JPH10506146A - 熱可塑性樹脂適合性すすぎ助剤 - Google Patents

熱可塑性樹脂適合性すすぎ助剤

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JPH10506146A JP8511713A JP51171396A JPH10506146A JP H10506146 A JPH10506146 A JP H10506146A JP 8511713 A JP8511713 A JP 8511713A JP 51171396 A JP51171396 A JP 51171396A JP H10506146 A JPH10506146 A JP H10506146A
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Abstract

(57)【要約】 熱可塑性樹脂適合性の低発泡性すすぎ助剤および固体表面に水性すすぎ液のシーティングをもたらすための該助剤の使用法が開示される。該すすぎ助剤はアルキルポリグリコシド(APG)およびポリオキシエチレンを含むリバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーを含有する。このすすぎ助剤を水で希釈して得られる水性すすぎ溶液はポリカーボネートやポリスルホン等の熱可塑性樹脂に対して適合性がある。

Description

【発明の詳細な説明】 熱可塑性樹脂適合性すすぎ助剤 発明の分野 この発明はすすぎ助剤濃厚物、皿等の物品のすすぎに用いられるすすぎ水溶液 、および物品の洗浄におけるこの種のすすぎ助剤やすすぎ水溶液の使用に関する 。 発明の背景 一般的な住居や商業的な施設において広く利用されている自動食器洗浄機には 種々の食器洗浄サイクルがあり、各サイクルはいくつかの段階、例えば浸漬、予 備洗浄、主洗浄、すすぎ、殺菌および乾燥等の段階から成る。このような食器等 の物品の洗浄サイクルのすすぎ段階においては物品に残存する洗剤組成物やほぐ された汚れを完全に除去するためにすすぎ水またはすすぎ水溶液が利用される。 ノニオン性化合物(例えば、脂肪アルコールエトキシレート等)を含有するすすぎ 助剤濃厚物は、特に各種施設用の食器洗浄機においては、すすぎ水またはすすぎ 水溶液に溶解させて利用される。これは、すすぎ後に洗浄された皿等の物品から すすぎ水を均一かつ迅速に流し切るかまたは除去することによってしみの発生を 最小にし、乾燥を促進させるためである。すすぎ助剤の一般的な作用については 例えば、モルガンソンらによる米国特許第4,624,713号明細書を参照され たい。 一般的には、物品のすすぎ段階における発泡は望ましくない。これは、発泡に よってすすぎ水の作用が低減し、洗浄機からのすすぎ水の溢流がもたらされるか らである。従って、消泡特性を有する低発泡性の1種または2種以上の界面活性 剤をすすぎ助剤に配合するのが好ましい。 すすぎ助剤に一般的に配合されている多くの界面活性剤は中性または酸性の化 合物である。界面活性剤がシーティング(sheeting)特性を発揮して洗浄された物 品からの除水が促進される機構は完全には解明されていない。しかしながら、液 体と固体状物品の表面との間の表面エネルギーまたは界面張力が界面活性剤によ って低減されることは重要な要因である。 ノニオン界面活性剤はシーティングを改良するためにすすぎ助剤に配合される 場合が多い。モルガンソンらによる米国特許第4,624,713号明細書には界 面活性剤と尿素を含有する固体状すすぎ助剤が開示されている。モルガンソンら は、両側にポリオキシエチレンブロックが結合してポリオキシプロピレンブロッ クを中央部に有するポキオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロックコポリ マーがすすぎ助剤用界面活性剤として有用であることを明らかにしている。また 、彼らは、両端部にポリオキシプロピレンブロックが結合したポリオキシエチレ ンブロックを中央部に有する「リバース プルロニック(reverse PLURON IC)」型界面活性剤もこのような用途に有用であることを究明した。ポリオキシ プロピレン含有ブロックコポリマーおよびポリオキシエチレン含有ブロックコポ リマーをすすぎ助剤に配合する技術も次の文献に記載されている:R.J.セレ サ、「ブロックおよびグラフト共重合」[ジョン・ウィリー・アンド・サンズ社発 行(1976年)]、第2巻、第31頁〜第37頁、第98頁〜第100頁、第1 54頁〜第155頁。 洗剤やすすぎ助剤を用いて台所用品や卓上食器類、例えば調理具、カップ、ス プーンおよびフォーク等を洗浄する場合には、この種の物品が腐蝕されることが よくある。カラバジャルによる米国特許第4,908,148号明細書には、自動 食器洗浄機用洗剤組成物によってもたらされるガラス製品の腐蝕を抑制する液状 のすすぎ助剤組成物が開示されている。この種のすすぎ助剤組成物はノニオン性 のポリオキシアルキレン界面活性剤を含有する。 今日では多くの台所用品や卓上食器類、例えば、調理具、プレートおよびカッ プ等はポリスルホンやポリカーボネート等のプラスチックから製造されている。 近代的な食器洗浄機を用いる洗浄条件下では、プラスチック製食器類は食器洗浄 用薬剤の化学的な作用を受ける(1990年12月6日に出願されたファン・デ ・ブロムによるヨーロッパ特許出願第90203211.9号明細書参照)。こ のような化学的作用はプラスチック製食器類等に応力亀裂をもたらす。このよう な応力亀裂は、プラスチック製の製品中の残留内部応力(または凍結応力)の解放 を促進する薬剤(通常は有機薬剤)に該製品がさらされたときにもたらされる亀裂 で ある。多くの常套のすすぎ助剤はプラスチック製の製品と適合しない成分を含有 するので、該製品を侵蝕して応力亀裂をもたらす。ファン・デ・ブロムは、プラ スチックを侵蝕するすすぎ助剤にアルキルポリグリコシド(APG)を配合した組 成物は、他のタイプのノニオン界面活性剤を基剤とするすすぎ助剤よりも該侵蝕 性を低減させることを該明細書に開示している。また該明細書には、該組成物に 長鎖ケトン型消泡剤を添加することは好ましいが、ノニオン界面活性剤はポリカ ーボネートに対する適合性が劣るので好ましい配合成分でないことも開示されて いる。 発明の概要 この発明は、1種または2種以上のアルキルポリグリコシド(APG)および3 種以上のブロックを有するノニオン性のポリオキシアルキレンブロックコポリマ ーを含有するすすぎ助剤を提供する。ポリオキシアルキレンブロックコポリマー は少なくとも1個の−(EO)e−(PO)p基、−(EO)e−(PO)p−R基、−(E O)e−(BO)b基または−(EO)e−(BO)b−R基を有する(e、pまたはbは5ま たはそれ以上の数を示し、RはC1-12アルキル基を示す)。有用な界面活性剤は リバースプルロニック、即ち、ポリオキシエチレン含有ポリオキシアルキレンブ ロックコポリマー、4種のブロックを有するブロックコポリマー、5種のブロッ クを有するブロックコポリマー、3以上のアーム(arm)を有するブロックコポリ マーおよびこれらの任意の混合物等である。 このすすぎ助剤は、水で希釈したときに、自動食器洗浄機内において台所用品 や卓上食器、例えばカップやフォーク等(特にポリカーボネートやポリスルホン のようなプラスチック製の食器類)を洗浄するのに有用な望ましいシーティング 特性を有する低発泡性の水性すすぎ溶液を生成するのに十分な量のAPGとポリ オキシアルキレンブロックコポリマーを含有する。好ましいノニオン性のポリオ キシアルキレンブロックコポリマー界面活性剤はリバースプルロニック型の(E O)eと(PO)pを有するもの(eは少なくとも5の数を示し、pは少なくとも5の数 を示す)、例えば、POおよび少なくとも1種の内部ブロックを有する末端ブロ ックを2以上有するブロックコポリマー等である。この場合、内部ブロックはE O のようなアルキレンオキシド含有ブロックまたは両者のヘテロポリマーブロック もしくはホモポリマーブロックを有する。「EO」はオキシエチレンユニット、即 ち、−(CH2CH2O)−を示し、「PO」はオキシプロピレンユニット、即ち、次 式: で表されるユニットを示し、「BO」はオキシブチレンユニット、即ち、次式: で表されるユニットを示す(nは5以上の数を示す)。「ポリオキシアルキレンブロ ックコポリマー」は、各々のオキシアルキレンモノマーユニットが相互に共有結 合したポリオキシアルキレンポリマーブロックから実質的に構成されるポリマー (隣接ブロック中のオキシアルキレンモノマーは相違する)を意味する。「−(EO )e−(PO)pポリオキシアルキレンブロックコポリマー」はポリオキシエチレンブ ロック(またはEOの多重ユニット)およびポリオキシプロピレンブロック(また はPOの多重ユニット)を含むブロックコポリマーを意味する。下付き文字eおよ びpは各々のブロック中のモノマーユニットの数を示す。「リバースー(EO)e含 有ブロックコポリマー」は、相互に結合した(EO)eブロックと別のポリオキシア ルキレン(例えば、ポリオキシプロピレンまたはポリオキシブチレン)のブロック を有し、ブロック鎖中の末端ブロックが他のポリオキシアルキレンブロックであ るブロックコポリマーを意味する。「すすぎ助剤(sinse aid)」または、「すすぎ 剤組成物(rinse agent composition)」は、水性すすぎ溶液を調製するために添 加剤とて水に添加するすすぎ剤を含有する組成物を意味する。「水性すすぎ液ま たはすすぎ組成物」は、食器類と直接接触するすすぎ助剤の希釈溶液を意味する 。「食器」は調理または食事のために使用する食物と接触する器または物品(台所 用品や卓上食器を含む)および料理や料理提供のために使用する用品、例えば、 料理用品、カップ、皿、ソーサー、スプーン、ナイフ、フォーク、ポットおよび パン等を意味する。「化学的適合性」または「適合性」という用語は、有機溶剤また は有機 物含有溶液にさらしたときに著しい応力亀裂の発生やプラスチックの劣化をもた らさない場合に用いる。 本発明によるすすぎ助剤は、市販のすすぎ助剤を含有する一般的な濃度のすす ぎ溶液に希釈したときに、所望のシーティング特性、低発泡性および熱可塑性樹 脂適合性をもたらすのに十分な量のAPGおよびノニオン性のポリオキシエチレ ン含有リバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーを含有する。 APGとポリオキシエチレン含有リバースポリオキシアルキレンブロックコポ リマーを含有する本発明によるすすぎ助剤から得られる水性すすぎ溶液は、AP G自体またはポリオキシアルキレンブロックコポリマー自体の場合に比べて、シ ーティング効果および熱可塑性樹脂適合性のいずれの点においても相乗的な促進 効果を示す。このような相乗効果があるので、良好なシーティングをもたらすた めのすすぎ助剤の添加は不要である。水性すすぎ溶液は熱可塑性樹脂、例えば、 ポリスルホンやポリカーボネートに対して適合性があるので、他の常套の成分、 例えば市販のすすぎ助剤(例えば、普通のタイプのポリオキシエチレン−ポリオ キシプロピレンブロックコポリマー)を含有する水性すすぎ溶液の場合に比べて 、応力亀裂損傷は著しく少ない。 発明の詳細な説明 「水性すすぎ溶液」は、洗浄後の食器(一般的には、すすぎ助剤を自動的に希釈 して所望の濃度の水溶液を調製する手段を備えた自動食器洗浄機を用いて洗浄し た食器)をすすぐための水溶液である。「すすぎ剤」は薬剤、例えば、固体表面と 水性すすぎ溶液との間の界面張力を低下させるための水性すすぎ溶液中に含まれ る脂肪アルコールエトキシレート等である。良好な水性すすぎ溶液は滑らかな固 体表面上で滑らかな水性層を形成し、該水性層は、染み形成性の可視小滴を該表 面に付着させることなく該表面から落下する。この過程は「シーティング(sheeti ng)」と呼ばれており、この過程はすすぎ溶液の表面張力を低下させることによっ て促進させることができる。前述のように、すすぎ助剤および水性すすぎ溶液は いずれもアルキルポリグリコシドおよびポリオキシエチレン含有リバースポリオ キシアルキレンブロックコポリマーを含有する。 アルキルポリグリコシド(APG) 本発明において使用することができるアルキルポリグリコシド(サッカリド部 分がグルコースのときはアルキルポリグルコシドとも呼ばれる)は天然から誘導 されるノニオン界面活性剤である。 本発明において使用できるアルキルポリグリコシドは、炭水化物を酸性条件下 において脂肪アルコールと縮合重合させることによって得られるポリサッカリド またはサッカリドの脂肪エーテル誘導体である。一般的には、トウモロコシを原 料とする炭水化物と動物油、ココナツ油およびヤシ仁油等の天然油から得られる 脂肪アルコールから誘導される。APGの誘導法は、例えば、マッカリーによる 米国特許第5,003,057号明細書に記載されているように、当該分野におい ては既知である(グリコシドの製造法とこれらの化学的特性に関する該明細書の 記載内容は本願明細書の一部を成すものである)。 本発明において使用できるアルキルポリグリコシドは炭水化物から誘導される 親水性基を含んでおり、1または複数の無水グルコースから成る。各々のグルコ ースユニットは2個のエーテル酸素原子、3個のヒドロキシル基および末端ヒド ロキシル基を有しており、このためグルコシドは水溶性となり、また、アルキル 炭素原子の存在により疎水性活性を有する。炭水化物分子が脂肪アルコール分子 と反応すると、1または複数の無水グルコースユニットを有するアルキルポリグ リコシド分子(即ち、モノグリコシドまたはポリグリコシド)が生成する。最終的 に得られるアルキルポリグリコシド生成物は一般的には、種々の濃度分布(重合 度)のグルコースユニットを有する。 本発明によるすすぎ助剤の調製に使用するAPGは好ましくはヘキソースまた はペントースのサッカリドまたはポリサッカリド基(即ち、モノサッカリド、ジ サッカリドおよびトリサッカリド等)および炭素原子数6〜20の脂肪族基を有 する。本発明に使用できるアルキルポリグリコシドは次の一般的Iで表される: (G)x−O−R I 式中、Gは炭素原子数5または6の還元サッカリド(例えば、ペントースまた はヘキソース等)から誘導される部分を示し、Rは炭素原子数6〜20の脂肪族 基を示し、xはポリグリコシド中のモノサッカリド繰り返しユニット数を表わす ポリグリコシドの重合度(D.P.)を示す。一般的には、xは個々の分子に基づ く整数であるが、APGの製造法においては統計的変動があるので、本発明によ るすすぎ助剤の配合成分として使用するAPGの場合には整数ではない平均値で あってもよく、好ましくは2.5よりも小さい数、より好ましくは1〜2の間の 数である。 Gが誘導されるサッカリドとしてはグルコース、フルクトース、マンノース、 ガラクトース、タロース、グロース、アロース、アルトロース、イドース、アラ ビノース、キシロース、リキソースおよびリボース等が例示される。入手の容易 性の観点からは、ポリグリコシドの製造原料としてはグルコースが好ましい。好 ましいポリグリコシドの置換基である脂肪族基は飽和しているのが好ましいが、 不飽和であってもよい。 一般に、市販のポリグリコシドはC8〜C16アルキル基を有しており、その平 均重合度は1.4〜1.6である。この発明においては、特定のアルキルポリグ リコシドは次の様にして記載する。即ち、「C12-16 G1.4」は、炭素原子数 12〜16のアルキル鎖を有し、アルキルポリグリコシド分子中の無水グルコー スユニットの平均重合度が1.4のポリグリコシドを意味する。市販のアルキル ポリグリコシドは活性成分を50〜70重量%含有する濃厚水溶液として供給さ れている。アルキルポリグリコシドは、例えば、ヘンケル社(Henkel Corp.) およびユニオン・カーバイド社(Union Carbide Corp.)から市販されてい る。 本発明において使用できるアルキルポリグリコシドの市販品(ヘンケル社製)を 以下の表1に例示する。アルキル基の炭素原子数およびAPGの平均重合度も表 1に示す。表1に示すAPG中のサッカリドの平均重合度は1.4〜1.7であ り、脂肪族基の鎖長はC8-10〜C12-16である。 本発明によるすすぎ助剤は常套のすすぎ助剤に比べて環境に対する有害な影響 は非常に小さい。本発明において使用するアルキルポリグリコシドは口腔や皮膚 に対する毒性が低く、哺乳類の組織に対する刺激も少ないので、食物と接触する 容器の洗浄に利用するのに特に適している。これらのアルキルポリグリコシドは 嫌気性条件および好気性条件においても生分解性であり、また、植物に対しても 毒性が低いので、本発明によるすすぎ助剤の環境適合性を改善する。アルキルポ リグリコシドは炭水化物特性と優れた水溶性を有するので、腐食性の高いビルダ ー配合物にも適合し得る。 上記の表1において、「異なる鎖長を有するAPGの比」は、市販のAPG試料 中の2種または3種の異なるアルキル鎖長を有するAPGの重量比を意味する。 例えば、「C8:C10(45:55)」は、試料中の約45%のAPGは炭素原子数8 のアルキル鎖を有しており、約55%のAPGは炭素原子数10のアルキル鎖を 有することを意味する。表1に例示するAPGは適度なシーティング特性を有し ており、ポリカーボネートやポリスルホンのような熱可塑性樹脂に対して化学的 な適合性を示す。APGは普通は起泡性を示すので、脱泡剤、例えば長鎖ケトン 脱泡剤をAPGに併用することができる。脱泡剤も優れたシーティングに寄与し 、熱可塑性樹脂と化学的な適合性を示すのが望ましい。本発明においては、(E O)eを含有するリバースブロックコポリマーは好ましい脱泡剤である。 本発明によるすすぎ助剤中のAPGの含有量は、該すすぎ助剤を市販のすすぎ 助剤を含有する一般的な水性すすぎ液の濃度まで水で希釈したときに、望ましい シーティング特性とプラスチック適合性がもたらされると共に、リバースポリオ キシアルキレンコポリマーの有効な脱泡特性が発揮されるのに十分な量にする。 このような水性すすぎ液はすすぎ助剤を5ppm以上含有する。APGの好ましい 配合量は本発明によるすすぎ助剤に対して約5〜95重量%、より好ましくは約 5〜10重量%である。すすぎ助剤および水性すすぎ液には2種以上のAPGを 含有させてもよい。 ノニオン性のポリオキシエチレン含有リバースポリオキシアルキレンブロック コポリマーの好ましい配合量は、すすぎ助剤に対して約5〜95重量%、より好 ましくは約5〜40重量%である。 リバースポリオキシアルキレンブロックコポリマー 前述のように、本発明によるすすぎ助剤はノニオン性の(EO)e含有リバース 型(または逆転型)ポリオキシアルキレンブロックコポリマー(該コポリマーはア ルコキシル化ブロックコポリマーとしても知られている)を含有する。リバース ポリオキシアルキレンブロックコポリマー、特に(EO)e−(PO)pブロックコポ リマーは、それ自体がかなりの起泡性を示すAPGの通常の発泡活性もしくは発 泡特性が発揮されることを効果的に阻害するか、または最少限に抑制する。多く の脱泡剤とは異なり、リバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーは水性 すすぎ液のシーティング特性を高める。熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート やポリスルホン等に対する化学的な作用に関しては、リバースポリオキシアルキ レンブロックコポリマーは、ポリオキシアルキレンブロックコポリマー鎖の末端 に−(EO)eブロックを有する普通型のポリオキシアルキレンブロックコポリマ ーよりも熱可塑性樹脂に対して良好な適合性を示すことが判明した。この種のリ バース型コポリマーのなかでも、リバースポリオキシエチレン−ポリオキシプロ ピレン[即ち、リバース−(EO)e−(PO)p]ブロックコポリマーはその他のリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマー、例えばポリオキシブチレンブロ ックを含有するこの種のコポリマー等に比べて、より良好な水溶性を有するので 特に好ましい。、 本発明において有用なポリオキシアルキレンブロックコポリマーはアルキレン オキシドを開始剤を用いて反応させることによって調製することができる。多官 能性開始剤は「多分枝状(multibranch)」または「多アーム状(multiarm)」のブロッ クコポリマーをもたらすので好ましい。開始剤として例えば、プロピレングリコ ール(二官能性)、トリエタノールアミン(三官能性)およびエチレンジアミン(四 官能性)を用いてエチレンオキシドとプロピレンオキシドの重合を開始させるこ とによって、それぞれ2個、3個および4個の分枝(即ち、ポリオキシアルキレ ンのアームもしくは線状ユニット)を有するリバースブロックコポリマーが得ら れる。この種の開始剤において、アームまたは分枝、例えば、ポリオキシエチレ ンブロック−(EO)e、ポリオキシプロピレンブロック−(PO)p、ポリオキシブ チレンブロック−(BO)b、−(EO)e−(PO)p、−(EO)e−(BO)b、または( EO)e−(PO)p−(BO)b等が結合する原子は炭素原子、窒素原子またはその他 の原子であってもよい。この種のコポリマーにおいては、(EO)eの量が多いと 該コポリマーの水溶性が高くなり、(PO)pまたは(BO)bの量が多いと該コポリ マーの熱可塑性樹脂に対する適合性が高くなる。ブロックコポリマー中の(EO) e、(PO)pおよび(BO)bの量は、一般的な濃度の水性すすぎ液においてリバー スブロックコポリマーが水溶性であって熱可塑性樹脂に対して適合性を示すよう に選択される。 本発明に用いるリバースブロックコポリマーにおいては、開始剤の残基に結合 するポリオキシアルキレンのアームまたは鎖は末端ブロックとして−(EO)e−( PO)yを有するのが好ましい(式中、xは約1〜1000の数を示し、yは約1〜 500の数を示すが、より好ましくはxは約5〜20の数を示し、yは約5〜20 の数を示す)。 リバースブロックコポリマーは直鎖状ポリマー、例えば次式IIで表されるブロ ックコポリマーであってもよい: (PO)y−(EO)x−(PO)y II 式中、xは約1〜1000、好ましくは約4〜230の数を示し、yは約1〜5 00、好ましくは約8〜27の数を示す。この種のコポリマーは開始剤としてプ ロピレングリコールを使用し、エチレンオキシドとプロピレンオキシドを付加さ せることによって調製することができる。ポリオキシアルキレンブロックを開始 剤の両末端に付加させることによってブロックコポリマーが得られる。この種の 線状ブロックコポリマーにおいては、一般に中央の(EO)xは開始剤の残基を含 んでおり、xは開始剤の両側部に結合したEOの総数を示す。一般的には、開始 剤の残基は式IIのような化学式には表示されない。これは、ポリオキシアルキレ ンブロックに比べてポリマー分子の大きさに比べて該残基の大きさが無視し得る 程度であり、またポリマー分子の特性に対する該残基の寄与が無視し得る程度だ からである。同様に、ポリオキシアルキレンブロックコポリマーの末端ブロック は−OH基で終るが、末端ブロックは−(PO)p、−(EO)xおよび−(PO)y等 で表示される。また、x,yおよびzはブロック中のモノマーユニットの平均数を表 わす統計的な値を示す。 リバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーは3よりも多くのブロック を有するポリマー、例えば、次式IIIで表されるような5ブロックを有するブロ ックポリマーである: (PO)z−(EO)y−(PO)x−(EO)y−(PO)z III 式中、xは約1〜1000、好ましくは約7〜21の数を示し、yは約1〜50 0、好ましくは約10〜20の数を示し、zは約1〜500、好ましくは約5〜 20の数を示す。 ブロック鎖は奇数または偶数のブロックを有していてもよい。また、別の態様 においては、より多くのブロック、例えば、6ブロック、7ブロック、8ブロッ クまたは9ブロックを有するコポリマーを、末端ポリオキシアルキレンブロック が(PO)pまたは(BO)bであるならば使用してもよい。 前述のように、リバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーは、開始剤の 残基であってもよい3官能性部分Tを含む分枝状構造を有していてもよい。この 種のブロックコポリマーは次式IVで表される: 式中、xは約0〜500、好ましくは約0〜10の数を示し、yは約1〜500 、好ましくは約5〜12の数を示し、zは約1〜500、好ましくは5〜10の 数を示す。 この種の分枝状構造をもたらす三官能性開始剤としてはトリエタノールアミン N(CH2CH2OH)3が例示される。トリエタノールアミンは例えば、次式Vで 表わされるような分枝状ブロック−(EO)e−(PO)pコポリマーをもたらす: 式中、xは約0〜500、好ましくは約0〜10の数を示し、yは約1〜500 、好ましくは約5〜12の数を示し、zは約1〜500、好ましくは約5〜10 の数を示す。 その他の適当な多官能性開始剤、例えば、トリオール等の炭素をベースとする ものであってもよい。このような開始剤から得られるコポリマーとしては次式VI で表されるものが例示される: 式中、xは約0〜10の数を示し、yは約5〜12の数を示し、zは約5〜10 の数を示す。 ポリオキシアルキレンのアーム数が4のリバースブロックコポリマーとしては 次式VIIで表されるポリマーが例示される: 式中、xは約1〜500、好ましくは約1〜100の数を示し、yは約1〜50 0、好ましくは約8〜32の数を示す。 多アーム状または多分枝状構造中の各々の分枝は、末端ブロックが−(PO)p ブロックまたは−(PO)p−R[式中、RはC1-12アルキルまたは−(BO)b(ブチ レンオキシドが1〜5モルのブロック)であるならば、2よりも多くのブロック を含んでいてもよい。この種のポリオキシアルキレンコポリマーの製造法は当該 分野においては既知であり、また、多くのこの種のコポリマーは市販されている 。例えば、BASFワイアンドット社(BASF Wyandotte Corporation)か ら「テトロニック(TETRONIC)Rシリーズ」として販売されている。後述の 実施例における熱可塑性樹脂に対する適合性を例証する評価試験で使用したリバ ース(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを以下の表2に示す。 本発明に用いるノニオン性のリバースポリオキシアルキレンブロックコポリマ ーの好ましい配合量はAPGも含有するすすぎ助剤あたり約5〜95重量%、よ り好ましくは約5〜40重量%である。 この明細書においては、リバース(EO)e−(PO)pブロックコポリマー、即ち 、−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを例示的に特に説明したが、その他の ポリオキシアルキレンブロックコポリマー、例えば、−(EO)e−(BO)bブロッ クコポリマーおよび−(EO)e−(PO)p−(BO)bブロックコポリマー等も−(E O)e−(PO)pブロックコポリマーの場合と同様にして、良好なシーティング特 性および熱可塑性樹脂適合性を有するすすぎ助剤やすすぎ液を調製するためにA PGと併用することができる。この場合、(BO)bブロックは−(EO)e−(PO) pブロックコポリマー中の(PO)pブロックの一部と置換する。当業者であれば、 本発明の実施態様に具体的に開示されていない物質を得るために(EO)e)(PO) pおよび(BO)b部分を導入して有機化合物を変性させることによって、本発明の 場合と同じようにして実質的にこれと同じ機能を付与させ、低発泡性、良好なシ ーティング性および熱可塑性樹脂(例えば、ポリカーボネートおよびポリスルホ ン等)に対する適合性を得ることができる。 前述のように、本発明によるすすぎ助剤に配合する(EO)e含有リバースブロ ッ クコポリマーの量は、該すすぎ助剤を、市販のすすぎ助剤から得られる水性すす ぎ液の一般的な濃度まで水を用いて希釈したときに望ましいシーティング性と熱 可塑性樹脂適合性をもたらすAPGを含有する水性すすぎ液を脱泡させるのに有 効な量である。(EO)e含有リバースブロックコポリマーの好ましい配合量はす すぎ助剤あたり約5〜約95%、より好ましくは約5〜40%である。APG対 (EO)e含有リバースブロックコポリマーの比がより高くなると、環境適合性は より高くなるが、起泡性のより高いすすぎ助剤が得られる。本発明によるすすぎ 助剤中のAPG対(EO)e含有リバースブロックコポリマーの比は好ましくは約 1:20〜約20:1、より好ましくは1:5〜2:1、特に約1:3〜約1:1、最 も好ましくは約1:3であり、これによって望ましい低発泡特性と共に、最良の 相乗的なシーティング性と熱可塑性樹脂適合性が得られる。しかしながら、該比 の選択はすすぎ助剤のこれらの2種の成分の入手性と経済的要件によっても左右 される。 水性すすぎ助剤の使用 本発明によるすすぎ助剤は一般的には水で希釈することによって、望ましいシ ーティング性、低発泡性および熱可塑性樹脂適合性を有するすすぎ液であって、 熱可塑性樹脂製物品のすすぎ処理に有効なすすぎ液として使用に供される。一般 的には、このような水性すすぎ液を調製する場合のすすぎ助剤と水との混合比は 約5ppm〜約1:10、好ましくは約50ppm〜約10,000ppmである。本発明 による水性すすぎ液中の水はすすぎ助剤に含まれる化学薬剤を溶解させる。一般 的には、すすぎ液中のすすぎ助剤に含まれる活性成分(即ち、APGおよびリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマー)の濃度は1〜10,000ppm、 好ましくは5〜500ppm、より好ましくは15〜125ppm、最も好ましくは2 0〜100ppmである。特に言及しない限り、ppm単位の全ての濃度はすすぎ助剤 の活性成分の濃度を意味する。水性すすぎ液のバランスは水である。公共的給水 施設からの水道水、蒸留水または脱イオン水等を使用してもよい。水は毒性がな く、入手が容易であるので好ましい溶媒である。 すすぎ助剤を利用に供するための一般的に知られている標準的な方法、例えば 、所望温度の流水をエダクターまたはベンチュリ管を通すことによってすすぎ助 剤を希釈のために吸い上げる方法によって本発明によるすすぎ助剤を利用に供す ることができる。本発明によるすすぎ助剤は、すすぎ助剤を自動的に希釈して水 性すすぎ液を調製する手段(例えば、前記のエダクター)および該すすぎ液を計量 分配する手段を具備するためにモニタリングを必要としない物品の自動洗浄シス テムにおいて利用してもよい。このような物品洗浄システムは、該手段を具備す る工業的な物品洗浄システムまたは家庭用食器洗浄システムであってもよい。 さらに、すすぎ助剤は所望の温度の水を用いて所望の濃度に希釈してもよく、 得られる水性すすぎ液は台所用品や卓上食器類、例えば台所用具、カップおよび 皿等のすすぎ処理に使用される。他の好ましい態様は、すすぎ助剤と水を、例え ば、2台の連動させた容量形ポンプを用いてすすぎ助剤と水を同時に汲み上げる 自動ディスペンサーを使用する態様である。 A.種々の界面活性剤または界面活性剤の併用によるシーティングの評価 本発明によるすすぎ助剤から調製された水性すすぎ液のシーティング特性を、 APG、リバースポリオキシアルキレンブロックポリマーまたは市販のすすぎ助 剤から調製された水性すすぎ液と比較することによって評価した。一連の試験に おいては、個々の界面活性剤または界面活性剤混合物のシーティング特性は、食 器洗浄機を用いる実際のすすぎサイクルにおける界面活性剤の濃度の関数として 評価した。発泡量も観察した。評価したブロックコポリマーを含有するすすぎ組 成物を表3に例示する。APGとリバースポリオキシアルキレンブロックコポリ マーを含有する本発明による水性すすぎ液を以下の表3に例示する。表3に示す 水性すすぎ液は120°Fまで安定である。 表3に示すすすぎ液には、使用を容易にするために種々の任意成分が配合され ている。例えば、「KATHON CG/ICP」はAPGを微生物の作用から保 護するのに有効な防腐剤であり、「SAP GREEN」は緑色の色素であり、「 SXS」、「DOWFAX 3B2」、「PETRO 22」、「NAS−8D」、「P ETRO AA」および「PETRO LBA」はいずれも市販のアニオン性ヒド ロトロープである。この種のアニオン性ヒドロトロープは組成物の安定性を保持 して経時的な相分離を防止するのに有効であるが、使用濃度においてはシーティ ング特性には影響を及ぼさない。これらのアニオン性ヒドロトロープはプラスチ ックに対しては「中性」であり、プラスチックを保護せず、またプラスチックに損 傷をもたらさない。すすぎ助剤組成物を物品のすすぎ処理に一般的に使用されて いる濃度まで希釈すると、任意成分は非常に低い濃度まで希釈されるので、該成 分 は有意な機能をもはや発揮しなくなる。 表3に示す配合組成物、特にポリマー2(PO13−EO16.5−PO12.5−EO1 6.5 −PO13)を含有する組成物が低発泡性であって、優れたシーティングをもた らすことが判明した。このような優れたシーティングは、陶磁器のような他の基 体よりも通常は悪いシーティングしか示さない熱可塑性樹脂製基体上においても 観察された。シーティング評価の結果を以下の実施例Iに示す。 表2に示すブロックコポリマーおよび表3に示す組成物に配合するブロックコ ポリマーはそれ自体では該組成物の場合のようなプラスチックに対する良好なシ ーティングをもたらさない。従って、APGとリバースー(EO)e−(PO)pブロ ックコポリマーとの併用によってシーティングに関して相乗的な効果がもたらさ れる。 実施例I この実施例は13種類の異なるタイプの基体についての水シーティングの評価 結果を示す。この評価に用いた基体にはポリカーボネート製皿、ポリカーボネー ト製タイル、ガラス製タンブラー、ガラス製プレート、ポリプロピレン製プレー ト、表面が滑らかなポリプロピレン製カップ、表面が粗いポリプロピレン製カッ プ、ポリプロピレン製トレー、ポリエステル製トレー、ポリスルホン製皿および ポリスルホン製スプーンが含まれる。これらの基体は入念に洗浄した後、シーテ ィング試験に供した。 ホットポイントソイル(Hotpoint soil)を0.2%含有する溶液を用いて基体 を汚した。ホットポイントソイルは「ブルーボンネット(BLUEBONNET)」 マーガリンおよび「カーネーション(CARNATION)」脱脂粉乳を907g(2 lb)対227gの割合で含有する。ホットポイントソイルをチャンピオン社製1K AB型物品洗浄機内の熱水道水に添加することによって濃度が0.2重量%のホ ットポイントソイル水性組成物を調製した。水温は約160〜180°Fとした 。基体と該水性組成物を物品洗浄機内に入れ、該洗浄機を30秒間運転させるこ とによって該基体を汚した。基体を汚した後、洗浄機から水を排出し、次いで基 体を洗浄機から取り出した。物品洗浄機内を熱水道水で満たし、0.2重量%洗 剤 溶液を用いて3分間洗浄した後、清浄な熱水道水を用いて3分間洗浄した。 次いで物品洗浄機内に熱水道水を満たし、温度を160°Fに保持し、基体を 物品洗浄機内に入れた。所定量のすすぎ助剤を洗浄水中に添加して洗浄水または 水性すすぎ溶液を所望の濃度にした。物品洗浄機を約30秒間作動させた後、作 動を停止させ、該洗浄機内に光を照らして基体から流れ落ちる排水を観察した。 基体からの水切れの状態が分類し、基体から流れ落ちる水の表面上にごく小さ なピンホールが観察される場合を「ピンホールシーティング」とした。ピンホール は排水が基体から流れ落ちるときに幾分大きくなってもよく、一部のピンホール は閉鎖していてもよく、また、新たなピンホールが形成されてもよい。基体から 水が切れたときに基体表面上には小さな水滴が残存してはならず、また、乾燥に よって基体表面上にしみは残らない。 排水が基体からランダムで不規則な状態で流れ落ちる場合を「シーティングな し」とした。水切り後の基体上には通常は小さな水滴の付着が観察される。 排水が基体から流れ落ちるときに孔や破断のないシート状の付着水が基体上に 観察される場合を「完全シーティング」とした。乾燥後の基体の表面上には水の小 滴やしみは観察されない。 上記のシーティングの観察結果の分類において、「完全シーティング」が観察さ れる場合のシーティング特性は基体に対して優れたものとみなされる。「ピンホ ールシーティング」が観察される場合のシーティング特性は良好とみなされる。 基体表面の異なる部位において「ピンホールシーティング」と「シーティングなし」 の両方が観察される場合のシーティング特性は普通とみなされる。「シーティン グなし」のみが観察される場合のシーティング特性は劣るとみなされる。 発泡性は、物品洗浄機を停止した後のすすぎ溶液の液面上の泡の高さを定規で 測定することによって評価する。泡が全く観察されないか、または痕跡量の泡し か観察されないすすぎ水溶液は「非常に低い発泡性」として評価する。1/4〜1 /2インチ(0.5〜1cm)の泡が観察されるすすぎ水溶液は「低発泡性」と評価す る。1〜2インチ(2.5〜5cm)の泡が観察されるすすぎ水溶液は「中発泡性」と 評価する。約3インチ(7cm)以上の泡が観察されるすすぎ水溶液は「高発泡性」と 評価する。 種々の界面活性剤、例えば、表1に示すようなAPG、表2に示すようなリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマー、およびこの種の界面活性剤の種 々の混合物に関するシーティング特性と発泡特性を評価した。表4に評価した界 面活性剤およびこれらの混合物を示す。 単一または混合界面活性剤は種々の濃度(すすぎ溶液に対してすすぎ助剤とし て活性な界面活性剤を重量換算で約20〜250ppm含有する濃度)においてシー ティング特性と発泡特性に関する評価をおこなった。すすぎ水溶液のシーティン グの評価はポリカーボネート製皿、ポリカーボネート製タイル、グラス、ガラス プレート、メラミン製プレート、陶磁器プレート、ポリプロピレン製プレート、 滑らかなポリプロピレン製カップ、粗いポリプロピレン製カップ、ポリプロピレ ン製トレー、ポリエステル製トレー、ポリスルホン製皿、ポリスルホン製スプー ンおよびステンレス鋼製ナイフについておこなった。 評価の結果、APGは非常に発泡性があることが判明した(高発泡性)。評価し た全てのリバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーはAPGと併用したと きに発泡性を望ましいレベルまで低減させるのに有効であった。リバース−(E O)e−(PO)pブロックコポリマーのなかでも、(PO)z−(EO)y−(PO)x−( EO)y−(PO)zブロックコポリマーはAPGと併用したときに発泡性を特に効 果的に低減させた。リバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーとAPGの 併用、特に(PO)z−(EO)y−(PO)x−(EO)y−(PO)zとAPG625の併 用により、以下に説明するように、シーティング性能が相乗的に高められた。 すすぎ水溶液の調製に水道水を使用した場合、リバース−(EO)e−(PO)pブ ロックコポリマーとAPGを含有する水溶液は、リバース−(EO)e−(PO)pブ ロックコポリマーまたはAPGを別々に含有する水溶液よりも優れたシーティン グ特性を示した。同様に、すすぎ水溶液の調製に軟化水道水を使用した場合、A PGおよび直鎖リバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを含有する水溶 液は、APGまたは直鎖リバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを別々 に含有する水溶液よりも優れたシーティング特性を発揮した。APGとリバース −(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを同じ濃度で含有する水溶液であっても 、軟化水道水を用いて調製したすすぎ水溶液の方が、水道水を用いて調製したす すぎ水溶液よりも優れたシーティング特性を示した。APGとリバース−(EO) e−(PO)pブロックコポリマーを3:1(重量比)の割合で含有するすすぎ水溶液 は良好なシーティング特性と適度もしくは中位の発泡特性を示すが、該重量比の 低下によって低発泡特性に改良されることが判明した。該重量比が1:1のとき には全体的に良好なシーティング特性と低発泡性が得られるが、1:3になると 全体的に最良のシーティング特性と低発泡性が得られる。多分枝状リバースポリ オキシアルキレンブロックコポリマー、例えば、TETRNIC 90R4、T ETRNIC 50R4、GENAPOL PN30およびポリマー10もAP Gと併用したときに良好なシーティング特性と低発泡性を発揮する。 市販のすすぎ助剤、例えば、A、B、CおよびDに比較しても、APGとリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマーを含有する組成物は匹敵し得るか または優れたシーティング特性と低発泡性を示した。 B.熱可塑性樹脂適合性の評価 界面活性剤によってもたらされる熱可塑性樹脂、例えば、ポリカーボネートお よびポリスルホン等の損傷をスクリーニング評価法によって評価した。内部応力 の非常に小さな熱可塑性樹脂ストリップを使用した。ストリップは評価前は室温 または加温下に保存した。界面活性剤または界面活性剤配合物、例えば、表4に 示すものの液滴をポリカーボネートおよびポリスルホン製の屈曲させてのばした ストリップ上に置いた。このストリップを最初の温度条件下で保存し、経時的な 損傷を観察した。応力亀裂や損傷の発生の有無を界面活性剤および界面活性剤配 合物の熱可塑性樹脂に対する適合性の評価の基準とした。APGはポリカーボネ ートやポリスルホンに対して適度に安全である(即ち、適度の適合性を示す)。リ バース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーもポリカーボネートやポリスルホ ンに対して適度の適合性を示す。リバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマ ーは、(EO)e末端ブロックを有する対応する正規(または普通)のタイプの−(E O)e−(PO)pブロックコポリマーよりもポリカーボネートやポリスルホンに対 してより良い適合性を示す。本発明によるすすぎ助剤がプラスチック製台所用品 に対して適合性を示す例としてポリカーボネートとポリスルホンを取り上げて評 価したが、該すすぎ助剤は洗浄において応力亀裂を発生しやすい他の熱可塑性樹 脂製物品の表面にも適用してもよい。 実施例II 熱可塑性樹脂に対するAPG/リバース−(EO)e−(PO)p ブロックコポリマーすすぎ助剤溶液の適合性 実施例IIは、ポリスルホンやポリカーボネートのような熱可塑性樹脂に対する 本発明によるすすぎ助剤の適合性の評価に関する。 ポリカーボネートやポリスルホンのような熱可塑性樹脂製ストリップを屈曲さ せてのばし(屈曲させて応力を加え)、これを、77℃(170°F)の界面活性剤 含有溶液中に浸漬し、破断点における引張り伸びを測定した。これらのストリッ プはドッグボーンビスケット(dog−bone−biscuit)形態の厚さが均一のストリッ プであって、長くて狭い中央部と拡大した両端部を有する。ポリカーボネートス トリップは厚さが0.2cmで、中央部が6.35cm×1.02cmであり、端部から 端部までの全長は10.16cmである。また、ポリスルホンストリップは厚さが 0.31cmで、中央部が10.16cm×1.27cmであり、端部から端部までの全 長は19.05cmである。INSTRON引張り強度測定機を用いてストリップ の破断点における引張り伸びの測定に際しては、拡大した両端部は一対のジョー (jaw)を用いて固定し、中央部を伸長させた。 界面活性剤含有溶液の熱可塑性樹脂に対する適合性の評価には、モーベイ・テ クニカル・マーケティング・インフォメーション(Mobay Technical Market ing Information)の「未強化熱可塑性樹脂に対する化学的適合性試験」に記載の 方法を利用した(この文献の記載内容も本明細書の一部をなすものである)。この 方法を簡単に説明すれば以下の通りである。ストリップを特定の曲率を有するス テンレス鋼製固定部材を用いて締めつけてストリップに応力を加えて選択された 溶液中に浸漬する。歪量は次式に従ってストリップの屈曲度に比例する: Emax(%)=[T/(2R+T)]×100 式中、Emaxはストリップ中の最大印加歪(%)を示し、Tはストリップの厚さを 示し、Rは固定部材の曲率半径を示す。 熱可塑性樹脂に対する適合性を評価するための溶液はすすぎ助剤として活性な 界面活性剤を重量換算で約125ppm含有する。この濃度は、実施例Iの評価を 含む評価に基づいたところ、本発明によるすすぎ助剤に関して望ましいシーティ ング特性をもたらすのに有効であった。 熱可塑性樹脂に対するすすぎ助剤の適合性を評価するための条件、例えば、界 面活性剤の濃度や温度等は物品洗浄機を用いて物品をすすぐときの一般的条件を 用いた。 浸漬後、ストリップは水を用いて十分にすすぎ、次いで温度23℃で相対湿度 50%の条件下で少なくとも3日間保存した。ストリップを肉視観察した後、I NSTRON引張り測定機を用いて応力と歪の関係を評価した。該測定機を用い る評価は、ストリップの拡大両端部をジョーで固定し、ストリップを一定の試験 速度(クロスヘッド速度)で伸長させながら張力(負荷)を連続的に記録することに よっておこなった。ストリップは破断するまで伸長させた。ストリップが破断す るまでの伸び(破断点伸び)を測定した。このインストロン評価によってストリッ プの機械的性質の完全性に関する知見が得られる。一般的には、破断点伸びは受 ける損傷に対して非常に敏感な逆比例関係を示す。界面活性剤含有溶液に浸漬中 にストリップが受ける損傷が大きいほど、破断点伸びは小さくなる。評価結果の 例を表5および表6に示す。 すすぎ助剤(または1種もしくは2種以上の界面活性剤)の熱可塑性樹脂に対す る適合性の評価においては、上記の適合性評価法で1%の歪をポリカーボネート ストリップに加えたときに破断点伸びが1cmまたはそれ以上の場合には、すすぎ 助剤は熱可塑性樹脂に対して良好な適合性を示すものとする。定性的には、1% の歪を加えたポリカーボネートストリップの破断点伸びが、上記評価法によって 評価した市販のすすぎ助剤「JET DRY」の場合よりも良好な値を示すときの すすぎ助剤は熱可塑性樹脂に対して適合性を示すものとみなされる。一般的には 、他のすすぎ助剤よりもポリカーボネートに対して適合性の高いすすぎ助剤は、 別 の熱可塑性樹脂、例えば、ポリスルホンに対しても、当該他のすすぎ助剤よりも 良好な適合性を示す。 表5は種々の界面活性剤または界面活性剤混合物(濃度125ppm)を含有する 溶液によるポリカーボネートに対する評価条件下での界面活性剤効果(即ち、損 傷効果)を示す。表5に示す界面活性剤または界面活性剤混合物は表2に示すA PG625、ポリマー1およびポリマー2、表3に示す水性すすぎ液(1)、(2) 、(4)、(5)、(6)および(8)並びにAPG625とポリマー2の1:3混合物 である。 APG625は次式で表されるポリグリコシドの混合物であり、ヘンケル社の エネルギークループから50%水溶液として市販されている。 CnH2n+1O(C6105)x 式中、nは12、14または16を示し(平均値12.8)、xは平均値1.6を示す 。評価に使用したリバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーの構造は表2 に示す。表5は、すすぎ助剤として活性な界面活性剤を125ppmの濃度で含有 するすすぎ水溶液によるポリカーボネートに対する界面活性剤損傷効果を示すも ので、該濃度は市販のすすぎ助剤、例えば、「JET DRY」を含有するすすぎ 水溶液の濃度に匹敵する濃度である。表6は、すすぎ助剤として活性な界面活性 剤を125ppmの濃度で含有する水性すすぎ液(6)によるポリスルホンに対する 界面活性剤損傷効果を示す。表5および表6に示すすすぎ溶液の詳細な配合処方 は表3に示す。前述のように、APGとリバースブロックコポリマーの両方を含 有するすすぎ溶液は、市販のすすぎ助剤を含有するすすぎ溶液と比較して同等ま たはそれ以上のシーティング特性を示す。 表5から明らかなように、歪のないときには、APG625、ポリマー1およ びポリマー2はポリカーボネートストリップに損傷をもたらす点では水道水の場 合と十分匹敵し得る効果を示す。歪が低い場合(0.6%)、APGとリバースポ リオキシアルキレンブロックコポリマーの併用により、APGまたは水道水の単 独使用の場合と同等の効果が得られ、また、リバースポリオキシアルキレンブロ ックコポリマーの単独使用の場合よりも良好な効果が得られた。歪が約1%の場 合、APGとリバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーの併用により、 APGまたはリバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーの単独使用の場 合よりも良好な効果が得られた。このような併用により、大部分の場合は水道水 の場合と十分に匹敵し得る効果が得られた。歪が1.6%の場合、APGとリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマーの併用により、水道水の場合と十 分に 匹敵し得る効果は得られないが、APGまたはリバースポリオキシアルキレンブ ロックコポリマーの単独使用の場合よりも良好な効果が得られた。表5の結果を 要約すれば、ポリカーボネートに対する応力亀裂抑制効果の点で、APGとリバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマーの併用によって相乗効果が得られ る。 表6は水性すすぎ液(6)のポリスルホンに対する界面活性剤効果を示す。表6 は、歪が0.6%まではAPGとリバースポリオキシアルキレンブロックコポリ マーの併用によりポリスルホンに対する適合性の点で水道水の場合と十分に匹敵 し得る効果が得られることを例示するもので、この結果は、表5に示すポリカー ボネートに対する水性すすぎ液のコポリマーの併用により、ポリカーボネートの 場合と同様に、ポリスルホンに対しても優れた適合性が得られる。 浸漬評価、例えば、表5および表6に示す結果に基づき次のことが判明した。 APGまたはリバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーの単独使用によっ ては、例えば、ポリカーボネートやポリスルホンに対して適度の適合性(即ち、 適度の安全性)が得られるにすぎないが、両者の併用により、単独使用の場合よ りもより優れた適合性(即ち、損傷性がより少ない)が得られる。このような併用 により、上記の方法によりポリカーボネートに対する評価において1cmまたはそ れ以上の破断点伸びが得られ、多く場合、3cmまたはそれ以上の破断点伸びが得 られる。 表3に示すすすぎ助剤を評価し、同等の濃度の市販のすすぎ助剤A、B、Cお よびDと比較した。APGとリバース−(EO)e−(PO)pブロックコポリマーを 含有するすすぎ助剤はポリカーボネートやポリスルホンのような熱可塑性樹脂に 対して優れた適合性を示すことが判明した。本発明によるすすぎ助剤は上記の市 販のすすぎ助剤に比べて優れた熱可塑性樹脂適合性を示すだけでなく、優れたシ ーティング特性を示す。 実施例IおよびIIに示すデータは本発明の実施の態様を例示するものであり、 これらによって本発明の範囲と請求の範囲が限定されるものではない。 明細書中で使用する百分率や比は、特に言及しない限り重量に基づくものであ る。上記の好ましい態様に関連して本発明の特徴や利点を詳細なポリマー構造、 原料、機能およびプロセスと共に説明したが、これらはいずれも例示的な開示に すぎない。当業者には明らかなように、本発明の技術的思想と範囲を逸脱するこ となく、多種多様な変更や修正等を加えた態様が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)アルキルポリグリコシドおよび(b)ポリオキシエチレンを含むノニオン 性のリバースポリオキシアルキレンブロックコポリマーを含有する水性すすぎ助 剤。 2.水で希釈して水性すすぎ溶液を調製したときに、該溶液に望ましいシーテ ィング性と低発泡性を付与するのに十分な量のアルキルポリグリコシドおよびポ リオキシエチレンを含むノニオン性のリバースポリオキシアルキレンブロックコ ポリマーを含有する水性すすぎ溶液をもたらす請求項1記載のすすぎ助剤。 3.水性すすぎ溶液がすすぎ助剤を約1ppmよりも多く含有する請求項2記載 のすすぎ助剤。 4.水性すすぎ溶液がすすぎ助剤を約10〜10,000ppmよりも多く含有す る請求項3記載のすすぎ助剤。 5.ポリオキシエチレンを含むノニオン性のリバースポリオキシアルキレンブ ロックコポリマーの量が、すすぎ助剤を水で希釈して調製して得られる溶液に低 発泡性を付与して望ましいシーティング性をもたらすのに十分な量である請求項 1記載のすすぎ助剤。 6.アルキルポリグリコシドが炭素原子数5または6の還元サッカリドユニッ ト1〜3個および炭素原子数5〜30の脂肪族部分を有する請求項1記載のすす ぎ助剤。 7.すすぎ助剤中のアルキルポリグリコシドおよびリバースポリオキシアルキ レンブロックコポリマーの含有量がそれぞれ5〜95重量%および5〜95重量 %である請求項1記載のすすぎ助剤。 8.(a)アルキルポリグリコシド5〜10重量%および(b)リバースポリオキシ アルキレンブロックコポリマー5〜40重量%含有する請求項1記載のすすぎ助 剤。 9.ポリオキシエチレンを含むリバースブロックコポリマーが、−(EO)x−( PO)y[式中、EOは−CH2CH2O−を示し、POは−CH3CHCH2O−を 示し、xは1〜1000の数を示し、yは1〜500の数を示す]を有するリバー スポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーである請求項 1記載のすすぎ助剤。 10.ポリオキシエチレン含有リバースブロックコポリマーが次式で表されるポ リマーである請求項1記載のすすぎ助剤: (PO)y(EO)x(PO)y (式中、xは1〜100の数を示し、yは1〜500の数を示す) 11.xが4〜230の数を示し、yが8〜27の数を示す請求項10記載のすす ぎ助剤。 12.ポリオキシエチレン含有リバースブロックコポリマーが次式で表されるポ リマーである請求項1記載のすすぎ助剤: ((PO)y(EO)x)2T((EO)x(PO)y)2 (式中、Tは4官能性結合部分を示し、xは1〜500の数を示し、yは1〜5 00の数を示す) 13.xが1〜100の数を示し、yが8〜32の数を示す請求項12記載のすす ぎ助剤。 14.ポリオキシエチレン含有リバースブロックコポリマーが次式で表されるポ リマーである請求項1記載のすすぎ助剤: (PO)z(EO)y(PO)x(EO)y(PO)z (式中、xは1〜1000の数を示し、yは1〜500の数を示し、zは1〜50 0の数を示す) 15.xが7〜21の数を示し、yが10〜20の数を示し、zが5〜20の数を 示す請求項14記載のすすぎ助剤。 16.ポリオキシエチレン含有リバースブロックコポリマーが次式で表されるポ リマーである請求項1記載のすすぎ助剤: T((PO)x(EO)y(PO)z)3 (式中、Tは3官能性結合部分を示し、xは0〜500の数を示し、yは1〜5 00の数を示し、zは1〜500の数を示す) 17.xが0〜10の数を示し、yが5〜12の数を示し、zが5〜10の数を示 す請求項16記載のすすぎ助剤。 18.ブロックコポリマーが次式で表されるポリマーである請求項16記載のす すぎ助剤: N{(CH2CH2O)(PO)x(EO)y(PO)z}3 19.ブロックコポリマーが次式で表されるポリマーである請求項16記載のす すぎ助剤: 20.下記の成分(a)および(b)を含有する水性すすぎ助剤であって、水で該助剤 を5〜10,000ppmの濃度に希釈したときに、所望のシーティング、低発泡性 および熱可塑性樹脂適合性を有する水性すすぎ溶液をもたらす水性すすぎ助剤: (a)炭素原子数5または6の還元サッカリドユニット1〜3個および炭素原子 数5〜30の飽和もしくは不飽和脂肪族基を有するアルキルポリグリコシド5〜 10重量%、および (b)−(EO)x−(PO)yユニット(式中、xは5〜20の数を示し、yは5〜20 の数を示す)を有するノニオン性のリバースポリオキシアルキレンブロックコポ リマー5〜40重量%。 21.アルキルポリグリコシドおよびノニオン性のポリオキシエチレン含有リバ ースポリオキシアルキレンブロックコポリマーを含有し、所望のシーティングと 低発泡性を有する水性すすぎ溶液。 22.アルキルポリグリコシドが炭素原子数5または6の還元サッカリドユニッ ト1〜3個および炭素原子数5〜30の飽和または不飽和脂肪族基を有する請求 項21記載の水性すすぎ溶液。 23.ポリオキシエチレン含有リバースポリオキシアルキレンブロックコポリマ ーがポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを含む請求 項21記載の水性すすぎ溶液。 24.アルキルポリグリコシドを5〜10,000ppmおよびリバースポリオキシ エチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを5〜10,000ppm含有 する請求項23記載の水性すすぎ溶液。 25.アルキルポリグリコシドを20〜200ppmおよびリバースポリオキシエ チレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーを20〜200ppm含有する 請求項24記載の水性すすぎ溶液。 26.下記の成分(a)および(b)を含有し、所望のシーティング、低発泡性および 熱可塑性樹脂適合性を有する水性すすぎ溶液: (a)炭素原子数5または6の還元サッカリドユニット1〜3個および炭素原子 数5〜30の飽和または不飽和脂肪族基を有するアルキルポリクリコシド5〜1 0,000ppm、および (b)−(EO)x(PO)y(式中、xは5〜20の数を示し、yは5〜20の数を示す )で表されるユニットを有するノニオン性のリバースポリオキシアルキレンブロ ックコポリマー5〜10,000ppm。 27.下記の工程(i)および(ii)を含む卓上食器または台所用品の洗浄方法: (i)食器洗浄機内において卓上食器または台所用品を水性洗浄剤と接触させて 該食器または用品を洗浄し、 (ii)アルキルポリグリコシドおよびポリオキシエチレン含有リバースポリオキ シアルキレンブロックコポリマーを含有し、所望のシーティングおよび低発泡性 を有する水性すすぎ溶液を洗浄済の該食器または用品と接触させる。 28.水性すすぎ溶液が熱可塑性樹脂適合性を有する請求項27記載の方法。
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