンデックスへかかる仕上げ剤を塗 布するのに知られている装置としては、オイリングローラ、噴霧器等が含まれる 。 本発明の対象は、供給パッケージからのスパンデックス崩れの問題を取り除く か、または少なくとも多きく改善することである。 発明の要旨 本発明の発明者は、供給パッケージからのスパンデックス崩れの問題と、供給 パッケージ上に巻き上げられた最後の数百メートルのスパンデックス上の滑剤の 量との予期せぬ関係を見つけた。この驚くべき関係の発見をもって、本発明の発 明者は、発明の目的を満たすことができた。上述した従来技術は、明らかに、崩 れ問題とスパンデックス上の潤滑仕上げ剤の量の如何なる関係も認識しておらず 、この問題を取り扱っていなかった。 本発明は、スパンデックス供給パッケージを提供しており、スパンデックスは 、円筒状コア上に巻かれ、スパンデックスはその表面上に潤滑仕上げ剤を有する ことを特徴とする。パッケージからのスパンデックスの崩れを減少させるために 、巻き上げられたスパンデックスの少なくとも最後の100メートル、好ましく は少なくとも最後の500メートルは、表面上に低減された量の仕上げ剤を有し ており、その量は、供給パッケージ内のスパンデックスの表面上の仕上げ剤の平 均量の半分より少ない。好ましくは、低減された量の仕上げ剤を有するスパンデ ックスの長さ部分における仕上げ剤の重量は、スパンデックスの総重量を基にし て0.2〜2%の範囲内にある。好ましくは、低減された量の仕上げ剤を有する スパンデックスの長さ部分は、パッケージに巻き上げられたスパンデックスの総 長さの0.1〜0.5%の範囲内で構成される。 本発明はまた、改善されたスパンデックス糸供給パッケージを製造する簡単な 方法を含む。 図の簡単な説明 本発明は、本発明の典型的なスパンデックス供給パッケージを描いた図を参照 することによってより理解される。図1は供給パッケージの等寸図で、図2は供 給パッケージの側面図である。スパンデックス10が、円筒状コアのチューブ2 0に巻かれる。面30は、パッケージのエッジを表している。 好ましい具体例の詳細な説明 本発明の次の好ましい具体例の説明は、例示のためのものとして考えられるべ きものであって、本発明の範囲を限定するものではない。範囲は、添えられた請 求の範囲によって定義される。 スパンデックス糸供給パッケージは、種々のサイズで有用である。典型的な産 業用スパンデックス供給パッケージは、円筒状チューブコア20に螺旋状に巻き 上げられたスパンデックス10を有する。コアは、長さLおよび外径dがそれぞ れ4インチ(10.2cm)である。スパンデックス10は、コア20の長さに 沿って中央に位置する巻き上げ単位15を形成する。巻き上げ単位15は、外径 Dが6インチ(15.2cm)であり、高さHが3.5インチである。かかる典 型的なパッケージは、スパンデックス1.1ポンド(0.5kg)を保持する。 もちろん、かかるパッケージ中のスパンデックスの総長さは、スパンデックスの デニール(dtex)に依存する。例えば、スパンデックスのパッケージ0.5kgは 、10デニール(1.1dtex)スパンデックスを450,000メートル含み、 または40デニール(44dtex)スパンデックスを112,500メートル含む 。 典型的なスパンデックス供給パッケージは、スパンデックスの表面上にシリコ ン潤滑仕上げ剤を有する。潤滑仕上げ剤は、名目上、スパンデックスの総重量の 約3〜10%の重さである。通常、仕上げ剤は、スパンデックスの総重量を基と して平均約4.5%である。 本発明において、パッケージを形成するために円筒状部分上に巻き上げられる 前に、スパンデックスの終わり部分に塗布される潤滑仕上げ剤の量を減らすこと が、十分に摩擦を増加させ、スパンデックスは、もはやパッケージのショルダー からの崩れを起こさない。スパンデックスは、ビーミングの準備の間中引くこと が非常に容易であり、全てのダウンストリーム工程の巻き戻しの間中より少ない もつれが観測された。その理由は、ショルダーが安定だからである。 本発明は、10デニールおよびそれより下から2240デニールおよびそれよ り上までという全ての産業的スパンデックスのデニールに塗布することが可能で ある。 約500〜2000ターンの低減された仕上げ剤スパンデックスは、スパンデ ックスパッケージの外側を安定にするのに必要とされる。仕上げ剤供給が終わっ た時点(パッケージの末端からのメートル数)は、パッケージのサイズ(円周) および繊維のサイズに依存する。安定性を必要とするパッケージの重要な部分は 、外径1/16インチと1/4インチの間である。より大きなパッケージおよび より重いデニールは、満足するパッケージを得るために、より厚い外側の安定な 層を必要とする。 実施例 これらの実施例に報告されている結果は、典型的であると信じられるが、記載 された材料および装置を含む作業全てを構成してはいない。下記のどちらの実施 例に対しても、条件は次の通りである。 仕上げロール直径: 1.5インチ(セラミック塗布済) 仕上げロールrpm : 3〜25rpm 仕上げロール表面荒さ: 600rms 繊維/ロール接触距離: 0.375〜0.625インチ 巻き上げ速度: 965ypm(883mpm) 巻き上げ張力: スパンデックスに対し、その非常に高い伸びのため、これは巻き上げ延伸(win dup stretch)として測定される。下記のテストにおいて、それは22.5%であ った。(延伸量は、コアへの巻き戻しの可能性およびパッケージ安定性の両方に 影響する。高すぎる延伸は、過度の圧縮という結果になり、繊維間の粘着という 結果になるが、一方少なすぎる延伸は、乏しいパッケージ安定性という結果にな る。本発明は、巻き戻し能力に妥協することなくパッケージの安定性を改善する 。) 仕上げロールを横切る張力:約7%延伸で、ロールと接触するようにスパン デックスを保つのに十分である。 パッケージサイズ:1.11b 仕上げ剤組成:シリコンオイル96%およびステアリン酸マグネシウム4%の 混合物。糸上の仕上げ剤の割合は、検量された100ヤードのスパンデックスの 試験片をテトラクロロエチレン(Perclene)で抽出することによって決定され、1 320cm-1の基線から約1260cm-1のSi−CH3ピークまで0.5mm のセルで空気対照に対して0.50より小さい赤外吸光度を有する。IR検出器モ デルDT980を設けたモデル8980(販売元Duratech、Inc.、Waynesboro、 VA)のフィニッシュオンヤーンアナライザー(Finish on Yarn Analyzer)が用い られた。仕上げ剤含有量は、Si−CH3ピークのIR吸光度から計算され、検量 線によって濃度%に換算される。長さ100ヤードのスパンデックスにおける測 定された平均仕上げ剤レベルは、繊維の重量%として表される。第一の、第二の 等のリファレンスは、パッケージから取り除かれるときの糸を説明している。つ まり、「第一の100ヤード」とはパッケージに関して最も外側である。スパン デックスパッケージの外側における仕上げ剤レベルを減少させるために、仕上げ ロールモータは、パッケージが完全になる約1、2分前に切られ、そうすること によって、スピン速度965ypm(882mpm)で、パッケージの外側のスパンデッ クス965ヤード(882メートル)〜2000ヤード(1828メートル)は 、低減された仕上げ剤レベルを有する。仕上げロールは、すぐに回転を止め、そ の表面上に仕上げ剤の薄い残留フィルムのみを残す。この仕上げ剤は、通過する 繊維によって取り除かれ、パッケージの外側になる。仕上げ剤は、噴霧器、スプ レー、または塗布された仕上げ剤がパッケージの外側で低減される限りはいかな る他の方法によって塗布されてもよい。実施例1 繊維:40デニール PO4G(1800):MDI:EDA/MPMD 90/10 2.4% NCO;CR=1.7;DEAターミネーター 添加剤:1.5%シアノックス*1790 2.0%メタクロール*2138F 0.6%シリコンオイル 3.0%ZnO 1.5%BaSO4 繊維の重量を元にした測定された仕上げ剤のレベル: 末端から2100ヤード(1920メートル):4.5重量% 末端から700ヤード(640メートル): 4.2重量% 末端から400ヤード(366メートル): 4.0重量% 末端から150ヤード(137メートル): 1.1重量% Liba整経機(Liba Maschinenfabrik、Naila /Bayern、Germany 販売)に関する ビーミングの引き上げ(プルスルー)の評価は、下に与えられる。それぞれの作 業のクリールおよび整経機ヘッドモデルは、下の表にリストされている。数字の 1、2、および3は、本発明のパッケージを表しており、一方A、B、およびC は、一定仕上げ剤レベルでの対照標準パッケージを表す。 実施例2 この繊維は、硫酸バリウムが除去される以外は、同じである。 繊維:40デニールPO4G(1800):MDI:EDA/MPMD 90/10、2.4%NCO;CR=1.7; DEAターミネーター;添加剤:1.5% シアノックス*1790、 2.0%メタクロール*2138F、0.6%シリコンオイルおよび 3.0%ZnO パッケージの外側の仕上げ剤レベル:糸の外側の末端からの距離の関数として糸 の仕上げ剤の重量%が以下にまとめられている。 距離(ヤード) 仕上げ剤の重量% 0〜 99 1.2 100〜 199 1.7 200〜 299 2.4 300〜 399 2.6 400〜 599 3.2 600〜1000 4.3 Liba整経機に関するビーミングの引き上げ(プルスルー)の評価は、下に与えら れている。数字の4、5、および6は、本発明のパッケージを表しており、一方 Dは、一定仕上げ剤レベルでの対照標準パッケージを表す(繊維を基にして4. 5重量%)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.円筒状コアに巻き上げられたスパンデックスを有し、そのスパンデックスが その表面上に潤滑仕上げ剤を有しているスパンデックス供給パッケージであって 、パッケージからスパンデックスの崩れを減らさせるために、巻き上げられたス パンデックスの少なくとも最後の100メートルが、表面上に低減された量の仕 上げ剤を有し、その量は、供給パッケージ内のスパンデックスの表面上の仕上げ 剤の平均量の半分より少ないことを特徴とするスパンデックス供給パッケージ。 2.コア上の最後の500メートル以内のスパンデックスが、表面上に低減され た量の仕上げ剤を有することを特徴とする請求項1に記載のスパンデックス供給 パッケージ。 3.低減された量の仕上げ剤を有するスパンデックスの長さ部分における仕上げ 剤の重量が、スパンデックスの総重量を基にして0.2〜2%の範囲内にあるこ とを特徴とする請求項1または2に記載のスパンデックス供給パッケージ。 4.低減された量の仕上げ剤を有するスパンデックスの長さ部分が、パッケージ に巻き上げられたスパンデックスの総長さの0.1〜0.5%の範囲内に構成さ れることを特徴とする請求項1または2に記載のスパンデックス供給パッケージ 。 5.スパンデックス供給パッケージを製造する方法であって、 仕上げアプリケーターが移動しているスパンデックス糸線に対し、予め決めら れた比率で潤滑仕上げ剤を塗布する工程と、 次いで、スパンデックスが、円筒状コアに巻き上げられる工程とを備えており 、仕上げ剤の塗布比率が、コアに巻き上げられるスパンデックスの最後の100 〜500メートルにおいて予め決められた比率の半分よりも少なく低減さ れることを特徴とするスパンデックス供給パッケージの製造方法。 6.アプリケーターが回転仕上げロールを備えており、ロールの回転がコアに巻 き上げられるスパンデックスの最後の2000メートルの長さ以内で停止され、 ロール回転が停止している間、スパンデックスおよび塗布ロール間の接触がまだ 保たれていることを特徴とする請求項5に記載の方法。
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