JPH10505802A - 制御された環境間での物質の移動 - Google Patents
制御された環境間での物質の移動Info
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- JPH10505802A JPH10505802A JP8500323A JP50032396A JPH10505802A JP H10505802 A JPH10505802 A JP H10505802A JP 8500323 A JP8500323 A JP 8500323A JP 50032396 A JP50032396 A JP 50032396A JP H10505802 A JPH10505802 A JP H10505802A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L1/00—Enclosures; Chambers
- B01L1/02—Air-pressure chambers; Air-locks therefor
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F7/00—Shielded cells or rooms
- G21F7/005—Shielded passages through walls; Locks; Transferring devices between rooms
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Abstract
(57)【要約】
蝶番のないドア(6)を有するワゴン(5)を制御された雰囲気室壁(1)に固定して、ワゴンドア(6)が壁のドア(3)と向き合うようにする。壁ドア(3)のフレーム(2)中膨張性シール(17)が膨張してワゴン(5)と壁(1)間にシールを形成して、対面するドア(3、6)を外部空気から隔離する。ワゴンドア(8)を壁ドア(3)とかみ合わせて、壁ドア(3)周辺の周りの膨張性シール(32)が膨張してワゴンドア(6)と接触し、ドア(3、6)間にトラップされた空隙を隔離する。壁ドア(3)とそのフレーム(2)間の膨張性シール(16)を解除することにより、壁ドア(3)が室内に開き、同時に蝶番のないドア(6)をコンテナ(5)から取り外し、移送する物品を部屋からコンテナ中に移し、またその逆も同様である。該システムは滅菌医薬即品を製造工場の滅菌区域間で輸送するのに特に適している。
Description
【発明の詳細な説明】
制御された環境間での物質の移動
発明の背景
本発明は制御された環境間で物品を移送するシステム、特に製造工場の滅菌区
域間で滅菌医薬製品を輸送するシステムに関する。該システムはまたクリーンル
ーム間で電子部品を輸送するのにも適している。例えば、品物は滅菌性または清
浄性が低いレベルに維持された通路を通って工場内の異なる位置にある部屋間を
滅菌条件下で輸送する必要がある可能性がある。製品が部屋を出入りする際、通
路から室内への空気の移動は最少でなければならない。
例えばEP−A−0586307に記載されているような既存のシステムにお
いて、製品は密封されたコンテナ中で手動で輸送される。コンテナ上の閉じた円
形開口部は滅菌区域の壁の対応するとじた開口部にあった差し込みにより係合す
る。2個のドアは互いにロックする壁の開口部は滅菌区域の内側から開けること
ができ、同時にコンテナの開口部のドアをとりはずす。これにより、滅菌区域か
らコンテナの内部へのアクセスが可能になり、コンテナの内容物を取り出すこと
ができる。開口部は差し込み接続物の回転様動作により係合し、側面シールを接
触させ、外部空気が滅菌室内に浸透するのを防ぐ。差し込み嵌合とシール間の回
転係合手段は摩耗する可能性があり、製品を汚染する微片を生じる危険性がある
。また、側面シールは清浄することが困難であり、手動で取り扱う必要があるの
で、該システムは低容量である。
発明の要約
本発明は回転接触および摩耗をさけ、またより確実な密封性を提供する改良さ
れた密封装置を有するシステムを提供する。加えて、該システムは高容量輸送を
提供でき、機械化および自動化制御可能である。
本発明にしたがって、空気制御環境間の物品の移送に用いられるシステムであ
っ
て、
(i)コンテナにアクセスできるように取り外し可能なドアならびにコンテナ
およびそのドア間に気密シールをもたらす密封手段を有する輸送コンテナと、
(ii)空気制御環境の壁面に挿入するためのドアフレームと、
(iii)ドアおよびフレーム間に気密シールをもたらす密封手段を有するドア
フレーム中への挿入用のドアとからなり、
コンテナおよび/またはフレームがコンテナドアおよび壁ドアが並列するよう
にコンテナをフレームに結合させる手段ならびにコンテナおよびフレーム間に気
密シールを形成する手段を有し、
コンテナドアおよび/または壁ドアがコンテナドアを壁ドアにかみあわせる手
段ならびにコンテナおよび壁ドアをかみあわせた場合にその間に形成される空隙
を隔離する密封手段を有し、
ドアフレームと壁ドア間ならびにドアフレームと輸送コンテナ間のシールが膨
張性シールであり、壁ドアとコンテナドア間のシールが膨張性または圧縮性シー
ルであり、コンテナドアとコンテナ間のシールが圧縮性シールであることを特徴
とするものが提供される。
好ましくは、ドアフレームと壁ドア間、ドアフレームと輸送コンテナ間、なら
びに壁ドアとコンテナドア間のシールは、すべてドアフレームまたは壁ドア上に
あり、ここから滅菌室内からの空気および電気的供給が得られるので、膨張可能
なシールである。コンテナおよびそのドア間のシールはより好都合には、コンテ
ナ内に電源を設置する必要性を避けることができるので圧縮性シールである。
例えば摩擦クランプを用いる場合、種々のラッチ手段を係合する部材の1つだ
けに設置することができる。しかし、確実にかみあわるために、ラッチ部材を連
動係合の各表面上に設置するのが好ましく、典型的には1部品上の静止部材と他
の部品上の移動部材間に設置する。
コンテナは制御された環境間を手動で担げるような寸法であるが、より適当に
は、効率的な積載量輸送のために、ソリまたは手押し車上で輸送される大きさで
、押すかまたは運転する大きさである。コンテナを自己の車輪付きシャシ上に載
せ
るのがもっとも好都合である。
典型的には、ドアフレームは中心ドア開口部を決める周辺フレーム部材を有し
、ドアは開口部中に位置し、ドアフレームは開口部の周囲に広がるドアをシール
する第一膨張性シールおよび開口部の周囲に広がりドアと結合させられた輸送ワ
ゴンに対してシールする第二の膨張性シールを有し、輸送ワゴンとかみ合うため
の手段を有し、ドアは輸送ワゴンのドアとかみ合うための手段およびその周辺部
に広がりワゴンドアに対してシールして、結合したときにドア間の空隙を隔離す
る第三の膨張性シールを有する。
輸送ワゴンは、蝶番のないドアにより閉じられたアクセス開口部、開口部の周
りに広がる周辺圧縮性シールに対してドアを解除可能に支持する手段、制御され
た環境の壁中のドアとかみあうドア上の手段、および壁ドアを含むフレームとか
みあうコンテナ上の手段を有する車輪付のチャンバーであり。別の態様において
、本発明は物品を制御された雰囲気間で輸送する方法であって、蝶番のないドア
を有するワゴンを制御された雰囲気の部屋の壁に固定してワゴンドアが壁のドア
と向かい合うようにし、壁ドアのフレーム中の膨張性シールが膨張してワゴンと
壁間にシールを形成して反対のドアを外気から隔離し、ワゴンドアを壁ドアとか
み合わせ、壁ドアの周りの膨張性シールが膨張してワゴンドアと接触して、ドア
間にトラップされた空気を隔離し、これにより壁ドアが部屋の内部へ開き、それ
によりコンテナから蝶番のないドアをはずし、輸送される物品が部屋からコンテ
ナへと移送され、逆もまた同様である方法を提供する。
さらに別の態様において、本発明は空気制御環境間で物品を輸送する方法であ
って、
a.
(i)コンテナにアクセスできるようにとりはずし可能なドアならびにコンテ
ナとそのドア間に気密シールを提供する密封手段を有する輸送コンテナ、
(ii)空気制御環境の壁中のフレームを決定する開口部であって、
開口部中に位置する、フレームとドア間に気密シールを提供する第一膨脹性密
封手段、
コンテナをフレームにかみあわせて、コンテナドアおよび壁ドアを並列させる
手段、
コンテナとフレーム間に気密シールを形成する第二膨脹性密封手段を有するフ
レーム、
(iii)壁ドアおよび/またはコンテナドア上にコンテナドアを壁ドアにはめ
込む手段ならびにはめ込まれたコンテナおよび壁ドア間の空隙を隔離する密封手
段
を提供し、
b. 輸送コンテナを壁ドアに移動させ、
c. コンテナを壁ドアフレームにはめ込み、第一膨脹性密封手段を膨張させ
てコンテナとフレーム間に気密シールを形成し、ドアを外気から隔離し、
d. コンテナドアを壁ドアにはめ込んで密封手段がはめ込まれたコンテナと
壁ドア間の空隙を隔離するようにし、
e. フレームと壁ドア間の第二膨脹性密封手段を解除し、壁ドアを制御され
た環境中に開いてはめ込まれたコンテナドアをコンテナから外し、
f. 物品を制御された環境から壁開口部を通してコンテナ中に移し、
g. 壁ドアを閉じてはめ込まれたコンテナドアを密封手段で設置し、第二膨
脹性密封手段を膨張させて壁ドアをフレームに再密封し、
h. コンテナドアを壁ドアから外し、ドア間のシールを解除し、
i. フレームとコンテナ間の第一膨脹性密封シームを解除し、コンテナをフ
レームから外すことからなる方法を提供する。
続いて、該方法は、
j. コンテナを第二の制御された環境に輸送し、
k. 第二の壁および第二の壁ドアで前記cないしfの工程を繰り返してコン
テナを第二の制御された環境と連絡させ、
l. 物品をコンテナから第二の制御された環境中に移送することからなる。
本発明の別の特徴および利点は本発明の好ましい具体例の以下の詳細な記述か
ら明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の輸送ワゴンおよび壁ドアの一般的配列を示す斜視図である。
第2図はワゴンの動きを示す通路の模式的平面図である。
第3図は壁ドアと結合したワゴンを示す水平断面図である。
第4図はワゴンをドアフレームにはめ込む側面ブロックからのワゴンの拡大断
面図である。
第5図はワゴンドアおよび壁ドアを固定する固定部材を示すワゴンドアおよび
壁ドアの模式的破断図(縮尺どおりでない)である。
第6図はドアをはめ込む装置を示す壁ドアの部分断面図である。
第7図はワゴンドアを解除し始める外部シリンダーおよびワゴンドアの固定装
置を示すワゴンの前面立面図である。
第8図はワゴンドアの固定装置を示すワゴンの部分断面図である。
第8a図は前記第8図に示した断面の部分的外観である。
第9図はワゴンを壁ドアフレーム結合させた場合のシールの配置を示す拡大断
面図である。
第10図は第3図と同様の水平断面図であるが、滅菌室中に開いた連動したワ
ゴンと壁ドアを示す。
詳細な記載
図面の第1図に関して、壁1は滅菌室をサービス通路などの清浄性が低レベル
に維持された区域から分離する。壁には滅菌室中に出入できるドア3により閉じ
られた中心開口部を有するステンレス製のフレーム2が取り付けられている。滅
菌室中で使用する製品をドア6で密封されたステンレス製の輸送コンテナ本体5
を含んでなるワゴン4にて壁ドア3に輸送する。ガラスパネル60によりコンテ
ナの内部を検査できる。輸送できる積載量を最大にするために、コンテナを移動
を簡単にするためのキャスター付シャシ上に取り付けてある。側面掴み棒8はワ
ゴンを操縦してドア3に結合させる助けになる。簡単に説明すると、システムの
操作はワゴンを操縦してワゴンドアを壁ドアと向き合わせる。ワゴンをドアフレ
ームに固定された側面ガイドブロック9中のボルトによりドアフレームに固定し
、同時に壁ドアのラッチ10をワゴンドアの凹部12上に取り付けたロッド11
と係合させる。壁ドアフレーム2中のシールおよび壁ドア3がワゴン本体5およ
びワゴンドア6とそれぞれ接触し、はめ込まれたドア3、6を周囲の空気から隔
離する。壁ドアフレーム2の基底部に固定された直立シリンダー13はピストン
14を押してワゴン本体4中の装置を作動させてワゴンドア6を開放する。壁ド
ア3を次にワゴンドア6一緒に滅菌室中に開く。滅菌室内の職員は製品を滅菌室
の空気がワゴン4を操作する区域の空気により汚染されることなくワゴン本体5
の内部に装入したりその内容物を取り出したりできる。前記順序を逆行して別の
区域で操作するためにワゴン4を壁ドアフレーム2から外す。
可能なワゴン動作を第2図に示す。図中、滅菌生産区域A、B、Cは独立し、
互いに分離され、高レベルの清浄性に保たれている。区域A、B、Cはすべて結
合開口部を前記のような壁フレーム/ドアシステムの形態で有し、生産区域より
も低いレベルの清浄性に保たれ得るサービス通路Dとアクセスできるようにして
いる。生産区域はたとえばワクチンをバイアル中に充填する区域A、充填したバ
イアル加工用凍結乾燥機を有する区域BおよびCであってもよい。したがって、
サービス通路を用いて、製品を生産区域A、B、C間を前記のような輸送ワゴン
を用い、生産区域全体または輸送製品の連続性を損なうことなく通路Dを経由し
て輸送できる。第2図において、ワゴンを区域Aの壁フレームと結合し、両ドア
が閉じられた形で図示する。区域Bにおいて、壁ドアは閉じられ、密封されたワ
ゴンは結合するために接近する。区域Cでは、ワゴンを壁フレームに結合させ、
適当なラッチングおよび密封後、壁ドアを区域C中に開け、同時にワゴンドアを
外し、滅菌区域Cからワゴン内部に出入りできる。あるいは、ワゴンを通路の末
端の待機区域または冷区域に移動できる。ここでワゴンを望ましい低温に維持で
き、必要ならば内部ファンを運転するための電源に接続できる。ここで全操作は
確実な密封下で行う。
まず第3図を参照しながらシステムの構造および操作をより詳細に記載する。
ドアフレーム部材2は中空ステンレス構造であり、壁1の表面と段差がない。中
空構造により、圧縮空気管系統および電線をシールおよびフレーム2上の他の部
品に取り付けることができる。壁ドア3はドアフレーム2により決まる開口部内
に設置されている。壁ドア3は中空で、ワゴンドアと接触するためにワゴンドア
およびシールにはめ込む装置を有する。圧縮空気および電気設備は、ドア3の上
部および底部付近に位置し、ドアフレーム2に取り付けられた中空ヒンジ棒15
を通してドア3中に移送される。ヒンジアーム15の偏った取り付けにより壁ド
ア3がドア開口部を通過してよく振動し、はめ込まれたワゴン4にアクセスでき
る。壁ドア3はドアフレーム2の周辺に広がり、フレームの凹部中に位置する膨
張性シリコンゴムシール16によりそのドアフレーム2に密封されている。中空
ドア3は壁1の厚さの一部分のみを占有する厚さを有し、壁ドア3の前面に凹部
が残り、ここにワゴン4の前表面をドッキング中に挿入できる。この装置により
別の膨張性シール17が壁ドア3の前表面下のドアフレーム2中の第二の周辺凹
部に設置され、結合した際、ここでこれは膨張してワゴン本体5の側面と接触で
きる。シールの位置を第9図により詳細に示す。
ワゴン本体5の前表面は好ましくはワゴンドア6の周りの周辺溝18に適合し
、ドア6自体が壁ドア3の前面部の凹部とかみ合う突起物上に取り付けられてい
る。ワゴン前面の溝18は、溝18がドアフレーム2と接触した時、ワゴンドア
6が壁ドア3に対して最適の位置にあるが、壁ドア3とは接触しないような寸法
につくられている。このように、結合工程中のいかなる物理的衝撃も壁ドアフレ
ーム2またはワゴン構造要素により吸収されるが、各ドア3、6によっては吸収
されない。
また第7図を参照して、ワゴン4の本体またはコンテナ部分5はステンレス鋼
から構築され、棚用支持部材を有するかまたはバイアルまたはシリンジなどの医
薬製品を入れたトレイを直接受け取るためのポスト20を含む内部空洞を決定す
る中空外部フレーム19を有する構造である。フレーム19は棚においた製品間
に層状気流を生じさせるための管が設置されている。電動ファンがフレームの基
底部に位置し、内部空洞中および棚においた製品間を横切り、側面に位置する供
給フィルター21および排出フィルター22を通して空気を循環させる。ファン
用の電力は内蔵電池または壁ドアフレーム2中の電源に接続された電線45によ
り供給される(第1図参照)。
ワゴン4を壁ドア3と結合させる場合、ワゴンの前表面をドアフレーム2に取
り付けられた側面ブロック上の傾斜した表面により定位置にガイドする。第4図
に示すように、側面ブロック9はバネ25により突出した位置に偏在させられて
いる突出したボルト24を有する。ワゴンが結合位置に移動する場合、ワゴンの
各側表面に固定された傾斜した隣接ブロック26が突出ボルトの傾斜末端表面2
7と係合し、これを一方に押して隣接ブロック26をボルト位置に移動させる。
ワゴンが結合位置に到達すると、隣接ブロック26の末端表面はボルト24の端
を通過し、これはもとの位置にバネで戻されてワゴンを結合位置に固定する。セ
ンサー28は隣接ブロック26がロックされた位置にあることをチェックし、ワ
ゴンが結合位置にあることを確認する。さらに別のセンサー29はボルトがロッ
クされた位置にあることを確認する。ワゴン前表面の突出部はこうして壁ドア3
の前の凹部中にはまる。壁ドア3の前の凹部中のシール17が次に膨張してワゴ
ンの側面と接触し、反対のドア3、6を通路空気から隔離する。ドアフレーム2
から引き込んだ電線45はワゴン本体5の電気ソケットに接続されている。電源
は内蔵ファンに電力を供給してドッキング工程中ワゴン内で過圧を維持する(ま
たは内蔵電池を充電する)。
ワゴンドア3はシリコン接着剤で前面に固定された管状シリコンゴムシール3
0を圧縮するためにワゴン本体5の前面周辺表面に固定された一枚板のステンレ
ス鋼である。スチール板は硬質フレーム31上に固定されている。スチール板の
4個の開口部はドア6の角にあり、ドアフレーム31に固定された凹部12に開
いている。開口部には水平ロッキングバー11がわたしてある。壁ドア3から各
凹部12に、4個の曲がった末端部を有するロッキングアーム10が突き出して
いて、これはドア内に軸ピンで取り付けられて垂直方向の動きを可能にする。ロ
ッキングアーム10は第5図および第6図に示すように水平位置にバネで偏在さ
せられている。結合が起こった場合、アーム10はワゴンドア上のロッキングバ
ー11と接触する。各ロッキングアーム10の傾斜した前面が相対するバー11
上
に重なり、バー11の後ろの凹部12中に移動する。偏在ばねの影響で最適のド
ッキング位置でロッキングアーム10の曲がった末端部がバー11の後ろに落下
し、壁ドア3をワゴンドア4に固定する。ロッキングアーム10の位置が、曲が
った部分が固定位置になるような位置にあることをセンサーが検出する。上側ロ
ッキングアームを上方に持ち上げ、ロッキングバーの後ろに落下すると、下側ロ
ッキングアームが好ましくは反対の位置になり、これらはその協働バーを下方に
押し下げ、ロッキング位置に上昇する。この反対の定着作用により、最適の固定
効果が得られる。
センサーが壁ドア3の前の4の存在およびドア3、6の互いの締付を確認する
と、壁ドア3の周辺凹部に位置する膨張性シール32が膨張してワゴンドア6に
対してシールする(特に第9図参照)。これによりドア3、6の間にトラップさ
れた通路空気の一部がフレームのワゴンシール17への膨張により隔離される。
ワゴンドア6は蝶番がなく、クランプでワゴン本体に固定され、ドア6が管状
シール30を圧縮し、ワゴンの内部空洞をシールする。ワゴン4がシール17に
よりドアフレーム2に密封され、2個のドア3、6が互いに締付けられている場
合、ワゴンドアをそのクランプから解除しうる。通路のドアフレームの底部に取
り付けられたシリンダー13中のピストン14をドアフレームを通して供給され
た圧縮空気により押し上げる。第7図および第8図に示すように、ピストン14
は中空フレーム19中ワゴン本体の底部を横切る回転可能なバー34の末端に取
り付けられた短レバー33と係合する。レバー33を持ち上げるピストン14に
より起こる回転運動はワゴン本体の中空フレーム中に垂直に位置するロッド36
a、bおよびレバー37a、bを通して底部バー34の各末端上の回転可能なレ
バー35により伝達され、締付エキセン38を回転させる。エキセンは部分的に
円形の表面を有し、これがワゴンドア6の硬質フレーム31の各角の隣側面に伸
びるピン上に固定された円形軸くび39と係合する。上昇したピストンはエキセ
ン38を締めつけ位置に偏在させるバネ圧に逆らって締付られていない位置にエ
キセン38を維持する。センサーがピストン位置を確認する。部分円形部が円形
軸くび39の後ろになるようなエキセン38の回転はワゴンドア6がワゴン本体
5から自由に押しだされることを意味する。
クランプ10、38およびシール17、32の正しい位置を確認して、壁ドア
3とフレーム2間の膨張性シール16を収縮させる。壁ドア3を次にそのフレー
ムから押しだし、第10図に示すようにワゴンドア6をこれと一緒に滅菌室中に
あける。汚染の唯一の危険性は、シール16、17、30、32間で決まる少容
積中にトラップされた通路空気に起因する。望ましいならば、これを滅菌空気ま
たは不活性気体、または殺菌剤を含有する気体でパージできる。あるいは、装置
を壁ドア3上のフレーム2上に設置して結合が起こる際に、壁ドア3を横切って
滅菌空気の層流を供給する。しかし、実際には、シール間の容積を最小にするた
めにシール16、17、30、32を適当な位置にして、滅菌室内に移送される
通路の気体の量を許容限界内にする。
ドアフレーム2中の中心開口部を通してワゴン本体5を空にしたり装入または
再装入した後、結合したドア3、6をもとに戻してワゴンドア3の後表面が管状
シール30を圧縮するようにする。センサーが、結合したドアがドアフレーム2
中にあることを検知すると、内部周辺シール16が膨張して壁ドア3に対してフ
レーム2をシールし、ワゴンを滅菌室から隔離する。
次に圧力を滅菌室外部でドアフレーム12の底部の空気圧シリンダー13から
解除し、ピストン14を引く。これにより、コンテナフレーム内のロッドおよび
レバー36、37をワゴンドア6の支持フレーム31の各角上に取り付けた円状
軸くび39の前のエキセン38の部分的円状部分と再係合するよう内部バネ圧下
で移動させる。ピストン14がそのハウジングに戻り、ワゴンドア6がコンテナ
フレームと係合したことがセンサーにより確認されると、壁ドア3上の周辺凹部
中のシール32を収縮させて2個のドア3、6間のシールを解除する。壁ドア内
の空気圧シリンダー40がロッド41を移動させてロッキングアーム10が偏在
バネ圧にさからってワゴンドア6上のロッキングバー11との係合を外す。装置
上の位置センサーがロッキングアーム10がはずれたことを確認すると、壁フレ
ーム2の外部周辺シール17が収縮して、ワゴン本体5とドアフレーム2間のシ
ールが解除される。側面ブロック9中のボルト24を次に圧力下に引く。第4図
からわかるように、側面ガイドブロック9内でピストン42が各ボルト24に固
定されたアーム43を押し、これらを偏在スプリング25の作用に逆らって動か
す。ワゴン系に電力を供給する電線45を外した後、ワゴン4を壁ドア3から車
で移動させる。壁中シリンダー40中の空気圧を解除し、ピストン42により偏
在バネはボルト25およびロッキングアーム10が別のワゴンと係合する用意が
できるよう静止位置に戻す。
シールまたはロッキング装置を作動する前に適当な部品が所定位置にあること
を検出するセンサーを用いることは結合工程が自動化またはPLC(プログラム
可能なロジックコントローラー)システムにより制御できることを意味する。セ
ンサーはその位置に応じてリードスイッチの操作または光検出により磁気誘導と
つなぐことができる。電気系統の操作はまたワゴンの別のドアへの動作を記録し
、制御するコンピューターシステムによりモニターできる。これは各ワゴンを確
認するシステムと結合でき、結合工程はアクセスが必要とされる部屋に適当な正
確な確認ができるようワゴンがプログラムされている場合にのみ開始できるよう
になっている。
あるいは、ワゴンの前面上に付形ブロックを設置することにより簡単な機械的
確認システムを提供できる。付形ブロックはワゴンが、位置センサーが作動する
のに十分近く壁ドアに接近する前に壁ドア上の型板中適当な形の開口部と適合し
なければならない。
前記システムは滅菌制薬環境において用いることを意図しているので、ステン
レス鋼およびシリコンゴムから製造され、壊れた製品を簡単に除去でき、清掃が
簡単にできるような構造にされる。このことは、清浄されるべき全区域は丸みの
有る角をもつ形状で、届かないような凹部を有しないことを意味する。すべての
トレイラックは清掃用に取り外し可能で、輸送コンテナの内部空洞に完全にアク
セスできる必要がある。同様に、フィルターは清掃用に取り外し可能で、空気管
はフィルター除去後清掃できるようになっていなければならない。
示した具体例は地上60および150センチメーターの人間工学的高さ制限間
に設置された2つのトレイ書架を有するデザインである。室内の製品間を横切る
層流は典型的には供給および排出側面上のHEPAフィルターを通して毎秒0.
2メーター程度の気流速度である。ファンが作動中、15パスカルの内部過圧(
通路と比べて)が望ましく、これは外部メーター表示によりモニターされる。内
蔵電池が設置される場合、空気の層流は常時ワゴン内で維持できる。
製薬用途に関して、内部温度は好ましくは約4℃に維持され、これはワゴン外
部の温度表示によりモニターされる。ワゴンが内蔵電源システムを備えている場
合、温度を制御するための内蔵冷却システムを設置してもよい。そうでなければ
、外部温度表示を用いて温度を維持するためにワゴンを冷区域に移動させる必要
がある場合、操作者に指示を与えてもよい。
工業的有用性
本発明を滅菌医薬製品の取り扱いに関して記載した。同様の工程および装置が
制御された環境間での安全な輸送が必要とされるいかなる状況でも用途があるこ
とがわかるであろう。たとえば、本発明の範囲内の装置はシリコンウェファーま
たはプリント回路板をクリーンルーム間で移動させる場合、または写真マスクま
たはプリント板をクリーンルームまたは暗室(または「イエロー」ルーム)間で
移動する場合に用いることができる。
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フロントページの続き
(72)発明者 ルグラン,ジャン−ピエール
ベルギー、ベー−1330リクセンザルト、リ
ュ・デュ・ランスティテュート89番 スミ
スクライン・ビーチャム・バイオロジカル
ス・ソシエテ・アノニム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.空気制御環境間の物品の輸送に用いられるシステムであって、 (i)コンテナにアクセスできるように取り外し可能なドア(6)ならびにコ ンテナおよびそのドア間に気密シールをもたらす密封手段(32)を有する輸送 コンテナ(5)と、 (ii)空気制御環境の壁面(1)に挿入するためのドアフレーム(2)と、 (iii)ドアとフレーム間に気密シールをもたらす密封手段(16)を有する ドアフレーム(2)中への挿入用のドア(3)とからなり、 コンテナおよび/またはフレームがコンテナドア(6)および壁ドア(3)が 並列するようにコンテナをフレームにかみあわせる手段(9)ならびにコンテナ およびフレーム間に気密シールを形成する手段(17)を有し、 コンテナドアおよび/または壁ドアがコンテナドアを壁ドアにかみあわせる手 段(10)ならびにコンテナおよび壁ドア(3、6)をかみあわせた場合にその 間に形成される空隙を隔離する密封手段(32)を有し、 ドアフレームと壁ドア間ならびにドアフレームと輸送コンテナ間のシール(1 6、17)が膨張性シールであり、壁ドアとコンテナドア間のシール(32)が 膨張性または圧縮性シールであり、コンテナドアとコンテナ間のシール(30) が圧縮性シールであることを特徴とするシステム。 2.壁ドアとコンテナドア間のシールが膨張性シールである請求項1記載のシ ステム。 3.輸送コンテナを車輪上に取り付け、輸送ワゴンを形成する請求項1または 2記載のシステム。 4.ドアフレームが中心ドア開口部を決定する周辺フレーム部材を有し、ドア が開口部中に位置し、ドアフレームがドアに対してシールする開口部の周りに広 がる第一膨張性シールおよび輸送ワゴンをドアと結合させるようにシールする開 口部の周りに広がる第二膨張性シールを有し、輸送ワゴンを固定する手段を有し 、ドアが輸送ワゴンのドアと固定する手段を有し、固定された場合にドア間の空 隙 を隔離するためのワゴンドアに対してシールするその周辺に広がる第三膨張性シ ールを有する請求項1、2または3記載のシステム。 5.輸送ワゴンが、蝶番のないドアにより閉じられる出入開口部、解除可能に ドアを開口部の周りに広がる周辺圧縮性シールに対して支持する手段、制御され た環境の壁のドアとかみ合うためのドア上の手段、ならびに壁ドアを含むフレー ムとかみ合うためのコンテナ上の手段を有する車輪付チャンバーである請求項1 、2、3または4記載のシステム。 6.制御された雰囲気間で物品を移送する方法であって、蝶番のないドア(6 )を有するワゴン(5)を制御された雰囲気室壁(1)にワゴンドア(6)が壁 中のドア(3)と向き合うように固定し、壁ドア(3)のフレーム(2)におけ る膨張性シール(7)が膨張してワゴン(5)と壁(1)間にシールを形成して 対面するドア(3、6)を外気から隔離し、ワゴンドア(8)を壁ドア(3)と かみ合わせ、壁ドア(3)の周りの膨張性シール(32)を膨張させてワゴンド ア(6)と接触させてドア(3、6)間にトラップされた空気を隔離し、これに より壁ドア(3)を室内に開き、蝶番のないドア(6)をコンテナ(5)から取 り外し、物品を部屋からコンテナに移したり、またその逆を行う方法。 7.空気制御環境間で物品を移送する方法であって、 a. (i)コンテナにアクセスできるように取り外し可能なドア(6)ならびにコ ンテナとそのドア(6)間に気密シールを提供する密封手段(30)を有する輸 送コンテナ(5)、 (ii)空気制御環境の壁(1)中に、開口部を決定するフレーム(2)であっ て、 開口部中に位置する、フレーム(2)とドア(3)間に気密シールを提供する 第一膨脹性密封手段(16)、 コンテナ(5)をフレーム(2)にかみあわせて、コンテナドア(6)および 壁ドア(3)を並列させる手段(9)、 コンテナ(5)とフレーム(6)間に気密シールを形成する第二膨脹性密封手 段(17)を有するフレーム、 (iii)壁ドアおよび/またはコンテナドア上に、コンテナドアを壁ドアには め込む手段(10)ならびにはめ込まれたコンテナと壁ドア間の空隙を隔離する 密封手段(32) を提供し、 b. 輸送コンテナ(5)を壁ドア(3)に移動させ、 c. コンテナ(5)をはめこみ、第一膨脹性密封手段(17)を壁ドアフレ ーム(3)へ膨張させてコンテナとフレーム間に気密シールを形成し、ドア(3 、6)を外気から隔離し、 d. コンテナドア(6)を壁ドア(3)にはめ込み、密封手段(32)がは め込まれたコンテナおよび壁ドア(3、6)間の空隙を隔離するようにし、 e. フレーム(2)と壁ドア(3)間の第二膨脹性密封手段(16)を解除 し、壁ドア(3)を制御された環境中に開いて、はめ込まれたコンテナドア(6 )をコンテナから外し、 f. 物品を制御された環境から壁開口部を通してコンテナ(5)に移し、 g. 壁ドア(3)を閉じてはめ込まれたコンテナドア(6)を密封手段で設 置し、第二膨脹性密封手段(16)を膨張させて壁ドア(3)をフレーム(2) に再密封し、 h. コンテナドア(16)を壁ドア(3)から外し、ドア(3、6)間のシ ール(32)を解除し、 i. フレーム(2)とコンテナ(5)間の第一膨脹性密封手段(17)を解 除し、コンテナ(5)をフレーム(2)から外すことからなる方法。 8.さらに、 j. コンテナ(5)を第二の制御された環境に輸送し、 k. 第二の壁および第二の壁ドアで請求項7のcないしfの工程を繰り返し てコンテナを第二の制御された環境と連絡させ、 l. 物品をコンテナ(5)から第二の制御された環境中に移送することから なる請求項7記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
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| GB9411146A GB9411146D0 (en) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | Transferring articles between controlled environments |
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| JPH10505802A true JPH10505802A (ja) | 1998-06-09 |
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Family Applications (1)
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- 1995-05-30 JP JP8500323A patent/JPH10505802A/ja active Pending
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