JPH10506054A - 没入型エントリーノズル - Google Patents

没入型エントリーノズル

Info

Publication number
JPH10506054A
JPH10506054A JP7527246A JP52724695A JPH10506054A JP H10506054 A JPH10506054 A JP H10506054A JP 7527246 A JP7527246 A JP 7527246A JP 52724695 A JP52724695 A JP 52724695A JP H10506054 A JPH10506054 A JP H10506054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
entry nozzle
immersive
transition
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7527246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3779993B2 (ja
Inventor
ジョン ヒースリップ ローレンス
デレック ドリコット ジェイムズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vesuvius Crucible Co
Original Assignee
Vesuvius Crucible Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22875676&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH10506054(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Vesuvius Crucible Co filed Critical Vesuvius Crucible Co
Publication of JPH10506054A publication Critical patent/JPH10506054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3779993B2 publication Critical patent/JP3779993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50Pouring-nozzles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 その内部を通して液状金属を流すための没入型エントリーノズルであって、垂直方向に配置するとともに、一般的な軸対称性および第1の流れ断面領域を有する入口パイプ部分を有する。移行領域が、第1の流れ断面領域を有するとともに、二個あるいはそれ以上の前壁および二個あるいはそれ以上の側壁を有し、前壁の収斂角度を設けることにより第1の断面領域の厚さを減少させ、かつ側壁の拡開角度を設けることにより第1の断面領域の幅を増加させ、一般的には長く延ばしたかつ平面対称性の第2の断面領域を形成している。移行領域からの液状金属の流れが、垂直方向に対して互いに反対側の方向に角度をもって偏向してゆくふたつの流れに分割される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 没入型エントリーノズル 技術分野 本発明は、エントリーノズルの分野に関するもので、とくに液状の金属をそ の内部に通して流すための没入型エントリーノズルに関する。 技術の背景 たとえば、厚さ50〜60mmおよび幅975〜1625mmのスティール スラブを連続鋳造する場合に、没入型エントリーノズルを採用している。この没 入型エントリーノズルの出口の一般的な大きさは、幅25〜40mmおよび長さ 150〜250mmである。当該ノズルは、一般的には、ふたつの互いに反対方 向に向いた出口ポートを一体に有しており、これらの出口ポートは、溶融したス ティールの流れを、垂直方向に対して見かけ上の角度が10度から90度の間で 偏向させる。従来のエントリーノズルは、その見かけ上の偏向角度を実現してい ないことが判明している。すなわち、実際の偏向角度は明らかに、より小さいも のである。さらに、出口ポートにおける流れの断面は、ポートの上方部分におい て低速な流れであるが、ポートの下方部分近傍において高速な流れてあるという ように非常に不均一である。これらのノズルは、潤滑用のモールドフラックスあ るいはモールドパウダーにより被覆されている溶融スティールのメニスカスある いは表面において相対的に大きな定常波を発生させる。さらにこれらのノズルは 、定常波という振動を発生させる。すなわち、モールドの一方端部の近傍におけ るメニスカスが交互に上昇および下降するとともに、モールドの他方端部の近傍 におけるメニスカスが交互に下降および上昇することになる。公知のエントリー ノズルはまた、間欠的な表面渦を多数発生させる。こうした現象は、スティール スラブ内へのモールドフラックスのエントレインメントの原因となる傾向があり 、品質の低下を招く。定常波の振動は、メニスカスの部分あるいはその近傍にお いてモールドを通しての不安定な熱移動の原因となる。こうした作用は、スティ ールシェルの均一な形成およびモールドパウダーによる潤滑などに有害な影響を 及ぼし、またモールドカッパー内に応力を発生させる。これらの作用は、鋳造率 の増加にともなってさらにきびしいものとなり、結果的には、所望品質のスティ ールを製造するためにその鋳造率を制限しなければならなくなるという問題があ る。 発明の開示 本発明の一つの目的は、流れの外側部分に対して負の圧力を付加することに より流れの偏向を部分的に達成し、さらにまた、湾曲させた端部を折り曲げる部 分を設けることにより、出口ポートにおける速度分布をより均一化するようにし た没入型エントリーノズルを提供することである。 すなわち、第一の発明は、その内部を通して液状金属を流すための没入型エ ントリーノズルであって、垂直方向に配置するとともに、一般的な軸対称性およ び第1の流れ断面領域を有する入口パイプ部分と、上記第1の流れ断面領域を有 するとともに、二個あるいはそれ以上の前壁および二個あるいはそれ以上の側壁 を有し、上記前壁の収斂角度を設けることにより上記第1の断面領域の厚さを減 少させ、かつ上記側壁の拡開角度を設けることにより上記第1の断面領域の幅を 増加させ、一般的には長く延ばしたかつ平面対称性の第2の断面領域を形成した 移行領域と、上記液状金属の流れを上記移行領域から垂直方向に対して互いに反 対側の方向に角度をもって偏向してゆくふたつの流れに分割する手段と、を有す ることを特徴とする没入型エントリーノズルを提供する。 第二の発明は、溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エント リーノズルであって、この没入型エントリーノズルは、垂直方向に配置するとと もに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と、この入口パイプ部分からの 流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度をもって偏向するとともに、実質 的に等しいあらかじめ定めた流れ断面領域を有するふたつの流れに分割する手段 と、の組み合わせであり、上記流れ分割手段は、ほぼ六角形の流れ断面領域を有 する移行部と、この移行部を含む拡大手段であって、ふたつの流れのあらかじめ 定めた流れ領域の総和が上記入口パイプ部分の上記ある流れ断面領域より明らか に大きいようにする拡大手段と、流れの間に設けた第1の手段であって、流れの 内側部分に正の圧力を加えるとともに、曲率半径が十分に大きな弧状の先端部を 有することにより流れを分離させることなくよどみ点における変動を許容する第 1の手段と、流れの外側部分に負の圧力を加える手段と、を有することを特徴と する没入型エントリーノズルを提供する。 第三の発明は、溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エント リーノズルであって、この没入型エントリーノズルは、垂直方向に配置するとと もに、ある流れ断面領域を有する入口パイブ部分と、この入口パイプ部分からの 流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度をもって偏向する流れ分割手段と 、の組み合わせであり、上記流れ分割手段は、流れの間に配置するとともに流れ の内側部分に正の圧力を加える第1の手段と、流れの外側部分に負の圧力を加え る第2の手段と、を有することを特徴とする没入型エントリーノズルを提供する 。 第四の発明は、溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エント リーノズルであって、この没入型エントリーノズルは、垂直方向に配置するとと もに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と、この入口パイプ部分からの 流れの速度を減少させる移行部を含む手段と、この移行部からの流れを垂直方向 に対して反対方向に角度をもって偏向したふたつの流れに分割する手段と、の組 み合わせであり、上記移行部は、垂直方向に対してあらかじめ定めた角度をもっ て拡開する側壁を有するとともに、上記ある領域より明らかに大きな出口の流れ 断面領域を有することを特徴とする没入型エントリーノズルを提供する。 第五の発明は、溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エント リーノズルであって、この没入型エントリーノズルは、垂直方向に配置するとと もに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と、この入口パイプ部分からの 流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度をもって偏向する流れ分割手段と 、の組み合わせであり、上記流れ分割手段は、上記流れの間にこれを配置すると ともに、曲率半径が十分に大きな弧状の先端部を有することにより、流れを分割 することなくよどみ点における変動を許容する手段であることを特徴とする没入 型エントリーノズルを提供する。 第六の発明は、溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エント リーノズルであって、この没入型エントリーノズルは、垂直方向に配置するとと もに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と、この入口パイプ部分からの 流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度をもって偏向する流れ分割手段と 、の組み合わせであり、上記流れ分割手段は、ほぼ六角形の流れ断面領域を有す る移行部を含むことを特徴とする没入型エントリーノズルを提供する。 好ましくは、本発明は、軸対称性の流れを含む環状の断面から長く延ばした 断面にわたる主要な移行部を有する没入型エントリーノズルを提供する。上記長 く延ばした断面は、上記環状の断面の直径より小さな厚さ、および環状の断面の 直径より大きな幅を有する。この長く延ばした断面は、壁面の摩擦を無視すれば 上記移行部を通してほぼ均一な速度分布をともなった平面対象性の流れを含む。 また好ましくは、本発明は、主要な移行部の六角形断面を有し、この主要な 移行部内における流れの偏向効率を増加させる没入型エントリーノズルを提供す る。 また好ましくは、本発明は、入口パイプと出口パイプとの間に拡開部を有し 、ポートからの流れの速度を減少させるとともに、乱流を減少させる没入型エン トリーノズルを提供する。 また好ましくは、本発明は、主要な移行部内における流れの断面に対する拡 開部あるいは減速部を有することにより、ポートからの流れの速度を減少させ、 速度の安定化およびポートにおける流線速度の均一化を改善する没入型エントリ ーノズルを提供する。 また好ましくは、本発明は、弧状の先端部を有する流れ分割器を有し、流れ の分割を行うことなく、よどみ点における変動を許容する没入型エントリーノズ ルを提供する。 図面の簡単な説明 本発明の実施例を、添付の図面を参照して以下に説明する。 第1図は、第2図の1−1線の後方向を見た断面図であって、小さな角度を もって拡開する拡開部をともなう六角形の主要な移行部、および適度に折り曲げ た端部を有する第1の没入型エントリーノズルの説明図、 第1a図は、弧状の先端部を有する好ましい流れ分割器の後方向を見た破砕 断面図、 第1b図は、第2b図の1b−1b線の軸方向断面図であって、減速部およ び拡開部をともなった移行部、および出口における流れの偏向部を有する他の実 施例の没入型エントリーノズルの説明図、 第2図は、第1図の2−2線の右方向を見た軸方向断面図、 第2a図は、第1b図の2a−2a線軸方向断面図、 第3図は、第1図および第2図の3−3面の下方を見た断面図、 第3a図は、第1b図および第2b図の3a−3a面断面図、 第4図は、第1図および第2図の4−4面の下方を見た断面図、 第4a図は、第1b図および第2b図の4a−4a面断面図、 第5図は、第1図および第2図の5−5面の下方を見た断面図、 第5a図は、第1b図および第2b図の5a−5a面断面図、 第6図は、第1図および第2図の6−6面の下方を見た断面図、 第6a図は、第1図および第2図の6a−6a面の下方を見た他の実施例の 断面図、 第6b図は、第13図、第14図、第15図および第16図の6−6面の下 方を見た他の実施例の断面図、 第6c図は、第1図および第2図の6c−6c面断面図、 第7図は、第2の没入型エントリーノズルの後方向を見た軸方向断面図であ って、円形部から矩形部への一定領域の移行部と、小さな角度をもって拡開する 拡開部をともなう六角形の主要な移行部と、適度に折り曲げた端部と、を有する 没入型エントリーノズルの説明図、 第8図は、第7図のエントリーノズルの右方向を見た軸方向断面図、 第9図は、第3の没入型エントリーノズルの後方向を見た軸方向断面図であ って、適度な拡開をともなう円形部から四角部への移行部と、六角形の中間角度 をもって拡開するとともに一定流れ領域をともなう主要な移行部と、適度に折り 曲げた端部と、を有する没入型エントリーノズルの説明図、 第10図は、第9図のエントリーノズルの右方向を見た軸方向断面図、 第11図は、第4の没入型エントリーノズルの後方向を見た軸方向断面図で あって、円形部から四角部へさらに四角部から矩形部への総体的な拡開をともな う移行部と、高角度をもって拡開するとともに一定流れ領域をともなう六角形の 主要な移行部と、折り曲げなしの端部と、を有する没入型エントリーノズルの説 明図、 第12図は、第11図のエントリーノズルの右方向を見た軸方向断面図、 第13図は、第1図と同様の、ただし矩形の主要な移行部を有する第5の没 入型エントリーノズルの後方向を見た軸方向断面図、 第14図は、第13図のエントリーノズルの右方向を見た軸方向断面図、 第15図は、第5の没入型エントリーノズルの後方向を見た軸方向断面図で あって、小さな角度をもって拡開する拡開部をともなう矩形の主要な移行部と、 この主要な移行部内におけるより小さな流れの偏向部と、大きく折り曲げた端部 と、を有する没入型エントリーノズルの説明図、 第16図は、第15図のエントリーノズルの右方向を見た軸方向断面図、 第17図は、従来のノズルの後方向を見た軸方向断面図、 第17a図は、第17図のノズルにより作られるモールドにおける流れのパ ターンを示す後方向を見た断面図、 第17b図は、第17図のノズルにより作られる表面における流れのパター ンを示す断面図であって、メニスカスの曲線を描く平面の下方を見た断面図、 第18図は、従来の他のノズルの後方向を見た軸方向断面図、である。 これらの図面において、同様の部分には、同様の符号を付してある。 発明を実施するためのベストモード 従来のノズルについて説明する。第17図に示すノズル30は、欧州特許出 願第0403808号において述べられているものと同様のものである。従来公 知のように、溶融したスティールは、タンディッシュからバルブあるいはストッ パーロッドを通して円形の入口パイプ部分30bに流れる。ノズル30は円形部 から矩形部に至る主要な移行部34を有する。さらにノズルは、垂直方向に対し てプラスおよびマイナス90度の角度にふたつの流れを誘導する平坦なプレート による流れ分割器32を有する。しかしながら、実際には偏向角度としてはプラ スおよびマイナス45度にすぎない。さらに、出口ポート46、48における流 れ速度は均一ではない。移行部34において右側に拡開する側壁34cの近傍に おいて、ポート48からの流れ速度はベクトル627で示すように相対的に小さ い。ポート48からの最大の流れ速度は、ベクトル622で示すように、流れ分 割器32に非常に近い部分で発生する。摩擦の作用により、流れ分割器32の近 傍における流れ速度は、ベクトル621で示すように、わずかに小さい。出口ポ ート48からの不均一な流れは乱流を発生させる。さらにポート46、48から の流れは、20〜60秒の周期を有する、プラスおよびマイナス20度の低周波 振動を示す。ポート46においては、ポート48からのベクトル622に対応す る最大流れ速度をベクトル602で示してある。ベクトル602は、ふたつの両 極端な状態の間を振動する。すなわち、一方は、垂直方向に対して65度ずれた ベクトル602aであり、他方は、垂直方向に対して25度ずれたベクトル60 2bである。 第17a図に示すように、ポート46、48からの流れは、互いの間に90 度の角度を維持する傾向にある。すなわち、ポート46からの流れが垂直方向に 対して65度ずれたベクトル602aであって、ポート48からの流れが垂直方 向に対して25度ずれたベクトル622aであるような場合である。第17a図 に示す振動の一つの極端な状態の場合には、モールド54の左手端部におけるメ ニスカスM1がかなり上がるが、一方、右側のモールド端部におけるメニスカス M2はわずかしか上がらない。この現象は、明確化のために大きく誇張して描い てある。一般的には、メニスカスの最低レベルはノズル30の近傍において発生 する。毎分3トンの鋳造率では、メニスカスは一般的に高さ18〜30mmの定 常波を示す。図示のような極端な振動の場合には、左側のモールド端部には大き な強度かつ浅い時計まわりの還流C1が発生するとともに、右側のモールド端部 にはより小さな強度かつより深い反時計まわりの還流C2が発生する。 第17a図および第17b図に示すように、ノズル30の近傍には、ノズル 30を収容するためにモールドの幅を大きくしたモールドの膨らみ部位Bがあり 、この膨らみ部位Bは一般的に耐火性の壁面厚さ19mmを有する。第17a図 に示す振動の一つの極端な状態においては、左側から右側へ、ノズル30の前面 および背面において膨らみ部位内への大きな表面流れF1がある。また、右側か ら左側へ、膨らみ部位の方向への小さな表面流れF2もある。中間部分における 表面の渦Vは、ノズル30の右側近傍においてモールドの膨らみ部内のメニスカ スに発生する。このようなポート46、48における速度分布の大きな不均一性 、メニスカスにおける大きな定常波、定常波という振動、および表面の渦などは すべて、モールドパウダーあるいはモールドフラックスのエントレインメントの 原因となる傾向があり、結果として鋳造スティールの品質低下を招いている。さ らに、スティールシェルの形成が不安定かつ不均一であり、潤滑機能が有害な影 響を受け、メニスカスにおけるあるいはその近傍でのモールドカッパー内に応力 が発生するなどの事態が生ずる。こうした現象はすべて、より高い鋳造率におい て深刻化する。したがって、上述のような従来のノズルを用いた場合には鋳造率 を低下せざるを得ない。 第17図を再び参照すると、流れ分割器32の他の例として、先端部の角度 が156度の鈍角三角形状のウェッジ32cを有することができ、このウェッジ 32cの側面は、第1のドイツ出願第DE3709188号に示されているよう に、水平方向に対して角度12度でこれを配置し、見かけ上の偏向角度としてプ ラスおよびマイナス78度を有する。しかしながら、実際の偏向角度は、やはり プラスおよびマイナス約45度であり、このノズルについても既述と同様の諸欠 陥がある。 第18図に示すノズル30は、第2のドイツ出願第DE4142447号に 示されたと同様に、見かけ上の偏向角度は10〜20度にまたがっているとされ ている。入口パイプ30bからの流れは主要な移行部34に入る。図示のように 、この主要な移行部34では、拡開する側壁34c、34f、および三角形状の 流れ分割器32により規制されて、見かけ上の偏向角度がプラスおよびマイナス 20度である。流れ分割器32を取り除いた場合の、出口ポート46、48の近 傍における流れの等位面を符号50で示す。等位面50は、パイプ30bの軸線 Sの近傍の中央部分において曲率ゼロを有し、ノズルの右側側壁34cおよび左 側側壁34fとの直交部分において最大の曲率を示す。中央部分における流れの 大部分は無視可能な偏向を示し、側面部分の近傍における流れのみが偏向角度プ ラスおよびマイナス20度を示す。流れ分割器32を用いない場合には、ポート 46、48における平均の偏向度は、プラスおよびマイナス20度の見かけ上の 偏向の1/4、および1/5あるいは20%以下である。 壁面における摩擦を無視したとして、ノズルの側壁34fの近傍における流 れを表す重ね合わせベクトルおよび流線を符号64aで示し、またノズルの側壁 34cの近傍における流れを表す重ね合わせベクトルおよび流線を符号66aで 示す。流線の始点および方向はベクトルの始点および方向に対応し、流線の長さ はベクトルの長さに対応する。流線64a、66aはもちろん、モールド内の液 体とノズル30から吐出する液体との間の乱流中に消えてゆく。仮に、短い流れ 分割器32を挿入すれば、これは二次元の流れにおいて先端を切り取った部材と して作用する。この部材の近傍におけるベクトル流線64、66は、ベクトル流 線64a、66aより早い速度を有する。ベクトル流線64、66はもちろん、 流れ分割器32の下流の低圧伴流内に消えてゆく。この低圧伴流は、流れ分割器 32の近傍における流れを下方に曲げさせる。前記後者のドイツ出願は、主要な 移行部34の長さの21%にすぎない三角形状の流れ分割器32を示している。 この流れ分割器は、その近傍のどこにおいても見かけ上の偏向を達成するのに充 分ではない。この見かけ上の偏向を達成するためには、主要な移行部34の長さ を対応して増加したさらに長い三角形状の流れ分割器を必要とする。横方向の充 分な偏向なしでは、溶融したスティールはモールド内に突入する傾向がある。こ の傾向は、定常波の強度を増加することになる。すなわち、定常波の強度の増加 は、モールドの端部におけるメニスカスの高さが増加することによるものではな く、ノズルの前面および背面の膨らみ部位におけるメニスカスの押し下げが増加 し、ノズルからの流れがそのような膨らみ部位からの液体をエントレインし、負 の圧力を発生することによるものである。 これら従来のノズルは、流れ分割器により発生する流れの間における正の圧 力により流れを偏向させようとしているものである。 ノズル製造にあたってのばらつき、流れ分割器の上流側における流れの減速 度あるいは拡間度の不足により、およびポート46、48からの流れにおける低 周波振動により、流れの中央流線は、第18図の三角形状の流れ分割器32の先 端部に一般的には当たらない。その代わりに一般的には、よどみ点が流れ分割器 32の一方あるいは他方の側に存在する。たとえば、仮によどみ点が流れ分割器 32の左側にある場合には、流れ分割器32の右側において流れの流線流分離が 発生する。この分離による「泡」が、流れ分割器32の右側における流れの偏向 角度を減少させ、ポート48からの流れにおけるさらなる乱流を発生させる。 従来のノズルおよびこれらにともなう問題点について述べてきたが、以下に 第1b図および第2a図を参照して本発明の実施例を説明する。ただし、没入型 エントリーノズルについては一般的に符号30でこれを示す。第1b図および第 2a図に示すように、ノズルの上端部は、エントリーノズル開口部30aを有し 、これは円形パイプ30bにつながり、さらに下方に延びている。入口パイプ部 分30bの軸線をノズルの軸線Sとみなす。パイプ部分30bは、第3a図に示 すように円形断面を呈する3a−3a面で終わっている。さらに流れは、四つの 壁34aから34dを有する主要な移行部34に入る。側壁34a、34bは、 それぞれ垂直方向に対してある角度をもって拡開している。前壁34c、34d は、背壁34a、34bとともに収斂している。当業者として認識しておくべき ことは、移行部34が平面対称性のどのような形状あるいは断面領域を有してい てもよく、第3a図、第4a図、第5a図および第6c図に示すように、移行部 34が平面対称性の一般的な円形断面から一般的な長く延びた断面領域に変動す るようにする限りにおいて、壁面の数(六つの内の四つの壁面)あるいはここに 述べた断面領域に限定する必要はないということである。 円錐状の二次元拡開器用として、円錐がなす角度を約8度に限定することに より、流れの初期分離に起因する不適当な圧力損失を回避することが慣習的に行 われている。これに対応して、互いに対向する壁の一対が平行であるような一次 元の矩形状拡開器用としては、他の対向する壁の他の一対が角度16度以下であ ることが必要である。つまり一方の壁に対して軸線からプラス8度、他の壁に対 して軸線からマイナス8度が必要である。たとえば、第1b図に示すような拡開 する主要な移行部34においては、前壁の平均収斂角度が2.65度、および側 壁の収斂角度が5.2度であるから、10.4−5.3=5.1度という側壁の 均等な一次元収斂角度が得られ、この角度は限度とされる約8度より小さいもの である。 第4a図、第5a図、第6c図は、第1b図および第2a図の3a−3a面 より下方の4a−4a面、5a−5a面および6c−6c面のそれぞれ断面図で ある。第4a図は、大きな半径による四つの突出部を示し、第5a図は、中間の 半径による四つの突出部を示し、第6c図は、小さな半径による四つの突出部を 示している。 流れ分割器32は、移行部の下方にこれを設けてあり、かくしてふたつの軸 35、37を設ける。流れ分割器がなす角度は、出口壁38、39の拡開角度と ほぼ同等である。 3a−3a面の領域は、角度を有するふたつの出口35、37の領域より大 きく、出口35、37からの流れは、円形パイプ部分30b内の流れよりも小さ な速度を有する。流れの平均速度におけるこの減少は、ノズルからモールドに流 入する液体により起こされる乱流を減少させる。 偏向の全体量は、主要な移行部34において作られる偏向と、出口壁38、 39の拡開により作られる偏向との総和である。判明していることは、幅975 〜1625mmあるいは38〜64インチ、および厚さ50〜60mmの薄いス ティールスラブの連続鋳造には、約30度の全偏向角度がほぼ最適な条件を付与 することである。最適な偏向角度は、スラブの幅、およびある程度は、膨らみ部 位Bの長さ、幅および深さに依存する。一般的にこの膨らみ部位は、長さ800 〜1100mm、幅150〜200mm、および深さ700〜800mmを有す る。 つぎに第1図および第2図を参照すると、他の実施例による没入型エントリ ーノズルを符号30で示す。このノズルの上方端部は、エントリーノズル開口部 30aを含み、エントリーノズル開口部30aは円形パイプ30bに至る。この 入口パイプ部分30bは、内径76mmであって、第1図および第2図に示すよ うに、下方に延びている。パイプ部分30bの軸線をノズルの軸線Sとみなす。 パイプ部分30bは3−3面に至っており、第3図に示すように円形の断面を有 して、面積4536mm2である。流れは、さらに主要な移行部34に入り、移 行部34は好ましくは六つの壁34aから34fを有する。側壁34c、34f は、垂直方向に対して好ましくは角度10度をもってそれぞれ拡開している。前 壁34d、34eは互いに相対的に小さな角度をもってこれを配置している。背 壁34a、34bも同様である。以下詳細に説明する。前壁34d、34cは、 背壁34a、34bとともに、それぞれ垂直方向に対して平均角度ほぼ3.8度 をもって収斂している。 円錐状の二次元拡開器用として、円錐がなす角度を約8度に限定することに より、流れの初期分離に起因する不適当な圧力損失を回避しようとすることが慣 習適に行われている。これと対応して、互いに対向する壁の一対が平行であるよ うな一次元の矩形状拡開器用としては、他の対向する壁の他の一対が角度16度 以下であることが必要である。つまり一方の壁に対して軸線からプラス8度、他 の壁に対して軸線からマイナス8度が必要である。第1図に示すような拡開する 主要な移行部34においては、前壁および背壁の平均収斂角度が3.8度である から、10−3.8=約6.2度という側壁の均等な一次元収斂角度が得られ、 この角度は限度とされる約8度より小さいものである。 第4図、第5図、第6図は、第1図および第2図の4−4面、5−5面およ び6−6面断面図であって、3−3面からそれぞれ100mm、200mm、お よび351.6mm下方にある。前壁34eと34dとがその間になす角度は、 背壁34a、34bの間の角度と同様に、180度よりやや小さい。第4図は、 大きな半径による四つの突出部を示し、第5図は、中間の半径による四つの突出 部を示し、第6図は、小さな半径による四つの突出部を示している。背壁34a 、34bの交差部には、フィレットあるいはアール部分を設けることができ、前 壁34d、34eの交差部についても同様である。流れ通路の長さは、第4図で は111.3mm、第5図では、146.5mm、第6図では、200mmであ る。 他の例として第6a図に示すように、6−6面断面は半径が実質的にゼロの 突出角部を有することもできる。前壁34e、34dおよび背壁34a、34b は、その交差線に沿って下方に、6−6面の下方17.6mmまで、流れ分割器 32の先端部32aに向かって延びる。かくして、水平方向に対してプラスおよ びマイナス10度の角度をもってそれぞれ配置したふたつの軸35、37を形成 する。移行部34が、第6a図に示すように6−6面において鋭い突出角部を有 すると仮定した場合には、角度をつけた出口のそれぞれは矩形状であり、傾斜長 さ101.5mm、幅28.4mmで、全面積が5776mm2となる。 角度のついたふたつの出口35、37の面積に対する3−3面の面積の割合 は、π/4=0.785であり、出口35、37からの流れは、円形パイプ部分 30bにおける速度の78.5%を有する。流れの平均速度がこのように減少す ることにより、ノズルからモールドに入る液体に発生する乱流が減少される。出 口35、37からの流れは、曲面を有する矩形状のパイプ部分38、40にそれ ぞれ入る。続いて示すように、主要な移行部34における流れは、実質的にふた つの流れに分割され、これらの流れは、側壁34c、34f近傍では高速の流れ 速度を有し、軸線の近傍ではより低い速度を有する。このことは、流れが主要な 移行部34においてふたつの対向する方向に曲げられたことを意味し、その曲げ 角度はプラスおよびマイナス10度に近づいている。曲面を有する矩形状のパイ プ38、40は、そこを通る流れの角度をさらに20度に曲げる。パイプ38、 40は、線39、41に至って終了する。この下流には、まっすぐな矩形状のパ イプ部分42、44がそれぞれ位置し、これらのパイプ部分42、44は、パイ プ38、40からの流れの速度分布を均等化する。ポート46、48は、パイプ 部分42、44のそれぞれの出口である。望ましくは、曲げ部分38、40のそ れぞれの内側壁38a、40aがかなりの曲率半径を有して、この曲率半径は外 側壁38b、40bの半径の半分よりあまり小さくないことが好ましい。たとえ ば内側壁38a、40aは半径100mmを有し、外側壁38b、40bは半径 201.5mmを有する。外側壁38b、40bは、角度20度を有する鋭い先 端部を有する流れ分割器32によりこれを画定する。流れ分割器32はまた、ま っすぐな矩形部分42、44の壁42b、44bを画定する。 理解されるように、内側壁38a、40aの近傍は低圧状態であり、したが って流れは高速である。外側壁38b、40bの近傍は高圧状態であり、したが って流れは低速である。注意すべき点は、曲げ部分38、40におけるこの速度 断面は、第17図および第18図に示した従来のノズルにおける速度断面と反対 であるということである。まっすぐな部分42、44は、曲げ部分38、40の 内側壁38a、40aの近傍における高速および低圧の流れに合わせて、内側壁 42a、44aに沿った合理的な長さを与え、この中において、より低速および より高圧への拡開を行う。 偏向の全体量としては、プラスおよびマイナス30度で、主要な移行部34 内で角度10度分が、さらに曲面パイプ部分38、40内で角度20度分が偏向 したことになる。この偏向の全体角度が、幅975〜1625mmあるいは38 〜64インチのスティールの連続鋳造に最適であるということが判明している。 最適な偏向角度は、スラブの幅、およびある程度は膨らみ部位Bの長さ、幅およ び深さに依存する。一般的にこの膨らみ部位Bは、長さ800〜1100mm、 幅150〜200mm、および深さ700〜800mmを有する。もちろん、第 6図に示すように、6−6面断面において、パイプ部分38、40、42、44 は完全に矩形状である必要はなく、ほぼこうした形状であればよいということで ある。またさらに理解されることは、第6図において、側壁34c、34dは、 実質的にまっすぐな部分がない、準円形状のものであってもよい。背壁34a、 34bの交差部は、図示をより明解にするために、ある線に沿って非常に鋭いよ うに図示されている。第2図においては、符号340b、340dは、第6a図 のような四角の突出角部を仮定したときに、側壁34cの前壁34bおよび背壁 34dそれぞれに対する交差部を示している。しかしながら、6−6面の上流に おける四つの突出角部への円弧付けにより、線340b、349dは消失するこ とになる。背壁34a、34bは、互いに反対側にこれを曲げ、この曲げ量は3 −3面においてはゼロで、6−6面ではほぼ最大の曲げ量となる。前壁34d、 34eについても同様にこれを曲げる。側壁38aおよび42a、40aおよび 44aは、主要な移行部34の対応する側壁34f、34cの張り出し延長部分 と考えられる。 第1a図に拡大して示すように、流れ分割器32は弧状の先端部を有する。 曲面壁38b、40bはそれぞれ半径を5mmだけ減らし、たとえば201.5 mmから196.5mmに小さくしている。この例では、厚さを10mm以上に し、この範囲内に充分な曲率半径を有する弧状の先端部を位置させ、流線流の分 離を起こすことなく、よどみ点を所望範囲に収容する。流れ分割器32の先端部 32bは、これを垂直方向の半長径をともなう半楕円形とすることができる。好 ましくは先端部32bは、たとえばNACA0024対称翼部分のような翼型の 外形を有し、最大厚さの翼弦位置から30%前方にこれを位置させる。これに対 応して、出口35、37の幅を1.5mmから29.mmに増加することにより 、出口の面積を5776mm2に維持する。 第7図および第8図を参照すると、ノズルの円形パイプ部分30bの上方部 分を省略して描いてある。3−3面において断面は円形である。16−16面は 3−3面より50mmだけ下方にある。その断面は、長さ76mm、幅59.7 mmの矩形状で、全面積は4536mm2である。3−3面と16−16面との 間の円形から矩形状の移行部52は、ここでは流れの拡散が起こらないため、こ れを相対的に短くすることが可能である。移行部52は、高さ25mmの矩形状 パイプ54につながり、この矩形状パイプ54は17−17面に至り、移行部5 2からの流れを安定化したのち、完全に矩形状である拡開する主要な移行部34 に入る。主要な移行部34は、17−17面と6−6面との間の高さが351. 6mmで、第6a図に示すように、ここではその断面は完全に六角形である。側 壁34c、34fは垂直方向に対して角度10度をもって拡開し、前壁および背 壁は、この例では垂直方向に対して約2.6度の平均角度をもって収斂する。均 等な一次元拡開器の壁面角度は、10−2.6=約7.4度で、この値は、一般 の最大角度の8度よりまだ小さい。矩形状パイプ部分54は必要ならばこれを削 除することができ、移行部52を主要な移行部34に直接接続することが可能で あ る。6−6面においては、長さ200mm、壁34c、34fの近傍の幅は28 .4mmである。ノズルの中心線において、この幅はこれよりわずかに大きい。 4−4面および5−5面の断面は第4図および第5図の断面と同等である。ただ し、四つの突出した角部は弧状とする代わりに鋭くしてある。背壁34a、34 bおよび前壁34d、34eは、6−6面の下方17.6mmの点において流れ 分割器32の先端部32aと合流する線に沿って交差する。角度をつけた矩形状 の出口35、37は、傾斜長さ101.5mm、幅28.4mmを有し、全面積 5776mm2となる。第8図は、前壁34b、背壁34dの曲げを明確に示し ている。 第7図および第8図において、第1図および第2図におけると同様に、移行 部34の出口35、37からの流れは、それぞれの矩形状の曲げ部分38、40 を通り、この部分において、垂直方向に対して追加的な20度の曲がりを受け、 さらにそれぞれのまっすぐな矩形状の均等化部分42、44を通る。部分42、 44からの流れは、プラスおよびマイナス30度の全偏向角度を有する。流れ分 割器32の先端部は角度20度を有する。好ましくは、流れ分割器32は弧状の 先端部、および第1a図と同様の半楕円形あるいは翼型の外形の先端部(32b )を有する。 第9図および第10図に示すように、3−3面と19−19面との間に、拡 開部をともなう円形部から四角部への移行部56を設けてある。19−19面の 面積は、762=5776mm2である。3−3面と19−19面との間の間隔は 75mmで、これは円錐状の拡開器に同等である。この拡開器においては、軸線 に対して壁面が3.5度をなし、壁面間の全角度は7.0度である。移行部34 の側壁34c、34fはそれぞれ、垂直方向に対して角度20で拡開し、一方、 背壁34a、34bおよび前壁34d、34eは収斂し、水平方向に対して角度 20度をもって配置した矩形状の出口35、37の一対を構成する。20−20 面は、19−19面の156.6mmだけ下方に位置する。この面においては、 壁34cと壁34fとの間の間隔は190mmである。背壁34a−34b間、 および前壁34d−34e間の交差線は、20−20面の下方34.6mmの位 置の流れ分割器32の先端部32aまで至る。角度をつけた矩形状のふたつの出 口ポート35、37はそれぞれ、傾斜長さ101.1mm、幅28.6mmを有 し、出口面積として5776mm2となり、この面積は、19−19面における 移行部の入口面積と同一である。移行部34内には正味の拡開は存在しない。出 口35、37には、矩形状の曲げ部分38、40を配置し、これらがこの場合に はそれぞれの流れを追加的な角度10度だけを偏向させる。流れ分割器32の先 端部は角度40度を有する。パイプ38、40にそれぞれつづいて、まっすぐな 矩形状部分42、44を配置してある。曲げ部分38、40の内側壁38a、4 0aは、外側壁38b、40bの半径201.1mmのほぼ半分である半径10 0mmを有する。全偏向角度は、プラスおよびマイナス30度である。好ましく は流れ分割器32は、弧状の先端部(32b)であり、先端部32bは、壁38 b、40bの半径を減少させた半楕円形、あるいは翼型の外形であって、もし必 要ならば、出口35、37の幅を増加させることもできる。 第11図および第12図を参照すると、3−3面の断面は円形であり、19 −19面の断面は四角形である。3−3面と19−19面との間には拡開部をと もなう円形から四角形の移行部56を設けてある。3−3面と19−19面との 間の間隔を75mmとすることにより、この拡開器56における分離を回避して いる。19−19面の面積は762=5776mm2である。19−19面と21 −21面との間には、一次元の四角形から矩形状の拡開器を設けてある。21− 21面において、長さ(4/π)76=96.8mm、幅76mmであり、面積 7354mm2である。拡開器58の高さは75mmで、その側壁は垂直方向に 対して角度7.5度をもって拡開している。主要な移行部34においては、それ ぞれの側壁34c、34fの拡開度は垂直方向に対して角度30度である。この ような大きな角度にともなう流れの分離に対抗するために、移行部34により好 ましい圧力勾配を設ける。すなわち移行部34において、出口35、37の面積 は入口側の21−21面の面積より小さい。21−21面より67.8mmだけ 下方に位置する22−22面においては、壁34cと壁34fとの間の長さは1 75mmである。角度をつけた出口35、37はそれぞれ、傾斜長さ101.0 mm、幅28.6mmを有し、出口面積5776mm2となる。背壁34a−3 4b間、および前壁34d−34e間の交差線は、22−22面の下方50.5 mm の位置の流れ分割器32の先端部32aまで至る。移行部34の出口35、37 に、矩形状のふたつのまっすぐな部分42、44を設ける。まっすぐな部分42 、44は、これをかなり長く延ばして移行部34における偏向の損失を回復する 。その間には曲がり部分38、40は存在せず、偏向は、主要な移行部34によ り行われると同様に、プラスおよびマイナス30度である。流れ分割器32は、 角度60度を含む先端部を有する三角形状のウェッジである。好ましくは流れ分 割器32には、弧状の先端部、および壁42a、42bを外側に移動し流れ分割 器32のベースの長さを増加することにより、半楕円形あるいは翼型の外形とし た先端部(32b)を設ける。拡開器58における圧力の上昇は、摩擦の作用を 無視すれば、主要な移行部34において生ずる圧力低下に等しい。出口35、3 7の幅を増加させることにより流れ速度をさらに減少させ、かつ移行部34にお ける好ましい圧力勾配を達成することができる。 第11図に示すように、主要な移行部34の出口35、37の近傍には流れ の等位面52がある。注意すべきことは、移行部52は壁34c、34fに直角 に延びており、ここでは曲率はゼロである。移行部52が移行部34の中心に近 づくにつれて、曲面はさらに大きくなり、軸線Sに対応する移行部34の中心に おいて最大となる。かくして、移行部の六角形断面は、移行部34自体の中にお いて流れの流線の屈曲を実現する。六角形の主要な移行部の平均偏向効率は、側 壁による見かけ上の偏向の2/3以上、多分3/4あるいは75%であると考え られる。 第1図、第2図、第7図、第8図において、主要な移行部における角度10 度から2.5度という損失は、曲げ部分およびまっすぐな部分においてほとんど 充分に回復される。第9図、第10図において、主要な移行部における角度20 度からの5度という損失は、曲げ部分およびまっすぐな部分においてほとんど充 分に回復される。第11図、第12図において、主要な移行部における角度30 度からの7.5度という損失は、長く延ばしたまっすぐな部分においてほとんど 回復される。 つぎに第13図、第14図には、第1図、第2図の変形例を示しており、主 要な移行部34には四つの壁のみを設けてある。すなわち、背壁34abおよび 前壁34deである。6−6面断面は、第6b図に示すように、ほぼ矩形状を呈 する。他の例として、断面は半径がゼロの鋭い角部を有することができる。ある いは側壁34c、34fは、第17b図に示すように、まっすぐな部分がない準 円形状の断面であってもよい。4−4面および5−5面の断面は一般的に、第4 図および第5図に示すような形状であるが、ただし、背壁34a、34bは前壁 34e、34dと同様に、同一直線上にある。出口35、37はともに6−6面 にある。線35aは、曲がり部分38への角度付きの入口を示し、線37aは、 曲がり部分40への角度付きの入口を示す。流れ分割器32は角度20度を有す る鋭い先端部を有する。移行部34の左手および右手における流れの偏向は側壁 34c、34fの角度10度の多分20%、あるいはプラスおよびマイナス2度 の平均偏向である。曲がり部分38、40の角度付きの入口35a、37aは、 流れが主移行部34内において角度10度だけ偏向したことをうかがわせる。曲 がり部分38、40は、またこれに続くまっすぐな部分42、44も同様に、移 行部34内の角度8度の偏向損失を回復するが、ポート46、48からの偏向が プラスおよびマイナス30度と同程度に大きいことは期待することができない。 流れ分割器32は好ましくは、弧状の先端部、および第1a図のような半楕円形 あるいは翼型の外形とした先端部(32b)を設ける。 つぎに第15図、第16図に、第1図、第2図と同様のさらに他のノズルを 示す。移行部34には四つの壁のみを設けてある。すなわち、背壁34abおよ び前壁34deである。6−6面の断面は、第6b図に示すように弧状の角部を 有するか、あるいは他の例として鋭い角部を有する矩形状とすることができる。 4−4面および5−5面の断面は一般的に、第4図および第5図に示すような形 状であるが、ただし、背壁34a、34bは前壁34e、34dと同様に、同一 直線上にある。出口35、37はともに6−6面にある。本発明のこの実施例に おいては、出口35、37における偏向角度は、ゼロと考えられる。曲がり部分 38、40は、それぞれの流れを角度30度に偏向する。この場合において、流 れ分割器32が鋭い先端部を有していれば、ゼロ度を有する尖点の性質に従うが 、その構成は実際的ではない。したがって、壁38b、40bは減少した半径を 有し、流れ分割器32の先端部は、これを弧状とするか、および半楕円形あるい は好ましくは翼型の外形とした先端部(32b)を有する。全偏向は、曲がり部 分38、40のみによって与えられるプラスおよびマイナス30度である。まっ すぐな部分42、44の出口ポート46、48は、水平線から30度以下の角度 をもってこれを配置し、これは垂直方向に対して偏向した流れとなる。 壁42a、44aは、壁42b、44bより明らかに長い。壁42a、44 aの近傍における圧力勾配が好ましくないので、より大きな長さを設けて拡開さ せている。第15図、第16図のまっすぐな部分42、44を、第1図、第2図 、第7図、第8図、第9図、第10図、第13図および第14図において用いる ことができる。これらのまっすぐな部分42、44は、第11図、第12図にお いても用いることができるが、その効果はそれほどでもない。注意すべき点は、 曲がり部分38、40の最初の三分の一において、壁38a、40aが対応する 側壁34f、34cよりも少ない見かけ上の偏向を与えるということてある。し かしながら、この下流側において、張り出し壁38a、40a、42a、44a が、対応する側壁34f、34cよりも多くの見かけ上の偏向を与える。 製造してテストに成功した第13図、第14図と同様の最初の設計において 、側壁34c、34fはそれぞれ垂直方向に対して拡開角度5.2度を有し、背 壁34abおよび前壁34deはそれぞれ垂直方向に対して角度32.65度を もって収斂する。3−3面において流れの断面は、直径76mmの円形である。 4−4面において流れの断面は、長さ95.5mm、幅66.5mm、四つの隅 部において半径28.5mmである。5−5面において流れの断面は、長さ11 5mm、幅57.5mm、四つの隅部において半径19mmである。5−5面よ り下方に151.6mmの代わりに150mm下方に配置した6−6面において 、流れの断面は、長さ144mm、幅43.5mm、四つの隅部において半径5 mmであり、流れの面積は6243mm2である。曲がり部分38、40はこれ を省略してある。まっすぐな部分40、42の壁42a、44aは、6−6面に おいてそれぞれ側壁34f、34cと交差している。壁42、44aは、垂直方 向に対して角度30度をもって拡開しており、6−6面の下方95mmに延びて 、第7番目の平面に至る。三角形状の流れ分割器32の鋭い先端部は、角度60 度を有しており(第11図)、第7番目の平面にこれを配置してある。流れ分割 器 のベースは、第7番面の平面の下方110mmにある。出口ポート46、48は それぞれ、傾斜長さ110mmを有する。ポート46、48の開口部はメニスカ スの下方少なくとも150mmにこれを没入させる必要がある。幅1384mm のスラブについて毎分3.3トンの鋳造率では、定常波の高さは7〜12mmに すぎず、メニスカス内には表面渦は形成されず、1200mm以下にわたってモ ールドに振動が明らかに生じなかった。さらにこれより幅の大きなモールドにつ いても、生ずる振動は極小であった。大きな幅のモールドについてのこの極小の 振動は、壁42a、44aにおける流れの分離に起因すると考えられる。すなわ ち、端部における非常に急激な偏向、および流れ分割器32の鋭い先端部下流に おける流れの分離などに起因するものである。こうした最初の設計において、前 壁34abおよび背壁34deの角度2.65度の収斂が長く延ばしたまっすぐ な部分42、44に至るまで続いた。これらの部分は矩形状ではなく、半径5m mの隅部であったが、その代わりわずかに台形状で、出口ポート46、48の開 口部は幅35mm、その底部は幅24.5mmであった。わずかに台形状とした 部分は、ほぼ矩形状であると考える。 かくして本発明の目的を達成することができる。入口パイプおよび出口ポー トの間において流れ速度の拡開および減速を行わせることにより、ポートからの 流れの速度を減少することができ、ポートの長さおよび幅に沿った速度分布をほ ぼ均一化し、モールドにおける定常波の振動を減少することができる。反対方向 に向かうふたつの流れの偏向は、軸線対称から平面対称に移行する移行部の下方 に配置した流れ分割器によりこれを達成することができる。移行部における流れ を拡開かつ減速することにより、垂直方向に対してプラスおよびマイナス約30 度のトータルの流れ偏向を達成可能とし、安定した、均一な速度で出口に流れを 作ることができる。 さらに、反対方向に向かうふたつの流れの偏向は、流れの外側において負の 圧力を加えることにより、これを部分的に達成することができる。こうした負の 圧力は、主要な移行部の下流における側壁の拡開角度を増加することにより、こ れを部分的に作る。偏向は、内側の半径が外側の半径の明かな分数値であるとし ている曲面部分によりこれを作ることができる。主要な移行部自体における流れ の偏向は、角度180度以下をもって交差するそれぞれの前壁および背壁の一対 を備えた六角形の断面を有する移行部を設けることにより、これを達成すること ができる。弧状の充分大きな曲率半径の先端部を流れ分割器に設けることによっ て、製造によるか、あるいは明らかに下流に延びる先端部における流れの分離を 起こすことによるわずかな流れの振動による、よどみ点における乱れを回避する ことができる。 本発明において、ある特徴およびサブコンビネーシションについては、これ を採用可能であり、またサブコンビネーションの他の特徴を参考にすることなし に採用することができる。この点は、本発明のクレームから予想されるもので、 またその範囲内である。したがって、本発明は図示および既述の内容に限定され るものではなく、添付のクレームの既述によってのみその範囲を限定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA, US,UZ,VN (72)発明者 ジェイムズ デレック ドリコット カナダ国、L7P 3Y1 オンタリオ 州、バーリントン、レオミスタードライブ 2252

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 その内部を通して液状金属を流すための没入型エントリーノズルであっ て、 垂直方向に配置するとともに、一般的な軸対称性および第1の流れ断面領域 を有する入口パイプ部分と、 前記第1の流れ断面領域を有するとともに、二個あるいはそれ以上の前壁お よび二個あるいはそれ以上の側壁を有し、前記前壁の収斂角度を設けることによ り前記第1の断面領域の厚さを減少させ、かつ前記側壁の拡開角度を設けること により前記第1の断面領域の幅を増加させ、一般的には長く延ばしたかつ平面対 称性の第2の断面領域を形成した移行領域と、 前記液状金属の流れを前記移行領域から垂直方向に対して互いに反対側の方 向に角度をもって偏向してゆくふたつの流れに分割する手段と、を有することを 特徴とする没入型エントリーノズル。 2 前記移行領域は、断面面積を実質的に増加させることにより流れ速度を 実質的に減少させることを特徴とする請求項1記載の没入型エントリーノズル。 3 前記流れを分割する手段は、前記移行領域の下流側に配置した偏向部分 の間における流れ分割器を含む一対の偏向部分を有し、 これら偏向部分は、垂直方向に対してあらかじめ定めた角度をもって拡開す る側壁を有し、この側壁は、前記流れ分割器が形成する側壁にほぼ平行であるこ とを特徴とする請求項1記載の没入型エントリーノズル。 4 前記前壁の全収斂角度は、約2.0〜8.6度の範囲であることを特徴 とする請求項1記載の没入型エントリーノズル。 5 前記側壁の全拡開角度は、約16.6〜6.0度の範囲であることを特 徴とする請求項1記載の没入型エントリーノズル。 6 前記偏向部分は、それぞれの側において、垂直方向に対して約10〜8 0度の範囲の偏向角度を与えることを特徴とする請求項3記載の没入型エントリ ーノズル。 7 前記偏向部分は、それぞれの側において、垂直方向に対して約20〜4 0度の範囲の偏向角度、好ましくは約30度の偏向角度を与えることを特徴とす る請求項3記載の没入型エントリーノズル。 8 前記全収斂角度は、約5.3度であることを特徴とする請求項1記載の 没入型エントリーノズル。 9 前記全拡開角度は、約10.4度であることを特徴とする請求項1記載 の没入型エントリーノズル。 10 前記移行領域は、流れ速度を増加させるとともに、断面積を約38%増 加させることを特徴とする請求項2記載の没入型エントリーノズル。 11 溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エントリーノズル であって、 この没入型エントリーノズルは、 垂直方向に配置するとともに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と 、 この入口パイプ部分からの流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度を もって偏向するとともに、実質的に等しいあらかじめ定めた流れ断面領域を有す るふたつの流れに分割する手段と、の組み合わせであり、 前記流れ分割手段は、 ほぼ六角形の流れ断面領域を有する移行部と、 この移行部を含む拡大手段であって、ふたつの流れのあらかじめ定めた流れ 領域の総和が前記入口パイプ部分の前記ある流れ断面領域より明らかに大きいよ うにする拡大手段と、 流れの間に設けた第1の手段であって、流れの内側部分に正の圧力を加える とともに、曲率半径が十分に大きな弧状の先端部を有することにより流れを分離 させることなくよどみ点における変動を許容する第1の手段と、 流れの外側部分に負の圧力を加える手段と、 を有することを特徴とする没入型エントリーノズル。 12 溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エントリーノズル であって、 この没入型エントリーノズルは、 垂直方向に配置するとともに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と 、 この入口パイプ部分からの流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度を もって偏向する流れ分割手段と、の組み合わせであり、 前記流れ分割手段は、 流れの間に配置するとともに流れの内側部分に正の圧力を加える第1の手段 と、 流れの外側部分に負の圧力を加える第2の手段と、 を有することを特徴とする没入型エントリーノズル。 13 前記流れ分割手段は、垂直方向に対してあらかじめ定めた角度をもって 拡開する側壁を有する移行部を有するとともに、 前記第1の手段および前記第2の手段は、前記移行部の下流側に設けた一対 の偏向部分を有し、 これら偏向部分は、前記移行部の側壁に対応するそれぞれの壁を有するとと もに、前記あらかじめ定めた角度より明らかに大きな垂直方向に対しての角度を もって前記対応する壁が拡開する端部部分をそれぞれ有することを特徴とする請 求項12記載の没入型エントリーノズル。 14 前記第1の手段および前記第2の手段は、実質的にまっすぐな部分およ びほぼ矩形状の部分の一対を有することを特徴とする請求項12記載の没入型エ ントリーノズル。 15 前記第1の手段および前記第2の手段は、曲面部分およびほぼ矩形状の 部分の一対を有することを特徴とする請求項12記載の没入型エントリーノズル 。 16 前記曲面部分は、あらかじめ定めた半径の内側壁および外側壁を有する とともに、 この内側壁は、この外側壁の半径の半分より明らかに小さくない半径を有す ることを特徴とする請求項15記載の没入型エントリーノズル。 17 前記第1の手段および前記第2の手段は、前記曲面部分の下流側に配置 した実質的にまっすぐな部分およびほぼ矩形状の部分の一対をさらに有すること を特徴とする請求項15記載の没入型エントリーノズル。 18 溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エントリーノズル であって、 この没入型エントリーノズルは、 垂直方向に配置するとともに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と 、 この入口パイプ部分からの流れの速度を減少させる移行部を含む手段と、 この移行部からの流れを垂直方向に対して反対方向に角度をもって偏向した ふたつの流れに分割する手段と、の組み合わせであり、 前記移行部は、垂直方向に対してあらかじめ定めた角度をもって拡開する側 壁を有するとともに、前記ある領域より明らかに大きな出口の流れ断面領域を有 することを特徴とする没入型エントリーノズル。 19 前記移行部は、流れの速度を実質的に増加させることを特徴とする請求 項18記載の没入型エントリーノズル。 20 前記移行部は、流れの速度を実質的に変化させることがないとともに、 前記流れの速度を減少させる手段は、前記移行部の上流側に配置した拡開器 を含むことを特徴とする請求項18記載の没入型エントリーノズル。 21 前記移行部は、流れの速度を実質的に増加させるとともに、 前記流れの速度を減少させる手段は、前記移行部の上流側の配置した拡開器 を含むことにより、前記移行部により行われた流れの速度の増加よりも明らかに 大きな規模で流れの速度を減少させることを特徴とする請求項18記載の没入型 エントリーノズル。 22 溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エントリーノズル であって、 この没入型エントリーノズルは、 垂直方向に配置するとともに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と 、 この入口パイプ部分からの流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度を もって偏向する流れ分割手段と、の組み合わせであり、 前記流れ分割手段は、 前記流れの間にこれを配置するとともに、曲率半径が十分に大きな弧状の先 端部を有することにより、流れを分割することなくよどみ点における変動を許容 する手段であることを特徴とする没入型エントリーノズル。 23 前記流れ分割手段は、ほぼ半楕円形の外形を有する先端部を有すること を特徴とする請求項22記載の没入型エントリーノズル。 24 前記流れ分割手段は、最大厚さの翼弦位置より前方に、ほぼ対称翼部の 外形を有する先端部を有することを特徴とする請求項22記載の没入型エントリ ーノズル。 25 溶融したスティールを連続的に鋳造するための没入型エントリーノズル であって、 この没入型エントリーノズルは、 垂直方向に配置するとともに、ある流れ断面領域を有する入口パイプ部分と 、 この入口パイプ部分からの流れを垂直方向に対して互いに反対方向に角度を もって偏向する流れ分割手段と、の組み合わせであり、 前記流れ分割手段は、ほぼ六角形の流れ断面領域を有する移行部を含むこと を特徴とする没入型エントリーノズル。 26 前記移行部は、 ふたつの拡開する側壁と、 180度よりやや小さな角度を有するふたつの交差する前壁と、 180度よりやや小さな角度を有するふたつの交差する背壁と、を有し、 これら前壁および背壁が収斂していることを特徴とする請求項25記載の没 入型エントリーノズル。 27 前記流れ分割手段は、 実質的にまっすぐな部分、および前記移行部の下流側に配置したほぼ矩形状 の部分の一対を有することを特徴とする請求項25記載の没入型エントリーノズ ル。 28 前記まっすぐな部分は、 垂直方向に対してある角度に流れを誘導するとともに、 このある角度より小さな水平方向に対してある角度をもって配置した出口ポ ートを有することを特徴とする請求項27記載の没入型エントリーノズル。 29 前記流れ分割手段は、 一対の曲面部分、および前記移行部の下流側に配置したほぼ矩形状の部分の 一対を有することを特徴とする請求項25記載の没入型エントリーノズル。 30 前記流れ分割手段は、 実質的にまっすぐな部分、および前記曲面部分の下流側に配置したほぼ矩形 状の部分の一対を有することを特徴とする請求項29記載の没入型エントリーノ ズル。 31 前記まっすぐな部分は、 垂直方向に対してある角度に流れを誘導するとともに、 このある角度より小さな水平方向に対してある角度をもって配置した出口ポ ートを有することを特徴とする請求項14記載の没入型エントリーノズル。 32 前記第1の断面領域は、実質的に円形であることを特徴とする請求項1 記載の没入型エントリーノズル。
JP52724695A 1994-04-25 1995-04-25 浸漬型注入ノズル Expired - Fee Related JP3779993B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/233,049 1994-04-25
US08/233,049 US5785880A (en) 1994-03-31 1994-04-25 Submerged entry nozzle
PCT/CA1995/000228 WO1995029025A1 (en) 1994-04-25 1995-04-25 Submergent entry nozzle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10506054A true JPH10506054A (ja) 1998-06-16
JP3779993B2 JP3779993B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=22875676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52724695A Expired - Fee Related JP3779993B2 (ja) 1994-04-25 1995-04-25 浸漬型注入ノズル

Country Status (16)

Country Link
US (1) US5785880A (ja)
EP (1) EP0804309B1 (ja)
JP (1) JP3779993B2 (ja)
KR (1) KR100274173B1 (ja)
CN (1) CN1081501C (ja)
AT (1) ATE197685T1 (ja)
AU (1) AU696557B2 (ja)
BR (1) BR9507849A (ja)
CA (1) CA2188764C (ja)
CZ (1) CZ292263B6 (ja)
DE (1) DE69519480T2 (ja)
ES (1) ES2153479T3 (ja)
PL (1) PL179731B1 (ja)
RU (1) RU2176576C2 (ja)
UA (1) UA41997C2 (ja)
WO (1) WO1995029025A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087843A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Nisshin Steel Co Ltd 連鋳用浸漬ノズル
JP2006520694A (ja) * 2003-03-17 2006-09-14 ベスビウス クルーシブル カンパニー 動的安定化機能を有する浸漬式注入ノズル

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5944261A (en) * 1994-04-25 1999-08-31 Vesuvius Crucible Company Casting nozzle with multi-stage flow division
JP3096635B2 (ja) * 1996-03-29 2000-10-10 住友金属工業株式会社 偏平状の連続鋳造用ノズル
IT1284035B1 (it) * 1996-06-19 1998-05-08 Giovanni Arvedi Tuffante per la colata continua di bramme sottili
UA51734C2 (uk) * 1996-10-03 2002-12-16 Візувіус Крусібл Компані Занурений стакан для пропускання рідкого металу і спосіб пропускання рідкого металу через нього
IT1290931B1 (it) * 1997-02-14 1998-12-14 Acciai Speciali Terni Spa Alimentatore di metallo fuso per lingottiera di macchine di colata continua.
DE19724232C2 (de) * 1997-06-03 1999-04-15 Mannesmann Ag Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen von Brammen
ES2214796T3 (es) * 1998-11-20 2004-09-16 Sms Demag Ag Tubo de inmersion para fundicion para introducir masa fundida en una coquilla para la fundicion continua, especialmente de productos planos.
US6425505B1 (en) 1999-09-03 2002-07-30 Vesuvius Crucible Company Pour tube with improved flow characteristics
EP1255613A1 (en) * 2000-02-03 2002-11-13 Corning Incorporated Refractory burner nozzle with stress relief slits
AU6831601A (en) * 2000-06-23 2002-01-08 Vesuvius Crucible Co Continuous casting nozzle with pressure modulator
US6467704B2 (en) 2000-11-30 2002-10-22 Foseco International Limited Nozzle for guiding molten metal
DE10113026C2 (de) * 2001-03-17 2003-03-27 Thyssenkrupp Stahl Ag Tauchrohr für das Vergießen von Metallschmelze, insbesondere von Stahlschmelze
DE10117097A1 (de) * 2001-04-06 2002-10-10 Sms Demag Ag Tauchgießrohr zum Einleiten von Stahlschmelze in eine Kokille oder in eine Zwei-Rollen-Gießmaschine
JP4079415B2 (ja) * 2002-04-26 2008-04-23 黒崎播磨株式会社 薄スラブ連続鋳造用浸漬ノズル
DE10240491A1 (de) * 2002-09-03 2004-01-15 Refractory Intellectual Property Gmbh & Co.Kg Feuerfestes keramisches Tauchrohr
KR100551997B1 (ko) * 2003-08-27 2006-02-20 조선내화 주식회사 연속주조용 침지노즐
WO2005021187A1 (en) * 2003-08-27 2005-03-10 Chosun Refractories Co., Ltd. Submerged entry nozzle for continuous casting
US6997346B2 (en) * 2003-12-08 2006-02-14 Process Control Corporation Apparatus and method for reducing buildup of particulate matter in particulate-matter-delivery systems
WO2006010231A1 (en) * 2004-07-29 2006-02-02 Vesuvius Crucible Company Submerged entry nozzle
US7757747B2 (en) 2005-04-27 2010-07-20 Nucor Corporation Submerged entry nozzle
US20060243760A1 (en) * 2005-04-27 2006-11-02 Mcintosh James L Submerged entry nozzle
US7363959B2 (en) 2006-01-17 2008-04-29 Nucor Corporation Submerged entry nozzle with installable parts
CA2652436A1 (en) * 2006-05-16 2007-11-22 Celestica International Inc. Laminar flow well
GB0610809D0 (en) 2006-06-01 2006-07-12 Foseco Int Casting nozzle
US7926549B2 (en) * 2007-01-19 2011-04-19 Nucor Corporation Delivery nozzle with more uniform flow and method of continuous casting by use thereof
US7926550B2 (en) * 2007-01-19 2011-04-19 Nucor Corporation Casting delivery nozzle with insert
US8047264B2 (en) * 2009-03-13 2011-11-01 Nucor Corporation Casting delivery nozzle
US8225845B2 (en) * 2009-12-04 2012-07-24 Nucor Corporation Casting delivery nozzle
CN101966567A (zh) * 2010-10-19 2011-02-09 维苏威高级陶瓷(苏州)有限公司 薄坯板浸入式水口
BR112016010019B1 (pt) * 2013-11-07 2021-01-26 Vesuvius Usa Corporation bocal submerso para lingotar aço e instalação de lingotamento para lingotar vigas de metal
KR102080604B1 (ko) 2014-06-11 2020-02-24 아르베디 스틸 엔지니어링 에스.피.에이. 높은 질량 유량 분배를 위한 얇은 슬래브 노즐
CN104057077A (zh) * 2014-07-08 2014-09-24 华耐国际(宜兴)高级陶瓷有限公司 一种高拉速薄板坯浸入式水口
CN208976824U (zh) * 2017-05-15 2019-06-14 维苏威美国公司 用于铸造由金属制成的板坯的板坯水口以及用于铸造金属板坯的冶金组件
CN214161385U (zh) * 2019-05-23 2021-09-10 维苏威集团有限公司 浇铸水口
CN110695349B (zh) * 2019-11-21 2024-03-12 辽宁科技大学 一种csp薄板坯连铸高拉速浸入式水口及其制造方法
JP7201955B1 (ja) 2021-04-15 2023-01-11 品川リフラクトリーズ株式会社 連続鋳造用浸漬ノズル

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE444397B (sv) * 1982-10-15 1986-04-14 Frykendahl Bjoern Anordning for gjutning vid metallurgiska processer
IT1177924B (it) * 1984-07-24 1987-08-26 Centro Speriment Metallurg Perfezionamento negli scaricatori di colata continua
DE3623660A1 (de) * 1986-07-12 1988-01-14 Thyssen Stahl Ag Feuerfestes giessrohr
US5198126A (en) * 1987-02-28 1993-03-30 Thor Ceramics Limited Tubular refractory product
DE3709188A1 (de) * 1987-03-20 1988-09-29 Mannesmann Ag Ausgiessrohr fuer metallurgische gefaesse
JPS63303679A (ja) * 1987-06-05 1988-12-12 Toshiba Ceramics Co Ltd 鋳造用浸漬ノズル
DE3918228C2 (de) * 1989-06-03 1996-11-07 Schloemann Siemag Ag Tauchgießrohr zum Einleiten von Stahlschmelze in eine Stranggießkokille
US5205343A (en) * 1989-06-03 1993-04-27 Sms Schloemann-Siemag Aktiengesellschaft Pouring tube for feeding molten steel into a continuous casting mold
DE4032624A1 (de) * 1990-10-15 1992-04-16 Schloemann Siemag Ag Tauchgiessrohr zum einleiten von stahlschmelze in eine stranggiesskokille
DE4116723C2 (de) * 1991-05-17 1999-01-21 Mannesmann Ag Tauchausguß
DE4142447C3 (de) * 1991-06-21 1999-09-09 Mannesmann Ag Tauchgießrohr - Dünnbramme

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087843A (ja) * 1999-09-20 2001-04-03 Nisshin Steel Co Ltd 連鋳用浸漬ノズル
JP2006520694A (ja) * 2003-03-17 2006-09-14 ベスビウス クルーシブル カンパニー 動的安定化機能を有する浸漬式注入ノズル

Also Published As

Publication number Publication date
PL317025A1 (en) 1997-03-03
EP0804309B1 (en) 2000-11-22
CN1155858A (zh) 1997-07-30
CN1081501C (zh) 2002-03-27
CA2188764C (en) 2002-04-16
DE69519480D1 (de) 2000-12-28
JP3779993B2 (ja) 2006-05-31
CZ292263B6 (cs) 2003-08-13
DE69519480T2 (de) 2001-06-07
KR100274173B1 (ko) 2000-12-15
CZ311196A3 (en) 1997-03-12
ES2153479T3 (es) 2001-03-01
AU696557B2 (en) 1998-09-10
AU2252095A (en) 1995-11-16
CA2188764A1 (en) 1995-11-02
RU2176576C2 (ru) 2001-12-10
ATE197685T1 (de) 2000-12-15
PL179731B1 (pl) 2000-10-31
US5785880A (en) 1998-07-28
EP0804309A1 (en) 1997-11-05
WO1995029025A1 (en) 1995-11-02
KR970702113A (ko) 1997-05-13
BR9507849A (pt) 1997-09-16
UA41997C2 (uk) 2001-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3779993B2 (ja) 浸漬型注入ノズル
JP4583508B2 (ja) ダイヤモンドバック状の内部ジオメトリを有する鋳造用ノズルおよび変化する有効流出角を有する複数パート鋳造用ノズルならびにこれを通る液体金属の流動方法
US5944261A (en) Casting nozzle with multi-stage flow division
EP1603697B1 (en) Submerged entry nozzle with dynamic stabilization
AU757817B2 (en) Casting nozzle with diamond-back internal geometry and multi-part casting nozzle with varying effective discharge angles and method for flowing liquid metal through same
KR20000016735A (ko) 가는 슬라브를 연속 주조하기 위한 침수 노즐

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050415

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050606

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051221

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees